JPWO2009063973A1 - 光電変換素子用電極基板、光電変換素子用電極基板の製造方法、および光電変換素子 - Google Patents

光電変換素子用電極基板、光電変換素子用電極基板の製造方法、および光電変換素子 Download PDF

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Abstract

基板上に、透明導電膜および集電配線を形成する工程と、前記透明導電膜上において、前記集電配線とは異なる部分に多孔質酸化物半導体層を形成する工程と、前記多孔質酸化物半導体層を焼成する工程と、前記焼成後、前記集電配線を覆うように250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなる保護層を形成する工程と、前記保護層の形成後、前記多孔質酸化物半導体層に色素を吸着させる工程とを有し、さらに前記保護層を形成する工程中またはその後であって、前記多孔質酸化物半導体層に色素を吸着させる工程の前に、250℃以上で前記基板を加熱する工程を有することを特徴とする光電変換素子用電極基板の製造方法。

Description

本発明は、色素増感太陽電池などの光電変換素子に用いる電極基板、光電変換素子用電極基板の製造方法、および光電変換素子に関する。
本願は、2007年11月15日に日本国に出願された特願2007−296440号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
色素増感太陽電池などの光電変換素子に用いられる電極基板としては、従来、透明基板の片面に透明導電膜を形成したものが用いられている。実用に耐える大面積・大出力の素子(モジュール)を作製する場合、透明導電基板の導電性不足に起因する内部抵抗の増大を抑制するため、集電配線を形成することで電極基板の導電率の向上を図ろうとする試みがある。集電配線には、導電性に優れる材質として、金属、その中でも特に低抵抗のもの(例えば銀、銅など)が望ましい。併せて、素子に用いる電解液(例えばヨウ素電解質)に対して化学的、電気化学的に(実質的に)不活性であることが要求される。そこで、金属配線層の保護層として絶縁層または透明導電膜を被覆することが提案されている(特許文献1〜5、非特許文献1参照)。
特表2002−536805号公報 特開2004−220920号公報 特開2004−146425号公報 国際公開第2004/032274号 特開2007−042366号公報 エム・スペース(M.Spath)ら、Progress in Photovoltaics:Research and Applications、平成15年(2003年)、第11号,p.207−220
集電配線においては、金属配線とヨウ素電解液とを完全に遮断するため、欠陥の無い緻密な保護層が必要である。配線保護層として、透明な導電性金属酸化物膜やガラス等の無機系材料が検討されているが、電解質の浸透を妨げる緻密な膜の形成が難しい。また、一般に硬く脆い性質を有するため、熱膨張率などの制御が必要である。
また、配線保護層として樹脂系材料が検討されているが、一般に耐熱性に乏しく、色素増感太陽電池の光電極となる酸化物半導体ナノ粒子の高温焼成ができない。特に、硬化性樹脂を用いる場合には、該硬化性樹脂からの揮発成分がナノ粒子表面を汚染して発電特性に影響を及ぼす問題も生じる。
また、配線保護層の形成法においては、保護層として透明導電性金属酸化物を用いる場合、真空装置(スパッタ法、蒸着法など)やCVD装置などの大掛かりな装置が必要となる。また、熱可塑性の樹脂フィルムを用いる手法も検討されているが、特に配線パターンが複雑な場合などでは、位置精度上の問題から、フィルムの貼り合わせが困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、欠陥の無い緻密な保護層を形成することが可能であると共に、発電特性を向上させることが可能な光電変換素子用電極基板、光電変換素子用電極基板の製造方法、および光電変換素子を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、基板上に、透明導電膜および集電配線を形成する工程と、前記透明導電膜上において、前記集電配線とは異なる部分に多孔質酸化物半導体層を形成する工程と、前記多孔質酸化物半導体層を焼成する工程と、前記焼成後、前記集電配線を覆うように250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなる保護層を形成する工程と、前記保護層の形成後、前記多孔質酸化物半導体層に色素を吸着させる工程とを有し、さらに、前記保護層を形成する工程中またはその後であって、前記多孔質酸化物半導体層に色素を吸着させる工程の前に、250℃以上で前記基板を加熱する工程を有することを特徴とする光電変換素子用電極基板の製造方法を提供する。
前記加熱の工程における加熱温度は、焼成工程における焼成温度より低いことが好ましい。
また、本発明は、透明導電膜および集電配線を備える基板と、前記透明導電膜上において、前記集電配線とは異なる部分に設けられた多孔質酸化物半導体層と、前記集電配線を覆うように形成された絶縁性樹脂からなる保護層とを少なくとも備え、前記保護層は、250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなるものであることを特徴とする光電変換素子用電極基板を提供する。
本発明の光電変換素子用電極基板においては、前記250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂は、ポリイミド誘導体、シリコーン化合物、フッ素エラストマー、フッ素樹脂から選択される1種または複数種であることが好ましい。
また、本発明は、上述の光電変換素子用電極基板を備えることを特徴とする光電変換素子を提供する。
本発明の光電変換素子用電極基板の製造方法によれば、絶縁性樹脂からなる配線保護層を形成する前に、多孔質酸化物半導体層を十分に焼成することができる。また、絶縁性樹脂を保護層に用いるため、欠陥のない緻密な保護層を形成することができる。さらに、保護層を形成後、色素吸着前に加熱する工程が設けられているので、発電特性に優れる光電変換素子の製造に利用することができる。
本発明の光電変換素子用電極基板によれば、保護層が250℃以上の耐熱性を有することにより、多孔質酸化物半導体層の焼成後、色素吸着前に加熱する工程を設けられるようになり、多孔質酸化物半導体層に吸着した汚染物質を少なくすることができる。
は、本発明の光電変換素子用電極基板の第1の例を示す断面図である。 は、本発明の光電変換素子用電極基板の第2の例を示す断面図である。 は、図1に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図1に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図1に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図1に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図2に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図2に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図2に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 は、図2に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。 本発明の光電変換素子用電極基板の第3の例を示す断面図である。 本発明の光電変換素子用電極基板の第4の例を示す断面図である。 本発明の光電変換素子の一例を示す断面図である。
符号の説明
10…電極基板
11…基板
12…透明導電膜
13…集電配線
14…保護層
15…色素を吸着させた多孔質酸化物半導体層
15A…多孔質酸化物半導体層(色素を吸着させる前のもの)
20…色素増感太陽電池(光電変換素子)
21…対極
22…電解質
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明の光電変換素子用電極基板の第1の例を示す断面図である。図2は、本発明の光電変換素子用電極基板の第2の例を示す断面図である。図3A〜図3Dは、図1に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。図4A〜図4Dは、図2に示す光電変換素子用電極基板の製造方法を説明する断面工程図である。図5は、本発明の光電変換素子用電極基板の第3の例を示す断面図である。図6は、本発明の光電変換素子用電極基板の第4の例を示す断面図である。図7は、本発明の光電変換素子の一例を示す断面図である。
図1に示す光電変換素子用電極基板10は、基板11と、基板11上に形成された透明導電膜12と、透明導電膜12上に形成された集電配線13と、集電配線13を覆うように形成された絶縁性樹脂からなる保護層14と、透明導電膜12上において集電配線13とは異なる部分に設けられた多孔質酸化物半導体層15を有するものである。
また、図2に示す光電変換素子用電極基板10Aは、基板11と、基板11上に形成された集電配線13と、基板11上の集電配線13が形成されていない部分および集電配線13上に形成された透明導電膜12と、透明導電膜12を介して集電配線13を覆うように形成された絶縁性樹脂からなる保護層14と、透明導電膜12上において集電配線13とは異なる部分に設けられた多孔質酸化物半導体層15を有するものである。
基板11の材料としては、ガラス、樹脂、セラミクスなど、実質的に透明な基板であれば制限なく使用できる。多孔質酸化物半導体層の焼成を行う際に基板の変形や変質等が起こらないよう、耐熱性に優れる点で高歪点ガラスが特に好ましいが、ソーダライムガラス、白板ガラス、硼珪酸ガラス等も好適に使用することができる。
透明導電膜12の材料としては特に限定されるものではないが、例えば、スズ添加酸化インジウム(ITO)、酸化スズ(SnO)、フッ素添加酸化スズ(FTO)等の導電性金属酸化物が挙げられる。透明導電膜12を形成する方法としては、その材料に応じた公知の適切な方法を用いればよいが、例えば、スパッタ法、蒸着法、SPD法、CVD法などが挙げられる。そして、光透過性と導電性を考慮して、通常0.001μm〜10μm程度の膜厚に形成される。
集電配線13は、金、銀、銅、白金、アルミニウム、ニッケル、チタンなどの金属を、例えば格子状、縞状、櫛型などのパターンにより、配線として形成したものである。電極基板の光透過性を著しく損ねないためには、各配線の幅を1000μm以下と細くすることが好ましい。集電配線13の各配線の厚さ(高さ)は、特に制限されないが、0.1〜20μmとすることが好ましい。
集電配線13を形成する方法としては、例えば、導電粒子となる金属粉とガラス微粒子などの結合剤を配合してペースト状にし、これをスクリーン印刷法、ディスペンス、メタルマスク法、インクジェット法などの印刷法を用いて所定のパターンを形成するように塗膜し、焼成によって導電粒子を融着させる方法が挙げられる。焼成温度としては、例えば、基板11がガラス基板である場合には600℃以下、より好ましくは550℃以下とすることが好ましい。この他、スパッタ法、蒸着法、メッキ法などの形成方法を用いることもできる。導電性の観点から、集電配線13の体積抵抗率は、10−5Ω・cm以下であることが好ましい。
保護層14は、250℃以上の熱処理を可能にするため、250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなる。この中でも、300℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなるものが望ましい。
本発明において、樹脂の耐熱温度は、設定温度に1時間〜2時間程度曝した際の外観上異常が無く、重量減少が30%以下であるものと定義する。よって、250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂とは、250℃に1時間〜2時間程度曝した際の重量減少が30%以下である絶縁性樹脂を意味し、300℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂とは、300℃に1時間〜2時間程度曝した際の重量減少が30%以下である絶縁性樹脂を意味する。
250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂としては、ポリイミド誘導体、シリコーン化合物、フッ素エラストマー、フッ素樹脂などから選択される1種を単独で、または複数種を配合・積層等により併用して、用いることができる。フッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のテフロン(登録商標)系化合物から選択される1種または複数種を用いることができる。また、300℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂としては、250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂の中から、300℃以上の耐熱性を有するものを1種または複数種選択して用いることができる。また、絶縁樹脂層に柔軟性に富む樹脂材料を適用することで、保護層14の衝撃破壊、割れなどの懸念が減少する。
保護層14を形成する方法としては、絶縁性樹脂を含有するワニスやペーストを塗膜する方法が挙げられる。保護層14の緻密性を向上させる点では、複数回塗膜を繰り返して複層化することが望ましい。
多孔質酸化物半導体層15は、酸化物半導体のナノ粒子(平均粒径1〜1000nmの微粒子)を焼成により多孔質膜としたものである。酸化物半導体としては、酸化チタン(TiO)、酸化スズ(SnO)、酸化タングステン(WO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ニオブ(Nb)などの1種または2種以上が挙げられる。多孔質酸化物半導体層15の厚さは、例えば0.5〜50μm程度とすることができる。
多孔質酸化物半導体層15を形成する方法としては、例えば、市販の酸化物半導体微粒子を所望の分散媒に分散させた分散液、あるいは、ゾル−ゲル法により調整できるコロイド溶液を、必要に応じて所望の添加剤を添加した後、スクリーンプリント法、インクジェットプリント法、ロールコート法、ドクターブレード法、スピンコート法、スプレー塗布法など公知の塗布により塗布するほか、コロイド溶液中に浸漬して電気泳動により酸化物半導体微粒子を基板上に付着させる泳動電着法、コロイド溶液や分散液に発泡剤を混合して塗布した後、焼結して多孔質化する方法、ポリマーマイクロビーズを混合して塗布した後、このポリマーマイクロビーズを加熱処理や化学処理により除去して空隙を形成させ多孔質化する方法などを適用することができる。
多孔質酸化物半導体層15に担持される増感色素は、特に制限されるものではなく、例えば、ビピリジン構造、ターピリジン構造などを含む配位子を有するルテニウム錯体や鉄錯体、ポルフィリン系やフタロシアニン系の金属錯体をはじめ、エオシン、ローダミン、クマリン、メロシアニンなどの誘導体である有機色素などから、用途や酸化物半導体多孔膜の材料に応じて適宜選択して用いることができる。
本形態例の光電変換素子用電極基板は、次の手順によって製造することができる。
まず、基板11上に、透明導電膜12および集電配線13を形成する。この工程においては、透明導電膜12の形成と集電配線13の形成の時間的関係は特に限定されるものではなく、透明導電膜12の後で集電配線13を形成するのでも、集電配線13の後で透明導電膜12を形成するのでも、良い。なお、図2に示すように、集電配線13と多孔質酸化物半導体層15とが透明導電膜12の上に設けられる場合は、多孔質酸化物半導体層15の形成工程を集電配線13の形成より前に行うこともできる。
例えば、図1に示すように、透明導電膜12の上に集電配線13が設けられた電極基板10を製造する場合は、図3Aに示すように、基板11上に透明導電膜12を形成した後、図3Bに示すように、透明導電膜12上に集電配線13を形成する方法を採用することができる。
また、図2に示すように、集電配線13の上に透明導電膜12が設けられた電極基板10Aを製造する場合は、図4Aに示すように、基板11上に集電配線13を形成した後、図4Bに示すように、集電配線13上に透明導電膜12を形成する方法を採用することができる。
このようにして透明導電膜12および集電配線13を備える基板11を形成した後で、図3C、図4Cに示すように、透明導電膜12上において、集電配線13とは異なる部分に酸化物半導体のナノ粒子ペーストを塗膜するなどの方法により、多孔質酸化物半導体層15Aを形成する。多孔質酸化物半導体層15Aの形成後、およそ400〜550℃で加熱して、多孔質酸化物半導体層15Aを焼成する。
多孔質酸化物半導体層15Aの焼成後、図3D、図4Dに示すように、集電配線13を覆うように絶縁性樹脂からなる保護層14を形成する。保護層14を形成する工程中またはその後には、多孔質酸化物半導体層15Aに色素を吸着させる工程の前に、前記基板11を加熱する工程をさらに有する。この加熱の工程における加熱温度は、焼成工程における焼成温度より低いことが好ましい。
前記加熱の工程は、保護層14を形成する工程の後に行うこともできる。また、保護層14を形成する絶縁性樹脂が例えば熱硬化性樹脂などで、その硬化反応に加熱を要するものであれば、前記加熱の工程は、保護層14を形成する工程中に行うことも可能である。前記加熱の工程は、保護層14を形成する工程中に行い、さらにその後にも行うようにすることもできる。
前記加熱の工程における加熱温度は、250℃以上である。250℃以上の温度で熱処理することによって、多孔質酸化物半導体層15Aの表面に吸着した有機物(汚染物質)を除去することができ、汚染物質が色素担持(多孔質酸化物半導体層15Aへの色素の吸着)を阻害することを防ぐことができる。前記加熱の工程における加熱温度は、300℃以上であることが、より好ましい。
保護層14の形成後、多孔質酸化物半導体層15Aに色素を吸着させることにより、図1、図2に示すように、色素が吸着した多孔質酸化物半導体層15を有する電極基板10,10Aが完成する。色素の吸着工程の後に絶縁樹脂からなる保護層を形成する方法も考えられるが、集電配線13の表面の汚染や、絶縁樹脂硬化時(熱硬化樹脂の場合の熱処理や、UV硬化樹脂の場合の紫外線照射など)の色素へのダメージを考慮すると、保護層14の形成後に色素担持を行うことがより望ましい。
本発明の電極基板において、基板11は、図1,図2に示すように表面が平坦な基板11を用いても良く、あるいは、図5,図6に示すように集電配線13に沿う溝状の凹部11aを表面に有する基板11を用いて、集電配線13の少なくとも下部または全部を凹部11a内に形成することもできる。これらの電極基板の製造方法は、集電配線13を形成する際、凹部11aに沿って形成するようにする点を除いては、図1,図2に示す電極基板と同様に、製造することができる。
例えば、図5に示す電極基板10Bは、凹部11aを有する基板11と、基板11上の凹部11aとは異なる部分に形成された透明導電膜12と、凹部11aの底面から形成された集電配線13と、集電配線13を覆うように形成された絶縁性樹脂からなる保護層14と、透明導電膜12上において集電配線13とは異なる部分に設けられた多孔質酸化物半導体層15を有するものである。
また、図6に示す電極基板10Cは、凹部11aを有する基板11と、基板11上および凹部11aの底面および側面に形成された透明導電膜12と、凹部11a内において透明導電膜12上に形成された集電配線13と、集電配線13を覆うように形成された絶縁性樹脂からなる保護層14と、透明導電膜12上において集電配線13とは異なる部分に設けられた多孔質酸化物半導体層15を有するものである。
本発明の光電変換素子用電極基板は、色素増感太陽電池などの光電変換素子の光電極として用いることができる。図7に、光電変換素子の一例(色素増感太陽電池)の構成例を示す。この色素増感太陽電池は、本形態例の光電変換素子用電極基板10からなる光電極と、この光電極と対向して配置された対極21と、両極間に封入された電解質22とを備える。なお、図7には、図1に示す光電変換素子用電極基板10を用いたものを例示しているが、図2、図5、図6に示す光電変換素子用電極基板10A,10B,10C、その他、本発明の光電変換素子用電極基板を用いても構わない。
対極21としては、特に限定されるものではないが、具体的には金属板、金属箔、ガラス板などの基材21aの表面に、白金、カーボン、導電性高分子等の触媒層21bを形成したものが挙げられる。対極の表面における導電性を向上するため、基材21aと触媒層21bとの間に別途導電層を設けても構わない。
電解質22としては、酸化還元対を含む有機溶媒や室温溶融塩(イオン液体)などを用いることができる。また、電解液に適当なゲル化剤(例えば高分子ゲル化剤、低分子ゲル化剤、各種ナノ粒子、カーボンナノチューブなど)を導入することにより疑似固体化したもの、いわゆるゲル電解質を電解液の代わりに用いても構わない。
有機溶媒としては、特に限定されるものではないが、アセトニトリル、メトキシアセトニトリル、プロピオニトリル、メトキシプロピオニトリル、プロピレンカーボネート、ジエチルカーボネート、γ−ブチロラクトンなどの1種または複数種が例示される。また、室温溶融塩としては、イミダゾリウム系カチオン、ピロリジニウム系カチオン、ピリジニウム系カチオン等のカチオンと、ヨウ化物イオン、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドアニオン、ジシアノアミドアニオン、チオシアン酸アニオン等のアニオンとからなる室温溶融塩の1種または複数種が例示される。
電解質に含有される酸化還元対としては、特に限定されることないが、ヨウ素/ヨウ化物イオン、臭素/臭化物イオンなどのペアを1種または複数種添加して得ることができる。ヨウ化物イオンまたは臭化物イオンの供給源としては、これらのアニオンを含有するリチウム塩、四級化イミダゾリウム塩、テトラブチルアンモニウム塩などを単独または複合して用いることができる。電解液には、必要に応じて4−tert−ブチルピリジン、N−メチルベンズイミダゾール、グアニジニウム塩などの添加物を添加することができる。
本発明の光電変換素子によれば、電極基板の集電配線にピンホール等の欠陥が無い保護層が設けられているので、発電特性に優れる光電変換素子となる。
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
<電極基板の作製>
◆ガラス基板
i)高歪点ガラス PD200(旭硝子)
ii)耐熱ガラス TEMPAX 8330(SCHOTT)
iii)市販FTOガラス(日本板硝子)
◆配線保護材
a)ポリイミドワニス(I.S.T)、破断伸び5%以上(約65%)、硬化温度Max350℃〜400℃
b)シリコーンワニス(GE東芝シリコーン)、破断伸び5%以上、硬化温度300℃以下
c)フッ素エラストマーSIFEL(信越化学)、破断伸び5%以上(約200%)、硬化温度300℃以下
d)テフロン(登録商標)コーティング材(日本ファインコーティングス)、破断伸び5%以上、処理温度300℃以下
e)低融点ガラス(福田金属箔粉工業) 破断伸び5%未満、焼成温度450℃f)紫外線硬化型樹脂(スリーボンド)
なお、a)〜d)の配線保護材についての耐熱性を調べるために、各材料を250℃で1時間加熱処理を施し重量減少及び外観を調べたところ、この全ての材料において、重量減少が30%以下であり、外観上の問題もなかった。一方、d)の配線保護材について上記と同様に耐熱性を調べたところ、重量減少が30%を超えており、外観上の問題も発生した。
i)、ii)、iii)のガラス基板(140mm角で、表面にFTO膜を形成したもの)を用意し、FTO膜の上にスクリーン印刷にて銀回路を格子状に形成した。回路形状の設計は、回路幅300μm、膜厚10μmとした。印刷用銀ペーストとしては、焼結後の体積抵抗率が3×10−6Ωcmのものを用い、印刷後130℃で乾燥し、さらに最高温度510℃で銀回路を焼結することにより回路形成した。
次に、FTO膜上において、銀回路とは異なる部分にTiOナノ粒子を含むペーストをスクリーン印刷により塗布し、乾燥後、500℃で焼結して、多孔質酸化物半導体層を設けた。
次に、銀回路が完全に覆われるように回路形成部分と重ねて、a)からf)の配線保護材を塗膜し、最高温度を300〜350℃として配線保護材を処理し、配線保護層を形成した。配線保護層の形成時に300℃以上の熱を必要としないものについては、配線保護層の形成後に300℃、1hの熱処理を加え、多孔質酸化物半導体層の表面の汚染物質を除去した。配線保護層の設計幅は600μmとし、CCDカメラを用いて銀回路との位置合わせをしながら、スクリーン印刷またはディスペンス法により塗膜形成した。
このようにして作製した電極基板において、ガラス基板と配線保護材の組み合わせは、i)とa)、ii)とa)、iii)とa)、i)とb)、ii)とb)、iii)とb)、i)とc)、ii)とc)、iii)とc)、i)とd)、ii)とd)、iii)とd)、i)とf)、ii)とe)の14種類とした。
i)とf)の組み合わせによる比較例では、300℃の熱処理により樹脂層が破壊され、配線保護層としての機能を失った。ii)とe)の組み合わせによる比較例では、焼成工程後に保護層を観察したところ、銀回路層まで通じる亀裂が入っており、配線保護層として満足できる特性を得られなかった。
<熱処理温度についての検討>
デシケータ内に、a)のワニスを一面に塗ったガラス基板とともに、5mm角のチタニア(TiO)多孔質膜を形成したFTO電極基板を一晩放置し、その後、表1の左欄に示す各処理温度で30分熱処理した後に増感色素を担持した。当該色素担持したFTO電極基板を光電極として、これを対極および電解質と組み合わせて小型セルを作製し、光電変換特性を測定した。その測定結果を表1に示す。
Figure 2009063973
測定結果の比較から、ワニスに由来する多孔質酸化物半導体層表面の汚染物質を除去するための熱処理温度は、250℃以上、さらに好ましくは、300℃以上が適正であることが分かった。
<色素増感太陽電池の作製>
上記構成の電極基板を用いて、色素増感太陽電池を作製し、特性評価を行った。色素増感太陽電池の作製方法および測定条件は以下の通りである。
i)、ii)、iii)のガラス基板(140mm角で、表面にFTO膜を形成したもの)を用意し、FTO膜の上にスクリーン印刷にて銀回路(回路幅300μm、膜厚10μm)形成後、FTO膜上において、銀回路とは異なる部分にTiOナノ粒子を含むペーストをスクリーン印刷により塗布し、乾燥後、500℃で焼結して、多孔質酸化物半導体層を設けた。次に、銀回路が完全に覆われるように回路形成部分と重ねて、a)からf)の配線保護材を塗膜して配線保護層(設計幅600μm)を形成した。配線保護層の形成時に300℃以上の熱を必要としないものについては、配線保護層の形成後に350℃、1hの熱処理を加え、多孔質酸化物半導体層の表面の汚染物質を除去した。さらに、ルテニウムビピリジン錯体(N719色素)のアセトニトリル/t−ブタノール溶液中に一昼夜以上浸漬して色素担持し、光電極とした。
対極としては、白金(Pt)層をスパッタ形成したチタン(Ti)箔を用いた。不活性ガスを充填した循環精製型グローブボックス内にて光電極上にヨウ素電解質を展開し、対極と向き合わせて積層した後、素子の周囲を紫外線硬化樹脂で封止した。ヨウ素電解質としては以下のA,Bを用いた。なお、Mは、モル毎リットルを表す。
電解質A;メトキシアセトニトリル中に0.5Mの1,2−ジメチル−3−プロピルイミダゾリウム ヨウ化物と0.05Mのヨウ素とを溶解し、さらに適量のヨウ化リチウムと4−tert−ブチルピリジンを加えたもの。
電解質B;1−ヘキシル−3−メチルイミダゾリウム ヨウ化物とヨウ素とを10:1のモル比で混合し、さらに適量のN−メチルベンズイミダゾールとチオシアン酸グアニジニウムを加えた後、4wt%のSiOナノ粒子を配合し、十分に混練して擬固体状としたもの。
色素増感太陽電池の発電特性の測定は、AM1.5、100mW/cmの擬似太陽光を照射して測定した。その測定結果を表2に示す。
Figure 2009063973
測定結果の比較から、実施例であるi)−a)からiii)−d)までの12種では、電解質A,Bのいずれについても、良好な光電変換効率が得られた。比較例であるi)−f)およびii)−e)の組み合わせでは光電変換効率が低いものとなった。
本発明は、色素増感太陽電池などの光電変換素子に利用することができる。

Claims (5)

  1. 基板上に、透明導電膜および集電配線を形成する工程と、
    前記透明導電膜上において、前記集電配線とは異なる部分に多孔質酸化物半導体層を形成する工程と、
    前記多孔質酸化物半導体層を焼成する工程と、
    前記焼成後、前記集電配線を覆うように250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなる保護層を形成する工程と、
    前記保護層の形成後、前記多孔質酸化物半導体層に色素を吸着させる工程とを有し、さらに前記保護層を形成する工程中またはその後であって、前記多孔質酸化物半導体層に色素を吸着させる工程の前に、250℃以上で前記基板を加熱する工程を有することを特徴とする光電変換素子用電極基板の製造方法。
  2. 前記加熱の工程における加熱温度は、焼成工程における焼成温度より低いことを特徴とする請求項1に記載の光電変換素子用電極基板の製造方法。
  3. 透明導電膜および集電配線を備える基板と、前記透明導電膜上において、前記集電配線とは異なる部分に設けられた多孔質酸化物半導体層と、前記集電配線を覆うように形成された絶縁性樹脂からなる保護層とを備え、
    前記保護層が、250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂からなることを特徴とする光電変換素子用電極基板。
  4. 前記250℃以上の耐熱性を有する絶縁性樹脂は、ポリイミド誘導体、シリコーン化合物、フッ素エラストマー、フッ素樹脂から選択される1種または複数種であることを特徴とする請求項3に記載の光電変換素子用電極基板。
  5. 請求項3または4に記載の光電変換素子用電極基板を備えることを特徴とする光電変換素子。
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