JPWO2009078132A1 - 画像再生装置、画像再生方法及び画像再生プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
2 ディスプレイ装置
3 リモコン装置
11 ディスク装置
12 受付部
13 読出部
14 再生制御部
15 表示制御部
16 時間管理部
17 検索部
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態の画像再生装置1の構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態の画像再生装置1の構成図である。
以下、図1の画像再生装置1によって行われる画像再生及び再生画像の切り替えに関する処理について説明する。
図1の画像再生装置1によって行われる画像再生処理について図2を参照しつつ説明する。図2は図1の画像再生装置1によって行われる画像再生処理の流れを示すフローチャートである。
図1の画像再生装置1によって行われる再生する画像の切り替えパターンについて図4を参照しつつ説明する。図4は図1の画像再生装置1による再生画像の切り替え遷移図である。
図1の画像再生装置1によって行われる再生する画像の切り替えの処理内容について図5を参照しつつ説明する。図5は図1の画像再生装置1によって行われる再生画像切替処理の流れを示すフローチャートである。
図5の検索処理(ステップS13)について図6を参照しつつ説明する。図6は図5の検索処理の流れを示すフローチャートである。
図5の選択処理(ステップS14)について図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9は図5の選択処理(ステップS14)の流れを示すフローチャートである。
図5の動画像から動画像への切替処理(ステップS16)について図10を参照しつつ説明する。図10は図5の動画像から動画像への切替処理(ステップS16)の流れを示すフローチャートである。
図5の動画像から静止画像への切替処理(ステップS17)について説明する。
図5の静止画像から静止画像への切替処理(ステップS18)について説明する。
図5の静止画像から動画像への切替処理(ステップS19)について図11を参照しつつ説明する。図11は図5の静止画像から動画像への切替処理(ステップS19)の流れを示すフローチャートである。
図1の画像再生装置1によって行われる再生する画像の切替処理の具体例について図12から図14を参照しつつ説明する。但し、各図において、動画像M1〜M3の撮影期間はハッチ部分である。なお、動画像M1〜M3は夫々異なる機器で撮影されたものであり、静止画像P1〜P3と静止画像P4〜P5は夫々異なる機器で撮影されたものである。
図12を用いて、動画像M1の再生中の基準時刻t11に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。
図13を用いて、動画像M1から動画像M2に切り替えられた後、動画像M2の再生中の基準時刻t12に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。
図14を用いて、動画像M2から動画像M3に切り替えられた後、動画像M3の再生中の基準時刻t13に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。
図14を用いて、静止画像P1から静止画像P4に切り替えられた後、静止画像P4の再生中に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。なお、画像切替キー3eの操作時の基準時刻はt13である。
上記の画像再生装置1によれば、再生画像の切り替えの際に、動画像及び静止画像を基準時刻を含む時間幅Ta,Tbで検索するので、基準時刻付近にある画像へ表示を切り替えることができ、ユーザにとって使い勝手がよくなる。
以下、第2の実施の形態について画像再生装置1aについて図15を参照しつつ説明する。図15は本実施の形態の画像再生装置1aの構成図である。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明が適用できるため本実施の形態ではその説明を省略する。
以下、第3の実施の形態の画像再生装置1bについて図16を参照しつつ説明する。図16は本実施の形態の画像再生装置1bの構成図である。なお、本実施の形態において、第1及び第2の実施の形態の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明が適用できるため本実施の形態ではその説明を省略する。
以下、本発明の第4の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明が適用できるため本実施の形態ではその説明を省略する。
本実施の形態の画像再生装置1cの構成について図17を参照しつつ説明する。図17は本実施の形態の画像再生装置1cの構成図である。
図17の画像再生装置1cは、画像の再生中における再生画像の切替処理を除いて、第1の実施の形態の画像再生装置1の動作と実質的に同じであるので、本実施の形態では再生画像の切替処理について説明する。
図17の画像再生装置1cによって行われる再生する画像の切り替えの処理内容について図18を参照しつつ説明する。図18は図17の画像再生装置1cによって行われる再生画像切替処理の流れを示すフローチャートである。
図18のモード切替処理(ステップS103)について図19を参照しつつ説明する。図19は図18のモード切替処理(ステップS103)の流れを示すフローチャートである。
図18の画像切替処理(ステップS105)について図20を参照しつつ説明する。図20は図18の画像切替処理(ステップS105)の流れを示すフローチャートである。
図18の進む処理(ステップS107)について図21を参照しつつ説明する。図21は図18の進む処理(ステップS107)の流れを示すフローチャートである。
図18の戻る処理(ステップS109)について図22を参照しつつ説明する。図22は図18の戻る処理(ステップS109)の流れを示すフローチャートである。
図17の画像再生装置1cによって行われる再生する画像の切替処理の具体例について図23から図33を参照しつつ説明する。但し、各図において、m1〜m3は夫々1つの動画像を示し、p1〜p5は夫々1つの静止画像を示す。動画像m1〜m3の撮影期間はハッチ部分である。また、各図において、時間幅Taは動画像を検索する時間幅であり、時間幅Tbは静止画像を検索する時間幅である。
図23を用いて、動画像m1の再生中の基準時刻t11に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
図24を用いて、動画像m1から動画像m2に再生が切り替えられた後、動画像m2の再生中の基準時刻t12に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
図25を用いて、動画像m1から動画像m2に再生が切り替えられた後、動画像m2の再生中の基準時刻t13に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
図26を用いて、動画像m1から動画像m2に再生が切り替えられた後、動画像m2の再生中の基準時刻t14にモード切替キー3fが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
図27を用いて、動画像m2から静止画像p2に再生が切り替えられた後、静止画像p2の再生中にモード切替キー3fが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、モード切替キー3fの操作時の基準時刻はt14である。
図28を用いて、動画像m2から静止画像p2に再生が切り替えられた後、静止画像p2の再生中に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、切替/確認キー3eの操作時の基準時刻はt14である。
図31を用いて、静止画像p4から静止画像p2に再生が切り替えられた後、静止画像p2の再生中に戻るキー3dが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、戻るキー3dの操作時の基準時刻はt14である。
図32を用いて、静止画像p3から静止画像p4に再生が切り替えられた後、静止画像p4の再生中に進むキー3bが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、進むキー3bの操作時の基準時刻はt14である。
図33を用いて、静止画像p4から静止画像p5に再生が切り替えられた後、静止画像p5の再生中にモード切替キー3fが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、モード切替キー3fの操作時の基準時刻はt16である。
上記の画像再生装置1cによれば、動画像の再生中にモード切替キー3fが操作された場合、及び静止画像の再生中に切替/確認キー3eが操作された場合には、時間管理部16cは時間情報が示す基準時刻を更新しない。そして、再生制御部16cは静止画像から動画像への切り替えの際に動画像を基準時刻から再生する。このため、同じ動画像又は異なる動画像の再生を時間的に連続して行うことができる。
本発明は上記の実施の形態で説明した内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するためのいかなる形態においても実施可能であり、例えば、以下であってもよい。
さらに、特許文献3には、静止画像を一定期間表示することにし、動画像及び静止画像をソートした後に時間的に重複する画像を同時に表示することによって動画像及び静止画像を編集なしにマルチアングル再生を行う画像再生表示装置が開示されている。
また、特許文献2に開示されたマルチアングル再生装置では、編集なしに時間的に重複期間を持つ動画像を切り替えて表示することができるものの、静止画像の取り扱いが考慮されていない。
そこで、本発明は、異なる撮影機器で個別に撮像された動画像及び静止画像を編集なしに画像を切り替えてマルチアングル再生することが可能な画像再生装置、画像再生方法及び画像再生プログラムを提供することを目的とする。
これによれば、基準時刻に撮影されていない動画像を含めて再生画像の切り替えを行うことができる。
上記の画像再生装置において、前記再生制御部が動画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記時間管理部は前記基準時刻を切り替え前のままにするようにしてもよい。
上記の画像再生装置において、前記再生制御部が静止画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記時間管理部は前記基準時刻を切り替え前のままにするようにしてもよい。
上記の画像再生装置において、前記再生制御部は、静止画像から動画像へ再生画像を切り替える際、前記時間管理部が管理している前記基準時刻を基に動画像の再生を開始するようにしてもよい。
上記の画像再生装置において、前記時間管理部は、動画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記切替指示がユーザの前記基準時刻の更新指示を含まない場合には前記基準時刻を切り替え前のままにし、前記切替指示がユーザの前記基準時刻の更新指示を含む場合には前記基準時刻を切り替え後の静止画像の撮影時刻に更新するようにしてもよい。
上記の画像再生装置において、前記静止画像検索時間幅は前記基準時刻より前の時間幅と前記基準時刻より後の時間幅とが異なっているようにしてもよい。
上記の画像再生装置において、前記動画像検索時間幅は前記基準時刻より前の時間幅と前記基準時刻より後の時間幅とが異なっているようにしてもよい。
上記の画像再生装置において、前記静止画像検索時間幅と前記動画像検索時間幅とが異なるようにしてもよい。
これによれば、例えば、近接した位置で切り替えたい動画像とある程度広い範囲で切り替えたい静止画像との夫々に応じた検索が可能になり、より快適な再生画像の切り替えが可能になる。
但し、以下において、適宜、画像の切り替え前に再生されていた動画像を「切替前動画像」、画像の切り替え後に再生される動画像を「切替後動画像」、画像の切り替え前に再生されていた静止画像を「切替前静止画像」、画像の切り替え後に再生される静止画像を「切替後静止画像」と称する。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<画像再生装置の構成>
本実施の形態の画像再生装置1の構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態の画像再生装置1の構成図である。
受付部12はリモコン装置3から送信される押下信号を受信する。読出部13はディスク装置11から選択された動画像又は静止画像を読み出し、また、ディスク装置11から撮影時刻などを含む撮影情報を読み出す。
時間管理部16は基準時刻を示す時間情報を管理する。但し、基準時刻は、例えば、動画像の検索を行う時間幅及び静止画像の検索を行う時間幅を設定する際の基準になる時刻であり、静止画像から動画像へ切り替えて動画像を再生する際の再生開始の基準になる時刻である。
<画像再生装置の動作>
以下、図1の画像再生装置1によって行われる画像再生及び再生画像の切り替えに関する処理について説明する。
図1の画像再生装置1によって行われる画像再生処理について図2を参照しつつ説明する。図2は図1の画像再生装置1によって行われる画像再生処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザがリモコン装置3を用いてこれから再生する動画像又は静止画像を選択し、画像の再生を指示する操作を行う。画像再生装置1の受付部12はリモコン装置3から押下信号を受信し、読出部13はユーザによって選択された動画像又は静止画像をディスク装置11から読み出すとともに、読み出した動画像又は静止画像の撮影情報を読み出す(ステップS1)。但し、ユーザによる動画像又は静止画像の選択は、例えば、ディスプレイ装置2に図3に一例を示す再生可能リストを表示して、再生可能リストからユーザが再生したい動画像又は静止画像を選択することによって実現できる。なお、図3に一例を示す再生可能リストでは、現時点で選択されている動画像又は静止画像は他の動画像又は静止画像と異なる表示態様で表示される。
(画像の切り替えパターン)
図1の画像再生装置1によって行われる再生する画像の切り替えパターンについて図4を参照しつつ説明する。図4は図1の画像再生装置1による再生画像の切り替え遷移図である。
(再生画像切替処理)
図1の画像再生装置1によって行われる再生する画像の切り替えの処理内容について図5を参照しつつ説明する。図5は図1の画像再生装置1によって行われる再生画像切替処理の流れを示すフローチャートである。
[検索処理]
図5の検索処理(ステップS13)について図6を参照しつつ説明する。図6は図5の検索処理の流れを示すフローチャートである。
但し、動画像の検索を時間t2を大きくして行う、即ち、時刻t1から戻った(過去の)広い範囲で行うと、時刻t1の時点で撮影が終了している動画像が多くなってしまい、切り替えられた動画像の再生が直ぐに終了することが増え、画面の切り替えを行ってもあまり意味を持たないことが多くなる。また、動画像の検索を時間t3を大きくして行う、即ち、時刻t1から進んだ(未来の)広い範囲で行うと、時刻t1と撮影開始時刻との差の大きい動画像が多くなってしまい、画像を切り替えた途端に場面が飛んでユーザが意図しない画像の切り替えになってしまうことが多くなる。このため、動画像の検索では、時間t2及び時間t3を小さくする、即ち、動画像を検索する過去の時間幅及び未来の時間幅を小さくすることが好ましい。
検索部17は読出部13を介してディスク装置11から各動画像の撮影情報を取得する。そして、検索部17は、ディスク装置11に記録されている動画像の中から、取得した各撮影情報に含まれる撮影開始時刻及び撮影終了時刻を用いて、時間幅Taの少なくとも一部で撮影が行われた動画像を検索する(ステップS32)。そして、検索部17は、検索して見つけた動画像を撮影開始時刻の順番に並び替えてリスト(以下、「動画像リスト」と言う。)を作成する(ステップS33)。なお、動画像を撮影開始時刻の順番で並び替える代わりに、例えばファイル名の順番で並び替えてもよく、ディスク装置11に記録された順番で並び替えるようにしてもよい。また、動画像を並び替えなくてもよい。動画像の検索を行う度に動画像リスト内の動画像の順番が変化しないようにすることによって画像の切り替え時にユーザに混乱を与えないようにすることができる。
なお、動画像を検索する時間幅Taと静止画像を検索する時間幅Tbとを同じにしてもよいが、異なるようにしてもよい。但し、静止画像は動画像と異なり、撮影時刻に幅を持たないため時刻t1に一致する撮影時刻を持つ静止画像だけを検索した場合、静止画像が見つからないことが多い。このことから、静止画像では十分な時間幅を持った検索を行うことが好ましく、例えば動画像を検索する時間幅Taよりも静止画像を検索する時間幅Tbを大きくする方がより好ましい画像の切り替え動作になる(Ta<Tb)。
検索部17は読出部13を介してディスク装置11から各静止画像の撮影情報を取得する。そして、検索部17は、ディスク装置11に記録されている静止画像の中から、取得した各撮影情報に含まれる撮影時刻を用いて、時間幅Tb内に撮影された静止画像を検索する(ステップS35)。そして、検索部17は、検索して見つけた静止画像を撮影時刻が基準時刻に近い順番に並び替えてリスト(以下、「静止画像リスト」と言う。)を作成する(ステップS36)。但し、撮影時刻が基準時刻に近い順番に静止画像を並べて静止画像リストを作成することによって、静止画像は撮影時刻が基準時刻に近い順番にディスプレイ装置2に表示されることになる。なお、静止画像を撮影時刻が基準時刻に近い順番に並び替える代わりに、例えば、撮影時刻の順番で並び替えてもよく、ファイル名の順番で並び替えてもよく、ディスク装置11に記録された順番で並び替えてもよい。また、静止画像を並び替えなくてもよい。静止画像の検索を行う度に静止画像リスト内の静止画像の順番が変化しないようにすることによって画像の切り替え時にユーザに混乱を与えないようにすることができる。
図5の選択処理(ステップS14)について図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9は図5の選択処理(ステップS14)の流れを示すフローチャートである。
検索部17は現在再生中の画像が動画像であるかを判定する(ステップS51)。
検索部17は、現在再生中の画像が動画像であると判定した場合(S51:YES)、現在再生中の動画像が動画像リストの最後の動画像であるかを判定する(ステップS52)。検索部17は、現在再生中の動画像が動画像リストの最後の動画像でないと判定した場合(S52:NO)、動画像リストの現在再生中の動画像の次の動画像を切り替えて再生する画像に選択する(ステップS53)。
図5の動画像から動画像への切替処理(ステップS16)について図10を参照しつつ説明する。図10は図5の動画像から動画像への切替処理(ステップS16)の流れを示すフローチャートである。
再生制御部14は、ステップS14で選択された動画像(切替後動画像)の撮影開始時刻と撮影終了時刻とに基づいて、切替後動画像が時間管理部16によって管理されている時間情報が示す基準時刻(ここでは、基準時刻を時刻t1とする。)を含んで撮影された動画像であるかを判定する(ステップS71)。
切替後動画像が基準時刻t1より後に撮影が開始された動画像である場合(S73:YES)、時間管理部16は時間情報が示す基準時刻を切替後動画像の撮影開始時刻(ここでは、撮影開始時刻を時刻t2とする。)に更新する(ステップS74)。そして、再生制御部14は、切替後動画像を読出部13を介してディスク装置11から取得し、更新後の基準時刻t2から切替後動画像を再生し、表示制御部15は再生中の切替後動画像をディスプレイ装置2に表示する(ステップS75)。なお、時間管理部16は再生制御部14による切替後動画像の再生に合わせて基準時刻を更新する。
図5の動画像から静止画像への切替処理(ステップS17)について説明する。
再生制御部14は、ステップS14で選択された静止画像(切替後静止画像)を読出部13を介してディスク装置11から取得し、切替後静止画像の再生を行い、表示制御部15は再生中の切替後静止画像をディスプレイ装置2に表示する。なお、時間管理部16は、再生制御部14が切替前動画像から切替後静止画像へ再生を切り替える際、時間情報が示す基準時刻を再生画像の切り替え前のままにして切替後静止画像の撮影時刻に更新しない。つまり、時間管理部16は、基準時刻を、画像の切り替え時に再生されていた切替前動画像の再生位置の撮影時刻のまま保持する。このため、基準時刻は再生中の切替後静止画像の撮影時刻に一致しなくなる。
[静止画像から静止画像への切替処理]
図5の静止画像から静止画像への切替処理(ステップS18)について説明する。
図5の静止画像から動画像への切替処理(ステップS19)について図11を参照しつつ説明する。図11は図5の静止画像から動画像への切替処理(ステップS19)の流れを示すフローチャートである。
再生制御部14は、ステップS14で選択された動画像(切替後動画像)の撮影開始時刻と撮影終了時刻とに基づいて、切替後動画像が時間管理部16によって管理されている時間情報が示す基準時刻(ここでは、基準時刻を時刻t1とする。)を含んで撮影された動画像であるかを判定する(ステップS91)。
切替後動画像が基準時刻t1より後に撮影が開始された動画像である場合(S93:YES)、時間管理部16は時間情報が示す基準時刻を切替後動画像の撮影開始時刻(ここでは、撮影開始時刻を時刻t2とする。)に更新する(ステップS94)。そして、再生制御部14は、切替後動画像を読出部13を介してディスク装置11から取得し、更新後の基準時刻t2から切替後動画像を再生し、表示制御部15は再生中の切替後動画像をディスプレイ装置2に表示する(ステップS95)。なお、時間管理部16は再生制御部14による切替後動画像の再生に合わせて基準時刻を更新する。
図1の画像再生装置1によって行われる再生する画像の切替処理の具体例について図12から図14を参照しつつ説明する。但し、各図において、動画像M1〜M3の撮影期間はハッチ部分である。なお、動画像M1〜M3は夫々異なる機器で撮影されたものであり、静止画像P1〜P3と静止画像P4〜P5は夫々異なる機器で撮影されたものである。
図12を用いて、動画像M1の再生中の基準時刻t11に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。
ユーザが動画像M1の再生中の基準時刻t11に画像切替キー3eを操作した。検索部17は、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像M1、M2、M3の並びの動画像リストを作成する。これとともに、検索部17は、時間幅Tbを設定し、時間幅Tbで静止画像を検索し、静止画像リストを作成する。そして、検索部17は、動画像リストの現在再生中の動画像M1の次の動画像M2を切り替えて再生する画像に選択し、再生制御部14は基準時刻t11から動画像M2を再生する。
図13を用いて、動画像M1から動画像M2に切り替えられた後、動画像M2の再生中の基準時刻t12に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。
ユーザが動画像M2の再生中の基準時刻t12に画像切替キー3eを操作した。検索部17は、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像M1、M2、M3の並びの動画像リストを作成する。これとともに、検索部17は、時間幅Tbを設定し、時間幅Tbで静止画像を検索し、静止画像リストを作成する。そして、検索部17は、動画像リストの現在再生中の動画像M2の次の動画像M3を切り替えて再生する画像に選択する。時間管理部16は基準時刻を動画像M3の撮影開始時刻である時刻t1Sに更新し、再生制御部14は更新後の基準時刻t1Sから動画像M3を再生する。
図14を用いて、動画像M2から動画像M3に切り替えられた後、動画像M3の再生中の基準時刻t13に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。
ユーザが動画像M3の再生中の基準時刻t13に画像切替キー3eを操作した。検索部17は、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像M1、M2、M3の並びの動画像リストを作成する。これとともに、検索部17は、時間幅Tbを設定し、時間Tbで静止画像を検索し、静止画像P5、P3、P2、P1、P4の並びの静止画像リストを作成する。検索部17は、静止画像リストの最初の静止画像P5を切り替えて再生する画像に選択する。時間管理部16は基準時刻をt13のままにし、再生制御部14は静止画像P5を再生する。
図14を用いて、静止画像P1から静止画像P4に切り替えられた後、静止画像P4の再生中に画像切替キー3eが操作された場合の画像再生装置1の動作を説明する。なお、画像切替キー3eの操作時の基準時刻はt13である。
ユーザが静止画像P4の再生中に画像切替キー3eを操作した。検索部17は、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像M1、M2、M3の並びの動画像リストを作成する。これとともに、検索部17は、時間幅Tbを設定し、時間幅Tbで静止画像を検索し、静止画像P5、P3、P2、P1、P4の並びの静止画像リストを作成する。そして、検索部17は動画像リストの最初の動画像M1を切り替えて再生する画像に選択し、再生制御部14は基準時刻t13から動画像M1を再生する。なお、動画像M1の再生が開始される位置の撮影時刻は、動画像M3の再生が行われた位置の撮影時刻になるので、動画像M3と動画像M1とは時間的に連続して再生されることになる。
上記の画像再生装置1によれば、再生画像の切り替えの際に、動画像及び静止画像を基準時刻を含む時間幅Ta,Tbで検索するので、基準時刻付近にある画像へ表示を切り替えることができ、ユーザにとって使い勝手がよくなる。
また、静止画像を時間幅Tbで検索することによって、撮影時刻に幅を持たない静止画像の検索も効率よく行うことが可能になる。さらに、動画像を検索する時間幅Taを未来の時間幅より過去の時間幅を狭くすることで、再生時の時刻戻りによる違和感を小さくすることができる。また、動画像を検索する時間幅Taより静止画像を検索する時間幅Tbを広く設定することで、撮影時刻に幅を持たない静止画像への切り替えを行いやすくすることができる。
≪第2の実施の形態≫
以下、第2の実施の形態について画像再生装置1aについて図15を参照しつつ説明する。図15は本実施の形態の画像再生装置1aの構成図である。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明が適用できるため本実施の形態ではその説明を省略する。
ディスク装置11aには、デジタルムービやデジタルカメラなどによって撮影された1又は複数の動画像及び静止画像が記録されると共に、記録されている動画像及び静止画像の夫々について撮影時刻などを含む撮影情報が記録される。なお、ディスク装置11aへの動画像や静止画像などの記録はディスク装置11の場合と同様に行うことができる。
以下、第3の実施の形態の画像再生装置1bについて図16を参照しつつ説明する。図16は本実施の形態の画像再生装置1bの構成図である。なお、本実施の形態において、第1及び第2の実施の形態の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明が適用できるため本実施の形態ではその説明を省略する。
≪第4の実施の形態≫
以下、本発明の第4の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明が適用できるため本実施の形態ではその説明を省略する。
本実施の形態の画像再生装置1cの構成について図17を参照しつつ説明する。図17は本実施の形態の画像再生装置1cの構成図である。
リモコン装置9は、ユーザが画像の再生の開始や停止、再生画像の切り替えなどの操作を行うためのデバイスであり、リモコン装置9には4方向のプッシュキー3a〜3d、センターキー3e及びモード切替キー3fなどの各種キーが設けられている。リモコン装置9は、押下されたキーの内容を含む押下信号を送信し、この押下信号は画像再生装置1cによって受信される。なお、説明の便宜上、画像再生装置1cが画像を再生している間、センターキーを「切替/確認キー」、右方向のプッシュキーを「進むキー」、左方向のプッシュキーを「戻るキー」と称する。
図17の画像再生装置1cは、画像の再生中における再生画像の切替処理を除いて、第1の実施の形態の画像再生装置1の動作と実質的に同じであるので、本実施の形態では再生画像の切替処理について説明する。
(再生画像切替処理)
図17の画像再生装置1cによって行われる再生する画像の切り替えの処理内容について図18を参照しつつ説明する。図18は図17の画像再生装置1cによって行われる再生画像切替処理の流れを示すフローチャートである。
図18のモード切替処理(ステップS103)について図19を参照しつつ説明する。図19は図18のモード切替処理(ステップS103)の流れを示すフローチャートである。
受付部12cは検索部17cに対してモードの切り替え指示を行い、検索部17cはこのモードの切り替え指示を受けて現在再生中の画像が動画像であるかを判定する(ステップS151)。
検索部17cは静止画像リストに静止画像があるかを判定する(ステップS153)。静止画像リストに静止画像があれば(S153:YES)、検索部17cは静止画像リストの最初の静止画像を切り替えて再生する画像(切替後静止画像)に選択する(ステップS154)。時間管理部16cは時間情報が示す基準時刻を切替後静止画像の撮影時刻に更新せず、基準時刻を画像の切り替え時の動画像の再生位置の撮影時刻のままにする。再生制御部14cは切替後静止画像を読出部13を介してディスク装置11から取得して再生し、表示制御部15は再生中の切替後静止画像をディスプレイ装置2に表示する(ステップS155)。
検索部17cは動画像リストに動画像があるかを判定する(ステップS158)。動画像リストに動画像があれば(S158:YES)、検索部17cは動画像リストの最初の動画像を切り替えて再生する画像(切替後動画像)に選択する(ステップS159)。そして、再生制御部14cは、切替後動画像の撮影情報に含まれる撮影開始時刻と撮影終了時刻とを用いて、時間管理部16cによって管理されている時間情報が示す基準時刻(ここでは、基準時刻を時刻t1とする。)を含んで撮影された動画像であるかを判定する(ステップS160)。
切替後動画像が基準時刻t1より後に撮影が開始された動画像である場合(S162:YES)、時間管理部16cは、時間情報が示す基準時刻を切替後動画像の撮影開始時刻(ここでは、撮影開始時刻を時刻t2とする。)に更新する(ステップS163)。そして、再生制御部14cは、切替後動画像を読出部13を介してディスク装置11から取得し、更新後の基準時刻t2から切替後動画像を再生し、表示制御部15は再生中の切替後動画像をディスプレイ装置2に表示する(ステップS164)。なお、時間管理部16cは再生制御部14cによる切替後動画像の再生に合わせて基準時刻を更新する。
[画像切替処理]
図18の画像切替処理(ステップS105)について図20を参照しつつ説明する。図20は図18の画像切替処理(ステップS105)の流れを示すフローチャートである。
検索部17cは、現在再生中の画像が動画像でない、つまり静止画像であると判定した場合(S201:NO)、時間幅Tbを設定し、時間幅Tbで静止画像を検索し、静止画像リストを作成する(ステップS202)。なお、ステップS202の処理に図6のステップS34からステップS36と実質的に同じ処理を利用できる。
検索部17cは、再生中の画像が動画像であると判定した場合(ステップS201:YES)、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像リストを作成する(ステップS207)。なお、ステップS207の処理に図6のステップS31からステップS33と実質的に同じ処理を利用できる。
切替後動画像が基準時刻t1より後に撮影が開始された動画像である場合(S212:YES)、時間管理部16cは、時間情報が示す基準時刻を切替後動画像の撮影開始時刻(ここでは、撮影開始時刻を時刻t2とする。)に更新する(ステップS213)。そして、再生制御部14cは、切替後動画像を読出部13を介してディスク装置11から取得し、更新後の基準時刻t2から切替後動画像を再生し、表示制御部15は再生中の切替後動画像をディスプレイ装置2に表示する(ステップS214)。なお、時間管理部16cは再生制御部14cによる切替後動画像の再生に合わせて基準時刻を更新する。
[進む処理]
図18の進む処理(ステップS107)について図21を参照しつつ説明する。図21は図18の進む処理(ステップS107)の流れを示すフローチャートである。
切替後動画像が見つかれば(S258:YES)、時間管理部16cは時間情報が示す基準時刻を切替後動画像の撮影開始時刻に更新する(ステップS259)。再生制御部14cは切替後動画像を読出部13を介してディスク装置11から取得し、切替後動画像を更新後の基準時刻から再生し、表示制御部15は再生中の切替後動画像をディスプレイ装置2に表示する(ステップS260)。なお、時間管理部16cは、再生制御部14cによる切替後動画像の再生に合わせて基準時刻を更新する。切替後動画像が見つからなければ(S258:NO)、画像再生装置1cは例外処理を行う(ステップS261)。なお、例外処理に、例えばステップS256で行われる例外処理と静止画像と動画像とが異なる点を除いて実質的に同じ処理を利用できる。
図18の戻る処理(ステップS109)について図22を参照しつつ説明する。図22は図18の戻る処理(ステップS109)の流れを示すフローチャートである。
受付部12cは検索部17cに対して戻る指示を行い、検索部17cはこの戻る指示を受けて現在再生中の画像が動画像であるかを判定する(ステップS301)。検索部17cは、現在再生中の画像が動画像でない、つまり静止画像であると判定した場合(S301:NO)、ディスク装置11に記録されている静止画像の中から、撮影時刻が現在再生中の静止画像の撮影時刻以前で且つ当該撮影時刻に最も近い静止画像(切替後静止画像)を検索する(ステップS302)。
図17の画像再生装置1cによって行われる再生する画像の切替処理の具体例について図23から図33を参照しつつ説明する。但し、各図において、m1〜m3は夫々1つの動画像を示し、p1〜p5は夫々1つの静止画像を示す。動画像m1〜m3の撮影期間はハッチ部分である。また、各図において、時間幅Taは動画像を検索する時間幅であり、時間幅Tbは静止画像を検索する時間幅である。
図23を用いて、動画像m1の再生中の基準時刻t11に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
ユーザが動画像m1の再生中の基準時刻t11に切替/確認キー3eを操作した。検索部17cは、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像m1、m2の並びの動画像リストを作成する。そして、検索部17cは、動画像リストの現在再生中の動画像m1の次の動画像m2を選択し、再生制御部14cは基準時刻t11から動画像m2を再生する。
図24を用いて、動画像m1から動画像m2に再生が切り替えられた後、動画像m2の再生中の基準時刻t12に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
ユーザが動画像m2の再生中の基準時刻t12に切替/確認キー3eを操作した。検索部17cは、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像m1、m2の並びの動画像リストを作成する。そして、検索部17cは動画像m2が動画像リストで最後の動画像なので動画像リストの最初の動画像m1を選択し、再生制御部14cは基準時刻t12から動画像m1を再生する。
図25を用いて、動画像m1から動画像m2に再生が切り替えられた後、動画像m2の再生中の基準時刻t13に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
ユーザが動画像m2の再生中の基準時刻t13に切替/確認キー3eを操作した。検索部17cは、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像m1、m2、m3の並びの動画像リストを作成する。そして、検索部17cは動画像リストの現在再生中の動画像m2の次の動画像m3を選択する。そして、時間管理部16cは基準時刻を動画像m3の撮影開始時刻t1Sに更新し、再生制御部14cは更新後の基準時刻t1Sから動画像m3を再生する。
図26を用いて、動画像m1から動画像m2に再生が切り替えられた後、動画像m2の再生中の基準時刻t14にモード切替キー3fが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。
ユーザが動画像m2の再生中の基準時刻t14にモード切替キー3fを操作した。検索部17cは、時間幅Tbを設定し、時間幅Tbで静止画像を検索し、静止画像p2、p3、p4の並びの静止画像リストを作成する。そして、検索部17cは、静止画像リストの最初の静止画像p2を選択し、時間管理部16cは基準時刻を更新せずにt14のままにする。そして、再生制御部14cは静止画像p2を再生する。
図27を用いて、動画像m2から静止画像p2に再生が切り替えられた後、静止画像p2の再生中にモード切替キー3fが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、モード切替キー3fの操作時の基準時刻はt14である。
ユーザが静止画像p2の再生中にモード切替キー3fを操作した。検索部17cは、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像m1、m2の並びの動画像リストを作成する。そして、検索部17cは動画像リストの最初の動画像m1を選択し、再生制御部14cは基準時刻t14から動画像m1を再生する。図26及び図27の説明から、動画像m2から静止画像p2に再生が切り替えられ、続いて、静止画像p2から動画像m1に再生が切り替えられた場合、動画像(動画像m2、動画像m1)は時間的に連続して再生が行われている、ことが分かる。
図28を用いて、動画像m2から静止画像p2に再生が切り替えられた後、静止画像p2の再生中に切替/確認キー3eが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、切替/確認キー3eの操作時の基準時刻はt14である。
ユーザが静止画像p2の再生中に切替/確認キー3eを操作した。検索部17cは、時間幅Tbを設定し、時間幅Tbで静止画像を検索し、静止画像p2、p3、p4の並びの静止画像リストを作成する。そして、検索部17cは静止画像リストの静止画像p2の次の静止画像p3を選択する。時間管理部16cは基準時刻を更新せずにt14のままにし、再生制御部14cは静止画像p3を再生する。
図31を用いて、静止画像p4から静止画像p2に再生が切り替えられた後、静止画像p2の再生中に戻るキー3dが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、戻るキー3dの操作時の基準時刻はt14である。
ユーザが静止画像p2の再生中に戻るキー3dを操作した。検索部17cは、撮影時刻が静止画像p2の撮影時刻以前で且つ当該撮影時刻に最も近い静止画像を検索し、静止画像p1を見つける。時間管理部16cは基準時刻をt14から静止画像p1の撮影時刻t15に更新し、再生制御部14cは静止画像p1を再生する。このように、戻るキー3dの操作に対しては、静止画像から静止画像への再生画像の切り替えであっても基準時刻の更新が行われる。
図32を用いて、静止画像p3から静止画像p4に再生が切り替えられた後、静止画像p4の再生中に進むキー3bが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、進むキー3bの操作時の基準時刻はt14である。
ユーザが静止画像p4の再生中に進むキー3bを操作した。検索部17cは、撮影時刻が静止画像p4の撮影時刻以降で且つ当該撮影時刻に最も近い静止画像を検索し、静止画像p5を見つける。時間管理部16cは基準時刻をt14から静止画像p5の撮影時刻t16に更新し、再生制御部14cは静止画像p5を再生する。このように、進むキー3bの操作に対しては、静止画像から静止画像への再生画像の切り替えであっても基準時刻の更新が行われる。
図33を用いて、静止画像p4から静止画像p5に再生が切り替えられた後、静止画像p5の再生中にモード切替キー3fが操作された場合の画像再生装置1cの動作を説明する。なお、モード切替キー3fの操作時の基準時刻はt16である。
ユーザが静止画像p5の再生中にモード切替キー3fを操作した。検索部17cは、時間幅Taを設定し、時間幅Taで動画像を検索し、動画像m1、m2、m3の並びの動画像リストを作成する。そして、検索部17cは動画像リストの最初の動画像m1を選択し、再生制御部14cは基準時刻t16から動画像m1を再生する。
上記の画像再生装置1cによれば、動画像の再生中にモード切替キー3fが操作された場合、及び静止画像の再生中に切替/確認キー3eが操作された場合には、時間管理部16cは時間情報が示す基準時刻を更新しない。そして、再生制御部16cは静止画像から動画像への切り替えの際に動画像を基準時刻から再生する。このため、同じ動画像又は異なる動画像の再生を時間的に連続して行うことができる。
本発明は上記の実施の形態で説明した内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するためのいかなる形態においても実施可能であり、例えば、以下であってもよい。
(1)上記の各実施の形態では、動画像の場合の撮影時刻は、撮影開始時刻と撮影終了時刻との対としたが、これに限られるものではなく、例えば、撮影開始時刻と撮影時間との対であってもよい。
(5)上記の各実施の形態で説明した検索結果を用いて切り替えて再生する画像の選択方法は上記のものに限られるものではない。
(6)上記の各実施の形態で説明した動作を記述したプログラムを記録媒体に記録し、頒布するようにしてもよい。
(8)上記の各実施の形態の各構成は、典型的には集積回路であるLSI(LargeScale Integration)として実現されてもよい。これらは、個別に1チップ化されてもよいし、各実施の形態の全ての構成または一部の構成を含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限られるものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
2 ディスプレイ装置
3 リモコン装置
11 ディスク装置
12 受付部
13 読出部
14 再生制御部
15 表示制御部
16 時間管理部
17 検索部
Claims (13)
- 動画像及び静止画像を記録すると共に、動画像及び静止画像の夫々について撮影時刻を含む撮影情報を記録するための記録部と、
前記記録部に記録されている動画像及び静止画像の再生を行う再生制御部と、
前記再生制御部による画像の再生に応じて基準時刻の管理を行う時間管理部と、
ユーザから画像の切り替えに関する切替指示を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付ける切替指示に応じて、前記記録部に記録されている撮影情報を用いて、前記記録部に記録されている動画像の中から前記基準時刻に対して所定条件を満たす動画像の検索、及び前記記録部に記録されている静止画像の中から前記基準時刻を含む静止画像検索時間幅内に撮影された静止画像の検索の少なくとも一方を行う検索部と、
を備え、
前記再生制御部は前記検索部による検索結果に基づいて再生画像の切り替えを行う
画像再生装置。 - 前記所定条件は前記基準時刻を含む動画像検索時間幅の少なくとも一部において撮影されていることである
請求項1記載の画像再生装置。 - 前記再生制御部が動画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記時間管理部は前記基準時刻を切り替え前のままにする
請求項1又は請求項2記載の画像再生装置。 - 前記再生制御部が静止画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記時間管理部は前記基準時刻を切り替え前のままにする
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像再生装置。 - 前記再生制御部は、静止画像から動画像へ再生画像を切り替える際、前記時間管理部が管理している前記基準時刻を基に動画像の再生を開始する
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の画像再生装置。 - 前記時間管理部は、動画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記切替指示がユーザの前記基準時刻の更新指示を含まない場合には前記基準時刻を切り替え前のままにし、前記切替指示がユーザの前記基準時刻の更新指示を含む場合には前記基準時刻を切り替え後の静止画像の撮影時刻に更新する
請求項1又は請求項2記載の画像再生装置。 - 前記時間管理部は、静止画像から静止画像へ再生画像を切り替える際、前記切替指示がユーザの前記基準時刻の更新指示を含まない場合には前記基準時刻を切り替え前のままにし、前記切替指示がユーザの前記基準時刻の更新指示を含む場合には前記基準時刻を切り替え後の静止画像の撮影時刻に更新する
請求項1、請求項2及び請求項6の何れか1項に記載の画像再生装置。 - 前記静止画像検索時間幅は前記基準時刻より前の時間幅と前記基準時刻より後の時間幅とが異なっている
請求項1記載の画像再生装置。 - 前記動画像検索時間幅は前記基準時刻より前の時間幅と前記基準時刻より後の時間幅とが異なっている
請求項2記載の画像再生装置。 - 前記静止画像検索時間幅と前記動画像検索時間幅とが異なる
請求項2記載の画像再生装置。 - 動画像及び静止画像を記録すると共に、動画像及び静止画像の夫々について撮影時刻を含む撮影情報を記録する外部機器と接続するためのインタフェース部
を更に備え、
前記検索部は、前記動画像の検索を前記外部機器に記録されている撮影情報を用いて前記外部機器に記録されている動画像を含めて行い、前記静止画像の検索を前記外部機器に記録されている撮影情報を用いて前記外部機器に記録されている静止画像を含めて行う
請求項1記載の画像再生装置。 - 動画像及び静止画像を記録すると共に、動画像及び静止画像の夫々について撮影時刻を含む撮影情報を記録するための記録部に記録されている動画像及び静止画像の再生を行う再生ステップと、
前記再生制御ステップによる画像の再生に応じて基準時刻の管理を行う時間管理ステップと、
ユーザから画像の切り替えに関する切替指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた切替指示に応じて、前記記録部に記録されている撮影情報を用いて、前記記録部に記録されている動画像の中から前記基準時刻に対して所定条件を満たす動画像の検索、及び前記記録部に記録されている静止画像の中から前記基準時刻を含む静止画像検索時間幅内に撮影された静止画像の検索の少なくとも一方を行う検索ステップと、
前記検索ステップにおける検索結果に基づいて再生画像の切り替えを行う再生画像切替ステップと、
有する画像再生方法。 - コンピュータに、
動画像及び静止画像を記録すると共に、動画像及び静止画像の夫々について撮影時刻を含む撮影情報を記録するための記録部に記録されている動画像及び静止画像の再生を行う再生ステップと、
前記再生制御ステップによる画像の再生に応じて基準時刻の管理を行う時間管理ステップと、
ユーザから画像の切り替えに関する切替指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた切替指示に応じて、前記記録部に記録されている撮影情報を用いて、前記記録部に記録されている動画像の中から前記基準時刻に対して所定条件を満たす動画像の検索、及び前記記録部に記録されている静止画像の中から前記基準時刻を含む静止画像検索時間幅内に撮影された静止画像の検索の少なくとも一方を行う検索ステップと、
前記検索ステップにおける検索結果に基づいて再生画像の切り替えを行う再生画像切替ステップと、
を実行させるための画像再生プログラム。
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