JP2004310936A - 光ディスク装置、対物レンズ位置制御方法 - Google Patents
光ディスク装置、対物レンズ位置制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】対物レンズを少なくともフォーカス方向に移動可能に保持するアクチュエータを備えると共に、この対物レンズを介してレーザ光を照射することによって、光ディスクに対する信号の書き込みまたは読み出しが可能に構成された光学ヘッド手段を備える光ディスク装置において、少なくとも、当該光ディスク装置の姿勢変化に応じて変位する、上記対物レンズにはたらく静的加速度を検出する。そして、この検出結果に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動するようにする。これにより、上記対物レンズにはたらく静的加速度(重力)としての、この対物レンズをフォーカス方向に移動させようとする力をキャンセルすることが可能となって、対物レンズを所定の位置に一定に制御することが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクに対する信号の記録または再生が可能な光ディスク装置、及びこのような光ディスク装置における対物レンズ位置制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、光ディスクに対する信号の記録または再生が可能な光ディスク装置として、ビデオカメラの構成を有するものがある。
このようなビデオカメラとしての構成を有する光ディスク装置においては、ユーザの使用状況によって、装置自体の姿勢が変化されて使用されることが想定されている。すなわち、据え置き型のものとは異なり、装置があらゆる姿勢で使用されることが想定されているものである。
【0003】
ところで、このように装置の姿勢が変化されて使用された場合には、重力の影響により、対物レンズと、装填された光ディスクの信号記録面との位置関係に少なからずズレが生じるものとなる。
つまり、周知のように光ディスク装置における対物レンズは、2軸アクチュエータに対してアーム等を介して比較的緩やかに保持されていることから、いわゆる自重だれの影響によって、然るべき位置から重力のはたらく方向にずれるものである。
【0004】
この際、光ディスク装置が使用される向きによっては、対物レンズと記録面が近づくようにして自重だれが発生することがある。
そして、このような状況が、例えばフォーカスサーチ時に生じたとすると、この場合はフォーカスサーチ動作により対物レンズを記録面方向に移動させる力が加わった際に、最悪の場合は対物レンズが信号記録面に衝突してしまう可能性があった。
【0005】
そこで従来では、このような自重だれの影響を考慮して、対物レンズの位置をディスク記録面から充分に離すように制御してからフォーカスサーチ動作を開始するようにしていた。つまり、上記のような自重だれによって、対物レンズとディスク記録面との距離が近くなっているときに、対物レンズが記録面から充分に離れるように、対物レンズが記録面から離れる方向へのフォーカスドライブ信号を、通常よりも余分に供給するようにしたものである。
そして、これにより、フォーカスサーチ開始時において、自重だれによって対物レンズとディスク記録面との距離が近くなっているときにも、対物レンズが記録面から充分に離れた位置からフォーカスサーチが開始されることになるため、上記のような衝突を防止することができるものである。
【0006】
また、従来では、このようにフォーカスサーチの開始位置についての制御とは別の手法として、このようなフォーカスサーチ時の対物レンズの可動範囲(ストローク量)を制御するようにしたものがある。
すなわち、フォーカスサーチ時において、対物レンズをディスク記録面方向に駆動する際に、対物レンズを記録面方向に移動させる範囲を制限することで、対物レンズが記録面方向に自重だれしていても、フォーカスサーチによって衝突することがないようにするものである。
【0007】
なお、他の関連する従来技術として、例えば以下の特許文献には、光ディスクの信号記録面と対物レンズとの位置関係のずれを補正する技術が示されている。
【特許文献1】
特開2001−118260
【特許文献2】
特開平9−35285
【特許文献3】
特開平9−27164
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記で説明したようにして、衝突回避のために、フォーカスサーチ開始時に対物レンズをディスク記録面から充分に離すための、通常よりも余分なフォーカスドライブ信号を供給する場合は、当然ながら、フォーカスドライブ信号としての電力が余分に浪費されることとなり、回路消費電力の点で不利である。
また、この場合は、実際に引き込み範囲を探すフォーカスサーチが開始されるまでの時間が、通常よりも長くとられることになるので、この点でサーチ時間の短縮が図られないという問題が生じる。
【0009】
また、上記で説明した、フォーカスサーチ時のストロークを制御する技術としては、例えば近年開発された高密度ディスクのように、対物レンズと記録面との距離(ワーキングディスタンス)が狭く設定されている場合に、正常にフォーカスサーチが行えなくなってしまう虞があった。
つまり、この場合は、上記のように対物レンズと記録面との距離が狭いために、これに対応してフォーカスサーチのストローク量も元々少なく設定されることになるから、ここでさらにフォーカスサーチのストローク量を制限してしまうと、フォーカス引き込み範囲に到達できなくなってしまう可能性が高くなるものである。
従って、このようにフォーカスサーチ時のストロークを制御する技術は、近年開発された高密度ディスクに対しては適用できないものとなってしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では以上のような問題点に鑑み、光ディスク装置の姿勢変化に応じて発生する、対物レンズの自重だれを防止することを目的とする。
そしてこのために、本発明では光ディスク装置として以下のように構成することとした。
すなわち、先ず、対物レンズを少なくともフォーカス方向に移動可能に保持するアクチュエータを備えると共に、この対物レンズを介してレーザ光を照射することによって、上記光ディスクに対する信号の書き込みまたは読み出しが可能に構成された光学ヘッド手段を備える。
そして、少なくとも、当該光ディスク装置の姿勢変化に応じて変位する、上記光学ヘッド手段における上記対物レンズにはたらく静的加速度を検出して出力するように構成された加速度検出手段を備え、さらに、上記加速度検出手段により出力された検出信号に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動する駆動手段を備えるようにした。
【0011】
また、本発明では、対物レンズを少なくともフォーカス方向に移動可能に保持するアクチュエータを備えると共に、この対物レンズを介してレーザ光を照射することによって、光ディスクに対する信号の書き込みまたは読み出しが可能に構成された光学ヘッド手段を備えることにより、上記光ディスクに対する信号の記録または再生が可能とされた、光ディスク装置における対物レンズ位置制御方法として、以下のようにすることとした。
つまり、少なくとも、当該光ディスク装置の姿勢変化に応じて変位する、上記光学ヘッド手段における上記対物レンズにはたらく静的加速度を検出し、この検出結果に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動することとした。
【0012】
このようにして、装置の姿勢変化に応じて変化する、上記対物レンズにはたらく静的加速度(重力加速度)を検出することによっては、装置の姿勢が変化されたときの、対物レンズをフォーカス方向に移動させるようにしてはたらく重力のレベルを検出することができる。
そして、上記のように、この検出された重力加速度としての上記検出信号に基づいたフォーカスドライブ信号により、アクチュエータを駆動することによっては、この際に対物レンズにはたらく重力をキャンセルして、対物レンズを所定の位置に保持することが可能となる。
つまりこれによって、装置の姿勢変化によらず、対物レンズを常に所定の一定の位置に保持することができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明における実施の形態としての光ディスク装置1の内部構成例を示したブロック図である。
なお、この図においては、本実施の形態の光ディスク装置1の要部となる、主にフォーカスサーボ系のブロックのみを抽出して示しており、その他の回路部分については省略している。
この図に示す光ディスク装置1は、例えばビデオカメラとしての構成を有し、図示されないカメラブロックにおいて撮像された映像に基づいて得られた映像データを、図示するディスク50に対して記録することが可能に構成されている。またこれと共に、ディスク50に対して記録された映像データを再生することも可能に構成されている。
また、このようなビデオカメラとしては、据え置き型ではなく可搬性を有するものとされ、ユーザの使用状況によっては、本装置があらゆる姿勢で使用されることが想定されている。
【0014】
先ず、図1において、ディスク50は、高密度ディスクとしての、いわゆるブルーレイディスク(Blu−ray Disc)とされる。
このブルーレイディスクは、例えば中心発光波長405nmの青色レーザと、NAが0.85の対物レンズの組み合わせという条件の下で、信号記録・再生が行われるものとされる。また、トラックピッチは0.32μm、線密度0.12μm/bitで、64KB(キロバイト)のデータブロックを1つの記録再生単位として、フォーマット効率約82%としたとき、直径12cmのディスクに対して23.3GB(ギガバイト)程度の容量を記録再生できる。
また、同様のフォーマットで線密度を0.112μm/bitの密度とすると、25GBの容量を記録再生できる。さらに、記録層を多層構造とすることができ、例えば2層としたときは、容量を46.6BG、または50GB程度とすることも可能とされる。
【0015】
このようなブルーレイディスクとしてのディスク50は、図示されないターンテーブルに積載され、記録/再生動作時において図示しないスピンドルモータによって一定線速度(CLV)で回転駆動される。
そして、図示するピックアップ2によってディスク50上のデータ、即ちROMディスクの場合のエンボスピットによるデータや、リライタブルディスクの場合のフェーズチェンジマークによるデータの読出が行われる。
またリライタブルディスクの場合、グルーブトラックのウォブリングとして埋め込まれたADIP情報やディスクインフォメーションの読み出しがおこなわれる。
またリライタブルディスクに対する記録時にはピックアップ2によってグルーブトラックにデータがフェーズチェンジマークとして記録される。
【0016】
上記ピックアップ2内には、レーザ光源として半導体レーザが備えられる。また、この他にも、例えば反射光を検出するためのフォトディテクタ、レーザ光の出力端となる対物レンズ2a、レーザ光を対物レンズ2aを介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタに導く光学系が形成される。
【0017】
ピックアップ2内において、対物レンズ2aは、このピックアップ2内に備えられた二軸アクチュエータ2bによってトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持されている。
また、このピックアップ2全体はスレッド機構によりディスク半径方向に移動可能とされている。
【0018】
ディスク50からの反射光情報はフォトディテクタによって検出され、受光光量に応じた電気信号とされてマトリクスアンプ3に供給される。
マトリクスアンプ3には、フォトディテクタとしての複数の受光素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。
例えば再生データに相当する高周波信号(再生データ信号)、サーボ制御のためのトラッキングエラー信号、及び図示するフォーカスエラー信号FEなどを生成する。
トラッキングエラー信号としては、ディスク50がリライタブルディスクの場合は、例えばプッシュプル信号を生成し、ディスク50がROMディスクの場合は、DPD信号を生成する。さらに、グルーブのウォブリングに係る信号、即ちウォブリングを検出する信号としてプッシュプル信号を生成する。
【0019】
マトリクスアンプ3にて生成された、上記再生データ信号は、図示されない再生信号処理回路に供給されて再生信号処理が施された後、再生出力される。
また、上記トラッキングエラー信号としては、図示されないトラッキングサーボ回路に供給されてトラッキングサーボ制御のために使用される。
さらに、上記ウォブリングを検出するためのプッシュプル信号としては、図示されないアドレス検出回路に供給されてアドレス検出に用いられる。
また、特にこの場合、マトリクスアンプ3にて生成された、上記フォーカスエラー信号は、図示するA/D変換器4を介してデジタルデータとされた後に、フォーカスサーボ回路20内の位相補償回路5に供給される。
なお、マトリクスアンプ3は、上記したピックアップ2内に形成される場合もある。
また、フォーカスサーボ回路20は、上記したトラッキングサーボ回路と共にDSP(Digital Signal Processor)内に形成されるものである。
【0020】
位相補償回路5に供給された上記フォーカスエラー信号FEは、ここにおいて位相補償処理が施された後に、フォーカスサーボ回路20内に設けられたスイッチSWの端子t3に対して供給される。
このスイッチSWは、図示する端子t1からの出力を、端子t2、上記端子t3、及び端子t4の入力から択一的に選択する、3入力1出力スイッチであり、出力端子としての上記端子t1は、加算回路7に対して接続される。また、入力端子としての、上記端子t2はフォーカスサーボオフ端子とされ。さらに、上記端子t4には、フォーカスサーチ制御部6の出力が入力される。
このフォーカスサーチ制御部6は、当該光ディスク装置1としてのシステム全体を制御するシステムコントローラの制御に基づいて、例えばフォーカスサーチのために対物レンズ2aをディスク50に接離する方向に移動させるための、フォーカスサーチ信号を出力する。
【0021】
このような接続形態とされるスイッチSWでは、フォーカスサーボON時に対応しては、端子t3が選択され、この場合、上記端子t1からは、この端子t3を介して入力される、上記A/D変換器4、及び位相補償回路5を介して得られるフォーカスエラー信号FEが出力されるようになる。
また、フォーカスサーチ時に対応しては、端子t4が選択され、この場合には上記フォーカスサーチ制御部6から出力されるフォーカスサーチ信号が端子t1を介して出力されるものとなる。
また、さらにフォーカスサーボ、フォーカスサーチが共にOFFとされる場合に対応しては、上記端子t2が選択されて、この場合は上記端子t1からの信号出力が行われないようになっている。
なお、このようなスイッチSWの切り替え動作は、上記したシステムコントローラの制御に基づいて行われるものである。
【0022】
加算回路7は、上記スイッチSWの端子t1からの出力信号に対して、フォーカスサーボ回路20内に備えられた、後述するゲイン調整回路11の出力信号を加算する。そして、この加算結果を、フォーカスドライブ信号として図示するD/A変換器8に対して出力する。
【0023】
D/A変換器8は、上記加算回路7から出力される、デジタル信号によるフォーカスドライブ信号をアナログ変換し、これをフォーカスドライバ9に対して供給する。
そして、フォーカスドライバ9は、このようにD/A変換器8から供給されるフォーカスドライブ信号に基づいて、ピックアップ2内に形成される二軸アクチュエータ2bを駆動・制御する。
【0024】
ここで、本実施の形態の光ディスク装置1に対しては、図示するように加速度センサ10が備えられる。
この場合の加速度センサ10は、静的加速度(傾き、重力加速度G)、及び動的加速度(衝撃、振動)の双方についての検出が可能に構成されている。特に、上記のような静的加速度が検出可能とされることで、この加速度センサ10によっては、当該光ディスク装置1の姿勢変化に応じた傾き検出が可能とされているものである。
【0025】
この加速度センサ10としては、例えばそのセンサ面が、ピックアップ2内において保持される、対物レンズ2aのレーザ出力端面と同等の向きとなるように備えられる。そして、これによって、上記対物レンズ2aのフォーカス方向にはたらく加速度(静的・動的)が検出可能となるようにされているものである。
なお、この加速度センサ10としては、上記のように検出可能な加速度として、例えばこの場合は2G程度までの検出が可能とされていればよい。
【0026】
ゲイン調整回路11は、この場合、上記加速度センサ10が出力した検出信号に所定のゲインを与える。そして、このゲイン調整回路11によって適切なゲインが与えられた検出信号は、加算回路7において、スイッチSWの端子t1からの出力に対して加算されるものとなる。
つまり、これにより、フォーカスドライバ9に供給されるべきフォーカスドライブ信号に対して、上記加速度センサ10から出力された検出信号に応じた信号成分が加算されるものである。
【0027】
上記ように構成される本実施の形態の光ディスク装置1の動作について、次の図2を用いて説明する。
この図2において、図2(a)は、本例の光ディスク装置1の姿勢が変化されて使用された場合における、ディスク50、ピックアップ2(対物レンズ2a)の様子を、重力方向を基準として示した模式図である。
また、図2(b)では、このように当該光ディスク装置1の姿勢が変化されて使用された場合に対応した、加速度センサ10の出力信号(検出信号)を示している。
【0028】
先ず、図2(a)において、時点t1と示したように、装置の姿勢変化により、図中に矢印gと示した重力方向に対して、ディスク50及び対物レンズ2aの半径方向面が直交する関係となり、且つ、この重力方向gを基準として、対物レンズ2aを含むピックアップ2が、ディスク50の下方となるようにされた場合について説明する。
この場合は、図からもわかるように、対物レンズ2aのフォーカス方向Fと、図示する重力方向gとが一致する。そしてこの場合は、上記のようにディスク50に対して対物レンズ2aが下となる関係となっていることから、対物レンズ2aには、フォーカス方向Fにおいて、ディスク50から離れる方向に1Gの重力がはたらくことになる。
【0029】
このようにして対物レンズ2aにはたらく重力は、加速度センサ10において検出される。
この場合、上述もしたように加速度センサ10は、そのセンサ面が対物レンズ2aのレーザ出力端面と同等の向きとなるように備えられている。そして、この時点t1において、対物レンズ2aに対しては、図2(a)に示すようにレーザ出力端面とは逆側への1Gの重力がはたらいていることから、この際、加速度センサ10によっては、1G(+1G)の重力加速度が検出されるものとなる。
そしてこの結果、この時点t1に対応しては、この加速度センサ10から、図2(b)の時点t1に示すようにして+1Gにほぼ対応したレベルの検出信号が出力されるものとなる。
【0030】
ここで、この図2(b)に示される検出信号において、図中Hと示したような、この検出信号の高周波成分は、当該光ディスク装置1がユーザ等により保持された際の手ぶれ等に起因する動的加速度が反映されたものである。
つまり、本例で使用する加速度センサ10としては、先にも述べたように、装置の姿勢変化に応じた静的加速度と、このような手ぶれ等に起因して装置に与えられる振動や衝撃としての動的加速度の双方を検出可能とされている。そして、このことから、この検出信号としては、このような振動や衝撃が反映された高周波成分が重畳された波形が得られるものである。
【0031】
この際、例えば加速度センサ10として、このような動的加速度についての検出機能を与えない場合には、上記のような装置の姿勢変化に応じては、次の図3に示すような検出信号が得られるものとなる。
つまり、この場合の上記検出信号としては、図3に示すように、装置の姿勢変化に応じて変化する、静的加速度分のみを示す低周波成分のみが得られるようになるものである。
そしてこれによっては、この図3にも示されるように、先の時点t1における検出信号として、この際の対物レンズ2aにはたらく重力加速度のみに対応した+1Gのレベルが得られるものである。
【0032】
図2(a)において、続いては上記時点t1に示される状態から、当該光ディスク装置1の姿勢が90度傾けられて、対物レンズ2a及びディスク50の半径方向面が、重力方向gと一致する向きとなった時点t2に至るまでの動作について説明する。
この際、対物レンズ2aのフォーカス方向Fとしては、時点t2に近づくにつれて次第に重力方向gと直交する向きとなるようにして変化される。すなわち、これによっては、上記した時点t1では対物レンズ2aをディスク50方向とは逆方向に移動させようとしてはたらいていた重力のレベルが、徐々に減少していくものとなる。
そして、時点t2に至り、上記のように重力方向gとフォーカス方向Fとが直交する状態となると、フォーカス方向Fにはたらく重力は0Gとなる。つまり、この時点t2においては、対物レンズ2aをフォーカス方向Fに移動させようとはたらく重力レベルが0となり、従って対物レンズ2aのフォーカス方向Fへの自重だれが生じない状態となる。
【0033】
このような時点t1から時点t2への遷移に対応した、加速度センサ10から出力される検出信号としては、図2(b)に示すように、+1Gにほぼ対応したレベルから徐々に0Gにほぼ対応したレベルに減少していくものとなる。つまり、この際に加速度センサ10により検出される静的加速度分のみの成分としては、図3に示すように、+1Gのレベルから0Gのレベルへと減少する波形が得られるものである。
【0034】
このような時点t2に示される状態から、さらに装置の姿勢を90度傾けることによって、重力方向gに対するディスク50と対物レンズ2aの位置関係が、時点t1の状態とは逆となった時点t3に至ったとする。
この場合は、先の時点t1→時点t2の場合とは逆方向にフォーカス方向Fが傾けられていくことになるから、ここでの対物レンズ2aに対しては、ディスク50方向に移動させようとする重力が徐々にはたらいてくることになる。
そして、時点t3に至った段階では、先の時点t1とは逆に、対物レンズ2aには、フォーカス方向Fにおいて、ディスク50に近づく方向に1Gの重力がはたらくことになる。
【0035】
この時点t2から時点t3までに対応した検出信号としては、図2(b)に示すように、0Gに対応したレベルから徐々に減少して−1Gのレベルに対応したレベルが得られるものとなる。つまり、図3の場合では、時点t2の0Gのレベルから徐々に減少して−1Gのレベルが得られるものとなる。
【0036】
このようにして、装置の姿勢変化に応じて加速度センサ10が出力する検出信号は、上述もしたようにゲイン調整回路11を介して適切なレベルとされた後、加算回路7に供給される。そして、これによって、フォーカスドライバ9に供給されるべきフォーカスドライブ信号に対し、上記検出信号に対応した信号成分が加算されるものとなる。
これにより、フォーカスドライバ9は、このような検出信号が反映されたフォーカスドライブ信号に基づいてピックアップ2内の二軸アクチュエータ2bを駆動するものとなり、従ってこの二軸アクチュエータ2bに保持される対物レンズ2aは、この検出信号のレベルに応じてその位置が制御されるものとなる。
【0037】
例えば、先の図2(a)に示した時点t1として、対物レンズ2aにディスク50とは離れる方向に1Gの重力がはたらいている場合には、これに対応した図2(b)の検出信号のレベルにより対物レンズ2aの位置が制御されるものとなる。
つまり、このように対物レンズ2aに対して+1Gの重力がはたらく場合には、この+1Gのレベルに対応した、+レベルのフォーカスドライブ信号に基づいて、対物レンズ2aの位置が制御される。
そしてこれにより、この場合は、対物レンズ2aがディスク50方向に+1Gのレベルに対応した力により押し上げるように位置制御が行われることとなり、この結果、対物レンズ2aのフォーカス方向Fにはたらく+1Gの重力がキャンセルされるようになる。
【0038】
また、先の時点t1から時点t2への姿勢変化に対応しては、このとき対物レンズ2aに対して減少するようにしてはたらく重力レベルに応じた検出信号が、加速度センサ10から出力されるものとなる。つまり、この際の姿勢変化に応じては、このように徐々に減少していく重力レベルに対応したフォーカスドライブ信号によって、対物レンズ2aにはたらくフォーカス方向Fへの重力がキャンセルされるようにして位置制御が行われるようになる。
さらに、先の時点t2から時点t3への姿勢変化時には、この場合は徐々に上昇していく重力レベルに対応したフォーカスドライブ信号により、同様に対物レンズ2aにはたらく重力がキャンセルされるようになる。
このことから、図2(a)の時点t1〜時点t3に示したような姿勢変化に対して、対物レンズ2aのフォーカス方向Fにはたらく重力は常にキャンセルされるようになり、この結果として、対物レンズ2aの位置を、装置の姿勢変化によらず所定の位置に一定となるように制御することができるようになるものである。
【0039】
このようにして、本例の光ディスク装置1によっては、対物レンズ2aにはたらく重力レベルに基づいたフォーカスドライブ信号により、対物レンズ2aの位置を制御するようにしたものである。
そして、これにより、上述のように装置の姿勢が変化された場合にも、対物レンズ2aにはたらく重力を常にキャンセルすることが可能となって、対物レンズ2aの位置を、所定の位置に一定となるように制御可能となるものである。
【0040】
このように、装置の姿勢変化によらず、対物レンズ2aの位置を所定の位置に一定となるように制御できることによっては、対物レンズ2aのフォーカス方向への自重だれを防止することができ、これによって対物レンズ2aとディスク記録面とが衝突してしまうことを効果的に防止することが可能となる。
特にフォーカスサーチ時には、対物レンズ2aの自重だれの方向と、フォーカスサーチ信号により対物レンズ2aが移動される方向とが重なった場合に、対物レンズ2aと記録面とが衝突する危険性が高かったが、本例ではこれを回避することができるものである。
【0041】
また、先にも説明したように従来では、このような衝突を回避するために、フォーカスサーチ開始時に、対物レンズ2aの位置を記録面からより離れる方向に移動させるように制御していたが、本例では、上記のように対物レンズ2aを一定位置に制御して対物レンズ2aの自重だれを防止することができることから、このような制御を行う必要がなくなる。
つまりこれにより、本例の光ディスク装置1によっては、従来のようにフォーカスサーチ開始時において、対物レンズ2aを、衝突が回避できる充分な距離に離しておくための不必要な電力を供給する必要がなくなり、これによって従来よりも消費電力を削減することができるようになるものである。
さらに、そのための無駄な時間もなくなるため、フォーカスサーチ時間の短縮を図ることが可能となる。
【0042】
また、従来では、このようなフォーカスサーチ時におけるフォーカスストローク量を制限する手法もあったが、先にも説明したようにこの技術によっては、いわゆる高密度ディスクのように対物レンズと記録面との距離(ワーキングディスタンス)が狭く設定され、フォーカスサーチの移動量が少なく設定されている場合には、フォーカス引き込み範囲に到達できない可能性があった。
しかしながら、本例の光ディスク装置1によっては、上記もしているように対物レンズの位置が一定に保たれることから、このようにフォーカスサーチのストローク量を制限する必要がなくなり、上記のように元々フォーカスサーチのストローク量が少なく設定されている場合であっても、正常にフォーカスサーチ動作を行うことが可能となる。
つまり、本例の光ディスク装置1によっては、対物レンズとディスク記録面との衝突を回避するための対物レンズの位置制御を、このような高密度ディスクに対応しても有効に行うことが可能となるものである。
【0043】
また、本例の光ディスク装置1に備えられる加速度センサ10としては、先にも説明したように、対物レンズ2aにはたらく静的加速度と動的加速度の双方が検出可能なものとされる。
つまり、このような加速度センサ10から出力される検出信号に基づいた対物レンズ2aの位置制御を行うことによっては、先の図3に示したような静的加速度分に応じた制御と共に、図2(b)に高周波成分Hと示される動的加速度分に応じた制御も同時に行うことが可能となる。
このことから、本例の光ディスク装置1によっては、上記静的加速度分としての、装置の姿勢変化に応じた対物レンズ2aの位置制御と共に、上記動的加速度分としての、装置に対する振動や衝撃に応じた位置制御も同時に行うことが可能となるものである。
【0044】
ここで、上記で説明した本例の対物レンズ2aの位置制御を行う際、フォーカスサーボON時には、トラッキングエラー信号FEによるサーボ制御が行われて、対物レンズ2aのフォーカス方向における位置制御がされていることから、上記した加速度センサ10による静的加速度としての検出信号の低周波成分に応じた位置制御は行う必要性はほぼない。
このため、フォーカスサーボON時には、検出信号中の動的加速度分を示す高周波成分のみをゲイン調整回路11に供給して、耐衝撃・振動のための位置制御のみを行うことが考えられる。
一方、フォーカスサーチ時、及びフォーカスサーボOFF時には、フォーカスサーボON時のような対物レンズ2aの位置制御は行われないものとなるから、静的加速度分、及び動的加速度分の双方に応じた制御が有効である。
【0045】
従って、実施の形態の光ディスク装置1としては、このような加速度センサ10の検出結果に応じた位置制御として、フォーカスサーボON時には、検出信号の高周波成分のみに基づいた位置制御を行うようにする。そして、フォーカスサーチ時、及びフォーカスサーボOFF時には、図2(b)に示したような、高周波成分及び低周波成分を含む検出信号に基づいた位置制御を行うようにすればよいものである。
なお、このような位置制御の切り換えを実現するためには、ここでの図示は省略するが、例えば検出回路10とゲイン調整回路11との間を2系統のラインで接続し、一方のラインは、所要のカットオフ周波数を設定したハイパスフィルタを通過させるようにして、検出信号の高周波成分Hのみを取り出せるようにしておく。そして、例えばスイッチ等による切り換え動作により、フォーカスサーボON時のみに対応して、このラインによる出力がゲイン調整回路11に入力されるようにしておけばよい。
【0046】
なお、上記実施の形態では、光ディスク装置が対応する光ディスクとして、ブルーレイディスクを例に挙げたが、本発明としては、例えばCD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク(光磁気ディスクを含む)としての記録媒体であって、フォーカスサーボオフ時における、特にフォーカスサーチ時において、重力の影響によって対物レンズとディスク記録面との衝突の危険性があるものに対して、好適に適用できるものである。
【0047】
また、実施の形態では、光ディスク装置1がビデオカメラとしての構成を有する場合を例に挙げたが、例えばポータブルタイプのディスクプレイヤ/レコーダ等の、装置があらゆる姿勢で使用されることが想定されている光ディスク装置であれば、これに限定されるものではない。
【0048】
また、実施の形態では、加速度センサ10が出力する検出信号に基づいて、装置の姿勢変化によって対物レンズ2aにはたらく静的加速度分と動的加速度分の双方に応じた対物レンズ2aの位置制御を行うものとしたが、静的加速度分のみに応じた位置制御を行うものとしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上で説明したように本発明では、対物レンズを少なくともフォーカス方向に移動可能に保持するアクチュエータを備えると共に、この対物レンズを介してレーザ光を照射することによって、光ディスクに対する信号の書き込みまたは読み出しが可能に構成された光学ヘッド手段を備える光ディスク装置において、少なくとも、当該光ディスク装置の姿勢変化に応じて変位する、上記光学ヘッド手段における上記対物レンズにはたらく静的加速度を検出するようにしている。そして、この検出結果に応じた検出信号に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動するようにしている。
【0050】
このようにして、装置の姿勢変化に応じて変化する、上記対物レンズにはたらく静的加速度(重力加速度)を検出することによっては、装置の姿勢が変化されたときの、上記対物レンズをフォーカス方向に移動させるようにしてはたらく重力のレベルを検出することができる。
そして、上記のように、この検出された重力加速度としての上記検出信号に基づいたフォーカスドライブ信号によりアクチュエータを駆動することによっては、この際に対物レンズにはたらく重力をキャンセルして、対物レンズを所定の一定の位置に保持することが可能となる。
つまり、装置の姿勢変化によらず、対物レンズの位置を常に所定の一定の位置に保持することができるものである。
【0051】
このようにして、対物レンズの位置を装置の姿勢変化によらず一定とすることが可能となることによっては、例えばフォーカスサーチ時やフォーカスサーボオフ時に、対物レンズとディスク記録面とが近づくようにして自重だれが生じるような場合にも、このような対物レンズの自重だれを防止して、対物レンズと記録面とが衝突するといった事態を効果的に回避することが可能となる。
【0052】
また、このように対物レンズの位置を装置の姿勢変化によらず一定とすることが可能となることによっては、フォーカスサーチ開始時において、対物レンズの位置を記録面から離れる方向に移動させる制御が効率化され、不必要な電力消費を回避できると共に、フォーカスサーチ時間の短縮を図ることが可能となる。
【0053】
また、フォーカスサーチ時におけるフォーカスストローク量を制限する必要もないため、高密度ディスクに対しても好適で、しかも、対物レンズとディスク記録面との衝突を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態としての光ディスク装置内部の構成例について、主に本発明の要部となる部分について示したブロック図である。
【図2】実施の形態の光ディスク装置において得られる動作について説明するための図である。
【図3】同じく、実施の形態の光ディスク装置において得られる動作について説明するための図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置、2 ピックアップ、2a 対物レンズ、2b 二軸アクチュエータ、3 マトリクスアンプ、4 A/D変換器、5 位相補償回路、6フォーカスサーチ制御回路、7 加算回路、8 D/A変換器、9 フォーカスドライバ、10 加速度センサ、11 ゲイン調整回路、20 フォーカスサーボ回路、50 ディスク
Claims (3)
- 光ディスクに対する信号の記録または再生が可能な光ディスク装置であって、
対物レンズを少なくともフォーカス方向に移動可能に保持するアクチュエータを備えると共に、この対物レンズを介してレーザ光を照射することによって、上記光ディスクに対する信号の書き込みまたは読み出しが可能に構成された光学ヘッド手段と、
少なくとも、当該光ディスク装置の姿勢変化に応じて変位する、上記光学ヘッド手段における上記対物レンズにはたらく静的加速度を検出して出力するように構成された加速度検出手段と、
上記加速度検出手段により出力された検出信号に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動する駆動手段と、
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 上記加速度検出手段は、上記対物レンズにはたらく静的加速度と共に動的加速度を検出可能な加速度センサとされ、
上記駆動手段は、
この加速度センサが出力する、上記静的加速度及び上記動的加速度の双方の検出信号に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - 対物レンズを少なくともフォーカス方向に移動可能に保持するアクチュエータを備えると共に、この対物レンズを介してレーザ光を照射することによって、光ディスクに対する信号の書き込みまたは読み出しが可能に構成された光学ヘッド手段を備えることにより、上記光ディスクに対する信号の記録または再生が可能とされた光ディスク装置における対物レンズ位置制御方法であって、
少なくとも、当該光ディスク装置の姿勢変化に応じて変位する、上記光学ヘッド手段における上記対物レンズにはたらく静的加速度を検出し、この検出結果に基づいたフォーカスドライブ信号により、上記光学ヘッド手段における上記アクチュエータを駆動する、
ことを特徴とする対物レンズ位置制御方法。
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