JPWO2009098905A1 - 燔(はん)鍼治療器 - Google Patents

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Abstract

治療部位に対し瞬間的に熱痛刺激を与える燔(はん)鍼を電気的に簡単に行う。押しボタンスイッチ14の押圧により通電されると、第2の表示LED17を点灯し、通 電状態であることを使用者に報知する。押しボタンスイッチ14の押圧の際にサーミスタ11によって検知される治療部位の温度に対応する信号が温度制御回路31Aにフードバックされ、サーミスタ11が目標温度になるまで通電が継続され、目標温度になると、通電が遮断されるようになっている。通電監視回路31Bには、タイマー回路31Cが接続され、通電時間が一定時間以上継続されると、通電を遮断する。通電監視回路31Bは、電池5の電圧を監視する機能を有し、電池5の電圧が設定電圧以下の低電圧になると、第1の表示LED16を点灯し、電池5が消耗していることを報知する。

Description

本発明は、燔(はん)鍼治療器に関するものである。
一般に、動作時のつっぱり、引きつり、痙攣、痛みなどの経筋病に対する鍼治療の方法として、局所の圧痛点への鍼刺激あるいは低周波鍼通電が多く行われている。そのような鍼治療の方法として、従来、燔(はん)鍼(焼き鍼:鍼先を赤くなるまであぶり、それを皮膚に接触あるいは刺入する方法)で、劫刺(速刺速抜する刺法)する燔(はん)鍼治療が知られている。
この燔(はん)鍼治療は、瞬間的に熱痛刺激を与えるのが原則であり、約2千年前に記述された『黄帝内経霊枢』第13篇のなかで、「燔(はん)鍼劫刺」(燔(はん)鍼で速刺速抜)ということが明記されている。そして、(i) 燔(はん)鍼により同一カ所に3回以上反復して熱刺激を与えるので、火傷を来す可能性が極めて高いこと、(ii)温感から熱感ではなく、熱痛感覚を与えること、(iii)通常の温灸の皮膚への刺激面積が大きいのに対して、燔(はん)鍼治療による刺激面積は、有瘢痕灸に近似して極めて小さいこと、などの特徴を有する。一方、温灸は無痕灸の範疇に入り、艾を皮膚面上において直接皮膚を焼灼する有痕灸(直接灸、有瘢痕灸)とは異なり、皮膚と艾の間に生姜やニンニクといったものを介在させたり、皮膚と熱源との間に一定の空間を設けて温熱刺激を加えるもので、生体に瘢痕を残さない灸法をいい(尾崎昭広:図解・鍼灸臨床手技の実際、医歯薬出版、pp26-28,1994)、燔(はん)鍼治療とは根本的に異なるものである。
このような燔(はん)鍼による刺激は、患者に恐怖感を与えるおそれがある。また、燔(はん)鍼による治療を行うには、技術を習得する必要がある。さらに、上手に刺激しても、やけどによる小さな瘢痕が残るおそれがある。
ところで、ニクロム線やフィルムヒータなどを用いて、熱を発生させて、それを熱源として温熱治療を行う温熱治療器や、絶縁性を有する熱伝導層の内部に正特性サーミスタ発熱体を装備した温灸器は知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
そこで、発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、前記特許文献1,2の技術を利用して、燔(はん)鍼治療器を電気式として、治療部位に対し小径の加熱部を接触させ、瞬間的に熱痛刺激を与えるようにすれば、鍼を炙って刺入しなくても、小径の尖端(加熱部)で熱痛刺激を加えることができることに着想した。
特開2004−041530号公報(段落0019および図1) 実開平3−52515号公報(第4欄第11行〜第25行および図2)
しかしながら、前記特許文献1,2の技術では、パワートランジスタが発生する熱によって金属板を介して加熱されるセラミック板や、正特性サーミスタ発熱体が発生する熱によって熱伝導層を介して加熱される突起部を、治療部位に接触させる構造であるので、燔(はん)鍼治療のために、治療部位に接触させる加熱部を小径として、その加熱部の温度制御を行ったとしても、その加熱部の温度制御に遅れが生じ、瞬間的に熱痛刺激を与えるのが困難である。その一方、治療部位(皮膚)に加熱部を直接接触させるので、やけどを回避する必要もある。
そこで、本発明の主眼として、加熱部を、サーミスタ機能を有する発熱素子そのもので構成すれば、温度制御の応答性にも優れ、瞬間的に熱痛刺激を与えることができることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
また、燔(はん)鍼治療器は、何度施術しても火傷などを起こさないことが前提であり、温熱刺激も温感から軽度の熱感覚までの温度設定とする必要があり、従来の灸治療器と比しても、手軽で、装置が非常に小さく、安全性に優れ、効果的な治療器とすることが求められる。それに加えて、動作時のつっぱり、引きつり、痛みといった経筋病に対する治療原則が瞬間的な熱痛刺激を与えることであるので、その原理を再現できることも求められる。
予備実験として、皮膚面上で燔(はん)鍼治療器を使って、温度設定を60℃、70℃、80℃で実施したとき、80℃では一回刺激においても第1度の火傷が生じる可能性があることを確認している。一方、60℃では温熱感覚はあるが、刺激感が弱いために、効果を期待することが困難と思われた。さらに、70℃では、火傷は生じないものの、熱痛感覚よりやや痛み感覚が強くなることも検証した。したがって、火傷が生じることなく、熱痛感覚を与える温度設定として、60℃を超え70℃以下であれば問題ないと考えられるが、65℃が理想的であると判断した。
そのため、燔(はん)鍼治療には、1秒程度の短時間で65℃といった熱痛感覚を与えることが必要で、そのためには、皮膚に接触させる加熱部を可能な限り小さくする必要がある。
つまり、燔(はん)鍼治療自体が鍼を加熱して皮膚に接触あるいは刺鍼する方法であることから、鍼に変わる加熱刺激が重要であり、サーミスタ機能を有する発熱素子は小さいことが求められる。
再現性を追求しながら一定温度を短時間で再現するには、発熱素子は可能な限り小さくして、発熱素子を直接皮膚に当てることが理想である。但し、異常な高温に達する可能性を極力回避しなければならないことはいうまでもない。
本発明は、治療部位に対し熱痛刺激を瞬間的に与える燔(はん)鍼を電気的に安全かつ簡単に行うことができる燔(はん)鍼治療器を提供することを目的とする。
本発明は、治療器本体の先端部に小径の発熱素子を露出して備え、前記発熱素子を治療部位に対し直接接触させた状態で通電して、瞬間的に熱痛刺激を与える燔(はん)鍼治療器であって、前記発熱素子は、サーミスタで構成され、前記治療器本体は、乾電池あるいは充電池からなる電源と、前記サーミスタと前記電源との間に設けられ押圧により前記サーミスタに通電させる押しボタンスイッチと、前記サーミスタの温度を管理あるいは制御するための制御回路が設けられた回路基板とを筒状のケーシング内に備え、前記制御回路に、前記押しボタンスイッチの押圧の際に前記サーミスタからの温度信号を受け前記サーミスタが目標温度になるまで通電を継続する温度制御回路を含むことを特徴とする。ここで、押しボタンスイッチとは、押している間だけ、回路を閉じているスイッチを意味し、プッシュスイッチともいう。
このようにすれば、治療部位(皮膚)に対しサーミスタ(発熱素子)を直接接触させた状態で、押しボタンスイッチを押すだけで前記サーミスタに電流が流れ、熱痛刺激が瞬間的に与えられる。このように、治療部位に接触させて、押しボタンスイッチを押すだけであるので、燔(はん)鍼を電気的に簡単に行うことができる。特に発熱素子としてサーミスタを直接治療部位に接触させるようにしているので、皮膚による吸熱があっても、サーミスタを目標温度まで瞬間的に高めることができる。
前記発熱素子は接触面積は、熱痛刺激を瞬間的かつ局所的に与えるという燔(はん)鍼治療ができる大きさであれば特に制限されないが、請求項2に記載のように、前記サーミスタは、前記治療部位との接触面積が0.75〜2.0mm2の範囲に設定されていることが望ましい。
このようにすれば、発熱素子の接触面積が0.75〜2.0mm2の範囲と小さいので、燔(はん)鍼治療に必要な熱痛刺激を瞬間的かつ局所的に与えることができる。
前記発熱素子の目標温度も、同様に、熱痛刺激を瞬間的かつ局所的に与えるという燔(はん)鍼治療ができる温度範囲であれば特に制限されないが、請求項3に記載のように、前記目標温度は、62℃〜70℃の範囲に設定されていることが望ましい。
このようにすれば、火傷を生じることなく、燔(はん)鍼治療に必要な熱痛感覚を得ることができる。
請求項4に記載のように、前記筒状のケーシングは、前記発熱素子に対応する大きさを有する前側円筒部を有し、前記回路基板は、前記前側円筒部内に配置され先端部が前記前側円筒部の先端開口付近に位置する前側基板部を有し、前記サーミスタが、前記前側基板部の先端部に取付固定されると共に前記基板部の配線パターンに電気的に接続されている構成とすることが可能である。
このようにすれば、回路基板の前側基板部を利用して、簡単な構成で、サーミスタが、前記前側基板部の先端部に取付固定されると共に、前記基板部の配線パターンに電気的に接続される。
請求項5に記載のように、前記サーミスタは、サーミスタ本体の両側に電極部を備え、前記前側基板部の先端部は平坦な先端面を有するものであり、前記サーミスタのサーミスタ取付面を前記先端面に接触させた状態で、前記前側基板部の配線パターンにハンダにより電気的に接続されると共に取付固定され、前記サーミスタと前記前側円筒部の内周面との間の空間部に充填剤が充填されていることが望ましい。
このようにすれば、サーミスタのサーミスタ取付面を前側基板部の平坦な先端面に接触させた状態で、前記前側基板部の配線パターンにハンダにより電気的に接続されると共に取付固定されるので、前側基板部の平坦な先端面を利用して精度よく取り付けることができ、また、前記サーミスタと前記前側円筒部の内周面との間の空間部に充填剤が充填されているので、前記発熱素子を治療部位に対し直接接触させる使用を繰り返しても、サーミスタが外れることなく、長期にわたって安定して使用することができる。
請求項6に記載のように、前記温度制御回路と前記押しボタンスイッチとの間に設けられ前記電源から前記温度制御回路への通電を監視する通電監視回路と、この通電監視回路に連係され、前記電源から前記温度制御回路への通電時間が一定時間を超えると、前記通電監視回路にて前記サーミスタへの通電を遮断するタイマー回路とを備える構成とすることができる。
このようにすれば、電源電圧の低下や電源制御回路の故障などにより通電時間が異常に長くなるのが防止される。よって、目標温度に達することなく、通電時間が長くなって、低温やけどが発生するなどの不具合が回避される。
請求項7に記載のように、前記温度制御回路には、通電表示LED又は通電報知ブザーで構成され通電時に点灯若しくは点滅又は鳴動する通電報知手段が接続されていることが望ましい。
このようにすれば、通電報知手段により、通電状態にあることを視覚的又は聴覚的に確認することができる。
請求項8に記載のように、前記通電監視回路には、前記電源電圧が設定電圧以下になると点灯若しくは点滅する電池消耗表示LEDが接続されていることも望ましい。
このようにすれば、電源電圧が設定電圧以下になると、温度制御が正常に作用しなくなるおそれがあるので、電池消耗表示LEDが点灯若しくは点滅され、注意が喚起される。
本発明は、以上のように、治療部位(皮膚)に対しサーミスタ(発熱素子)を直接接触させた状態で、押しボタンスイッチを押すだけで前記サーミスタに電流が流れ、前記治療部位に対し瞬間的に熱痛刺激を与えることができるので、燔(はん)鍼を電気的に安全かつ簡単に行うことができる。特に発熱素子としてサーミスタを直接治療部位に接触させるようにしているので、皮膚による吸熱があっても、サーミスタを目標温度まで瞬間的に高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明の一実施の形態である燔(はん)鍼治療器の中央縦断面図、図2は図1のII-II線における断面図、図3は前記燔(はん)鍼治療器の分解図である。
図1〜図3に示すように、燔(はん)鍼治療器1は、治療器本体2の先端ノーズ部に、フック部3aを有するノーズキャップ3が着脱可能に設けられ、ペン型に形成されている。治療器本体2は、後述する回路基板21や電池5(電源)が収納される中空筒状のケーシング4を有する。この中空ケーシング4は、メインケース4Aと、そのメインケース4Aの前側に結合されるノーズケース4Bと、メインケース4Bの後側に結合されるケースキャップ4Cとを備える。
メインケース4Aは、円筒形状で、内部に電源としての2つの電池5(例えばリチウム電池)が収納されている。ノーズケース4Bは、後側に位置する大径の後側円筒部4Baと、前側に位置する小径の前側円筒部4Bbと、それらの間に設けられ前側になるほど直径が小さくなる中間テーパ部4Bcとを備える。このノーズケース4B内に、このノーズケース4Bの内部形状に対応する平板形状を有する回路基板21が収納されている。つまり、回路基板21は、後側円筒部4Ba内に配置される後側基板部21Aと、前側円筒部4Bb内に配置される前側基板部21Bと、中間テーパ部4Bc内に配置されるテーパ基板部21Cとを有する。
前側基板部21B(回路基板21)の先端面21aは、図4に示すように、平坦な面とされ、その平坦な先端面21aに、治療部位に直接接触することになる発熱素子であるサーミスタ11が取付固定されている。このサーミスタ11は、直方体形状(あるいは立方体形状)のサーミスタ本体11Aの両側に電極部11B,11Cを備えるもので、このサーミスタ11の、平坦な取付面11aを先端面21aに接触させた状態で(あるいは接触させた状態で接着して)、前側基板部21B(回路基板21)の配線パターン21bにハンダ12により電気的に接続されると共に固定される。サーミスタ11は、使用者(施術者)が患部などの治療部位に直接接触させるもので、発熱して熱痛刺激を与える機能だけでなく、治療部位との接触部分の温度を検出する機能も有する。なお、サーミスタ11(発熱素子)の接触面積は、0.75〜2.75mm2の範囲で治療部位に応じて適宜選択されるが、望ましくは0.75〜2.00mm2の範囲であり、この実施の形態では、1mm2に設定されている。
サーミスタ11が前側基板部21Bに取付固定された状態で、回路基板21がノーズケース4A内に挿入されると、回路基板21が取り付けられた状態では、サーミスタ11は前側円筒部4Bbの先端部分から露出することになる。つまり、前側基板部21Bの先端面21aが前側円筒部4Bbの先端面4aとほぼ面一とされ、サーミスタ11がケーシング4の先端部分(前側円筒部4Bbの先端面4a)から若干突出して露出することになり、治療部位に直接接触させることができるようになる。
また、前側基板部21Bの、サーミスタ11が取り付けられている部分付近と、前側円筒部4Bbとの間の空間部には、接着機能を有する充填剤22(例えばシリコン接着剤)が充填されている。これにより充填剤22によって前記空間部が埋められると共に、サーミスタ11と前側基板部21Bとが前側筒状部4Bbに強固に固定される。このように充填剤22によって固定されることで、サーミスタ11を治療部位に強く接触させる使用を繰り返ししても、サーミスタ11がケーシング4あるいは回路基板21から外れないようになっている。
回路基板21には、サーミスタ11の温度を管理あるいは制御するための制御回路31が設けられている。また、回路基板21の後側基板部21Aには、サーミスタ11への通電のための押しボタンスイッチ14が外部から押圧可能なように設けられ、その外側にシリコンゴムからなる筒状カバー15を設けて滑り止めの効果を持たせている。つまり、押しボタンスイッチ14のノブ14aが、後側円筒部4Baの第1の開口4bを通じて外部に突出し、その突出部分(ノブ14a)が、例えばシリコンゴムからなる筒状カバー15にて覆われている。後側基板部21Aの、押しボタンスイッチ14とは反対側の部分には、温度調整用可変抵抗器18が設けられ、その調整器18の前側に通電報知ブザー19が設けられている。なお、目標温度は、例えば65℃(±3℃)に設定され、後側円筒部4Baの第2の開口4cは通常シール材(図示せず)にて覆われ、外部から見えないようにしているが、その第2の開口4cを通じて工具(図示せず)を温度調整用可変抵抗器18に適用することで、温度調整することは可能である。このことによって、今後より一層効果的な温度設定での治療器の提供も可能にしている。また、体幹部や頭部、顔面部では比較的温度感覚の閾値が低く、四肢では閾値が高いことから、体幹部や頭部・顔面部用の燔(はん)鍼治療器と四肢用の温度を若干高く設定した燔(はん)鍼治療器の提供も可能にしている。
また、テーパ基板部21Cの先端部分付近には、電池5の消耗状態を表示する、例えば赤色の第1の表示LED16(電池消耗表示LED)と、通電状態を表示する、例えば緑色の第2の表示LED17(通電表示LED)が並んで設けられている。そして、中間テーパ部4Bcの透光可能な樹脂材料(例えば、ABS樹脂)で形成され、表示LED16,17の点灯を、中間テーパ部4Bcを通じて外部から、使用者(施術者)が容易に視認できるようになっている。
後側基板部21Aの後端には、電池5のプラス端子が接触し制御回路31に接続される接続端子部23が設けられ、ケースキャップ4C内には、電池5のマイナス端子に接触し制御回路31に接続されるスプリング24が設けられている。
制御回路31は、図5に示すように、通電監視回路31Aと、温度制御回路31Bと有し、電池5と、サーミスタ11との間には押しボタンスイッチ14が設けられている。そして、温度制御回路31Bは、押しボタンスイッチ14の押圧により通電されると、第2の表示LED17を点灯(若しくは点滅)すると共に、通電報知ブザー19を鳴動させるようになっており、通電状態であることを使用者に報知する。つまり、第2の表示LED17とブザーとが、通電状態を使用者に知らせる通電報知手段として機能する。
通常の鍼灸治療では、灸治療が一般的に併用されているが、盲人鍼灸師にとっては、施灸時の艾への火の点火が困難であり、ほとんど灸治療が行えないのが現状である。そういった場合に対しても、スイッチおよび通電報知ブザーは、便宜を提供するものである。
温度制御回路31Aには、サーミスタ11によって検知される治療部位の温度に対応する信号がフードバックされ、押しボタンスイッチ14の押圧の際にサーミスタ11が目標温度(例えば65℃±3℃)になるまでサーミスタ11への通電が継続され、治療部位の温度が目標温度になると、前記通電が遮断されるようになっている。
なお、この目標温度は、灸治療の最低温度とも近似した温度であり、灸治療の代用器としても活用しうる汎用性を持っている。つまり、燔(はん)鍼治療器を、日常臨床で多用されている灸治療においても、上質艾を皮膚面上で燃焼する場合には、60℃〜80℃であり、温度調整用可変抵抗器18にて目標温度を、前記60℃〜80℃の範囲で調整することで灸治療にも利活用することも可能である。
通電監視回路31Bにはタイマー回路31Cが接続され、サーミスタ11への通電が一定時間(例えば、1.2秒)以上継続されると、低温やけどを防止するために、押しボタンスイッチ14の押圧の有無にかかわらず、サーミスタ11への通電を遮断するようになっている。つまり、被験者4名について、65℃の温熱を与え続けると、我慢できない熱さを感じる限界が1.2秒であり、1.5秒以上我慢すると、軽度の発赤が発生し、第1度のやけどとなることから、通電時間を1.2秒を超えないようにしている。
また、通電監視回路31Bは、電池5の電圧を監視する機能を有し、電池5の電圧が設定電圧以下の低電圧になると、第1の表示LED16を点灯(若しくは点滅)し、電池5が消耗していることが報知される。この電池消耗状態では、通電監視回路31Bにおいて、サーミスタ11への通電が遮断される。
よって、治療部位に対しサーミスタ11を直接接触させた状態で、押しボタンスイッチ14を押すことで、ほとんど時間遅れを生ずることなく、サーミスタ11に加熱用電流が流れ、ほぼ同時にサーミスタ11の温度上昇が始まる。サーミスタ11が目標温度となると、加熱電流が遮断され、0.025秒程度の熱応答遅れの後、サーミスタの温度の下降が始まる。前記目標温度になると、熱痛刺激(チクリとした軽度の熱痛感)を瞬間的に与えることができる。
このように、治療部位にサーミスタ11を直接に接触させて、押しボタンスイッチ14を押すだけであるので、燔(はん)鍼を電気的に安全かつ簡単に行うことができる。なお、この燔(はん)鍼治療器1は、動作時のつっぱり、引きつり、痙攣、痛みなどの経筋病を対象とするほか、灸治療の代用器、スポット的な温熱刺激装置としても用いることができる。
続いて、前記燔(はん)鍼治療器を用いて熱源と患者の皮膚との間の温度変化を、目標温度を(やけどが起こりにくい)65℃として測定した結果を、図6(a)に示す。比較のために、従来より使用されている温灸器(モグサ灸)を用いて熱源と患者の皮膚との間の温度変化を、目標温度を45℃として測定した結果を、図6(b)に示す。
図6(a)に示す燔(はん)鍼治療器の場合には、先端の加熱部と皮膚表面との間の温度は、0.7秒前後で目標温度(最高加熱温度)に達し、その目標温度の維持時間は0.5秒以下であるが、温灸器の場合には、図6(b)に示すように、150秒前後で目標温度に達し、目標温度を240秒前後維持する。
よって、燔(はん)鍼治療器によれば、前記急激な温度上昇が焼き針を刺したときの強い刺激感になり、1秒以下で目標温度に達し、1秒程度で皮膚温度に戻るため、燔(はん)鍼治療の場合の手技に近い温度変化を付与することが可能となる。このような急激な温度変化は、従来の温灸器(図6(b)参照)では得ることができない。
サーミスタ11(発熱素子)は定期的にアルコール綿花等で清拭して使用するような配慮が必要である。なお、皮膚面上に傷がある場合、出来物や皮膚病がある場合には、使用しないことを徹底すれば、感染の可能性は極めて小さい、と考えられる。また、患者の体液等が付着する可能性も極めて小さいと考えられるが、消毒モードを有する構成とすることも可能である。例えば、通常時は可変抵抗器18の設定値を65℃とするが、消毒モードのときには、前記設定値が110℃となり1.2秒通電するスイッチを別途設け、そのスイッチを操作するようにすれば、簡単に実現することができる。
ところで、温度制御はサーミスタを直接に皮膚に接触させ、通電により発熱させるため、温度に対する抵抗値の変化の遅れはほとんどないと考えられるが、サーミスタ11において、温度−抵抗の関係は一定の関係があるので、抵抗の変化=電圧の変化を制御回路31で監視することにより正確な温度設定および温度制御を行っている。
本発明の一実施の形態である燔(はん)鍼治療器の中央縦断面図である。 図1のII-II線における断面図である。 前記燔(はん)鍼治療器の分解図である。 サーミスタの取付状態を示す詳細図である。 前記燔(はん)治療器の電気系統の説明図である。 (a)は前記燔(はん)鍼治療器を用いて熱源と患者の皮膚との間の温度変化を、目標温度65℃として測定した結果を示す図、(b)は従来より使用されている温灸器(モグサ灸)を用いて熱源と患者の皮膚との間の温度変化を、目標温度45℃として測定した結果を示す図である。
符号の説明
1 燔(はん)鍼治療器
4 ケーシング
4Bb 前側円筒部
5 電池
11 サーミスタ(発熱素子)
11a 取付面
11A サーミスタ本体
11B,11C 電極部
12 ハンダ
14 押しボタンスイッチ
16 第1の表示LED(電池消耗表示LED)
17 第2の表示LED(通電表示LED)
21 回路基板
21B 前側基板部
21a 先端面
21b 配線パターン
22 充填剤
31 制御回路
31A 通電監視回路
31B 温度制御回路
31C タイマー回路

Claims (8)

  1. 治療器本体の先端部に小径の発熱素子を露出して備え、前記発熱素子を治療部位に対し直接接触させた状態で通電して、瞬間的に熱痛刺激を与える燔(はん)鍼治療器であって、
    前記発熱素子は、サーミスタで構成され、
    前記治療器本体は、乾電池あるいは充電池からなる電源と、前記サーミスタと前記電源との間に設けられ押圧により前記サーミスタに通電させる押しボタンスイッチと、前記サーミスタの温度を管理あるいは制御するための制御回路が設けられた回路基板とを筒状のケーシング内に備え、
    前記制御回路に、前記押しボタンスイッチの押圧の際に前記サーミスタからの温度信号を受け前記サーミスタが目標温度になるまで通電を継続する温度制御回路を含むことを特徴とする燔(はん)鍼治療器。
  2. 前記サーミスタは、前記治療部位との接触面積が0.75〜2.0mm2の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1記載の燔(はん)鍼治療器。
  3. 前記目標温度は、62℃〜70℃の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の燔(はん)鍼治療器。
  4. 前記筒状のケーシングは、前記発熱素子に対応する大きさを有する前側円筒部を有し、前記回路基板は、前記前側円筒部内に配置され先端部が前記前側円筒部の先端開口付近に位置する前側基板部を有し、
    前記サーミスタが、前記前側基板部の先端部に取付固定されると共に前記基板部の配線パターンに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燔(はん)鍼治療器。
  5. 前記サーミスタは、サーミスタ本体の両側に電極部を備え、前記前側基板部の先端部は平坦な先端面を有するものであり、
    前記サーミスタのサーミスタ取付面を前記先端面に接触させた状態で、前記前側基板部の配線パターンにハンダにより電気的に接続されると共に取付固定され、
    前記サーミスタと前記前側円筒部の内周面との間の空間部に充填剤が充填されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の燔(はん)鍼治療器。
  6. 前記温度制御回路と前記押しボタンスイッチとの間に設けられ前記電源から前記温度制御回路への通電を監視する通電監視回路と、
    この通電監視回路に連係され、前記電源から前記温度制御回路への通電時間が一定時間を超えると、前記通電監視回路にて前記サーミスタへの通電を遮断するタイマー回路とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の燔(はん)鍼治療器。
  7. 前記温度制御回路には、通電表示LED又は通電報知ブザーで構成され通電時に点灯若しくは点滅又は鳴動する通電報知手段が接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の燔(はん)鍼治療器。
  8. 前記通電監視回路には、前記電源電圧が設定電圧以下になると点灯若しくは点滅する電池消耗表示LEDが接続されていることを特徴とする請求項6記載の燔(はん)鍼治療器。
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