JPWO2007063845A1 - 液状食品加熱装置及び液状食品加熱装置用の蒸気噴出ノズル - Google Patents
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Abstract
液状食品加熱装置は、蒸気噴出ノズル(36)と、蒸気噴出ノズル(36)が取り付けられるノズルホルダ(18)と、蒸気供給管(17)と、ノズルホルダ(18)に取り付けられている蒸気噴出ノズル(36)と蒸気供給管(17)とを結合可能なノズル結合手段(14a,14b,14c)と、ノズルホルダ(18)に取り付けられている蒸気噴出ノズル(36)を該ノズルホルダ(18)から取り外して廃棄し得るノズル廃棄手段(12b,12c,12d,18c)とを備え、ノズル廃棄手段はノズルホルダ(18)に取り付けられている蒸気噴出ノズル(36)と蒸気供給管(17)との結合を解除した後にノズルホルダ(18)に取り付けられている蒸気噴出ノズル(36)を該ノズルホルダ(18)から取り外して廃棄し得る。
Description
本発明は、蒸気を利用して液状食品を加熱する液状食品加熱装置と、該液状食品加熱装置に用いられる蒸気噴出ノズルに関する。
この種の液状食品加熱装置は蒸気噴出ノズルを有し、カップ内に収容された加熱対象の液状食品、例えば常温或いは常温よりも低い温度のスープ等に蒸気噴出ノズルを差し込んで該蒸気噴出ノズルから液状食品に蒸気を噴出することによって液状食品の加熱を行う。
蒸気噴出ノズルを繰り返し使用するタイプの液状食品加熱装置は蒸気噴出ノズルを衛生的に保つためのノズル洗浄機構を備えており、加熱後の液状食品から抜き出した蒸気噴出ノズルに付着している液状食品を蒸気または水で取り除いている。
また、前記装置に対し、蒸気噴出ノズルを繰り返し利用しないタイプの液状食品加熱装置も提案されている。この装置は、長尺の可撓チューブを所定長さ繰り出して切断する手段と、切断チューブを移動して蒸気供給路に連通させる手段とを備えており、蒸気噴出ノズルとなる切断チューブを加熱の度に交換できるようにしている。
特開2003−70644号公報
特開平7−100063号公報
特開平6−78852号公報
蒸気噴出ノズルを繰り返し利用しないタイプの液状食品加熱装置は、蒸気噴出ノズルを繰り返し使用するタイプの液状食品加熱装置のようなノズル洗浄機構を有しない点でノズル洗浄に伴う不具合、例えば洗浄不足や洗浄廃水の処理に係る不具合等を解消できる。
しかし、この液状食品加熱装置は、長尺の可撓チューブを所定長さ繰り出して切断したものを蒸気噴出ノズルとして用いているので、該切断チューブからの蒸気噴出によって液状食品の加熱を適切に行うことが難しい。
つまり、所定長さに切断されたチューブは自らの可撓性や巻き癖によって湾曲する可能性が高いため、カップに対する挿入形態にバラツキが生じることを原因として毎回同じような加熱作用を得ることが難しく、蒸気供給時間が同じでも加熱が不安定となる可能性がある。また、切断チューブはその下端開口のみから下方に蒸気が噴出されるものであるため、例えば下部周面から側方に向かって蒸気を噴出するような他の蒸気噴出形態を採用することができない。
本発明の目的は、従前のノズル洗浄機構を不要にできると共に、液状食品の加熱を毎回安定して行うことができ、しかも、蒸気噴出形態が異なる他の蒸気噴出ノズルの選択的使用を可能とした液状食品加熱装置と、該液状食品加熱装置に好適な蒸気噴出ノズルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の液状食品加熱装置は、蒸気を利用して液状食品を加熱する液状食品加熱装置であって、所定形状を有する交換可能な蒸気噴出ノズルと、蒸気噴出ノズルの取り付け及び取り外しを可能としたノズルホルダと、ノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと結合して該蒸気噴出ノズル内に蒸気を供給し得る蒸気供給管と、液状食品を加熱する前にノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと蒸気供給管とを結合し得、且つ、液状食品を加熱した後にノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと蒸気供給管との結合を解除し得るノズル結合手段と、ノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと蒸気供給管との結合を解除した後にノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルを該ノズルホルダから取り外して廃棄し得るノズル廃棄手段とを備える。
この液状食品加熱装置では、ノズルホルダに取り付けられている使用後の蒸気噴出ノズルを該蒸気噴出ノズルと蒸気供給管との結合を解除した後にノズル廃棄手段によってノズルホルダから自動的に取り外して廃棄できるので、蒸気噴出ノズルを繰り返し使用するタイプの液状食品加熱装置のようなノズル洗浄機構を不要にできる。また、予め用意された蒸気噴出ノズルを交換して使用するので、カップに対する挿入形態にバラツキが生じることを防止して液状食品の加熱を毎回安定して行える。さらに、ノズルホルダへの取り付けとノズルホルダからの取り外しを可能としたものであれば蒸気噴出ノズルとして採用できるので、加熱対象となる液状食品の種類等に応じて蒸気噴出形態が異なる他の蒸気噴出ノズルを選択的に使用できる。
また、本発明の蒸気噴出ノズルは、円筒状の直管部と、直管部の上端に形成され該直管部よりも大径で下面形状が円錐状を成す結合部とを備え、該蒸気噴出ノズルは直管部をノズル取り付けスリット内に位置し結合部の円錐状部分をノズル取り付けスリットの縁に支持された状態でノズルホルダに取り付けられ得る。
本発明によれば、従前のノズル洗浄機構を不要にできると共に、液状食品の加熱を毎回安定して行うことができ、しかも、蒸気噴出形態が異なる他の蒸気噴出ノズルの選択的使用を可能とした液状食品加熱装置を提供できると共に、該液状食品加熱装置に好適な蒸気噴出ノズルを提供できる。
本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
12…案内プレート、12b…プーリ、12c…無端状ベルト、12d…第1モータ、13…第1スライダ、14…支持プレート、14a…プーリ、14b…無端状ベルト、14c…第2モータ、15…案内ロッド、16…第2スライダ、17…蒸気供給管、17a…直管部、17b…結合部、18…ノズルホルダ、18b…ノズル取り付けスリット、18c…ノズル押し出しピン、20…回収ボックス、36…蒸気噴出ノズル、36a…直管部、36a1…内孔、36a2…噴出孔、36b…結合部、37…カップ、17’…蒸気供給管、36’…蒸気噴出ノズル、36a’…直管部、36a1’…内孔、36a2’…噴出孔、36b’…結合部、41…フレーム、42…案内ロッド、43…支持プレート、43b…第1モータ、43c…第1ピニオン、44…案内ロッド、45…昇降スライダ、45a…ラック、46…ホルダガイド、46d…ノズル押し出し片、47…ノズルホルダ、47a…ラック、47d…ノズル取り付けスリット、48…カバープレート、49b…第2モータ、49c…第2ピニオン。
[第1実施形態]
図1〜図23は本発明の第1実施形態を示す。図1は液状食品加熱装置の正面図、図2は図1の上面図、図3は図1に示した第2スライダの上面図、図4は図1に示したノズルホルダの上面図、図5は図1に示した蒸気供給管の側面図とその要部破断図、図6は蒸気噴出ノズルの側面図とその上面図とその縦断面図、図7はカップの側面図とその縦断面図、図8は図1に示した液状食品加熱装置が備えるコントロールシステムの構成図、図9は図8に示した操作器のパネル部の正面図、図10は調理の基本フローを示す図、図11は図10の調理ステップの詳細を示す図、図12〜図23は液状食品加熱装置の動作説明図である。
図1〜図23は本発明の第1実施形態を示す。図1は液状食品加熱装置の正面図、図2は図1の上面図、図3は図1に示した第2スライダの上面図、図4は図1に示したノズルホルダの上面図、図5は図1に示した蒸気供給管の側面図とその要部破断図、図6は蒸気噴出ノズルの側面図とその上面図とその縦断面図、図7はカップの側面図とその縦断面図、図8は図1に示した液状食品加熱装置が備えるコントロールシステムの構成図、図9は図8に示した操作器のパネル部の正面図、図10は調理の基本フローを示す図、図11は図10の調理ステップの詳細を示す図、図12〜図23は液状食品加熱装置の動作説明図である。
以下の説明では、説明の便宜上、図1の手前側を前、奥側を後、左側を左、右側を右と表記する。
まず、図1〜図7を参照して、図1に示した液状食品加熱装置のメカニズムについて説明する。
図中の11はベース、12は案内プレート、13は第1スライダ、14は支持プレート、15は案内ロッド、16は第2スライダ、17は蒸気供給管、18はノズルホルダ、19は押圧プレート、20は回収ボックス、22はカップホルダ、23は水タンク、24は第1ポンプ、25は第2ポンプ、26は蒸気生成器、27〜34は貯蔵庫、35は水供給ノズル、36は蒸気噴出ノズル、37はカップである。
ベース11の右側壁には案内プレート12が設けられている。案内プレート12の左側壁と右側壁には前後方向に延びるレール部12aがそれぞれ設けられている。また、案内プレート12の上壁には前後一対のプーリ12bが回転自在に設けられ、両プーリ12bには無端状ベルト12cが巻き付けられている。さらに、案内プレート12の上壁には後側のプーリ12bを正逆方向に回転させるための第1モータ12dが設けられている。
第1スライダ13の左側壁には前後2個のローラ13aが回転自在に設けられ、右側壁にも前後2個のローラ13aが回転自在に設けられている。左側の2個のローラ13aは案内プレート12の左側のレール部12aに沿って走行可能であり、右側の2個のローラ13aは案内プレート12の右側のレール部12aに沿って走行可能である。また、第1スライダ13の上壁中心には係合片13bが設けられ、該係合片13bは無端状ベルト12cに連結されている。つまり、第1スライダ13は第1モータ12dによる無端状ベルト12cの回転により前後方向に移動できる。
また、第1スライダ13の上壁には支持プレート14が設けられている。支持プレート14の右壁には上下一対のプーリ14aが回転自在に設けられ、両プーリ14aには無端状ベルト14bが巻き付けられている。さらに、支持プレート14の右壁には上側のプーリ14aを正逆方向に回転させるための第2モータ14cが設けられている。
さらに、第1スライダ13の上壁と支持プレート14の底壁との間には2本の案内ロッド15が前後に間隔をおいて設けられている。各案内ロッド15の下部にはノズルホルダ18を支えるバネ材15aがそれぞれ設けられている。
第2スライダ16は横長矩形状を成す。図3から分かるように第2スライダ16の右端中央には係合片16aが設けられ、該係合片16aは無端状ベルト14bに連結されている。また、第2スライダ16の右部には案内ロッド15用のブッシュ16bが設けられ、該ブッシュ16bには2本の案内ロッド15が挿通している。つまり、第2スライダ16は第2モータ14cによる無端状ベルト14bの回転により上下方向に移動できる。さらに、第2スライダ16の左部には蒸気供給管17用のブッシュ16cが設けられている。
蒸気供給管17は、図5に示すように、円筒状の直管部17aと、直管部17aの下端に一体形成された円筒状の結合部17bと、直管部17aの上端に設けられた円筒状の接続部17cとを備える。結合部17b及び接続部17cの直径は直管部17aの直径よりも大きい。直管部17aは蒸気の通り道となる内孔17a1を有し、結合部17bは蒸気噴出ノズル36の結合部36bを受容する横断面円形の凹部17b1を有する。凹部17b1の直径は蒸気噴出ノズル36の結合部36bの直径よりも大きい。接続部17cは直管部17aの内孔17a1のパイプPの内孔とを接続する役目を果たす。この蒸気供給管17はその直管部17aを第2スライダ16のブッシュ16cに挿通され、ブッシュ16cの下端と結合部17bとの間に介装されたバネ材17dによって下方に付勢されている。因みに、このバネ材17dの付勢力は2つのバネ材15aの付勢力の和よりも小さい。第2スライダ16に対する蒸気供給管17の下降位置は、接続部17cがブッシュ16cの上端に当接することによって規制されている。つまり、蒸気供給管17はバネ材17dの付勢力に勝る力を上向きに加えることにより第2スライダ16に対して上昇できる。
ノズルホルダ18は略L字形を成す。図4から分かるようにノズルホルダ18の右部には案内ロッド15用のブッシュ18aが設けられ、該ブッシュ18aには2本の案内ロッド15が挿通している。各案内ロッド15に設けられた2つのバネ材15aがノズルホルダ18の下面を支えている。つまり、ノズルホルダ18は2つのバネ材15aの付勢力に勝る力を下向きに加えることにより下降できる。
また、ノズルホルダ18の底壁には、蒸気噴出ノズル36を取り付けるためのノズル取り付けスリット18bが設けられている。ノズル取り付けスリット18bは前後方向を向いていて前端を開口している。また、ノズル取り付けスリット18bの幅は蒸気噴出ノズル36の直管部36aの直径よりも僅かに小さく、該ノズル取り付けスリット18bは蒸気噴出ノズル36の直管部36aの直径とほぼ一致した直径の円形部18b1を最深部分に有する。このノズル取り付けスリット18bの最深部分(円形部18b1)の中心軸と蒸気供給管17の中心軸とは上下方向で一致している。
さらに、ノズルホルダ18の後壁には、ノズル押し出しピン18cが前後移動可能に設けられている。ノズル押し出しピン18cは前後端に拡径部18c1と18c2を有しており、ノズルホルダ18の後壁に挿通配置され、後側の拡径部18c2と後壁との間に介装されたバネ材18dによって後方に付勢されている。ノズル押し出しピン18cの後退位置は、前側の拡径部18c1が後壁に当接することによって規制されている。つまり、ノズル押し出しピン18cはバネ材18dの勝る力を前向きに加えることによりノズルホルダ18に対して前進できる。
押圧プレート19は横断面がコ字形を成す。押圧プレート19はその前面がノズル押し出しピン18cの後側の拡径部18c2と向き合うようにベース11の後壁に設けられている。この押圧プレート19は第1スライダ13及び支持プレート14が後退したときにノズル押し出しピン18cの後側の拡径部18c2を前方に押圧して該ノズル押し出しピン18cをバネ材18dの付勢力に抗して前進させる役目を果たす。
回収ボックス20は使用後の蒸気噴出ノズル36を回収するためのもので、押圧プレート19の近傍位置に配置されている。
ベース11の底壁には左右一対のプーリ21aが回転自在に設けられ、両プーリ21aには無端状ベルト21bが巻き付けられている。また、ベース11の底壁には左側のプーリ21aを正逆方向に回転させるための第3モータ21cが設けられている。
カップホルダ22は全体が逆円錐台状を成す。カップホルダ22はカップ37を受容する凹部(符号無し)を有し、ブラケット22aを介して無端状ベルト21bに連結されている。つまり、カップホルダ22は第3モータ21cによる無端状ベルト21bの回転により左右方向に移動できる。
水タンク23は蓋付きの補給口23aを上面に有し、適当な支持具(図示省略)を介してベース11の後壁に配置されている。この水タンク23には飲用に適した水が貯蔵されている。
第1ポンプ24は水タンク23内の水を蒸気生成器26に送り込むためのものであり、その入口(符号無し)をパイプPを介して水タンク23の出口(符号無し)に接続されている。第2ポンプ25は水タンク23内の水を水供給ノズル35に送り込むためのものであり、その入口(符号無し)をパイプPを介して水タンク23の出口(符号無し)に接続されている。両ポンプ24,25が適当な支持具(符号無し)を介してベース11の後壁に配置されている。
蒸気生成器26は、細長い通水路26aと、通水路26aを通過する水をその通過過程で加熱気化して蒸気を生成する電熱ヒータ26bとを有する。蒸気生成器26は適当な支持具(符号無し)を介してベース11の後壁に配置されている。この蒸気生成器26の入口はパイプPを介して第1ポンプ24の出口に接続され、出口はパイプPを介して蒸気供給管17の接続部17cに接続されている。
貯蔵庫27〜34はスープ生成に必要な材料を種別に貯蔵するためのもので、ベース11の底壁上に適当な支持具(図示省略)を介して左右方向に並べて配置されている。貯蔵庫27〜29にスープベースとなるスープ粉末が種別に貯蔵され、貯蔵庫30〜32に乾燥された具材が種別に貯蔵され、貯蔵庫33,34に乾燥されたトッピング材が種別に貯蔵されている。因みに、スープ粉末はコンソメスープ用粉末やクリームスープ用粉末等であり、具材は乾燥野菜や乾燥肉等であり、トッピング材はクルトンや乾燥パセリ等である。各貯蔵庫27〜34は供給口27a〜34aを前面下部に有すると共に、各供給口27a〜34aから所定量の材料を供給するための機構(図示省略)と、該機構を動作させるための第4〜第11モータ27b〜34bとを有する。図2から分かるように各貯蔵庫27〜34の供給口27a〜34aは左右方向に移動するカップホルダ22の上方に位置している。
水供給ノズル35はカップ37に水を供給するためのもので、ベース11の底壁上に適当な支持具(図示省略)を介して配置されている。この水供給ノズル36の入口はパイプPを介して第2ポンプ24の出口に接続されている。図2から分かるように水供給ノズル35は左右方向に移動するカップホルダ22の上方に位置している。
蒸気噴出ノズル36は、図6に示すように、円筒状の直管部36aと、直管部36aの上端に一体形成された直管部36aよりも大径の円錐状結合部36bとを有する。直管部36aは蒸気の通り道となる内孔36a1を有すると共に下部周面及び下面に複数の噴出孔36a2を有する。この蒸気噴出ノズル36は全体がプラスチックから成る。
カップ37は、図7に示すように、全体が逆円錐状を成す。このカップは全体が紙或いはプラスチックから成り、カップホルダ22への取り付けとカップホルダ22からの取り外しを可能としている。
次に、図8〜図9を参照して、図1に示した液状食品加熱装置が備えるコントロールシステムについて説明する。
図中の101はコントローラ、102はモータ用の第1ドライバ、103はポンプ用の第2ドライバ、104はヒータ用の第3ドライバ、105はモータ用の第4ドライバ、106はディテクタ、107は操作器である。
コントローラ101はマイクロコンピュータを内蔵し、そのメモリには図10及び図11に示す処理を行うためのプログラムの他、各貯蔵庫27〜34に貯蔵されている材料種類や選択材料に対応した加熱時間等を含む各種データが記憶されている。
モータ用の第1ドライバ102は、コントローラ101からの制御信号に基づいて第1〜第3モータ12d,14c,21cにそれぞれ駆動信号を送出する。因みに、第1〜第3モータ12d,14c,21cは減速機付きのDCモータである。
ポンプ用の第2ドライバ103は、コントローラ101からの制御信号に基づいて第1,第2ポンプ24,25にそれぞれ駆動信号を送出する。因みに、第1,第2ポンプ24,25は電磁ポンプと称されるタイプのポンプである。
ヒータ用の第3ドライバ104は、コントローラ101からの制御信号に基づいて蒸気生成器26の電熱ヒータ26bに駆動信号を送出する。
ディテクタ106には、第1スライダ13の前後方向の停止位置を検知するための2個のセンサS11,S11と、第2スライダ16の上下方向の停止位置を検知するための2個のセンサS21,S21と、カップホルダ22の左右方向の停止位置を検知するためのN個のセンサS31〜S3nが接続されている。各センサはマイクロスイッチ等から成り、各センサのセンシング信号はディテクタ106を通じてコントローラ101に送出される。
操作器107は図9にそのパネル部を示すように、材料選択ボタン群107aと、操作選択ボタン群107bと、選択した材料を表示するLCD等の表示器107cとを有する。材料選択ボタン群107aと操作選択ボタン群107bの押圧に基づく信号は操作器107からコントローラ101に送出され、また、表示器107cに表示される文字等のデータはコントローラ101から操作器107に送出される。
次に、図10〜図23を参照して、図1に示した液状食品加熱装置の動作について説明する。
図1に示した液状食品加熱装置はレストランやファーストフード店等に設置され、該装置の操作は注文内容に応じて店員が行う。客は2通りの注文方法、即ち、予め用意されたメニューの中から特定のスープを注文する方法と、好みの材料を指定してオリジナルスープを注文する方法の何れかを利用することができる。
注文を受けた後、店員は操作器107の選択開始ボタンを押し、続けて注文内容に応じて材料選択ボタン群107aを適宜押して材料選択を行う。前者の注文方法の場合にはスープ毎に予め用意されたレシピから材料選択を行えばよく、後者の注文方法の場合には注文に応じて材料選択を行えばよい(図10のステップST1,ST2)。選択材料は表示器107cにて確認することができ、万が一、材料選択途中で入力ミスを生じた場合にはキャンセルボタンを押して再度操作をやり直す。
材料選択が終了した後、店員が操作器107の選択終了ボタンを押すと表示器107cには「カップとノズルをセットしてください。」のメッセージが出る。店員はこのメッセージを確認した上で、図12に示すようにカップホルダ22にカップ37を取り付け、且つ、ノズルホルダ18のノズル取り付けスリット18bに蒸気噴出ノズル36を取り付ける(図10のステップST3)。
この蒸気噴出ノズル36の取り付けは、蒸気噴出ノズル36の直管部36aを前側からノズル取り付けスリット18bに押し込んで該直管部36aを円形部18b1に到達させる図13に示す方法と、蒸気噴出ノズル36の直管部36aを上からノズル取り付けスリット18bの円形部18b1に差し込む方法の何れかによって行う。蒸気噴出ノズル36は直管部36aをノズル取り付けスリット18bの円形部18b1に差し込まれ結合部36bを該円形部18b1の縁に支持された状態で取り付けられ、ノズル取り付けスリット18bの幅が直管部36aの直径よりも僅かに小さいので、取り付けた後の蒸気噴出ノズル36がノズル取り付けスリット18bに沿って前方に容易に移動することはない。しかも、蒸気噴出ノズル36の結合部36bの径はノズル取り付けスリット18bの幅よりも大きいため、取り付けた後の蒸気噴出ノズル36がノズル取り付けスリット18bから下方に抜け落ちることもない。
カップ37の取り付けと蒸気噴出ノズル36の取り付けを完了した後、店員は操作器107の調理開始ボタンを押して調理を開始する(図10のステップST4)。
店員によって操作器107の調理開始ボタンが押されると、図14に示すようにカップ37が選択されたスープ粉末を貯蔵する貯蔵庫の供給口(図面では貯蔵庫28の供給口28a)の下方に移動して停止し、該供給口から所定量のスープ粉末SPがカップ37内に投入される。そして、カップ37が選択された具材を貯蔵する貯蔵庫の供給口(図面では貯蔵庫32の供給口32a)の下方に移動して停止し、該供給口から所定量の具材INGがカップ37内に投入される(図10のステップST5,図11のステップST51)。そして、図15に示すようにカップ37が水供給ノズル35の下方に移動して停止し、該水供給ノズル35から所定量の水WAがカップ37内に投入される(図11のステップST52)。これにより、カップ37内にはスープ生成に必要な材料及び水、即ち、調合された未加熱スープが収容される。
そして、図16に示すようにカップ37が蒸気噴出ノズル36の下方に移動して停止し、第2スライダ16が所定距離下降して蒸気噴出ノズル36の下部がカップ37内の未加熱スープに差し込まれる(図11のステップST53)。
第2スライダ16が所定距離下降する過程では、まず、図17に示すように第2スライダ16と一緒に降下する蒸気供給管17の結合部17bに蒸気噴出ノズル36の結合部36bが受容されて両者の結合が行われ、そして、バネ材17dが両バネ材15aよりも先に圧縮されて第2スライダ16の下端がノズルホルダ18の上端と当接し、当接後は第2スライダ16に押し下げられるようにしてノズルホルダ18がバネ材15aを圧縮しながら降下してノズルホルダ18に取り付けられている蒸気噴出ノズル36の下部がカップ37内の未加熱スープに差し込まれる。
蒸気噴出ノズル36の結合部36bは円錐状を成しているので、前記結合時には自らが撓んで蒸気供給管17の結合部17bに密着する作用が得られる。また、蒸気噴出ノズル36の中心軸が蒸気供給管17の中心軸と多少ずれていても蒸気噴出ノズル36と蒸気供給管17との連通状態を確保できる。
そして、図18に示すように蒸気生成器26で生成された蒸気を蒸気供給管17を通じて蒸気噴出ノズル36に送り込み、該蒸気噴出ノズル36の複数の噴出孔36a2からカップ37内の未加熱スープに噴出し、噴出蒸気によって未加熱スープの加熱及び撹拌が行われる(図11のステップST54)。
このときの蒸気噴出時間は操作器107によって先に選択された材料の数及び種類や水量等に応じて予め決定されているため、材料の数及び種類や水量等が変わっても所定温度の加熱スープSOを生成することができる。
そして、図19及び図20に示すように第2スライダ16が所定距離上昇して蒸気噴出ノズル36がカップ37内の加熱スープSOから抜き出される(図11のステップST55)。
第2スライダ16が所定距離上昇する過程では、まず、蒸気供給管17の結合部17bと蒸気噴出ノズル36の結合部36bとが結合が維持されている状態で該蒸気ノズル36がカップ37から抜き出され(図19参照)、そして、蒸気供給管17の結合部17bと蒸気噴出ノズル36の結合部36bとの結合が解除される(図20参照)。
そして、図21に示すようにカップ37が選択されたトッピング材を貯蔵する貯蔵庫の供給口(図面では貯蔵庫34の供給口34a)の下方に移動して停止し、該供給口から所定量のトッピング材TOPがカップ37に投入されて加熱スープSOの表面に振りかけられる(図11のステップST56)。
加熱スープSOの生成はこの時点で完了するため、店員はカップ37をカップホルダ22から取り外し、必要に応じてキャップ(図示省略)を取り付けてから該カップ37を客に提供する。
スープ生成が完了した後は、第1スライダ13が図22に示す位置から支持プレート14及びノズルホルダ18と一緒に所定距離後退して、図23に示すように蒸気噴出ノズル36がノズルホルダ18から外されて回収される(図11のステップST57)。
第1スライダ13が所定距離後退する過程では、まず、該第1スライダ13と一緒に後退するノズルホルダ18のノズル押し出しピン18cの後側の拡径部18c2が押圧プレート19に当接し、当接後はバネ材18dが圧縮されてノズル押し出しピン18cの前側の拡径部18c1が相対的に前進し、該拡径部18c1によって蒸気噴出ノズル36が前側に押されて蒸気噴出ノズル36の直管部36aがノズル取り付けスリット18bの開口から押し出される。先に述べたように、蒸気噴出ノズル36は直管部36aをノズル取り付けスリット18bの円形部18b1に差し込まれ結合部36bを該円形部18b1の縁に支持された状態で取り付けられているので、直管部36aがノズル取り付けスリット18bを通過する程度の力で蒸気噴出ノズル36を前側に押せば、該蒸気噴出ノズル36の直管部36aがノズル取り付けスリット18bに沿って前進させてその開口から容易に押し出すことができる。
つまり、ノズル押し出しピン18cはノズルホルダ18がノズル結合位置から後側に離れた位置に移動したときに蒸気噴出ノズル36に当接して該蒸気噴出ノズル36をノズル取り付けスリット18bの開口から押し出す。回収ボックス20は蒸気噴出ノズル36がノズル取り付けスリット18bの開口から押し出される位置の下側に配置されているので、ノズル取り付けスリット18bの開口から押し出された蒸気噴出ノズル36は該回収ボックス20内に落下して回収される。
この後は、第1スライダ13及びカップホルダ22が初期位置に復帰して図1の状態に戻る(図10のステップST6)。以後の加熱スープSOの生成も前記と同様の手順で行われる。
このように、前述の液状食品加熱装置によれば、ノズルホルダ18に取り付けられている使用後の蒸気噴出ノズル36を該蒸気噴出ノズル36と蒸気供給管17との結合を解除した後にノズルホルダ18から自動的に取り外して廃棄できるので、蒸気噴出ノズルを繰り返し使用するタイプの液状食品加熱装置のようなノズル洗浄機構を不要にできると共に、使用後の蒸気噴出ノズル36を廃棄忘れを確実に防止できる。また、予め用意された蒸気噴出ノズル36を交換して使用するので、カップ37に対する挿入形態にバラツキが生じることを防止して未加熱スープの加熱を毎回安定して行える。さらに、ノズルホルダ18への取り付けとノズルホルダ18からの取り外しを可能としたものであれば蒸気噴出ノズル36として採用できるので、加熱対象となる未加熱スープの種類等に応じて蒸気噴出形態が異なる他の蒸気噴出ノズルを選択的に使用できる。
また、蒸気噴出ノズル36の取り付け及び取り外しを可能とした一端開口のノズル取り付けスリット18bをノズルホルダ18に設けているので、ノズルホルダ18への蒸気噴出ノズル36の取り付けを簡単に行えると共に、ノズルホルダ18に取り付けられている使用後の蒸気噴出ノズル36をノズル取り付けスリット18bの開口から押し出して廃棄する動作を簡単、且つ、的確に行える。
さらに、ノズル取り付けスリット18bの開口から押し出された使用後の蒸気噴出ノズル36を回収ボックス20内に落下させて回収できるので、使用後の蒸気噴出ノズル36の回収を手を汚さずに行える。回収した蒸気噴出ノズル36は廃棄しても構わないが、一括で洗浄して再利用すれば経費節減が図れる。
さらに、複数の貯蔵庫27〜34にスープ生成に必要な材料を種別に貯蔵しておき、操作器107の材料選択ボタン群107aを適宜押して材料選択を行うことで注文内容に応じた材料を水とともに空のカップ37内に自動投入して未加熱スープを調合できるので、客のニーズに応じた多種類のスープを生成して提供できる。
尚、前述の説明では、蒸気噴出ノズル36が取り付けられているノズルホルダ18をノズル結合位置から後退位置に移動させる過程で該蒸気噴出ノズル36をノズル押し出しピン18cによってノズル取り付けスリット18bの開口から押し出すようにしたが、ノズル押し出しピン18cが単独で前進できる構成を採用すれば、ノズルホルダ18を後退させずにノズル押し出しピン18cを前進させることでノズル取り付けスリット18bの開口からの蒸気噴出ノズル36の押し出しを行うこともできる。
また、前述の説明では、使用後の蒸気噴出ノズル36を回収するための回収ボックス20をノズル結合位置から離れた後側位置に配置したが、ノズルホルダ18から落下した蒸気噴出ノズル36を搬送するためのシュート板(図示省略)を用いれば回収ボックス20を前記とは異なる位置に配置することもできる。
さらに、前述の説明では、カップホルダ22にカップ37を手動で取り付けるようにしたが、カップ37を1個ずつ供給可能なカップ供給機を設置して、カップホルダ22へのカップ37の取り付けを自動的に行えるようにしてもよい。
さらにまた、前述の説明では、ノズルホルダ18のノズル取り付けスリット18bに蒸気噴出ノズル36を手動で取り付けるようにしたが、蒸気噴出ノズル36を1個ずつ供給可能なノズル供給機と蒸気噴出ノズル36をノズルホルダ18のノズル取り付けスリット18bに取り付け可能なノズル取り付け機を設置して、ノズルホルダ18のノズル取り付けスリット18bへの蒸気噴出ノズル36の取り付けを自動的に行えるようにしてもよい。
さらにまた、前述の説明では、スープ生成後のカップ37にキャップを手動で取り付けるようにしたが、キャップを1個ずつ供給可能なキャップ供給機とキャップをカップ37に取り付け可能なキャップ取り付け機を設置して、スープ生成後のカップ37へのキャップの取り付けを自動的に行えるようにしてもよい。
さらにまた、前述の説明では、貯蔵庫27〜29にスープベースとなるスープ粉末を種別に貯蔵し、貯蔵庫30〜32に乾燥された具材を種別に貯蔵したが、貯蔵庫27〜32に予め用意したメニューに対応する具材入りスープ粉末を種別に貯蔵しておくと共に操作器107でメニューを選択するようにして、操作器107で選択されたメニューに対応する具材入りスープ粉末を所定の貯蔵庫からカップ37内に投入するようにしてもよい。勿論、貯蔵庫の数は必要とする材料種類やメニュー等に応じて適宜増減可能である。
さらにまた、前述の説明では、液状食品加熱装置としてスープ生成用のものを示したが、貯蔵庫に貯蔵する材料を変更することによって他の種類の加熱液状食品、例えばみそ汁や豚汁やけんちん汁や汁粉等の汁物を生成して提供することもできる。
[第2実施形態]
図24〜図28は本発明の第2実施形態を示す。図24は液状食品加熱装置の要部正面図、図25は図24の側面図、図26は図24に示した蒸気供給管の要部破断図、図27は図24に示したホルダガイドとノズルホルダとカバープレートの上面図、図28は図27のa−a線矢視図とb−b線矢視図、図29は蒸気噴出ノズルの側面図とその上面図とその縦断面図、図30は図24に示した液状食品加熱装置が備えるコントロールシステムの構成図、図31〜図38は液状食品加熱装置の動作説明図である。
図24〜図28は本発明の第2実施形態を示す。図24は液状食品加熱装置の要部正面図、図25は図24の側面図、図26は図24に示した蒸気供給管の要部破断図、図27は図24に示したホルダガイドとノズルホルダとカバープレートの上面図、図28は図27のa−a線矢視図とb−b線矢視図、図29は蒸気噴出ノズルの側面図とその上面図とその縦断面図、図30は図24に示した液状食品加熱装置が備えるコントロールシステムの構成図、図31〜図38は液状食品加熱装置の動作説明図である。
以下の説明では、説明の便宜上、図24の手前側を前、奥側を後、左側を左、右側を右と表記する。また、図24〜図28には第1実施形態と構成を同じくする箇所の図示を極力省略すると共に図示部分で構成を同じくする箇所に同一の符号を用いている。
まず、図24〜図29を参照して、図24に示した液状食品加熱装置のメカニズムについて説明する。
図中の17’は蒸気供給管、20は回収ボックス、22’はカップホルダ、27〜34は貯蔵庫、35は水供給ノズル、36’は蒸気噴出ノズル、41はフレーム、42は案内ロッド、43は支持プレート、44は案内ロッド、45は昇降スライダ、46はホルダガイド、47はノズルホルダ、48はカバープレートである。
この液状食品加熱装置が図1に示した液状食品加熱装置と主に異なるところは、蒸気供給管17’,カップホルダ22’及び蒸気噴出ノズル36’の形状を変更した点と、蒸気供給管17’及びノズルホルダ47を上下移動させる機構とノズルホルダ47を前後移動させる機構を変更した点と、両機構の配置位置を貯蔵庫27〜34の左側に変更した点と、回収ボックス20の配置位置をノズル結合位置の下側に変更した点にある。
フレーム41の上壁と底壁との間には案内ロッド42が設けられ、該案内ロッド42の下部にはホルダガイド46を支えるバネ材42aが設けられている。
また、フレーム41の右壁には支持プレート43が設けられている。支持プレート43の底壁には減速機43aが設けられ、該減速機43aの入力軸には第1モータ43bが連結され、出力軸には第1ピニオン43cが連結されている。また、支持プレート43の底壁とフレーム41の底壁との間には案内ロッド44が設けられ、該案内ロッド42の下部にはホルダガイド46を支えるバネ材42aが設けられている。
昇降スライダ45は全体がT字形を成す。昇降スライダ45の左側部の後面には第1ピニオン43cと噛み合うラック45aが上下方向に設けられている。また、昇降スライダ45の左側部には案内ロッド42用のブッシュ(図示省略)が設けられ、該ブッシュには案内ロッド42が挿通されている。つまり、昇降スライダ45は第1モータ43bによる第1ピニオン43cの回転により上下方向に移動できる。さらに、昇降スライダ45の右側部には蒸気供給管17’用のブッシュ45bが設けられている。
蒸気供給管17’は、図26に示すように、円筒状の直管部17a’と、直管部17a’の下端に一体形成された円筒状の結合部17b’と、直管部17a’の上端に設けられた円筒状の接続部17c’とを備える。結合部17b’及び接続部17c’の直径は直管部17a’の直径よりも大きい。直管部17a’及び結合部17b’は蒸気の通り道となる内孔17a1’を有する。結合部17b’の下端部には、蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’との気密性を高めるために合成ゴム等から成るパッキン(符号無し)が設けられている。この蒸気供給管17’はその直管部17a’を昇降スライダ45のブッシュ45bに挿通され、昇降スライダ45の下端と結合部17b’との間に介装されたバネ材17d’によって下方に付勢されている。因みに、このバネ材17d’の付勢力はバネ材42a,44aの付勢力の和よりも小さい。昇降スライダ45に対する蒸気供給管17’の下降位置は、接続部17c’が昇降スライダ45の上端に当接することによって規制されている。つまり、蒸気供給管17’はバネ材17d’の付勢力に勝る力を上向きに加えることにより昇降スライダ45に対して上昇できる。
ホルダガイド46は全体が直方体形状を成し、案内ロッド42,44用の2つのブッシュ46aを有する。また、ホルダガイド46の上面にはノズルホルダ47用のガイド溝46bが設けられていて、該ガイド溝46bの底壁の前端にはノズル押し出し片46dが設けられている。ガイド溝46bの左内壁と右内壁はそれぞれ所定の曲率半径をもって湾曲しており、両内壁の曲率半径の中心は一致している。さらに、ホルダガイド46には第2ピニオン49cを収容するための凹部46cがガイド溝46bと連通して設けられている。
ノズルホルダ47はガイド溝46bの左内壁と右内壁にそれぞれ整合した左壁と右壁を有していて、ガイド溝46bの深さにほぼ一致した厚さを有する。また、ノズルホルダ47の右壁下部には第2ピニオン49cと噛み合うラック45aが設けられている。つまり、ノズルホルダ47は第2モータ49bによる第2ピニオン49cの回転によりガイド溝46に沿って前後方向に移動できる。
さらに、ノズルホルダ47の前端部には上面から見てU字形を成す前端開口の凹部47bが設けられ、該凹部47bの底面に円錐状凹部47cが設けられている。また、ノズルホルダ47の前端部にはその前端から円錐状凹部47cの中央に至る一端開口のノズル取り付けスリット47dが設けられている。さらに、ノズルホルダ47のノズル取り付けスリット47dの開口両側には凹部47bから前下がりに傾く斜面47eが設けられている。凹部47bの幅は蒸気供給管17’の結合部17b’の径よりも大きく、円錐状凹部47cの径は蒸気供給管17’の結合部17b’の径とほぼ一致している。ノズル取り付けスリット47dの幅は蒸気噴出ノズル36’の直管部36a’の直径にほぼ一致していて円錐状凹部47cの径よりも小さい。ノズル取り付けスリット47dの最深部の縁に形成されている円錐状凹部47cの形状は蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’の下面形状に整合している。
カバープレート48はホルダガイド46のガイド溝46bにノズルホルダ47を嵌め込んだ後に該ガイド溝46bを塞ぐためのもので、図示省略のネジによってホルダガイド46に取り付けられる。また、カバープレート48にはホルダガイド46の各ブッシュ46aに対応して2つの孔48aが設けられている。さらに、カバープレート48の前端部にはノズルホルダ47の凹部47bを露出させるための切り欠き48bが設けられている。
ホルダガイド46のガイド溝46bにノズルホルダ47を嵌め込んで該ホルダガイド46にカバープレート47を取り付けて構成されたユニットは、ホルダガイド46の各ブッシュ46aに案内ロッド42,44をそれぞれ挿通され、その下面をバネ材42a,44aによって支えられている。つまり、ノズルホルダ47を含むユニットはバネ材42a,44aの付勢力に勝る力を下向きに加えることにより下降できる。
カップホルダ22’は縦断面コ字形を成し、図1に示した液状食品加熱装置と同様にブラケット22aを介して無端状ベルト21bに連結されている。つまり、カップホルダ22’は第3モータ21cによる無端状ベルト21bの回転により左右方向に移動できる。
蒸気噴出ノズル36’は、図29に示すように、円筒状の直管部36a’と、直管部36a’の上端に一体形成された直管部36a’よりも大径の円筒状結合部36b’とを備えており、結合部36b’の下面形状は円錐状を成している。直管部36a’及び結合部36b’は蒸気の通り道となる内孔36a1’を有すると共に下部周面及び下面に複数の噴出孔36a2’を有する。この蒸気噴出ノズル36’は全体がプラスチックから成る。
次に、図30を参照して、図24に示した液状食品加熱装置が備えるコントロールシステムについて説明する。
図中の101はコントローラ、102はモータ用の第1ドライバ、103はポンプ用の第2ドライバ、104はヒータ用の第3ドライバ、105はモータ用の第4ドライバ、106はディテクタ、107は操作器である。
コントローラ101はマイクロコンピュータを内蔵し、そのメモリには図10及び図11に示す処理を行うためのプログラムの他、各貯蔵庫27〜34に貯蔵されている材料種類や選択材料に対応した加熱時間等を含む各種データが記憶されている。
モータ用の第1ドライバ102は、コントローラ101からの制御信号に基づいて第1〜第3モータ43b,49b,21cにそれぞれ駆動信号を送出する。因みに、第1,第2モータ43b,49bはDCモータであり、第3モータ21cは減速機付きのDCモータである。
ポンプ用の第2ドライバ103は、コントローラ101からの制御信号に基づいて第1,第2ポンプ24,25にそれぞれ駆動信号を送出する。因みに、第1,第2ポンプは電磁ポンプと称されるタイプのポンプである。
ヒータ用の第3ドライバ104は、コントローラ101からの制御信号に基づいて蒸気生成器26の電熱ヒータ26bに駆動信号を送出する。
ディテクタ106には、昇降スライダ45の上下方向の停止位置を検知するための2個のセンサS41,S41と、ノズルホルダ47の前後方向の停止位置(ノズル結合位置,前進位置,後退位置)を検知するための3個のセンサS51,S52,S53と、カップホルダ22’の左右方向の停止位置を検知するためのN個のセンサS31〜S3nが接続されている。各センサはマイクロスイッチ等から成り、各センサのセンシング信号はディテクタ106を通じてコントローラ101に送出される。
次に、図10及び図11を引用し、且つ、図31〜図38を参照して、図24に示した液状食品加熱装置の動作について説明する。
図24に示した液状食品加熱装置はレストランやファーストフード店等に設置され、該装置の操作は注文内容に応じて店員が行う。客は2通りの注文方法、即ち、予め用意されたメニューの中から特定のスープを注文する方法と、好みの材料を指定してオリジナルスープを注文する方法の何れかを利用することができる。
注文を受けた後、店員は操作器107の選択開始ボタンを押し、続けて注文内容に応じて材料選択ボタン群107aを適宜押して材料選択を行う。前者の注文方法の場合にはスープ毎に予め用意されたレシピから材料選択を行えばよく、後者の注文方法の場合には注文に応じて材料選択を行えばよい(図10のステップST1,ST2)。選択材料は表示器107cにて確認することができ、万が一、材料選択途中で入力ミスを生じた場合にはキャンセルボタンを押して再度操作をやり直す。
材料選択が終了した後、店員が操作器107の選択終了ボタンを押すと表示器107cには「カップとノズルをセットしてください。」のメッセージが出ると共に、図31(A)及び図31(B)に示すようにノズルホルダ47が前進位置まで移動して停止する。店員はこのメッセージを確認した上で、図24に示すようにカップホルダ22’にカップ37を取り付け、且つ、図32,図33(A)及び図33(B)に示すようにノズルホルダ47のノズル取り付けスリット47dに蒸気噴出ノズル36’を取り付ける(図10のステップST3)。
この蒸気噴出ノズル36’の取り付けは、蒸気噴出ノズル36’の直管部36a’を前側からノズル取り付けスリット47dに差し込んで結合部36b’の円錐状部分を円錐状凹部47cに嵌め込む方法と、蒸気噴出ノズル36’の直管部36a’を上からノズル取り付けスリット47dの最深部に差し込んで結合部36b’の円錐状部分を円錐状凹部47cに嵌め込む方法の何れかによって行う。蒸気噴出ノズル36’は直管部36a’をノズル取り付けスリット47dに差し込まれ結合部36b’の円錐状部分を円錐状凹部47cに嵌め込まれて支持された状態で取り付けられるので、取り付けた後の蒸気噴出ノズル36’がノズル取り付けスリット47dに沿って前方に容易に移動することはない。しかも、蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’の径はノズル取り付けスリット47dの幅よりも大きいため、取り付けた後の蒸気噴出ノズル36’がノズル取り付けスリット47dから下方に抜け落ちることもない。
カップ37の取り付けと蒸気噴出ノズル36’の取り付けを完了した後、店員は操作器107の調理開始ボタンを押して調理を開始させる(図10のステップST4)。
店員によって操作器107の調理開始ボタンが押されると、図34(A)及び図34(B)に示すように前進位置にあるノズルホルダ47がノズル結合位置(蒸気噴出ノズル36’の中心軸と蒸気供給管17の中心軸とが一致した位置)に後退して停止する。
また、図14及び図15と同様に、カップ37が選択されたスープ粉末を貯蔵する貯蔵庫の供給口の下方に移動して停止し、該供給口から所定量のスープ粉末SPがカップ37に投入される。そして、カップ37が選択された具材を貯蔵する貯蔵庫の供給口の下方に移動して停止し、該供給口から所定量の具材INGがカップ37に投入される(図10のステップST5,図11のステップST51)。そして、カップ37が水供給ノズル35の下方に移動して停止し、該水供給ノズル35から所定量の水WAがカップ37に投入される(図11のステップST52)。これにより、カップ37内にはスープ生成に必要な材料及び水、即ち、調合された未加熱スープが収容される。
そして、図34(A)及び図34(B)に示すようにカップ37が蒸気噴出ノズル36’の下方に移動して停止し、図35に示すように昇降スライダ45が所定距離下降して蒸気噴出ノズル36’の下部がカップ37内の未加熱スープに差し込まれる(図11のステップST53)。
昇降スライダ45が所定距離下降する過程では、まず、昇降スライダ45と一緒に降下する蒸気供給管17’の結合部17b’に蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’が接触して両者の結合が行われ、そして、バネ材17d’が両バネ材42a,44aよりも先に圧縮されて昇降スライダ45の下端がノズルホルダ47を含むユニットの上面と当接し、当接後は昇降スライダ45に押し下げられるようにしてノズルホルダ47を含むユニットが両バネ材42a,44aを圧縮しながら降下してノズルホルダ47に取り付けられている蒸気噴出ノズル36’の下部がカップ37内の未加熱スープに差し込まれる。
蒸気供給管17’の結合部17b’の下端部にはパッキンが設けられているので、前記結合時には該パッキンを介して蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’に密着する作用が得られる。
そして、図36に示すように蒸気生成器26で生成された蒸気を蒸気供給管17を通じて蒸気噴出ノズル36’に送り込み、該蒸気噴出ノズル36’の複数の噴出孔36a2’からカップ37内の未加熱スープに噴出し、噴出蒸気によって未加熱スープの加熱及び撹拌が行われる(図11のステップST54)。
このときの蒸気噴出時間は操作器107によって先に選択された材料の数及び種類や水量等に応じて予め決定されているため、材料の数及び種類や水量等が変わっても所定温度の加熱スープSOを生成することができる。
そして、図37に示すように昇降スライダ45が所定距離上昇して蒸気噴出ノズル36’がカップ37内の加熱スープSOから抜き出される(図11のステップST55)。
昇降スライダ45が所定距離上昇する過程では、まず、蒸気供給管17’の結合部17b’と蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’とが結合が維持されている状態で該蒸気ノズル36’がカップ37から抜き出され、そして、蒸気供給管17’の結合部17b’と蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’との結合が解除される。
そして、カップ37が選択されたトッピング材を貯蔵する貯蔵庫の供給口の下方に移動して停止し、該供給口から所定量のトッピング材がカップ37に投入されて加熱スープSOの表面に振りかけられる(図11のステップST56)。
加熱スープSOの生成はこの時点で完了するため、店員はカップ37をカップホルダ22’から取り外し、必要に応じてキャップ(図示省略)を取り付けてから該カップ37を客に提供する。
スープ生成が完了した後は、図38(A)及び図38(B)に示すようにノズルホルダ47がノズル結合位置から後退位置に移動して、蒸気噴出ノズル36’がノズルホルダ18から外されて回収される(図11のステップST57)。
ノズルホルダ47がノズル結合位置から所定距離後退する過程では、まず、ノズル取り付けスリット47dに取り付けられている蒸気噴出ノズル36’の直管部36a’がホルダガイド46のノズル押し出し片46dに当接し、当接後は蒸気噴出ノズル36’が前側に押されて蒸気噴出ノズル36’の直管部36a’がノズル取り付けスリット47dの開口から押し出される。先に述べたように、蒸気噴出ノズル36’は直管部36a’をノズル取り付けスリット47dに差し込まれ結合部36b’の円錐状部分を円錐状凹部47cに嵌め込まれて支持された状態で取り付けられているので、結合部36b’の円錐状部分が円錐状凹部47cを乗り上がる程度の力で蒸気噴出ノズル36’を前側に押せば、該蒸気噴出ノズル36’の直管部36a’をノズル取り付けスリット47dに沿って前進させてその開口から容易に押し出すことができる。
つまり、図34(B)から分かるようにノズル押し出し片46dは、ノズル結合位置にあるノズルホルダ18に取り付けられている蒸気噴出ノズル36’の直管部36aのすぐ後に僅かな間隔をおいて向き合う位置にあるので、ノズル押し出し片46dはノズルホルダ18がノズル結合位置から後退を開始した直後に蒸気噴出ノズル36’に当接して該蒸気噴出ノズル36’をノズル取り付けスリット47dの開口から押し出す。回収ボックス20はノズル結合位置の下側に配置されているので、ノズル取り付けスリット47dの開口から押し出された蒸気噴出ノズル36’は該回収ボックス20内に落下して回収される。
この後は、ノズルホルダ47及びカップホルダ22’が初期位置に復帰して図24の状態に戻る(図10のステップST6)。以後の加熱スープSOの生成も前記と同様の手順で行われる。
このように、前述の液状食品加熱装置によれば、ノズルホルダ47に取り付けられている使用後の蒸気噴出ノズル36’を該蒸気噴出ノズル36’と蒸気供給管17’との結合を解除した後にノズルホルダ47から自動的に取り外して廃棄できるので、蒸気噴出ノズルを繰り返し使用するタイプの液状食品加熱装置のようなノズル洗浄機構を不要にできると共に、使用後の蒸気噴出ノズル36’を廃棄忘れを確実に防止できる。また、予め用意された蒸気噴出ノズル36’を交換して使用するので、カップ37に対する挿入形態にバラツキが生じることを防止して未加熱スープの加熱を毎回安定して行える。さらに、ノズルホルダ47への取り付けとノズルホルダ47からの取り外しを可能としたものであれば蒸気噴出ノズル36’として採用できるので、加熱対象となる未加熱スープの種類等に応じて蒸気噴出形態が異なる他の蒸気噴出ノズルを選択的に使用できる。
また、蒸気噴出ノズル36’の取り付け及び取り外しを可能とした一端開口のノズル取り付けスリット47dをノズルホルダ47に設けているので、ノズルホルダ47への蒸気噴出ノズル36’の取り付けを簡単に行えると共に、ノズルホルダ47に取り付けられている使用後の蒸気噴出ノズル36’をノズル取り付けスリット47dの開口から押し出して廃棄する動作を簡単、且つ、的確に行える。
さらに、ノズル取り付けスリット47dの開口から押し出された使用後の蒸気噴出ノズル36’を回収ボックス20内に落下させて回収できるので、使用後の蒸気噴出ノズル36’の回収を手を汚さずに行える。回収した蒸気噴出ノズル36は廃棄しても構わないが、一括で洗浄して再利用すれば経費節減が図れる。
さらに、使用後の蒸気噴出ノズル36’を回収するための回収ボックス20がノズル結合位置の下側に配置されていて、ノズルホルダ47のノズル取り付けスリット47dに取り付けられている蒸気噴出ノズル36’はノズルホルダ18がノズル結合位置から後退を開始した直後にノズル取り付けスリット47dの開口から押し出されるので、蒸気噴出ノズル36’の廃棄に要する時間を図1に示した液状食品加熱装置に比べて短くして、一連の調理時間を短縮できると共に、使用後の汚れた蒸気噴出ノズル36’を回収ボックス20で回収するために移動させなくてよいので該蒸気噴出ノズル36’から滴下する液体によって装置内を汚す恐れもない。
さらに、複数の貯蔵庫27〜34にスープ生成に必要な材料を種別に貯蔵しておき、操作器107の材料選択ボタン群107aを適宜押して材料選択を行うことで注文内容に応じた材料を水とともに空のカップ37内に自動投入して未加熱スープを調合できるので、客のニーズに応じた多種類のスープを生成して提供できる。
尚、前述の説明では、蒸気噴出ノズル36’が取り付けられているノズルホルダ47をノズル結合位置から後退位置に移動させる過程で該蒸気噴出ノズル36’をホルダガイド46のノズル押し出し片46dによってノズル取り付けスリット47dの開口から押し出すようにしたが、ノズル押し出し片46dが単独で前進できる構成を採用すれば、ノズルホルダ47を後方移動させずにノズル押し出し片46dを前方移動させることでノズル押し出し片46dによる蒸気噴出ノズル36’の押し出しを行うこともできる。
また、前述の説明では、使用後の蒸気噴出ノズル36’を回収するための回収ボックス20をノズル結合位置の下側に配置したが、ノズルホルダ47から落下した蒸気噴出ノズル36’を搬送するためのシュート板(図示省略)を用いれば、ノズル結合位置の下側とは異なる位置に回収ボックス20を配置することもできる。
さらに、前述の説明では、ノズル取り付けスリット47dの最深部に形成された円錐状凹部47cに蒸気噴出ノズル36’の結合部36b’の円錐状部分を嵌め込んで支持させるようにしたが、該円錐状凹部47cの代わりに、スリット幅よりも大きく、且つ、結合部36b’の径よりも小さな径を有し蒸気噴出ノズルの結合部の円錐状部分を嵌め込み可能な円形部を同位置に設けるようにしてもよい。この場合、蒸気噴出ノズル36’は直管部36a’をノズル取り付けスリット47dに差し込まれ結合部36a’の円錐状部分の下部を円形部に嵌め込まれて支持された状態でノズルホルダに取り付けられるので、円錐状凹部47cを用いる場合と同様の取り付け作用及び取り外し(押し出し)作用が得られる。
さらにまた、前述の説明では、カップホルダ22’にカップ37を手動で取り付けるようにしたが、カップ37を1個ずつ供給可能なカップ供給機を設置して、カップホルダ22’へのカップ37の取り付けを自動的に行えるようにしてもよい。
さらにまた、前述の説明では、ノズルホルダ47のノズル取り付けスリット47dに蒸気噴出ノズル36’を手動で取り付けるようにしたが、蒸気噴出ノズル36’を1個ずつ供給可能なノズル供給機と蒸気噴出ノズル36’をノズルホルダ47のノズル取り付けスリット47dに取り付け可能なノズル取り付け機を設置して、ノズルホルダ47のノズル取り付けスリット47dへの蒸気噴出ノズル36’の取り付けを自動的に行えるようにしてもよい。
さらにまた、前述の説明では、スープ生成後のカップ37にキャップを手動で取り付けるようにしたが、キャップを1個ずつ供給可能なキャップ供給機とキャップをカップ37に取り付け可能なキャップ取り付け機を設置して、スープ生成後のカップ37へのキャップの取り付けを自動的に行えるようにしてもよい。
さらにまた、前述の説明では、貯蔵庫27〜29にスープベースとなるスープ粉末を種別に貯蔵し、貯蔵庫30〜32に乾燥された具材を種別に貯蔵したが、貯蔵庫27〜32に予め用意したメニューに対応する具材入りスープ粉末を種別に貯蔵しておくと共に操作器107でメニューを選択するようにして、操作器107で選択されたメニューに対応する具材入りスープ粉末を所定の貯蔵庫からカップ37内に投入するようにしてもよい。勿論、貯蔵庫の数は必要とする材料種類やメニュー等に応じて適宜増減可能である。
さらにまた、前述の説明では、液状食品加熱装置としてスープ生成用のものを示したが、貯蔵庫に貯蔵する材料を変更することによって他の種類の加熱液状食品、例えばみそ汁や豚汁やけんちん汁や汁粉等の汁物を生成して提供することができる。
Claims (10)
- 蒸気を利用して液状食品を加熱する液状食品加熱装置であって、
所定形状を有する交換可能な蒸気噴出ノズル(36)と、
蒸気噴出ノズルの取り付け及び取り外しを可能としたノズルホルダ(18)と、
ノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと結合して該蒸気噴出ノズル内に蒸気を供給し得る蒸気供給管(17)と、
液状食品を加熱する前にノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと蒸気供給管とを結合し得、且つ、液状食品を加熱した後にノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと蒸気供給管との結合を解除し得るノズル結合手段(14a,14b,14c)と、
ノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルと蒸気供給管との結合を解除した後にノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルを該ノズルホルダから取り外して廃棄し得るノズル廃棄手段(12b,12c,12d,18c)とを備える。 - 請求項1の液状食品加熱装置であって、
ノズルホルダは蒸気噴出ノズルの取り付け及び取り外しを可能とした一端開口のノズル取り付けスリット(18b)を有し、
ノズル廃棄手段はノズルホルダに取り付けられている蒸気噴出ノズルをノズル取り付けスリットに沿う方向に相対的に押圧して該ノズル取り付けスリットの開口から押し出し得るノズル押し出し手段(12b,12c,12d,18c)を有する。 - 請求項2の液状食品加熱装置であって、
ノズル押し出し手段は、ノズルホルダを移動させ得るホルダ移動手段(12b,12c,12d)と、ノズルホルダの移動により蒸気噴出ノズルに当接して該蒸気噴出ノズルをノズル取り付けスリットの開口から押し出すノズル押し出し部(18c)とを有する。 - 請求項3の液状食品加熱装置であって、
ノズル押し出し部(18c)はノズルホルダがノズル結合位置から離れた位置に移動したときに蒸気噴出ノズルに当接して該蒸気噴出ノズルをノズル取り付けスリットの開口から押し出す。 - 請求項3の液状食品加熱装置であって、
ノズル押し出し部(46d)はノズルホルダがノズル結合位置から離れた位置に移動を開始した直後に蒸気噴出ノズルに当接して該蒸気噴出ノズルをノズル取り付けスリットの開口から押し出す。 - 請求項4または5の液状食品加熱装置であって、
ノズル取り付けスリットの開口から押し出されて落下した蒸気噴出ノズルを回収するための回収ボックス(20)を備え、該回収ボックスはノズル結合位置から離れた位置に配置されている。 - 請求項4または5の液状食品加熱装置であって、
ノズル取り付けスリットの開口から押し出されて落下した蒸気噴出ノズルを回収するための回収ボックス(20)を備え、該回収ボックスはノズル結合位置の下側に配置されている。 - 請求項2〜5の何れか1つの液状食品加熱装置であって、
蒸気噴出ノズル(36’)は、円筒状の直管部(36a’)と、直管部の上端に形成され該直管部よりも大径で下面形状が円錐状を成す結合部(36b’)とを備え、
ノズル取り付けスリット(47d)は蒸気噴出ノズルの直管部の通過を可能とし、且つ、結合部の径よりも小さな幅を有し、該ノズル取り付けスリットには蒸気噴出ノズルの結合部の円錐状部分を嵌め込み可能な円錐状凹部(47c)が設けられており、
蒸気噴出ノズルは直管部をノズル取り付けスリットに差し込まれ結合部の円錐状部分を円錐状凹部に嵌め込まれて支持された状態でノズルホルダに取り付けられ得る。 - 請求項2〜5の何れか1つの液状食品加熱装置であって、
蒸気噴出ノズル(36’)は、円筒状の直管部(36a’)と、直管部の上端に形成され該直管部よりも大径で下面形状が円錐状を成す結合部(36b’)とを備え、
ノズル取り付けスリット(47d)は蒸気噴出ノズルの直管部の通過を可能とし、且つ、結合部の径よりも小さな幅を有し、該ノズル取り付けスリットにはスリット幅よりも大きく、且つ、結合部の径よりも小さな径を有し蒸気噴出ノズルの結合部の円錐状部分を嵌め込み可能な円形部が設けられており、
蒸気噴出ノズルは直管部をノズル取り付けスリットに差し込まれ結合部の円錐状部分の下部を円形部に嵌め込まれて支持された状態でノズルホルダに取り付けられ得る。 - 請求項2〜5の何れか1つの液状食品加熱装置に用いられる蒸気噴出ノズルであって、
該蒸気噴出ノズルは、円筒状の直管部と、直管部の上端に形成され該直管部よりも大径で下面形状が円錐状を成す結合部とを備え、
該蒸気噴出ノズルは直管部をノズル取り付けスリット内に位置し結合部の円錐状部分をノズル取り付けスリットの縁に支持された状態でノズルホルダに取り付けられ得る。
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