JP5000119B2 - 色素増感型太陽電池素子 - Google Patents
色素増感型太陽電池素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5000119B2 JP5000119B2 JP2005302015A JP2005302015A JP5000119B2 JP 5000119 B2 JP5000119 B2 JP 5000119B2 JP 2005302015 A JP2005302015 A JP 2005302015A JP 2005302015 A JP2005302015 A JP 2005302015A JP 5000119 B2 JP5000119 B2 JP 5000119B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- dye
- solar cell
- bus bar
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/542—Dye sensitized solar cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
しかしながら、この方法ではセル間隔を制御せず、単に基板を重ね合わせて電解液をその中に注入しており、常に一定のセル間隔を得ることは困難であり、セル間の電解液中の電子の拡散速度を一定にできず、太陽電池性能が変動するおそれがある。
しかし、この方法ではシール材中にセル間隔調整材料を添加し、セル間隔を保持することが示されているものの、セル面内に前記材料が含まれていないため、セルサイズが大型化した場合にはセル面内の間隔を一定に保持することが困難であり、したがってセル間の電解液中の電子の拡散速度を一定にできず、太陽電池性能はセル間で変動をきたすおそれがある。
さらに保護導電膜が1μm程度であるため、グリッドの厚みに対して薄いため、グリッド部が完全に覆われない虞があり、結果としてグリッド部が電解液と接触し、太陽電池性能が損なわれる虞がある。
本発明にかかる色素増感型太陽電池素子の概略図を図1に示した。また図2に透明導電性基板上にバスバー部(バスバー層および保護層)を設置した平面図の一例を示した。図3に従来の色素増感型太陽電池素子の概略図を示した。
透明基板としては、特に限定されず、材質、厚さ、寸法、形状等は目的に応じて適宜選択することができ、例えば無色あるいは有色ガラス、網入りガラス、ガラスブロック等が用いられる他、無色あるいは有色の透明性を有する樹脂でも良い。かかる樹脂としては、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリアミド、ポリスルホン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、トリ酢酸セルロース、ポリメチルペンテンなどが挙げられる。なお、本発明における透明とは、10〜100%の透過率、好ましくは50%以上の透過率を有することであり、また、本発明における基板とは、常温において平滑な面を有するものであり、その面は平面あるいは曲面であってもよく、また応力によって変形するものであってもよい。
導電膜の膜厚は、通常10〜5000nm、好ましくは100〜3000nmである。また、表面抵抗(抵抗率)は適宜選択されるところであるが、通常0.5〜500Ω/sq、好ましくは1〜50Ω/sqである。
バスバー幅は、光の入射領域を制限することからできるだけ狭い方が良く、好ましくは2mm以下、より好ましくは1mm以下、さらに好ましくは0.5mm以下である。
バスバーの高さは、比抵抗が20μΩ・cm以下にできれば特に制限はないが、セル間隙が広がりすぎると電解液中の電子の拡散速度が低下するため、好ましくは100μm以下、より好ましくは50μm以下、さらに好ましくは20μm以下である。
またバスバー設置に際しては、所定の性能を得るために、複数回に分けて設置しても良いし、前記材料を2種類以上使用して設置しても良い。
この第1層目の保護層に用いられる材料としては電解液と接触しても反応しないものであれば良いが、バスバー層と電解液との接触を防止する目的があり、電解液に対して膨潤するなど膜の緻密性が保持できないものは使用できない。
膜の緻密性が保持できるものとしては、半導体産業で用いられる公知の材料であるシロキサン成分からなるSOG材料、例えば有機SOG材(触媒化成社製CERAMATE、ハネウェル社製有機SOG材T−11、T−12、T−13シリーズ、日立化成社製SOG材HSG−7000、HSG−8000、HSG−R7等)、無機SOG材(ハネウェル社製P−TTYシリーズ等)、ガラス成分を含む材料、例えばガラスペースト(ノリタケ社製NP7900シリーズ等)などが使用可能であり、これら例示したもの以外であっても電解液に対して膨潤などせずに膜の緻密性が保たれるものであれば使用可能である。
またこのような材料では、ガラス成分中に酸化鉛、酸化ホウ素、アルミナ、チタニアなど各種金属酸化物が含まれているが、焼成温度が前記条件を満たすものであれば、前記各種金属酸化物の成分組成はどのようなものでもよい。
第1層目の保護材料への電解液注入時の衝撃を緩和させるために、第2層目の保護層は硬化性樹脂材料を用いて設置することが特に好ましい。硬化性樹脂材料を用いることにより、第1層目の保護層が損傷を受けずに太陽電池性能を保持することができる。
またこれら例示したもの以外であっても同等のものであればどのような材料でも使用できる。これらは単独で用いても、また、2種あるいはそれ以上を用いてもよい。また、これらを変成したり、フィラーを加えるなどして、種々の改良を加えたものであっても良い。
光硬化の場合では、開始剤の吸収波長に適合したランプであれば、低圧、高圧、超高圧の各水銀ランプ、キセノンランプ、白熱ランプ、レーザー光などが利用できる。硬化の際には素子全面を均一露光し、全面同時硬化しても良いし、ランプや光源を移動させたり、光ファイバーなどの導光性材料で導いたり、ミラー等を利用することによって集光したスポット光を走査して逐次硬化しても良い。
また第1保護層および第2保護層の設置形状として、バスバー層全体が覆われれば良く、設置幅は前記バスバー幅+1mm以下、好ましくは+0.5mm以下である。また保護層の厚さはバスバーが完全に電解液と遮断され保護されれば良く制限はないが、セル間隙が広がりすぎると電解液中の電子の拡散速度が低下するため、第1保護層および第2保護層の層膜厚は、好ましくは100μm以下、より好ましくは50μm以下である。
また第2保護層設置に際して所定の保護性能を得るために、複数回に分けて設置しても良いし、前記材料を2種類以上使用して設置しても良い。
このように作製したバスバー部は比較的安価な導電性基板を使用して、高価な真空成膜法を使用せずに作製できるために、低コストでの低抵抗基板を供与できる有用な方法である。
第1層目の保護層を形成する際の熱処理温度(Ta)がバスバー層を形成する際の熱処理温度(Tc)よりも高いと、保護層を熱処理する間に、バスバー層が変形するおそれがあり、欠陥を発生する要因となることから、Tc≧Taであることが好ましい。
半導体層の形成方法としては、上記半導体のナノ粒子分散液、ゾル溶液等を、公知の方法により基板上に塗布することで得ることが出来る。この場合の塗布方法としては特に限定されるものではなく、キャスト法による薄膜状態で得る方法、スピンコート法、ディップコート法、バーコート法のほか、スクリーン印刷法を初めとした各種の印刷方法を挙げることができる。
本発明において用いることができる色素としては、半導体層の光吸収効率を向上させる色素であれば、特に制限されるものではなく、通常、各種の金属錯体色素や有機色素の一種または二種以上を用いることができる。また、半導体層への吸着性を付与するために、色素の分子中にカルボキシル基、ヒドロキシル基、スルホニル基、ホスホニル基、カルボキシルアルキル基、ヒドロキシアルキル基、スルホニルアルキル基、ホスホニルアルキル基などの官能基を有するものが好適に用いられる。
金属錯体色素としては、ルテニウム、オスミウム、鉄、コバルト、亜鉛の錯体や、金属フタロシアニン、クロロフィル等を用いることができる。
導電性基板は、基板自身が導電性あるいは少なくとも一方の面が導電性であればよく、透明な導電性基板でも、また不透明な導電性基板でも良い。不透明な導電性基板としては、種々の金属製電極のほか、例えばガラス基板上に成膜されたAu、Pt、Crなどを挙げることができる。
触媒層の形成方法は特に制限されるものではなく、公知の方法を採用することができる。例えば、白金などの場合には、通常公知の真空蒸着法、イオンプレーティング法、CVD法、あるいはスパッタリング法などにより製造することができる。また、前記の触媒形成材料とバインダーを混合してペースト状とし、導電性基板表面にスクリーン印刷、平板印刷、グラビア印刷、凹版印刷、フレキソ印刷、凸版印刷、特殊印刷する方法、ドクターブレード法等によっても製造することができる。
液体系の電解質としては特に限定されるものではなく、通常、溶媒、可逆な電気化学的酸化還元特性を示す物質(溶媒に可溶なもの)およびさらに必要に応じて支持電解質を基本的成分として構成される。
レドックス性常温溶融塩はその1種を単独で使用することができ、また2種以上を混合しても使用することもできる。
塩類としては、特に制限はなく、例えば、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等の無機イオン塩、4級アンモニウム塩、環状4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩などが使用でき、特にLi塩が好ましい。
セルの基板間の間隔は、通常5〜300μm、好ましくは10〜100μmが望ましい。また基板間の間隔は少なくともバスバー層上の保護層を含めた厚さより広くないと、セル周縁部に設置したシール部に負荷がかかるおそれがあり、またバスバー部が対向する基板と完全に接触している場合には、電解液注入時にセル内に完全に注入できないおそれがある。また前記目的で基板間隔を広げすぎると、本発明にかかる目的すなわちセル間での太陽電池性能の変動を抑止できなくなるため、基板間隔はバスバー部の厚みより少なくとも1〜50μm、好ましくは10〜30μm以内に制御する必要がある。
方法
(2)硬化性樹脂のペーストを基板表面に公知の印刷方法を用いて所望の形状に形成する
方法
(3)基板表面にシール材を随時塗布していく方法
(4)シール材をノズルから吐出させながら掃引し、基板上に任意のパターンを形成する
方法
これらのうちでは、特に(4)による方法が好ましい。
なお、シール材は半導体電極基板と触媒電極基板の両方に塗布しても良いし、どちらか一方のみに塗布しても良い。
熱硬化の場合では、室温で硬化可能なものも用いることができるが、通常加熱が必要な場合は、室温から150℃の間で、好ましくは室温から100℃の間で硬化できればよい。また、硬化に要する時間は、色素増感型太陽電池特性を損なわない範囲であれば特に限定されないが、好ましくは24時間以内、より好ましくは1時間以内である。
光硬化の場合では、開始剤の吸収波長に適合したランプであれば、低圧、高圧、超高圧の各水銀ランプ、キセノンランプ、白熱ランプ、レーザー光などが利用できる。硬化の際には素子全面を均一露光することで、全面同時硬化させても良いし、ランプや光源を移動させたり、光ファイバーなどの導光性材料を利用することによって集光したスポット光を走査して逐次硬化させても良い。
また、2回以上繰り返すことによって硬化させても良い。
封止操作は、特に限定されないが、できるだけ不活性ガス雰囲気下か湿度の極めて低い状態で行うことが望ましい。
封止材としては、特に限定されないが、例えば注入口部分に注入、充填あるいは塗布することにより素子内部を密封し外部とを隔絶して、素子の性能に影響を与える成分、例えば、水分や酸素、一酸化炭素などの活性ガスなどの透過を阻止することが可能な材料であれば特に制限されることはない。
光硬化の場合では、開始剤の吸収波長に適合したランプであれば、低圧、高圧、超高圧の各水銀ランプ、キセノンランプ、白熱ランプ、レーザー光などが利用できる。硬化の際には素子全面を均一露光し、全面同時硬化しても良いし、ランプや光源を移動させたり、光ファイバーなどの導光性材料で導いたり、ミラー等を利用することによって集光したスポット光を走査して逐次硬化しても良い。
上記の封止材は単独で用いるほか、適当に選択した2種以上を併用してもよい。
なお、電解質又はその前駆体として電解質前駆体を用いた場合、その前駆体を電解質とするための操作、例えば光重合、光架橋、熱重合、熱架橋などを行う必要があるが、当該操作は、注入直後に行ってもよく、封止操作後に行なってもよい。
表面抵抗値12Ω/sqの20cm角SnO2:Fガラス(ガラス基板上にSnO2:F膜を形成した透明導電性ガラスで、ガラスの辺から約15mmの距離に1mmφの開口部があるもの)上に、チタニアペーストを基板上にスクリーン印刷するために、ポリエステル27メッシュ上に長さ180mm、幅9mmのパターンを1mmの間隔を設けて18パターン作製した印刷版を用いてSOLARONIXS社製のチタニアペーストTi−Nanoxide T/SPをスクリーン印刷法により塗布し100℃で乾燥させた。塗布した基板を、500℃で30分焼成した。焼成後のチタニア半導体層の膜厚を触針式膜厚計で計測したところ12μmであることが分かった。次にチタニアを印刷していない1mm幅の部分に0.5mm幅で銀ペーストをスクリーン印刷して120℃で乾燥後、熱処理温度550℃で10分間焼成しバスバー層を作製した。得られたバスバー層の膜厚は8μmで比抵抗を測定した結果、5μΩ・cmであった。
次に第2保護層としてポリイミド樹脂材料を0.7mm幅でスクリーン印刷して100℃で乾燥後、窒素雰囲気下400℃で60分焼成した。バスバー層と第1および第2保護層を合わせた膜厚は35μmであった。
得られた基板に下記式(1)で示されるルテニウム色素/エタノール溶液(3.0×10−4mol/L)を15時間浸し、色素を吸着させた。
また触媒電極基板として、20cm角チタン板上に膜厚30nmでPtを成膜した。
次に電解質として0.5mol/Lのヨウ化リチウ.05mol/Lのヨウ素と0.5mol/Lの4−t−ブチルピリジンを含むメトキシプロピオニトリル電解液を真空注入法によりセル内に注入し、注入口を封止した。
上記操作を繰返すことにより20cm角セルを5セル作製した。
このようにして得られたセルにAM1.5Gの疑似太陽光を照射し、電流電圧特性を測定し、その結果を表1に示した。
作製した5セルの太陽電池性能(変換効率)の変動幅は0.3%であった。
実施例1において半導体用導電基板として表面抵抗値2Ω/sqの20cm角ITOガラスを用い、バスバー層および保護層を設置しないで用いた以外は、すべて同様にして20cm角セルを5セル作製した。
実施例1と同様な評価を行い、その結果を表1に示した。
作製した5セルの太陽電池性能(変換効率)の変動幅は1.0%であった。
実施例1に従って20cm角セルを作製した。
このようにして得られたセルにAM1.5Gの疑似太陽光を照射し、電流電圧特性を測定した結果、太陽電池性能(変換効率)は3.9%であった。
このセルを100時間放置後に再度電流電圧特性を測定した結果、太陽電池性能(変換効率)は3.8%であった。
実施例1において第2保護層を設置しない以外、同様の方法を用いて20cm角のセルを作製した。
このようにして得られたセルにAM1.5Gの疑似太陽光を照射し、電流電圧特性を測定した結果、太陽電池性能(変換効率)は3.6%であった。
このセルを100時間放置後に再度電流電圧特性を測定した結果、太陽電池性能(変換効率)は2.5%であった。
またセルを観察した結果、バスバー部に黒点が多数発生していることが確認された。これは真空注入時に保護層が触媒電極基板と接触し損傷し、結果的にバスバー層中の銀成分と電解液中のヨウ素成分が反応し、ヨウ化銀が生成したものと考えられる。
実施例1においてこのバスバー層上に第1保護層としてガラスペースト材料を0.7mm幅でスクリーン印刷して120℃で乾燥後、575℃で10分焼成した以外は、すべて実施例1と同様にして20cm角セルを作製した。
このようにして得られたセルにAM1.5Gの疑似太陽光を照射し、電流電圧特性を測定した結果、太陽電池性能(変換効率)は3.5%であった。
このセルを100時間放置後に再度電流電圧特性を測定した結果、太陽電池性能(変換効率)は2.1%であった。
またセルを観察した結果、バスバー部に黒点が多数発生していることが確認された。これは真空注入時に保護層が触媒電極基板と接触し損傷し、結果的にバスバー層中の銀成分と電解液中のヨウ素成分が反応し、ヨウ化銀が生成したものと考えられる。
2 導電性基板
3 触媒層
4 シール材
5 色素で修飾された半導体層
6 バスバー層
7 第1保護層および第2保護層
8 電解質層
Claims (3)
- 光透過性を有する導電性基板上に色素で修飾された半導体層を有する半導体電極基板と、導電性基板上に触媒層を有する触媒電極基板とを所定の間隔を隔てて対向させ、これらの基板間の周縁部をシール材によりシールしてセルを形成し、そのセル内に電解質を配置してなる色素増感型太陽電池素子であって、該光透過性を有する導電性基板上の一部にバスバー層を配置し、かつバスバー層上部に第1層目がガラス成分を含む材料からなり、第2層目が硬化性樹脂材料からなる保護層を配置してなることを特徴とする色素増感型太陽電池素子。
- 光透過性を有する導電性基板上に色素で修飾された半導体層を有する半導体電極基板と、導電性基板上に触媒層を有する触媒電極基板とを所定の間隔を隔てて対向させ、これらの基板間の周縁部をシール材によりシールしてセルを形成し、そのセル内に電解質を配置してなる色素増感型太陽電池素子を製造するにあたり、該光透過性を有する導電性基板上の一部にバスバー層を配置し、次いでバスバー層上部に第1層目がガラス成分を含む材料からなり、第2層目が硬化性樹脂材料からなる保護層を配置してなることを特徴とする色素増感型太陽電池素子の製造方法。
- バスバー層を形成する際の熱処理温度(Tc)と、第1層目の保護層を形成する際の熱処理温度(Ta)が、Tc≧Ta、かつ、500℃≦Tc≦580℃の関係を満たすことを特徴とする請求項2に記載の色素増感型太陽電池素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005302015A JP5000119B2 (ja) | 2005-02-17 | 2005-10-17 | 色素増感型太陽電池素子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005041307 | 2005-02-17 | ||
JP2005041307 | 2005-02-17 | ||
JP2005302015A JP5000119B2 (ja) | 2005-02-17 | 2005-10-17 | 色素増感型太陽電池素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006261089A JP2006261089A (ja) | 2006-09-28 |
JP5000119B2 true JP5000119B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=37100068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005302015A Expired - Fee Related JP5000119B2 (ja) | 2005-02-17 | 2005-10-17 | 色素増感型太陽電池素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5000119B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7838062B2 (en) | 2007-05-29 | 2010-11-23 | Sunpower Corporation | Array of small contacts for solar cell fabrication |
CN101861677B (zh) * | 2007-11-15 | 2013-11-06 | 株式会社藤仓 | 光电转换元件用电极基板、光电转换元件用电极基板的制造方法以及光电转换元件 |
EP2216850A4 (en) * | 2007-11-28 | 2013-08-28 | Fujikura Ltd | ELECTRODE SUBSTRATE FOR PHOTOELECTRIC CONVERTER ELEMENT |
CN101926042B (zh) * | 2008-02-06 | 2014-04-02 | 株式会社藤仓 | 色素增感太阳能电池 |
JP4841574B2 (ja) * | 2008-02-14 | 2011-12-21 | 株式会社Spd研究所 | 色素増感太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
WO2011158892A1 (ja) * | 2010-06-16 | 2011-12-22 | 株式会社フジクラ | 色素増感太陽電池用電極及びその製造方法、並びに色素増感太陽電池 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000299138A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
JP2002299665A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | 色素増感型太陽電池の製造方法 |
KR101001548B1 (ko) * | 2004-06-29 | 2010-12-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 광전변환소자를 이용한 염료감응 태양전지 |
-
2005
- 2005-10-17 JP JP2005302015A patent/JP5000119B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006261089A (ja) | 2006-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5621488B2 (ja) | 光電変換装置 | |
EP2530779B1 (en) | Electrolyte solution for dye sensitized solar cell, and dye sensitized solar cell using same | |
JP4787540B2 (ja) | 色素増感型太陽電池素子の製造方法 | |
KR20100069630A (ko) | 색소 증감 광전 변환 소자 및 그 제조 방법 | |
EP1858108A1 (en) | Modified titanium oxide microparticle and photoelectric transducer making use of the same | |
US20090078307A1 (en) | Three-Pole Two-Layer Photo-Rechargeable Battery | |
JP5456054B2 (ja) | 湿式太陽電池および湿式太陽電池モジュール | |
EP1511116A1 (en) | Photoelectric transducer | |
JP5000119B2 (ja) | 色素増感型太陽電池素子 | |
JP5096064B2 (ja) | 色素増感型太陽電池モジュール | |
JP4993895B2 (ja) | 色素増感型太陽電池素子 | |
JP4528082B2 (ja) | 導電性パターンを有する電極基板および太陽電池 | |
JP4812311B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP5000118B2 (ja) | 色素増感型太陽電池素子の製造方法 | |
JP4678125B2 (ja) | 光電変換素子およびその製造方法ならびに電子装置およびその製造方法 | |
JP2008186669A (ja) | 色素増感型太陽電池の製造方法 | |
JP5000162B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP5197965B2 (ja) | 光電変換素子 | |
JP2006244919A (ja) | 光電変換素子 | |
JP4885511B2 (ja) | 色素増感型太陽電池素子の製造方法 | |
JP2007200714A (ja) | 色素増感型太陽電池及びその製造方法 | |
JP2006210317A (ja) | 色素増感型太陽電池素子の製造方法 | |
JP5758400B2 (ja) | 色素増感太陽電池モジュールおよびその製造方法 | |
JP5128076B2 (ja) | 色素増感型太陽電池及びその製造方法 | |
JP2006134827A (ja) | 電極および色素増感型太陽電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120516 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |