JPWO2008050754A1 - 脳内酸化抑制剤およびその使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、痴呆症の発生を予防するとともに、早期治療効果を有する脳内酸化抑制剤に関する。すなわち、本発明は、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする脳内酸化抑制剤並びにLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とし、脳内酸化抑制作用を有することを特徴とする痴呆の予防または治療剤に関する。

Description

本発明は、記憶障害への効果が期待される脳内酸化抑制剤およびその使用等に関する。
老化に伴い発生する老人性痴呆症の治療薬としては、一般にドネシペル等アセチルコリンエステラーゼ阻害剤が用いられているが、胃腸障害等の副作用が強いため老人への適用が限られており、その効果も痴呆の進行を抑制するものであって、痴呆を改善するものではない。そのため、アセチルコリンエステラーゼ阻害以外の機序による老人性痴呆症の抑制薬が望まれている。
老化に伴う記憶障害等の原因として脳の酸化が挙げられ、中枢内へ移行しやすい脂溶性抗酸化剤であるビタミンEに老人性痴呆の進行を抑制する効果があることが知られている(非特許文献1、非特許文献2)。しかし、脂溶性抗酸化剤は水に溶けないため加工が難しく、高濃度の粉体もえられないため、輸液、錠剤等を簡便に作ることが難しい。また、ビタミンEにも胃腸管障害の副作用があるため、長期間老人に投与するには医師の管理が必要である。
ジペプチドであるLeu-Ileには、薬物依存症に対する治療効果があること(非特許文献3、非特許文献4)、薬物依存性を抑制するglial cell line-derived neurophic factor(GDNF)に関与するAktの活性化作用があることが知られているが(特許文献1)、脳内酸化抑制作用を有することは知られていない。
WO/2006/090555 Sano et al., New. Eng. J. Med., 336: 1216-1222(1997) An. NY. Acad. Sci. 1031, 249-262(2004) Nitta A et al..J Neurosci. Res., 78:250-258 (2004) Nitta A.et al., Folia Pharmacologica Japonica, 122:81-83 (2003)
本発明は、今後高齢化により激増する痴呆症の発生を予防するとともに、早期治療効果を有する脳内酸化抑制剤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、発明者は脂溶性ビタミンであるビタミンEとは物性、化学構造が著しく異なるジペプチドLeu-Ileの記憶障害発症モデルにおける薬理効果を鋭意検討した結果、アミロイド蛋白Aβ25-35を脳室内注入したアルツハイマー病モデルマウスにおける海馬領域の蛋白質の酸化により生じるニトロ化を抑制することを発見した。更にアミロイド蛋白Aβ25-35によるアルツハイマー病モデルマウスによる記憶障害を、Leu-Ileが抑制することを見出した。
本発明は、上記知見により得られたものであって以下の構成を有する。
(1)LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする脳内酸化抑制剤。
(2)LeuおよびIleからなるペプチドがLeu-Ileであることを特徴とする(1)記載の脳内酸化抑制剤。
(3)Leu-Ileを有効成分とする(1)の脳内酸化抑制剤。
(4)アミロイド蛋白質の増加に起因する脳内酸化を抑制することを特徴とする(1)〜(3)記載の脳内酸化抑制剤。
(5)脳内酸化が脳内蛋白質のニトロ化であることを特徴とする(4)記載の脳内酸化抑制剤。
(6)LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とし、脳内酸化抑制作用を有することを特徴とする痴呆の予防または治療剤
(7)LeuおよびIleからなるペプチドがLeu-Ileであることを特徴とする(6)記載の痴呆の予防または治療剤。
(8)Leu-Ileを有効成分とする(6)記載の痴呆の予防または治療剤。
(9)アミロイド蛋白質の増加に起因する痴呆に用いることを特徴とする(6)〜(8)記載の痴呆の予防または治療剤。
なお、本明細書では慣例の表記法に従い左端がアミノ末端、右端がカルボキシル末端となるようにペプチドを表記する。また、アミノ酸残基がL体である場合には、L体である旨の表示を省略する。
本発明者らは自らの薬理学的知見の元に以下の発明を更に提供する。
(10)脳内酸化抑制剤製造のためのLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体の使用。
(11)脳内酸化抑制作用を有することを特徴とする痴呆の予防または治療剤製造のためのLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体の使用。
(12) LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする痴呆の予防または治療剤。
(13)LeuおよびIleからなるペプチドがLeu-Ileであることを特徴とする(12)記載の痴呆の予防または治療剤。
(14)Leu-Ileを有効成分とする(12)記載の痴呆の予防または治療剤。
(15)痴呆がアルツハイマー病であることを特徴とする(12)〜(14)記載の痴呆の予防または治療剤。
(16)LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を用いることを特徴とする痴呆の予防または治療方法。
(17)LeuおよびIleからなるペプチドがLeu-Ileであることを特徴とする(16)記載の痴呆の予防または治療方法。
(18)Leu-Ileを用いることを特徴とする(16)記載の痴呆の予防または治療方法。
(19)痴呆症がアルツハイマー病および軽度認知障害(以下、「MCI」という)であることを特徴とする(16)〜(18)記載の痴呆の予防または治療方法。
本発明により、老化により生じる脳内蛋白質の酸化を抑制する脳内酸化抑制剤または老化により生じる痴呆症の予防・治療剤が提供される。
Leu-IleのAβ脳室内注入によるアルツハイマー病モデルマウスにおける脳内蛋白質のニトロ化抑制作用を示すグラフである。 Leu-Ile経口投与による、Aβ脳室内注入によるアルツハイマー病モデルマウスにおける記憶障害抑制効果を示すグラフである。 Leu-Ile腹腔内投与による、Aβ脳室内注入によるアルツハイマー病モデルマウスにおける記憶障害抑制効果を示すグラフである。
本明細書は、本願の優先権の基礎である特願2006−287639号の明細書に記載された内容を包含する。
本発明において、LeuおよびIleからなるペプチドとは、Leu-IleおよびIle-Leuが挙げられるがLeu-Ileを用いることが好ましい。
本発明において、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体とは、LeuとIleからなる基本構造(ジペプチド)に対して、その一部(複数箇所であってもよい)を他の原子団等で置換すること、或いは他の分子を付加すること等の修飾を施すことによって、少なくとも一部において前記基本構造と相違する構造の化合物を示す。更に、ジペプチド中のLeuおよびIleの少なくとも一つをD体またはDL体に置換したものもLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体に含まれる。
本発明における修飾体の代表例としては、LeuまたはIleの側鎖の一部が他の原子または原子団で置換されたペプチド誘導体を挙げることができる。ここでの他の原子または原子団としては、ヒドロキシル基、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、アルキル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基等)、ヒドロキシアルキル基(ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基等)、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基等)、アシル基(ホルミル基、アセチル基、マロニル基、ベンゾイル基等)等を例示することができる。
本発明のペプチド修飾体には、LeuまたはIleの官能基が適当な保護基によって保護されているものも含まれる。このような目的に使用される保護基としては、アシル基、アルキル基、単糖、オリゴ糖、多糖等を用いることができる。このような保護基は、保護基を結合させるペプチド部位や使用する保護基の種類などに応じて、アミド結合、エステル結合、ウレタン結合、尿素結合等によって連結される。
本発明のペプチド修飾体の更なる例としては、糖鎖の付加による修飾が施されているものを挙げることができる。また、N末端またはC末端が他の原子等で置換されることによってアルキルアミン、アルキルアミド、スルフィニル、スルフォニルアミド、ハライド、アミド、アミノアルコール、エステル、アミノアルデヒド等に分類される各種ペプチド誘導体も本発明のペプチド修飾体に含まれる。尚、以上で説明した各種の修飾方法を組み合わせることによって構成されるペプチド誘導体を本発明のペプチド修飾体としてもよい。
本発明のLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体には、上記ペプチドの塩また上記ペプチド修飾体の塩またはその水和物も含まれる。本発明の塩は薬学的に許容可能な限りその種類は特に限定されず、塩酸、リン酸、硫酸、硝酸、ホウ酸等との塩(無機酸塩)や、ギ酸、酢酸、乳酸、フマル酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸等との塩(有機酸塩)をその例として挙げることができる。これらの塩の調製は慣用手段によって行なうことができる。
本発明における脳内酸化抑制剤とは、経口投与の結果中枢内において生体物質の酸化抑制作用を示すことが知られている有効成分を含むものがあげられる。酸化抑制効果としては、脳内蛋白質のニトロ化の抑制、脳内で発生するフリーラジカルの消去が挙げられ、かかる酸化抑制効果により脳内酸化の進行に起因する疾患の予防または治療に用いることができる。
脳内酸化は、ストレス、アレルギー、薬物中毒、毒物中毒、加齢等により生じる現象であるが、脳内アミロイド蛋白質の増加によっても生じることが知られており、結果として記憶の低下、脳機能の麻痺を招くことが知られている。従って、脳内酸化の進行に起因する疾患としては痴呆症が挙げられ、痴呆症としてはMCI、アルツハイマー病、ピック病、レビー小体型認知症等、成人または老人の記憶障害が挙げられる、かかる記憶障害には軽度または重度の記憶障害が含まれ、重度の記憶障害として認知症が挙げられる。
アルツハイマー病は、脳内での酸化、アミロイド蛋白質の脳への沈着、脳への栄養供給の減少等により、50歳代から発症が始まるが、その多くは20年以上の経時変化によりいわゆる記憶障害の症状が顕著になり認知症であると判定され、判定後にアセチルコリンエステラーゼ阻害剤等の痴呆の治療剤が投与される。従って、判定前に投与し痴呆の進行の顕著化を防止するための物質は予防剤として扱われている。
また、本発明における痴呆の予防方法とは将来発生する痴呆症状を抑止するためにダイエタリーサプリメント、OTC等の医薬品を投与することも含まれる。
本発明において、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体は、アミロイド蛋白沈着時から効果を奏するものであるから、痴呆症の予防剤または治療剤として用いられる。
本発明において痴呆症とは、軽度または重度の記憶障害を意味し、軽度な記憶障害としてはMCI、もの忘れ、健忘症等の記憶障害が挙げられ、重度の記憶障害としては認知症と判断されるアルツハイマー病、ピック病、レビー小体型認知症等が挙げられる。従って、本発明において痴呆症とは、認知症として認定されたものに限定されるものではない。
本発明における脳内酸化抑制剤および痴呆の予防または治療剤としては、医薬製剤またはダイエタリーサプリメントが挙げられる。ダイエタリーサプリメントとしては、医薬品と同様の形状を有するが薬事法上医薬品に属さない経口投与製剤、または本発明の有効成分を食品に添加したものが挙げられる。
即ち本発明はLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする医薬組成物またはダイエタリーサプリメント用栄養組成物に該当する。
本発明において医薬製剤とは、本発明の有効成分に医薬品製剤基剤として通常用いられる担体、例えば賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、緩衝剤、結合剤、乳化剤、懸濁剤、無痛化剤、安定剤、保存剤、防腐剤、生理食塩水等を加えたものを表し、剤型としては錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤、注射剤、外用剤、および座剤等が挙げられる。賦形剤としては乳糖、デンプン、ソルビトール、D-マンニトール、白糖等を用いることができる。崩壊剤としてはデンプン、カルボキシメチルセルロース、炭酸カルシウム等を用いることができる。緩衝剤としてはリン酸塩、クエン酸塩、酢酸塩等を用いることができる。乳化剤としてはアラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、トラガント等を用いることができる。結合剤としては、プルラン、アラビアゴム、ゼラチン、デンプン等を用いることができる。滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、ケイ酸マグネシウムを用いることができる。懸濁剤としてはモノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸アルミニウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム等を用いることができる。無痛化剤としてはベンジルアルコール、クロロブタノール、ソルビトール等を用いることができる。安定剤としてはプロピレングリコール、ジエチリン亜硫酸塩、アスコルビン酸等を用いることができる。保存剤としてはフェノール、塩化ベンザルコニウム、ベンジルアルコール、クロロブタノール、メチルパラベン等を用いることができる。防腐剤としては塩化ベンザルコニウム、パラオキシ安息香酸、クロロブタノール等と用いることができる。
本発明における、ダイエタリーサプリメント経口製剤とは、本発明の有効成分に栄養食品製剤基剤として通常用いられる担体、例えば賦形剤、崩壊剤、乳化剤、安定剤、滑沢剤、緩衝剤、香料等を加えたものを表し、剤型としては錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤が挙げられる。
本発明の有効成分を食品に添加したダイエタリーサプリメントとは、本発明の有効成分を用いて常法により製造した、栄養飲料、清涼飲料、ゼリー等が挙げられる。
LeuおよびIleからなるペプチドは、公知のペプチド合成法(例えば固相合成法、液相合成法)によって製造することができる。但し、本発明のペプチド等が天然に存在する場合には、抽出、精製などの操作によってそれを調製することもできる。本発明のペプチド等の取得源としては例えば、動物細胞(ヒトを含む)、植物細胞、体液(血液、尿等)等が考えられる。
更に微生物、酵素等を用いたジペプチドの効率の良い生産方法が知られており(WO2004-058960)、上記公報に開示された製法に従いLeu−Ileからなるペプチドを効率的に製造することができる。
更にLeuおよびIleからなるペプチドの修飾体は前述のとおり常法により製造することができる。
LeuおよびIleからなるペプチドの修飾体を有効成分とする医薬製剤もしくは
経口ダイエタリーサプリメント製剤は、得られたLeuおよびIleからなるペプチドの修飾体を主活性成分として用いて、常法に従い製造することができる。
製剤化する場合には、製剤上許容される他の成分(例えば、担体、賦形剤、崩壊剤、緩衝剤、乳化剤、結合剤、滑沢剤、懸濁剤、無痛化剤、安定剤、保存剤、防腐剤、生理食塩水など)をLeuおよびIleからなるペプチドの修飾体に含有させて所望の製剤を製造することができる。賦形剤としては乳糖、デンプン、ソルビトール、D-マンニトール、白糖等を用いることができる。崩壊剤としてはデンプン、カルボキシメチルセルロース、炭酸カルシウム等を用いることができる。緩衝剤としてはリン酸塩、クエン酸塩、酢酸塩等を用いることができる。乳化剤としてはアラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、トラガント等を用いることができる。結合剤としては、プルラン、アラビアゴム、ゼラチン、デンプン等を用いることができる。滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、ケイ酸マグネシウムを用いることができる。懸濁剤としてはモノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸アルミニウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム等を用いることができる。無痛化剤としてはベンジルアルコール、クロロブタノール、ソルビトール等を用いることができる。安定剤としてはプロピレングリコール、ジエチリン亜硫酸塩、アスコルビン酸等を用いることができる。保存剤としてはフェノール、塩化ベンザルコニウム、ベンジルアルコール、クロロブタノール、メチルパラベン等を用いることができる。防腐剤としては塩化ベンザルコニウム、パラオキシ安息香酸、クロロブタノール等と用いることができる。
これらの製剤基剤を用いて常法により錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤、注射剤、外用剤、および座剤等所望の剤型を製造することができる。
またLeuおよびIleからなるペプチドの修飾体を添加して、常法により栄養飲料、清涼飲料、ゼリー等、栄養食品を製造することができる。
このように製剤化した本発明のLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする脳内酸化抑制剤または痴呆の予防または治療剤は、その形態に応じて経口投与または非経口投与(静脈内、動脈内、皮下、筋肉、腹腔内注射など)によって患者に適用され得る。本発明の薬剤中における有効成分(ペプチド等)の含量は一般に剤型によって異なるが、注射剤等液体製剤の場合は0.001重量%〜約90重量%所望の投与量を達成できるように例えば約0.001重量%〜約10重量%好ましくは0.01重量%〜約3重量%、とりわけ好ましくは0.1重量%〜約1重量%であり、錠剤等固形剤の場合は0.1重量%〜約90重量%、好ましくは1重量%〜約50重量%、とりわけ好ましくは3重量%〜約30重量%である。
本発明により、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする製剤を痴呆症の予防方法または治療方法が提供される。本発明の治療方法または予防方法は、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分として含む製剤を生体に投与するステップを含む。投与経路は特に限定されず例えば経口、静脈内、皮内、皮下、筋肉内、腹腔内、経皮、経粘膜などを挙げることができる。薬剤の投与量は症状、患者の年齢、性別、および体重などによって異なるが、当業者であれば適宜適当な投与量を設定することが可能である。例えば、Leu-Ileを有効成分として含む製剤を使用する場合には、成人(体重約60 kg)を対象として一日当たりの有効成分量が約0.1〜約3000 mg、好ましくは約1mg〜約2000 mg、とりわけ好ましくは約3 mg〜約1000 mg、となるよう投与量を設定することができる。投与スケジュールとしては例えば一日一回〜数回、二日に一回、或いは三日に一回などを採用できる。
本発明において、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする製剤、痴呆症の症状は発現していない成人が高齢化により記憶力の低下等痴呆症状が発現するのを防ぐために、予防的にLeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする製剤を服用することを示し、LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする製剤を投与する痴呆の治療方法とは、記憶力の低下等痴呆症状を発現した患者に対して、記憶障害、痴呆の周辺症状等、痴呆症による症状の進行を抑制または改善するために投与することを示す。投与スケジュールの設定においては、患者の病状や薬剤の効果持続時間などを考慮することができる。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1:Aβ脳室内注入によるアルツハイマー病モデルマウスにおけるLeu-Ileの脳内蛋白質酸化抑制作用
マウス脳室に、4日間37℃でインキュベーションを行い凝集させたAβ25-35を注入して作成したアルツハイマー病モデルマウス(Maurice et al. Brain Res. 705, 181-193, 1996)を実験系に用いた。ICR系マウス(体重20-22g(7週齢)、日本SLC(静岡)より購入)を5群(n=12-15)にわけ、コントロール群には脳室にAβ25-35の代わりに生理食塩水を注入した。アルツハイマー病モデルマウス群にはLeu-Ile溶媒である生理食塩水、Leu-Ile 1.5μmol/KgまたはLeu-Ile 15μmol/Kgとして実験に用いた。
また、Leu-Ile 1.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 15μmol/Kg投与群にはAβ25-35脳室内投与直後から各々Leu-Ile 1.5μmol/Kg、15μmol/Kgを1日1回腹腔内投与した。
上記各群に対してAβ25-35または溶媒脳室内投与3〜5後に新規物体認知試験を行った後、断頭して海馬を摘出し、海馬領域における蛋白質のニトロ化をウエスタンブロット法により確認した(Tran et al., Mol. Psychy.,8 ,407-412, 2003)。その結果を図1に示した。
図1によれば、アルツハイマー発症コントロール群はコントロール群に比べ海馬の70KDパク質のニトロ化を増加させたのに対して、Leu-Ile 1.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 15μmol/Kg投与群は共に海馬の70KDタンパク質のニトロ化を抑制した。なお用量依存性は観察されなかった。また、無処置マウスに対する、Leu-Ile 15μmol/Kgの投与では、記憶向上効果は見られなかった。
実施例2:Aβ脳室内注入によるアルツハイマー病モデルマウスにおける新規物体認知試験での学習、記憶障害に対するLeu-Ile経口投与の結果
マウス脳室に、4日間37℃でインキュベーションを行い凝集を促進させたAβ25-35を注入して作成したアルツハイマー病モデルマウスを実験系に用いた。ICR系マウス(体重20-22g(7週齢)、日本SLC(静岡)より購入)を4群 (n=15) にわけ、アルツハイマー病モデルマウス群にはLeu-Ile溶媒である生理食塩水、Leu-Ile 1.5 μmol/KgまたはLeu-Ile 15μmol/Kgとして実験に用いた。
また、Leu-Ile 7.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 75μmol/Kg投与群にはAβ25-35投与直後から各々Leu-Ile 7.5μmol/Kg、Leu-Ile 75μmol/Kgを経口投与した。全ての群において、Aβ25-35または生理食塩水脳室投与3〜5日後に新規物体認知試験(Ennaceur et al., Behav Brain Res 80 9-25, 1996) を行い、Aβ25-35または生理食塩水投与5日目における試験結果を投与5日目における試験結果と対比した(図2)。
図2によれば、Aβ25-35を投与したアルツハイマー発症コントロール群は、生理食塩水しか投与していないコントロール群に比べ有意に認知指数を低下させたが、Leu-Ile 7.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 75μmol/Kg投与群では認知指数の低下は認められず、有意にアルツハイマー性認知症の進行の抑止効果を示すことが認められた。なお用量依存性は観察されなかった。
実施例3:Aβ脳室内注入によるアルツハイマー病モデルマウスにおける新規物体認知試験での学習、記憶障害に対するLeu-Ile経口投与の結果
マウス脳室に、4日間37℃でインキュベーションを行い凝集を促進させたAβ25-35を注入して作成したアルツハイマー病モデルマウスを実験系に用いた。ICR系マウス(体重20-22g、日本SLCより購入)を5群(n=15)にわけ、コントロール群には脳室にAβ25-35の代わりに生理食塩水を、アルツハイマー病モデルマウス群にはLeu-Ile溶媒である生理食塩水、Leu-Ile 1.5 μmol/KgまたはLeu-Ile 15μmol/Kgとして実験に用いた。
アルツハイマー病モデルコントロール群、Leu-Ile 1.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 15μmol/Kg投与群、Leu-Ile 75μmol/Kg投与群にわけて実験を行った。
また、Leu-Ile 7.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 15μmol/Kg投与群、Leu-Ile 75μmol/Kg投与群にはAβ25-35投与直後から各々Leu-Ile 7.5μmol/Kg、15μmol/Kg、75μmol/Kgを腹腔内投与した。
上記各群に対してAβ25-35または生理食塩水脳室投与3〜5日後に新規物体認知試験を行い、Aβ25-35または生理食塩水投与5日目における試験結果を投与5日目における試験結果と対比した(図3)。更に何ら処理していないマウスの腹腔内にLeu-Ile 15μmol/Kgを投与し、上記試験群と同様の新規物体認知試験を行った。
図3によれば、Aβ25-35を投与したアルツハイマー病モデル群は、生理食塩水しか投与していないコントロール群に比べ有意に認知指数を低下させたが、Leu-Ile 1.5μmol/Kg投与群、Leu-Ile 15μmol/Kg投与群、Leu-Ile 75μmol/Kg投与群では認知指数の低下は認められず、有意にアルツハイマー性認知症の進行の抑止効果を示すことが認められた。なお用量依存性は観察されなかった。また、無処置マウスに対する、Leu-Ile 15μmol/Kgの投与では、記憶向上効果は見られなかった。
以上、実施例1〜3の結果から、Leu-Ileは老化等に伴い出現するアミロイド蛋白質の沈着により生じる、脳内蛋白質の酸化を防止する作用を有していること、
Leu-Ileは経口または腹腔内投与により、微量であってもアミロイド蛋白質沈着により生じる記憶の低下を抑制することが確認された。
なお上記試験と同時に行った海馬領域でのTNF-αmRNA発現に対する影響効果の測定、GDNFmRNA発現に関する影響効果の測定から、Leu-Ileのアルツハイマー発症モデルの効果はAKtの活性化によるものではないと考察された。
Figure 2008050754
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本明細書中で引用した全ての刊行物、特許及び特許出願をそのまま参考として本明細書中にとり入れるものとする。
本発明は、脳内酸化抑制または痴呆症の予防・治療を目的とした医薬組成物やダイエタリーサプリメント用栄養組成物として、医薬、食品分野において利用可能である。

Claims (9)

  1. LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とする脳内酸化抑制剤。
  2. LeuおよびIleからなるペプチドがLeu-Ileであることを特徴とする請求項1記載の脳内酸化抑制剤。
  3. Leu-Ileを有効成分とする請求項1記載の脳内酸化抑制剤。
  4. アミロイド蛋白質の増加に起因する脳内酸化を抑制することを特徴とする請求項1〜3記載の脳内酸化抑制剤。
  5. 脳内酸化が脳内蛋白質のニトロ化であることを特徴とする請求項4記載の脳内酸化抑制剤。
  6. LeuおよびIleからなるペプチドまたはその修飾体を有効成分とし、脳内酸化抑制作用を有することを特徴とする痴呆の予防または治療剤。
  7. LeuおよびIleからなるペプチドがLeu-Ileであることを特徴とする請求項6記載の痴呆の予防または治療剤。
  8. Leu-Ileを有効成分とする請求項6記載の痴呆の予防または治療剤。
  9. アミロイド蛋白質の増加に起因する痴呆に用いることを特徴とする請求項6〜8記載の痴呆の予防または治療剤。
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