JPWO2008029481A1 - 苗巻取装置,苗ロール,苗植付装置,苗植システム - Google Patents

苗巻取装置,苗ロール,苗植付装置,苗植システム Download PDF

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勇 森田
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Abstract

多数の苗を分離保持したテープ状苗を、効率よく自動的に巻き取ることができる苗巻取装置を提供する。苗巻取装置10は、セットローラ24,32,貼付ローラ36,ガイドローラ26,34,42,巻取装置50,切断装置66,カウンタ74,制御ボックス80,フットスイッチ90などにより構成される。セットローラ24に回転可能に保持されたテープロール22から引き出された把持テープ20の把持面20Aには、苗40が貼り付けられ、次いで、貼付ローラ36に沿って通過する際に、他方の把持テープ28が貼り合わせられる。その後、苗40の数がカウンタ74により計数され、切断装置66により茎の先端が切り落とされる。貼付ローラ36を通過して形成されたテープ状苗44は、駆動モータ54により周速度一定となるように駆動される回転軸52に巻き取られて苗ロール60が形成される。

Description

本発明は、多数の苗が直列状に分離配置されたテープ状苗を巻いた苗ロール,その製造装置である苗巻取装置,テープ状苗の植付装置,苗植システムに関するものである。
従来、苗の移植は、一本一本手作業での植え付けが行われてきたが、作業効率の向上と労力の削減を図るために、苗を予め連続的に直列配置させておくための技術や、直列配置されたテープ状(ないし帯状)苗を植えるための技術が提案されている。例えば、以下の特許文献1に記載の「自動植苗方法および植苗装置並びに苗器」には、帯状に直列配置した苗入り苗器を間欠的に移動させるとともに、所定数宛の苗器から夫々苗を取出し、根側を下にして畝の所定部に植えることが記載されている。
特開平6−276817号公報
しかしながら、以上のような特許文献1に記載の技術では、合成樹脂製のテープの一面へ、合成樹脂製の器体の外壁を、接着剤などの利用により固着することによって苗器とし、その中に培養土とともに苗を収納することとしている。従って、一つ一つの器体に培養土を入れ、施肥し、ついで挿木をするという手間がかかるほか、挿木を済ませた苗器を収納しておく場合には、器体を取り付けたテープを手作業により渦巻き状などにしなくてはならない。また、実際に植える苗の大きさや数に関わらず、苗器の厚みに応じた収納スペースなどが必要となる。更に、前記苗を植え付けるときは、苗器から苗を押し出すという工程が必要になるばかりか、苗が押し出されたあとの苗器を回収しなければならないという不都合もある。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、多数の苗を分離保持したテープ状苗を、効率よく自動的に巻き取ることができる苗巻取装置と、それによって形成された苗ロールと、前記苗ロールを自動で植え付けでき、かつ、植え付け後の処理が不要な苗植付装置と、これらを利用した苗植システムを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の苗巻取装置は、多数の苗が分離配置されたテープ状苗を巻き取る苗巻取装置であって、前記苗を両面から挟んで接着する把持テープを巻いた第1及び第2のテープロールを、台上の離れた位置で、それぞれの把持テープが繰り出し可能となるように保持する第1及び第2のテープロール保持手段,前記第1及び第2のテープロールから繰り出された把持テープの間に前記苗を挟んだ状態で、前記2つの把持テープを密着させ、テープ状苗を形成する貼付ローラ,該貼付ローラにより形成されたテープ状苗を、前記台に対して着脱可能なリールに一定の周速度で巻き取る巻取手段,前記把持テープ及びテープ状苗の移動を、所定の方向にガイドする複数のガイドローラ,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記台に、前記貼付ローラの外周の一部に沿って形成されており、前記苗の移動をガイドする切れ込み,を設けたことを特徴とする。他の形態は、前記切れ込みの終端近傍に配置されており、前記切れ込みの上方において、前記把持テープに把持された苗の茎を切断する切断手段,を備えたことを特徴とする。更に他の形態は、前記把持テープに把持された苗の数を計数する計数手段,を備えたことを特徴とする。更に他の形態は、前記台の手前側に、該台よりも低い棚を設けたことを特徴とする。更に他の形態は、前記把持テープが生分解性を有することを特徴とする。
本発明の苗ロールは、多数の苗が分離配置されたテープ状苗を巻いた苗ロールであって、請求項1〜6のいずれかに記載の苗巻取装置によって製造されたことを特徴とする。
本発明の苗植付装置は、請求項7記載の苗ロールから繰り出されるテープ状苗を植える苗植付装置であって、対向する一対のプレートの進行方向側の端部が鋭角に接合され、他方の端部が開放するとともに、前記鋭角の端部により土を押し分けて、苗植付用の溝を形成する溝形成手段,該溝形成手段の上方に固定されており、前記テープ状苗が繰り出し可能となるように前記苗ロールを保持する苗ロール保持手段,前記溝形成手段の上方に配置されており、前記苗ロール保持手段から繰り出された横向きのテープ状苗を、縦向きに変える方向変換手段,前記溝形成手段の一対のプレート間に支持されており、縦向きのテープ状苗を挟むガイド溝を有するとともに、該ガイド溝を通過したテープ状苗を、前記溝に立てるガイド手段,前記溝形成手段の一対のプレートの外側に設けられており、前記溝に立てられた苗に土を被せる覆土手段,前記溝形成手段を、走行機体に着脱可能に取り付けるための取付手段,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記覆土手段が、前記溝形成手段の一対のプレートの外側に設けられた羽根板であって、該羽根板は、進行方向前方から後方へ向けて上がるように傾斜し、かつ、前記プレートと接合する内側が外側よりも低くなるように傾斜することを特徴とする。
他の形態は、前記方向変換手段が、上方の開口部から横向きの苗が入り、下方の開口部から縦向きの苗が排出されるように、上方から下方にかけて開口部の形状が略90度捻り形成された筒体,であることを特徴とする。更に他の形態は、前記筒体の下方に、縦向きの苗の先端側が露出可能なスリット,を設けたことを特徴とする。
更に他の形態は、前記ガイド手段が、円柱体,該円柱体の両端面に設けられた一対のガイドプレート,前記円柱体及びガイドプレートを、前記溝形成手段の一対のプレート間で、高さ調節可能に支持する支持手段,を備えるとともに、前記一対のガイドプレート間に、前記ガイド溝が形成されることを特徴とする。更に他の形態は、前記取付手段が、耕運の深さを調節するための高さ調節機構を備えたことを特徴とする。
本発明の苗植システムは、請求項1〜6のいずれかに記載の苗巻装置と、請求項8〜13のいずれかに記載の苗植付装置とを含むことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、直列配置された多数の苗の両面を把持テープで保持したテープ状苗を、巻取装置によって、一定の周速度で巻き取ることとしたので、苗ロールを自動的に効率よく製造することができる。また、苗植付装置は、溝形成手段や苗ロール保持手段,覆土手段,方向変換手段,ガイド手段などを備えているため、前記苗ロールから繰り出されたテープ状苗の植え付けから覆土までを自動的に行うことができる。更に、前記把持テープとして生分解性のテープを用いることにより、植え付け後の処理が不要になるという効果が得られる。
図1は、本発明の実施例1の苗巻取装置の全体構成を示す斜視図である。 図2は、前記実施例1の苗ロール製造工程を示す図である。 図3は、本発明の実施例2の苗植付装置の構成を示す斜視図である。 図4は、前記苗植付装置の主要部を示すであり、(A-1)及び(A-2)は覆土用の羽根を示す平面図及び正面図,(B)は保持部の分解斜視図,(C)は方向変換部を示す斜視図,(D)はガイド部を示す図である。 図5は、本発明の実施例3の苗植付装置の取付部の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10:苗巻取装置
12:足
16:台
18:棚
20,28:把持テープ
20A,28A:把持面
22,30:テープロール
24,32:セットローラ(ないしホルダ)
24A,32A:軸
26,34,42:ガイドローラ
36:貼付ローラ
38:軸
40:苗
44:テープ状苗
46:切れ込み
50:巻取装置
52:回転軸
52A:ベルト車
53:ベルト
54:駆動モータ
56:台紙
58:リール
60:苗ロール
66:切断装置
67:カバー
68:カッター板
69:ガイドローラ
70:回転軸
72:駆動モータ
74:カウンタ
75:カバー
76:バネ
76A:接触部
78,82,88:スイッチ
80:制御ボックス
84:調節つまみ
86:表示部
90:フットスイッチ
100:苗植付装置
102:取付部
104:アーム
104A,104B:端部
106:隙間(把持部)
108:プレート
110:ボルト
112:支柱
114:穴
116:ボルト
120:溝形成部
120A:先端
120B:後端
122,124:板材
122A,124A:スリット
126,128:羽根
130:保持部
132:スタンド
134:フレーム
136:軸
137:台紙
138:蓋
139:ロック部材
140:方向変換部
142:筒体
144:上端
146:下端
148:スリット
150:ガイド部
152:円柱体
154,156:プレート
158:ガイド溝
160:軸
162A,162B:アーム
164:テープ
170:走行機体
172:フレーム
180:畝
182:溝
184:土
200:取付部
202:後部フレーム
204:フレーム
204A,204B:アーム
206:把持部
208:プレート
210:ボルト
212:ナット
214:ホルダ
214A,214B:側面
214C:底面
216:ネジ
218:ネジ穴
220:支柱
222A,222B:スリット
224:ナット
226:カバー
228:ボルト
この発明には数多くの実施形態が有り得るが、ここでは適切な数の実施例を示し、詳細に説明する。
最初に、図1及び図2を参照しながら、本発明の実施例1を説明する。図1は、本実施例の苗巻取装置の全体構成を示す斜視図,図2は、本実施例による苗ロールの製造工程を示す図である。本発明の苗巻取装置は、テープロールから引き出された所定幅の把持テープによって苗を両側から挟んで保持したテープ状苗を、ロール状に巻き取るためのものである。図1に示すように、本実施例の苗巻取装置10は、複数の足12に支持された台16に、テープロール22,30用のセットローラ(ないしホルダ)24,32と、貼付ローラ36,巻取装置50,切断装置66,カウンタ74,制御ボックス80,ガイドローラ26,34,42が設けられた構成となっている。また、前記台16の手前側には、該台16に形成された切れ込み46を塞がないように、該台16よりも若干低い位置に棚18が設けられている。更に、台16の下(床など)には、作業者が足で操作可能なフットスイッチ90が設けられている。以下、前記各部について順に説明する。
まず、前記セットローラ24,32は、前記台16上に回転可能に設けられた軸24A,32Aをそれぞれ中心に備えており、外周面に前記テープロール22,30が着脱可能に取り付けられる。前記テープロール22,30は、所定幅の把持テープ20,28を多重に巻いたものであって、前記把持テープ20,28の把持面20A,28A(図2(A)参照)は、苗40を接着するための接着面となっている。なお、本実施例では、把持面20A,28Aの双方を接着面としたが、苗40の太さや大きさによっては、いずれか一方のみを接着面としても苗40の把持が可能である。本実施例では、前記把持テープ20,28として、例えば、公知の生分解性の接着テープが用いられている。
次に、貼付ローラ36は、台16に回転可能に設けられた軸38を略中央部に備えており、外周面は、前記把持テープ20,28を巻き付け可能な高さ(ないし幅)に形成されている。該貼付ローラ36の外周面に、前記苗40を挟んだ把持テープ20,28を押し当てることにより、把持テープ20,28と苗40が密着され、テープ状苗44が形成される。このような密着は、台16に回転可能に設けられたガイドローラ26,34,42によって、把持テープ20,28やテープ状苗44の移送を所定の方向にガイドすることにより可能となっている。更に、前記台16には、手前側から後述する切断装置66近傍まで、前記貼付ローラ36の外周に沿って切れ込み46が形成されている。該切れ込み46は、前記苗40が、貼付ローラ36に沿って移動するのをガイドするためのものである。
前記巻取装置50は、前記貼付ローラ36を通過することにより形成されたテープ状苗44を、ロール状に巻き取るためのものである。該巻取装置50は、台16を貫通する回転軸52と、該回転軸52を回転させるための駆動モータ54と、該駆動モータ54の動力を前記回転軸52のベルト車52Aに伝達するためのベルト53により構成されている。また、前記回転軸52の上端側には、テープ状苗44をロール状に巻き取るためのリール58と、苗ロール60をロール形態のまま容易に取り外すための台紙56が着脱可能に設けられている。前記台紙56は、本実施例では、例えば、ダンボールを略円板状に切り抜いたものが利用されるが、他の公知の各種の材料を所定形状に形成したものを利用するようにしてもよい。なお、前記駆動モータ54は、前記リール58に巻き付け中の苗ロール60の外周表面の速度が常に一定となるように、すなわち、周速度が一定となるように前記回転軸52を駆動するようになっている。
次に、カウンタ74は、前記貼付ローラ36を通過する苗40の数を計数するものであって、図2(A)に示すように、カバー75と、該カバー75の側面に一端が固定されたバネ76と、該バネ76により、前記カバー75側へ押し込まれるスイッチ78により構成されている。前記バネ76は、先端に凸状の接触部76Aを備えている。把持テープ20,28に挟まれた苗40が、前記接触部76Aを通過すると、前記バネ76が、図2(A)に矢印で示す方向に押し込まれ、それによって、前記スイッチ78が押されて苗40の通過数がカウントされる。
前記カウンタ74よりも台16の奥であって、前記切れ込み46の終端部近傍には、前記苗40の茎の先端を切断するための切断装置66が設置されている。該切断装置66は、縁部に刃が形成された略円形のカッター板68が、一部を除いてカバー67内に収納されており、前記カッター板68は、台16を回転可能に貫通する軸70に接続されている。前記軸70は、台16の裏面に設けられた駆動モータ72により回転駆動される。なお、前記カッター板68は、前記把持テープ20,28よりも下側になるように設定されているため、該把持テープ20,28からはみ出した部分のみを切り揃えることができる。また、カッター板68により切断された苗40の茎は、前記切れ込み46から下方に落下する。
前記制御ボックス80は、前記巻取装置50の駆動モータ54,切断装置66,カウンタ74に接続されている。そして、巻取装置50の駆動モータ54の電源のON/OFFの切替を行うスイッチ82,前記駆動モータ54の回転速度を調節するための調節つまみ84,前記カウンタ74で計数した苗40の数を表示する表示部86,前記表示部86に表示されたカウント値をリセットするためのスイッチ88を備えており、これらの操作により、苗巻取装置10の制御が可能となっている。なお、前記駆動モータ54の電源をONにすると、切断装置66も同時に運転を開始する。一方、前記フットスイッチ90は、ケーブルによって前記駆動モータ54に接続されており、前記制御ボックス80のスイッチ82とは別に、一時的に苗ロール60の巻取を停止するときなどに用いられる。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、下準備として、苗40を、図示しないカゴなどから前記棚18の上に移しておくとともに、巻取装置50の回転軸52に、台紙56とリール58を取り付けて、テープロール22,30を、それぞれセットローラ24,32にセットする。テープロール22から引き出した把持テープ20が、ガイドローラ26,貼付ローラ36,ガイドローラ42の外周面を通過し、かつ、テープロール30から引き出した把持テープ28が、ガイドローラ34,貼付ローラ36,ガイドローラ42の外周面を通過するように把持テープ20,28を引き出したら、これらの貼り合わせられた端部を、前記巻取装置50の回転軸52に取り付けたリール58に固定する。
以上の準備が整ったら、制御ボックス80のスイッチ82をONにして、巻取装置50の回転軸52と切断部66のカッター板68の回転を開始する。そして、まず、セットローラ24から引き出された把持テープ20の把持面20Aに、棚18の上にある苗40を手作業によって適宜間隔をおいて接着する。把持テープ20に接着された苗40は、切れ込み46に沿って貼付ローラ36の外周面に沿って移動する間に、セットローラ32から引き出された把持テープ28と貼り合わせられる。そして、把持テープ20と28が貼り合わされた付近で、カウンタ74により苗40の通過数がカウントされる(図2(A))。カウントされた数値は、前記制御ボックス80の表示部86に表示される。
次に、カウンタ74を通過した苗40は、図2(B)に示すように、切断装置66を通過する際に、茎の先端がカッター板68により切断される。切断された茎は、前記切れ込み46から台16の下に落下し、図示しない容器などに回収される。茎が切り揃えられた苗40は、把持テープ20,28に挟まれたまま、巻取装置50において、回転軸52に取り付けたリール58に巻き取られる(図2(C)参照)。以上のようにして所望の大きさの苗ロール60が形成されたら、制御ボックス80のスイッチ82をOFFにし、台紙56及びリール58ごと、苗ロール60を回転軸52から取り外す。なお、上述した作業中、回転速度を調節する場合には、制御ボックス80の調節つまみ84を調節し、一時的に巻き取りを停止したい場合には、前記フットスイッチ90を踏んで巻き取りを停止する。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)巻取装置50によって、苗40を挟んだ把持テープ20,28を、一定の周速度で巻き取ることとしたので、苗ロール60を自動的に効率よく巻き取ることができる。
(2)切断装置66を設けることとしたので、苗40の茎の長さを揃えることができる。
(3)カウンタ74を設けることとしたので、巻き取った苗40の数を計数することができる。
(4)台16の手前に、若干低い棚18を設けることとしたので、把持テープ20への苗40の接着作業が容易になる。
(5)フットスイッチ90を設けることとしたので、巻取作業中の一時停止を行うことができ、作業性がよい。
次に、図3及び図4を参照しながら、本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする(以下の実施例についても同様)。図3は、本実施例の苗植付装置の全体構成を示す斜視図である。図4は、本実施例の主要部を示す図であり、(A-1)及び(A-2)は覆土用の羽根を示す図,(B)は保持部の分解斜視図,(C)は方向変換部を示す斜視図,(D)はガイド部を示す図である。本実施例の苗植付装置は、前記実施例1の苗巻取装置10で製造した苗ロール60を利用して苗40の植え付けを行うものであって、図3に示す走行機体(トラクタなど)170に対して着脱可能な構成となっている。
苗植付装置100は、走行機体170に対して着脱可能な取付部102と、苗を植えるための溝をつくる溝形成部120と、前記苗ロール60を保持するための保持部130と、前記苗ロール60から繰り出されたテープ状苗44の姿勢を縦向きに変換する方向変換部140と、前記テープ状苗44を前記溝に立てるためのガイド部150と、前記溝に立てられた苗40に土を被せるための羽根126,128などにより構成されている。なお、前記走行機体170は、図3に示すように、車体の後部に前記取付部102を取り付けるためのフレーム172が取り付けられている。前記走行機体170としては、例えば、トラクタなどの公知の各種の走行機体が用いられる。
前記取付部102は、略水平方向に配置されるアーム104と、該アーム104の一方の端部104Bに略直交するように垂直に取り付けられる支柱112により構成されている。前記アーム104の他方の端部104Aには、前記走行機体170の後部に取り付けられたフレーム172を挟むための隙間106(ないし把持部)が形成されている。該隙間106に前記フレーム172を挟んで裏側から押え用のプレート108を押し当て、ボルト110などを締めることにより、前記走行機体170に対して、着脱可能かつ左右位置調節可能に取り付けられる。また、前記支柱112には、適宜間隔で複数の穴114が形成されている。該穴114は、前記支柱112とアーム104を固定するボルト116を通すためのものであって、前記穴114の位置をずらすことにより、後述する溝形成部120を保持する高さ,すなわち、耕運の深さを調節することが可能となっている。
次に、前記溝形成部120は、所定の間隔で対向する一対の略長方形の板材122,124により構成されている。これら板材122,124の先端120A側は、鋭角になるように接合されており、後端120B側は開放されている。前記先端120Aの下端側を畝180に埋めた状態で走行することにより、鋭角の接合部によって、土184が板材122,124の外側に掻き分けられ、苗40を植え付けるための溝182を形成することができる。また、前記板材122,124の略中央部には、上端縁から下に向けて、略垂直方向に適宜深さのスリット122A,124Aが形成されている。該スリット122A,124は、後述するガイド部150を取り付けるためのものである。前記板材122,124としては、例えば、鉄板などが用いられる。
更に、前記板材122,124の外側には、前記溝182に植えられた苗40に土を被せるための覆土用の羽根126,128が設けられている。前記羽根126は、前記板材122の略中央から後部側に向けて上がるように傾斜し、かつ、前記板材122との接合側(内側)が外側よりも低くなるように傾斜するとともに、後方が、前記板材122の後端120Bとほぼ一致する長さに形成されている。なお、前記羽根126の内側への傾斜は、例えば、12〜15°程度である。他方の羽根128についても同様に、他方の板材124に取り付けられている。これら羽根126,128の前方は、前記板材122,124の底辺とほぼ同じ位置まで下がっているため、前記溝形成部120により板材122,124の左右に掻き分けられた土184は、前記羽根126,128の上に乗り上げて後方に移動し、前記板材122,124の後端120Bを過ぎると、羽根126,128の内側から溝182に落下する。
苗ロール60の保持部130は、図4(B)に示すように、前記溝形成部120の板材122又は124に略垂直方向に固定されたスタンド132と、該スタンド132の上端側に略水平方向に設けられた軸136と、前記苗ロール60を台紙56及びリール58ごと収納するためのフレーム(ないしドラム)134により構成されている。前記苗ロール60の中心のリール58を、前記軸136に取り付け、必要に応じて、押え用の台紙137と蓋138を重ね、ロック部材139で前記ホルダ134と固定することにより、前記苗ロール60が、前記保持部130内に回転可能に保持される。前記フレーム134の縁部の厚みは、前記苗ロール60からのテープ状苗44の繰り出しを妨げないような厚さに設定されている。このような保持部130にセットされた状態では、前記苗40は横向きとなっている。なお、図3の例では、4つの保持部130のうち、右端の保持部130は、板材122に固定されており、他の3つの保持部130と向きが逆になっているが、これは説明を容易にするためのものであって、実際には、他の3つの保持部130と同じ向きに設けるようにしてよい。
一方、前記溝形成部120の板材122,124の間の上方には、前記保持部130にセットされた苗ロール60から繰り出される横向きの苗40を、茎の先端が下向きになるように方向変換するための方向変換部140が設けられている。該方向変換部140は、図4(C)に示すように、上端144から下端146へ向けて、略90度開口部の方向が変わるように捻り形成された筒体142により構成されており、上端144から横向きの苗テープ44が入り、下端146から縦向きの苗テープ44が排出されるようになっている。なお、前記下端146側には、縦向きになった苗40の頭部を露出して送りやすくするためのスリット148が、上方へ向けて適宜深さで形成されている。
更に、前記溝形成部120の板材122,124の間には、前記方向変換部140を通過することによって縦向きに方向変換されたテープ状苗44を、前記溝182に立てるためのガイド部150が設けられている。該ガイド部150は、図4(D)に示すように、所定の厚みを有する円柱体152の両端面に、略円板状のプレート154,156を貼り合わせたものである。前記円柱体152の厚みは、苗40が縦向きになっている場合のみに、前記プレート154,156間のガイド溝158を通過可能となる程度に設定されており、苗40が横向きのままでは通過できないようになっている。また、前記円柱体152は、縦向きになった苗40が当たったときに、該苗40が傷まないように、例えば、弾力性を有する材料により形成されている。
また、前記円柱体152とプレート154,156の略中央部には、これらを回転可能に貫通する軸160が設けられている。該軸160の両端には、前記溝形成部120の板材122,124のスリット122A,124Aに掛けるためのアーム162A,162Bが設けられている。前記軸160を、前記スリット122A,124Aに沿わせて板材122,124の間に収納し、前記アーム162A,162Bを前記板材122,124の外側に掛けると、前記円柱体152,プレート154,156が回転可能に支持される。なお、前記アーム162A,162Bは、ガイド部150を、前記溝形成部120から取り外すときの握り柄として利用され、通常は、先端が前記羽根126,128上に乗り上げた土184の移動を妨げることがないように、粘着性のテープ164などによって、板材122,124に固定されている。なお、前記板材122,124に固定する際は、前記ガイド部150が前記苗40の長さに応じた高さとなるように、位置を適宜調節する。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、苗植付装置100が、前記取付部102のアーム104によって、走行機体170のフレーム172に連結される。そして、必要に応じて支柱112の位置をずらして、溝形成部120を保持する高さを調節する。また、保持部130のスタンド132の軸136に、前記苗ロール60を台紙56ごと嵌めて、フレーム134と蓋138により両面から挟み込む。次に、苗ロール60からテープ状苗44を引き出し、前記方向変換部140の上端144から下端146へ通して縦向きにし、更に、前記溝形成部120の内側に設けたガイド部150のガイド溝158を通して、溝182に苗40を立てる。なお、苗テープ44を最初に引き出すときは、溝形成部120の後端120B側から差し込んだ図示しないワイヤなどの先端を、前記苗テープ44に引掛けるようにすると、スムーズに引き出しを行うことができる。このような状態で、前記走行機体170を、図3に矢印F3で示す方向に走行させると、前記溝形成部120の先端120Aにより土184が左右に掻き分けられて溝182が形成されるとともに、該溝182に、前記方向変換部140及びガイド部150を介して繰り出された縦向きの苗40が並べられる。該苗40には、前記溝形成部120の外側に設けた羽根126,128により土が被せられる。
このように、実施例2の苗植付装置100は、走行機体170への取付部102,溝形成部120,覆土用の羽根126,128,苗ロール60の保持部130,苗40の向きを変えるための方向変換部140,苗40を溝182に立てるためのガイド部150により構成される。このため、前記苗ロール60から繰り出したテープ状苗44を、前記溝形成部120で形成した溝182に植え付けて覆土するまでを自動的に行うことができる。また、前記苗ロール60を形成する把持テープ20,28が生分解性を有しているため、植え付け後に苗40の成長を妨げることがなく、かつ、環境に及ぼす影響を低減することができる。更に、植え付け後の回収作業などが不要になり、苗植作業が容易になる。
次に、図5を参照しながら、本発明の実施例3を説明する。本実施例は、苗植付装置を走行機体に取り付けるための取付部の他の例である。図5に示すように、本実施例の取付部200は、走行機体170の後部フレーム202に取り付けられるフレーム204と、下端側に溝形成部が固定される支柱220と、該支柱220を前記フレーム204に取り付けるためのホルダ214及びカバー226により構成されている。前記フレーム204は、略コ字状に形成されており、両方のアーム204A,204Bの先端に設けられた把持部206に前記後部フレーム202を挟んで、裏側から押え用のプレート208を押し当て、ボルト210とナット210を締めることにより、前記走行機体170に対して、着脱可能に取り付けられる。
前記ホルダ214は、2つの側面214A,214Bの間に、前記フレーム204を挟むことができるように構成されており、一方の側面214Aには、外側に向けて略水平方向に突出した複数のネジ216が固定されている。他方の側面214Bには、後述するボルト228を螺合するためのネジ穴218が適宜間隔で複数設けられている。また、カバー226は、前記ホルダ214の側面214Bと底面214Cを覆うものであって、断面略L字状に形成されており、前記ホルダ214のネジ穴218に対応する位置に、図示しないネジ穴が形成されている。一方、支柱220は、断面略正方形となっており、対向する一組の側面に、軸方向に沿って所定長さのスリット222A,222Bが形成されている。該スリット222A,222Bは、前記ホルダ214から突出したネジ216が挿通可能な幅に設定されている。該支柱220の下方には、前記実施例2と同様の溝形成部120が固定される(図示せず)。
本実施例の取付部200を取り付ける際には、まず、前記フレーム204を走行機体170の後部フレーム202に取り付ける。そして、前記フレーム204の長手部分を、前記ホルダ214とカバー226で覆い、前記ホルダ214のネジ穴218と前記カバー226のネジ穴(図示せず)の位置を合わせてボルト228を螺合させ、該ボルト228の先端を前記フレーム204に当接させることにより、フレーム204にホルダ214とカバー226を取り付けることができる。次に、溝形成部120を予め下方に固定した支柱220のスリット222A,222Bに、前記ホルダ214に設けられたネジ216を通し、先端にナット224を螺合することにより、支柱220をフレーム204に押し当てて固定する。なお、前記ネジ216の位置を、前記スリット222A,222B内でずらすことにより、図示しない溝形成部120を保持する高さ,すなわち、耕運の深さの調節が可能となっている。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例1で示したセットローラ24,32や、貼付ローラ36,巻取装置50,ガイドローラ26,34,42の配置は一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。
(3)前記切断装置66やカウンタ74は、必要に応じて設けるようにすればよく、その切断機構や計数機構も、公知の各種の機構を適用してよい。
(4)前記実施例2及び3で示した取付部102,200の取付機構や高さ調節機構、あるいは、保持部130による苗ロール60の保持機構も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、公知の各種の取付機構,調節機構,保持機構を適用してよい。
(5)前記実施例2における溝形成部120の先端120Aの角度や、羽根126,128の傾きも一例であり、同様の効果を奏するように、必要に応じて適宜変更してよい。
(6)前記実施例2の苗植付装置100を取り付ける走行機体170としては、トラクタが最適であるが、他の公知の各種の走行機体に、本発明の苗植付装置を取り付けることを妨げるものではない。
(7)本発明は、例えば、菊などの観賞用植物の苗のほか、公知の各種の植物の苗全般に対して適用可能である。
本発明によれば、多数の苗の両面を把持テープによって直列状に分離保持したテープ状苗を、一定の周速度で巻き取ることとしたので、苗巻取装置の用途に適用できる。また、前記苗ロールを保持する保持手段,溝形成手段,覆土手段,苗の方向を変える方向変換手段,苗を溝に立てるガイド手段を設けて、前記苗ロールから繰り出されたテープ状苗を自動的に土の溝に植え付けることとしたので、苗植付装置の用途に適用できる。また、前記苗巻取装置と苗植付装置を利用することにより、苗植システムとして適用できる。

Claims (14)

  1. 多数の苗が分離配置されたテープ状苗を巻き取る苗巻取装置であって、
    前記苗を両面から挟んで接着する把持テープを巻いた第1及び第2のテープロールを、台上の離れた位置で、それぞれの把持テープが繰り出し可能となるように保持する第1及び第2のテープロール保持手段,
    前記第1及び第2のテープロールから繰り出された把持テープの間に前記苗を挟んだ状態で、前記2つの把持テープを密着させ、テープ状苗を形成する貼付ローラ,
    該貼付ローラにより形成されたテープ状苗を、前記台に対して着脱可能なリールに一定の周速度で巻き取る巻取手段,
    前記把持テープ及びテープ状苗の移動を、所定の方向にガイドする複数のガイドローラ,
    を備えたことを特徴とする苗巻取装置。
  2. 前記台に、前記貼付ローラの外周の一部に沿って形成されており、前記苗の移動をガイドする切れ込み,
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗巻取装置。
  3. 前記切れ込みの終端近傍に配置されており、前記切れ込みの上方において、前記把持テープに把持された苗の茎を切断する切断手段,
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の苗巻取装置。
  4. 前記把持テープに把持された苗の数を計数する計数手段,
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の苗巻取装置。
  5. 前記台の手前側に、該台よりも低い棚を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の苗巻取装置。
  6. 前記把持テープが生分解性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の苗巻取装置。
  7. 多数の苗が分離配置されたテープ状苗を巻いた苗ロールであって、請求項1〜6のいずれかに記載の苗巻取装置によって製造されたことを特徴とする苗ロール。
  8. 請求項7記載の苗ロールから繰り出されるテープ状苗を植える苗植付装置であって、
    対向する一対のプレートの進行方向側の端部が鋭角に接合され、他方の端部が開放するとともに、前記鋭角の端部により土を押し分けて、苗植付用の溝を形成する溝形成手段,
    該溝形成手段の上方に固定されており、前記テープ状苗が繰り出し可能となるように前記苗ロールを保持する苗ロール保持手段,
    前記溝形成手段の上方に配置されており、前記苗ロール保持手段から繰り出された横向きのテープ状苗を、縦向きに変える方向変換手段,
    前記溝形成手段の一対のプレート間に支持されており、縦向きのテープ状苗を挟むガイド溝を有するとともに、該ガイド溝を通過したテープ状苗を、前記溝に立てるガイド手段,
    前記溝形成手段の一対のプレートの外側に設けられており、前記溝に立てられた苗に土を被せる覆土手段,
    前記溝形成手段を、走行機体に着脱可能に取り付けるための取付手段,
    を備えたことを特徴とする苗植付装置。
  9. 前記覆土手段が、前記溝形成手段の一対のプレートの外側に設けられた羽根板であって、
    該羽根板は、進行方向前方から後方へ向けて上がるように傾斜し、かつ、前記プレートと接合する内側が外側よりも低くなるように傾斜することを特徴とする請求項8記載の苗植付装置。
  10. 前記方向変換手段が、
    上方の開口部から横向きの苗が入り、下方の開口部から縦向きの苗が排出されるように、上方から下方にかけて開口部の形状が略90度捻り形成された筒体,
    であることを特徴とする請求項8又は9記載の苗植付装置。
  11. 前記筒体の下方に、縦向きの苗の先端側が露出可能なスリット,
    を設けたことを特徴とする請求項10記載の苗植付装置。
  12. 前記ガイド手段が、
    円柱体,
    該円柱体の両端面に設けられた一対のガイドプレート,
    前記円柱体及びガイドプレートを、前記溝形成手段の一対のプレート間で、高さ調節可能に支持する支持手段,
    を備えるとともに、
    前記一対のガイドプレート間に、前記ガイド溝が形成されることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の苗植付装置。
  13. 前記取付手段が、耕運の深さを調節するための高さ調節機構を備えたことを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の苗植付装置。
  14. 請求項1〜6のいずれかに記載の苗巻装置と、請求項8〜13のいずれかに記載の苗植付装置とを含むことを特徴とする苗植システム。
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