JPWO2010007767A1 - 重量計測素子及び重量計 - Google Patents

重量計測素子及び重量計 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010007767A1
JPWO2010007767A1 JP2010520768A JP2010520768A JPWO2010007767A1 JP WO2010007767 A1 JPWO2010007767 A1 JP WO2010007767A1 JP 2010520768 A JP2010520768 A JP 2010520768A JP 2010520768 A JP2010520768 A JP 2010520768A JP WO2010007767 A1 JPWO2010007767 A1 JP WO2010007767A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
substrate
light
load
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010520768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5433826B2 (ja
Inventor
仁 鎌田
仁 鎌田
鈴木 重行
重行 鈴木
渡辺 一弘
一弘 渡辺
西山 道子
道子 西山
博幸 佐々木
博幸 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON ELECTRIC WIRE & CABLE CO., LTD.
TAMA-TLO, LTD.
Soka University
Original Assignee
NIHON ELECTRIC WIRE & CABLE CO., LTD.
TAMA-TLO, LTD.
Soka University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON ELECTRIC WIRE & CABLE CO., LTD., TAMA-TLO, LTD., Soka University filed Critical NIHON ELECTRIC WIRE & CABLE CO., LTD.
Priority to JP2010520768A priority Critical patent/JP5433826B2/ja
Publication of JPWO2010007767A1 publication Critical patent/JPWO2010007767A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5433826B2 publication Critical patent/JP5433826B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G3/00Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances
    • G01G3/12Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
    • G01G3/125Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing wherein the weighing element is an optical member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

重量計測素子WMは、光ファイバ20a,20bと、光ファイバ20a,20bとの界面で伝送する光の一部を漏洩するセンサ部SPとを有し、入射端に入射されてセンサ部SPを通過した光を出射端から出射する光ファイバセンサ、第1基板1、及び開口部2aが設けられた第2基板2を有する。上下方向に重ねて配設した第1基板1と第2基板2との間に光ファイバセンサが、開口部2aの領域内にセンサ部SPが位置するように配置させる。上方から荷重が印加されたとき、光ファイバセンサのセンサ部SP及びその近傍部分に開口部2a側に凸となる曲げが生じ、光ファイバセンサを伝送する光に荷重に応じた損失が発生する。軽重量物も計測可能である。

Description

本発明は、重量を計測するための重量計測素子及びそれを用いた重量計に関し、特に光ファイバセンサを用いた重量計測素子及びそれを用いた重量計に関する。
被計量物の重量を計測する重量計には、例えば、台座などに重量が作用したときに変形する圧縮バネを用いて計測する方法が広く用いられている。
通常は、圧縮バネの変形の大きさに応じて指示針を回動あるいは移動させ、指示針が被計測物の重量に対応する重量数値を指し示すように構成されている。
しかし、従来の圧縮バネを用いた重量計は、重量計測の精度を高めることが難しく、高精度を実現しようとすると構造が複雑となり、製造コストが高価となる。さらに、電気信号を用いない機械的な重量計においては、遠隔計測や計測データ処理などが困難である。
そこで、圧縮バネの変形量を電気的な信号に変換し、重量を電気的に計測する重量計測素子が広く一般的に用いられている。この場合、例えば、被計測物の重さを電気信号に変換し、電気信号の変化量などから重量を計測する重量計なども知られている。
しかし、電気的センサを用いた重量計は、少量の水がかかっただけで容易に漏電するおそれがあり、防水対策を万全に講じる必要がある。さらに、電気的に感知して電気信号を授受するので、防爆施設などにおいては使用することができない。
そこで、光ファイバを用いた重量計が提案されている。例えば、特開2002−188952号公報及び特開2002−168677号公報には、被計測物の荷重を受けて変形する荷重受け部及びこの荷重受け部を基板上で支持する支持部を有する受感部と、荷重受け部の変形に応じて歪みを付加されるセンシングファイバと、基準となる出力光を得るためのリファレンスファイバとを備え、両ファイバに光信号を分波して伝送し、両ファイバの位相差から被計測物の重量を計測する重量計が開示されている。
なお、ヘテロコア型の光ファイバセンサについては、国際公開97/48994号パンフレット及び特開2003−214906号公報に詳細が開示されている。
しかしながら、上記従来の光ファイバを用いた重量計は、被計測物の荷重を受けて変形する荷重受け部に応じた歪みがセンシングファイバに付加されないと計測できないため、被計測物が大型設備や大型車両等の重量が非常に重い物に限定されるという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、光ファイバセンサを用いて、軽重量物も計測可能な重量計測素子及び重量計を提供することを目的としている。
本発明の重量計測素子は、コア及び該コアの外周に積層されたクラッドを備える光ファイバと、該光ファイバに接続され、該光ファイバとの界面で伝送する光の一部を漏洩する光透過部材とを有し、入射端に入射されて前記光透過部材を通過した光を出射端から出射する光ファイバセンサ、第1基板、及び開口部が設けられた第2基板を有し、上下方向に重ねて配設した前記第1基板と前記第2基板との間に前記光ファイバセンサを、前記開口部の領域内に前記光透過部材が位置するように配置させ、上方から荷重が印加されたとき、前記光ファイバセンサの前記光透過部材及びその近傍部分に前記開口部側に凸となる曲げが生じ、前記光ファイバセンサを伝送する光に前記荷重に応じた損失が発生することを特徴とする。
本発明の重量計測素子によれば、本重量計側素子の上方から荷重が印加されたとき、光ファイバセンサの光透過部材及びその近傍部分に開口部側に凸となる曲げが生じ、光ファイバセンサを伝送する光に荷重に応じた損失が発生する。従って、光ファイバセンサを伝送する光に発生した損失を計測することにより、印加された荷重を推定して、被計測物の重量を計測することが可能となる。
第1基板及び第2基板の素材をそれぞれ適宜選択して、印加される荷重の範囲において、光ファイバセンサの光透過部材及びその近傍部分に開口部側に凸となる曲げが、荷重に応じて生じるよう構成することにより、前記範囲において荷重を精度良く推定して、被計測物の重量を計測することが可能となる。
第1基板を柔軟素材(弾性係数の高い素材)から構成することにより、印加される荷重が軽荷重であっても、開口部の領域内の第1基板が開口部側に凸となるように変形して、光ファイバセンサの光透過部材及びその近傍部分に開口部側に凸となる曲げが生じ得る。従って、上記従来の光ファイバを用いた重量計とは異なり、被計測物が軽重量物であっても計測可能となる。
第1基板を復元性が良好な素材から構成することにより、印加される荷重が経時的に変化する場合などであっても、開口部の領域内の第1基板が荷重に応じて開口部側に凸となるように即時的に変形する。従って、被計測物の重量が経時的に変化する場合であっても計測可能となる。また、被計測物の重量計測の再現性が良好となる。
さらに、構成が簡易であるので、安価に重量計測素子を得ることが可能となる。
なお、第1基板と第2基板の何れが上方に配設されてもよい。さら、第1基板と第2基板との間に薄板状や薄膜状の部材を有してもよい。
また、本発明の重量計測素子において、前記第1基板又は第2基板のうち上部に配置された基板上に配置される荷重均一化基板を有することが好ましい。
この場合、荷重均一化基板の上面に印加される荷重が不均一であったとしても、荷重均一化基板によって荷重が均一化されて下部の基板に伝達される。そのため、被計測物の重量をより精度良く計測することができる。
また、本発明の重量計測素子において、前記開口部の開口長が10mm以下であることが好ましい。
第2基板の開口長が10mmを超えると、曲げが生じ得る光ファイバセンサの範囲が長くなり過ぎる。そのため、荷重が印加しても、光ファイバセンサを伝送する光に発生する損失の変化が精度良く計測可能な程度に、光ファイバセンサの光透過部材及びその近傍部分に曲げが生じないおそれがある。
また、本発明の重量計測素子において、第1基板1の硬度が第2基板2の硬度より低いことが好ましい。
この場合、第1基板が第2基板2より柔らかいので、第2基板に荷重が印加されたとき、光ファイバセンサの光透過部材及びその近傍部分に安定な曲げを、荷重に応じて生じさせることができる。また、荷重が除去されたとき、第1基板の沈み込みの戻りが早い、即ち、光ファイバセンサの光透過部材及びその近傍部分の曲げの戻りが早い。従って、より精度良く即時的に重量計測を行うことが可能となる。
また、本発明の重量計測素子において、前記光透過部材は、前記光ファイバのコア径と異なるコア径を有するヘテロコア部であることが好ましい。
また、本発明の重量計測素子において、前記光透過部材は、前記光ファイバのコアの屈折率あるいはクラッドの屈折率と同等の屈折率を持つ光透過部材からなることが好ましい。
これらの場合、放電による融着などにより簡易に光透過部材を有する光ファイバセンサを得ることができるので、重量計測素子を簡易かつ安価に得ることが可能となる。
本発明の重量計は、前記本発明の重量計測素と、前記光ファイバセンサの入射端に設けられた光源と、前記光ファイバセンサの出射端に設けられた受光部とを備えることを特徴とする。
本発明の重量計によれば、前記本発明の重量計測素子が有する効果を備えた重量計を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る重量計の模式構成図である。 本発明の第1実施形態に係る重量計を構成する重量計測素子の斜視図である。 重量計測素子の構成を説明する構成説明図である。 (a)は重量計測素子の平面図であり、(b)、(c)は共に(a)中のX−X´における断面図であり、(b)は荷重が印加されていない状態を、(c)は荷重が印加されている状態をそれぞれ示す。 (a)は重量計測素子を構成する光ファイバセンサのセンサ部近傍の斜視図であり、(b)はセンサ部近傍の長手方向の断面図である。 (a)、(b)は本発明の第2実施形態に係る重量計測素子のセンサ部SP近傍の長手方向の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る重量計の構成を示す模式構成図である。 本発明の第4実施形態に係る重量計の構成を示す模式構成図である。 本発明の第5実施形態に係る重量計の構成を示す模式構成図である。 本発明の第6実施形態に係る重量計の構成を示す模式構成図である。 (a)は比較例に係る重量計測素子の構成を示す模式図であり、(b)は実施例1,2に係る重量計測素子の構成を示す模式図である。 実施例1に係る重量計における損失の時間変化を示すグラフである。 実施例1に係る重量計における損失の値を荷重に対してプロットしたグラフである。 実施例2に係る重量計における損失の時間変化を示すグラフである。 実施例2に係る重量計における損失の値を荷重に対してプロットしたグラフである。 比較例に係る重量計における損失の時間変化を示すグラフである。 比較例に係る重量計における損失の値を荷重に対してプロットしたグラフである。
以下に、本発明の重量計測素子及びこれを用いた重量計に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る重量計は、光ファイバ20a,20bを含み構成された光ファイバセンサ(センサファイバ)の一部を有する重量計測素子WMと、光ファイバセンサの光入射端である光ファイバ20a端部に設けられた光源11と、光ファイバセンサの光出射端である光ファイバ20b端部に設けられた受光部12とを備えている。重量計測素子WMは、光ファイバ20a,20bの中途部に設けられている。
光源11は、例えば、半導体発光ダイオード(LED)、半導体レーザなどの発光素子を有しており、センサ光を出射する。受光部12は、例えば、フォトダイドード(PD)や電荷結合素子(CCD)などの受光素子を有する光マルチメータであり、光出射端から出射されるセンサ光を検出する。
図2を参照して、光ファイバセンサは、光ファイバ20a,20bと、該光ファイバ20a,20bの中途部に接続され、光ファイバ20a,20bとの界面40(図4(b)参照)で伝送する光の一部を漏洩する光透過部材であるセンサ部SPとから構成されている。
図2から図4を参照して、重量計測素子WMは、第1基板1、第2基板2、及び荷重均一化基板3を備えている。
第1基板1は、樹脂製ゴムなどの柔軟素材からなる板状部材であり、ここでは、厚みが1mm〜4mm程度のクロロプレンゴムあるいはシリコーンゴムなどから構成されている。第1基板1は、第2基板2と当接する上面、及び図示しない基台と当接する下面が、少なくも水平面であることが好ましい。
第1基板1の上面には、光ファイバセンサが戴置されている。なお、ここでは、光ファイバセンサは、第1基板1上で一直線状に載置されている。しかし、光ファイバセンサは、第1基板1の上面で一定の曲線を描くよう安定的に載置されていてもよい。
ただし、光ファイバセンサの両端から適度な張力を印加することにより、光ファイバセンサをその長手方向に沿って常に一直線状とすることが容易に可能となる。よって、光ファイバセンサを一直線状に配置することが設置の簡易化の観点から好ましい。
光ファイバセンサは、コア21及びコア21の外周に設けられたクラッド22を備えた光ファイバ20a,20b(図5(b)参照)の中途部に、伝送する光の一部の外界との相互作用を可能にする光透過部材からなるセンサ部SPを有する構成であり、少なくともセンサ部(光透過部材)SP及びその近傍部分(以下、「センサ部SP及びその近傍部分」を「センサ部SP近傍」という)が第1基板1上に載るように配置されている。
光ファイバセンサを構成する光ファイバ20a,20bにおいて、上記のように光ファイバ20aの光入射端に光源11が設けられ、光ファイバ20bの光出射端に受光部12が設けられている。
第2基板2は、樹脂製ゴムなどの柔軟素材からなる板状部材であり、ここでは、厚さが1mm〜4mm程度のクロロプレンゴムあるいはシリコーンゴムなどから構成されている。第2基板2は、光ファイバセンサ上に配置されている。第2基板2は、第1基板1と当接する下面、及び荷重均一化基板3と当接する上面は、少なくも水平面であることが好ましい。
第2基板2には、例えば、センサ部SPとなる光透過部材の光透過方向の長さ以上10mm以下程度の開口径を有する円形の開口部2aが設けられている。開口部2aの形状は円形に限らず、四角形などの多角形形状や楕円などの曲線形状等の任意の形状であってもよい。
上方視において開口部2aの領域内に光ファイバセンサのセンサ部SPが位置するように、光ファイバセンサ及び第2基板2が配置される。
荷重均一化基板3は、硬質部材からなる板状部材であり、ここでは、厚さが1mm〜4mm程度のアクリル板などから構成されている。荷重均一化基板3は、第2基板2上に配置されている。荷重均一化基板3は硬質部材からなり、少なくともその硬度は第2基板2の硬度よりも高い。荷重均一化基板3は、第2基板2と当接する下面が少なくも水平面であることが好ましい。なお、図4(a)では荷重均一化基板3は省略して図示されている。
図5(a)及び図5(b)を参照して、光ファイバセンサは、ここでは、光ファイバ20aと光ファイバ20bとの間に、センサ部SPが設けられた構成である。センサ部SPは、伝送する光の一部の外界との相互作用を可能にする光透過部材であるヘテロコア部30からなる。
光ファイバ20a,20bは、コア21と、その外周部に設けられたクラッド22とを有し、ヘテロコア部30は、光ファイバ20a,20bのコア径alと異なるコア径blを有するコア31と、その外周部に設けられたクラッド32とを有する。
ヘテロコア部30におけるコア31の径blは、ここでは、光ファイバ20a,20bのコア21の径alより小さく、例えば、コア径alが9μmの場合、コア径blは5μmである。また、ヘテロコア部30の長さclは、例えば1mm〜2mm程度である。なお、コア径blは、例えば3μmや4μmであってもよい。光ファイバ20a,20bとヘテロコア部30とのクラッド径は同一又は略同一であり、例えば共に125μmである。
センサ部SPを構成するヘテロコア部30と光ファイバ20a,20bは、長手方向に直交する界面40でコア同士が接合するように略同軸に、例えば汎用化されている放電による融着などにより、接合されている。
光ファイバ20a,20b及びヘテロコア部30としては、シングルモード光ファイバ及びマルチモード光ファイバの何れをも使用可能であり、これらを組み合わせて使用してもよい。
なお、光ファイバセンサの破損防止のため、保護用の被膜を光ファイバセンサに設けることが好ましい。また、第1基板1や第2基板2と光ファイバセンサとの間に、光ファイバセンサ保護用の薄膜を配設してもよい。
光ファイバ20a,20bの中途部にヘテロコア型のセンサ部SPが接合されて構成を有する光ファイバセンサにおいて、センサ部SPのコア径blと光ファイバ20a,20bのコア径alとが界面40で異なっている。この界面40でのコア径の差に起因して、図5(a)に示すように、光ファイバセンサを伝送される光の一部がセンサ部SPのクラッド32へ漏洩し、リーク光Wが発生する。
コア径al,blの相違が小さくなるようにコア21,31の組み合わせを設定すると、リークWが小さくなり、大部分の光は再びコア21に入射し、伝送される光の損失(ロス)が小さくなる。コア径al,blの差が大きくなるようにコア21,31の組み合わせを設定すると、リークWが大きくなり、伝送されるセンサ光の損失が大きくなる。
ヘテロコア型のセンサ部SPを有する光ファイバセンサにおいて、リークWの大きさ、即ちセンサ光の損失量は、センサ部SP近傍の光ファイバセンサの屈曲、より正確には、光ファイバセンサが描く曲線の界面40での曲率の変動により鋭敏に変化し、曲率が大きいほど大きくなる。
次に、上記のように構成された重量計測素子WMの動作について説明する。
図4(b)に示す断面図を有する重量計測素子WMの荷重均一化基板3の上に図示しない計測対象物を載せると、計測対象物の重量に応じた荷重が荷重均一化基板3に印加され、この荷重が荷重均一化基板3の下部に配置された第2基板2へと伝達される。このとき、荷重均一化基板3の上面に印加される荷重が不均一であったとしても、下部へ伝達される荷重は、均一化されて、第2基板2へ略均等に伝達される。
第2基板2に荷重が印加されたとき、図4(c)に示すように、開口部2aを除く部分では第1基板1は第2基板2に押されて沈み込むが、開口部2a内では押されないので第1基板1は元の厚さを保持しようとする。この結果、第1基板1は、開口部2aの領域内では、開口部2aに凸となるように上面が盛り上る。そして、光ファイバセンサは、第1基板1の上面に載置されているので、開口部2aの領域内に位置する光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に、第2基板2に設けられた開口部2a側に凸となるよう、即ち上向きに凸となる曲げが生じる。
光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に生じた曲げに起因して、光ファイバセンサに伝送されるセンサ光の損失が変化する。即ち、荷重均一化基板3又は第2基板2に荷重が印加されたとき、光ファイバセンサを伝送する光の損失が変化する構成となっている。
計測対象物の所定の重量範囲において、荷重の大きさに応じて、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍の曲げの大きさが1対1対応で変化するように構成することにより、荷重の大きさに応じてセンサ光の損失が1対1対応で変化する。
従って、このようにして重量計測素子を構成し、荷重の大きさとセンサ光の損失の大きさの関係を予め調べておくことで、計測対象物を戴置したときに発生するセンサ光の損失の大きさから、計測対象物の重量を算出することができる。
荷重の大きさとセンサ光の損失の大きさの関係を示すデータと計測時のセンサ光の損失データからの計測対象物の重量の算出は、例えば、損失データを重量値に換算する所定のプログラムを組み込んだコンピュータなどにより実現できる。
本実施形態に係る重量計測素子WMと、それを用いて構成された重量計は、荷重均一化基板3に印加される荷重に応じて光ファイバセンサを伝送する光に対して損失を発生させる構成となっており、安価な構成で高精度な重量計測が実現することができる。
重量計測素子WMは、電気的に重量計測を行っていないので、例えば防爆施設などにおける重量計測に用いられる重量計に好適に利用可能である。
なお、第2基板2の開口部2aの開口長、ここでは開口径が10mm以下であることが好ましい。
第2基板2の開口部2aの開口径が10mmを超えると、センサ部SPの長さcl(図5(b)参照)と比較して十分に大きくなり過ぎ、荷重が印加しても光損失の変化が精度良く計測可能な程度に光ファイバセンサの曲げが発生しないおそれがある。
一方、第2基板2の開口部2aの開口径の下限については特に限定はないが、例えば、1mm以上であることが好ましい。開口径が1mmより小さくなるにつれて、伝送する光の損失が発生するような光ファイバセンサの曲げを生じさせることが困難となる可能性がある。なお、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍の曲率半径(擬似曲率半径)は、最大で開口部2aの開口径の半分程度となる。
また、第1基板1の硬度が第2基板2の硬度より低いことが好ましい。第1基板1が第2基板2より柔らかいことで、第2基板2に荷重が印加されたときに、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に安定な曲げを発生させることができ、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍の曲げを荷重に応じて生じさせることができる。また、荷重が除去されたとき、第1基板1の沈み込みの戻りが早い、即ち、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍の曲げの戻りが早いので、より精密な重量計測を行うことが可能となる。
例えば、第1基板1がクロロプレンゴム(硬度80程度)からなり、第2基板2がシリコーンゴム(硬度65程度)からなる構成を好ましく用いることができる。
なお、第1基板1の盛り上がりが第2基板2の厚さを超えると、光ファイバセンサが荷重均一板3に当接して、再現性の良好な計測結果を得ることができない。また、第1基板1の盛り上がりが微小になり過ぎると、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に生じる曲げが極小となり、精度良い計測結果を得ることができない。従って、第1基板1と第2基板2の素材や硬度は、計測する荷重範囲に応じて適宜定めればよい。例えば、車両等の重量物を計測する場合には、第1基板1と第2基板2の硬度を高いものとし、微小物等の軽量物を計測する場合には、、第1基板1と第2基板2の硬度を低いものとすることが好ましい。
また、第2基板2は、開口部20aの端部に接触する光ファイバセンサを破損しないよう、ゴム等の柔軟素材からなることが好ましいが、これに限定されない。例えば、開口部2aの端部をR形状に形成することや、開口部2aの端部に保護部材を設けることにより、第2基板2を硬質素材から構成することも可能である。
また、本実施形態では、1枚の荷重均一基板3に対して、センサ部SPが領域内に位置する開口部2aを1つ設ける場合について説明したが、これに限定されない。例えば、1枚の荷重均一基板3に対して、センサ部SPが領域内にそれぞれ位置する開口部2aを複数設けてもよい。この場合、1本の光ファイバセンサに複数のセンサ部SPを設けること、複数本の光ファイバセンサを用いることの何れも可能である。
また、本実施形態では、光ファイバセンサ、光ファイバセンサの下方に配置される第1基板1、及び開口部2aが設けられ、該開口部2aの領域内にセンサ部SPを位置させて光ファイバセンサの上方に配置される第2基板2、第2基板2上に配置される荷重均一化基板3を有し、荷重均一化基板3に荷重が印加されたとき、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に開口部2a側に凸となる曲げが生じ、光ファイバセンサを伝送する光に荷重に応じた損失が発生する重量計測素子WMについて説明した。
しかし、光ファイバセンサ、光ファイバセンサの上方に配置される第1基板1、及び開口部2aが設けられ、該開口部2aの領域内にセンサ部SPを位置させて光ファイバセンサの下方に配置される第2基板2、第1基板1上に配置される荷重均一化基板3を有し、荷重均一化基板3に荷重が印加されたとき、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に開口部2a側に凸となる曲げが生じ、光ファイバセンサを伝送する光に荷重に応じた損失が発生する重量計測素子であってもよい。
〔第2実施形態〕
センサ部SPとして、第1実施形態に記載の構成以外の構成を採用することも可能である。
そこで、本発明の第2実施形態に係る重量計測素子WMは。図6(a)を参照して、センサ部SPを構成する光透過部材であるヘテロコア部30のコア31の径blが、光ファイバ20a,20bのコア21の径alよりも大きな構成となっている。
また、本発明の第2実施形態の変形に係る重量計測素子WMは。図6(b)を参照して、センサ部SPとして、光ファイバ20a,20bのコア21の屈折率あるいはクラッド22の屈折率と同等の屈折率を持つ材料からなる、ヘテロコア部ではない光透過部材30aが光ファイバ20a,20bの中途部に接合されてなる構成となっている。
センサ部SP以外の重量計測素子WMの構成は、実質的に第1実施形態と同様である。
本実施形態の重量計測素子WMと、これを用いて構成された重量計は、荷重均一化基板3に印加される荷重に応じて光ファイバセンサを伝送する光に対して損失を発生させる構成となっており、安価で高精度な重量計を実現することができる。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態に係る重量計においては、図7を参照して、光ファイバセンサが、光カプラ16において、光ファイバ20aが光ファイバ20bと光ファイバ20cとに分岐するよう構成されている。光ファイバ20bの端部には銀を蒸着して形成された反射部(鏡)15が設けられ、光ファイバ20a端部が光ファイバセンサの光入射端、光ファイバ20c端部が光ファイバセンサの光出射端となる。光ファイバ20a,20bの中途部に重量計測素子WMが設けられている。
光ファイバ20aの端部にセンサ光を出射する光源11が設けられ、、光ファイバ20cの端部に、この出射端から出射されるセンサ光を検出する受光部12が設けられている。
上記以外の構成は、実質的に第1実施形態と同様である。また、第2実施形態の構成も適用可能である。
第3実施形態に係る重量計は、荷重均一化基板3に印加される荷重に応じて光ファイバセンサを伝送する光に対して損失を発生させる構成となっており、安価で高精度な重量計を実現することができる。
特に、反射部15で反射したセンサ光は、再びセンサ部SPを通過するため、一方向に通過させただけの光と比較してより多くの相互干渉の情報を含んだ光が計測され、より高感度に重量計測を行うことができる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態に係る重量計においては、図8を参照して、光ファイバセンサの一端部である光ファイバ20aの端部に、OTDR(Optical time-domain reflectometer)装置70が接続されている。OTDR装置70から入射されたセンサ光の後方へのレイリー散乱光をOTDR装置70自身が検出する。
上記以外の構成は、実質的に第1実施形態と同様である。また、第2,3実施形態の構成も適用可能である。
第4実施形態の重量計は、荷重均一化基板3に印加される荷重に応じて光ファイバセンサを伝送する光に対して損失を発生させる構成となっており、安価で高精度な重量計を実現することができる。
〔第5実施形態〕
本発明の第5実施形態に係る重量計においては、複数個の重量計測素子WMが1本の光ファイバセンサ上に直列に接続された構成となっている。
図9を参照して、ここでは、光ファイバ20a,20bの中途部に第1重量計測素子WMが設けられ、光ファイバ20b,20cの中途部に第2重量計測素子WMが設けられ、さらに光ファイバ20c,20dの中途部に第3重量計測素子WMが設けられている。即ち、ここでは、3個の重量計測素子WM〜WMが1本の光ファイバセンサ上に直列に接続された構成となっている。
光ファイバ20aには、OTDR装置70が接続されている。OTDR装置70からセンサ光が入射されると、複数個の重量計測素子WM〜WMのそれぞれにおいて後方へのレイリー散乱光が発生し、これをOTDR装置70が検出する。
上記以外の構成は、実質的に第1実施形態と同様であり、重量計測素子WM〜WMはそれぞれ第1実施形態と同様の構成とすることができる。また、第2から第4の各実施形態に適用可能である。
第5実施形態の重量計は、荷重均一化基板3に印加される荷重に応じて光ファイバセンサを伝送する光に対して損失を発生させる構成となっており、安価で高精度な重量計を実現することができる。
特に、複数個の重量計測素子WM〜WMで同時に重量を計測することが可能である。
〔第6実施形態〕
本発明の第6実施形態に係る重量計においては、図10を参照して、光ファイバセンサの光入射端である光ファイバ20aの端部に、白色光などのセンサ光を出射する白色光源11aが設けられている。そして、光ファイバセンサの光出射端である光ファイバ20bの端部に、この光出射端から出射されるセンサ光を検出する光マルチメータなどの受光部12が設けられている。このように、センサ光として、半導体発光ダイオード又は半導体レーザの発光する単一波長あるいは狭い波長領域の光のほかに、白色光を用いることができる。
上記以外の構成は、実質的に第1実施形態と同様である。また、第2から第5の各実施形態の構成も適用可能である。
第6実施形態の重量計は、荷重均一化基板3に印加される荷重に応じて光ファイバセンサを伝送する光に対して損失を発生させる構成となっており、安価で高精度な重量計を実現することができる。
〔実施例〕
実施例1として、図11(b)に示すように、上記の第1実施形態に係る重量計を作成した。第1基板1として、30mm×30mmの大きさで厚みが1mmであり、硬度80(JIS K6301 A)のクロロプレンゴムからなるシートを用いた。第2基板2として、30mm×30mmの大きさで厚みが1mmであり、硬度80(JIS K6301 A)のクロロプレンゴムからなるシートを用いた。第2基板2には開口径3mmの円形状の開口部2aを設けた。第1基板1上にセンサ部SPが配置されるように光ファイバセンサを配置し、センサ部SPが開口部2a内に配置されるように、第2基板2を配置した。また、光ファイバセンサとして、コア径alが9μm、クラッド径が125μmの光ファイバ20a,20bと、コア径blが5μm、クラッド径が125μm、長さclが1mm〜2mmのセンサ部SPとからなるものを用いた。
また、第1基板1として、30mm×30mmの大きさで厚みが2mmであり、硬度65(JIS K6301 A)のシリコーンゴムからなるシートを用い、上記以外は実施例1と同様にした重量計を、実施例2として作成した。
また、比較例として、図11(a)に示すように、第1基板100である30mm×30mmの大きさで厚みが1mmのクロロプレンゴムからなるシート上にセンサ部SPが配置されるように、光ファイバセンサ20a,20bを配置し、センサ部SPに当接するように、20mm×3mmの大きさで厚さが0.5mmである直方体形状のウレタンゴムからなる押圧部材101を配置し、これらを覆うように第2基板102である30mm×30mmの大きさで厚みが1mmのクロロプレンゴムからなるシートを配置した。
実施例1,2及び比較例に係る重量計に対して、20秒毎に、荷重を0,1,6.1,11.2,16.3,21.4,26.5,31.6,26.5,21.4,16.3,11.2,6.1,1,0(kgf)と、一度0kgfから31.6kgfまで増加させた後、再び0kgfに減らすように変化させたときの光ファイバセンサを伝送される光の損失を計測した。なお、図12から図17において、損失の値は、荷重が印加していないときの損失の値を基準(0dB)としている。
実施例1に係る重量計は、損失の時間変化を示すグラフである図12を参照して、20秒毎に変化させた荷重に対応して、損失が階段状に変化することが確認された。
損失の値を荷重に対してプロットしたグラフである図13を参照して、荷重が増加するときの損失に対して、荷重が減少するときの損失がやや大きいが、30kgf程度までの荷重に対して損失は一様に変化することが確認された。
実施例2に係る重量計は、損失の時間変化を示すグラフである図14を参照して、実施例1と同様に損失が階段状に変化していることが確認された。
損失の値を荷重に対してプロットしたグラフである図15を参照して、荷重が増加するときと荷重が減少するときの損失の差が実施例1より小さい。第1基板1の硬度が第2基板2の硬度より低くなるように構成とすることで、荷重が除去されるときの第1基板1の沈み込みの戻りが早く、即ち、光ファイバセンサのセンサ部SP近傍の曲げの戻りが早くなり、より精密な重量計測を行うことが可能となることが確認された。また、損失の値が荷重に対して直線状に変化する領域が増えており、より精密な計測に貢献しうることが確認された。
比較例に係る重量計は、損失の時間変化を示すグラフである図16を参照して、押圧部材101により荷重がセンサ部SPに集中し、5kgf程度までの軽い荷重の領域では実施例1,2より大きな損失が得られる。しかし、5kgf程度で飽和してしまい、5kgを超えると、実施例1,2のような階段状の損失の変化にはならなかった。
また、損失の値を荷重に対してプロットしたグラフである図17を参照して、荷重が増加するときと荷重が減少するときの損失の差が大きく、特に荷重を0に近づけるときの損失が小さくなる戻りが遅いことが確認された。
本発明は、上記の各実施形態に限定されず、各実施形態を適宜組み合わせた形態などであってもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、荷重均一化基板3を有さない構成とすることも可能である。しかし、この場合、均一化がなされないまま荷重が第2基板2に直接印加されるため、重量計測の精度が劣るため、荷重均一化基板3を有することが好ましい。ただし、計測対象物の底部形状等によって、荷重が第2基板2に略均等に印加される場合には、荷重均一化基板3は必要としない。
また、荷重均一化基板3上に載置等される被計測物の重量を計測することに限定されない。例えば、各実施形態の重量計測素子WMを水圧計に用いてもよい。この場合、重量計測素子WMを格納するステンレス等からなる筐体を設け、この筐体の上部に開口を形成する。そして、開口を介して印加される水圧によって光ファイバセンサのセンサ部SP近傍に発生する曲げから、水圧を求める。重量計測素子WMは、電気を用いないため、特別な防水対策を施す必要がなく、水圧計への利用に適している。さらに、防水され大気と連通した穴を筐体の下部に形成することにより、大気圧との差圧を計測することも可能となる。
本発明の重量計測素子及びそれを用いた重量計は、例えば防爆施設などにおいて用いられる重量計に好適に利用可能である。

Claims (7)

  1. コア及び該コアの外周に積層されたクラッドを備える光ファイバと、該光ファイバに接続され、該光ファイバとの界面で伝送する光の一部を漏洩する光透過部材とを有し、入射端に入射されて前記光透過部材を通過した光を出射端から出射する光ファイバセンサ、
    第1基板、及び
    開口部が設けられた第2基板を有し、
    上下方向に重ねて配設した前記第1基板と前記第2基板との間に前記光ファイバセンサを、前記開口部の領域内に前記光透過部材が位置するように配置させ、
    上方から荷重が印加されたとき、前記光ファイバセンサの前記光透過部材及びその近傍部分に前記開口部側に凸となる曲げが生じ、前記光ファイバセンサを伝送する光に前記荷重に応じた損失が発生することを特徴とする重量計測素子。
  2. 前記第1基板又は第2基板のうち上部に配置された基板上に配置される荷重均一化基板を有することを特徴とする請求項1に記載の重量計測素子。
  3. 前記開口部の開口長が10mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の重量計測素子。
  4. 前記第1基板の硬度が前記第2基板の硬度より低いことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の重量計測素子。
  5. 前記光透過部材は、前記光ファイバのコア径と異なるコア径を有するヘテロコア部であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の重量計測素子。
  6. 前記光透過部材は、前記光ファイバのコアの屈折率あるいはクラッドの屈折率と同等の屈折率を持つ光透過部材からなることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の重量計測素子。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の重量計測素子と、
    前記光ファイバセンサの入射端に設けられた光源と、
    前記光ファイバセンサの出射端に設けられた受光部とを備えることを特徴とする重量計。
JP2010520768A 2008-07-14 2009-07-14 重量計測素子及び重量計 Active JP5433826B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010520768A JP5433826B2 (ja) 2008-07-14 2009-07-14 重量計測素子及び重量計

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008182570 2008-07-14
JP2008182570 2008-07-14
PCT/JP2009/003311 WO2010007767A1 (ja) 2008-07-14 2009-07-14 重量計測素子及び重量計
JP2010520768A JP5433826B2 (ja) 2008-07-14 2009-07-14 重量計測素子及び重量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010007767A1 true JPWO2010007767A1 (ja) 2012-01-05
JP5433826B2 JP5433826B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=41550178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010520768A Active JP5433826B2 (ja) 2008-07-14 2009-07-14 重量計測素子及び重量計

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5433826B2 (ja)
WO (1) WO2010007767A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102155974A (zh) * 2011-04-08 2011-08-17 东南大学 车辆动态称重传感器
JP7145824B2 (ja) * 2019-08-22 2022-10-03 古河電気工業株式会社 外力検出装置および光ファイバセンサ
JP7134438B2 (ja) * 2019-09-11 2022-09-12 学校法人 創価大学 光ファイバセンサ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05172615A (ja) * 1991-12-25 1993-07-09 Shiroki Corp 重量計
US6449400B1 (en) * 1996-06-21 2002-09-10 Kabushiki Gaisha Inter Action Sensing optical fiber and sensor system
JP4728705B2 (ja) * 2005-06-06 2011-07-20 日立電線株式会社 衝撃検知光ファイバセンサ並びに荷重集中板
JP2007071613A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ圧力センサ及び重量測定装置
JP2007187578A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Nihon Electric Wire & Cable Co Ltd 光ファイバ型センサおよび光ファイバ型センサシステム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010007767A1 (ja) 2010-01-21
JP5433826B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8322919B2 (en) Miniature fiber optic temperature sensor with edge reflector
JP4751118B2 (ja) 光学式検出センサ
FR2613477A1 (fr) Capteur optique de deplacement et de pression
JP2007024527A (ja) 光ファイバセンサ及びセンサシステム
JP6297064B2 (ja) 非接触式圧力測定用光学センサ
JP5073215B2 (ja) 光ファイバケーブルおよびこれを用いた光ファイバ物理量変動検知センサ、物理量の変動検出方法
WO2007140715A1 (en) Optical pressure measuring apparatus
JP6301963B2 (ja) 歪みセンサ及び歪みセンサの設置方法
CN102410850A (zh) 一种反射式光纤传感器装置
JP5433826B2 (ja) 重量計測素子及び重量計
JPH05215628A (ja) 温度補償自己参照ファイバ光学マイクロベンド圧力トランスジューサ
US4581530A (en) Fiber-optic luminescence sensor utilizing interference in a thin layer structure
HU196259B (en) Optoelktromechanical measuring transducer
JP5054931B2 (ja) 光学式センサ
JP5415376B2 (ja) センサヘッド、および光学式センサ
CN201828277U (zh) 一种反射式光纤传感器装置
JPH11101617A (ja) 構造体ひずみ監視方法およびその監視装置
JP7134438B2 (ja) 光ファイバセンサ
WO2009107402A1 (ja) 重量計測素子及び重量計
JP7134425B2 (ja) 光ファイバセンサ及びこれを用いた変位検出装置、変形感受装置並びに光ファイバセンサシステム
CN113029522A (zh) 一种光纤微弯损耗的测试方法
JP2017116531A (ja) 薄膜光センシングネットワークを用いた触覚センシングシステム及び方法
CN103048002A (zh) 一种反射式光纤传感器装置
JP2024046401A (ja) 光ファイバセンサ
JP5178093B2 (ja) 光式センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5433826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250