JPWO2009028577A1 - 光学式読み取りコードの形成方法および分析用具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、複数の凹部36をパターン形成することにより所望とする光学式読み取りコードを形成する方法に関する。複数の凹部36は、コード形成対象面3Aにレーザ光を照射することにより形成される。コード形成対象面3Aは、たとえば分析用具1の表面3Aである。コード形成対象面3Aは、可視光を透過させることが可能な透光性を有するものである。レーザ光は、赤外領域にピーク波長を有するものである。光学式読み取りコードは、分析用具1の特性に関する情報を識別するためのものである。

Description

本発明は、複数の凹部をパターン形成することにより所望とする光学式読み取りコードを形成する方法、および光学式読み取りコードを有する分析用具に関する。
分析用具は、試料中の特定成分を分析するために用いられている。この分析用具には、分析用具のロットNO.や検査項目などといった検査に必要な情報を、凹凸やバーコードなどの光学式読み取りコードにより付与されることがある。
その一例として、ディスク型の分析用具において、光学式読み取りコードとしてのフォーマットを、表面および裏面のうちの少なくとも一方に、情報に対応した凹凸として形成したものがある(たとえば特許文献1参照)。フォーマットは、たとえばディスクを射出成形する際などに形成される。より具体的には、フォーマットは、情報に対応した凹凸を予め形成したおいた金型を用いて樹脂成形を行なうことにより、ディスクを成形する際に同時に作りこむことができる。
しかしながら、樹脂成型の際に凹凸を形成する方法では、金型の形状が固定されているために分析用具を製造する前に決定されている情報しか付与できない。そのため、分析用具の製造後に把握される情報、たとえば分析用具の感度、ロットNO.、製造日あるいは使用期限に関する情報については、分析用具に付与することができない。
また、分析用具の製造前に決定される特性に関する情報、たとえば検査項目に関する情報であっても、その情報にについて変更が生じた場合には、新たに金型を形成する必要が生じる。そのため、分析用具に付与すべき情報が変更される毎に金型の変更が必要となりコスト的に不利となる。そればかりか、金型の形成は比較的に時間がかかるため、分析用具に付与すべき情報の変更に対して即座に対応することが困難な場合もある。
特開平3−225278号公報
本発明は、分析用具などの対象物の製造後に把握される情報についても対象物に付与することができ、対象物に付与すべき情報に変更があった場合であっても、コスト的に有利かつ容易に対応できるようにすることを課題としている。
本発明の第1の側面では、複数の凹部をパターン形成することにより所望とする光学式読み取りコードを形成する方法であって、上記複数の凹部は、コード形成対象面にレーザ光を照射することにより形成される、光学式読み取りコードの形成方法が提供される。
コード形成対象面は、たとえば可視光を透過させることが可能な透光性を有するものであり、レーザ光は、たとえば赤外領域にピーク波長を有するものである。この場合のコード形成対象面は、たとえばポリメチルメタクリレート(PMMA)などのアクリル系樹脂、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、あるいはポリスチレン(PS)により構成される。
上記凹部は、たとえばスポット形状、あるいは複数のスポットが連なった形状に形成される。
コード形成対象面は、たとえば分析用具の表面である。
分析用具は、たとえば基板と、基板に積層されたカバーと、を有するものである。この場合、複数の凹部は、基板またはカバーのうちの少なくとも一方に1または複数の流路を形成した後に形成される。
本発明の第2の側面では、基板にカバーが積層され、かつ光学式読み取りコードが形成された分析用具であって、上記光学式読み取りコードは、複数の凹部がパターン形成されたものであり、上記各凹部は上記基板または上記カバーに形成されている、分析用具が提供される。
上記各凹部は、たとえば底面の表面粗さが周辺部の表面粗さに比べて大きい。
上記凹部は、たとえばスポット形状、あるいは複数のスポットが連なった形状とされる。
凹部は、たとえば分析用具の周縁部に形成される。
本発明の第1の側面における分析用具および本発明の第2の側面に係る分析用具は、たとえば中心部から周縁部に向けて放射状に延びる複数の流路を有している。この場合、光学式読み取りコードは、各流路に対応させた複数の個別コードを含んでいてもよい。
光学式読み取りコードは、たとえば分析用具の特性に関する情報を識別するためのものである。
本発明の第2の側面に係る分析用具において、複数の凹部は、たとえばレーザ光を照射することにより形成されたものである。
本発明に係る分析用具の一例であるマイクロデバイスの全体斜視図である。 図1に示したマイクロデバイスにおける基板の平面図である。 図2に示した基板の要部を拡大して示した平面図である。 図4Aは図3のIVa−IVa線に沿う断面に相当する分析用具の断面図であり、図4Bは図3のIVb−IVb線に沿う断面に相当する分析用具の断面図である。 図5Aおよび図5Bは、図1に示したマイクロデバイスにおける試料の移動状態を説明するための模式図である。 図1に示したマイクロデバイスにおけるカバーの要部を示す平面図である。 図6のIIV−IIV線に沿う断面図である。 図1に示したマイクロデバイスにおける光学式読み取りコードの形成方法を説明するための要部を示す斜視図である。 図1に示したマイクロデバイスにおける光学式読み取りコードの形成方法を説明するための要部を示す断面図である。
符号の説明
1 マイクロデバイス(分析用具)
21 流路
3A (カバーの)表面(コード形成対象面)
33 光学式読み取りコード
36 凹部
36A (凹部の)底面
以下、本発明に係る分析用具の一例に相当するマイクロデバイスおよび光学式読み取りコードの形成方法について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示したマイクロデバイス1は、光学的手法により試料を分析する際に利用されるものであり、分析装置(図示略)に装着して使用するものである。このマイクロデバイス1は、使い捨てとして構成されており、基板2およびカバー3を備えている。
図2ないし図4に示したように、基板2は、全体として円盤状に形成されており、受液部20、複数の流路21、および共通流路22を備えている。
受液部20は、各流路21に導入する試料を保持するためのものであり、基板2の中央部において、円柱状の凹部として形成されている。
複数の流路21は、毛細管力により試料を移動させるためのものであり、全体として放射状に設けられている。各流路21は、主流路23および分岐流路24を有している。
主流路23は、反応セル25を有するものであり、共通流路22に繋がっている、この主流路23は、共通流路22の気体を外部に排出することにより毛細管力が作用するように構成されている。この反応セル25は、試料と試薬とを反応させる場を提供するとともに、測光エリアとして機能する部分であり、その内部に試薬層26が設けられている。
試薬層26は、たとえばアルカリフォスファターゼ(ALP)、グルコース(Glu)、乳酸脱水素酵素(LDH)、アルブミン(Alb)、総ビリルビン(T−Bil)、無機リン(IP)、尿酸(UA)、尿素窒素(BUN)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(GOT)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(GPT)、クレアチンホスホキナーゼ(CPK)、アミラーゼ(Amy)、ガンマグルタミルトランスペプチターゼ(GGT)、クレアチニン(Cre)、総タンパク(TP)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、フルクトサミン(FRA)、総コレステロール(T−Cho)、高比重コレステロール(HDL−Cho)、あるいはトリグリセライド中性脂肪(TG)を分析するのに適合するものとして形成されている。この試薬層26は、試料と接触したときに溶解する固体状に形成されており、分析すべき特定成分の種類に応じて、発色剤、電子伝達物質、酸化還元酵素、界面活性剤、あるいは防腐剤などをさらに含んだものとされる。
分岐流路24は、反応セル25の手前まで試料を供給する状態を達成するためのものであり、反応セル25の若干上流側に位置する分岐部分27において、主流路21から分岐している。この分岐流路24は、図4Aに示したように後述するカバー3における分岐流路用排気口31に連通している。
図2に示したように、共通流路22は、主流路23の内部の気体を排出する際に利用されるものであり、基板2の円周に環状に形成されている。この共通流路22は、図4Bに示したように主流路23および後述するカバー3における共通流路用排気口32に連通している。
基板2は、たとえばポリメチルメタクリレート(PMMA)などのアクリル系樹脂、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、あるいはポリスチレン(PS)といった透明な樹脂材料を用いた樹脂成型により形成される。この樹脂成型では、金型の形状を工夫することにより、受液部20、複数の流路21、および共通流路22が同時に作り込まれる。
図1および図4に示したように、カバー3は、全体として透明な円盤状に形成されており、試料導入口30、複数の分岐流路用排気口31、共通流路用排気口32および光学式読み取りコード33を有している。
試料導入口30は、試料を導入する際に利用されるものであり、貫通孔として形成されている。試料導入口30は、カバー3の中央部において、基板2の受液部20の直上に位置するように形成されている。
各分岐流路用排気口31は、対応する分岐流路24に連通する貫通孔として形成されている。各共通流路用排気口32の上部開口は、シール材34によって塞がれている。
図5Aに示したように、受液部20に試料Sを保持させた状態においてシール材34に開口を形成した場合には、主流路23における分岐部分27よりも上流側および分岐流路24が外部と連通し、これらの部分に毛細管力が作用する。そのため、受液部20の試料Sは、主流路23の上流側を移動した後に分岐流路24に導入される。その結果、試料Sは、反応セル25の直近において停止した状態となる。
図1および図4に示したように、共通流路用排気口32は、主流路23の内部の気体を排出するためのものであり、貫通孔として形成されている。共通流路用排気口32は、基板2における共通流路21の所定位置の直上に位置するように形成されており、シール材35により上部開口が塞がれている。
図5Bに示したように、シール材35に開口を形成した場合には、主流路23における分岐部分27よりも下流側が外部と連通し、この部分に毛細管力が作用する。そのため、反応セル25の直近にまで達していた試料Sは、反応セル25に導入される。その結果、反応セル25においては、試薬層26が試料Sにより溶解させられ、試料Sの目的成分と試薬とが反応する。試料S中の目的成分と試薬とが反応生成物は、公知の測光機構により検出され、その検出結果に基づいて、目的成分が分析される。
カバー3は、たとえばポリメチルメタクリレート(PMMA)などのアクリル系樹脂、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、あるいはポリスチレン(PS)といった透明な樹脂材料を用いた樹脂成型により形成される。この樹脂成型では、金型の形状を工夫することにより、試料導入口30、複数の分岐流路用排気口31、および共通流路用排気口32が同時に作り込まれる。
図6および図7に示した光学式読み取りコード33は、マイクロデバイス1の特性に関する情報を識別するためのものである。マイクロデバイス1の特性に関する情報としては、検査項目、検査時間(反応時間)、流路NO.、使用期限、製造日、製造場所、ロットNO.、抜き取り検査後の特性(たとえば感度)などを挙げることができる。
光学式読み取りコード33は、カバー3の周縁部において、複数の凹部36として形成されている。光学式読み取りコード33は、各流路21に対する個別の情報、たとえば流路NO.、あるいは検査項目、検査時間に関する情報が必要な場合には、それらの流路21ごとの個別コードを含むものとして形成される。複数の凹部36は、平面視円形(スポット形状)または長円形(複数のスポットが連なった形状)であり、全体として2重に環状に配置されている。このようにしてカバー3の周縁部に複数の凹部36(光学式読み取りコード33)を形成するようにすれば、カバー3におけるデッドスペースを有効に利用し、マイクロデバイス1が大型化することを抑制することができる。
もちろん、複数の凹部36は、1重の環状に配置してもよく、3重以上の環状に配置してもよく、また非環状、たとえば直線状あるいはマトリクス状に並ぶように配置してもよい。
図7に示したように、凹部36は、たとえば幅Wが100〜10000μm、深さDが100〜2000μmとされる。この凹部36はまた、少なくとも底面36Aにおける算術平均粗さRaは、たとえば0.05〜100μmに設定される。このような表面粗さの底面36Aは、通常の樹脂成型により得られる表面34よりも粗いものとなる。そのため、光照射により光学式読み取りコード33(凹部36)を読み取る場合には、凹部36(底面36A)とカバー3の表面3Aとでは反射状態が異なったものとなるため、凹部36を適切に認識することが可能となり、光学式読み取りコード33の誤読み取りが発生することを抑制することができる。
このような複数の凹部36を含む光学式読み取りコード33は、図8および図9に示したようにレーザ加工により形成することができる。より具体的には、マイクロデバイス1におけるカバー3の周縁部にレーザ光出射装置4を位置合わせした状態において、マイクロデバイス1を周方向に回転させつつ、レーザ光の出射状態を制御することにより、環状に並んだ複数の凹部36が形成される。複数の凹部36は、スポット形状、または複数のスポットが連なった形状とされる。さらに、レーザ光出射装置4を半径方向の内方側に移動させた後、マイクロデバイス1を回転させつつレーザ光を照射することにより、環状に並んだ複数の凹部36がもう一重形成され、図6に示した光学式読み取りコード33をされる。
レーザ光出射装置4としては、カバー3に光吸収のある波長、たとえばカバー3をアクリル系樹脂などの透明樹脂により形成する場合には、赤外光(たとえば波長が1〜10.6μm)を出射可能なもの、たとえばCOレーザが使用される。また、アクリル系樹脂などの透明樹脂に対して赤外光により、幅Wが100〜10000μm、深さDが100〜2000μm、粗さRa0.05〜100μmの凹部36として光学式読み取りコード33を形成する場合には、たとえばレーザパワーが5〜100W、スポット径が100〜10000μmに設定される。
このようにしてレーザ光の照射により凹部36として光学式読み取りコード33を形成する方法では、マイクロデバイス1の形成後であっても、光学式読み取りコード33を形成することができる。すなわち、マイクロデバイス1の製造後に決定される情報、たとえば分析用具の感度、ロットNO.、製造日あるいは使用期限に関する情報についても、マイクロデバイス1に対して適切に付与することが可能となる。また、マイクロデバイス1の製造前に決定される特性に関する情報、たとえば検査項目に関する情報についても、マイクロデバイス1の製造後にマイクロデバイス1に付与すればよい。そのため、マイクロデバイス1の製造前に決定される特性に関する情報についての変更が生じた場合であっても、レーザ光源4からのレーザ光の出射パターンを変更するだけで対応することができる。すなわち、樹脂成型により光学式読み取りコードとしての凹部を形成する場合のように、変更前の金型の廃棄し、また新たな金型を作成する必要がないために、廃棄物を低減することができるとともにコスト的に有利となるばかりか、情報の変更に即座に対応することができる。
もちろん、本発明は、上述した実施の形態には限定されず、種々に変更可能である。たとえば、本発明に係る分析用具は、複数の流路が放射状に設けられたマイクロデバイスに限らず、その他の形態の分析用具であってもよい。
また、光学式読み取りコードは、カバーに限らず、基板の裏面に形成してもよい。
さらに、本発明に係る光学式読み取りコードの形成方法は、マイクロデバイスなどの分析用具に限らず、その他の対象物に対しても適用することができる。
その一例として、ディスク型の分析用具において、光学式読み取りコードとしてのフォーマットを、表面及び裏面のうちの少なくとも一方に、情報に対応した凹凸として形成したものがある(たとえば特許文献1参照)。フォーマットは、たとえばディスクを射出成形する際などに形成される。より具体的には、フォーマットは、情報に対応した凹凸を予め形成しおいた金型を用いて樹脂成形を行なうことにより、ディスクを成形する際に同時に作りこむことができる。
また、分析用具の製造前に決定される特性に関する情報、たとえば検査項目に関する情報であっても、その情報について変更が生じた場合には、新たに金型を形成する必要が生じる。そのため、分析用具に付与すべき情報が変更される毎に金型の変更が必要となりコスト的に不利となる。そればかりか、金型の形成は比較的に時間がかかるため、分析用具に付与すべき情報の変更に際して即座に対応することが困難な場合もある。
本発明に係る分析用具の一例であるマイクロデバイスの全体斜視図である。 図1に示したマイクロデバイスにおける基板の平面図である。 図2に示した基板の要部を拡大して示した平面図である。 図4Aは図3のIVa−IVa線に沿う断面に相当する分析用具の断面図であり、図4Bは図3のIVb−IVb線に沿う断面に相当する分析用具の断面図である。 図5Aおよび図5Bは、図1に示したマイクロデバイスにおける試料の移動状態を説明するための模式図である。 図1に示したマイクロデバイスにおけるカバーの要部を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図1に示したマイクロデバイスにおける光学式読み取りコードの形成方法を説明するための要部を示す斜視図である。 図1に示したマイクロデバイスにおける光学式読み取りコードの形成方法を説明するための要部を示す断面図である。

Claims (17)

  1. 複数の凹部をパターン形成することにより所望とする光学式読み取りコードを形成する方法であって、
    上記複数の凹部は、コード形成対象面にレーザ光を照射することにより形成される、光学式読み取りコードの形成方法。
  2. 上記コード形成対象面は、可視光を透過させることが可能な透光性を有するものであり、
    上記レーザ光は、赤外領域にピーク波長を有するものである、請求項1に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  3. 上記凹部は、スポット形状に形成される、請求項1に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  4. 上記凹部は、複数のスポットが連なった形状に形成される、請求項1に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  5. 上記コード形成対象面は、分析用具の表面である、請求項1に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  6. 上記分析用具は、基板と、上記基板に積層されたカバーと、を有しており、
    上記複数の凹部は、上記基板または上記カバーのうちの少なくとも一方に1または複数の流路を形成した後に形成される、請求項5に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  7. 上記分析用具は、円盤状のものであり、
    上記凹部は、上記分析用具の周縁部に形成される、請求項6に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  8. 上記複数の流路は、中心部から周縁部に向けて放射状に延びており、
    上記光学式読み取りコードは、上記各流路に対応させた複数の個別コードを含んでいる、請求項7に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  9. 上記光学式読み取りコードは、上記分析用具の特性に関する情報を識別するためのものである、請求項6に記載の光学式読み取りコードの形成方法。
  10. 基板にカバーが積層され、かつ光学式読み取りコードを備えた分析用具であって、
    上記光学式読み取りコードは、複数の凹部がパターン形成されたものである、分析用具。
  11. 上記各凹部は、底面の表面粗さが周辺部の表面粗さに比べて大きい、請求項10に記載の分析用具。
  12. 上記凹部は、スポット形状のものを含んでいる、請求項11に記載の分析用具。
  13. 上記凹部は、複数のスポットが連なった形状のものを含んでいる、請求項11に記載の分析用具。
  14. 円盤状の分析用具であって、
    上記凹部は、周縁部に形成されている、請求項11に記載の分析用具。
  15. 中心部から周縁部に向けて放射状に延びる複数の流路を有しており、
    上記光学式読み取りコードは、上記各流路に対応させた複数の個別コードを含んでいる、請求項14に記載の分析用具。
  16. 上記光学式読み取りコードは、上記分析用具の特性に関する情報を識別するためのものである、請求項14に記載の分析用具。
  17. 上記複数の凹部は、レーザ光を照射することにより形成されたものである、請求項10に記載の分析用具。
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