JPWO2009047829A1 - Ip電話自動試験システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

IP電話端末装置が接続されるLAN群とそれらを結ぶインターネットからなるIP電話網において、まず、試験手順を指示する試験シナリオ情報に従って、IP電話自動試験制御装置から測定機器にそのネットワーク設定の変更指示が送信され、測定機器のネットワーク設定が変更される。その後、試験シナリオに基づいて、対向する測定機器又はIP電話機端末との間の試験手順(REGISTER手順、SIPシグナリング手順、試験パケット送信手順)が測定機器において実施される。そして、測定機器による試験手順の実行結果が試験結果情報として収集される。

Description

本発明は、IP電話ネットワーク上で、複数のSIPサーバ及び複数のレジストリサーバで構成されているIP電話網にあるIP電話端末装置を運用管理するネットワーク運用管理システムに関する。
VoIP(Voice Over IP )は、インターネット上で音声のやりとりを行うための技術である。最近普及の進んでいるIP電話は、従来の電話に相当するものを、VoIPとシグナリングを組み合わせてインターネット上で実現したものである。このシグナリングを実現するための代表的な技術がSIP(Session Initiation Protocol )であり、IP電話等の端末間で、音声や映像、テキストメッセージの交換などを行うために必要なセッションの生成、変更、切断を行うプロトコルである。SIPは、IETF(Internet Engineering Task Force )で標準化が行われ、RFC3261スタンダードトラックとして規定されている。SIPメッセージは、テキストで記述され、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やSMTP(Simple Message Transfer Protocol)を範として設計されたため、シンプルで拡張性が高く、インターネットと親和性が高いシグナリングプロトコルである。
SIPにおいては、IP電話端末は、そのアドレス情報及び認証処理がインターネット上で複数あるレジストリサーバのうちの何れかにて管理され、また、そのシグナリングの中継がインターネット上で複数あるSIPサーバのうちの何れかにて管理される。IP電話端末間のシグナリングメッセージは、1つ以上のSIPサーバ間をバケツリレー式に転送されて相手のIP電話顛末まで到達する。
従来より、VoIPネットワーク等のネットワーク上を流れるパケットの伝送品質(例えば、パケット損失率やパケット送受信時間)を測定することを目的として、任意のサービスを擬似する試験パケットを能動的に送信するアクティブ測定手法が提案されている(例えば、特許文献1)。
このようなアクティブ測定方式のうち、パケットの伝送品質測定を行う測定装置(例えば、プローブ)として、複数のプローブを任意の測定拠点に配置し、複数のプローブ間で試験用パケットを送受信して、パケットの伝送品質を測定する技術が知られている。
大規模ネットワークで複数のSIPサーバにてIP電話網が管理されている場合、企業ごとにIP電話網を管理するSIPサーバが分かれているケースが多い。このようなケースにおける従来のIPネットワーク品質測定試験の概要を、図1に示す。
図1では、IP電話試験制御装置100にて試験シナリオが投入される。その試験シナリオは測定機器に送信されることにより、測定条件が決定される。測定結果は、IP電話試験制御装置100に転送され、管理されるシステムとなっている。
この場合、各測定機器には固定のIPアドレス、及び電話番号が割り当てられる必要があり、各企業におかれているIP電話端末からどのSIPサーバにアクセスするかは、IP電話端末が設置されているエリアにより異なっている。このため、全てのエリアを対象に品質測定を行うためには、よりネットワーク的にIP電話端末に近い場所に測定機器を設置する必要があり、結果的に多くの測定機器が設置される状況となっている。
各測定対象のエリアの回線が集結する場所(例えばエッジルータや中継装置)に測定機器を設置し、測定対象エリアが変更になるたびに、設定情報を変更し使用する方法もある。しかしこの場合、測定機器において、擬似呼を発生させ品質測定を実施するためには、接続対象のレジストリサーバ、及びSIPサーバが変更となるたびに、測定機器のIPアドレス、IP電話番号、及びサーバ設定等を手動で設定した上で機器を再起動し、設定内容を反映しなおす、という保守作業を行う必要が出てくる。
このため、都度設定情報を変更する方式は、試験工数の増大、設定ミスなどの多発により、効率的な試験作業/運用が阻害されているという問題点を有している。
また、従来のネットワーク運用管理システムにおける音声品質測定方式の一例が、下記特許文献1に記載されている。この文献に記載された音声品質測定方式では、試験サーバから、発側又は着側のIP端末に接続されているスイッチに対して、接続先をバーチャルLANによって試験サーバに接続するように切替設定することにより、呼処理試験が実施される。
しかし、この従来技術では、スイッチにバーチャルLANを追加する専用の機能が必要であり、一般的なマルチベンダの既存網には採用することが困難であるという問題点を有している。また、バーチャルLANを介しての試験となるため、帯域・パケットルーティングが実トラヒックと異なり、実回線の品質測定を実施できていることにはならないという問題点を有している。
特開2007−60391号公報
本発明の課題は、測定機器のIPアドレス、IP電話番号、及びサーバ設定等を、その設置状況に従って自動変更可能とすることにある。
本発明は、IP電話端末装置が接続されるローカルエリアネットワーク群とそれらを結ぶインターネットからなるIP電話網に、測定機器とその測定機器による自動試験をインターネット経由で制御するIP電話自動試験制御装置とを接続して、IP電話網を試験する方法を前提とする。
本発明の態様において、まず、試験手順を指示する試験シナリオ情報に従って、IP電話自動試験制御装置から測定機器にそのネットワーク設定の変更指示が送信される。ネットワーク設定は、例えば、測定機器のIPアドレス、IP電話番号、測定機器をインターネット上に登録するレジストリサーバの識別情報(例えばURI)、又は測定機器のシグナリング(例えばSIP)を制御するシグナリングサーバの識別情報(例えばURI)である。
次に、その変更指示に基づいて測定機器のネットワーク設定が変更される。この場合に、測定機器が自動的に再起動されるように構成することができる。
続いて、ネットワーク設定の変更後に、試験シナリオに基づいて、対向する測定機器又はIP電話機端末との間の試験手順が測定機器において実施される。
そして、測定機器による試験手順の実行結果が試験結果情報として収集される。
上述の発明の構成において、試験手順は、測定機器をインターネット上のレジストリサーバに登録する手順を含み、その登録の成否が収集されることにより、レジストリサーバの生死確認試験が実施されるように構成することができる。
また、試験手順は、対向する測定機器又はIP電話機端末との間のシグナリング手順を測定機器に実行させる手順を含み、そのシグナリング手順の成否が収集されることにより、シグナリングリサーバ及び対向する測定機器又はIP電話機端末の生死確認試験が実施されるように構成することができる。
上述の本発明の構成によれば、従来の手段に比べて、上位に測定機器を設置することが可能となるため、使用する測定機器の台数を減らすことが可能となる。
また、本発明の構成によれば、測定機器のIPアドレス、IP電話番号、測定機器をインターネット上に登録するレジストリサーバのURI、又は測定機器のシグナリングを制御するSIPサーバ等のURI等の変更を自動で実施することが可能となるため、試験工数及び設定ミスなどが減少し、測定機器一台で多種の条件による品質測定、レジストリサーバの生死確認、及びSIPサーバの生死確認等を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、測定機器は、機器のIPを変更後に自発的に再起動を実施し、新しいIPアドレスを機器に対して自動で反映させることが可能となる。
本発明では、一般的なマルチベンダの既存網に対しても、測定機器を追加することのみで対応が可能であるため、導入が容易であり、実回線を使用した品質測定を実施できるため、適切な品質測定結果を得られるという点において、従来にない優れた効果を得ることができる技術である。
なお、前述した特許文献1は、測定装置からの接続先指定を自動的に変えて試験を実施することを目的としているが、本発明は、測定機器自体のIPアドレス、IP電話番号、及びサーバ設定等を試験シナリオに従って自動変更することにより、測定機器の使い回しを可能とする点が新規である。
従来のIPネットワーク品質測定試験の概要を示す図である。 本発明に係わるIP電話自動試験の概要を示す図である。 IP電話自動試験制御装置の構成図である。 対向する2つの測定機器間で自動試験が実施される場合の動作シーケンス図である。 INVITEメッセージの送信に対して着信側の測定機器から何らかのエラーメッセージが返却された場合の動作シーケンス図である。 INVITEメッセージの送信に対して着信側の測定機器から何の応答もない場合の動作シーケンス図である。 試験シナリオ情報の情報フォーマット例(測定機器間での試験が実施される場合)を示す図である。 試験シナリオ情報の情報フォーマット例(測定機器−IP電話機間での試験が実施される場合)を示す図である。 品質測定結果情報の情報フォーマット例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
なお、以下に示す実施形態は、本発明に係るIP電話自動試験手法をIP網などのネットワークと接続された品質測定装置に適用した場合について説明する。
図2は、本発明に係わるIP電話自動試験の概要を示す図である。
なお、図2においては、本発明に係わるIP電話自動試験手法を適用したIP電話自動試験制御装置200を示している。また、このIP電話自動試験制御装置200は、IPネットワーク上に設置されている測定機器201に対して、後述する測定シナリオの設定、及び測定結果の取得を行うものである。
まず、図2に示した各種装置の接続関係について説明する。
図2に示されるように、コアネットワーク206には、本発明に係わるIP電話自動試験手法を適用したIP電話自動試験制御装置200と、レジストリサーバ202(A〜C)と、SIPサーバ203(A〜C)とが接続されている。
コアネットワーク206に設けられた中継装置205配下には、各伝送路(図2の伝送路A〜E参照)を介して、中継装置204が階層的に接続されており、その配下の各エリアのエッジルータには電話機(たとえば、IP電話機)が接続されている。なお、各エリアの配下に収容される電話機のグループを、テナント/企業(図2において三角で示されている)と呼ぶことにする。
更に、各エリアにつながる中継装置204には、本発明に係わるIP電話自動試験手法を適用した測定機器201(α、β)が接続されている。
ここで、レジストリサーバ202(A〜C)とは、各エリア(図2のエリアa〜c参照)に存在するIP電話機の情報登録と、IP電話機の情報登録の認証を行う機能を有したサーバ装置である。
ここで、SIPサーバ203(A〜C)とは、SIP端末のアドレスを管理するデータベースを保有し、SIPを用いた電話通信を管理するサーバ装置である。
また、中継装置204、205とは、ゲートウェイやルータといった通信データの中継やルーティングをおこなう装置である。
このとき、テナント/企業Aの電話機は、情報を登録するためレジストリサーバA202に接続し、テナント/企業AのSIP端末のアドレスはSIPサーバA203に登録される。同様に、テナント/企業Bの電話機の情報は、レジストリサーバB202を介し、SIPサーバB203に登録される。同様に、テナント/企業Cの電話機の情報は、レジストリサーバC202を介し、SIPサーバC203に登録される。
このように、電話機の設置されるテナント/企業によって、接続されるレジストリサーバ及びSIPサーバが異なるため、品質測定の試験は、各テナント/企業ごとに実施する必要性が生じる。
図2に示されるように、各エリアに接続されている中継装置204には、本発明に係わるIP電話自動試験手法を適用した測定機器201がそれぞれ接続されており、測定機器201は、各テナント/企業配下に接続されている電話機と同等の機能を有し、レジストリサーバ202に向けてのREGISTERリクエスト、SIPメッセージの発行を行い、通話RTP(Real-time Transport Protocol)パケットの送受信を行う。
測定機器201は、SIPメッセージ、通話RTPパケットの送受信結果を、上位のIP電話自動試験制御装置200に随時通知する。
試験シナリオの内容が決定後、IP電話自動試験制御装置200が、試験シナリオを送信用、着信用となる測定機器201に送信し、IPアドレス、電話番号、接続先レジストリサーバの設定を行う。設定完了後、測定機器201は、新規のIPアドレスが設定されたため、自動的に再起動する機能を有する。
なお、測定機器201が任意の箇所に接続されたときに、IP電話自動試験制御装置200が測定機器201にネットワーク経由で情報を送れるようにするために、測定機器201にネットワーク接続可能なIPアドレスを手動で設定できるようにしてもよい。
測定機器201の起動完了後、送信用及び着信用の各測定機器201は、自身が接続すべきレジストリサーバ202へREGISTERリクエストを送信する。その後、送信用測定機器201は、IP電話自動試験制御装置200から送られてくる試験シナリオに沿って、SIPセッションを開始する。
図3は、IP電話自動試験制御装置200の構成図である。
図3に示されるように、IP電話自動試験制御装置200は、制御部300及び記憶部301を備えている。そして、制御部300は、試験シナリオ作成/送信部302と、品質管理部303とを備えており、記憶部301は、試験シナリオ情報304と、試験結果情報305とを記憶する。
試験シナリオ作成/送信部302は、試験対象となる測定機器201(図2)に対し、試験シナリオ情報304に基づく送信試験シナリオの作成、及び測定機器201への試験シナリオの送信を行う処理部である。
品質管理部303は、各測定機器201から返信される測定結果を受信し、測定結果情報305の情報を更新する処理部である。
次に、本発明の実施形態について、上述の構成に基づく動作について、図4〜図6の動作シーケンス図、及び図7〜図9の情報フォーマット図に基づいて説明する。
図4は、IP電話自動試験制御装置200による制御のもとで、対向する2つの測定機器201間で自動試験が実施される場合の動作シーケンス図である。なお、説明の簡単のため、発信側測定機器201と着信側測定機器201は、同じレジストリサーバA202及びSIPサーバA203に属すると仮定して説明する。これらが異なる場合には、図4のレジストリサーバA202及びSIPサーバA203は、発信側及び着信側で異なるものとなる。
まず、IP電話自動試験制御装置200内の試験シナリオ作成/送信部302が、記憶部301から試験シナリオ情報304を読出すことにより、試験シナリオを抽出する(ステップS401).
図7は、試験シナリオ情報304の情報フォーマット例を示す図である。この情報は、各試験シナリオに対応する各行毎に、発信側情報及び着信側情報それぞれ、発信側測定機器201の識別子、測定機器201のIPアドレス/URI、接続先レジストリサーバ202のURI、及び接続先SIPサーバ203のURIを保持し、更に、試験形式を示す情報、及び試験結果情報306(図3、後述する図9参照)へのリンク情報を保持する。
最初の試験シナリオの抽出(ステップS401)では、例えば図7の試験シナリオ701が抽出され実行される。
この試験シナリオ701に基づいて、試験シナリオ作成/送信部302は、まず、発信側の測定機器201として測定機器αに、REGISTER要求を出力する(ステップ402)。このREGISTER要求には、試験シナリオ701(図7)から抽出された測定機器αのIPアドレス/URI、接続先レジストリサーバA202のURI、及び接続先SIPサーバA203のURIが含まれ、これらが測定機器αにセットされる。
この時点で、IPアドレスが変更されたため、測定機器αは、自動的に再起動する。なお、IPアドレスを手動で設定する場合には、自動再起動は不要である。
その後、測定機器αは、自端末情報をレジストリサーバA202に登録させるために、下記のREGISTERリクエスト処理を実行する(ステップS403〜S407)。
まず、測定機器αは、それに設定された接続先レジストリサーバA202に対して、REGISTERリクエストを発行する(ステップS403)。
最初は認証が完了していないため、レジストリサーバA202は、例えばダイジェスト認証(Webブラウザなどで一般的に用いられている認証方法)を促すための、メッセージ番号401番のUnAuthorizedメッセージを、測定機器αに返す(ステップS404)。
これに対して、測定機器αは、自端末に関するダイジェスト認証の情報を付加したREGISTERリクエストを再度、レジストリサーバA202に対して発行する(ステップS405)。
レジストリサーバA202は、このREGISTERリクエストに基づいて測定機器αの認証を行い、認証に成功すると、上記REGISTERリクエストによって指定されているSIPサーバA203に対して、測定機器αのアドレス情報を登録する(ステップS406)。
その後、レジストリサーバA202は、登録成功を示す、メッセージ番号200番のOKメッセージを、測定機器αに返す(ステップS407)。特には図示していないが、この結果は同時に、IP電話自動試験制御装置200内の試験シナリオ作成/送信部302(図3)に転送される。
これにより、測定機器αの端末登録が完了する。
次に、試験シナリオ作成/送信部302(図3)は、試験シナリオ701に基づいて、着信側の測定機器201として測定機器βに、REGISTER要求を出力する(ステップ408)。このREGISTER要求には、試験シナリオ701(図7)から抽出された測定機器βのIPアドレス/URI、接続先レジストリサーバA202のURI、及び接続先SIPサーバA203のURIが含まれ、これらが測定機器βにセットされる。
この時点で、IPアドレスが変更されたため、測定機器βは、自動的に再起動する。なお、IPアドレスを手動で設定する場合には、自動再起動は不要である。
その後、測定機器βは、自端末情報をレジストリサーバA202に登録させるために、図4のステップS408〜S413に示されるREGISTERリクエスト処理を実行する。これらの処理は、測定機器αに関する、上述の図4のステップS403〜S407の各処理と全く同じであり、これにより、測定機器βの端末登録が完了する。
測定機器α及び測定機器βの端末登録が完了した後、試験シナリオ作成/送信部302(図3)は、測定機器αに、測定機器βとの間の音声品質試験を行うためのSIPセッションの開始を指示する試験シナリオを配布する(ステップS414)。
この結果、測定機器αは、下記のSIPセッション開始処理を実行する(ステップS414〜S420)。
まず、発信側の測定機器αは、着信側の測定機器βに対して、SIPメッセージの一つである。INVITEメッセージを送信する(ステップS415)。
このメッセージを受け取った測定機器βは、処理中であることを表すメッセージ番号100番のTryingメッセージ(ステップS416)、呼び出し中であることを表すメッセージ番号180番のRinginngメッセージ(ステップS417)、着信準備が完了したことを表すメッセージ番号200番のOKメッセージ(ステップS418)を、それぞれ発信側の測定機器αへ送信する。
そして、OKメッセージに対する応答メッセージであるACKメッセージを着信側の測定機器βが受信することで、SIPセッションが確立し、双方向の通話が可能となる。発信側の測定機器αは、IP電話自動試験制御装置200に対して、SIPセッションが確立されたことを示すイベントを送信する(ステップS420).
測定機器αと測定機器β間でのSIPセッションの確立後、例えば品質測定を行うために、測定機器αが受信している試験シナリオ(ステップS414)に基づいて、発信側・着信側間でのRTP試験パケットの送受信処理が実施される(ステップS421)。
この試験方式については、例えば特願2006−356487に記載のような、IPネットワークに配置された複数の測定機器間で試験用RTPパケットを対向する測定機器に送信する方式が適用できる。
上記の試験が終了すると、発信側の測定機器αは、着信側の測定機器βに対して、SIPセッションの終了を要求するBYEメッセージを送信する(ステップS422)。
そして、BYEメッセージに対する着信側の測定機器βからの応答メッセージであるOKメッセージを発信側の測定機器αが受信することで、SIPセッションが終了する(ステップS423)。
発信側の測定機器αは、試験の完了と試験結果を、IP電話自動試験制御装置200内の品質管理部303(図3)に送信する(ステップS424)。
IP電話自動試験制御装置200内の試験シナリオ作成/送信部302(図3)は、図7に示される試験シナリオ情報304から、次の試験シナリオ702を抽出し(ステップS425)、試験シナリオ701の場合と同じ制御を実施する。試験シナリオ702では、試験シナリオ701の場合とは逆に、発信側の測定機器201が測定機器βとされ、着信側の測定機器201が測定機器αとされて、音声品質試験が実施される。この動作は、図4のステップS402〜S424までの一連の処理と同様である。
以上のようにして、試験シナリオ作成/送信部302が、試験シナリオ情報304の行を順次読み込むことにより、試験対象を順次変更しながら自動試験を実施することができる。
図5は、図4のステップS415の、発信側の測定機器201から着信側の測定機器201に対するINVITEメッセージの送信に対して、着信側の測定機器201から何らかのエラーメッセージが返却された場合の動作シーケンス図である。図5では、メッセージ番号486番のBusyHereメッセージが返却されている。
発信側の測定機器201は、異常メッセージを、自端末内に持っている規定回数(図5の例では2回)を超えて受信した場合(ステップS501〜S506)、着信側の測定機器201が異常であると判断し、IP電話自動試験制御装置200に、SIPセッション確立失敗のイベントを送信する(ステップS507)。
仮に、図4のステップS416〜S418に示されるように、規定回数以内に正常メッセージが受信された場合には、正常と判断され処理が継続される。
図6は、図4のステップS415の、発信側の測定機器201から着信側の測定機器201に対するINVITEメッセージの送信に対して、着信側の測定機器201から何の応答もない場合の動作シーケンス図である。
発信側の測定機器201は、自端末内に持っているタイムアウト値を超えて反応がない場合には、INVITEメッセージ送信をリトライする(ステップS502)。
発信側の測定機器201は、上記リトライが自端末内に持っている規定回数(図6の例では2回)を超えて実行された場合、着信側の測定機器201が異常であると判断し、IP電話自動試験制御装置200に、SIPセッション確立失敗のイベントを送信する(ステップS604)。
仮に、図4のステップS416〜S418に示されるように、規定回数以内に正常メッセージが受信された場合には、正常と判断され処理が継続される。
図8は、発信側の測定機器201と着信側のIP電話機との間で疎通試験が実施される場合の試験シナリオ情報304のフォーマット例を示す図である。
IP電話機は試験パケットに対する応答ができないため、測定機器201とIP電話機の間では音声品質試験を指定することはできないが、REGISTERリクエストによるレジストリサーバ202の生死確認試験、SIPシグナリングによるSIPサーバ203の生死確認試験、及びIP電話機の生死確認試験は行うことが可能である。従って、この場合には、図4でステップS421を除いた動作シーケンスと、必要に応じて、図5又は図6の動作シーケンスが実行される。
なお、本発明に係わるIP自動試験手法では、対向する測定機器が存在しない場合でも、レジストリサーバ202とSIPサーバ203の生死確認を実施することが可能で、この手法は、障害時の問題切り分けの過程において有用なものとなる。
図9は、品質試験結果情報305(図3)の情報フォーマットを示す図である。
図9に示される品質試験結果情報305のリストは、発信側・着信側の測定機器201又はIP電話機の情報を記載するとともに、レジストリサーバ202、SIPサーバ203への接続結果、その他品質測定結果等について情報がリスト化されている。
各経路の結果を一覧で表示することにより、IPネットワークにおいて、どこが異常になっているかが一目で判別でき、障害切り分けを実施する際に有用である。
以上説明したように、本発明に係るIP電話自動試験システムを用いて、測定機器201を上位のIP網(よりIP電話機から遠くエリアがまとめられた中継装置上)に設置することにより、使用する測定機器201の台数を減らすことが可能で、測定機器201のIPアドレス、電話番号、接続先レジストリサーバ202、接続先SIPサーバ203等の変更を自動で実施することが可能となるため、試験工数及び設定ミスなどが減少する。また、測定機器一台で多種の条件による品質測定、レジストリサーバの生死確認、及びSIPサーバの生死確認を行うことが可能となる。このため、IP網における品質測定の方法として有用であり、特に、企業網により接続されるレジストリサーバ、SIPサーバが異なる環境に適している。

Claims (8)

  1. IP電話端末装置が接続されるローカルエリアネットワーク群とそれらを結ぶインターネットからなるIP電話網に、測定機器と該測定機器による自動試験を前記インターネット経由で制御するIP電話自動試験制御装置とを接続して、該IP電話網を試験する方法であって、
    試験手順を指示する試験シナリオ情報に従って、前記IP電話自動試験制御装置から前記測定機器にそのネットワーク設定の変更指示を送信する過程と、
    該変更指示に基づいて前記測定機器のネットワーク設定を変更する過程と、
    前記ネットワーク設定の変更後に、前記試験シナリオに基づいて、対向する前記測定機器又はIP電話機端末との間の試験手順を前記測定機器に実施させる過程と、
    前記測定機器による前記試験手順の実行結果を試験結果情報として収集する過程と、
    を含むことを特徴とするIP電話自動試験方法。
  2. 前記測定機器のネットワーク設定は、該測定機器のIPアドレス、IP電話番号、該測定機器を前記インターネット上に登録するレジストリサーバの識別情報、又は該測定機器のシグナリングを制御するシグナリングサーバの識別情報である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のIP電話自動試験方法。
  3. 前記試験手順は、前記測定機器を前記インターネット上のレジストリサーバに登録する手順を含み、
    該レジストリサーバへの登録の成否を収集することにより、前記レジストリサーバの生死確認試験を実施する過程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のIP電話自動試験方法。
  4. 前記試験手順は、対向する前記測定機器又はIP電話機端末との間のシグナリング手順を前記測定機器に実行させる手順を含み、
    該シグナリング手順の成否を収集することにより、前記シグナリングリサーバ及び対向する前記測定機器又はIP電話機端末の生死確認試験を実施する過程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のIP電話自動試験方法。
  5. 前記測定機器のネットワーク設定の変更後に、該測定機器を自動的に再起動する過程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のIP電話自動試験方法。
  6. IP電話端末装置が接続されるローカルエリアネットワーク群とそれらを結ぶインターネットからなるIP電話網に、測定機器と該測定機器による自動試験を前記インターネット経由で制御するIP電話自動試験制御装置とを接続して、該IP電話網を試験するシステムであって、
    前記IP電話自動試験制御装置内に設けられ、試験手順を指示する試験シナリオ情報に従って、前記測定機器にそのネットワーク設定の変更指示を送信する手段と、
    前記測定機器内に設けられ、前記ネットワーク設定の変更指示に基づいて前記測定機器のネットワーク設定を変更する手段と、
    前記測定機器内に設けられ、前記ネットワーク設定の変更後に、前記試験シナリオに基づいて、対向する前記測定機器又はIP電話機端末との間の試験手順を実施する手段と、
    前記IP電話自動試験制御装置内に設けられ、前記測定機器による前記試験手順の実行結果を試験結果情報として収集する手段と、
    を含むことを特徴とするIP電話自動試験システム。
  7. 請求項6に記載のIP電話自動試験制御装置。
  8. 請求項6に記載の測定機器。
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