JP4536059B2 - 記録再生システム、記録再生方法、および記録再生プログラム - Google Patents

記録再生システム、記録再生方法、および記録再生プログラム Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、記録再生システム、記録再生方法、および記録再生プログラムに関する。ただし、この発明の利用は、上述の記録再生システム、記録再生方法、および記録再生プログラムには限らない。
【背景技術】
【0002】
従来、メインデータについての管理情報が記録される領域を備え、管理情報は記録動作に応じて記録動作終了後に更新される記録媒体に対応する記録装置および再生装置が既に知られている。この記録媒体および再生装置では、記録装置として、メインデータの記録時にそのメインデータに関する情報をサブコードデータとして記録媒体に記録していくことができるように構成する。サブコードデータとしては、記録しているメインデータについて管理情報上で表現されるべき情報に関連した情報を記録し、後にサブコードを用いて管理情報の更新ができるようにする。又は管理情報とは直接関係のないデータを記録する。再生装置としては、メインデータの再生時にサブコードデータをデコードし、サブコードデータ内容を例えば表示などで出力することができるようにする(たとえば、下記特許文献1参照。)。
【0003】
また、記録処理が完了していないトラックに対しても任意のタイミングでトラック情報の記録を可能とするディスク記録装置が知られている。このディスク記録装置では、ディスク記録装置のディスクの所定のトラック番号に対して付与する文字情報がメモリに記憶され、ディスクのプログラムエリアへの記録終了時に、所定の指示信号に基づいて、入力された文字情報に対応付けるトラック番号のトラックが記録済みか否かを判定し、記録済みであれば、トラック番号に対して文字情報を対応付けて記録するようにする。また、入力文字情報に対応するトラック番号のトラックが記録済みでなければ、メモリに記憶されている文字情報に関する情報を破棄する(たとえば、下記特許文献2参照。)。
【0004】
さらに、高速録音モード時においてモニタ音声を通常の速度で出力することが可能な記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラムが知られている。この従来技術では、ステップS321において、CD RIPPINGは、ハイスピード録音フラグがオンであるか否かを判定する。ステップS322において、CD RIPPINGは、1曲分の録音処理が終了しているか否かを判定する。ステップS323において、CD RIPPINGは、リンクバッファに対するPCMデータ読み込みバッファにバッファリングされているPCMデータの書き込み処理を開始する。なお、リンクバッファの記録領域が不足する場合、通常録音モードでは、記録領域が充足するまで待機してPCMデータがバッファリングされ、高速録音モードでは、PCMデータのバッファリングが中止される。ステップS323の処理の終了を待つことなく、ステップS323において、CD RIPPINGは、リンクバッファに記録されたPCMデータの読み出し処理を開始する(たとえば、下記特許文献3参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−063897号公報
【特許文献2】
特開平9−147532号公報
【特許文献3】
特開2003−022606号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、この特許文献1〜3の従来技術では、記録装置が自ら記録状態を再生装置に供給している構成ではない。すなわち、記録装置が記録中であるかどうかの判断は、記録装置が生成したデータサイズが時間軸上で見た場合に増加しているか否かでおこなっていた。したがって、データサイズが増加したかどうかを確認するためには、ある一定時間待つことが必要で、記録中であるかを判断するまでに時間がかかるという問題が一例として挙げられる。
【0007】
また、現在記録中のコンテンツを再生する場合、再生位置を指定する際に、目的の再生位置に移動できるかどうか判断することができず、たとえ移動できたとしても、いつ再生が開始されるかがわからないという問題が一例として挙げられる。
【0008】
さらに、現在記録中のデータを再生する場合、この記録中のコンテンツがいつ終了するかわからないときは、指定された再生位置がコンテンツの終端かどうか判断できず、コンテンツの終端位置に達した瞬間に強制的に再生を終了してしまうという問題が一例として挙げられる。
[課題を解決するための手段]
[0009]
請求項1に記載の記録再生システムは、記録装置と再生装置とを備える記録再生システムにおいて、前記記録装置は、画像または音声に関するコンテンツを記録する記録手段と、前記記録手段の記録処理に関する情報を生成する生成手段と、を備え、前記再生装置は、前記コンテンツを再生する再生手段と、前記記録手段によって前記コンテンツが記録中である場合、前記再生手段を制御して、前記生成手段によって生成された記録処理に関する情報に基づいて、前記記録中のコンテンツを再生する再生制御手段と、を備え、前記再生制御手段は、前記コンテンツの再生位置の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段によって入力された再生位置が、前記コンテンツの先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定手段と、前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記生成手段によって生成された記録処理に関する情報に基づいて、前記コンテンツが記録中であるかどうかを判定する状態判定手段と、前記状態判定手段によって記録中であると判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより、前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出手段と、を備え、前記再生手段は、前記検出手段によって検出された検出結果に基づいて、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生することを特徴とする。
[0010]
また、請求項11に記載の記録再生システムは、画像または音声に関するコンテンツを記録する記録装置と、前記コンテンツを再生する再生装置と、を備える記録再生システムにおいて、前記再生装置は、前記記録装置によって前記コンテンツが記録されている間に、当該記録中のコンテンツの再生位置の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段によって入力された再生位置が、前記記録中のコンテンツの先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定手段と、前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された検出結果に基づいて、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生する再生手段と、を備えることを特徴とする。
[0011]
また、請求項12に記載の記録再生方法は、画像または音声に関するコンテンツが記録されている間に、当該記録中のコンテンツを再生する記録再生方法において、前記記録中のコンテンツの再生位置を入力する入力工程と、前記入力工程によって入力された再生位置が前記記録中のコンテンツの記録開始位置から記録終端位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定工程と、前記位置判定工程によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出工程と、前記検出工程によって前記記録終端位置が前記再生位置を経過したことを検出した場合、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生する再生工程と、を含んだことを特徴とする。
【0012】
また、請求項13に記載の記録再生方法は、画像または音声に関するコンテンツの記録状態に関する情報を生成する生成工程と、前記コンテンツの再生位置を入力する入力工程と、前記入力工程によって入力された再生位置が、前記コンテンツの先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定工程と、前記位置判定工程によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記生成工程によって生成された記録状態に関する情報に基づいて、前記コンテンツが記録中であるかどうかを判定する状態判定工程と、前記状態判定工程によって記録中であると判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された検出結果に基づいて、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生する再生工程と、を含んだことを特徴とする。
【0013】
また、請求項14に記載の記録再生プログラムは、請求項12または13に記載の記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、この発明の実施の形態にかかる記録再生システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明の実施の形態1にかかる記録再生システムの機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、実施の形態1にかかる記録再生システムの実施例1のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、実施例1にかかる記録媒体の管理領域を示す説明図である。
【図5】図5は、実施例1にかかる記録再生システムの記録系の記録処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図6は、実施例1にかかる再生系の再生処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図7は、実施例1にかかる移動可否判定処理を示すフローチャートである。
【図8】図8は、実施例1にかかる読み込み可否判定処理を示すフローチャートである。
【図9】図9は、この発明の実施の形態2にかかる記録再生システムの機能的構成を示すブロック図である。
【図10】図10は、実施例2にかかる記録媒体の管理領域を示す説明図である。
【図11】図11は、実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「OFF」の場合の記録再生システムの記録系の記録処理手順を示すフローチャートである。
【図12】図12は、実施例2にかかる移動可否判定処理を示すフローチャートである。
【図13】図13は、図12に示した予測待機時間の算出処理を示すフローチャートである。
【図14】図14は、実施例2にかかる読み込み可否判定処理を示すフローチャートである。
【図15】図15は、図14に示した予測待機時間の算出処理を示すフローチャートである。
【図16】図16は、実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「ON」の場合の記録再生システムの記録系の記録処理手順を示すフローチャートである。
【図17】図17は、実施例2にかかる他の移動可否判定処理を示すフローチャートである。
【図18】図18は、図17に示したタイムアウト処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図19】図19は、実施例2にかかる他の読み込み可否判定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0015】
200 記録再生システム
201 記録装置
202 再生装置
203 コンテンツ
204 ステータス情報
205 記憶部
206 第1の記憶領域
207 第2の記憶領域
211 記録部
212 生成部
213 記録速度情報算出部
214 第1の更新部
215 第2の更新部
220 再生制御部
221 再生位置入力部
222 位置判定部
223 状態判定部
224 検出部
225 変更指示情報入力部
226 決定部
227 変更部
230 再生部
240 予測待機時間算出部
241 比較部
242 算出処理部
243 予測記録速度算出部
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に添付図面を参照して、この発明の実施の形態にかかる記録再生システム、記録再生方法、および記録再生プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。記録再生システムは、コンテンツを記録媒体に記録する記録装置と、コンテンツを再生する再生装置と、コンテンツが記録される記録媒体と、によって構成される。ここで、コンテンツとは、画像または音声に関する電子データであり、たとえば、映画、音楽のライブ画像、ドキュメンタリーなど市販されている画像コンテンツ、テレビ番組を録画した画像、ビデオカメラで撮影した画像などの画像情報や、JPG、BMP等の画像コンテンツ、成分分析データコンテンツの画像表示、楽曲をあらわす楽曲情報、その他、会話内容、効果音などの音声情報が挙げられる。
【0017】
(記録再生システムのハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる記録再生システムのハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる記録再生システムのハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、記録再生システムは、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、CD/DVDドライブ106と、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD/DVD107と、画像/音声I/F(インターフェース)108と、ディスプレイ109と、スピーカ110と、入力I/F(インターフェース)111と、リモコン112と、キーボード/マウス113と、通信I/F(インターフェース)114と、を備えている。また、各構成部101〜114はバス116によってそれぞれ接続されている。
【0018】
ここで、CPU101は、記録再生システムの全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
【0019】
CD/DVDドライブ106は、CPU101の制御にしたがってCD/DVD107に対するデータのリード/ライトを制御する。CD/DVD107は、CD/DVDドライブ106の制御にしたがって記録されたデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。CD/DVD107として、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、CD/DVD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、メモリーカードなどであってもよい。
【0020】
また、画像/音声I/F(インターフェース)108は、画像表示用のディスプレイ109と音声出力用のスピーカ110(あるいはヘッドホン)に接続される。ディスプレイ109には、カーソル、アイコン、メニュー、ウィンドウ、あるいはツールボックスをはじめ、文字や画像等の各種データが表示される。このディスプレイ109は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。スピーカ110からは、音声が出力される。
【0021】
また、入力I/F111は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたリモコン112やキーボード/マウス113から送信されてくるデータを入力する。キーボード/マウス113は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなうキーボードと、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなうマウスからなる。キーボード113は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーであってもよく、マウス113は、ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。また、不図示であるが必要に応じて出力I/Fを設け、この出力I/Fを介して文字や画像を光学的に読み取るスキャナや、文字や画像を印刷するプリンタを接続することができる。
【0022】
また、通信I/F114は、無線、あるいは通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク115に接続され、このネットワーク115を介して他の装置に接続される。そして、通信I/F114は、ネットワーク115とCPU101とのインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。ネットワーク115には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網等がある。
【0023】
なお、図1では、記録再生システム全体のハードウェア構成について説明したが、記録再生システムは、記録装置および再生装置によって構成されている。したがって、記録装置および再生装置単体のハードウェア構成も、図1に示したハードウェア構成を適用することができる。さらに、記録媒体も、上述したROM102、RAM103、HD105、またはCD/DVD107などの着脱自在な記録媒体によって構成することができる。また、HDD104およびHD105によって構成することもでき、CD/DVDドライブ106およびCD/DVD107によって構成することもできる。
【0024】
(実施の形態1)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる記録再生システムの機能的構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態1にかかる記録再生システムの機能的構成を示すブロック図である。図2において、記録再生システム200は、記録装置201と、再生装置202とから構成されている。また、記録装置201および再生装置202は、コンテンツ203と記録処理情報(図2では一例としてステータス情報204)とを記録する記憶部205を共有する。この記憶部205は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105、CD/DVD107などの記録媒体によってその機能を実現する。
【0025】
また、記録装置201は、記録部211と生成部212とを備えている。記録部211は記録装置201にコンテンツを記録する。具体的には、図1に示したCPU101の制御にしたがってHD105やCD/DVD107などの記録媒体にコンテンツ203を書き込む。生成部212は記録装置201の記録処理情報を生成する。記録処理情報としては、具体的には、記録装置201(記録部211)がコンテンツ203を記録しているかどうかという情報であり、より具体的には、コンテンツ203の「記録前」、「記録中」、「記録済」などのステータス情報204を挙げることができる。
【0026】
再生装置202は、再生制御部220と再生部230とを備えている。再生制御部220は、再生位置入力部221と、位置判定部222と、状態判定部223と、検出部224と、を備えている。再生位置入力部221は、図1に示したリモコン112、キーボード/マウス113、その他図示しない入力キーを操作することにより、コンテンツ203の再生位置の入力を受け付ける。また、再生位置入力部221は、記録装置201によってコンテンツ203が記録されている間に、当該記録中のコンテンツ203の再生位置の入力を受け付けることとしてもよい。
【0027】
また、位置判定部222は、再生位置入力部221によって入力された再生位置が、コンテンツ203の先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する。ここで、記録終端位置とは、コンテンツ203が「記録前」の場合は存在しない。また、コンテンツ203が「記録中」である場合は、現在の記録位置となる。さらに、コンテンツ203が「記録済」の場合は、コンテンツ203の再生終了位置となる。
【0028】
また、位置判定部222は、記憶部205に記憶されたステータス情報204が「記録中」であることを再生装置202が認識している場合、入力された再生位置が、当該コンテンツ203の先頭記録位置から終端記録位置となる現在の記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する。なお、ステータス情報204が「記録前」または「記録済」の場合については、この実施の形態の要部ではないため説明を省略する。
【0029】
状態判定部223は、位置判定部222によって再生位置が記録区間にないと判定された場合、生成部212によって生成された記録処理情報に基づいて、コンテンツ203が記録中であるかどうかを判定する。具体的には、記憶部205に記憶されたステータス情報204が「記録中」であることを再生装置202が認識していない場合、このステータス情報204に基づいて、コンテンツ203が記録中であるかどうかを判定する。たとえば、再生位置が記録区間外となるステータス情報204は、「記録前」と「記録中」の2つの状態が考えられるため、ステータス情報204を参照することによって、コンテンツ203が記録中であるかどうかを判定することができる。
【0030】
また、検出部224は、位置判定部222によって再生位置が記録区間にないと判定された場合、終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより再生位置を経過したかどうかを検出する。具体的には、記憶部205に記憶されたステータス情報204が「記録中」であることを再生装置202が認識している場合、特に、状態判定部223によって「記録中」であると判定された場合、まだ記録されていない再生位置を指定したこととなる。このため、時間経過によって終端記録位置となる現在の記録位置が再生位置を経過したことを検出することにより、再生位置までコンテンツ203が記録されたこととなる。
【0031】
また、再生部230は、検出部224によって検出された検出結果に基づいて、記録中のコンテンツ203を再生位置から再生する。具体的には、終端記録位置となる現在の記録位置が再生位置を経過したことを検出した場合、その再生位置からコンテンツ203の再生を実行する。
【0032】
また、再生制御部220は、さらに、変更指示情報入力部225と、決定部226と、変更部227とを備えている。変更指示情報入力部225は、再生位置の変更指示に関する変更指示情報の入力を受け付ける。この変更指示情報とは、再生装置202において予め設定された情報であってもよく、図1に示したリモコン112、キーボード/マウス113、その他図示しない入力キーなどの入力デバイスを操作することにより入力される情報であってもよい。
【0033】
変更指示情報が再生装置202において予め設定された情報である場合、記録中のコンテンツ203の再生位置が記録区間外であると判定されたことにより、再生位置を強制的に変更する指示を示す情報とすることができる。また、再生位置と終端記録位置との差分を算出し、その差分値が所定の値以上であれば、変更指示情報を、再生位置を強制的に変更する指示を示す情報として入力し、所定の値以上でなければ、変更指示情報を、再生位置を変更しない指示を示す情報として入力することとしてもよい。
【0034】
さらに、変更指示情報が入力デバイスによって入力される情報である場合、記録中のコンテンツ203の再生位置が記録区間外であると判定されたことにより、図1に示したディスプレイ109に変更指示を要求する入力ボタンを表示することとしてもよい。そして、所定時間以内にこの入力ボタンを入力デバイスによって押下することにより、変更指示情報を、再生位置を強制的に変更する指示を示す情報として入力する。また、所定時間以内に押下されない場合には、変更指示情報を、再生位置を変更しない指示を示す情報として入力する。
【0035】
また、決定部226は、位置判定部222によって再生位置が記録区間にないと判定された場合、変更指示情報入力部225によって入力された変更指示情報に基づいて、再生位置を変更するかどうかを決定する。具体的には、上述のように、変更指示情報が、再生位置を強制的に変更する指示を示す情報として入力された場合、再生位置の変更を決定する。一方、変更指示情報が、再生位置を変更しない指示を示す情報として入力された場合、再生位置を変更しないことを決定する。さらに、検出部224は、決定部226によって再生位置を変更しないことが決定された場合、終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより再生位置を経過したかどうかを検出することができる。
【0036】
また、変更部227は、決定部226によって再生位置を変更することが決定された場合、再生位置を記録区間内の位置に変更する。変更位置は、任意の位置とすることができるが、たとえば、現時点での終端記録位置や、先頭記録位置に変更することができる。そして、再生部230は、記録中のコンテンツ203を、変更部227によって変更された位置から再生する。
【0037】
なお、上述した記録装置201および再生装置202の各構成部は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105、CD/DVD107などの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに実行させることによって、または入力I/F111によって、その機能を実現する。
【実施例1】
【0038】
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる記録再生システムの実施例1のシステム構成について説明する。図3は、実施の形態1にかかる記録再生システムの実施例1のシステム構成を示すブロック図である。この記録再生システム200は、記録系300と再生系350とから構成されている。記録系300は図2に示した記録装置201に相当し、再生系350は図2に示した再生装置202に相当する。また、図3において、データ信号は実線で示し、制御信号は点線で示す。また、外部装置は太実線で示す。
【0039】
記録系300は、記録系300全体に指示を与える記録系アプリケーション301と、記録系300を統括制御する記録系制御部302と、生成装置制御部304から指示されたコンテンツ203のデータを生成するデータ生成装置303と、データ生成装置303を制御する生成装置制御部304と、コンテンツ203のデータを記録制御するデータ記録制御部305と、管理データの記録を制御する管理記録制御部306と、管理データの記録を実行する記録実行部307と、記録媒体330に管理データを記録する管理記録処理部308と、から構成されている。
【0040】
ここで、管理データとは、上述した記録処理情報の一例であり、具体的には、たとえば、記録装置201の「記録前」、「記録中」、「記録済」などのステータス情報204、後述する同時アクセス制御フラグ、単位時間あたりの平均記録指示バイト数、1バイトあたりの記録に要した平均記録時間などの情報を含めることができる。
【0041】
また、記録実行部307は、記録するコンテンツ203のデータを記録処理部311に指示する記録制御部310と、記録媒体330にコンテンツ203のデータを記録する記録処理部311と、から構成されている。記録制御部310は、データ生成装置303からのコンテンツ203のデータを受信する記録受信部312と、コンテンツ203のデータを加工する記録加工部313と、記録処理部311に記録を指示する記録指示部314と、から構成されている。
【0042】
再生系350は、再生系350全体に指示を与える再生系アプリケーション351と、再生系350を統括制御する再生系制御部352と、記録媒体330から読み出されたコンテンツ203のデータを再生するデータ再生装置359と、データ再生装置359を制御する再生装置制御部354と、コンテンツ203のデータの再生を制御するデータ再生制御部355と、管理データを読み込む管理再生制御部356と、コンテンツ203のデータの再生作業を実行する再生実行部357と、管理データの読み込みを実行する管理再生処理部358と、から構成されている。
【0043】
また、再生実行部357は、再生するコンテンツ203のデータをデータ再生装置359に指示する再生処理部361と、コンテンツ203のデータを加工する再生加工部362と、記録媒体330のデータ領域332からコンテンツ203のデータの読み込みを実行する再生読み出し部363と、から構成されている。
【0044】
記録媒体330は、たとえば、図2に示した記憶部205に相当し、管理データを記憶する管理領域331と、コンテンツ203のデータを記憶するデータ領域332と、を有している。また、記録媒体330には、データ領域332に記録されたコンテンツ203のデータサイズを検出するファイルシステムが記憶されている。また、記録媒体330の2つの領域331、332は、物理的に同じ記録媒体330にあってもよいし、異なる記録媒体330にあってもよい。たとえば、管理領域331がネットワーク上のホストコンピュータに存在し、データ領域332がローカルコンピュータ上に存在していてもよい。
【0045】
上述したシステム構成によれば、記録系300が記録を行っている途中のコンテンツ203のデータを再生系350が再生(以下、「同時再生」という。)することができる。すなわち、記録系300が自らの記録処理情報を管理データとして再生系350が取得できるように管理領域331に記録しているため、再生系350は管理データを読込むことで即時に再生を制御できる。もちろん、既知のシステムと同様に記録系300、再生系350それぞれ単独で各々の処理を実現することもできる。
【0046】
また、上述した記録再生システム200では、管理データと、同時再生可能なコンテンツ203のデータとを、記録系300と再生系350とで共有するシステムであり、各系は、それぞれ独立に動作する。したがって、再生系350は管理データの内容には依存するが、記録系300の挙動には影響を受けない。また、管理データのみ共有することができれば、記録系300および再生系350は、物理的に同じハードウェア上になくてもよい。
【0047】
同様に、記録系300による記録速度と再生系350による再生速度との関係もまったく独立で、互いに依存関係はない。記録速度mはゼロ以上の値(m>0)、再生速度nはゼロでない値(n≠0)である。記録速度と再生速度に依存関係はないが、同時再生中に再生装置202の再生速度が記録速度を追い越した場合は、記録装置201が再生装置202に追いつくまで同時再生が一時ペンディングされる場合もありうるが、そのことを禁止するような制限はしない。
【0048】
つぎに、実施例1にかかる記録媒体の管理領域について説明する。図4は、記録媒体の管理領域を示す説明図である。図4において、管理領域331には、記録系300の管理記録処理部308によって管理データが記録され、再生系350の管理再生処理部358によって管理データが読み取られる。すなわち、管理領域331には、領域Aのステータス情報204が保持されており、領域Aには、記録系300の記録処理を記録系300が自ら記録する。記録系300の記録処理状態には、「記録前」、「記録中」、「記録済」の3つの状態がある。この状態は、記録対象となるコンテンツ203について、「記録前」→「記録中」→「記録済」の順に進行する。この後、他のコンテンツ203について記録が実行されると、「記録前」にリセットされる。
【0049】
つぎに、この実施例1にかかる記録再生システムの記録系の記録処理手順について説明する。図5は、実施例1にかかる記録再生システムの記録系の記録処理手順を示すフローチャートである。まず、記録するコンテンツ203が指定された場合(ステップS501:Yes)、領域Aに「記録前」を記録する(ステップS502)。そして、記録開始入力があった場合(ステップS503:Yes)、領域Aを「記録前」から「記録中」に変更する(ステップS504)。
【0050】
つぎに、データ生成装置303が、記録するコンテンツ203のデータを生成する(ステップS505)。記録制御部310は、生成されたコンテンツ203の所定量のデータを連続的に受信する。そして、記録処理部311にコンテンツ203のデータの記録を要求する(ステップS506)。記録処理部311は、記録媒体330のデータ領域332にコンテンツ203のデータを記録する(ステップS507)。
【0051】
コンテンツ203のデータの記録が完了すると、記録処理部311は記録制御部310に記録完了を通知する(ステップS508)。つぎに、記録処理部311がコンテンツ203のつぎのデータがある場合(ステップS509:No)、ステップS505に移行する。一方、記録制御部310がコンテンツ203のつぎのデータがない場合、または記録中断の場合(ステップS509:Yes)、領域Aを「記録中」から「記録済」に変更する(ステップS510)。
【0052】
なお、この図5に示したフローチャートの処理ステップのうち、ステップS501〜S504、S510の処理は、図2に示した生成部212の処理に相当する。また、ステップS505〜S509の処理は、図2に示した記録部211の処理に相当する。
【0053】
つぎに、この実施例1にかかる再生系の再生処理手順について説明する。図6は、実施例1にかかる再生系の再生処理手順を示すフローチャートである。まず、再生したいコンテンツ203が指定された場合(ステップS601:Yes)、再生開始入力があったかどうかを判断する(ステップS602)。再生開始入力があった場合(ステップS602:Yes)、管理領域331の読み込みをおこなう(ステップS603)。そして、指定されたコンテンツ203のデータサイズを取得する(ステップS604)。ここで、領域Aが「記録済」の場合は、取得したデータサイズはコンテンツ203全体のデータサイズである。また、領域Aが「記録中」の場合は、記録開始位置から現在の記録位置までのデータサイズとなる。
【0054】
つぎに、ユーザがコンテンツ203の再生をおこないたい再生位置、すなわち、目的とする再生位置(以下、「目的再生位置」という。)の入力があったかどうかを判定する(ステップS605)。このステップS605の処理は、図2に示した再生位置入力部221の処理に相当する。目的再生位置の入力があった場合(ステップS605:Yes)、目的再生位置の移動可否判定処理を実行する(ステップS606)。この移動可否判定処理により移動可能と判定された場合(ステップS607:Yes)、コンテンツ203のデータ読み込み可否判定処理を実行する(ステップS608)。
【0055】
そして、読み込み可能と判定された場合(ステップS609:Yes)、コンテンツ203のデータを読み込む(ステップS610)。これにより、コンテンツ203を目的再生位置から再生することができる。一方、目的再生位置の入力がない場合(ステップS605:No)、移動不可と判定された場合(ステップS607:No)、読み込み不可と判定された場合(ステップS609:No)、再生系350の処理を終了する。
【0056】
つぎに、図6に示した移動可否判定処理(ステップS606)について説明する。図7は、図6に示した移動可否判定処理(ステップS606)を示すフローチャートである。まず、目的再生位置が先頭記録位置でない場合(ステップS701:No)、先頭記録位置から目的再生位置までのデータサイズS1が、図6に示したステップS604で取得したデータサイズS2よりも小さいかどうかを判定する(ステップS702)。このステップS702の処理は、図2に示した位置判定部222の処理に相当する。
【0057】
データサイズS1がデータサイズS2より大きい場合(ステップS702:Yes)、図6に示したステップS603で読み込んだ管理領域331(領域A)が「記録中」であるかどうかを判定する(ステップS703)。このステップS703の処理は、図2に示した状態判定部223の処理に相当する。「記録中」でないと判定された場合(ステップS703:No)、領域Aは「記録前」または「記録済」であり、現状で移動可能な再生位置を算出し(ステップS704)、目的再生位置を変更する(ステップS705)。
【0058】
具体的には、領域Aが「記録前」である場合は、取得したデータサイズS2から現状で移動可能な再生位置として記録開始位置を算出し、目的再生位置を記録開始位置に変更する。また、領域Aが「記録済」である場合は、データサイズS2から現状で移動可能な再生位置として、先頭記録位置から終端記録位置までの間の区間内の任意の再生位置を算出し、目的再生位置を、この算出された再生位置に変更する。このステップS704、ステップS705の処理は、図2に示した決定部226および変更部227の処理に相当する。
【0059】
そして、この目的再生位置を変更したことにより、移動可能であると判定する(ステップS706)。また、目的再生位置が先頭記録位置である場合(ステップS701:Yes)、データサイズS1がデータサイズS2よりも小さい場合(ステップS702:No)も、移動可能であると判定する(ステップS706)。
【0060】
また、ステップS703において、「記録中」であると判定された場合(ステップS703:Yes)、変更指示入力があったかどうかを判定する(ステップS707)。このステップS707の処理は、図2に示した変更指示情報入力部225の処理に相当する。変更指示入力があった場合(ステップS707:Yes)、ステップS704に移行する。一方、変更指示入力がない場合(ステップS707:No)、先頭記録位置から終端記録位置(現在の記録位置)までのデータサイズを取得し、その取得した値S2’をデータサイズS2として更新する(ステップS708)。
【0061】
つぎに、再生中止入力があった場合(ステップS709:Yes)、移動不可であると判定する(ステップS710)。一方、再生中止入力がない場合(ステップS709:No)、ステップS702に移行する。なお、このステップS708〜S709から、S702にもどるまでの処理は、図2に示した検出部224の処理に相当する。
【0062】
つぎに、図6に示したデータ読み込み可否判定処理(ステップS608)について説明する。図8は、図6に示したデータ読み込み可否判定処理(ステップS608)を示すフローチャートである。ここで、「移動可否判定」処理によって移動が可能であると判定した「目的再生位置」から読み込みたいデータ数のことを「目的データ数」と呼ぶことにする。
【0063】
まず、図8において、先頭位置から「目的再生位置+目的データ数」の位置までのデータサイズS1が図6に示したステップS604で取得したデータサイズより小さいか、そうでない場合はデータサイズS1が、後に述べるステップS807で更新されたデータサイズS2よりも小さいかどうかを判定する(ステップS801)。このステップS801の処理は、図2に示した位置判定部222の処理に相当する。
【0064】
データサイズS1がデータサイズS2より大きい場合(ステップS801:Yes)、図6に示したステップS603で読み込んだ管理領域331(領域A)が「記録中」であるかどうかを判定する(ステップS802)。このステップS802の処理は、図2に示した状態判定部223の処理に相当する。「記録中」でないと判定された場合(ステップS802:No)、領域Aは「記録前」または「記録済」であり、現状で読み込み可能な再生位置のデータ数を算出する(ステップS803)。
【0065】
そして、データ数が0より大きい場合(ステップS804:Yes)、またはデータサイズS1がデータサイズS2より小さい場合(ステップS801:No)、読み込み可能であると判定する(ステップS805)。一方、データ数が0より大きくない場合でない場合(ステップS804:No)、読み込み不可であると判定する(ステップS809)。このステップS803、ステップS804の処理は、図2に示した決定部226および変更部227の処理に相当する。
【0066】
また、ステップS802において、「記録中」であると判定された場合(ステップS802:Yes)、変更指示入力があったかどうかを判定する(ステップS806)。このステップS806の処理は、図2に示した変更指示情報入力部225の処理に相当する。変更指示入力があった場合(ステップS806:Yes)、ステップS803に移行する。
【0067】
一方、変更指示入力がない場合(ステップS806:No)、先頭記録位置から終端記録位置(現在の記録位置)までのデータサイズを取得し、その取得した値S2’をデータサイズS2として更新する。(ステップS807)。再生中止入力があった場合(ステップS808:Yes)、読み込み不可であると判定する(ステップS809)。一方、再生中止入力がない場合(ステップS808:No)、ステップS801に移行する。なお、このステップS807〜S808、S801までの処理は、図2に示した検出部224の処理に相当する。以上の処理を必要な回数分だけ繰り返し、再生処理を実現する。
【0068】
この実施例1によれば、記録系300がコンテンツ203を記録しているときでも、再生系350は独自に記録系300の動作状態を認識して、記録中のコンテンツ203の再生をおこなうことができる。特に、まだ記録されていない位置を再生位置に指定した場合であっても、終端記録位置が目的再生位置を通過することにより、記録中のコンテンツ203を目的再生位置から再生することができる。
【0069】
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる記録再生システムについて説明する。この記録再生システムは、記録処理情報の内容を拡張した例である。まず、この発明の実施の形態2にかかる記録再生システムの機能的構成について説明する。図9は、この発明の実施の形態2にかかる記録再生システムの機能的構成を示すブロック図である。なお、図2に示したブロックと同一ブロックには同一符号を付し、その説明を省略する。また、実施の形態2にかかる記録再生システムのハードウェア構成も、図1に示した実施の形態1にかかるハードウェア構成と同一であるため、その説明を省略する。
【0070】
図9において、記録装置201は、さらに、記録速度情報算出部213と、第1の更新部214と、第2の更新部215と、を備えている。記録速度情報算出部213は、記録中のコンテンツ203の記録速度情報を算出する。この記録速度情報は、所定時間ごとに算出される。ここで、記録速度情報には、一例として、記録中のコンテンツ203の単位時間あたりの記録指示量と、記録中のコンテンツ203の単位記録量に要した記録時間を含むことができる。
【0071】
記憶部205は、さらに、記録速度情報算出部213によって所定時間ごとに算出された記録速度情報を記憶する。記憶部205は、さらに、第1の記憶領域206と、第1の記憶領域206とは領域が異なる第2の記憶領域207を有している。
【0072】
第1の更新部214は、記録速度情報算出部213によって記録速度情報が算出される都度、第1の記憶領域206に記憶されている記録速度情報208を、記録速度情報算出部213によってあらたに算出された記録速度情報208に更新する。また、第2の更新部215は、第1の更新部214によって更新される都度、第2の記憶領域207に記憶されている記録速度情報209を、第1の更新部214によって更新された記録速度情報209に更新する。
【0073】
また、再生制御部220は、予測待機時間算出部240を備えている。予測待機時間算出部240は、位置判定部222によって、再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)が記録区間にないと判定された場合、終端記録位置、再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)、および記録速度情報算出部213によって算出された記録速度情報に基づいて、終端記録位置から再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)までの予測待機時間を算出する。
【0074】
また、予測待機時間算出部240は、位置判定部222によって再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)が記録区間にないと判定された場合、終端記録位置、再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)、および第2の更新部215によって更新された記録速度情報209に基づいて、終端記録位置から再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)までの予測待機時間を算出することとしてもよい。
【0075】
具体的には、予測待機時間算出部240は、比較部241と、算出処理部242とを備えている。比較部241は、位置判定部222によって再生終端位置が記録区間にないと判定された場合、第1および第2の更新部214、215によって更新された記録速度情報208,209どうしを比較する。算出処理部242は、比較部241によって比較された結果に基づいて、予測待機時間を算出する。
【0076】
さらに、予測待機時間算出部240は、記録中のコンテンツ203の単位時間あたりの記録指示量と、記録中のコンテンツ203の単位記録量に要した記録時間とに基づいて、予測記録速度を算出する予測記録速度算出部243を備えている。この場合、算出処理部242は、位置判定部222によって再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)が記録区間にないと判定された場合、終端記録位置、再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)、および予測記録速度算出部243によって算出された予測記録速度に基づいて、予測待機時間を算出する。
【0077】
この実施の形態2では、検出部224は、予測待機時間算出部240によって算出された予測待機時間が経過したかどうかを検出することとなる。また、検出部224は、決定部226によって再生終端位置(「目的再生位置+目的データ数」の位置)を変更しないことが決定された場合、予測待機時間算出部240によって算出された予測待機時間が経過したかどうかを検出する。
【0078】
なお、上述した記録装置201および再生装置202の各構成部は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105、CD/DVD107などの記録媒体330に記録されたプログラムをコンピュータに実行させることによって、または入力I/F111によって、その機能を実現する。
【実施例2】
【0079】
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる記録再生システムの実施例2について説明する。まず、この実施例2にかかる記録媒体の管理領域について説明する。図10は、記録媒体の管理領域を示す説明図である。なお、図4に示した管理領域の内容と同一内容についての説明は省略する。
【0080】
図10において、領域Aのほか、管理領域331には、領域B〜領域Fが含まれている。領域Bは、図9に示したステータス情報204に相当し、領域Cおよび領域Dは、図9に示した記録速度情報208に相当し、領域Eおよび領域Fは、図9に示した記録速度情報209に相当する。
【0081】
領域Bは、同時アクセス制御フラグであり、記録系300と再生系350の両者の管理領域331へのアクセスの競合を防ぐ処理を有効にするかどうかを制御するフラグが記録される。同時アクセス制御フラグは、「ON」、「OFF」によってあらわされる。「ON」の場合は同時アクセスが有効、「OFF」の場合は無効である。記録系300は、この同時アクセス制御フラグを使用するかどうかを決定し、「ON」または「OFF」のどちらかに設定する。再生系350は記録系300が決めた設定に従う。
【0082】
領域Cには、単位時間(たとえば1秒)あたりの平均記録指示バイト数cが記録される。この平均記録指示バイト数cは、たとえば、単位時間あたりに、記録制御部310が記録処理部311に記録を指示するバイト数の平均値とすることができる。図3に示したように記録制御部310は、記録受信部312、記録加工部313および記録指示部314で構成されるが、記録される値は、記録受信部312、記録加工部313および記録指示部314のトータル性能として計算する。この値を記録する度ごと、もしくは、計算値が領域Cの内容と異なっている場合に随時計算し記録する。ただし、領域Aのステータス情報が「記録済」である場合、値はゼロとする。
【0083】
領域Dには、1バイトの記録に要した平均記録時間dが記録される。具体的には、記録指示部314から指示した記録要求が記録処理部311で処理が完了するまでに要する時間の平均値である。一般にコンピュータネットワーク上など記録指示部314と記録処理部311がネットワークを介して離れている環境にある場合はこの値が大きくなる。記録するタイミングは領域Cの場合と同等である。領域Aのステータス情報が「記録済」である場合、領域Bと同様にゼロを記録することとする。
【0084】
領域Eは、領域Cのテンポラリ領域であり、単位時間(たとえば1秒)あたりの平均記録指示バイト数cのテンポラリデータeが記録される。領域Fは、領域Dのテンポラリ領域であり、1バイトの記録に要した平均記録時間dのテンポラリデータfが記録される。領域Eと領域Fは、領域Cと領域Dに記録された値を新たな値に書き換える場合に、一時的に新しい値に書き換えるために記録される領域である。
【0085】
領域Eおよび領域Fに記録される情報e,fは、領域Bに「ON」が記録されている場合に使用される。領域Eと領域Fは、記録系300と再生系350の両者が同時に管理領域331にアクセスする性質を持つことを考慮して設けられているテンポラリ領域であり、記録系300が領域Cおよび領域Dに記録する情報を更新する際に、新しい情報をまず領域Eおよび領域Fに記録し、その後、正規の領域Cおよび領域Dに記録する。この処理により記録中に再生部230が誤った情報を取得するのを防ぐことができる。メインの領域である領域Cおよび領域Dの値の更新が完了すると、領域Cと領域Eの値は同じ値になり、領域Dと領域Fの値は同じ値になる。
【0086】
つぎに、この実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「OFF」の場合の記録再生システムの記録系の記録処理手順について説明する。図11は、実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「OFF」の場合の記録再生システム200の記録系の記録処理手順を示すフローチャートである。図11において、まず、記録するコンテンツ203が指定された場合(ステップS1101:Yes)、領域Aに「記録前」、領域Bに「OFF」、領域C〜Fに初期値「0」を記録する(ステップS1102)。
【0087】
そして、記録開始入力があった場合(ステップS1103:Yes)、領域Aを「記録前」から「記録中」に変更する(ステップS1104)。つぎに、記録指示・実行処理をおこなう(ステップS1105)。この処理内容は、図5に示したステップS505〜S508と同一である。そして、現在の単位時間(たとえば1秒)あたりの平均記録指示バイト数cと、1バイトの記録に要した平均記録時間dとを算出する(ステップS1106)。このステップS1106は、図9に示した記録速度情報算出部213の算出処理に相当する。
【0088】
そして、領域Cに記録されている値と、算出された平均記録指示バイト数cとが同一の値かどうかを比較する(ステップS1107)。同一の値でなければ(ステップS1107:No)、領域Cに、算出された平均記録指示バイト数cを記録する(ステップS1108)。一方、同一の値であれば(ステップS1107:Yes)、領域Dに記録されている値と、算出された平均記録時間dとが同一の値かどうかを比較する(ステップS1109)。同一の値でなければ(ステップS1109:No)、領域Dに、算出された平均記録時間dを記録する(ステップS1110)。
【0089】
一方、同一の値であれば(ステップS1109:Yes)、記録処理部311がコンテンツ203のつぎのデータがある場合(ステップS1111:No)、ステップS1105に移行する。一方、記録制御部310がコンテンツ203のつぎのデータがない場合、または記録中断の場合(ステップS1111:Yes)、領域Aを「記録中」から「記録済」に変更し、領域Eおよび領域Fに「0」を記録する。この後、領域Cおよび領域Dに「0」を記録する(ステップS1112)。
【0090】
つぎに、この実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「OFF」の場合の記録再生システムの再生系の再生処理手順について説明する。なお、再生系全体の再生処理手順は、図6に示したフローチャートと同一処理内容であるため、その説明を省略する。ここでは、図6に示した「目的再生位置+目的データ数」の位置の移動可否判定処理(ステップS606)について説明する。
【0091】
図12は、図6に示した移動可否判定処理(ステップS606)を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7に示したフローチャートにおいて、ステップS703:YesとステップS707との間に、ステップS1201の処理をおこない、ステップS707:NoとステップS708との間に、ステップS1202の処理をおこない、ステップS709:NoとステップS702との間に、ステップS1203の処理をおこなう手順である。また、図7に示したステップ番号と同一ステップ番号の説明は省略する。
【0092】
まず、ステップS703において、領域Aが「記録中」であると判定された場合(ステップS703:Yes)、記録媒体330の領域Cから現在の単位時間(たとえば1秒)あたりの平均記録指示バイト数cを取得し、領域Dから1バイトの記録に要した平均記録時間dを取得する(ステップS1201)。
【0093】
そして、ステップS707において、変更指示入力がない場合(ステップS707:No)、予測待機時間の算出処理を実行する(ステップS1202)。この予測待機時間算出処理は、図9に示した予測待機時間算出部240の算出処理に相当する。そして、ステップS709:Noのあと、予測待機時間が経過したかどうかを検出する(ステップS1203)。予測待機時間を経過したことを検出していない場合(ステップS1203:No)、ステップS708に移行する。一方、予測待機時間が経過したことを検出した場合(ステップS1203:Yes)、ステップS702に移行する。この予測待機時間の検出処理(ステップS1203)は、図9に示した検出部224の検出処理に相当する。
【0094】
つぎに、図12に示した予測待機時間の算出処理(ステップS1202)について説明する。図13は、図12に示した予測待機時間の算出処理(ステップS1202)を示すフローチャートである。まず、予測記録速度の値を「0」にして初期化する(ステップS1301)。つぎに、ステップS1201で取得した平均記録指示バイト数cと、平均記録時間dの逆数との大小を比較する(ステップS1302)。この比較処理(ステップS1302)は、図9に示した比較部241の処理に相当する。
【0095】
平均記録指示バイト数cのほうが大きい場合(ステップS1302:Yes)、記録処理部311の記録速度が記録したい速度に間に合っていないことを意味するので、実際の記録速度である平均記録時間dの逆数を、予測記録速度Pに決定する(ステップS1303)。一方、平均記録時間dの逆数のほうが大きい場合(ステップS1302:No)、記録を指示する側の速度が記録する速度より十分速いということになるので、平均記録指示バイト数cを、予測記録速度Pに決定する(ステップS1304)。再生系350は、記録系300がこの予測記録速度Pでコンテンツ203のデータを生成しているとみなして、現在処理しようとしているバイト数が得られるまでの予測待機時間W1を計算することとなる。
【0096】
このあと、現在の記録位置である終端記録位置から「目的再生位置+目的データ数」の位置までの移動バイト数Mを算出する(ステップS1305)。具体的には、終端記録位置のバイト数と「目的再生位置+目的データ数」の位置のバイト数との差分によって移動バイト数Mを算出する。そして、予測待機時間W1を算出する(ステップS1306)。予測待機時間W1は、下記式(1)によって算出することができる。
【0097】
予測待機時間W1=移動バイト数M/予測記録速度P・・・(1)
このステップS1303〜ステップS1306までの処理が、図9に示した算出処理部242の処理に相当する。
【0098】
この予測待機時間の算出処理(ステップS1202)によれば、記録系300の記録速度から、目的とする再生終端位置およびバイト数がどのくらい時間待ちをすれば取得することができるかが予測できるようになる。
【0099】
つぎに、この実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「OFF」の場合における、図6に示したデータ読み込み可否判定処理(ステップS608)について説明する。図14は、図6に示したデータ読み込み可否判定処理(ステップS608)を示すフローチャートである。このフローチャートは、図8に示したフローチャートにおいて、ステップS802:YesとステップS806との間に、ステップS1401の処理をおこない、ステップS806:NoとステップS807との間に、ステップS1402の処理をおこない、ステップS808:NoとステップS801との間に、ステップS1403の処理をおこなう手順である。また、図8に示したステップ番号と同一ステップ番号の説明は省略する。
【0100】
まず、ステップS802において、領域Aが「記録中」であると判定された場合(ステップS802:Yes)、記録媒体330の領域Cから現在の単位時間(たとえば1秒)あたりの平均記録指示バイト数cを取得し、領域Dから1バイトの記録に要した平均記録時間dを取得する(ステップS1401)。
【0101】
そして、ステップS806において、変更指示入力がない場合(ステップS806:No)、予測待機時間の算出処理を実行する(ステップS1402)。この予測待機時間算出処理は、図9に示した予測待機時間算出部240の算出処理に相当する。そして、ステップS808:Noのあと、予測待機時間が経過したかどうかを検出する(ステップS1403)。予測待機時間を経過したことを検出していない場合(ステップS1403:No)、ステップS807に移行する。一方、予測待機時間が経過したことを検出した場合(ステップS1403:Yes)、ステップS801に移行する。この予測待機時間の検出処理(ステップS1403)は、図9に示した検出部224の検出処理に相当する。
【0102】
つぎに、図14に示した予測待機時間の算出処理(ステップS1402)について説明する。図15は、図14に示した予測待機時間の算出処理(ステップS1402)を示すフローチャートである。まず、予測記録速度の値を「0」にして初期化する(ステップS1501)。つぎに、ステップS1401で取得した平均記録指示バイト数cと、平均記録時間dの逆数との大小を比較する(ステップS1502)。この比較処理(ステップS1502)は、図9に示した比較部241の処理に相当する。
【0103】
平均記録指示バイト数cのほうが大きい場合(ステップS1502:Yes)、平均記録時間dを、予測記録速度Pに決定する(ステップS1503)。一方、平均記録時間dの逆数のほうが大きい場合(ステップS1502:No)、平均記録指示バイト数cを、予測記録速度Pに決定する(ステップS1504)。
【0104】
このあと、現在の記録位置である終端記録位置から「目的再生位置+目的データ数」の位置までの読み込みバイト数Rを算出する(ステップS1505)。具体的には、終端記録位置のバイト数と「目的再生位置+目的データ数」の位置のバイト数との差分によって読み込みバイト数Rを算出する。そして、予測待機時間W2を算出する(ステップS1506)。予測待機時間W2は、下記式(2)によって算出することができる。
【0105】
予測待機時間W2=読み込みバイト数R/予測記録速度P・・・(2)
このステップS1503〜ステップS1506までの処理が、図9に示した算出処理部242の処理に相当する。
【0106】
つぎに、この実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「ON」の場合の記録再生システムの記録系の記録処理手順について説明する。図16は、実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「ON」の場合の記録再生システム200の記録系300の記録処理手順を示すフローチャートである。この図16に示したフローチャートは、図11に示したフローチャートのステップS1107〜ステップS1110を、後述するステップS1601〜ステップS1606に置き換えたフローチャートである。なお、図11に示したフローチャートと同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明を省略する。
【0107】
ステップS1106のあと、領域Eに記録されている値と、算出された平均記録指示バイト数eとが同一の値かどうかを比較する(ステップS1601)。同一の値でなければ(ステップS1601:No)、領域Eに、算出された平均記録指示バイト数eを記録し(ステップS1602)、同じ値cを領域Cに記録する(ステップS1603)。
【0108】
一方、同一の値であれば(ステップS1601:Yes)、領域Fに記録されている値と、算出された平均記録時間fとが同一の値かどうかを比較する(ステップS1604)。同一の値でなければ(ステップS1604:No)、領域Fに、算出された平均記録指示バイト数fを記録し(ステップS1605)、同じ値dを領域Dに記録する(ステップS1606)。このあと、ステップS1111に移行する。一方、領域Fに記録されている値と、算出された平均記録時間fとが同一の値である場合(ステップS1604:Yes)、ステップS1111に移行する。
【0109】
つぎに、この実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「ON」の場合の「目的再生位置+目的データ数」の位置の移動可否判定処理(ステップS606)について説明する。図17は、図6に示した移動可否判定処理(ステップS606)を示すフローチャートである。このフローチャートは、図12に示したフローチャートにおいて、ステップS1201を、後述するステップS1701に置き換えたフローチャートである。また、図12に示したステップと同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明を省略する。
【0110】
図17において、ステップS703:Yesのあと、タイムアウト処理を実行する(ステップS1701)。このタイムアウト処理(ステップS1701)は、アクセス制御を行っているとき(領域Bが「ON」)、再生系350は、記録系300によって記録された管理データが適切に読み込めたかどうかをテンポラリ領域(領域E、領域F)に記録された値とメインの領域(領域C、領域D)に記録された値が同じであるかどうかを比較する処理である。
【0111】
通常の場合、値の比較は成功するが、万が一、記録系300の記録速度が非常に速い、もしくは、記録頻度が非常に高い場合、記録系300が常に記録しているという状況が考えられる。この場合、再生系350は何度読み出しを行ってもテンポラリ領域(領域E、領域F)の値とメインの領域(領域C、領域D)に記録された値が一致しない可能性がでてくる。タイムアウト処理(ステップS1701)は、このような状況を想定した処理である。ここで、タイムアウト処理(ステップS1701)の処理内容を具体的に説明する。
【0112】
図18は、図17に示したタイムアウト処理(ステップS1701)の処理内容を示すフローチャートである。まず、タイムアウトカウントをX(X>0)にし、カウントTを「0」にして、初期化する(ステップS1801)。カウントTがタイムアウトカウントX以内でない場合(ステップS1802:No)、領域Eの値eおよび領域Fの値fを読み込みを拒否する(ステップS1803)。そして、ステップS704に移行する。
【0113】
一方、カウントTがタイムアウトカウントX以内である場合(ステップS1802:Yes)、領域Cの値cと領域Eの値eが同一であるかどうか比較する(ステップS1804)。同一でない場合(ステップS1804:No)、カウントTをインクリメントし(ステップS1806)、ステップS1802に移行する。
【0114】
一方、同一である場合(ステップS1804:Yes)、領域Dの値dと領域Fの値fが同一であるかどうか比較する(ステップS1805)。同一でない場合(ステップS1805:No)、カウントTをインクリメントし(ステップS1806)、ステップS1802に移行する。一方、同一である場合(ステップS1805:Yes)、領域Cの値cおよび領域Dの値dを読み込む(ステップS1807)。
【0115】
これにより、再生系350が設定した回数(タイムアウトカウントX)分だけ比較したにも関わらず、内容が一致しなかった場合、メイン領域(領域C、領域D)の記録速度情報c、dは使用しない。このような場合には、記録速度に依存する処理はできないので、結果的に現在読み出せるデータ分だけ読み出す方法に切り替えることになる。このタイムアウト処理を導入することにより、再生系350は、記録系300の挙動に左右されない、より安定した制御をおこなうことができる。
【0116】
つぎに、この実施例2において、領域Bの同時アクセス制御フラグが「ON」の場合の読み込み可否判定処理(ステップS608)について説明する。図19は、図6に示した読み込み可否判定処理(ステップS608)を示すフローチャートである。このフローチャートは、図14に示したフローチャートにおいて、ステップS1401を、後述するステップS1901に置き換えたフローチャートである。また、図14に示したステップと同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明を省略する。
【0117】
図19において、ステップS802:Yesのあと、タイムアウト処理を実行する(ステップS1901)。このタイムアウト処理(ステップS1901)は、図18に示した処理(ステップS1801〜ステップS1807)と同一であるため、説明は省略する。また、ステップS1803の後は、ステップS803に移行する。これにより、上記と同様、再生系350は、読み込み可否判定処理においても、記録系300の挙動に左右されない、より安定した制御をおこなうことができる。
【0118】
以上説明したように、上述した実施例1および2によれば、再生系アプリケーション351への具体的な情報の提供をおこなうことができる。具体的には、記録速度に関する情報を拡張したことで、再生系350で所望の動作ができない場合の待ち時間が予測できるという効果を得ることができる。
【0119】
また、記録系300が記録速度(待ち時間)を再生系350に取得可能な状態で記録媒体330に記録することで、再生系350が再生終端位置への移動ができない、もしくは、データが読み込めない場合、再生系アプリケーション351の取りうる選択肢が多くなる。特に、この実施例1および2では、何秒間待てばデータが手に入るのか、または移動が可能になるのかという指針が数値で示すことができる。これにより、再生系アプリケーション351では、例えば、再生系350が早送り中に、データが読み込めない、もしくは、再生終端位置に移動できないという状況に陥った場合、再生系アプリケーション351はこれ以上早送りを続行するのは困難と判断し、再生速度を通常速度に落として、再生を続行することができる。
【0120】
また、現在の再生終端位置を現状では移動できない再生終端位置に移動したい場合、管理データから得た情報では、1秒間待てばその位置に移動可能ということであれば、1秒間待って再トライという方法を選択することもできる。
【0121】
さらに別の方法として、再生系350のデータ読込みバッファが非常に大きい場合、現在記録中のコンテンツ203のデータが再生開始早々に全て読み込めてしまう場合も想定される。再生系350が、再生を開始すると、しばらくの間、再生を続けることができるが、一般に手持ちバッファ内に読み出したデータをたくさん持っているため、読み込めるデータはなるべく前もって読み込んでおくことが好ましい。このような状況の場合、管理データの記録速度情報を見ることにより、あと1秒経つとすると100バイト生成されることが予測できるため、1秒後に再トライして、読めるデータ分だけ読み込むといった処理が行えるようになる。
【0122】
以上のことから、この実施の形態にかかる記録再生システム、記録再生方法、および記録再生プログラムは、記録装置201が自らステータス情報204を再生装置202に公開しているため、再生装置202はその管理情報を読み込むだけで即時に状況が判断でき、その状況に応じた再生操作を実現することができるという効果を奏する。
【0123】
なお、この実施の形態で説明した記録再生方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0124】
また、上述した実施の形態にかかる記録再生システム200は、たとえば、CDプレーヤ、MDプレーヤ、MDレコーダ、DVDプレーヤ、DVDレコーダ、MP3やWMAなどの圧縮データを用いたプレーヤ、カーナビゲーション装置などに適用することができる。また、この記録再生システムは、たとえば、オーディオビジュアル機器(家庭用、業務用、車載用、ポータブル)としても利用することができる。さらに、ネットワーク型オーディオビジュアル配信受信機器(サーバ・クライアントシステム)や、リアルタイム解析分析結果出力装置、TTS(Text To Speech)音声合成装置、自動翻訳通訳装置、成分分析結果表示装置などにも適用することができる。

Claims (13)

  1. 記録装置と再生装置とを備える記録再生システムにおいて、
    前記記録装置は、
    画像または音声に関するコンテンツを記録する記録手段と、
    前記記録手段の記録処理に関する情報を生成する生成手段と、を備え、
    前記再生装置は、
    前記コンテンツを再生する再生手段と、
    前記記録手段によって前記コンテンツが記録中である場合、前記再生手段を制御して、前記生成手段によって生成された記録処理に関する情報に基づいて、前記記録中のコンテンツを再生する再生制御手段と、を備え、
    前記再生制御手段は、
    前記コンテンツの再生位置の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段によって入力された再生位置が、前記コンテンツの先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定手段と、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記生成手段によって生成された記録処理に関する情報に基づいて、前記コンテンツが記録中であるかどうかを判定する状態判定手段と、
    前記状態判定手段によって記録中であると判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより、前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出手段と、を備え、
    前記再生手段は、
    前記検出手段によって検出された検出結果に基づいて、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生することを特徴とする記録再生システム。
  2. 前記再生制御手段は、さらに、
    前記再生位置の変更指示に関する変更指示情報の入力を受け付ける変更指示情報入力手段と、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記変更指示情報入力手段によって入力された変更指示情報に基づいて、前記再生位置を変更するかどうかを決定する決定手段と、
    前記決定手段によって前記再生位置を変更することが決定された場合、前記再生位置を前記記録区間内の位置に変更する変更手段と、を備え、
    前記再生手段は、
    前記記録中のコンテンツを前記変更手段によって変更された位置から再生することを特徴とする請求項1に記載の記録再生システム。
  3. 前記検出手段は、
    前記決定手段によって前記再生位置を変更しないことが決定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出することを特徴とする請求項3に記載の記録再生システム。
  4. 前記記録装置は、
    前記記録中のコンテンツの記録速度に関する情報を算出する記録速度情報算出手段を備え、
    前記再生制御手段は、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置、前記再生位置、および前記記録速度情報算出手段によって算出された記録速度に関する情報に基づいて、前記終端記録位置から前記再生位置までの予測待機時間を算出する予測待機時間算出手段と、を備え、
    前記検出手段は、
    前記予測待機時間算出手段によって算出された予測待機時間が経過したかどうかを検出することを特徴とする請求項3に記載の記録再生システム。
  5. 前記記録速度に関する情報には、前記記録中のコンテンツの単位時間あたりの記録指示量と、前記記録中のコンテンツの単位記録量に要した記録時間が含まれており、
    前記予測待機時間算出手段は、
    前記記録指示量と前記記録時間とに基づいて、予測記録速度を算出する予測記録速度情報算出手段を備え、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置、前記再生位置、および前記予測記録速度情報算出手段によって算出された予測記録速度に基づいて、前記予測待機時間を算出することを特徴とする請求項5に記載の記録再生システム。
  6. 前記検出手段は、
    前記決定手段によって前記再生位置を変更しないことが決定された場合、前記予測待機時間算出手段によって算出された予測待機時間が経過したかどうかを検出することを特徴とする請求項5に記載の記録再生システム。
  7. 前記記録装置は、
    前記記録中のコンテンツの記録速度に開する情報を所定時間ごとに算出する記録速度情報算出手段と、
    前記記録速度情報算出手段によって所定時間ごとに算出された記録速度に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記録速度情報算出手段によって前記記録速度に関する情報が算出される都度、前記記憶手段内の第1の記憶領域に記憶されている記録速度に関する情報を、前記記録速度情報算出手段によってあらたに算出された記録速度に関する情報に更新する第1の更新手段と、
    前記第1の更新手段によって更新される都度、前記第1の記憶領域とは異なる、前記記憶手段内の第2の記憶領域に記憶されている記録速度に関する情報を、前記第1の更新手段によって更新された記録速度に関する情報に更新する第2の更新手段と、を備え、
    前記再生制御手段は、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置、前記再生位置、および前記第2の更新手段によって更新された記録速度に関する情報に基づいて、前記終端記録位置から前記再生位置までの予測待機時間を算出する予測待機時間算出手段と、を備え、
    前記検出手段は、
    前記予測待機時間算出手段によって算出された予測待機時間が経過したかどうかを検出することを特徴とする請求項1または3に記載の記録再生システム。
  8. 前記予測待機時間算出手段は、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記第1および第2の更新手段によって更新された記録速度に関する情報に基づいて、前記予測待機時間を算出することを特徴とする請求項8に記載の記録再生システム。
  9. 前記記録速度に関する情報には、前記記録中のコンテンツの単位時間あたりの記録指示量と、前記記録中のコンテンツの単位記録量に要した記録時間が含まれており、
    前記予測待機時間算出手段は、
    前記記録指示量と前記記録時間とに基づいて、予測記録速度を算出する予測記録速度情報算出手段を備え、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置、前記再生位置、および前記予測記録速度情報算出手段によって算出された予測記録速度に基づいて、前記予測待機時間を算出することを特徴とする請求項8に記載の記録再生システム。
  10. 画像または音声に関するコンテンツを記録する記録装置と、前記コンテンツを再生する再生装置と、を備える記録再生システムにおいて、
    前記再生装置は、
    前記記録装置によって前記コンテンツが記録されている間に、当該記録中のコンテンツの再生位置の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段によって入力された再生位置が、前記記録中のコンテンツの先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定手段と、
    前記位置判定手段によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された検出結果に基づいて、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生システム。
  11. 画像または音声に関するコンテンツが記録されている間に、当該記録中のコンテンツを再生する記録再生方法において、
    前記記録中のコンテンツの再生位置を入力する入力工程と、
    前記入力工程によって入力された再生位置が前記記録中のコンテンツの記録開始位置から記録終端位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定工程と、
    前記位置判定工程によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって前記記録終端位置が前記再生位置を経過したことを検出した場合、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生する再生工程と、
    を含んだことを特徴とする記録再生方法。
  12. 画像または音声に関するコンテンツの記録状態に関する情報を生成する生成工程と、
    前記コンテンツの再生位置を入力する入力工程と、
    前記入力工程によって入力された再生位置が、前記コンテンツの先頭記録位置から終端記録位置までの記録区間内にあるかどうかを判定する位置判定工程と、
    前記位置判定工程によって前記再生位置が前記記録区間にないと判定された場合、前記生成工程によって生成された記録状態に関する情報に基づいて、前記コンテンツが記録中であるかどうかを判定する状態判定工程と、
    前記状態判定工程によって記録中であると判定された場合、前記終端記録位置が記録時間の経過にしたがって移動することにより前記再生位置を経過したかどうかを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された検出結果に基づいて、前記記録中のコンテンツを前記再生位置から再生する再生工程と、
    を含んだことを特徴とする記録再生方法。
  13. 請求項12または13に記載の記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする記録再生プログラム。
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