JPWO2008081506A1 - 電話会社システム - Google Patents

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Abstract

実社会とインターネット上に設けた仮想社会の双方に携帯電話局を設置し、実際の携帯電話機の番号とこの携帯電話機所持者の分身である仮想人物の所持する仮想携帯電話機の電話番号を関連付ける、又は同一の電話番号を割当てることによりこれらの交換機能を連動させ、実社会と仮想社会の双方にその都度電話機を替えたり、特別な操作をしたりしなくても電話を掛けられ、かつ仮想決済会社の発行する仮想決済カードを利用することができるので、仮想社会での豊かで円滑な経済活動を行うことが可能である。

Description

本発明は、実社会とインターネット上における仮想社会の両方で連携して運営する電話会社システムに関する。
インターネット上に仮想社会を構築し、これを用いて仮想社会の中に存在する仮想物に仮想価値を付け、仮想価値に現実との相関性を持たせて現実感を与え、仮想価値をベースにクライアントの所有物の交換を可能にして仮想社会での経済活動を支持し、クライアントの会話活動やゲームの参加や経営などの活動が自由に行える仮想社会を運営する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−259319号公報
しかし、これらの技術は、仮想社会の活動は仮想社会内の疑似体験に限られており、現実社会との接点はクライアントが前記仮想社会を離れるときに運営会社と取り決めた仮想社会での貨幣である絶対価値仮想物と現実の金銭とを予め定められた交換レートで交換するだけに留まっている。また、仮想社会での貨幣は、クライアントと運営会社との取り決めにより換金で現実社会から導入された総額を超えることができないので経済活動の総量はこの総額で制限されているなど、仮想社会での経済活動は発展しにくい。
本発明は、上記問題点に鑑み、現実社会での電話番号と仮想社会での電話番号を関連付けることにより仮想社会での経済活動を円滑に行って経済活動をより発展しやすく、またこの仮想社会での経済活動の結果を現実社会の経済活動とより密接に関連させることにより、現実社会での経済活動をも、より発展させる電話会社システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の電話会社システムは、A.a.現実携帯電話機に割り当てた電話番号を記憶する現実電話番号メモリと、b.該現実電話番号メモリに電話番号が記憶されている前記現実携帯電話機の電話交換を行う現実交換機能とを有する現実携帯電話局と、B.a.インターネット上の仮想社会における仮想携帯電話機に割り当てた仮想電話番号を記憶する仮想電話番号メモリと、b.前記現実電話番号メモリの記憶内容と前記仮想電話番号メモリの記憶内容を関連付ける関連付け手段と、c.該関連付け手段により関連付けられた前記現実携帯電話機と前記仮想携帯電話機とを1つの携帯電話機として、その一方又は両方を発呼又は着呼の対象として、前記現実交換機能と連携して電話交換を行う仮想交換機能とを有する仮想携帯電話局とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載した本発明の電話会社システムは、前記仮想携帯電話機は、仮想決済機能を有し、前記仮想電話局は、前記現実電話番号メモリの記憶内容と前記仮想電話番号メモリの記憶内容が前記関連付け手段により関連付けられている場合に前記仮想決済機能を有効とする手段を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載した本発明の電話会社システムは、A.a.現実携帯電話機に割り当てた電話番号を記憶する現実電話番号メモリと、b.該現実電話番号メモリに電話番号が記憶されている前記現実携帯電話機の電話交換を行う現実交換機能とを有する現実携帯電話局と、B.a.インターネット上の仮想社会における仮想携帯電話機に割り当てた仮想電話番号を記憶する仮想電話番号メモリと、b.前記仮想携帯電話機に前記現実携帯電話機と同一の電話番号を割り当てる関連付け手段と、c.該関連付け手段により同一の電話番号が割り当てられた前記現実携帯電話機と前記仮想携帯電話機とを1つの携帯電話機として、その一方又は両方を発呼又は着呼の対象として、前記現実交換機能と連携して電話交換を行う仮想交換機能とを有する仮想携帯電話局とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載した本発明の電話会社システムは、前記仮想携帯電話機は、仮想決済機能を有し、前記仮想電話局は、前記仮想電話番号メモリに記憶されている電話番号と同一の電話番号が前記現実電話番号メモリに同一人の名義で記憶されている場合に前記仮想決済機能を有効とする手段を有することを特徴とする。
請求項1に記載した本発明の電話会社システムによれば、実際の携帯電話機の番号とこの携帯電話機所持者の分身である仮想人物の所持する仮想携帯電話機の電話番号を関連付けることにより、実社会と仮想社会の双方にその都度電話機を替えたり、特別な操作をしたりしなくても電話を掛けることができるので、仮想社会において一層豊かで円滑な経済活動を行うことができる。
また、請求項2に記載した本発明の電話会社システムによれば、実社会と仮想社会の双方にその都度電話機を替えたり、特別な操作をしたりしなくても電話を掛けることができ、かつ必要とする金高を入手するために仮想決済会社の発行する仮想決済カードを利用することができるので、仮想社会においてより一層豊かで円滑な経済活動を行うことができる。
また、請求項3に記載した本発明の電話会社システムによれば、実際の携帯電話機の番号とこの携帯電話機所持者の分身である仮想人物の所持する仮想携帯電話機の電話番号を同一の番号とすることができるので、実社会と仮想社会の双方にその都度電話機を替えなくても、簡単な操作によって電話を掛けることができるので、仮想社会において一層豊かで円滑な経済活動を行うことができる。
また、請求項4に記載した本発明の電話会社システムによれば、実社会と仮想社会の双方にその都度電話機を替えなくても、簡単な操作によって電話を掛けることができ、かつ必要とする金高を入手するために仮想決済会社の発行する仮想決済カードを利用することができるので、仮想社会においてより一層豊かで円滑な経済活動を行うことができる。
図1は、本発明の一実施例による電話会社システムの構成を示す図である。 図2は、電話番号の関連付け、及び決済カードの発行手順を説明するフローチャートである。 図3は、現実交換機能、仮想交換機能が有するアクションテーブルの例である。 図4は、現実交換機能、仮想交換機能が有するアクションテーブルの他の例である。
符号の説明
1 現実携帯電話局
2 仮想社会運営会社
3 パソコン
4 現実携帯電話機
5 仮想社会
11 現実電話番号メモリ
12 関連付けメモリ
13 現実交換機能
51 仮想携帯電話局
52 仮想決済会社
57 仮想携帯電話機
58 仮想決済カード
511 仮想電話番号メモリ
512 関連付けメモリ
513 仮想交換機能
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による電話会社システム100の構造を示す図である。本実施例による電話会社システム100は、現実携帯電話局1、仮想携帯電話局51、及び仮想決済会社52からなる。現実携帯電話局1は、現実電話番号メモリ11、関連付けメモリ12、及び現実交換機能13からなる。現実交換機能13は、アクションテーブル131を有し、現実社会の現実携帯電話機4の電話交換をする。仮想携帯電話局51は、仮想電話番号メモリ511、関連付けメモリ512、及び仮想交換機能513からなる。仮想交換機能513は、アクションテーブル5131を有し、仮想社会の仮想携帯電話機57の電話交換をする。現実社会の人物Aが所持する現実携帯電話機4は、現実携帯電話局1から現実電話番号RTAの割当てを受け、この現実電話番号RTAが現実携帯電話機4に割当てられた現実電話番号メモリ11に記憶されることにより、現実交換機能13を介して電話を掛けることができる。関連付けメモリ12、512は後述する。
仮想社会運営会社2は、自社のサーバ内に仮想社会5を構築する。人物Aはパソコン3のインターネット接続を介して仮想社会5にアクセスし、人物Aの仮想社会5における分身である仮想人物5Aを仮想社会5内で活動させることができる。仮想人物5Aは、仮想社会5内の仮想決済会社52や仮想銀行53に口座を開設したり、仮想店舗54で買物をしたり、仮想会社55を経営したりという仮想的な経済活動を行う。
また、仮想人物5Aが所持する仮想携帯電話機57は、仮想携帯電話局51から仮想電話番号VTAの割当てを受け、この仮想電話番号VTAが仮想携帯電話機57に割当てられた仮想電話番号メモリ511に記憶されることにより、仮想交換機能513を介して仮想社会5内の仮想決済会社52、仮想銀行53、仮想店舗54、仮想会社55、不図示の別の仮想人物や他の仮想店舗、仮想会社などに電話を掛けることができる。
上記の経済活動には仮想社会運営会社2が仮想人物5Aに与える仮想貨幣56が使用される。例えば、人物Aが支払う仮想社会5の月額利用料金に応じて一定の金高が一か月ごとに、また、仮想人物5Aが仮想社会5で模範的な行動をした場合のボーナスとしてその都度に規定の金高の仮想貨幣56が与えられる。仮想人物5Aは仮想貨幣56を使用して仮想店舗54で買物をしたり、仮想会社55の経営をしたり、又は仮想銀行53に預金したりすることができる。
上記で与えられる仮想貨幣56の金高は、特に仮想人物5Aが仮想社会5への出現当初は少ないので、仮想人物5Aの仮想経済活動は不図示の他の仮想人物との会話や無料の仮想イベントへの参加、仮想店舗54での買物など、小額の限られたものとならざるを得ず、多額の買物や仮想会社55の経営を拡大するのが困難である。
仮想人物5Aが必要とする金高を入手するために仮想決済会社52の発行する仮想決済カード58を利用することができる。仮想決済カード58は仮想携帯電話機57に割当てられた仮想電話番号VTAと実世界の現実携帯電話機4に割当てられた現実電話番号RTAを関連付けることにより発行される。仮想決済カード58は、例えば電子マネーカード、デビットカード又はクレジットカードなどである。
図2は、現実電話番号RTAと仮想電話番号VTAの関連付け、及び仮想決済カードの発行手順を説明するフローチャートである。人物Aは、パソコン3でインターネットを経由して、又は現実携帯電話機4のインターネット接続手段を介して現実携帯電話局1を経由して仮想社会運営会社に接続し申請を開始する。インターネット接続するための装置としては、これら以外にも、ディジタルテレビ、PDA(Personal Digital Assistants)、又はテレビゲーム機などがあり、いずれを使うものでも構わない。
申請受理ステップS1は、人物Aが仮想社会5のクライアントであることを確認し、現実電話番号メモリ11、仮想電話番号メモリ511の記憶内容を参照して、人物Aが現実携帯電話局1に現実電話番号RTAを割当てられた現実携帯電話機4を保有していること、人物Aの分身である仮想人物5Aが仮想社会5の仮想携帯電話局51に仮想電話番号VTAを割当てられた仮想携帯電話機57を保有していることを確認して申請を受理する。
審査ステップS2は、人物Aが下記の条件(1)〜(3)に合意することを確認する。
(1)現実電話番号RTAと仮想電話番号VTAを関連付けること。
(2)仮想決済会社52が発行する仮想決済カード58を仮想人物5Aが保有して仮想社会5での経済活動に使用すること。
(3)仮想人物5Aが仮想決済カード58を使用して消費する金高の担保として、実世界の人物Aは現実携帯電話局1の請求に応じて所定の金額を支払うこと。ここで、この所定の金額とは、仮想決済カード58の消費金高に実世界での貨幣価値と仮想貨幣56の貨幣価値の予め定めた交換レートを乗じ、これに必要に応じて予め定めた手数料を加えたものである。
合格判断ステップS3は、審査ステップS2で人物Aが条件(1)〜(3)のすべてに合意している場合はYES側を選択し、電話番号関連付けステップS5で関連付けメモリ12、512にこの旨を記憶する。
仮想決済カード発行ステップS6は、仮想決済会社52が仮想携帯電話機57内部に仮想決済カード58を発行する。
合格回答ステップS7は上記手順が成功したことを人物Aに通知して図2の全手順を終了する。
図2に示した手順で、人物Aが条件(1)にだけ合意する場合は、現実電話番号RTAと仮想電話番号VTAの関連付けだけが行われ、仮想決済カード58は発行されない。人物Aが条件(1)〜(3)のすべてに合意する場合は、現実電話番号RTAと仮想電話番号VTAの関連付けがされ、かつ仮想決済カード58が発行される。人物Aが上記の条件(1)に合意しない場合は、合格判断ステップS3は合格NO側を選択し、不合格回答ステップS4により図2に示した手順を終了する。
図3及び図4は、現実交換機能、仮想交換機能が有するアクションテーブルの例である。まず、現実携帯電話機4に割当てられた現実電話番号RTAと仮想携帯電話機57に割当てられた仮想電話番号VTAはそれぞれ異なる独自の数字である場合について図3を用いて説明する。図3は、現実交換機能13、仮想交換機能513が有するアクションテーブル131、5131の内容を説明する図であり、人物A又は仮想人物5Aが、図示せぬ人物B又はその分身である仮想人物5Bに電話をかける例を示している。アクションテーブル131、5131には図3の内容がそのまますべて、又は例えばアクションテーブル131にはケース番号201〜203、アクションテーブル5131にはケース番号204〜206というようにそれぞれが必要とする部分だけが内蔵される。人物Bは現実携帯電話局1から割当てられた現実電話番号RTBを、仮想人物5Bは仮想携帯電話局51から割当てられた仮想電話番号VTBを所持しているとする。
図3において、ケース番号201は人物Aが人物Bに電話を掛けるケースであり、現実交換機能13は発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出し、現実電話番号RTBを呼び出す。
ケース番号202は人物Aが仮想人物5Bに電話を掛けるケースであり、現実交換機能13は発呼側である人物Aが仮想電話番号VTBに掛ける操作を検出し、仮想携帯電話局51の仮想交換機能513を介して仮想電話番号VTBを呼び出す。
ケース番号203は、人物Aが人物B及び仮想人物5Bの両方に同時に電話を掛けるケースであり、現実交換機能13は発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出して現実電話番号RTBを呼び出すと共に、関連付けメモリ12、512の記憶内容を参照することにより、現実電話番号RTBが仮想電話番号VTBと関連付けられていることを検知し、仮想携帯電話局51の仮想交換機能513を介して仮想電話番号VTBを呼び出す。現実交換機能13及び仮想交換機能513は、現実電話番号RTB及び仮想電話番号VTBの着呼応答を監視して速く着呼応答したものに接続し、他方への呼び出しを中止する。
上記説明において、ケース番号203での発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作は、ケース番号201での発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作と全く同一であるので、現実交換機能13ではこの操作がケース番号201のものであるかケース番号203のものであるかの区別がつかない。そこで、人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出した場合、現実交換機能13の処理動作を(a)ケース番号201を無視し、常にケース番号203とする、(b)ケース番号203を無視し、常にケース番号201とする、のうちの一つを人物Bが、関連付けメモリ12、512に不図示の手段により選択設定して記憶させておき、現実交換機能13はこの記憶内容に沿った処理動作を行うようにする。現実電話番号RTB又は仮想電話番号VTBのどちらかが話中の場合、現実交換機能13は現実携帯電話機4に話中応答(相手電話機が話中であることを示す信号)を返す。
ケース番号204は仮想人物5Aが人物Bに電話を掛けるケースであり、仮想交換機能513は発呼側である仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出し、現実携帯電話局1の現実交換機能13を介して現実電話番号RTBを呼び出す。
ケース番号205は仮想人物5Aが仮想人物5Bに電話を掛けるケースであり、仮想交換機能513は発呼側である仮想人物5Aが仮想電話番号VTBに掛ける操作を検出し、仮想電話番号VTBを呼び出す。
ケース番号206は、仮想人物5Aが人物B及び仮想人物5Bの両方同時に電話を掛けるケースであり、仮想交換機能513は発呼側である仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出し、現実交換機能13を介して現実電話番号RTBを呼び出すと共に、関連付けメモリ12、512の記憶内容を参照することにより、現実電話番号RTBが仮想電話番号VTBと関連付けられていることを検知し、仮想電話番号VTBを呼び出す。現実交換機能13及び仮想交換機能513は、仮想電話番号VTB及び現実電話番号RTBの着呼応答のうち、速く着呼応答したものに接続し、他方への呼び出しを中止する。
上記説明において、このケース番号206での発呼側である仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作は、ケース番号204での発呼側である仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作と全く同一であるので、仮想交換機能513はこの操作がケース番号204のものであるかケース番号206のものであるかの区別がつかない。したがって、仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出した場合、仮想交換機能513の処理動作を(c)ケース番号204を無視し、常にケース番号206とする、(d)ケース番号206を無視し、常にケース番号204とする、のうちの一つを人物B又は仮想人物5Bが関連付けメモリ12、512に不図示の手段により設定記憶させておき、仮想交換機能513はこの記憶内容に沿った処理を行うようにする。また、仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作で、現実電話番号RTB又は仮想電話番号VTBのどちらかが話中の場合、仮想交換機能513は仮想携帯電話機57に話中応答を返す。
上記したように、現実電話番号と仮想電話番号を関連付けることにより実社会と仮想社会の双方にその都度電話機を替えたり特別な操作をしなくても電話を掛けることができ、また必要とする金高を入手するために仮想決済会社52の発行する仮想決済カード58を利用することができるので、仮想社会5で一層豊かで円滑な経済活動を行うことができる。
次に、図4を用いて現実携帯電話機4に割当てられた現実電話番号RTAを仮想携帯電話機57にも割当て、仮想電話番号VTAを現実電話番号RTAと同一の数字とする場合について説明する。図4は、現実交換機能13、仮想交換機能513が有するアクションテーブル131、5131の内容を説明する図であり、人物A又は仮想人物5Aが、図示せぬ人物B又はその分身である仮想人物5Bに電話をかける場合を示している。この場合、現実電話番号メモリ11の記憶内容と仮想電話番号メモリ511の記憶内容が同一名義人について同一の数字となるので、交換機能13、513は、図4に示すアクションテーブル131、5131に従って電話交換を行う。
図4で、ケース番号301は人物Aが人物Bに電話を掛けるケースであり、現実交換機能13は発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出し、現実電話番号RTBを呼び出す。
ケース番号302は人物Aが仮想人物5Bに電話を掛けるケースである。この場合、仮想電話番号VTBと現実電話番号RTBは同一の数字なので、現実交換機能13がケース番号302をケース番号301と区別できるように、人物Aは現実電話番号RTBの前に数字P1を付加してダイヤルする操作を行う。図4中に数字P1+番号RTBに掛けると表示したこの操作に応じて、現実交換機能13は仮想交換機能513を介して仮想電話番号VTBを呼び出す。
ケース番号303は、人物Aが人物B及び仮想人物5Bの両方に同時に電話を掛けるケースであり、現実交換機能13は発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出して現実電話番号RTBを呼び出すと共に、関連付けメモリ12、512の記憶内容を参照することにより、現実電話番号RTBが仮想電話番号VTBと関連付けられていることを検知し、仮想携帯電話局51の仮想交換機能513を介して仮想電話番号VTBを呼び出す。現実交換機能13及び仮想交換機能513は、現実電話番号RTB及び仮想電話番号VTBの着呼応答を監視して速く着呼応答したものに接続し、他方への呼び出しを中止する。
上記説明において、ケース番号303での発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作は、ケース番号301での発呼側である人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作と全く同一であるので、現実交換機能13ではこの操作がケース番号301のものであるかケース番号303のものであるかの区別がつかない。そこで、人物Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出した場合、現実交換機能13の処理動作を(e)ケース番号301を無視し、常にケース番号303とする、(f)ケース番号303を無視し、常にケース番号301とする、のうちの一つを人物Bが、関連付けメモリ12及び512に不図示の手段により選択設定して記憶させておき、現実交換機能13はこの記憶内容に沿った処理動作を行うようにする。現実電話番号RTB又は仮想電話番号VTBのどちらかが話中の場合、現実交換機能13は現実携帯電話機4に話中応答を返す。
ケース番号304は仮想人物5Aが人物Bに電話を掛けるケースである。この場合、仮想電話番号VTBと現実電話番号RTBは同一の数字なので、仮想交換機能513がケース番号304を後述のケース番号305とを区別できるように、人物Aはダイヤルする操作を現実電話番号RTBの前に呼び出す相手が実社会に居ることを表す数字P2を付加して行う。図4中に数字P2+番号RTBに掛けると表示したこの操作に応じて、仮想交換機能513は現実交換機能13を介して現実電話番号RTBを呼び出す。
ケース番号305は仮想人物5Aが仮想人物5Bに電話を掛けるケースであり、仮想交換機能513は発呼側である仮想人物5Aが仮想電話番号VTBに掛ける操作を検出し、仮想電話番号VTBを呼び出す。仮想電話番号VTBと現実電話番号RTBは同じ数字なので、図4中には操作者の便宜を考慮してこの発呼側の操作を現実電話番号RTBに掛けると表示してある。
ケース番号306は、仮想人物5Aが人物B及び仮想人物5Bの両方同時に電話を掛けるケースであり、仮想交換機能513は発呼側である仮想人物5Aが仮想電話番号VTBに掛ける操作を検出し、仮想携帯電話局51の仮想交換機能513を介して仮想電話番号VTBを呼び出すと共に、発呼側の操作により仮想電話番号VTBの前に呼び出す相手が実社会に居ることを表す数字P2が付加されていることから電話番号関連付けメモリ512の記憶内容を参照し、現実電話番号RTBが仮想電話番号VTBと関連付けられていることを検知して現実交換機能13を介して現実電話番号RTBを呼び出す。現実交換機能13及び仮想交換機能513は、仮想電話番号VTB及び現実電話番号RTBの着呼応答のうち、速く着呼応答したものに接続し、他方への呼び出しを中止する。
上記説明において、このケース番号306での発呼側である仮想人物5Aが仮想電話番号VTBに掛ける数字P2+現実電話番号RTBに掛ける操作は、ケース番号304での発呼側である仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作と全く同一であるので、仮想交換機能513はこの操作がケース番号304のものであるかケース番号306のものであるかの区別がつかない。したがって、仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作を検出した場合、仮想交換機能513の処理動作を(g)ケース番号304を無視し、常にケース番号306とする、(h)ケース番号306を無視し、常にケース番号304とする、のうちの一つを人物B、又は仮想人物5Bが関連付けメモリ12、512に不図示の手段により設定記憶させておき、仮想交換機能513はこの記憶内容に沿った処理を行うようにする。また、仮想人物5Aが現実電話番号RTBに掛ける操作で、現実電話番号RTB又は仮想電話番号VTBのどちらか片方が話中の場合、仮想交換機能513は仮想携帯電話機57に話中応答を返す。
上記したように、現実電話番号と仮想電話番号を同一の数字とすることにより、仮想人物5Aはその都度電話機を替えたり、複雑な操作をしなくても、必要に応じて数字P1、P2を付加するという簡単な操作だけで、実社会と仮想社会のいずれにも同一番号をダイヤルして電話を掛けることができる。また必要とする金高を入手するために仮想決済会社52の発行する仮想決済カード58を利用することができるので、仮想社会5でより一層豊かで円滑な経済活動を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
図4のアクションテーブルを用いた説明で、実電話→仮想電話に掛ける場合に付加する数字をP1、仮想電話→実電話に掛ける場合に付加する数字をP2としたが、数字P1と数字P2は異なる数値でも同じ数値でもよい。また、インターネット上の別の仮想社会が存在してその仮想社会の電話機に電話をする場合には、別の数字P3を付加することによって仮想社会を区別して電話することができる。
なお、上記で、仮想社会運営会社2、パソコン3、現実携帯電話機4、人物A、仮想人物5A、仮想携帯電話機57、仮想銀行53、仮想店舗54、仮想会社55は本発明の一部ではないが、説明の便宜上の都合で図1内に示したものである。
本明細書で引用したすべての刊行物、特許及び特許出願をそのまま参考として本明細書にとり入れるものとする。

Claims (4)

  1. A.
    a.現実携帯電話機に割り当てた電話番号を記憶する現実電話番号メモリと、
    b.該現実電話番号メモリに電話番号が記憶されている前記現実携帯電話機の電話交換を行う現実交換機能と
    を有する現実携帯電話局と、
    B.
    a.インターネット上の仮想社会における仮想携帯電話機に割り当てた仮想電話番号を記憶する仮想電話番号メモリと、
    b.前記現実電話番号メモリの記憶内容と前記仮想電話番号メモリの記憶内容を関連付ける関連付け手段と、
    c.該関連付け手段により関連付けられた前記現実携帯電話機と前記仮想携帯電話機とを1つの携帯電話機として、その一方又は両方を発呼又は着呼の対象として、前記現実交換機能と連携して電話交換を行う仮想交換機能と
    を有する仮想携帯電話局と
    を備えることを特徴とする電話会社システム。
  2. 前記仮想携帯電話機は、仮想決済機能を有し、前記仮想電話局は、前記現実電話番号メモリの記憶内容と前記仮想電話番号メモリの記憶内容が前記関連付け手段により関連付けられている場合に前記仮想決済機能を有効とする手段を有することを特徴とする請求項1記載の電話会社システム。
  3. A.
    a.現実携帯電話機に割り当てた電話番号を記憶する現実電話番号メモリと、
    b.該現実電話番号メモリに電話番号が記憶されている前記現実携帯電話機の電話交換を行う現実交換機能と
    を有する現実携帯電話局と、
    B.
    a.インターネット上の仮想社会における仮想携帯電話機に割り当てた仮想電話番号を記憶する仮想電話番号メモリと、
    b.前記仮想携帯電話機に前記現実携帯電話機と同一の電話番号を割り当てる関連付け手段と、
    c.該関連付け手段により同一の電話番号が割り当てられた前記現実携帯電話機と前記仮想携帯電話機とを1つの携帯電話機として、その一方又は両方を発呼又は着呼の対象として、前記現実交換機能と連携して電話交換を行う仮想交換機能と
    を有する仮想携帯電話局と
    を備えることを特徴とする電話会社システム。
  4. 前記仮想携帯電話機は、仮想決済機能を有し、前記仮想電話局は、前記仮想電話番号メモリに記憶されている電話番号と同一の電話番号が前記現実電話番号メモリに同一人の名義で記憶されている場合に前記仮想決済機能を有効とする手段を有することを特徴とする請求項3記載の電話会社システム。
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