JPWO2008032525A1 - 医療情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

記憶媒体に記憶された医用画像又は医療情報の管理を容易にするとともに、情報漏洩を防止する。医療情報処理装置では、メディアドライバ17により可搬型のメディアに記憶されているデータを読み取ると、制御部11においてこの読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれているか否かを判別する。当該医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判別された場合、制御部11は前記読取データをデータメモリ16に記憶させる。前記読取データがデータメモリ16に記憶されると、制御部11は前記メディアに記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読み取りを制限する制御を行う。

Description

本発明は、医用画像又は医療情報の表示、情報処理等を行う医療情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、カード型の記憶媒体等に患者の身長や体重等の他、血液検査や尿検査等の検査結果のデータを保存し、診察に利用することが行われている(例えば、特許文献1、2、3参照)。例えば、患者が転院する際にこの記憶媒体を転院先の医師に提供する場面が挙げられる。医師はコンピュータ端末によりこの記憶媒体からデータを読み出して表示することにより、患者の体質や過去の検査結果等を把握することができる。
特開平9−325999号公報 特開平8−96047号公報 特開昭63−165958号公報
しかしながら、上記のような記憶媒体を患者が持ち帰る場合には、その記憶媒体の管理が問題となる。例えば、病院毎、或いは診療科毎に記憶媒体が発行されると、診察や検査の度に患者が管理しなければならない記憶媒体が増えてゆく。追記型の記憶媒体を用いて複数の病院や診療科で共通に記憶媒体を使用することも考えられるが、患者はその都度記憶媒体を持参しなければならず煩雑である。また、持参するのを忘れることも想定される。
また、記憶媒体に記憶されるデータは、患者の個人情報に関する重要なデータである。よって、全てのデータを記録した記憶媒体を持ち歩くことは情報漏洩の点から好ましくない。記憶媒体を廃棄する際においても情報漏洩を考慮した対策が必要である。
さらに、記憶媒体が多数あると、閲覧したい所望のデータが何れの記憶媒体に記憶されているのかがすぐには分からず、一度コンピュータ端末によってデータを読み取って表示しなければならない。記憶しているデータの内容を記載したラベルを各記憶媒体に貼付しておくことも考えられるが、逐一その作業を行うのは面倒である。
本発明の課題は、記憶媒体に記憶された医用画像又は医療情報の管理を容易にするとともに、情報漏洩を防止することである。
請求項1に記載の発明は、
記憶手段を備えた医療情報処理装置において、
可搬型の記憶媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、
前記読み取られた読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれているか否かを判別し、当該医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判別された場合、前記読取データを前記記憶手段に記憶させる情報制御手段と、
前記読取データが前記記憶手段に記憶されると、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読み取りを制限する制御を行う読取制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医療情報処理装置において、
前記読取制御手段は、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報の全部又は一部のデータを消去する処理を実行し、当該医用画像又は医療情報の読み取りを制限することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の医療情報処理装置において、
前記読取制御手段は、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読取が禁止されていることを示すフラグデータを前記記憶媒体に記憶させることにより、当該医用画像又は医療情報の読み取りを制限することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の医療情報処理装置において、
前記情報制御手段は、前記読取データのデータ容量及び前記記憶手段において記憶可能な記憶容量を判断し、前記記憶手段における記憶容量が前記読取データのデータ容量に満たない場合、前記記憶手段における記憶容量が不足する旨を警告することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の医療情報処理装置において、
前記情報制御手段は、前記記憶手段における記憶容量が不足する場合、前記記憶媒体から読み取った医用画像又は医療情報に圧縮処理を施して前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の医療情報処理装置において、
前記情報制御手段は、前記記憶手段における記憶容量が不足する場合、前記読取データのうち、テキストデータのみを抽出して前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
コンピュータを、
記憶手段、
可搬型の記憶媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段、
前記読み取られた読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれているか否かを判別し、当該医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判別された場合、前記読取データを前記記憶手段に記憶させる情報制御手段、
前記読取データが前記記憶手段に記憶されると、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読み取りを制限する制御を行う読取制御手段、
として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1〜3、7に記載の発明によれば、記憶媒体から読み取った読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判別すると、当該読取データを医療情報処理装置の記憶手段に記憶するので、複数の記憶媒体が提供された場合でも、記憶媒体内のデータを順次医療情報処理装置に取り込んで一括管理することが可能となる。従って、情報管理が容易となるとともに各記憶媒体からデータを読み取って所望のデータを検索したり、表示したりといったことが不要となる。また、読取データを記憶後は、記憶媒体内の医用画像又は医療情報のデータの読み取りを制限して当該データの漏洩を防止することができ、個人情報の保護を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、記憶容量の不足について警告することができる。
請求項5、6に記載の発明によれば、記憶容量が不足する場合であっても読取データを記憶手段に記憶させることが可能となる。
本実施形態における医療情報処理装置及び医療情報提供システムを示す図である。 医用画像に付帯される情報例を示す図である。 医用画像に付帯される情報例を示す図である。 医用画像に付帯される情報例を示す図である。 医用画像に付帯される情報例を示す図である。 医用画像又は医療情報が保存されたメディアのデータ構成例を示す図である。 医療情報処理装置の内部構成を示す図である。 医療情報処理装置により実行されるデータ表示処理の流れを示すフローチャートである。 メディアから読み取られた医用画像又は医療情報を表示する際の初期画面を示す図である。
符号の説明
1 医療情報提供システム
2 PACS
3 サーバ
5 HIS
6 モダリティ
10 医療情報処理装置
11 制御部
16 データメモリ
17 メディアドライバ
M メディア
まず、構成を説明する。
図1に、本実施形態における医療情報処理装置10及び医療情報提供システム1を示す。
医療情報提供システム1は、病院等の医療機関に設置されるものであり、HIS(Hospital Information System)5、モダリティ6、PACS(Picture Archiving and Communication System)2等がネットワークNを介して接続されて構成されている。ネットワ
ークNの通信規格は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)
規格によるものである。
医療情報提供システム1は、モダリティ6によって生成された医用画像や、HIS5、PACS2のサーバ3等によって生成された医療情報をDB(Data Base)4に保存し、
サーバ3においてこれを管理、提供するものである。
HIS5は、病院内の情報を統括的に管理するための情報管理システムである。HIS5では検査の予約入力を受け付けて撮影オーダ情報と呼ばれる検査撮影に関する指示情報を生成する他、薬の処方箋、診療費の会計等の入力を受け付けて処方箋情報、会計情報等の医療情報を生成し、管理する。
モダリティ6は、検査撮影を行って医用画像のデータを生成するものである。モダリティ6としては、X線撮影装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等が挙げられる。
前記撮影オーダ情報には検査対象の患者や検査、撮影により生成する医用画像に関する指示が含まれる。モダリティ6における撮影はこの撮影オーダ情報に基づいて行う。モダリティ6は撮影により生成した医用画像をPACS2のサーバ3に送信する。
PACS2は、ネットワークを介して医用画像のやりとりが可能な医用画像管理システムである。PACS2は、サーバ3の他、画像処理装置や読影用の端末装置等(図示せず)を備えて構成されており、これらがネットワークを介して接続されている。
PACS2では、モダリティ6から医用画像が入力されるとサーバ3において当該医用画像をデータベース化してDB4に保存する。データベース化は撮影オーダ情報に基づいて行う。すなわち、撮影オーダ情報から医用画像に関する基本情報を抽出し、医用画像を個々特定する情報として医用画像のヘッダ領域に書き込み、付帯させるものである。
なお、医用画像の保存はDICOM規格に従って行う。DICOM規格は、医用画像の配信、医用画像の保存フォーマット等に係る規格であり、この規格を適用することにより異なる装置間での医用画像の交換が可能となる。保存フォーマットでは、医用画像のヘッダ領域に医用画像に関する基本情報を書き込み、付帯させる際の規格が定められている。この付帯情報には、医用画像がDICOM規格に従って保存されている旨の宣言を初めとして、図2A〜図2Dに示すような医用画像に関する基本情報が含まれる。
図2A〜図2Dに示すように、医用画像に関する基本情報には患者情報H1、検査情報H2、シリーズ情報H3、画像詳細情報H4が含まれている。各情報H1〜H4にはその情報を個々に識別するため、患者情報H1には患者情報LID、検査情報H2には検査情報LID、シリーズ情報H3にはシリーズ情報LID、画像詳細情報H4には画像詳細情報LIDと呼ばれる識別情報が付与されている。患者情報LIDを検査情報H2に、検査情報LIDをシリーズ情報H3に、また患者情報LID、検査情報LID、シリーズ情報LIDを画像詳細情報H4に対応付けることにより、各情報H1〜H4を関連付けている。
患者情報H1は、患者の名前(ASCII、カナ、漢字)、患者ID、患者の生年月日、性別等の患者に関する情報である。患者情報H1には上述した患者情報LIDが付与されている。
検査情報H2は、検査を行った検査日付や時刻、検査時のコメント等、検査に関する情報である。検査情報H2には検査情報LIDが付与されている。また、画像管理のために発行された検査インスタンスUID、その検査情報に対応する患者情報LIDが検査情報H2と対応付けられている。
シリーズ情報H3は、撮影を行ったモダリティの種類を示す名称、そのモダリティのシリーズ番号、モダリティを操作した操作者の名前、そのモダリティで読取可能な最小画素値、最大画素値、検査部位等のモダリティや撮影に関する情報である。また、シリーズ情報H3には、画像管理のために発行されたシリーズインスタンスUID、シリーズ情報H3に対応する検査情報LIDが対応付けられている。
画像詳細情報H4は、画像が生成された際に付された画像番号、画像が生成された画像時刻、割り当てビット等のビット情報、原画像、DICOM圧縮画像、JPEG圧縮画像、サムネイル画像の各画像へのファイルパス名、圧縮率等の画像管理や画像生成に関する情報である。画像詳細情報H4には、その画像詳細情報H4に対応する患者情報LID、検査情報LID、シリーズ情報LIDが対応付けられる。また、画像管理のために発行された検査インスタンスUID、シリーズインスタンスUID及び医用画像のファイル保存場所を示すアドレスを組み合わせて構成されるSOPインスタンスUIDが対応付けられる。検査インスタンスUID、シリーズUID、画像保存アドレスは個々の医用画像によって異なるものとなるので、このように構成されたSOPインスタンスUIDは全ての医用画像を個別に特定することができるIDとなる。
なお、PACS2では上記医用画像の他、医療情報をDB4に保存し管理する。医療情報とは医療に関する情報をいい、例えば処方箋情報、会計情報の他、読影用の端末で作成された読影レポート情報や電子カルテ情報等がある。また、次の診療予定や定期健康診断、献血等の患者に対しての通知情報等も含む。上記の医用画像に関する基本情報(患者情報H1、検査情報H2、シリーズ情報H3、画像詳細情報H4)も医療情報の一つである。
PACS2では、DB4に保存されている医用画像又は医療情報をサーバ3が上記読影用の端末装置等に配信する処理を行う。また、サーバ3は患者に配布するためのメディアMに医用画像又は医療情報を記憶させ、保存する。メディアMに記憶された医用画像又は医療情報は、患者宅に設置された医療情報処理装置10において閲覧可能である。
メディアMは、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、小型メモリ等の可搬型の記憶媒体である。メディアMへの医用画像及び医療情報の書き込みは、PDI(Portable Data for Imaging)規格に従って行う。PDIはIHE(Intergrateing
the Healthcare Enterprise)又はIHE−J(IHE-Japan)によるガイドラインにおい
て定められているものである。IHE、IHE−JはDICOM規格の他、HL7と呼ばれる医療機器の相互接続のために決められた規格を、臨床現場のワークフローに即して用いるために定められたガイドラインである。PDIはこのIHE及びIHE−Jのうち、医用画像を可搬型の記憶媒体に保存して利用する場合のデータ運用に関して定めたガイドラインである。
図3に、上記PDIにより定められたメディアMのデータ構造を示す。
メディアMでは、メディアM内に保存されるデータの種類(医用画像、医用画像及び医療情報の表示画面に用いるコンテンツ、その他の医療情報)に応じて、主にDICOMDIRファイル、DICOMディレクトリ、IHE−PDIディレクトリ、Otherディレクトリが設けられる。DICOMディレクトリはDICOM規格に従って生成された医用画像(これをDCMファイルという)についてのディレクトリであり、DICOMDIRファイルは当該医用画像の索引情報が記述されたものである。IHE−PDIディレクトリはXHTML、JPEG、GIF形式で保存されるコンテンツファイルについてのディレクトリである。Otherディレクトリは医療情報その他のファイルについてのディレクトリとなる。
次に、医療情報処理装置10について説明する。
医療情報処理装置10は、医用画像又は医療情報の閲覧に用いられるものである。医療情報処理装置10としてはPC(Personal Computer)等の一般的なコンピュータ装置が適用可能である。
図4に、医療情報処理装置10の構成を示す。
医療情報処理装置10は、図4に示すように制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、プログラムメモリ15、データメモリ16、メディアドライバ17等を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory
)等を備えて構成されている。制御部11はプログラムメモリ15に記憶されている制御用のプログラムを読み出し、当該プログラムとの協働により各種演算を行ったり、各部の動作を集中制御したりする。
操作部12は、キーボードやマウス等を備え、これらが操作されるとその操作に応じた操作信号を生成して制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等を備え、制御部11の表示制御に従ってLCD上に医用画像、医療情報等を表示する。
通信部14は、通信用インターフェイスを備えて構成され、制御部11の制御に従ってインターネット等のネットワーク上の外部装置に接続し、通信を行う。
プログラムメモリ15は、制御部11によって実行されるプログラム、プログラムの実行に必要なパラメータ、データ等を記憶している。
データメモリ16は、メディアMから読み取った医用画像、医療情報等の各種データを記憶するためのメモリである。
メディアドライバ17は、制御部11の読取制御に従ってメディアMに記憶されているデータを読み出す処理を実行する。また、制御部11の書込制御に従ってメディアMに各種データを書き込む処理を実行する。
次に、上記医療情報処理装置10の動作について説明する。
患者に医用画像や読影レポート、電子カルテ等の医療情報を提供する場合、サーバ3によって医用画像又は医療情報をメディアMに書き込むことが可能である。医師は当該メディアMを患者に提供することにより、患者自身の医用画像又は医療情報を提供することができる。患者は自宅の医療情報処理装置10においてメディアM内のデータを読み込み、表示を行わせることにより、医用画像又は医療情報を閲覧することが可能である。
以下、図5を参照して、メディアM内のデータの読み取り、表示を行う際に医療情報処理装置10において実行されるデータ表示処理を説明する。データ表示処理はメディアMがメディアドライバ17に挿入されたことを制御部11において検出すると開始されるものとする。
図5に示すデータ表示処理では、制御部11の読取制御に従いメディアドライバ17においてメディアM内のデータを読み取る(ステップS1)。制御部11では読み取られたデータ(以下、読取データという)を解析し、当該データは医用画像又は医療情報のデータであるか否かを判断する(ステップS2)。メディアMがPDI規格に従ってデータの書込が行われたものである場合、図3に示すような構造を呈している。よって、制御部11は図3に示すDICOM DIRファイルを参照することにより、読取データにDICOMによる医用画像が含まれていると判断することができる。同様に、Otherディレクトリを参照することにより、読取データに医療情報が含まれているか否かを判断することができる。
読取データが医用画像又は医療情報のデータではない場合(ステップS2;N)、そのデータ種に応じた処理に移行する。例えば、一般の音楽データ等である場合には音楽データの再生処理に移行する。
一方、読取データが医用画像又は医療情報であると判断された場合(ステップS2;Y)、制御部11は読取データのデータ容量と、内部メモリであるデータメモリ16の記憶容量(記憶可能な残りデータ容量)とを判断し、データメモリ16の記憶容量は読取データのデータ容量を下回るか否かを判断する(ステップS3)。
データメモリ16の記憶容量が読取データのデータ容量以上となる場合(ステップS3;N)、制御部11は読取データを内部メモリであるデータメモリ16に記憶させ、保存する(ステップS6)。読取データに含まれる医用画像、コンテンツデータ又は医療情報は対応付けてデータベース化し、保存する。
一方、データメモリ16の記憶容量が読取データのデータ容量を下回る場合(ステップS3;Y)、制御部11の表示制御により、読取データを保存するにはデータメモリ16の記憶容量が不足する旨を警告する警告メッセージを生成して表示部13上に表示させる(ステップS4)。次いで、制御部11は読取データに圧縮処理を施し、得られた圧縮データをデータメモリ16に記憶させ、保存する(ステップS5)。
なお、記憶容量が不足する場合、データ容量が大きい医用画像は保存せずに、データ容量が比較的小さいテキストデータのみを読取データから抽出してデータメモリ16に記憶させることとしてもよい。テキストデータの例としては、医療情報では読影レポート、処方箋におけるテキストデータの他、医用画像に付帯されている患者情報H1、検査情報H2、シリーズ情報H3、画像詳細情報H4に含まれるテキストデータ等が挙げられる。
読取データの保存が終了すると、制御部11はメディアMに対し読取制限処理を実行し、メディアM内のデータの読み取りを不可能とする制御を行う(ステップS7)。
読取制限処理では、制御部11はメディアM内に記憶されている医用画像又は医療情報に対し、その全部又は一部を消去する処理をメディアドライバ17に実行させる。具体的には、メディアドライバ17によりメディアM内の医用画像又は医療情報の記憶領域において乱数値又は固定値を上書きする等して医用画像又は医療情報の消去を行う。
なお、読み取りを不可能とできるのであれば他の方法であってもよい。例えば、Otherディレクトリにおいて読み取りの禁止を示すフラグデータを書き込むこととしてもよい。この場合、メディアM内にPDIビューアソフト(PDI規格のデータ閲覧用のソフト)を保存しておき、そのソフトによってフラグデータを認識することにより、以後、他の装置においてメディアM内のデータを読み取る際には先にディレクトリ内のフラグデータを読み取ることとなり、ディレクトリにより示される医用画像や医療情報の読み取りが禁止されていると判断して読み取られないものとなる。
読取制限処理を終了すると、制御部11はデータメモリ16に保存されている読取データを読み出し、読取データに含まれる医用画像又は医療情報の表示制御を行う。読取データには医用画像又は医療情報の表示画面に用いるコンテンツのファイルが含まれているので、制御部11はこのコンテンツファイルを用いて表示画面を構成し、表示部13上に表示させる(ステップS8)。
図6は、医用画像又は医療情報を表示するための初期画面例を示す図である。
図6に示すように、初期画面dでは制御部11の表示制御により医用画像の付帯情報に基づいて患者ID、患者の名前、性別、検査日付等の患者情報及び検査情報d1が表示されている。また、制御部11によってシリーズ毎に医用画像が分類され、モダリティや検査部位等のシリーズ情報d2が表示されているとともに、当該医用画像の表示指示を行うためのアイコンd3が個々の医用画像について生成され、表示されている。さらに、処方箋や診療費等の診療に関する医療情報を表示させるための診療キーd4が表示されている。
操作部12を介してこのアイコンd3や診療キーd4が操作されると、制御部11はその操作に応じて表示画面上にアイコン3dに対応する医用画像又は医療情報を表示部13上に表示させる。
以上のように、本実施形態によれば、メディアM内から読み取った読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判断すると、当該読取データを医療情報処理装置10の内部メモリに記憶させる。これにより、診察毎にメディアMが患者に提供された場合でもメディアM内のデータは順次データベース化されて医療情報処理装置10によって管理することが可能となる。従って、複数メディアM内のデータを一括管理することができ、複数のメディアM内のデータを逐一読み取って所望のデータを探索したり、表示したりといった煩雑な作業が不要となる。
また、読取データを保存後は、メディアM内に記憶されている医用画像又は医療情報について読取を不可能とする読取制限処理を施す。これにより、個人情報である医用画像又は医療情報の漏洩を防止することが可能となる。メディアMは携帯の利便性が高い一方で紛失しやすい。また、メディアMを廃棄する場合も考慮すると、データを読取後はデータ漏洩を防止することにより個人情報の保護を図ることが可能となる。
情報処理の分野において利用することが可能であり、医療情報を処理する医療情報処理装置、プログラムに適用することができる。

Claims (7)

  1. 記憶手段を備えた医療情報処理装置において、
    可搬型の記憶媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、
    前記読み取られた読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれているか否かを判別し、当該医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判別された場合、前記読取データを前記記憶手段に記憶させる情報制御手段と、
    前記読取データが前記記憶手段に記憶されると、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読み取りを制限する制御を行う読取制御手段と、
    を備えることを特徴とする医療情報処理装置。
  2. 前記読取制御手段は、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報の全部又は一部のデータを消去する処理を実行し、当該医用画像又は医療情報の読み取りを制限することを特徴とする請求項1に記載の医療情報処理装置。
  3. 前記読取制御手段は、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読取が禁止されていることを示すフラグデータを前記記憶媒体に記憶させることにより、当該医用画像又は医療情報の読み取りを制限することを特徴とする請求項1に記載の医療情報処理装置。
  4. 前記情報制御手段は、前記読取データのデータ容量及び前記記憶手段において記憶可能な記憶容量を判断し、前記記憶手段における記憶容量が前記読取データのデータ容量に満たない場合、前記記憶手段における記憶容量が不足する旨を警告することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の医療情報処理装置。
  5. 前記情報制御手段は、前記記憶手段における記憶容量が不足する場合、前記記憶媒体から読み取った医用画像又は医療情報に圧縮処理を施して前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の医療情報処理装置。
  6. 前記情報制御手段は、前記記憶手段における記憶容量が不足する場合、前記読取データのうち、テキストデータのみを抽出して前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の医療情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    記憶手段、
    可搬型の記憶媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段、
    前記読み取られた読取データに医用画像又は医療情報のデータが含まれているか否かを判別し、当該医用画像又は医療情報のデータが含まれていると判別された場合、前記読取データを前記記憶手段に記憶させる情報制御手段、
    前記読取データが前記記憶手段に記憶されると、前記記憶媒体に記憶されている医用画像又は医療情報のデータの読み取りを制限する制御を行う読取制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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