JPWO2008105054A1 - 電動機の固定子及び電動機及びポンプ及び電動機の製造方法 - Google Patents

電動機の固定子及び電動機及びポンプ及び電動機の製造方法 Download PDF

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Abstract

コイルエンドを低く整形することにより、銅量を低減し、コイルエンドを固定する縛り糸の使用量を最小限とすることで部品コストの低減を図り、プロテクタ、リード線口出し部品を容易に組付ける構成にして加工コストの低減を図り、コイルエンドとプロテクタを強固に保持することで、固定子の品質向上を図ることができる電動機の固定子を提供することを目的とする。スロットを有する固定子鉄心1と、この固定子鉄心1の外周面に平面を形成する複数の切欠と、固定子鉄心1の軸方向両端面に組み付けられ、打ち抜かれた電磁鋼板と略同形状の端面絶縁板2と、この端面絶縁板2の外周部付近に設けられ、固定子鉄心1の切欠と係合する突起と、端面絶縁板1の内径側に形成され、スロットより一回り大きいスロット形状の切欠と、コイルエンドとを備え、コイルエンドを端面絶縁板2に押し当てて整形するものである。

Description

この発明は、電動機の固定子に関するもので、特に固定子鉄心の軸方向端面に絶縁を施し、コイルエンドの軸方向長さを低く整形する場合の、コイルエンドの固定方法や、固定子への部品の取付方法に関する。
電動機の固定子を薄型に製造するための固定子鉄心絶縁および固定子巻線の固定方法を得るために、固定子鉄心スロットおよび端面に絶縁性樹脂で薄膜を固定子鉄心とともに一体成形して絶縁層を形成し、この時固定子鉄心外径よりはみ出した放射状位置に突起状の構造部品を同時に形成しておき、巻線をインサートし巻線高さを低く成形した後にリード線を結線し、突起状構造部品の一方にリード線をはめ込み、反対側に形成されている突起状構造物を切取りリード線の上から挟み込むように設定しリード線を固定、さらに巻線の固定のための縛り糸およびワニス処理などを行った後絶縁性樹脂にて固定子鉄心、巻線などを一体的に絶縁樹脂にて形成して固定子部品とする。この時の樹脂成形圧に耐えるために突起状の構造部品で構成するリード線挟み込み部分を金型で加圧保持して樹脂成形する電動機の固定子および製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−149737号公報(第1〜4頁、第2図)
しかしながら、上記特許文献1に記載された電動機の固定子は、固定子のコイルエンドの軸方向長さを短く整形し、縛り糸をコイルエンド、固定子鉄心外側面、およびスロット部をわたって巻きつけている。固定子鉄心外側面には、縛り糸の周方向の移動を抑制する部分がなく、固定子鉄心外側面で縛り糸が周方向にずれやすいという課題があった。
また、電動機を保護するプロテクタを組付ける部分が形成されていないため、プロテクタの組付けが困難であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、以下の項目を達成できる電動機の固定子及び電動機及びポンプ及び電動機の製造方法を提供することを目的とする。
(1)コイルエンドを低く整形することにより、マグネットワイヤーの使用量を低減し、コイルエンドを固定する縛り糸の使用量を最小限とすることで部品コストの低減を図る。
(2)プロテクタ、リード線口出し部品を容易に組付ける構成にして加工コストの低減を図る。
(3)コイルエンドとプロテクタを強固に保持することで、固定子の品質向上を図る。
この発明に係る電動機の固定子は、所定の形状に打ち抜かれた複数枚の電磁鋼板を積層することにより形成され、コイルを収納する複数のスロットを有する固定子鉄心と、この固定子鉄心の外周面に、周方向に所定の間隔で軸方向に形成され、外周面に平面を形成する複数の切欠と、固定子鉄心の軸方向両端面に組み付けられ、固定子鉄心を構成する所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板と略同形状で外径が固定子鉄心の外径よりも一回り大きい端面絶縁板と、この端面絶縁板の外周部付近に設けられ、端面絶縁板を固定子鉄心に組み付ける際に固定子鉄心の切欠と係合し、鉛直方向に伸びる複数の突起と、端面絶縁板の内径側に形成され、固定子鉄心のスロットより一回り大きいスロット形状の切欠と、コイルの固定子鉄心の軸方向両端面より軸方向に突出するコイルエンドとを備え、コイルエンドを端面絶縁板に押し当てて整形することを特徴とする。
この発明に係る電動機の固定子は、端面絶縁板が、その外周面にコイルエンドを固定する縛り糸を掛けるための複数の糸掛け溝を備えたことを特徴とする。
この発明に係る電動機の固定子は、コイルの端末と接続するリード線を挟み込み、端面絶縁板に組み付けられ、組み付け用の第1の爪を有するリード線口出し部品を備え、端面絶縁板は、その外周部付近にリード線口出し部品の第1の爪と係合する複数のリード線口出し部品取付け穴を具備することを特徴とする。
この発明に係る電動機の固定子は、コイルが所定温度以上になった時に電流を遮断するプロテクタを収納し、端面絶縁板に組み付けられ、組み付け用の爪を有するプロテクタ保護部品を備え、端面絶縁板は、その外周部付近に前記プロテクタ保護部品の爪と係合する複数のプロテクタ保護部品取付け穴を具備することを特徴とする。
この発明に係る電動機の固定子は、プロテクタ保護部品が、その外周部付近に固定用のプロテクタ保護部品糸掛け溝を備え、プロテクタ保護部品はプロテクタ保護部品糸掛け溝を介してコイルエンドに縛り付けられることを特徴とする。
この発明に係る電動機の固定子は、電動機の固定子のモールド成形時に、モールド金型の固定子押え部が端面絶縁板を介して電動機の固定子を押えることで、モールド成形後に前記固定子鉄心が表出しないことを特徴とする。
この発明に係る電動機は、上記電動機の固定子を用いたことを特徴とする。
この発明に係るポンプは、上記電動機を搭載したことを特徴とする。
この発明に係る電動機の製造方法は、以下のステップを備えたことを特徴とする。
a)電磁鋼板を打ち抜き、積層することにより固定子鉄心を形成し、並行して、端面絶縁板を熱可塑性樹脂の成形により形成する第1のステップ;
b)固定子鉄心の両端面に、二つの端面絶縁板を組付け、並行して、スロットセルを製作する第2のステップ;
c)固定子鉄心にスロットセルを挿入し、並行して、コイル及びウエッジを製作する第3のステップ;
d)固定子鉄心にコイルとウエッジをコイル挿入治具にて同時に挿入する第4のステップ;
e)コイルエンドを端面絶縁板に押さえつけて整形し、並行して、第1のプロテクタ保護部品及び第2のプロテクタ保護部品を熱可塑性樹脂の成形により形成する第5のステップ;
f)コイルの端末に、リード線を接続し、並行して、プロテクタを第1のプロテクタ保護部品の凹部に収め、第1のプロテクタ保護部品に、第2のプロテクタ保護部品を組付ける第6のステップ;
g)固定子にプロテクタを収納したプロテクタ保護部品を組付け、プロテクタ保護部品を端面絶縁板に備える所定の取付け穴に係り止めし、さらにプロテクタ保護部品をコイルエンドに縛り付けられる第7のステップ;
h)縛り糸でコイルエンドを固定し、並行して、第1のリード線口出し部品及び第2のリード線口出し部品を熱可塑性樹脂の成形により形成する第8のステップ;
i)固定子に、リード線口出し部品を組付ける第9のステップ;
j)固定子をモールド成形し、モールド固定子を製作し、並行して、ブラケット及び回転子組立を製作する第10のステップ;
k)モールド固定子、回転子組立及びブラケットを用いて電動機を組立てる第11のステップ。
この発明に係る電動機の固定子は、コイルエンドを端面絶縁板に押し当てて整形することのより、コイルエンドを低く整形することができる。これにより、マグネットワイヤーの使用量を低減し、コイルエンドを固定する縛り糸の使用量を最小限とすることで部品コストの低減が図れる。
実施の形態1.
図1乃至図5は実施の形態1を示す図で、図1は固定子100の斜視図、図2は固定子鉄心1と、端面絶縁板2と、スロットセル3との構成を示す分解斜視図、図3は固定子鉄心1にリード線口出し部品5とプロテクタ保護部品4とを組付ける前の状態を示す分解斜視図、図4は電動機200の断面図、図5は電動機200の製造工程を示す図である。
図1により、固定子100の構成を説明する。図1に示す固定子100は、電動機の一例の単相誘導電動機の固定子である。本実施の形態では、単相誘導電動機の固定子を例にして説明する。固定子鉄心1は、板厚0.35〜0.5mm程度の電磁鋼板が打ち抜かれ、かしめ、溶接等で積層することにより形成される。固定子鉄心1の構成については、詳細は後述する。
固定子鉄心1の軸方向両端面に、熱可塑性樹脂を成形して形成される端面絶縁板2が組み付けられる。端面絶縁板2についても詳細は後述する。
固定子鉄心1のスロット(図1では、その内周側開口部が見えるのみ、図2のスロット11参照)には、コイル(マグネットワイヤー)とスロットとの絶縁を確保する絶縁部材であるスロットセル3が挿入される。
電動機の保護を行うプロテクタ(図1では見えていない、図3のプロテクタ25参照)を内部に収納するプロテクタ保護部品4が、固定子鉄心1の軸方向両サイドに突出するコイルエンド6のいずれか一方に縛り付けられる。
単相誘導電動機の固定子の巻線は、主巻線と補助巻線とで構成される。この主巻線と補助巻線とにリード線9が接続される。リード線9は電源に接続され、電力が主巻線と補助巻線とに供給される。単相誘導電動機の固定子では、リード線9は、コイル端末に接続する2本と、後述するプロテクタに接続する1本の、計3本ある。リード線口出し部品5は、これらの3本のリード線9をまとめ、固定子鉄心1に組付けられる。
ウエッジ7は、コイルを固定子鉄心1に挿入した際に、コイルが固定子鉄心1のスロットオープニングから内径側へ漏れるのを防止し、かつ、コイルと固定子鉄心1のティース先端部分(内側)とを絶縁する。図1の例は、スロット数が24であるので、ウエッジ7も24本用いる。
縛り糸8は、コイルエンド6を固定する。詳細は後述するが、縛り糸8は、固定子鉄心1の外側、両コイルエンド6、スロット(ウエッジ7の外側)にわたって巻き付けられる。
図2により、固定子鉄心1と、端面絶縁板2と、スロットセル3との構成を説明する。
固定子鉄心1は、所定の形状にプレスで打ち抜かれた電磁鋼板を、かしめ又は溶接等で積層することにより形成される。図2で示すとおり、固定子鉄心1は、概略ドーナツ形状で内径側には放射状に複数のスロット11(図2では、24個)を備える。
また、固定子鉄心1の外径側には、固定子鉄心1の外周を等ピッチに軸方向に直線状に切り落とした複数箇所の切欠12(図2では、4箇所)を備える。切欠12とスロット11との位置関係を、全ての切欠12で同じになるように配置する。つまり、24個のスロット11の1/4の6スロット11間隔で、切欠12が周方向に等間隔で配置される。これにより、固定子鉄心1の表裏はなく、また周方向の位置は、90度またはその整数倍ずれても同じ形状となる。切欠12のより固定子鉄心1の外周面に軸方向にわたる平面が形成される。
また、固定子鉄心1の外周を切欠12で切欠くことにより、フープ材の幅を短くすることができるので、電磁鋼板の歩留りを向上することが可能となり、低コスト化が図れる。
端面絶縁板2は、固定子鉄心1の軸方向両端面に組み付けられる。端面絶縁板2はPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を成形して形成される。図2で示すとおり、固定子鉄心1の軸方向端面を覆う薄肉構造で、固定子鉄心1と同様に概略ドーナツ形状である。
端面絶縁板2の外径は、固定子鉄心1の外径よりも一回り大きい。端面絶縁板2の外径側の近傍の一部に、リード線口出し部品5、あるいは、プロテクタ保護部品4を係り止めするための四角形状の取付け穴16を4箇所(周方向に等間隔に配置される)に備える。リード線口出し部品5を係り止めする取付け穴16を、リード線口出し部品取付け穴と呼ぶ。また、プロテクタ保護部品4を係り止めする取付け穴16を、プロテクタ保護部品取付け穴と呼ぶ。
また、端面絶縁板2の外径側(外周側)付近から鉛直(固定子鉄心1の軸方向)に伸びる複数の突起15を備える。2個の突起15が一組で、全部で四組ある。そして、それぞれの一組の突起15(2個)が、固定子鉄心1の外径側に形成された切欠12に対応する位置関係になっている。
端面絶縁板2の内径側には、固定子鉄心1の各スロット11より一回り大きく、スロット11の形状とほぼ同形状のスロット形状の切欠14が形成されている。スロット形状の切欠14の数は、スロット11の数と同じで、図2では24個である。
また、端面絶縁板2の外周面に、コイルエンド6を固定する縛り糸8を掛けるための糸掛け溝13が形成される。糸掛け溝13は、スロット形状の切欠14の略中心線上の外径側に角状(コ字状)に切欠かれている。
図2に示すように、固定子鉄心1の軸方向両端面に2つの端面絶縁板2を組付ける。この際、端面絶縁板2に備える突起15(計4組、8個)が、固定子鉄心1の外周の切欠12に嵌ることで軸方向に保持される。かつ、端面絶縁板2の突起15が、固定子鉄心1の外周の切欠12に係合することで、端面絶縁板2の固定子鉄心1に対する回り止めとなる。また、円周方向の位置決めとなっている。
また、固定子鉄心1に端面絶縁板2が組み付けられる際には、端面絶縁板2の糸掛け溝13と取付け穴16とは、固定子鉄心1の外径側付近に位置し、端面絶縁板2に備える取付け穴16と、突起15とを固定子鉄心1のそれぞれの切欠12に対して同位置に備える。従って、固定子鉄心1に端面絶縁板2を組付ける際に、90度の整数倍ずれた組合せが可能なため、作業性がよい。また、固定子鉄心1の軸方向両端面に組付けられる二つの端面絶縁板2が同じ形状であるので、組付け間違いもなく、部品製造コストも安くなる。
コイルと固定子鉄心1のスロット11と間の絶縁に用いるスロットセル3は、フィルム状のPET(ポリエチレンテレフタラート)で形成される。そして、スロットセル3の両端に、外側に折り曲げた抜け止め用のカフス部17を備えている。
図2に示すように、スロットセル3は折り曲げて湾曲させて(断面略U字状)、2つの端面絶縁板2が組み付けられた固定子鉄心1の軸方向の一方の端面から固定子鉄心1の各スロット11に挿入される。スロットセル3は、24本使用する。スロットセル3のカフス部17が端面絶縁板2の軸方向端面に係合することで軸方向に保持される。
主巻線、補助巻線の2組のコイルは、マグネットワイヤーを所定の回数だけ巻回し形成される。コイルを固定子鉄心1に挿入した際に、コイルが固定子鉄心1のスロットオープニングから内径側へ漏れるのを防止し、かつ、コイルと固定子鉄心1のティース先端部分との絶縁に用いるウエッジ7(図1参照)は、スロットセル3と同様にフィルム状のPETを折り曲げて形成される。
端面絶縁板2とスロットセル3とを組付けた固定子鉄心1のスロット11に、コイルとウエッジ7とを合わせて挿入する。固定子鉄心1を、固定子鉄心1にコイルを挿入するための治具にセットする際に、位置合わせとして固定子鉄心1の4箇所にある切欠12を任意に選択することが可能なことから、作業性がよく加工コストの低減が図れる。尚、固定子鉄心1にコイルが挿入された際、ウエッジ7は固定子鉄心1のそれぞれの軸方向端面から所定量突出している。
コイルが挿入された固定子において、固定子鉄心1の軸方向両端面から突出しているコイルのコイルエンド6を所定の大きさに形を整える。端面絶縁板2を使用しているので、コイルエンド6を端面絶縁板2に押さえつけて整形することができる。それにより、コイルの周長を短くすることが可能となり、銅量(マグネットワイヤーの使用量)の低減によるコストの低減と製品の性能向上(銅量が減ると抵抗値が下がり銅損が低減する)が図れる。
図3により、リード線口出し部品5とプロテクタ保護部品4について説明する。
リード線口出し部品5は、第1のリード線口出し部品18と、第2のリード線口出し部品19とを備える。
第1のリード線口出し部品18は、PBT等の熱可塑性樹脂を成形して形成される。図3で示すように、第1のリード線口出し部品18は、第1のリード線口出し部品18が備える第1の爪21が、固定子鉄心1に組み付けられた端面絶縁板2に備える所定の取付け穴16に係り止めされて固定子鉄心1に保持される。尚、第1のリード線口出し部品18は、コンデンサの取付けに用いる下穴22を周方向の両端部に有する。
第2のリード線口出し部品19も、また同様にPBT等の熱可塑性樹脂で成形して形成される。コイル端末およびプロテクタ25のリード線34と結線され固定子外部と結線されるリード線9を、第1のリード線口出し部品18の所定の位置(溝)に配置する。
そして、第2のリード線口出し部品19に備える突起24を、第1のリード線口出し部品18に備える第2のリード線口出し部品19の係り止め用の第2の爪23に係り止めして、リード線9を挟み込んで組み付けて、第1のリード線口出し部品18に保持される。
コイルが所定温度以上になった時に電流を遮断するプロテクタ25は、図3で示すように、PBT等の熱可塑性樹脂を成形して形成された第1のプロテクタ保護部品26に備える凹部29に収められる。プロテクタ25を凹部29に収めた第1のプロテクタ保護部品26に、第2のプロテクタ保護部品27を組付ける。第1のプロテクタ保護部品26に形成された穴32(略4隅の4箇所)に、第2のプロテクタ保護部品27の突起31(穴32に対応する位置に4個)を嵌め込むことで、第1のプロテクタ保護部品26に、第2のプロテクタ保護部品27が組付けられる。プロテクタ25は、プロテクタ保護部品4により外部と絶縁され、リード線34のみが組付けられたプロテクタ保護部品4から表出する。
主巻線、補助巻線のコイル端末は被膜を剥かれ、それぞれの一方の端末は被膜を剥かれたリード線9(2本)と半田付けにより結線される。そして、主巻線、補助巻線の他方の二つのコイル端末は、被覆を剥かれたプロテクタ25のリード線34の一方と半田付けにより結線される。
また、プロテクタ25のリード線34の他方は被覆を剥かれたリード線9(1本)と半田付けにより結線される。それぞれの半田付け部分は熱収縮チューブを施すことにより絶縁される。半田付け部分の絶縁は、熱収縮チューブ以外の絶縁手段でもよい。
プロテクタ25が組込まれたプロテクタ保護部品4は、第1のプロテクタ保護部品26に備える爪30を、固定子鉄心1に組み付けられた端面絶縁板2に備える所定の取付け穴16に係り止めして端面絶縁板2に保持される。
さらに、プロテクタ保護部品4は、固定子モールド時の成形圧力によるプロテクタ25の移動を防止するため、かつ、プロテクタ25の動作温度のバラつきを低減するために、第2のプロテクタ保護部品27に設けられた、プロテクタ保護部品4の固定用の糸掛け溝28を介してコイルエンド6に縛り付けられる。糸掛け溝28を、プロテクタ保護部品糸掛け溝と呼ぶ。
プロテクタ保護部品4をコイルエンド6に強固に固定して、モールド後のプロテクタ保護部品4の表出を防止し、また、プロテクタの動作温度のバラつきを低減することで、製品の品質向上を図ることができる。
また、第1のプロテクタ保護部品26に備える凹部の外側にリブ33を設けることで、プロテクタ保護部品4の強度を確保し、縛り力、および、モールド時の成形圧力に耐えることが可能となる。よって、固定子100の品質向上を図ることができる。
固定子100のコイルエンド6は、複数の縛り糸8で、固定子100の外側、両コイルエンド6、スロット11にわたって軸方向に縛ることにより、固定子鉄心に保持される。それぞれの縛り糸8は所定のスロットオープニングを通り、固定子鉄心1の軸方向両端面のコイルエンド6をそれぞれの端面絶縁板2に押さえつけ、端面絶縁板2の外周に備える所定の糸掛け溝13を介して縛り付けられる。
また、いずれかの縛り糸8でリード線9、リード線接合部(図示せず)も合わせてコイルに保持するか、あるいは、必要箇所はコイルエンド6に縛り付ける。
縛り糸8が端面絶縁板2の糸掛け溝13に収まることで、縛り糸8の位置ずれ(周方向)を防止することが可能となる。よって、縛り糸8のゆるみを防止できる。また、端面絶縁板2の糸掛け溝13は、固定子鉄心1の外周面の外側に位置するため、縛り糸8が固定子鉄心1の角部へ接触することがない。縛り糸8と固定子鉄心1の角部との接触による切断を防止することにより、固定子の品質向上を図ることができる。
また、二つのコイルエンド6を独立して、それぞれ全体を縛らないで、必要な箇所のみ縛ることで、使用する縛り糸8を最小限とし、部品コストの低減が図れる。
また、コイルの結線パターンの異なる機種の場合にも、縛り糸8を通す糸掛け溝13を端面絶縁板2の外周に備える複数の糸掛け溝13の中から任意に選択可能であるため、部品の流用が可能となり部品コストの低減が図れる。
固定子100を熱硬化性樹脂でモールドしてモールド固定子39(図4参照)となるが、コイルエンド6がモールド後に外部に表出しないこと、また、固定子100のモールド成形時にモールド金型の固定子押え部40(図4参照)が端面絶縁板2を介して固定子100を押えることで、モールド成形後に固定子鉄心1の表出を防止することにより、モールド固定子39の品質向上を図ることができる。
図4に示すように、電動機200は、モールド固定子39と、回転子組立38と、ブラケット36とを備える。
回転子組立38は、回転軸42に回転子41(ここでは、アルミダイキャストにより製造されるかご型のもの)を嵌め、回転子41の両端にベアリング37が組付けられる。
回転子組立38をその一方の軸方向端部から、モールド固定子39に挿入する。回転子組立38の他端をブラケット36で保持し、ブラケット36をモールド固定子39にネジ留めして、電動機200が組み立てられる。
図5により、電動機200の製造工程を説明する。
図5に示す製造フローで製造することで本発明の電動機の固定子を効率よく得ることができる。
(第1のステップ):電磁鋼板を打ち抜き、積層することにより固定子鉄心1を形成する。並行して、端面絶縁板2を熱可塑性樹脂の成形により形成する。
(第2のステップ):固定子鉄心1の両端面に、二つの端面絶縁板2を組付ける。並行して、スロットセル3を製作する。
(第3のステップ):固定子鉄心1にスロットセル3を挿入する。並行して、コイル(主巻線、補助巻線)及びウエッジ7を製作する。
(第4のステップ):固定子鉄心1にコイルとウエッジをコイル挿入治具にて同時に挿入する。
(第5のステップ):コイルエンド6を端面絶縁板2に押さえつけて整形する。並行して、第1のプロテクタ保護部品26及び第2のプロテクタ保護部品27を熱可塑性樹脂の成形により形成する。
(第6のステップ):コイルの端末に、リード線9を接続する。並行して、プロテクタ25を第1のプロテクタ保護部品26の凹部29に収め、第1のプロテクタ保護部品26に、第2のプロテクタ保護部品27を組付ける。
(第7のステップ):固定子100にプロテクタ25を収納したプロテクタ保護部品4を組付ける。プロテクタ保護部品4を端面絶縁板2に備える所定の取付け穴16に係り止めし、さらにプロテクタ保護部品4をコイルエンド6に縛り付けられる。
(第8のステップ):縛り糸8でコイルエンド6を固定する。並行して、第1のリード線口出し部品18及び第2のリード線口出し部品19を熱可塑性樹脂の成形により形成する。
(第9のステップ):固定子100に、リード線口出し部品5を組付ける。
(第10のステップ):固定子100をモールド成形し、モールド固定子39を製作する。並行して、ブラケット36及び回転子組立38を製作する。
(第11のステップ):モールド固定子39、回転子組立38及びブラケット36を用いて電動機200を組立てる。
上記実施の形態では、単相誘導電動機を一例として説明したが、本発明は、三相の電動機(同期機、誘導機、同期誘導機等)にも適用可能である。
上記実施の形態の、モールド成形後の固定子鉄心1の表出を防止した電動機200を、例えばポンプに使用することで、ポンプの品質を向上させることができる。
実施の形態1を示す図で、固定子100の斜視図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心1と、端面絶縁板2と、スロットセル3との構成を示す分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心1にリード線口出し部品5とプロテクタ保護部品4とを組付ける前の状態を示す分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、電動機200の断面図。 実施の形態1を示す図で、電動機200の製造工程を示す図。
符号の説明
1 固定子鉄心、2 端面絶縁板、3 スロットセル、4 プロテクタ保護部品、5 リード線口出し部品、6 コイルエンド、7 ウエッジ、8 縛り糸、9 リード線、10 ティース、11 スロット、12 切欠、13 糸掛け溝、14 スロット形状の切欠、15 突起、16 取付け穴、17 カフス部、18 第1のリード線口出し部品、19 第2のリード線口出し部品、21 第1の爪、22 下穴、23 第2の爪、24 突起、25 プロテクタ、26 第1のプロテクタ保護部品、27 第2のプロテクタ保護部品、28 糸掛け溝、29 凹部、30 爪、31 突起、32 穴、33 リブ、34 リード線、36 ブラケット、37 ベアリング、38 回転子組立、39 モールド固定子、40 金型の固定子押え部、41 回転子、42 回転軸、100 固定子、200 電動機。

Claims (9)

  1. 所定の形状に打ち抜かれた複数枚の電磁鋼板を積層することにより形成され、コイルを収納する複数のスロットを有する固定子鉄心と、
    この固定子鉄心の外周面に、周方向に所定の間隔で軸方向に形成され、前記外周面に平面を形成する複数の切欠と、
    前記固定子鉄心の軸方向両端面に組み付けられ、前記固定子鉄心を構成する前記所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板と略同形状で外径が前記固定子鉄心の外径よりも一回り大きい端面絶縁板と、
    この端面絶縁板の外周部付近に設けられ、前記端面絶縁板を前記固定子鉄心に組み付ける際に前記固定子鉄心の切欠と係合し、鉛直方向に伸びる複数の突起と、
    前記端面絶縁板の内径側に形成され、前記固定子鉄心のスロットより一回り大きいスロット形状の切欠と、
    前記コイルの前記固定子鉄心の軸方向両端面より軸方向に突出するコイルエンドとを備え、
    前記コイルエンドを前記端面絶縁板に押し当てて整形することを特徴とする電動機の固定子。
  2. 前記端面絶縁板は、その外周面に前記コイルエンドを固定する縛り糸を掛けるための複数の糸掛け溝を備えたことを特徴とする請求項1記載の電動機の固定子。
  3. 前記コイルの端末と接続するリード線を挟み込み、前記端面絶縁板に組み付けられ、組み付け用の第1の爪を有するリード線口出し部品を備え、
    前記端面絶縁板は、その外周部付近に前記リード線口出し部品の第1の爪と係合する複数のリード線口出し部品取付け穴を具備することを特徴とする請求項1記載の電動機の固定子。
  4. 前記コイルが所定温度以上になった時に電流を遮断するプロテクタを収納し、前記端面絶縁板に組み付けられ、組み付け用の爪を有するプロテクタ保護部品を備え、
    前記端面絶縁板は、その外周部付近に前記プロテクタ保護部品の爪と係合する複数のプロテクタ保護部品取付け穴を具備することを特徴とする請求項1記載の電動機の固定子。
  5. 前記プロテクタ保護部品は、その外周部付近に固定用のプロテクタ保護部品糸掛け溝を備え、前記プロテクタ保護部品は該プロテクタ保護部品糸掛け溝を介して前記コイルエンドに縛り付けられることを特徴とする請求項4記載の電動機の固定子。
  6. 当該電動機の固定子のモールド成形時に、モールド金型の固定子押え部が前記端面絶縁板を介して当該電動機の固定子を押えることで、モールド成形後に前記固定子鉄心が表出しないことを特徴とする請求項1記載の電動機の固定子。
  7. 請求項1記載の電動機の固定子を用いたことを特徴とする電動機。
  8. 請求項7記載の電動機を搭載したことを特徴とするポンプ。
  9. 以下のステップを備えたことを特徴とする電動機の製造方法。
    a)電磁鋼板を打ち抜き、積層することにより固定子鉄心を形成し、並行して、端面絶縁板を熱可塑性樹脂の成形により形成する第1のステップ;
    b)前記固定子鉄心の両端面に、二つの前記端面絶縁板を組付け、並行して、スロットセルを製作する第2のステップ;
    c)前記固定子鉄心に前記スロットセルを挿入し、並行して、コイル及びウエッジを製作する第3のステップ;
    d)前記固定子鉄心に前記コイルとウエッジをコイル挿入治具にて同時に挿入する第4のステップ;
    e)前記コイルエンドを前記端面絶縁板に押さえつけて整形し、並行して、第1のプロテクタ保護部品及び第2のプロテクタ保護部品を熱可塑性樹脂の成形により形成する第5のステップ;
    f)前記コイルの端末に、リード線を接続し、並行して、プロテクタを前記第1のプロテクタ保護部品の凹部に収め、前記第1のプロテクタ保護部品に、第2のプロテクタ保護部品を組付ける第6のステップ;
    g)前記固定子に前記プロテクタを収納したプロテクタ保護部品を組付け、前記プロテクタ保護部品を前記端面絶縁板に備える所定の取付け穴に係り止めし、さらに前記プロテクタ保護部品を前記コイルエンドに縛り付けられる第7のステップ;
    h)縛り糸で前記コイルエンドを固定し、並行して、第1のリード線口出し部品及び第2のリード線口出し部品を熱可塑性樹脂の成形により形成する第8のステップ;
    i)前記固定子に、リード線口出し部品を組付ける第9のステップ;
    j)前記固定子をモールド成形し、モールド固定子を製作し、並行して、ブラケット及び回転子組立を製作する第10のステップ;
    k)前記モールド固定子、前記回転子組立及び前記ブラケットを用いて電動機を組立てる第11のステップ。
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