JPWO2009028101A1 - 信号出力装置、信号出力方法及び信号出力プログラム - Google Patents

信号出力装置、信号出力方法及び信号出力プログラム Download PDF

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Abstract

映像データのフレーム数が少ない場合でも、一定品質を保つ映像を視聴者に提供することを課題とする。信号出力装置は、入力された画像データに基づいて映像信号を出力する信号出力部26と、画像データを記憶する記憶部24と、記憶部24に記憶された、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしているかを検出する検出部23と、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしていない場合、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たすように、新たなフレームをひとまとまりの画像データに追加し、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データを信号出力部26に入力するデータ作成部25と、を備える。

Description

本発明は、信号出力装置、信号出力方法及び信号出力プログラムに関する。
フレームレート変換方法として、隣接するフレームの間にフレームを追加する方法がある(特許文献1参照。)また、映像フレームの補間には、映画フィルムの24コマ映像を、1秒間に60フィールドのインターレース信号に変換する2−3プルダウン方式がある。そして、画像の動きをよりなめらかにするため、画素差分により移動量を判別し、2−3プルダウン方式の補間に適用する方法がある(特許文献2参照)。
特開2005−124201号公報 特開2006−165602号公報
従来、ワンセグ放送(1セグメント放送)を受信可能なチューナ及びアンテナが接続されたパーソナルコンピュータを用いて、ワンセグ放送を視聴することができる。この場合、放送局から送信される映像フレームをそのまま表示していた。
ワンセグ放送とは、地上ディジタル放送の1チャンネルあたりの帯域(6MHz)を13のセグメントに分け、そのうちの1セグメントを利用して提供される携帯・移動体向けの放送である。このワンセグ放送によって、テレビジョン番組の他、テキストデータや静止画データなどのコンテンツが提供される。
ワンセグ放送では、動画データの圧縮符号化方式としてH.264/AVC(レベル1.2、320x240または320x180、最小フレーム間隔1/15秒)が用いられている。したがって、最大15フレーム/秒で映像が表示されるが、この値は最大値である。放送局から送信される映像データ(画像データ)の映像フォーマットは、放送局のテレビジョン番組に依存する。そのため、12フレーム/秒で映像データが放送局から放送される場合がある。
15フレーム/秒で映像データが放送される場合と、12フレーム/秒で映像データが放送される場合とでは、表示される映像の見た目の品質が異なる。そのため、チャンネルが切り替えられた際、切り替わる前の映像と切り替わった後の映像とでは、見た目の品質が異なる場合がある。また、放送局が同じであっても、放送される映像の見た目の品質が異なる場合がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、映像データのフレーム数が少ない場合でも、一定品質を保つ映像を視聴者に提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、入力された画像データに基づいて映像信号を出力する信号出力部と、画像データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしているかを検出する検出部と、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしていない場合、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たすように、新たなフレームを前記ひとまとまりの画像データに追加し、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データを前記信号出力部に入力するデータ作成部と、を備える信号出力装置である。
本発明によれば、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たすように、新たなフレームを補間する。そして、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データに基づいて映像信号が出力されることにより、視聴者に違和感を与えない映像信号を出力することが可能となる。すなわち、ひとまとまりの画像データに新たなフレームを補間することで、一定品質を保つ映像信号を出力することが可能となる。
また、上記信号出力装置において、前記データ作成部は、前記フレームを複数の局所領域に分割し、連続するフレームの局所領域の移動量を算出し、局所領域の移動量が最大となる2つのフレームを検出し、これら2つのフレームの間に前記新たなフレームを追加するようにしてもよい。
データ作成部が、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームを複数の局所領域に分割することで、連続するフレームの局所領域の移動量を算出することが可能となる。そして、データ作成部が、局所領域の移動量が最大となる2つのフレームを検出することで、視聴者に違和感を与える映像箇所に新たなフレームを追加することが可能となる。
また、上記信号出力装置において、前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームと、前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームとに基づいて作成されてもよい。前記2つのフレームの何れか一方のフレームと、前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームとは、連続するフレームである。この連続するフレームを参照することにより、フレームが連続して欠落しているひとまとまりの画像データに新たなフレームを補間することができるため、一定品質を保つ映像を提供することが可能となる。
また、上記信号出力装置において、前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームの局所領域及び前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームの局所領域の移動量と移動方向に基づいて作成されてもよい。前記2つのフレームの何れか一方のフレームと、前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームとは、連続するフレームである。この連続するフレームの局所領域の移動量と移動方向に基づいて、フレームが連続して欠落しているひとまとまりの画像データに新たなフレームを補間することができるため、一定品質を保つ映像を提供することが可能となる。
また、上記信号出力装置において、前記画像データは動画であり、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームを、前記動画を構成する最小単位構造とすることが好ましい。
また、本発明は、コンピュータその他の装置、機械等が上記いずれかの処理を実行する方法であってもよい。また、本発明は、コンピュータその他の装置、機械等に、以上のいずれかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。
本発明は、映像データのフレーム数が少ない場合でも、一定品質を保つ映像を視聴者に提供することが可能となる。
実施形態に係るパーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。 実施形態に係るパーソナルコンピュータの機能構成図である。 H.264/AVCのフレーム間予測の説明図である。 実施形態における信号出力処理を示す図である。 実施形態におけるフレーム補間処理を示す図である。 実施形態におけるGOPの概念図である。 実施形態におけるフレーム補間処理の例を示す図である。 実施形態におけるGOPの概念図である。 H.264/AVCの双予測の説明図である。 実施形態におけるGOPの概念図である。 実施形態におけるGOPの概念図である。 実施形態におけるGOPの概念図である。 H.264/AVCの双方向予測の説明図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
2 CPU
3 メモリ
4 インターフェース
5 放送受信装置
6 通信装置
7 ハードディスク駆動装置
8 可搬媒体駆動装置
9 入力装置
10 表示装置
20 操作部
21 検知部
22 放送受信部
23 検出部
24 記憶部
25 データ作成部
26 信号出力部
27 表示部
以下、図面を参照して、本発明の実施をするための最良の形態(以下、実施形態という)に係る出力信号装置を備えた情報機器を、ワンセグ放送の視聴機能を備えるパーソナルコンピュータとして説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
本実施形態に係るパーソナルコンピュータは、ワンセグ放送の受信チューナ及び復号手段を備え、表示装置(ディスプレイ)に復号した映像信号に基づく映像を表示し、復号した音響信号に基づく音響を再生することによってワンセグ放送を視聴することが可能なパーソナルコンピュータである。
ワンセグ放送は、放送番組や放送局の違いにより、15フレーム/秒で映像データ(画像データ)が放送される場合と、12フレーム/秒で映像データが放送される場合とがある。15フレーム/秒で映像データが放送された場合に比較して、12フレーム/秒で映像データが放送された場合は、3フレームが欠落した状態で映像データが受信されることになる。
そこで、本実施形態では、欠落した3フレームを擬似的に追加することにより、12フレーム/秒で映像データが放送される場合でも、一定品質を保つ映像を表示させるようにする。
図1は、本実施形態に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェア構成図である。図1に示すように、パーソナルコンピュータ1は、コンピュータプログラムを実行し、パーソナルコンピュータ1を制御するCPU2と、CPU2で実行されるコンピュータプログラムやCPU2が処理するデータを記憶するメモリ3と、CPU2を各種の装置に接続するインターフェース4と、インターフェース4を通じて接続される放送受信装置5と、通信装置6と、ハードディスク駆動装置7と、可搬媒体駆動装置8と、入力装置9と、表示装置10とを有している。
メモリ3は、CPU2で実行されるプログラムやCPU2で処理されるデータを記憶する。メモリ3は、揮発性のRAM(Random Access Memory)と、不揮発性のROM(Read Only Memory)を含む。ROMには、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read−Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)のような書き換え可能な半導体メモリを含む。
インターフェース4は、USB等のシリアルインターフェース、あるいは、PCI(Peripheral Component Interconnect)、ISA(Industry Standard Architecture )、EISA(Extended ISA)、ATA(AT Attachment)、IDE(Integrated Drive Electronics)、IEEE1394、SCSI(Small Computer System Interface)等のパラレルインターフェースのいずれでもよい。なお、CPU2と各装置とをインターフェース4で接続しているが、CPU2と各装置との間を異なるインターフェースで接続してもよい。また、複数のインターフェースをブリッジ接続してもよい。
放送受信装置5は、アンテナ、チューナ及び復調器を有し、デバイスドライバを実行するCPU2によって制御される。放送受信装置5は、アンテナを用いて放送波を受信し、チューナを用いてチャンネルを選択する。そして、放送受信装置5は、復調器を用いてチャンネルの放送波に基づいたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調処理及び圧縮動画データストリーム(TSデータ)の作成処理(デコード処理)を行う。作成されたTSデータは、バスを介して出力される。TSデータは、メモリ3に一時的に記憶される。そして、メモリ3に記憶されたTSデータが映像信号に変換され、表示装置10へ出力される。
通信装置6は、ブロードバンドネットワークとのインターフェースである。ブロードバンドネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network )、ケーブルテレビネットワーク、xDSL(x Digital Subscriber Line)、ADSL、光ネットワーク等の有線ネットワーク、あるいは、無線LAN、固定無線アクセス(FWA)等の無線アクセス可能なネットワークである。通信装置6は、例えば、ネットワーク上のサーバから、ハードディスク駆動装置7にインストールされるコンピュータプログラムや、テレビジョン放送の電子番組表等を取得する。これらのブロードバンドネットワークは、一般的には、インターネットに接続可能である。
ハードディスク駆動装置7は、メモリ3にロードされるプログラムを格納する。また、ハードディスク駆動装置7は、CPU2で処理されるデータを記憶する。
可搬媒体駆動装置8は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、HD−DVD、ブルーレイディスク等の駆動装置である。また、可搬媒体駆動装置8は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有するカード媒体の入出力装置であってもよい。可搬媒体駆動装置8が駆動する媒体は、例えば、ハードディスク駆動装置7にインストールされるコンピュータプログラム、入力データ等を保持する。入力装置9は、例えば、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、ワイヤレスリモコン等である。
表示装置10は、映像信号に基づく映像を表示する。映像が表示装置10に表示されることで、ユーザはテレビジョン放送を視聴することが可能となる。表示装置10は、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、エレクトロルミネッセンスパネル等である。また、表示装置10には、スピーカが付属し、音響信号に基づく音響を出力する。
本発明に係る信号出力装置を備えた情報機器は、以上のようなパーソナルコンピュータ1として構成できる。ただし、本発明に係る信号出力装置を備えた情報機器は、パーソナルコンピュータ1に限定されず、同等の機能を有する他の装置、例えば、テレビジョン受信装置であってもよい。また、テレビジョン放送受信用のチューナ、セットトップボックス、テレビジョン放送受信機能付きの携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ゲーム機、テレビジョン放送受信機能付きの車載器等によっても実現できる。
図2は、本実施形態に係るパーソナルコンピュータ1の機能構成図である。パーソナルコンピュータ1は、ユーザの操作を受けて、パーソナルコンピュータを操作する操作部20と、操作部20における操作を検知する検知部21と、放送波(テレビジョン放送)を受信し、受信した放送波のデータをTSデータに復号する放送受信部22と、放送受信部22から出力されるTSデータに補間が必要であるかを検出する検出部23と、放送受信部22から出力されるTSデータを一時的に記憶する記憶部24と、記憶部24に記憶されているTSデータに基づいて、新たなTSデータを作成するデータ作成部25と、記憶部24から出力されるTSデータ及びデータ作成部25から出力されるTSデータを映像信号に変換し、表示部27へ入力する信号出力部26と、入力される映像信号に基づいて映像を表示する表示部27とを有する。
これらの各機能部は、CPU2、メモリ3等を含むコンピュータ、各装置及びコンピュータ上で実行されるプログラム等によって実現することができる。
操作部20は、ユーザからの入力を受け付け、所定のコマンドや必要なデータを入力するときなどに操作される。
検知部21は、操作部20への操作(例えば、放送番組の視聴開始操作や受信チャンネルの切り替え操作)を検知する。検知部21は、CPU2上で実行されるコンピュータプログラムとして構成すればよい。また、検知部21として、専用のハードウェアを設けてもよい。
放送受信部22は、アンテナで放送波を受信し、受信した放送波に基づいたデータストリーム(例えば、TSデータ)を出力する。放送受信部22は、放送受信装置5やCPU2上で実行されるコンピュータプログラムとして構成すればよい。
検出部23は、放送受信部22から出力されるTSデータを監視し、TSデータのGOPが12フレーム又は15フレームのいずれかであるかを検出する。H.264/AVCでは、図3に示すように、3枚以内の参照ピクチャ(100、101、102)からフレーム間予測が行われ、Pピクチャ(Predictive Picture)103が作成される。本実施形態では、図3に示すPピクチャ103を、ピクチャ又はフレームと呼ぶ。本実施形態において、映像データであるTSデータは、動画であってもよく、TSデータのGOPに含まれるフレームを、動画を構成する最小単位構造としてもよい。また、IDRピクチャによって区切られる、ひとまとまりのフレーム群は、GOP(Group Of Picture)と呼ばれる。本実施形態では、GOPは、12フレームである場合と、15フレームである場合とがある。また、本実施形態では、1つのGOPの再生時間は1秒である。検出部23は、CPU2上で実行されるコンピュータプログラムとして構成すればよい。
記憶部24は、入力されたデータを一時的に記憶する。記憶部24は、放送受信部22から出力されるTSデータの入力を受け付け、再生時間にして3秒のTSデータを記憶する。記憶部24に記憶されたTSデータは、データ作成部25又は信号出力部26に入力される。記憶部24は、CPU2上で実行されるコンピュータプログラムによって制御される揮発性メモリ、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ、ハードディスクあるいは可搬媒体等の記録媒体として構成される。また、記憶部24は、入力データを記憶する専用メモリとして構成されてもよい。
データ作成部25は、IDRピクチャによって区切られたGOPに含まれるフレームの数をカウントすることにより、記憶部24に記憶されたTSデータのGOPが12フレーム又は15フレームであるかを判定する。記憶部24に記憶されたTSデータのGOPが12フレームである場合、データ作成部25は、TSデータのGOPに3フレームを追加(フレーム補間)し、GOPに含まれるフレームの数が15フレームとなるTSデータを信号出力部26に出力する。データ作成部25は、CPU2上で実行されるコンピュータプログラムとして構成すればよい。
信号出力部26は、表示部27とのインターフェースを有し、表示部27へ出力するTSデータを制御する。すなわち、信号出力部26は、記憶部24又はデータ作成部25から入力されたTSデータを、表示部27が表示できる映像信号又は音響信号に変換し、表示部27に出力する。また、信号出力部26は、放送受信部22によって放送波が受信された時間から3秒遅延したTSデータが入力される。信号出力部26は、CPU2上で実行されるコンピュータプログラムとして構成すればよい。また、信号出力部26は、映像信号及び音響信号を出力する専用プロセッサとして構成されてもよい。
表示部27は、信号出力部26から出力された映像信号及び音響信号の入力を受けて映像を表示し、音響を再生する。また、表示部27は、放送受信部22によって放送波が受信された時間から3秒遅延した映像信号及び音響信号が入力される。
本実施形態において、記憶されるTSデータの量は、動画又は音響として再生する場合の時間に換算して3秒分とする。例えば、動画データでは、ワンセグ放送は毎秒12フレーム又は15フレームであるため、約36フレームから45フレームの動画データが記憶される。この記憶量は、可能な限り多くすることが好ましいが、パーソナルコンピュータ1上に確保できる記憶領域のサイズを考慮して、本実施形態では3秒とする。但し、この記憶量は、実施の形態毎に適宜最適な値に設定されることが好ましい。例えば、常駐するアプリケーションや不要なアプリケーションを終了させるか、メインメモリの一部をビデオメモリとして使用しない(単独のビデオメモリを設ける)ことで確保可能なメインメモリの容量を増やし、記憶量を増やしてもよい。
また、本実施形態に係るパーソナルコンピュータ1は、TSデータ3秒分の遅延出力を行う。つまり、本実施形態に係るパーソナルコンピュータ1でワンセグ放送を視聴する場合、他の通常のワンセグ放送視聴装置で視聴する場合に比べて約3秒遅れた映像及び音響が出力される。遅延出力を行うことによって、フレーム数が少ない映像データを受信した場合でも、フレーム数が少ない映像信号をそのまま出力してしまうことなく、記憶された未出力のデータを遅延再生することで、フレーム数が少ない部分の映像を補間することが可能となる。
<処理フロー>
図4及び図5に、パーソナルコンピュータ1の処理フローを示す。図4は、本実施形態における信号出力処理を示すフローチャートである。図5は、本実施形態におけるフレーム補間処理を示すフローチャートである。
〈信号出力処理〉
図4の信号出力処理について説明する。本実施形態における信号出力処理は、操作部20におけるテレビジョン視聴開始操作を検知部21が検知し、信号出力処理の開始指示の信号が、検知部21から信号出力部26に出力されたことによって実行される。
まず、放送受信部22からTSデータが出力される(S101)。次に、放送受信部22から出力されたTSデータを受け取った検出部23は、TSデータのGOPが12フレーム又は15フレームのいずれかであるかを判定する(S102)。
TSデータのGOPが12フレーム又は15フレームのいずれかでない場合(S102の処理でNO)、検出部23は、信号出力部26に映像表示不可の信号を出力する(S103)。映像表示不可の信号が入力された信号出力部26は、正常な表示ができない旨のメッセージを含む映像信号を表示部27に出力する。正常な表示が出来ない旨のメッセージを含む映像信号が入力された表示部27は、正常な表示ができない旨のメッセージを表示する。例えば、表示部27は、「信号がありません」という表示を行う。これにより、視聴者は何らかの要因により視聴が不可能となっている状況を把握することができる。検出部23は、映像表示不可の信号を信号出力部26に出力した場合、S101の処理に進む。
一方、TSデータのGOPが12フレーム又は15フレームのいずれかである場合(S102の処理でYES)、TSデータは記憶部24に記憶される(S104)。記憶部24に3秒分のTSデータが記憶された場合、S105の処理に進む。
次に、データ作成部25は、記憶部24に記憶されているTSデータのGOPが15フレームであるか否かを判定する(S105)。すなわち、記憶部24に記憶されているGOPに含まれるフレームの数が、15であるか否かを判定する。
TSデータのGOPが15フレームである場合(S105の処理でYES)、TSデータは、記憶部24から信号出力部26に入力される。そして、信号出力部26によって、TSデータは映像信号に変換され、表示部27に入力される。表示部27は、信号出力部26から入力される映像信号に従い、映像を表示する(S106)。
一方、TSデータのGOPが15フレームでない場合(S105の処理でNO)、データ作成部25は、新たなフレームを追加することにより、GOPに含まれるフレームの数が15フレームとなるTSデータを作成する(S107)。データ作成部25は、GOPに含まれるフレームの数が15フレームとなるTSデータを信号出力部26に出力する。信号出力部26に入力されたTSデータは映像信号に変換され、表示部27に入力される。表示部27は、信号出力部26から入力される映像信号に従い、映像を表示する(S106)。記憶部24に記憶されている3秒分のTSデータが処理された場合、S101の処理に進む。
〈フレーム補間処理〉
次に、図4のS107において、データ作成部25が行う新たなフレームの追加処理(フレーム補間処理)について詳細に説明する。図5は、データ作成部25によって行われるフレーム補間処理を示すフローチャートである。
データ作成部25は、記憶部24に記憶されているTSデータのうち、GOPに含まれるフレームの数が15フレームではないTSデータを分割する(S201)。すなわち、記憶部24に記憶されているTSデータのうち、GOPに含まれるフレームの数が12フレームであるTSデータを分割する。この場合、データ作成部25は、12フレームを3つのフレームグループに分割することにより、4フレームで一組のフレームグループを3つ作成する。
図6は、12フレームを3つのフレームグループに分割した場合のGOPの概念図である。フレームP01は、フレームP02より時間的に過去の映像を表示するフレームである。フレームP01からフレームP12までの12フレームは、IDRピクチャにより区切られ、GOPを形成している。
本実施形態では、4フレームで一組のフレームグループを3つ作成する例を示すが、これに限定されず、フレームグループに含まれるフレームの数は適宜変更してもよい。例えば、3フレームで一組のフレームグループを4つ作成してもよいし、6フレームで一組のフレームグループを2つ作成してもよい。また、記憶部24には、3秒分のTSデータが記憶されているため、異なるGOPに含まれるフレームで一組のフレームグループを作成してもよい。例えば、図6のフレームP01、フレームP02及びフレームP03と、図6に示すGOPよりも時間的に過去の映像を表示するTSデータのGOPに含まれるフレームとで一組のフレームグループを作成してもよい。
図5の説明に戻る。次に、データ作成部25は、記憶部24に記憶されている各フレームを参照することにより、対象ブロックの移動量Vを算出する(S202)。ここで、図7を参照して、対象ブロックの移動量Vについて説明する。図7における、フレームP05、フレームP06、フレームP07及びフレームP08は、記憶部24に記憶されているフレーム(TSデータ)を示す。ここでは、記憶部24に記憶されているフレームは、フレームP05、フレームP06、フレームP07及びフレームP08の順に記憶部24から出力される。
本実施形態では、フレームをマクロブロック(局所領域に相当)に分割して、マクロブロックの移動量を算出する。図7におけるフレームP05、フレームP06、フレームP07及びフレームP08では、C及びDを対象ブロック(マクロブロック)として示す。
データ作成部25は、記憶部24に記憶されている各フレームを参照して、対象ブロックの色差信号の変動量を検出することにより、対象ブロックの移動を検出する。そして、データ作成部25は、移動を検出した対象ブロックの移動量Vを算出する。すなわち、記憶部24にはフレームが連続して記憶されているため、データ作成部25は、連続するフレームを比較して、これら2つのフレームに共通する対象ブロックの移動量Vを算出する。
図7に示すフレームP07とフレームP08とを比較した場合、対象ブロックDのみ色差信号の変動量があるため、対象ブロックDの移動が検出される。また、図7に示すフレームP07とフレームP08とを比較した場合、対象ブロックCは、色差信号の変動量がないため、対象ブロックCの移動は検出されない。
なお、S202の処理において、対象ブロックの移動を複数検出した場合、データ作成部25は、検出した対象ブロックのうちで最も移動量が大きい対象ブロックについて、対象ブロックの移動量Vを算出するようにしてもよい。視聴者は、映像における変化の大きい部分に着目しやすいためである。また、S202の処理において、対象ブロックの移動を複数検出した場合、データ作成部25は、対象ブロックの移動量Vとして、検出した複数の対象ブロックの移動量の平均値を算出するようにしてもよい。
図5の説明に戻る。データ作成部25は、記憶部24に記憶されている各フレームを参照して、対象ブロックの移動量Vが最も大きい2つのフレームを検出する(S203)。ここで、対象ブロックの移動量Vが最も大きい2つのフレームを検出する処理を詳細に説明する。図8は、GOPの概念図である。図8には、1つのGOPが示されており、12フレームがフレームグループ200、フレームグループ201及びフレームグループ202に分けられている。対象ブロックの移動量Vが最も大きい2つのフレームを、フレームグループ201から検出する場合、データ作成部25は、フレームP04、フレームP05、フレームP06、フレームP07、フレームP08及びフレームP09を参照する。したがって、データ作成部25は、フレームグループ内のフレームと、フレームグループ内のフレームと連続性のあるフレーム(図8では、フレームP04及びフレームP09)とを参照することにより、対象ブロックの移動量Vが最も大きい2つのフレームを検出する。
図5の説明に戻る。データ作成部25は、新たなフレームを挿入する位置を決定する(S204)。具体的には、データ作成部25は、S203の処理で検出された2つのフレームの間に、新たなフレームを挿入することを決定する。
次に、データ作成部25は、記憶部24に記憶されている任意の2つのフレームを参照し、対象ブロックの移動ベクトル(移動量及び移動方向)を算出する(S205)。例えば、S203の処理で検出された2つのフレームのうちのいずれかのフレームと、そのフレームと連続するフレームとを参照し、対象ブロックの移動ベクトルを算出してもよい。図7では、フレームP07及びフレームP08が参照され、対象ブロックC及び対象ブロックDの移動ベクトルが算出される。また、フレームP05及びフレームP06を参照し、対象ブロックC及び対象ブロックDの移動ベクトルを算出してもよい。
図5の説明に戻る。データ作成部25は、算出した移動ベクトルから、対象ブロックの位置を推測し、新たなフレームを作成する(S206)。図7では、対象ブロックC及び対象ブロックDの移動ベクトルから、対象ブロックC及び対象ブロックDの位置が推測され、新たなフレームPBが作成される。
ここで、図9を参照して、H.264/AVCの双予測による新たなフレームの作成について説明する。H.264/AVCの双予測では、任意の2つのフレームを参照することにより、新たなフレームを作成する。図9では、フレームP201の対象ブロックF及びフレームP202の対象ブロックFが参照されて、新たなフレームPCの対象ブロックFが作成されている。フレームP201及びフレームP202は、新たなフレームPCよりも時間的に後に表示される映像である。図7に示す新たなフレームPBは、図9に示すこのような処理により作成される。
図5の説明に戻る。データ作成部25は、新たに作成したフレームを、S204の処理で決定した位置に挿入する(S207)。データ作成部25は、分割した3つのフレームグループの夫々に対して、S202からS207の処理を繰り返し、フレーム補間処理を終了する。
なお、S204の処理において、既に新たなフレームが挿入されている場合には、既に新たなフレームが挿入された位置を除外して、データ作成部25は、新たなフレームを挿入する位置を決定してもよい。図10は、GOPの概念図である。図10には、1つのGOPが示されており、12フレームがフレームグループ200、フレームグループ201及びフレームグループ202に分けられている。例えば、図10のフレームグループ200に新たなフレームを追加した位置が、図10のAの位置であった場合、図10のフレームグループ201に新たなフレームを追加する位置として、図10のAの位置を除外してもよい。なお、図10のB、C、D及びEは、新たなフレームを追加可能な位置を示している。
さらに、例えば、図10のフレームグループ200に新たなフレームを追加した位置が、図10のAの位置であった場合、図10のフレームグループ201に新たなフレームを追加する際、フレームグループ200に追加した新たなフレームを参照してもよい。図11に、フレームグループ200に新たなフレームPDを追加した場合のGOPの概念図を示す。この場合、図11のフレームグループ201に新たなフレームを追加する際、新たなフレームPD、フレームP05、フレームP06、フレームP07、フレームP08及びフレームP09を参照してもよい。このようにすれば、新たなフレームPDとフレームP05との間に、新たなフレームPEを挿入することも可能である。データ作成部25は、新たに作成したフレームPDを記憶部24に記憶し、新たなフレームPEを作成する場合に、新たなフレームPDを参照すればよい。
図12は、新たなフレームを追加し、GOPに含まれるフレーム数を、12フレームから15フレームに変換した場合のGOPの概念図である。フレームグループ300に新たなフレームPAが追加され、フレームグループ301に新たなフレームPBが追加され、フレームグループ302に新たなフレームPCが追加されている。このように、本実施形態では、新たなフレームが追加され、GOPに含まれるフレームの数が15フレームとなるTSデータが出力され、15フレームの映像信号に基づく映像が表示される。
本実施形態によれば、フレーム数が少ない映像データを受信した場合、フレームを追加することで、視聴者に違和感を与えない映像を表示することが可能となる。
ここで、対象ブロックの移動量が最も大きい2つのフレームの両方を参照して、新たなフレームを作成する場合について説明する。H.264/AVCの双方向予測では、新たなフレームを追加する場合、追加する新たなフレームを挟み込む2つのフレームを参照して、新たなフレームが作成される。そして、新たなフレームは、参照した2つのフレームの間に挿入される。しかし、参照するフレームが欠落している場合があり、新たなフレームを正確に作成できない場合がある。これは、12フレームのGOPを受信した際、3フレームが欠落しており、この欠落した3フレームが連続するフレームの場合に起こる。
図13は、H.264/AVCの双方向予測によって参照されるフレームの説明図である。図13は、元の映像のGOPは15フレームであったが、受信したTSデータのGOPは12フレームであった場合を示している。フレームP01からフレームP12は、受信したTSデータのGOPに含まれるフレームを示しており、フレームPX、フレームPY及びフレームPZは、元の映像のGOPから欠落したフレームを示している。
図13に示すように、フレームPX及びフレームPYは、元の映像のGOPでは連続するフレームである。フレームPTは、双方向予測によって新たに作成されるフレームである。双方向予測によって新たなフレームPTを作成する場合、参照すべきフレームはフレームP02及びフレームPY、または、フレームPX及びフレームP03となる。しかし、フレームPYは欠落しており、フレームP02及びフレームPYを参照して、新たなフレームPTを作成することができない。また、フレームPXは欠落しており、フレームPX及びフレームP03を参照して、新たなフレームPTを作成することができない。
すなわち、受信したTSデータのGOPに、連続して欠落するフレームがある場合、連続して欠落するフレームと隣接するフレーム(図13では、フレームP02及びフレームP03)との間の対象ブロックの移動量が大き過ぎるため、双方向予測では、新たなフレームの対象ブロックの位置を推定できない。
本実施形態では、対象ブロックの移動量が最も大きい2つのフレームのいずれか一方と、対象ブロックの移動量が最も大きい2つのフレームとは異なるフレームとを参照することにより、新たなフレームが作成される。この異なるフレームは、対象ブロックの移動量が最も大きい2つのフレームのいずれか一方と隣接するフレームである。
したがって、本実施形態によれば、対象ブロックの移動量が大き過ぎる場合であっても、すなわち、対象ブロックの移動量が双方向予測により参照できる許容量を超える場合であっても、新たなフレームの対象ブロックの位置を推定することができる。そのため、対象ブロックの移動量が大き過ぎる場合であっても、新たなフレームを作成することができる。
また、本実施形態では、対象ブロックの移動量が最も大きい2つのフレームの両方ではなく、いずれか一方を参照して、新たなフレームが作成される。このように、本実施形態によれば、フレームが連続して欠落する場合でも、新たなフレームを作成することができる。
〈コンピュータ読み取り可能な記録媒体〉
コンピュータに上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。

Claims (15)

  1. 入力された画像データに基づいて映像信号を出力する信号出力部と、
    画像データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしているかを検出する検出部と、
    前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしていない場合、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たすように、新たなフレームを前記ひとまとまりの画像データに追加し、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データを前記信号出力部に入力するデータ作成部と、
    を備える信号出力装置。
  2. 前記データ作成部は、前記フレームを複数の局所領域に分割し、連続するフレームの局所領域の移動量を算出し、局所領域の移動量が最大となる2つのフレームを検出し、これら2つのフレームの間に前記新たなフレームを追加する請求項1に記載の信号出力装置。
  3. 前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームと、前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームとに基づいて作成される請求項2に記載の信号出力装置。
  4. 前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームの局所領域及び前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームの局所領域の移動量と移動方向に基づいて作成される請求項2に記載の信号出力装置。
  5. 前記画像データは動画であり、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームは前記動画を構成する最小単位構造である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号出力装置。
  6. コンピュータが、
    入力された画像データに基づいて映像信号を出力する信号出力ステップと、
    画像データを記憶する記憶部に記憶された、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしているかを検出する検出ステップと、
    前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしていない場合、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たすように、新たなフレームを前記ひとまとまりの画像データに追加し、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データを作成するデータ作成ステップと、
    を実行し、
    前記信号出力ステップは、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データに基づいて映像信号を出力する、
    信号出力方法。
  7. 前記データ作成ステップは、前記フレームを複数の局所領域に分割し、連続するフレームの局所領域の移動量を算出し、局所領域の移動量が最大となる2つのフレームを検出し、これら2つのフレームの間に前記新たなフレームを追加する請求項6に記載の信号出力方法。
  8. 前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームと、前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームとに基づいて作成される請求項7に記載の信号出力方法。
  9. 前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームの局所領域及び前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームの局所領域の移動量と移動方向に基づいて作成される請求項7に記載の信号出力方法。
  10. 前記画像データは動画であり、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームは前記動画を構成する最小単位構造である請求項6乃至9のいずれか1項に記載の信号出力方法。
  11. コンピュータに、
    入力された画像データに基づいて映像信号を出力する信号出力ステップと、
    画像データを記憶する記憶部に記憶された、ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしているかを検出する検出ステップと、
    前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たしていない場合、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームの数が所定数を満たすように、新たなフレームを前記ひとまとまりの画像データに追加し、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データを作成するデータ作成ステップと、
    を実行させ、
    前記信号出力ステップは、新たなフレームが追加された、ひとまとまりの画像データに基づいて映像信号を出力する、
    信号出力プログラム。
  12. 前記データ作成ステップは、前記フレームを複数の局所領域に分割し、連続するフレームの局所領域の移動量を算出し、局所領域の移動量が最大となる2つのフレームを検出し、これら2つのフレームの間に前記新たなフレームを追加する請求項11に記載の信号出力プログラム。
  13. 前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームと、前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームとに基づいて作成される請求項12に記載の信号出力プログラム。
  14. 前記新たなフレームは、前記2つのフレームの何れか一方のフレームの局所領域及び前記2つのフレームとは異なるフレームであって前記一方のフレームと隣接するフレームの局所領域の移動量と移動方向に基づいて作成される請求項12に記載の信号出力プログラム。
  15. 前記画像データは動画であり、前記ひとまとまりの画像データに含まれるフレームは前記動画を構成する最小単位構造である請求項11乃至14のいずれか1項に記載の信号出力装置。
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