JPWO2008117424A1 - ナビゲーション装置、ルート案内方法及びルート案内プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
40 表示ユニット
100 ナビゲーション装置
200 ルート案内ユニット
210 目的地設定部
211 案内ルート決定部
212 ルート案内部
213 逸脱検出部
214 リルート部
215 オートリルート部
216 表示制御部
以下、本発明をナビゲーション装置に適用した実施例について説明する。図1に、本発明の実施例に係るナビゲーション装置100の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置100は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
図2に、本実施例によるルート案内ユニットの機能構成を示す。ルート案内ユニット200は、実際には、図1に示すナビゲーション装置100の構成要素により実現される。ルート案内ユニット200は、目的地設定部210と、案内ルート決定部211と、ルート案内部212と、逸脱検出部213と、リルート部214と、オートリルート部215と、表示制御部216と、を備える。これらは、図1に示すシステムコントローラ20のCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
案内地点表示画像について以下に詳しく説明する。「案内地点表示画像」とは、車両の現在位置と、案内ルートにおける次の案内地点と、車両の現在位置と次の案内地点とを結ぶ案内方向線とを含む画像である。なお、以下の説明では、本発明による「案内地点表示画像」と区別するために、ルート案内中の通常の表示画像を「通常案内画像」と呼ぶことにする。
まず、案内地点表示画像の第1の例について説明する。図3(A)は、比較のために示した通常案内画像の例である。図示のように、通常案内画像110では、車両の現在位置周辺の地図画像上に、案内ルート150と、車両の現在位置を示す自車マーク151とが表示される。案内ルート150は表示色や表示線の太さなどにより、他の道路と区別されて表示される。本実施例では、図示の便宜上、案内ルート150を太い破線で示す。
次に、案内地点表示画像の第2の例について説明する。図4(A)は、比較のために示した通常案内画像の例であり、図3(A)と同様である。図4(B)は、案内地点表示画像の第2の例を示す。この例では、案内地点表示画像120bは、通常の地図画像ではなく、位置及び方向を簡略化して示す簡略地図(「デフォルメ地図」などとも呼ばれる。)の画像である。第2の例による案内地点地図画像120bにおいても、車両の現在位置を示す自車マーク151と、次の案内地点を示す案内地点マーク155と、現在位置と次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線152とが一画面に示されている。よって、ユーザは、案内地点表示画像を見ることにより、現在位置と案内ルート上の次の案内地点との位置関係、次の案内地点の方向、などを一目で知ることができる。
次に、案内地点表示画像の第3の例について説明する。図5(A)は、比較のために示した通常案内画像の例であり、図3(A)と同様である。図5(B)は、案内地点表示画像の第3の例を示す。この例では、案内地点表示画像120cは、1画面構成であり、車両の現在位置を示す自車マーク151と、次の案内地点を示す案内地点マーク155と、現在位置と次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線152とが一画面内に表示できるように縮尺が調整されている。即ち、図5(A)の通常案内画像110と比べて、図5(B)に示す案内地点表示画像120cは、小さな縮尺(即ち、広域表示)となっている。なお、案内地点表示画像120cには、案内ルート150も表示されている。
次に、案内地点表示画像の第4の例について説明する。図6(A)は、比較のために示した通常案内画像の例であり、図3(A)と同様である。図6(B)は、案内地点表示画像の第3の例を示す。この例では、案内地点表示画像120dは、1画面構成であり、車両の現在位置を示す自車マーク151と、次の案内地点を示す案内地点マーク155と、現在位置と次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線152とが一画面内に表示できるように縮尺が調整されている。なお、案内地点表示画像120dには、案内ルート150も表示されている。
次に、実施例に係るルート案内処理について説明する。以下の実施例に係るルート案内処理は、ルート案内中に上記の案内地点表示画像を表示するものである。
ルート案内処理の第1実施例では、表示制御部216は、ルート案内中に上述の第1乃至第4の例のいずれかによる案内地点表示画像を表示する。この場合、第1乃至第4の案内地点表示画像のいずれを表示するかは、予めユーザがメニュー画面などにおいて選択し、設定できることが好ましい。また、案内地点表示画像は、車両の現在位置と次の案内地点との位置関係を示すものであるので、車両が案内地点を通過する度に更新される。即ち、車両が案内地点を通過すると、車両の現在位置と、新たな次の案内地点と、それらを結ぶ案内地点方向線とを含む新たな案内地点表示画像が生成され、表示される。
ルート案内処理の第2実施例では、ルート案内中に車両が案内ルートに沿って走行しているときは、通常案内画像が表示される。一方、車両が案内ルートを逸脱したときには、2画面表示の案内地点表示画像、即ち前述の第1又は第2の例による案内地点表示画像が表示される。これは、本発明の案内地点表示画像は、現在位置と次の案内地点との位置関係をわかりやすく示すものであるので、車両が案内ルートを逸脱し、ユーザが自ら案内ルートへ復帰するように運転する場合に特に役に立つからである。
ルート案内処理の第3実施例では、ルート案内中に車両が案内ルートに沿って走行しているときは、通常案内画像が表示される。一方、車両が案内ルートを逸脱したときには、2画面表示の案内地点表示画像、即ち前述の第1又は第2の例による案内地点表示画像が表示される。また、それに伴って、ルート案内部212はユーザに対してリルートを行うか否かの問い合わせを行い、ユーザがリルートを指示すると、それに応じてリルートが実行される。さらに、問い合わせに対して所定時間以上ユーザが応答しないと、自動的にリルートが実行される。
ルート案内処理の第4実施例では、ルート案内中に車両が案内ルートに沿って走行しているときは、通常案内画像が表示される。一方、車両が案内ルートを逸脱したときには、2画面表示の案内地点表示画像、即ち前述の第1又は第2の例による案内地点表示画像が表示される。ここまでは第3実施例と同様である。これに加えて、第4実施例では、車両が案内ルートを逸脱すると同時にリルート部214はリルート計算を開始する。ルート案内部212はユーザに対してリルートを行うか否かの問い合わせを行い、ユーザがリルートを指示すると、それに応じてリルートが実行される。さらに、問い合わせに対して所定時間以上ユーザが応答しないと、ルート案内部212は現在位置から元の案内ルートの次の案内地点までの距離と、リルートにより得られた新たな案内ルートにおける次の案内地点との距離を比較し、新たな案内ルートの次の案内地点の方が近い場合に自動的にリルート結果を反映する。
請求項2に記載の発明は、移動体のナビゲーション装置であって、目的地を設定する目的地設定手段と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を行わないように設定されているときのみ、前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、移動体のナビゲーション装置であって、目的地を設定する目的地設定手段と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段と、を備え、ユーザの設定により、前記表示制御手段による前記案内地点表示画像の表示を行うか否かが設定され、前記オートリルート手段は、前記案内地点表示画像の表示を行うように設定されているときには、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を実行しないように自動的に設定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、移動体のナビゲーション装置であって、目的地を設定する目的地設定手段と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、ユーザのリルート指示に応じて新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、前記ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、移動体のナビゲーション装置であって、目的地を設定する目的地設定手段と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示し、前記ユーザのリルート指示が入力された後は前記リルート処理により得られた新たな案内ルートを表示することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、移動体のルート案内方法であって、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート工程と、を備え、前記表示工程は、前記オートリルート工程で前記オートリルート処理を行わないように設定されているときのみ、前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、移動体のルート案内方法であって、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート工程と、を備え、ユーザの設定により、前記表示工程で前記案内地点表示画像の表示を行うか否かが設定され、前記オートリルート工程は、前記案内地点表示画像の表示を行うように設定されているときには、前記オートリルート工程で前記オートリルート処理を実行しないように自動的に設定することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、移動体のルート案内方法であって、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、ユーザのリルート指示に応じて新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート工程と、を備え、前記表示工程は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、前記ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、移動体のルート案内方法であって、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート工程と、を備え、前記表示工程は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示し、前記ユーザのリルート指示が入力された後は前記リルート処理により得られた新たな案内ルートを表示することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムであって、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を行わないように設定されているときのみ、前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムであって、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、ユーザの設定により、前記表示制御手段による前記案内地点表示画像の表示を行うか否かが設定され、前記オートリルート手段は、前記案内地点表示画像の表示を行うように設定されているときには、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を実行しないように自動的に設定することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムであって、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、ユーザのリルート指示に応じて新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、前記ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムであって、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示し、前記ユーザのリルート指示が入力された後は前記リルート処理により得られた新たな案内ルートを表示することを特徴とする。
本発明の他の好適な実施形態では、移動体のルート案内方法は、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート工程と、を備え、前記表示工程は、前記オートリルート工程で前記オートリルート処理を行わないように設定されているときのみ、前記案内地点表示画像を表示する。これにより、オートリルート処理がオフに設定されているときに現在位置が案内ルートを逸脱すると、案内地点表示画像が表示されるので、ユーザは自ら案内ルートに戻るように走行することが容易となる。
本発明の他の好適な実施形態では、移動体のルート案内方法は、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート工程と、を備え、ユーザの設定により、前記表示工程で前記案内地点表示画像の表示を行うか否かが設定され、前記オートリルート工程は、前記案内地点表示画像の表示を行うように設定されているときには、前記オートリルート工程で前記オートリルート処理を実行しないように自動的に設定する。この移動体のルート案内方法では、現在位置が案内ルートを逸脱した場合に、ユーザが自ら案内地点表示画像を用いて走行したいと希望しているときには、オートリルートが実行されないようにオートリルート処理は自動的にオフにされる。
本発明の他の好適な実施形態では、移動体のルート案内方法は、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、ユーザのリルート指示に応じて新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート工程と、を備え、前記表示工程は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、前記ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示する。これにより、ユーザは、自らリルートを指示するまでは、案内地点表示画像を参照して自ら走行ルートを決定することができる。
本発明の他の好適な実施形態では、移動体のルート案内方法は、目的地を設定する目的地設定工程と、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出工程と、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート工程と、を備え、前記表示工程は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示し、前記ユーザのリルート指示が入力された後は前記リルート処理により得られた新たな案内ルートを表示する。これにより、ユーザは自ら走行ルートを決定して走行を続けるか、リルート処理を利用するかを任意に選択することができる。
本発明の他の好適な実施形態では、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムは、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を行わないように設定されているときのみ、前記案内地点表示画像を表示する。このルート案内プログラムを、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行すれば、オートリルート処理がオフに設定されているときに現在位置が案内ルートを逸脱すると、案内地点表示画像が表示されるので、ユーザは自ら案内ルートに戻るように走行することが容易となる。
本発明の他の好適な実施形態では、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムは、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、ユーザの設定により、前記表示制御手段による前記案内地点表示画像の表示を行うか否かが設定され、前記オートリルート手段は、前記案内地点表示画像の表示を行うように設定されているときには、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を実行しないように自動的に設定する。このルート案内プログラムを、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行すれば、現在位置が案内ルートを逸脱した場合に、ユーザが自ら案内地点表示画像を用いて走行したいと希望しているときには、オートリルートが実行されないようにオートリルート処理は自動的にオフにされる。
本発明の他の好適な実施形態では、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムは、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、ユーザのリルート指示に応じて新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、前記ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示する。このルート案内プログラムを、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行すれば、ユーザは、自らリルートを指示するまでは、案内地点表示画像を参照して自ら走行ルートを決定することができる。
本発明の他の好適な実施形態では、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムは、目的地を設定する目的地設定手段、案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示し、前記ユーザのリルート指示が入力された後は前記リルート処理により得られた新たな案内ルートを表示する。このルート案内プログラムを、コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行すれば、ユーザは自ら走行ルートを決定して走行を続けるか、リルート処理を利用するかを任意に選択することができる。
これらのルート案内プログラムは、記憶媒体に記憶して取り扱うことができる。
Claims (16)
- 移動体のナビゲーション装置であって、
目的地を設定する目的地設定手段と、
案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段と、
前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段と、
前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段を備え、
前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、前記表示部を2画面以上に分割し、1つの画面に前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 前記案内地点表示画像は、前記現在位置と次の案内地点とを一画面で表示可能な縮尺の地図画像であることを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
- 前記案内地点表示画像は、前記現在位置と次の案内地点との位置関係を示した簡易図形画像であることを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
- 前記表示制御手段は、前記移動体が案内地点を通過するたびに、新たな次の案内地点に基づいて前記案内地点表示画像を更新することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
- 前記表示制御手段は、前記移動体が案内地点を通過するたびに、新たな次の案内地点が前記案内地点表示画像に含まれるように前記案内地点表示画像の縮尺を決定することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
- 前記表示制御手段は、前記移動体が案内地点を通過するたびに、新たな次の案内地点が前記案内地点表示画像に含まれるように前記案内地点表示画像における前記現在位置を調整することを特徴とする請求項5又は6に記載のナビゲーション装置。
- 前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、
前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を行わないように設定されているときのみ、前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、
前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、自動的に新たな案内ルートを決定するオートリルート処理を実行するオートリルート手段と、を備え、
ユーザの設定により、前記表示制御手段による前記案内地点表示画像の表示を行うか否かが設定され、
前記オートリルート手段は、前記案内地点表示画像の表示を行うように設定されているときには、前記オートリルート手段が前記オートリルート処理を実行しないように自動的に設定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、
前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、ユーザのリルート指示に応じて新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、前記ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 前記リルート手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱してから所定時間以内に前記ユーザのリルート指示が入力されない場合、前記リルート処理を実行することを特徴とする請求項10に記載のナビゲーション装置。
- 前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したことを検出する逸脱検出手段と、
前記現在位置が前記案内ルートを逸脱したときに、新たな案内ルートを決定するリルート処理を実行するリルート手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱した場合、ユーザのリルート指示が入力されるまでは前記案内地点表示画像を表示し、前記ユーザのリルート指示が入力された後は前記リルート処理により得られた新たな案内ルートを表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 前記表示制御手段は、前記現在位置が前記案内ルートを逸脱してから所定時間以内に前記ユーザのリルート指示が入力されない場合、現在の案内ルートにおける次の案内地点よりも、前記リルート処理により得られた新たな案内ルートにおける次の案内地点の方が現在位置から近いならば、前記新たな案内ルートを表示することを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション装置。
- 移動体のルート案内方法であって、
目的地を設定する目的地設定工程と、
案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定工程と、
前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内工程と、
前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示工程と、を備えることを特徴とするルート案内方法。 - コンピュータを備えるナビゲーション装置において実行される移動体のルート案内プログラムであって、
目的地を設定する目的地設定手段、
案内地点を経由して前記目的地に至る案内ルートを決定する案内ルート決定手段、
前記案内ルートに従って、ルート案内を実行するルート案内手段、及び、
前記ルート案内中に、前記移動体の現在位置と、次の案内地点と、前記現在位置と前記次の案内地点とを結ぶ案内地点方向線とを含む案内地点表示画像を表示部に表示する表示制御手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするルート案内プログラム。 - 請求項15に記載のルート案内プログラムを記憶した記憶媒体。
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