JP4868110B2 - 画像ファイル検索装置、プログラム、及び、画像ファイル検索方法 - Google Patents

画像ファイル検索装置、プログラム、及び、画像ファイル検索方法 Download PDF

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Description

本発明は、大量の画像ファイル等を保存した記憶デバイスの画像ファイル検索装置、プログラム、及び、画像ファイル検索方法に関する。
撮影画像を画像ファイルとして電子的に記録保存できる電子カメラ、たとえば、デジタルカメラやカメラ付携帯電話機などが広く普及している。一方、半導体記憶デバイスの大容量化と低価格化に伴い、この種の電子カメラのデータ保存容量はますます増加の一途を辿る傾向にある。しかも、電子カメラ等の携帯機器に搭載可能な超小型のハードディスク(1インチサイズや0.8インチサイズのハードディスク)の実用化もこの傾向にさらに拍車を掛ける。このような背景から、今日における電子カメラの記憶容量は数百MBはおろか機種によっては数GBにも及ぶものもあり、大量(数百枚〜数千枚)の保存画像の中から所望の画像を検索するのがきわめて困難な状況になってきた。
そこで、特許文献1では、デジタルカメラで撮影した画像データを保存する際に、撮影者の音声データ(とりわけ、その画像データの分類・整理に資する語句を含む音声データ)を、その画像データに関連付けて保存する。そして、それらの画像データと音声データとを含む記憶媒体をパーソナルコンピュータ等にセットした際に、当該パーソナルコンピュータ内で、前記の音声データを文字認識して、上記の語句を文字列(キーワード)に変換し、そのキーワードを用いて、その音声データに関連付けされた画像データをフォルダに仕分ける等の分類・整理を行うという技術が開示されている(以下、従来技術1という)。
また、特許文献2では、デジタルカメラで撮影した画像データを保存する際に、モニター画面に表示された画像データの上に、多数のキーワード選択ボタンをマトリクス状に配列した半透明なキーワード選択画像を重畳表示し、撮影者によって選択されたボタンに対応するキーワードを、その画像データに付加して保存するものが開示されている(以下、従来技術2という)。
特開2000−358205号公報 特開2002−344721号公報
しかしながら、上記の従来技術1、2にあっては、いずれも、画像データに所要のキーワードを付加するための技術を開示しているに過ぎず、それらのキーワードを付加していない通常の画像データには、まったく適用することができないという問題点がある。
また、従来技術1では、デジタルカメラで撮影した画像データを保存する際に、撮影者によって発せられた、その画像データの分類・整理に資する音声データを、その画像データに関連付けて保存するが、そのような機能を持たないデジタルカメラで保存された画像データには当然のことながら音声データが付属していないから、パーソナルコンピュータ内で整理保存する際には、通常どおり、意図的にファイルに分類仕分けするしか術がなく、したがって、検索についても、ファイル名等の限られた情報を利用できるだけであり、到底効率的な検索を行うことができないという問題点がある。
また、従来技術2では、画像データの保存時に、半透明なキーワード選択画像を重畳表示して、所要のキーワードを選択するようになっているが、やはり、そのような機能を持たないデジタルカメラで保存された画像データにはキーワードを付加することができないから、従来技術1と同様に、パーソナルコンピュータ内で整理保存する際には、通常どおり、意図的にファイルに分類仕分けするしか術がなく、したがって、検索についても、ファイル名等の限られた情報を利用できるだけであり、到底効率的な検索を行うことができない。
そこで、本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、画像ファイルの検索に際し、格段に少ない労力で所望の画像ファイルを見つけ出すことができる画像ファイル検索装置、プログラム、及び、画像ファイル検索方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、画像ファイルとこの画像ファイルの撮影日時と対応付けて記憶する記憶手段と、特定の人のプロファイルを保持する保持手段と、前記特定の人の名前と学校における一年において決まった時期に発生するイベントとこのイベントからの経過時間とを入力する入力手段と、この入力手段によって入力された名前に基づいて前記保持手段に保持されているプロファイルから前記特定の人の生年月日を読み出す読出手段と、この読出手段によって読み出された前記特定の人の生年月日から、前記入力手段によって入力された前記イベントの前記特定の人にとっての発生年月日が推定可能なものである場合、前記特定の人にとっての前記イベントの発生年を前記特定の人の生年月日における出生年と前記学校における学年該当年齢とに基づいて計算するとともに、前記特定の人にとっての前記イベントの発生月日を前記学年開始月日として、検索開始日及び検索終了日を計算する計算手段と、この計算手段によって計算された検索開始日及び検索終了日の間で、前記記憶手段に記憶されている画像ファイルをこれら画像ファイルに対応付けられた撮影日時に基づいて検索する検索手段と、この検索手段の検索結果を、前記特定の人についての前記入力されたイベントの発生から前記入力された経過時間の間に撮影されたものとして表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
請求項2記載の発明は、上記請求項記載の発明において、前記入力されたイベントの前記特定の人にとっての発生年月日をユリウス日からの通し日数に置換する置換手段を更に備え、前記計算手段はこの置換手段によって置換された通し日数に前記入力されたイベントの前記特定の人にとっての発生年月日より後の経過時間に夫々所定の係数を乗じた値を加えた日を、前記検索開始日及び前記検索終了日とすることを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記画像ファイルは、静止画又は動画の画像ファイル若しくは音声情報を含む静止画又は動画の画像ファイルであることを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項1乃至のいずれか記載の発明において、撮像手段と、この撮像手段で撮像された電子的な画像信号を画像ファイルに変換する変換手段と、を更に備えたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、電子カメラが備えるコンピュータを、電子カメラが備えるコンピュータを、撮像された画像信号から変換された画像ファイルをこの画像ファイルの撮影日時と対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御手段、入力部から特定の人の名前と学校における一年において決まった時期に発生するイベントとこのイベントからの経過時間とが入力されたか否かを判定する判定手段、この判定手段によって入力されたと判定すると、入力された名前に基づいて、保持部に予め保持されている特定の人のプロファイルから前記特定の人の生年月日を読み出す読出手段、前記読出手段によって読み出された前記特定の人の生年月日から、前記判定手段によって入力されたと判定された前記イベントの前記特定の人にとっての発生年月日が推定可能なものである場合、前記特定の人にとっての前記イベントの発生年を前記特定の人の生年月日における出生年と前記学校における学年該当年齢とに基づいて計算するとともに、前記特定の人にとっての前記イベントの発生月日を前記学年開始月日として、検索開始日及び検索終了日を計算する計算手段、この計算手段によって計算された検索開始日及び検索終了日の間で、前記記憶部に記憶された画像ファイルをこれら画像ファイルに対応付けられた撮影日時に基づいて検索する検索手段、 この検索手段の検索結果を、前記特定の人についての前記入力されたイベントの発生から前記入力された経過時間の間に撮影されたものとして表示部に表示させる表示制御手段
として機能させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記特定の人の名前と学校における一年において決まった時期に発生するイベントとこのイベントからの経過時間とを入力を検出する入力検出ステップと、この入力検出ステップにて検出された名前に基づいて予め保持部に保持された前記特定の人のプロファイルから前記特定の人の生年月日を読み出す読出ステップと、前記読出ステップにて読み出された前記特定の人の生年月日から、前記入力検出ステップにて入力が検出された前記イベントの前記特定の人にとっての発生年月日が推定可能なものである場合、前記特定の人にとっての前記イベントの発生年を前記特定の人の生年月日における出生年と前記学校における学年該当年齢とに基づいて計算するとともに、前記特定の人にとっての前記イベントの発生月日を前記学年開始月日として、検索開始日及び検索終了日を計算する計算ステップと、この計算ステップにて計算された検索開始日及び検索終了日の間で、予め記憶部に記憶されている画像ファイルをこれら画像ファイルに対応付けられた撮影日時に基づいて検索する検索ステップと、この検索ステップでの検索結果を、前記特定の人についての前記入力されたイベントの発生から前記入力された経過時間の間に撮影されたものとして表示出力させる表示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、撮影日時を思い出せない場合であっても手軽に大量の画像ファイルの絞り込みを行なうことができ、必要な画像ファイルの検索効率を格段に向上できる。
以下、本発明の実施例を、デジタルカメラへの適用を例にして、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
1.デジタルカメラ1の構成
図1は、デジタルカメラ1(電子カメラ)の正面図及び背面図である。この図において、特にそれに限定されないが、例示のデジタルカメラ1は、箱形のボディ2の前面に沈胴式のレンズ鏡筒3、ストロボ発光窓4、ファインダ前面窓5及び収音穴6などを配置すると共に、その上面に電源スイッチ7及びシャッタボタン8などを配置し、さらに、その背面にファインダ後面窓9、モード切り換えスイッチ10、ズーム操作ボタン11、MENUボタン12、上下左右移動ボタン13、SETボタン14、拡声穴15及び液晶モニタ16などを配置し、加えて、その側面に蓋2aを有するメモリスロット17を配置して、そのメモリスロット17に、たとえば、半導体メモリカードやカード型ハードディスクなどの着脱式の記憶媒体18(記憶手段)を挿入できるように構成されている。
ズーム操作ボタン11は、モード切り換えスイッチ10の位置に応じてその機能が変化する。すなわち、モード切り換えスイッチ10が「撮影モード位置」(右側にスライドした位置)にあるときには、ズーム操作ボタン(左端を押すと望遠、右端を押す広角)として機能するが、モード切り換えスイッチ10が「再生モード位置」(左側にスライドした位置)にあるときには、“インデックス表示操作ボタン”として機能する。インデックス表示操作ボタンとして機能する場合、ズーム操作ボタン11の左端を押せば、インデックス表示モードとなり、ズーム操作ボタン11の右端を押せば、一覧リスト表示モードとなる。なお、インデックス表示モードとは、記憶媒体18に格納されている各画像ファイルのインデックス画像(元画像の縮小画像、サムネイル画像ともいう)を液晶モニタ16に一覧表示するモードであり、また、一覧リスト表示とは、記憶媒体18に格納されている各画像ファイルのファイル名や撮影日時等の情報をリストの形で液晶モニタ16に表示するモードである。
図2は、デジタルカメラ1の内部ブロック図である。この図において、デジタルカメラ1は、機能毎に、音声入力系19、撮像系20(撮像手段)、制御系21(変換手段、検索手段、計算手段)、音声出力系22、画像データ等メモリ系23、表示系24(表示手段)及び操作系25(入力手段)などに分類することができる。
これらの系毎に説明すると、音声入力系19は、ボディ前面の収音穴6の近くに配置されたマイク26と、このマイク26で拾った音を増幅するアンプ27と、アンプ27で増幅されたアナログの音声信号をデジタル信号に変換するA/D変換部28と、デジタル変換された音声信号を一時的に記憶する音声メモリ29とを備える。
撮像系20は、ボディ前面のレンズ鏡筒3に収められたズーム機能及びオートフォーカス機能付の撮影レンズ群30と、この撮影レンズ群30を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCDやCMOSなどからなる電子撮像部31と、この電子撮像部31からの画像信号に対してガンマ補正等の所要の画像処理を施す映像処理部32と、画像処理後の画像信号を一時的に記臆する画像メモリ33とを備えるとともに、レンズ鏡筒3の不図示のフォーカス機構を駆動するフォーカス駆動部34と、同ズーム機構を駆動するズーム駆動部35と、ボディ前面のストロボ発光窓4に設けられたストロボ発光部36と、このストロボ発光部36を駆動するストロボ駆動部37と、これらの各部(電子撮像部31、映像処理部32、フォーカス駆動部34、ズーム駆動部35、ストロボ駆動部37)を制御するための撮影制御部38とを備える。
制御系21は、上記の各系を制御してデジタルカメラ1の動作を集中的にコントロールする制御回路39と、この制御回路39の動作に必要な各種プログラムを不揮発的に記憶するプログラムメモリ40と、この制御回路39の動作に必要な各種データを不揮発的に記憶するデータメモリ41と、デジタルカメラ1のユーザによって設定されるプロファイル情報(図14の家族プロファイルデータテーブル64参照)を書き換え可能に記憶するプロファイル情報メモリ42(保持手段)とを備える。
音声出力系22は、制御回路39から適宜に出力される音声データをアナログの音声信号に変換するD/A変換部43と、この音声信号を増幅するアンプ44と、増幅された音声信号を拡声するためにボディ背面の拡声穴15の近くに設けられたスピーカ45とを備える。
画像データ等メモリ系23は、画像データ(静止画データ及び動画データ)や音声データの汎用的な符号化方式(たとえば、静止画データにあってはExif−JPEG又はその互換形式、動画や音声データにあってはMPEG又はその互換形式など)でデータの圧縮(符号化)と伸張(復号)を行う圧縮符号化・伸張復号部46と、符号化された画像データや音声データを書き換え可能に記憶するメモリカード18とを備える。
表示系24は、制御回路39から適宜に出力される表示データを所定の表示フォーマット(液晶モニタ16の解像度に適合した表示フォーマット)に変換する表示制御部47と、表示制御部47の出力信号を表示するためにボディ背面に設けられた画像モニタ(液晶モニタ16)とを備える。
操作系25は、ボディ上面のシャッタボタン8や背面のモード切り換えスイッチ10、ズーム操作ボタン11、MENUボタン12及び上下左右移動ボタン13などを含む操作入力部48と、この操作入力部48からの操作信号を制御回路39に入力するための入力回路49とを備える。なお、ボディ背面に設けられている液晶モニタ16は、タッチパネル付のものであり、このタッチパネルの信号(タッチ座標等の信号)も、操作入力部48や入力回路49を経て制御回路39に入力される。
2.デジタルカメラ1の動作
図3は、デジタルカメラ1の全体的な動作フローを示す図である。この図において、デジタルカメラ1の電源スイッチ7をオンにすると、モード切替スイッチ10の現在のスイッチ位置を判定し(ステップS1)、そのスイッチ位置が撮影モード位置であれば、撮影モード処理(ステップS2)を実行し、一方、そのスイッチ位置が再生モード位置であれば、再生モード処理(ステップS3)を実行するというループを繰り返す。
<撮影モード処理>
図4は、撮影モード処理(図1のステップS2)のフローチャートを示す図である。この図において、撮影モード処理を開始すると、まず、MENUボタン12の押し下げ操作の有無を判定する(ステップS11)。そして、MENUボタン12が押し下げ操作されていた場合には、撮影モード用メニュー処理(たとえば、撮影画像のサイズや画質などを選択するためのメニュー画面の表示等の処理)を実行(ステップS12)した後、フローチャートを終了して、図1のステップS1に戻り、一方、MENUボタン12が押し下げ操作されていなければ、撮影処理(ステップS13)を実行する。
この撮影処理では、まず、撮影条件の設定(ステップS14)、測光処理や測距処理(ステップS15)、ズーム処理やオートフォーカス処理(ステップS16)を行い、撮像系20を駆動して画像を撮影し、その撮影画像を液晶モニタ16にスルー表示する(ステップS17)。次いで、シャッタボタン8の押し下げ操作の有無を判定し(ステップS18)、シャッタボタン8が押し下げ操作されていなければ、フローチャートを終了して、図1のステップS1に戻り、シャッタボタン8が押し下げ操作されていれば、測光処理を実行(ステップS19)した後、撮影条件と測光値に従い、撮像系20を駆動して静止画や動画を撮影(静止画データや動画データの生成)すると共に、音声入力系19を駆動して入力音声の録音(音声データの生成)を実行する(ステップS20)。次に、その静止画データと音声データ又は動画データと音声データを所定の形式で圧縮符号化して、現在の撮影日時とともに記憶媒体18に格納する(ステップS21)。
次に、撮影レビュー表示がONになっているか否かを判定し(ステップS22)、ONになっていなければ、フローチャートを終了して、図1のステップS1に戻り、ONになっていれば、撮影画像を液晶モニタ16に表示(ステップS23)してから、フローチャートを終了して、図1のステップS1に戻る。
<再生モード処理>
図5、図6は、再生モード処理(図1のステップS3)のフローチャートを示す図である。この図において、再生モード処理を開始すると、まず、MENUボタン12の押し下げ操作の有無を判定する(ステップS31)。そして、MENUボタン12が押し下げ操作されていた場合には、後述の再生モード用メニュー処理を実行(ステップS32)した後、フローチャートを終了して、図1のステップS1に戻り、一方、MENUボタン12が押し下げ操作されていなければ、以下に説明する再生処理を実行する。
この再生処理では、まず、ズーム操作ボタン11(現在、再生モードであるから、このズーム操作ボタン11は“インデックス表示操作ボタン”として機能する。)の押し下げ位置(左端/右端)を調べて、インデックス表示であるか否かを判定する(ステップS33)。そして、インデックス表示モード(ズーム操作ボタン11の左端が押し下げ操作された場合)であれば、記憶媒体18に格納されている各画像ファイルのインデックス画像を取り出し、それらのインデックス画像を、元の画像ファイルのファイル名順又は撮影日時順などあらかじめ指定された順序で並べ替えてから、液晶モニタ16に一覧表示(ステップS34)した後、図6のフローに進む。
又は、インデックス表示モードでなければ、次に、一覧リスト表示(ズーム操作ボタン11の右端が押し下げ操作された場合)であるか否かを判定し(ステップS35)、そうであれば、記憶媒体18に格納されている各画像ファイルのファイル名順又は撮影日時順などあらかじめ指定された順序で並べ替えたファイル名リストを液晶モニタ16に表示(ステップS36)した後、図6のフローに進む。
一方、ステップS33とステップS35の判定結果が共に“NO”の場合、つまり、ズーム操作ボタン11が操作されていない場合は、次に、検索処理を行うか否かを判定する(ステップS37)。検索処理を行う場合には、後述の検索処理を実行し(ステップS38)、その検索間処理で該当データが検索されたか否かを判定(ステップS39)して該当データが検索された場合には検索したデータを順次記憶(ステップS40)した後、検索終了を判定して(ステップS41)検索終了でなければ、再び検索処理(ステップS38)に復帰し、検索終了であれば、検索結果の画像/音声データを一覧リストで液晶モニタ16に表示(ステップS42)した後、図6のフローに進む。
ステップS37の判定結果が共に“NO”の場合、つまり、検索処理でなければ、次に、再生表示であるか否かを判定する(ステップS43)。そして、再生表示でなければ、図6のフローに進み、画像再生であれば、選択/検索された画像/音声データを記憶媒体18から読み出して復号し(ステップS44)、復号した画像/音声を再生表示する(ステップS45)とともに、画像/音声の再生中であるか否かを判定して(ステップS46)、再生中でなければ、図6のフローに進み、再生中であれば、動画/音声の再生終了を判定(ステップS47)するまで、ステップS44以降を繰り返し、再生終了を判定すると、図6のフローに進む。
図6のフローでは、まず、キー入力の有無を判定する(ステップS48)。そして、キー入力がなければ、その他の表示処理(ステップS56)を実行してから、図1のステップS1に戻り、キー入力有りの場合は、次に、検索項目やワードが入力されたか否かを判定し(ステップS49)、検索項目やワードが入力された場合には、それらのキー操作に従い、検索項目や検索ワードを選択又は入力(ステップS50)した後、その他の表示処理(ステップS56)を実行してから、図1のステップS1に戻る。
また、ステップS49の判定結果がNO“の場合、つまり、検索項目やワードが入力されなかった場合には、次に、検索の実行であるか否かを判定し(ステップS51)、検索の実行である場合には、入力項目またはキーワードを、検索項目やワードとして検索処理に移行(ステップS52)した後、その他の表示処理(ステップS56)を実行してから、図1のステップS1に戻る。
また、ステップS51の判定結果がNO“の場合、つまり、検索の実行でない場合には、次に、再生データの選択であるか否かを判定し(ステップS53)、再生データの選択である場合には、選択された画像/音声データを再生データとして再生表示に移行(ステップS54)した後、その他のキー処理(ステップS55)及びその他の表示処理(ステップS56)を実行してから、図1のステップS1に戻る。
<検索処理>
図7及び図8は、検索処理(図5のステップS38)の詳しいフローチャートを示す図である。フローチャートを開始すると、まず、再生モードであるか否かを判定し(ステップS61)、再生モードである場合には、次に、検索処理であるか否かを判定し(ステップS62)、検索処理である場合には、「ファイル名による検索」、「撮影日時による検索」、「BS(ベストショット)、撮影条件による検索」、「画像、シーンによる検索」のいずれであるかを判定する(ステップS63〜ステップS67)。そして、いずれの検索でもなければ、その他の検索処理を実行し、検索結果リストにメモリされた画像/音声データの先頭の指定数を一覧表示又はインデックス表示した後、フローを終了する。
<ファイル名による検索の概要説明>
ファイル名による検索とは、記憶媒体に画像/音声のデータファイルを格納する際に、それらのファイルの属性として、適当な名前(ファイル名)を付けたり、任意のキーワードを含むメモを付けたりしておき、それらのファイル名やメモを検索対象として所望のファイルを見つけ出すというものである。すなわち、図8のステップS70〜ステップS74において、入力された検索ファイル名又は検索項目に該当するファイル名の画像/音声データか否かをチェックし、該当するデータであれば、その画像/音声データとその諸元を検索結果リストにメモリするという動作を、最後の画像/音声データになるまで繰り返すというものである。ファイル名による検索の“詳細”な説明は後述する。
<撮影日時による検索の概要説明>
撮影日時による検索とは、記憶媒体に格納された画像/音声のデータファイルの属性に含まれるファイル作成日時又は撮影日時等の日時情報を検索対象として所望のファイルを見つけ出すというものである。すなわち、図8のステップS75〜ステップS79において、入力された検索ファイル名又は検索項目に該当する撮影日時の画像/音声データか否かをチェックし、該当するデータであれば、その画像/音声データとその諸元を検索結果リストにメモリするという動作を、最後の画像/音声データになるまで繰り返すというものである。撮影日時による検索の“詳細”な説明は後述する。
<BS、撮影条件による検索の概要説明>
BS、撮影条件による検索とは、記憶媒体に格納された画像/音声のデータファイルの属性に含まれる撮影条件(たとえば、シャッター速度、絞り値、焦点距離、露出補正値及びストロボなど)又は使用したBSモード(人物や風景又は夜景等の様々な撮影シーン毎に最適な撮影条件をあらかじめプログラムしたモードのこと。ベストショットモードともいう)の情報を検索対象として所望のファイルを見つけ出すというものである。すなわち、図8のステップS80〜ステップS84において、入力された検索撮影条件又はBSモードに該当する撮影日時等の画像/音声データか否かをチェックし、該当するデータであれば、その画像/音声データとその諸元を検索結果リストにメモリするという動作を、最後の画像/音声データになるまで繰り返すというものである。BS、撮影条件による検索の“詳細”な説明は後述する。
<家族プロファイルによる検索の概要説明>
家族プロファイルによる検索とは、記憶媒体に格納された画像/音声のデータファイルに関係する家族プロファイルを検索対象として所望のファイルを見つけ出すというものである。すなわち、図8のステップS85〜ステップS89において、入力されたプロファイルの検索項目や検索条件に該当する撮影日時等の画像/音声データか否かをチェックし、該当するデータであれば、その画像/音声データとその諸元を検索結果リストにメモリするという動作を、最後の画像/音声データになるまで繰り返すというものである。家族プロファイルによる検索の“詳細”な説明は後述する。なお、ここでは、“家族”のプロファイルとしているが、これに限定されない。任意のグループメンバーのプロファイルであってもよい。
<画像、シーンによる検索の概要説明>
画像、シーンによる検索とは、図像の内容やシーンを検索対象として所望のファイルを見つけ出すというものである。すなわち、図8のステップS90〜ステップS94において、入力された検索画像やシーンを含む画像内容の画像データか否かをチェックし、該当するデータであれば、その画像/音声データとその諸元を検索結果リストにメモリするという動作を、最後の画像/音声データになるまで繰り返すというものである。画像、シーンによる検索の“詳細”な説明は後述する。
<再生モード用メニュー処理>
図9は、再生モード用メニュー処理(図5のステップS32)のフローチャートを示す図である。この再生モードメニュー処理では、まず、液晶モニタ16にメニュー画面を表示し(ステップS100)、ユーザによるメニュー項目の選択操作に応答して、たとえば、家族プロファイルの登録処理(ステップS102)や家族プロファイルの編集処理(ステップS103)などを実行するためのメニュー項目分岐処理(ステップS101)を行う。
<再生モード用メニュー画面>
図10は、液晶モニタ16に表示されるメニュー画面を示す図である。この図において、メニュー画面50には、再生タブ51、編集タブ52、設定タブ53が設けられており、図示のように編集タブ52を選択した状態では、家族プロファイル登録メニュー54と家族プロファイル編集メニュー55が選択可能に表示されるようになっている。そして、ユーザによって家族プロファイル登録メニュー54が選択されると、家族プロファイル登録処理が実行され、または、ユーザによって家族プロファイル編集メニュー55が選択されると、家族プロファイル編集処理が実行されるようになっている。
<家族プロファイル登録処理>
図11は、家族プロファイル登録処理のフローチャートを示す図である。この家族プロファイル登録処理では、まず、液晶モニタ16にプロファイル登録画面を表示し(ステップS102a)、その画面への入力データに基づいて、プロファイルデータを生成(ステップS102b)した後、プロファイル登録画面を消去し(ステップS102c)、フローチャートを終了する。
<プロファイル登録画面>
図12は、液晶モニタ16に表示されるプロファイル登録画面を示す図である。この図において、プロファイル登録画面56は、名前フィールド57や生年月日フィールド58及び性別選択フィールド59などの必須入力データエリア60と、たとえば、就職年月日フィールド61や結婚年月日フィールド62などの任意入力データエリア63とを有している。図示の例では、名前フィールド57に“太郎”、生年月日フィールド58に“1995/07/30”、性別選択フィールド59に“男”、就職年月日フィールド61に“1998/04/01”、結婚年月日フィールド62に“1994/06/10”が入力されている。
<プロファイルデータ生成処理>
図13は、プロファイルデータ生成処理(図11のステップS102b)のフローチャートを示す図である。このフローチャートでは、まず、必須入力項目のデータと任意入力項目のデータとを登録し(ステップS102b_1、ステップS102b_2)、次いで、それらの登録済データから自動推定計算可能な入力項目のデータを生成する(ステップS102b_3)。ここで、必須入力項目のデータとは、プロファイル登録画面56の必須入力データエリア60に入力されたデータ(名前、生年月日、性別等)であり、また、任意入力項目のデータとは、プロファイル登録画面56の任意入力データエリア63に入力されたデータ(就職や結婚の生年月日等)である。また、それらの登録済データから自動推定計算可能な入力項目のデータとは、たとえば、生年月日から推定計算可能な幼稚園や小中高等の入学/入園、卒業/卒園年月日のことである。
<家族プロファイルデータテーブル>
図14は、家族プロファイルデータテーブルの概念図である。この図において、家族プロファイルデータテーブル64は、制御系21のデータメモリ41に書き換え可能に保存される。家族プロファイルデータテーブル64は、プロファイル登録対象者毎のレコード64a〜64dを備えており、各レコードは、名前フィールド64e、性別フィールド64f、生年月日フィールド64g及びイベント履歴データフィールド64hを有している。さらに、イベント履歴データフィールド64hは、幼稚園年少フィールド64i、小学入学フィールド64j、・・・・、就職フィールド64k、結婚フィールド64m、・・・・などの各イベントフィールドを有している。また、家族プロファイルデータテーブル64は、上記のプロファイル登録対象者毎のレコード64a〜64dに加えて、学年該当年齢/学年開始月レコード64nを備えている。
ここで、イベント履歴データフィールド64hに格納されているプロファイル登録対象者毎の幼稚園年少入園年月日は、その登録者の生年月日と、学年該当年齢/学年開始月レコード64nの幼稚園年少入園基準年月(満3歳/4月)から自動計算されたものである。同様に、イベント履歴データフィールド64hに格納されているプロファイル登録対象者毎の小学入学年月日は、その登録者の生年月日と、学年該当年齢/学年開始月レコード64nの小学入学基準年月(満6歳/4月)から自動計算(推定計算)されたものである。すなわち、( )付のデータは自動計算されたものであり、それ以外のデータは、図12のプロファイル登録画面56の必須入力データエリア60及び任意入力データエリア63に入力されたデータである。
<検索データ指定画面>
図15は、家族プロファイルデータテーブル64を用いた検索データ指定画面のイメージ図である。この図において、(a)は名前を検索項目とする場合の検索データ指定画面65a、(b)は年齢を検索項目とする場合の検索データ指定画面65b、(c)は学齢を検索項目とする場合の検索データ指定画面65c、(d)はイベントとそのイベントからの経過年数を検索項目とする場合の検索データ指定画面65d、(e)は季節毎の行事を検索項目とする場合の検索データ指定画面65eのイメージ図である。たとえば、図示のように、検索データ指定画面65aに“一郎”と指定すれば、“一郎”を検索データとして、記憶媒体18に格納されている画像/音声データの検索が行われる。または、検索データ指定画面65bに“満0歳”と指定すれば、“満0歳”を検索データとして、記憶媒体18に格納されている画像/音声データの検索が行われる。または、検索データ指定画面65cに“小学2年”と指定すれば、“小学2年”を検索データとして、記憶媒体18に格納されている画像/音声データの検索が行われる。または、検索データ指定画面65dに“結婚後”と指定すれば、“結婚後”と、別途に指定される年数(たとえば、“10年”等)とを検索データとして、つまり、“結婚後10年”を検索データとして、記憶媒体18に格納されている画像/音声データの検索が行われる。または、検索データ指定画面65eに“運動会(秋)”と指定すれば、“運動会(秋)”を検索データとして、記憶媒体18に格納されている画像/音声データの検索が行われる。
<通常のインデックス表示画面及びリスト表示画面>
図16は、通常のインデックス表示画面及びリスト表示画面を示す図である。この図において、液晶モニタ16に表示されたインデックス表示画面66には、記憶媒体18に記憶されている各画像ファイルのインデックス画像67a〜67iが所定の順番(たとえば、撮影日時順)でマトリクス状に多数配列されている。また、同様に液晶モニタ16に表示されたリスト表示画面75には、記憶媒体18に記憶されている各画像ファイルのファイル名、撮影日時及びその他のデータを1行にまとめた複数行のリスト76が表示されている。これらのインデックス表示画面66及びリスト表示画面75は、ボディ2の背面に設けられている上下左右移動ボタン13を操作することによって、任意のインデックス画像やリスト行を選択し、その選択インデックス画像や選択リストに対応した元画像を液晶モニタ16に表示できるようになっている。また、インデックス表示画面66やリスト表示画面75に所望のデータがない場合には、上下左右移動ボタン13を操作して、ページを切り換えて他のインデックス画像やリストを表示したりできるようになっている。すなわち、ユーザは、インデックス表示画面66やリスト表示画面75を表示して上下左右移動ボタン13を操作しながら、記憶媒体18に格納されている撮影済の画像ファイルの中から所望の画像を探し出すことができるようになっている。
図示のインデックス表示画面66の1ページあたりに表示できるインデックス画像の数は高々9個に過ぎない。また、図示のリスト表示画面75の1ページあたりの行数も5個ないしは多くても十数個程度に過ぎない。このため、これらのインデックス表示画面66やリスト表示画面75を用いただけでは、数百枚から数千枚にも及ぶ可能性がある大量の画像の中から所望の画像を見つけ出すのは相当な困難が伴う。
そこで、本実施の形態では、再生モード用のメニュー項目に「画像、音声データの検索」を新たに設けるとともに、さらに、その下位のメニュー項目に「ファイル名やメモによる検索」、「撮影日時による検索」、「BSモード、撮影条件による検索」、「家族プロファイルによる検索」及び「画像、シーン、音声による検索」を設けておき、これらを選択して情報の絞り込みを行うとともに、その絞り込まれた情報を上記のインデックス表示画面66やリスト表示画面75の表示することにより、数百枚や数千枚にも及ぶ可能性がある大量の画像の中から所望の画像を見つけ出す際の効率の改善を図っている。
<検索時の再生モード用メニュー画面>
図17は、図10の再生モード用メニュー画面50の再生タブ51を選択したときの図である。この再生タブ51には、スライドショーや回転表示及びリサイズ並びにダイジェスト再生などといった通常の再生メニュー項目が表示されているほか、本実施形態に特有の「画像、音声データ検索」77が表示されている。そして、この「画像、音声データ検索」77をユーザが選択すると、その下位のメニュー項目として、「ファイル名やメモによる検索」78、「撮影日時による検索」79、「BSモード、撮影条件による検索」80、「家族プロファイルによる検索」81及び「画像、シーン、音声による検索」82が表示されるようになっている。
3.検索処理の詳細
<ファイル名による検索の詳細説明>
図18は、「ファイル名やメモによる検索」の詳細画面を示す図である。この「ファイル名やメモによる検索」の詳細画面83には、ファイル名検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス83a、ファイル名を指定するためのテキストボックス83b、メモ検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス83c、メモ検索用のキーワードを指定するためのテキストボックス83d、及び、それらのファイル名とメモのオア検索を行うかアンド検索を行うかを指定するためのチェックボックス83eを備えている。
図19は、「ファイル名やメモによる検索」の検索結果画面を示す図である。この図において、液晶モニタ16には、図示のリスト表示画面84又はインデックス表示画面85が表示される。これらのリスト表示画面84やインデックス表示画面85の表示データは、記憶媒体18に格納されているすべての画像ファイルの内、図18の「ファイル名やメモによる検索」の詳細画面83に入力されたファイル名又はメモ検索用キーワードのいずれか一方(オア検索の場合)若しくはそれらの双方(アンド検索の場合)に一致した画像ファイルのもの、つまり、絞り込まれたものである。したがって、絞り込みによって数が少なくなった画像ファイルの中から所望の画像ファイルを見つけ出せばよいから、効率の改善を図ることができる。
<撮影日時による検索の詳細説明>
図20は、「撮影日時による検索」の詳細画面を示す図である。この「撮影日時による検索」の詳細画面86には、撮影日時検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス86a、撮影日時の範囲を指定するための二つのテキストボックス86b、86c、季節検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス86d、季節を選択するためのリストボックス86e、曜日検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス86f、曜日を選択するためのリストボックス86g、及び、それらの撮影日検索と季節検索又は曜日検索のオア検索を行うかアンド検索を行うかを指定するためのチェックボックス86hを備えている。
図示の「撮影日時による検索」の詳細画面86に所要のデータを入力して検索を実行すると、液晶モニタ16に、図19と同様のリスト表示画面84又はインデックス表示画面85が表示される。これらのリスト表示画面84やインデックス表示画面85の表示データは、記憶媒体18に格納されているすべての画像ファイルの内、図20の「撮影日時による検索」の詳細画面86に入力された撮影日時の範囲、季節又は曜日のいずれか一方(オア検索の場合)若しくはそれらの双方(アンド検索の場合)に一致した画像ファイルのもの、つまり、絞り込まれたものである。したがって、絞り込みによって数が少なくなった画像ファイルの中から所望の画像ファイルを見つけ出せばよいから、効率の改善を図ることができる。
<BS、撮影条件による検索の詳細説明>
図21は、「BSモード、撮影条件による検索」の詳細画面を示す図である。この「BSモード、撮影条件による検索」の詳細画面87には、ファイルサイズ検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87a、ファイルサイズを選択するためのリストボックス87b、フォーマット検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87c、フォーマットの種類を選択するためのリストボックス87d、画質検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87e、画質を選択するためのリストボックス87f、画像サイズ検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87g、画像サイズを選択するためのリストボックス87h、露出プログラム検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87i、露出プログラムを選択するためのリストボックス87j、BS/シーン検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87k、BS/シーンを選択するためのリストボックス87m、露出時間検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87n、露出時間を選択するためのリストボックス87o、絞り検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス87p、絞りを選択するためのリストボックス87qなどを備えている。
図示の「BSモード、撮影条件による検索」の詳細画面87に所要のデータを入力して検索を実行すると、液晶モニタ16に、図19と同様のリスト表示画面84又はインデックス表示画面85が表示される。これらのリスト表示画面84やインデックス表示画面85の表示データは、記憶媒体18に格納されているすべての画像ファイルの内、図21の「BSモード、撮影条件による検索」の詳細画面87に入力されたファイルサイズ、フォーマット、画質、画像サイズ、露出プログラム、BS/シーン、露出時間又は絞りに一致した画像ファイルのもの、つまり、絞り込まれたものである。したがって、絞り込みによって数が少なくなった画像ファイルの中から所望の画像ファイルを見つけ出せばよいから、効率の改善を図ることができる。
<家族プロファイルによる検索の詳細説明>
図22は、「家族プロファイルによる検索」の詳細画面を示す図である。この「家族プロファイルによる検索」の詳細画面88には、検索プロファイル(名前)を指定するためのリストボックス88a、撮影時の年齢検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス88b、撮影時の年齢を選択するためのリストボックス88c、撮影時の学年検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス88d、撮影時の学年を選択するためのリストボックス88e、イベント起算検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス88f、イベントを選択するためのリストボックス88g、イベント起算面数を選択するためのリストボックス88h、季節行事検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス88i、季節行事の学年を選択するためのリストボックス88jなどを備えている。
図示の「家族プロファイルによる検索」の詳細画面88に所要のデータを入力して検索を実行すると、液晶モニタ16に、図19と同様のリスト表示画面84又はインデックス表示画面85が表示される。これらのリスト表示画面84やインデックス表示画面85の表示データは、記憶媒体18に格納されているすべての画像ファイルの内、図22の「家族プロファイルによる検索」の詳細画面88に入力されたプロファイル(名前)、撮影時の年齢、撮影時の学年、イベント起算又は季節行事季節に一致した画像ファイルのもの、つまり、絞り込まれたものである。したがって、絞り込みによって数が少なくなった画像ファイルの中から所望の画像ファイルを見つけ出せばよいから、効率の改善を図ることができる。
図23は、「家族プロファイルによる検索」の撮影時の“年齢”による検索処理のフローチャートを示す図である。
このフローチャートでは、まず、選択された該当者のプロファイル情報を図14の家族プロファイルデータテーブル64から読み出す(ステップS111)とともに、その家族プロファイルデータテーブル64から該当者の生年月日を読み込む(ステップS112)。次に、選択された検索年齢(又は月齢)を読み込み(ステップS113)、生年月日に検索年齢(月齢)を加えて検索開始年月日とする(ステップS114)とともに、生年月日に検索年齢(月齢・4半年)と1カ年(1ヶ月・3ヶ月)を加えて検索終了年月日とする(ステップS115)。そして、記憶媒体18に格納されているすべての画像/音声データの中から、撮影年月日が上記の「検索開始年月日」から「検索終了年月日」までの範囲に入っている画像/音声データを検索し(ステップS116)、その検索結果をリスト又はインデックス画像で一覧表示(ステップS117)してフローチャートを終了する。
これによれば、家族プロファイル(名前)から該当者の生年月日を取り出すとともに、その生年月日と指定された年齢とからその年齢の時点における年月日の範囲を計算し、その年月日の範囲に合致する撮影日時の画像ファイルを検索することができる。したがって、いちいち手作業で該当する画像ファイルを探し出すのに比べて、格段に少ない労力で済む。
図24は、「家族プロファイルによる検索」の撮影時の“学年”による検索処理のフローチャートを示す図である。
このフローチャートでは、まず、選択された該当者のプロファイル情報を図14の家族プロファイルデータテーブル64から読み出す(ステップS121)とともに、その家族プロファイルデータテーブル64から該当者の生年月日を読み込む(ステップS122)。次いで、選択された学年の学年該当年齢及び学年開始日を読み込み(ステップS123)、生年月日の月日が学年開始月日(4月1日)以下であるか否かを判定する(ステップS124)。そして、以下の場合には、検索開始年を出生年+学年該当年齢とする(ステップS125)と共に、検索開始月日を学年開始日とし(ステップS126)、一方、以下でない場合には、検索開始年を出生年+学年該当年齢+1年とし(ステップS117)、いずれの場合も、検索終了年を検索開始年+1年、検索終了月日を学年開始日の前日(3月31日)とした後(ステップS128)、記憶媒体18に格納されているすべての画像/音声データの中から、撮影年月日が上記の「検索開始年月日」から「検索終了年月日」までの範囲に入っている画像/音声データを検索し(ステップS129)、その検索結果をリスト又はインデックス画像で一覧表示(ステップS130)してフローチャートを終了する。
これによれば、家族プロファイル(名前)から該当者の生年月日を取り出すとともに、その生年月日と指定された学年とからその学年の時点における年月日の範囲を計算し、その年月日の範囲に合致する撮影日時の画像ファイルを検索することができる。したがって、いちいち手作業で該当する画像ファイルを探し出すのに比べて、格段に少ない労力で済む。
図25は、「家族プロファイルによる検索」の撮影時の“イベント起算の経過時間”による検索処理のフローチャートを示す図である。
このフローチャートでは、まず、選択された該当者のプロファイル情報を図14の家族プロファイルデータテーブル64から読み出す(ステップS131)とともに、その家族プロファイルデータテーブル64から該当者の生年月日を読み込み(ステップS132)、さらに、選択されたイベントとイベント後の経過時間(年数/月数/日数)を読み込む(ステップS133)。
次いで、選択イベントの発生年月日情報が該当プロファイルに記録済であるか否かを判定し(ステップS134)、記録済であれば、該当プロファイルより該当イベントの発生年月日を読み込んだ後(ステップS135)、ステップS143に進む。
一方、記録済でなければ、入学日や入社日等推算可能なイベントであるか否かを判定し(ステップS136)、そうであれば、さらに、生年月日の月日が学年開始月日(4月1日)以下であるか否かを判定する(ステップS137)。そして、生年月日の月日が学年開始月日(4月1日)以下である場合には、イベント発生年を出生年+学年該当年齢とし(ステップS138)、以下でない場合には、イベント発生年を出生年+学年該当年+1年とする(ステップS139)。そして、いずれの場合もイベント発生月日を学年開始日(4月1日)にした後(ステップS140)、ステップS143に進む。また、上記のステップS136で、入学日や入社日等推算可能なイベントでないと判定された場合には、該当イベント発生年月日の入力を要求し(ステップS141)、入力された該当イベント発生年月日を取り込んだ後(ステップS142)、ステップS143に進む。
次に、イベント発生年月日をユリウス日(JD)に換算(暦年からJD)する(ステップS143)。
ここで、ユリウス日(又はユリウス通日ともいう)とは、紀元前4713年1月1日からの連続した通し日数のことをいう。一般にコンピュータでは、通常の暦の不連続部分の影響を避けるために、このユリウス日のような連続性を保った絶対的な日付(通し日数)に置き換えて計算する。
次に、検索開始日(JD)=イベント発生日のユリウス日+(0.8)×イベント後の経過時間とし(ステップS144)、さらに、検索終了日(JD)=イベント発生日のユリウス日+(1.2)×イベント後の経過時間とする(ステップS145)。
そして、検索開始日のユリウス日を暦年の年月日に逆換算(JDから暦年)(ステップS146)すると共に、検索終了日のユリウス日を暦年の年月日に逆換算(JDから暦年)(ステップS147)した後、記憶媒体18に格納されているすべての画像/音声データの中から、撮影年月日が上記の「検索開始年月日」から「検索終了年月日」までの範囲に入っている画像/音声データを検索し(ステップS148)、その検索結果をリスト
又はインデックス画像で一覧表示(ステップS149)してフローチャートを終了する。
これによれば、家族プロファイル(名前)から該当者の生年月日を取り出すとともに、その生年月日と指定されたイベントとからそのイベントの時点における年月日の範囲を計算し、その年月日の範囲に合致する撮影日時の画像ファイルを検索することができる。したがって、いちいち手作業で該当する画像ファイルを探し出すのに比べて、格段に少ない労力で済む。
<画像、シーンによる検索の詳細説明>
図26は、「画像、シーン、音声による検索」の詳細画面を示す図である。この「画像、シーン、音声による検索」の詳細画面89には、登録済画像検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス89a、プロファイルを選択するためのリストボックス89b、画像の指定検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス89c、カメラの入力検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス89e、シーン識別検索を行うか否かを指定するためのチェックボックス89f、シーンの種類を選択するためのリストボックス89g、サンプル画像の表示エリア89h、類似率を選択するためのリストボックス89i、及び回転照合をするか否かを選択するためのリストボックス89jなどを備えている。
図27及び図28は、「画像、シーン、音声による検索」のフローチャートを示す図である。このフローチャートにおいて、まず、登録済画像パターンを検索するか否かを判定し(ステップS151)、登録済画像パターンを検索する場合には、選択された登録済画像を検索パターンに設定(ステップS152)した後、ステップS158に進む。登録済画像パターンを検索しない場合には、指定画像ファイルの画像パターンを検索するか否かを判定し(ステップS153)、指定画像ファイルの画像パターンを検索する場合には、指定された画像ファイルを読み出し、その画像を検索画像パターンに設定(ステップS154)した後、ステップS158に進む。指定画像ファイルの画像パターンを検索しない場合には、入力画像パターンを検索するか否かを判定し(ステップS155)、入力画像パターンを検索する場合には、カメラで画像を入力し(ステップS156)、入力された撮像画像を検索画像パターンに設定(ステップS157)した後、ステップS158に進む。
次に、シーンの自動識別に設定するか否かを判定し(ステップS158)、シーンの自動識別に設定しない場合には、ステップS163に進み、シーンの自動識別に設定する場合には、選択されたシーンを読み込み(ステップS159)、画像メモリ内の画像データの撮影条件データを読み込む(ステップS160)。
次いで、ベストショット撮影又はシーン別プログラムで撮影された画像か否かを判定し(ステップS161)、ベストショット撮影又はシーン別プログラムで撮影された画像である場合には、撮影条件データが該当シーンに一致しているか否かを判定する(ステップS162)。そして、撮影条件データが該当シーンに一致している場合には、画像データと設定された検索画像パターンとの類似度を計算し(ステップS163)、その類似度が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS164)。
類似度が所定値以上である場合には、該当する画像データを検索結果リストにメモリし(ステップS165)、次のデータに移る(ステップS166)とともに、最後のデータであるか否かを判定して(ステップS167)、最後のデータでなければ、ステップS158以降を繰り返し、最後のデータであれば、検索結果の一覧リスト又はインデックス一覧を表示(ステップS168)した後、フローチャートを終了する。
一方、ステップS161の判定結果が“NO”の場合、つまり、ベストショット撮影又はシーン別プログラムで撮影された画像でない場合には、選択シーンの(画面構成、濃度分布、色彩分布、輪郭図形など)特徴データを読み込み(ステップS169)、次いで、画像データの(画面構成、濃度分布、色彩分布、輪郭図形など)シーンの特徴量を計算する(ステップS170)。そして、シーン類似度が所定値以上か否かを判定し(ステップS172)、所定値以上であれば、ステップS163に進み、所定値以上でなければ、ステップS166に進む。また、上記のステップS162の判定結果が“NO”の場合、つまり、撮影条件データが該当シーンに一致している場合にもステップS166に進む。
図29は、「画像、シーン、音声による検索」の概念図である。図に示すように、この「画像、シーン、音声による検索」では、まず、登録済のシーン90a、90b、90c、90d、・・・・から任意のシーン90aを選択する。次に、その選択シーン90aと画像メモリ内の画像データ91a、91b、91c、91d、・・・・との類似度を各々判定し、シーン類似度が所定値以上の画像データ91b、91c、91dを仮の画像データとして抽出する。次に、登録済の画像パターン92a、92b、92c、92d、92e、・・・・から任意の画像パターン92aを選択し、その画像パターン92aと、仮の画像データ91b、91c、91dとの画像の照合/検索(画像の類似度の計算)を行う。そして、その結果、画像の類似度が所定値以上のもの、ここでは画像データ91b、91cを最終的な検索画像データとして出力する。
これによれば、家族のポートレート撮影などの登録済の画像、あるいは、メモリ内の画像ファイルなどを任意に指定や選択して、その画像や部分画像に類似する画像やシーンを含む画像データを検索することができる。したがって、いちいち手作業で該当する画像ファイルを探し出すのに比べて、格段に少ない労力で済む。また、類似判定のための画像としては、撮影済の画像だけでなく、その場で撮影した画像や物、景色などであってもよく、又は、画像のみならず、メモリ内の音声データ、もしくは、マイクで拾ったその場の音を類似判定に用いてもよい。
デジタルカメラ1の正面図及び背面図である。 デジタルカメラ1の内部ブロック図である。 デジタルカメラ1の全体的な動作フローを示す図である。 撮影モード処理(図1のステップS2)のフローチャートを示す図である。 再生モード処理(図1のステップS3)のフローチャートを示す図(1/2)である。 再生モード処理(図1のステップS3)のフローチャートを示す図(2/2)である。 検索処理(図5のステップS38)の詳しいフローチャートを示す図(1/2)である。 検索処理(図5のステップS38)の詳しいフローチャートを示す図(2/2)である。 再生モード用メニュー処理(図5のステップS32)のフローチャートを示す図である。 液晶モニタ16に表示されるメニュー画面を示す図である。 家族プロファイル登録処理のフローチャートを示す図である。 液晶モニタ16に表示されるプロファイル登録画面を示す図である。 プロファイルデータ生成処理(図11のステップS102b)のフローチャートを示す図である。 家族プロファイルデータテーブルの概念図である。 家族プロファイルデータテーブル64を用いた検索データ指定画面のイメージ図である。 通常のインデックス表示画面及びリスト表示画面を示す図である。 図10の再生モード用メニュー画面50の再生タブ51を選択したときの図である。 「ファイル名やメモによる検索」の詳細画面を示す図である。 「ファイル名やメモによる検索」の検索結果画面を示す図である。 「撮影日時による検索」の詳細画面を示す図である。 「BSモード、撮影条件による検索」の詳細画面を示す図である。 「家族プロファイルによる検索」の詳細画面を示す図である。 「家族プロファイルによる検索」の撮影時の“年齢”による検索処理のフローチャートを示す図である。 「家族プロファイルによる検索」の撮影時の“学年”による検索処理のフローチャートを示す図である。 「家族プロファイルによる検索」の撮影時の“イベント起算の経過時間”による検索処理のフローチャートを示す図である。 「画像、シーン、音声による検索」の詳細画面を示す図である。 「画像、シーン、音声による検索」のフローチャートを示す図(1/2)である。 「画像、シーン、音声による検索」のフローチャートを示す図(2/2)である。 「画像、シーン、音声による検索」の概念図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ(電子カメラ)
18 記憶媒体(記憶手段)
20 撮像系(撮像手段)
21 制御系(変換手段、検索手段、計算手段)
24 表示系(表示手段)
25 操作系(入力手段)
42 プロファイル情報メモリ(保持手段)

Claims (6)

  1. 画像ファイルとこの画像ファイルの撮影日時と対応付けて記憶する記憶手段と、
    特定の人のプロファイルを保持する保持手段と、
    前記特定の人の名前と学校における一年において決まった時期に発生するイベントとこのイベントからの経過時間とを入力する入力手段と、
    この入力手段によって入力された名前に基づいて前記保持手段に保持されているプロファイルから前記特定の人の生年月日を読み出す読出手段と、
    この読出手段によって読み出された前記特定の人の生年月日から、前記入力手段によって入力された前記イベントの前記特定の人にとっての発生年月日が推定可能なものである場合、前記特定の人にとっての前記イベントの発生年を前記特定の人の生年月日における出生年と前記学校における学年該当年齢とに基づいて計算するとともに、前記特定の人にとっての前記イベントの発生月日を前記学年開始月日として、検索開始日及び検索終了日を計算する計算手段と、
    この計算手段によって計算された検索開始日及び検索終了日の間で、前記記憶手段に記憶されている画像ファイルをこれら画像ファイルに対応付けられた撮影日時に基づいて検索する検索手段と、
    この検索手段の検索結果を、前記特定の人についての前記入力されたイベントの発生から前記入力された経過時間の間に撮影されたものとして表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする画像ファイル検索装置。
  2. 前記入力されたイベントの前記特定の人にとっての発生年月日をユリウス日からの通し日数に置換する置換手段を更に備え、
    前記計算手段はこの置換手段によって置換された通し日数に前記入力されたイベントの前記特定の人にとっての発生年月日より後の経過時間に夫々所定の係数を乗じた値を加えた日を、前記検索開始日及び前記検索終了日とすることを特徴とする請求項1に記載の画像ファイル検索装置。
  3. 前記画像ファイルは、静止画又は動画の画像ファイル若しくは音声情報を含む静止画又は動画の画像ファイルであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像ファイル検索装置。
  4. 撮像手段と、
    この撮像手段で撮像された電子的な画像信号を画像ファイルに変換する変換手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像ファイル検索装置。
  5. 電子カメラが備えるコンピュータを、
    撮像された画像信号から変換された画像ファイルをこの画像ファイルの撮影日時と対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御手段、
    入力部から特定の人の名前と学校における一年において決まった時期に発生するイベントとこのイベントからの経過時間とが入力されたか否かを判定する判定手段、
    この判定手段によって入力されたと判定すると、入力された名前に基づいて、保持部に予め保持されている特定の人のプロファイルから前記特定の人の生年月日を読み出す読出手段、
    前記読出手段によって読み出された前記特定の人の生年月日から、前記判定手段によって入力されたと判定された前記イベントの前記特定の人にとっての発生年月日が推定可能なものである場合、前記特定の人にとっての前記イベントの発生年を前記特定の人の生年月日における出生年と前記学校における学年該当年齢とに基づいて計算するとともに、前記特定の人にとっての前記イベントの発生月日を前記学年開始月日として、検索開始日及び検索終了日を計算する計算手段、
    この計算手段によって計算された検索開始日及び検索終了日の間で、前記記憶部に記憶された画像ファイルをこれら画像ファイルに対応付けられた撮影日時に基づいて検索する検索手段、
    この検索手段の検索結果を、前記特定の人についての前記入力されたイベントの発生から前記入力された経過時間の間に撮影されたものとして表示部に表示させる表示制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 前記特定の人の名前と学校における一年において決まった時期に発生するイベントとこのイベントからの経過時間とを入力を検出する入力検出ステップと、
    この入力検出ステップにて検出された名前に基づいて予め保持部に保持された前記特定の人のプロファイルから前記特定の人の生年月日を読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにて読み出された前記特定の人の生年月日から、前記入力検出ステップにて入力が検出された前記イベントの前記特定の人にとっての発生年月日が推定可能なものである場合、前記特定の人にとっての前記イベントの発生年を前記特定の人の生年月日における出生年と前記学校における学年該当年齢とに基づいて計算するとともに、前記特定の人にとっての前記イベントの発生月日を前記学年開始月日として、検索開始日及び検索終了日を計算する計算ステップと、
    この計算ステップにて計算された検索開始日及び検索終了日の間で、予め記憶部に記憶されている画像ファイルをこれら画像ファイルに対応付けられた撮影日時に基づいて検索する検索ステップと、
    この検索ステップでの検索結果を、前記特定の人についての前記入力されたイベントの発生から前記入力された経過時間の間に撮影されたものとして表示出力させる表示ステップと
    を含むことを特徴とする画像ファイル検索方法。
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