JPWO2008026630A1 - 医療用縫合針の曲げ加工方法及び医療用縫合針 - Google Patents

医療用縫合針の曲げ加工方法及び医療用縫合針 Download PDF

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Abstract

【課題】湾曲した医療用縫合針を用いて生体組織を縫合する際に、刺通抵抗を一様にする。【解決手段】曲げ加工方法は、胴部1から針先2にかけてが太みが小さくなる直針状の素材Aを、加工面11aを有するローラー11と離隔部材21を介してローラー11に巻き付くベルト12の間に挿入してローラー11を回転させると共にベルト12を巻き付けて加工面11aに押圧して湾曲させる。縫合針Bは、針先2を含む先端側の一部がローラー11の加工面11aに拘束されることのない非拘束部として形成され、且つ前記非拘束部を除く部分がローラー11の加工面11aに沿った曲げ加工が施された湾曲部として形成されている。

Description

本発明は、胴部から針先にかけて太みが小さくなり且つ湾曲させた医療用縫合針であって、胴部の軸心の曲率と、胴部から針先にかけて太みが小さくなる部分の太みの中心の曲率を可及的に近似させるようにした曲げ加工方法と、医療用縫合針とに関するものである。
医療用縫合針には適用部位に対応させて各種の形状(例えば直針、湾曲針)や寸法を持ったものが提供されている。その中で、湾曲針は、予め設定された角度と半径とを持って湾曲して形成されており、断面が円形の丸針、或いは断面が多角形の角針が提供されている。
医療用縫合針は、持針器によって把持される胴部と、生体組織を刺通するための鋭い針先と、胴部から針先にかけて太みが小さくなる針先部と、を有しており、胴部は安定して持針器によって把持し得るように断面が扁平状に形成されるのが一般的である。
医療用縫合針を曲げ加工する方法は、例えば特許文献1に記載されるように、医療用縫合針の湾曲形状を規定する円筒状の巻込ロールと、この巻込ロールに圧接する補助ロールと、巻込ロールと補助ロールとの間に配置された金属ベルトとを有する曲げ加工装置を用い、巻込ロールと金属ベルトとの間に直針状の素材を挿入して巻込ロールを時計方向に所定角度回転させることで、挿入された直針状の素材を曲げ加工することが可能である。その後、巻込ロールを反時計方向に回転させることで、湾曲した医療用縫合針を取り出すことが可能である。
また例えば特許文献2に記載された曲げ加工方法は、断面が三角形の医療用刃付縫合針を曲げ加工する際に好ましく利用されるものである。この曲げ加工方法では、三角形を構成する一つの面に弾性部材を貼着し、該面を円筒状の曲げコマに接触させるように配置して曲げコマとベルトとの間に挿入している。
各特許文献1、2に記載された技術では、直針状の素材は外周面の一部或いは一つの面が円筒状の巻込ロール或いは曲げコマの表面と接触し、この状態で対向する側からベルトによる押圧を受けて曲げ加工がなされる。即ち、医療用縫合針の曲げ形状は巻込ロール或いは曲げコマの外径によって規定されている。
しかし、上記した医療用縫合針の曲げ形状は巻込ロール或いは曲げコマの外径によって規定される、とは巻込ロール或いは曲げコマの外径と医療用縫合針の湾曲内面の直径とが同一であるという意味ではなく、医療用縫合針の素材に生じるスプリングバックにより、医療用縫合針の湾曲内面の直径の方が、巻込ロール或いは曲げコマの外径よりも大きくなるのが一般的である。
特公平07−004388号公報 特許第2849143号公報
通常、縫合針の針先より2/3程度の部分を持針器で把持して縫合するが、上記した湾曲した医療用縫合針を用いて生体組織を縫合する際に、針先を生体組織に刺通し難いという問題と、針先を刺通した直後の抵抗が大きいという問題が提起されている。この問題は熟練した医師ほど大きく感じるようであり、縫合時に一様な刺通抵抗を有する湾曲した医療用縫合針の開発が望まれているのが実状である。
本発明の目的は、上記要求を満足させることができる医療用縫合針の曲げ加工方法と、医療用縫合針を提供することにある。
本件発明者は、上記要求を満足させるために種々の調査や実験を行った。この結果、幾つかの知見を得て本件発明をなすに至ったものである。
上記したように、湾曲した医療用縫合針は円筒状の曲げローラーの表面に沿った湾曲形状を有する。従って、略同じ太みを持った胴部は、軸心が曲げローラーの半径に胴部の太みの半分を加えた寸法を半径として略一様に湾曲する。即ち、胴部の曲率は略同じになる。
しかし、胴部から針先にかけての針先部では太みが小さくなることから、該針先部の太みの1/2の寸法に対応する線を仮想軸心としたとき、この仮想軸心の曲率は同じではなく、胴部から針先にかけて連続的に大きくなる。即ち、針先が一様に湾曲した胴部の軸心の延長線(同一半径の円弧上)よりも内側(円弧の中心側)に位置することになる。
生体組織を刺通する際の医師の運針は胴部の湾曲に沿って行われる。このため、針先を含む針先部から胴部にかけての微妙な曲率の違いから、針先が生体組織を刺通した初期の状態から胴部が通過するまでの間に針先を含む針先部に撓みが生じることとなり、医師は、針先が生体組織を通過する際の刺通抵抗に針先部を撓ませる力を加えた力が必要となる。
従って、少なくとも針先が湾曲した胴部の軸心の延長線に可及的に接近した位置にあれば生体組織に対する刺通時に生じる抵抗を小さくすることができる。
このため、本発明に係る医療用縫合針の曲げ加工方法は、胴部から針先にかけて太みが小さくなる直針状の素材を加工面を有するローラーとベルトの間に挿入してローラーを回転させると共にベルトを巻き付けて前記直針状の素材を加工面に押圧して湾曲させる医療用縫合針の曲げ加工方法に於いて、ベルトとローラーの加工面とを離隔させる離隔手段を設け、前記離隔手段によって離隔したローラーの加工面とベルトとの間に直針状の素材の針先を挿入してローラーを回転させると共に該ローラーにベルトを巻き付けて直針状の素材を湾曲させることを特徴とするものである。
また医療用縫合針は、胴部から針先にかけて太みが小さくなる直針状の素材を加工面を有するローラーとベルトの間に挿入してローラーを回転させると共にベルトを巻き付けて前記直針状の素材を加工面に押圧して湾曲させた医療用縫合針であって、針先を含む先端側の一部がローラーの加工面に拘束されることのない非拘束部として形成され、且つ前記非拘束部を除く部分がローラーの加工面に沿った曲げ加工が施された湾曲部として形成されているものである。
上記医療用縫合針(以下「縫合針」という)の曲げ加工方法では、離隔手段によってベルトとローラーの加工面とが離隔しているため、この状態でベルトとローラーとの間に素材を挿入しても、挿入された素材の針先は離隔手段によるベルトとローラーとの間隙に位置し、ベルトによってローラーの加工面に押圧されることがない。
即ち、針先を含み離隔手段によるベルトとローラーとの離隔寸法に対応した太みを有する部分(針先部)は、ベルトによってローラーの加工面側に付勢されるものの、該加工面に強固に押圧されることはない。このため、前記針先部はベルトのみによって曲げ加工が行われることとなり、ローラーの加工面によって規定されることがない。
従って、曲げ加工された後の針先は、ローラーの外径に対応した位置よりも胴部の軸心の延長線に接近した位置となる。即ち、針先を湾曲した胴部の軸心の延長線に可及的に接近させることができる。
また本発明の縫合針では、針先を含む先端側の一部がローラーの加工面に拘束されることのない非拘束部として形成されるため、針先を可及的に湾曲した胴部の軸心の延長線に接近させることができる。このため、医師が生体組織を縫合する際に胴部の湾曲に沿って運針しても、非拘束部を含む針先部を撓ませることがなく、従って、抵抗を小さくすることができる。
直針状の素材と、湾曲した縫合針を説明する図である。 曲げ加工を実施している状態を説明する図である。 本発明の曲げ加工方法を実施するのに好適な曲げ加工装置の例を説明する図 である。
符号の説明
A 素材
B 縫合針
1 胴部
1a 軸心
2 針先
3 針先部
3a 軸線
4 平面
5 峰
11 ローラー
11a 加工面
12 ベルト
13 付勢ローラー
14、15 ベルトプール
16、19 テンションプーリ
17 ニップローラー
18 ガイドローラー
21 離隔部材
22 空間
以下、本発明の縫合針の曲げ加工方法の最も好ましい形態について、及び本発明の縫合針の最も好ましい形態について説明する。
本発明の縫合針の曲げ加工方法は、胴部から針先にかけて太みが小さくなるように形成された直針状の素材を、離隔手段によって離隔したローラーとベルトとの間に挿入し、ローラーを所定角度往復回転させると共にベルトをローラー側に圧接させることで、針先を含む所定長さ部分(針先部)をローラーに圧接させることなく、針先部を除く部位をローラーに巻き付けて曲げ加工するものである。
本発明の曲げ加工方法に於いて、この曲げ加工方法を実施するには、ローラーと、このローラーに巻き付くベルトと、ベルトをローラー側に付勢する付勢ローラーと、を有する従来より用いられている曲げ加工装置を用いることが可能である。この曲げ加工装置では、目的の縫合針の仕様に応じてローラーの外径を選択することで、種々の湾曲形状を持った縫合針を曲げ加工することが可能である。即ち、目的の縫合針の湾曲形状と、素材の材質に応じて生じるスプリングバックを考慮してローラーを選択することで、最適な曲げ加工を行うことが可能である。
離隔手段はローラーとベルトの間に設けられ、両者を直接接触させることなく離隔させておくことで、曲げ力が作用することのない空間を構成するものである。従って、離隔手段によって離隔しているベルトとローラーの間に直針状の素材を挿入したとき、該素材の離隔手段よりも太みの小さい部位(針先を含む該針先側の一部)は前記空間内に存在することとなり、ベルトから曲げ力が付与されることがなく、曲がりが生じることがない。
ローラーの回転が進行したとき、素材の離隔手段よりも太みの大きい部位(胴部及び針先部の一部)は、離隔手段の存在にも関わらずベルトによってローラーの加工面に押圧され、素材はローラーの加工面に拘束された湾曲形状に曲げ加工される。従って、離隔手段よりも太みが大きく且つ一様な太みを有する胴部は一様な曲率で曲げ加工がなされることになる。
またローラーの回転に応じた胴部及び針先部の一部の曲げ加工の進行に伴って、離隔手段によって離隔しているベルトとローラーの加工面との間にある針先を含む針先側の一部は接線方向に存在することとなり、離隔手段によって構成された空間からベルト側に突出する。しかし、ベルトが離隔手段に圧接されることから、相対的に針先側にはベルトによる曲げ力が作用し、針先を含む針先側の一部はローラーの加工面に拘束されることなく、単にベルトのみに拘束されて曲げ加工がなされる。
従って、離隔手段よりも太みが小さい部分であっても全く曲げ加工がなされないというものではなく、曲げ加工がローラーの加工面によって拘束されることないため、針先から胴部までの針先部に於ける太みの中心を想定した軸線の円弧が、湾曲した胴部の軸心の円弧に近似させることが可能となる。
本発明に於いて、離隔手段は、ベルトをローラーの加工面から離隔させる機能を有するものであり、この機能を有するものであれば利用することが可能である。このような離隔手段としては、ベルトのローラーの加工面と対向する面に貼り付けた帯状の部材によって構成することが可能であり、またローラーの外周面に巻き付けた帯状の部材によって構成することも可能である。更に、ローラーの外周面に環状の溝を形成し、この溝の底面を加工面として構成することも可能である。尚、ローラー11でなく、付勢ローラー13に溝を形成するか、両方のローラーに溝を形成する構成としても、ベルト12が溝に入って撓み、針先を拘束しないため、同等の効果を得ることができる。
離隔手段としては、上記したようにローラー或いはベルトを特殊加工する以外にも、針先部分に被せるパイプによって、或いは針先部分を被覆する厚めのコーティング層によって構成することも可能である。これらのパイプやコーティング層は曲げ加工後、容易に取り外し、或いは剥離させることが可能であることが好ましい。従って、離隔手段は幾つかの構造の中から適宜選択して採用することが好ましい。
離隔手段によるベルトとローラーの加工面との離隔距離(離隔手段の高さ)は、縫合針の太みに応じて適宜設定されるべきであり、一義的に設定し得るものではない。特に、離隔手段の高さは、縫合針が丸針であるか多角形針であるかによって、また例えば縫合針が三角針である場合には三角形の底面を湾曲の内側にするか或いは峰を湾曲の内側にするかによって、適宜選択することが好ましい。
本件発明者の知見では、三角針で底面をローラーの加工面に接触させて曲げ加工する場合、離隔手段の高さを胴部の太みの約半分程度に設定することで、針先の位置を湾曲した胴部の軸針の延長線に対し好ましい状態で接近させることが可能であった。
離隔手段は直針状の素材の略全長にわたって配置する必要はなく、針先を含む針先側の一部に対応して配置されていれば良い。しかし、離隔手段を部分的に配置した場合、素材を挿入すべき位置が決まってしまうため、作業の効率を考慮すると好ましくはない。このため、離隔手段をベルト側に配置する場合には該ベルトの全長にわたって、またローラー側に配置する場合には該ローラーの外周面の全周にわたって配置しておくことが好ましい。
本発明の縫合針は、本発明の曲げ加工方法を実施して得られるものであり、針先を含む針先側の一部がローラーの加工面に拘束されることなく加工され、針先側の一部を除く部分がローラーの加工面に拘束された曲げ加工がなされたものである。
本発明の縫合針では、針先を含む針先側の一部はローラーの加工面に拘束されることなく曲げ加工がなされるので、この部分の太みの中心を想定した軸線の湾曲形状は、加工面の半径に対応した形状を有するものではなく、加工面の半径よりも大きい半径を有し且つローラーの加工面に拘束されて曲げ加工された胴部の湾曲形状に近似している。
本発明の縫合針に於いて、該縫合針の断面形状や寸法は限定するものではなく、丸針や三角針を含む多角形針等であって湾曲形状を持った縫合針を対象としている。
また本発明では縫合針の材質を限定するものではなく、オーステナイト系ステンレス鋼やマルテンサイト系ステンレス鋼、或いはピアノ線に代表される鋼等を選択的に採用することが可能である。しかし、錆の問題や生体組織に対する適合性を考慮したとき、オーステナイト系ステンレス鋼の線材を冷間線引き加工して組織をファイバー状に伸長させた材料を用いることが好ましい。この材料は、冷間加工に伴って硬化し、且つ高い曲げ強度を有する。
次に、本実施例に係る縫合針の曲げ加工方法と、縫合針について図を用いて説明する。図1は直針状の素材と、湾曲した縫合針を説明する図である。図2は曲げ加工を実施している状態を説明する図である。図3は本発明の曲げ加工方法を実施するのに好適な曲げ加工装置の例を説明する図である。
先ず、図1(a)により直針状の素材Aについて説明する。図に示す素材Aは切刃を有する三角針の素材として構成されており、一様な太みを持った胴部1と、生体組織を刺通するのに適した鋭い先端からなる針先2と、断面が三角形で胴部1から針先2にかけて太みが小さくなる針先部3を有して構成されている。
針先部3の長さは、縫合針の形状や機能に応じて適宜設定されており、刃付三角針の場合には胴部の太みの約3倍〜5倍程度の範囲に設定されている。また、例えば針先部3の断面が円形の丸針の場合には、針先部3の長さは胴部1の太みの約10倍〜15倍程度の範囲に設定されている。
素材Aの針先部3は、胴部1の外周の延長線に一致した平面4と、この平面4の先端部分に向けて傾斜した峰5と、を有して構成されており、平面4の幅方向の両側に生体組織を切開する切刃が形成され、峰5は切開機能を有することのない稜線として形成されている。このため、針先2は胴部1の軸針1aの延長線上にはなく、平面4の先端に位置している。
上記素材Aでは、胴部1の軸心1aは直線として構成されており、針先部3の太みの中心を連続させて想定した針先部3の軸線3aは、胴部1と針先部3との境界に対応する位置で軸心1aに対し交叉している。
次に、図3により曲げ加工装置の例について説明する。図に於いて、ローラー11は予め縫合針の湾曲形状に対応させた外径を有している。従って、ローラー11の外周面が加工面11aとして構成されている。このローラー11には後述する離隔部材21を介してベルト12が巻き付けられており、付勢ローラー13によってローラー11側に付勢されている。
ベルト12は長尺状に構成されており、未使用のベルト12はベルトプール14から供給されている。ベルト12は付勢ローラー13によってローラー11側に付勢されて素材Aに対する曲げ加工を行うため、一度曲げ加工を行ったベルト12には素材Aの形状に対応した変形が生じ、再使用することが不可能となる。このため、使用後のベルト12はベルトプール15に巻き取られるように構成されている。
ベルト12にはベルトプール14からローラー11、13に至る経路で、テンションプーリ16によって張力が付与され、一対のニップローラー17に挟まれてローラー11に接近し或いは離隔する方向に移動し得るように構成されている。またローラー11、13からベルトプール15に至る経路でガイドローラー18によって経路が規定され、テンションプーリ19によって張力が付与されている。
ローラー11及びローラー13は同期して矢印a方向、及び矢印b方向に回転するように制御され、更に、ニップローラー17もローラー11の矢印a方向への回転に伴うベルト12の弛みを排除し、且つローラー11の矢印b方向への回転に伴うベルト12に対する張力の作用を排除し得るように移動が制御されている。そして、ローラー11、12が矢印a方向に回転したとき、素材Aを曲げ加工し、矢印b方向に回転したとき、曲げ加工した素材Aを排出し得るように構成されている。
図2に示すように、ベルト12のローラー11に対向する面には離隔手段を構成する帯状の離隔部材21が一対配置されている。離隔部材21の厚さは、少なくとも針先にかけて太みが小さくなっている素材Aの最大太み以下に設定される。それぞれの離隔部材21は、ベルト12の幅方向の端部に長手方向に沿って貼着されており、これらの離隔部材21の間に素材Aを挿入する空間22が構成されている。
次に、本実施例に係る素材Aに対する曲げ加工方法を実施する手順について説明する。素材Aに対する曲げ加工を実施する以前の状態では、ベルト12はローラー11に対し離隔部材21の厚さ分だけ離隔して巻き付いている。即ち、ベルト12は直接ローラー11に巻き付くことはなく、ベルト12と一対の離隔部材21とローラー11の加工面11aとによって空間22が構成される。
素材Aの平面4をローラー11の加工面11a側に向けて針先2を空間22に挿入する。このとき挿入された針先2は空間内では自由な状態を保持し、ベルト12による押圧を受けることはない。従って、針先2を含み離隔部材21の厚さよりも小さい太みを持った部分は、加工面11aに圧接することはなく該加工面11aに拘束されることがない非拘束部として構成される。また、素材の非拘束部分以外の部分は、ベルト11とローラー12とによって拘束され、ローラー12の加工面に沿った曲げ加工がなされた湾曲部となる。ベルト11やローラー12の弾性を考えないとすると、針先にかけて太みが小さくなっている素材Aの、離隔部材21と同じ厚みを有する部分がこれら非拘束部と湾曲部との境界部となる。
上記状態からローラー11、付勢ローラー13を矢印a方向に回転させると、この回転に伴って素材Aが同じ方向に進行してゆき、これに伴って素材Aの針先部3に於ける離隔部材21の厚さよりも大きい太みを持った部分が空間22に入り込む。このため、離隔部材21の厚さよりも太みの大きい針先部3の部位は、ローラー11と付勢ローラー13に付勢されたベルト12に挟まれることとなり、平面4がローラー11の加工面11aに接触し峰5がベルト12を介して付勢ローラー13に付勢されることで、平面4と加工面11aとの接触面を基準として曲げ加工がなされる。
針先部3に対する曲げ加工の進行に伴って、曲がりの起点(針先部3に於ける離隔部材21の厚さと略等しい太みを有する部位)として針先2側は直針状を保持することとなり、この結果、針先2は空間22の内部をベルト12方向に移動する。この移動は針先部3に於ける離隔部材21の厚さよりも大きい太みを持った部分に曲がりが生じることに伴うものであり、ローラー11或いはベルト12から強制されるものではない。
針先2或いはその近傍がベルト12に接触したとき、該接触部位に於けるベルト12は付勢ローラー13によるローラー11方向への付勢を受けることがなく、テンションプーリ16によって付与された張力とベルト12自体が有する剛性に応じた力が針先2或いはその近傍に作用する。前記力は針先部3から胴部1に対する曲げ加工の進行に応じて変化し、且つローラー11の外径寸法や素材Aの材料等の条件に応じて変化する。
従って、素材Aの針先2を含む先端側(針先2から離隔部材21の厚さよりも小さい太みを持った針先部3の部分)は、ベルト12によって僅かに曲げられるか、ほとんど曲げが生じることはない。
ローラー11及び付勢ローラー13の引き続く矢印a方向への回転に伴って、素材Aの胴部1に対する曲げ加工が進行する。このときの曲げ加工はローラー11の加工面11aに拘束されるものであり、湾曲部として構成される。そして矢印a方向に所定角度回転したとき、素材Aに対する曲げ加工が終了する。その後、ローラー11及び付勢ローラー13を矢印b方向に回転させると、この回転に伴って曲げ加工が施されて湾曲した縫合針Bが排出される。
ローラー11、ベルト12の間から排出された縫合針Bは、図1(a)に示すように、スプリングバックにより湾曲形状が多少変化するものの、針先部3に於ける離隔部材21の厚さよりも大きい太みを持った部分から胴部1にかけてローラー11の加工面11aに対応した湾曲形状を有している。
そして、針先2を含み離隔部材21の厚さよりも小さい太みを持った部分は、ベルト12による曲げを受けて僅かに曲がりを生じるか、或いはローラー11の加工面11aに拘束されることなく略直針状を保持している。このため、針先2は湾曲した胴部1の軸心1aの延長線に接近した位置を保持する。
特に、離隔部材21の厚さを素材Aに於ける胴部1の軸心1aの寸法と略同じ値に設定した場合には、針先2の位置を略軸心1aの延長線と略一致させることが可能となる。なお、本実施形態では離隔部材21は一対を設けてその間の空間22で素材Aを加工したが、もちろん、3つ以上の離隔部材21を設けて複数の空間を作り、複数の素材Aを同時に加工することができる構造としてもよい。
本発明に係る曲げ加工方法は、胴部から針先にかけて太みが小さくなる縫合針を、ローラーの加工面を基準とした湾曲形状ではなく、軸心を基準とした湾曲に近似させることが可能である。このため、断面形状や針先部の形状の如何に関わらす、縫合針の曲げ加工に利用して有利である。

Claims (7)

  1. 胴部から針先にかけて太みが小さくなる直針状の素材を加工面を有するローラーとベルトの間に挿入してローラーを回転させると共にベルトを巻き付けて前記直針状の素材を加工面に押圧して湾曲させる医療用縫合針の曲げ加工方法において、次のステップを有する;
    ベルトとローラーの加工面とを離隔させる離隔手段を設けるステップ;
    前記離隔手段によって離隔したローラーの加工面とベルトとの間に直針状の素材の針先を挿入してローラーを回転させるとともに該ローラーにベルトを巻き付けて直針状の素材を湾曲させるステップ。
  2. 請求項1記載の医療用縫合針の曲げ加工方法において、前記離隔手段は前記ベルトと前記ローラーとの間に設けられる前記素材の最大太みより薄い所定厚みを有する帯状の離隔部材である。
  3. 請求項2の医療用縫合針の曲げ加工方法において、前記離隔手段は複数の離隔部材から成り、前記素材はこれら離隔部材の間の空間に挿入されて湾曲加工される。
  4. 請求項2記載の医療用縫合針の曲げ加工方法において、前記離隔部材は前記ベルトに固定されている。
  5. 請求項2記載の医療用縫合針の曲げ加工方法において、前記離隔部材は前記ローラー側に固定されている。
  6. 請求項1記載の医療用縫合針の曲げ加工方法において、前記離隔手段は前記ベルト又は前記ローラーの加工面に設けられた溝である。
  7. 胴部から針先にかけて太みが小さくなる直針状の素材を加工面を有するローラーとベルトの間に挿入してローラーを回転させると共にベルトを巻き付けて前記直針状の素材を加工面に押圧して湾曲させた医療用縫合針であって、次を有する;
    針先を含む先端側の一部がローラーの加工面に拘束されることのない非拘束部;
    前記非拘束部を除く部分がローラーの加工面に沿った曲げ加工が施された湾曲部。
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