JPWO2008087703A1 - 対物レンズ駆動装置、光ディスク再生装置および対物レンズ駆動方法 - Google Patents

対物レンズ駆動装置、光ディスク再生装置および対物レンズ駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サーボ機構がオフでも機能することができ、かつ追加部品も最小限に抑えた対物レンズなどの光ピックアップに伝達される振動を抑制できる対物レンズ駆動装置、光ディスク再生装置および対物レンズ駆動方法を提供する。【解決手段】光ピックアップ6または光ピックアップ6と同等の振動特性を有する箇所に取り付けられた2軸加速度センサ7で光ピックアップ6に伝達される振動を検出し、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で振動を減衰できるようなゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動する信号を生成する。フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作している場合は、フォーカスサーボやトラッキングサーボで減衰できない振動周波数帯域の振動を減衰し、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していない場合は、フォーカスサーボやトラッキングサーボが減衰する振動周波数帯域も減衰する。【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクを再生するために用いられる対物レンズの駆動装置と駆動方法および光ディスク再生装置に関する。
従来、光ディスク装置に作用する振動は、ダンパーを利用して光ピックアップ(対物レンズ)に作用する振動を抑制していた。さらに、それに加えて光ディスクに照射したレーザ光の反射光から得られるフォーカスエラーおよびトラッキングエラー信号を用いたサーボ機構によっても光ディスク装置外部から作用する振動や光ディスクの偏芯や面ぶれなどによる合焦点やトラック位置の変動を抑制していた。例えば特許文献1には、トラッキングエラー信号の元になる信号から振動レベルを検出する変位量検出装置が記載されている。
また他の振動抑制方法としては、例えば特許文献2に記載されている光ディスク原版露光装置が提案されている。特許文献2には、計測部から出力され偏差表示器の表示に応じて調整された振れ振動信号の周波数及び位相情報に基づいて移動台の受けた送り方向回転振動伝達力を打ち消す方向の駆動信号を加振器制御部から加振器に出力し、加振器を加振させて、振動を打ち消している。
特開2006−276326号公報 特開2004−79056号公報
ダンパを用いた振動抑制は使用するダンパの特性によって減衰できない振動が存在する。フォーカスやトラッキングサーボを用いた振動抑制はサーボをオンにしないと正確な振動制御が困難である。また、特許文献1に記載の方法はサーボオフ時に回転数に応じたポジション信号と閾値を比較して最高回転速度を設定しているが、このときの振動が光ディスクの偏芯・面ぶれによるものなのか、そのときに機器外部から作用した振動によるものなのかを区別することは困難であるという問題があった。
さらに、特許文献2に記載の方法では、相殺する振動を外部より加えるために、別途加振器のような比較的小型化が困難な部品や回路などが必要となるという問題がある。
そこで、本発明は、例えばサーボ機構がオフでも機能することができ、かつ追加部品も最小限に抑えた対物レンズなどの光ピックアップに伝達される振動を抑制できる対物レンズ駆動装置、光ディスク再生装置および対物レンズ駆動方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の対物レンズ駆動装置は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させる駆動手段と、前記駆動手段を前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力するサーボ制御手段と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、を備えた対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズに伝達される振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段が検出した振動に基づいて、所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力する振動信号出力手段と、前記振動信号出力手段が出力する信号と前記サーボ制御手段が出力する信号とを加算する加算手段と、備えたことを特徴としている。
請求項9に記載の対物レンズ駆動方法は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって前記光ディスクに合焦させ、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記対物レンズを駆動し、前記光ディスクから読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、前記対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動に基づいて、所定のゲインで前記対物レンズを駆動する信号を出力して、前記振動に基づく信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算して前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に駆動することを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる光ディスク再生装置のブロック図である。 図1に示された光ディスク再生装置のフォーカスドライブEQ部およびトラッキングドライブEQ部の詳細ブロック図である。 図2に示されたフォーカスドライブEQ部およびトラッキングドライブEQ部の内部の各ブロックごとのゲイン設定の一例を示した説明図である。
符号の説明
1 光ディスク再生装置
2 スピンドルモータ(回転手段)
6 光ピックアップ(光源、対物レンズ、駆動手段)
7 2軸加速度センサ(振動検出手段)
8 フォーカスドライブEQ部(振動信号出力手段)
9 トラッキングドライブEQ部(振動信号出力手段)
11 フォーカスサーボEQ部(サーボ制御手段)
13 トラッキングサーボEQ部(サーボ制御手段)
14 LPF(抑制手段)
15 LPF(抑制手段)
16 加算器(抑制手段)
17 加算器(抑制手段)
18 加算器(加算手段)
19 加算器(加算手段)
25 光ディスク
以下、本発明の一実施形態にかかる対物レンズ駆動装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる対物レンズ駆動装置は、対物レンズに伝達される振動を振動検出手段が検出し、その振動に基づいて、所定のゲインで駆動手段を駆動する信号を振動信号出力手段から出力して、加算手段で振動信号出力手段が出力する信号とサーボ制御手段が出力する信号とを加算する。このようにすることにより、振動検出手段で振動を検出して振動信号出力手段で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、かつ追加部品も小型の電子部品のみの最小限に抑えることができる。
また、振動信号出力手段が出力する信号のうち、サーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制する抑制手段を備えてもよい。このようにすることにより、サーボ機構と重複して振動を抑制することを防止できる。
また、振動信号出力手段が、振動検出手段が検出した振動の周波数に応じて複数のゲインで駆動手段を駆動する信号を出力するようにしてもよい。このようにすることにより、振動の周波数に応じて適切なゲインで対物レンズを駆動することができる。
また、振動信号出力手段が、サーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域より高い周波数の振動を振動検出手段が検出した際に信号を出力するようにしてもよい。このようにすることにより、サーボ機構で抑制できない振動も抑制することができる。
また、対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパを備え、振動信号出力手段が、ダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を振動検出手段が検出した際に信号を出力するようにしてもよい。このようにすることによりダンパで抑制できない振動も抑制することができる。
また、振動検出手段が、対物レンズに対して略鉛直方向に伝達される振動と、略径方向に伝達される振動と、を検出してもよい。このようにすることにより、フォーカスおよびトラッキングの両方向における振動を検出することができる。
また、振動信号出力手段が、回転手段から得られる光ディスクの回転数と、振動検出手段が検出した振動と、に基づいて駆動手段を所定のゲインで駆動する信号を出力するようにしてもよい。このようにすることにより、光ディスクの回転による振動に対しても抑制することができる。
また、請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置を光ディスク再生装置に備えてもよい。このようにすることにより、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、かつ追加部品も最小限に抑えることができる光ディスク再生装置とすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる対物レンズ駆動方法は、対物レンズに伝達される振動を検出し、その振動に基づいて、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、その出力した信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算する。このようにすることにより、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができる。
本発明の一実施例にかかる光ディスク再生装置1を図1ないし図3を参照して説明する。光ディスク再生装置1は、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)等の光ディスクが再生可能な装置であり、図1に示すようにスピンドルモータ2と、ホール素子3と、FG信号生成部4と、F/V変換部5と、光ピックアップ6と、2軸加速度センサ7と、フォーカスドライブEQ部8と、トラッキングドライブEQ部9と、フォーカスエラー信号生成部10と、フォーカスサーボEQ部11と、トラッキングエラー信号生成部12と、トラッキングサーボEQ部13と、LPF14、15と、加算器16、17、18、19と、フォーカスサーボドライブ部20と、トラッキングサーボドライブ部21と、音声映像再生処理部22と、D/Aコンバータ23と、を備えている。
なお、本実施例においては、音声映像再生処理部22、D/Aコンバータ23、出力端子24および光ディスク25を除く部分で対物レンズ駆動装置を構成する。また、少なくともスピンドルモータ2、ホール素子3、光ピックアップ6、2軸加速度センサ7は光ディスク再生装置1内部で図示しない防振用のダンパによって支持されている。
回転手段としてのスピンドルモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた光ディスク25を回転させるためのモータである。本実施例では図示しないマイクロコンピュータなどによってCLV(線速度一定)制御されている。
ホール素子3は、スピンドルモータ2に取り付けられ、スピンドルモータ2の回転数に比例して正弦波電圧の周波数が高くなる素子であり、ホール素子3が生成した正弦波はFG信号生成部4に出力される。
FG信号生成部4は、ホール素子3が生成した正弦波から該正弦波の周波数に応じて変化する回転パルス信号を生成しF/V変換部5に出力する。
F/V変換部5は、FG信号生成部4から入力される回転パルス信号に基づいてスピンドルモータ2の回転周波数に比例した直流電圧を生成し、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9に出力する。
光ピックアップ6は、光ディスク25に照射する光としてのレーザ光を発生させる図示しない光源としてのレーザダイオードや、光ディスク25上にレーザダイオードからのレーザ光を照射するための対物レンズ、フォーカスサーボドライブ部20およびトラッキングサーボドライブ部21からの信号に応じてフォーカスやトラッキングを合わせるために対物レンズを駆動する駆動手段としてのアクチュエータおよび光ディスク25から反射された反射光を受ける受光器とを備え、受光器の出力をフォーカスエラー信号生成部10、トラッキングエラー信号生成部12および音声映像再生処理部22に出力する。
振動検出手段としての2軸加速度センサ7は、光ピックアップ6または光ピックアップ6と同等の振動特性を有する箇所に取り付けられている。2軸加速度センサ7は、軸方向(フォーカス方向)と、半径方向(トラッキング方向)の2つの方向の加速度(周波数、振幅)を検出し、軸方向の検出結果はフォーカスドライブEQ部8へ出力し、半径方向の検出結果がトラッキングドライブEQ部9に出力する。
振動信号出力手段としてのフォーカスドライブEQ部8は、2軸加速度センサ7の軸方向の出力およびF/V変換部5の出力に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するために最適なゲインを設定し加算器16に出力する。
振動信号出力手段としてのトラッキングドライブEQ部9は、2軸加速度センサ7の半径方向の出力およびF/V変換部5の出力に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するために最適なゲインを設定し加算器17に出力する。
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9の詳細な構成を図2に示す。フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9は、BPF131と、LPF32と、BPF233と、HPF34とを備えている。
BPF131は、2軸加速度センサ7の出力とF/V変換部5の出力が入力され、光ディスク25の回転による振動を抑制する。BPF131は、光ディスク25がCLV制御される場合に再生位置に応じて光ディスク25の回転数が変化するので光ディスク25の回転数に合わせて所定の周波数帯域の範囲の振動を抑制する信号を発生させるために設けられたバンドパスフィルタである。2軸加速度センサ7の出力が入力されているのは、BPF131と同じ周波数帯域の振動を2軸加速度センサ7が検出した場合も考慮するためである。振動の周波数が光ディスク25の回転による振動の周波数帯域であった場合は、該周波数帯域の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
LPF32は、2軸加速度センサ7の出力が入力され、防振用のダンパでは吸収できない所定周波数(数十Hz)未満の振動を抑制する信号を発生させるため設けられたローパスフィルタである。2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数が所定周波数以下であった場合は、該所定周波数以下の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
BPF233は、2軸加速度センサ7の出力が入力され、フォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数帯域で、かつLPF32によって抑制される振動周波数よりも高い周波数帯域(数十Hz〜数kHz)の振動を抑制する信号を発生させるために設けられたバンドパスフィルタである。2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数がフォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数帯域で、かつLPF32によって抑制される振動周波数よりも高い周波数帯域であった場合は、該周波数帯域の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
HPF34は、2軸加速度センサ7の出力が入力され、フォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数よりも高い周波数帯域(数kHz以上)の振動を抑制する信号を発生させるために設けられたハイパスフィルタである。2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数がフォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数帯域よりも高い周波数帯域であった場合は、該周波数帯域の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
フォーカスエラー信号生成部10は、光ピックアップ6の受光器から出力された信号に基づいて周知の非点収差法などによってフォーカスエラー信号を生成しフォーカスサーボEQ部11に出力する。
サーボ制御手段としてのフォーカスサーボEQ部11は、フォーカスエラー信号生成部10から入力されたフォーカスエラー信号に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するための信号を加算器18に出力する。
トラッキングエラー信号生成部12は、光ピックアップ6の受光器から出力された信号に基づいて周知のDPD法や3ビーム法などによってトラッキングエラー信号を生成しトラッキングサーボEQ部13に出力する。
サーボ制御手段としてのトラッキングサーボEQ部13は、トラッキングエラー信号生成部12から入力されたトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するための信号を加算器19に出力する。
抑制手段としてのLPF14および15は、フォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13からそれぞれ出力された信号について、所定の周波数以下の信号を通過させるためのローパスフィルタである。所定の周波数以下とはフォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制することができる最大振動周波数以下を示す。
抑制手段としての加算器16は、フォーカスドライブEQ部8の出力からLPF14の出力を減算して加算器18へ出力する。抑制手段としての加算器17は、トラッキングドライブEQ部9の出力からLPF15の出力を減算して加算器19へ出力する。
加算手段としての加算器18は、フォーカスサーボEQ部11の出力と加算器16の出力とを加算してフォーカスサーボドライブ部20へ出力する。加算手段としての加算器19は、トラッキングサーボEQ部13の出力と加算器17の出力とを加算してトラッキングサーボドライブ部21へ出力する。
フォーカスサーボドライブ部20は、加算器18から入力されたゲインに応じた電流を光ピックアップ6のアクチュエータに供給する。
トラッキングサーボドライブ部21は、加算器19から入力されたゲインに応じた電流を光ピックアップ6のアクチュエータに供給する。
音声映像再生処理部22は、光ピックアップ6から入力された信号をアナログ/デジタル変換後にエラー訂正などを行った後復調や復号化を行ってD/Aコンバータ23へ出力する。
D/Aコンバータ23は、音声映像再生処理部22から入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換し出力端子24から出力する。
次に、上述した構成の光ディスク再生装置1において、光ピックアップ6の対物レンズに伝達される振動の抑制動作を説明する。まず、光ディスク25の再生動作中はフォーカスサーボとトラッキングサーボが動作している。つまりフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号に基づいてフォーカスとトラッキング方向について対物レンズが光ディスク25の記録面に追従している。この状態で2軸加速度センサ7が振動を検出すると、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9に検出された振動の周波数と振幅が入力される。また、スピンドルモータ2の回転数に応じた直流電圧値もフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9に入力されている。フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9は、入力された振動の周波数帯域に応じて所定のゲインで駆動できるような信号を加算器16および17へ出力する。この際のBPF131、LPF32、BPF233、HPF34の各部の出力する信号によるゲインの設定を図3のようにそれぞれ別のゲインとなるように設定されているとすると、例えば入力された振動周波数が5kHzであった場合はHPF34から図3のゲインで駆動できるような信号が出力され他のBPF131、LPF32、BPF233からは信号は出力されない。
一方、フォーカスサーボEQ部11とトラッキングサーボEQ部13から出力された信号はLPF14および15を通して加算器16および17に入力される。そして、加算器16および17において、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9の出力からLPF14および15を通したフォーカスサーボEQ部11とトラッキングサーボEQ部13から出力を減算する。すなわち、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制する周波数帯域分を除去し、同じ周波数帯域に重複して振動抑制を行うことを防止する。そして、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制する周波数帯域が除去された信号が加算器18および19でフォーカスサーボおよびトラッキングサーボの信号に加算される。したがって、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボが動作しているときは、2軸加速度センサ7による振動の検出はフォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制できない周波数帯域の振動を抑制するように動作する(図3でいうと4kHz超の周波数帯域)。すなわち、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制できない周波数帯域の振動について、従来は数十Hz以上(本実施例では40Hz以上)の振動を吸収可能な防振用のダンパが抑制していたが、本実施例ではフォーカスサーボおよびトラッキングサーボと、2軸加速度センサ7による振動の検出とに基づいて全ての周波数帯域の振動を抑制できるため、ダンパの有無に関わらず音飛びなどをより少なくすることができる。
次に、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していないときについて説明する。光ディスクを再生する前のサーボがオンになる前は、フォーカスサーボもトラッキングサーボも動作していないので、フォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制する振動周波数帯域(本実施例では4kHz以下)も2軸加速センサ7により検出して主にBPF233からの信号によって振動を抑制する。フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していないときは、フォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13は信号を出力しないため、LPF14および15は動作せず、加算器16および17によってフォーカスサーボやトラッキングサーボと重複する振動周波数成分に対応する信号はそのままフォーカスサーボドライブ部20およびトラッキングサーボドライブ部21に入力される。したがって、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していないときでも全ての周波数帯域の振動を2軸加速度センサ7による振動の検出に基づいて抑制できるため、ダンパの有無に関わらず再生前のサーボの引き込み動作やサーボゲインおよびバランスの設定などのセットアップをスムーズに行うことができる。
本実施例によれば、光ディスク再生装置1の振動を抑制するために、光ピックアップ6または光ピックアップ6と同等の振動特性を有する箇所に取り付けられた2軸加速度センサ7で光ピックアップ6に伝達される振動を検出し、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で振動を減衰できるようなゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動する信号を出力する。フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作している場合は、フォーカスサーボやトラッキングサーボで減衰できない振動周波数帯域の振動を減衰し、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していない場合は、フォーカスサーボやトラッキングサーボが減衰する振動周波数帯域も減衰する。このようにすることによって、フォーカスサーボやトラッキングサーボで減衰できない振動も減衰できるので再生動作中の音飛びなどを少なくすることができ、サーボが動作していなくても機能するので、再生動作前のセットアップなどをスムーズに行うことができる。
なお、上述した実施例では、フォーカスドライブEQ部8やトラッキングドライブEQ部9の各フィルタの出力信号が駆動するゲインを別にしていたが同じにしてもよい。
また、フォーカスドライブEQ部8やトラッキングドライブEQ部9の各フィルタの出力信号によって光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するゲインを適切に設定することによって防振用のダンパを削除することができる。
前述した実施例によれば、以下の対物レンズ駆動装置および対物レンズ駆動方法が得られる。
(付記1)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生する光源と、光源が発生した光を光ディスク25に合焦させる対物レンズと、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるアクチュエータと、アクチュエータを光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13と、光ディスク25を回転させるスピンドルモータ2と、を備えた対物レンズ駆動装置において、
対物レンズに伝達される振動を検出する2軸加速度センサ7と、
2軸加速度センサ7が検出した振動に基づいて、所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9と、
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9が出力する信号とフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13が出力する信号とを加算する加算器18および加算器19と、
を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
この対物レンズ駆動装置によれば、2軸加速度センサ7で振動を検出してフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、かつ追加部品も最小限に抑えることができる。
(付記2)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって光ディスク25に合焦させ、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインで対物レンズを駆動し、光ディスク25から読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、
対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動に基づいて、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、振動に基づく信号と光ディスク25から読み出した信号に基づく信号とを加算して対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に起動することを特徴とする対物レンズ駆動方法。
この対物レンズ駆動方法によれば、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明は、光ディスクを再生するために用いられる対物レンズの駆動装置と駆動方法および光ディスク再生装置に関する。
従来、光ディスク装置に作用する振動は、ダンパーを利用して光ピックアップ(対物レンズ)に作用する振動を抑制していた。さらに、それに加えて光ディスクに照射したレーザ光の反射光から得られるフォーカスエラーおよびトラッキングエラー信号を用いたサーボ機構によっても光ディスク装置外部から作用する振動や光ディスクの偏芯や面ぶれなどによる合焦点やトラック位置の変動を抑制していた。例えば特許文献1には、トラッキングエラー信号の元になる信号から振動レベルを検出する変位量検出装置が記載されている。
また他の振動抑制方法としては、例えば特許文献2に記載されている光ディスク原版露光装置が提案されている。特許文献2には、計測部から出力され偏差表示器の表示に応じて調整された振れ振動信号の周波数及び位相情報に基づいて移動台の受けた送り方向回転振動伝達力を打ち消す方向の駆動信号を加振器制御部から加振器に出力し、加振器を加振させて、振動を打ち消している。
特開2005−276326号公報 特開2004−79056号公報
ダンパを用いた振動抑制は使用するダンパの特性によって減衰できない振動が存在する。フォーカスやトラッキングサーボを用いた振動抑制はサーボをオンにしないと正確な振動制御が困難である。また、特許文献1に記載の方法はサーボオフ時に回転数に応じたポジション信号と閾値を比較して最高回転速度を設定しているが、このときの振動が光ディスクの偏芯・面ぶれによるものなのか、そのときに機器外部から作用した振動によるものなのかを区別することは困難であるという問題があった。
さらに、特許文献2に記載の方法では、相殺する振動を外部より加えるために、別途加振器のような比較的小型化が困難な部品や回路などが必要となるという問題がある。
そこで、本発明は、例えばサーボ機構がオフでも機能することができ、かつ追加部品も最小限に抑えた対物レンズなどの光ピックアップに伝達される振動を抑制できる対物レンズ駆動装置、光ディスク再生装置および対物レンズ駆動方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の対物レンズ駆動装置は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させる駆動手段と、前記駆動手段を前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力するサーボ制御手段と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、を備えた対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズに伝達される振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段が検出した振動と、前記回転手段から得られる前記光ディスクの回転数と、に基づいて、所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力する振動信号出力手段と、前記振動信号出力手段が出力する信号と前記サーボ制御手段が出力する信号とを加算する加算手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の対物レンズ駆動装置は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させる駆動手段と、前記駆動手段を前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力するサーボ制御手段と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、を備えた対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズに伝達される振動を検出する振動検出手段と、前記対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパと、前記ダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を前記振動検出手段が検出した際に、所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力する振動信号出力手段と、前記振動信号出力手段が出力する信号と前記サーボ制御手段が出力する信号とを加算する加算手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の対物レンズ駆動装置は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させる駆動手段と、前記駆動手段を前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力するサーボ制御手段と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、を備えた対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズに伝達される振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段が検出した振動の周波数に応じて複数のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力する振動信号出力手段と、前記振動信号出力手段が出力する信号と前記サーボ制御手段が出力する信号とを加算する加算手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の対物レンズ駆動装置は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させる駆動手段と、前記駆動手段を前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力するサーボ制御手段と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、を備えた対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズに伝達される振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段が検出した振動に基づいて、所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力する振動信号出力手段と、前記振動信号出力手段が出力する信号と前記サーボ制御手段が出力する信号とを加算する加算手段と、前記振動信号出力手段が出力する信号のうち、前記サーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制する抑制手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項に記載の対物レンズ駆動方法は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって前記光ディスクに合焦させ、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記対物レンズを駆動し、前記光ディスクから読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、前記対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動と、前記光ディスクの回転数と、に基づいて、所定のゲインで前記対物レンズを駆動する信号を出力して、前記振動に基づく信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算して前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に駆動することを特徴としている。
請求項7に記載の対物レンズ駆動方法は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって前記光ディスクに合焦させ、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記対物レンズを駆動し、前記光ディスクから読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、前記対物レンズに伝達される振動を検出し、前記対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を検出した際に、所定のゲインで前記対物レンズを駆動する信号を出力して、前記振動に基づく信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算して前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に駆動することを特徴としている。
請求項8に記載の対物レンズ駆動方法は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって前記光ディスクに合焦させ、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記対物レンズを駆動し、前記光ディスクから読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、前記対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動の周波数に応じて複数のゲインで前記対物レンズを駆動する信号を出力して、前記振動に基づく信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算して前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に駆動することを特徴としている。
請求項9に記載の対物レンズ駆動方法は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって前記光ディスクに合焦させ、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記対物レンズを駆動し、前記光ディスクから読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、前記対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動に基づいて、所定のゲインで前記対物レンズを駆動する信号を出力するとともに、前記対物レンズの駆動によって抑制できる振動周波数帯域の信号は抑制して、前記対物レンズの駆動によって抑制できる振動周波数帯域の信号が抑制された前記振動に基づく信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算して前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に駆動することを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる光ディスク再生装置のブロック図である。 図1に示された光ディスク再生装置のフォーカスドライブEQ部およびトラッキングドライブEQ部の詳細ブロック図である。 図2に示されたフォーカスドライブEQ部およびトラッキングドライブEQ部の内部の各ブロックごとのゲイン設定の一例を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる対物レンズ駆動装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる対物レンズ駆動装置は、対物レンズに伝達される振動を振動検出手段が検出し、その振動と、回転手段から得られる光ディスクの回転数と、に基づいて、所定のゲインで駆動手段を駆動する信号を振動信号出力手段から出力して、加算手段で振動信号出力手段が出力する信号とサーボ制御手段が出力する信号とを加算するようにしてもよい。このようにすることにより、振動検出手段で振動を検出して振動信号出力手段で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、光ディスクの回転による振動に対しても抑制することができる。また、追加部品も小型の電子部品のみの最小限に抑えることができる。
また、対物レンズに伝達される振動を振動検出手段が検出し、対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を振動検出手段が検出した際に、所定のゲインで駆動手段を駆動する信号を振動信号出力手段から出力して、加算手段で振動信号出力手段が出力する信号とサーボ制御手段が出力する信号とを加算するようにしてもよい。このようにすることにより、振動検出手段で振動を検出して振動信号出力手段で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、ダンパで抑制できない振動も抑制することができる。また、追加部品も小型の電子部品のみの最小限に抑えることができる
また、対物レンズに伝達される振動を振動検出手段が検出し、その振動の周波数に応じて複数のゲインで駆動手段を駆動する信号を振動信号出力手段から出力して、加算手段で振動信号出力手段が出力する信号とサーボ制御手段が出力する信号とを加算するようにしてもよい。このようにすることにより、振動検出手段で振動を検出して振動信号出力手段で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制して振動の周波数に応じて適切なゲインで対物レンズを駆動することができ、さらに、追加部品も小型の電子部品のみの最小限に抑えることができる
また、対物レンズに伝達される振動を振動検出手段が検出し、その振動に基づいて、所定のゲインで駆動手段を駆動する信号を振動信号出力手段から出力し、抑制手段で振動信号出力手段が出力する信号のうち、サーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制して、加算手段でサーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域の信号が抑制された信号とサーボ制御手段が出力する信号とを加算する。このようにすることにより、振動検出手段で振動を検出して振動信号出力手段で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、サーボ機構を用いた場合でもサーボ機構と重複して振動を抑制することを防止できる。また、追加部品も小型の電子部品のみの最小限に抑えることができる
また、請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置を光ディスク再生装置に備えてもよい。このようにすることにより、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、かつ追加部品も最小限に抑えることができる光ディスク再生装置とすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる対物レンズ駆動方法は、対物レンズに伝達される振動を検出し、その振動と、光ディスクの回転数と、に基づいて、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、その出力した信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算する。このようにすることにより、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、光ディスクの回転による振動に対しても抑制することができる。
また、対物レンズに伝達される振動を検出し、対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を検出した際に、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、その出力した信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算するようにしてもよい。このようにすることにより、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、ダンパで抑制できない振動も抑制することができる。
また、対物レンズに伝達される振動を検出し、その振動の周波数に応じて複数のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、その出力した信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算するようにしてもよい。このようにすることにより、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制して振動の周波数に応じて適切なゲインで対物レンズを駆動することができる。
また、対物レンズに伝達される振動を検出し、その振動に基づいて、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力し、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号のうち、対物レンズの駆動で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制して、その対物レンズの駆動で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制された信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算する。このようにすることにより、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、サーボ機構を用いた場合でもサーボ機構と重複して振動を抑制することを防止できる。
本発明の一実施例にかかる光ディスク再生装置1を図1ないし図3を参照して説明する。光ディスク再生装置1は、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)等の光ディスクが再生可能な装置であり、図1に示すようにスピンドルモータ2と、ホール素子3と、FG信号生成部4と、F/V変換部5と、光ピックアップ6と、2軸加速度センサ7と、フォーカスドライブEQ部8と、トラッキングドライブEQ部9と、フォーカスエラー信号生成部10と、フォーカスサーボEQ部11と、トラッキングエラー信号生成部12と、トラッキングサーボEQ部13と、LPF14、15と、加算器16、17、18、19と、フォーカスサーボドライブ部20と、トラッキングサーボドライブ部21と、音声映像再生処理部22と、D/Aコンバータ23と、を備えている。
なお、本実施例においては、音声映像再生処理部22、D/Aコンバータ23、出力端子24および光ディスク25を除く部分で対物レンズ駆動装置を構成する。また、少なくともスピンドルモータ2、ホール素子3、光ピックアップ6、2軸加速度センサ7は光ディスク再生装置1内部で図示しない防振用のダンパによって支持されている。
回転手段としてのスピンドルモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた光ディスク25を回転させるためのモータである。本実施例では図示しないマイクロコンピュータなどによってCLV(線速度一定)制御されている。
ホール素子3は、スピンドルモータ2に取り付けられ、スピンドルモータ2の回転数に比例して正弦波電圧の周波数が高くなる素子であり、ホール素子3が生成した正弦波はFG信号生成部4に出力される。
FG信号生成部4は、ホール素子3が生成した正弦波から該正弦波の周波数に応じて変化する回転パルス信号を生成しF/V変換部5に出力する。
F/V変換部5は、FG信号生成部4から入力される回転パルス信号に基づいてスピンドルモータ2の回転周波数に比例した直流電圧を生成し、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9に出力する。
光ピックアップ6は、光ディスク25に照射する光としてのレーザ光を発生させる図示しない光源としてのレーザダイオードや、光ディスク25上にレーザダイオードからのレーザ光を照射するための対物レンズ、フォーカスサーボドライブ部20およびトラッキングサーボドライブ部21からの信号に応じてフォーカスやトラッキングを合わせるために対物レンズを駆動する駆動手段としてのアクチュエータおよび光ディスク25から反射された反射光を受ける受光器とを備え、受光器の出力をフォーカスエラー信号生成部10、トラッキングエラー信号生成部12および音声映像再生処理部22に出力する。
振動検出手段としての2軸加速度センサ7は、光ピックアップ6または光ピックアップ6と同等の振動特性を有する箇所に取り付けられている。2軸加速度センサ7は、軸方向(フォーカス方向)と、半径方向(トラッキング方向)の2つの方向の加速度(周波数、振幅)を検出し、軸方向の検出結果はフォーカスドライブEQ部8へ出力し、半径方向の検出結果がトラッキングドライブEQ部9に出力する。
振動信号出力手段としてのフォーカスドライブEQ部8は、2軸加速度センサ7の軸方向の出力およびF/V変換部5の出力に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するために最適なゲインを設定し加算器16に出力する。
振動信号出力手段としてのトラッキングドライブEQ部9は、2軸加速度センサ7の半径方向の出力およびF/V変換部5の出力に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するために最適なゲインを設定し加算器17に出力する。
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9の詳細な構成を図2に示す。フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9は、BPF131と、LPF32と、BPF233と、HPF34とを備えている。
BPF131は、2軸加速度センサ7の出力とF/V変換部5の出力が入力され、光ディスク25の回転による振動を抑制する。BPF131は、光ディスク25がCLV制御される場合に再生位置に応じて光ディスク25の回転数が変化するので光ディスク25の回転数に合わせて所定の周波数帯域の範囲の振動を抑制する信号を発生させるために設けられたバンドパスフィルタである。2軸加速度センサ7の出力が入力されているのは、BPF131と同じ周波数帯域の振動を2軸加速度センサ7が検出した場合も考慮するためである。振動の周波数が光ディスク25の回転による振動の周波数帯域であった場合は、該周波数帯域の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
LPF32は、2軸加速度センサ7の出力が入力され、防振用のダンパでは吸収できない所定周波数(数十Hz)未満の振動を抑制する信号を発生させるため設けられたローパスフィルタである。2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数が所定周波数以下であった場合は、該所定周波数以下の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
BPF233は、2軸加速度センサ7の出力が入力され、フォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数帯域で、かつLPF32によって抑制される振動周波数よりも高い周波数帯域(数十Hz〜数kHz)の振動を抑制する信号を発生させるために設けられたバンドパスフィルタである。2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数がフォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数帯域で、かつLPF32によって抑制される振動周波数よりも高い周波数帯域であった場合は、該周波数帯域の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
HPF34は、2軸加速度センサ7の出力が入力され、フォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数よりも高い周波数帯域(数kHz以上)の振動を抑制する信号を発生させるために設けられたハイパスフィルタである。2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数がフォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制可能な振動周波数帯域よりも高い周波数帯域であった場合は、該周波数帯域の振動が抑制できるゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動できるような信号を出力する。
フォーカスエラー信号生成部10は、光ピックアップ6の受光器から出力された信号に基づいて周知の非点収差法などによってフォーカスエラー信号を生成しフォーカスサーボEQ部11に出力する。
サーボ制御手段としてのフォーカスサーボEQ部11は、フォーカスエラー信号生成部10から入力されたフォーカスエラー信号に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するための信号を加算器18に出力する。
トラッキングエラー信号生成部12は、光ピックアップ6の受光器から出力された信号に基づいて周知のDPD法や3ビーム法などによってトラッキングエラー信号を生成しトラッキングサーボEQ部13に出力する。
サーボ制御手段としてのトラッキングサーボEQ部13は、トラッキングエラー信号生成部12から入力されたトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するための信号を加算器19に出力する。
抑制手段としてのLPF14および15は、フォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13からそれぞれ出力された信号について、所定の周波数以下の信号を通過させるためのローパスフィルタである。所定の周波数以下とはフォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制することができる最大振動周波数以下を示す。
抑制手段としての加算器16は、フォーカスドライブEQ部8の出力からLPF14の出力を減算して加算器18へ出力する。抑制手段としての加算器17は、トラッキングドライブEQ部9の出力からLPF15の出力を減算して加算器19へ出力する。
加算手段としての加算器18は、フォーカスサーボEQ部11の出力と加算器16の出力とを加算してフォーカスサーボドライブ部20へ出力する。加算手段としての加算器19は、トラッキングサーボEQ部13の出力と加算器17の出力とを加算してトラッキングサーボドライブ部21へ出力する。
フォーカスサーボドライブ部20は、加算器18から入力されたゲインに応じた電流を光ピックアップ6のアクチュエータに供給する。
トラッキングサーボドライブ部21は、加算器19から入力されたゲインに応じた電流を光ピックアップ6のアクチュエータに供給する。
音声映像再生処理部22は、光ピックアップ6から入力された信号をアナログ/デジタル変換後にエラー訂正などを行った後復調や復号化を行ってD/Aコンバータ23へ出力する。
D/Aコンバータ23は、音声映像再生処理部22から入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換し出力端子24から出力する。
次に、上述した構成の光ディスク再生装置1において、光ピックアップ6の対物レンズに伝達される振動の抑制動作を説明する。まず、光ディスク25の再生動作中はフォーカスサーボとトラッキングサーボが動作している。つまりフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号に基づいてフォーカスとトラッキング方向について対物レンズが光ディスク25の記録面に追従している。この状態で2軸加速度センサ7が振動を検出すると、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9に検出された振動の周波数と振幅が入力される。また、スピンドルモータ2の回転数に応じた直流電圧値もフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9に入力されている。フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9は、入力された振動の周波数帯域に応じて所定のゲインで駆動できるような信号を加算器16および17へ出力する。この際のBPF131、LPF32、BPF233、HPF34の各部の出力する信号によるゲインの設定を図3のようにそれぞれ別のゲインとなるように設定されているとすると、例えば入力された振動周波数が5kHzであった場合はHPF34から図3のゲインで駆動できるような信号が出力され他のBPF131、LPF32、BPF233からは信号は出力されない。
一方、フォーカスサーボEQ部11とトラッキングサーボEQ部13から出力された信号はLPF14および15を通して加算器16および17に入力される。そして、加算器16および17において、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9の出力からLPF14および15を通したフォーカスサーボEQ部11とトラッキングサーボEQ部13から出力を減算する。すなわち、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制する周波数帯域分を除去し、同じ周波数帯域に重複して振動抑制を行うことを防止する。そして、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制する周波数帯域が除去された信号が加算器18および19でフォーカスサーボおよびトラッキングサーボの信号に加算される。したがって、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボが動作しているときは、2軸加速度センサ7による振動の検出はフォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制できない周波数帯域の振動を抑制するように動作する(図3でいうと4kHz超の周波数帯域)。すなわち、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボで抑制できない周波数帯域の振動について、従来は数十Hz以上(本実施例では40Hz以上)の振動を吸収可能な防振用のダンパが抑制していたが、本実施例ではフォーカスサーボおよびトラッキングサーボと、2軸加速度センサ7による振動の検出とに基づいて全ての周波数帯域の振動を抑制できるため、ダンパの有無に関わらず音飛びなどをより少なくすることができる。
次に、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していないときについて説明する。光ディスクを再生する前のサーボがオンになる前は、フォーカスサーボもトラッキングサーボも動作していないので、フォーカスサーボやトラッキングサーボで抑制する振動周波数帯域(本実施例では4kHz以下)も2軸加速センサ7により検出して主にBPF233からの信号によって振動を抑制する。フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していないときは、フォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13は信号を出力しないため、LPF14および15は動作せず、加算器16および17によってフォーカスサーボやトラッキングサーボと重複する振動周波数成分に対応する信号はそのままフォーカスサーボドライブ部20およびトラッキングサーボドライブ部21に入力される。したがって、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していないときでも全ての周波数帯域の振動を2軸加速度センサ7による振動の検出に基づいて抑制できるため、ダンパの有無に関わらず再生前のサーボの引き込み動作やサーボゲインおよびバランスの設定などのセットアップをスムーズに行うことができる。
本実施例によれば、光ディスク再生装置1の振動を抑制するために、光ピックアップ6または光ピックアップ6と同等の振動特性を有する箇所に取り付けられた2軸加速度センサ7で光ピックアップ6に伝達される振動を検出し、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で振動を減衰できるようなゲインで光ピックアップ6のアクチュエータを駆動する信号を出力する。フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作している場合は、フォーカスサーボやトラッキングサーボで減衰できない振動周波数帯域の振動を減衰し、フォーカスサーボやトラッキングサーボが動作していない場合は、フォーカスサーボやトラッキングサーボが減衰する振動周波数帯域も減衰する。このようにすることによって、フォーカスサーボやトラッキングサーボで減衰できない振動も減衰できるので再生動作中の音飛びなどを少なくすることができ、サーボが動作していなくても機能するので、再生動作前のセットアップなどをスムーズに行うことができる。
なお、上述した実施例では、フォーカスドライブEQ部8やトラッキングドライブEQ部9の各フィルタの出力信号が駆動するゲインを別にしていたが同じにしてもよい。
また、フォーカスドライブEQ部8やトラッキングドライブEQ部9の各フィルタの出力信号によって光ピックアップ6のアクチュエータを駆動するゲインを適切に設定することによって防振用のダンパを削除することができる。
前述した実施例によれば、以下の対物レンズ駆動装置および対物レンズ駆動方法が得られる。
(付記1)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生する光源と、光源が発生した光を光ディスク25に合焦させる対物レンズと、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるアクチュエータと、アクチュエータを光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13と、光ディスク25を回転させるスピンドルモータ2と、を備えた対物レンズ駆動装置において、
対物レンズに伝達される振動を検出する2軸加速度センサ7と、
2軸加速度センサ7が検出した振動と、スピンドルモータ2から得られる光ディスク25の回転数と、に基づいて、所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9と、
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9が出力する信号とフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13が出力する信号とを加算する加算器18および加算器19と、
を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
この対物レンズ駆動装置によれば、2軸加速度センサ7で振動を検出してフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、光ディスクの回転による振動に対しても抑制することができる。また、追加部品も最小限に抑えることができる。
(付記2)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生する光源と、光源が発生した光を光ディスク25に合焦させる対物レンズと、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるアクチュエータと、アクチュエータを光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13と、光ディスク25を回転させるスピンドルモータ2と、を備えた対物レンズ駆動装置において、
対物レンズに伝達される振動を検出する2軸加速度センサ7と、
対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパと、
ダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を2軸加速度センサ7が検出した際に、所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9と、
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9が出力する信号とフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13が出力する信号とを加算する加算器18および加算器19と、
を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
この対物レンズ駆動装置によれば、2軸加速度センサ7で振動を検出してフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することがさらに、ダンパで抑制できない振動も抑制することができる。また、かつ追加部品も最小限に抑えることができる。
(付記3)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生する光源と、光源が発生した光を光ディスク25に合焦させる対物レンズと、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるアクチュエータと、アクチュエータを光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13と、光ディスク25を回転させるスピンドルモータ2と、を備えた対物レンズ駆動装置において、
対物レンズに伝達される振動を検出する2軸加速度センサ7と、
2軸加速度センサ7が検出した振動の周波数に応じて複数のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9と、
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9が出力する信号とフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13が出力する信号とを加算する加算器18および加算器19と、
を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
この対物レンズ駆動装置によれば、2軸加速度センサ7で振動を検出してフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制して振動の周波数に応じて適切なゲインで対物レンズを駆動することができ、さらに、追加部品も最小限に抑えることができる。
(付記4)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生する光源と、光源が発生した光を光ディスク25に合焦させる対物レンズと、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるアクチュエータと、アクチュエータを光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13と、光ディスク25を回転させるスピンドルモータ2と、を備えた対物レンズ駆動装置において、
対物レンズに伝達される振動を検出する2軸加速度センサ7と、
2軸加速度センサ7が検出した振動に基づいて、所定のゲインでアクチュエータを駆動する信号を出力するフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9と、
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9が出力する信号とフォーカスサーボEQ部11およびトラッキングサーボEQ部13が出力する信号とを加算する加算器18および加算器19と、
フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9が出力する信号のうち、フォーカスドライブEQ部8およびトラッキングサーボEQ部13で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制するLPF14および15と、
を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
この対物レンズ駆動装置によれば、2軸加速度センサ7で振動を検出してフォーカスドライブEQ部8およびトラッキングドライブEQ部9で信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、サーボ機構を用いた場合でもサーボ機構と重複して振動を抑制することを防止できる。また、追加部品も最小限に抑えることができる。
(付記)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって光ディスク25に合焦させ、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインで対物レンズを駆動し、光ディスク25から読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、
対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動と、光ディスク25の回転数と、に基づいて、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、振動に基づく信号と光ディスク25から読み出した信号に基づく信号とを加算して対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に起動することを特徴とする対物レンズ駆動方法。
この対物レンズ駆動方法によれば、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、光ディスクの回転による振動に対しても抑制することができる。
(付記6)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって光ディスク25に合焦させ、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインで対物レンズを駆動し、光ディスク25から読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、
対物レンズに伝達される振動を検出し、前記対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を検出した際に、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、振動に基づく信号と光ディスク25から読み出した信号に基づく信号とを加算して対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に起動することを特徴とする対物レンズ駆動方法。
この対物レンズ駆動方法によれば、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができさらに、ダンパで抑制できない振動も抑制することができる。
(付記7)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって光ディスク25に合焦させ、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインで対物レンズを駆動し、光ディスク25から読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、
対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動の周波数に応じて複数のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力して、振動に基づく信号と光ディスク25から読み出した信号に基づく信号とを加算して対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に起動することを特徴とする対物レンズ駆動方法。
この対物レンズ駆動方法によれば、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制して振動の周波数に応じて適切なゲインで対物レンズを駆動することができる。
(付記8)光ディスク25から情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって光ディスク25に合焦させ、対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように光ディスク25から読み出した信号に基づいて所定のゲインで対物レンズを駆動し、光ディスク25から読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、
対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動に基づいて、所定のゲインで対物レンズを駆動する信号を出力するとともに、対物レンズの駆動によって抑制できる振動周波数帯域の信号は抑制して、対物レンズの駆動によって抑制できる振動周波数帯域の信号が抑制された振動に基づく信号と光ディスク25から読み出した信号に基づく信号とを加算して対物レンズを光ディスク25に対して略鉛直方向および略径方向に起動することを特徴とする対物レンズ駆動方法。
この対物レンズ駆動方法によれば、振動を検出して検出した振動に基づいて信号を生成出力しているので、サーボ機構を用いなくても振動を抑制することができ、さらに、サーボ機構を用いた場合でもサーボ機構と重複して振動を抑制することを防止できる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 光ディスク再生装置
2 スピンドルモータ(回転手段)
6 光ピックアップ(光源、対物レンズ、駆動手段)
7 2軸加速度センサ(振動検出手段)
8 フォーカスドライブEQ部(振動信号出力手段)
9 トラッキングドライブEQ部(振動信号出力手段)
11 フォーカスサーボEQ部(サーボ制御手段)
13 トラッキングサーボEQ部(サーボ制御手段)
14 LPF(抑制手段)
15 LPF(抑制手段)
16 加算器(抑制手段)
17 加算器(抑制手段)
18 加算器(加算手段)
19 加算器(加算手段)
25 光ディスク

Claims (9)

  1. 光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させる駆動手段と、前記駆動手段を前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力するサーボ制御手段と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、を備えた対物レンズ駆動装置において、
    前記対物レンズに伝達される振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段が検出した振動に基づいて、所定のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力する振動信号出力手段と、
    前記振動信号出力手段が出力する信号と前記サーボ制御手段が出力する信号とを加算する加算手段と、
    を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 前記振動信号出力手段が出力する信号のうち、前記サーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域の信号を抑制する抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 前記振動信号出力手段が、前記振動検出手段が検出した振動の周波数に応じて複数のゲインで前記駆動手段を駆動する信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の対物レンズ駆動装置。
  4. 前記振動信号出力手段が、前記サーボ制御手段で抑制できる振動周波数帯域より高い周波数の振動を前記振動検出手段が検出した際に信号を出力することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置。
  5. 前記対物レンズに伝達される振動を減衰するダンパを備え、
    前記振動信号出力手段が、前記ダンパで抑制できる振動周波数帯域未満の周波数の振動を前記振動検出手段が検出した際に信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置。
  6. 前記振動検出手段が、前記対物レンズに対して略鉛直方向に伝達される振動と、略径方向に伝達される振動と、を検出することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置。
  7. 前記振動信号出力手段が、前記回転手段から得られる前記光ディスクの回転数と、前記振動検出手段が検出した振動と、に基づいて前記駆動手段を所定のゲインで駆動する信号を出力することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の対物レンズ駆動装置を備えた光ディスク再生装置。
  9. 光ディスクから情報を読み出すための光を発生し、発生した光を対物レンズによって前記光ディスクに合焦させ、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に移動させるように前記光ディスクから読み出した信号に基づいて所定のゲインで前記対物レンズを駆動し、前記光ディスクから読み出した情報を再生する対物レンズ駆動方法において、
    前記対物レンズに伝達される振動を検出し、検出した振動に基づいて、所定のゲインで前記対物レンズを駆動する信号を出力して、前記振動に基づく信号と光ディスクから読み出した信号に基づく信号とを加算して前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向および略径方向に駆動することを特徴とする対物レンズ駆動方法。
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