JPWO2007052474A1 - ガイドチューブ - Google Patents
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Abstract
誤嚥を防止すると共に被検者の負担を軽減するダブルバルーン内視鏡用のガイドチューブを提供する。本発明によるガイドチューブ10は、オーバーチューブを少なくとも備えるダブルバルーン内視鏡に適用される。ガイドチューブ10は、オーバーチューブが前後進可能に挿通されるガイドチューブ本体1と、ガイドチューブ本体1が挿通可能に接続される略筒状のマウスピース2を備える。ガイドチューブ本体1は、屈曲自在なチューブ11と、チューブ11の一端に設けられ、マウスピース2に着脱自在な略円筒状のロッキングプラグ12を有する。ロッキングプラグ12をマウスピース2に係止した状態において、チューブ11の他端が咽頭を越えて食道に至る長さを有している。
Description
本発明は、ダブルバルーン内視鏡用のガイドチューブに関する。特に、経口的に小腸までの検査に好適なダブルバルーン内視鏡用のガイドチューブに関する。
一般に、内視鏡を用いた消化管の検査では、経口的に食道、胃、十二指腸までの検査が可能であり、経肛門的に直腸、大腸、盲腸までの検査が可能である。しかし、十二指腸と盲腸をつなぐ小腸は、内視鏡を押し込んでも撓むだけで、小腸内に内視鏡を前進させることは不可能であるといってよかった。ダブルバルーン内視鏡は、内視鏡の先端部と内視鏡をスライド可能に覆うオーバーチューブに二つのバルーンを配置しており、各バルーンが交互に小腸内に固定点をつくることにより、内視鏡を小腸内に前進させることが可能になった。
このようなダブルバルーン内視鏡としては、挿入部の先端部に送気口が形成されていない通常の内視鏡においても、使用できる内視鏡用のオーバーチューブが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によるオーバーチューブは、第2バルーンを有するチューブ本体の先端部に送気チューブを介して第1バルーンを取り付けている。これにより、このオーバーチューブを使用すれば、ダブルバルーン内視鏡として、先端部に空気供給吸引口が形成されていない通常の内視鏡を使用できる。又、第1バルーンは伸縮自在な送気チューブを介してチューブ本体の先端部に取り付けられているので、送気チューブの伸縮作用によって、チューブ本体と挿入部との相対的な挿抜動作を円滑に行うことができる、としている。
特開2005−168990号公報
ダブルバルーン内視鏡は、従来の内視鏡では困難であった小腸全域での検査及び処置を可能とした。しかし、ダブルバルーン内視鏡を用いた経口的アプローチでは、オーバーチューブが咽頭に長時間(一般に2時間程度)拘束されている。そして、この間、オーバーチューブが前進運動と後退運動を繰り返すため、潤滑用のゼリーが気管に誤嚥されやすいという問題がある。誤嚥性肺炎を発症する可能性もある。又、オーバーチューブが咽頭を前後進して咽頭を擦ることにより被検者に負担を与えるものであった。そして、これらのことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、誤嚥を防止すると共に被検者の負担を軽減する、ダブルバルーン内視鏡用のガイドチューブを提供することを目的とする。
本発明者は、ダブルバルーン内視鏡に備わるオーバーチューブにガイドチューブを被せ、このガイドチューブが気管の出入り口である咽頭を通過するように被検者に装着することにより、誤嚥防止及び被検者の負担軽減に有用なことを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) オーバーチューブを少なくとも備えるダブルバルーン内視鏡に適用されるガイドチューブであって、前記オーバーチューブが前後進可能に挿通されるガイドチューブ本体と、このガイドチューブ本体が挿通可能に接続される略筒状のマウスピースと、を備え、前記ガイドチューブ本体は、屈曲自在なチューブと、このチューブの一端に設けられ前記マウスピースに着脱自在な略円筒状のロッキングプラグと、を有し、前記ロッキングプラグを前記マウスピースに係止した状態において、前記チューブの他端が咽頭を越えて食道に至る長さを有しているガイドチューブ。
(1)の発明によるガイドチューブは、オーバーチューブを少なくとも備えるダブルバルーン内視鏡に適用される。ガイドチューブは、ガイドチューブ本体、及び略筒状のマウスピースを備えている。ガイドチューブ本体は、オーバーチューブが前後進可能に挿通される。マウスピースは、ガイドチューブ本体が挿通可能に接続される。
ガイドチューブ本体は、屈曲自在なチューブ及び略円筒状のロッキングプラグを有している。ロッキングプラグは、チューブの一端に設けられ、マウスピースに着脱自在となっている。そして、ロッキングプラグをマウスピースに係止した状態において、チューブの他端が咽頭を越えて食道に至る長さを有している。
ここで、ダブルバルーン内視鏡は、特許文献1に開示されたように、オーバーチューブが、第2バルーンを有するチューブ本体の先端部に送気チューブを介して第1バルーンを取り付ける構成としてもよく、第1バルーンを内視鏡の先端部に取り付け、第2バルーンをオーバーチューブの先端部に取り付ける一般的な構成としてもよい。オーバーチューブを少なくとも備えるダブルバルーン内視鏡に適用される。
ガイドチューブ本体はオーバーチューブが前後進可能に挿通されるとは、ガイドチューブ本体の内径がオーバーチューブの外径より大きいことであってよく、ガイドチューブ本体内をオーバーチューブが前後進可能に移動できる。オーバーチューブが前進するとは、経口的に消化管内に挿入される方向に移動することを意味しており、オーバーチューブが後進するとは、経口的に消化管内から抜去される方向に移動することを意味している。オーバーチューブが前進運動と後退運動を繰り返すことにより、内視鏡を小腸の深部まで挿入することが可能になる。
マウスピースはガイドチューブ本体が挿通可能とは、マウスピースにチューブが挿入されて延出可能な開口が設けられていることを意味している。又、マウスピースはガイドチューブ本体が接続されるとは、マウスピースにロッキングプラグが着脱可能であることを意味している。マウスピースは、上下の前歯に咥えられて固定されるので、比較的硬質の合成樹脂で形成されることが好ましい。マウスピースは、上下の前歯に咥えられて移動しないように、両端部にフランジを形成することが好ましい。
チューブは、口腔から咽頭を経由して食道に至る、緩やかに湾曲した消化管経路に挿入できる程度の屈曲性を有していることが好ましい。又、この消化管経路に圧迫されてチューブが縮経しないように、後述するようにチューブの肉厚内にコイル形状の補強部材を配置してもよい。
ロッキングプラグは、比較的硬質の合成樹脂で形成されることが好ましく、マウスピースと同材質が好ましいが、同材質に限定されない。ロッキングプラグは、マウスピースに着脱自在となるようにロック機構を設けることが好ましい。
(1)の発明によるガイドチューブは、ダブルバルーン内視鏡に適用される。このガイドチューブは、ロッキングプラグをマウスピースに係止した状態において、チューブの他端が咽頭を越えて食道に至る長さを有しているので、従来のように、睡液や潤滑用のゼリーが気管に誤嚥されることを防止できる。つまり、オーバーチューブの往復動に伴う余剰の潤滑用のゼリーは、気管の出入り口である咽頭を越えて食道に移動するので、誤嚥を防止することができる。又、オーバーチューブはガイドチューブに包囲されて往復動するので、従来のように咽頭上皮を擦ることを防止できる。つまり、被検者の負担を軽減できる。
(2) 前記チューブは、軟性の合成樹脂からなり、その肉厚内にコイル形状の補強部材を含み、このコイル形状の補強部材は、当該チューブの一端から他端途上まで配置されている(1)記載のガイドチューブ。
(2)の発明によるガイドチューブは、チューブの肉厚内にコイル形状の補強部材を含んでいるので、口腔から咽頭を経由して食道に至る消化管経路に圧迫されてチューブが縮経することを防止できる。ここで、チューブは透明体であることが好ましく、コイル形状の補強部材は金属製のコイルばねであることが好ましい。
(3) 前記ロッキングプラグは、互いに相反する向きに延出する一対のロックアームを備え、前記マウスピースは、筒状体の外部から内部に貫通する一対の係止穴を有し、前記一対のロックアームは、前記マウスピースの筒状体内部に入り、前記一対の係止穴に係止可能な一対の係止爪を備えている(1)又は(2)記載のガイドチューブ。
一対のロックアームは、ロッキングプラグと一体で成形されることが好ましく、マウスピースの筒状体内部に入り、筒状体内壁に当接して撓む。そして、一対の係止穴に一対の係止爪が係止して、ロッキングプラグをマウスピースにロックできる。一対のロックアームを把持することにより、ロックを解除できる。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載のガイドチューブを備えるダブルバルーン内視鏡。
本発明によるガイドチューブは、ダブルバルーン内視鏡のオーバーチューブにガイドチューブを被せ、このガイドチューブが気管の出入り口である咽頭を通過するように被検者に装着することにより、誤嚥を防止し、被検者の負担を軽減できる。
1 ガイドチューブ本体
2 マウスピース
10 ガイドチューブ
11 チューブ
12 ロッキングプラグ
2 マウスピース
10 ガイドチューブ
11 チューブ
12 ロッキングプラグ
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明によるガイドチューブの一実施形態の構成を示す斜視外観図である。図2は、前記実施形態によるガイドチューブを着用させている状態を示す断面図である。図3は、前記実施形態によるガイドチューブの正面図であり、マウスピースを断面で描いている。図4は、前記実施形態によるマウスピースの平面図である。
図5は、本発明によるガイドチューブが適用されるダブルバルーン内視鏡の一例を示すシステム構成図であり、本願の図5は特許文献1の図1に相当している。図6は、図5に示されたオーバーチューブの要部を断面とした側面図であり、本願の図6は特許文献1の図3に相当している。図7は、図6に示されたオーバーチューブの要部拡大断面図であり、本願の図6は特許文献1の図4に相当している。
最初に、本発明によるガイドチューブが適用されるダブルバルーン内視鏡の一例の構成を説明する。図5において、ダブルバルーン内視鏡は、内視鏡40、オーバーチューブ50、及びバルーン制御装置60により構成されている。内視鏡40は、手元操作部44と、手元操作部44に連設された挿入部42を備えている。手元操作部44には、ユニバーサルケーブル45が接続され、その先端には、不図示のプロセッサや光源装置に接続されるコネクタ(不図示)が設けられる。
図5において、手元操作部44には、術者によって操作される送気・送水ボタン46、吸引ボタン48、シャッターボタン49が並設されると共に、一対のアングルノブ47、及び鉗子挿入部43がそれぞれ所定の位置に設けられている。挿入部42は、一対のアングルノブ47の回動操作によって遠隔的に湾曲操作される。これにより、先端部42aの先端面42bを所望の方向に向けることができる。
図5に示した内視鏡40は、通常の内視鏡であるが、ダブルバルーン専用の内視鏡であれば、先端部42aに第1バルーン40aが設けられる。第1バルーン40aは、先端部42aに設けられた空気供給吸引口から供給されるエアによって膨張され、又、空気供給吸引口からエアが吸引されることにより収縮される。
一方、図5に示したオーバーチューブ50は、第2バルーン50bを有するチューブ本体51と、第1バルーン50aとから構成され、第1バルーン50aは螺旋状に形成された送気チューブ50cを介してチューブ本体51の先端部に連結されている。チューブ本体51は図6及び図7に示すように筒状に形成され、挿入部42の外径よりも僅かに大きい内径を有している。又、チューブ本体51の基端部には筒状の把持部52が連結され、内視鏡40の挿入部42は、把持部52からチューブ本体51に向けて挿入される。
図5において、バルーン制御装置60は、第1バルーン50aにエア等の流体を供給・吸引するとともに、第2バルーン50bにエア等の流体を供給・吸引する装置である。バルーン制御装置60は、不図示のポンプやシーケンサ等を備えた装置本体61と、リモートコントロール用のハンドスイッチ62とから構成されている。
次に、本発明によるガイドチューブの構成を説明する。図1において、ガイドチューブ10は、ガイドチューブ本体1及び略筒状のマウスピース2を備えている。ガイドチューブ本体1は、オーバーチューブ50が前後進可能に挿通される(図5参照)。マウスピース2は、ガイドチューブ本体1が挿通可能に接続される。ガイドチューブ本体1は、屈曲自在なチューブ11及び略円筒状のロッキングプラグ12を有している。ロッキングプラグ12は、チューブ11の一端に設けられ、マウスピース2に着脱自在となっている。
図1において、ガイドチューブ本体1の内径は、オーバーチューブ50の外径より大きく、ガイドチューブ本体1内をオーバーチューブ50が前後進可能に移動できる(図5参照)。オーバーチューブ50が前進運動と後退運動を繰り返すことにより、内視鏡40を小腸の深部まで挿入することが可能になる(図5参照)。
図3又は図4において、マウスピース2には、チューブ11が挿入されて延出可能な開口2dが設けられている。そして、マウスピース2には、ロッキングプラグ12が着脱可能である。マウスピース2は、上下の前歯に咥えられて移動しないように、両端部にフランジ21・23が形成されている。
図1において、マウスピース2及びロッキングプラグ12は、比較的硬質の合成樹脂で形成されている。ロッキングプラグ12は、マウスピース2に着脱自在となるように後述するロック機構が設けられている。チューブ11は、比較的軟質の透明の合成樹脂で形成されている。チューブ11の肉厚内には、金属製のコイルばね3が配置されている。コイルばね3は、チューブ11の一端から他端途上まで配置されている。
図3において、ロッキングプラグ12は、互いに相反する向きに延出する一対のロックアーム1a・1bを備えている。一方、マウスピース2は、筒状体22の外部から内部に貫通する一対の係止穴2a・2bを有している。一対のロックアーム1a・1bは、マウスピース2の筒状体22内部に入り、一対の係止穴2a・2bに係止可能な一対の係止爪1c・1dを備えている。
図3において、一対のロックアーム1a・1bは、ロッキングプラグ12と一体で成形されている。ロッキングプラグ12が、開口2cを介してマウスピース2の筒状体22内部に挿入されると、筒状体22の底面に当接して停止する。一方、一対のロックアーム1a・1bは、筒状体22内壁に当接して撓む。そして、一対の係止穴2a・2bに一対の係止爪1c・1dが係止して、ロッキングプラグ12をマウスピース2にロックできる。又、一対のロックアーム1a・1bを把持することにより、ロックを解除できる。
次に、本発明によるガイドチューブの着用方法を説明する。図2において、マウスピース2は、上下の前歯に咥えられて固定されている。このマウスピース2に、ガイドチューブ本体1が挿入される。チューブ11は、口腔Mから咽頭Pを経由して食道Eに至る緩やかに湾曲した消化管経路に挿入される。そして、ロッキングプラグ12がマウスピース2にロックした状態で、ロッキングプラグ12はマウスピース2に係止される。次に、内視鏡40及びオーバーチューブ50がガイドチューブ本体1内に挿入される。
図2において、ロッキングプラグ12をマウスピース2に係止した状態において、チューブ11の他端が、気管Tの出入り口である咽頭Pを越えて食道Eに至る長さを有している。したがって、従来のように、潤滑用のゼリーが気管Tに誤嚥されることを防止できる。オーバーチューブ50の往復動に伴う余剰の潤滑用のゼリーは、気管Tの出入り口である咽頭Pを越えて食道Eに移動するので、誤嚥を防止することができる。又、オーバーチューブ50はガイドチューブ10に包囲されて往復動するので、従来のように咽頭上皮を擦ることを防止できる。つまり、被検者の負担を軽減できる。
本発明によるガイドチューブは、本実施の形態に示されたダブルバルーン内視鏡用として限定されるものではない。第1バルーンを内視鏡の先端部に取り付け、第2バルーンをオーバーチューブの先端部に取り付ける一般的な構成としてもよい。本発明によるガイドチューブは、オーバーチューブを少なくとも備えるダブルバルーン内視鏡に適用される。
Claims (4)
- オーバーチューブを少なくとも備えるダブルバルーン内視鏡に適用されるガイドチューブであって、
前記オーバーチューブが前後進可能に挿通されるガイドチューブ本体と、このガイドチューブ本体が挿通可能に接続される略筒状のマウスピースと、を備え、
前記ガイドチューブ本体は、屈曲自在なチューブと、このチューブの一端に設けられ前記マウスピースに着脱自在な略円筒状のロッキングプラグと、を有し、
前記ロッキングプラグを前記マウスピースに係止した状態において、前記チューブの他端が咽頭を越えて食道に至る長さを有しているガイドチューブ。 - 前記チューブは、軟性の合成樹脂からなり、その肉厚内にコイル形状の補強部材を含み、このコイル形状の補強部材は、当該チューブの一端から他端途上まで配置されている請求項1記載のガイドチューブ。
- 前記ロッキングプラグは、互いに相反する向きに延出する一対のロックアームを備え、
前記マウスピースは、筒状体の外部から内部に貫通する一対の係止穴を有し、
前記一対のロックアームは、前記マウスピースの筒状体内部に入り、前記一対の係止穴に係止可能な一対の係止爪を備えている請求項1又は2記載のガイドチューブ。 - 請求項1から3のいずれかに記載のガイドチューブを備えるダブルバルーン内視鏡。
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