JPWO2008132994A1 - 光記録媒体、光ヘッド装置及び光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光記録媒体、光ヘッド装置及び光学式情報記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光記録媒体に対して三次元的に情報の記録再生を行う場合に高品質な再生信号が得られる光ヘッド装置等を提供する。【解決手段】 レーザ3からの出射光は偏光ビームスプリッタ7により、反射光である第一のビームと透過光である第二のビームとに分割される。第一のビームと第二のビームとは偏光方向が互いに直交している。ディスク2は記録層、1/4波長板層、反射層を有する。ディスク2への情報の記録時には、記録層内を反射層の側へ向かう第一のビームと、記録層を透過し、反射層で反射され、記録層内を反射層と反対の側へ向かう第二のビームとは同一の位置に集光される。ディスク2からの情報の再生時には、第二のビームはシャッタ9で遮断され、記録層で反射された第一のビームは光検出器20で受光される。【選択図】 図1

Description

本発明は、光記録媒体に対して三次元的に情報の記録再生を行うための光ヘッド装置等に関する。
光記録媒体の大容量化技術の一つとして、光記録媒体の面内方向だけでなく厚さ方向も利用することにより、光記録媒体に対して三次元的に情報の記録再生を行う三次元記録再生技術がある。この三次元記録再生技術の一つとして、対向する二つのビームを光記録媒体の記録層内の同一位置に集光して干渉させ、集光点の近傍に微小な回折格子を形成することにより情報の記録を行い、二つのビームのうちどちらか一方をこの回折格子に集光し、回折格子からの反射光を受光することにより情報の再生を行う技術がある。
この技術においては、記録層と反射層とを有する反射型の光記録媒体を用いることにより、光記録媒体に対して情報の記録再生を行うための光ヘッド装置の光学系を、光記録媒体の片側のみに集約して簡素化することができる。このような反射型の光記録媒体を使用対象とする三次元記録再生用の光ヘッド装置として、非特許文献1に記載の光ヘッド装置がある。
図10は、非特許文献1に記載の光ヘッド装置を示す光路図である。以下、この図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、「光ヘッド装置」及び「光ディスク」に符号を付けたときは、それぞれ「光ヘッド」及び「ディスク」と略称する。
光ヘッド110において、レーザ63から出射した光は、凹レンズ64及び凸レンズ65により構成されるエキスパンダレンズ系を透過してビーム径が拡大され、一部がビームスプリッタ66で反射され、1/2波長板67を透過して偏光方向が所定の方向となり、一部が偏光ビームスプリッタ68をP偏光成分として透過し、一部が偏光ビームスプリッタ68でS偏光成分として反射される。
ディスク62への情報の記録時には、偏光ビームスプリッタ68を透過した光は、ミラー69で反射され、1/4波長板73を透過して直線偏光から円偏光へ変換され、凸レンズ75,76により構成されるリレーレンズ系を透過して収束光となり、一部がビームスプリッタ80で反射され、対物レンズ81によりディスク62の記録層内に集光される。一方、偏光ビームスプリッタ68で反射された光は、1/2波長板70を透過して偏光方向が90°回転し、シャッタ71を通り、偏光ビームスプリッタ72へP偏光として入射してほぼ100%が透過し、1/4波長板74を透過して直線偏光から円偏光へ変換され、凸レンズ77,78により構成されるリレーレンズ系を透過して発散光となり、一部がビームスプリッタ79で反射され、一部がビームスプリッタ80を透過し、対物レンズ81によりディスク62の記録層内に集光される。
これに対し、ディスク62からの情報の再生時には、偏光ビームスプリッタ68を透過した光は一部がディスク62の記録層内に集光されるが、偏光ビームスプリッタ68で反射された光はシャッタ71で遮断され、ディスク62へ向かわない。ディスク62の記録層内に集光された光は、ディスク62の記録層で反射され、対物レンズ81を逆向きに通り、一部がビームスプリッタ80で反射され、凸レンズ76,75により構成されるリレーレンズ系を逆向きに通り、1/4波長板73を透過して円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光へ変換され、ミラー69で反射され、偏光ビームスプリッタ68へS偏光として入射してほぼ100%が反射され、凸レンズ82により光検出器83の受光部上に集光される。
図11乃至図13は、図10における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図である。以下、図10乃至図13に基づき説明する。
ディスク62は、基板84,85間に、記録層86、反射層87がこの順に挟まれた構成である。光は基板84を通して記録層86の側から入射する。図11及び図12は、ディスク62への情報の記録時の入射ビーム及び反射ビームの光路を示している。図11における入射ビーム89及び図12における入射ビーム91は、それぞれ図10における偏光ビームスプリッタ68を透過した光及び偏光ビームスプリッタ68で反射された光に対応する。これに対し、図13は、ディスク62からの情報の再生時の入射ビーム及び反射ビームの光路を示している。図13における入射ビーム93は、図10における偏光ビームスプリッタ68を透過した光に対応する。
図11において、入射ビーム89は収束光として対物レンズ81へ入射し、記録層86内を反射層87の側へ向かう途中で集光される。この光は反射層87で反射されて反射ビーム90となり、記録層86を透過し、収束光として対物レンズ81から出射する。一方、図12において、入射ビーム91は発散光として対物レンズ81へ入射し、記録層86を透過し、反射層87で反射されて反射ビーム92となり、記録層86内を反射層87と反対の側へ向かう途中で集光される。この光は発散光として対物レンズ81から出射する。入射ビーム89と反射ビーム92とは記録層86内の同一の位置に集光されて干渉し、集光点の近傍に微小な回折格子が形成される。
これに対し、図13において、入射ビーム93は収束光として対物レンズ81へ入射し、記録層86内を反射層87の側へ向かう途中で上記の回折格子88に集光される。この光は回折格子88で反射されて反射ビーム94となり、発散光として対物レンズ81から出射する。反射ビーム94は図10における光検出器83で受光される。ここで、回折格子88は記録マークに相当する。入射ビーム89及び反射ビーム92の集光点の位置を記録層86の厚さ方向へ移動させ、記録層86の面内方向だけでなく厚さ方向にも多数の回折格子を形成することにより、三次元記録再生を行うことができる。
なお、光ヘッド110には、トラッキングサーボ用及びフォーカスサーボ用として、ミラー111、凸レンズ112,113、円筒レンズ114,115、光検出器116,117等が付設されている。
2006・オプティカル・データ・ストレージ・トピカル・ミーティング・コンファレンス・プロシーディングス・第188ページ〜第190ページ
非特許文献1に記載の光ヘッド装置においては、入射ビーム89と反射ビーム92との干渉により回折格子88が形成される。入射ビーム89と反射ビーム92とは記録層86内の同一の位置に集光し、集光点の近傍での入射ビーム89及び反射ビーム92の単位面積当たりの強度は強いため、回折格子88の集光点の近傍における回折効率は高い。ところで、回折格子88以外に、入射ビーム89と反射ビーム90との干渉、入射ビーム91と反射ビーム92との干渉、入射ビーム89,91同士の干渉、反射ビーム90,92同士の干渉、入射ビーム91と反射ビーム90との干渉によってもそれぞれ回折格子が形成される。
このうち、入射ビーム91及び反射ビーム90は記録層86内で集光しないことにより、入射ビーム91及び反射ビーム90の単位面積当たりの強度は弱いので、入射ビーム91と反射ビーム90との干渉により形成される回折格子の回折効率は非常に低い。しかし、入射ビーム89と反射ビーム90との干渉により形成される回折格子の入射ビーム89の集光点の近傍における回折効率、入射ビーム91と反射ビーム92との干渉により形成される回折格子の反射ビーム92の集光点の近傍における回折効率、入射ビーム89,91同士の干渉により形成される回折格子の入射ビーム89の集光点の近傍における回折効率、反射ビーム90,92同士の干渉により形成される回折格子の反射ビーム92の集光点の近傍における回折効率はそれほど低くない。すなわち、入射ビーム89及び反射ビーム92の集光点の近傍に、回折効率が高い回折格子88以外に、回折効率がそれほど低くない四つの回折格子が重なって形成される。
入射ビーム93を収束光として対物レンズ81へ入射させると、入射ビーム89と反射ビーム90との干渉により形成される回折格子、及び入射ビーム91と反射ビーム92との干渉により形成される回折格子により、収束光として対物レンズ81から出射する反射ビームが生じる。この反射ビームは光検出器83の位置で大きく広がっているため光検出器83で受光されない。一方、入射ビーム93を収束光として対物レンズ81へ入射させると、入射ビーム89,91同士の干渉により形成される回折格子、及び反射ビーム90,92同士の干渉により形成される回折格子により、発散光として対物レンズ81から出射する反射ビームが生じる。この反射ビームは反射ビーム94と同じく光検出器83で受光される。
ところで、回折格子88は格子の方向が記録層86の面内方向である反射型の回折格子であるのに対し、入射ビーム89,91同士の干渉により形成される回折格子、及び反射ビーム90,92同士の干渉により形成される回折格子は、格子の方向が記録層86の厚さ方向である透過型の回折格子である。ここで、記録層86の温度が変化すると、記録層86は膨張又は収縮し、回折格子における格子の間隔が変化する。記録層86の膨張又は収縮の度合いは面内方向と厚さ方向とで異なるため、回折格子における格子の間隔の変化の度合いは反射型の回折格子と透過型の回折格子とで異なる。このとき、入射ビーム89,91同士の干渉により形成される回折格子、及び反射ビーム90,92同士の干渉により形成される回折格子により生じる反射ビームは、反射ビーム94に対して発散の度合いが変化する。その結果、反射ビーム94が光検出器83の受光部上に集光される場合、入射ビーム89,91同士の干渉により形成される回折格子、及び反射ビーム90,92同士の干渉により形成される回折格子により生じる反射ビームは、光検出器83の位置で広がり、光検出器83で受光されなくなる。
すなわち、記録層86の温度の変化を考慮すると、入射ビーム89及び反射ビーム92の集光点の近傍に形成される回折格子88以外の四つの回折格子は、いずれも情報の再生に寄与しない回折格子である。このように情報の再生に寄与しない回折格子が形成されると、情報の再生に寄与する回折格子88の回折効率がその分だけ低下し、再生信号の品質が低下する。
本発明の目的は、光記録媒体に対して三次元的に情報の記録再生を行うための光ヘッド装置等における上に述べた課題を解決し、光記録媒体の記録層内に情報の再生に寄与しない回折格子が形成されず、高品質な再生信号が得られる光ヘッド装置等を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る光記録媒体は、記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から入射し前記記録層内を前記反射層の側へ向かう第一のビームと前記記録層の側から入射し前記記録層内を透過し前記反射層で反射し前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう第二のビームとの干渉によって前記記録層内に回折格子が形成される光記録媒体において、
前記記録層と前記反射層との間に、前記第一のビーム及び前記第二のビームに対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有することを特徴とするものである。
本発明に係る光ヘッド装置は、光記録媒体を使用対象とする光ヘッド装置であって、
前記光記録媒体は、記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から入射し前記記録層内を前記反射層の側へ向かう第一のビームと前記記録層の側から入射し前記記録層内を透過し前記反射層で反射し前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう第二のビームとの干渉によって前記記録層内に回折格子が形成されるものであり、
前記光記録媒体の前記記録層と前記反射層との間に、前記第一のビーム及び前記第二のビームに対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有しており、
前記第一のビーム及び前記第二のビームを生成するビーム生成手段と、
前記第一のビームと前記第二のビームとを前記記録層内の同一位置に集光するレンズ系と、
前記光記録媒体へ入射する前記第一のビームと前記第二のビームとの偏光状態を互いに異ならせる偏光設定手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明に係る光学式情報記録再生装置は、光ヘッド装置と、光記録媒体へ情報を記録するときには第一のビーム及び第二のビームを遮断せず、前記光記録媒体から情報を再生するときには前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するように、前記ビーム遮断手段を駆動するビーム遮断駆動手段とを有し、
前記光ヘッド装置は、
前記光記録媒体へ入射する前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するか否かを切り替え可能なビーム遮断手段と、
このビーム遮断手段で遮断されなかった前記第一のビーム及び前記第二のビームの他方による前記回折格子からの反射光を受光する光検出器とを含むことを特徴とするものである。
上に述べたように本発明によれば、光記録媒体に対して三次元的に情報の記録再生を行う場合に高品質な再生信号を得ることができる。その理由は、光記録媒体の記録層内に情報の再生に寄与しない回折格子が形成されないためである。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光ヘッド装置の第一実施形態を示す光路図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の光ヘッド1の特徴は、第一のビーム及び第二のビームを生成するビーム生成手段(偏光ビームスプリッタ7)と、第一のビームと第二のビームとをディスク2の記録層内の同一位置に集光するレンズ系(ミラー8から対物レンズ18まで及びビームスプリッタ11から対物レンズ18まで)と、ディスク2へ入射する第一のビームと第二のビームとの偏光状態を互いに異ならせる偏光設定手段(偏光ビームスプリッタ7)と、ディスク2へ入射する第一のビーム及び第二のビームの一方を遮断するか否かを切り替え可能なビーム遮断手段(シャッタ9)と、このビーム遮断手段で遮断されなかった第一のビーム及び第二のビームの他方によるディスク2の記録層からの反射光を受光する光検出器20とを備えたことにある。以下に詳しく説明する。
光ヘッド1において、光源であるレーザ3は、回折格子を外部共振器として用いた外部共振器型の単一モード半導体レーザであり、波長が405nmの光を出射する。レーザ3から出射した光は、凹レンズ4及び凸レンズ5により構成されるエキスパンダレンズ系を透過してビーム径が拡大され、1/2波長板6を透過して偏光方向が紙面に対して45°の方向となり、約50%が偏光ビームスプリッタ7でS偏光成分として反射され、約50%が偏光ビームスプリッタ7をP偏光成分として透過する。ここで、偏光ビームスプリッタ7で反射された光及び偏光ビームスプリッタ7を透過した光はそれぞれ第一のビーム及び第二のビームに相当し、偏光ビームスプリッタ7はビーム生成手段と偏光設定手段とを兼ねた手段に相当する。
ディスク2への情報の記録時には、偏光ビームスプリッタ7で反射された光は、ミラー8で反射され、約50%がビームスプリッタ10を透過し、凸レンズ12,13により構成されるリレーレンズ系を透過して収束光となり、偏光ビームスプリッタ17へS偏光として入射してほぼ100%が反射され、対物レンズ18によりディスク2の記録層内に集光される。ディスク2の記録層内に集光された光は、ディスク2の反射層で反射され、対物レンズ18を逆向きに通り、偏光ビームスプリッタ17へP偏光として入射してほぼ100%が透過し、干渉フィルタ16で反射され、凸レンズ15,14により構成されるリレーレンズ系を逆向きに通り、約50%がビームスプリッタ11で反射され、凸レンズ21及び円筒レンズ22により構成されるアナモルフィックレンズ系により非点収差が与えられ、光検出器23の受光部上に集光される。
一方、偏光ビームスプリッタ7を透過した光は、ビーム遮断手段であるシャッタ9を通り、約50%がビームスプリッタ11を透過し、凸レンズ14,15により構成されるリレーレンズ系を透過して発散光となり、干渉フィルタ16で反射され、偏光ビームスプリッタ17へP偏光として入射してほぼ100%が透過し、対物レンズ18によりディスク2の記録層内に集光される。
光検出器23は、凸レンズ21及び円筒レンズ22により構成されるアナモルフィックレンズ系により形成される二つの焦線の中間に設けられており、ディスク2の半径方向に対応する分割線及び接線方向に対応する分割線で四つに分割された受光部を有する。各受光部から出力される電圧信号に基づいて、ディスク2の記録層内における、偏光ビームスプリッタ7で反射された光の集光点に対する偏光ビームスプリッタ7を透過した光の集光点の位置ずれが検出される。ディスク2の厚さ方向の集光点位置ずれである厚さ方向位置ずれ信号は公知の非点収差法により検出され、ディスク2の半径方向の集光点位置ずれである半径方向位置ずれ信号は公知のラジアルプッシュプル法により検出され、ディスク2の接線方向の集光点位置ずれである接線方向位置ずれ信号は公知のタンジェンシャルプッシュプル法により検出される。
これに対し、ディスク2からの情報の再生時には、偏光ビームスプリッタ7で反射された光はディスク2の記録層内に集光されるが、偏光ビームスプリッタ7を透過した光はシャッタ9で遮断され、ディスク2へ向かわない。ディスク2の記録層内に集光された光は、ディスク2の記録層で反射され、対物レンズ18を逆向きに通り、偏光ビームスプリッタ17へS偏光として入射してほぼ100%が反射され、凸レンズ13,12により構成されるリレーレンズ系を逆向きに通り、約50%がビームスプリッタ10で反射され、凸レンズ19により光検出器20の受光部上に集光される。
半導体レーザ24は波長が650nmの光を出射する。半導体レーザ24から出射した光は、凸レンズ25を透過して発散光から平行光へ変換され、約50%がビームスプリッタ26を透過し、干渉フィルタ16を透過し、偏光ビームスプリッタ17を透過し、対物レンズ18によりディスク2の反射層上に集光される。ディスク2の反射層上に集光された光は、ディスク2の反射層で反射され、対物レンズ18を逆向きに通り、偏光ビームスプリッタ17を透過し、干渉フィルタ16を透過し、約50%がビームスプリッタ26で反射され、ミラー27で反射され、凸レンズ28及び円筒レンズ29により構成されるアナモルフィックレンズ系により非点収差が与えられ、光検出器30の受光部上に集光される。
光検出器30は、凸レンズ28及び円筒レンズ29により構成されるアナモルフィックレンズ系により形成される二つの焦線の中間に設けられており、ディスク2の半径方向に対応する分割線及び接線方向に対応する分割線で四つに分割された受光部を有する。ディスク2の反射層には接線方向に平行な溝が形成されており、各受光部から出力される電圧信号に基づいて、ディスク2の反射層に形成された溝に対する半導体レーザ24から出射した光の集光点の位置ずれが検出される。ディスク2の厚さ方向の集光点位置ずれであるフォーカス誤差信号は公知の非点収差法により検出され、ディスク2の半径方向の集光点位置ずれであるトラック誤差信号は公知のラジアルプッシュプル法により検出される。
図2乃至図4に、図1における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図である。以下、図1乃至図4に基づき説明する。
ディスク2は、基板31,32間に、記録層33、1/4波長板層34、反射層35がこの順に挟まれた構成である。光は基板31を通して記録層33の側から入射する。基板31,32の材料としてはガラス、プラスチック等が用いられる。記録層33の材料としてはフォトポリマ等が用いられる。1/4波長板層34の材料としては、面内方向に配向した液晶高分子材料、面内方向に周期的な溝が形成された構造複屈折材料、面内方向に周期的な溝が形成され、その上に低屈折率層と高屈折率層とが交互に積層されたフォトニック結晶材料等が用いられる。反射層35の材料としてはアルミニウム、銀等が用いられる。図2及び図3は、ディスク2への情報の記録時の入射ビーム及び反射ビームの光路を示している。図2における入射ビーム37及び図3における入射ビーム39は、それぞれ図1における偏光ビームスプリッタ7で反射された光(第一のビーム)及び偏光ビームスプリッタ7を透過した光(第二のビーム)に対応する。これに対し、図4は、ディスク2からの情報の再生時の入射ビーム及び反射ビームの光路を示している。図4における入射ビーム41は、図1における偏光ビームスプリッタ7で反射された光(第一のビーム)に対応する。
図2において、入射ビーム37は偏光方向が紙面に垂直な収束光として対物レンズ18へ入射し、記録層33内を反射層35の側へ向かう途中で集光される。この光は1/4波長板層34を透過して偏光方向が紙面に垂直な直線偏光から円偏光へ変換され、反射層35で反射されて反射ビーム38となり、1/4波長板層34を透過して円偏光から偏光方向が紙面に平行な直線偏光へ変換され、記録層33を透過し、偏光方向が紙面に平行な収束光として対物レンズ18から出射する。一方、図3において、入射ビーム39は偏光方向が紙面に平行な発散光として対物レンズ18へ入射し、記録層33を透過し、1/4波長板層34を透過して偏光方向が紙面に平行な直線偏光から円偏光へ変換され、反射層35で反射されて反射ビーム40となり、1/4波長板層34を透過して円偏光から偏光方向が紙面に垂直な直線偏光へ変換され、記録層33内を反射層35と反対の側へ向かう途中で集光される。この光は偏光方向が紙面に垂直な発散光として対物レンズ18から出射する。入射ビーム37と反射ビーム40とは記録層33内の同一の位置に集光されて干渉し、集光点の近傍に微小な回折格子が形成される。
これに対し、図4において、入射ビーム41は偏光方向が紙面に垂直な収束光として対物レンズ18へ入射し、記録層33内を反射層35の側へ向かう途中で上記の回折格子36に集光される。この光は回折格子36で反射されて反射ビーム42となり、偏光方向が紙面に垂直な発散光として対物レンズ18から出射する。反射ビーム42は図1における光検出器20で受光される。ここで、回折格子36は記録マークに相当する。入射ビーム37及び反射ビーム40の集光点の位置を記録層33の厚さ方向へ移動させ、記録層33の面内方向だけでなく厚さ方向にも多数の回折格子を形成することにより、三次元記録再生を行うことができる。
本実施形態においては、入射ビーム37と反射ビーム40とは記録層33内では偏光方向が同じであるため干渉し、これにより回折格子36が形成される。入射ビーム37と反射ビーム40とは記録層33内の同一の位置に集光することにより、集光点の近傍での入射ビーム37及び反射ビーム40の単位面積当たりの強度が強いので、回折格子36の集光点の近傍における回折効率は高い。
ところで、回折格子36以外に、入射ビーム39と反射ビーム38とは記録層33内では偏光方向が同じであるため干渉し、これによっても回折格子が形成される。しかし、入射ビーム39及び反射ビーム38は記録層33内で集光しないことにより、入射ビーム39及び反射ビーム38の単位面積当たりの強度が弱いので、入射ビーム39と反射ビーム38との干渉により形成される回折格子の回折効率は非常に低い。また、入射ビーム37と反射ビーム38とは記録層33内では偏光方向が互いに直交しているため干渉せず、入射ビーム39と反射ビーム40とは記録層33内では偏光方向が互いに直交しているため干渉せず、入射ビーム37,39同士は記録層33内では偏光方向が互いに直交しているため干渉せず、反射ビーム38,40同士は記録層33内では偏光方向が互いに直交しているため干渉せず、これらにより回折格子は形成されない。
すなわち、入射ビーム37及び反射ビーム40の集光点の近傍に、回折効率が高い回折格子36以外に、回折効率がそれほど低くない回折格子は重なって形成されない。このように情報の再生に寄与しない回折格子は形成されないため、情報の再生に寄与する回折格子36の回折効率が低下せず、高品質な再生信号が得られる。
本実施形態では、図1における偏光ビームスプリッタ7を透過した光の光路中にシャッタ9を設け、ディスク2からの情報の再生時には、偏光ビームスプリッタ7を透過した光をシャッタ9で遮断する。これに対し、図1における偏光ビームスプリッタ7で反射された光の光路中にシャッタ9を設け、ディスク2からの情報の再生時には、偏光ビームスプリッタ7で反射された光をシャッタ9で遮断することも可能である。このとき、凸レンズ19、光検出器20はビームスプリッタ11で反射された光の光路中に設けられ、凸レンズ21、円筒レンズ22、光検出器23はビームスプリッタ10で反射された光の光路中に設けられる。
また、本実施形態では、図1における偏光ビームスプリッタ7がビーム生成手段と偏光設定手段とを兼ねている。これに対し、ビーム生成手段と偏光設定手段とを別々に設けることも可能である。例えば、偏光ビームスプリッタ7をビームスプリッタで置き換え、ビームスプリッタで反射された光又はビームスプリッタを透過した光の光路中に1/2波長板を設けてもよい。ここで、1/2波長板が無ければ、ビームスプリッタで反射された光とビームスプリッタを透過した光とは偏光方向が同じである。しかし、1/2波長板を設けると、一方の光は1/2波長板を透過して偏光方向が90°回転するため、ビームスプリッタで反射された光とビームスプリッタを透過した光とは偏光方向が互いに直交する。この場合、ビームスプリッタはビーム生成手段に相当し、1/2波長板は偏光設定手段に相当する。
更に、本実施形態では、図1における偏光ビームスプリッタ7がビーム生成手段に相当し、シャッタ9がビーム遮断手段に相当する。これに対し、ビーム生成手段とビーム遮断手段とを兼ねた手段を設けることも可能である。例えば、1/2波長板6を入射光の光軸の回りに回転できるようにし、シャッタ9を削除するようにしてもよい。ディスク2への情報の記録時には、1/2波長板6を透過した光の偏光方向が紙面に対して45°の方向となるように1/2波長板6を回転させると、偏光ビームスプリッタ7において反射される光と透過する光とが生成される。これに対し、ディスク2からの情報の再生時には、1/2波長板6を透過した光の偏光方向が紙面に垂直になるように1/2波長板6を回転させると、偏光ビームスプリッタ7において反射される光のみが生成される。この場合、偏光ビームスプリッタ7はビーム生成手段とビーム遮断手段とを兼ねた手段に相当する。
図5は、本発明に係る光学式情報記録再生装置の一実施形態を示すブロック図である。以下、図1及び図5に基づき説明する。
本実施形態の光学式情報記録再生装置100において、光ヘッド1は図1に示す本発明に係る光ヘッド装置の第一実施形態である。光ヘッド1はポジショナ43に搭載されており、ディスク2はスピンドル44に搭載されている。変調回路46からスピンドル駆動回路61までの全ての回路は、コントローラ45により制御される。
変調回路46は、ディスク2への情報の記録時に、記録データとして外部から入力された信号を変調規則に従って変調する。記録信号生成回路47は、変調回路46で変調された信号に基づいて、光ヘッド1内のレーザ3を駆動するための記録信号を生成する。レーザ駆動回路48は、ディスク2への情報の記録時には、記録信号生成回路47で生成された記録信号に基づいて、レーザ3へ記録信号に応じた電流を供給してレーザ3を駆動する。これに対し、レーザ駆動回路48は、ディスク2からの情報の再生時には、レーザ3からの出射光のパワーが一定になるように、レーザ3へ一定の電流を供給してレーザ3を駆動する。
増幅回路49は、ディスク2からの情報の再生時に、光ヘッド1内の光検出器20の受光部から出力される電圧信号を増幅する。再生信号処理回路50は、増幅回路49で増幅された電圧信号に基づいて、ディスク2に記録されたマーク/スペース信号である再生信号の生成、波形等化、二値化を行う。復調回路51は、再生信号処理回路50で二値化された信号を復調規則に従って復調し、再生データとして外部へ出力する。
ビーム遮断駆動手段であるシャッタ駆動回路52は、ディスク2への情報の記録時には光ヘッド1内の偏光ビームスプリッタ7を透過した光を遮断せず、ディスク2からの情報の再生時には光ヘッド1内の偏光ビームスプリッタ7を透過した光を遮断するように、図示しないモータにより光ヘッド1内のシャッタ9を駆動する。
半導体レーザ駆動回路53は、ディスク2への情報の記録時及びディスク2からの情報の再生時に、光ヘッド1内の半導体レーザ24からの出射光のパワーが一定になるように、半導体レーザ24へ一定の電流を供給して半導体レーザ24を駆動する。
増幅回路54は、ディスク2への情報の記録時及びディスク2からの情報の再生時に、光ヘッド1内の光検出器30の各受光部から出力される電圧信号を増幅する。誤差信号生成回路55は、増幅回路54で増幅された電圧信号に基づいて、光ヘッド1内の対物レンズ18を駆動するためのフォーカス誤差信号及びトラック誤差信号を生成する。対物レンズ駆動回路56は、誤差信号生成回路55で生成されたフォーカス誤差信号及びトラック誤差信号に基づいて、図示しない電磁駆動型の二軸アクチュエータへフォーカス誤差信号及びトラック誤差信号に応じた電流を供給して、対物レンズ18をディスク2の厚さ方向及び半径方向へ駆動する。
増幅回路57は、ディスク2への情報の記録時に、光ヘッド1内の光検出器23の各受光部から出力される電圧信号を増幅する。位置ずれ信号生成回路58は、増幅回路57で増幅された電圧信号に基づいて、光ヘッド1内のリレーレンズ系を構成する凸レンズ14又は凸レンズ15を駆動するための厚さ方向位置ずれ信号、半径方向位置ずれ信号、接線方向位置ずれ信号を生成する。リレーレンズ駆動回路59は、ディスク2への情報の記録時及びディスク7からの情報の再生時に、ディスク2の記録層内における、光ヘッド1内の偏光ビームスプリッタ7で反射された光の集光点の位置をディスク2の厚さ方向へ移動させるために、図示しない電磁駆動型の一軸アクチュエータへ移動量に応じた電流を供給して、光ヘッド1内のリレーレンズ系を構成する凸レンズ12又は凸レンズ13を、ディスク2の厚さ方向に対応する方向へ駆動する。更に、リレーレンズ駆動回路59は、ディスク2への情報の記録時に、位置ずれ信号生成回路58で生成された厚さ方向位置ずれ信号、半径方向位置ずれ信号、接線方向位置ずれ信号に基づいて、図示しない電磁駆動型の三軸アクチュエータへ厚さ方向位置ずれ信号、半径方向位置ずれ信号、接線方向位置ずれ信号に応じた電流を供給して、光ヘッド1内のリレーレンズ系を構成する凸レンズ14又は凸レンズ15を、ディスク2の厚さ方向に対応する方向、半径方向に対応する方向、接線方向に対応する方向へ駆動する。
ポジショナ制御回路60は、図示しないモータにより光ヘッド1が搭載されているポジショナ43をディスク2の半径方向へ移動させ、スピンドル制御回路61は、図示しないモータによりディスク2が搭載されているスピンドル44を回転させる。
本実施形態の光学式情報記録再生装置100によれば、光ヘッド1等を備えたことにより、高品質な再生信号が得られる。
図6は、本発明に係る光ヘッド装置の第二実施形態を示す光路図である。図7乃至図9は、図6における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図である。以下、これらの図面に基づき説明する。ただし、図1乃至図4と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光ヘッド1’では、偏光ビームスプリッタ17と対物レンズ18との間に1/4波長板101が設けられている。これに合わせて、凸レンズ19及び光検出器20はビームスプリッタ11で反射された光の光路中に設けられ、凸レンズ21、円筒レンズ22及び光検出器23はビームスプリッタ10で反射された光の光路中に設けられる。偏光ビームスプリッタ7がビーム生成手段に相当し、偏光ビームスプリッタ7及び1/4波長板101が偏光設定手段に相当する。
図2乃至図4における入射ビーム37,39,41及び反射ビーム38,40,42はいずれも直線偏光である。これに対し、偏光ビームスプリッタ17と対物レンズ18との間に1/4波長板101を設けることにより、入射ビーム37’,39’,41’及び反射ビーム38’,40’,42’をいずれも円偏光とすることができる。例えば、入射ビーム37’は右回り円偏光、入射ビーム39’は左回り円偏光、入射ビーム41’は右回り円偏光、反射ビーム38’は左回り円偏光、反射ビーム40’は右回り円偏光、反射ビーム42’は右回り円偏光となる。
本実施形態の光ヘッド1’によれば、ディスク2の記録層33内に互いに異なる回転方向の円偏光同士による回折格子が形成されないので、図1の光ヘッド1と同様の作用及び効果が得られる。
本発明の他の実施形態に係る光記録媒体は、記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から入射し前記記録層内を前記反射層の側へ向かう第一のビームと前記記録層の側から入射し前記記録層内を透過し前記反射層で反射し前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう第二のビームとの干渉によって前記記録層内に回折格子が形成されるもの、すなわち、前記記録層を透過して反射層に至る第一のビームと前記反射層で反射して記録層を透過する第二のビームとの干渉によって前記記録層に回折格子が形成される構成としてもよいものである。そして、本発明の他の実施形態に係る光記録媒体は、前記記録層と前記反射層との間に、前記第一のビーム及び前記第二のビームに対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有する構成としてもよいものである。
第一のビームL1は、記録層を透過して反射層に至る入射ビームL1iと、反射層で反射して記録層を透過する反射ビームL1oとに分けられる。同様に、第二のビームL2も入射ビームL2iと反射ビームL2oとに分けられる。そして、従来の光記録媒体において、入射ビームL1iと反射ビームL2oとの干渉を利用して、記録層に回折格子を形成する。このとき、各ビームを符号だけで示すと、L1i−L2oの組み合わせ以外にもL1i−L1o、L1i−L2i、L1o−L2i、L1o−L2o、L2i−L2oの組み合わせが存在し、これらの組み合わせによっても記録層に回折格子が形成される。
これに対し、本発明の他の実施形態に係る光記録媒体は、反射層と記録層との間に1/4波長板層を入れて、例えばL1iをS波、L2iをP波とする。これをL1iS、L2iPとすると、前述の組み合わせは、1/4波長板層の作用を受けて、L1iS−L2oS以外に、L1iS−L1oP、L1iS−L2iP、L1oP−L2iP、L1oP−L2oS、L2iP−L2oSとなる。ここで、L1iS−L1oP、L1iS−L2iP、L1oP−L2oS、L2iP−L2oSは、互いに偏光方向が直交するので回折格子が形成されない。また、L1oP−L2iPは、偏光方向が一致するものの、L1iS−L2oSが回折格子を形成する前又は後の光同士の組み合わせであることにより、光の強度が弱いのでその回折格子は無視できる。したがって、光記録媒体の記録層内に情報の再生に寄与しない回折格子が形成されないので、L1iS−L2oSによる回折格子のみが形成されることになり、高品質な再生信号が得られる。
本発明の他の実施形態に係る光ヘッド装置は、上記光記録媒体を使用対象とするものである。そして、本発明の他の実施形態に係る光ヘッド装置の特徴は、前記第一のビーム及び前記第二のビームを生成するビーム生成手段と、前記第一のビームと前記第二のビームとを前記記録層内の同一位置に集光するレンズ系と、前記光記録媒体へ入射する前記第一のビームと前記第二のビームとの偏光状態を互いに異ならせる偏光設定手段とを備えた構成としてもよいものである。
ビーム生成手段で生成された第一及び第二のビームは、レンズ系によって光記録媒体の記録層へ集光される。そして、光記録媒体では、記録層を透過して反射層に至る第一のビームと反射層で反射して記録層を透過する第二のビームとの干渉によって、記録層に回折格子が形成される。このとき、記録層と反射層との間には1/4波長板層が設けられ、かつ、光記録媒体へ入射する第一及び第二のビームは偏光設定手段によって偏光状態が互いに異なっている。そのため、前述したように第一のビームの入射ビームと第二のビームの反射ビームとの組み合わせのみによって回折格子が形成されるので、高品質な再生信号が得られる。
また、前記偏光設定手段は、前記第一のビームと前記第二のビームとを偏光方向が互いに直交する直線偏光にしてもよく、前記第一のビームと前記第二のビームとを回転方向が互いに逆の円偏光にしてもよい。更に、前記ビーム生成手段及び前記偏光設定手段は、入射ビーム(無偏光のビーム)を反射及び透過させる偏光ビームスプリッタから成るとしてもよく、入射ビーム(無偏光のビーム)を反射及び透過させる偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタを透過した光及び反射した光を透過させる1/4波長板とから成るとしてもよい。偏光ビームスプリッタを用いた場合は、簡素な構成で両手段を実現できる。
また、本発明の他の実施形態に係る光ヘッド装置は、前述の構成に加えて、前記光記録媒体へ入射する前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するか否かを切り替え可能なビーム遮断手段と、このビーム遮断手段で遮断されなかった前記第一のビーム及び前記第二のビームの他方による前記回折格子からの反射光を受光する光検出器と、を備えてもよい。ビーム遮断手段で第一及び第二のビームを遮断しないときは、これらのビームが光記録媒体に到達して回折格子を形成することにより、情報を記録できる。一方、ビーム遮断手段で第一及び第二のビームの一方を遮断するときは、他方のビームのみが光記録媒体に到達して回折格子で反射することにより、情報を再生できる。
本発明の他の実施形態に係る光学式情報記録再生装置は、上記光ヘッド装置と、ビーム遮断駆動手段とを備えた構成としてもよいものである。このビーム遮断駆動手段は、前記光記録媒体へ情報を記録するときには前記第一のビーム及び前記第二のビームを遮断せず、前記光記録媒体から情報を再生するときには前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するように、前記ビーム遮断手段を駆動する。本発明の他の実施形態に係る光学式情報記録再生装置によれば、本発明の他の実施形態に係る光ヘッド装置等を備えたことにより、高品質な再生信号が得られる。
本発明の他の実施形態に係る光ヘッド装置は、光記録媒体を使用対象とし、光源、ビーム生成手段、対物レンズを含むレンズ系、ビーム遮断手段、光検出器、偏光設定手段等を有する構成としてもよいものである。光記録媒体は、記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から光が入射し、前記記録層と前記反射層との間に、透過光に対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有する。レンズ系は、前記第一及び第二のビームを前記光記録媒体へ導き、前記記録層内を前記反射層の側へ向かう前記第一のビームと、前記記録層を透過し、前記反射層で反射され、前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう前記第二のビームとを前記記録層内の同一の位置に集光する。ビーム遮断手段は、前記ビーム生成手段から前記対物レンズへ向かう前記第一又は第二のビームを遮断するか否かを切り替え可能な、例えばシャッタである。光検出器は、前記記録層からの前記第一又は第二のビームの反射光を受光する。偏光設定手段は、前記光記録媒体へ入射する前記第一のビームと前記第二のビームとの偏光状態を互いに直交させる。
本発明の他の実施形態に係る光学式情報記録再生装置は、上記光ヘッド装置と、ビーム遮断駆動手段とを有する構成としてもよいものである。ビーム遮断駆動手段は、前記光記録媒体への情報の記録時には前記第一及び第二のビームを遮断せず、前記光記録媒体からの情報の再生時には前記第一又は第二のビームを遮断するように、前記ビーム遮断手段を駆動する。
本発明の他の実施形態に係る光ヘッド装置及び光学式情報記録再生装置においては、記録層と反射層との間に1/4波長板層を有する光記録媒体を用い、光記録媒体へ入射する第一のビームと第二のビームとの偏光状態が互いに直交している。このとき、記録層内を反射層の側へ向かう第一のビームと記録層内を反射層と反対の側へ向かう第二のビームとは偏光状態が同じであるために干渉し、これにより集光点の近傍に情報の再生に寄与する回折格子が形成される。これに対し、記録層内を反射層の側へ向かう第一のビームと記録層内を反射層と反対の側へ向かう第一のビーム、記録層内を反射層の側へ向かう第二のビームと記録層内を反射層と反対の側へ向かう第二のビーム、記録層内を反射層の側へ向かう第一のビームと記録層内を反射層の側へ向かう第二のビーム、記録層内を反射層と反対の側へ向かう第一のビームと記録層内を反射層と反対の側へ向かう第二のビームは、それぞれ偏光状態が互いに直交しているため干渉せず、これらにより情報の再生に寄与しない回折格子は形成されない。したがって、情報の再生に寄与する回折格子の回折効率が低下しないので、高品質な再生信号が得られる。
なお、本発明は、言うまでもないが、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、光記録媒体は円盤状の光ディスクとしたが、カード状などの光記録媒体としてもよい。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は2007年4月25日に出願された日本出願特願2007−116228を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明に係る光ヘッド装置の第一実施形態を示す光路図である。 図1における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(a)である。 図1における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(b)である。 図1における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(c)である。 本発明に係る光学式情報記録再生装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る光ヘッド装置の第二実施形態を示す光路図である。 図6における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(a)である。 図6における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(b)である。 図6における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(c)である。 従来の光ヘッド装置を示す光路図である。 図10における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(a)である。 図10における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(b)である。 図10における光ディスクに対する入射ビーム及び反射ビームを示す光路図(c)である。
符号の説明
1,1’ 光ヘッド(光ヘッド装置)
2 ディスク(光ディスク、光記録媒体)
3 レーザ
4 凹レンズ
5 凸レンズ
6 1/2波長板
7 偏光ビームスプリッタ(ビーム生成手段、偏光設定手段)
8 ミラー
9 シャッタ(ビーム遮断手段)
10、11 ビームスプリッタ
12〜15 凸レンズ
16 干渉フィルタ
17 偏光ビームスプリッタ
18 対物レンズ
19 凸レンズ
20 光検出器
21 凸レンズ
22 円筒レンズ
23 光検出器
24 半導体レーザ
25 凸レンズ
26 ビームスプリッタ
27 ミラー
28 凸レンズ
29 円筒レンズ
30 光検出器
31,32 基板
33 記録層
34 1/4波長板層
35 反射層
36 回折格子
37,37’ 入射ビーム(第一のビーム)
38,38’ 反射ビーム(第一のビーム)
39,39’ 入射ビーム(第二のビーム)
40,40’ 反射ビーム(第二のビーム)
41,41’ 入射ビーム(第一のビーム)
42,42’ 反射ビーム(第一のビーム)
43 ポジショナ
44 スピンドル
45 コントローラ
46 変調回路
47 記録信号生成回路
48 レーザ駆動回路
49 増幅回路
50 再生信号処理回路
51 復調回路
52 シャッタ駆動回路(ビーム遮断駆動手段)
53 半導体レーザ駆動回路
54 増幅回路
55 誤差信号生成回路
56 対物レンズ駆動回路
57 増幅回路
58 位置ずれ信号生成回路
59 リレーレンズ駆動回路
60 ポジショナ駆動回路
61 スピンドル駆動回路
100 光学式情報記録再生装置
101 1/4波長板(偏光設定手段)

Claims (9)

  1. 記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から入射し前記記録層内を前記反射層の側へ向かう第一のビームと前記記録層の側から入射し前記記録層内を透過し前記反射層で反射し前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう第二のビームとの干渉によって前記記録層内に回折格子が形成される光記録媒体において、
    前記記録層と前記反射層との間に、前記第一のビーム及び前記第二のビームに対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有することを特徴とする光記録媒体。
  2. 前記光記録媒体が光ディスクであることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  3. 光記録媒体を使用対象とする光ヘッド装置であって、
    前記光記録媒体は、記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から入射し前記記録層内を前記反射層の側へ向かう第一のビームと前記記録層の側から入射し前記記録層内を透過し前記反射層で反射し前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう第二のビームとの干渉によって前記記録層内に回折格子が形成されるものであり、
    前記記録層と前記反射層との間に、前記第一のビーム及び前記第二のビームに対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有しており、
    前記第一のビーム及び前記第二のビームを生成するビーム生成手段と、
    前記第一のビームと前記第二のビームとを前記記録層内の同一位置に集光するレンズ系と、
    前記光記録媒体へ入射する前記第一のビームと前記第二のビームとの偏光状態を互いに異ならせる偏光設定手段と、を備えたことを特徴とする光ヘッド装置。
  4. 前記偏光設定手段は、前記第一のビームと前記第二のビームとを偏光方向が互いに直交する直線偏光とすることを特徴とする請求項3記載の光ヘッド装置。
  5. 前記偏光設定手段は、前記第一のビームと前記第二のビームとを回転方向が互いに逆の円偏光とすることを特徴とする請求項3記載の光ヘッド装置。
  6. 前記ビーム生成手段及び前記偏光設定手段は、入射ビームを反射及び透過させる偏光ビームスプリッタからなることを特徴とする請求項4記載の光ヘッド装置。
  7. 前記ビーム生成手段及び前記偏光設定手段は、入射ビームを反射及び透過させる偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタを透過した光及び反射した光を透過させる1/4波長板とからなることを特徴とする請求項5記載の光ヘッド装置。
  8. 前記光記録媒体へ入射する前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するか否かを切り替え可能なビーム遮断手段と、
    このビーム遮断手段で遮断されなかった前記第一のビーム及び前記第二のビームの他方による前記回折格子からの反射光を受光する光検出器と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の光ヘッド装置。
  9. 光記録媒体を使用対象とする光ヘッド装置と、ビーム遮断駆動手段とを有し、
    前記光記録媒体は、記録層と反射層とを有し、前記記録層の側から入射し前記記録層内を前記反射層の側へ向かう第一のビームと前記記録層の側から入射し前記記録層内を透過し前記反射層で反射し前記記録層内を前記反射層と反対の側へ向かう第二のビームとの干渉によって前記記録層内に回折格子が形成されるものであり、
    前記記録層と前記反射層との間に、前記第一のビーム及び前記第二のビームに対して1/4波長板として作用する1/4波長板層を有しており、
    前記光ヘッド装置は、
    前記第一のビーム及び前記第二のビームを生成するビーム生成手段と、
    前記第一のビームと前記第二のビームとを前記記録層内の同一位置に集光するレンズ系と、
    前記光記録媒体へ入射する前記第一のビームと前記第二のビームとの偏光状態を互いに異ならせる偏光設定手段と、
    前記光記録媒体へ入射する前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するか否かを切り替え可能なビーム遮断手段と、
    前記ビーム遮断手段で遮断されなかった前記第一のビーム及び前記第二のビームの他方による前記回折格子からの反射光を受光する光検出器と、を備えたものであり、
    前記ビーム遮断駆動手段は、前記光記録媒体へ情報を記録するときには前記第一のビーム及び前記第二のビームを遮断せず、前記光記録媒体から情報を再生するときには前記第一のビーム及び前記第二のビームの一方を遮断するように、前記ビーム遮断手段を駆動するものであることを特徴とする光学式情報記録再生装置。
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