JP6462783B2 - Ip−pbxシステム、ip−pbx設定自動化方法およびip−pbx設定自動化プログラム - Google Patents

Ip−pbxシステム、ip−pbx設定自動化方法およびip−pbx設定自動化プログラム Download PDF

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本発明は、IP(Internet Protocol)−PBX(Private Branch eXchange)システム、IP−PBX設定自動化方法およびIP−PBX設定自動化プログラムに関し、特に、SIP(Session Initiation Protocol)ネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えた構内電話システム(IP−PBX)におけるコンフィグレーション情報の設定技術に関する。
音声通話システムでは、近年、インターネット等を用いたベストエフォート型の音声通信網が主流になってきている。このような音声通信網は、IP電話システムと称され、構内電話網等のローカルネットワークにおいても、IP−PBXシステムとして構築されるようになってきている。
IP電話システムにおいては、個々の電話機の音声通話用のセッションの確立、終了、変更を管理するために、通常、SIP(Session Initiation Protocol)プロトコルに準拠したレジストレーション操作が用いられている。該SIPプロトコルを適用することにより、各通信サービス事業者(キャリア)ごとに、セッション内の通信プロトコルが異なる場合であっても、一つのIPネットワーク(SIPネットワーク)内において通信を行うことを可能にし、さらに、個々の電話機すなわちIP電話機やIP−PBXのようなローカルネットワークに関する認証についても、場所の如何によらず、端末側の操作により実施することを可能にしている。而して、IP電話システムにおいてSIPプロトコルを適用することは、任意の音声通信プロトコルを用いた音声通話を可能にするとともに、個々の電話機すなわちIP電話機やローカルネットワークをIPネットワーク内の任意の場所に移動させることも容易にしている。
つまり、例えば、音声通話を行う場合、通信サービス事業者ごとに異なる通信プロトコルのうち、個々のIP電話機(より一般的にはIP端末)が音声通話用のセッション内で使用する通信プロトコルや、個々のIP電話機自身や通話を管理するSIPサーバを識別するためのSIP URI(SIP Uniform Resource Identifier)等を選択して、コンフィグレーション情報として、ユーザのレジストレーション操作によって設定登録を行うことにより、前記SIPネットワークを介して、相互の通信が可能になるように構成されている。
また、ユーザエージェントとして、個々のIP電話機の代わりに、ローカルネットワークを構築するIP−PBXシステムを用いる場合においては、IP−PBXシステム内に設置したSIPゲートウェイ装置(SIP Gateway、以降、SIP−GWと記述する)を、各ユーザにて選択した通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバに接続して、SIPプロトコルを用いて通話接続を行っている。ここで、SIP−GWとSIPサーバとの間は、SIPメッセージにより、通信が行われるが、同じSIPメッセージ(例えば、登録要求用のREGISTERリクエストメッセージ、発呼要求用のINVITEリクエストメッセージなど)であっても、各通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバそれぞれの仕様によって、要求されるメッセージの内容が異なる。よって、ユーザは、それぞれが選択した通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバに合わせたSIPメッセージの送受信に対応することができるように、当該ユーザが使用するIP−PBXシステムのSIP−GWに対して、事前に、手動で、コンフィグレーション情報の設定登録を実施することが必要である。
ここで、SIP−GWへのコンフィグレーション情報の設定登録は、IP−PBXシステムの構築時(設置工事時)に(つまり、発呼要求用のINVITEリクエストメッセージの送出等、IP−PBXシステムとしての実運用を開始する以前に)、初期設定として、手順書を確認しながら、ユーザのネットワーク担当者や保守員が、手動で、IP−PBXシステムのSIP−GWに対して実施することが必要になる。しかし、コンフィグレーション設定登録に関する設定項目が多岐に亘るため、設定に時間がかかるなどの課題があった。また、手動のコンフィグレーション設定登録においては、設定ミスなどの人為的なミスが発生し易く、さらに、ミスに気付き難いという性質もあった。
なお、SIPサーバとSIP−GWとの間で送受するSIPメッセージにはアドレス情報としてSIP URIが含まれているが、通信サービス事業者(キャリア)によっては、該SIP URIに通信サービス事業者(キャリア)のドメイン名を使用している場合がある。したがって、かかる場合には、通信サービス事業者(キャリア)の特定と特定した通信サービス事業者(キャリア)に対応するコンフィグレーション情報の設定登録を自動化することは可能である。しかし、SIP URIとしてIPアドレスや通信サービス事業者(キャリア)以外の文字列を使用している通信サービス事業者(キャリア)もあるので、必ずしも、SIP URIをチェックすることによって設定登録を自動化することができるというものではない。
このため、コンフィグレーション情報は、通常、手動により設定登録されるが、手動による設定登録の際に、何らかの理由によって、IP電話機やIP−PBXシステムの通信プロトコルの登録やSIP URIの登録等のコンフィグレーション情報の設定登録を失敗してしまうと、当該IP電話機や当該IP−PBXシステムは、SIPネットワークを利用した音声通話ができなくなってしまい、運用上の支障が生じてしまう。
かかる事態を回避するために、コンフィグレーションの設定登録を自動化しようとするいくつかの提案がなされている。例えば、特許文献1の特開2005−323324号公報「メディア通信装置およびメディア通信プログラム」においては、クライアント端末間の通信を開始する際に、複数の通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なっている通信プロトコルを自動的に判別し、判別した通信プロトコルに従ったセッションを確立して、確立したセッションに基づいてメディア(文字情報、音声情報、画像情報、アプリケーション等)のパケットをクライアント端末間で送受信するという仕組みを提案している。
そして、該特許文献1においては、各通信サービス事業者の通信プロトコル(SIPメッセージ)を自動的に判別する方法として、以下の4つを挙げている。
(1)レスポンスメッセージの内容を解析する方法
(2)交信時のコールフローを解析する方法
(3)レスポンスメッセージに含まれるエラーコードを解析する方法
(4)サブスクライブリクエストを送信した際に得られる通信プロトコルのステートを解析する方法
しかし、該特許文献1における自動判別方法は、いずれも、メディアのパケット通信を行う際のプロトコルを判別する方法であって、通話相手のクライアント端末に発呼した以降すなわちSIPプロトコルのINVITEリクエストメッセージ(発呼:通信開始要求)の送信以降において実施するものであり、SIP−GWというゲートウェイ装置に適用する場合には、通信プロトコルの判定処理が遅過ぎるという問題がある。すなわち、ユーザエージェントとして、複数の内線IP端末を接続しているIP−PBXシステムに適用しようとする場合、IP−PBXシステムの外線接続機能を有するSIP−GWの初期設定として、内線IP端末からの外線発呼用のINVITEリクエストメッセージの送信に先立って、SIP−GW自身の登録/認証をSIPネットワーク(実際には、通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバ)に対して行うことが必要である。
それにも関わらず、前記特許文献1に記載の技術は、INVITEリクエストメッセージ送信以降において、通信サービス事業者(キャリア)の判別処理を実施することになるので、IP−PBXシステムには適用することができないという問題がある。
また、特許文献2の特開2008−258838号公報「電話システムおよびゲートウェイ装置」においては、パケット網への発信(INVITEリクエストメッセージ)に用いる自アドレス情報(SIP URI)の登録を、REGISTERリクエストメッセージを用いて、パケット網のSIPサーバに対して要求し、該登録の成否を管理するという仕組みを提案している。
すなわち、該特許文献2に記載の技術は、個々のIP電話機が自アドレス情報(SIP URI)をREGISTERリクエストメッセージによってSIPサーバに対して登録要求した場合の登録の成否を管理するというものであるが、異なる複数の通信サービス事業者(キャリア)の場合を対象としたものではなく、REGISTERリクエストメッセージそのものに含まれる要求内容に関して、通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なる仕様の内容を自動的に判定して設定するという技術ではない。
また、特許文献3の特開2012−085003号公報「SIP機器」においては、WAN(Wide Area Network例えば、インターネット)からのINVITEメッセージの送信先についてREGISTERリクエストメッセージを用いてあらかじめ登録することにより、WANからの不正アクセスを自動的に排除するという仕組みを提案している。
しかし、該特許文献3に記載の技術も、前記特許文献2の場合と同様に、REGISTERリクエストメッセージそのものに含まれる要求内容に関して、通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なる仕様の内容を自動的に判定して設定するという技術ではない。
特開2005−323324号公報 特開2008−258838号公報 特開2012−085003号公報
前述したように、本発明に関連する現状の技術においては、次のような課題がある。
すなわち、ローカルネットワークの外線接続用としてSIPゲートウェイ部(例えばSIP−GW)を備えたIP−PBXシステムを構築して、SIP−GW、SIPネットワークを経由して、通信サービス事業者(キャリア:例えばNTT、KDDI、等)のSIPサーバに接続し、他のクライアント端末との間の通信を開始しようとする場合、SIPサーバに対するSIPゲートウェイ部(例えばSIP−GW)の認証や通信に必要とされるパラメータすなわちコンフィグレーション情報が通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なっている。このため、本発明に関連する現状の技術においては、IP−PBXシステムの設置工事の際に、SIP−GWに対するコンフィグレーション情報の登録(REGIST)作業として、接続される通信サービス事業者(キャリア)ごとに、異なるコンフィグレーション情報を一つ一つ手動で設定することが必要になる。
したがって、設定に時間がかかるのみならず、設定ミスなどの人為的なミスが発生し易く、かつ、発生したミスにも気付き難いという問題があった。さらに、前記特許文献1〜3に記載されたような自動化技術に関しても、前述したように、IP−PBXシステムに対して適用することができないという問題があった。
(本発明の目的)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、SIPゲートウェイ部を備えたIP−PBXシステムにおいて、システムの構築時(設置工事時)に、該SIPゲートウェイ部のコンフィグレーション情報の設定登録を自動化することが可能なIP−PBXシステム、IP−PBX設定自動化方法およびIP−PBX設定自動化プログラムを提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明によるIP−PBXシステム、IP−PBX設定自動化方法およびIP−PBX設定自動化プログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明によるIP−PBXシステムは、
通信サービス事業者ごとのSIP(Session Initiation Protocol)サーバが配置されたSIPネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えたIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)システムにおいて、
前記SIPゲートウェイ部は、
前記SIPサーバとの間の通信および認証に必要とするコンフィグレーション情報を設定保管するためのコンフィグレーション設定情報保管エリアと、
前記SIPサーバに対して送信した認証情報無しのREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)に対する応答として該SIPサーバから返送されてきたエラー応答メッセージを解析して、該エラー応答メッセージに付加されているパラメータ情報に基づいて、当該SIPサーバの通信サービス事業者を特定し、特定した該通信サービス事業者の仕様に合致する認証用のコンフィグレーション情報を生成して、前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管するキャリア特定情報生成/解析手段と
を有し、
前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管された認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて、前記SIPサーバへの送信に用いる認証情報を生成して、生成した該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)を、再度、前記SIPサーバに対して送信して、前記SIPサーバから認証および登録成功の旨を示す応答メッセージを受信することにより、前記SIPネットワークを利用した通信が可能な状態に移行する
ことを特徴とする。
(2)本発明によるIP−PBX設定自動化方法は、
通信サービス事業者ごとのSIP(Session Initiation Protocol)サーバが配置されたSIPネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えたIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)システムにおいて、前記SIPゲートウェイ部のコンフィグレーション情報を自動的に設定するIP−PBX設定自動化方法であって、
前記SIPゲートウェイ部は、
前記SIPサーバとの間の通信および認証に必要とするコンフィグレーション情報を設定保管するためのコンフィグレーション設定情報保管エリアと、
前記SIPサーバに対して送信した認証情報無しのREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)に対する応答として該SIPサーバから返送されてきたエラー応答メッセージを解析して、該エラー応答メッセージに付加されているパラメータ情報に基づいて、当該SIPサーバの通信サービス事業者を特定し、特定した該通信サービス事業者の仕様に合致する認証用のコンフィグレーション情報を生成して、前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管するキャリア特定情報生成/解析ステップと
を有し、
前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管された認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて、前記SIPサーバへの送信に用いる認証情報を生成して、生成した該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)を、再度、前記SIPサーバに対して送信して、前記SIPサーバから認証および登録成功の旨を示す応答メッセージを受信することにより、前記SIPネットワークを利用した通信が可能な状態に移行する
ことを特徴とする。
(3)本発明によるIP−PBX設定自動化プログラムは、
通信サービス事業者ごとのSIP(Session Initiation Protocol)サーバが配置されたSIPネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えたIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)システムにおいて、前記SIPゲートウェイ部のコンフィグレーション情報を自動的に設定する、コンピュータによって実行可能なIP−PBX設定自動化プログラムであって、
前記SIPゲートウェイ部は、
前記SIPサーバとの間の通信および認証に必要とするコンフィグレーション情報を設定保管するためのコンフィグレーション設定情報保管エリアと、
前記SIPサーバに対して送信した認証情報無しのREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)に対する応答として該SIPサーバから返送されてきたエラー応答メッセージを解析して、該エラー応答メッセージに付加されているパラメータ情報に基づいて、当該SIPサーバの通信サービス事業者を特定し、特定した該通信サービス事業者の仕様に合致する認証用のコンフィグレーション情報を生成して、前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管するキャリア特定情報生成/解析処理機能と
を有し、
前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管された認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて、前記SIPサーバへの送信に用いる認証情報を生成して、生成した該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)を、再度、前記SIPサーバに対して送信して、前記SIPサーバから認証および登録成功の旨を示す応答メッセージを受信することにより、前記SIPネットワークを利用した通信が可能な状態に移行する
ことを特徴とする。
本発明のIP−PBXシステム、IP−PBX設定自動化方法およびIP−PBX設定自動化プログラムによれば、以下のような効果を奏することができる。
IP−PBXシステムの設置工事の際に、通信サービス事業者(キャリア)ごとのコンフィグレーション情報の設定を自動的に行うことができるので、ユーザは、外線接続時に、接続される通信サービス事業者(キャリア)がどの事業者であるかを意識することなく、通信を開始することが可能になる。また、IP−PBXシステムの設置工事期間の短縮を図ることも可能になる。
本発明に係るIP−PBXシステムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図1のIP−PBXシステムのSIPゲートウェイ部を構成するSIP―GWの内部構成の一例を示す機能ブロック図である。 図1のIP−PBXシステムの構築時においてSIP−GWとSIPサーバとの間で行われるメッセージのやり取りの一例を説明するためのシーケンスチャートである。 SIPサーバから応答として返送される401エラーレスポンスに付加されるWWW−Authenticateヘッダの情報が通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なった情報からなっていることを説明するためのテーブルである。 図4に例示した各通信サービス事業者(キャリア)に関するWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報の有無を示すキャリア別パラメータテーブルの設定例を示すテーブルである。 図4に例示した各通信サービス事業者(キャリア)に関するWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報の有無および該パラメータ情報の設定値の条件(パラメータ条件)を示すキャリア別パラメータテーブルの設定例を示すテーブルである。 現状の技術におけるSIP―GWの内部構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明によるIP−PBXシステム、IP−PBX設定自動化方法およびIP−PBX設定自動化プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるIP−PBXシステムおよびIP−PBX設定自動化方法について主に説明するが、かかるIP−PBX設定自動化方法をコンピュータにより実行可能なIP−PBX設定自動化IP−PBX設定自動化プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、IP−PBX設定自動化プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。また、以下の各図面に付した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではないことも言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、接続先の通信サービス事業者(キャリア)ごとの異なるコンフィグレーション情報をIP−PBXシステム内のSIP(Session Initiation Protocol)ゲートウェイ部例えばSIP−GW(SIP Gateway:外線接続用として、PBX機能を有する交換機に外付け(外部接続)しているSIPゲートウェイ装置)に自動的に設定登録することを可能にしていることを主要な特徴としている。
より具体的に説明すると、以下の通りである。すなわち、IP−PBXシステムの構築時(すなわち設置工事時)において、該IP−PBXシステム内に配置したSIPゲートウェイ部例えばSIP−GWから、まず、SIPネットワークに配置されている通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバに対して送信した認証情報無しの登録/認証要求(REGISTERリクエストメッセージ)に対して、該SIPサーバから返信されてくる応答(エラー応答メッセージ)を、SIPゲートウェイ部例えばSIP−GWにおいて解析することにより、該当する通信サービス事業者(キャリア)を特定することを、本発明は主要な特徴としている。
そして、通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なるパラメータのうち、特定した当該通信サービス事業者(キャリア)において認証に必要とされるパラメータを、返信されてきた応答(エラーメッセージ)の中から取り出して、認証用のコンフィグレーション情報として、当該通信サービス事業者(キャリア)の仕様に適合した形式でSIPゲートウェイ部例えばSIP−GWに自動的に設定することを、本発明は主要な特徴としている。
そして、SIPゲートウェイ部例えばSIP−GWから、今度は、認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて生成した認証情報を付加した状態で、登録/認証要求(REGISTERリクエストメッセージ)を前記SIPサーバに対して再度送信し、前記SIPサーバの登録/認証を得ることにより、通信を開始することを可能にしていることを、本発明は主要な特徴としている。
而して、ユーザエージェントとしてIP−PBXシステムの設置工事を行う際に、設置工事期間を短縮することができるとともに、ユーザは、外線接続時に、接続される通信サービス事業者(キャリア)がどの事業者であるかを意識することなく、通信を開始することが可能になるという効果が得られる。
(本発明の実施形態の構成例)
次に、本発明の実施形態に係るIP−PBXシステムの構成例について説明する。本実施形態に係るIP−PBXシステムは、外線接続時にSIP(Session Initiation Protocol)ネットワークを介して通信を行うためのSIPゲートウェイ部として、SIPゲートウェイ装置(以下、SIP−GWと称する)を、PBX(Private Branch eXchange)機能を有する交換機に外付け(外部接続)した形式で備えている。そして、IP−PBXシステムの構築時において、前述したように、該SIP−GWは、各通信サービス事業者(キャリア)が運営するSIPネットワーク内のSIPサーバそれぞれへ送信した登録/認証要求(REGISTERリクエストメッセージ)に対する該SIPサーバからの応答メッセージを解析することにより、当該SIPサーバの通信サービス事業者(キャリア)を特定し、該通信サービス事業者(キャリア)に適合したパラメータの設定を自動的に行うように構成されている。
図1は、本発明に係るIP−PBXシステムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。図1に示すように、IP−PBXシステム1は、交換機10、SIP−GW11、PC(Personal Computer)12を少なくとも含んで構成されている。そして、交換機10は、内線側については、LAN(Local Area Network)5を介して、n台(n:正整数)の内線用のIP端末21、…、IP端末2nと接続されていて、IP端末21、…、IP端末2n相互間の内線接続を制御する他、IP端末21、…、IP端末2nそれぞれのSIP−GW11を経由した外線接続の制御も行う。ここで、交換機10は、PBX(Private Branch eXchange)機能を有しており、ローカルネットワークを形成する構内交換機である。また、IP端末21、…、IP端末2nは、IP(Internet Protocol)プロトコルに準拠した通信プロトコルを用いて音声通信を行うことができる電話端末である。
また、交換機10の外線側にはSIP−GW11が接続されていて、該SIP−GW11はSIPネットワーク2に接続されている。そして、SIP−GW11は、外線側のSIPネットワーク2と内線側のLAN5との間で相互のプロトコル変換を行い、IP端末21、…、IP端末2nをSIPネットワーク2に接続する機能を備えている。SIPネットワーク2には、通信サービス事業者(キャリア)それぞれが専用に運営するSIPサーバ3が接続されていて、SIPネットワーク2に係わる呼は、SIPメッセージのSIP URI(SIP Uniform Resource Identifier)に基づいて、SIPサーバ3により制御される。
また、SIPネットワーク2には、IP−PBXシステム1の内線側のIP端末21、…、IP端末2nそれぞれの外線側の通話相手となる各種端末も接続されているが、図1には、代表して、電話端末4が接続されている様子を示している。ただし、IP端末21、…、IP端末2nの外線側の通話相手は、電話端末4に限るものではなく、別のグループに属するIP−PBXシステムであっても良いし、携帯端末やPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)等の音声通話機能を備えた複合端末であっても構わない。
次に、図2は、図1のIP−PBXシステム1のSIPゲートウェイ部を構成するSIP―GW11の内部構成の一例を示す機能ブロック図であり、コンフィグレーション情報の設定機能を中心にして例示している。図2に示すように、SIP−GW11は、交換機I/F110、コンフィグレーション設定入出力I/F111、コンフィグレーション設定情報保管エリア112、SIPメッセージ送受信I/F113、受信SIPメッセージ解析部114、送信SIPメッセージ生成部115、キャリア特定情報生成/解析部116、および、キャリア別パラメータテーブル117を少なくとも含んで構成される。
交換機I/F110は、交換機10との間の外線接続用の接続インタフェースを司る機能ブロックであり、コンフィグレーション設定入出力I/F111は、PC12との間でコンフィグレーション情報の設定に関するやり取りを行うインタフェースを司る機能ブロックである。コンフィグレーション設定情報保管エリア112は、コンフィグレーション設定入出力I/F111を介してPC12から入力される通信用のコンフィグレーション情報(例えば、当該SIP−GW11のIPアドレス、接続先のSIPサーバ3のIPアドレス、当該SIP−GW11に割り付けられたユーザID、パスワード、等)を保管するエリアである。さらに、コンフィグレーション設定情報保管エリア112は、SIPサーバ3から受信した401エラーメッセージ(認証失敗応答メッセージ)に含まれている認証用のパラメータを、SIPメッセージ送受信I/F113、受信SIPメッセージ解析部114、キャリア特定情報生成/解析部116を介して、受け取って、認証用のコンフィグレーション情報として、保管する機能ブロックでもある。
また、SIPメッセージ送受信I/F113は、SIPネットワーク2との間でSIPメッセージ(REGISTERリクエストメッセージ、INVITEリクエストメッセージ、401エラーメッセージ、200OKレスポンスメッセージ、等)を送受信するインタフェースを司る機能ブロックである。受信SIPメッセージ解析部114は、SIPメッセージ送受信I/F113を介して、SIPネットワーク2から受信したSIPメッセージを解析する機能ブロックである。送信SIPメッセージ生成部115は、コンフィグレーション設定情報保管エリアに保管されているコンフィグレーション情報、および、交換機I/F110を介して交換機10側から送信されてくるデータを、SIPメッセージ送受信I/F113を介して、SIPネットワーク2に送信するSIPメッセージとして生成する機能ブロックである。
また、キャリア特定情報生成/解析部116、および、キャリア別パラメータテーブル117は、本発明に特有の機能として、現状の技術におけるSIP−GWに対して新たに追加した機能ブロックである。キャリア特定情報生成/解析部116は、SIPメッセージ送受信I/F113、受信SIPメッセージ解析部114を介して、SIPネットワーク2のSIPサーバ3から受信した401エラーメッセージに認証に必要な情報として含まれているパラメータ(RFC3621勧告のWWW−Authenticateヘッダ内パラメータ)の有無情報を、キャリア別パラメータテーブル117と照合した結果に基づいて、該SIPサーバ3の通信サービス事業者(キャリア)を特定する機能ブロックである。
キャリア別パラメータテーブル117は、通信サービス事業者(キャリア)ごとに、WWW−Authenticateヘッダ内パラメータの有無を示す情報を設定登録しているテーブルである。なお、WWW−Authenticateヘッダ内パラメータは、通信サービス事業者(キャリア)ごとにそれぞれ異なる値が割り当てられており、かつ、該パラメータの有無の組み合わせについても、通信サービス事業者(キャリア)ごとにそれぞれ異なっている。
参考のために、現状の技術におけるSIP−GWの内部構成について説明しておく。図7は、現状の技術におけるSIP―GWの内部構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、現状の技術におけるSIP−GW11Aにおいては、図2に示したキャリア特定情報生成/解析部116およびキャリア別パラメータテーブル117の機能ブロックを有していないので、通信サービス事業者(キャリア)を自動的に識別する機能を備えていない。したがって、現状の技術におけるSIP−GW11Aの場合は、認証要求や発呼要求等を行う動作に先立って、通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバ3の仕様に適合するSIPメッセージを生成するために必要とするコンフィグレーション情報を、全て、PC12への人手を介した入力に基づいて、コンフィグレーション設定情報保管エリア112に設定登録することが必要になる。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1、図2に示したIP−PBXシステム1およびSIP−GW11の動作について、その一例を詳細に説明する。まず、IP−PBXシステム1の構築時において、IP−PBXシステム1内のSIP−GW11を、SIPネットワーク2に配置されているSIPサーバ3(通信サービス事業者(キャリア)それぞれに専用の通信用サーバ)に接続して、SIP−GW11とSIPサーバ3との間で行う登録/認証用のメッセージ(SIPメッセージ)のやり取りについて、図3のシーケンスチャートを用いて、説明する。図3は、IP−PBXシステム1の構築時においてSIP−GW11とSIPサーバ3との間で行われるメッセージのやり取りの一例を説明するためのシーケンスチャートであり、REGISTERリクエストメッセージに関する登録/認証動作のフローの一例を示している。
図3に示すシーケンスチャートにおいて、IP−PBXシステム1の構築時に、まず、SIP−GW11からSIPネットワーク2上の各SIPサーバ3に対して、認証情報を付加していない状態で、ユーザエージェントクライアント(UAC:User Agent Client)であるSIP−GW11の登録/認証を要求するメッセージすなわちREGISTERリクエストメッセージを送信する(シーケンスSeq1)。通信サービス事業者(キャリア)は、それぞれ、自社専用のSIPサーバ3をSIPネットワーク2上に配置しており、ユーザエージェントクライアントからのREGISTERリクエストメッセージ(登録/認証要求メッセージ)に対する登録/認証処理を実施している。
SIPサーバ3は、認証情報を付加していない状態のREGISTERリクエストメッセージを受信すると、当該ユーザエージェントクライアントに関する認証情報を必要とする旨の応答メッセージ(権限不足:Unauthorizedのエラーメッセージ)すなわち401エラーレスポンスを、送信元のSIP−GW11に対して返送する(シーケンスSeq2)。
ここで、該401エラーレスポンスには、当該SIPサーバ3において認証に必要とする情報(RFC3621勧告に規定のWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報)を付加して返送する。各通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバ3において認証に必要な情報(WWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報)は、図4のテーブルに示すように、通信サービス事業者(キャリア)ごとに、必要とするパラメータの組み合わせが異なるとともに、同じパラメータであっても設定値自体も異なる情報からなっている。図4は、SIPサーバ3から応答として返送される401エラーレスポンスに付加されるWWW−Authenticateヘッダの情報が通信サービス事業者(キャリア)ごとに異なった情報からなっていることを説明するためのテーブルである。
つまり、図4には、認証に必要な情報として、WWW−Authenticateヘッダ内パラメータ41に示すように、以下に示す7個のパラメータそれぞれに関して、通信サービス事業者(キャリア)42に例示するように、キャリアA、キャリアB、キャリアC、キャリアDの4社における設定例を示している。なお、該7個のパラメータは、RFC3621勧告に認証用として規定された7個のパラメータであり、「Realm」(認証名)、「domain」(完全URIリスト)、「nonce」(SIPサーバ3生成の使い捨てトークン)、「opaque」(ユーザ定義用文字列)、「stale」(ユーザID、パスワードのハッシュ正常性)、「algorithm」(暗号方式)、「qop」(保護レベル)の7個である。
図4に例示するように、例えば、通信サービス事業者(キャリア)が、キャリアAの場合は、「domain」、「opaque」、「qop」の3個のパラメータは認証に使用しないパラメータであり、また、キャリアBの場合は、「domain」、「stale」、「algorithm」の3個のパラメータは認証に使用しないパラメータである。また、パラメータ「Realm」や「nonce」は、全ての通信サービス事業者(キャリア)において認証用として必須のパラメータであるが、それぞれの設定値は互いに異なった情報からなっている。
図3のシーケンスチャートの説明に戻って、SIP−GW11は、SIPサーバ3から401エラーレスポンスを受け取ると、当該SIPサーバ3において認証に必要とする情報として、該401エラーレスポンスに付加されているWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報を解析することにより、当該SIPサーバ3の通信サービス事業者(キャリア)を特定する。さらに、特定した当該SIPサーバ3の通信サービス事業者に対する接続ユーザID、認証パスワードの他に、受け取った401エラーレスポンスに付加されている認証に必要な情報(WWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報)に基づいて、当該SIPサーバ3に対するRFC3621勧告に規定された認証情報を生成し、生成した該認証情報が付加されたREGISTERリクエストメッセージを作成して、当該SIPサーバ3に対して、再度、送信する(シーケンスSeq3)。
SIPサーバ3は、SIP−GW11から認証情報が付加されたREGISTERリクエストメッセージを受信すると、付加されている認証情報が、当該SIPサーバ3において必要とする所望の認証情報であるか否かを確認し、所望の認証情報であった場合には、送信元のSIP−GW11の登録/認証を行うとともに、登録/認証を成功裏に行った旨を示す登録成功応答メッセージすなわち200OKレスポンスメッセージを、送信元のSIP−GW11に対して返送する(シーケンスSeq4)。
以上の図3のシーケンスチャートおよび図4のテーブルに関する説明を、図2に示したSIP−GW11の機能ブロック図を参照する形で、さらに詳細に説明する。
まず、IP−PBXシステム1の構築時に、SIP−GW11の初期設定として、外線接続時に接続する各通信サービス事業者(キャリア)それぞれにおいて認証に必要とするコンフィグレーション情報に関する有無情報すなわちRFC3621勧告準拠のWWW−Authenticateヘッダ内の各パラメータの有無情報を、キャリア別パラメータテーブル117にあらかじめ設定登録する。認証に必要とするコンフィグレーション情報すなわちWWW−Authenticateヘッダ内の各パラメータの有無情報の組み合わせは、前述したように、各通信サービス事業者(キャリア)それぞれにおいて異なっているので、キャリア別パラメータテーブル117の設定登録情報は、通信サービス事業者(キャリア)識別用の情報として利用することができる。
さらに、SIP−GW11をSIPネットワーク2に接続する前に、SIP−GW11のコンフィグレーション設定入出力I/F111に接続されているPC12から、人手を介して、SIPネットワーク2上に配置されている各通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバ3に関するIPアドレス、SIP−GW11自身のIPアドレス、各通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバ3へ接続するために各通信サービス事業者(キャリア)から通知されているユーザID、認証パスワード、のそれぞれに関するコンフィグレーション情報を入力する。SIP−GW11は、コンフィグレーション設定入出力I/F111に入力されたコンフィグレーション情報を、SIP−GW11のコンフィグレーション設定情報保管エリア112に保管する。
次に、SIP−GW11をSIPネットワーク2に接続すると、SIP−GW11は、SIPネットワーク2に配置されている接続先のSIPサーバ3の通信サービス事業者(キャリア)に関する情報を取得するために、コンフィグレーション設定情報保管エリア112に保管されているSIPサーバ3への接続用のコンフィグレーション情報(SIP−GW自身のIPアドレスや接続先のSIPサーバ3のIPアドレス等)を使用して、送信SIPメッセージ生成部115において、SIPサーバ3に対する登録/認証要求用のREGISTERリクエストメッセージ(認証情報付加無し)を作成する。そして、作成した該REGISTERリクエストメッセージ(認証情報付加無し)を、SIPメッセージ送受信I/F113に渡す。SIPメッセージ送受信I/F113は、受け取ったREGISTERリクエストメッセージ(認証情報付加無し)を、SIPネットワーク2を介して、SIPサーバ3に対して送信する(図3のシーケンスSeq1)。
SIPサーバ3は、SIP−GW11からのREGISTERリクエストメッセージ(認証情報付加無し)を受信すると、受け取ったREGISTERリクエストメッセージに認証情報が付加されていないため、当該SIPサーバ3において認証に必要とする情報(WWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報)を付加した401エラーレスポンスを、送信元のSIP−GW11に対して返送する(図3のシーケンスSeq2)。
SIP−GW11は、SIPサーバ3から返送されてきた401エラーレスポンスをSIPメッセージ送受信部113において受信すると、受信した401エラーレスポンスを受信SIPメッセージ解析部114に引き渡す。受信SIPメッセージ解析部114は、解析結果として、SIPメッセージ送受信部113から引き渡された情報が401エラーレスポンスであることを識別すると、キャリア特定情報生成/解析部116に、該401エラーレスポンスを引き継ぐ。
キャリア特定情報生成/解析部116は、受け取った該401エラーレスポンスに付加されている情報を取り出して、図4のWWW−Authenticateヘッダ内パラメータ41に例示した7個の各パラメータに関する情報が含まれているか否かを確認する。そして、パラメータが存在している場合には、当該パラメータの存在を示すフラグとして‘1’を設定していく。全てのパラメータに関する確認が終了すると、キャリア特定情報生成/解析部116は、401エラーレスポンスのパラメータの有無に関して設定したフラグ情報を、キャリア別パラメータテーブル117に通信サービス事業者(キャリア)識別用の情報として通信サービス事業者(キャリア)ごとにあらかじめ設定しているパラメータ有無情報と比較する。
図5は、図4に例示した各通信サービス事業者(キャリア)に関するWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報の有無を示すキャリア別パラメータテーブル117の設定例を示すテーブルである。図5のキャリア別パラメータテーブル117に示すように、キャリアA、キャリアB、キャリアC、キャリアDの4社の通信サービス事業者(キャリア)ごとに、図4に示した例においてWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータが存在している場合には、キャリア別パラメータテーブル117内の該当する位置に、フラグとして、‘1’を設定し、パラメータが存在していない場合には、キャリア別パラメータテーブル117内の該当する位置に、‘0’を設定している。
キャリア特定情報生成/解析部116は、401エラーレスポンスのパラメータの有無に関して設定したフラグ情報とキャリア別パラメータテーブル117との間の各パラメータの有無に関する比較結果に基づいて、SIPサーバ3の通信サービス事業者(キャリア)を特定する。そして、特定した通信サービス事業者(キャリア)のSIPメッセージ仕様に合わせて、該401エラーレスポンスに付加されている認証に必要な情報(WWW−Authenticateヘッダの情報)を、認証用のコンフィグレーション情報として、コンフィグレーション設定情報保管エリア112に保管する。
しかる後、SIP−GW11は、再度、SIPサーバ3の通信サービス事業者(キャリア)に対して登録/認証を要求するために、送信SIPメッセージ生成部115を起動する。送信SIPメッセージ生成部115は、キャリア特定情報生成/解析部116により追加して保管した認証用のコンフィグレーション情報と、初期設定としてPC12を経由して人手により設定しておいた接続用(通信用)のコンフィグレーション情報との双方を、コンフィグレーション設定情報保管エリア112から読み出す。
そして、送信SIPメッセージ生成部115は、コンフィグレーション設定情報保管エリア112から読み出した情報に基づいて、特定した通信サービス事業者(キャリア)仕様に合致する認証情報を作成することにより、該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージを生成して、SIPメッセージ送受信I/F113に渡す。SIPメッセージ送受信I/F113は、受け取ったREGISTERリクエストメッセージ(認証情報付加有り)を、SIPネットワーク2を介して、SIPサーバ3に対して送信する(図3のシーケンスSeq3)。
SIPサーバ3は、SIP−GW11からのREGISTERリクエストメッセージ(認証情報付加有り)を受信すると、受信したREGISTERリクエストメッセージに所望の認証情報が付加されているか否かを確認して、所望の認証情報が付加されていた場合には、送信元のSIP−GW11の登録/認証を行うとともに、認証成功の旨を示す応答メッセージすなわち200OKレスポンスメッセージを、送信元のSIP−GW11に対して返送する(図3のシーケンスSeq4)。
而して、SIP−GW11のコンフィグレーション情報の設定が完了し、以降、IP−PBXシステム1に接続されているIP端末21、…、IP端末2nは、SIPサーバ3の通信サービス事業者(キャリア)を介して、例えば、SIPネットワーク2に接続されている電話端末4との間の外線接続を行い、互いに音声通話を行うことができる状態になる。
なお、前述したように、図7に示した現状の技術におけるSIP−GW11Aにおいては、図2に示したキャリア特定情報生成/解析部116およびキャリア別パラメータテーブル117の機能ブロックを有していないので、通信サービス事業者(キャリア)を自動的に特定する機能を備えていない。また、現状の技術におけるSIP−GW11Aの場合は、通信サービス事業者(キャリア)のSIPサーバ3の仕様に適合するSIPメッセージを生成するためのコンフィグレーション情報の設定を行おうとする際に、全て、PC12への人手を介した入力に基づいて、コンフィグレーション設定情報保管エリア112に設定登録することが必要になっていた。
これに対して、本発明の一実施形態として図2に示したSIP−GW11は、キャリア特定情報生成/解析部116およびキャリア別パラメータテーブル117の機能ブロックを有し、SIPサーバ3からのレスポンスメッセージに基づいて、自動的に、通信サービス事業者(キャリア)を特定して、該通信サービス事業者(キャリア)の仕様に適合したコンフィグレーション情報を設定することができる。その結果、SIP−GW11に、あらかじめ人手により設定する必要があるコンフィグレーション情報は、SIPサーバ3との間の接続用(通信用)の情報のうち、SIPサーバ3およびSIP−GW11のIPアドレス、ユーザID、パスワード程度であり、その他の情報や認証に必要な情報は、必要に応じて、自動的に設定することができる。
また、本発明の一実施形態として図2に示したSIP−GW11において、通信サービス事業者(キャリア)識別用の情報として利用するキャリア別パラメータテーブル117に関しては、図5に示した場合に限るものではない。例えば、通信サービス事業者(キャリア)を特定するための特定情報として、図5に示したようなWWW−Authenticateヘッダ内の各パラメータの有無に関する情報だけではなく、各パラメータの設定値に関してパラメータ条件に合致しているか否かという情報をさらに含めても良い。図6は、図4に例示した各通信サービス事業者(キャリア)に関するWWW−Authenticateヘッダ内のパラメータ情報の有無および該パラメータ情報の設定値の条件(パラメータ条件)を示すキャリア別パラメータテーブル117の設定例を示すテーブルである。
図6に示すキャリア別パラメータテーブル117においては、パラメータ条件として、WWW−Authenticateヘッダ内の各パラメータのうち、「nonce」(使い捨てトークン)パラメータに関し、トークンの桁数も含めて確認する例を示し、また、「opaque」(ユーザ定義用文字列)パラメータに関し、設定値の有無も含めて確認する例を示している。
つまり、図6のキャリア別パラメータテーブル117を用いることにより、以下のように、通信サービス事業者(キャリア)をより的確に特定することができる。つまり、図4に例示したように、キャリアA、キャリアB、キャリアC、キャリアDのそれぞれは、「nonce」の桁数が16桁、31桁、32桁、40桁と互いに異なっているので、「nonce」の桁数に関するパラメータ条件を図6のキャリア別パラメータテーブル117に設定することにより、通信サービス事業者(キャリア)を特定するためのより有効な情報として利用することが可能である。
また、図4に例示したように、キャリアBとキャリアCとは、「opaque」のパラメータは双方とも有りの情報であるが、キャリアBの場合の設定値は、“auth”であり、パラメータ条件として設定値が存在し、キャリアCの場合は、“”であり、パラメータ条件として設定値が無しの状態にある。したがって、「opaque」の設定値の有無に関するパラメータ条件を図6のキャリア別パラメータテーブル117に設定することにより、通信サービス事業者(キャリア)を特定するためのより有効な情報として利用することが可能である。
なお、図1に示した構成例においては、SIPネットワーク2に接続するためのSIPゲートウェイ部の機能を、PBX機能を有する交換機10に対して外付け(外部接続)したSIP−GW11(SIPゲートウェイ装置)に備えている場合を示したが、本発明は、かかる場合に限るものではない。例えば、前記SIPゲートウェイ部の機能を、交換機10(PBX)内に内蔵して構成するようにしても良い。かくのごとく交換機10内にSIPゲートウェイ部の機能を内蔵して構成する場合は、図2に示したSIP−GW11に備えている各機能ブロックが、交換機10内に備えられる構成になることは言うまでもない。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
1 IP−PBXシステム
2 SIPネットワーク
3 SIPサーバ
4 電話端末
5 LAN
10 交換機
11 SIP−GW
11A SIP−GW
12 PC(Personal Computer)
21 IP端末
2n IP端末
110 交換機I/F
111 コンフィグレーション設定入出力I/F
112 コンフィグレーション設定情報保管エリア
113 SIPメッセージ送受信I/F
114 受信SIPメッセージ解析部
115 送信SIPメッセージ生成部
116 キャリア特定情報生成/解析部
117 キャリア別パラメータテーブル

Claims (10)

  1. 通信サービス事業者ごとのSIP(Session Initiation Protocol)サーバが配置されたSIPネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えたIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)システムにおいて、
    前記SIPゲートウェイ部は、
    前記SIPサーバとの間の通信および認証に必要とするコンフィグレーション情報を設定保管するためのコンフィグレーション設定情報保管エリアと、
    前記SIPサーバに対して送信した認証情報無しのREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)に対する応答として該SIPサーバから返送されてきたエラー応答メッセージを解析して、該エラー応答メッセージに付加されているパラメータ情報に基づいて、当該SIPサーバの通信サービス事業者を特定し、特定した該通信サービス事業者の仕様に合致する認証用のコンフィグレーション情報を生成して、前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管するキャリア特定情報生成/解析手段と
    を有し、
    前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管された認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて、前記SIPサーバへの送信に用いる認証情報を生成して、生成した該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)を、再度、前記SIPサーバに対して送信して、前記SIPサーバから認証および登録成功の旨を示す応答メッセージを受信することにより、前記SIPネットワークを利用した通信が可能な状態に移行する
    ことを特徴とするIP−PBXシステム。
  2. 前記SIPゲートウェイ部は、
    前記エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無を、前記通信サービス事業者を特定するための特定情報として、各前記通信サービス事業者ごとにあらかじめ設定登録したキャリア別パラメータテーブル
    をさらに有し、
    前記SIPサーバから前記エラー応答メッセージを受け取った際に、当該エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無を、前記キャリア別パラメータテーブルにあらかじめ設定登録されている前記特定情報と比較することにより、前記キャリア特定情報生成/解析手段において、前記SIPサーバの通信サービス事業者を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のIP−PBXシステム。
  3. 前記SIPゲートウェイ部は、
    前記エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無および各該パラメータの設定値に関するパラメータ条件を、前記通信サービス事業者を特定するための特定情報として、各前記通信サービス事業者ごとにあらかじめ設定登録したキャリア別パラメータテーブル
    をさらに有し、
    前記SIPサーバから前記エラー応答メッセージを受け取った際に、当該エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無および各該パラメータの設定値に関するパラメータ条件を、前記キャリア別パラメータテーブルにあらかじめ設定登録されている前記特定情報と比較することにより、前記キャリア特定情報生成/解析手段において、前記SIPサーバの通信サービス事業者を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のIP−PBXシステム。
  4. 前記SIPゲートウェイ部の前記キャリア特定情報生成/解析手段において解析する前記エラー応答メッセージの前記パラメータ情報は、RFC3621勧告に規定のWWW−Authenticateヘッダ内パラメータである
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のIP−PBXシステム。
  5. 前記SIPゲートウェイ部を、PBX機能を有する交換機内に内蔵する形で構成するか、または、該交換機と外部接続したSIPゲートウェイ装置として構成する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のIP−PBXシステム。
  6. 通信サービス事業者ごとのSIP(Session Initiation Protocol)サーバが配置されたSIPネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えたIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)システムにおいて、前記SIPゲートウェイ部のコンフィグレーション情報を自動的に設定するIP−PBX設定自動化方法であって
    記SIPサーバとの間の通信および認証に必要とするコンフィグレーション情報を設定保管するステップと
    前記SIPサーバに対して送信した認証情報無しのREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)に対する応答として該SIPサーバから返送されてきたエラー応答メッセージを解析して、該エラー応答メッセージに付加されているパラメータ情報に基づいて、当該SIPサーバの通信サービス事業者を特定し、特定した該通信サービス事業者の仕様に合致する認証用のコンフィグレーション情報を生成して、前記コンフィグレーション情報を設定保管するコンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管するキャリア特定情報生成/解析ステップと
    を有し、
    前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管された認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて、前記SIPサーバへの送信に用いる認証情報を生成して、生成した該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)を、再度、前記SIPサーバに対して送信して、前記SIPサーバから認証および登録成功の旨を示す応答メッセージを受信することにより、前記SIPネットワークを利用した通信が可能な状態に移行する
    ことを特徴とするIP−PBX設定自動化方法。
  7. 記エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無を、前記通信サービス事業者を特定するための特定情報として、各前記通信サービス事業者ごとにキャリア別パラメータテーブルにあらかじめ設定登録するステップ
    をさらに有し、
    前記SIPサーバから前記エラー応答メッセージを受け取った際に、当該エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無を、前記キャリア別パラメータテーブルにあらかじめ設定登録されている前記特定情報と比較することにより、前記キャリア特定情報生成/解析ステップにおいて、前記SIPサーバの通信サービス事業者を特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のIP−PBX設定自動化方法。
  8. 記エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無および各該パラメータの設定値に関するパラメータ条件を、前記通信サービス事業者を特定するための特定情報として、各前記通信サービス事業者ごとにキャリア別パラメータテーブルにあらかじめ設定登録するステップ
    をさらに有し、
    前記SIPサーバから前記エラー応答メッセージを受け取った際に、当該エラー応答メッセージに付加されている前記パラメータ情報を構成する各パラメータの有無および各該パラメータの設定値に関するパラメータ条件を、前記キャリア別パラメータテーブルにあらかじめ設定登録されている前記特定情報と比較することにより、前記キャリア特定情報生成/解析ステップにおいて、前記SIPサーバの通信サービス事業者を特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のIP−PBX設定自動化方法。
  9. 記キャリア特定情報生成/解析ステップにおいて解析する前記エラー応答メッセージの前記パラメータ情報は、RFC3621勧告に規定のWWW−Authenticateヘッダ内パラメータである
    ことを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載のIP−PBX設定自動化方法。
  10. 通信サービス事業者ごとのSIP(Session Initiation Protocol)サーバが配置されたSIPネットワークに接続するためのSIPゲートウェイ部を備えたIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)システムにおいて、前記SIPゲートウェイ部のコンフィグレーション情報を自動的に設定する、コンピュータによって実行可能なIP−PBX設定自動化プログラムであって
    記SIPサーバとの間の通信および認証に必要とするコンフィグレーション情報を設定保管する機能と
    前記SIPサーバに対して送信した認証情報無しのREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)に対する応答として該SIPサーバから返送されてきたエラー応答メッセージを解析して、該エラー応答メッセージに付加されているパラメータ情報に基づいて、当該SIPサーバの通信サービス事業者を特定し、特定した該通信サービス事業者の仕様に合致する認証用のコンフィグレーション情報を生成して、前記コンフィグレーション情報を設定保管するコンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管するキャリア特定情報生成/解析処理機能と
    を有し、
    前記コンフィグレーション設定情報保管エリアに設定保管された認証用の前記コンフィグレーション情報に基づいて、前記SIPサーバへの送信に用いる認証情報を生成して、生成した該認証情報を付加したREGISTERリクエストメッセージ(認証/登録要求メッセージ)を、再度、前記SIPサーバに対して送信して、前記SIPサーバから認証および登録成功の旨を示す応答メッセージを受信することにより、前記SIPネットワークを利用した通信が可能な状態に移行する
    ことを特徴とするIP−PBX設定自動化プログラム。
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