JPWO2007129485A1 - 粒子分類方法および装置 - Google Patents

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Abstract

アクリジンオレンジを用いて、血液中の細胞を正確に測定する粒子分類方法および装置を提供する。アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、血液中の細胞に光を照射するステップと、血液中の血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップと、血液中の細胞を分類するステップとにより血液中の細胞を分類する。

Description

本発明は、血液中の細胞分類に関するものであって、特に網赤血球、赤血球および血小板を測定する粒子分類方法および装置に関するものである。
白血球分類と網赤血球測定を、蛍光染料であるアクリジンオレンジを用いて染色することにより、1台の装置で測定することが提案されている(特許文献1参照)。
さらには、白血球分類と網赤血球測定と血球計数を、蛍光染料であるアクリジンオレンジを用いて染色することにより、1台の装置で測定することが提案されている(特許文献2参照)。
特開平4−326061号公報 特開平5−322882号公報
しかし、従来においては、アクリジンオレンジによる染色の良否の判定について検討されておらず、過染色または染色不十分であると網赤血球数など細胞の測定が正確に行えないという問題があった。
また、従来のフローサイトメータを使用した血液分析装置においては、染色試薬を使用した試料の作成に際して、染色時間が例えば30分以上必要となる問題があった。
さらに、細胞浮遊液にゴミなどの非細胞由来粒子の存在により、計測装置のバックグランドが上昇してしまうことがあった。
従って、本発明の目的は、アクリジンオレンジを用いて血小板を染色の指標として赤血球および/または血小板を正確に測定することにある。
また、本発明の目的は、アクリジンオレンジを用いて細胞を染色し、細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化された値に基づいて血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類して、赤血球数および血小板数を正確に測定することにある。
本発明の請求項1に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法は、アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、血液中の細胞に光を照射するステップと、血液中の血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップと、血液中の細胞を分類するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、血液中の細胞に光を照射するステップと、細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化するステップと、規格化された値に基づいて血液中の細胞を分類するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のアクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、血液中の細胞に光を照射するステップと、細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化するステップと、血液中の血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップと、規格化された値に基づいて血液中の細胞を分類するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の請求項4に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法において、血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップは、血小板のオレンジ蛍光成分および/または緑色蛍光成分から判断することを特徴とする。すなわち、検出された電気信号に基づいて緑色に蛍光染色された部分(緑蛍光成分)とオレンジ色に蛍光染色された部分(オレンジ蛍光成分)をそれぞれ細胞の大きさ(FS)または形状(SS)で規格化し、その規格化データから赤血球と血小板の分布の中心値を計測し、その距離を算出することにより染色具合を判断する。なお、アクリジンオレンジによる蛍光染色では、2本鎖DNAに対しては、塩基対間にインターカレートすることにより530nmを中心とした蛍光(緑)を、またRNA等1本鎖核酸に対しては、静電相互作用によりスタッキングを起こして640nmを中心とした蛍光(オレンジ)を発するので、オレンジ蛍光成分と緑蛍光成分を判断基準として用いることが可能となる。
本発明の請求項5に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、血液中の細胞に光を照射して発生した散乱光および蛍光を電気信号として検出し、検出された電気信号に基づいて赤血球のRNAヒストグラムを作成し、前記RNAのハーフピークの右側アドレスを検出すると共にその2倍のアドレスを検出し、この右側の集団を網赤血球として分類することを特徴とする。
本発明の請求項6に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、血液中の細胞に光を照射し発生した前方散乱光および蛍光を電気信号として検出し、細胞の緑およびオレンジの蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化したスキャッタグラムを用いて、赤血球、網赤血球、血小板などの細胞および破砕細胞などの細胞由来粒子および浮遊液中のゴミなどの非細胞由来粒子を分類することを特徴とする。
本発明の請求項7に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、血液中の細胞に照射される光の波長の中心波長は、408nm、445nm、473nmまたは488nmであることを特徴とする。
本発明の請求項8に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップは、アクリジンオレンジと緩衝液を含む染色試薬と血液検体を混合させて調整された試料を所定の温度に設定し、所定時間染色することを特徴とする。
本発明の請求項9に記載のアクリジンオレンジを用いた血液中の細胞を分類する粒子分類方法においては、分類される細胞が、赤血球、血小板、破砕赤血球、有核赤血球、マラリア原虫、ハウエルジョリー小体であることを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の粒子分類装置においては、血液中の細胞に光を照射する光源と、試料を流すフローセルと、前方散乱光を検出する前方散乱光検出器と、側方散乱光を検出する側方散乱光検出器と、蛍光を検出する蛍光検出器と、血小板の染色の良否を判断する染色判断手段と、網赤血球または血小板を判断する手段と、から構成することを特徴とする。
本発明の請求項11に記載の粒子分類装置においては、血液中の細胞に光を照射する光源と、試料を流すフローセルと、前方散乱光を検出する前方散乱光検出器と、側方散乱光を検出する側方散乱光検出器と、蛍光を検出する蛍光検出器と、細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化する規格化手段と、規格化された値に基づいて血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類する手段と、から構成することを特徴とする。
本発明の請求項12に記載の粒子分類装置においては、血液中の細胞に光を照射する光源と、試料を流すフローセルと、前方散乱光を検出する前方散乱光検出器と、側方散乱光を検出する側方散乱光検出器と、蛍光を検出する蛍光検出器と、細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化する規格化手段と、血小板の染色の良否を判断する染色判断手段と、規格化された値に基づいて血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類する手段と、から構成することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の粒子分類方法においては、細胞が良好に染色された細胞を測定するため、正確に血液中の細胞、特に網赤血球、赤血球および血小板を分類し、測定することができる。
本発明の請求項2および請求項3に記載の粒子分類方法においては、規格された値に基づいて細胞を測定するため、精度よく血液中の細胞を分類し、測定することができる。
本発明の請求項4に記載の粒子分類方法においては、血小板を染色の指標として用いることにより、細胞が良好に染色された細胞を測定するため、正確に血液中の細胞、特に網赤血球および血小板を分類し、測定することができる。
本発明の請求項5に記載の粒子分類方法においては、網赤血球を正確に分類し、測定することが可能となる。
本発明の請求項6に記載の粒子分類方法においては、血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類して赤血球数および血小板数を正確に分類し、測定することが可能となる。
本発明の請求項7に記載の粒子分類方法においては、血液中の細胞に照射される光の中心波長は、408nm、445nm、473nmまたは488nmであることにより、赤血球の自家蛍光の影響をなくし、S/Nの良好な検出をすることが可能となる。
本発明の請求項8に記載の粒子分類方法においては、アクリジンオレンジと緩衝液を含む染色試薬と血液検体を混合させて調整された試料を所定の温度に設定し、所定時間染色することにより、速やかに染色することが可能となる。
本発明の請求項9に記載の粒子分類方法においては赤血球、血小板、破砕赤血球、有核赤血球、マラリア原虫、ハウエルジョリー小体を正確に分類することが可能となる。
本発明の請求項10に記載の粒子分類装置においては、良好に染色された細胞を測定するため、正確に血液中の細胞、特に網赤血球および血小板を分類し、測定することができる。
本発明の請求項11および請求項12に記載の粒子分類装置においては、細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化された値に基づいて、血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類して、赤血球数および血小板数を正確に測定することができる。
次に、本発明に係る粒子分類方法および装置の実施例として、血液成分中の細胞の分類を行う方法および装置について、図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、測定試料の調整を示す概略図である。まず、本発明に係る粒子分類方法においては、血液中の細胞を含む血液成分からなる試料と染色試薬とを混合し反応させて試料を調製し、前記試料を検出領域において光を照射して試料に含まれる細胞から発生する散乱光および蛍光を電気信号として検出し、検出された電気信号に基づいて血液成分中の細胞の分析を行うように設定される。
[測定試料の調製]
本発明においては、測定を行う試料として、血液成分として採取した試料の調製を行う。この場合、図1に示すように、所要量の染色試薬10を一定量に分注する時に、20〜50℃の範囲に加温し、この加温され分注された染色試薬10Aに、血液成分からなる所定量の試料20を添加して、5〜10秒間攪拌し、このようにして得られた試料30を20〜50℃の範囲に保温して、10〜40秒間保持する。この結果、本発明においては、前記試料30の調製を、15〜60秒間において完了することができる。
しかるに、本実施例においては、前記染色試薬10を1mLに分注し、この分注された染色試薬10Aに対し、測定目的細胞数が1×107 個/μL程度に調製した前記試料20を2μL添加する。また、前記染色試薬10としては、色素濃度はpH7.4のトリス緩衝液で調整した0.5〜1.5mg/dLのアクリジンオレンジを使用する。特に、色素濃度が0.75mg/dLが好適であり、この染色試薬10を1mLに分注すると共にその分注時に45℃に加温し、加温した1mLの染色試薬10Aに2μLの前記試料20を添加して5秒間攪拌し、得られた試料を45℃に保温して30秒間保持することにより、適正な試料30を調製できる。また、別途乾燥凍結したアクリジンオレンジにpH6.4〜pH8.2のリン酸緩衝液やトリス緩衝液などの緩衝液と血液検体20を順次加えることにより調製してもよい。
[調製された試料の測定および分析]
図2は、本発明に係る血液成分中の細胞分類方法を実施するための装置としてのシステム構成を示すものである。すなわち、図2において、参照符号40は前述した試料の調製を行う試料調製手段を示す。そして、参照符号50はフローサイトメータであって、前記試料調製手段40で調製された試料30を、検出領域において光を照射する光照射手段と、光照射された試料に含まれる細胞から発生する散乱光および蛍光を電気信号として検出する細胞のパラメータ検出手段と、検出された細胞のパラメータに基づいて血液成分中の細胞の分析を行う細胞分析手段とを備えたものとして構成される。またプロセッサ70により染色具合の判断や規格化が行なわれる。なお、フローサイトメータの場合、前記検出領域は、フローセルとして設定される。
図3は、本発明に係る血液成分中の細胞分類方法を実施するための装置の一実施例としてのフローサイトメータの概略を示す系統図である。図3において、参照符号51は調製された試料の検出領域となるフローセルを示す。そして、このフローセル51に対してレーザ光源52が照射光集光レンズ53を介して配置されている。前記フローセル51において試料に照射されて得られる前方への散乱光は、散乱光集光レンズ54を介して、それぞれ前方小角散乱光検出器(FSs)61および前方大角散乱光検出器(FLs)62によりそれぞれ検出されるように構成される。また、前記フローセル51において試料に照射されて得られる側方への散乱光および蛍光は、ビームスプリッタ55を介して側方散乱光検出器(SS)63により検出されると共に、それぞれビームスプリッタ56,57および波長選択フィルタ58,59を介して、第1蛍光検出器(FL1)64および第2蛍光検出器(FL2)65により検出されるように構成される。なお、ビームスプリッタの代りにダイクロイックミラーを用いてもよい。
そこで、前記構成からなるフローサイトメータ50を使用して、本発明に係る血液成分中の血液分析方法について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
最初に、前述した試料調整手段40により調整された血液成分としての試料を、フローサイトメータ50のフローセル51に供給して、試料の校正を開始する(STEP−1)。そこで、前方小角散乱光検出器(FSs)61と側方散乱光検出器(SS)63、第1蛍光検出器(FL1)64および第2蛍光検出器(FL2)65により検出される電気信号に基づいて、赤血球と血小板の大きさ(FS)と、顆粒の量(SS)、DNA量(FL1)とRNA量(FL2)を測定する(STEP−2)。そして、DNA量およびRNA量をそれぞれそのFSやSSで規格化してスキャッタグラムを作成する。大きさで規格化した場合のスキャッタグラムは、細胞内DNA濃度(cDNAc: cell DNA concentration)及び細胞内RNA濃度(cRNAc: cell RNA concentration)のスキャッタグラムを表している。そのスキャッタグラムに、ある閾値を設けて、赤血球と血小板(血液中の細胞)、細胞由来粒子および非細胞由来粒子を分類する(STEP−3)。
このとき、例えば試料中に破砕赤血球、有核赤血球、マラリア原虫、ハウエルジョリー小体が存在する場合は、図6の(d)では4つの分布(赤血球、破砕赤血球、血小板、ゴミ)が存在する。図6の(a)〜(c)に示すように、染色試料が良好な染色である場合、規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて血小板の分布と網赤血球を含む赤血球の分布はある一定の距離関係にある。また、染色が良好であれば、規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて、血小板の分布位置が一定である〔図6の(b)〕。しかし、染色が不良で薄かったり〔図6の(a)〕、濃かったり〔図6の(c)〕すると、血小板の分布位置が変動する。この血小板の分布位置が一定であることを確認することで、試料の染色の良・不良の確認判定を行う(STEP−4およびSTEP−5)。
規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて、網赤血球は赤血球分布のcRNAcが高い領域に出現する。破砕赤血球は、赤血球分布および血小板分布の中間部分に多く出現する。有核赤血球は核を持ちDNA成分を多く有するため、規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて、赤血球および血小板とは異なる領域に現れる。同様に、ハウエルジョリー小体はDNAで構成される核断片であるため、赤血球および血小板とは異なる領域に現れる。また、全てのマラリア原虫は蛍光を発するため、規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて、赤血球および血小板とは異なる領域に現れる。
前記試料の染色の良・不良の確認判定により、染色が不良であれば、再度試料を作り直して前述したSTEP−1からの測定を行うように設定される(STEP−5およびSTEP−6)。染色の結果が良好であれば、調製された試料を前記フローサイトメータ50のフローセル51に流して、試料の測定を開始する(STEP−7)。なお、このような試料の染色の良・不良の確認判定の指標については、後述する。
まず、前方小角散乱光検出器(FSs)61と側方散乱光検出器(SS)63、第1蛍光検出器(FL1)64および第2蛍光検出器(FL2)65により検出される電気信号に基づいて、赤血球と血小板の大きさ(FS)と、顆粒の量(SS)、DNA量(FL1)とRNA量(FL2)を測定する(STEP-8)。そして、DNA量およびRNA量をそれぞれその大きさで規格化してスキャッタグラムを作成する。そのスキャッタグラムにある閾値を設けて、赤血球と血小板を分類して、その数を算出する(STEP−9)。赤血球のRNAヒストグラムを作成する(STEP−10)。図5は、この場合に得られるRNAヒストグラムの一例である。そこで、前記RNAヒストグラムの成熟赤血球集団のハーフピークの右側のアドレスHPaddを検出し、そのアドレスの2倍のアドレス2HPaddを検出する(STEP−11)。これにより、前記2倍のアドレス2HPaddより右側の集団を、網赤血球として算出することができる(STEP−12)。また、前記算出された網赤血球から、網赤血球中のRNA量の多さ毎に幼若度具合の指標となるパラメータを算出することができる(STEP−13)。さらに、前方大角散乱光検出器(FLs)62により検出される電気信号に基づいて、網赤血球中の凝集物を測定することができる(STEP−14)。以上により、一連の測定を終了する。
次に、本発明に係る血液成分中の血小板分析方法について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。前述したSTEP−1〜STEP−6までの試料の染色の良・不良の確認判定を行う工程は同じであるので省略する。そこで、試料の染色の良・不良の確認判定を行った結果(STEP−5)、染色が良好であれば、血小板数測定の設定を行う(STEP−15)。次いで、調製された試料を前記フローサイトメータ50のフローセル51に流して、試料の測定を開始する(STEP−16)。まず、前方小角散乱光検出器(FSs)61と側方散乱光検出器(SS)63、第1蛍光検出器(FL1)64および第2蛍光検出器(FL2)65により検出される電気信号に基づいて、赤血球と血小板の大きさ(FS)と、顆粒の量(SS)、DNA量(FL1)とRNA量(FL2)を測定する(STEP-17)。そして、DNA量およびRNA量をそれぞれそのFSやSSで規格化してスキャッタグラムを作成する。そのスキャッタグラムにある閾値を設けて、赤血球と血小板、その他の粒子を分類する(STEP−18)。そして、血小板のヒストグラムを作成して血小板数を算出する(STEP−19)。また血小板のRNAヒストグラムからRNA量の多さごとに幼若度具合の指標となる網血小板数を測定する(STEP−20)。この方法によって正確に血小板数、網血小板数を測定することができる。
図6の(a)、(b)、(c)は、前述した試料の染色の良・不良の確認判定を行うための血小板の分布状態を示す血液成分細胞のスキャッタグラムである。縦軸を規格化DNAとし、横軸を規格化RNAとしてスキャッタグラムを作成する。それぞれ染色が不十分な状態〔図6の(a)〕、良好な染色状態〔図6の(b)〕、過染色状態〔図6の(c)〕を示す。なお、図中において、Retiは網赤血球、Pltは血小板、RBCは赤血球、GRは白血球顆粒球、MOは単球、LYはリンパ球、ALYは異型リンパ球をそれぞれ示す。
白血球の好酸球(EOS)や好中球(NEUT)などの2次顆粒の染まり具合は、染色の良否に関係なく、アクリジンオレンジにより鮮やかなオレンジ色に染まる。一方、網赤血球のアクリジンオレンジによりオレンジ色に染まった蛍光成分(以下、「オレンジ蛍光成分」とする)と、血小板のオレンジ蛍光成分の染まり具合は、網赤血球に比べて微弱であり、その2つの染まり方は比例している。例えば、染色が不十分な場合において、網赤血球、血小板のオレンジ蛍光成分は染まっていない。すなわち、網赤血球と血小板の染色態度は、染色の良否を反映しているということができる。そこで、アクリジンオレンジ染色における染色の良否判定は、以下に説明するように血小板の染色態度を指標にするとよい。
(1)〔図6の(a)〕は、染色が不十分な状態の規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムである。この場合、網赤血球中のRNA成分の染色が不十分なため成熟赤血球と同じ染色態度となり、その赤血球分布自体が左下側にシフトする。同時に、血小板のオレンジ蛍光成分も染色不良となり、血小板分布も左下方向にシフトする。もし、染色不十分であることに気が付かずに、網赤血球カウントをしたら、網赤血球数は偽低値となる。
(2)〔図6の(c)〕は、染色が過染色な状態の規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムである。この場合、バックグラウンドが上がり、成熟赤血球の蛍光が擬似的に過剰となるため、網赤血球としてカウントされてしまう。このため、網赤血球数は偽高値となる。また赤血球の分布が右上方向にシフトする。これと同時に、同様の理由で血小板分布も右上方向にシフトする。
(3)そこで、血小板の染色態度を指標にする。良好な染色状態〔図6の(b)〕においては、規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて、血小板と赤血球の分布とその距離は一定である。そこで、染色が良好であれば、血小板と赤血球、網赤血球の分布位置は安定しているし、染色が不良であってもその分布距離は一定であり、同じように変動することから、網赤血球の染色の良否は規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおける血小板の分布位置と、血小板と赤血球、網赤血球の分布距離で確認できる。
細胞浮遊液にゴミ(Dust)などの非細胞由来粒子の存在により、計測装置のバックグランドが上昇してしまうことがある。この場合には、細胞の緑およびオレンジの蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化したスキャッタグラム(規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラム)を用いて、図6の(d)に示すように、規格化DNA/規格化RNAのスキャッタグラムにおいて、非細胞粒子は血液中の細胞と比較して緑とオレンジの両方の蛍光成分が非常に小さいことを利用し、赤血球、網赤血球、血小板などの細胞および破砕赤血球(FRC)などの破砕細胞などからなる細胞由来粒子と、浮遊液中のゴミ(Dust)などの非細胞由来粒子とを、容易に分類することができることがわかる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更を行うことが可能である。例えば、側方散乱(SS)には、形状と顆粒の量の情報を含むことは当業者にとって明らかであり、本記載において、形状(SS)や顆粒の量(SS)との記載は必ずしも一方の情報のみを示すことはないことはいうまでもない。
測定試料の調整を示す概略説明図である。 本発明に係る粒子分類方法を実施する装置としてのシステム構成を示す説明図である。 本発明に係る粒子分類方法を実施するための装置の一実施例としてのフローサイトメータの概略を示す系統図である。 図3に示す本発明に係る粒子分類装置を構成するフローサイトメータにより血液成分中の細胞分析方法を実施するプログラムを示すフローチャート図である。 本発明に係る粒子分類方法としての血液成分中の細胞分析方法において検出および測定される赤血球集団から得られる網赤血球の分布を示すRNAヒストグラムである。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明に係る粒子分類方法としての血液成分中の細胞分析方法において調整された試料の染色状態のそれぞれ指標を示す血小板の分布状態を示す血液成分細胞のスキャッタグラム、(d)は本発明に係る粒子分類方法としての血液成分中の細胞分析方法において、細胞および非細胞由来粒子が分類された状態を示すスキャッタグラムである。
符号の説明
10 染色試薬
10A 分注された染色試薬
20 血液成分としての試料
30 調製された試料
40 試料調製手段
50 フローサイトメータ
51 フローセル
52 レーザ光源
53 照射光集光レンズ
54 散乱光集光レンズ
55、56、57 ビームスプリッタ
58、59 波長選択フィルタ
61 前方小角散乱光検出器(FSs)
62 前方大角散乱光検出器(FLs)
63 側方散乱光検出器(SS)
64 第1蛍光検出器(FL1)
65 第2蛍光検出器(FL2)
70 プロセッサ

Claims (12)

  1. アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を分類する粒子分類方法において、
    アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、
    血液中の細胞に光を照射するステップと、
    血液中の血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップと、
    血液中の細胞を分類するステップと、を有することを特徴とする粒子分類方法。
  2. アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を分類する粒子分類方法において、
    アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、
    血液中の細胞に光を照射するステップと、
    細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化するステップと、
    規格化された値に基づいて血液中の細胞を分類するステップと、を有することを特徴とする粒子分類方法。
  3. アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を分類する粒子分類方法において、
    アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップと、
    血液中の細胞に光を照射するステップと、
    細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化するステップと、
    血液中の血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップと、
    規格化された値に基づいて血液中の細胞を分類するステップと、を有することを特徴とする粒子分類方法。
  4. 血液中の血小板を染色の指標として染色具合を判断するステップは、血小板のオレンジ蛍光成分および/または緑蛍光成分から判断することを特徴とする請求項1又は3記載の粒子分類方法。
  5. 血液中の細胞に光を照射して発生した散乱光および蛍光を電気信号として検出し、検出された電気信号に基づいて赤血球のRNAヒストグラムを作成し、前記RNAのハーフピークの右側アドレスを検出すると共にその2倍のアドレスを検出し、この右側の集団を網赤血球として分類することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載粒子分類方法。
  6. 血液中の細胞に光を照射し発生した前方散乱光および蛍光を電気信号として検出し、細胞の緑およびオレンジの蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化したスキャッタグラムを用いて、細胞や破砕細胞などの細胞由来粒子および非細胞由来粒子を分類することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の粒子分類方法。
  7. 血液中の細胞に照射される光の波長の中心波長は、408nm、445nm、473nmまたは488nmであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の粒子分類方法。
  8. アクリジンオレンジを用いて血液中の細胞を染色するステップは、アクリジンオレンジと緩衝液を含む染色試薬と血液検体を混合させて調整された試料を所定の温度に設定し、所定時間染色することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の粒子分類方法。
  9. 分類される細胞が、赤血球、血小板、破砕赤血球、有核赤血球、マラリア原虫、ハウエルジョリー小体であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の粒子分類方法。
  10. 血液中の細胞に光を照射する光源と、
    試料を流すフローセルと、
    前方散乱光を検出する前方散乱光検出器と、
    側方散乱光を検出する側方散乱光検出器と、
    蛍光を検出する蛍光検出器と、
    血小板の染色の良否を判断する染色判断手段と、
    網赤血球または血小板を判断する手段と、から構成することを特徴とする粒子分類装置。
  11. 血液中の細胞に光を照射する光源と、
    試料を流すフローセルと、
    前方散乱光を検出する前方散乱光検出器と、
    側方散乱光を検出する側方散乱光検出器と、
    蛍光を検出する蛍光検出器と、
    細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化する規格化手段と、
    規格化された値に基づいて血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類する手段と、から構成することを特徴とする粒子分類装置。
  12. 血液中の細胞に光を照射する光源と、
    試料を流すフローセルと、
    前方散乱光を検出する前方散乱光検出器と、
    側方散乱光を検出する側方散乱光検出器と、
    蛍光を検出する蛍光検出器と、
    細胞の蛍光強度を細胞の大きさや形状で規格化する規格化手段と、
    血小板の染色の良否を判断する染色判断手段と、
    規格化された値に基づいて血液中の細胞および非細胞由来粒子を分類する手段と、から構成することを特徴とする粒子分類装置。
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