JPWO2007077862A1 - 光ディスク駆動装置及び光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

サブフレーム5上には、光ディスクの回転速度を検出するセンサ15がスピンドルモータ7近傍に設けられている。センサ15は、従来のライトスクライブ対応光ディスク装置においては、メインフレーム3上に設けられていたが、本実施の形態では、サブフレーム5上に配置したので、センサ15近傍のサブフレーム5の形状を大きくとることができる。すなわち、従来、スピンドルモータ7の近傍のセンサ15が占めていた空間をサブフレーム5の領域とすることができるので、サブフレーム5の形状を従来に比べて大きくとることができ、この結果、従来よりもサブフレーム5の質量が増加するので、振動抑制効果をより大きくすることができる。

Description

本発明は、振動抑制機構を備える光ディスク駆動装置及び光ディスク装置に関する。
例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクを再生・記録する光ディスク装置における光学系やサーボ系は、外部から加えられる振動や装置自身の発生する振動等に対して、正確なトラッキング制御及びフォーカシング制御を行う能力に限界がある。特にコンピュータの記憶装置として用いられる場合、高速読み取りや高速シーク等の駆動装置の高速化のために装置自身で発生する振動が重要な問題である。
このような防振問題に対して、従来技術としては、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと光ディスクを読み取るためのピックアップを載置するメインフレームと、メインフレームと弾性体を介して結合されるサブフレームと、を備えた光ディスク装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
図1は、このようなメインフレーム3及びサブフレーム5を備える光ディスク装置10の振動モデルを示す図である。メインフレーム3は、筐体1上に第1の弾性体2を介して弾性支持されているので、メインフレーム3は、第1の弾性体2の作用により外部振動に対してはその影響を受けにくい構造を維持するとともに、光ディスクのインバランス等によるメインフレーム3の振動は、第2の弾性体4とサブフレーム5で構成される動吸振機構により抑制されるようになっている。そして、この動吸振機構は、サブフレーム5の質量が大きいほど有効に機能することが知られている。
特開平11−328944号公報
しかしながら、小型化、薄型化及び軽量化を図る光ディスク装置の分野においては、その製品の規格上、空間的に十分なサブフレームの形状を確保しがたく、サブフレームの質量を大きくできない場合がある。
例えば、メインフレーム上にセンサなどの光ディスク装置を構成する部品を設けると、所定の厚さを有する当該部品は、サブフレームと当接してしまうので、サブフレームは当該部品と当接する部分を切り欠いて、形状を形成している。このため、サブフレームの形状は切り欠いた分だけサブフレームの質量が軽くなるとともに、サブフレームの形状に偏りが生じ、サブフレームの前後左右のバランスが悪いという問題がある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、その課題の一例としては、サブフレームの質量を大きくして、より振動抑制効果が得られる光ディスク駆動装置及び光ディスク駆動装置を備えた光ディスク装置を提供することにある。
上記の課題を達成するため、請求項1記載の光ディスク駆動装置は、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと前記光ディスクを読み取るためのピックアップを載置するための第1のフレームと、前記第1のフレームと弾性体を介して結合される第2のフレームと、を有する光ディスク駆動装置であって、所定の構成部品を前記第2のフレーム上に配置したことを特徴とする。
また、請求項7記載の光ディスク装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ディスク駆動装置と、前記第1のフレームを弾性部材を介して支持する筐体と、を備えることを特徴とする。
従来の光ディスク装置の振動モデルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスク駆動装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスク駆動装置を示す断面図である。 従来の光ディスク駆動装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスク駆動装置の設置位置、及び従来の光ディスク駆動装置のセンサの設置位置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスク駆動装置のサブフレーム、及び従来の光ディスク駆動装置のサブフレームの形状を示す図である。 本発明の実施の形態及び従来の光ディスク駆動装置の振動特性を示す図である。 センサをサブフレーム上に配置した場合の振動によるセンサの変位を示すシミュレーション結果の一例を示す図である。 図8に示すシミュレーション結果において、サブフレームの振動によるスリット間隔への影響を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスク駆動装置においてセンサをサブフレームに取り付ける方法の一例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る光ディスク駆動装置のセンサの配置例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る光ディスク駆動装置のセンサの配置例を示す図である。
符号の説明
1 メインフレーム
2 第1の弾性体
3 サブフレーム
4 第2の弾性体
5 サブフレーム
6 ターンテーブル
7 スピンドルモータ
8a,8b ガイドレール
9 ピックアップ
10 光ディスク装置
11 駆動スクリュー
12 ステッピングモータ
15 回転速度検出用センサ
16a,16b ディスクの形状を判別するセンサ
17a 内周検知センサ
17b 外周検知センサ
90,100,200,300a,300b 光ディスク駆動装置
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。尚、以下の実施の形態においては、ライトスクライブ(LightScribe)対応光ディスク装置に本発明を適用した場合について説明する。ライトスクライブ対応光ディスク装置とは、光学ドライブのレーザ光を用いて、CDやDVDのラベル面に文字や画像を書き込むことができる光ディスク装置をいう。
図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスク駆動装置100の平面図であり、図3は、光ディスク駆動装置10の断面図である。ここで、光ディスク駆動装置100は、光ディスク装置のうちの光ディスクの記録/再生に直接関連する部位であって、具体的には、図1に示すメインフレーム3、サブフレーム4、及び第2の弾性体4から構成される機構を意味し、筐体1及び第1の弾性体2は除かれる。
図2及び図3に示すように、メインフレーム3には、光ディスクを回転させるためのターンテーブル6を有したスピンドルモータ7が取り付けられている。また、メインフレーム3には、ガイドレール8a、8bが互いに平行に設けられており、ピックアップ9は、このガイドレール8a、8bに沿って移動可能に係合されている。ピックアップ9は、ピックアップ9を光ディスクの半径方向(図2に示すd1方向)に移動して所定のトラックに導くために駆動スクリュー11に係合されており、駆動スクリュー11は、その一端がステッピングモータ12に係合されている。
このため、ステッピングモータ12の回転駆動により駆動スクリュー11が回転し、ピックアップ9は、光ディスク半径方向に移動するようになっている。ピックアップ9の移動方向は、ステッピングモータ12の回転方向により決定される。
ピックアップ9は、例えば、レーザ光源とレンズ等の光学系からなる光ピックアップであり、図示しない対物レンズを駆動するフォーカス制御やトラッキング制御等の駆動コイルを有するアクチュエータを含んでいる。
また、メインフレーム3には、第2の弾性体4を介して動吸振機構であるサブフレーム5が取り付けられている。ここで、サブフレーム5は、サブフレーム5の質量の観点から、具体的には、金属で構成されることが好ましく、また、第2の弾性体4は、制動効果の観点から、具体的には、ゴム又は樹脂等で構成されることが好ましい。また、第2の弾性体4とサブフレーム5の係合は、ネジ等による機械的な係合の他に樹脂の弾性を利用したはめ込みや、接着剤により接着する方法でもよい。尚、メインフレーム3の外縁四隅には、取付孔H1が形成されており、メインフレーム3が第1の弾性体2を介して筐体1に取り付け可能となっている。
サブフレーム5上には、ライトスクライブ対応光ディスク装置に必須の回転速度検出用センサ15がスピンドルモータ7近傍に設けられている。ここで、回転速度検出用センサ15は、ライトスクライブ対応光ディスクの内周情報(回転速度検出用のスリット)を検出するので、内周情報を読み取れる位置に配置されており、具体的には、スピンドルモータ7の中心から21.15mm以内の位置に配置されるのが好適である。ライトスクライブ対応光ディスク装置は、ライトスクライブ対応光ディスクのラベル面に所望の文字や画像を書き込むことができる光ディスク装置であるが、この書き込みの際、ラベル面に正確な文字や画像を書き込むため、光ディスクの回転数をモニタリングし、一定の回転数に回転制御する必要がある。回転速度検出用センサ15は、この回転数をモニタリングするためのセンサである。
回転速度検出用センサ15は、従来のライトスクライブ対応光ディスク装置においては、図4に示すように、メインフレーム3上に設けられていたが、本実施の形態では、サブフレーム5上に配置したので(図2及び図4に示すように、本実施の形態の回転速度検出用センサ15の平面上における配置位置は、従来の配置位置と同一である)、これにより、回転速度検出用センサ15近傍のサブフレーム5の形状を大きくとることができるようになっている。すなわち、図5(b)に示すように、従来においては、スピンドルモータ7近傍の回転速度検出用センサ15が占めていた空間はサブフレーム5の領域とすることができなかったが、図5(a)に示すように、本実施の形態では、スピンドルモータ7近傍の回転速度検出用センサ15が占めていた空間をサブフレーム5の領域とすることができるので、サブフレーム5の形状を従来に比べて大きくとることができる。この結果、従来よりもサブフレーム5の質量が増加するので、振動抑制効果をより大きくすることができる。また、従来、左側に偏ったサブフレーム5の質量バランスを、サブフレーム5の右側において質量を増加させることで、サブフレーム5の質量バランスを改善し、質量バランスのとれたサブフレーム5を形成することができる(図2及び図4参照)。
図6(a)に本実施の形態のサブフレーム5の形状、図6(b)に従来技術のサブフレーム5の形状を示す。図6(a)及び図6(b)に示すように、回転速度検出用センサ15が配置される領域P1のサブフレーム5は、従来に比べて大きく形状をとることができる。このように本実施の形態では、回転速度検出用センサ15による空間的制約がないので、サブフレーム5の形状を大きくとることができるものである。具体的には、図6(a)及び図6(b)に示すサブフレーム5の形状対比においては、本実施の形態のサブフレーム5は従来に比べて質量が10%増加している。
ここで、光ディスク駆動装置100の振動抑制作用について説明する。光ディスクを回転させると、メインフレーム3は、スピンドルモータ7で回転される光ディスクのインバランスにより振動を生じ、メインフレーム3と第2の弾性体4を介して設けられたサブフレーム5に伝達される。そこで、サブフレーム5と第2の弾性体4による伝達特性に従い振動することになる。両振動系の共振周波数より十分低い周波数では、サブフレーム5はメインフレーム3と一体となって動き、共振周波数より十分高い周波数では、サブフレーム5はメインフレーム3からの振動がほとんど伝達されなくなる。共振周波数付近では制動が小さいと振動が強調され、制動が大きいと二次共振の影響があらわれない。また、伝達される振動の位相は、共振周波数より低い周波数で同位相、共振周波数より高い周波数で逆位相、共振周波数で90度の位相となる。従って、共振周波数及び制動係数を適切に選択することによってほぼ共振周波数付近以下の振動周波数に対してサブフレーム5は振動抑制効果を生じる。
このように、メインフレーム3は第1の弾性体2の作用により外部振動に対してはその影響を受けにくい構造を維持し、また光ディスクのインバランス等によるメインフレーム3の振動はサブフレーム5と第2の弾性体4で構成される動吸振作用により抑制され、ピックアップ9の光ディスクに対する情報の読み取りが、光ディスクの高速回転時にも正確に行うことができる。また、本実施の形態では、従来よりもサブフレーム5の形状を大きくとることができ、サブフレーム5の質量を増加させることができるので、光ディスクの高速回転時において、より大きな振動抑制効果が生じる。
次に、上述した質量増加分の振動抑制効果をシミュレーション計算により定量的に示す。図7は、従来技術の光ディスク駆動装置90、及び光ディスク駆動装置90より質量が10%増加した本実施の形態に係る光ディスク駆動装置100の振動値とディスク回転数の関係を示すグラフである。図7に示すように、最も振動値が高い8500rpmで約5%の改善効果が見られる。
次に、回転速度検出用センサ15をサブフレーム5上に配置した際の回転速度検出用センサ15への影響について考察する。上述したように、動吸振器であるサブフレーム5は、高速回転時(高周波数)にメインフレーム3の振動を抑制するため、サブフレーム5自身がメインフレーム3と逆位相で振動する。サブフレーム5が振動すると、サブフレーム5に配置された回転速度検出用センサ15も同期して振動してしまうが、回転速度検出用センサ15を動作させるのは、ライトスクライブ対応光ディスクのラベル面に文字や画像を書き込むときだけであり、これは低速回転時の動作であるため、回転速度検出用センサ15への振動は小さいものと考えられる。
図8は、このことを定量的にシミュレーション計算したものであり、例えば、1g・cmの偏重心ディスクを回転させて、ライトスクライブ対応光ディスクのラベル面に記録する場合の結果を示している。図8(a)は、フォーカス方向(ラベル面に垂直な方向)の振幅(変位)を示しており、2000rpm(33.3Hz)で記録すると仮定すると、そのときの振幅は±0.006mmである。また、図8(b)は、ラジアル方向(ラベル面に平行な方向)の振幅(変位)を示しており、同様に、2000rpm(33.3Hz)で記録すると仮定すると、そのときの振幅は±0.0017mmである。
ここで、フォーカス方向に関しては、回転速度検出用センサ15の使用可能範囲は、±0.15mm(1.55±0.15mm)であるため、上記数値±0.006mmは、実使用上、問題がない。また、ラジアル方向に関しては、ライトスクライブ対応光ディスクに設けられる回転検出用スリット(幅0.14922±0.00015mm間隔で円周上に400本配置されている)への影響を計算すると、図9に示すように、最大でも0.000013mmであるため、回転検出用スリット幅の誤差内に収まるので、上記数値±0.0017mmも実使用上、問題ない。
従って、シミュレーション結果によれば、回転速度検出用センサ15をサブフレーム5上に配置しても、回転速度検出用センサ15には悪影響を及ばさないことがわかる。
尚、上述した回転速度検出用センサ15をサブフレーム5上に取り付ける方法としては、(1)サブフレーム5に別部品のスペーサ(樹脂)を取り付け、スペーサ上に回転速度検出用センサ15を固定する、(2)サブフレーム5にスペーサ(樹脂)をアウトサートし、その上に回転速度検出用センサ15を固定するなどの方法が挙げられるが、下記に述べる方法が、コスト的にも優れるとともに、回転速度検出用センサ15のフォーカス方向の設置精度にも優れている。すなわち、(3)図10に示すように、金属板で構成されるサブフレーム5を部分的に絞り上げ、絞り上げた部分に回転速度検出用センサ15を直接固定する方法である。この方法においては、スペーサを用いないので、スペーサのコストがかからないとともに、回転速度検出用センサ15をスペーサを介さず直接サブフレームに取り付けるので、設置精度に優れるという効果を奏することができる。
従って、本実施の形態の光ディスク駆動装置100によれば、本来、メインフレーム3に配置する回転速度検出用センサ15をサブフレーム5上に移動して配置するので、サブフレーム5の形状を大きくできるとともに、サブフレーム5の質量を増加させることができ、振動抑制効果を大きくすることができる。また、従来に比べてサブフレーム5の形状の偏りが改善されるので、サブフレーム5をよりよい質量バランスを保つことができる。また、回転速度検出用センサ15の質量もサブフレーム5全体の質量増加に寄与するので、振動抑制効果をさらに大きくすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。例えば、上記の実施の形態では、ライトスクライブ対応光ディスク装置に本発明を適用し、回転速度検出用センサ15をサブフレーム5上に配置する場合について説明したが、本発明が適用できるのはライトスクライブ対応光ディスク装置に限定されるものではなく、また、サブフレーム5上に配置されるセンサも回転速度検出用センサ15に限定されるものではない。例えば、ライトスクライブ対応光ディスク装置でない光ディスク装置に回転速度検出用センサを設置してもよく、この場合には、回転速度検出用センサをスピンドルモータ7の中心から約22mm以内(光ディスクのデータ領域の内側)に配置するのが好適である(但し、光ディスクを直接モニタリングして、回転速度を検出する場合)。
図11は、本発明をライトスクライブ対応光ディスク装置でない光ディスク装置に適用し、ディスクの形状を判別するセンサ16をサブフレーム5上に配置する場合の配置例を示す図である。図11に示すように、サブフレーム5上に、2つのセンサ16a及び16bがそれぞれ、スピンドルモータ7の中心から8cm以内、8〜12cmの範囲に配置されている。この結果、2つのセンサ16a及び16bの検知する信号の組み合わせにより、8cmの光ディスクか12cmの光ディスクかを判別することができるようになっている。このように、従来、メインフレーム3上に配置されたディスクの形状を判別するセンサ16をサブフレーム5上に配置することにより、従来に比べて、サブフレーム5の形状を大きくとることができるので、サブフレーム5の質量が増加し、振動抑制効果をより大きくすることができる。尚、図11については2つのセンサを配置する例を示したが、3つ以上のセンサを配置してもよいのは勿論である。この場合、センサの数が多いほど、サブフレーム5全体の質量を増加させるので、振動抑制効果は大きくなる。また、センサの配置位置も図11に示す配置例には限定されず、上記条件(スピンドルモータ7の中心から8cm以内、8〜12cmの範囲)を具備するのであればどこでもよい。例えば、すべてのセンサをサブフレーム5の下部枠(スピンドルモータ7近傍の辺)上に一直線上に載せて配置してもよい。この場合、光ディスク挿入の際には、早い段階で光ディスクの形状を判別できるという効果がある。さらには、すべてのセンサをサブフレーム5上に配置するのではなく、一部をメインフレーム3上に配置してもよい(例えば、1つをメインフレーム3上に配置し、2つをサブフレーム上に配置するなど)。
また、図12(a)及び図12(b)は、本発明をライトスクライブ対応光ディスク装置でない光ディスク装置に適用し、ピックアップ9の位置を検出するためのセンサ17に本発明を適用したものである。図12(a)は、ピックアップ9が光ディスクの内周に位置付いたことを検知する内周検知センサ17aの配置例を示しており、図12(b)は、ピックアップ9が光ディスクの外周に位置付いたことを検知する外周検知センサ17bの配置例を示している。この場合、内周検知センサ17a及び外周検知センサ17bは、接触式でも非接触式のセンサのいずれであってもよい。このように、従来、メインフレーム3上に配置されたピックアップ9の位置を検出するためのセンサ17をサブフレーム5上に配置することにより、従来に比べて、サブフレーム5の形状を大きくとることができるので、サブフレーム5の質量が増加し、振動抑制効果をより大きくすることができる。
尚、上述したディスクの形状を判別するセンサ16及びピックアップ9の位置を検出するためのセンサ17においては、メインフレーム3上に配置された位置とサブフレーム5上に配置された位置(図2及び図4に示すような平面上での位置関係)は、必ずしも同一である必要がなく、センサ16及び17が同一の機能を実現できるのであれば、配置される位置は限定されないものである。
さらには、サブフレーム5上に配置されるのは、上述したようなセンサに限定されず、本来、メインフレーム3上に配置される構成部品やその他の構成部品をサブフレーム5上に配置してもよい。例えば、スロットインタイプのドライブのディスク引き込み用アームをサブフレーム5上に配置して、サブフレーム5全体の質量を増加させ、振動抑制効果をより大きくしてもよい。
尚、上述した実施の形態では、サブフレーム5に所定の構成部品を配置したが、これに加えて、別のウェイトをサブフレーム5上に配置し、さらに望ましい質量バランスを実現させてもよい。これにより、サブフレーム5全体の質量がさらに増加するので、振動抑制効果をさらに大きくすることができる。
以上、上述した実施の形態の光ディスク駆動装置は、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ7と光ディスクを読み取るためのピックアップ9を載置するためのメインフレーム3と、メインフレーム3と弾性体4を介して結合されるサブフレーム5と、を有する光ディスク駆動装置であって、所定の構成部品をサブフレーム5上に配置したので、サブフレーム5全体の質量を大きくでき、より優れた振動抑制効果を発揮することができる。

Claims (7)

  1. 光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと前記光ディスクを読み取るためのピックアップを載置するための第1のフレームと、
    前記第1のフレームと弾性体を介して結合される第2のフレームと、
    を有する光ディスク駆動装置であって、
    所定の構成部品を前記第2のフレーム上に配置したことを特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. 前記第1のフレーム上に配置される前記構成部品を移動して、前記第2のフレーム上に配置したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク駆動装置。
  3. 前記第2のフレームは、前記構成部品が前記第1のフレーム上に配置されていたときに、前記構成部品が占有していた領域を拡張して、フレーム形状を大きく形成することを特徴とする請求項2記載の光ディスク駆動装置。
  4. 前記構成部品は、前記第2のフレームのうち、拡張された領域上に配置されることを特徴とする請求項3記載の光ディスク駆動装置。
  5. 前記構成部品は、前記光ディスクの回転数を検出するセンサであることを特徴とする請求項4記載の光ディスク駆動装置。
  6. 前記センサは、前記スピンドルモータの中心から略22mm以内に配置されていることを特徴とする請求項5記載の光ディスク駆動装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ディスク駆動装置と、
    前記第1のフレームを弾性部材を介して支持する筐体と、
    を備えることを特徴とする光ディスク装置。
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