JPWO2009118839A1 - 紙幣処理装置 - Google Patents
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Abstract
この発明の紙幣処理装置1は、紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別するための識別ユニット5と、送られてくる紙幣を順に積み重ねて集積するための帯封用集積部15、16と、前記帯封用集積部に所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣をテープで結束するための帯封装置17と、前記帯封用集積部に集積される第1枚目の紙幣が表向きで送られている旨の前記識別ユニットの識別情報に基づいて、前記帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにするN枚目の紙幣向き制御手段40とを含んでいる。
Description
この発明は、紙幣を所定枚数集積し、集積した紙幣を帯封する機構を有する紙幣処理装置に関し、特に、帯封後の紙幣束の表裏に位置する紙幣の向きを所望の向きにすることができる紙幣処理装置に関する。
金融機関等においては、回収した紙幣を整理するために紙幣処理装置が用いられている。この種の紙幣処理装置は、回収された紙幣を入金口から装置内に取り込み、紙幣の種別を判別し、種別毎に紙幣を集積する。そして、予め定める種類(金種)の紙幣が、たとえば100枚を集積単位として、帯封装置へ搬送され、テープによって紙幣束(100枚の集積紙幣)に帯封される。なお、以下では、集積された紙幣に関し、帯封される前の状態にあるものを集積紙幣といい、帯封された後の状態にあるものを紙幣束という。
たとえば、日本の紙幣では、人物像を含む面が表面とされ、その反対側の面が裏面とされる。つまり、人物像が見える状態における紙幣の向きが表向きとされ、人物像が見えない状態における紙幣の向きが裏向きとされる。そして、人物像が正立状態にある紙幣の向きが上向きとされ、倒立状態にある紙幣の向きが下向きとされる。
入金口に取り込まれる時点における複数の紙幣では、表裏および上下の向きが揃っていないのが一般的である。
入金口に取り込まれる時点における複数の紙幣では、表裏および上下の向きが揃っていないのが一般的である。
そのため、取り込んだ複数の紙幣の表裏および上下の向きを自動的に揃えることができる紙幣処理装置が提案されている(たとえば下記特許文献1参照)。
特許文献1に記載の紙幣処理装置では、取り込まれた紙幣の向きが上記4方向(表向き、裏向き、上向きおよび下向き)のいずれであるかが識別された後に、まず、第1の振り分け機構によって、取り込まれた紙幣が、表向きの紙幣からなる第1のグループと、裏向きの紙幣からなる第2のグループとに振り分けられる。そして、紙幣処理装置に設けられた表裏反転機構が、第1および第2のグループのうち、一方のグループにおける紙幣を、その表裏を反転してから、他方のグループの紙幣と合流させる。これにより、取り込まれたすべての紙幣の表裏が揃えられる。表裏が揃えられた紙幣は、第2の振り分け機構によって上向きのグループと下向きのグループとに振り分けられてから別々のスタッカ部に集積される。その後、上向きの集積紙幣と、下向きの集積紙幣とが、個別に帯封される。
特許文献1に記載の紙幣処理装置では、取り込まれた紙幣の向きが上記4方向(表向き、裏向き、上向きおよび下向き)のいずれであるかが識別された後に、まず、第1の振り分け機構によって、取り込まれた紙幣が、表向きの紙幣からなる第1のグループと、裏向きの紙幣からなる第2のグループとに振り分けられる。そして、紙幣処理装置に設けられた表裏反転機構が、第1および第2のグループのうち、一方のグループにおける紙幣を、その表裏を反転してから、他方のグループの紙幣と合流させる。これにより、取り込まれたすべての紙幣の表裏が揃えられる。表裏が揃えられた紙幣は、第2の振り分け機構によって上向きのグループと下向きのグループとに振り分けられてから別々のスタッカ部に集積される。その後、上向きの集積紙幣と、下向きの集積紙幣とが、個別に帯封される。
特許文献1に記載の紙幣処理装置では、比較的嵩張る表裏反転機構や複数のスタッカ部を備えるため、装置の大型化や製造コスト高が不可避である。また、取り込まれた全ての紙幣の向きを揃えるので、紙幣を取り込んでから帯封を終えるまでに時間がかかる。
ところで、紙幣束において、全ての紙幣の向きを揃えることは、必ずしも要求されない。たとえば、中国では、紙幣束において、表裏のどちらかの紙幣の向きが表向きであれば、それ以外の紙幣の向きが揃っていなくてもよい。つまり、紙幣束の最外方の紙幣だけが向きを要求されることがある。
ところで、紙幣束において、全ての紙幣の向きを揃えることは、必ずしも要求されない。たとえば、中国では、紙幣束において、表裏のどちらかの紙幣の向きが表向きであれば、それ以外の紙幣の向きが揃っていなくてもよい。つまり、紙幣束の最外方の紙幣だけが向きを要求されることがある。
そこで、上述した表裏反転機構のような大掛かりな構成を用いることなく、紙幣束において表裏に位置する紙幣の向きを所望の向きにすることができると望ましい。
特開2001−34810号公報
この発明は、上述のような背景技術のもとになされたものであり、簡易な構成によって、帯封後の紙幣束において表裏に位置する紙幣の向きを所望の向きにすることができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
この発明の紙幣処理装置(1)は、紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別するための識別ユニット(5)と、送られてくる紙幣を順に積み重ねて集積するための帯封用集積部(15、16)と、前記帯封用集積部に所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣をテープで結束するための帯封装置(17)と、前記帯封用集積部に集積される第1枚目の紙幣が表向きで送られている旨の前記識別ユニットの識別情報に基づいて、前記帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにするN枚目の紙幣向き制御手段(40)と、を含むことを特徴とする、紙幣処理装置である。
なお、この項において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を示すが、これらの参考符号により発明を限定する趣旨ではない。
上記の構成によれば、帯封用集積部では、送られてくる紙幣が順に積み重ねて集積され、所定枚数N(Nはたとえば100)の紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣は、帯封装置(17)によってテープで結束されて紙幣束になる。
上記の構成によれば、帯封用集積部では、送られてくる紙幣が順に積み重ねて集積され、所定枚数N(Nはたとえば100)の紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣は、帯封装置(17)によってテープで結束されて紙幣束になる。
ここで、識別ユニット(5)が、紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別する。そして、帯封用集積部に集積される第1枚目の紙幣が表向きで送られている旨の識別ユニットの識別情報に基づいて、N枚目の紙幣向き制御手段(40)が、帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにする。
つまり、N枚の紙幣からなる紙幣束では、1枚目およびN枚目の紙幣が紙幣束における表裏のどちらかに位置するので、帯封用集積部において第1枚目の紙幣が表向き、すなわち、紙幣束となったときに第1枚目の紙幣の裏面が見える場合には、第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにするだけの簡易な構成によって、帯封後の紙幣束における表裏のどちらか一方に位置する紙幣を表向きにすることができる。よって、たとえば、中国の金融機関などが要求する紙幣束の作成処理に適合し、紙幣束の見映えの向上を図ることができる。
つまり、N枚の紙幣からなる紙幣束では、1枚目およびN枚目の紙幣が紙幣束における表裏のどちらかに位置するので、帯封用集積部において第1枚目の紙幣が表向き、すなわち、紙幣束となったときに第1枚目の紙幣の裏面が見える場合には、第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにするだけの簡易な構成によって、帯封後の紙幣束における表裏のどちらか一方に位置する紙幣を表向きにすることができる。よって、たとえば、中国の金融機関などが要求する紙幣束の作成処理に適合し、紙幣束の見映えの向上を図ることができる。
また、この発明の紙幣処理装置(1)は、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さない装置であって、前記帯封用集積部の上流側に設けられた紙幣を一時収容するための一時保留部(14)を有し、前記紙幣向き制御手段は、前記帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、前記識別ユニットの識別情報により前記帯封用集積部へ送られる紙幣が裏向きのときは、その裏向きに送られる紙幣は前記一時保留部に収容し、その後に表向きで送られる紙幣を前記帯封用集積部へ第N枚目の紙幣として集積させる構成であってもよい。
上記の構成によれば、紙幣向き制御手段は、帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、第N枚目の紙幣として表向きの紙幣が搬送されてくるまでは、裏向きで搬送されてくる紙幣を集積せずに、一時保留部に収容する。そのため、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さずとも、簡易な構成によって、帯封用集積部において第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにすることができる。
また、この発明の紙幣処理装置(1)は、紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別するための識別ユニット(5)と、送られてくる紙幣を順に積み重ねて集積するための帯封用集積部(15、16)と、前記帯封用集積部に所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣をテープで結束するための帯封装置(17)と、前記識別ユニットで識別された第1枚目の紙幣の向き情報に基づいて、前記帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにするN枚目の紙幣向き制御手段(40)と、を含むことを特徴とする、紙幣処理装置である。
上記の構成によれば、帯封用集積部では、送られてくる紙幣が順に積み重ねて集積され、所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣は、帯封装置(17)によってテープで結束されて紙幣束になる。
ここで、識別ユニット(5)が、紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別する。そして、識別ユニットで識別された第1枚目の紙幣の向き情報に基づいて、N枚目の紙幣向き制御手段(40)が、帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにする。
ここで、識別ユニット(5)が、紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別する。そして、識別ユニットで識別された第1枚目の紙幣の向き情報に基づいて、N枚目の紙幣向き制御手段(40)が、帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにする。
つまり、N枚の紙幣からなる紙幣束では、1枚目およびN枚目の紙幣が紙幣束における表裏に位置するので、帯封用集積部において第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにするだけの簡易な構成によって、帯封後の紙幣束は、一方が表、他方が裏となる。よって、紙幣束の見映えの向上を図ることもできる。
また、この発明の紙幣処理装置(1)は、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さない装置であって、前記帯封用集積部の上流側に設けられた紙幣を一時収容するための一時保留部(14)を有し、前記紙幣向き制御手段は、前記帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、前記識別ユニットの識別情報により前記帯封用集積部へ送られる紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しないときは、その紙幣を前記一時保留部に収容し、その後に第1枚目の向きと一致する向きで送られてくる紙幣を前記帯封用集積部へ第N枚目の紙幣として集積させる構成であってもよい。
また、この発明の紙幣処理装置(1)は、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さない装置であって、前記帯封用集積部の上流側に設けられた紙幣を一時収容するための一時保留部(14)を有し、前記紙幣向き制御手段は、前記帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、前記識別ユニットの識別情報により前記帯封用集積部へ送られる紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しないときは、その紙幣を前記一時保留部に収容し、その後に第1枚目の向きと一致する向きで送られてくる紙幣を前記帯封用集積部へ第N枚目の紙幣として集積させる構成であってもよい。
上記の構成によれば、紙幣向き制御手段は、帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、帯封用集積部へ送られる紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しないときは、その紙幣を一時保留部に収容し、その後に第1枚目の向きと一致する向きで送られてくる紙幣を帯封用集積部へ第N枚目の紙幣として集積させる。そのため、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さずとも、簡易な構成によって、帯封用集積部において第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにすることができる。
また、この発明の紙幣処理装置(1)において、前記N枚目の紙幣向き制御手段は、紙幣を送る搬送路にバイパス的に設けられ、送られる紙幣を反転させることのできる反転機構(45)を含む構成であってもよい。
上記の構成によれば、帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、帯封用集積部へ送られる第N枚目の紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しない裏向きであっても、反転機構(45)によって、その紙幣を反転させ、その紙幣が帯封用集積部において第1枚目の紙幣と同じ表向きで積み重ねられるようにすることができる。これにより、表裏のどちらか一方に位置する紙幣が表向きとなる紙幣束をすばやく作成することができる。
上記の構成によれば、帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、帯封用集積部へ送られる第N枚目の紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しない裏向きであっても、反転機構(45)によって、その紙幣を反転させ、その紙幣が帯封用集積部において第1枚目の紙幣と同じ表向きで積み重ねられるようにすることができる。これにより、表裏のどちらか一方に位置する紙幣が表向きとなる紙幣束をすばやく作成することができる。
1 紙幣処理装置
5 識別ユニット
6 搬送路
14 一時保留部
15 帯封用集積部
16 帯封用集積部
17 帯封装置
40 制御部
45 表裏反転機構
M 集積紙幣
5 識別ユニット
6 搬送路
14 一時保留部
15 帯封用集積部
16 帯封用集積部
17 帯封装置
40 制御部
45 表裏反転機構
M 集積紙幣
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
<全体構成の概要説明>
図1は、この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置1の全体構成を示す図解的な縦断面構造図である。
この紙幣処理装置1は、銀行等に設置され、紙幣の出納管理を行うための現金出納機である。
<全体構成の概要説明>
図1は、この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置1の全体構成を示す図解的な縦断面構造図である。
この紙幣処理装置1は、銀行等に設置され、紙幣の出納管理を行うための現金出納機である。
図1を参照して、紙幣処理装置1は、筐体2を有している。図1における左側が筐体2の正面であり、正面には、紙幣を入金するための入金口としてのホッパー3、開口部に開閉自在のシャッターを設けた出金口8、リジェクト紙幣排出口7、紙幣束出金口18が備えられている。
筐体2内には、取り込み経路4と、識別ユニット5と、搬送路6と、5つの紙幣収納庫9(個別に区別するときは、左から順に9a、9b、9c、9d、9eとする。)と、一時保留部14と、2つの帯封用集積部15、16と、帯封装置17とが内蔵されている。
筐体2内には、取り込み経路4と、識別ユニット5と、搬送路6と、5つの紙幣収納庫9(個別に区別するときは、左から順に9a、9b、9c、9d、9eとする。)と、一時保留部14と、2つの帯封用集積部15、16と、帯封装置17とが内蔵されている。
取り込み経路4は、ホッパー3にセットされた紙幣を1枚ずつ取り込み、搬送路6へと送るための経路である。
識別ユニット5は、搬送路6を搬送される紙幣の金種、正損、真偽等を識別したり、紙幣が表向きで送られているか裏向きで送られているかを識別したりするためのものである。
識別ユニット5は、搬送路6を搬送される紙幣の金種、正損、真偽等を識別したり、紙幣が表向きで送られているか裏向きで送られているかを識別したりするためのものである。
搬送路6は、識別ユニット5で識別された紙幣を搬送するためのものであって、ループ状をなしており、搬送路6上の紙幣は、循環するように搬送され得る。そして、搬送路6の途中に、識別ユニット5が配置され、搬送路6での紙幣の搬送方向(図1における時計回りの方向)に見て、搬送路6における識別ユニット5の下流側には、分岐路20、21、22、23、24、25、26、27の各一端が、この順番で接続されている。
分岐路20の他端は、リジェクト紙幣排出口7または出金口8に接続されている。分岐路21の他端は一時保留部14に接続され、分岐路22の他端は帯封用集積部15または16に接続されている。分岐路23の他端は紙幣収納庫9eに接続され、分岐路24の他端は紙幣収納庫9dに接続され、分岐路25の他端は紙幣収納庫9cに接続され、分岐路26の他端は紙幣収納庫9bに接続され、分岐路27の他端は紙幣収納庫9aに接続されている。
ここで、搬送路6と分岐路20〜27のそれぞれとの接続位置には、分岐爪(図示せず)が設けられており、この分岐爪を切り換えることによって、搬送路6上の紙幣を所望の分岐路20〜27へ搬送することができる。
ホッパー3から入金された紙幣のうち、識別ユニット5においてリジェクト紙幣(損券、偽券等)と識別された紙幣は、搬送路6から分岐路20へと搬送され、リジェクト紙幣排出口7へ排出される。
ホッパー3から入金された紙幣のうち、識別ユニット5においてリジェクト紙幣(損券、偽券等)と識別された紙幣は、搬送路6から分岐路20へと搬送され、リジェクト紙幣排出口7へ排出される。
ホッパー3から入金されたリジェクト紙幣以外の紙幣は、通常、分岐路21を経て一時保留部14に保留される。そして、入金が確定後、金種に応じて、分岐路23〜27のいずれかを経て紙幣収納庫9に収納される。また、各紙幣収納庫9に収納された金種別の紙幣は、各紙幣収納庫9から繰り出され、搬送路6から分岐路22を経て帯封用集積部15または16へ与えられる。そして、金種別に集積された所定枚数(たとえば100枚)の集積紙幣は、帯封装置17で紙幣束にされ、紙幣束は、搬送ベルト33で搬送され、紙幣束出金口18へ出金される。
一時保留部14に保留された紙幣は、入金がキャンセルされた場合、搬送路6および分岐路20を経て、出金口8から返却される。
以上説明した紙幣の流れ(整理のための紙幣の搬送)は、一般的な説明であり、以下に説明するように、紙幣処理装置1の設定内容を変更等することによって、紙幣を所望の態様で処理整理することができる。
<紙幣の集積および帯封>
以下には、この実施形態において行われる帯封用集積部15、16における紙幣の集積および帯封装置17での帯封について説明する。
以上説明した紙幣の流れ(整理のための紙幣の搬送)は、一般的な説明であり、以下に説明するように、紙幣処理装置1の設定内容を変更等することによって、紙幣を所望の態様で処理整理することができる。
<紙幣の集積および帯封>
以下には、この実施形態において行われる帯封用集積部15、16における紙幣の集積および帯封装置17での帯封について説明する。
帯封用集積部15、16のそれぞれには、集積板32が設けられており、分岐路22から帯封用集積部15、16に搬送されてきた紙幣は、各集積板32に上から順に積み重ねて集積される。
そして、帯封用集積部15、16においてN枚(たとえば100枚)の紙幣が集積されると、集積されたN枚の紙幣(集積紙幣Mという。)は、図示矢印で示すように、帯封装置17へ搬送される。集積紙幣Mは、帯封装置17において、テープ(図示せず)で結束(帯封)されて紙幣束となり、排出される。なお、帯封処理は、帯封用集積部15の集積紙幣Mと、帯封用集積部16の集積紙幣Mとで交互に行われる。
そして、帯封用集積部15、16においてN枚(たとえば100枚)の紙幣が集積されると、集積されたN枚の紙幣(集積紙幣Mという。)は、図示矢印で示すように、帯封装置17へ搬送される。集積紙幣Mは、帯封装置17において、テープ(図示せず)で結束(帯封)されて紙幣束となり、排出される。なお、帯封処理は、帯封用集積部15の集積紙幣Mと、帯封用集積部16の集積紙幣Mとで交互に行われる。
図2は、N枚の集積紙幣(紙幣束)の模式図である。
図2を参照して、上述したように、帯封用集積部15、16のそれぞれでは、分岐路22から送られてくる紙幣が、集積板32に上から順に積み重ねられる。そのため、上述したN枚の集積紙幣Mでは、第1枚目の紙幣(最初に搬送されてきた紙幣)が集積板32に直接載置された後に、第1枚目の紙幣の上に第2枚目以降の紙幣が順に積み重ねられ、第N枚目の紙幣は、集積紙幣Mにおいて、最上位に配置される。
図2を参照して、上述したように、帯封用集積部15、16のそれぞれでは、分岐路22から送られてくる紙幣が、集積板32に上から順に積み重ねられる。そのため、上述したN枚の集積紙幣Mでは、第1枚目の紙幣(最初に搬送されてきた紙幣)が集積板32に直接載置された後に、第1枚目の紙幣の上に第2枚目以降の紙幣が順に積み重ねられ、第N枚目の紙幣は、集積紙幣Mにおいて、最上位に配置される。
このように集積板32に積み重ねられたN枚の集積紙幣Mが、上述したように帯封されて紙幣束Mとなり、上述した第1枚目および第N枚目の紙幣は、紙幣束Mにおける表および裏に位置することとなる。
ここで、この紙幣処理装置1(図1参照)は、ホッパー3から取り込まれた紙幣の表裏の向きを反転させる機構を有しておらず、ホッパー3にセットされた紙幣は、その向きのまま搬送されて集積される。
ここで、この紙幣処理装置1(図1参照)は、ホッパー3から取り込まれた紙幣の表裏の向きを反転させる機構を有しておらず、ホッパー3にセットされた紙幣は、その向きのまま搬送されて集積される。
ところで、例えば中国では、紙幣束Mは、表裏のどちらか一方の紙幣の向きが表向きでなければならないと決められている。言い換えれば、図2(1)に示すように、紙幣束Mの状態で、第1枚目の紙幣が裏向きになっていても、第N番目の紙幣が表向きになっていればよく、図2(2)に示すように、第1枚目の紙幣が表向きになっていれば、第N番目の紙幣の向きは表裏どちらでもよく、図2(3)に示すように第N番目の紙幣が裏向きになっていても構わない。
このような紙幣束M(図2(1)〜(3)参照)を作成するために、この紙幣処理装置1では、帯封用集積部15、16での紙幣の集積に関し、後述する制御動作が実行される。
<制御回路ブロック>
図3は、この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置1の制御回路ブロック図であり、この発明の特徴と関連する部分のみを示すブロック図である。
<制御回路ブロック>
図3は、この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置1の制御回路ブロック図であり、この発明の特徴と関連する部分のみを示すブロック図である。
図3に示すように、紙幣処理装置1には、マイクロコンピュータ等で構成された紙幣向き制御手段としての制御部40が備えられている。制御部40は、識別ユニット5から与えられる紙幣の識別情報に基づいて、搬送装置41および帯封装置17を制御する。ここで、搬送装置41は、上述したように搬送路6と分岐路20〜27のそれぞれとの接続位置に設けられた分岐爪(図示せず)と、紙幣を搬送路6および分岐路20〜27において搬送するローラ(図示せず)とを含んでいる(図1参照)。つまり、制御部40は、搬送装置41に関し、分岐爪(図示せず)の切り換え、および、ローラ(図示せず)の駆動を制御する。
また、制御部40には、帯封用集積部15、16のそれぞれの集積板32に集積された紙幣の枚数をカウントするための枚数カウンタCが設定されている。
<制御動作の一例>
次に、紙幣束Mにおいて表裏のどちらかに位置する紙幣の向きを表向きにするための制御動作について説明をする。
<制御動作の一例>
次に、紙幣束Mにおいて表裏のどちらかに位置する紙幣の向きを表向きにするための制御動作について説明をする。
図4は、図3に示す制御部40において行われる制御動作の一例を示すフローチャートである。
図4のフローチャートの流れに従い、図1〜図3を参照して説明する。なお、ここでは、入金のキャンセルはないものとする。
まず、紙幣処理装置1において入金があった場合(ステップS1でYES)、制御部40には、識別ユニット5から、入金された紙幣の識別情報が一枚毎に与えられる(ステップS2)。紙幣の識別情報とは、上述したように、紙幣の金種、正損、真偽等についての情報や、紙幣が表向きで送られているか裏向きで送られているかについての情報である。
図4のフローチャートの流れに従い、図1〜図3を参照して説明する。なお、ここでは、入金のキャンセルはないものとする。
まず、紙幣処理装置1において入金があった場合(ステップS1でYES)、制御部40には、識別ユニット5から、入金された紙幣の識別情報が一枚毎に与えられる(ステップS2)。紙幣の識別情報とは、上述したように、紙幣の金種、正損、真偽等についての情報や、紙幣が表向きで送られているか裏向きで送られているかについての情報である。
制御部40は、識別ユニット5から与えられる紙幣の識別情報に基づいて、入金された紙幣を帯封するか否かを判断する(ステップS3)。例えば、100元紙幣だけを選別して帯封すると設定されている場合は、100元紙幣以外は帯封処理から外される(ステップS3でNO)。
そして、制御部40は、この紙幣がたとえば100元紙幣であり、帯封すると判断した場合には(ステップS3でYES)、枚数カウンタCのカウント値を参照する(ステップS4)。カウント値が0の場合(ステップS4でYES)、たとえば帯封用集積部15の集積板32に紙幣が1枚も集積されていない場合には、制御部40は、この紙幣の識別情報のうちの表向きで送られているか裏向きで送られているかについての識別情報を、集積板32にこれからN枚積み重ねられる集積紙幣Mにおける第1枚目の紙幣の情報として登録する(ステップS5)。
そして、制御部40は、この紙幣がたとえば100元紙幣であり、帯封すると判断した場合には(ステップS3でYES)、枚数カウンタCのカウント値を参照する(ステップS4)。カウント値が0の場合(ステップS4でYES)、たとえば帯封用集積部15の集積板32に紙幣が1枚も集積されていない場合には、制御部40は、この紙幣の識別情報のうちの表向きで送られているか裏向きで送られているかについての識別情報を、集積板32にこれからN枚積み重ねられる集積紙幣Mにおける第1枚目の紙幣の情報として登録する(ステップS5)。
次いで、制御部40は、枚数カウンタCのカウント値を再び参照する(ステップS6)。カウント値がN−1でない場合(ステップS6でNO)、つまり、集積板32に集積された紙幣の枚数がN−1枚まで到達していない場合、制御部40は、搬送装置41に、ステップS3において帯封すると判断した紙幣(たとえば100元紙幣)を、帯封用集積部15の集積板32へと搬送させる(ステップS7)。これにより、集積板32には、第1枚目の100元紙幣が積まれる。そして、制御部40は、1枚目の紙幣が乗ったことを記憶するため、枚数カウンタCのカウント値をインクリメントする(この場合、枚数カウンタCを0→1とする)(ステップS8)。
ステップS4においてカウント値が0でない場合(ステップS4でNO)、つまり、集積板32に100元紙幣が1枚以上集積されている場合には、制御部40は、ステップS5の処理を行わず、引き続いて、ステップS6以降の処理を行う。
このようにして、集積板32には、100元紙幣が集積されていく。
そして、枚数カウンタCのカウント値がN−1になった場合(ステップS6でYES)、つまり、集積板32に集積された100元紙幣の枚数がN−1枚まで到達した場合、制御部40は、第1枚目の100元紙幣の識別情報を参照する(ステップS9)。
このようにして、集積板32には、100元紙幣が集積されていく。
そして、枚数カウンタCのカウント値がN−1になった場合(ステップS6でYES)、つまり、集積板32に集積された100元紙幣の枚数がN−1枚まで到達した場合、制御部40は、第1枚目の100元紙幣の識別情報を参照する(ステップS9)。
第1枚目の100元紙幣が表向きの場合(ステップS9でYES)、紙幣束Mの一方には、第1枚目の紙幣の裏面が表われる(図2(1)参照)。そこで、紙幣束Mの少なくとも一方に紙幣の表面が表われるようにするためには、第N枚目の紙幣を表向きにしなければならない(図2(1)参照)。
そこで、N−1枚の紙幣が集積板32に集積された後に続いて集積板32に搬送されてくる紙幣が表向きの場合(ステップS10でYES)、制御部40は、搬送装置41に、この紙幣を、N枚目の紙幣として、帯封用集積部15の集積板32へと搬送させる(ステップS12)。そして、制御部40は、枚数カウンタCのカウント値をクリアする(ステップS13)。また、集積板32にN枚の紙幣が集積されたので、制御部40は、帯封装置17に、N枚の集積紙幣の帯封を行わせる。
そこで、N−1枚の紙幣が集積板32に集積された後に続いて集積板32に搬送されてくる紙幣が表向きの場合(ステップS10でYES)、制御部40は、搬送装置41に、この紙幣を、N枚目の紙幣として、帯封用集積部15の集積板32へと搬送させる(ステップS12)。そして、制御部40は、枚数カウンタCのカウント値をクリアする(ステップS13)。また、集積板32にN枚の紙幣が集積されたので、制御部40は、帯封装置17に、N枚の集積紙幣の帯封を行わせる。
一方、N−1枚の紙幣が集積板32に集積された後に続いて集積板32に搬送されてくる紙幣が表向きでない場合(ステップS10でNO)、制御部40は、搬送装置41に、この紙幣を、集積板32でなく、紙幣の搬送方向において帯封用集積部15より上流側の一時保留部14(図1参照)へと搬送させ、一時保留部14に一時的に収容させる(ステップS11)。つまり、制御部40は、集積板32にN−1枚の紙幣が集積された後、N−1枚目の後から搬送されてくる紙幣の向きが裏向きのときは、その裏向きに送られる紙幣は一時保留部14に収容し、集積板32に集積させない。そして、表向きの紙幣が送られて来るまで紙幣を一時保留部14に収容するという処理を続け、表向きの紙幣が送られてくると(ステップS10でYES)、制御部40は、ステップS12以降の処理を実施し、この紙幣を集積板32へ第N枚目の紙幣として集積させる。
ただし、第1枚目の紙幣が表向きでない場合(ステップS9でNO)、第1枚目の紙幣の表面が紙幣束Mの一面として露出される(図2(2)および(3)参照)。よって、その場合は、第N枚目の紙幣(さらには第2枚目以降の紙幣)の向きは表裏のどちらでもよく、制御部40は、ステップS10およびステップS11の処理を行わず、N−1枚の紙幣が集積板32に集積された後に続いて集積板32に搬送されてくる紙幣をそのまま集積板32に集積させる(ステップS12)。
以上のように、制御部40は、集積板32に集積される第1枚目の紙幣が表向きで送られている旨の識別ユニット5の識別情報に基づいて、集積板32に集積される第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにN枚目の紙幣の向きを制御している(ステップS9〜S12)。言い換えれば、制御部40は、識別ユニット5で識別された第1枚目の紙幣の向き情報に基づいて、第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにしている。
つまり、N枚の紙幣からなる紙幣束Mでは、1枚目およびN枚目の紙幣が紙幣束Mの表裏に位置するので、集積板32において第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ表向きで積み重ねられるようにするだけの簡易な構成によって、帯封後の紙幣束Mにおける表裏のどちらか一方に位置する紙幣を表向きにすることができる(図2(1)参照)。そして、この場合、紙幣束Mにおける表裏のどちらか他方に位置する紙幣を裏向きにすることもできるので、紙幣束Mの見映えの向上を図ることもできる。
特に、制御部40は、集積板32にN−1枚の紙幣が集積された後、集積板32へ送られる紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しない裏向きときは、その紙幣を一時保留部14に収容し、その後に第1枚目の向きと一致する表向きで送られてくる紙幣を集積板32へ第N枚目の紙幣として集積させる(ステップS10およびS11)。そのため、紙幣の向きを反転させる機構を有さずとも、簡易な構成によって、集積板32において第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ表向きで積み重ねられるようにすることができる。
以上の実施例では、紙幣がホッパー3から入金される場合を例示して説明したが、たとえば、入金された紙幣が金種別に紙幣収納庫9へ収納され、紙幣収納庫9から同一金種の紙幣が繰り出されてN枚毎に帯封される場合にも、この制御動作が実施される。
<表裏反転機構>
図5は、紙幣処理装置1に設けられる表裏反転機構45を説明するための模式図である。
<表裏反転機構>
図5は、紙幣処理装置1に設けられる表裏反転機構45を説明するための模式図である。
上記実施形態における紙幣処理装置1は、ホッパー3から取り込まれた紙幣の表裏の向きを反転させる機構を有していない装置であったが(図1参照)、このような機構(表裏反転機構45)を備える構成も考えられる。
その場合、図5を参照して、表裏反転機構45は、搬送路6にバイパス的に設けられおり、表裏反転機構45を通る紙幣の表裏を反転させることができる。制御部40は、紙幣の搬送流路を切り換えて、紙幣が表裏反転機構45または搬送路6のどちらかへ搬送された後に帯封用集積部15、16で集積されるようにすることができる。
その場合、図5を参照して、表裏反転機構45は、搬送路6にバイパス的に設けられおり、表裏反転機構45を通る紙幣の表裏を反転させることができる。制御部40は、紙幣の搬送流路を切り換えて、紙幣が表裏反転機構45または搬送路6のどちらかへ搬送された後に帯封用集積部15、16で集積されるようにすることができる。
つまり、表裏反転機構45を設ければ、集積板32にN−1枚の紙幣が集積された後に集積板32へ送られる第N枚目の紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しない裏向きであっても、その紙幣を反転させ、その紙幣が集積板32において第1枚目の紙幣と同じ表向きで積み重ねられるようにすることができる。これにより、表裏のどちらか一方に位置する紙幣が表向きとなる紙幣束Mをすばやく作成することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、ホッパー3で入金された紙幣に、上述した第N枚目の紙幣にふさわしい紙幣が存在しない場合には、紙幣収納庫9にすでに集積された紙幣を用いてもよい。
たとえば、ホッパー3で入金された紙幣に、上述した第N枚目の紙幣にふさわしい紙幣が存在しない場合には、紙幣収納庫9にすでに集積された紙幣を用いてもよい。
Claims (5)
- 紙幣を処理するための紙幣処理装置であって、
紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別するための識別ユニットと、
送られてくる紙幣を順に積み重ねて集積するための帯封用集積部と、
前記帯封用集積部に所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣をテープで結束するための帯封装置と、
前記帯封用集積部に集積される第1枚目の紙幣が表向きで送られている旨の前記識別ユニットの識別情報に基づいて、前記帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が表向きで積み重ねられるようにするN枚目の紙幣向き制御手段と、
を含むことを特徴とする、紙幣処理装置。 - 前記紙幣処理装置は、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さない装置であって、
前記帯封用集積部の上流側に設けられた紙幣を一時収容するための一時保留部を有し、
前記紙幣向き制御手段は、前記帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、前記識別ユニットの識別情報により前記帯封用集積部へ送られる紙幣が裏向きのときは、その裏向きに送られる紙幣は前記一時保留部に収容し、その後に表向きで送られる紙幣を前記帯封用集積部へ第N枚目の紙幣として集積させることを特徴とする、請求項1記載の紙幣処理装置。 - 紙幣を処理するための紙幣処理装置であって、
紙幣が表向きで送られているか、裏向きで送られているかを識別するための識別ユニットと、
送られてくる紙幣を順に積み重ねて集積するための帯封用集積部と、
前記帯封用集積部に所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣をテープで結束するための帯封装置と、
前記識別ユニットで識別された第1枚目の紙幣の向き情報に基づいて、前記帯封用集積部に集積される第N枚目の紙幣が第1枚目の紙幣と同じ向きで積み重ねられるようにするN枚目の紙幣向き制御手段と、
を含むことを特徴とする、紙幣処理装置。 - 前記紙幣処理装置は、送られる紙幣の向きを反転させる機構を有さない装置であって、
前記帯封用集積部の上流側に設けられた紙幣を一時収容するための一時保留部を有し、
前記紙幣向き制御手段は、前記帯封用集積部にN−1枚の紙幣が集積された後、前記識別ユニットの識別情報により前記帯封用集積部へ送られる紙幣の向きが第1枚目の紙幣と一致しないときは、その紙幣を前記一時保留部に収容し、その後に第1枚目の向きと一致する向きで送られてくる紙幣を前記帯封用集積部へ第N枚目の紙幣として集積させることを特徴とする、請求項3記載の紙幣処理装置。 - 前記N枚目の紙幣向き制御手段は、紙幣を送る搬送路にバイパス的に設けられ、送られる紙幣を反転させることのできる反転機構を含むことを特徴とする、請求項1または3記載の紙幣処理装置。
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JPS6016267U (ja) * | 1983-07-11 | 1985-02-04 | ロ−レルバンクマシン株式会社 | 紙幣整理機 |
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