JPWO2009022445A1 - 車載用電源信号入力回路 - Google Patents
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Abstract
Description
図8に、電動パワーステアリング制御装置に用いられる従来の車載用電源信号入力回路の構成を示す。当該制御装置において、大電流が通電される電源経路Lのスイッチはリレー接点82を介して行なわれる。したがって、上記した放電灯点灯装置と同様、大きな負荷電流が流れる電源経路Lにリプル軽減のためのフィルタ用大容量コンデンサCが含まれ、その容量は必然的に大きくなる。この場合も、当該電源経路LのOFFを電圧により短時間で検出し、判定することが困難な事情は同じである。なお、図8中、M81は、負荷である電動ステアリング制御用のモータである。
また、モータ駆動用のステップアップ電源を制御回路CTLのバックアップ電源として使用する電動パワーステアリング制御装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。この場合、一方の電源(M81に供給される)を、リレー接点82を介しDC/DCコンバータ86によって昇圧した電源から入力し、他方の電源(制御部74に供給される)をイグニッションスイッチ73に接続される電源経路IGから入力して、両者をダイオードD1、D2のOR接続によって、制御回路CTL内の電源部80に導いている。
このため、大容量コンデンサCの電荷の逆流を防ぐダイオードを、上記したリレー接点82を含む電源経路L、もしくは放電灯点灯装置にあってはライティングスイッチ72を含む電源経路Lに直列に挿入することが考えられる。
しかしながら、フィルタ用の大容量コンデンサCの電荷の逆流を防ぐダイオード等を電源経路Lに持つ放電灯点灯装置あるいは電動パワーステアリング制御装置によれば、ライティングスイッチ72もしくはリレー接点82を含む電源経路は負荷への供給電力が大きい経路であるためダイオードの電圧降下による損失は大きく、したがってダイオード採用は現実的ではない。また、ダイオードの代替としてON抵抗の小さなFET(電界効果トランジスタ)を用い、電流供給時はFETをONして使用し、必要に応じて当該FETをOFFして、電源経路L側の電圧を検知する方法もあるが、さらに大きな電源電流を必要とする電動パワーステアリング制御装置等においては、FETに代替しても損失が大きいため、FETを使用すること自体実用的ではない。このため、車載用電源信号入力回路では、ダイオードやFETを使用することなく設計することが多く、したがって、上記した問題は潜在的に存在することになる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車載用電源信号入力回路の内部構成を示すブロック図である。図1に示されるように、この発明の実施の形態1に係る車載用電源信号入力回路は、主に、負荷として用いられるHIDバルブ1に電力を供給する、第1のスイッチとしてのライティングスイッチ2を含む第1の電源経路(以下、パワーラインLという)と、主に制御部5に制御用の電力を供給する第2のスイッチとしてのイグニッションスイッチ3を含む第2の電源経路(以下、制御パワーラインIGという)と、パワーラインLと制御パワーラインIGとを電源供給源とし、当該パワーラインLにかかる電圧VLと制御パワーラインIGにかかる電圧VIGとを取得して、VLが下降し、VIGが保持されている場合にライティングスイッチ2のOFFを検出する電圧インタフェース部4および制御部5と、により構成される。
また、通信インタフェース部11は、不図示の他の車載制御装置(ECU)との通信経路となり、制御部5との間でデータ交換を行う機能を有する。
図3のフローチャートに示されるように、制御部5はHIDバルブ1の点灯開始後、パワーラインL電圧低下ありかを判断し(ステップST301)、電圧低下なしの場合はパワーラインL所定電圧以上かを判断し(ステップST302)、電圧低下ありの場合は制御パワーライン1G電圧低下ありかが判断される(ステップST306)。
制御部5はステップST302、ST306の判断後、ライティングスイッチ2のON/OFF判断を行い、ライティングスイッチON時(ステップST302“所定電圧以上”)には、異常フラグありかを判断し(ステップST303)、異常フラグなしの場合はHIDバルブ1を点灯し(ステップST304)、異常ありかを判断する(ステップST305)。
一方、ライティングスイッチOFF時は異常フラグクリア(ステップST307)後、ステップST303で異常フラグありと判断された場合とともにHIDバルブ1を消灯し(ステップST308)、また、ステップST305で異常ありとの判断により異常フラグセット(ステップST309)を行なってステップST301へ戻る。
HIDバルブ1は、例えば、安定出力の35W点灯時であれば35Wで一定になるように出力が制御され、また、始動直後に急速に光束を立ち上げるときの、例えば、最大出力の75W点灯時であれば75Wの出力になるように制御される、というように、仕様に基づく規定値、もしくは測定された電圧、電流の検出値から状態を判定して動作が決定される。このため、HIDバルブ1が仕様どおりに動作するか否かについて、制御部5で適宜自己診断が行われ、その診断結果がフラグに記憶される。
ここで、電圧値VIGとして一定の電圧値が保持されていれば(ステップST306“電圧低下なし”)、制御部5は、ライティングスイッチ2がOFFされたと判定してHIDバルブ1を消灯する。
具体的に、車載用直流電源Eに接続された制御ラインIGにかかる電圧VIGは、電圧変動が含まれるが基本的に電圧値は概ね一定であるのに対し、OFFされたライティングスイッチ2側(パワーラインL)にかかる電圧VLは一様に低下する。したがって、電圧インタフェース部4が両電圧を取得し、制御部5が、両者の単位時間(例えば0.1秒)当たりの電圧低下(傾き:図2のΔVLおよびΔVIG)を演算し、比較すれば、電源Eが供給されていないパワーラインL側の電圧の低下が大きく、当該電圧の低下が所定の電圧値(例えば、1V)以上であれば、ライティングスイッチ2がOFFされたことを即座に判定することができる。
すなわち、車載用直流電源Eに接続された制御ラインIGにかかる電圧VIGは、電圧変動が含まれるが、基本的に電圧値は概ね一定であるのに対し、OFFされたライティングスイッチ2側(パワーラインL)にかかる電圧VLは、ライティングスイッチ2に接続されるフィルタ用の大容量コンデンサCの容量と、放電経路のインピーダンスRとによって決まる放電曲線に沿って一様に低下する。このため、パワーラインLにかかる電圧VLの単位時間当たりの電圧低下が、例えば、図4に示されるような所定の放電曲線に沿って低下していた場合にパワースイッチ2のOFFを判定してもよい。この場合は、制御部5は、内蔵のメモリに図4に示されるような放電曲線を予め記憶しておき、当該放電曲線と電圧インタフェース部4を介して取得したパワーラインLにかかる電圧VLと比較することにより、記憶した放電曲線に沿って低下していると判定した場合にパワースイッチ2のOFFを認識することになる。
図5は、この発明の実施の形態2に係る車載用電源信号入力回路の内部構成を示すブロック図である。図1に示す実施の形態1との構成上の差異は電源部10にあり、パワーラインLを電源供給源として内部の制御用電源電圧を生成する第1の内部電源としてのスイッチングレギュレータ100と、制御パワーラインIGを電源供給源として内部の制御用電源電圧を生成する第2の内部電源としてのシリーズレギュレータ110と、により構成される。他の構成は、図1に示す実施の形態1と同様である。
図6に示されるように、例えば、スイッチングレギュレータ100の出力設定電圧を例えば8.5V、シリーズレギュレータ110の出力設定電圧を例えば8.4Vとした場合、まず、スイッチングレギュレータ100が8.5Vを出力しようとして、ライティングスイッチ2に接続されたフィルタ用コンデンサCの電荷を吐き出し、やがてフィルタ用コンデンサCの電圧が低下して8.5Vを出力できなくなる。このように、フィルタ用のコンデンサCの電荷を使いきってスイッチングレギュレータ100の出力が8.4V以下になったときに、シリーズレギュレータ110が制御用電源としての役割を担い、電力を供給する。
なお、電源部10の内部電源を昇降圧型のスイッチングレギュレータ100とすることで、ライティングスイッチ2をOFFにすれば、ライティングスイッチ2に接続されたフィルタ用の大容量コンデンサCに蓄積された電荷は、スイッチングレギュレータ100の昇圧作用により吐き出されるため、当該コンデンサCに蓄積された電荷は早々に放電され、図2に破線(Cの強制放出)で表記されるように電圧降下速度が速くなる。したがって、当該電圧の降下によって、ライティングスイッチ2のOFFを迅速に検出することが容易になる。
ライティングスイッチ2のOFFの判定を迅速に行うことで、例えば、放電灯の一過性の異常事態によるフェイルセーフによって放電灯を消灯しているときに、短い時間のライティングスイッチ2のOFF操作によって、一過性のフェイルセーフによる消灯状態を脱却し、再度のライティングスイッチのONによる再点灯操作が可能となりHIDバルブ1の迅速な復旧点灯が可能である。
両者に異常が無いときに再度点灯動作をさせるきっかけは、車両の運転者にとって機能的に自然な操作ができるライティングスイッチ2の再操作であることが好ましい。しかしながら、フィルタ用の大容量コンデンサCが電源回路内に設けられているため、ライティングスイッチ2をOFF操作しても当該操作を早々に放電灯点灯装置が認識するのは困難であったが、上記した実施の形態1、2のように、ライティングスイッチ2のOFF操作を早急に判定できる手段を講じることにより、HIDバルブ1が外部要因により消灯されても早々に復活点灯させることができる好適な放電灯点灯装置を実現できるものである。
図8に、電動パワーステアリング制御装置に用いられる従来の車載用電源信号入力回路の構成を示す。当該制御装置において、大電流が通電される電源経路Lのスイッチはリレー接点82を介して行なわれる。したがって、上記した放電灯点灯装置と同様、大きな負荷電流が流れる電源経路Lにリプル軽減のためのフィルタ用大容量コンデンサCが含まれ、その容量は必然的に大きくなる。この場合も、当該電源経路LのOFFを電圧により短時間で検出し、判定することが困難な事情は同じである。なお、図8中、M81は、負荷である電動ステアリング制御用のモータである。
また、モータ駆動用のステップアップ電源を制御回路CTLのバックアップ電源として使用する電動パワーステアリング制御装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。この場合、一方の電源(M81に供給される)を、リレー接点82を介しDC/DCコンバータ86によって昇圧した電源から入力し、他方の電源(制御部74に供給される)をイグニッションスイッチ73に接続される電源経路IGから入力して、両者をダイオードD1、D2のOR接続によって、制御回路CTL内の電源部80に導いている。
このため、大容量コンデンサCの電荷の逆流を防ぐダイオードを、上記したリレー接点82を含む電源経路L、もしくは放電灯点灯装置にあってはライティングスイッチ72を含む電源経路Lに直列に挿入することが考えられる。
しかしながら、フィルタ用の大容量コンデンサCの電荷の逆流を防ぐダイオード等を電源経路Lに持つ放電灯点灯装置あるいは電動パワーステアリング制御装置によれば、ライティングスイッチ72もしくはリレー接点82を含む電源経路は負荷への供給電力が大きい経路であるためダイオードの電圧降下による損失は大きく、したがってダイオード採用は現実的ではない。また、ダイオードの代替としてON抵抗の小さなFET(電界効果トランジスタ)を用い、電流供給時はFETをONして使用し、必要に応じて当該FETをOFFして、電源経路L側の電圧を検知する方法もあるが、さらに大きな電源電流を必要とする電動パワーステアリング制御装置等においては、FETに代替しても損失が大きいため、FETを使用すること自体実用的ではない。このため、車載用電源信号入力回路では、ダイオードやFETを使用することなく設計することが多く、したがって、上記した問題は潜在的に存在することになる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車載用電源信号入力回路の内部構成を示すブロック図である。図1に示されるように、この発明の実施の形態1に係る車載用電源信号入力回路は、主に、負荷として用いられるHIDバルブ1に電力を供給する、第1のスイッチとしてのライティングスイッチ2を含む第1の電源経路(以下、パワーラインLという)と、主に制御部5に制御用の電力を供給する第2のスイッチとしてのイグニッションスイッチ3を含む第2の電源経路(以下、制御パワーラインIGという)と、パワーラインLと制御パワーラインIGとを電源供給源とし、当該パワーラインLにかかる電圧VLと制御パワーラインIGにかかる電圧VIGとを取得して、VLが下降し、VIGが保持されている場合にライティングスイッチ2のOFFを検出する電圧インタフェース部4および制御部5と、により構成される。
また、通信インタフェース部11は、不図示の他の車載制御装置(ECU)との通信経路となり、制御部5との間でデータ交換を行う機能を有する。
図3のフローチャートに示されるように、制御部5はHIDバルブ1の点灯開始後、パワーラインL電圧低下ありかを判断し(ステップST301)、電圧低下なしの場合はパワーラインL所定電圧以上かを判断し(ステップST302)、電圧低下ありの場合は制御パワーライン1G電圧低下ありかが判断される(ステップST306)。
制御部5はステップST302、ST306の判断後、ライティングスイッチ2のON/OFF判断を行い、ライティングスイッチON時(ステップST302“所定電圧以上”)には、異常フラグありかを判断し(ステップST303)、異常フラグなしの場合はHIDバルブ1を点灯し(ステップST304)、異常ありかを判断する(ステップST305)。
一方、ライティングスイッチOFF時は異常フラグクリア(ステップST307)後、ステップST303で異常フラグありと判断された場合とともにHIDバルブ1を消灯し(ステップST308)、また、ステップST305で異常ありとの判断により異常フラグセット(ステップST309)を行なってステップST301へ戻る。
HIDバルブ1は、例えば、安定出力の35W点灯時であれば35Wで一定になるように出力が制御され、また、始動直後に急速に光束を立ち上げるときの、例えば、最大出力の75W点灯時であれば75Wの出力になるように制御される、というように、仕様に基づく規定値、もしくは測定された電圧、電流の検出値から状態を判定して動作が決定される。このため、HIDバルブ1が仕様どおりに動作するか否かについて、制御部5で適宜自己診断が行われ、その診断結果がフラグに記憶される。
ここで、電圧値VIGとして一定の電圧値が保持されていれば(ステップST306“電圧低下なし”)、制御部5は、ライティングスイッチ2がOFFされたと判定してHIDバルブ1を消灯する。
具体的に、車載用直流電源Eに接続された制御ラインIGにかかる電圧VIGは、電圧変動が含まれるが基本的に電圧値は概ね一定であるのに対し、OFFされたライティングスイッチ2側(パワーラインL)にかかる電圧VLは一様に低下する。したがって、電圧インタフェース部4が両電圧を取得し、制御部5が、両者の単位時間(例えば0.1秒)当たりの電圧低下(傾き:図2のΔVLおよびΔVIG)を演算し、比較すれば、電源Eが供給されていないパワーラインL側の電圧の低下が大きく、当該電圧の低下が所定の電圧値(例えば、1V)以上であれば、ライティングスイッチ2がOFFされたことを即座に判定することができる。
すなわち、車載用直流電源Eに接続された制御ラインIGにかかる電圧VIGは、電圧変動が含まれるが、基本的に電圧値は概ね一定であるのに対し、OFFされたライティングスイッチ2側(パワーラインL)にかかる電圧VLは、ライティングスイッチ2に接続されるフィルタ用の大容量コンデンサCの容量と、放電経路のインピーダンスRとによって決まる放電曲線に沿って一様に低下する。このため、パワーラインLにかかる電圧VLの単位時間当たりの電圧低下が、例えば、図4に示されるような所定の放電曲線に沿って低下していた場合にパワースイッチ2のOFFを判定してもよい。この場合は、制御部5は、内蔵のメモリに図4に示されるような放電曲線を予め記憶しておき、当該放電曲線と電圧インタフェース部4を介して取得したパワーラインLにかかる電圧VLと比較することにより、記憶した放電曲線に沿って低下していると判定した場合にパワースイッチ2のOFFを認識することになる。
図5は、この発明の実施の形態2に係る車載用電源信号入力回路の内部構成を示すブロック図である。図1に示す実施の形態1との構成上の差異は電源部10にあり、パワーラインLを電源供給源として内部の制御用電源電圧を生成する第1の内部電源としてのスイッチングレギュレータ100と、制御パワーラインIGを電源供給源として内部の制御用電源電圧を生成する第2の内部電源としてのシリーズレギュレータ110と、により構成される。他の構成は、図1に示す実施の形態1と同様である。
図6に示されるように、例えば、スイッチングレギュレータ100の出力設定電圧を例えば8.5V、シリーズレギュレータ110の出力設定電圧を例えば8.4Vとした場合、まず、スイッチングレギュレータ100が8.5Vを出力しようとして、ライティングスイッチ2に接続されたフィルタ用コンデンサCの電荷を吐き出し、やがてフィルタ用コンデンサCの電圧が低下して8.5Vを出力できなくなる。このように、フィルタ用のコンデンサCの電荷を使いきってスイッチングレギュレータ100の出力が8.4V以下になったときに、シリーズレギュレータ110が制御用電源としての役割を担い、電力を供給する。
なお、電源部10の内部電源を昇降圧型のスイッチングレギュレータ100とすることで、ライティングスイッチ2をOFFにすれば、ライティングスイッチ2に接続されたフィルタ用の大容量コンデンサCに蓄積された電荷は、スイッチングレギュレータ100の昇圧作用により吐き出されるため、当該コンデンサCに蓄積された電荷は早々に放電され、図2に破線(Cの強制放出)で表記されるように電圧降下速度が速くなる。したがって、当該電圧の降下によって、ライティングスイッチ2のOFFを迅速に検出することが容易になる。
ライティングスイッチ2のOFFの判定を迅速に行うことで、例えば、放電灯の一過性の異常事態によるフェイルセーフによって放電灯を消灯しているときに、短い時間のライティングスイッチ2のOFF操作によって、一過性のフェイルセーフによる消灯状態を脱却し、再度のライティングスイッチのONによる再点灯操作が可能となりHIDバルブ1の迅速な復旧点灯が可能である。
両者に異常が無いときに再度点灯動作をさせるきっかけは、車両の運転者にとって機能的に自然な操作ができるライティングスイッチ2の再操作であることが好ましい。しかしながら、フィルタ用の大容量コンデンサCが電源回路内に設けられているため、ライティングスイッチ2をOFF操作しても当該操作を早々に放電灯点灯装置が認識するのは困難であったが、上記した実施の形態1、2のように、ライティングスイッチ2のOFF操作を早急に判定できる手段を講じることにより、HIDバルブ1が外部要因により消灯されても早々に復活点灯させることができる好適な放電灯点灯装置を実現できるものである。
Claims (7)
- 主に負荷に電力を供給する第1のスイッチを含む第1の電源経路と、
主に制御用の電力を供給する第2のスイッチを含む第2の電源経路と、
前記第1の電源経路と第2の電源経路を電源供給源とし、前記第1の電源経路にかかる電圧と前記第2の電源経路にかかる電圧とを取得して、前記第1の電源経路にかかる電圧が下降し、前記第2の電源経路にかかる電圧が保持されている場合に、前記第1のスイッチの遮断を検出する制御部
を有することを特徴とする車載用電源信号入力回路。 - 前記制御部は、
前記第1の電源経路にかかる電圧の単位時間当たりの電圧低下が、前記第2の電源経路にかかる電圧の単位時間当たりの電圧低下より大きい場合に、前記第1のスイッチの遮断を検出することを特徴とする請求項1記載の車載用電源信号入力回路。 - 前記制御部は、
前記第1の電源経路にかかる電圧の単位時間当たりの電圧低下が所定の放電曲線に沿って低下している場合に、前記第1のスイッチの遮断を検出することを特徴とする請求項1記載の車載用電源信号入力回路。 - 前記制御部は、
前記第2の電源経路にかかる電圧と、前記第1の電源経路にかかる電圧の差が所定値以上の場合に、前記第1のスイッチの遮断を検出することを特徴とする請求項1記載の車載用電源信号入力回路。 - 前記第1の電源経路を電源供給源として内部の制御用電源電圧を生成する第1の内部電源と、前記第2の電源経路を電源供給源として内部の制御用電源電圧を生成する第2の内部電源とを有し、
前記第1の内部電源の出力設定電圧を前記第2の内部電源の出力設定電圧より高く設定することを特徴とする請求項1記載の車載用電源信号入力回路。 - 前記第1の内部電源を昇降圧型のスイッチングレギュレータで構成し、前記第1の電源経路に含まれるコンデンサの電圧が前記第1の内部電源の出力設定電圧以下になっても、前記第1の内部電源の出力設定電圧>第2の内部電源の出力設定電圧の関係を維持することを特徴とする請求項5記載の車載用電源信号入力回路。
- 前記負荷を放電灯とし、前記第1のスイッチをライティングスイッチ、前記第2のスイッチをイグニッションスイッチとしたことを特徴とする請求項1記載の車載用電源信号入力回路。
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WO (1) | WO2009022445A1 (ja) |
Cited By (1)
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CN111284391A (zh) * | 2018-12-10 | 2020-06-16 | 北京京东尚科信息技术有限公司 | 车载灯光控制系统及车辆 |
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