JPWO2009013783A1 - 螺旋状の溝を切削により形成する方法および装置 - Google Patents

螺旋状の溝を切削により形成する方法および装置 Download PDF

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Abstract

円柱状または円筒状のワークWKの外周面に螺旋状の溝を切削により形成する方法であって、外周に刃体が設けられたサイドカッタ19の軸心をワークWKの軸心に対して所定の角度傾斜させた状態で、かつ、サイドカッタ19の刃体がワークWKの外周面に対して溝の深さ分だけ切り込むように配置した状態で、サイドカッタ19をその軸心を中心に回転させておき、サイドカッタ19をワークWKの軸心と平行方向M1に移動させるとともに、これと同期するように、ワークWKをその軸心を中心として矢印M2方向に回転させる。刃体として、例えば先端部が短辺となる台形のものを用いる。

Description

本発明は、螺旋状の溝を切削により形成する方法および装置に関し、例えば、渦電流式の減速装置用のロータの外周面に設けられる冷却用のフィンのための溝、はすば歯車の歯溝、またはねじのねじ溝などを切削により形成するために用いられる。
従来より、バスやトラックなどの大型車両には、制動装置として、主ブレーキであるフットブレーキのほかに補助ブレーキが備えられている。そのような補助ブレーキとしてリターダ(渦電流式減速装置)が用いられている。リターダは、支持リングの周囲に複数の磁石を備える固定部と、回転軸とそれに連結された円筒部からなるロータとによって構成される(特開平11−113240)。ロータRTの外周面には、冷却のために傾斜平板型の多数のフィンFNが設けられる(図6ないし図8を参照)。
従来において、フィンFNの設けられたロータRTの製作に際して、次の(1)〜(3)の方法によっていた。
(1) 円筒状の部材の外周面にフィンFNを溶接によって取り付ける。
(2) 円筒状の部材の外周面に、エンドミルを用いて螺旋状の溝を切削により形成し、残った山をフィンFNとする。
(3) 円筒状の部材の外周面に、ホブを用いて螺旋状の溝を切削により形成し、残った山をフィンFNとする。
しかし、上に述べたいずれの方法による場合も、ロータRTの製作に多くの工数がかかり、これがコストアップの要因となっている。
例えば、上に述べた(1)の溶接による方法では、直径400ミリメートル程度の円筒状の部材に1つのフィンFNを取り付けるのに30分程度要するので、例えば80枚の全部のフィンFNを取り付けるためには40時間程度かかることとなる。また、(2)のエンドミルで切削する方法では10時間程度かかり、(3)のホブで切削する方法では5時間程度かかる。
また、上に述べたフィン付きのロータ以外に、円筒状の部材の外周面に螺旋状の溝を形成することによって製作される物が種々あるが、多くは上に述べた(1)〜(3)の方法によって製作しているため多くの工数を要している。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、円柱状または円筒状の被切削部材の外周面に螺旋状の溝を形成するに際し、従来よりも短時間で螺旋状の溝を形成することのできる方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る方法は、円柱状または円筒状の被切削部材の外周面に螺旋状の溝を切削により形成する方法であって、外周に刃体が設けられたサイドカッタの軸心を前記被切削部材の軸心に対して所定の角度傾斜させた状態で、かつ、前記サイドカッタの刃体が前記被切削部材の外周面に対して前記溝の深さ分だけ切り込むように配置した状態で、前記サイドカッタをその軸心を中心に回転させておき、前記サイドカッタを前記被切削部材の軸心と平行に移動させるとともに、これと同期するように、前記被切削部材をその軸心を中心として回転させる。

これら被切削部材およびサイドカッタの移動および回転は、これらの間で相対的に行われればよい。
好ましくは、前記刃体の形状は、前記サイドカッタの中心から前記被切削部材の軸心に下ろした垂線上にある接点位置において前記溝の断面形状と同じ形状であり、かつ、前記接点位置から離れた位置においては形成された溝の周面と前記刃体とが干渉しないような形状である。
さらに好ましくは、前記刃体の形状は、先端部が短辺となる台形であり、前記刃体によってその形状と同じ断面形状である台形の前記溝を形成する。
本発明に係る切削装置の正面図である。 切削装置の右側面図である。 切削装置の平面図である。 サイドカッタの一部を拡大して示す図である。 サイドカッタの刃体を拡大して示す図である。 切削装置によって製作されたロータの例を示す正面図である。 図6に示すロータの表面の一部を展開して示す図である。 ワークとサイドカッタとの位置関係を示す図である。 制御装置の構成の例を示すブロック図である。 ワークの表面の移動距離とサイドカッタの移動距離との関係を示す図である。 制御装置による同期制御を説明するための図である。 ワークの外周面の円周と螺旋状の溝に沿った仮想円との関係を示す図である。 ロータの半径方向からみた溝の形状と仮想円に沿った各位置における溝の断面形状との関係を示す図である。 刃体の軌跡と仮想円の方向に沿った溝との位置関係を示す図である。 図14の要部を拡大して示す図である。 各位置における刃体と溝との位置関係を示す図である。 他の形状の刃体の例を示す図である。
図1〜図3において、切削装置1は、ベッド11、θ軸ハウジング12、θ軸13、X軸スライドベース14、X軸スライド15、Z軸スライド16、刃物台17、カッタ軸18、サイドカッタ19、および制御装置30などからなる。θ軸13にはワークWKが取り付けられる。
図6および図7に示されるように、ワークWKは、炭素鋼その他の金属材料からなる円筒状のものである。ワークWKの外周面に、螺旋状(つるまき線状)の溝MZを切削により形成することによって、多数のフィンFNを有したロータRTを製作する。溝MZは、ワークWKの軸心JWに対する傾き角度つまりねじれ角βが45°である。傾き角度45°のフィンFNが冷却効果が高い。
ワークWKおよびロータRTの寸法例をあげると、外径が約455ミリメートル、内径が約400ミリメートル、幅LWKが約77ミリメートルである。溝MZの深さは約13.5ミリメートル、溝MZの直角方向でのピッチは約12ミリメートル、溝MZの個数つまりフィンFNの個数は約80個である。ワークWKは、θ軸13に同心上に取り付けられ、水平方向の軸を中心として矢印M2方向に回転駆動される。
図4および図5に示されるように、サイドカッタ(side milling cutter)19は、円盤状のカッタ本体191の外周縁に近い両側の面に、刃192a,192bが等角度間隔で交互に設けられたスタッガミーリングカッタ(stagger milling cutter) である。つまり、カッタ本体191の一方の側面に、多数の刃192aが等角度間隔で取り付けられ、他方の側面に、刃192aと刃192aの中間位置にそれぞれ刃192bが取り付けられている。これら2組の刃192a,192bによって刃体HTが形成されており、本実施形態では刃体HTの形状がほぼ台形となっている。したがって、サイドカッタ19を回転させてワークWKに切り込んでいくと、刃体HTの形状とほぼ同じ台形の溝が形成されることとなる。
本実施形態において、サイドカッタ19の刃体HTの先端の描く円弧の直径は350ミリメートルである。
図1〜図3および図8を参照して、カッタ軸18には、サイドカッタ19が、ボルトなどによって取り付けられている。カッタ軸18の軸心JCは、鉛直線つまりθ軸13に垂直な線JEに対して、所定の角度、本実施形態では45°(π/2)傾斜している。したがって、サイドカッタ19の刃体HTの切削位置(接点位置)における走行方向の接線JSも、ワークWKの軸心JWに対して同じ45°傾斜している。この傾斜角度45°が、上に述べたねじれ角βである。
カッタ軸18を回転させることによってサイドカッタ19が回転する。そして、Z軸スライド16によって、サイドカッタ19の刃体HTがワークWKの外周面に対して溝MZの深さ分だけ切り込むように調整される。この状態で、X軸スライド15によってサイドカッタ19をワークWKの軸心JWと平行な方向(矢印M1方向)に移動させるとともに、その移動と同期するように、θ軸13によってワークWKをその軸心を中心として矢印M2方向に回転させる。なお、矢印M1方向がX軸方向である。
図8(A)(B)によく示されるように、ワークWKとサイドカッタ19とは、それぞれの軸心JW,JCに直交する直線JT上の接点位置PTにおいて最も深く接触する。したがって、ワークWKは、接点位置PTにおいて最も深く切削される。最も深く切削される接点位置PTにおいて、溝MZの断面形状が刃体HTと同じ形状となる。また、刃体HTの形状は、接点位置PTから接線JSの方向に離れた位置においては、形成された溝MZの周面と刃体HTとが干渉しないような形状である。そして、刃体HTの形状は、上に述べたように先端部が短辺となる等脚台形であり、この刃体HTによって同じ形状である台形の溝MZをワークWKの外周面に形成する。
なお、切削装置1において、θ軸13の回転駆動のために、回転駆動装置20が設けられており、X軸スライド15およびZ軸スライド16の送りのために、直線駆動装置21,22が設けられている。
回転駆動装置20は、ACサーボモータ、DCサーボモータ、同期モータ、またはパルスモータなどの電動機、または、油圧サーボモータ、油圧シリンダなどの油圧アクチュエータを駆動源とし、減速ギア、ラック、またはねじ軸などの動力伝達機構または動力変換機構を介してθ軸13を回転駆動する。必要に応じ、回転エンコーダまたは回転パルスセンサなどのセンサによって、θ軸13の回転角度および角速度が検出される。
また、直線駆動装置21,22は、上に述べた種々の駆動源と動力伝達機構または動力変換機構とを組み合わせることにより、X軸スライド15およびZ軸スライド16を直線駆動する。必要に応じ、回転エンコーダまたは直線パルスセンサなどのセンサによって、X軸スライド15およびZ軸スライド16の送り量および送り速度が検出される。
図9に示すように、制御装置30は、入力部31、演算部32、データベース33、出力部34a〜cを備える。入力部31は、サイドカッタ19、ワークWK、およびロータRTなどについて、寸法、形状、材質、表面粗さなどについて入力された情報、およびユーザの操作や指令に関する情報を受け付け、それらを記憶するとともに演算部32に送る。
データベース33には、入力部31から入力される情報に関連して、X軸スライド15およびZ軸スライド16の送り量および送り速度を制御するに必要なデータ、同期制御を行うための種々のデータ、その他、切削装置1を制御するために必要な種々のデータ、またはプログラムなどが記憶されている。
演算部32は、入力部31から入力される情報、およびデータベース33に記憶された情報に基づいて、回転駆動装置20および直線駆動装置21,22を駆動制御するのに必要な演算を行う。
これによって、制御装置30は、回転駆動装置20および直線駆動装置21,22を制御し、サイドカッタ19の矢印M1方向への移動とワークWKの矢印M2方向への回転とが同期するように制御するとともに、切削装置1の全体を制御する。
なお、制御装置30として、CPU、RAM、ROM、その他の周辺素子、インタフェース回路、磁気ディスク、磁気テープ、表示装置、および入力装置などを用いて構成することが可能である。また、適当なシーケンサを用いるかまたはこれらを併用することも可能である。
次に、同期制御について説明する。
図10において、θ軸13の回転角度θ〔rad〕に対応する円弧の長さ、つまりワークWKの表面の移動距離LKは、ワークWKの直径をd0とすると、次の(1)式のように示される。
LK=θ・d0/2 ……(1)
また、溝MZのねじれ角βに基づく、θ軸13の回転角度θ〔rad〕に対応するサイドカッタ19の移動距離LWは、次の(2)式のように示される。
LW=LK/tanβ ……(2)
したがって、ワークWKの表面の移動距離LKとサイドカッタ19の移動距離LWとが(2)式の関係を維持するように、θ軸13およびX軸スライド15を制御することによって、ねじれ角βの溝MZが形成される。
本実施形態においては、ねじれ角β=45°であるので、tanβ=1となり、したがってLW=LKとなるように制御すれば同期がとれる。
図11において、ワークWKは、その表面が平面上に展開して示されている。図11には、ワークWKの表面上における接点位置PTの軌跡が示されている。但し、接点位置PTはワークWKの表面上にのみ実在するのであるが、図11における接点位置PT1,2,7,8は、ワークWKの表面の仮想延長面上に存在するものとして示した。
サイドカッタ19は、カッタ軸18により回転した状態で、X軸スライド15により軸心JWに沿って矢印M1方向に移動する。これと同時に、ワークWKはθ軸13の回転により矢印M2方向に回転し、その表面が走行仮想線JKに沿って移動する。
サイドカッタ19が、接点位置PT1,2,3…,7,8の順に移動するのに対応して、ワークWKの表面は、走行仮想線JKに沿って、表面位置PK1,2,3…,7,8と移動する。接点位置PTつまりサイドカッタ19の移動距離LW1,2,3…,6,7と、ワークWKの表面の移動距離LK1,2,3…,6,7とは、対応するもの同士が互いに等しい。つまり、サイドカッタ19の移動距離LWとワークWKの表面の移動距離LKとが同じになるように制御される。
そして、サイドカッタ19が接点位置PT1にあるときには、サイドカッタ19はワークWKから離れており、ワークWKは切削されない。サイドカッタ19が接点位置PT2にあるときには、サイドカッタ19の接点位置PT2から離れた位置の刃体HTによって、ワークWKの一部が切削される。
サイドカッタ19が接点位置PT3にあるときには、接点位置PT3においてサイドカッタ19の刃体HTと同じ形状の溝MZが形成され、それよりも前方位置(図11の右上位置)においては溝MZの一部が形成される。接点位置PT3よりも後方位置(図11の左下位置)においては、サイドカッタ19の刃体HTは溝MZと干渉しない。つまり、接点位置PT3よりも後方位置においては、刃体HTによって実質的に切削されることはない。したがって、サイドカッタ19が接点位置PT3に至るまでに形成された溝MZの形状は、接点位置PT3よりも後方位置の刃体HTによって変更されることはない。ただし、サイドカッタ19による溝MZの切削に支障のない程度に、刃体HTが溝MZの周面に接触することはあっても差し支えない。
サイドカッタ19が接点位置PT4〜6にあるときには、上に述べた接点位置PT3にあるときと同様である。
サイドカッタ19が接点位置PT7に至ったときには、溝MZの形成は既に完了しており、この位置においてサイドカッタ19の刃体HTは溝MZと干渉することはない。サイドカッタ19が接点位置PT8に至ると、サイドカッタ19はワークWKから離れており、サイドカッタ19とワークWKとは干渉しない。
このように、サイドカッタ19がワークWKの表面の切削を開始する直前から溝MZの切削が完了してサイドカッタ19がワークWKから十分に離れるまでの間において、サイドカッタ19の移動とワークWKの回転とを同期させる。
図11についての上の説明では、X軸スライド15とθ軸13とを同期制御して溝MZを形成する工程について述べた。しかし、実際には、Z軸スライド16の制御をも同時に行うので、同期をとる必要のある範囲はそれよりも狭くてよい。なお、Z軸スライド16の移動方向がZ軸方向であり、溝MZの深さ方向である。
つまり、例えば、X軸スライド15の制御によってサイドカッタ19を移動させるのは、接点位置PT2から接点位置PT7までとし、この間において同期制御を行う。この場合に、サイドカッタ19がワークWKからZ軸方向に離れた状態において、Z軸スライド16を制御して接点位置PT2において所定の深さまで切り込むようにし、その後に、X軸スライド15を制御してサイドカッタ19を接点位置PT2から接点位置PT7まで移動させる。接点位置PT7において、Z軸スライド16を制御してサイドカッタ19をワークWKから離す。
なお、これらX軸スライド15およびZ軸スライド16の制御の位置およびタイミングは、種々変更することが可能である。
上に述べた溝MZの形成を、溝MZのピッチごとに繰り返して行うことにより、ワークWKの外周面の全周に螺旋状の溝MZを形成することができる。その場合に、例えば、サイドカッタ19を原点位置に戻すとともに、ワークWKを溝MZのピッチに対応する角度だけ回転角度を進めておけばよい。このようにして、フィンFNが形成され、ロータRTが製作される。
なお、上の説明で分かるように、複数のワークWKをその幅方向に同軸上にセットしておくことによって、サイドカッタ19の1回の移動によって複数のワークWKに対して溝MZを形成することが可能である。
次に、切削時におけるサイドカッタ19の刃体HTと溝MZとの位置関係について説明する。
図12において、ワークWKの外形を示す円弧CWと、ワークWKの外周面において螺旋状の溝MZに沿った円弧である仮想円CVとが、互いに接して描かれている。本実施形態において、円弧CWの直径は455ミリメートルであり、ねじれ角βが45°のときの仮想円CVの直径は約907ミリメートルとなる。なお、ワークWKの外径は455ミリメートルであり、以降の計算においては外径基準で計算されている。
また、1つの溝MZに対応するワークWKの表面の移動距離LKMは、ねじれ角βが45°であるから、ワークWKの幅LWKと同じ77ミリメートルである。仮想円CVに沿った溝MZの長さLCは、
LC=LKM/cos45°
=77/0.707
となって、約108.9ミリメートルである。つまり、刃体HTとワークWKとの接点位置PTの溝MZに沿った長さの最大値が約108.9ミリメートルということである。換言すれば、サイドカッタ19は、1つの溝MZの切削に際し、ワークWKの仮想円CVに沿って、切削しながら約108.9ミリメートル相対的に移動することとなる。
図13(A)には溝MZの正面図が描かれており、図13(B)には各位置における溝MZの断面図が描かれている。図13(A)において、基準線JJは、X軸に対してねじれ角βだけ傾斜しており、サイドカッタ19の刃体HTは、この基準線JJに沿って移動する。図13(B)において、一番上の溝MZと中央の溝MZとの間におけるワークWKの中心角度は、約10.5°である。つまり、溝MZの半分を切削するために、ワークWKは約10.5°以上回転する必要がある。
なお、図13(B)における溝MZの断面図は、ワークWKの軸心JWに直交する平面で断面した図であり、溝MZに直交する方向での断面図ではない。
図13(A)に示すように、溝MZはその正面視において、ねじれた状態で見える。つまり、溝MZの底面ZSの中心線の方向と、溝MZと溝MZとの間の山(つまりフィンFN)の頂面ZTの中心線の方向とは、互いに平行にならず、互いに角度を持っている。その結果、溝MZの上方の壁面ZY1は、図の右上方においては広い範囲で見えているが、左下方に行くにしたがって狭くなっている。これとは逆に、溝MZの下方の壁面ZY2は、図の右上方においては狭いが、左下方に行くにしたがって広くなっている。そして、図の中央部においては、上方の壁面ZY1と下方の壁面ZY2とは同じ広さで見えている。このことは、図13(B)に示す溝MZの断面図と対比することにより理解できる。
したがって、もし、サイドカッタ19の直径が極めて大きく、サイドカッタ19の回転によって刃体HTがほぼ直線状に走行すると仮定した場合には、溝MZの長さ方向の中央部から外れた位置においては、刃体HTと溝MZの壁面ZY1,2とが干渉することとなる。その場合には、刃体HTによって溝MZの壁面ZY1,2が切削されてしまうので、溝MZの断面形状が刃体HTの形状と異なってしまうか、または切削不可能となってしまう。
従来においては、このような理由から、サイドカッタによっては螺旋状の溝を切削できないと一般に考えられており、ホブなどの専用の特殊な工具を用いて螺旋状の溝を形成していた。別の例では、平歯車などをサイドカッタを用いて歯切りすることは従来から行われているが、螺旋状の溝を有するはすば歯車を歯切りすることは不可能と考えられていたのである。
しかし、本願の発明者らは、そのような従来の常識を覆して、ある条件の下ではサイドカッタによって螺旋状の溝を切削することが可能なことを発見し、その発見に基づいて本実施形態で説明する切削装置1を創成したのである。
図14において、サイドカッタ19の刃体HTの先端の軌跡である外形線CC、およびワークWKの仮想円CVが、太い実線で示されている。その下方に、図13に示した溝MZの正面図が、右に45°回転させた状態で示されている。
すなわち、図14の下方に示す溝MZの正面図は、同図において上方に向いた外形線CCで示されるサイドカッタ19によって切削された溝MZを、サイドカッタ19の側から見て示す図である。溝MZにおける基準線JJは、図13に示す基準線JJと同一であり、この基準線JJに沿って刃体HTが移動する。
図14において、仮想円CVの中心と外形線CCの中心とを結ぶ直線JAが示されており、直線JAが仮想円CVと交わる位置をP0とする。位置P0は、溝MZの長さ方向の中央位置であり、ワークWKの幅LWK方向の中央位置でもある。
また、直線JAが仮想円CVおよび外形線CCと交わる点において、それぞれの接線を引き、それぞれ直線HS1,HS2とする。これら直線HS1,HS2は互いに平行であり、これらの間隔は溝MZの深さに等しい。
さらに、直線JAに対して、仮想円CVの中心角が1°ずつ増加する半径線HVを順次引く。それぞれの半径線HVがサイドカッタ19の外形線CCと交わる点と、サイドカッタ19の中心点との間に、それぞれ半径線HCを引く。半径線HCと仮想円CVとの交点を、それぞれ、P1,P2,P3…,P7とする。
そして、各交点P1〜7において、直線JAに平行な直線HAを引く。直線HAを含む平面がその下方において溝MZを切断したときのその溝MZの形状が、後で図16によって示される。つまり、図14において、各直線HAによって切断された溝MZは、各交点P1〜7に対応する位置における、刃体HTに対する溝MZの形状を示すこととなる。
図15において、半径線HVが外形線CCと交わる点から、直線HS1と平行な直線HFを引く。各直線HFは、各交点P1〜7における刃体HTの先端の深さ方向の位置を示す。
また、半径線HCが仮想円CVと交わる点から、直線HS2と平行な直線HGを引く。各直線HGは、各交点P1〜7における溝MZの山の頂面ZTの高さ方向の位置を示す。
図16において、図15で求めた直線HFおよび直線HGに基づいて、各交点P1〜6の位置における刃体HTの位置、および溝MZの位置が示される。そして、上に説明した図14に示される直線HAにより切断された溝MZによって、各交点P1〜6の位置における溝MZの形状、つまり、刃体HTに対する溝MZの頂面ZT、壁面ZY1,2、および底面ZSの幅方向の位置(図16における左右方向の位置)が示される。
なお、交点P0の位置における刃体HTおよび溝MZの位置および形状が示されていないが、交点P0の位置においては、当然のことながら刃体HTの位置および形状と溝MZのそれらとが一致し、溝MZと刃体HTとは図において全く重なった状態となるからである。
図16によると、交点P0から交点P1,P2,P3…へと移動するにしたがって、刃体HTは溝MZから離れていく様子が分かる。その際に、刃体HTはZ軸方向に真っ直ぐに抜け出すが、溝MZは僅かではあるが徐々にねじれた状態となって刃体HTから離れて行く。しかし、その過程において、刃体HTが溝MZの壁面ZY1,2に食い込むことはなく、つまり刃体HTが既に形成された溝MZに干渉することなく、刃体HTが溝MZから離れて行く。
このように、刃体HTの形状を等脚台形とすることによって、サイドカッタ19を用いて円筒状のワークWKの外周面に螺旋状の溝MZを切削により形成することができる。サイドカッタ19を用いて切削を行うので、高速切削が可能であり、切削時間を短縮することができる。
例えば、直径350ミリメートルのサイドカッタ19の刃体HTに超硬チップを用い、サイドカッタ19を150RPM程度で回転すると、刃体HTの周速は160メートル/分程度にもなる。これによって、上に述べたワークWKに対する80個の溝MZの切削を3時間程度で行うことが可能である。
また、本実施形態の切削装置1によると、サイドカッタ19を用いて切削するので、刃物が低コストであり且つそのメンテナンスが容易である。
なお、上に述べた例では、刃体HTの形状が等脚台形であるが、刃体HTの中心線に対する斜辺の角度αは大きいほど、つまり台形の長辺に対する短辺が短いほど、刃体HTが溝MZから逃げやすくなり、それだけサイドカッタの直径を大きくすることができ、したがって切削速度を上げることができる。
また、サイドカッタ19の直径が小さいほど、さらにワークWKの直径が小さいほど、刃体HTが溝MZから逃げやすくなり、したがって、矩形に近い台形、または矩形に近い形状の刃体HTを用いることができる。
また、ねじれ角βは上に述べた45°以外の種々の角度とすることができる。ねじれ角βが小さいほど刃体HTと溝MZとは干渉し難くなるので、刃体HTの形状の設計の自由度が高くなる。
次に、他の形状の刃体HTの例について説明する。
図17(A)には、三角形の刃体HT1が示されている。したがって、これによる溝MZの形状も三角形となる。刃体HT1の先端部には適当なアールを設けておけばよい。
図17(B)には、先端がアール状の刃体HT2が示されている。したがって、これによる溝MZの形状も底部がアール状となる。
さらに、刃体HTとして、等脚でない台形、円弧形状、楕円形状、多角形状など、上に述べた以外の種々の形状および寸法の刃体HTを用いることができる。その場合に、どのような形状の刃体HTをどのようなワークWKに対して適用可能であるかについては、図12〜図16で説明した方法により作図を行って検証すればよい。その場合に、形成された溝MZの壁面ZYと刃体HTとが干渉しないようにするのがよい。しかし、刃体HTを形成された溝MZの壁面ZYに意図的に接触させて切削することによって、刃体HTとは異なる特殊な形状の溝MZを形成することも可能である。
上に述べたように、サイドカッタによって螺旋状の溝を切削することが可能な条件は、図12〜図16で説明した作図を行うことによって見いだすことができる。したがって、ワークWKの寸法、溝MZの形状、寸法、ねじれ角β、およびサイドカッタ19の直径などに基づいて作図を行い、企図する溝MZの切削が可能かどうかを知ることができる。また、その場合に切削が不可能となったときは、サイドカッタ19の直径をいくらにすれば切削可能となるか、刃体HTの形状をどのように修正すれば切削可能となるかなど、作図によって切削するための条件を知ることができる。
また、切削を可能とするための理論式または条件式は、現時点においては未だ見いだされていないが、それが見いだされた際には、その式に基づいてコンピュータで演算を行うことによって、企図する溝MZの切削が可能かどうかを容易に知ることができる。
また、作図による方法または式を用いて演算する方法など、種々の方法に基づいて、コンピュータによるシミュレーションを行うことによって、企図する溝MZの切削が可能かどうかを判断することも可能である。
例えば、上に述べた切削装置1の構成に対応した各部の形状のデータを三次元シミュレータに入力し、刃体HTとワークWKとの干渉の有無を検証すればよい。また、三次元CADを用い、例えば上に述べた点P1,P2,P3…などでの断面の状態をチェックすることによっても、刃体HTとワークWKとの干渉の有無を検証することが可能である。
上に述べた実施形態では、切削装置1によって円筒状のワークWKにねじれ角βが45°の溝MZを形成する例を説明したが、ねじれ角βは45°以外の任意の角度であってもよい。ねじれ角βを、例えば10°〜45°または10°〜60°の範囲から選んでもよい。具体的には、例えば、ねじれ角βを、10°、15°、20°、25°、30°、35°、40°、50°、または60°など、またはそれらの間の任意の角度とすることが可能である。また、ワークWKは円柱状または棒状であってもよい。ワークWKに溝MZを形成してロータRTを製作する例を説明したが、ロータRT以外の種々の部品または製品の製作に適用可能である。
例えば、サイドカッタによってはすば歯車の歯溝を切削により形成してもよい。また、サイドカッタによってねじのねじ溝を切削により形成してもよい。
また、上に述べた実施形態の切削装置1では、ワークWKをθ軸廻りに回転させ、サイドカッタ19をX軸方向およびZ軸方向に移動させたが、これらの回転および移動は、ワークWKとサイドカッタ19との相対運動がそのようになっていればよい。つまり、例えば、ワークWKを回転させかつX軸方向に移動させ、サイドカッタ19をZ軸方向に移動させてもよい。また、ワークWKを回転させかつZ軸方向に移動させ、サイドカッタ19をX軸方向に移動させてもよい。また、ワークWKを回転させかつZ軸方向およびX軸方向に移動させ、サイドカッタ19は移動させないようにしてもよい。また、ワークWKを固定し、サイドカッタ19をX軸方向およびZ軸方向に移動させるとともに、θ軸廻りの回転を行うようにしてもよい。また、ワークWKおよびサイドカッタ19の両方をθ軸廻りに回転させ、またはX軸方向に移動させ、またはZ軸方向に移動させてもよい。
また、ロボットまたはマニピュレータなどによってワークWKを把持し、θ軸廻りの回転、X軸方向の移動、またはZ軸方向の移動などを行わせてもよい。また、ロボットまたはマニピュレータなどによって、軸心JCを中心として回転するように構成されたサイドカッタ19のカッタ軸18を把持し、θ軸廻りの回転、X軸方向の移動、またはZ軸方向の移動などを行わせてもよい。また、2台のロボットまたはマニピュレータを用いて、ワークWKおよびサイドカッタ19をそれぞれ把持し、それぞれの方向に相対移動させまたは相対回転させるようにしてもよい。
その他、サイドカッタ19、刃体HT、ワークWK、切削装置1の全体または各部の構造、形状、寸法、個数、材質、位置、速度などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。

Claims (11)

  1. 円柱状または円筒状の被切削部材の外周面に螺旋状の溝を切削により形成する方法であって、
    外周に刃体が設けられたサイドカッタの軸心を前記被切削部材の軸心に対して所定の角度傾斜させた状態で、かつ、前記サイドカッタの刃体が前記被切削部材の外周面に対して前記溝の深さ分だけ切り込むように配置した状態で、前記サイドカッタをその軸心を中心に回転させておき、
    前記サイドカッタを前記被切削部材の軸心と平行に移動させるとともに、これと同期するように、前記被切削部材をその軸心を中心として回転させる、
    ことを特徴とする螺旋状の溝を切削により形成する方法。
  2. 前記刃体の形状は、前記サイドカッタの中心から前記被切削部材の軸心に下ろした垂線上にある接点位置において前記溝の断面形状と同じ形状であり、かつ、前記接点位置から離れた位置においては形成された溝の周面と前記刃体とが干渉しないような形状である、
    請求項1記載の螺旋状の溝を切削により形成する方法。
  3. 前記刃体の形状は、先端部が短辺となる台形であり、
    前記刃体によってその形状と同じ断面形状である台形の前記溝を形成する、
    請求項2記載の螺旋状の溝を切削により形成する方法。
  4. 円柱状または円筒状の被切削部材の外周面に螺旋状の溝を切削により形成する装置であって、
    前記被切削部材をその軸心を中心として回転可能に支持する支持装置と、
    前記被切削部材を回転駆動する被切削部材回転駆動装置と、
    外周に刃体が設けられたサイドカッタと、
    前記サイドカッタをその軸心が前記被切削部材の軸心に対して所定の角度傾斜した状態でかつ当該軸心を中心として回転可能なように支持するサイドカッタ支持装置と、
    前記サイドカッタを回転駆動するサイドカッタ回転駆動装置と、
    前記サイドカッタの刃体が前記被切削部材の外周面に対して前記溝の深さ分だけ切り込む位置に送るための縦送り装置と、
    前記サイドカッタを前記被切削部材の軸心と平行に移動させるための横送り装置と、
    前記横送り装置による前記サイドカッタの移動と前記被切削部材回転駆動装置による被切削部材の外周面の周方向移動とが同期するように制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする螺旋状の溝を切削により形成する装置。
  5. 前記刃体の形状は、前記サイドカッタの中心から前記被切削部材の軸心に下ろした垂線上にある接点位置において前記溝の断面形状と同じ形状であり、かつ、前記接点位置から離れた位置においては形成された溝の周面と前記刃体とが干渉しないような形状である、
    請求項4記載の螺旋状の溝を切削により形成する装置。
  6. 前記刃体の形状は、先端部が短辺となる台形である、
    請求項5記載の螺旋状の溝を切削により形成する装置。
  7. 前記サイドカッタは、刃が交互に設けられたスタッガミーリングカッタである、
    請求項5または6記載の螺旋状の溝を切削により形成する装置。
  8. 前記螺旋状の溝は、渦電流式の減速装置用のロータの外周面に設けられた冷却用のフィンのための溝である、
    請求項4ないし7のいずれかに記載の螺旋状の溝を切削により形成する装置。
  9. 請求項1ないし3のいずれかの方法を用いて、渦電流式の減速装置用のロータの外周面に設けられる冷却用のフィンのための溝を切削により形成する方法。
  10. 請求項1ないし3のいずれかの方法を用いて、はすば歯車の歯溝を切削により形成する方法。
  11. 請求項1ないし3のいずれかの方法を用いて、ねじのねじ溝を切削により形成する方法。
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