JPWO2009057792A1 - 分析用具 - Google Patents

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    • C12Q1/006Enzyme electrodes involving specific analytes or enzymes for glucose

Abstract

本発明は、試薬部7および電極3,5を備えた分析用具1に関する。電極3,5は、試薬部7が形成された多孔質導体部を含んでいる。多孔質導体部は、たとえば多孔質体の表面および内表面の少なくとも一部に導体膜をコーティングしたものである。多孔質体は、たとえば絶縁性繊維メッシュクロスである。好ましくは、電極3,5はシート状に形成される。

Description

本発明は、試薬部と電極とを備えた分析用具に関する。
血液中のグルコース濃度などを測定する場合、簡易な手法として、使い捨てとして構成された分析用具を利用する方法が採用されている。分析用具としては、たとえば図9および図10に示した電極式のバイオセンサ9がある(たとえば特許文献1参照)。このバイオセンサ9は、基板90に設けた電極91,92と、血液などの試料を移動させるための流路93と、を備えたものである。
電極91は血液中の特定成分との間で電子授受を行う作用極94を含んでいる。電極92は作用極94との間に電位差を生じさせるための対極95を含んでいる。作用極94および対極95は、流路93において露出しているとともに試薬部96と接触している。
このようなバイオセンサ9では、流路93に試料を供給した状態で作用極94と対極95との間に電圧を印加したときに、試料中の特定成分の濃度に応じた応答電流を出力することができる。そのため、バイオセンサ9では、作用極94(電極91)および対極95(電極92)を利用して応答電流を測定することにより、グルコース濃度などを測定できる。
ここで、バイオセンサ9の電極91,92は、たとえばカーボンや銀などの導体成分を含んだインクを用いたスクリーン印刷、金属スパッタ、あるいは基板90に対する金属片の埋め込みにより形成されている。そのため、電極91,92は、厚みが小さく、あるいは実質的に厚みがなく、作用極94の面積がバイオセンサ9の感度に実質的に大きな影響を与える。その一方で、バイオセンサ9は、試料の必要量を少なくするために流路93のサイズを小さくする傾向にあり、電極91,92ひいては作用極94および対極95の面積も小さくなる傾向にある。そのため、流路93のサイズを小さくした場合には、流路93に試料を供給したときの試料と作用極94との接触面積が小さくなる傾向にあるため、バイオセンサ9の出力が小さくなるばかりか、センサの感度にバラツキが生じやすくなる。
また、試薬部96は、たとえば作用極94や対極95を覆うように試薬含有液を点着した後に、試薬含有液を乾燥させることにより形成される。試薬含有液を乾燥させる場合、試薬含有液の点着スポットの中心部に比べて、点着スポットの周囲ほうが乾燥が速くなる。そのため、点着スポットの周囲が先に結晶化し、試薬部96の周囲が中央部に比べて試薬濃度が高くなる。その結果、試料により試薬部96を溶解させたときの試薬部96の溶解性が低くなり、あるいは試薬濃度に不均一さが生じるため、測定精度が低下することがある。このような不具合を解消するためには、湿度や温度などの環境条件を適切にコントロールできる乾燥装置が必要となるために高価な設備が必要となり、また装置の稼動やメンテナンスのめに労力が必要となる。
さらに、基板90に金属片を埋め込んで電極91,92を形成する場合には、基板全体の厚みを大きく確保する必要があるため。そのため、バイオセンサ9を製造するときに、基板90などの材料をロールから引き出しつつ製造を行なうことができない。すなわち、ロール・ツゥ・ロールの製造が困難となるため、製造方法に制約が生じるばかりか製造効率を向上させることが困難となる。
特開平6−109688号公報
本発明は、バイオセンサなどの分析用具を、試料と接触させる電極面積を大きく確保しつつも、効率良くかつ低コストで製造できるようにし、分析用具の小型化にも適切に対応できるようにすることを課題としている。
本発明では、試薬部と、1以上の電極と、を備えた分析用具であって、上記1以上の電極は、上記試薬部が形成された多孔質導体部を含んでいる、分析用具が提供される。
上記多孔質導体部は、たとえば多孔質体の表面および内表面の少なくとも一部に導体膜をコーティングしたものである。上記多孔質体は、たとえば絶縁性繊維メッシュクロスである。
上記1以上電極は、たとえばシート状に形成されており、好ましくは第1および第2電極シートを含んでいる。
本発明の分析用具は、上記第1および第2電極シートの間に介在する絶縁シートをさらに備えていてもよい。上記絶縁シートは、たとえば絶縁性繊維メッシュクロスである。
本発明の分析用具は、たとえば上記第1および第2電極を間にラミネートした第1および第2カバーシートをさらに備えており、上記第1カバーシート、上記第1電極、上記絶縁シート、上記第2電極および上記第2カバーシートを、この順序で積層した形態を有している。このような分析用具では、上記第1および第2カバーシートのうちの少なくとも一方は、上記第1および第2電極を露出させるための孔部を有するものとされる。
たとえば、上記第1カバーシートには上記第1電極を露出させるための孔部が形成され、上記第2カバーシートには上記第2電極を露出させるための孔部が形成される。
本発明の分析用具は、上記第1カバーシート、上記第1電極および上記絶縁シートに上記第2電極を露出させるための孔部が形成され、上記第2カバーシート、上記第2電極および上記絶縁シートに上記第1電極を露出させるための孔部が形成されたものであってもよい。この場合の第1電極は、上記多孔質体における上記第2カバーシート側に対して選択的に上記導体膜が形成されたものであってもよい。一方、上記第2電極は、上記多孔質体における上記第1カバーシート側対して選択的に上記導体膜が形成されたものであってもよい。
本発明はまた、上記第1カバーシート、上記第1電極および絶縁シートに上記第2電極を露出させるための孔部が形成され、上記第1カバーシートに上記第1電極を露出させるための孔部がさらに形成されたものであってもよい。
好ましくは、本発明の分析用具は、上記試薬部の周りを囲むように疎水処理が施され、上記試薬部が形成される部分に親水処理が施されている。
本発明の第1の実施の形態に係るバイオセンサを示す全体斜視図である。 図1に示したバイオセンサの分解斜視図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1に示したバイオセンサの製造方法を説明するための概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係るバイオセンサを示す分解斜視図である。 図5に示したバイオセンサの図3に相当する断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るバイオセンサを示す分解斜視図である。 図7に示したバイオセンサの図3に相当する断面図である。 従来の分析用具の一例に相当するバイオセンサを示す全体斜視図である。 図9に示したバイオセンサの分解斜視図である。
符号の説明
1,1′,1″ バイオセンサ
2,2′,2″ カバーシート
20,21,22′,22″ 貫通孔
3,3′,3″ 電極シート
30′,30″ 貫通孔
4,4′,4″ セパレータ
40′,40″ 貫通孔
5,5′,5″ 電極シート
50′ 貫通孔
6,6′,6″ カバーシート
60,61,62′ 貫通孔
7 試薬部
以下においては、本発明について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1ないし図4を参照しつつ説明する。
図1ないし図3に示したバイオセンサ1は、使い捨てとして構成されたものであり、濃度測定装置などの分析装置に装着し、試料(たとえば血液や尿などの生化学的試料)における特定成分(たとえばグルコース、コレステロールあるいは乳酸)を分析するために使用されるものである。このバイオセンサ1は、カバーシート2、電極シート3、セパレータ4、電極シート5およびカバーシート6を積層した形態を有しており、全体としてシート状に形成されている。バイオセンサ1はさらに、試薬部7を有しており、試薬部7に試料を点着することにより、試料の分析を行なうことができる。
カバーシート2,6は、電極シート3,5を保護するとともに試料の点着領域や移動領域を規定するためのものであり、貫通孔20,21,60,61を有している。貫通孔20,60は、分析装置のコネクタ80,81が電極シート3,5に接触するのを可能とするためのものであり、電極シート3,5の一部を露出させている。貫通孔21,61は、バイオセンサ1に供給される試料の点着口および空気抜き穴として機能するものである。このようなカバーシート2,6は、たとえばPETなどの絶縁樹脂材料により厚みが150〜300μmに形成されている。
電極シート3,5は、分析装置のコネクタ80,81によって電圧が印加されるものであり、たとえば厚みが10〜50μmのシート状に形成されている。電極シート3,5は、全体が多孔質に形成されているとともに、少なくとも表面に導電性を有している。電極シート3,5における多孔質の程度は、試料の供給時に目詰まりを生じさせることなく、試料を移動させるのに十分な毛細管力を作用させることができる程度であればよく、メッシュ径またはポーラス径を基準として、たとえば10〜300μmに設定される。このような電極シート3,5は、導電性の低い多孔質体の表面に導体膜を設けることにより形成することができる。
多孔質体としては、たとえば絶縁性繊維クロスを使用することができる。絶縁性繊維クロスとしては、たとえば絶縁性繊維を平織りしたものを使用することができる。絶縁性繊維としては、たとえばポリエチレンやナイロンにより繊維径が5〜100μmに形成されたものを使用することができる。もちろん、絶縁性繊維クロスとしては、綾織や朱子織りなどの他の組織のものの他、不織布を採用することもできる。
多孔質体としては、繊維クロスの他に、発泡体、多数の粒子を一体化させて多孔質化したものを使用することもできる。
一方、多孔質体への導体膜の形成は、たとえば金属などの導体材料を用いた公知の成膜手法により行なうことができる。
金属材料としては、たとえばプラチナ(Pt)、金(Au)、パラジウム(Pd)あるいはニッケル(Ni)を使用することができる。
成膜手法としては、たとえばスパッタリング、蒸着あるいはメッキを採用することができる。
電極シート3,5は、必ずしも全体を多孔質体が母材となるように形成する必要はなく、少なくとも試薬部8が形成される部分(試料を移動させる部分)が多孔質であればよく、また導体により全体が多孔質に形成されたものであってもよい。
セパレータ4は、電極シート3,5の間の絶縁状態を維持するためのものであり、たとえば厚みが10〜50μmのシート状に形成されているとともに、絶縁性材料により全体が多孔質に形成されている。セパレータ4は、試料の供給時に目詰まりを生じさせることなく、試料を移動させるのに十分な毛細管力を作用させることができるものであればよく、たとえばメッシュ径またはポーラス径が10〜300μmである多孔質体を採用することができる。多孔質体としては、電極シート3,5において採用可能な多孔質体と同様なものを使用することができる。
電極シート3,5およびセパレータ4はさらに、試薬部7が形成された領域に親水処理されているとともに、少なくとも試薬部7の周囲を囲むように疎水処理されている。親水処理は、レシチンなどの界面活性剤の塗布、あるいは紫外光や真空紫外光の照射により行なうことができる。疎水処理は、フッ素コート処理などにより行なうことができる。
試薬部7が形成された領域に親水処理を施しておくことにより、試薬部7を形成するときに、親水処理を施した部分に対して選択的に試薬部7を形成するための試薬液を含浸させることが可能となる。これにより、試薬部7を適切に規定することができる。また、試薬部7に試料を供給した場合には、親水処理を施した部分において試料を積極的に移動させ、試薬部7以外への試料の浸透を抑制することができる。このため、試薬部7に対して選択的かつ効率良く試料を供給することが可能となる。
一方、電極シート3,5およびセパレータ4において、試薬部7を囲むように疎水処理を施しておくことにより、試薬部7に試料を供給したときに試薬部7の周囲に試料が浸透していくのを抑制することができる。これにより、試薬部7に対して選択的かつ効率良く試料を供給することが可能となる。
試薬部7は、試料と反応させるためのものであり、カバーシート2,6の貫通孔21,61の間において、電極シート3、セパレータ4および電極シート5に連続して形成されている。この試薬部7は、たとえば酸化還元酵素および電子伝達物質などの試薬を含んでおり、これらの試薬を電極シート3、セパレータ4および電極シート5における所定領域に担持させることにより形成されている。
酸化還元酵素は、試料における特定成分の種類に応じて選択され、たとえばグルコースを分析する場合には、グルコースオキシダーゼ(GOD)やグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)を用いることができ、典型的にはPQQGDHが使用される。電子伝達物質としては、たとえばルテニウム錯体や鉄錯体を使用することができ、典型的には[Ru(NH3)6]Cl3やK3[Fe(CN)6]を使用することができる。
以上に説明したバイオセンサ1では、多孔質に形成された電極シート3,5およびセパレータ4に試薬部7が形成されているため、試薬部7や試料と電極シート3,5やセパレータ4との間の接触面積を大きく確保することが可能となる。その結果、バイオセンサ1の出力ひいてはセンサ感度を向上させることが可能でとなる。また、試薬部7を多孔質体に試薬を担持させて形成するようにしたため、従来のように平板状に試薬部を形成した場合に比べて、試薬部7の溶解性を高めることが可能となり、試料を供給したときの試薬濃度を均一化することが可能となる。したがって、バイオセンサ1では、測定精度を適切に確保しつつ、バイオセンサ1の小型化に適切に対応することができる。
次に、バイオセンサ1の製造方法の一例について、図4を参照しつつ説明する。
バイオセンサ1の製造に当たっては、まず複数の材料ロール2A,3A,4A,5A,6Aを準備する。
材料ロール2A,6Aは、バイオセンサ1においてカバーシート2,6となるものであり、カバーシート2,6の貫通孔20,21,60,61に対応させた複数の貫通孔が形成されたものである。これらの材料ロール2A、6Aは、たとえば予め複数の貫通孔を形成した長尺シート2B,6Bを芯材2C,6Cに巻き付けることにより形成される。長尺シート2B,6Bは、たとえばPETなどの絶縁性樹脂材料により厚みが150〜300μmに形成され、貫通孔は、たとえば打ち抜き加工により形成することができる。
複数の貫通孔を形成するための打ち抜き加工は、後述する材料シート2A〜6Aの積層工程や試薬含有液の点着工程と同一の製造ライン上において、材料シート2A〜6Aの積層工程を行う直前に行ってもよい
材料ロール3A,5Aは、バイオセンサ1において電極シート3,5となるものであり、表面および内表面の少なくとも一部に導電性を有する多孔質状に形成されている。これらの材料シート3A,5Aは、たとえば導体膜を形成した厚みが10〜50μmの絶縁性繊維クロスの長尺シート3B,5Bを芯材3C,5Cに巻き付けることにより形成される。導電膜の形成は、金属などの導体材料を用いた公知の成膜手法により行なうことができる。
材料ロール4Aは、バイオセンサ1においてセパレータ4となるものであり、多孔質状に形成されている。この材料ロール4Aは、たとえば厚みが10〜50μmの絶縁性繊維クロスの長尺シート4Bを芯材4Cに巻き付けることにより形成される。
長尺シート3B〜5Bには、必要に応じて、予め試薬部7を形成する領域(長尺シート2B,6Bにおける所定の貫通孔に対応する領域)に親水処理が施され、親水処理を施した部分を囲むように、全体的あるいは部分的に疎水処理が施されている。親水処理は、たとえば界面活性剤処理や紫外線照射により行なわれ、疎水処理は、たとえばフッ素コート処理により行なわれる。
次いで、材料ロール2A〜6Aをセッティングし、材料ロール2A〜6Aから長尺シート2B〜6Bを引き出しつつ、それらの長尺シート2B〜6Bを互いに積層する。このとき、隣接する長尺シートの間に接着層を形成して積層シート8とする。接着層は、たとえば両面テープやホットメルト接着シートを長尺シート2A〜6Aの間に介在させることにより形成される。長尺シート2B〜6Bの積層後は圧着あるいは熱圧着により長尺シート2B〜6Bを互いに接着する。
次いで、長尺シート2Bの所定の貫通孔に対して試薬含有液を点着する。試薬含有液は、たとえば酸化還元酵素や電子伝達物質を含むものであり、公知のディスペンサ82により点着される。ここで、長尺シート3B〜5Bが多孔質に形成されているため、貫通孔を介して点着される試薬含有液は、長尺シート3B〜5Bに浸透していく。そのため、平坦面に試薬含有液を点着させた場合に比べて、均質に試薬含有液が乾燥するため、試薬部7に試料を供給して試薬部7を溶解させたときに試薬濃度を均質化することが可能となる。
また、長尺シート3B〜5Bに対して長尺シート2Bの貫通孔に対応する位置に親水処理を施しておけば、長尺シート2Bの貫通孔を介して試薬含有液を点着したときに、親水処理を施した部分に対して選択的に試薬含有液を浸透させることが可能となる。さらに、親水処理を施した領域の周囲に疎水処理を施しておけば、親水処理した領域の周囲に試薬含有液が浸透することを抑制できるため、親水処理を施した部分に対してより選択的に試薬含有液を浸透させることが可能となる。
次いで、必要に応じて試薬含有液をヒータや送風機などの乾燥手段83を用いて試薬含有液を乾燥させた後に芯材84に積層シート8を巻き取って行く。最終的には、積層シート8に打ち抜き加工や切断加工を施すことにより、図1ないし図3に示したバイオセンサ1が得られる。なお、積層シート8の打ち抜きや切断は、芯材83に積層シート8を巻き取る前に、試薬含有液の塗布工程と同一の製造ライン上において行なってもよい。
このように、バイオセンサ1は、複数の材料ロール2A〜6Aを用いて形成することが可能であるため、いわゆるロール・ツゥ・ロールでの製造が可能である。そのため、バイオセンサ1は、製造方法に制約が少なく、また効率良くコスト的に有利に製造することが可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るバイオセンサについて、図5および図6を参照しつつ説明する。図5および図6においては、先に説明した本発明の第1の実施の形態と同等または実質的に同等な要素については、同一の符号を付してあり、以下における重複説明は省略する。
図5および図6に示したバイオセンサ1′は、カバーシート2′、電極シート3′、セパレータ4′、電極シート5′およびカバーシート6′を積層した形態を有するシート状に形成されている。
カバーシート2′、電極シート3′およびセパレータ4′は、互いに連通する貫通孔22′,30′,40′を有している。これらの貫通孔22′,30′,40′は、電極シート5′を露出させ、コネクタ80が電極シート5′に接触するのを許容するためのものである。
セパレータ4′、電極シート5′およびカバーシート6′は、互いに連通する貫通孔41′,50′,62′を有している。これらの貫通孔41′,50′,62′は、電極シート3′を露出させ、コネクタ81が電極シート3′に接触するのを許容するためのものである。
これらの電極シート3′,5′は、セパレータ4′に接着される面31′,51′が選択的に導電性を有するものとされている。すなわち、電極シート3′,5′は、面31′,51′においてコネクタ80,81と接触させられるため、面32′,52′については積極的に導電性を付与する必要はない。このような電極シート3′,5′は、絶縁性繊維クロスなどの多孔質体に対して、片面側にのみ導体膜を形成することにより形成することができる。
もちろん、電極シート3′,5′は、面31′,51′および面32′,52′を含めた全体に導体膜が形成されたものであってもよく、試薬部7が形成される領域およびコネクタ80,81が接触させられる領域を含めた所定の部分に導体膜が形成されたものであってもよい。
このようなバイオセンサ1′においても、試薬部7が形成される領域が多孔質であるから、試薬部7や試料と電極シート2′,4′やセパレータ3′との間の接触面積を大きく確保することが可能となる。その結果、バイオセンサ1′の出力ひいてはセンサ感度を向上させることが可能であり、測定精度を適切に確保しつつ、バイオセンサ1′の小型化に適切に対応することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係るバイオセンサについて、図7および図8を参照しつつ説明する。図7および図8においては、先に説明した本発明の第1の実施の形態と同等または実質的に同等な要素については、同一の符号を付してあり、以下における重複説明は省略する。
図7および図8に示したバイオセンサ1″は、カバーシート2″、電極シート3″、セパレータ4″、電極シート5″およびカバーシート6″を積層した形態を有するシート状に形成されている。
カバーシート2″、電極シート3″およびセパレータ4″は、互いに連通する貫通孔22″,30″,40″を有している。これらの貫通孔22″,30″,40″は、電極シート5″を露出させ、コネクタ81が電極シート5″に接触するのを許容するためのものである。
一方、電極シート3″は、カバーシート2″の貫通孔20によって露出させられている。これにより、電極シート3″にコネクタ80が接触するのが許容されている。すなわち、電極シート3″,5″は、カバーシート2″を介して露出している。そのため、分析装置においては、コネクタ80,81は、カバーシート2″側に並んで配置される。
電極シート3″は、セパレータ4″に接着される面31″とは反対側の面32″が選択的に導電性を有するものとされている。電極シート5″は、セパレータ4″に接着される面51″が選択的に導電性を有するものとされている。すなわち、電極シート3″,5″は、面32″,51″においてコネクタ80,81と接触させられるため、面31″,52″については積極的に導電性を付与する必要はない。このような電極シート3″,5″は、絶縁性繊維クロスなどの多孔質体の片面側にのみ導体膜を形成することにより多孔質に形成されている。また、面32″,51″について選択的に導電性を付与する場合には、面31″,52″に十分な絶縁性が得られる場合にはセパレータ4″を省略してもよい。
もちろん、電極シート3″,5″は、面31″,51″および面32″,52″を含めた全体に導電膜が形成されたものであってもよいし、試薬部7が形成される領域およびコネクタ80,81が接触させられる領域を含めた所定の部分に導電膜が形成されたものであってもよい。
このようなバイオセンサ1″においても、試薬部7が形成される領域が多孔質であるから、試薬部7や試料と電極シート2″,4″やセパレータ3″との間の接触面積を大きく確保することが可能となる。その結果、バイオセンサ1″の出力ひいてはセンサ感度を向上させることが可能であり、測定精度を適切に確保しつつ、バイオセンサ1″の小型化に適切に対応することができる。
本発明は、上述した実施の形態には限定されず種々に変更可能である。たとえばカバーシートに形成される貫通孔は、カバーシートの縁にまで連続して延びる孔部として形成してもよい。
また、バイオセンサにおける電極シートの数は、必ずしも2枚である必要はなく、たとえば試料として全血を使用するバイオセンサにおいては、ヘマトクリットの影響量を測定するための補正用の電極シートを備えていてもよい。さらには、電極は、必ずしもシート状に形成する必要はなく、適宜設計すればよい。

Claims (13)

  1. 試薬部と、1以上の電極と、を備えた分析用具であって、
    上記1以上の電極は、上記試薬部が形成された多孔質導体部を含んでいる、分析用具。
  2. 上記多孔質導体部は、多孔質体の表面および内表面の少なくとも一部に導体膜をコーティングしたものである、請求項1に記載の分析用具。
  3. 上記多孔質体は、絶縁性繊維メッシュクロスである、請求項2に記載の分析用具。
  4. 上記1以上の電極は、シート状に形成されている、請求項1に記載の分析用具。
  5. 上記1以上の電極は、第1および第2電極シートを含んでおり、
    上記第1および第2電極シートの間に介在する絶縁シートをさらに備えている、請求項4に記載の分析用具。
  6. 上記絶縁シートは、絶縁性繊維メッシュクロスである、請求項5に記載の分析用具。
  7. 上記第1および第2電極シートを間に介在させる第1および第2カバーシートをさらに備えており、かつ、上記第1カバーシート、上記第1電極シート、上記絶縁シート、上記第2電極シートおよび上記第2カバーシートを、この順序で積層した形態を有しており、
    上記第1および第2カバーシートのうちの少なくとも一方は、上記第1および第2電極シートを露出させるための孔部を有している、請求項4に記載の分析用具。
  8. 上記第1カバーシートには、上記第1電極シートを露出させるための孔部が形成されており、
    上記第2カバーシートには、上記第2電極シートを露出させるための孔部が形成されている、請求項7に記載の分析用具。
  9. 上記第1カバーシート、上記第1電極シートおよび上記絶縁シートには、上記第2電極シートを露出させるための孔部が形成されており、
    上記第2カバーシート、上記第2電極シートおよび上記絶縁シートには、上記第1電極シートを露出させるための孔部が形成されている、請求項7に記載の分析用具。
  10. 上記第1電極シートは、上記多孔質体における上記第2カバーシート側に対して選択的に上記導体膜が形成されたものであり、
    上記第2電極シートは、上記多孔質体における上記第1カバーシート側に対して選択的に上記導体膜が形成されたものである、請求項9に記載の分析用具。
  11. 上記第1カバーシート、上記第1電極シートおよび絶縁シートには、上記第2電極シートを露出させるための孔部が形成されており、
    上記第1カバーシートにはさらに、上記第1電極シートを露出させるための孔部が形成されている、請求項7に記載の分析用具。
  12. 上記試薬部の周りを囲むように疎水処理が施されている、請求項1に記載の分析用具。
  13. 上記試薬部が形成される部分に親水処理が施されている、請求項1に記載の分析用具。
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