JPWO2009072214A1 - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

群管理制御された複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えることができるエレベータシステムにおいて、システム全体の運行効率の低下を防止し、且つ専用運転への切り換えを早期に行うことができるようにする。このため、エレベータ利用者が乗車前に行先階を登録する呼び登録装置と、複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えるために切換要求を送信する専用運転切換装置とを備える。また、専用運転切換装置から切換要求を受信した際に、呼び登録装置によって既に登録されている行先呼びに対するサービス時間を、上記一部のエレベータに関して演算する。そして、この演算されたサービス時間に基づいて、所定の閾値を超えない範囲で行先呼びの一部に対するサービスを行い、行先呼びの他部に対するサービスを行わずに、上記一部のエレベータを専用運転に切り換える。

Description

この発明は、複数台のエレベータを群管理制御するエレベータシステムであって、一部のエレベータを専用運転に切り換えることができるものに関する。
エレベータの利用者が多いビル等では、同一ビル内に複数台のエレベータを設置し、全体としての運行効率を向上させるため、これら複数台のエレベータに対して群管理制御を行っている。また、このようなエレベータの中には、群管理制御されているエレベータの一部を専用運転に切り換えることができるように構成したものもある。専用運転としては、例えば、特別な人物(以下、単に「VIP」ともいう)専用で運行するためのVIP運転や、大型の荷物等を運搬するための荷物運転等がある。
このようなエレベータシステムの従来技術として、例えば、下記特許文献1に記載のものがある。このエレベータシステムでは、エレベータ乗場に、利用者が自分の行先階を登録するための呼び登録装置を設置している。そして、通常の運転時に不停止階の切り換え(専用運転への切り換え)のための操作が行われると、実際に専用運転への切り換えを行う前に、上記呼び登録装置によって既に登録されていた行先呼びに対するサービスを全て実施していた。
日本特開2004−18229号公報
特許文献1に記載のものでは、専用運転への切り換えが遅れてしまうといった問題があった。即ち、VIP等のために専用運転への切り換えを行ったとしても、実際に専用運転が開始されるのは、その前に行先呼びを登録した全ての利用者を指定の階床に運んだ後になってしまう。特に、エレベータ利用者が多いビルや所定の時間帯によっては、専用運転に切り換わるまでに長時間を要してしまい、VIP等が長時間待たされることとなっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、群管理制御された複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えることができるエレベータシステムにおいて、システム全体の運行効率の低下を防止し、且つ専用運転への切り換えを早期に行うことができるようにすることである。
この発明に係るエレベータシステムは、複数台のエレベータを群管理制御するエレベータシステムであって、エレベータ利用者が乗車前に行先階を登録する呼び登録装置と、複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えるために切換要求を送信する専用運転切換装置と、専用運転切換装置から切換要求を受信した際に、呼び登録装置によって既に登録されている行先呼びに対するサービス時間を、一部のエレベータに関して演算する演算手段と、演算手段によって演算されたサービス時間に基づいて、所定の閾値を超えない範囲で行先呼びの一部に対するサービスを行い、行先呼びの他部に対するサービスを行わずに、一部のエレベータを専用運転に切り換える専用運転制御手段と、を備えたものである。
この発明によれば、群管理制御された複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えることができるエレベータシステムにおいて、システム全体の運行効率の低下を防止し、且つ専用運転への切り換えを早期に行うことができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 呼び登録装置
2 群管理制御装置
3 割当かご通知手段
4 割当かご決定手段
5 専用運転制御手段
6 各台管理制御装置
7 かご制御手段
8 専用運転切換装置
9 サービス時間演算手段
10 閾値記憶手段
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムを示す構成図である。図1に示すエレベータシステムは、同一ビル内に設置された複数台のエレベータを群管理制御し、更に、その一部(一台又は複数台)のエレベータを、VIP運転や荷物運転等といった専用運転に切り換えることができるものを示している。
図1において、1はエレベータの行先階を登録するための呼び登録装置である。この呼び登録装置1は、エレベータ利用者によって行先階が登録されると、後述の群管理制御装置2に対して、行先呼びを登録するための行先呼び登録要求を送信する。また、呼び登録装置1には、行先呼び登録要求に対して割り当てられたかご(以下、「割当かご」ともいう)を周囲にいる利用者に対して報知する割当かご通知手段3が設けられている。
上記呼び登録装置1は、例えば、エレベータの各乗場に設けられ、利用者が乗車前に行先階を登録するための入力釦と、割当かごを周囲に報知するためのディスプレイ又はスピーカとが備えられる。なお、この構成は単に一例を示したものであり、呼び登録装置1は、他の構成を有するものであっても構わない。例えば、呼び登録装置1は、エレベータ利用者が携帯する携帯端末であって、群管理制御装置2と無線通信が可能なものであっても良い。上記携帯端末としては、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Didital Assistance)、ノートパソコン等が利用できる。
また、呼び登録装置1は、行先階を登録するための機能として、個人ID照合機能と個人IDデータとを有し、利用者が個人IDを照合すると、個人IDデータを参照して行先階を自動的に判別する装置であっても構わない。かかる場合には、個人IDデータに格納された行先階に対応する行先呼び登録要求が、群管理制御装置2に対して自動的に送信される。なお、利用者の個人IDの照合は、例えば、個人IDを記録させた鍵やカード、ICタグ等によるもの、又は、指紋、静脈、声紋、虹彩等の生体情報によるものに基づいて行われる。
群管理制御装置2は、同一ビル内に設置された複数台のエレベータを群管理制御するための装置である。群管理制御装置2には、例えば、割当かご決定手段4、専用運転制御手段5が備えられている。
割当かご決定手段4は、群管理制御装置2が行先呼び登録要求を受信した場合に、受信した行先呼び登録要求に対して、各エレベータの運行状態等に基づき、かごを割り当てる機能を有する。そして、割当かご決定手段4は、行先呼び登録要求に対するかごの割当を行うと、各台管理制御装置6に対して行先呼びの割当指令を、また、呼び登録装置1に対して割当かご通知を送信する。
各台管理制御装置6は、各エレベータの運行管理を行う。各台管理制御装置6には、それぞれ各エレベータのかごの運行制御を行うかご制御手段7が備えられている。そして、各台管理制御装置6は、割当かご決定手段4から行先呼びの割当指令を受信すると、割り当てられた行先呼びに基づいて、かごの運行を適切に制御する。
また、割当かご通知手段3は、割当かご決定手段4から受信した割当かご通知に基づいて、ランプ表示やアナウンスを行い、周囲の利用者に割当かごの情報を報知する。
一方、専用運転切換装置8は、群管理制御されている複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えるためのものである。この専用運転切換装置8は、所定の操作(信号の入力)等が行われると、上記一部のエレベータを専用運転に切り換えるための専用運転切換要求を、群管理制御装置2に対して送信する。
上記専用運転制御手段5は、専用運転切換装置8から受信する専用運転切換要求に基づいて、上記一部のエレベータを専用運転に移行させる機能を有する。具体的に、この専用運転制御手段5には、サービス時間演算手段9、閾値記憶手段10が備えられている。サービス時間演算手段9は、呼び登録装置1によって既に登録されている行先呼びに対するサービスを行うために必要な時間(以下、「サービス時間」ともいう)を演算する機能を有する。このサービス時間演算手段9は、例えば、専用運転切換要求を受信すると、その受信前に既に登録されている行先呼びに対するサービス時間を、専用運転に移行予定の上記一部のエレベータに関して演算する。
閾値記憶手段10には、所定の閾値が記憶されている。
そして、専用運転制御手段5は、サービス時間演算手段9によって演算されたサービス時間に基づいて、上記所定の閾値を超えない範囲で、既登録の行先呼びに対するサービスを実施し、その後、上記一部のエレベータを専用運転に切り換える。例えば、閾値記憶手段10に記憶されている閾値の範囲内で、既に登録されている行先呼び全てに対するサービスが完了する場合には、その全てのサービスを実施してから専用運転に切り換える。また、上記所定の閾値を超えない範囲で、既登録の行先呼び全てに対するサービスが完了しない場合には、上記行先呼びの一部に対するサービスのみを行い、残りの行先呼びに対するサービスを実施せずに専用運転に切り換える。
なお、上記呼び登録装置1、群管理制御装置2、各台管理制御装置6は、それぞれネットワークによって接続されており、相互に情報通信を行うことができるように構成されている。
次に、図2に基づき、上記構成を有するエレベータシステムの具体的な動作の一例を説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの動作を示すフローチャートである。
エレベータ利用者が呼び登録装置1によって乗車前に自分の行先階を登録すると、呼び登録装置1から群管理制御装置2に対して行先呼び登録要求が送信される(S1)。群管理制御装置2は、行先呼び登録要求を受信すると(S2)、割当かご決定手段4により、受信した行先呼び登録要求に対する割当かごを決定する。また、群管理制御装置2は、割当かごの決定後、各台管理制御装置6に対して行先呼びの割当指令を、また、呼び登録装置1に対しては割当かご通知を送信する(S3)。
呼び登録装置1では、割当かご通知を受信すると(S4)、割当かご通知手段3によって、周辺にいる利用者に対して割当かごの情報を報知する(S5)。また、行先呼びの割当指令を受信した各台管理制御装置6は、受信した行先呼びに基づいてかごを制御し、利用者を目的階に運ぶ。
上述の動作は、1つの行先呼びに対して行われるものである。しかし、実際には、多くの人がエレベータを利用するため、群管理制御装置2には、各乗場等に設置された呼び登録装置1から、多数の行先呼び登録要求が送信される。このような状況になると、各エレベータには、割当かご決定手段4によって複数の行先呼びが割り当てられる。したがって、各台管理制御装置6は、所定の順番等に基づいて、登録された行先呼びに対するサービスを順次行い、利用者を目的階まで運ぶ。
一方、VIP等がエレベータを利用する場合、エレベータの運行状況等に関わらず、専用運転切換装置8から専用運転切換要求が送信される(S6)。群管理制御装置2では、専用運転切換要求を受信すると(S7)、先ず、所定の設定や条件等に基づいて、専用運転に切り換えるエレベータを選択する。そして、サービス時間演算手段9により、上記選択されたエレベータ(以下、「選択エレベータ」という)に関して、専用運転切換要求の受信時に既に登録されていた行先呼びに対するサービス時間を演算する(S8)。
専用運転制御手段5は、S8において演算されたサービス時間と閾値記憶手段10に記憶されている所定の閾値とを比較して、上記選択エレベータのかごに割り当てられている行先呼びのうち、サービス完了時間が上記閾値を超えるものについてキャンセルする(S9)。なお、S9においては、キャンセルする行先呼びに対してかごがまだ出発階に到着していない場合には、行先呼びの割当変更を行っても良い。
その後、専用運転制御手段5は、上記選択エレベータのかごに割り当てられている行先呼びのうち、サービス完了時間が上記閾値を超えないものがあるか否かを判定する(S10)。S10においてサービス完了時間が上記閾値を超えない行先呼びがある場合には、その行先呼びに対するサービスが完了するまで専用運転切換要求を保留し(S11)、上記サービスの完了後、選択エレベータの各台管理制御装置6に対して専用運転実施指令を送信する(S12)。なお、S10においてサービス完了時間が上記閾値を超えない行先呼びがない場合には、直ちにS12に移行して、専用運転実施指令を出力する。
そして、各台管理制御装置6では、専用運転実施指令を受信すると(S13)、専用運転を開始する(S14)。
この発明の実施の形態1によれば、群管理制御された複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えることができるエレベータにおいて、システム全体の運行効率の低下を防止し、且つ専用運転への切り換えを早期に行うことができるようになる。
即ち、群管理制御装置2は、専用運転切換要求を受信すると、専用運転に移行予定のエレベータに関して、所定の閾値を超えない範囲で既登録の行先呼びに対するサービスを行い、その他の行先呼びに対するサービスを実施しない。したがって、専用運転が開始されるまでの時間を上記閾値によって調整することができ、VIP等を長時間待たせるような事態を確実に防止できる。また、専用運転切換要求を受信しても、専用運転に移行予定のエレベータに関して、所定の閾値を超えない範囲で既登録の行先呼びに対するサービスが実施されるため、システム全体の運行効率が極端に低下するようなことはなく、効率的な運行を維持できる。
なお、専用運転切換要求の受信後、専用運転への切換前に実施するサービスについては、種々の決定方法が考えられる。例えば、行先呼びの登録順に判断して、登録が早いものから実施しても良いし、なるべく多くの行先呼びに対するサービスが実施できるようにしても良い。また、行先呼びに何らかの優先順位を付与して実施するサービスを決定しても良いし、かご呼びに対するサービスを優先的に実施するようにしても良い。この時、閾値を越えるもののうち、既登録のかご呼びについてはキャンセルし、既登録の乗場呼びについては、他のエレベータへの割当変更やキャンセル等を実施する。
また、実施の形態1では、専用運転への切換前に実施するサービスを、既登録の行先呼びに対するサービスを行うために必要な時間に基づいて判断したが、これに加え、専用運転の開始階までの移動時間も考慮して判断するようにしても良い。かかる場合、専用運転制御手段5は、所定の閾値を超えない範囲で、既登録の行先呼びの一部に対するサービスと専用運転の開始階までの移動とを行い、その後に、一部のエレベータを専用運転に切り換える。かかる構成によれば、専用運転の開始が遅延するといったことを確実に防止することができるようになる。
なお、専用運転にも様々な種類があるため、この種類毎に上記所定の閾値を変更して、専用運転への切換時間を適切に調整しても良い。具体的には、専用運転の種類毎に異なる切換要求を送信するように専用運転切換装置8を構成する。そして、この切換要求毎に閾値を個別に設定し、閾値記憶手段10に記憶させておく。
また、同様の理由により、専用運転の使用者毎、即ち使用者の階級や優先度毎に、専用運転への切換時間を調整しても良い。かかる場合、専用運転の使用者毎に異なる切換要求を送信するように専用運転切換装置8を構成する。そして、この切換要求毎に閾値を個別に設定し、閾値記憶手段10に記憶させておく。
また、専用運転への切換時間を、エレベータの混雑度(例えば、乗降客数や呼びの数)に合わせて適切に調整できるようにしても良い。かかる場合、群管理制御されているエレベータの混雑度を判定する判定手段が更に必要になる。そして、上記所定の閾値を、この判定手段によって判定された混雑度に基づいて個別に設定する。かかる構成であれば、システム全体の運行効率の低下を確実に防止できるようになる。
なお、閾値に関しては、上記要素(専用運転の種類、専用運転の使用者、エレベータの混雑度)の複数の組み合わせによって設定されるものであっても構わない。かかる構成によれば、種々のエレベータに対して柔軟な対応が可能となる。
この発明に係るエレベータシステムは、複数台のエレベータを群管理制御するエレベータシステムであって、一部のエレベータを専用運転に切り換えることができるものに適用することができる。また、エレベータ利用者が多い場合には、特に有効な手段となる。

Claims (7)

  1. 複数台のエレベータを群管理制御するエレベータシステムであって、
    エレベータ利用者が乗車前に行先階を登録する呼び登録装置と、
    前記複数台のエレベータの一部を専用運転に切り換えるために切換要求を送信する専用運転切換装置と、
    前記専用運転切換装置から切換要求を受信した際に、前記呼び登録装置によって既に登録されている行先呼びに対するサービス時間を、前記一部のエレベータに関して演算する演算手段と、
    前記演算手段によって演算されたサービス時間に基づいて、所定の閾値を超えない範囲で前記行先呼びの一部に対するサービスを行い、前記行先呼びの他部に対するサービスを行わずに、前記一部のエレベータを専用運転に切り換える専用運転制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 専用運転制御手段は、演算手段によって演算されたサービス時間と専用運転の開始階までの移動時間とに基づいて、所定の閾値を超えない範囲で、既登録の行先呼びの一部に対するサービスと専用運転の開始階までの移動とを行い、前記行先呼びの他部に対するサービスを行わずに、一部のエレベータを専用運転に切り換えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 専用運転制御手段は、所定の閾値を超えない範囲で、既登録の行先呼びの他部に対するサービスが完了する場合には、一部のエレベータを専用運転に切り換える前に、前記行先呼びの他部に対するサービスも行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 専用運転切換装置は、専用運転の種類毎に異なる切換要求を送信し、
    所定の閾値は、切換要求毎に個別に設定される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータシステム。
  5. 専用運転切換装置は、専用運転の使用者毎に異なる切換要求を送信し、
    所定の閾値は、切換要求毎に個別に設定される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータシステム。
  6. 群管理制御されているエレベータの混雑度を判定する判定手段と、
    を更に備え、
    所定の閾値は、前記判定手段によって判定された混雑度に基づいて個別に設定される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータシステム。
  7. 所定の閾値は、専用運転の種類毎、専用運転の使用者毎、群管理制御されているエレベータの混雑度の少なくとも2つの組み合わせに基づいて、個別に設定されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータシステム。
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