JPWO2008018316A1 - 軟水化方法とその装置 - Google Patents

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Abstract

電解槽から電極板を取り外して電解槽内のスケールの清掃除去をするというような面倒な清掃作業のない、できるだけ維持管理にコストのかからない、被処理水の軟水化方法とその装置を提供する。対向する電極板間に被処理水を流し、該電極板間に直流電圧を印加し、被処理水中の金属イオンを負極側の電極板に電解析出させて該被処理水を軟水化させる方法において、該電極板としてチタン板を使用し、該電極板のうちの正極側の電極板の表面に生成される陽極酸化被膜に印加する電圧を高めて該陽極酸化被膜を強制的に絶縁破壊させながら、所望量の電流を流す。

Description

本発明は、被処理水を電気分解によって軟水化させる軟水化方法とその装置に関し、更に詳しくは、電気分解による軟水化の際に電極板表面に堆積したスケールを自動的に剥落させ、軟水化のために必要な量の電流が常に流れるようにした軟水化方法とその装置に関するものである。
軟水化方法又は軟水化装置としては、例えば、電極板が対向している電解槽内に被処理水を供給し、電極板の間に直流電圧を印加し、被処理水中の陽イオン及び陰イオンを電極板の表面で酸化又は還元させて除去することにより、被処理水を軟水化するものが知られている。
しかし、かかる軟水化方法又は軟水化装置は、長期間運転していると負極側の電極板の表面に被処理水中のスケール成分(アルカリ金属等)が析出・堆積し、次第に電流が流れなくなり、被処理水を軟水化することができなくなってしまう。
そこで、従来は、負極側の電極板の表面に堆積したスケールが一定レベル以上になって、電流が流れにくくなった場合、電極板を電解槽から外し、電極板の表面からスケールを物理的に除去し、この電極板を再び電解槽に取り付けていた。
しかし、電解槽から電極板を取り外し、電極板からスケールを物理的に除去し、この電極板を電解槽に再び取り付ける作業は手間がかかり、軟水化装置の維持管理にかなりのコストがかかるという問題があった。
この問題を解決するため、電極板に加えられている極性を定期的に逆転させることによって負極側の電極板の表面に付着しているスケールを自動的に剥落させるようにした軟水化装置も提案されている。
しかし、電極板の極性を定期的に逆転させても、電極板の表面に強固に固着してしまったスケールは完全には剥落せず、この強固に固着してしまったスケールが電極板の表面に次第に残留し、電流が次第に流れなくなるという問題があった。
特開平8−299990号公報 特公昭63−38440号公報
この発明は、被処理水の軟水化処理を長期間に亘って継続しても電極板の表面へのスケールの堆積が抑制され、被処理水を軟水化する能力が低下しない軟水化方法とその装置を提供することを目的とする。
この発明に係る被処理水の軟水化方法は、対向する電極板間に軟水化処理すべき被処理水を流し、該電極板間に直流の電圧を印加し、被処理水中の金属イオンを負極側の電極板の表面に電解析出させて該被処理水を軟水化させるものである。
ここで、対向する電極板としては正極側、負極側ともチタン板を使用する。また、電極板間に直流の電圧を印加して電流を流すことにより正極側の電極板の表面には陽極酸化被膜が生成されて電極板間の電流は次第に流れ難くなるが、この発明ではこの陽極酸化皮膜に印加される電圧を高めることによって陽極酸化被膜を絶縁破壊させ、この陽極酸化被膜を電極表面から剥離させることによって、所望量の電流を常に流すようにしている。
また、前記電極板間に印加する電圧の極性は所定時間毎に切り替えるようにしてもよい。また、陽極酸化被膜の生成に抗して一定電流を流すことによって印加電圧を高めるようにしてもよい。この場合、前記電極板間に流す電流は、正極側の電極板の単位面積(1m)当たり0.1〜20Aが好ましい。電流が0.1A/m未満では被処理水を十分に軟水化できず、20A/mを超えると電極板が早く腐食して使えなくなるからである。
また、前記被処理水の電気伝導度が所定値Aより高い場合は前記電極板間を流れる電流を増加させ、前記被処理水の電気伝導度が所定値Bより低い場合は前記電極板間を流れる電流を減少させ、該所定値Aと該所定値BをA≧Bの関係としてもよい。前記被処理水の電気伝導度の前記所定値Aは100〜3000μS/cm、前記所定値Bは100〜3000μS/cmが好ましい。
また、前記被処理水の酸化還元電位が所定値Cより高い場合は前記電極板間を流れる電流を増加させ、前記被処理水の酸化還元電位が所定値Dより低い場合は前記電極板間を流れる電流を減少させ、該所定値Cと該所定値DをC≧Dの関係としてもよい。前記被処理水の酸化還元電位の前記所定値Cは+100〜−100mV、前記所定値Dは+100〜−100mVが好ましい。
また、この発明に係る軟水化装置は、軟水化処理すべき被処理水を受け入れて排出する電解槽と、該電解槽内に設置されている1又は2以上の第一電極板と、該電解槽内に該第一電極板と所定間隔をおいて設置されている1又は2以上の第二電極板と、該第一電極板と該第二電極板の間に直流電圧を印加する直流電源装置とを備えている。
ここで、該第一電極板及び該第二電極板はいずれもチタン板からなり、該直流電源装置は該第一電極板又は該第二電極板の表面に生成される陽極酸化被膜を絶縁破壊によって剥離・除去させる電圧を出力することのできる直流電源装置からなる。
また、この被処理水の軟水化装置は、前記直流電源装置から前記該第一電極板及び前記第二電極板に印加されている電圧の極性を所定時間毎に切り替える極性切替装置を更に備えていてもよい。
また、この被処理水の軟水化装置は、前記直流電源装置として定電流電源装置を使用してもよい。定電流電源装置は前記第一電極板と前記第二電極板の間に正極となるいずれか一方の電極板の単位面積(1m)当たり0.1〜20Aの定電流を流す能力を備えているものが好ましい。
また、この被処理水の軟水化装置は、前記被処理水の電気伝導度を計測する電気伝導度計と、該電気伝導度計によって得られた電気伝導度が所定値Aより高い場合は前記直流電源装置の出力電圧を高くして前記電極板間を流れる電流を増加させ、該電気伝導度計によって得られた電気伝導度が所定値Bより低い場合は前記直流電源装置の出力電圧を低くして前記電極板間を流れる電流を減少させる、該所定値Aと該所定値BがA≧Bの関係にある電流制御装置を備えていてもよい。
ここで、前記被処理水の電気伝導度の前記所定値Aとして100〜3000μS/cm、前記所定値Bとして100〜3000μS/cmを採用するのが好ましい。
また、この被処理水の軟水化装置は、前記被処理水の酸化還元電位を計測する酸化還元電位計と、該酸化還元電位計によって得られた酸化還元電位が所定値Cより高い場合は前記直流電源装置の出力電圧を高くして前記電極板間を流れる電流を増加させ、該酸化還元電位計によって得られた酸化還元電位が所定値Dより低い場合は前記直流電源装置の出力電圧を低くして前記電極板間を流れる電流を減少させる、該所定値Cと該所定値DがC≧Dの関係にある電流制御装置を備えていてもよい。
ここで、前記被処理水の酸化還元電位の前記所定値Cとしては+100〜−100mV、前記所定値Dとしては+100〜−100mVを採用するのが好ましい。そして、前記被処理水の酸化還元電位の前記所定値Cとして−50〜0mV、前記所定値Dとして−50〜0mVを採用するのがより望ましい。
この発明によれば、正極側の電極板の表面に生成される陽極酸化被膜が強制的に絶縁破壊され、スケール成分を除去するのに必要な量の電流が、陽極酸化被膜の生成に抗して被処理水中を流れるので、被処理水中のスケール成分が効率良く除去され、被処理水が軟水化され、被処理水が所望の電気伝導度の範囲で維持されるという効果がある。
また、この発明によれば、電極板に印加されている電圧の極性を所定時間毎に切り替える極性切替装置を備えている場合、電極板の表面に付着生成したスケース成分が作業者の除去作業によることなくメンテフリーで除去されるので、保守管理費用が少なくて済むという効果がある。
また、この発明によれば、電極板に印加されている電圧の極性を所定時間毎に切り替える場合、対向する電極板の一方の側だけを消耗させることなく、対向する両方の電極板を同じように消耗させるので、高価なチタン板を有効に使用することができるという効果がある。
また、この発明によれば、被処理水の電気伝導度が所定の値より高くなった時に前記電極板間を流れる電流を増加させると、正極側の電極板の表面に生成される陽極酸化被膜が強制的に絶縁破壊され、スケール成分を除去するのに必要な量の電流が、陽極酸化被膜の生成に抗して被処理水中を流れ、被処理水中のスケール成分が効率良く除去され、また、被処理水の電気伝導度が所定の値より低くなった時に前記電極板間を流れる電流を減少させると、電極板の消耗が抑制されるという効果がある。
また、この発明によれば、前記被処理水の酸化還元電位が所定の値より高くなった時に前記電極板間を流れる電流を増加させると、正極側の電極板の表面に生成される陽極酸化被膜が強制的に絶縁破壊され、スケール成分を除去するのに必要な量の電流が、陽極酸化被膜の生成に抗して被処理水中を流れ、被処理水中のスケール成分が効率良く除去され、また、被処理水の酸化還元電位が所定の値より低くなった時に前記電極板間を流れる電流を減少させると、電極板の消耗が抑制されるという効果がある。
この発明の一実施の形態に係る軟水化装置の説明図である。 図1の軟水化装置に使用されている電極板ユニットの説明図である。 この発明の一実施の形態に係る軟水化装置の制御機構の説明図である。 電極板間に印加された電圧、電気伝導度及び酸化還元電位との関係を示すグラフである。 電圧の増減による電気伝導度と酸化還元電位の推移を示すグラフである。 電流密度(A/m)の大小と電気伝導度(μS/cm)の減少率との関係を示すグラフである。 電流の増減による電気伝導度と酸化還元電位の推移を示すグラフである。
符号の説明
10 軟水化装置
12 電解槽
14 電極板ユニット
16 直流電源装置
18 底部
20 給水ポンプ
22 給水口
24 第一電極板
26 第二電極板
28 側部
30 オーバーフロー仕切り
32 流出口
34 電気伝導度計
36 フロートスイッチ
38 警報装置
40 警報ランプ
42 警報ブザー
44 受けタンク
46 流出配管
48 排出ポンプ
50 フロートスイッチ
52 排出口
54 排出装置
56 排出バルブ
58 開閉用タイマー
60 濾過部
図1はこの発明の一実施の形態に係る軟水化装置の説明図、図2は図1の軟水化装置に使用されている電極板ユニットの説明図である。
これらの図において、10は軟水化装置であり、軟水化装置10は電解槽12と、電解槽12内に収容された電極板ユニット14と、電極板ユニット14に直流電流を供給する直流電源装置16とを備えている。
電解槽12は箱状の容器からなり、電解槽12の底部18で電解槽12の側部に近い位置には原水(被処理水)を受け入れる給水口22が設けられている。電解槽12及び給水ポンプ20の大きさ(容量)は処理すべき原水の容量に応じて作られている。
電極板ユニット14は複数枚の第一電極板24と複数枚の第二電極板26とからなり、第一電極板24と第二電極板26は所定間隔をおいて交互に平行に配置されている。電極板ユニット14の大きさ(面積)は処理すべき原水の容量に応じて作られる。
電極板ユニット14の第一電極板24は直流電源装置16の正極側の出力端子に接続され、第二電極板26は直流電源装置16の負極側の出力端子に接続されている。直流電源装置16は第一電極板24の単位面積[m]当たり0.1〜20A程度の電流を流すことができる直流安定化電源からなる。
電解槽12の側部28と電極板ユニット14との間で、給水口22の反対側になる場所には2枚の平行なオーバーフロー仕切り30が上下に若干ずれた状態で略垂直に所定間隔をおいて設置されている。電解槽12の側部28で、オーバーフロー仕切り30が設けられている側の上位置には軟水化された処理水を流出させる流出口32が設けられている。
電解槽12の側部28とオーバーフロー仕切り30との間で、流出口32の近くには被処理水の電気伝導度を測定する電気伝導度計34が設置され、電気伝導度計34は警報装置38に接続され、被処理水の電気伝導度が所定値以上になった場合に警報ランプ40が点灯するか警報ブザー42が鳴るようになっている。
電解槽12の上部にはフロートスイッチ36が設置され、フロートスイッチ36は受けタンク44の濾過部60にスケールが蓄積し、それが処理水の流れの抵抗となり電解槽12からの排出を阻害した場合、警報ランプ40が点灯し、警報ブザー42が鳴る。
電解槽12の下方には電解槽12で軟水化した処理水を一時的に蓄える受けタンク44が設けられ、流出口32は流出配管46を介して受けタンク44につながっている。
受けタンク44の近傍には受けタンク44の処理水(軟水)を排出させる排出ポンプ48が設置され、受けタンク44内には受け入れた処理水が所定高さ以上になると排出ポンプ48を作動させて受けタンク44内の処理水を排出させるフロートスイッチ50が設けられている。
電解槽12の底部18の中央付近には剥離したスケールを排出させる排出口52が設けられ、電解槽12の底部18は排出口52に向けて低くなるように傾斜し、その傾斜角は25度〜35度の範囲にある。
電解槽12の底部18の裏側で、排出口52が設けられている部位には排出装置54が下方に向けて設けられている。排出装置54は開閉装置である排出バルブ56を備え、排出バルブ56は排出用タイマー58によって開閉のタイミング及び時間が制御されている。
排出装置54の出側は別の配管に接続されることなく開放状態になっており、排出装置54の直下で受けタンク44の上には処理水とともに排出されたスケールを分離する濾過部60が設けられている。
排出装置54の排出能力は、電解槽12に水が所定高さまで入れられていて排出バルブ56が全開状態になったときに排出される水の最大流量が30リットル/分以上となるようになっている。
次に、この軟水化装置の動作について、図3を参照しながら説明する。ここで、図3はこの発明の一実施の形態に係る軟水化装置の制御機構の説明図である。
まず、給水ポンプ20を作動させると、原水(被処理水)が電解槽12の給水口22から電解槽12の内部に供給される。
供給された原水は電極板ユニット14を浸漬し、オーバーフロー仕切り30を通り、流出口32から電解槽12の外部に溢れ、受けタンク44に入る。
受けタンク44のフロートスイッチ50は所定の高さでスイッチが入るように設定してあり、受けタンク44の処理水(軟水)の量が設定高さになるとフロートスイッチ50が入り、排出ポンプ48が作動し、受けタンク44に入った処理水は排出ポンプ48によって排出される。
電解槽12内に被処理水が満たされた状態で直流電源装置16をオンにすると、第一電極板24に正電圧が印加され、第二電極板26に負電圧が印加され、被処理水中に含まれているカルシウムイオン、マグネシウムイオンおよび溶存シリカなどの金属イオンは第二電極板26に引き寄せられ、第二電極板26の表面で還元され、第二電極板26の表面又は表面近傍にスケールとして析出し、被処理水中のこれらの陽イオンは次第に減少する。
ここで、直流電源装置16として直流定電流電源装置が用いられており、第一電極板24と第二電極板26の間に一定の電流を流すと、正極側になっている第一電極板24の表面に陽極酸化皮膜が生成され、第一電極板24の表面の抵抗値が上昇する。抵抗値が上昇すると第一電極板24の表面の陽極酸化皮膜に加えられる電圧はその抵抗値に比例して上昇し、第一電極板24の表面の陽極酸化皮膜は絶縁破壊され、この陽極酸化皮膜は第一電極板24から剥離され、第一電極板24の表面の抵抗値は低下する。
そして、このような電気分解による被処理水の軟水化が継続すると、第二電極板26の表面又は表面近傍にスケールとして析出し、電解槽12の底部18に泥状の物質として次第に溜まってくる。
次に、排出用タイマー58に予め作動時間と保持時間が設定してあり、予め設定した作動時間が経過した後、排出用タイマー58により排出バルブ56が開かれ、電解槽12内の処理水(軟水)は底部18に堆積していたスケールとともに排出装置54を通って排出される。
排出された処理水(軟水)中のスケールは濾過部60で濾過されて除かれ、処理水は受けタンク44に入る。予め設定した保持時間が経過すると排出バルブ56が閉じられ、電解槽12内に再び被処理水が溜まりだす。濾過部60に残されたスケールはある程度溜まった時点で順次搬出除去されることになる。
なお、電解槽12の流出口の近くに設置されていた電気伝導度計34は被処理水の電気伝導度を常時計測しており、被処理水の電気伝導度が設定値以上になった場合は、警報装置38が作動し、警報ランプ40が点灯し、警報ブザー42が鳴る。
電解槽12の上部のフロートスイッチ36は、受けタンク44の濾過部60にスケールが蓄積しそれが処理水流れの抵抗となることを監視しており、抵抗が所定値以上になった場合、水位が上昇しフロートスイッチ36が感知し警報ランプ40が点灯し、警報ブザー42が鳴る。
アルカリ成分を含む原水(被処理水)を本発明装置に通して軟水化した。
本発明装置の電極板ユニット14としては、幅300mm×高さ600mm×厚さ1mmのチタン板72枚を、各36枚、24mmピッチで対向させたものを使用した。また、直流電源装置16は直流定電流電源装置を使用し、直流電源装置16から電極板ユニット14へは6Aの一定電流を供給した。
直流定電流電源装置により電極板間に一定の電流が流されているので、図4に示すように、電極板間の電圧は、当初は0.5Vであるが、正極側の電極板表面に陽極酸化皮膜が生成され、その抵抗値が上昇することにより、徐々に上昇し、18V程度に達する。この電圧まで上昇するとこの陽極酸化皮膜が絶縁破壊されて剥離し、抵抗値が下がり、電極板間の電圧も15V程度まで低下する。電極板間の抵抗値はこれ以上下がることはなく、再び陽極酸化皮膜が生成され始め、陽極酸化皮膜の生成と破壊・剥離が繰り返される。
このときの被処理水の導電率は、図5に示すように、当初1000μS/cmであったが、次第に低下し、700〜850μS/cmで安定した。また、酸化還元電位も、図6に示すように、当初470mVであったが、次第に低下し、−60mVで安定した。なお、電解槽の底部には泥状の物質が沈積し、これを分析したところ、シリカ、カルシウム、マグネシウム及び絶縁破壊された酸化チタンを主成分としたものであった。
電極板ユニットに流す電流の密度を0.7A/m,1.4A/m,2.1A/mと、3通りに変え、実施例1と同様の実験をしたところ、被処理水の導電率は図6に示す通りであった。この実験から、電流密度を大きくすると、被処理水の導電率をより短期間で低下させることがわかる。
実施例1の条件で1週間連続稼働させた後、正負の極性を逆転させて運転させたところ、約6時間で正極(前は負極であった)の表面に固着していたスケールは剥離し、電解槽の底部に沈積した。
その後、この状態で1週間連続稼動させたところ、当初の稼動の場合と同じように負極の表面にスケールが固着した。しかし、そのまま継続すると負極にスケールが固着したままになり、スケールの回収作業が困難になったり、電解抵抗でスケール固着効率が低下することが予測された。そのため、正負の極性を1週間ずつ交互に切り替えて運転したところ、それまで負極に固着したスケールが効率良く剥離し、絶縁破壊によって剥離した陽極酸化皮膜とともに電解槽12の底部に沈積した。このように正負の極性反転を繰り返すことにより、負極に固着したスケールを剥離し効率良く回収できた。また、負極を常にスケールが固着せず電解効率が低下しない状態に保つことができた。
定電流電源装置を用い、実施例1.の条件下において、電気伝導度計34によって得られた電気伝導度の高低に応じて直流電源装置16から電極板ユニット14に供給される電流値を増減させた。すなわち、電気伝導度が1000μS/cmを超えた場合、電流を約2倍に増加させ、電気伝導度が700μS/cm未満になった場合、電流を元の値に戻した。その結果、図7に示すように約2倍に増加させたときは1040μS/cmが690μS/cmとなり、電流を元の値に戻したときは690μS/cmが810μS/cmに増加した。この結果から、電極板ユニット14に供給する電流を増減することにより、目的とする性能を制御できることがわかる。
すなわち、被処理水中のスケール成分が効率良く除去された。また、電気伝導度が許容範囲に入っている場合に無用な電流を流さなくて済むので、電力代が節約されるとともに、電極板の無用な腐食・消耗が防止された。
実施例4.と同様に、被処理水の酸化還元電位を計測する酸化還元電位計と、定電流電源装置を用い、酸化還元電位計によって得られた酸化還元電位の高低に応じて電極板ユニット14に供給される電流の量を増加させた。すなわち、酸化還元電位が200mVを超えた場合、電流を100%増加さた。その結果、図7に示すように100%増加させたときは280mVが−60mVに減少した。この結果から、電極板ユニット14に供給する電流を増減することにより、目的とする性能を制御できることがわかる。
すなわち、被処理水中のスケール成分が効率良く除去された。また、酸化還元電位が許容範囲に入って居る場合に無用な電流を流さなくて済むので、電力代が節約されるとともに、電極板の無用な腐食が防止された。
なお、上記実施例では直流電源装置として直流定電流電源装置を用いたが、直流電源装置として直流定電圧電源装置を用いても良い。この場合は、図示していない電流計により電極板間に流れる電流値を監視し、電流値が所定の値以下になった場合は電源電圧を高い値に変更する。電源電圧を高い値に変更すると電極板の表面の陽極酸化皮膜は絶縁破壊されて剥離し、電極板間の抵抗値が低下する。電極板間の抵抗値が低下すると、所定値の電流が流れるようになるので、この時に電源装置の電圧を元の電圧に戻す。電源装置の電圧を元の電圧に戻すことにより、電極間に電流が流れ過ぎず、電極板が早く腐食してしまうことが防止される。
本発明は、飲料水、ボイラー等の蒸気発生装置の水、射出成型機等の金型冷却用の水、電気温水器・加湿器・誘導加熱炉等の電気加熱システムに使用される水、純水製造装置に供給される水(原水)、クーリングタワーの循環水、チラー用の循環水、冷温水器用の循環水、ヒートポンプ式給湯器の補給水、ガス・石油給湯器の補給水、24時間風呂の水、プールの水、人工池の水等の軟水化にも適用できる。

Claims (17)

  1. 対向する電極板間に被処理水を流し、該電極板間に直流電圧を印加し、該被処理水中の金属イオンを負極側の電極板に電解析出させて該被処理水を軟水化させる軟水化方法において、正極側の電極板としてチタン板を使用し、該正極側の電極板の表面に生成される陽極酸化被膜を、絶縁破壊させ得る電圧を印加するに足りる電流を該電極板間に流すようにしたことを特徴とする軟水化方法。
  2. 前記電極板間に印加する電圧の極性を所定時間毎に切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
  3. 前記電極板間に流す電流を定電流としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の軟水化方法。
  4. 前記電極板間に流す電流が、正極側の電極板の単位面積(1m)当たり0.1〜20Aであることを特徴とする請求項3に記載の軟水化方法。
  5. 前記電極板間に印加する電圧を一定とし、該電極板間を流れる電流の値が所定値を下回った場合は、前記電極板間に印加する電圧を上げ、該電極板間を流れる電流の値が所定値以上になった場合は、前記電極板間に印加する電圧を元に戻すことを特徴とする請求項1又は2に記載の軟水化方法。
  6. 前記被処理水の電気伝導度が所定値Aより高い場合は前記電極板間を流れる電流を増加させ、前記被処理水の電気伝導度が所定値Bより低い場合は前記電極板間を流れる電流を減少させ、該所定値Aと該所定値BをA≧Bの関係にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の軟水化方法。
  7. 前記被処理水の電気伝導度の前記所定値Aが100〜3000μS/cm、前記所定値Bが100〜3000μS/cmであることを特徴とする請求項6に記載の軟水化方法。
  8. 前記被処理水の酸化還元電位が所定値Cより高い場合は前記電極板間を流れる電流を増加させ、前記被処理水の酸化還元電位が所定値Dより低い場合は前記電極板間を流れる電流を減少させ、該所定値Cと該所定値DをC≧Dの関係にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の軟水化方法。
  9. 前記被処理水の酸化還元電位の前記所定値Cが+100〜−100mV、前記所定値Dが+100〜−100mVであることを特徴とする請求項8に記載の軟水化方法。
  10. 軟水化処理すべき被処理水を受け入れて排出する電解槽と、該電解槽内に設置されている1又は2以上の第一電極板と、該電解槽内に該第一電極板と所定間隔をおいて設置されている1又は2以上の第二電極板と、該第一電極板と該第二電極板の間に直流電圧を印加する直流電源装置とを備え、該第一電極板及び該第二電極板はいずれもチタン板からなり、該直流電源装置は該第一電極板又は該第二電極板の表面に生成される陽極酸化被膜を絶縁破壊によって剥離・除去させる電圧を出力する直流安定化電源であることを特徴とする軟水化装置。
  11. 前記直流電源装置から前記該第一電極板及び前記第二電極板に印加されている電圧の極性を所定時間毎に切り替える極性切替装置を備えていることを特徴とする請求項10に記載の軟水化装置。
  12. 前記直流電源装置が、前記第一電極板と前記第二電極板の間に正極となるいずれか一方の電極板の単位面積(1m)当たり0.1〜20Aの定電流を流す定電流電源装置であることを特徴とする請求項10又は11に記載の軟水化装置。
  13. 前記直流電源装置が直流定電圧電源装置からなり、電極板間を流れる電流の値を測定する電流計を備え、該電流計によって測定された電流の値が所定の値より小さくなった場合は前記直流電源装置の出力電圧を高くし、該電流計によって測定された電流の値が所定の値より大きくなった場合は前記直流電源装置の出力電圧を低くする電圧制御装置を備えていることを特徴とする請求項10又は11に記載の軟水化装置。
  14. 前記被処理水の電気伝導度を計測する電気伝導度計と、該電気伝導度計によって得られた電気伝導度が所定値Aより高い場合は前記直流電源装置の出力電圧を高くして前記電極板間を流れる電流を増加させ、該電気伝導度計によって得られた電気伝導度が所定値Bより低い場合は前記直流電源装置の出力電圧を低くして前記電極板間を流れる電流を減少させ、該所定値Aと該所定値BがA≧Bの関係にある電流制御装置を備えていることを特徴とする請求項10又は11に記載の軟水化装置。
  15. 前記被処理水の電気伝導度の前記所定値Aが100〜3000μS/cm、前記所定値Bが100〜3000μS/cmであることを特徴とする請求項14に記載の軟水化装置。
  16. 前記被処理水の酸化還元電位を計測する酸化還元電位計と、該酸化還元電位計によって得られた酸化還元電位が所定値Cより高い場合は前記直流電源装置の出力電圧を高くして前記電極板間を流れる電流を増加させ、該酸化還元電位計によって得られた酸化還元電位が所定値Dより低い場合は前記直流電源装置の出力電圧を低くして前記電極板間を流れる電流を減少させ、該所定値Cと該所定値DがC≧Dの関係にある電流制御装置を備えていることを特徴とする請求項10又は11に記載の軟水化装置。
  17. 前記被処理水の酸化還元電位の前記所定値Cが+100〜−100mV、前記所定値Dが+100〜−100mVであることを特徴とする請求項16に記載の軟水化装置。
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