JPWO2007034568A1 - 音再生方式、それに用いた立体音用マイクロフォンおよび立体音再生装置。 - Google Patents

音再生方式、それに用いた立体音用マイクロフォンおよび立体音再生装置。 Download PDF

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Abstract

簡単な構成で音源からの音を実際に耳で聴取すると同様な臨場感が溢れた音を聴取できるようにする。音を音信号に変換するマイクロフォン素子(42)と、音源(40)からの到来音が侵入されるスリット(46)を有し、該スリット(46)から入った到来音が外耳から外耳道(36)を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音を発生させる有底の反射筒(43)とよりなり、前記スリット(46)から侵入された到来音と前記遅延音を重畳させた合成音信号を形成し、前記合成音信号をヘッドフォン(60)に加え、臨場感が溢れた音を発生させる。

Description

本発明は、実際に耳介で聴取するのと同様に聞こえる臨場感が溢れた立体音信号を再生させる音再生方式、それに用いた立体音用マイクロフォンおよび立体音再生装置に関する。
従来、鳥の鳴声あるいは雷鳴等を集音し録音したり、音楽演奏を録音するのにステレオマイクロフォンを用いている。すなわち、鳥の鳴声あるいは雷鳴等の到来音をマイクロフォンで集音し、増幅した後ヘッドフォンで聴取している。
しかし、ヘッドフォンでは外耳道の入口付近で再生されるため、この再生方法では聴覚系がヘッドフォンのある位置で察知してしまう。その結果として、左右方向以外の上下、前後等の音を聴取する臨場感が溢れたステレオ効果を得ることができない問題があった。
そこで、発音体を前方に自然な音色で定位させながら、かつ収録系における残響音を3次元的広がりをもって受聴者に享受させ、バイノーラル信号による残響音の強さを軽くすることが特開平6−217400号公報に記載されている。
第15図に示すように、収音系1の発音体2からの直接収録する収録手段3、4で収録された音信号とダミーヘッド5の耳部に配置された収録手段6、7で収録された音響信号はミキシング段階でゲインコントロール回路10、11、12、13でゲインをかけてミックスされる。この際、遅延素子8、9を設けてもよい。
遅延素子8、9で遅延された信号はクロストーク処理部14で処理された後、ゲインコントロール回路10、11よりの音響信号と共にアンプ15、16に加えられ、聴取者17のヘッドフォン18を鳴らす。このように残響音のみをバイノーラル収録させることにより、残響の方向情報を収録できるようにしている。
特開平11−127500号公報にはダミーヘッドマイクロフォンで収録した音をヘッドフォンで再生して両耳で受聴させることにより、臨場感のある音場再生を行うバイノーラル方式のステレオ音響技術が開示されている。
第16図および第17図に示すように、ダミーヘッドマイクロフォン20を用いて収音した音をヘッドフォン21により再生するバイノーラル収音再生装置であって、ヘッドフォン21の左右スピーカ部22がヘッドフォンの左右耳介装着部23よりも前方に配置し、当該スピーカ部22から音を出力するに際し、スピーカ部22から耳介装着部へ至る空間24の音響特性の逆特性を音像定位フィルタリング部25でスピーカ部22から出力される音響信号に畳み込み演算し、これにより振幅及び位相遅れを是正して、受聴者前方方向の音像定位感を改善し、受聴者に対して良好な頭外音像定位感を与えることが記載されている。
特開平6−217400号公報に記載する従来の立体音再生装置では頭の形状等外観を考慮していたが、外耳道から鼓膜までの影響とそれによる脳の働き等を無視していたので、実際に自然界あるいは音楽演奏を耳介で聞くのとは異なった音が再生され、且つ特別なダミーヘッドおよびゲインをコントロールする回路あるいはクロストーク付加回路等の複雑な回路を必要とするので、大きくなり高価になる。
特開平11−127500号公報に記載されている従来の立体音再生装置でも外耳道から鼓膜までの影響とそれによる脳の働き等を無視していたので、実際に自然界あるいは音楽演奏を耳介で聞くのとは異なった音が再生され、しかも特別なヘッドフォンを必要するので汎用性が乏しくなり、また音響特性の逆特性の信号を作成する音像定位フィルタリング部を必要するため高価になる。
本発明は音源からの音を実際に耳で聴取するのと同様な臨場感が溢れた音信号を発生させる音再生方式、それに用いた立体音用マイクロフォンおよび立体音再生装置を提供するものである。
本発明に依れば、音源から直接に入る真実な到来音を集音し到来音信号に変換する集音手段と、前記到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号を発生させる遅延音発生手段と、前記到来音信号と遅延音信号から合成音信号を発生させる合成音信号発生手段と、前記合成音信号発生手段で発生させた合成音信号から音を再生させる音再生手段よりなる再生方式を提供する。
また、本発明では、前記再生方式に用いられるマイクロフォンで、遅延音発生器で音源から直接に入る真実な到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音を発生させ、音源から前記外耳に直接に入る真実な到来音と前記遅延音発生器で発生された遅延音とが重畳された合成音をマイクロフォン素子に加え、音信号を発生させる立体音用マイクロフォンを提供する。
更に、本発明では、簡単な構成で音源からの音を実際に耳で聴取すると同様な臨場感が溢れた音信号を発生させるもので、音を音信号に変換するマイクロフォン素子と、音源からの到来音が侵入されるスリットを有し、該スリットから入った到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音を発生させる有底の反射筒とよりなり、前記スリットから侵入された到来音と前記遅延音を重畳させた合成音を形成し、前記合成音をマイクロフォン素子に加え、合成音信号を発生させる立体音用マイクロフォンを提供する。
更に、本発明では、前記マイクロフォン素子に両指向性マイクロフォン素子を用い、反射筒をマイクロフォン素子の後面に設け、両指向性マイクロフォン素子の表面にスリットから侵入された到来音を加え、前記両指向性マイクロフォン素子の裏面に前記遅延音とを加え、合成音信号を発生する立体音用マイクロフォンを提供する。
更に、本発明では、録音再生機から再生された音信号あるいは補聴器から音を実際に耳で聴取すると同様な臨場感が溢れた音を再生させるもので、音源から直接に入る真実な到来音と、到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を重畳された合成音を音信号に変換するマイクロフォンと、前記マイクロフォンで変換された合成音信号から音を再生するヘッドフォンとなる立体音再生装置を提供する。
更に、本発明では、音源から直接に入る真実な到来音と、到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を合成音信号に変換するマイクロフォンと、前記マイクロフォンで変換された合成音信号を録音再生する録音再生機と、前記録音再生機で録音された合成音信号から音を再生するヘッドフォンからなる立体音再生装置を提供する。
更に、本発明では、音源から直接到来する音を収音し、音信号に変換するマイクロフォンと、前記マイクロフォンで変換された音信号から音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号を発生させ音信号遅延回路と、前記音信号遅延回路で遅延された遅延音信号と、マイクロフォンで変換された音信号とを合成させ合成音信号を発生する音信号合成回路と、前記音信号合成回路からの合成音信号から音を再生するヘッドフォンからなる立体音再生装置を提供する。
更に、本発明では、音源から直接に入る真実な到来音を収音し音信号に変換するマイクロフォンと、前記マイクロフォンで変換された音信号から音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号を発生させ音信号遅延回路と、前記音信号遅延回路で遅延された遅延音信号とマイクロフォンで変換された音信号を合成させ合成音信号を発生する音信号合成回路と、前記音信号合成で合成された音合成信号を録音再生する録音再生機と、前記録音再生機からの合成音信号から音を再生するヘッドフォンからなる立体音再生装置を提供する。
第1図は、本発明の音再生方式のブロック図であり、第2図は、本発明の立体音用マイクロフォンの原理を説明するための外耳道の模型断面図であり、第3図は、本発明の立体音用マイクロフォンの原理を説明するための外耳道の動作を示す断面模型図であり、第4図は、本発明の立体音用マイクロフォンの原理を説明するため模型断面図であり、第5図は、本発明の立体音用マイクロフォンの模型断面図であり、第6図は、本発明の立体音用マイクロフォンの模型平面図であり、第7図は、本発明の立体音用マイクロフォンの他の実施例を示す模型断面図であり、第8図は、第7図の本発明の立体音用マイクロフォンの作動を説明する作動図であり、第9図は、第7図の本発明の立体マイクロフォンの原理を説明する原理図であり、第10図は、本発明の立体音再生装置のブロック図であり、第11図は、本発明の立体音用マイクロフォンの斜視図であり、第12図は、本発明の他の立体音再生装置のブロック図であり、第13図は、本発明の同じく他の実施例を示す立体音再生装置のブロック図であり、第14図は、本発明の他の実施例を示す立体音再生装置のブロック図であり、第15図は、従来の立体音再生装置のブロック図であり、第16図は、従来の他の実施例を示す立体音再生装置のブロック図であり、第17図は、第16図の従来の立体音再生装置に用いたヘッドフォン部分の模型図である。
符号の説明
34 集音手段
35 遅延音発生手段
36 合成音発生手段
40 音源
41 マイクロフォン
42 マイクロフォン素子
43 反射筒
44 反射板
46 スリット
49 マイクロフォン
52 アンプ
53 録音再生機
63 音信号遅延回路
64 音信号合成回路
OUT1 出力端子
OUT2 出力端子
本発明者は音源からマイクロフォン等の集音手段に入る真実音である到来音と、遅延音発生手段で到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号とを合成音手段で合成し合成音信号を発生させ、音再生手段で合成音信号から音を再生させることにより、自然界に存在すると同様な臨場感に溢れた音を聞くことができることを実験により確かめた。
第1図は前述の臨場感に溢れた音を聞くことを実現した本発明の音再生方式を示すブロック図である。
音源40から直接に入る真実な到来音を集音し到来音信号に変換する集音手段34と、到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させ遅延音信号を発生させる遅延音発生手段35と、到来音信号と遅延音信号から合成音信号を発生させる合成音信号発生手段36と、合成音信号発生手段36に接続されたアンプ37と、ヘッドフォン33とよりなる。集音手段34は通常マイクロフォンが用いられる。
第2図に人間の外耳道の模型断面図を示す。人間の外耳道30は直径が約7mmで、外耳道入口31から外耳道30の置くにはある鼓膜32までの長さが23〜27mmであり、外耳道は容積が約1ミリリットルである。
第3図に示すように、到来音Aが外耳道30の外耳道入口31付近に達すると、到来音Aと外耳道30を先行した先行音が鼓膜32で反射された反射音Bとが干渉点Cで擦れ違うことになる。その結果干渉点Cには反射音Bが到来音Aと同相の時には山となり、逆相のときには谷となる新たな波面Dが発生する。
本発明者はこの新たな波面Dを検出し、増幅した後干渉点Cの付近に置かれたヘッドフォンで新たな波面Dを再現すれば、脳細胞の働きにより聴覚系にヘッドフォンの存在を気付かれずに到来音Aとその位置を知覚させ得ることを考え付いた。
そこで、第4図に示すように、干渉点Cにヘッドフォン39を置き、ヘッドフォン39に新たな波面Dを加えて実験した。その結果、干渉点Cに置かれたヘッドフォン39にも新たに生じた実際の波面Dを再現しているためにその存在感が薄れ、ヘッドフォン39の聴取者には到来音Aの再生音が聞こえ、この再生音に対して録音時の音源方向が知覚され立体音に適した特性となる。
このことを実現したのが第1図に示す音再生方式で、音源40からの真実な到来音Aは集音手段34で集音される。集音手段34で集音された音は遅延音発生手段35と合成音信号発生手段36で合成音信号を発生させる。合成音信号はアンプ37でアンプされ、ヘッドフォン33を駆動し音を再生させる。再生される音には到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた音が含まれるので、干渉点Cに置かれたヘッドフォン33にも新たに生じた実際の波面Dを再現していると同様な効果が得られる。そのため前述したように、ヘッドフォンの存在感が薄れ、ヘッドフォン33の聴取者には到来音Aの再生音が聞こえ、この再生音に対して録音時の音源方向が知覚され臨場感が溢れた音を聴取できる。
前述した遅延音信号と合成音信号を得るための遅延音発生手段35と合成音信号発生手段36には二つの方法がある。
第1の方法は音響的に行う方法であり、集音手段34で集音された到来音をその到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させる。そして、集音された到来音と遅延させた遅延音とを集音手段34に加え合成音信号を発生させる方法である。
第2の方法は電気的に行う方法であり、音源40からの到来音を集音手段34で集音し、集音した音を音信号に変換した後、その音信号を到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延素子で遅延させ遅延音信号を得る。そして集音手段34で変換された音信号と遅延音信号を合成音信号発生手段36で合成し合成音信号を発生させる方法である。
第5図は前述した遅延音信号と合成音信号を音響的に得る第1の方法であり、ダミー外耳道を用いて新たな波面Dを検出するマイクロフォン41の断面図を示している。
第6図は第5図のダミー外耳道を用いて新たな波面Dを検出するマイクロフォン41の正面図を示している。マイクロフォン41はマイクロフォン素子42、反射筒43および反射板44からなる。マイクロフォン素子42は通常のエレクトレットマイクロフォン(ECM)でよく、マイクロフォン素子42は20Hz〜20000Hz間平坦な周波数特性を有する。反射板44はゴムよりなり、音源からの音を反射させると共に、後方からの音を遮蔽する。
反射筒43は音源40からの音を収音するスリット46と底48とを有する。音源40から直接あるいは反射板44で反射されスリット46を介して入った音は直接マイクロフォン素子42に加えられると共に、反射筒43の底で反射され、反射された音もマイクロフォン素子42に加えられる。
従って、マイクロフォン素子42には反射筒43のスリット46から入り直接マイクロフォン素子42に加わる到来音と底48で反射された反射音が重畳した合成音が加えられ、出力端子47から電気信号に変換された音信号が出力される。
反射筒43の長さはスリット46を介して入った到来音が底48で反射されマイクロフォン素子42に加えられる時間と、到来音が外耳に加わり、外耳に加わった音が鼓膜に加わり、鼓膜で反射され再び外耳に戻る時間になるような長さにしている。
換言すれば、反射筒43の長さは外耳から鼓膜までの距離である。外耳から鼓膜までの距離は前述したように人それぞれによって異なり、また大人と子供で異なるが23mmから27mmで平均すると25mmとなるので、反射筒43の長さは25mm、スリット46の間隔を2mm程度とし、反射筒43のスリット46を介して入った音が反射筒43の底48で反射され、反射された音がマイクロフォン素子42に達する時間をおよそ150マイクロ秒としている。
第7図は前述した場合と同様に遅延音信号と合成音信号を音響的に得る第1の方法を実現するダミー外耳道を用いて、干渉点Cに新たな波面Dを検出するマイクロフォン49の断面図で、両指向性マイクロフォン素子50を用いた点が第5図のマイクロフォンと異なる。両指向性マイクロフォン素子50と裏面側に設けられた反射筒51とよりなる。
反射筒51は音源40からの音を収音するスリットと底とを有する。音源40からスリットを介して入った音は直接両指向性マイクロフォン素子50に加えられると共に、反射筒51の底で反射され、反射された音も両指向性マイクロフォン素子50に加えられる。
第8図に示すように、両指向性マイクロフォン素子50は表面側からの到来音Eはマイクロフォン素子50を通過し、裏面側の+出力の通過音を発生する。それに対して裏面側からの到来音Gは表面側に−出力の通過音−Hを発生する。このように表面側からの到来音Eは+出力となるが、反射筒51で反射させた裏面側からの反射音は−出力となる。つまり音波の粒子速度に比例した出力電圧が出力端子OUT1、OUT2に現れることになる。
第9図に示すように、干渉点Cには合成波面Dが発生する。このとき干渉点Cにペロシティーマイクロフォン等の両指向性のマイクロフォン素子50を用い、干渉点Cから外耳道へ流出入する音波の粒子速度に比例した電圧を検出し、増幅した後イヤホンで干渉点Cの付近に再生しても同様な結果が得られた。この場合に反射筒51の長さを標準外耳道の長さと同じ25mmにして、遅延時間が150マイクロセカンドとなるようにしている。
従って、第7図に示すように、両指向性マイクロフォン素子50を用い、反射筒51をマイクロフォン素子50の後面に設け、両指向性マイクロフォン素子50の表面にスリットから侵入された到来音を加え、前記両指向性マイクロフォン素子50の裏面に反射筒51で反射された前記遅延音とを加えることにより、合成音信号を発生することができる。
第10図は第5図に示すマイクロフォン41を用いた本発明の立体音再生装置のブロック図であるが、第7図に示すマイクロフォン49を用いても全く同様であるのでマイクロフォン41を用いて説明する。
本発明の立体音再生装置は左右用のマイクロフォン41とマイクロフォン41の出力端子47からの音信号を増幅するアンプ52と、アンプ52で増幅された音信号を録音再生する録音再生機53、録音再生機53で再生された音信号を増幅するアンプ54およびヘッドフォン60よりなる。
第11図に示すように、マイクロフォン41、41は左右の音を収録させるため、先端が適当な角度で外方向に向くよう配置されている。マイクロフォン41、41にはアンプ52が接続され、アンプ52にはテープレコータ、DVDプレーヤあるいはMDプレーヤ等の録音再生機53が接続されている。録音再生機53にはアンプ54およびヘッドフォン60が接続されている。
本発明の立体音再生装置を使って、例えば、音楽演奏あるいは屋外で鳥の声を収録するには、音源40に向かってマイクロフォン41、41を向ける。音源40からの到来音は直接あるいは反射板44で反射され、マイクロフォン41、41の反射筒43、43のスリット46、46から反射筒43、43に入る。入った到来音は直接マイクロフォン素子42、42に加わると共に反射筒43、43の底48、48で反射され、反射された反射音はスリット46、46から入った到来音と重畳して合成音を形成し、その合成音がマイクロフォン素子42、42に加えられる。
マイクロフォン素子42、42で合成音に対応した電気信号である合成音信号に変換され、出力端子47、47から出力される。その合成音信号はアンプ52で増幅され、録音再生機53で録音される。
録音再生機53で録音された音を聞きたいときには、録音再生機53を再生状態にすると、録音再生機53から録音された合成音信号が取り出される。取り出された合成音信号はアンプ54で増幅され、ヘッドフォン60に加わり、再生される音には到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた音が含まれるので、実際の音を耳介で聞くのと同様な臨場感が溢れた音を再生される。
以上にて音楽演奏あるいは屋外で鳥の声を収録し、収録された音楽演奏あるいは鳥の声を後で再生する場合について説明した。しかし、補聴器ではマイクロフォン41、41で収録した音を直ぐに再生する必要がある。
第12図に示すように、補聴器に使用する場合にはアンプ54にヘッドフォン60を直接接続する。そして、前述の場合と同様に、音源40に対してマイクロフォン41を向ける。音源40からの到来音は直接あるいは反射板44で反射され、マイクロフォン41の反射筒43のスリット46から反射筒43に入る。入った到来音は直接マイクロフォン素子42に加わると共に反射筒43の底48で反射され、反射された反射音はスリット46から入った到来音と重畳して合成音を形成し、その合成音がマイクロフォン素子42に加えられる。
マイクロン素子42で合成音に対応した電気信号である合成音信号に変換され、出力端子47から出力される。その合成音信号はアンプ54で増幅され、ヘッドフォン60に加わり、ヘッドフォン60を駆動して音を再生する。従って、使用者は直接に耳で聞くのと同様な頭外音像定位感がある音を補聴器として聞くことができる。
第13図は遅延音信号と合成音信号を電気的に発生させる第2の方法で実現した本発明の立体音再生装置の実施例を示すブロック図である。前述では特別なマイクロフォン41を用いたが、一般的に用いられているステレオマイクロフォンを用いても臨場感が溢れた立体音再生装置を実現できるようにしたものである。マイクロフォン61にはアンプ62が接続され、アンプ62の出力の一部は音信号遅延回路63が接続されている。音信号遅延回路63はアンプ62と共に音信号合成回路64に接続されている。音信号合成回路64には録音再生機65およぶアンプ66が接続されている。
音信号遅延回路63はアンプ62で増幅された音信号の一部を遅延させるもので、その遅延時間は音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間である。音信号遅延回路63で遅延させた遅延音信号とアンプ62で増幅された音信号は音信号合成回路64に加わり合成音信号を生成する。
第13図のブロック図において、音楽演奏あるいは屋外で鳥の声を収録するには、音源40に向かってマイクロフォン61を向ける。音源40からの到来音はマイクロフォン61に加わる。マイクロフォン61に加えられた到来音は音信号に変換される。その音信号はアンプ62で増幅される。アンプ62で増幅された音信号と音信号遅延回路63で遅延させた遅延音信号とは音信号合成回路64に加わり合成音信号を生成する。合成音信号は録音再生機65に録音される。
録音再生機65で録音された音信号を聞きたいときには、録音再生機65を再生状態にする。すると、録音再生機65から録音されたアンプ66で増幅されヘッドフォン67を駆動する。ヘッドフォン67で再生される音には到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた音が含まれるので、直接耳で聞いたのと同様な臨場感が溢れた音を再生する。
第14図に示すように、補聴器に使用する場合には、アンプ62に録音再生機65の代わりに音信号遅延回路63を接続する。従って、集音された音はマイクロフォン61で音信号に変換される。その音信号はアンプ62で増幅される。増幅された音信号の一部は音信号遅延回路63で音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間遅延された遅延音信号を生成する。遅延音信号はアンプ62からの音信号と音信号合成回路64で重畳され合成音信号を形成する。合成音信号はアンプ66を介してヘッドフォン67に加わり、直接耳で聞いたのと同様な頭外音像定位感を有する音を再生できる。
発明の効果
本発明の音再生方式は音源から直接に入る真実な到来音と、遅延音発生手段で到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号とを合成音手段で合成し合成音信号を発生させ、音再生手段で合成音信号から音を再生させるようにしたので、自然界に存在すると同様な臨場感に溢れた音を聞くことができる。
本発明の立体音用マイクロフォンは音源から外耳に直接に入る真実な到来音と、到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音とが重畳された合成音がマイクロフォン素子に加えられるようにしたので、マイクロフォン素子から得られる音信号をヘッドフォンで聴取したときに、自然界に存在すると同様な臨場感に溢れた音を聞くことができる。
本発明の立体音再生装置はマイクロフォンで音源から直接到来する音とその音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を収音し合成音信号に変換するようにしたので、耳で音源からの音を直接聞くのと同様に聞きくことが出来る。従って補聴器に応用したとき左右だけでなく、前後上下の広がりも分かる頭外音像定位感を実現できる。
また本発明の立体音再生装置はマイクロフォンで音源から直接到来する音と、その音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を収音し合成音信号に変換し、変換した合成音信号をテープあるいはMD等の録音再生手段に録音し、録音再生手段で録音された合成音信号を再生することにより、実際の鳥の声あるいは雷鳴または音楽演奏と同様な臨場感の溢れた音を聞くことが出来る。
上述においてマイクロフォンで音源から直接到来する音とその音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を収音し合成音信号に変換していたが、通常のマイクロフォンで収録された音信号を音信号遅延回路で音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号を発生させ、音信号遅延回路で遅延された遅延音信号とマイクロフォンで変換された音信号を音信号合成回路で合成させ合成音信号を発生させ、音信号合成回路からの合成音信号をヘッドフォンに加え、音を再生するようにしたので、補聴器に応用したとき左右だけでなく、前後上下の広がりも分かる頭外音像定位感を実現できる。
前述と同様に、通常のマイクロフォンで収録された音信号と音が外耳から鼓膜に反射し、音信号遅延回路で外耳に戻る時間時間の相当する時間遅延させた遅延音信号との音合成信号を録音再生機で録音したので、録音再生機で再生することにより何時でも実際の鳥の声あるいは雷鳴または音楽演奏と同様な臨場感の溢れた音を聞くことが出来る。
マイクロフォンの両指向性マイクロフォン素子を用いれば、外耳道の役目をする反射筒をマイクロフォン素子の後面に設けることが出来るので、正面側から来る到来音の周波数特性に影響を及ばすことがない。

Claims (10)

  1. 音源から直接に入る真実な到来音を集音し到来音信号に変換する集音手段と、
    前記到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させ遅延音信号を発生させる遅延音発生手段と、
    前記到来音信号と遅延音信号から合成音信号を発生させる合成音信号発生手段と、
    前記合成音信号発生手段で発生させた合成音信号から音を再生する音再生手段よりなることを特徴とする音再生方式。
  2. 前記音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間は約150マイクロセカンドであることを特徴とする請求項1記載の音再生方式。
  3. 音を音信号に変換するマイクロフォン素子と、
    音源から直接に入る真実な到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音を発生させる遅延音発生器とよりなり、
    音源から前記外耳に直接に入る真実な到来音と前記遅延音発生器で発生された遅延音とを前記マイクロフォン素子に加え、合成音信号を再生させることを特徴とする立体音用マイクロフォン。
  4. 音を音信号に変換するマイクロフォン素子と、
    音源からの到来音が侵入されるスリットを有し、該スリットから入った到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音を発生させる有底の反射筒とよりなり、
    前記スリットから侵入された到来音と前記遅延音とをマイクロフォン素子に加え、合成音信号を発生することを特徴とする立体音用マイクロフォン。
  5. 前記マイクロフォン素子に両指向性マイクロフォン素子を用い、反射筒をマイクロフォン素子の後面に設け、両指向性マイクロフォン素子の表面にスリットから侵入された到来音を加え、前記両指向性マイクロフォン素子の裏面に反射筒で反射された前記遅延音とを加え合成音信号を発生することを特徴とする請求項4記載の立体音用マイクロフォン。
  6. 前記反射筒の直径は約7mmとし、長さは23〜27mmとし、容積を約1ミリリットルとすることを特徴として請求項4記載の立体音用マイクロフォン。
  7. 音源から直接に入る真実な到来音と、該到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を合成音信号に変換するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンで変換された合成音信号から音を再生するヘッドフォンとなることを特徴とする立体音再生装置。
  8. 音源から直接に入る真実な到来音と、該到来音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音とを重畳させた合成音を合成音信号に変換するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンで変換された合成音信号を録音再生する録音再生機と、
    前記録音再生機で録音された合成音信号から音を再生するヘッドフォンからなることを特徴とする立体音再生装置。
  9. 音源から直接に入る真実な到来音を収音し音信号に変換するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンで変換された音信号から音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号を発生させ音信号遅延回路と、
    前記音信号遅延回路で遅延された遅延音信号とマイクロフォンで変換された音信号を合成させ合成音信号を発生する音信号合成回路と、
    前記音信号合成回路からの合成音信号から音を再生するヘッドフォンからなることを特徴とする立体音再生装置。
  10. 音源から直接に入る真実な到来音を収音し音信号に変換するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンで変換された音信号から音が外耳から外耳道を通って鼓膜で反射し、外耳に戻る時間に相当する時間を遅延させた遅延音信号を発生させ音信号遅延回路と、
    前記音信号遅延回路で遅延された遅延音信号とマイクロフォンで変換された音信号を合成させ合成音信号を発生する音信号合成回路と、
    前記音信号合成で合成された音合成信号を録音再生する録音再生機と、前記録音再生機からの合成音信号から音を再生するヘッドフォンからなることを特徴とする立体音再生装置。
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