JP4890036B2 - ニットデータ作成方法及び装置並びにプログラム - Google Patents

ニットデータ作成方法及び装置並びにプログラム Download PDF

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本発明はニットデータの作成方法及び装置並びにプログラムに関し、特に、立体裁断法に基づいて作成された型紙パターンから、編み機に立体成型編みを実行させるためのニットデータを作成する方法、装置、プログラムに関する。
近年のニットアパレル製品の製造にはパターン作成から編み立てに至るまでコンピュータを用いて行うシステムがある(例えば、非特許文献1)。このような例としては株式会社島精機製作所や独・ストール社製の自動編み機システムがあり、例えば島精機製作所のシステムではパターン作成CADを用いて型紙デザインとなるパターンデータを作成し、それをニットCADで読み込み、パターンデータ(ベクタデータ)から編み目に対応したドット柄データ(ラスタデータ)に変換し、これを編み機を制御するデータに変換して編み機に流す工程を備える。
ここで、パターンデータからドット柄データへの変換は、実際の編み地の目数に対応したグリッドレイヤをパターンデータに重ね合わせ、パターンデータを構成する輪郭線に対応するドットを拾っていく自動トレース処理により行われる。その後オペレータにより適宜の修正がなされ、編み機を制御するデータに変換され、編み機が制御情報に従いニット製品の編成を実行する。
一方、主に布帛の分野において立体裁断を用いた立体製法という手法がある。立体製法は人間の体型にフィットするよう、例えば肩の丸み、胸の膨らみ、ウエストのくびれ等を設けた立体デザインを具現化するものであり、立体裁断した布帛を展開すると所々にダーツの入った立体パターンを得ることができる。しかしながらニット製品は伸縮性に富むため、そもそも体に良好にフィットするとして布帛のような立体裁断法に基づいた立体パターンは用いないものであるが、ニット製品にも部分的にダーツを設けて立体的に形成しようという試みがある(例えば、特許文献2)。
株式会社島精機製作所,SDS−ONE(P),[online],[平成17年12月13日検索],インターネット<URL:http://www.shimaseiki.co.jp/product_cadcamj/sdsonepj.html> 特開平10−37014号公報
しかしながら、従来のシステムは型紙パターンデータからドット柄データへ変換する際にその輪郭のみを拾う構成であり、例えばパターンデータが図1に示すようなものである場合、パターンデータで脇の下から胸にかけてダーツ11a、11bを設けていても、ドット柄データへ変換する際にこれを認識することができない。したがってこのパターンデータから作成されるドット柄データは図2のようになり、このままではダーツの設けられていない輪郭でニットが編成されることになる。このように、従来の自動編み機システムは立体裁断法に基づいて作成された立体パターンからのニット作成を考慮したものはなく、立体パターンから立体成型したニット製品を製造するのは不可能あるいは膨大な手間がかかるものであった。
また、上記のように従来システムでは編み目の数に対応したグリッドレイヤをパターンデータに重ね、パターンデータの輪郭線に対応する位置のドットを塗りつぶしてドット柄データを取得するが、特に曲線部分において自動トレース処理でドット柄データとしたものは、パターンのラインに忠実にラインを引くよう設定すると、目の移り方が均等でなかったり非現実的であったりする場合がある。すなわち、例えば図1に示す前身頃の袖付け部のような曲線部分ではコースごとに目数を減らしていくが、その減らし方が均等でなかったり、非現実的な目のとび方となっていたりすると、編成品の輪郭ラインが美しく出なかったり実際に編むのが不可能となったりする。ニット編成においてコース毎の目数の増やし方や減らし方はメーカ独自のノウハウがあり、従来のニットCADシステムでもパターンデータ(ベクタデータ)からドット柄データ(ラスタデータ)に自動変換した後に、ノウハウを備えた人間が手入力でラインを修正する必要があった。しかしながらこの作業は目数ドット毎に行わねばならず、多大な労力を要するものであった。特に近年の高級ニットは編み目が細かいものが多く、このような編み地で外郭ラインをきれいに出そうとするとドット柄の修正は膨大な作業となる問題があった。また、この作業にはニットに関する知識とコンピュータプログラムに関する知識の双方を備える必要があり、限られた人間しか作業を行うことができない不都合があった。
また、ニットCADシステムではドット柄データを作成してニット編み機で編成するが、実際にはデザイン段階と編成品とのイメージの隔たりがあることが多く、ドット柄データに戻って修正する場合がある。このとき、従来のニットCADシステムではドット柄データを呼び出して修正するが、これに元デザインのパターンデータを重ねて表示することができなかった。この場合に、ドット柄データからパターンデータを呼び出して重ねて表示できればユーザは元デザインを考慮しながら修正することができ、便宜となる。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、特に立体裁断法に基づき作成された立体型紙パターンを用いて自動編み機システムに立体成型編みを実行させるために好適なニットデータの作成方法、装置、プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成すべく、本発明は、ニット製品のパターンデータに基づき自動編み機システムに供給するニットデータを作成する方法において、ニット製品のパターンデータを電子データとして取得するステップと、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを前記パターンデータに重ねて表示手段に表示するステップと、ユーザによる前記グリッドレイヤへの作画情報を入力手段を介して取得するステップと、前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとを備え、
前記パターンデータを取得する際に、前記パターンデータを構成する情報のうち少なくともパターン輪郭データと、ニット製品の立体デザインを実現するダーツのデータとを読み込むとともに、前記グリッドレイヤに重ねて前記パターン輪郭データとともに前記ダーツデータを表示することにより、立体裁断法に基づいて作成された立体パターンから自動編み機システムに供給するドット柄データを作成することを特徴とする。
また本発明のニットデータ作成方法は、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを表示手段に表示するステップと、ニットで編成可能なラインパターンを予め1以上登録してなるナレッジテーブルの登録内容を選択可能に表示するステップと、ユーザに選択された前記グリッドレイヤの範囲について前記ユーザに選択されたラインパターンでラインを作図するステップと、前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとを備えることを特徴とする。
上記ニットデータ作成方法がさらに、既に作成したニットデータを再び読み込んで修正するステップを備え、当該ステップは、前記既に作成したニットデータを読み込むステップと、前記ニットデータの元となったパターンデータを読み込むステップと、前記パターンデータのレイヤの上に前記ニットデータのグリッドレイヤを重ねて前記表示手段に表示するステップと、ユーザによる前記ニットデータへの修正情報を入力手段を介して取得するステップと、前記修正したニットデータの情報を記憶手段に保存するステップとを備えるよう構成することができる。
また本発明は、ニット製品のパターンデータに基づき、自動編み機システムに供給するニットデータを作成する装置において、前記ニット製品のパターンデータを電子データとして取得するパターンデータ取得手段と、前記パターンデータを表示する表示手段と、ユーザからの作画情報を取得するための入力手段と、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを前記パターンデータに重ねて表示させ、前記入力手段を介して前記グリッドレイヤへの作画情報を取得する作画処理手段と、
前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存する保存手段とを具え、
前記立体パターンデータを取得する際に、前記パターンデータを構成する情報のうち少なくともパターン輪郭データと、ニット製品の立体デザインを実現するダーツのデータとを読み込むとともに、前記グリッドレイヤに重ねて前記パターン輪郭データとともにダーツデータを表示することにより立体裁断法に基づいて作成された立体パターンから自動編み機システムに供給するドット柄データを作成することを特徴とするニットデータ作成装置に関する。
また本発明の装置は、ニットで編成可能なラインパターンを予め1以上登録してなるナレッジテーブルを記憶した記憶領域と、
各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを表示する表示手段と、ユーザからの作画情報を取得するための入力手段と、
前記ナレッジテーブルの登録内容を前記表示手段に選択可能に表示し、前記入力手段によりユーザに選択された前記グリッドレイヤの範囲について前記ユーザに選択されたラインパターンでラインを作図する作画処理手段と、
前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で保存する記憶手段とを備えることを特徴とする。
上記のニットデータ作成装置はさらに、既に作成されたニットデータを読み込むニットデータ取得手段を備え、
前記パターンデータ取得手段が、前記ニットデータの元となるパターンデータを読み込むとともに、前記作画処理手段は、前記パターンデータのレイヤに前記元絵データのグリッドレイヤを重ねて前記表示手段に表示してユーザによる修正情報を前記入力手段を介して取得し、前記修正したニットデータの情報を記憶手段に保存するようにしてもよい。
さらに本発明は、コンピュータを用いてニット製品のパターンデータに基づき自動編み機システムに供給するニットデータを作成するプログラムにおいて、
前記ニット製品のパターンデータを構成する情報のうち少なくともパターン輪郭データと、ニット製品の立体デザインを実現するダーツのデータとを読み込むステップと、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを前記パターン輪郭データとダーツデータに重ねて表示手段に表示するステップと、ユーザによる前記グリッドレイヤへの作画情報を入力手段を介して取得するステップと、前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムに関する。
また本発明のプログラムは、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを表示手段に表示するステップと、ニットで編成可能なラインパターンを予め1以上登録してなるナレッジテーブルの登録内容を選択可能に表示するステップと、ユーザに選択された前記グリッドレイヤの範囲について前記ユーザに選択されたラインパターンでラインを作図するステップと、前記グリッドレイヤへの作画情報を前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、元絵となる型紙パターンを読み込む際に、ニットパターンの輪郭線の他に立体製法を実現するダーツのデータも読み込んで表示するため、これをトレースすることにより効率よく立体パターンデータから自動編み機システムに供給するドット柄データを作成することができる。
また、従来はニットに詳しい編み立て作業者がノウハウを以て行っていたニットパターンのライン取りを予めナレッジテーブルに登録しておき、誰でも容易に呼び出して利用できるようにしたため、トレース作業を簡略化できるとともに、ニッティングのノウハウを有しないデザイナーやパタンナーでもパターンデータを取り込んで自動編み機システムに供給するドット柄ニットデータを容易に作成することができる。また、個人のノウハウを例えば社内共有の資産・ノウハウとして活用することができる。
また、一旦作成したニットデータを修正する際にも元となるパターンデータを重ねて表示できるようにしたため、各パーツの輪郭やダーツ部分のラインを修正する場合にも元の型紙パターンを参考にライン修正を行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、ニットの立体パターンの一例を示す図である。本図に示すように、パターンデータの左右両脇部分にダーツ11a、11bが設けられている。立体パターンは一般に布帛に用いられる立体裁断法に基づいて作成される型紙パターンであり、本来的には人間の体の凹凸に生地を当てながら作成されるものであるが、本明細書では立体的なラインを出すためにダーツの入った型紙パターンを広く立体パターンと呼ぶものとする。立体裁断法に基づいた立体パターンを用いると衣服が自然な着心地で動きやすくなり、さらに美しいシルエットとなる利点があるが、ニット製品はそれ自体伸縮性に富み体にフィットするため一般に立体パターンは用いられていなかった。とりわけ、商業的に利用可能な、立体パターンから自動編み機システムで使用可能なドット柄データを作成するツールが存在しなかった。本発明のニットデータ作成方法、装置並びにプログラムはこのような立体パターンからニットのドット柄データを作成するものであり、ニットのドット柄データ作成工程を簡単かつ迅速に行えるようにするものである。
図3は、本発明にかかるニットデータ作成装置の構成を示す概略図である。ニットデータ作成装置1は、モニタ画面3、キーボード5、マウス7、デジタイザ9aまたはタブレット9b、ネットワークデバイス13、記憶ドライブ15、CPU17、メモリ19、記憶手段(HDD)21を備えている。この装置は例えば汎用コンピュータにデジタイザ等の入力装置を接続し本発明のプログラムをインストールして構成することができる。デジタイザ9aは入力装置の一種であって、画面上の位置を指示するためのペン型装置と、位置を検出するための板状の装置の組み合わせでなり、この小型のものがタブレット9bである。デジタイザ9a及びタブレット9bは選択的に接続されるものであり、実施例によってはいずれも具えなくてもよい。
ネットワークデバイス13は、通信ネットワーク23に接続するためのポートやケーブルその他の必要な設備を含み、これにより自動編み機システムとネットワーク接続される場合は作成したドット柄データをそのまま送信することができる。ネットワークデバイス13は必須の構成要素ではなく、作成した元絵データはドライブ15からフレキシブルディスク、CDやDVD等の記憶媒体に納めて自動編み機システムに供給するようにしてもよい。記憶手段21には本発明に係るニットデータ作成プログラム25が格納されており、これがCPU17に展開され実行される。プログラム25の一時データがメモリ19に格納される。また、記憶手段21には後述するナレッジテーブル27と、必要に応じてパターンデータ及び/又は元絵データが保存される。
次に、プログラム25の動作について説明する。図4は、プログラム25の処理内容の概略を示すフローチャートである。このプログラム25は、自動編み機システムに供給する元絵データの元となるパターンデータが既にCADファイルとして存在する場合と、そうでない場合とに対応している(ステップS1)。今日では布帛製品の型紙パターン作成用CADソフトが数社から提供されており、ユーザはこれを利用して作成した型紙パターンから、本発明のプログラムを用いてニット製品のドット柄データを作成することができる。これらの壁紙パターンデータはDXF(Drawing Interchange File)形式のファイルとなり、これにはアパレルCADシステム業界で標準のTIIP(繊維産業革新基盤整備)形式またはAMAR形式がある。また、汎用ドローイングソフトで作成したDXFファイルやビットマップファイルも読み込むことができる。なお、パターンデータはニット製品を構成するパーツ(前身頃、後身頃、袖など)のベクタデータであり、少なくともニットパーツの外縁輪郭を規定するパターンラインと、立体デザインを実現するためのダーツを規定するダーツラインとが描かれている。パターンデータはこの他に補助線などの情報を具えていてもよい。
型紙パターンデータが既に存在する場合(ステップS1:Y)、ユーザは装置1を操作してパターンデータの読み込みを行う(ステップS2)。図5は、パターンデータ呼び出し画面の一例を示す図である。ユーザによる呼び出しコマンドを受けると、プログラム25は図5に示すデータ呼び出しウィンドウ31をモニタ3に表示する。ユーザはこのウィンドウ上でローカルファイル29あるいは記憶ドライブ15に装填された記憶媒体にあるパターンデータを指定することができる。また、ウィンドウ31にはニット編み地の目数指定欄33が設けられている。この目数指定欄33は、これから作成するニットの編み地の単位長さ(例えば、縦横10cm)あたりの目数を入力する欄であり、ユーザは製品企画段階で定めたニット地の目数をここに入力する。さらに、ウィンドウ31にはプレビュー画面35が設けられており、ファイルリストから選択反転したファイルのプレビューがここに表示され、ユーザはプレビューを確認してからパターンファイルを開くことができる。ファイル選択時のプレビュー機能は公知技術であるためその詳細な説明は省略する。
ユーザが以上の情報を指定してOKボタンをクリックすると、プログラム25は指定されたパターンファイルを読み込み、指定目数に応じたグリッドレイヤに重ねてモニタ3に表示する(ステップS3)。このとき、画面レイヤは少なくとも3層構成とし、レイヤ1がグリッド線、レイヤ2がパターンファイル(ベクタ表示)、レイヤ3が編集可能なグリッドレイヤ(ラスタ表示)となる。グリッドの縦横ドット数は呼び出しウィンドウ31で指定された目数どおりに設定され、このグリッドを使用するグリッドレイヤでは1ドットが1つの編み目に対応する。なお、レイヤ1に設定されたグリッド線は例えばグリーンなどに着色表示し、また表示倍率によってグリッド線が所定間隔以下となる場合にはグリッド線を非表示として、グリッド線の縦横比が変化したり画面がグリッド線によって塗りつぶされるような事態を回避する。
図6は、ニット製品の前身頃の立体パターンファイルを読み込んだ編集画面の例を示す図である。プログラム25はパターンファイルを読み込む際に、少なくともパターンファイルを構成するパターンラインと、立体デザインを実現するためのダーツを規定するダーツラインとを読み込んで、図6に示す編集画面にともに表示する。このパターンファイルのレイヤ2は固定レイヤであり、オブジェクトの編集は不可能である。プログラム25はラスタデータの作画機能を具えており、図6に示すように、作画ツール選択欄37や、倍率選択欄39、その他の必要なツール群を具えている。ユーザはこれらのツールを用いて、表層に設定されたレイヤ3に対し、レイヤ2のパターンファイルをなぞるようにして作画していく。図7は、ユーザによるトレース作業を示す画面例である。ユーザは作画し易いように倍率選択欄39から適宜の表示倍率を選択し、作画ツール選択欄37から例えば直線ツールを指定してダーツ部分を作画する。
ここで、本発明の特徴の一つであるナレッジテーブルについて説明する。特に高品質ニット製品の各パーツの輪郭は曲線が多く、コース(段)ごとに細かく目数を増やしたり減らしたりして各パーツを作成する必要がある。しかしながら、ニットで美しい曲線を出すにはある程度規則的な目数の増減などのノウハウを要するものであり、これは曲線の自動トレース処理では実現不可能であり、また特に目の細かいニットでは一段ごとに目数の増減を設定していくのは膨大な時間がかかってしまう。そこで本発明はニットで編成可能なラインパターンをユーザがナレッジテーブル27に登録し、それを必要に応じて呼び出して利用できるようにしている。ラインパターンとは、主に曲線ラスタデータを形成するための縦横の目数の組み合わせを定義したものであり、例えば「減らし2×2」のように規定され、これは2コース上がって2ウェール減らすことを意味する。このラインパターンは、ニットパーツの部位ごとに複数あってよく、これを例えば図8に示すように階層管理したものがナレッジテーブルである。プログラム25は、ツール選択欄37にてライン指定ボタン41が選択された場合、記憶手段21のナレッジテーブル27の選択ウィンドウ43を画面3に表示する。ユーザはいずれかのラインパターンを選択指定し、編集画面上でポインタをクリック操作して始点を確定させ、所望の方向へポインタを移動させると、先ほど確定した始点からポインタの先まで当該ラインパターンに定義された縦横目数に相当するドットを連続させてシミュレーションラインが表示される。ユーザが所望の箇所で再びポインタをクリック操作して終点を確定させると、始点から終点までラインパターンに定義されたラインが連続するドットラインとしてニットパーツの輪郭を形成する。図8に示す例では、ユーザがナレッジテーブル27の分類「身頃A.H.(左)」に登録されたラインパターン「減らし2×2」を選択して符号45の左下部分を始点として右上方向にポインタ移動させると、プログラム25はグリッドレイヤ上の始点からポインタ先端までの範囲において、縦に2ドット上がってから右方向(目を減らす方向)に2ドット移動し、再び縦に2ドット上がって右に2ドット移動し、というライン取りを連続的に行ったシミュレーションラインを表示する。ユーザが所定の箇所で再びポインタ操作するとシミュレーションラインが所定色で塗りつぶされ確定する(図9参照)。
また、図9に示すように、身頃のアームホール部分において曲線がきつくなる部分では、ユーザが分類「身頃A.H.(左)」のラインパターン「減らし2×6」を選択して、先ほど確定させた部分45の終端を始点としてポインタ移動させると、プログラム25はグリッドレイヤ上の始点からポインタ先端までの範囲において、縦に6ドット上がってから右方向(目を減らす方向)に2ドット移動し、再び縦に6ドット上がって右に2ドット移動し、というライン取りを連続的に行う。このようにしてパターンファイルのラインをトレースしていくことにより、特に曲線部分のラインを規則正しく連続的に形成することができ、できあがったニット製品のラインが美しくなる。
また、ユーザはこのウィンドウ43上で新たなラインパターンを登録することができる。ニット製品の各パーツの各部位における目数の増減は所謂ノウハウがあり、ユーザは自分の好みのラインをここに登録し、ボタン操作により簡単に呼び出して使用することができる。また、ノウハウをもつ人間が作成したナレッジテーブル27を他人が利用することにより、ニット編成の知識のない人間でも容易に立体パターンをトレースしてドット柄データを作成することができる。ユーザがライン指定ウィンドウ43上で「編集」ボタンをクリックするとナレッジテーブル27が編集可能となり、ユーザは新たな既存のラインパターンを編集したり、新たなラインパターンを登録したりすることができる。
このようにして、例えば図10に示すように、ニットパーツの半身の輪郭をトレースし、内部を塗りつぶしツール51を用いて塗りつぶす。図10に示すように、ユーザが塗りつぶしツール51をクリックするとプログラム25はペイント指定ウィンドウ53を表示し、ユーザの指示に従い、半身の輪郭ラインで囲まれた範囲を指定された色で塗りつぶす。その後、図11に示すように、作成した半身のデータを総て選択し、対象ツール55を用いてドット柄データを完成させる。図11に示すように、ユーザが対象ツール51をクリックするとプログラム25は対象指定ウィンドウ57を表示し、ユーザの指示に従い、半身を左右線対称に付加構成し、ダーツの入った前身頃パーツのドット柄データを完成させる。対象指定ウィンドウ57では上下対象や点対称など他の対象モードも選択することができる。これらの塗りつぶしや対象機能は公知であるため詳細な説明は省略する。
このようにして完成したドット柄データは、例えば株式会社島精機の自動編み機システムに供給する場合は島精機データ形式(DAT形式)あるいは汎用データ形式(BMP形式)でローカルファイル29または記憶ドライブ15の媒体に保存され、適宜の方法で自動編み機システムに供給される(図4ステップS5)。自動編み機システムにおいてダーツ部分は編成時に編み目を重なり合わせるよう制御情報が付与され、自動編み機で各パーツが立体的に編成される。その後、例えば前身頃、後身頃、袖といった各パーツをリンキングでつなぎ合わせ、ニット製品を完成する。
次に、上記のようにして作成したドット柄データを修正する場合を説明する。上記のように立体パターンを忠実にトレースしてドット柄データを作成しても、編成品が当初期待したようなデザインとならない場合があり、この場合は編成品を理想のデザインに近づけるべくドット柄データを修正する必要がある。このとき、ユーザが図5に示す呼び出しウィンドウ31を開き、既に作成したドット柄データを指定すると、プログラム25は指定されたドット柄データを読み出して画面3に表示する。また、ユーザが再び呼び出しウィンドウ31を開き、このドット柄データの元となるパターンデータを指定すると、プログラム25は指定されたパターンデータを開き、ドット柄データに重ねて表示する。従来のニットCADシステムではドット柄データの修正時に元のパターンデータを重ねて表示することができなかったが、本発明では修正時に元の型紙データを重ねて表示することにより、パターンデータのラインを参考にしつつドット柄データの輪郭やダーツ線を修正することができる。
なお、上記実施例ではユーザの呼び出し操作によりドット柄データの元となるパターンデータを読み込んで表示するようにしているが、ドット柄データの制御情報に元となるパターンデータのアクセスパスを含めて保存してもよい。この実施例では、プログラム25は既に作成したドット柄データを開く際に、制御情報に含まれるパターンデータのアクセスパスを用いてパターンデータを呼び出し、ドット柄データに重ねて表示する。これにより、ユーザがパターンデータを指定しなくても自動的に呼び出すことができ、ユーザの手間を省くことができる。
更なる別の実施例では、ドット柄データはデジタイザ9aまたはタブレット9bを用いて作成される。図4ステップS1において、予め型紙パターンの電子データがない場合(ステップS1:N)、ユーザはデジタイザ9aまたはタブレット9bを用いてパターンデータを作成する。この手順では、ユーザがプログラム25に新規作成コマンドを指示すると、プログラム25は作成するニットの縦横10cmあたりの目数をユーザに問い合わせる(ステップS6)。ユーザがこれに応じて目数を入力すると、プログラム25は指定された目数に応じたグリッドレイヤを作成し、グリッド線のレイヤに重ねて画面3に表示する(ステップS7)。ユーザはデジタイザ9aまたはタブレット9bを用いてパターンデータを作成し、その後上述のような手順で編み目に対応したドット柄データを作成し(ステップS4)、自動編み機システムに供給するデータ形式で保存する(ステップS5)。ドット柄データの作成方法は上記実施例1と同様であり、ユーザはドット柄パターンを描くのに適宜ナレッジテーブルを呼び出して使用することができる。これらの処理は実施例1と同様であるので、重複する説明はここでは省略する。
本発明の実施例について以上に詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、他の様々な実施例として実現することができる。例えば、上記実施例で作成されるニット製品は立体裁断法に基づいたパターンを用いるものであるが、上記に説明したナレッジテーブルはこのような立体パターンから作成されるニット製品のみならず、通常の型紙パターンに基づくニット製品の作成にも適用することができる。また、添付図面に示す画面デザインはこれに限定されず様々なレイアウトを用いることができ、また図に示す作画ツールは公知の作画ツールの様々な機能を適用することができる。また、立体パターンは図1等に示すものに限らず様々なものであってもよく、特に立体製法を実現するダーツの場所や大きさ等は実施例によって異なってもよい。ダーツの類型には顎ダーツ、脇ダーツ、胸ダーツなどがあり、いずれのタイプを単独あるいは組み合わせて用いてもよい。
本発明のニットデータ作成方法、装置並びにプログラムは、特に繊維業界において立体裁断法に基づいて作成された立体パターンを用いるニット製品の製造に好適に利用することができる。
ニット製品の立体パターンの一例を示す図である。 従来のニット製品の型紙パターンまたは従来装置で読み取ったニット製品の型紙パターンを示す図である。 本発明のニットデータ作成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明のニットデータ作成方法の処理手順を示すフローチャートである。 プログラム25のデータ呼び出し画面例を示す図である。 プログラム25において立体パターンデータを呼び出した画面例を示す図である。 プログラム25におけるグリッドレイヤの編集画面を示す図である。 プログラム25におけるナレッジテーブルの登録内容及び利用法を示す図である。 プログラム25におけるナレッジテーブルの登録内容及び利用法を示す図である。 プログラム25におけるグリッドレイヤの編集画面を示す図である。 プログラム25におけるグリッドレイヤの編集画面を示す図である。
符号の説明
1 ニットデータ作成装置
3 モニタ
5 キーボード
7 マウス
9a デジタイザ
9b タブレット
11 ダーツ
13 ネットワークデバイス
15 記憶ドライブ
17 CPU
19 メモリ
21 記憶手段
25 プログラム
27 ナレッジテーブル
29 パターンデータ/ドット柄データ格納領域
31 呼び出しウィンドウ
33 目数指定欄
35 プレビューウィンドウ
37 作画ツール群
39 表示倍率指示欄
43 ナレッジテーブル選択ウィンドウ

Claims (8)

  1. ニット製品のパターンデータに基づき、自動編み機システムに供給するニットデータを作成する方法において、
    パターンデータ取得手段が、ニット製品のパターンデータを電子データとして取得するステップと、
    作画処理手段が、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを前記パターンデータに重ねて表示手段に表示するステップと、
    前記作画処理手段が、ユーザによる前記グリッドレイヤへの作画情報を入力手段を介して取得するステップと、
    前記作画処理手段が、前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとを備え、
    前記パターンデータ取得手段がパターンデータを取得する際に、前記パターンデータを構成する情報のうち少なくともパターン輪郭データと、ニット製品の立体デザインを実現するダーツのデータとを読み込むとともに、前記作画処理手段が前記グリッドレイヤに重ねて前記パターン輪郭データとともに前記ダーツデータを表示し、ダーツ部分は編成時に編み目を重なり合わせる制御情報が付されるようにして、立体裁断法に基づいて作成された立体パターンから前記自動編み機システムに供給するドット柄データを作成し得ることを特徴とするニットデータ作成方法。
  2. 請求項1に記載のニットデータ作成方法がさらに
    前記作画処理手段が、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを表示手段に表示するステップと、
    前記作画処理手段が、ニットで編成可能なラインパターンを予め1以上登録してなるナレッジテーブルの登録内容を選択可能に表示するステップと、
    前記作画処理手段が、ユーザに選択された前記グリッドレイヤの範囲について前記ユーザに選択されたラインパターンでラインを作図するステップと、
    前記作画処理手段が、前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとを備えることを特徴とするニットデータ作成方法。
  3. 請求項1または2に記載のニットデータ作成方法がさらに、既に作成したニットデータを再び読み込んで修正するステップを備え、当該ステップは、
    ニットデータ取得手段が、前記既に作成したニットデータを読み込むステップと、
    パターンデータ取得手段が、前記ニットデータの元となったパターンデータを読み込むステップと、
    前記作画処理手段が、前記パターンデータのレイヤに前記ニットデータのグリッドレイヤを重ねて前記表示手段に表示するステップと、
    前記作画処理手段が、ユーザによる前記ニットデータへの修正情報を入力手段を介して取得するステップと、
    前記作画処理手段が、前記修正したニットデータの情報を記憶手段に保存するステップとを備えることを特徴とするニットデータ作成方法。
  4. ニット製品のパターンデータに基づき、自動編み機システムに供給するニットデータを作成する装置において、
    前記ニット製品のパターンデータを電子データとして取得するパターンデータ取得手段と、
    前記パターンデータを表示する表示手段と、ユーザからの作画情報を取得するための入力手段と、
    各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを前記パターンデータに重ねて表示させ、前記入力手段を介して前記グリッドレイヤへの作画情報を取得する作画処理手段と、
    前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存する保存手段とを具え、
    前記立体パターンデータを取得する際に、前記パターンデータを構成する情報のうち少なくともパターン輪郭データと、ニット製品の立体デザインを実現するダーツのデータとを読み込むとともに、前記グリッドレイヤに重ねて前記パターン輪郭データとともにダーツデータを表示し、ダーツ部分は編成時に編み目を重なり合わせる制御情報が付されるようにして前記自動編み機システムに供給するデータを作成することにより、立体裁断法に基づいて作成された立体パターンからドット柄データを作成し得ることを特徴とするニットデータ作成装置。
  5. 請求項4に記載のニットデータ作成装置がさらに
    ニットで編成可能なラインパターンを予め1以上登録してなるナレッジテーブルを記憶した記憶領域を具え、
    前記表示手段は、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを表示し、
    前記作画処理手段は、前記ナレッジテーブルの登録内容を前記表示手段に選択可能に表示し、前記入力手段によりユーザに選択された前記グリッドレイヤの範囲について前記ユーザに選択されたラインパターンでラインを作図して、
    前記グリッドレイヤへの作画情報を、前記自動編み機システムに供給するデータ形式で前記記憶手段に保存することを特徴とするニットデータ作成装置。
  6. 請求項4または5に記載のニットデータ作成装置がさらに、既に作成されたニットデータを読み込むニットデータ取得手段を備え、
    前記パターンデータ取得手段が、前記ニットデータの元となるパターンデータを読み込むとともに、前記作画処理手段は、前記パターンデータのレイヤに前記元絵データのグリッドレイヤを重ねて前記表示手段に表示してユーザによる修正情報を前記入力手段を介して取得し、前記修正したニットデータの情報を記憶手段に保存することを特徴とするニットデータ作成装置。
  7. コンピュータを用いてニット製品のパターンデータに基づき自動編み機システムに供給するニットデータを作成するプログラムにおいて、
    前記ニット製品のパターンデータを構成する情報のうち少なくともパターン輪郭データと、ニット製品の立体デザインを実現するダーツのデータとを読み込むステップと、各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを前記パターン輪郭データとダーツデータに重ねて表示手段に表示するステップと、ユーザによる前記グリッドレイヤへの作画情報を入力手段を介して取得するステップと、前記グリッドレイヤへの作画情報を、ダーツ部分は編成時に編み目を重なり合わせる制御情報が付されるようにして前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップと、をコンピュータに実行させることにより、立体裁断法に基づいて作成された立体パターンからドット柄データを作成することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムがさらに
    各ドットを前記ニット製品の編み目に対応させたグリッドレイヤを表示手段に表示するステップと、ニットで編成可能なラインパターンを予め1以上登録してなるナレッジテーブルの登録内容を選択可能に表示するステップと、ユーザに選択された前記グリッドレイヤの範囲について前記ユーザに選択されたラインパターンでラインを作図するステップと、前記グリッドレイヤへの作画情報を前記自動編み機システムに供給するデータ形式で記憶手段に保存するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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