JPWO2010021259A1 - ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム - Google Patents

ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010021259A1
JPWO2010021259A1 JP2010525660A JP2010525660A JPWO2010021259A1 JP WO2010021259 A1 JPWO2010021259 A1 JP WO2010021259A1 JP 2010525660 A JP2010525660 A JP 2010525660A JP 2010525660 A JP2010525660 A JP 2010525660A JP WO2010021259 A1 JPWO2010021259 A1 JP WO2010021259A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dart
clothes
width
human body
body model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010525660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5414677B2 (ja
Inventor
淳子 川崎
淳子 川崎
眞司 森本
眞司 森本
秀憲 坪井
秀憲 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shima Seiki Manufacturing Ltd filed Critical Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority to JP2010525660A priority Critical patent/JP5414677B2/ja
Publication of JPWO2010021259A1 publication Critical patent/JPWO2010021259A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5414677B2 publication Critical patent/JP5414677B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41HAPPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A41H3/00Patterns for cutting-out; Methods of drafting or marking-out such patterns, e.g. on the cloth
    • A41H3/007Methods of drafting or marking-out patterns using computers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

ダーツを形成する位置をモニタから指定し、その位置での衣服と人体モデルとの距離と、衣服の周長と人体モデルの周長との差を求める。人体モデルとの距離に応じて周長の差を各ダーツに分配し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とする。ダーツをほぼ自動的にデザインできる。

Description

この発明はダーツのデザインの自動化に関する。
スカートやスーツなどの衣類ではダーツが用いられる。ダーツの作成前のパターンペーパー、即ちトワルを人台、即ち人体のモデルに着せ付け、人台に対する余りを摘んだり切り込んだりすることにより、ダーツはデザインされる。人台にパターンペーパーを着せ付けてパターンペーパーを修正する作業はトワルチェックと呼ばれ、熟練を要する作業である。このためダーツのデザインは熟練した作業者による手労働で行われる。ダーツのデザインに関して、特許文献1:JP1996-325821Aの[0071]−[0073]は、デザイン装置上で衣服を掴んでダーツ量を見積ることができるとしている。しかし特許文献1はダーツのデザインがどのように行われるのかを記載していない。
JP1996-325821A
この発明の課題は、ダーツのデザインを自動化することにある。
この発明は、人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションし、シミュレーションにより得られた画像をカラーモニタに表示しながら、衣服のデザインを行う、デザイン方法において、
ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成ステップと、
各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出ステップと、
ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出ステップと、
各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定ステップと、
人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定ステップを設け、
前記デザイン部で、生成ステップで生成した位置で幅決定ステップで決定した幅を持ち、かつ長さ決定ステップで求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインすることを特徴とする。
またこの発明は、人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションするシミュレーション部と、シミュレーションにより得られた画像を表示するカラーモニタと、衣服のデザインを行うデザイン部、とを備えた装置において、
ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成手段と、
各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出手段と、
ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出手段と、
各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定手段と、
人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定手段を設け、
前記デザイン部で、生成手段で生成した位置で幅決定手段で決定した幅を持ち、かつ長さ決定手段で求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインするようにしたことを特徴とする。
さらにこの発明は、人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションするシミュレーション部と、シミュレーションにより得られた画像を表示するカラーモニタと、衣服のデザインを行うデザイン部、とを備えたコンピュータシステムを、ダーツのデザイン装置として機能させるために、
前記コンピュータシステムを、
ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成手段と、
各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出手段と、
ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出手段と、
各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定手段と、
人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定手段と、
前記デザイン部で、生成手段で生成した位置で幅決定手段で決定した幅を持ち、かつ長さ決定手段で求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインする手段として機能させる、ダーツのデザインプログラムにある。
この発明では、例えばダーツの形成位置をオペレータが入力すると、自動的にダーツの形成位置での衣服と人体モデルとの距離を求める。また衣服の周長と人体モデルの周長との差を求め、ダーツの形成位置から人体モデルまでの距離に応じて、周長の差を各ダーツに分配し、ダーツの幅とする。そして衣服が人体モデルとほぼ接触する点、即ち衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点、までダーツを延長し、ダーツの終点とする。従って、ダーツの幅と長さを自動的にデザインできる。ダーツの幅は衣服が人体モデルに自然に接するように定められ、ダーツの長さは衣服が自然に人体モデルに接する点で終わるように定められる。従って衣服が人体にフィットするように、ダーツをデザインできる。
この明細書において、デザイン方法に関する記載はそのままデザイン装置やデザインプログラムにも当てはまり、デザイン装置に関する記載はそのままデザイン方法やデザインプログラムにも当てはまる。衣服は布帛からなるものでも、編地等からなるものでも良い。
ダーツの形成位置は例えばマニュアルで指定するが、ダーツの個数を指定すると、データベース等に記憶させた経験則に基づき、ダーツの形成位置を自動的に決定するようにしても良い。
衣服を人体が着装するには、ある程度のゆとり、即ち隙間が必要である。そこで衣服と人体モデルとの距離を取り扱う際に、両者の距離を計算し、計算した距離から所要の隙間を引いても良い。この場合、距離が0で衣服は人体モデルに密着する。しかし衣服と人体モデルとの計算上の距離から予め所要の隙間を引いたものを、距離としても良い。この場合、距離が0で、衣服と人体モデルとの間には適切な隙間がある。このことは衣服と人体モデルとの周長の差の算出でも同様で、周長の差を求めた後に所要のゆとりを引いても良く、この場合、周長の差が0で、衣服は人体モデルに密着する。あるいはまた、予め所要のゆとりを持たせるように周長の差を求めても良く、この場合、周長の差が0で衣服と人体モデルとの間に適切な隙間がある。
好ましくは、長さ決定ステップでは、ダーツの延長線上の複数の位置で衣服と人体モデルとの距離を求め、求めた距離が大きいほどダーツの幅が大きくなるように、前記延長線に沿った各ダーツの幅を決定する。
このようにすると、人体モデルと衣服との距離が直線的に減少する場合、直線的なダーツとなる。そして人体モデルと衣服との距離が直線的でなく変化する場合、曲線的なダーツとなる。ダーツの各部で、ダーツの幅が人体モデルとの距離に応じて変化するので、より人体にフィットするダーツが得られる。
また好ましくは、衣服の左右半身に対して、ダーツの形成位置とダーツの幅とダーツの長さとを決定し、得られたダーツの形成位置と幅と長さを衣服の左右他の半身に左右対称にコピーする。
実際の人体は左右がほぼ対象なので、左右の半身に対してダーツをデザインし、他の半身に左右対称にコピーすると、ダーツのデザインでのデータ処理量を約1/2にできる。また左右各々に対してダーツを最初からデザインすると、例えばダーツの形成位置や幅、あるいは長さが左右で対称でないことが生じる。ダーツの形成位置が左右で対称でないのは、多くの場合、ダーツの形成位置が不適切に入力されたからである。また幅や長さが左右で対称でないのは、着装状態のシミュレーションで、衣服が左右対称に着装されず、このため衣服と人体モデルとの距離が左右で非対称なためである場合が多い。そこで左右の半身に対するダーツのデザインを他の半身にコピーすることは、デザイン上もかえって良い結果を生むことが多い。
実施例のデザイン装置のブロック図 実施例でのダーツのデザインアルゴリズムを示す図 実施例でのダーツの長さ(深さ)を示す図で、A)は側面視でのダーツの長さを、B)は正面視でのダーツの長さを示す。 実施例での人体モデルとパーツとの隙間を示す図 ダーツの幅が曲線的に変化する例を示す図 ダーツの幅が直線的に変化する例を示す図 左右一方でのダーツのデザインを他方にコピーする例を示す図 スカートのパターンペーパーを人体モデルに着装させた状態を示す図で、右側にウェストでの人体モデルとパターンの断面を示す スカートのパターンペーパーを人体モデルに着装させた状態を示す図で、右側にヒップでの人体モデルとパターンの断面を示す 実施例でダーツを作成したパターンペーパーの着装状態を示す図 ダーツ作成前と作成後のパターンを示す図 実施例で作成した種々のダーツを示す図 実施例でのバストの高さからのダーツ幅の算出を示す図
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図13に、実施例での、ダーツを有する衣服のデザインを示す。デザイン装置2はコンピュータシステムから成り、4はバス、6はカラーモニタ、8はマウス、10はキーボード、12はカラープリンタである。マウス8に代えて、トラックボールやジョイスティック、スタイラスなどを用いてもよい。14はLANインターフェースで、16はCD−ROMやUSBメモリなどのリムーバブルメモリであり、18はスキャナで、デザイン画像の読み込みなどを行う。
20は汎用のメモリで、画像以外のデータやプログラム、ファイルなどを記憶し、22は画像メモリで、画像データを記憶する。デザイン装置2は図示しないCPUやグラフィックユニットなどを備え、これらとメモリ20、画像メモリ22、及びメモリ20に記憶したデザインプログラムにより、パーツ接合部24〜デザイン編集部39を実現する。
パーツ接合部24は、衣服の袖、襟、前身頃、後身頃、ポケット、袖口などの各パーツを接合し、衣服の形状とすると共に、衣服のパターンデータを記憶する。3Dシミュレータ26は、人体モデル記憶部30に記憶した人体モデルに対し、パーツ接合部24で生成した仮想的な衣服を着装させ、着装結果を3次元的にシミュレーションする。この結果、仮想的な衣服を人体モデルが着装した状態を表す、3次元データが得られる。位置合わせ部28は衣服の中心(図4のB点)と人体モデルの中心(図4のA点)を左右方向に関して位置合わせする。人体モデル記憶部30は人体モデルの3次元データを記憶し、人体モデルは個々の人に対応しない一般的なモデルでも、人体形状の実測値に基づくものでもよい。
ダーツ配置部32は衣服に対してダーツを配置する。ダーツは例えば1つの水平面内に複数配置され、例えばウェストの周囲などに配置する。隙間処理部34は、ダーツを配置する線に沿って、パターンデータから衣服の周長を求め、人体モデルの周長との差を求める。衣服が厚さを持っている場合、衣服の内側の周長を求める。人体モデルが衣服を着装するためには、ある程度のゆとりが必要である。ゆとりに対応するパラメータとしてゆとりd,fを考え、dは周長でのゆとりで、fは衣服の内面から人体モデルの表面までの距離のゆとりである。そして隙間処理部34では、衣服と人体モデルの周長の差Sからゆとりdを引いたもの(S−d)を、各ダーツに分配する。なお衣服では、前身頃と後身頃との間などの縫合部でもダーツと同様の重ね縫いを行い、これは通常ダーツとは呼ばないが、処理の内容がダーツと同じなので、この明細書ではダーツに含める。前身頃と後身頃の縫合部は位置を指定する必要がない。隙間処理部34は、3Dシミュレーション結果から、衣服の内面と人体モデルとの距離を求め、この距離に比例するように、周長の差Sからゆとりdを引いたものを各ダーツに分配し、分配された値がダーツの幅となる。
隙間処理部34はさらに、人体モデルの軸方向に沿って、即ちスカートなどの場合であればウェストからヒップの方向に向かって、またブラウスやジャケットなどの場合であればウェストから胸囲及びヒップの方向に向かって、即ち上下双方にダーツを延長する。そして延長線上の複数の点で、衣服と人体モデルとの距離に応じてダーツの幅を決定する。例えば、ウェストの位置で求めたダーツの幅を、延長線上での人体モデルと衣服との距離に比例して変化させる。この時、ダーツの延長線上では、周長の差を求めなくても良い。あるいはダーツの延長線上の各点で、衣服と人体モデルとの周長の差と、人体モデルと衣服との距離とを求めて、周長の差を各ダーツに分配しても良い。隙間処理部34はさらに、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの間隔を測定し、間隔がゆとりf以下になると、ダーツの終点とする。fは例えば各ダーツに対して共通の定数である。
ダーツ形状作成部36は、ダーツ配置部32で求めたダーツの起点と、隙間処理部34で求めたダーツの幅及びダーツの終点を用いて、ダーツの形状を決定する。このようにして、二等辺三角形状あるいは曲線状のダーツ形状を決定する。ダーツの配置、隙間の処理(ダーツの幅と長さ)、及びダーツ形状は、衣服の左右半身に対して処理すれば良く、コピー部38でこれらのデータを衣服の他の半身に対し左右対称にコピーする。以上のようにして、ダーツのデザインが決定されると、デザイン編集部39で衣服のデザインデータを変更し、デザインデータにダーツを追加する。
図2〜図7により、ダーツのデザインを説明する。衣服をデザインし、3次元的に人体モデルへの着装状態をシミュレーションする。例えば図3の40は衣服のパターンであり、ここにパターンはパターンデータないしはパターンペーパーの意味で、データ処理上はパターンデータの意味である。42は人体モデルである。図3A)は着装状態を側面視で示し、B)は正面視で示している。また●でダーツの位置(基点)を示す。この位置から図の矢印方向にダーツを延長し、衣服がほぼ人体モデルに接する点がダーツの終点となる。このためダーツの終点でパターン40は人体モデル42にフィットする。
ダーツの幅は図4〜図6のようにして決定する。以下添え字iはダーツの番号を示し、Liは衣服の内周から人体モデルの表面までの距離を表し、人体モデルや衣服は左右対称とするので、左右対称な2つのダーツは、衣服から人体モデルまでの距離が等しい。さらに人体モデルの中心をA,衣服の中心をBとし、これらが左右方向にずれている場合、着装シミュレーションに問題があるものとして、左右方向の中心位置を一致させる。また図4の下側が前面を、上側が背面を示す。
ウェストなどの位置で、人体モデルの周長は既知で、衣服の内周の周長もパターンデータ、あるいは3Dシミュレーションデータから求まる。そしてこれらの差から、衣服を着装するために必要なゆとりdを引き、これをダーツに分配する。例えば周長の差をS、衣服と人体モデルとの距離をLi、周長に必要なゆとりをd、人体モデルと衣服との距離に必要なゆとりをfとすると、i番目のダーツの幅Wiは、
Wi=(S−d)×(Li−f)÷Σ(Li−f) となる。
次に人体モデルの軸方向に沿って、図3の場合ウェストからヒップへ向けて、ダーツを延長し、途中の複数の位置で距離Liがどのように変化するかを求める。この状況を図5,図6に示し、パターン40のやや内側の一点鎖線はゆとり分の隙間を示す。そして求めたLiに応じてダーツの幅を変化させると、図5のような曲線的なダーツ、あるいは図6のような直線的なダーツが得られる。
これらの処理は左右対称な複数のダーツの半数について実行すれば良く、残る半数にはダーツの配置と形状をコピーすればよい。図7にこの状況を示し、例えばパターン40の左右半身に対して3箇所のダーツ形成位置P1〜P3を指定し、これに応じて人体モデルとの距離L1〜L3と、周長の差Sの1/2のS/2を求め、残る半身に対してダーツ形成位置P1'〜P3'を求め、ダーツの幅L1〜L3は左右対称とすればよい。
図8〜図11にダーツのデザイン例を示す。図8は人体モデルと周囲のパターンペーパー(ダーツ形成前)を示し、図の右側は人体モデル(細線)とパターン(太線)をウェストでの水平断面で示している。また図9はヒップの位置での人体モデルとパターンペーパーの断面を示している。そして例えば図8の右上の、人体モデルと周囲のパターンの断面表示で、左右半身に対しダーツの形成位置をマウスなどで指定する。断面表示から指定する代わりに、側面視や正面視、あるいは背面視などから、例えば人体モデルとパターンをゆっくり回転させながら、ダーツの位置を指定しても良い。しかしながら断面から入力すると、より正確にダーツの位置を入力できる。
ダーツの位置は衣服の1周分入力しても良いが、好ましくは左右半身分入力すればよい。ダーツを設ける位置にはある程度の経験則があるので、例えばダーツの個数のみを入力し、これを経験則に従って例えばウェストの周囲に配置しても良い。ダーツを自動的に配置する場合、パターンは通常は前後に2分されているので、前後のパターンの境界に縫い代が必要で、この部分にもダーツを設ける。そしてこれ以外のダーツを、前後の適宜の位置に経験則に従って配置する。
図10は実施例のようにしてダーツを形成したパターンペーパーの着装状態を示し、図の右側にウェスト位置でのパターンペーパーと人体モデルの断面を示す。図10でウェストから下向きにパターンペーパー上を走る線はダーツを表す。
図11はダーツ作成前のパターンと、ダーツ作成後のパターンを示し、スカートの前側(図の右側)と後側(左側)とを示している。51〜55,51'〜55'は通常のダーツで、これらのダーツは左右対称に配置され、56,56'は縫い合わせ位置のダーツである。
ダーツはスカートに限らずジャケット、ワンピース、その他種々の衣類に対し適用でき、婦人服に限らず、子供服や紳士服にも適用できる。またスカートの種類は任意である。図12の60〜66はパーツの例で、パーツ60は前身頃、パーツ61は後身頃であり、パーツ62は前身頃の左右半身である。またパーツ64はスカートの前半分の左右半身で、パーツ66はスカートの半身64の上側に縫製するパーツである。70〜76はダーツで、ダーツ70,71,73ではウェストの位置から上下両側にダーツが細くなっている。このため図の横線で示したウェストの位置から上下両側にダーツを延長し、ダーツの形状を決定する。ダーツ72は胸の部分で、パーツ62を立体的に膨らませるためのダーツである。ダーツ74,76では、ダーツ74の上端とダーツ76の下端とが重なるように、パーツ66,64が縫合される。
ダーツ72のように、立体的な膨らみを設けるためのダーツ形状の決定を図13に示す。バストトップの位置が既知なので、そこから衣服の左右の端までの距離rが求まる。ダーツ72により、バストトップを中心に衣服が盛り上がり、ダーツ72による切り込み角θが大きいほどhは大きくなる。盛り上がるべき高さをhとし、ダーツの切り込み角θをラジアン単位で表す。バストトップの周囲で衣服が円錐状を成すものとすると、円錐の頂点から周囲までの距離はrで、高さはhであり、円錐の底面の周長はr×(2π−θ)となる。従って円錐の底面での半径Rは R=r・(1−θ/2π) で、ピタゴラスの定理から、
h=(r−R)1/2=r(θ/π)1/2(1−θ/4π)1/2≒r(θ/π)1/2(1−θ/(8π))
となる。そこでhとrとからθが求まり、ダーツの幅が定まる。他の点では図1〜図11の実施例と同様で、ダーツ72は例えば左右対称である。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) ダーツの形成位置を入力するだけで、自動的にダーツのデザインができる。
(2) ダーツの幅や長さも、衣服が人体モデルにフィットするように自動的に求めることができる。
(3) ダーツの終点は衣服が人体モデルにほぼフィットする位置となる。
(4) ダーツの延長線上の各部で衣服と人体モデルとの距離を求めるので、ダーツは起点と終点のみでなく、途中の各位置において衣服と人体モデルがフィットする。
実施例では、3Dシミュレーションで、衣服のどの位置が人体モデルのどの位置に対応するかを求め、衣服の周長自体は求めた位置に沿ってパターンデータから求める。また衣服と人体モデルとの距離は3Dシミュレーションから求める。しかし3Dシミュレーションにより変形した衣服の周長を求めても良い。
2 デザイン装置 4 バス 6 カラーモニタ 8 マウス
10 キーボード 12 カラープリンタ
14 LANインターフェース 16 リムーバブルメモリ
18 スキャナ 20 メモリ
22 画像メモリ 24 パーツ接合部 26 3Dシミュレータ
28 位置合わせ部 30 人体モデル記憶部 32 ダーツ配置部
34 隙間処理部 36 ダーツ形状作成部 38 コピー部
39 デザイン編集部 40 パターン 42 人体モデル
45,46 ダーツ 51〜55 ダーツ
56,56' 縫い合わせ位置 60〜66 パーツ
70〜76 ダーツ

D1〜D3 ダーツの深さ L1〜L3 隙間 P1〜P2 ダーツ位置
P3 縫い合わせ位置 A 人体モデルの中心 B パターンの中心
この発明は、人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションし、シミュレーションにより得られた画像をカラーモニタに表示しながら、デザイン部により衣服のデザインを行う、デザイン方法において、
ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成ステップと、
各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出ステップと、
ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出ステップと、
各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定ステップと、
人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定ステップを設け、
前記デザイン部で、生成ステップで生成した位置で幅決定ステップで決定した幅を持ち、かつ長さ決定ステップで求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインすることを特徴とする。

Claims (9)

  1. 人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションし、シミュレーションにより得られた画像をカラーモニタに表示しながら、衣服のデザインを行う、デザイン方法において、
    ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成ステップと、
    各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出ステップと、
    ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出ステップと、
    各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定ステップと、
    人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定ステップを設け、
    前記デザイン部で、生成ステップで生成した位置で幅決定ステップで決定した幅を持ち、かつ長さ決定ステップで求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインすることを特徴とする、ダーツのデザイン方法。
  2. 長さ決定ステップでは、ダーツの延長線上の複数の位置で衣服と人体モデルとの距離を求め、求めた距離が大きいほどダーツの幅が大きくなるように、前記延長線に沿った各ダーツの幅を決定することを特徴とする、請求項1のダーツのデザイン方法。
  3. 衣服の左右半身に対して、ダーツの形成位置とダーツの幅とダーツの長さとを決定し、得られたダーツの形成位置と幅と長さを衣服の他の半身に左右対称にコピーすることを特徴とする、請求項1または2のダーツのデザイン方法。
  4. 人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションするシミュレーション部と、シミュレーションにより得られた画像を表示するカラーモニタと、衣服のデザインを行うデザイン部、とを備えた装置において、
    ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成手段と、
    各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出手段と、
    ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出手段と、
    各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定手段と、
    人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定手段を設け、
    前記デザイン部で、生成手段で生成した位置で幅決定手段で決定した幅を持ち、かつ長さ決定手段で求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインするようにしたことを特徴とする、ダーツのデザイン装置。
  5. 長さ決定手段では、ダーツの延長線上の複数の位置で衣服と人体モデルとの距離を求め、求めた距離が大きいほどダーツの幅が大きくなるように、前記延長線に沿った各ダーツの幅を決定することを特徴とする、請求項4のダーツのデザイン装置。
  6. 衣服の左右半身に対して、ダーツの形成位置とダーツの幅とダーツの長さとを決定し、得られたダーツの形成位置と幅と長さを衣服の他の半身に左右対称にコピーすることを特徴とする、請求項4または5のダーツのデザイン装置。
  7. 人体モデルに対する衣服の着装状態を3次元的にシミュレーションするシミュレーション部と、シミュレーションにより得られた画像を表示するカラーモニタと、衣服のデザインを行うデザイン部、とを備えたコンピュータシステムを、ダーツのデザイン装置として機能させるために、
    前記コンピュータシステムを、
    ダーツを形成する位置を衣服上に複数生成するための生成手段と、
    各ダーツを形成する位置において、衣服と人体モデルとの距離を求めるための距離算出手段と、
    ダーツを形成する複数の位置に沿って衣服の周長と人体モデルの周長との差を求めるための周長算出手段と、
    各ダーツを形成する位置での衣服と人体モデルとの距離が大きい程ダーツの幅を増し、かつ前記周長の差が大きい程ダーツの幅を増すように、各ダーツの幅を決定するための幅決定手段と、
    人体モデルの軸方向に沿ってダーツを延長し、ダーツの延長線上で衣服と人体モデルとの距離が所定値以下となる点をダーツの終点とするように、各ダーツの長さを決定するための長さ決定手段と、
    前記デザイン部で、生成手段で生成した位置で幅決定手段で決定した幅を持ち、かつ長さ決定手段で求めた点を終点とするように、衣服にダーツをデザインする手段として機能させる、ダーツのデザインプログラム。
  8. 長さ決定手段では、ダーツの延長線上の複数の位置で衣服と人体モデルとの距離を求め、求めた距離が大きいほどダーツの幅が大きくなるように、前記延長線に沿った各ダーツの幅を決定することを特徴とする、請求項7のダーツのデザインプログラム。
  9. 前記コンピュータシステムを、衣服の左右半身に対して、ダーツの形成位置とダーツの幅とダーツの長さとを決定し、得られたダーツの形成位置と幅と長さを衣服の他の半身に左右対称にコピーする手段として機能させることを特徴とする、請求項7または8のダーツのデザインプログラム。
JP2010525660A 2008-08-21 2009-08-10 ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム Expired - Fee Related JP5414677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010525660A JP5414677B2 (ja) 2008-08-21 2009-08-10 ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212352 2008-08-21
JP2008212352 2008-08-21
PCT/JP2009/064107 WO2010021259A1 (ja) 2008-08-21 2009-08-10 ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム
JP2010525660A JP5414677B2 (ja) 2008-08-21 2009-08-10 ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010021259A1 true JPWO2010021259A1 (ja) 2012-01-26
JP5414677B2 JP5414677B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=41707137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010525660A Expired - Fee Related JP5414677B2 (ja) 2008-08-21 2009-08-10 ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2322047B1 (ja)
JP (1) JP5414677B2 (ja)
CN (1) CN102131414B (ja)
WO (1) WO2010021259A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106066898B (zh) * 2015-04-21 2020-03-06 艺能国际发展有限公司 三维全成型针织衫及产生其三维针织纸样的方法和系统
EP3267397B1 (en) * 2016-07-08 2019-08-21 Dassault Systèmes Computer-implemented method for positioning patterns around an avatar
EP3547264B1 (de) * 2018-03-27 2023-07-19 KM.ON GmbH Verfahren zur erzeugung einer stricktechnisch herstellbaren abwicklung einer oberfläche eines dreidimensionalen körpers

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR8907318A (pt) * 1988-03-16 1991-03-19 Minnesota Mining & Mfg Sistema computadorizado relacionado com a modificacao de moldes de roupa baseado sobre medidas de corpo,sistema de armazenamento de dados computadorizado para armazenar dados de molde de roupa e estrutura de armazenamento de dados
US4926344A (en) * 1988-03-16 1990-05-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Data storage structure of garment patterns to enable subsequent computerized prealteration
JPH08325821A (ja) 1995-05-22 1996-12-10 Toyobo Co Ltd 衣服の製造方法及び着装シミュレーション装置
JPH10134095A (ja) * 1996-10-28 1998-05-22 Toray Ind Inc 組立構造体の組立状態解析方法、衣服の着用状態解析方法ならびに衣服の製造方法および製造支援装置
FR2808908A1 (fr) * 2000-05-12 2001-11-16 Tpc Internat Procede de conception graphique tridimensionnelle de vetement
GB0101371D0 (en) * 2001-01-19 2001-03-07 Virtual Mirrors Ltd Production and visualisation of garments
JP2005154956A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Digital Fashion Ltd 仮想型紙作成装置、仮想型紙作成方法、仮想型紙作成プログラム及び仮想型紙作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
FR2894783B1 (fr) * 2005-12-19 2011-06-10 Lectra Sa Dispositif et procede de conception d'un vetement
JP4890036B2 (ja) * 2006-01-27 2012-03-07 株式会社カルタ ニットデータ作成方法及び装置並びにプログラム
CN101105817A (zh) * 2006-07-12 2008-01-16 猫王国际开发有限公司 服装辅助设计系统及方法
JP4966003B2 (ja) * 2006-12-28 2012-07-04 株式会社島精機製作所 布帛パターンの作成装置と作成方法、作成プログラム
CN101216863A (zh) * 2008-01-16 2008-07-09 中山大学 一种处理服装热舒适度的三维可视化方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2322047A4 (en) 2014-02-19
CN102131414A (zh) 2011-07-20
CN102131414B (zh) 2014-05-14
JP5414677B2 (ja) 2014-02-12
EP2322047A1 (en) 2011-05-18
EP2322047B1 (en) 2015-01-21
WO2010021259A1 (ja) 2010-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2635294C1 (ru) Способ и система интерактивного создания предметов одежды
EP2849594B1 (en) Method for drafting garment patterns from photographs and style drawings
EP1595465A1 (en) Computer-assisted clothing design method
US20140360030A1 (en) System and Method for Drafting Garment Patterns
Li et al. Modeling 3D garments by examples
US20200342641A1 (en) Method and apparatus for creating digital clothing
JP5414677B2 (ja) ダーツのデザイン方法とデザイン装置及びデザインプログラム
WO2016032943A1 (en) System and method for drafting garment patterns
JP5431173B2 (ja) 着装シミュレーション装置とシミュレーションプログラム
Fang et al. Expert‐based customized pattern‐making automation: Part I. Basic patterns
JP6501684B2 (ja) アパレル製品のデザイン装置
JP5161229B2 (ja) 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム
JP6153377B2 (ja) 衣類のデザイン装置
Zhu et al. Dual adaptive adjustment for customized garment pattern
KR101665652B1 (ko) 3d 의상 착장 시뮬레이션 방법 및 장치
JP5543961B2 (ja) 着装シミュレーション装置及びシミュレーションプログラム
JP2004070519A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
US20210342493A1 (en) Improving garment design processes with 3d cad tools
JPWO2003024261A1 (ja) 仮想型紙表示装置、仮想型紙表示方法、仮想型紙表示プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5651582B2 (ja) プリーツ製品の着装シミュレーション装置とシミュレーション方法及びシミュレーションプログラム
Lan et al. A Webbed Affair
JP5010450B2 (ja) 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム
Rahman et al. An exploratory study on modern 3d computerised body scanning system and various types of pattern making software's with their constructive implementation in apparel industry
Matsushita et al. Towards Realistic Virtual Try-on for E-commerce by Sewing Pattern Estimation
Yang Interactive mannequin dressing system for pattern design

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5414677

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees