JPWO2008050397A1 - 分析装置 - Google Patents

分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008050397A1
JPWO2008050397A1 JP2008540828A JP2008540828A JPWO2008050397A1 JP WO2008050397 A1 JPWO2008050397 A1 JP WO2008050397A1 JP 2008540828 A JP2008540828 A JP 2008540828A JP 2008540828 A JP2008540828 A JP 2008540828A JP WO2008050397 A1 JPWO2008050397 A1 JP WO2008050397A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analysis
unit
output
search
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008540828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4838855B2 (ja
Inventor
昇冶 井口
昇冶 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Publication of JPWO2008050397A1 publication Critical patent/JPWO2008050397A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4838855B2 publication Critical patent/JP4838855B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00603Reinspection of samples

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

本発明にかかる分析装置1は、各分析内容に応じてそれぞれ使用される複数のユニットと分析に関する分析情報を出力する出力部47とを備えた分析装置において、各検体の分析情報を、該検体の分析処理において使用したユニットを示す情報とともに記憶する記憶部46と、所望のユニットを検索条件として入力する入力部43と、入力部43によって入力された検索条件にしたがって、所望のユニットを使用して分析された検体の分析情報を記憶部46の中から検索する検索部45と、検索部45によって検索された分析情報を所望のユニットの使用順に並び替えて所望のユニットの使用順を示す使用順情報とともに出力部47に出力させる出力制御部42と、を備えたことを特徴とする。

Description

この発明は、各分析内容に応じてそれぞれ使用される複数のユニットと分析に関する情報を出力する出力手段とを備えた分析装置に関する。
自動分析装置は、多数の検体に対する分析処理を同時に行い、さらに、多成分を迅速に、かつ、高精度で分析できるため、免疫学検査、生化学検査、輸血検査などさまざまな分野での検査に用いられている。たとえば、免疫学検査を行う分析装置は、反応容器内で検体と試薬とを反応させる反応機構、反応容器内の未反応物質を除去する機構をそれぞれ複数のターンテーブル上に配置し、さらに、各試薬と検体とが反応して生成される免疫複合体から生じる発光を検出する検出機構と、検体、試薬および反応液を各機構に分注または移送する複数の分注移送機構とを備え、様々な分析内容の免疫学検査を行っている(たとえば特許文献1参照)。
特開2005−164508号公報
ところで、自動分析装置に異常が発生した場合、分析装置の操作者は、異常発生前後に使用された機構の動作情報および異常発生前後に分析された検体の分析結果を測定開始順に全て表示させて、表示させた動作情報および分析結果をもとに異常原因を特定している。しかしながら、従来の自動分析装置は、反応時間、使用する試薬、使用する機構、機構の使用タイミングなどがそれぞれ異なる様々な内容の分析処理を行うため、複雑な装置構成を有し、各機構においても複雑な処理動作を多数行っている。このため、異常原因の特定のために動作情報および分析結果を表示させた場合、複数の機構における複雑な処理動作に関連した全ての動作情報および分析結果が表示され、操作者は、表示された膨大な動作情報および分析結果の中から必要なものを抽出するという煩雑な処理を行った上で、抽出した動作情報および分析結果を参照して異常の特定を行っていた。
このように、従来においては、操作者は、分析装置の異常を特定するために、膨大な動作情報および分析結果の中から必要なものを抽出するという抽出作業に多くの時間を費やしていたため、迅速かつ簡易に異常の特定を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、異常特定処理における操作者の負担を軽減した分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる分析装置は、各分析内容に応じてそれぞれ使用される複数のユニットと分析に関する分析情報を出力する出力手段とを備えた分析装置において、各検体の分析情報を、該検体の分析処理において使用した前記ユニットを示す情報とともに記憶する記憶手段と、所望の前記ユニットを検索条件として入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された検索条件にしたがって、前記所望のユニットを使用して分析された前記検体の分析情報を前記記憶手段の中から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された前記分析情報を前記所望のユニットの使用順に並び替えて前記所望のユニットの使用順を示す使用順情報とともに前記出力手段に出力させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記制御手段は、前記検索条件に対応する分析情報以外の前記分析情報を所定条件で前記出力手段に出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記入力手段は、前記所望のユニットを複数入力でき、前記制御手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報をそれぞれ対応する前記所望のユニットに分けて前記出力手段に出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記入力手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報に対応するグラフ画像の出力を指示する指示情報を入力でき、前記制御手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報と前記使用順情報とを対応させたグラフ画像を前記出力手段に出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記入力手段は、検索条件として単数または複数の所望の前記分析内容を入力でき、前記検索手段は、前記入力手段によって入力された前記所望の分析内容に対応する前記検体の分析情報を前記記憶手段の中から検索し、前記制御手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報を前記所望の分析内容に分けて分析順に前記出力手段に出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記検索手段は、前記入力手段が検索条件として全ての前記ユニットを入力した場合、または、検索条件として前記ユニットを入力しなかった場合、前記記憶手段の中から前記入力手段によって入力された検索条件にしたがって前記分析情報を検索し、前記制御手段は、分析開始順、分析開始時刻、分析終了順、または、分析終了時刻にしたがって前記検索手段によって検索された前記分析情報を並び替えて前記出力手段に出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記入力手段は、前記検体の種別を検索条件として入力できることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記制御手段は、前記分析情報とともに、該分析情報に該当する検体の反応テーブルの使用位置を示す位置情報を前記出力手段に出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記入力手段は、検索条件の優先順位を設定する設定情報を入力でき、前記制御手段は、前記優先順位にしたがって前記分析情報を並び替えて前記出力手段に出力させることを特徴とする。
本発明によれば、検索条件にしたがい所望のユニットを使用して分析された検体の分析情報を検索し、所望のユニットの使用順に並び替えて所望のユニットの使用順を示す使用順情報とともに出力することによって、操作者は所望する分析情報を簡易かつ迅速に取得できるため、異常特定処理における操作者の負担を軽減することが可能になる。
図1は、実施例にかかる分析装置の構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す分析装置が分析情報を出力する処理手順を示すフローチャートである。 図3は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図4は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図5は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図6は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図7は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図8は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図9は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図10は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図11は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図12は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図13は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図14は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図15は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図16は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図17は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図18は、図1に示す出力部が有するディスプレイの表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 分析装置
2 測定機構
4 制御機構
21 検体移送部
21a 検体容器
21b 検体ラック
22 チップ格納部
23 検体分注移送機構
24 免疫反応テーブル
24a 外周ライン
24b 中周ライン
24c 内周ライン
25 BFテーブル
26 第1試薬格納部
27 第2試薬格納部
28 第1試薬分注移送機構
29 第2試薬分注移送機構
30 酵素反応テーブル
31 測光機構
32 第1キュベット移送機構
33 第2キュベット移送機構
41 制御部
42 出力制御部
43 入力部
44 分析部
45 検索部
46 記憶部
47 出力部
48 送受信部
以下、図面を参照して、この発明の実施例である分析装置について。生化学検査、輸血検査などの各分野のうち、被検血液の抗原抗体反応などの免疫学検査を行う分析装置を例に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
まず、実施例について説明する。図1は、本実施例にかかる分析装置の構成を示す模式図である。図1に示すように、実施例にかかる分析装置1は、検体と試薬との間で生じる反応を光学的に測定する測定機構2と、測定機構2を含む分析装置1全体の制御を行うとともに測定機構2における測定結果の分析を行う制御機構4とを備える。分析装置1は、これらの二つの機構が連携することによって複数の検体の免疫学的な分析を自動的に行う。
測定機構2は、大別して検体移送部21、チップ格納部22、検体分注移送機構23、免疫反応テーブル24、BFテーブル25、第1試薬格納部26、第2試薬格納部27、第1試薬分注移送機構28、第2試薬分注移送機構29、酵素反応テーブル30、測光機構31、第1キュベット移送機構32および第2キュベット移送機構33を備える。測定機構2の各構成部位は、所定の動作処理を行う単数または複数のユニットを備える。また、制御機構4は、制御部41、入力部43、分析部44、検索部45、記憶部46、出力部47および送受信部48を備える。測定機構2および制御機構4が備えるこれらの各部は、制御部41に電気的に接続されている。
まず、測定機構2について説明する。検体移送部21は、検体を収容した複数の検体容器21aを保持し、図中の矢印方向に順次移送される複数の検体ラック21bを備える。検体容器21aに収容された検体は、検体の提供者から採取した血液または尿などである。
チップ格納部22は、複数のチップを整列したチップケースを設置しており、このケースからチップを供給される。このチップは、感染症項目測定時のキャリーオーバー防止のため、検体分注移送機構23のノズル先端に装着され、検体分注ごとに交換されるディスポーザブルのサンプルチップである。
検体分注移送機構23は、検体の吸引および吐出を行うプローブが先端部に取り付けられ鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行うアームを備える。検体分注移送機構23は、検体移送部21によって所定位置に移動された検体容器21a内の試薬をプローブによって吸引し、アームを旋回させ、BFテーブル25によって所定位置に搬送されたキュベットに分注して検体を所定タイミングでBFテーブル25上のキュベット内に移送する。
免疫反応テーブル24は、それぞれ配置されたキュベット内で検体と分析項目に対応する所定の試薬とを反応させるための反応ラインを有する。免疫反応テーブル24は、免疫反応テーブル24の中心を通る鉛直線を回転軸として反応ラインごとに回動自在であり、免疫反応テーブル24に配置されたキュベットを所定タイミングで所定位置に移送する。免疫反応テーブル24においては、図1に示すように、前処理、前希釈用の外周ライン24a、検体と固相担体試薬との免疫反応用の中周ライン24bおよび検体と標識試薬との免疫反応用の内周ライン24cを有する3重の反応ライン構造を形成してもよい。
BFテーブル25は、検体または試薬における未反応物質を分離するBF(bound−free)分離を実施する。BFテーブル25は、BFテーブル25の中心を通る鉛直線を回転軸として反応ラインごとに回動自在であり、BFテーブル25に配置されたキュベットを所定タイミングで所定位置に移送する。BFテーブル25は、BF分離に必要な磁性粒子担体を集磁する集磁機構とBF分離を実施するBF洗浄ノズルと集磁された担体を分散させる攪拌機構を有する。
第1試薬格納部26は、BFテーブル25に配置されたキュベット内に分注される第1試薬が収容された試薬容器を複数収納できる。第2試薬格納部27は、BFテーブル25に配置されたキュベット内に分注される第2試薬が収容された試薬容器を複数収納できる。第1試薬格納部26および第2試薬格納部27は、図示しない駆動機構が駆動することによって、時計回りまたは反時計回りに回動自在であり、所望の試薬容器を第1試薬分注移送機構28または第2試薬分注移送機構29による試薬吸引位置まで移送する。
第1試薬分注移送機構28は、第1試薬の吸引および吐出を行うプローブが先端部に取り付けられ鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行うアームを備える。第1試薬分注移送機構28は、第1試薬格納部26によって所定位置に移動された試薬容器内の試薬をプローブによって吸引し、アームを旋回させ、BFテーブル25によって所定位置に搬送されたキュベットに分注する。
第2試薬分注移送機構29は、第1試薬分注移送機構28と同様の構成を有し、第2試薬格納部27によって所定位置に移動された試薬容器内の試薬をプローブによって吸引し、アームを旋回させ、BFテーブル25によって所定位置に搬送されたキュベットに分注する。
酵素反応テーブル30は、基質液が注入されたキュベット内において光を発生させる酵素反応を行うための反応ラインである。測光機構31は、キュベット内の反応液から発する発光を測定する。測光機構31は、たとえば、化学発光で生じた微弱な発光を検出する光電子倍増管を備えて、発光量を測定する。また、測光機構31は、光学フィルターを保持し、発光強度に応じて光学フィルターにより減光された測定値によって真の発光強度を算出する。
第1キュベット移送機構32は、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行い、液体を収容したキュベットを所定タイミングで、免疫反応テーブル24、BFテーブル25、酵素反応テーブル30、図示しないキュベット供給部および図示しないキュベット廃棄部の所定位置に移送するアームを備える。また、第2キュベット移送機構33は、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行い、液体を収容したキュベットを所定タイミングで、酵素反応テーブル30、測光機構31、図示しないキュベット廃棄部の所定位置に移送するアームを備える。
つぎに、制御機構4について説明する。制御機構4は、一または複数のコンピュータシステムを用いて実現され、測定機構2に接続する。制御機構4は、分析装置1の各処理にかかわる各種プログラムを用いて、測定機構2の動作処理の制御を行うとともに測定機構2における測定結果の分析を行う。
制御部41は、制御機能を有するCPU等を用いて構成され、分析装置1の各構成部位の処理および動作を制御する。制御部41は、これらの各構成部位に入出力される情報について所定の入出力制御を行い、かつ、この情報に対して所定の情報処理を行う。制御部41は、記憶部46が記憶するプログラムをメモリから読み出すことにより分析装置1の制御を実行する。制御部41は、出力制御部42を有する。
入力部43は、種々の情報を入力するためのキーボード、出力部47を構成するディスプレイの表示画面上における任意の位置を指定するためのマウス等を用いて構成され、検体の分析に必要な諸情報や分析動作の指示情報等を外部から取得する。入力部43は、検索条件として、単数、複数または全ての所望のユニット、単数または複数の所望の分析内容、検体の種別などを入力する。入力部43は、検索条件の優先順位を設定する設定情報を入力できる。分析部44は、測定機構2から取得した測定結果に基づいて検体に対する分析処理等を行う。
検索部45は、入力部43によって入力された検索条件にしたがって検体の分析情報を記憶部46の中から検索する。検索部45は、入力部43によって入力された所望のユニットに対応する検体の分析情報を記憶部46の中から検索する。検索部45は、入力部43によって入力された所望の分析内容に対応する検体の分析情報を記憶部46の中から検索する。検索部45は、入力部43が検索条件として全てのユニットを入力した場合、または、検索条件としてユニットを入力しなかった場合、記憶部46の中から入力部43によって入力された検索条件にしたがって検体の分析情報を検索する。入力部43が検体の種別を検索条件として入力した場合、入力された検体の種別に応じて検体の分析情報を記憶部46の中から検索する。
記憶部46は、情報を磁気的に記憶するハードディスクと、分析装置1が処理を実行する際にその処理にかかわる各種プログラムをハードディスクからロードして電気的に記憶するメモリとを用いて構成され、検体の分析結果等を含む諸情報を記憶する。記憶部46は、CD−ROM、DVD−ROM、PCカード等の記憶媒体に記憶された情報を読み取ることができる補助記憶装置を備えてもよい。記憶部46は、検体の分析に関する分析情報として、検体の識別情報、検体に対して行われた分析内容、検体に対する測定値を含む分析結果、検体の分析開始時間、検体の分析終了時間などを記憶するとともに、分析情報とともに該検体の分析処理において使用した各ユニット、各ユニットの使用時間、検体の各テーブルの配置位置などを記憶する。
出力部47は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカー等を用いて構成され、出力制御部42の制御のもと、分析に関する諸情報を出力する。送受信部48は、図示しない通信ネットワークを介して所定の形式にしたがった情報の送受信を行うインターフェースとしての機能を有する。
出力制御部42は、出力部47における出力処理を制御する。出力制御部42は、検索部45によって検索された分析情報を所望のユニットの使用順に並び替えて所望のユニットの使用順を示す使用順情報とともに出力部47に出力させる。さらに、出力制御部42は、検索部45によって検索された分析情報以外の分析情報を所定条件で出力部47に出力させる。出力制御部42は、入力部43が検索条件として所望のユニットを複数入力した場合、検索部45によって検索された分析情報をそれぞれ所望のユニットに分けて出力部47に出力させる。また、出力制御部42は、入力部43が検索条件として単数または複数の所望の分析内容を入力した場合、検索部45によって検索された分析情報を所望の分析内容に分けて分析順に出力部47に出力させる。出力制御部42は、入力部43が検索条件として全てのユニットを入力した場合、または、検索条件としてユニットを入力しなかった場合、分析開始順、分析開始時刻、分析終了順、分析終了時刻、または、分析開始時刻をもとにした相対的な値にしたがって検索部45によって検索された分析情報を並び替えて出力部47に出力させる。出力制御部42は、分析情報とともに、該分析情報に該当する検体における免疫反応テーブル24、BFテーブル25または酵素反応テーブル30の配置位置を示す位置情報を出力部47に出力させる。出力制御部42は、入力部43が検索条件の優先順位を設定する設定情報を入力した場合、この優先順位にしたがって検索部45が検索した分析情報を並び替えて出力部47に出力させる。
分析装置1における一連の測定処理の一例を説明する。分析装置1においては、図示しないキュベット供給部より、BFテーブル25の所定位置に第1キュベット移送機構32によってキュベットが移送され、このキュベット内に第1試薬である磁性粒子固相担体試薬が第1試薬分注移送機構28によって分注される。その後、検体移送部21によって所定位置に移送された検体容器21a内から、チップ格納部22から供給されたチップを装着した検体分注移送機構23によって、BFテーブル25上のキュベット内に検体が分注される。そして、キュベットは、BFテーブル25の攪拌機構によって攪拌された後、第1キュベット移送機構32によって、免疫反応テーブル24の所定ラインに移送される。
そして、キュベットは、一定の反応時間が経過した後、第1キュベット移送機構32によってBFテーブル25に移送され、BFテーブル25における集磁機構により磁性粒子担体が集磁され、BF洗浄ノズルによってBF分離が実施される。そして、BF分離後のキュベット内に第2試薬である標識試薬が第2試薬分注移送機構29によって分注され、攪拌機構によって攪拌される。このキュベットは、第1キュベット移送機構32によって免疫反応テーブル24の所定ラインに移送され、一定の反応時間が経過した後、BFテーブル25に移送される。そして、キュベットは、集磁機構によって磁性粒子担体が集磁され、BF洗浄ノズルによってBF分離が実施されたのち、基質液が分注され、再度攪拌される。そして、キュベットは、第1キュベット移送機構32によって酵素反応テーブル30に移送され、酵素反応に必要な一定の反応時間が経過した後、第2キュベット移送機構33によって測光機構31に移送される。測光機構31は、キュベットから発せられる光を測定して、制御機構4に測定結果を出力する。
制御機構4においては、分析部44は、測光機構31から出力された測定結果をもとに、検体中の目的物質の有無や目的物質の量などを分析する。測光機構31における測定が終了したキュベットは、第2キュベット移送機構33によって所定の廃棄位置まで移送された後、廃棄される。
つぎに、図2を参照して、分析装置1における分析情報の検索処理および出力処理について説明する。図2に示すように、入力部43から入力された情報をもとに制御部41は、分析情報の検索モードが選択されたか否かを判断する(ステップS2)。たとえば、入力部43におけるマウスやキーボードの操作によって分析情報の検索モードが選択された場合、入力部43から分析情報の検索モードの選択を指示する指示情報が制御部41に入力される。
制御部41は、分析情報の検索モードが選択されたと判断するまでステップS2の判断処理を繰り返し、分析情報の検索モードが選択されたと判断した場合(ステップS2:Yes)、入力部43が検索条件入力処理を行う(ステップS4)。
この場合、たとえば、出力部47は、図3に例示する検索メニューM1を表示出力する。この検索メニューM1には、上部に分析内容を選択できる欄Ctが設けられ、欄Ctの右側には検索を希望する分析日時を選択できる欄Ciが設けられる。そして、欄Ctの下方の領域Auには、各使用ユニットに対応するチェックボックスが設けられている。さらに、領域Auの下方に位置する領域Asには、検体の種別を選択できるチェックボックス、検体番号および検体IDを入力できる欄、検体が通常処理、緊急処理のいずれかを選択できるチェックボックスが設けられている。入力部43は、マウスおよびキーボードの操作によって、各欄への入力および各チェックボックスの選択を行うことによって、検索条件を入力する。図3においては、たとえば、チェックボックスCBb1の選択によってユニットとして「Probe B1」を選択し、チェックボックスCBrの選択によって通常処理が行われた血液検体を選択して検索条件が入力部43から制御部41に入力される。さらに、図4に示すように、検索条件として所望の分析内容を選択する場合、マウス等の操作によって欄Ctのスライダーを上下させ、カーソルCを所望の分析内容上に配置し選択後、検索ボタンSdを選択すると、ユニット「Probe B1」および分析内容「34.bhCG」が検索条件として入力部43から制御部41に入力される。
つぎに、検索部45は、入力部43から入力された検索条件にしたがって、記憶部46の中から分析情報を検索する検索処理を行う(ステップS6)。検索部45は、図3および図4に示すように検索条件が入力された場合、「Probe B1」を使用して「通常処理が行われた血液検体」の「34.bhCG」の分析内容に関する分析情報を記憶部46の中から検索し、制御部41に出力する。
出力制御部42は、検索部45が検索した分析情報を所定の条件で並び替える並替処理を行い(ステップS8)、並び替えた状態で出力する出力処理を行う(ステップS10)。たとえば、検索部45が検索した分析情報は、図5の一覧メニューM2に示すように、欄Cuに示すユニット「Probe B1」の使用順に並び替えて領域Ap1に表示出力される。領域Ap1には、検体番号を示す欄Ls、多重分析番号を示す欄Lc、検体IDを示す欄Li、分析内容を示す欄Lte、分析結果を示す欄Lr、異常内容を示す欄Le、分析開始時間を示す欄Ltiが設けられている。欄Ltiに示すように、分析開始時間順に「Probe B1」を使用した分析情報が表示されている。
そして、制御部41は、入力部43から入力された情報のうち、表示された分析情報の中から所定の分析情報の詳細を抽出する指示情報があるか否かを判断する(ステップS12)。制御部41が所定の分析情報の詳細を抽出する指示情報がないと判断した場合(ステップS12:No)、分析情報の検索処理および出力処理を終了する。一方、制御部41が所定の分析情報の詳細を抽出する指示情報があると判断した場合(ステップS12:Yes)、出力制御部42は、指示された分析情報の詳細を抽出して出力する抽出出力処理を行う(ステップS14)。
具体的には、図5に示すように、操作者は、欄Leに異常が発生した旨を示す「bn」表示が表示された検体番号「0005」の分析情報を詳細に調べたい場合には、カーソルCを検体番号「0005」上に配置し、マウスの左ボタンをクリック後、詳細情報ボタンSiを選択する。この場合、入力部43から、一覧メニューM2に表示された分析情報の中から検体番号「0005」の分析情報を抽出する指示情報が入力され、出力制御部42は、図6に示すメニューM3に示すように、検体番号「0005」の分析情報の詳細を出力部47に表示出力させる。このメニューM3には、検体番号「0005」の検体種別、分析内容、分析結果、測定結果、測定時間に加え、欄Cuに使用したユニット「Probe B1」が表示される。さらに、メニューM3の下方には、この検体番号「0005」の検体の分析のために使用された各試薬の種別、試薬格納テーブル内の配置位置、容器番号および試薬使用時間、検体番号「0005」の検体が移送された各テーブルにおける配置箇所および配置時間をそれぞれ表示されている。操作者は、このメニューM3を確認することによって、異常が発生した検体番号「0005」の分析情報を詳細に認識することができ、異常の特定に対して詳細に検討することが可能になる。
このように、本実施例にかかる分析装置においては、検索条件として選択された所望のユニットに対応する分析情報を記憶部46の中から検索し、所望のユニットの使用順に並び替えて出力させている。言い換えると、操作者は、分析装置の異常を特定するために、従来必要であった膨大な動作情報および分析結果の中から必要なものを抽出するという抽出作業を行うことなく、情報取得を希望するユニットの分析情報を、確認が容易である配列に並び替えた状態で迅速に取得することが可能になる。この結果、分析装置1によれば、複数の機構を有し様々な動作処理を行う複雑な装置構成の分析装置1であっても、所望のユニットに対応する分析情報を記憶部46の中から検索して所望のユニットの使用順に並び替えて出力させているため、操作者は、異常特定を行うために所望のユニットの使用順に並び替えた分析情報を迅速かつ簡易に認識することができる。したがって、分析装置1は、異常特定処理における操作者の負担を軽減することができる。
なお、図5に示す一覧メニューM2内のグラフ化ボタンSgを選択することによって、図7のグラフメニューM4が表示される。このグラフメニューM4には、一覧メニューM2に表示された各分析結果の分析開始時間の依存性を示すグラフが領域Agに表示される。このように、入力部43は、検索部45によって検索された分析情報に対応するグラフ画像の出力を指示する指示情報を入力でき、出力制御部42は、検索部45によって検索された分析情報と使用順情報とを対応させたグラフ画像を出力部47に出力させてもよい。この結果、操作者は、このグラフメニューM4内のグラフを参照することによって、分析結果の異常における時間依存を容易に認識することができ、異常の特定の検討を円滑に行うことが可能になる。
また、図3の検索メニューM1においては、単数のユニットを検索条件として選択した場合について説明したが、もちろん複数のユニットを検索条件として選択してもよい。この場合、図8の検索メニューM1に示すように、操作者は、検索したいユニットを示すチェックボックスを複数選択して、検索ボタンSdを選択すればよい。たとえば、操作者が、「Probe B1」に対応するチェックボックスCBb1とともに、「Table G」に対応するチェックボックスCBgを選択した場合、入力部43から、「Probe B1」および「Table G」を検索条件として検索を行う指示情報が制御部41に入力される。検索部45は、ユニット「Probe B1」および「Table G」を使用した分析情報を検索する。そして、出力制御部42は、図9の一覧メニューM2に示すように、検索部45によって検索された分析情報のうち、「Probe B1」に対応する分析情報を上部の領域Sb1に表示させ、「Table G」に対応する分析情報を領域Sb1の下部の領域Stgに表示させる。
このように、分析装置1によれば、複数のユニットを選択した場合、一覧メニューM2には「Probe B1」および「Table G」の各ユニットに分けて分析情報が表示されるため、操作者は、それぞれのユニットの分析情報を正確に認識することが可能になり、異常の特定の検討を円滑に行うことが可能になる。また、グラフ化ボタンSgを選択した場合、「Probe B1」および「Table G」の各ユニットに対応した各分析結果の分析開始時間の依存性を示すグラフが表示される。
また、複数の分析内容を検索条件として選択してもよい。この場合、図10に示すように、操作者は、たとえば「15.CEA」と「34.bhCG」の分析内容を検索条件として選択できる。この場合、入力部43から、分析内容「15.CEA」と「34.bhCG」を検索条件として検索を行う指示情報が制御部41に入力され、検索部45は、この指示条件にしたがって、分析内容「15.CEA」と「34.bhCG」である分析情報を検索する。そして、出力制御部42は、図11の一覧メニューM21に示すように、検索部45によって検索された分析情報のうち、分析内容「15.CEA」に対応する分析情報を上部の領域Stcに表示させ、「34.bhCG」に対応する分析情報を領域Stcの下部の領域Stbに表示させる。
このように、分析装置1によれば、複数の分析内容を選択した場合、一覧メニューM21には「15.CEA」と「34.bhCG」の各分析内容にそれぞれ分けて分析情報が表示されるため、操作者は、各分析内容の分析情報を正確に認識することが可能になり、異常の特定の検討を円滑に行うことが可能になる。また、グラフ化ボタンSgを選択した場合、「15.CEA」と「34.bhCG」とのそれぞれの分析内容に対応した各分析結果の分析開始時間の依存性を示すグラフが表示される。なお、図12の検索メニューM13に示すように、第1の分析内容を選択できる欄Ct1のほかに、欄Ct1で選択した分析内容以外の第2の分析内容を選択できる欄Ct2をさらに設けて、複数の分析内容を選択できるようにしてもよい。
また、分析装置1においては、検索条件として全てのユニットを選択してもよい。たとえば、図13に示すように、検索メニューM1の領域Auにおいて、全てのユニットを示すチェックボックスCBalを選択した場合、入力部43から全てのユニットを検索条件として検索を指示する指示情報が制御部41に入力される。この場合、検索部45は、検索条件にしたがい全てのユニットに該当する分析情報を記憶部46の中から検索する。そして、出力制御部42は、図14の一覧メニューM22に示すように、分析開始時刻にしたがって検索部45によって検索された分析情報を並び替えて出力部47に出力させる。この場合、操作者は、分析開始時刻順に詳細に分析情報を確認することができる。
また、図15に示す設定メニューMsにおける設定処理を行うことによって、操作者は、検索条件の優先順位を自由に設定することができる。たとえば、設定メニューMsにおける領域Antにおいて、分析内容の優先順位を設定することができる。欄Bt1においては優先順位「1位」の分析内容を設定でき、欄Bt2においては優先順位「2位」の分析内容を設定でき、欄Bt3においては優先順位「3位」の分析内容を設定できる。この場合、出力される分析情報は、優先順位にしたがった順番に分析内容に分けて出力される。また、領域Anuにおいては、使用ユニットの優先順位を設定することができる。欄Bu1においては優先順位「1位」のユニットを設定でき、欄Bu2においては優先順位「2位」のユニットを設定でき、欄Bu3においては優先順位「3位」のユニットを設定できる。この場合、出力される分析情報は、優先順位にしたがった順番に各ユニットに分けて出力される。このように、分析情報の出力における優先順位を自由に設定することができるため、操作者は、分析情報の取得方法を柔軟に変更することができ、異常特定を効率的に行うことが可能になる。
また、出力制御部42は、検索条件に対応する分析情報以外の分析情報を所定条件で前記出力手段に出力させてもよい。たとえば図16のメニューM2に示すように、ユニット「Probe B1」が検索条件として入力された場合、ユニット「Probe B1」に対応する分析情報の後に他のユニットに対応する分析情報を検体番号順に表示してもよい。この場合、「Probe B1」に対応する分析情報が上部の領域Sb1に表示され、領域Sb1の下部の領域St0に、他のユニットに対応する分析情報が欄Lsに示すように検体番号順に表示される。また、図17に示すように、ユニット「Probe B1」が検索条件として入力された場合、ユニット「Probe B1」に対応する分析情報の後に他のユニットに対応する分析情報を分析内容順に表示してもよい。この場合、「Probe B1」に対応する分析情報が上部の領域Sb1に表示され、領域Sb1の下部の領域St0に、他のユニットに対応する分析情報が欄Lteに示すように分析内容順に表示される。また、検索条件に対応する分析情報以外の分析情報を、検索条件に対応する分析情報の後ではなく検索条件に対応する分析情報の前に表示してもよい。また、図18の欄Ltiに示すように、検索条件であるユニット「Probe B1」に対応する分析情報以外の分析情報を表示する場合、分析開始時刻を空欄にして表示してもよい。このように、分析装置1においては、検索条件に対応する分析情報以外の分析情報を所定条件で表示することによって、検索条件に対応する分析情報以外の分析情報も確認することができるため、再度検索処理をして最初の検索条件に対応する分析情報以外の分析情報を再出力させる処理を省略することができる。
また、図3〜図18において、出力部47は、出力制御部42が並び替えた分析情報を表示出力した場合を例に説明したが、もちろん、出力制御部42が並び替えた分析情報を印刷してもよく、また、出力制御部42が並び替えた分析情報を保存したファイルを記憶部46または外部記憶媒体に出力してもよい。また、送受信部48は、ネットワーク回線を介して他のコンピュータシステムに、出力制御部42が並び替えた分析情報を出力してもよい。
また、上記実施例で説明した分析装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。このコンピュータシステムは、所定の記録媒体に記録されたプログラムを読み出して実行することで分析装置の処理動作を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステムの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステムによって読み取り可能なプログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。また、このコンピュータシステムは、ネットワークを介して接続した他のコンピュータシステムからプログラムを取得し、取得したプログラムを実行することで分析装置の処理動作を実現する。
以上のように、本発明にかかる分析装置は、複数のユニットを備えた医療用分析装置に有用であり、特に、分析装置に異常が発生したときに異常特定のために所望の分析情報を簡易かつ迅速に取得した場合に適している。

Claims (9)

  1. 各分析内容に応じてそれぞれ使用される複数のユニットと分析に関する分析情報を出力する出力手段とを備えた分析装置において、
    各検体の分析情報を、該検体の分析処理において使用した前記ユニットを示す情報とともに記憶する記憶手段と、
    所望の前記ユニットを検索条件として入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された検索条件にしたがって、前記所望のユニットを使用して分析された前記検体の分析情報を前記記憶手段の中から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された前記分析情報を前記所望のユニットの使用順に並び替えて前記所望のユニットの使用順を示す使用順情報とともに前記出力手段に出力させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする分析装置。
  2. 前記制御手段は、前記検索条件に対応する分析情報以外の前記分析情報を所定条件で前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記入力手段は、前記所望のユニットを複数入力でき、
    前記制御手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報をそれぞれ対応する前記所望のユニットに分けて前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  4. 前記入力手段は、検索条件として単数または複数の所望の前記分析内容を入力でき、
    前記検索手段は、前記入力手段によって入力された前記所望の分析内容に対応する前記検体の分析情報を前記記憶手段の中から検索し、
    前記制御手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報を前記所望の分析内容に分けて分析順に前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  5. 前記入力手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報に対応するグラフ画像の出力を指示する指示情報を入力でき、
    前記制御手段は、前記検索手段によって検索された前記分析情報と前記使用順情報とを対応させたグラフ画像を前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  6. 前記検索手段は、前記入力手段が検索条件として全ての前記ユニットを入力した場合、または、検索条件として前記ユニットを入力しなかった場合、前記記憶手段の中から前記入力手段によって入力された検索条件にしたがって前記分析情報を検索し、
    前記制御手段は、分析開始順、分析開始時刻、分析終了順、または、分析終了時刻にしたがって前記検索手段によって検索された前記分析情報を並び替えて前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  7. 前記入力手段は、前記検体の種別を検索条件として入力できることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  8. 前記制御手段は、前記分析情報とともに、該分析情報に該当する検体の反応テーブルの使用位置を示す位置情報を前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  9. 前記入力手段は、検索条件の優先順位を設定する設定情報を入力でき、
    前記制御手段は、前記優先順位にしたがって前記分析情報を並び替えて前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
JP2008540828A 2006-10-24 2006-10-24 分析装置 Expired - Fee Related JP4838855B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2006/321137 WO2008050397A1 (fr) 2006-10-24 2006-10-24 Analyseur

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008050397A1 true JPWO2008050397A1 (ja) 2010-02-25
JP4838855B2 JP4838855B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=39324212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008540828A Expired - Fee Related JP4838855B2 (ja) 2006-10-24 2006-10-24 分析装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4838855B2 (ja)
WO (1) WO2008050397A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281802A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置および検体検索システム
JP5300447B2 (ja) 2008-12-04 2013-09-25 ベックマン コールター, インコーポレイテッド 自動分析装置および自動分析装置における検体分注方法
JP5286134B2 (ja) * 2009-03-31 2013-09-11 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査システムとその装置管理サーバの運用方法
CN102818908A (zh) * 2012-08-24 2012-12-12 叶孔国 一种任选式全自动免疫检测仪的运作装置
JP6804547B2 (ja) * 2016-09-21 2020-12-23 株式会社日立ハイテク 自動分析装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3357158B2 (ja) * 1993-12-22 2002-12-16 日本分光株式会社 システムコントローラを用いた分析装置ユニット
JPH1010131A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Hitachi Ltd 測定来歴の報告機能を有する自動分析装置
JP2003329690A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Sysmex Corp 臨床検査システム
JP4045999B2 (ja) * 2003-04-11 2008-02-13 株式会社島津製作所 機器分析用データ管理装置
JP4410506B2 (ja) * 2003-07-24 2010-02-03 オリンパス株式会社 自動分析装置
JP4372473B2 (ja) * 2003-08-20 2009-11-25 株式会社堀場製作所 データ管理システムおよびそれに適用される分析装置
JP4807769B2 (ja) * 2005-03-30 2011-11-02 シスメックス株式会社 分析システム、データ処理装置、及びアプリケーションプログラム
JP4979307B2 (ja) * 2006-08-25 2012-07-18 シスメックス株式会社 血液試料測定装置
JP2008058129A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008050397A1 (fr) 2008-05-02
JP4838855B2 (ja) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2040080B1 (en) Sample analyzer and method for analyzing samples
US8333123B2 (en) Sample processing apparatus and sample information display apparatus
US9068956B2 (en) Specimen analyzing apparatus and specimen analyzing method
US8347743B2 (en) Specimen processing device and specimen processing method
JP5372734B2 (ja) 検体処理システム及び検体搬送ユニット
US20120160039A1 (en) Sample processing system
JPWO2008050396A1 (ja) 分析装置
JP2022140602A (ja) ラックの搬送方法、検体測定システム
US20140087472A1 (en) Sample analyzer and sample analyzing method
JP4838855B2 (ja) 分析装置
JP5123859B2 (ja) 異常特定方法、分析装置および試薬
JP6954949B2 (ja) 自動分析装置
US8900876B2 (en) Abnormality-identifying method and analyzer
WO2011122606A1 (ja) 検体分析装置
JP2009244177A (ja) 分析装置、分析方法、及びコンピュータプログラム
JP2011017660A (ja) 自動分析装置および再検方法
JP5108366B2 (ja) 検体分析装置
JP6768870B2 (ja) 試料ピペッティングが改善された実験室分析システム
JP4537472B2 (ja) 分析装置
JP5054701B2 (ja) 異常特定方法および分析装置
JP2015049063A (ja) 検体分析装置
CN110967504B (zh) 一种分析仪及其样本回收方法、存储介质
US20190204347A1 (en) Automated analyzer and retesting instruction system
JP4896147B2 (ja) 異常特定方法および分析装置
US20140112830A1 (en) Automated Analyzer

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110930

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4838855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees