JPWO2008096437A1 - 情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

入力部(101)は、コンテンツの入力を受け付ける。取得部(102)は、入力部(101)によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する。変換部(103)は、取得部(102)によって取得されたフォーマット情報から、コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する。そして、設定部(104)は、変換部(103)によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットとは異なる他のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定し、記録部(105)は、設定部(104)によって設定されたコンテンツを記録する。

Description

この発明は、情報を記録する情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体には限られない。
従来より、放送局から発信される放送コンテンツを録画機で録画する場合は、その録画機に適したフォーマットで録画することとなる。そして、録画した放送コンテンツを再生する再生デバイスに転送やコピー送信をする際には、再生デバイスで再生できるフォーマットに変換してから、転送あるいはコピー送信をおこなう。
近年では、「1世代のみコピー可」のコンテンツに対して、利用者の利便性と著作権者の権利保護の両立を達成するため、受信したコンテンツを、いずれかの記録媒体へムーブ可能な蓄積ファイルと、特定の記録媒体へのみムーブが可能なムーブ用蓄積ファイルとして蓄積する提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2006−244603号公報
しかしながら、上述した従来技術では、録画機によって録画した放送コンテンツのフォーマットと、再生デバイスで再生できるフォーマットが異なる場合、再生デバイスに転送やコピー送信をする際におこなうフォーマット変換処理に多大な時間がかかってしまうという問題が一例として挙げられる。
一方、フォーマット変換処理を短時間でおこなうように高性能の機器を導入する場合、利用者に多大なコストを強いることになってしまうという問題が一例として挙げられる。さらに、低解像度のフォーマット変換処理などにより、処理負荷を低減させて短時間でおこなう場合、放送コンテンツの品質が損なわれてしまい、利用者は、放送コンテンツの快適な視聴をおこなうことができないという問題が一例として挙げられる。
また、上述した特許文献1の技術では、再生するデバイスのフォーマットは考慮されていないため、蓄積ファイルやムーブ用蓄積ファイルのフォーマットが、再生デバイスで再生できるフォーマットでない場合、結局フォーマット変換処理をおこなわなければならないという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報記録装置は、コンテンツの入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得されたフォーマット情報から、前記コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットの前記コンテンツを再生可能に設定し、当該一のフォーマットとは異なる他のフォーマットの前記コンテンツを再生不可能に設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された前記コンテンツを記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報記録方法は、コンテンツの入力を受け付ける入力工程と、前記入力工程によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得されたフォーマット情報から、前記コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する変換工程と、前記変換工程によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットの前記コンテンツを再生可能に設定し、当該一のフォーマットとは異なる他のフォーマットの前記コンテンツを再生不可能に設定する設定工程と、前記設定工程によって設定された前記コンテンツを記録する記録工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる情報記録プログラムは、請求項9に記載の情報記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項10に記載の情報記録プログラムを記録したことを特徴とする。
図1は、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態にかかる情報記録装置の処理の内容を示すフローチャートである。 図3は、本実施例1にかかる録画装置を用いたコンテンツ録画システムの概要を示す説明図である。 図4は、本実施例1にかかる録画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施例1にかかる録画装置によるコンテンツの録画の概要を示す説明図である。 図6は、本実施例1にかかる録画装置における再生端末からの転送要求の概要を示す説明図である。 図7は、本実施例1にかかる録画装置における再生端末からのフォーマット情報の受信の概要を示す説明図である。 図8は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの転送の概要を示す説明図である。 図9は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却の概要を示す説明図である。 図10は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却後の概要を示す説明図である。 図11は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの録画処理手順について示すフローチャートである。 図12は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの転送処理手順について示すフローチャートである。 図13は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの再生処理手順について示すフローチャートである。 図14は、本実施例2にかかる録画装置によるコンテンツのコピーの送信の概要を示す説明図である。 図15は、本実施例2にかかる録画装置におけるコンテンツのコピーの送信後の概要を示す説明図である。 図16は、本実施例2にかかる録画装置のコンテンツのコピーの送信処理手順について示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報記録装置
101 入力部
102 取得部
103 変換部
104 設定部
105 記録部
106 判定部
107 出力部
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報記録装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、情報記録装置100は、入力部101と、取得部102と、変換部103と、設定部104と、記録部105と、判定部106と、出力部107と、から構成されている。
入力部101は、コンテンツの入力を受け付ける。入力部101は、たとえば、図示しない放送局から配信されるデジタル放送波やアナログ放送波による放送コンテンツや、他の記録媒体からの映像・音声コンテンツの入力を受け付ける。
具体的には、たとえば、入力部101は、コンテンツの複製に関する制限が設定されたコンテンツの入力を受け付ける構成でもよい。複製に関する制限は、たとえば、コンテンツの複製の回数などの制限でもよい。また、入力部101は、たとえば、コンテンツの転送に関する制限が設定されたコンテンツの入力を受け付ける構成でもよい。転送に関する制限は、たとえば、コンテンツの転送のみを許可して、複製の生成を不許可とする制限などでもよい。
取得部102は、入力部101によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する。フォーマット情報は、たとえば、情報記録装置100やコンテンツを再生する再生機器によってコンテンツを再生可能なフォーマットの情報であり、複数のフォーマットの情報を含むこととしてもよい。
変換部103は、取得部102によって取得されたフォーマット情報から、コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する。換言すれば、たとえば、変換部103によって、複数の異なるフォーマットの複数のコンテンツが生成されることとなる。ここで、異なるフォーマットとは、たとえば、コンテンツ圧縮方式の異なるフォーマットである。また、たとえば、同一のフォーマットであっても解像度や圧縮率が異なる場合は、異なるフォーマットであることとする。
具体的には、たとえば、変換部103は、コンテンツの取得要求をおこなう、コンテンツの再生機器が再生可能なフォーマットに応じて、コンテンツのフォーマットを変換することとしてもよい。ここで、再生機器は、たとえば、情報記録装置100からコンテンツの転送や複製を取得することで、該コンテンツを再生する機器で、情報記録装置100そのものであってもよい。
換言すれば、たとえば、変換部103は、コンテンツのフォーマットを、情報記録装置100がコンテンツを再生可能なフォーマットやコンテンツを再生する可能性のある再生機器がコンテンツを再生可能なフォーマットなどに変換する。
また、変換部103は、たとえば、再生機器からの取得要求の履歴に関する履歴情報に応じて、コンテンツのフォーマットを変換することとしてもよい。履歴情報は、たとえば、コンテンツを再生するために、再生機器が情報記録装置100にコンテンツの取得要求をおこなった頻度や日時などに関する情報でもよい。
具体的には、たとえば、変換部103は、履歴情報に応じたコンテンツのフォーマットの変換で、再生する可能性の高い再生機器、再生に適した再生機器のフォーマットに優先的に変換することとなり、処理時間の効率化を図って、適切なフォーマット変換を行うことができる。
なお、図1の説明では、変換部103は、取得されたフォーマット情報から、放送コンテンツの変換を行っているが、取得部102によって、変換部103がフォーマット変換するフォーマットのフォーマット情報のみを取得することとしてもよい。具体的には、たとえば、取得部102は、コンテンツの再生機器が再生可能なフォーマットや、再生機器からの取得要求の履歴に関する履歴情報などに応じてフォーマット情報を取得することとしてもよい。
また、変換部103は、複数の異なるフォーマットに変換する際、倍速処理によってコンテンツを同時に複数のフォーマットに変換したり、再生機器が再生可能なフォーマットや履歴情報に応じて順次変換することとしてもよい。このようにすれば、迅速なフォーマット変換、コンテンツの再生の可能性や頻度の高い順のフォーマット変換を実現でき、フォーマット変換処理の最適化を図ることができる。
設定部104は、変換部103によって変換された複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットとは異なる他のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定する。このようにすることで、コンテンツが無秩序に再生可能に複数存在しなくなり、著作権の保護を図ることができる。
また、設定部104は、たとえば、後述する判定部106によって、他のフォーマットに再生機器が再生可能なフォーマットが含まれる場合、他のフォーマットのうち再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定することとしてもよい。
また、設定部104は、後述する出力部107によって、再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツの複製が出力された後、一のフォーマットを再生可能に再設定し、再生機器が再生可能なフォーマットを再生不可能に再設定することとしてもよい。
記録部105は、設定部104によって設定されたコンテンツを記録する。具体的には、たとえば、記録部105は、複数の異なるフォーマットの複数のコンテンツを図示しない記録媒体に記録する。
判定部106は、コンテンツを再生する再生機器から、コンテンツの取得要求があった場合、複数の異なるフォーマットに再生機器が再生可能なフォーマットがあるか否かを判定する。具体的には、たとえば、取得要求は、コンテンツを再生する再生機器からのコンテンツの複製の要求やコンテンツの転送の要求などであり、図示しない操作部による利用者の操作入力や、情報記録装置100への再生機器の接続を検知することによっておこなう構成でもよい。
出力部107は、入力部101によって入力された複製に関する制限にしたがい、前記コンテンツを再生する再生機器からのコンテンツの複製を要求する取得要求に応じて、再生機器が再生可能なコンテンツの複製を当該再生機器に出力する。
また、出力部107は、入力部101によって入力された転送に関する制限にしたがい、コンテンツを再生する再生機器から、コンテンツの転送を要求する取得要求に応じて、再生機器が再生可能なコンテンツを再生機器に転送出力することとしてもよい。
さらに、情報記録装置100は、出力部107によってコンテンツが転送された後、再生機器とは異なる他の再生機器からのコンテンツの取得要求があった場合、再生機器にコンテンツの返却要求をおこなうこととしてもよい。
その場合、判定部106は、返却要求がされた結果、コンテンツが返却された場合、他の再生機器が再生可能なフォーマットがあるか否か判定し、設定部104は、他の再生機器が再生可能なフォーマットがある場合、他の再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、他の再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツ以外を再生不可能に設定する。そして、出力部107は、入力部101によって入力された転送に関する制限にしたがい、他の再生機器からのコンテンツの取得要求に応じて、他の再生機器が再生可能なコンテンツを他の再生機器に転送出力する構成としてもよい。
(情報記録装置100の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかる情報記録装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかる情報記録装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、入力部101によって、コンテンツの入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、コンテンツの入力を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS201:Yes)は、取得部102によって、ステップS201において入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する(ステップS202)。
つぎに、変換部103によって、ステップS202において取得されたフォーマット情報から、コンテンツのフォーマットを変換する(ステップS203)。具体的には、たとえば、変換部103によって、ステップS201において入力されたコンテンツが、複数の異なるフォーマットの複数のコンテンツに変換されることとなる。
そして、設定部104によって、ステップS203においてフォーマットの変換されたコンテンツに対して、再生に関する設定をおこなう(ステップS204)。再生に関する設定は、たとえば、ステップS203において変換された複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットとは異なる他のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定する。
そして、記録部105によって、ステップS204において設定されたコンテンツを図示しない記録媒体に記録して(ステップS205)、一連の処理を終了する。
なお、本発明の情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、図1に示した情報記録装置100によって、その機能を実現することとしたが、情報記録装置100に限ることはなく、図1に示す機能部を備える構成とすれば、複数の装置であってもよい。各機能部を異なる装置として接続する場合、装置間の接続は、たとえば、有線、無線を問わず、Bluetooth(登録商標)などによって通信をおこなって接続することとしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかる情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体によれば、再生機器が再生可能なフォーマットに応じたフォーマットのコンテンツの記録の迅速化および最適化を図り、再生するコンテンツの出力の効率化を図ることができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。本実施例1では、たとえば、利用者の自宅などに設置され、外部から送信されるコンテンツの録画機能および再生機能を有する録画装置によって、本発明の情報記録装置を実施した場合の一例について説明する。
(コンテンツの録画の概要)
まず、図3を用いて、本実施例1にかかる録画装置を用いたコンテンツ録画システムの概要について説明する。図3は、本実施例1にかかる録画装置を用いたコンテンツ録画システムの概要を示す説明図である。
図3において、コンテンツ録画システム300は、録画装置301と、コンテンツ配信装置302と、再生端末303(303a,303b)と、から構成されている。録画装置301と、コンテンツ配信装置302とは、ネットワーク310によって接続されている。
コンテンツ配信装置302は、図示しない放送局などに設置されており、利用者の録画装置301に対して、ネットワーク310を介してコンテンツを配信する。具体的には、たとえば、コンテンツ配信装置302は、地上波デジタル放送やアナログテレビ放送やFMラジオなどの放送波によってコンテンツを配信する。
また、コンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツには、配信先における視聴に関する制限が設定されていることとしてもよい。具体的には、たとえば、コンテンツの複製を生成する回数の制限や、コンテンツの転送の可否に関する制限などが設定されており、これら制限によって、コンテンツの著作権の保護が図られることとなる。
録画装置301は、コンテンツ配信装置302から受信されるコンテンツを録画する。具体的には、たとえば、録画装置301は、利用者の操作入力に応じて、コンテンツの録画をおこなう。より具体的には、たとえば、地上デジタルテレビ放送を受信する場合、利用者は、番組が配信される時間帯やチャンネルなどを指定して録画操作をおこなう。
また、録画装置301は、受信されたコンテンツのフォーマットを、複数の異なるフォーマットに変換して録画する。詳細は、図5〜図10、図14および図15を用いて説明するが、具体的には、たとえば、録画装置301は、受信されたコンテンツのフォーマットを、録画装置301における図示しない再生部が再生可能なフォーマットを含む複数の異なるフォーマットのコンテンツに変換する。
より具体的には、たとえば、複数の異なるフォーマットは、異なるコーデックや、同一のコーデックの異なる解像度や圧縮率によって変換される。また、複数の異なるフォーマットは、たとえば、後述する再生端末303の性能や、再生端末303からのコンテンツの要求に関する履歴に応じたフォーマットでもよい。換言すれば、フォーマットの変換は、受信されたコンテンツのフォーマットを、録画装置301で通常再生するのに適したフォーマット、再生端末303で再生する可能性のあるフォーマットなどに変換することとしてもよい。
ここで、コンテンツのフォーマット変換処理は、たとえば、受信されたコンテンツの録画と同時におこなうこととしてもよい。すなわち、受信されたコンテンツのフォーマットを、録画装置301に適したフォーマットに変換して録画しつつ、他のフォーマットの変換処理もおこなう構成でもよい。このように、2つのフォーマットであれば2倍速処理、3つのフォーマットであれば3倍速処理によってフォーマット変換処理をおこなうことで、複数の異なるフォーマットのコンテンツを迅速に録画(記録)することができる。
また、複数のフォーマット変換処理を同時におこなう代わりに、受信されたコンテンツの録画の際に、バッファメモリなどを利用して順次異なるフォーマットのコンテンツに変換することとしてもよい。このとき、フォーマット変換処理の順序は、たとえば、後述する再生端末303の性能や、再生端末303からのコンテンツの要求に関する履歴に応じることとしてもよい。
このようなフォーマット変換処理によって、録画装置301や再生端末303による再生に必要なフォーマットのコンテンツを、迅速かつ最適に録画することができる。ここで、コンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツに対し、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限などの録画制限が設定されている場合がある。
詳細は、図5〜図10、図14および図15を用いて説明するが、録画制限が設定されている場合、複数の異なるフォーマットのコンテンツのうち、録画装置301での再生に適したフォーマットのコンテンツをアクティブに設定し、他のフォーマットのコンテンツを非アクティブに設定する構成としてもよい。
アクティブに設定されたコンテンツは、再生、コピーおよび転送などの処理が可能であり、非アクティブに設定されたコンテンツは、再生、コピーおよび転送などの処理が不可能となる。具体的には、たとえば、再生処理が不可能となる設定は、再生不可のフラグを立てることであったり、不図示のアクティブ/非アクティブの設定機能部にしか解けないキーなどによって暗号化することなどである。このように、非アクティブに設定されたコンテンツの存在は、ユーザインターフェイス上では、利用者は、取り扱えないようにしてもよい。
アクティブ/非アクティブの設定処理によって、たとえば、異なる複数のフォーマットに変換して複数のコンテンツを生成する処理が、複製の回数の制限による回数のカウントの対象となってしまい、無駄に複製の回数を消化しないようにすることができる。すなわち、アクティブ(有効)なコンテンツは1つだけであるとし、他は非アクティブ(無効)とすることで制限の適用を受けないようにする。
そして、後述する再生端末303から取得(たとえば、コピーや転送)の要求を受けた際に、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限にしたがって、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツをアクティブに設定して要求に応じる構成としてもよい。このようにすることで、録画装置301は、コンテンツの著作権者の著作権の保護を適切に図ると共に、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツをあらかじめ用意することができ、効率的なコンテンツの出力をおこなうことができる。
なお、本実施例1では、アクティブに設定するコンテンツの数を、録画装置301に適したフォーマットのコンテンツとして1つとしたが、録画制限に応じて複数設定してもよい。また、複製の回数に関する制限がある場合、いずれか一つのフォーマットのコンテンツをアクティブとするのみではなく、実際にコピーした回数分、元の録画装置301の非アクティブのコンテンツを増やす(アクティブのコンテンツを減らす)構成でもよい。
再生端末303は、録画装置301に接続して、録画されたコンテンツを取得する。そして、取得されたコンテンツを再生する。コンテンツの取得は、たとえば、再生端末303が再生可能なフォーマットのコンテンツを取得する構成であり、実施例1では録画装置301からの転送出力、後述する実施例2では録画装置からのコピー出力によって取得する。
具体的には、たとえば、コンテンツの取得は、録画装置301に対してコンテンツの取得(たとえば、コピーや転送)の要求をおこなったり、接続したことにより取得の要求がおこなわれる構成でもよい。録画装置301との接続は、たとえば、有線、無線に限ることなく、インターネットなどのネットワークなどでもよい。
ネットワーク310は、インターネットなどの通信網であり、有線、無線を限定するものではない。具体的には、たとえば、これら通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがあり、地上波デジタル放送やアナログテレビ放送やFMラジオなどを受信可能である。
なお、本実施例1では、録画装置301によって録画されるコンテンツは、コンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツとしたが、他の記録媒体や外部機器から出力される映像や音声などのコンテンツであってもよい。
(録画装置301のハードウェア構成)
つぎに、図4を用いて、本実施例1にかかる録画装置301のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例1にかかる録画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4において、録画装置301は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、音声I/F(インターフェース)408と、スピーカ409と、入力デバイス410と、映像I/F411と、ディスプレイ412と、通信I/F413と、を備えている。また、各構成部401〜413はバス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、録画装置301の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、録画プログラム、音声出力プログラム、表示制御プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
録画プログラムは、たとえば、入力デバイス410によって入力されるコンテンツの録画の指示に応じて、後述する磁気ディスク405や光ディスク407などの記録媒体にコンテンツを記録させる。
より具体的には、たとえば、コンテンツの録画は、利用者が入力デバイス410を操作して、録画するテレビ番組の開始時刻や終了時刻やチャンネルなどの番組情報を入力しておこなってもよい。また、ROM402あるいはRAM403に書き換え可能に記録されるEPG(Electronic Program Guide)を利用して、ディスプレイ412に表示されるEPG番組表を利用者が選択しておこなってもよい。
また、図5〜図10、図14および図15を用いて説明するが、録画プログラムによって、たとえば、複数の異なるフォーマットに変換された複数のコンテンツを録画させる構成でもよく、CPU401の制御にしたがって、アクティブ/非アクティブの設定をさせてもよい。
音声出力プログラムは、コンテンツに含まれる音声情報を出力させる。具体的には、たとえば、音声情報は、CPU401を介して音声I/F408へ出力される。また、表示制御プログラムは、映像I/F411によってディスプレイ412に表示するコンテンツの表示形式を決定させ、決定された表示形式によってコンテンツをディスプレイ412に表示させる。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱自在な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
具体的には、たとえば、磁気ディスクドライブ404や光ディスクドライブ406によるデータの書き込みは、前述したコンテンツの録画などである。データの読み取りは、たとえば、録画されたコンテンツについて、映像I/F411を介したディスプレイ412への映像表示や、音声I/F408を介したスピーカ409からの音声出力などである。また、スピーカ409やディスプレイ412からは、CPU401で作成したり、通信I/F413から入力された各種情報が出力される構成でもよい。
音声I/F408は、音声出力用のスピーカ409に接続され、スピーカ409からは音声が出力される。入力デバイス410は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F411は、ディスプレイ412と接続される。映像I/F411は、具体的には、たとえば、ディスプレイ412全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ412を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ412には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ412は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F413は、無線を介してネットワークに接続され、録画装置301とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F413は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F413は、たとえば、地上波デジタル放送やアナログテレビ放送やFMラジオなどを受信可能なチューナーなどによって構成され、放送局から配信されるコンテンツなどを取得する。
なお、本実施例1では、録画装置301による例について説明するが、利用者の携帯端末や、PC(パーソナル・コンピュータ)によって本発明の情報記録装置を実施するようにしてもよい。
なお、図1に示した情報記録装置100が備える入力部101、取得部102、変換部103、設定部104、記録部105、判定部106、出力部107は図4に示した録画装置301におけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU401が所定のプログラムを実行し、録画装置301における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例1の録画装置301は、録画装置301における記録媒体としてのROM402に記録されているプログラムを実行することにより、図1に示した情報記録装置100が備える機能を、図2に示した手順で実行することができる。
(コンテンツの録画および転送の概要)
つぎに、図5〜10を用いて、本実施例1にかかる録画装置301および再生端末303によるコンテンツの録画および転送の概要について説明する。図5は、本実施例1にかかる録画装置によるコンテンツの録画の概要を示す説明図である。
図5において、録画装置301は、放送波501によって録画対象となるコンテンツを受信すると、複数のフォーマットに変換して録画する。そして、録画装置301に適したフォーマットのコンテンツをアクティブに設定し、その他のフォーマットのコンテンツを非アクティブに設定する。
具体的には、たとえば、録画装置301は、録画対象となるコンテンツA、コンテンツB、コンテンツCについて、それぞれフォーマット1およびフォーマット2に変換する。そして、フォーマット1に変換したコンテンツをアクティブに設定し、フォーマット2に変換したコンテンツを非アクティブに設定してそれぞれを録画する。
より具体的には、たとえば、図5では、フォーマット1に変換したコンテンツA、コンテンツB、コンテンツCをそれぞれA−1、B−1、C−1とし、フォーマット2に変換したコンテンツA、コンテンツB、コンテンツCをそれぞれA−2、B−2、C−2としている。また、アクティブに設定されたコンテンツを実線で示し、非アクティブに設定されたコンテンツを破線で示している。
つぎに、図6を用いて、本実施例1にかかる録画装置301における再生端末303からの転送要求の概要について説明する。図6は、本実施例1にかかる録画装置における再生端末からの転送要求の概要を示す説明図である。
図6において、録画装置301は、再生端末303が接続され、利用者から録画装置301に録画されているコンテンツの転送要求610の入力を受け付ける。転送要求610は、たとえば、再生端末303を介しておこなわれ、図6では、コンテンツAおよびコンテンツBの転送を要求することとしている。
つぎに、図7を用いて、本実施例1にかかる録画装置301における再生端末303のフォーマット情報の概要について説明する。図7は、本実施例1にかかる録画装置における再生端末からのフォーマット情報の受信の概要を示す説明図である。
図7において、録画装置301は、再生端末303から再生端末303に適したフォーマット情報710を受信する。フォーマット情報710の受信は、たとえば、図6に示した転送要求610と共に受信してもよいし、録画装置301が転送要求610に応じて、再生端末303に対して問い合わせることとしてもよい。図7では、たとえば、録画装置301は、再生端末303に適した(再生可能な)コンテンツのフォーマットが、フォーマット2である旨のフォーマット情報710を受信する。
そして、録画装置301は、フォーマット情報710を受信すると、フォーマット情報710に基づいて、アクティブ/非アクティブを設定する。具体的には、たとえば、アクティブ/非アクティブの設定は、転送要求610のあったコンテンツAおよびコンテンツBについて、再生端末303に適したフォーマット2に変換されているA−2およびB−2をアクティブに設定すると共に、A−1およびB−1を非アクティブに設定する。
つづいて、図8を用いて、本実施例1にかかる録画装置301におけるコンテンツの転送の概要について説明する。図8は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの転送の概要を示す説明図である。
図8において、録画装置301は、A−2およびB−2を再生端末303へ転送出力810する。具体的には、たとえば、アクティブに設定された再生端末303に適したフォーマット2のA−2およびB−2を再生端末303へ転送出力810する。その後、再生端末303によって、A−2およびB−2が再生可能となる。
このように、録画装置301、再生端末303において、それぞれのコンテンツ(コンテンツA、コンテンツB、コンテンツC)に対して、アクティブが設定されているのは、常に1つだけとなり、著作権の保護を図ることができる。
ここで、図9を用いて、本実施例1にかかる録画装置301におけるコンテンツの返却の概要について説明する。図9は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却の概要を示す説明図である。
図9において、再生端末303によってA−2およびB−2の再生が終了すると、再生端末303は、録画装置301に対して返却出力910をおこなう。返却出力910は、たとえば、録画装置301に対する再生指示や、録画装置301に対して他の再生端末303からA−2やB−2の転送要求があった場合における、録画装置301の返却要求に応じておこなうこととしてもよい。
つぎに、図10を用いて、本実施例1にかかる録画装置301におけるコンテンツの返却後の概要について説明する。図10は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却後の概要を示す説明図である。
図10において、録画装置301は、再生端末303からA−2およびB−2が返却されると、録画装置301に適したフォーマット1をアクティブに再設定し、フォーマット2を非アクティブに再設定し、再生端末303との接続を切断1010する。すなわち、A−1およびB−1をアクティブに設定し、A−2およびB−2を非アクティブに設定して、録画装置301への再生指示や、他の再生端末303からの転送要求に備えることとなる。
図5〜図10に示した例では、録画装置301においてフォーマット変換をおこなうフォーマットの種類は、録画装置301に適したフォーマット1と、再生端末303に適したフォーマット2について説明したが、その他のフォーマットについて変換できる構成でもよい。
具体的には、たとえば、利用者によって接続される機器(再生端末303など)に適したフォーマットに変換する構成でもよく、接続された過去の履歴に基づいて、フォーマット変換をおこなってもよい。より具体的には、たとえば、より最近の接続や、頻度の高い接続の履歴となる機器に適したフォーマットを選択することとしてもよい。
また、フォーマットの選択は、たとえば、フォーマット処理に要する時間に応じて選択してもよい。すなわち、フォーマット変換に所定以上の時間を要するフォーマットについて変換しておき、短時間で変換処理できるフォーマットは転送時にフォーマット変換を行うこととしてもよい。このように、フォーマットの選択の最適化によって、効率的な運用を図りつつ、記録容量の有効利用を実現することができる。
(録画装置301の処理の内容)
つぎに、図11〜図13を用いて、本実施例1にかかる録画装置301の処理の内容について説明する。図11は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの録画処理手順について示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、コンテンツを受信する(ステップS1101)。コンテンツの受信は、たとえば、図3に示したコンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツを受信することとしてもよい。
そして、入力デバイス410によって、コンテンツの録画の指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1102)。コンテンツの録画の指示は、たとえば、利用者によって、コンテンツの配信される時間帯やチャンネルなどの予約を受け付けることとしてもよい。
ステップS1102において、録画の指示を受け付けない場合は(ステップS1102:No)、ステップS1101へ戻って処理を繰り返し、ステップS1102において録画の指示を受け付けた場合(ステップS1102:Yes)は、CPU401によって録画フォーマット情報を取得する(ステップS1103)。録画フォーマット情報の取得は、たとえば、録画装置301に接続された再生端末303の履歴情報に基づいて取得することとしてもよい。
つぎに、磁気ディスク405や光ディスク407などの記録媒体によって、録画フォーマット情報に応じてコンテンツを録画する(ステップS1104)。具体的には、たとえば、コンテンツの録画は、ステップS1101において受信されたコンテンツを、ステップS1102において受け付けた録画の指示に応じてコンテンツを録画する際、録画フォーマット情報におけるフォーマットに変換して記録する構成でもよい。
そして、CPU401によってステップS1104において実行されている録画が終了したか否かを判断する(ステップS1105)。ステップS1105において、録画が終了していない場合(ステップS1105:No)は、ステップS1104へ戻って、録画を継続する。
また、ステップS1105において、録画が終了した場合(ステップS1105:Yes)は、CPU401によって、ステップS1104において録画されたコンテンツに対して、アクティブ/非アクティブを設定して(ステップS1106)、一連の録画処理を終了する。
図12は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの転送処理手順について示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、再生端末303から転送要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1201)。
ステップS1201において、転送要求を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS1201:Yes)は、通信I/F413によって、転送要求の要求元となった再生端末303に適したフォーマットに関するフォーマット情報を取得する(ステップS1202)。
そして、CPU401によって、ステップS1201において受け付けた転送要求による転送対象コンテンツがあるか否かを判断する(ステップS1203)。具体的には、たとえば、図11に示したステップS1104において録画されたコンテンツの中に転送対象コンテンツがあるか検索する。
ステップS1203において、転送対象コンテンツがある場合(ステップS1203:Yes)は、CPU401によって、転送対象コンテンツのフォーマットに関して、アクティブ/非アクティブを設定する(ステップS1204)。
具体的には、たとえば、アクティブ/非アクティブの設定は、転送要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットがアクティブに設定されていれば、そのままの設定を維持する。また、転送要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットが非アクティブに設定されていれば、アクティブに設定されたアクティブコンテンツを非アクティブに設定し、非アクティブに設定された非アクティブコンテンツのうち再生端末303に適したフォーマットの非アクティブコンテンツをアクティブコンテンツに設定する。
また、アクティブ/非アクティブを設定する際に、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツがない場合は、アクティブに設定されたコンテンツを非アクティブに設定すると共に、再生端末303に適したフォーマットに変換したコンテンツを生成して、アクティブに設定することとしてもよい。
そして、通信I/F413によって、再生端末303に、ステップS1204においてアクティブに設定されたアクティブコンテンツを転送し(ステップS1205)、一連の転送処理を終了する。
また、ステップS1203において、転送対象コンテンツがない場合(ステップS1203:No)は、通信I/F413によって、再生端末303に転送不可通知をおこない(ステップS1206)、一連の転送処理を終了する。
図13は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの再生処理手順について示すフローチャートである。図13のフローチャートにおいて、まず、入力デバイス410によって、コンテンツの再生指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1301)。再生指示は、たとえば、利用者によって入力される、録画装置301に録画されているコンテンツの再生指示である。
ステップS1301において、再生指示を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS1301:Yes)は、CPU401によって、再生指示を受け付けたコンテンツがアクティブコンテンツか否かを判断する(ステップS1302)。
ステップS1302において、アクティブコンテンツであった場合(ステップS1302:Yes)は、ステップS1305へ移行して、スピーカ409やディスプレイ412によって、該アクティブコンテンツを再生して(ステップS1305)、一連の再生処理を終了する。
ステップS1302において、アクティブコンテンツでなかった場合(ステップS1302:No)は、CPU401によって、録画装置301と接続可能な再生端末303にアクティブコンテンツがあるか否かを判断する(ステップS1303)。すなわち、ステップS1301において再生指示を受け付けたコンテンツが非アクティブコンテンツであった場合、他の再生端末にアクティブコンテンツを転送した後であるため、アクティブコンテンツを接続可能な再生端末303から検索することとなる。
ステップS1303において、録画装置301と接続可能な再生端末303にアクティブコンテンツがなかった場合(ステップS1303:No)は、スピーカ409やディスプレイ412によって、利用者に再生不可通知をおこない(ステップS1306)、一連の転送処理を終了する。
また、ステップS1303において、録画装置301と接続可能な再生端末303にアクティブコンテンツがあった場合(ステップS1303:Yes)は、通信I/F413によって、アクティブコンテンツの返却を受け付ける(ステップS1304)。アクティブコンテンツの返却は、たとえば、再生端末303に対して返却要求をおこなうことによって実行する構成でもよい。
そして、スピーカ409やディスプレイ412によって、ステップS1304において返却されたアクティブコンテンツを再生して(ステップS1305)、一連の再生処理を終了する。
以上説明したように、本実施例1にかかる録画装置によれば、たとえば、配信されるコンテンツ(配信される一のコンテンツ)を異なる複数のフォーマットで録画するため、複数のフォーマットのうち、録画装置に適したフォーマットとは異なるフォーマットでコンテンツを再生する再生端末が該コンテンツを要求した場合、あらかじめ、当該再生端末に適したフォーマットのコンテンツが用意されていることから、迅速に再生端末にその適したフォーマットのコンテンツを転送することができる。すなわち、再生端末がコンテンツを要求してからフォーマット変換処理をおこなわなくてもよく、効率的にコンテンツを転送することができる。
また、異なる複数のフォーマットは、録画装置に接続される再生機器の性能や、接続された再生機器の履歴に応じて選択される構成であるため、録画するコンテンツのフォーマットの最適化を図ることができる。
また、複数のフォーマットのコンテンツを録画する際には、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限に応じて、アクティブ/非アクティブを設定することができるため、適切に著作権者の保護を図ると共に、回数の制限を無駄に消費することなく、利用者の利便性を高めることができる。くわえて、コンテンツの転送の際にも、アクティブ/非アクティブを設定することで、適切に著作権の保護を図ることができる。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。本実施例2では、前述の実施例1で説明した録画装置301によって録画されたコンテンツについて、再生端末303へコピーの送信をおこなう場合について説明する。なお、本実施例2にかかる録画装置301を用いたコンテンツ録画システム300の概要については図3、録画装置301のハードウェア構成については図4とそれぞれほぼ同様であるため説明を省略する。
(コンテンツのコピーの送信の概要)
ここで、図14および図15を用いて、本実施例2にかかる録画装置301および再生端末303によるコンテンツのコピーの送信の概要について説明する。本実施例2では、コンテンツの録画の概要については、図5とほぼ同様であり、コンテンツのコピーの送信要求については、図6における転送要求をコピーの送信要求とすることで同様の機能を実現し、フォーマット情報の受信の概要については、図7とほぼ同様であるため説明を省略する。
図14は、本実施例2にかかる録画装置によるコンテンツのコピーの送信の概要を示す説明図である。なお、図14では、前述の図5〜図10に示した構成と同様の構成については、同じ符号を付して説明する。
図14において、録画装置301は、A−2およびB−2のコピーであるA−2(1)およびB−2(1)を再生端末303へ出力1410する。具体的には、たとえば、アクティブに設定された再生端末303に適したフォーマット2のA−2およびB−2のコピーであるA−2(1)およびB−2(1)を生成し、再生端末303へ出力1410する。その後、再生端末303によって、A−2(1)およびB−2(1)が再生可能となる。
このように、録画装置301、再生端末303において、それぞれのコンテンツ(コンテンツA、コンテンツB、コンテンツC)に対して、コピーの回数の制限にしたがって、アクティブに設定し、著作権の保護を図ることができる。
つぎに、図15を用いて、本実施例2にかかる録画装置301におけるコンテンツのコピーの送信後の概要について説明する。図15は、本実施例2にかかる録画装置におけるコンテンツのコピーの送信後の概要を示す説明図である。
図15において、録画装置301は、再生端末303にA−2(1)およびB−2(1)を送信すると、録画装置301に適したフォーマット1をアクティブに再設定し、フォーマット2を非アクティブに再設定する。すなわち、A−1およびB−1をアクティブに設定し、A−2およびB−2を非アクティブに設定して、録画装置301への再生指示や、他の再生端末303からのコピーの送信要求に備えることとなる。
(録画装置301の処理の内容)
つぎに、図16を用いて、本実施例2にかかる録画装置301の処理の内容について説明する。なお、コンテンツの録画処理については、図11とほぼ同様であるため説明を省略する。図16は、本実施例2にかかる録画装置のコンテンツのコピーの送信処理手順について示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、再生端末303からコピー要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1601)。
ステップS1601において、コピー要求を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS1601:Yes)は、通信I/F413によって、コピー要求の要求元となった再生端末303に適したフォーマットに関するフォーマット情報を取得する(ステップS1602)。
そして、CPU401によって、ステップS1601において受け付けたコピー要求によるコピー可能なコンテンツがあるか否かを判断する(ステップS1603)。具体的には、たとえば、図11に示したステップS1104において録画されたコンテンツにおいて設定されたコピーの回数の制限などに従って、コピー可能なコンテンツがあるか検索する。
ステップS1603において、コピー可能なコンテンツがある場合(ステップS1603:Yes)は、CPU401によって、コピー可能なコンテンツのフォーマットに関して、アクティブ/非アクティブを設定する(ステップS1604)。
具体的には、たとえば、アクティブ/非アクティブの設定は、コピー要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットがアクティブに設定されていれば、そのままの設定を維持する。また、コピー要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットが非アクティブに設定されていれば、アクティブに設定されたアクティブコンテンツを非アクティブに設定し、非アクティブに設定された非アクティブコンテンツのうち再生端末303に適したフォーマットの非アクティブコンテンツをアクティブコンテンツに設定する。
また、アクティブ/非アクティブを設定する際に、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツがない場合は、アクティブに設定されたコンテンツを非アクティブに設定すると共に、再生端末303に適したフォーマットに変換したコンテンツを生成して、アクティブに設定することとしてもよい。
そして、通信I/F413によって、再生端末303に、ステップS1604においてアクティブに設定されたアクティブコンテンツのコピーを送信する(ステップS1605)。
その後、ステップS1604において設定されたアクティブ/非アクティブを再設定して(ステップS1606)、一連のコピーの送信処理を終了する。アクティブ/非アクティブの再設定は、たとえば、録画装置301に適したフォーマットのコンテンツをアクティブ、他のフォーマットのコンテンツを非アクティブに設定する。
また、ステップS1603において、コピー可能なコンテンツがない場合(ステップS1603:No)は、通信I/F413によって、再生端末303にコピー不可通知をおこない(ステップS1607)、一連のコピーの送信処理を終了する。
以上説明したように、本実施例2にかかる録画装置によれば、たとえば、配信されるコンテンツ(配信される一のコンテンツ)を異なる複数のフォーマットで録画するため、複数のフォーマットのうち、録画装置に適したフォーマットとは異なるフォーマットでコンテンツを再生する再生端末が該コンテンツをコピーの要求した場合、あらかじめ、該再生端末に適したフォーマットのコンテンツが用意されていることから、迅速に再生端末に適したフォーマットのコンテンツのコピーを送信することができる。すなわち、再生端末がコンテンツのコピーを要求してからフォーマット変換処理をおこなわなくてもよく、効率的にコンテンツのコピーを送信することができる。
また、異なる複数のフォーマットは、録画装置に接続される再生機器の性能や、接続された再生機器の履歴に応じて選択される構成であるため、録画するコンテンツのフォーマットの最適化を図ることができる。
また、複数のフォーマットのコンテンツを録画する際には、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限に応じて、アクティブ/非アクティブを設定することができるため、適切に著作権者の保護を図ると共に、回数の制限を無駄に消費することなく、利用者の利便性を高めることができる。くわえて、コンテンツの転送の際にも、アクティブ/非アクティブを設定することで、適切に著作権の保護を図ることができる。
なお、前述した実施例1および実施例2では、録画装置に録画されたコンテンツの転送とコピーの送信とに分けてそれぞれを説明したが、実施例1および実施例2の機能を兼ね備える構成としてもよい。このようにすることで、録画されたコンテンツに対する転送要求やコピーの送信要求に適切に応じることができ、利用者の利便性の向上を図ることができる。また、複製に関する制限の設定されたコンテンツと転送に関する制限の設定されたコンテンツの両方を一の録画装置で扱えることができる。
また、実施例1および実施例2では録画装置によって本発明の情報記録装置を実施した場合について説明したが、利用者の携帯端末や、PC(パーソナル・コンピュータ)によって実施することとしてもよく、汎用性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した情報記録方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明は、情報を記録する情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体には限られない。
従来より、放送局から発信される放送コンテンツを録画機で録画する場合は、その録画機に適したフォーマットで録画することとなる。そして、録画した放送コンテンツを再生する再生デバイスに転送やコピー送信をする際には、再生デバイスで再生できるフォーマットに変換してから、転送あるいはコピー送信をおこなう。
近年では、「1世代のみコピー可」のコンテンツに対して、利用者の利便性と著作権者の権利保護の両立を達成するため、受信したコンテンツを、いずれかの記録媒体へムーブ可能な蓄積ファイルと、特定の記録媒体へのみムーブが可能なムーブ用蓄積ファイルとして蓄積する提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2006−244603号公報
しかしながら、上述した従来技術では、録画機によって録画した放送コンテンツのフォーマットと、再生デバイスで再生できるフォーマットが異なる場合、再生デバイスに転送やコピー送信をする際におこなうフォーマット変換処理に多大な時間がかかってしまうという問題が一例として挙げられる。
一方、フォーマット変換処理を短時間でおこなうように高性能の機器を導入する場合、利用者に多大なコストを強いることになってしまうという問題が一例として挙げられる。さらに、低解像度のフォーマット変換処理などにより、処理負荷を低減させて短時間でおこなう場合、放送コンテンツの品質が損なわれてしまい、利用者は、放送コンテンツの快適な視聴をおこなうことができないという問題が一例として挙げられる。
また、上述した特許文献1の技術では、再生するデバイスのフォーマットは考慮されていないため、蓄積ファイルやムーブ用蓄積ファイルのフォーマットが、再生デバイスで再生できるフォーマットでない場合、結局フォーマット変換処理をおこなわなければならないという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報記録再生装置は、コンテンツの入力を受け付ける入力手段と、自装置に接続可能な再生機器で再生可能となるフォーマットに関するフォーマット情報を取得する取得手段と、前記入力手段によって一のコンテンツの入力を受け付けた際に、前記取得手段によって取得されたフォーマット情報に基づいて当該一のコンテンツに対するフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、自装置で再生可能となる一のフォーマットの前記一のコンテンツを、再生、複製または転送可能とするアクティブに設定し、当該一のフォーマットとは異なる他のフォーマットの前記一のコンテンツを、再生、複製または転送不可能とする非アクティブに設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された、前記複数の異なるフォーマットに変換された前記一のコンテンツを記録する記録手段と、を備え、前記設定手段は、前記再生機器による一のコンテンツの転送、または複製要求に応じて、当該再生機器で再生可能となるフォーマットが前記他のフォーマットであった場合、当該他のフォーマットの前記一のコンテンツをアクティブに変更し、前記一のフォーマットの前記一のコンテンツを非アクティブに変更することを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる情報記録再生方法は、コンテンツの入力を受け付ける入力工程と、自装置に接続可能な再生機器で再生可能となるフォーマットに関するフォーマット情報を取得する取得工程と、前記入力工程によって一のコンテンツの入力を受け付けた際に、前記取得工程によって取得されたフォーマット情報に基づいて当該一のコンテンツに対するフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する変換工程と、前記変換工程によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、自装置で再生可能となる一のフォーマットの前記一のコンテンツを、再生、複製または転送可能とするアクティブに設定し、当該一のフォーマットとは異なる他のフォーマットの前記一のコンテンツを、再生、複製または転送不可能とする非アクティブに設定する設定工程と、前記設定工程によって設定された、前記複数の異なるフォーマットに変換された前記一のコンテンツを記録する記録工程と、を含み、前記設定工程は、前記再生機器による一のコンテンツの転送、または複製要求に応じて、当該再生機器で再生可能となるフォーマットが前記他のフォーマットであった場合、当該他のフォーマットの前記一のコンテンツをアクティブに変更し、前記一のフォーマットの前記一のコンテンツを非アクティブに変更することを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報記録再生プログラムは、請求項8に記載の情報記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項9に記載の情報記録再生プログラムを記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報記録装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例1にかかる録画装置を用いたコンテンツ録画システムの概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例1にかかる録画装置によるコンテンツの録画の概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置における再生端末からの転送要求の概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置における再生端末からのフォーマット情報の受信の概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの転送の概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却の概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却後の概要を示す説明図である。 本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの録画処理手順について示すフローチャートである。 本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの転送処理手順について示すフローチャートである。 本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの再生処理手順について示すフローチャートである。 本実施例2にかかる録画装置によるコンテンツのコピーの送信の概要を示す説明図である。 本実施例2にかかる録画装置におけるコンテンツのコピーの送信後の概要を示す説明図である。 本実施例2にかかる録画装置のコンテンツのコピーの送信処理手順について示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報記録装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、情報記録装置100は、入力部101と、取得部102と、変換部103と、設定部104と、記録部105と、判定部106と、出力部107と、から構成されている。
入力部101は、コンテンツの入力を受け付ける。入力部101は、たとえば、図示しない放送局から配信されるデジタル放送波やアナログ放送波による放送コンテンツや、他の記録媒体からの映像・音声コンテンツの入力を受け付ける。
具体的には、たとえば、入力部101は、コンテンツの複製に関する制限が設定されたコンテンツの入力を受け付ける構成でもよい。複製に関する制限は、たとえば、コンテンツの複製の回数などの制限でもよい。また、入力部101は、たとえば、コンテンツの転送に関する制限が設定されたコンテンツの入力を受け付ける構成でもよい。転送に関する制限は、たとえば、コンテンツの転送のみを許可して、複製の生成を不許可とする制限などでもよい。
取得部102は、入力部101によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する。フォーマット情報は、たとえば、情報記録装置100やコンテンツを再生する再生機器によってコンテンツを再生可能なフォーマットの情報であり、複数のフォーマットの情報を含むこととしてもよい。
変換部103は、取得部102によって取得されたフォーマット情報から、コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する。換言すれば、たとえば、変換部103によって、複数の異なるフォーマットの複数のコンテンツが生成されることとなる。ここで、異なるフォーマットとは、たとえば、コンテンツ圧縮方式の異なるフォーマットである。また、たとえば、同一のフォーマットであっても解像度や圧縮率が異なる場合は、異なるフォーマットであることとする。
具体的には、たとえば、変換部103は、コンテンツの取得要求をおこなう、コンテンツの再生機器が再生可能なフォーマットに応じて、コンテンツのフォーマットを変換することとしてもよい。ここで、再生機器は、たとえば、情報記録装置100からコンテンツの転送や複製を取得することで、該コンテンツを再生する機器で、情報記録装置100そのものであってもよい。
換言すれば、たとえば、変換部103は、コンテンツのフォーマットを、情報記録装置100がコンテンツを再生可能なフォーマットやコンテンツを再生する可能性のある再生機器がコンテンツを再生可能なフォーマットなどに変換する。
また、変換部103は、たとえば、再生機器からの取得要求の履歴に関する履歴情報に応じて、コンテンツのフォーマットを変換することとしてもよい。履歴情報は、たとえば、コンテンツを再生するために、再生機器が情報記録装置100にコンテンツの取得要求をおこなった頻度や日時などに関する情報でもよい。
具体的には、たとえば、変換部103は、履歴情報に応じたコンテンツのフォーマットの変換で、再生する可能性の高い再生機器、再生に適した再生機器のフォーマットに優先的に変換することとなり、処理時間の効率化を図って、適切なフォーマット変換を行うことができる。
なお、図1の説明では、変換部103は、取得されたフォーマット情報から、放送コンテンツの変換を行っているが、取得部102によって、変換部103がフォーマット変換するフォーマットのフォーマット情報のみを取得することとしてもよい。具体的には、たとえば、取得部102は、コンテンツの再生機器が再生可能なフォーマットや、再生機器からの取得要求の履歴に関する履歴情報などに応じてフォーマット情報を取得することとしてもよい。
また、変換部103は、複数の異なるフォーマットに変換する際、倍速処理によってコンテンツを同時に複数のフォーマットに変換したり、再生機器が再生可能なフォーマットや履歴情報に応じて順次変換することとしてもよい。このようにすれば、迅速なフォーマット変換、コンテンツの再生の可能性や頻度の高い順のフォーマット変換を実現でき、フォーマット変換処理の最適化を図ることができる。
設定部104は、変換部103によって変換された複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットとは異なる他のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定する。このようにすることで、コンテンツが無秩序に再生可能に複数存在しなくなり、著作権の保護を図ることができる。
また、設定部104は、たとえば、後述する判定部106によって、他のフォーマットに再生機器が再生可能なフォーマットが含まれる場合、他のフォーマットのうち再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定することとしてもよい。
また、設定部104は、後述する出力部107によって、再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツの複製が出力された後、一のフォーマットを再生可能に再設定し、再生機器が再生可能なフォーマットを再生不可能に再設定することとしてもよい。
記録部105は、設定部104によって設定されたコンテンツを記録する。具体的には、たとえば、記録部105は、複数の異なるフォーマットの複数のコンテンツを図示しない記録媒体に記録する。
判定部106は、コンテンツを再生する再生機器から、コンテンツの取得要求があった場合、複数の異なるフォーマットに再生機器が再生可能なフォーマットがあるか否かを判定する。具体的には、たとえば、取得要求は、コンテンツを再生する再生機器からのコンテンツの複製の要求やコンテンツの転送の要求などであり、図示しない操作部による利用者の操作入力や、情報記録装置100への再生機器の接続を検知することによっておこなう構成でもよい。
出力部107は、入力部101によって入力された複製に関する制限にしたがい、前記コンテンツを再生する再生機器からのコンテンツの複製を要求する取得要求に応じて、再生機器が再生可能なコンテンツの複製を当該再生機器に出力する。
また、出力部107は、入力部101によって入力された転送に関する制限にしたがい、コンテンツを再生する再生機器から、コンテンツの転送を要求する取得要求に応じて、再生機器が再生可能なコンテンツを再生機器に転送出力することとしてもよい。
さらに、情報記録装置100は、出力部107によってコンテンツが転送された後、再生機器とは異なる他の再生機器からのコンテンツの取得要求があった場合、再生機器にコンテンツの返却要求をおこなうこととしてもよい。
その場合、判定部106は、返却要求がされた結果、コンテンツが返却された場合、他の再生機器が再生可能なフォーマットがあるか否か判定し、設定部104は、他の再生機器が再生可能なフォーマットがある場合、他の再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、他の再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツ以外を再生不可能に設定する。そして、出力部107は、入力部101によって入力された転送に関する制限にしたがい、他の再生機器からのコンテンツの取得要求に応じて、他の再生機器が再生可能なコンテンツを他の再生機器に転送出力する構成としてもよい。
(情報記録装置の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかる情報記録装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかる情報記録装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、入力部101によって、コンテンツの入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、コンテンツの入力を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS201:Yes)は、取得部102によって、ステップS201において入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する(ステップS202)。
つぎに、変換部103によって、ステップS202において取得されたフォーマット情報から、コンテンツのフォーマットを変換する(ステップS203)。具体的には、たとえば、変換部103によって、ステップS201において入力されたコンテンツが、複数の異なるフォーマットの複数のコンテンツに変換されることとなる。
そして、設定部104によって、ステップS203においてフォーマットの変換されたコンテンツに対して、再生に関する設定をおこなう(ステップS204)。再生に関する設定は、たとえば、ステップS203において変換された複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、一のフォーマットとは異なる他のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定する。
そして、記録部105によって、ステップS204において設定されたコンテンツを図示しない記録媒体に記録して(ステップS205)、一連の処理を終了する。
なお、本発明の情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、図1に示した情報記録装置100によって、その機能を実現することとしたが、情報記録装置100に限ることはなく、図1に示す機能部を備える構成とすれば、複数の装置であってもよい。各機能部を異なる装置として接続する場合、装置間の接続は、たとえば、有線、無線を問わず、Bluetooth(登録商標)などによって通信をおこなって接続することとしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかる情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体によれば、再生機器が再生可能なフォーマットに応じたフォーマットのコンテンツの記録の迅速化および最適化を図り、再生するコンテンツの出力の効率化を図ることができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。本実施例1では、たとえば、利用者の自宅などに設置され、外部から送信されるコンテンツの録画機能および再生機能を有する録画装置によって、本発明の情報記録装置を実施した場合の一例について説明する。
(コンテンツの録画の概要)
まず、図3を用いて、本実施例1にかかる録画装置を用いたコンテンツ録画システムの概要について説明する。図3は、本実施例1にかかる録画装置を用いたコンテンツ録画システムの概要を示す説明図である。
図3において、コンテンツ録画システム300は、録画装置301と、コンテンツ配信装置302と、再生端末303(303a,303b)と、から構成されている。録画装置301と、コンテンツ配信装置302とは、ネットワーク310によって接続されている。
コンテンツ配信装置302は、図示しない放送局などに設置されており、利用者の録画装置301に対して、ネットワーク310を介してコンテンツを配信する。具体的には、たとえば、コンテンツ配信装置302は、地上波デジタル放送やアナログテレビ放送やFMラジオなどの放送波によってコンテンツを配信する。
また、コンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツには、配信先における視聴に関する制限が設定されていることとしてもよい。具体的には、たとえば、コンテンツの複製を生成する回数の制限や、コンテンツの転送の可否に関する制限などが設定されており、これら制限によって、コンテンツの著作権の保護が図られることとなる。
録画装置301は、コンテンツ配信装置302から受信されるコンテンツを録画する。具体的には、たとえば、録画装置301は、利用者の操作入力に応じて、コンテンツの録画をおこなう。より具体的には、たとえば、地上デジタルテレビ放送を受信する場合、利用者は、番組が配信される時間帯やチャンネルなどを指定して録画操作をおこなう。
また、録画装置301は、受信されたコンテンツのフォーマットを、複数の異なるフォーマットに変換して録画する。詳細は、図5〜図10、図14および図15を用いて説明するが、具体的には、たとえば、録画装置301は、受信されたコンテンツのフォーマットを、録画装置301における図示しない再生部が再生可能なフォーマットを含む複数の異なるフォーマットのコンテンツに変換する。
より具体的には、たとえば、複数の異なるフォーマットは、異なるコーデックや、同一のコーデックの異なる解像度や圧縮率によって変換される。また、複数の異なるフォーマットは、たとえば、後述する再生端末303の性能や、再生端末303からのコンテンツの要求に関する履歴に応じたフォーマットでもよい。換言すれば、フォーマットの変換は、受信されたコンテンツのフォーマットを、録画装置301で通常再生するのに適したフォーマット、再生端末303で再生する可能性のあるフォーマットなどに変換することとしてもよい。
ここで、コンテンツのフォーマット変換処理は、たとえば、受信されたコンテンツの録画と同時におこなうこととしてもよい。すなわち、受信されたコンテンツのフォーマットを、録画装置301に適したフォーマットに変換して録画しつつ、他のフォーマットの変換処理もおこなう構成でもよい。このように、2つのフォーマットであれば2倍速処理、3つのフォーマットであれば3倍速処理によってフォーマット変換処理をおこなうことで、複数の異なるフォーマットのコンテンツを迅速に録画(記録)することができる。
また、複数のフォーマット変換処理を同時におこなう代わりに、受信されたコンテンツの録画の際に、バッファメモリなどを利用して順次異なるフォーマットのコンテンツに変換することとしてもよい。このとき、フォーマット変換処理の順序は、たとえば、後述する再生端末303の性能や、再生端末303からのコンテンツの要求に関する履歴に応じることとしてもよい。
このようなフォーマット変換処理によって、録画装置301や再生端末303による再生に必要なフォーマットのコンテンツを、迅速かつ最適に録画することができる。ここで、コンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツに対し、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限などの録画制限が設定されている場合がある。
詳細は、図5〜図10、図14および図15を用いて説明するが、録画制限が設定されている場合、複数の異なるフォーマットのコンテンツのうち、録画装置301での再生に適したフォーマットのコンテンツをアクティブに設定し、他のフォーマットのコンテンツを非アクティブに設定する構成としてもよい。
アクティブに設定されたコンテンツは、再生、コピーおよび転送などの処理が可能であり、非アクティブに設定されたコンテンツは、再生、コピーおよび転送などの処理が不可能となる。具体的には、たとえば、再生処理が不可能となる設定は、再生不可のフラグを立てることであったり、不図示のアクティブ/非アクティブの設定機能部にしか解けないキーなどによって暗号化することなどである。このように、非アクティブに設定されたコンテンツの存在は、ユーザインターフェイス上では、利用者は、取り扱えないようにしてもよい。
アクティブ/非アクティブの設定処理によって、たとえば、異なる複数のフォーマットに変換して複数のコンテンツを生成する処理が、複製の回数の制限による回数のカウントの対象となってしまい、無駄に複製の回数を消化しないようにすることができる。すなわち、アクティブ(有効)なコンテンツは1つだけであるとし、他は非アクティブ(無効)とすることで制限の適用を受けないようにする。
そして、後述する再生端末303から取得(たとえば、コピーや転送)の要求を受けた際に、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限にしたがって、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツをアクティブに設定して要求に応じる構成としてもよい。このようにすることで、録画装置301は、コンテンツの著作権者の著作権の保護を適切に図ると共に、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツをあらかじめ用意することができ、効率的なコンテンツの出力をおこなうことができる。
なお、本実施例1では、アクティブに設定するコンテンツの数を、録画装置301に適したフォーマットのコンテンツとして1つとしたが、録画制限に応じて複数設定してもよい。また、複製の回数に関する制限がある場合、いずれか一つのフォーマットのコンテンツをアクティブとするのみではなく、実際にコピーした回数分、元の録画装置301の非アクティブのコンテンツを増やす(アクティブのコンテンツを減らす)構成でもよい。
再生端末303は、録画装置301に接続して、録画されたコンテンツを取得する。そして、取得されたコンテンツを再生する。コンテンツの取得は、たとえば、再生端末303が再生可能なフォーマットのコンテンツを取得する構成であり、実施例1では録画装置301からの転送出力、後述する実施例2では録画装置からのコピー出力によって取得する。
具体的には、たとえば、コンテンツの取得は、録画装置301に対してコンテンツの取得(たとえば、コピーや転送)の要求をおこなったり、接続したことにより取得の要求がおこなわれる構成でもよい。録画装置301との接続は、たとえば、有線、無線に限ることなく、インターネットなどのネットワークなどでもよい。
ネットワーク310は、インターネットなどの通信網であり、有線、無線を限定するものではない。具体的には、たとえば、これら通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがあり、地上波デジタル放送やアナログテレビ放送やFMラジオなどを受信可能である。
なお、本実施例1では、録画装置301によって録画されるコンテンツは、コンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツとしたが、他の記録媒体や外部機器から出力される映像や音声などのコンテンツであってもよい。
(録画装置のハードウェア構成)
つぎに、図4を用いて、本実施例1にかかる録画装置301のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例1にかかる録画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4において、録画装置301は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、音声I/F(インターフェース)408と、スピーカ409と、入力デバイス410と、映像I/F411と、ディスプレイ412と、通信I/F413と、を備えている。また、各構成部401〜413はバス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、録画装置301の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、録画プログラム、音声出力プログラム、表示制御プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
録画プログラムは、たとえば、入力デバイス410によって入力されるコンテンツの録画の指示に応じて、後述する磁気ディスク405や光ディスク407などの記録媒体にコンテンツを記録させる。
より具体的には、たとえば、コンテンツの録画は、利用者が入力デバイス410を操作して、録画するテレビ番組の開始時刻や終了時刻やチャンネルなどの番組情報を入力しておこなってもよい。また、ROM402あるいはRAM403に書き換え可能に記録されるEPG(Electronic Program Guide)を利用して、ディスプレイ412に表示されるEPG番組表を利用者が選択しておこなってもよい。
また、図5〜図10、図14および図15を用いて説明するが、録画プログラムによって、たとえば、複数の異なるフォーマットに変換された複数のコンテンツを録画させる構成でもよく、CPU401の制御にしたがって、アクティブ/非アクティブの設定をさせてもよい。
音声出力プログラムは、コンテンツに含まれる音声情報を出力させる。具体的には、たとえば、音声情報は、CPU401を介して音声I/F408へ出力される。また、表示制御プログラムは、映像I/F411によってディスプレイ412に表示するコンテンツの表示形式を決定させ、決定された表示形式によってコンテンツをディスプレイ412に表示させる。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱自在な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
具体的には、たとえば、磁気ディスクドライブ404や光ディスクドライブ406によるデータの書き込みは、前述したコンテンツの録画などである。データの読み取りは、たとえば、録画されたコンテンツについて、映像I/F411を介したディスプレイ412への映像表示や、音声I/F408を介したスピーカ409からの音声出力などである。また、スピーカ409やディスプレイ412からは、CPU401で作成したり、通信I/F413から入力された各種情報が出力される構成でもよい。
音声I/F408は、音声出力用のスピーカ409に接続され、スピーカ409からは音声が出力される。入力デバイス410は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F411は、ディスプレイ412と接続される。映像I/F411は、具体的には、たとえば、ディスプレイ412全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ412を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ412には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ412は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F413は、無線を介してネットワークに接続され、録画装置301とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F413は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F413は、たとえば、地上波デジタル放送やアナログテレビ放送やFMラジオなどを受信可能なチューナーなどによって構成され、放送局から配信されるコンテンツなどを取得する。
なお、本実施例1では、録画装置301による例について説明するが、利用者の携帯端末や、PC(パーソナル・コンピュータ)によって本発明の情報記録装置を実施するようにしてもよい。
なお、図1に示した情報記録装置100が備える入力部101、取得部102、変換部103、設定部104、記録部105、判定部106、出力部107は図4に示した録画装置301におけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU401が所定のプログラムを実行し、録画装置301における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例1の録画装置301は、録画装置301における記録媒体としてのROM402に記録されているプログラムを実行することにより、図1に示した情報記録装置100が備える機能を、図2に示した手順で実行することができる。
(コンテンツの録画および転送の概要)
つぎに、図5〜10を用いて、本実施例1にかかる録画装置301および再生端末303によるコンテンツの録画および転送の概要について説明する。図5は、本実施例1にかかる録画装置によるコンテンツの録画の概要を示す説明図である。
図5において、録画装置301は、放送波501によって録画対象となるコンテンツを受信すると、複数のフォーマットに変換して録画する。そして、録画装置301に適したフォーマットのコンテンツをアクティブに設定し、その他のフォーマットのコンテンツを非アクティブに設定する。
具体的には、たとえば、録画装置301は、録画対象となるコンテンツA、コンテンツB、コンテンツCについて、それぞれフォーマット1およびフォーマット2に変換する。そして、フォーマット1に変換したコンテンツをアクティブに設定し、フォーマット2に変換したコンテンツを非アクティブに設定してそれぞれを録画する。
より具体的には、たとえば、図5では、フォーマット1に変換したコンテンツA、コンテンツB、コンテンツCをそれぞれA−1、B−1、C−1とし、フォーマット2に変換したコンテンツA、コンテンツB、コンテンツCをそれぞれA−2、B−2、C−2としている。また、アクティブに設定されたコンテンツを実線で示し、非アクティブに設定されたコンテンツを破線で示している。
つぎに、図6を用いて、本実施例1にかかる録画装置301における再生端末303からの転送要求の概要について説明する。図6は、本実施例1にかかる録画装置における再生端末からの転送要求の概要を示す説明図である。
図6において、録画装置301は、再生端末303が接続され、利用者から録画装置301に録画されているコンテンツの転送要求610の入力を受け付ける。転送要求610は、たとえば、再生端末303を介しておこなわれ、図6では、コンテンツAおよびコンテンツBの転送を要求することとしている。
つぎに、図7を用いて、本実施例1にかかる録画装置301における再生端末303のフォーマット情報の概要について説明する。図7は、本実施例1にかかる録画装置における再生端末からのフォーマット情報の受信の概要を示す説明図である。
図7において、録画装置301は、再生端末303から再生端末303に適したフォーマット情報710を受信する。フォーマット情報710の受信は、たとえば、図6に示した転送要求610と共に受信してもよいし、録画装置301が転送要求610に応じて、再生端末303に対して問い合わせることとしてもよい。図7では、たとえば、録画装置301は、再生端末303に適した(再生可能な)コンテンツのフォーマットが、フォーマット2である旨のフォーマット情報710を受信する。
そして、録画装置301は、フォーマット情報710を受信すると、フォーマット情報710に基づいて、アクティブ/非アクティブを設定する。具体的には、たとえば、アクティブ/非アクティブの設定は、転送要求610のあったコンテンツAおよびコンテンツBについて、再生端末303に適したフォーマット2に変換されているA−2およびB−2をアクティブに設定すると共に、A−1およびB−1を非アクティブに設定する。
つづいて、図8を用いて、本実施例1にかかる録画装置301におけるコンテンツの転送の概要について説明する。図8は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの転送の概要を示す説明図である。
図8において、録画装置301は、A−2およびB−2を再生端末303へ転送出力810する。具体的には、たとえば、アクティブに設定された再生端末303に適したフォーマット2のA−2およびB−2を再生端末303へ転送出力810する。その後、再生端末303によって、A−2およびB−2が再生可能となる。
このように、録画装置301、再生端末303において、それぞれのコンテンツ(コンテンツA、コンテンツB、コンテンツC)に対して、アクティブが設定されているのは、常に1つだけとなり、著作権の保護を図ることができる。
ここで、図9を用いて、本実施例1にかかる録画装置301におけるコンテンツの返却の概要について説明する。図9は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却の概要を示す説明図である。
図9において、再生端末303によってA−2およびB−2の再生が終了すると、再生端末303は、録画装置301に対して返却出力910をおこなう。返却出力910は、たとえば、録画装置301に対する再生指示や、録画装置301に対して他の再生端末303からA−2やB−2の転送要求があった場合における、録画装置301の返却要求に応じておこなうこととしてもよい。
つぎに、図10を用いて、本実施例1にかかる録画装置301におけるコンテンツの返却後の概要について説明する。図10は、本実施例1にかかる録画装置におけるコンテンツの返却後の概要を示す説明図である。
図10において、録画装置301は、再生端末303からA−2およびB−2が返却されると、録画装置301に適したフォーマット1をアクティブに再設定し、フォーマット2を非アクティブに再設定し、再生端末303との接続を切断1010する。すなわち、A−1およびB−1をアクティブに設定し、A−2およびB−2を非アクティブに設定して、録画装置301への再生指示や、他の再生端末303からの転送要求に備えることとなる。
図5〜図10に示した例では、録画装置301においてフォーマット変換をおこなうフォーマットの種類は、録画装置301に適したフォーマット1と、再生端末303に適したフォーマット2について説明したが、その他のフォーマットについて変換できる構成でもよい。
具体的には、たとえば、利用者によって接続される機器(再生端末303など)に適したフォーマットに変換する構成でもよく、接続された過去の履歴に基づいて、フォーマット変換をおこなってもよい。より具体的には、たとえば、より最近の接続や、頻度の高い接続の履歴となる機器に適したフォーマットを選択することとしてもよい。
また、フォーマットの選択は、たとえば、フォーマット処理に要する時間に応じて選択してもよい。すなわち、フォーマット変換に所定以上の時間を要するフォーマットについて変換しておき、短時間で変換処理できるフォーマットは転送時にフォーマット変換を行うこととしてもよい。このように、フォーマットの選択の最適化によって、効率的な運用を図りつつ、記録容量の有効利用を実現することができる。
(録画装置の処理の内容)
つぎに、図11〜図13を用いて、本実施例1にかかる録画装置301の処理の内容について説明する。図11は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの録画処理手順について示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、コンテンツを受信する(ステップS1101)。コンテンツの受信は、たとえば、図3に示したコンテンツ配信装置302によって配信されるコンテンツを受信することとしてもよい。
そして、入力デバイス410によって、コンテンツの録画の指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1102)。コンテンツの録画の指示は、たとえば、利用者によって、コンテンツの配信される時間帯やチャンネルなどの予約を受け付けることとしてもよい。
ステップS1102において、録画の指示を受け付けない場合は(ステップS1102:No)、ステップS1101へ戻って処理を繰り返し、ステップS1102において録画の指示を受け付けた場合(ステップS1102:Yes)は、CPU401によって録画フォーマット情報を取得する(ステップS1103)。録画フォーマット情報の取得は、たとえば、録画装置301に接続された再生端末303の履歴情報に基づいて取得することとしてもよい。
つぎに、磁気ディスク405や光ディスク407などの記録媒体によって、録画フォーマット情報に応じてコンテンツを録画する(ステップS1104)。具体的には、たとえば、コンテンツの録画は、ステップS1101において受信されたコンテンツを、ステップS1102において受け付けた録画の指示に応じてコンテンツを録画する際、録画フォーマット情報におけるフォーマットに変換して記録する構成でもよい。
そして、CPU401によってステップS1104において実行されている録画が終了したか否かを判断する(ステップS1105)。ステップS1105において、録画が終了していない場合(ステップS1105:No)は、ステップS1104へ戻って、録画を継続する。
また、ステップS1105において、録画が終了した場合(ステップS1105:Yes)は、CPU401によって、ステップS1104において録画されたコンテンツに対して、アクティブ/非アクティブを設定して(ステップS1106)、一連の録画処理を終了する。
図12は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの転送処理手順について示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、再生端末303から転送要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1201)。
ステップS1201において、転送要求を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS1201:Yes)は、通信I/F413によって、転送要求の要求元となった再生端末303に適したフォーマットに関するフォーマット情報を取得する(ステップS1202)。
そして、CPU401によって、ステップS1201において受け付けた転送要求による転送対象コンテンツがあるか否かを判断する(ステップS1203)。具体的には、たとえば、図11に示したステップS1104において録画されたコンテンツの中に転送対象コンテンツがあるか検索する。
ステップS1203において、転送対象コンテンツがある場合(ステップS1203:Yes)は、CPU401によって、転送対象コンテンツのフォーマットに関して、アクティブ/非アクティブを設定する(ステップS1204)。
具体的には、たとえば、アクティブ/非アクティブの設定は、転送要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットがアクティブに設定されていれば、そのままの設定を維持する。また、転送要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットが非アクティブに設定されていれば、アクティブに設定されたアクティブコンテンツを非アクティブに設定し、非アクティブに設定された非アクティブコンテンツのうち再生端末303に適したフォーマットの非アクティブコンテンツをアクティブコンテンツに設定する。
また、アクティブ/非アクティブを設定する際に、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツがない場合は、アクティブに設定されたコンテンツを非アクティブに設定すると共に、再生端末303に適したフォーマットに変換したコンテンツを生成して、アクティブに設定することとしてもよい。
そして、通信I/F413によって、再生端末303に、ステップS1204においてアクティブに設定されたアクティブコンテンツを転送し(ステップS1205)、一連の転送処理を終了する。
また、ステップS1203において、転送対象コンテンツがない場合(ステップS1203:No)は、通信I/F413によって、再生端末303に転送不可通知をおこない(ステップS1206)、一連の転送処理を終了する。
図13は、本実施例1にかかる録画装置のコンテンツの再生処理手順について示すフローチャートである。図13のフローチャートにおいて、まず、入力デバイス410によって、コンテンツの再生指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1301)。再生指示は、たとえば、利用者によって入力される、録画装置301に録画されているコンテンツの再生指示である。
ステップS1301において、再生指示を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS1301:Yes)は、CPU401によって、再生指示を受け付けたコンテンツがアクティブコンテンツか否かを判断する(ステップS1302)。
ステップS1302において、アクティブコンテンツであった場合(ステップS1302:Yes)は、ステップS1305へ移行して、スピーカ409やディスプレイ412によって、該アクティブコンテンツを再生して(ステップS1305)、一連の再生処理を終了する。
ステップS1302において、アクティブコンテンツでなかった場合(ステップS1302:No)は、CPU401によって、録画装置301と接続可能な再生端末303にアクティブコンテンツがあるか否かを判断する(ステップS1303)。すなわち、ステップS1301において再生指示を受け付けたコンテンツが非アクティブコンテンツであった場合、他の再生端末にアクティブコンテンツを転送した後であるため、アクティブコンテンツを接続可能な再生端末303から検索することとなる。
ステップS1303において、録画装置301と接続可能な再生端末303にアクティブコンテンツがなかった場合(ステップS1303:No)は、スピーカ409やディスプレイ412によって、利用者に再生不可通知をおこない(ステップS1306)、一連の転送処理を終了する。
また、ステップS1303において、録画装置301と接続可能な再生端末303にアクティブコンテンツがあった場合(ステップS1303:Yes)は、通信I/F413によって、アクティブコンテンツの返却を受け付ける(ステップS1304)。アクティブコンテンツの返却は、たとえば、再生端末303に対して返却要求をおこなうことによって実行する構成でもよい。
そして、スピーカ409やディスプレイ412によって、ステップS1304において返却されたアクティブコンテンツを再生して(ステップS1305)、一連の再生処理を終了する。
以上説明したように、本実施例1にかかる録画装置によれば、たとえば、配信されるコンテンツ(配信される一のコンテンツ)を異なる複数のフォーマットで録画するため、複数のフォーマットのうち、録画装置に適したフォーマットとは異なるフォーマットでコンテンツを再生する再生端末が該コンテンツを要求した場合、あらかじめ、当該再生端末に適したフォーマットのコンテンツが用意されていることから、迅速に再生端末にその適したフォーマットのコンテンツを転送することができる。すなわち、再生端末がコンテンツを要求してからフォーマット変換処理をおこなわなくてもよく、効率的にコンテンツを転送することができる。
また、異なる複数のフォーマットは、録画装置に接続される再生機器の性能や、接続された再生機器の履歴に応じて選択される構成であるため、録画するコンテンツのフォーマットの最適化を図ることができる。
また、複数のフォーマットのコンテンツを録画する際には、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限に応じて、アクティブ/非アクティブを設定することができるため、適切に著作権者の保護を図ると共に、回数の制限を無駄に消費することなく、利用者の利便性を高めることができる。くわえて、コンテンツの転送の際にも、アクティブ/非アクティブを設定することで、適切に著作権の保護を図ることができる。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。本実施例2では、前述の実施例1で説明した録画装置301によって録画されたコンテンツについて、再生端末303へコピーの送信をおこなう場合について説明する。なお、本実施例2にかかる録画装置301を用いたコンテンツ録画システム300の概要については図3、録画装置301のハードウェア構成については図4とそれぞれほぼ同様であるため説明を省略する。
(コンテンツのコピーの送信の概要)
ここで、図14および図15を用いて、本実施例2にかかる録画装置301および再生端末303によるコンテンツのコピーの送信の概要について説明する。本実施例2では、コンテンツの録画の概要については、図5とほぼ同様であり、コンテンツのコピーの送信要求については、図6における転送要求をコピーの送信要求とすることで同様の機能を実現し、フォーマット情報の受信の概要については、図7とほぼ同様であるため説明を省略する。
図14は、本実施例2にかかる録画装置によるコンテンツのコピーの送信の概要を示す説明図である。なお、図14では、前述の図5〜図10に示した構成と同様の構成については、同じ符号を付して説明する。
図14において、録画装置301は、A−2およびB−2のコピーであるA−2(1)およびB−2(1)を再生端末303へ出力1410する。具体的には、たとえば、アクティブに設定された再生端末303に適したフォーマット2のA−2およびB−2のコピーであるA−2(1)およびB−2(1)を生成し、再生端末303へ出力1410する。その後、再生端末303によって、A−2(1)およびB−2(1)が再生可能となる。
このように、録画装置301、再生端末303において、それぞれのコンテンツ(コンテンツA、コンテンツB、コンテンツC)に対して、コピーの回数の制限にしたがって、アクティブに設定し、著作権の保護を図ることができる。
つぎに、図15を用いて、本実施例2にかかる録画装置301におけるコンテンツのコピーの送信後の概要について説明する。図15は、本実施例2にかかる録画装置におけるコンテンツのコピーの送信後の概要を示す説明図である。
図15において、録画装置301は、再生端末303にA−2(1)およびB−2(1)を送信すると、録画装置301に適したフォーマット1をアクティブに再設定し、フォーマット2を非アクティブに再設定する。すなわち、A−1およびB−1をアクティブに設定し、A−2およびB−2を非アクティブに設定して、録画装置301への再生指示や、他の再生端末303からのコピーの送信要求に備えることとなる。
(録画装置の処理の内容)
つぎに、図16を用いて、本実施例2にかかる録画装置301の処理の内容について説明する。なお、コンテンツの録画処理については、図11とほぼ同様であるため説明を省略する。図16は、本実施例2にかかる録画装置のコンテンツのコピーの送信処理手順について示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、再生端末303からコピー要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1601)。
ステップS1601において、コピー要求を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS1601:Yes)は、通信I/F413によって、コピー要求の要求元となった再生端末303に適したフォーマットに関するフォーマット情報を取得する(ステップS1602)。
そして、CPU401によって、ステップS1601において受け付けたコピー要求によるコピー可能なコンテンツがあるか否かを判断する(ステップS1603)。具体的には、たとえば、図11に示したステップS1104において録画されたコンテンツにおいて設定されたコピーの回数の制限などに従って、コピー可能なコンテンツがあるか検索する。
ステップS1603において、コピー可能なコンテンツがある場合(ステップS1603:Yes)は、CPU401によって、コピー可能なコンテンツのフォーマットに関して、アクティブ/非アクティブを設定する(ステップS1604)。
具体的には、たとえば、アクティブ/非アクティブの設定は、コピー要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットがアクティブに設定されていれば、そのままの設定を維持する。また、コピー要求の要求元の再生端末303に適したフォーマットが非アクティブに設定されていれば、アクティブに設定されたアクティブコンテンツを非アクティブに設定し、非アクティブに設定された非アクティブコンテンツのうち再生端末303に適したフォーマットの非アクティブコンテンツをアクティブコンテンツに設定する。
また、アクティブ/非アクティブを設定する際に、再生端末303に適したフォーマットのコンテンツがない場合は、アクティブに設定されたコンテンツを非アクティブに設定すると共に、再生端末303に適したフォーマットに変換したコンテンツを生成して、アクティブに設定することとしてもよい。
そして、通信I/F413によって、再生端末303に、ステップS1604においてアクティブに設定されたアクティブコンテンツのコピーを送信する(ステップS1605)。
その後、ステップS1604において設定されたアクティブ/非アクティブを再設定して(ステップS1606)、一連のコピーの送信処理を終了する。アクティブ/非アクティブの再設定は、たとえば、録画装置301に適したフォーマットのコンテンツをアクティブ、他のフォーマットのコンテンツを非アクティブに設定する。
また、ステップS1603において、コピー可能なコンテンツがない場合(ステップS1603:No)は、通信I/F413によって、再生端末303にコピー不可通知をおこない(ステップS1607)、一連のコピーの送信処理を終了する。
以上説明したように、本実施例2にかかる録画装置によれば、たとえば、配信されるコンテンツ(配信される一のコンテンツ)を異なる複数のフォーマットで録画するため、複数のフォーマットのうち、録画装置に適したフォーマットとは異なるフォーマットでコンテンツを再生する再生端末が該コンテンツをコピーの要求した場合、あらかじめ、該再生端末に適したフォーマットのコンテンツが用意されていることから、迅速に再生端末に適したフォーマットのコンテンツのコピーを送信することができる。すなわち、再生端末がコンテンツのコピーを要求してからフォーマット変換処理をおこなわなくてもよく、効率的にコンテンツのコピーを送信することができる。
また、異なる複数のフォーマットは、録画装置に接続される再生機器の性能や、接続された再生機器の履歴に応じて選択される構成であるため、録画するコンテンツのフォーマットの最適化を図ることができる。
また、複数のフォーマットのコンテンツを録画する際には、複製を生成する回数の制限や、転送の可否に関する制限に応じて、アクティブ/非アクティブを設定することができるため、適切に著作権者の保護を図ると共に、回数の制限を無駄に消費することなく、利用者の利便性を高めることができる。くわえて、コンテンツの転送の際にも、アクティブ/非アクティブを設定することで、適切に著作権の保護を図ることができる。
なお、前述した実施例1および実施例2では、録画装置に録画されたコンテンツの転送とコピーの送信とに分けてそれぞれを説明したが、実施例1および実施例2の機能を兼ね備える構成としてもよい。このようにすることで、録画されたコンテンツに対する転送要求やコピーの送信要求に適切に応じることができ、利用者の利便性の向上を図ることができる。また、複製に関する制限の設定されたコンテンツと転送に関する制限の設定されたコンテンツの両方を一の録画装置で扱えることができる。
また、実施例1および実施例2では録画装置によって本発明の情報記録装置を実施した場合について説明したが、利用者の携帯端末や、PC(パーソナル・コンピュータ)によって実施することとしてもよく、汎用性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した情報記録再生方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 情報記録装置
101 入力部
102 取得部
103 変換部
104 設定部
105 記録部
106 判定部
107 出力部

Claims (11)

  1. コンテンツの入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたフォーマット情報から、前記コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットの前記コンテンツを再生可能に設定し、当該一のフォーマットとは異なる他のフォーマットの前記コンテンツを再生不可能に設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された前記コンテンツを記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記変換手段は、
    前記コンテンツの取得要求をおこなう、当該コンテンツの再生機器が再生可能なフォーマットに応じて、前記コンテンツのフォーマットを変換することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記変換手段は、
    前記再生機器からの取得要求の履歴に関する履歴情報に応じて、前記コンテンツのフォーマットを変換することを特徴とする請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記コンテンツを再生する再生機器から、当該コンテンツの取得要求があった場合、前記複数の異なるフォーマットに当該再生機器が再生可能なフォーマットがあるか否かを判定する判定手段を有し、
    前記設定手段は、
    前記判定手段によって、前記他のフォーマットに前記再生機器が再生可能なフォーマットが含まれる場合、当該他のフォーマットのうち当該再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、前記一のフォーマットのコンテンツを再生不可能に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  5. 前記入力手段は、
    前記コンテンツの複製に関する制限が設定された当該コンテンツの入力を受け付け、
    前記入力手段によって入力された複製に関する制限にしたがい、前記コンテンツを再生する再生機器からの当該コンテンツの複製を要求する前記取得要求に応じて、当該再生機器が再生可能な当該コンテンツの複製を当該再生機器に出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
  6. 前記設定手段は、
    前記出力手段によって、前記再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツの複製が出力された後、前記一のフォーマットを再生可能に再設定し、当該再生機器が再生可能なフォーマットを再生不可能に再設定することを特徴とする請求項5に記載の情報記録装置。
  7. 前記入力手段は、
    前記コンテンツの転送に関する制限が設定された当該コンテンツの入力を受け付け、
    前記入力手段によって入力された転送に関する制限にしたがい、前記コンテンツを再生する再生機器から、当該コンテンツの転送を要求する前記取得要求に応じて、当該再生機器が再生可能な当該コンテンツを当該再生機器に転送出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
  8. 前記出力手段によって前記コンテンツが転送された後、前記再生機器とは異なる他の再生機器からの前記コンテンツの取得要求があった場合、当該再生機器に当該コンテンツの返却要求をおこなう要求手段と、
    前記判定手段は、
    前記要求手段によって返却要求がされた結果、前記コンテンツが返却された場合、前記他の再生機器が再生可能なフォーマットがあるか否か判定し、
    前記設定手段は、
    前記判定手段によって、前記他の再生機器が再生可能なフォーマットがある場合、当該他の再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツを再生可能に設定し、当該他の再生機器が再生可能なフォーマットのコンテンツ以外を再生不可能に設定し、
    前記出力手段は、
    前記入力手段によって入力された転送に関する制限にしたがい、前記他の再生機器からの前記コンテンツの取得要求に応じて、当該他の再生機器が再生可能な当該コンテンツを当該他の再生機器に転送出力することを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  9. コンテンツの入力を受け付ける入力工程と、
    前記入力工程によって入力されたコンテンツのフォーマットの変換に関するフォーマット情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得されたフォーマット情報から、前記コンテンツのフォーマットを複数の異なるフォーマットに変換する変換工程と、
    前記変換工程によって変換された前記複数の異なるフォーマットのうち、一のフォーマットの前記コンテンツを再生可能に設定し、当該一のフォーマットとは異なる他のフォーマットの前記コンテンツを再生不可能に設定する設定工程と、
    前記設定工程によって設定された前記コンテンツを記録する記録工程と、
    を含むことを特徴とする情報記録方法。
  10. 請求項9に記載の情報記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報記録プログラム。
  11. 請求項10に記載の情報記録プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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