JPH07383U - 温灸器 - Google Patents

温灸器

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Publication number
JPH07383U
JPH07383U JP2995293U JP2995293U JPH07383U JP H07383 U JPH07383 U JP H07383U JP 2995293 U JP2995293 U JP 2995293U JP 2995293 U JP2995293 U JP 2995293U JP H07383 U JPH07383 U JP H07383U
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JP
Japan
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far
power supply
infrared radiation
temperature coefficient
positive temperature
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Pending
Application number
JP2995293U
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English (en)
Inventor
浅▲己▼ 若林
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07383U publication Critical patent/JPH07383U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠赤外線で効率よく加温することができ、取
扱いの容易な温灸器を提供すること。 【構成】 ケース1,5と乾電池4と正特性サーミスタ
素子10と遠赤外線放射素子15とで構成されている。
正特性サーミスタ素子10は給電端子11,12で挟着
され、遠赤外線放射素子15は給電端子12に面接触し
ている。遠赤外線はヘッドケース5の開口7から外部に
放射される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、温灸器、特に遠赤外線で人体を加温する温灸器に関する。
【0002】
【考案の背景】
従来、人体の壺を刺激するための灸は、もぐさを火種して行われていたが、も ぐさを取り扱うには多少の経験を要し、また火種を取り扱うために火傷等の危険 性を伴う。 一方、近年では、遠赤外線の人体への効用(吸収率、深遠力、温熱感)が着目 され、遠赤外線を用いた暖房機器や健康機器が種々提供されている。
【0003】
【考案の目的、構成、作用、効果】
そこで、本考案の目的は、遠赤外線で人体を効率よく加温することができ、し かも取扱いの容易な温灸器を提供することにある。 以上の目的を達成するため、本考案に係る温灸器は、電源と、この電源から供 給される電流によって発熱する正特性サーミスタ素子と、この正特性サーミスタ 素子の発熱によって遠赤外線を放射する素子とを備えている。正特性サーミスタ 素子を放射熱源とすることにより、効率よく遠赤外線が放射される。遠赤外線は 人体での吸収率が高く、深遠力及び温熱感が人体の壺を刺激するのに最適である 。特に、正特性サーミスタ素子は小型で十分な熱量を発生し、かつ乾電池を電源 として低電圧で使用できるため、コンパクトでハンディな温灸器とすることがで きる。
【0004】 さらに、本考案に係る温灸器は、正特性サーミスタ素子と遠赤外線放射素子と をヘッドケースに収納し、遠赤外線放射素子をヘッドケースの開口に臨ましめた 。ヘッドケースの開口によって遠赤外線の放射が集中され、壺への刺激効果が高 まり、しかも、ヘッドケースを人体に押し当てて壺を探ることができ、かつ、指 圧効果も生じる。また、加熱した遠赤外線放射素子が人体に触れることなく、安 全性が高い。
【0005】 さらに、前記温灸器にあっては、正特性サーミスタ素子を2枚の給電端子で挟 着し、遠赤外線放射素子を一方の給電端子に面接触させることが好ましい。正特 性サーミスタ素子と遠赤外線放射素子とが給電端子を挟んで面接触することによ り、熱伝達効率ひいては遠赤外線放射効率が向上する。さらに、2枚の給電端子 、正特性サーミスタ素子及び遠赤外線放射素子をヘッドケース内に重ね合わせて 収納すれば、製造工程においてヘッドケースと電源部とを独立して取り扱うこと ができ、使用者にあっては電源(乾電池)を容易に交換することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る温灸器の実施例について添付図面を参照して説明する。 図1において、1は電源ケース、4は乾電池、5はヘッドケース、10は正特 性サーミスタ素子、11は第1の給電端子、12は第2の給電端子、15は遠赤 外線放射素子である。
【0007】 ケース1,5は共に絶縁性樹脂材からなり、ねじ部1a,5aによって互いに 着脱可能となっている。乾電池4はケース1に収納されている。給電端子11, 12は導電性でかつ熱伝導率の良好な金属材、例えばステンレス板から構成され 、正特性サーミスタ素子10を挟着している。 正特性サーミスタ素子10は表裏面に図示しない電極を設けた周知のもので、 電流を供給されることにより所定の特性で発熱する。
【0008】 第1の給電端子11は脚部11a,11aがヘッドケース5の隔壁部6に圧接 し、切り起し片11bが隔壁部6に形成した中央孔を通じて前記乾電池4のプラ ス極に圧接している。第2の給電端子12は正特性サーミスタ素子10と遠赤外 線放射素子15との間に挟着され、図示しない一端は電源ケース1の奥部に延在 され、導電性スプリング2を介して乾電池4のマイナス極に接続されている。さ らに、給電端子11,12の図示しない他端は電源ケース1の側部に設けた電源 スイッチ3にまで延在され、スイッチ3を操作することにより、オン、オフされ る。
【0009】 ヘッドケース5は前面に開口7が形成され、前記遠赤外線放射素子15が開口 7の内部に臨んでいる。遠赤外線放射素子15は放射率が大きく耐熱性に優れて いるセラミックスを使用することが好ましい。セラミック材料はSi,Zr,S n,Ti,Y,Be,Al,Mg等の金属酸化物、非酸化物のいずれでもよく、 種々の割合の複合物が使用可能である。
【0010】 一方、ケース1,5内部の防水性を図るため、ヘッドケース5の開口7の内側 と遠赤外線放射素子15との間にはOリング18が設けられている。また、乾電 池4とヘッドケースの隔壁部6との間にもOリング19が設けられている。特に 、Oリング18は人体の皮膚から発生する汗の侵入を防止するために設けられて いる。
【0011】 ヘッドケース5内おいて、第1の給電端子11、正特性サーミスタ素子10、 第2の給電端子12、遠赤外線放射素子15がそれぞれ面接触して重ね合わされ 、第1の給電端子11の弾性力によって遠赤外線放射素子15がOリング18を 介してヘッドケース5の内側に圧接し、これらの部材が一体的に保持されている 。
【0012】 以上の構成において、スイッチ3をオンすることにより、乾電池4から電流が 正特性サーミスタ素子10に供給され、該素子10が発熱する。この発熱に伴っ て遠赤外線放射素子15が加熱され、遠赤外線が放射される。遠赤外線はヘッド ケース5の開口7から外部へ放射される。開口7が人体の壺に一致するようにヘ ッドケース5の先端を皮膚に押し当てることにより、温灸効果を得ることができ る。
【0013】 温灸器にあっては、正特性サーミスタ素子の発熱を効率よく遠赤外線放射素子 に伝達し、かつ、遠赤外線放射素子から放射される遠赤外線を効率よく人体へ照 射させることが重要である。そこで、本実施例では、遠赤外線放射素子15の形 状を、第2の給電端子12との接触部をできるだけ広い面積とし、開口7に臨む 部分を膨出させた。これに対して、正特性サーミスタ素子10はできるだけ小型 とし、遠赤外線放射素子15の中央部分に配置した。これにて正特性サーミスタ 素子10の発熱がヘッドケース5を直接加熱することを極力防止し、遠赤外線放 射素子15へ効率よく伝達されることとなる。また、遠赤外線放射素子15も中 央の膨出部分から開口7へ向かって遠赤外線を集中的に放射する。一方、開口7 は遠赤外線を集中的にかつ効率よく外部に放射するように丸みが付けられている 。さらに、開口7を梅針形状とすれば、遠赤外線の集中を助長して加温効果が向 上する。
【0014】 なお、本考案に係る温灸器は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の 範囲内で種々に変更することができる。 例えば、遠赤外線放射素子を複数個設け、同時に複数箇所を温灸できるように してもよい。また、ケースの形状、構造は任意である。さらに、乾電池以外を電 源として用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る温灸器の一実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…電源ケース 4…乾電池 5…ヘッドケース 7…開口 10…正特性サーミスタ素子 11…第1の給電端子 12…第2の給電端子 15…遠赤外線放射素子

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、この電源から供給される電流に
    よって発熱する正特性サーミスタ素子と、この正特性サ
    ーミスタ素子の発熱によって遠赤外線を放射する素子と
    を備えたことを特徴とする温灸器。
  2. 【請求項2】 前記正特性サーミスタ素子と前記遠赤外
    線放射素子とがヘッドケースに収納され、遠赤外線放射
    素子がヘッドケースの開口に臨んでいることを特徴とす
    る請求項1記載の温灸器。
  3. 【請求項3】 前記正特性サーミスタ素子が2枚の給電
    端子によって挟着され、前記遠赤外線放射素子が一方の
    給電端子に面接触していることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の温灸器。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドケース内に、第1の給電端
    子、正特性サーミスタ素子、第2の給電端子、遠赤外線
    放射素子の順序で重ね合わせ、第1の給電端子の弾性力
    によって遠赤外線放射素子がヘッドケースの内側に圧接
    されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載
    の温灸器。
JP2995293U 1993-06-04 1993-06-04 温灸器 Pending JPH07383U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098905A1 (ja) * 2008-02-08 2009-08-13 Zaidanhojin Shinsangyosozokenkyukiko 燔(はん)鍼治療器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098905A1 (ja) * 2008-02-08 2009-08-13 Zaidanhojin Shinsangyosozokenkyukiko 燔(はん)鍼治療器
JP5279092B2 (ja) * 2008-02-08 2013-09-04 公益財団法人新産業創造研究機構 燔(はん)鍼治療器

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