JPWO2006115102A1 - 断熱材用コーティング層、断熱材用積層体、断熱材用コーティング剤、並びに、断熱材用コーティング剤の製造方法 - Google Patents
断熱材用コーティング層、断熱材用積層体、断熱材用コーティング剤、並びに、断熱材用コーティング剤の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
前記炭素化成形体の嵩密度が0.08〜0.8g/cm3であり、及び、
前記断熱材用コーティング層のガス透過率が8.0NL/hr・cm2・mmH2O以下である、ものである。
(ガス透過率)=Q/(S×Δp)
(式中、Qは時間あたりの空気の流量〔600NL/hr〕を示し、Sは測定面積〔1.9/2)2×πcm2〕を示し、Δpは差圧の平均値〔単位:mmH2O〕を示す。)
に、得られた差圧の平均値Δpの値を導入してガス透過率を求める。なお、本発明においては、試料9の炭素化成形体9bは多孔体であり、空気の流量600NL/hrの通気時にはほとんど圧力に影響しないので、試料9を用いて測定したガス透過率を断熱材用コーティング層のガス透過率とする。
(A)炭化率が40%以上と成り得る炭素化材、
(B)鱗状黒鉛粉末、
(C)粘貼剤、及び
(D)前記粘貼剤を溶解させ、且つ前記炭素化材を分散又は溶解させる水系液剤、
からなる断熱材用コーティング剤を、前記炭素化成形体の少なくとも一方の表面に塗布した後に炭素化せしめてなるものであることが好ましい。
(A)炭化率が40%以上と成り得る炭素化材、
(B)鱗状黒鉛粉末、
(C)粘貼剤、及び
(D)前記粘貼剤を溶解させ、且つ前記炭素化材を分散又は溶解させる水系液剤、
からなるものである。
前記炭素化成形体の嵩密度が0.08〜0.8g/cm3であり、及び、
前記断熱材用コーティング層のガス透過率が8.0NL/hr・cm2・mmH2O以下である、ものである。
(A)炭化率が40%以上と成り得る炭素化材、
(B)鱗状黒鉛粉末、
(C)粘貼剤、及び
(D)前記粘貼剤を溶解させ、且つ前記炭素化材を分散又は溶解させる水系液剤、
からなる断熱材用コーティング剤を、前記炭素化成形体の少なくとも一方の表面に塗布した後に炭素化せしめてなる断熱材用コーティング層が好ましい。このような断熱材用コーティング剤については後述する。
(A)炭化率が40%以上と成り得る炭素化材、
(B)鱗状黒鉛粉末、
(C)粘貼剤、及び
(D)前記粘貼剤を溶解させ、且つ前記炭素化材を分散又は溶解させる水系液剤
からなるものである。
10mLのスポイトで5mLの流動パラフィンを量り取り、30mLの三角フラスコに入れた。次に、使用する炭素繊維からランダムにミクロスパチュラでサンプリングしたものを前記三角フラスコ中に加えた後、混合して流動パラフィン中に炭素繊維を分散させて分散液を得た。その後、分注器で300μLの前記分散液を取り、これを1枚目のスライドガラスに付け、その上に2枚目のスライドガラスを重ねて圧着させて測定用の試料とした。このようにして得られた試料を画像解析装置(ニレコ株式会社製、商品名「ルーゼックスIIIU」)に取り付け、1000〜1300本の測定本数で単繊維の繊維長を測定して平均繊維長(体積平均)を求めた。
このような圧縮強度の測定に用いる試料としては、発塵量の測定に用いた試料と同じ寸法であって、且つ発塵量の測定に用いた試料と同じコーティング処理を施した試料を用いた。そして、前述の曲げ強度の測定に使用したオートグラフ(島津製作所製、商品名「島津オートグラフAGS−H 5kN」)を用い、曲げ試験用支点及びポンチを圧縮試験用圧盤に代えて、その荷重方向を前記試料の繊維の配向面と平行になるようにして1軸圧縮試験を行い、得られた最大破壊荷重から圧縮強度を求めた。
各実施例及び比較例で得られた断熱材用積層体について、目視により表面平滑性及び表面光沢性を評価した。評価基準は以下の通りである。
表面平滑性
A:表面が平滑で凹凸がない
C:表面に凹凸がある
表面光沢性
A:表面に光沢がある
C:表面の光沢がない。
各実施例及び各比較例で用いる鱗状黒鉛粉末又はカーボンブリーズの粉末試料を準備する。そして、このような粉末試料約0.5gをビーカーに入れ、そのビーカーに分散剤(サンノプコ社製、商品名「SNディスパーサント 7343−C」)を数滴加えて振り混ぜながら、前記粉末試料を前記分散剤になじませる。次に、前記ビーカーに純水30mLを加え、超音波を当てて約2分間分散させた後、粒径分布測定装置(日機装株式会社製、商品名「マイクロトラックFRA−9220」)を用いて粒径分布を測定する。粉末試料の平均粒径は、累積50%粒径(すなわち、前記粒径分布において累積容積が50%となる粒径)を小数点以下2桁目で四捨五入し、小数点以下1桁まで求めた。
〔炭素化成形体の調製〕
平均繊維長50mmのピッチ系炭素繊維フェルト(呉羽化学工業株式会社製、「クレカフェルトF−110」)100質量部に対して、フェノール樹脂系含浸液(昭和高分子株式会社製、商品名「ショウノールBRS−3896」)44質量部を含浸し、平板状に6層積層せしめた積層体を得た。次いで、このようにして得られた積層体を、温度150℃、圧力0.015MPaの圧力でプレス成形し、樹脂を硬化させた。その後、このようにして樹脂を硬化させた積層体を、更に真空中、温度2000℃の条件下で1時間黒鉛化処理し、フェルト部の嵩密度が0.16g/cm3の平板状炭素繊維フェルト積層体(炭素化成形体:厚さ48mm)を得た。
フラン樹脂(日立化成工業株式会社製、商品名:ヒタフランVF−302)100質量部、鱗状黒鉛粉末(A)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「F#2−F」、平均粒径176μm)48質量部、鱗状黒鉛粉末(B)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「ACP−3000」、平均粒径11.8μm)21質量部、ブチルジグリコール(日本乳化学剤株式会社製、商品名「ブチルジグリコール」)45質量部、メチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−4000」)4.5質量部、及び水220質量部を用いて前記断熱材用コーティング剤を調整した。すなわち、このような断熱材用コーティング剤の調製に際しては、先ず、水を攪拌機で撹拌しながら、その中に前記鱗状黒鉛粉末(A)及び(B)を投入し、均一に分散させて分散液(a)を得た。次に、前記ブチルジグリコール中に前記メチルセルロースをその塊がなくなるまで撹拌しながら分散させて分散液(b)を得た。次いで、このようにして得られた分散液(a)に前記分散液(b)を加え、良く撹拌しながら均一に混合、分散させて分散液(c)を得た。その後、得られた分散液(c)を良く撹拌しながら、その中に前記フラン樹脂を加え、均一に混合、分散させて前記断熱材用コーティング剤を得た。
先ず、縦100mm、横100mm、厚さ6mmの大きさに切り出した前記炭素繊維フェルト積層体の片面に、前記断熱材用コーティング剤を刷毛で1kg/m2の割合で塗布し、無加圧、150℃の温度条件下で3時間乾燥させつつ樹脂を硬化させた。次に、真空中、150℃/時の昇温速度で700℃まで昇温させた後、250℃/時の昇温速度で保持温度2000℃まで昇温し、前記保持温度で1時間黒鉛化処理(炭素化)し、片面に断熱材用コーティング層が積層した断熱材用積層体を得た。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製した嵩密度0.16g/cm3の炭素繊維フェルト積層体に代えて、実施例1の炭素化成形体の調製の手順と同様にして2000℃で黒鉛化処理し、嵩密度0.12g/cm3となるように調製して得られた嵩密度0.12g/cm3の炭素繊維フェルト積層体(炭素化成形体)を用いた以外は、実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製した嵩密度0.16g/cm3の炭素繊維フェルト積層体に代えて、実施例1の炭素化成形体の調製の手順と同様にして2000℃で黒鉛化処理し、嵩密度0.4g/cm3となるように調製して得られた嵩密度0.4g/cm3の炭素繊維フェルトを用いた以外は、実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1の鱗状黒鉛粉末(A)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「F#2−F」)の含有量を48質量部から28質量部に代え、鱗状黒鉛粉末(B)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「ACP−3000」)の含有量を21質量部から41質量部に代えた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1の嵩密度0.16g/cm3の炭素繊維フェルト積層体に代えて、嵩密度0.7g/cm3の炭素化成形体(呉羽化学工業株式会社製、商品名「クレカNFR」)を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製したコーティング剤に代えて、フラン樹脂(日立化成工業株式会社製、商品名「ヒタフランVF−302」)100質量部、鱗状黒鉛粉末(A)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「F#2−F」)50質量部、鱗状黒鉛粉末(B)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「ACP−3000」)50質量部、炭素繊維(呉羽化学工業株式会社製、商品名「クレカチョップM−107T」、平均繊維長0.4mm、L/D=約22)50質量部、メチルエチルケトン(関東化学製、鹿1級)20質量部、メチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−4000」)5質量部及び水175質量部を均一に混合分散させて調製した断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例6で調製された断熱材用コーティング剤の炭素繊維の含有量を50質量部から100質量部として調製した断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例1で調製された断熱材用コーティング剤のメチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−4000」)の含有量を4.5質量部から2.3質量部として調製された断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例1で調製された断熱材用コーティング剤のメチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−4000」)を他のメチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−1500」)とし、更に前記メチルセルロースの含有量を4.5質量部から9.0質量部として調製された断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例1で調製された断熱材用コーティング剤のメチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−4000」)を他のメチルセルロース(信越化学工業株式会社製、商品名「メトローズSM−400」)とし、更に前記メチルセルロースの含有量を4.5質量部から22.5質量部として調製された断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例1で調製された断熱材用コーティング剤のブチルジグリコール(日本乳化学剤株式会社製、商品名「ブチルジグリコール」)の含有量を45質量部から18質量部として調製された断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は平滑であり、光沢があった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、メチルセルロースを使用しない以外は実施例1と同様にして調整した断熱材用コーティング剤を調製した。しかしながら、このような断熱材用コーティング剤においては、フラン樹脂(日立化成工業株式会社製、商品名「ヒタフランVF−302」)、鱗状黒鉛粉末(A)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「F#2−F」)及び鱗状黒鉛粉末(B)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「ACP−3000」)が団子状になって分離してしまい、各成分を均一に分散、混合させることができなかった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例6で調製された断熱材用コーティング剤の炭素繊維の含有量を50質量部から100質量部とし、メチルエチルケトンの含有量を20質量部から200質量部とし、更に、鱗状黒鉛粉末(B)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「ACP−3000」)、メチルエチルセルロース及び水を混入せずに混合、分散させて調製した断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は凹凸があり、光沢がなかった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例6で調製された断熱材用コーティング剤のメチルエチルケトンの含有量を20質量部から200質量部とし、メチルエチルセルロース及び水は混入せずに混合、分散させて調製した断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体の断熱材用コーティング層の表面は凹凸があり、光沢がなかった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例6で調製された断熱材用コーティング剤の炭素繊維の含有量を50質量部から100質量部とし、メチルエチルケトンの含有量を20質量部から200質量部とし、更に、メチルセルロース及び水は混入せずに混合、分散させて調製した断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は凹凸があり、光沢がなかった。
実施例1で調製された断熱材用コーティング剤に代えて、実施例6で調製された断熱材用コーティング剤の鱗状黒鉛粉末(A)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「F#2−F」)の含有量を50質量部から100質量部とし、メチルエチルケトンの含有量を20質量部から200質量部とし、更に、鱗状黒鉛粉末(B)(日本黒鉛工業株式会社製、商品名「ACP−3000」)50質量部の代わりにカーボンブリーズ(サンケミカル社製、商品名「MCコークス グレードC」を粉砕して得られた粉砕品〔平均粒径11.0μm〕)100質量部を用い、炭素繊維、メチルセルロース及び水は混入せずに混合、分散させて調製した断熱材用コーティング剤を用いた以外は実施例1と同様にして断熱材用積層体及び各試験に用いる試料を製造した。このようにして得られた断熱材用積層体に積層された断熱材用コーティング層の表面は凹凸があり、光沢がなかった。
Claims (22)
- 炭素化成形体と、該炭素化成形体の少なくとも一方の表面に積層された断熱材用コーティング層とを備える断熱材用積層体における前記断熱材用コーティング層であって、
前記炭素化成形体の嵩密度が0.08〜0.8g/cm3であり、及び、
前記断熱材用コーティング層のガス透過率が8.0NL/hr・cm2・mmH2O以下である、断熱材用コーティング層。 - 前記断熱材用コーティング層の厚さが50μm〜3mmである、請求項1に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記断熱材用コーティング層が、幅40mm、長さ40mm、厚さ40mmの大きさの前記炭素化成形体の全表面に該断熱材用コーティング層を備える前記断熱材用積層体に、不活性ガスを流量500mL/分で340秒間吹きつけた際に発生する粒径0.3μm以上の粒子の発塵量を300個以下とするものである、請求項1に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記断熱材用コーティング層が、幅100mm、長さ100mm、厚さ40mmの大きさの前記炭素化成形体の全表面に該断熱材用コーティング層を備える前記断熱材用積層体を空気中、600℃の温度条件下において5時間保持する耐酸化性試験における質量減少率を10.0%以下とするものである、請求項1に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記断熱材用コーティング層が、幅100mm、長さ100mm、厚さ40mmの大きさの前記炭素化成形体の全表面に該断熱材用コーティング層を備える前記断熱材用積層体を空気中、600℃の温度条件下において10時間保持する耐酸化性試験における質量減少率を10.0%以下とするものである、請求項4に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記断熱材用コーティング層が、幅20mm、長さ100mm、厚さ10mmの大きさの前記炭素化成形体の上下両表面に該断熱材用コーティング層を備える前記断熱材用積層体を用い、支点スパン80mm及びクロスヘッドスピード1.0mm/分の条件で中央集中荷重を加える曲げ強度試験における最大破壊荷重から求めた曲げ強度を1.0MPa以上とするものである、請求項1に記載の断熱材用コーティング層。
- 断熱材用コーティング層が、
(A)炭化率が40%以上と成り得る炭素化材、
(B)鱗状黒鉛粉末、
(C)粘貼剤、及び
(D)前記粘貼剤を溶解させ、且つ前記炭素化材を分散又は溶解させる水系液剤、
からなる断熱材用コーティング剤を、前記炭素化成形体の少なくとも一方の表面に塗布した後に炭素化せしめてなるものである、請求項1に記載の断熱材用コーティング層。 - 前記炭素化材100質量部に対して、前記鱗状黒鉛粉末の含有量が10〜200質量部、前記粘貼剤の含有量が2〜50質量部及び前記水系液剤の含有量が50〜600質量部である、請求項7に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記粘貼剤が、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール及び澱粉からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項7に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記粘貼剤がメチルセルロースである、請求項7に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記炭素化材がフラン樹脂である、請求項7に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記鱗状黒鉛粉末の平均粒径が50〜500μmの範囲にある、請求項7に記載の断熱材用コーティング層。
- 前記鱗状黒鉛粉末が、平均粒径が50〜500μmの範囲にある第一の鱗状黒鉛粉末と、平均粒径が1μm以上50μm未満の範囲にある第二の鱗状黒鉛粉末とを含有し、且つ第一の鱗状黒鉛粉末と第二の鱗状黒鉛粉末との質量換算による配合比(第一の鱗状黒鉛粉末:第二の鱗状黒鉛粉末)が4:6〜8:2の範囲にある、請求項7に記載の断熱材用コーティング層。
- 嵩密度が0.08〜0.8g/cm3の炭素化成形体と、該炭素化成形体の少なくとも一方の表面に積層された前記請求項1〜13のうちのいずれか一項に記載の断熱材用コーティング層とを備える、断熱材用積層体。
- (A)炭化率が40%以上と成り得る炭素化材、
(B)鱗状黒鉛粉末、
(C)粘貼剤、及び
(D)前記粘貼剤を溶解させ、且つ前記炭素化材を分散又は溶解させる水系液剤、
からなる、断熱材用コーティング剤。 - 前記炭素化材100質量部に対して、前記鱗状黒鉛粉末の含有量が10〜200質量部、前記粘貼剤の含有量が2〜50質量部及び前記水系液剤の含有量が50〜600質量部である、請求項15に記載の断熱材用コーティング剤。
- 前記粘貼剤が、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール及び澱粉からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項15に記載の断熱材用コーティング剤。
- 前記粘貼剤がメチルセルロースである、請求項15に記載の断熱材用コーティング剤。
- 前記炭素化材がフラン樹脂である、請求項15に記載の断熱材用コーティング剤。
- 前記鱗状黒鉛粉末の平均粒径が50〜500μmの範囲にある、請求項15に記載の断熱材用コーティング剤。
- 前記鱗状黒鉛粉末が、平均粒径が50〜500μmの範囲にある第一の鱗状黒鉛粉末と、平均粒径が1μm以上50μm未満の範囲にある第二の鱗状黒鉛粉末とを含有し、且つ第一の鱗状黒鉛粉末と第二の鱗状黒鉛粉末との質量換算による配合比(第一の鱗状黒鉛粉末:第二の鱗状黒鉛粉末)が4:6〜8:2の範囲にある、請求項15に記載の断熱材用コーティング剤。
- 水に鱗状黒鉛粉末を分散させて第一の分散液を得る工程と、水と相溶性を有する有機溶剤に粘貼剤を分散させて第二の分散液を得る工程と、前記第一の分散液と前記第二の分散液とを混合して第三の分散液を得る工程と、前記第三の分散液に炭化率が40%以上と成り得る炭素化材を分散させて断熱材用コーティング剤を得る工程とを含む、断熱材用コーティング剤の製造方法。
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