JPWO2009060533A1 - データ転送回路及びその調整方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、データ転送回路は、信号を出力する第一の出力回路と、信号が入力する第一の入力回路とを有するバッファ回路と、入力する信号を出力する第二の出力回路と、該第二の出力回路から入力する信号を出力する第二の入力回路とを有する試験回路と、該試験回路の該第二の出力回路に信号を入力し、該試験回路の該第二の入力回路から出力される信号に基づいて、該バッファ回路の該第一の出力回路の出力を調整する調整回路とを有することを特徴とする。そのため、双方向バッファの信号の送受信方向の制御を行うことなく出力ドライバの調整を行うことができる。

Description

本発明は、双方向バスを使用して他のデータ転送回路とデータの送受信を行うデータ転送回路及びその調整方法に関する。
回路配線基板に複数のLSIを実装した電子回路装置では、端子数や配線の節減のために、双方向バスを使用したデータ転送回路が多用される。その場合、回路配線基板の双方向バスには、LSIに入出力回路として内蔵された、双方向バッファが接続される。双方向バッファは、入力状態、又は出力状態に制御され、データ入出力機能を兼用する。双方向バッファ内の出力回路には、活性/非活性状態を制御できるトライステート・バッファが利用され、この出力バッファが非活性の状態とされたとき、入力回路が双方向バス上の論理信号を受信するように制御される。
双方向バッファの入出力電圧、すなわち双方向バス上の信号論理振幅は、低消費電力化のため低減される傾向にある。論理振幅の小さいデジタル信号を双方向バスで転送しようとすると、寄生容量やノイズによる影響を受け易い。そのため、双方向バッファでは、入力論理閾電圧に対して最適なマージンを有する出力電圧に設定することが、ノイズ耐性上望ましい。入力閾値と出力電圧値の最適化は、データ転送速度向上や、消費電力低減などの観点でも望ましい。一方、双方向バッファの入出力トランジスタの特性や入出力経路のインピーダンスは、LSIや配線基板の製造時のプロセス変動に影響され、設計値からのズレを生じる。また、完成した電子回路装置の使用環境、特に電源電圧や周囲温度等によって、最適な出力電圧値は異なってくる。よって、LSIを配線基板に実装した装置完成後に、初期の試験時または装置起動の都度、出力バッファの出力電圧調整を行い、最適値に設定することが、最適マージン確保のためには望ましい。
上記のような出力電圧の調整を適応的に実行する調整回路をLSIに内蔵させることが、先行技術において提案されている。
これらの先行技術の調整回路では、双方向バスを介して対向する双方向バッファ対の一方を出力状態、他方を入力状態に制御した状態で、出力電圧の最適値を探索する。具体的には、一方の出力電圧の設定値を徐々に上昇または下降させ、他方(入力回路)の論理閾値をモニタすることで、最適マージンとなる出力電圧の値を探索する。この調整操作のためには、双方向バッファ対の間で、入出力状態制御のため及び入力閾値をモニタするための信号線及び端子が必要になる。これらの信号線や端子の追加は、配線基板やLSIのコスト増大、延いては電子装置の高価格化の要因となる。
先行技術文献としては下記のものがある。
特開平11−017518号公報 特開2006−060751号公報 特開2007−036546号公報
本発明の課題は、LSI端子やLSI間の制御用の信号配線を大幅に増加する必要なしに、双方向バッファの出力電圧を適応的に調整する機能を備えたデータ転送回路を提供することである。
本発明は、データ転送回路は、出力回路及び入力回路を有する双方向バッファと、該出力回路の出力電圧を調整することが可能で、調整した出力電圧に対して前記入力回路の入力論理状態をモニタして、該モニタ結果に基づいて、前記出力回路の出力電圧を設定する調整回路を有することを特徴とする。
また、本発明は、データ転送回路は、所定電圧の信号を出力する第一の出力回路を有するバッファ回路と、該所定電圧の信号を出力する第二の出力回路と、該第二の出力回路の出力が入力する入力回路とを有する試験回路と、該試験回路の該第二の出力回路に信号を入力し、該試験回路の該入力回路の出力する信号の電圧状態に基づいて、該バッファ回路の該第一の出力回路の出力を調整する調整回路とを有することを特徴とする。
また、本発明は、該調整回路は、該信号の電圧状態に基づいて、該第二の出力回路の出力を調整する調整信号を該第二の出力回路に入力することを特徴とする。
また、本発明は、該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも大きくなるように、該調整信号を変化させることを特徴とする。
また、本発明は、該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも小さくなるように、該調整信号を変化させることを特徴とする。
また、本発明は、該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも大きくなった時の該調整信号を該バッファ回路の該第一の出力回路に入力することを特徴とする。
また、本発明は、該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも小さくなった時の該調整信号を該バッファ回路の該第一の出力回路に入力することを特徴とする。
また、本発明は、該調整回路が調整した該第一の出力回路の出力を補正する補正回路を有することを特徴とする。
本発明によれば、出力電圧の設定機構を増やすことなく、低コストで、データ転送回路の最適な設定が可能となる。
情報処理装置のハードウェア構成を表した図である。 双方向バッファと調整用双方向バッファの関係を表した図(その1)である。 調整処理の流れを表した図である。 双方向バッファを表した図(その1)である。 双方向バッファを表した図(その2)である。 双方向バッファと調整用双方向バッファの関係を表した図(その2)である。
符号の説明
0 情報処理装置
1 メモリ装置内のシステム制御装置
2、22 ユニット間インタフェース制御装置
4 CPU
10 プロセッサ装置
14、16 バス
18、908 双方向バス
20 メモリ装置
24 メモリコントローラ
26 メモリモジュール
30、40 デバイス
100、200、900、970 双方向バッファ
102、202、302、502、702、902、972 出力ドライバ
103、203、303、503、703 調整端子
104、204、402、602、704、904、974 入力バッファ
300、500 出力バッファ
700 調整用双方向バッファ
800、1000 OCD調整制御手段
802 補正手段
910、912、914 信号線
以下に図面を用いて本実施形態について説明する。
(情報処理装置)
図1は、情報処理装置0を表す。情報処理装置0は、プロッセッサ装置10及びメモリ装置20から構成される。プロッセッサ装置10は、例えば、N+1個の中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)4、各CPU4に接続されたユニット間インタフェース制御装置2から構成される。メモリ装置20は、例えば、N+1個のユニット間インタフェース制御装置22、メモリコントローラ24、メモリモジュール26、各ユニット間インタフェース制御装置22、メモリコントローラ24、メモリモジュール26に接続されたメモリ装置内のシステム制御装置1から構成される。
CPU4は、データの書き込みや読み出し等の命令をユニット間インタフェース制御装置2に送信する。ユニット間インタフェース制御装置2は、CPU4から受信した命令をユニット間インタフェース制御装置22に転送する。ユニット間インタフェース制御装置22は、ユニット間インタフェース制御装置2から転送された命令をメモリコントローラ24に送信する。メモリコントローラ24は、ユニット間インタフェース制御装置22から受信した命令に基づいて、メモリモジュール26へのメモリアクセスを行い、データの書き込み、読み出しを行う。メモリ装置内のシステム制御装置1は、ユニット間インタフェース制御装置22やメモリコントローラ24のデータの送受信方向を制御する。
続いて、本実施形態におけるデータ転送回路について説明する。
(送受信回路)
図2に、双方向バッファ100及び200を表す。双方向バッファ100は、出力ドライバ102及び入力バッファ104から構成される。双方向バッファ100は、例えば、ユニット間インタフェース制御装置22に設けられている。また、双方向バッファ200は、例えば、メモリコントローラ24に設けられている。出力ドライバ102はオフチップドライバ(OCD:Off Chip Driver)を有している。OCDとは、出力ドライバ102の出力を調整する機能である。
出力ドライバ102には、入力端A11から信号が入力する。出力ドライバ102は、メモリ装置内のシステム制御装置1から送信される双方向バス制御信号に基づいて、信号を出力する。双方向バッファ100が信号の送信側である場合は、出力ドライバ102は信号を双方向バス18を通じて、双方向バッファ200の入力バッファ204に出力する。双方向バッファ100が信号の送信側である場合、双方向バッファ200は信号の受信側となっている。そのため、入力バッファ204は、出力ドライバ102から入力する信号を出力端X12から出力する。一方、双方向バッファ100が信号の受信側である場合は、出力ドライバ102は信号を出力しない。この場合、双方向バッファ200は信号の送信側となっているため、入力端A12から入力する信号を双方向バス18を通じて、双方向バッファ100の入力バッファ104に出力する。入力バッファ104は、出力ドライバ202から入力する信号を出力端X11から出力する。
図2に、出力バッファ300を表す。例えば、出力バッファ300は図1におけるユニット間インタフェース制御装置22に設けられる。出力バッファ300は、出力ドライバ302から構成される。出力ドライバ302はOCDを有する。出力ドライバ302には、入力端A21から信号が入力する。出力ドライバ302は、信号をバス14を介して入力バッファ402に出力する。入力バッファ402は、出力ドライバ302から入力する信号を出力端X22から出力する。出力バッファ300は、例えば、信号の送信が完了したことを通知する信号を出力する。
図2に、入力バッファ602を表す。例えば、出力バッファ500は図1におけるユニット間インタフェース制御装置22に設けられる。入力バッファ602には、出力バッファ500の出力ドライバ502からバス16を介して信号が入力する。入力バッファ602は、出力ドライバ502から入力する信号を出力端X32から出力する。なお、出力ドライバ502には、入力端A31から信号が入力する。
(試験回路)
図2に、試験回路である調整用双方向バッファ700を表す。調整用双方向バッファ700は、ユニット間インタフェース制御装置22及びメモリコントローラ24にそれぞれ設けられる。以下、ユニット間インタフェース制御装置22に設けられた調整用双方向バッファ700について説明する。調整用双方向バッファ700は出力ドライバ702及び入力バッファ704から構成される。出力ドライバ702はOCDを有する。調整用双方向バッファ700の出力は開放されており、他の双方向バッファには接続されていない。そのため、調整用双方向バッファ700の出力となる出力ドライバ702の出力は入力バッファ704に入力する。また、出力ドライバ702及び入力バッファ704には、入力端A01及び出力端X01を介してOCD調整制御手段800が接続されている。
OCD調整制御手段800は、入力端A01から出力ドライバ702にハイ(High)信号又はロー(Low)信号を出力させるための信号を入力する。出力ドライバ702の出力は、入力バッファ704に入力する。入力バッファ704は、出力ドライバ702から入力する信号に基づいて、ハイ信号又はロー信号を出力端X01を介してOCD調整制御手段800に出力する。また、OCD調整制御手段800は、調整端子703から出力ドライバ702の出力を調整する調整信号を入力する。OCD調整制御手段800は、調整端子703から入力する調整信号と、入力バッファ704から入力する信号に基づいて、出力ドライバ702の出力を調整する。OCD調整制御手段800は、出力ドライバ702の出力が最適となった時に、調整端子703から入力ドライバ702に入力していた調整信号を双方向バッファ100、200及び出力バッファ300、500に適用する。具体的には、OCD調整制御手段800は、当該調整信号を調整端子103、203及び303、503から出力ドライバ102、202及び出力ドライバ302、502に入力する。これによれば、双方向バッファ100及び200と等価な調整用双方向バッファ700において決定した出力ドライバの調整値を双方向バッファ100等の出力ドライバに適用することができる。また、調整用双方向バッファ700は他の双方向バッファに接続されていないため、任意のタイミングで出力ドライバの出力の調整を行うことができる。また、出力先の双方向バッファとの間で、信号の送受信方向を決定するための制御を行う必要がなくなるため、出力ドライバの出力の調整に要していた時間を短縮することができる。
(フローチャート)
以下に、図3を用いて、OCD調整制御手段800の処理について説明する。
ステップS001において、OCD調整制御手段800は、調整用双方向バッファ700の出力ドライバ702の出力の調整を開始するために、出力ドライバ702を調整モードに設定する。具体的には、OCD調整制御手段800は、出力ドライバ702を調整モードに設定するための信号を調整端子703から出力ドライバ702に入力する。処理はステップS002へ移行する。
ステップS002において、OCD調整制御手段800は、出力ドライバ702のピーモス(PMOS:Positive channel Metal Oxide Semiconductor)の設定を開始する。処理はステップS003へ移行する。
ステップS003において、OCD調整制御手段800は、入力端A01から出力ドライバ702にハイ信号を出力させるための信号を入力する。処理はステップS004へ移行する。
ステップS004において、入力バッファ704は、出力ドライバ702から入力する信号がハイ信号であるか否かを判定する。具体的には、入力バッファ704が、出力ドライバ702から入力する信号と、基準電圧とを比較することによって、ハイ信号であるか否かを判定する。出力ドライバ702は、入力端A01からハイ信号を出力させるための信号が入力すると、調整用双方向バッファ700内の電源から電力を取得して、ハイ信号を出力する。例えば、スタブ・シリーズ・ターミネーテッド・ロジック18(SSTL:Stub Series Terminated Logic)双方向バッファでは、0.9[V]が基準電圧となる。そして、本実施形態では、0.9[V]に0.25[V]を加算した1.15[V]以上の信号がハイ信号となる。また、ここで、SSTL18双方向バッファでは、当該電源は1.8[V]の電圧を供給している。入力バッファ704は、出力ドライバ702から入力する信号が1.15[V]以上であるか否かを判定する。入力バッファ704は、入力する信号が1.15[V]以上であれば、ハイ信号を出力端X01を通じてOCD調整制御手段800に出力する。また、入力バッファ704は、後述するように入力する信号が0.65[V]以下であれば、ロー信号を出力端X01を通じてOCD調整制御手段800に出力する。出力端X01が出力する信号がハイ信号である場合は、出力ドライバ702のエヌモス(NMOS:Negaive channel Metal Oxide Semiconductor)を調整するため、処理はステップS007へ移行する。一方、出力端X01が出力する信号がハイ信号でない場合は、出力ドライバ702の出力を調整するため、処理はステップS005へ移行する。
ステップS005において、OCD調整制御手段800は、調整端子703から出力ドライバ702に入力する調整信号の値(DRVP)が最大であるか否かを判定する。本実施形態では、調整端子703からは例えば、4ビットの調整信号が出力ドライバ702に入力する。具体的には、「0000」、「0001」、…「1111」が順次入力する。このように調整信号を変化させることで、出力ドライバ702の出力をステップ状に調整する。そして、出力ドライバ702にハイ信号を出力させるための信号が入力した場合、出力ドライバ702が1.15[V]以上の信号を出力するように調整している。なお、入力する調整信号のビット数は任意の値で良い。調整信号の値が最大値である場合は、処理はステップS007へ移行する。一方、調整信号の値が最大値でない場合は、処理はステップS006へ移行する。
ステップS006において、OCD調整制御手段800は、調整信号の値をインクリメントして調整端子703から出力ドライバ702に調整信号を入力する。ここで、インクリメントとは、例えば、入力している調整信号が「0000」であれば、新たに入力する調整信号を「0001」とすることである。処理はステップS004へ戻る。
ステップS004において、OCD調整制御手段800が、出力端X01から入力する信号がハイ信号であると判定すると、PMOSの調整設定が完了し、処理はステップS007へ移行する。一方、OCD調整制御手段800が、出力端X01から入力する信号がハイ信号でないと判定すると、処理はステップS005及びステップS006に移行する。そして、上述したように、調整信号の値を変化させて、出力ドライバ702の出力が最適になるように調整する。
ステップS007において、OCD調整制御手段800は、出力ドライバ702のNMOSの設定を開始する。処理はステップS008へ移行する。
ステップS008において、OCD調整制御手段800は、入力端A01から出力ドライバ702にロー信号を出力させるための信号を入力する。SSTL18双方向バッファでは、例えば、0.9[V]から0.25[V]を減算した0.65[V]以下の信号がロー信号となる。処理はステップS009へ移行する。
ステップS009において、入力バッファ704は、出力ドライバ702から入力する信号がロー信号であるか否かを判定する。具体的には、入力バッファ704は、出力ドライバ702から入力する信号と、基準電圧とを比較することによって、ロー信号であるか否かを判定する。ここでは、ステップS004において説明したように、基準信号の電圧は0.9[V]であるため、入力バッファ704は、入力する信号の電圧が0.65[V]以下であるか否かを判定する。入力する信号の電圧が0.65[V]以下である場合は、処理はステップS012へ移行する。一方、入力する信号の電圧が0.65[V]以下でない場合は、処理はステップS010へ移行する。
ステップS010において、OCD調整制御手段800は、調整端子703から出力ドライバ702に入力する調整信号の値(DRVN)が最大であるか否かを判定する。調整端子703からは4ビットの調整信号が入力する。調整信号を変化させることで、出力ドライバ702の出力をステップ状に調整する。調整信号の値が最大値である場合は、処理はステップS012へ移行する。一方、調整信号の値が最大値でない場合は、処理はステップS011へ移行する。
ステップS011において、OCD調整制御手段800は、調整信号の値をインクリメントして、調整端子703から出力ドライバ702に入力する。処理はステップS009へ戻る。
ステップS009において、OCD調整制御手段800が、調整端子703から入力する信号がロー信号であると判定すると、NMOSの調整設定が完了し、処理はステップS012へ移行する。一方、OCD調整制御手段800が、出力端X01から入力する信号がロー信号でないと判定すると、処理はステップS010及びステップS011に移行する。そして、上述したように、調整信号の値を変化させて、出力ドライバ702の出力が最適になるように調整する。
ステップS012において、OCD調整制御手段800は、ステップS004において取得した調整信号の値及びステップS009において取得した調整信号の値を双方向バッファ100及び出力バッファ300に適用する。具体的には、OCD調整制御手段800は、調整信号を出力ドライバ102には調整端子103から、出力ドライバ302には調整端子303からそれぞれ入力する。処理はステップS013へ移行する。これによれば、調整用双方向バッファ700で調整した出力ドライバの調整信号を双方向バッファ100及び出力バッファ300に適用することができるため、調整用双方向バッファ700において調整信号を取得した後、即座に双方向バッファ100及び出力バッファ300を使用可能にすることができる。また、OCD調整制御手段800は、ステップS005及びステップS010において、調整信号の値が最大値になってしまった場合は、その時点で調整の終了と判定する。
ステップS013において、OCD調整制御手段800は、出力ドライバ702の出力の調整を終了するために、出力ドライバ702の調整モードを解除する。具体的には、OCD調整制御手段800は、出力ドライバ702の調整モードを解除するための信号を調整端子703から出力ドライバ702に入力する。処理は終了する。
なお、前記調整制御手段800は、当技術分野では周知の任意のプロセッサやシーケンサを利用して、前記した図3のフローチャートのプログラムステップを実行させるファームウェアを実装することで実現できる。この調整制御手段800としてのプロセッサまたはシーケンサは、大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)であるユニット間インタフェース制御装置22やメモリコントローラ24等に内蔵させるのが望ましい。
(本実施形態の有効性)
最後に本実施形態の有効性について説明する。例えば、図4に表したような双方向バッファを考える。このような双方向バッファでは、まず、OCD調整制御手段1000が信号線910及び912を介して双方向バッファ900がそれぞれ入力状態となるように制御する。次に、出力ドライバを調整する順番を決めて、それぞれの双方向バッファが同時に調整を行うことのないように制御する必要がある。例えば、デバイス30に設けられた双方向バッファ900の出力ドライバ902が入力端Aから入力する信号を双方向バス908を通じて、デバイス40に設けられた双方向バッファ970の入力バッファ974に出力する。入力バッファ974は入力する信号を出力端Xから出力する。また、例えば、デバイス40に設けられた双方向バッファ970の出力ドライバ972が入力端Aから入力する信号を双方向バス908を通じて、デバイス30に設けられた双方向バッファ900の入力バッファ904に出力する。入力バッファ974は入力する信号を出力端Xから出力する。また、例えば、図5に表したようなディーディーアールツーエスディーラム(DDR2−SDRAM:Double Data Rate2−Synchronous Dynamic Random Access Memory)のOCD機能を考える。このOCD機能は、片側のデバイス(DDR2−SDRAMの場合はメモリ制御装置)が、信号線914を介してデバイス30とデバイス40の両方の調整を制御しなければならない。
これに対して、本実施形態によれば、調整用双方向バッファ700は他の双方向バッファに接続されていないため、信号の出力先の双方向バッファの状態に関わらず、任意のタイミングで出力ドライバの出力の調整を行うことができる。また、出力先の双方向バッファの信号の送受信方向の制御を行う必要がなくなる。そのため、送受信方向の制御にかかっていた時間を短縮して、出力ドライバの調整信号を他の双方向バッファに適用することができるため、システムが起動するまでに要する時間を短縮することができる。
以上の実施の形態は、本実施形態をより良く理解させるために具体的に説明したものであって、別形態を制限するものではない。従って、要旨を変更しない範囲で変更可能である。
本実施形態では、調整用双方向バッファ700を他の双方向バッファと接続しないのでで、調整用双方向バッファ700と、調整対象の双方向バッファ及び出力ドライバとの間で調整信号に誤差が生じる可能性がある。そこで、図6に表したように、調整信号を補正する補正手段を設ける。
補正手段802以外は、上述したものと同様なのでその説明を省略する。補正手段802は、調整対象の双方向バッファ及び出力ドライバにそれぞれ接続された双方向バッファ及び入力バッファの入力負荷と、プリント板上の配線負荷分に相当する設定値を補正値として設定する。そして、補正手段802は、OCD調整制御手段が決定した調整信号を当該補正値に基づいて補正する。補正値の算出方法としては、例えば、以下の方法がある。調整信号による出力の変動量と、接続バッファの入力負荷とプリント板配線負荷とから補正値をシミュレーションによって算出する。また、例えば、補正値を手動、または自動で設定変更し、実際の信号波形を測定して補正値を算出する。また、固定値をデフォルトとして設定しておいても良い。

Claims (15)

  1. 出力回路及び入力回路を有する双方向バッファと、該出力回路の出力電圧を調整することが可能で、調整した出力電圧に対して前記入力回路の入力論理状態をモニタして、該モニタ結果に基づいて、前記出力回路の出力電圧を設定する調整回路を有することを特徴とするデータ転送回路。
  2. 所定電圧の信号を出力する第一の出力回路を有するバッファ回路と、
    該所定電圧の信号を出力する第二の出力回路と、該第二の出力回路の出力が入力する入力回路とを有する試験回路と、
    該試験回路の該第二の出力回路に信号を入力し、該試験回路の該入力回路の出力する信号の電圧状態に基づいて、該バッファ回路の該第一の出力回路の出力を調整する調整回路と、
    を有することを特徴とするデータ転送回路。
  3. 該調整回路は、該信号の電圧状態に基づいて、該第二の出力回路の出力を調整する調整信号を該第二の出力回路に入力することを特徴とする請求項2記載のデータ転送回路。
  4. 該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも大きくなるように、該調整信号を変化させることを特徴とする請求項3記載のデータ転送回路。
  5. 該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも小さくなるように、該調整信号を変化させることを特徴とする請求項3記載のデータ転送回路。
  6. 該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも大きくなった時の該調整信号を該バッファ回路の該第一の出力回路に入力することを特徴とする請求項4記載のデータ転送回路。
  7. 該調整回路は、該第二の出力回路の出力が所定値よりも小さくなった時の該調整信号を該バッファ回路の該第一の出力回路に入力することを特徴とする請求項5記載のデータ転送回路。
  8. 該調整回路が調整した該第一の出力回路の出力を補正する補正回路を有することを特徴とする請求項2記載のデータ転送回路。
  9. データ転送回路に設けられた所定電圧の信号を出力する第一の出力回路を有するバッファ回路の調整方法において、
    該所定電圧の信号を出力する第二の出力回路と、該第二の出力回路の出力が入力する入力回路とを有する試験回路の該第二の出力回路に信号を入力し、
    該入力回路の出力する信号の電圧状態に基づいて、該バッファ回路の該第一の出力回路の出力を調整することを特徴とする調整方法。
  10. 該信号の電圧状態に基づいて、該第二の出力回路の出力を調整する調整信号を該第二の出力回路に入力することを特徴とする請求項9記載の調整方法。
  11. 該第二の出力回路の出力が所定値よりも大きくなるように、該調整信号を変化させることを特徴とする請求項10記載の調整方法。
  12. 該第二の出力回路の出力が所定値よりも小さくなるように、該調整信号を変化させることを特徴とする請求項10記載の調整方法。
  13. 該第二の出力回路の出力が所定値よりも大きくなった時の該調整信号を該バッファ回路の該第一の出力回路に入力することを特徴とする請求項11記載の調整方法。
  14. 該第二の出力回路の出力が所定値よりも小さくなった時の該調整信号を該バッファ回路の該第一の出力回路に入力することを特徴とする請求項12記載の調整方法。
  15. 調整した該第一の出力回路の出力を、さらに補正することを特徴とする請求項9記載の調整方法。
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