JPWO2006114814A1 - 物品管理システム - Google Patents

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Abstract

管理PC11は、同時にポーリングをかけても問題がないリーダライタの組み合わせが設定されたデータ(組み合わせデータ)とポーリング済フラグを格納するポーリング組み合わせテーブル11aを備える。管理PC10は、リーダライタ13のポーリング処理において、ポーリング組み合わせテーブル11aを先頭行から順に参照し、各行の組み合わせデータを調べる。そして、その組み合わせデータに設定されている1または複数のリーダライタ13に対してポーリングを並行に行う。そして、ポーリングが終了したリーダライタのポーリング済フラグを“1”に設定する。管理PCは、ポーリング組み合わせテーブルを最後の行まで参照すると、ポーリング組み合わせテーブルの全行のポーリング済フラグを“0”クリアし、上記一連の処理を繰り返す。

Description

本発明は、物品を管理するシステムに係わり、特に無線タグを用いる書類管理システムに関する。
現在、RFID(Radio Frequency Identification)タグに対する関心が高まっている。RFIDタグは、無線ICタグの一種であり、LSI(Large Scale Integrated circuit)チップ、アンテナ及びそれらをモールドする外部樹脂などから構成されている。RFIDタグのサイズ(外径)は、0.3mm(ゴマ粒サイズ)から直径20〜30mmのコインサイズ、ICカードサイズなど様々である。また、電池搭載型と電池非搭載型があり、前者はアクティブ型タグ、後者はパッシブ型タグと呼ばれる。
RFIDタグに内蔵されるLSIチップは、アンテナ、送受信部、制御部及びメモリを備える。メモリには、固有の識別コード(ユニークID)が記憶されており、このユニークIDがRFIDタグ用リーダライタ(以下、単にリーダライタと記載)によって読み出される。このリーダライタによるRFIDタグのユニークIDの読み出しは、RFIDタグ用アンテナ(以下、単にアンテナと記載)を介して無線通信(無線交信)により行われる。この無線交信には、電波方式と電磁誘導方式がある。
RFIDタグは、従来のバーコードを代替するものであり、生産、物流、小売などの分野での応用が期待されている。RFIDタグは、基本的には、物品に貼り付けて使用するものであり、その応用分野としては、物品の在庫管理やトレーサビリティなどがある。
次に、RFIDタグを利用したシステムの構成例について説明する。
図1は、電波方式によるRFIDタグ管理システムの基本的な構成を示す図である。
同図に示すシステムは、1個のRFIDタグ1001、アンテナ1003、リーダライタ1005及び管理PC(管理用パーソナルコンピュータ)1007から構成されており、リーダライタ1005が1個のRFIDタグ1001の存在を確認するシステムとなっている。
RFIDタグ1001は、固有のユニークID(以下、UIDとも記載する)1001aをメモリに記憶している。このUID1001aは、製造メーカがRFIDタグ1001を集荷する際に割り振るユニークなIDコードである。
このシステムにおいて、管理PC1007がRFIDタグ1001aの存在を確認する方式について説明する。
管理PC1007は、リーダライタ1005に対して最初にUID取得コマンドを送信する。リーダライタ1005は、そのコマンドを受信すると、アンテナ1003を介して、サブキャリアとUID取得コマンドをRFIDタグ1001宛てに電波で送信する。
ここで、サブキャリアとは、RFIDタグ1001に電力を供給するための副搬送波である。
RFIDタグ1001は、アンテナ1003から受け取るサブキャリアにより電力を誘起し、この電力を用いて起動する。そして、アンテナ1003に向けて自己のUID1001aを送信する。リーダライタ1005は、アンテナ1003を介して、RFIDタグのUID1001aを受信すると、それを管理PC1005に送信(返送)する。
このように、管理PC1007は、リーダライタ1005に対してUID取得コマンドを送信することにより、RFIDタグ1001のUID1001aを取得する。
管理PC1007は、上記UID取得コマンドを一定間隔で送出することにより、リーダライタ1005の電波到達範囲内にRFIDタグ1001が存在するか否かをリアルタイムで把握することが可能である。ところで、上記のように、管理PC1007がシステム内のリーダライタに対して順次UID取得コマンドを送出しながら、システム内の全てのRFIDタグのユニークIDを取得する方式は、一般に“ポーリング方式”と呼ばれている。以後の説明では、管理PCがシステム内のリーダライタに対して順次UID取得コマンドを送出する動作を、“ポーリング”と記載する。
図2は、リーダライタが複数のRFIDタグの存在を確認するシステムの構成例を示す図である。
同図に示すシステムも電波方式によるRFIDタグ管理システムであり、複数の(このシステムでは3個)のRFIDタグ2001(2001−1、2001−2、20001−3)、アンテナ2003、リーダライタ2005及び管理PC2007から構成されている。
各RFIDタグ2001−i(i=1〜3)は、それぞれ、固有のUID2001aj(j=1〜3)をメモリ内に保持している。
このように、複数のRFIDタグ2001がシステム内に存在すると、アンテナ2003から送出されるUID取得コマンドに対し、複数のRFIDタグ2001が同時に応答を返すと、電波が混信してしまい、リーダライタ2005は各RFIDタグ2001のUID2001aを取得することができない。
このようなシステムにおいて、リーダライタ2005が各RFIDタグ2001のUID2001aを取得する各種方式が存在する。これらの方式は、アンチコリジョン方式と呼ばれている。
以下に、代表的なアンチコリジョン方式の概略を説明する。
(1)UID取得コマンドに対して、RFIDタグ2001は乱数を生成し、乱数がある値になった場合にのみ、RFIDタグ2001はUID応答を返す。
(2)リーダライタ2005は、RFIDタグ宛てにUID取得コマンドを送出するとき、応答を返すRFIDタグ2001のグループ(UID2001aの値が所定値であるRFIDタグ2001のグループ)を指定する。例えば、UID2001aの最下位桁の値が“1”のRFIDタグ2001のみ応答を返すように指定する。そして、管理PC2007は、このグループ指定の方法を毎回変えながらUID取得コマンドを繰り返し送出することにより、各RFIDタグ2001のUID2001aの値を取得する。
ところで、上記方式のRFIDタグ管理システムの応用事例として、重要書類の管理方式が知られている。
従来のRFIDタグを使用した重要書類管理システムとしては、各書類にRFIDタグを付け、定期的に各書類のRFIDタグにUID取得コマンドの電波を発し、そのコマンドに対するRFIDタグからの応答を基に、書類が持ち出されたか否かを管理するシステムがある。
図3は、上記従来のRFIDタグを使用した重要書類管理システムの構成を示す図である。
同図に示す重要書類管理システム3000は、管理PC3001、リーダライタ3003A(リーダライタA)、リーダライタ3003B(リーダライタB)、RFIDタグリーダライタ用アンテナ切替機3004A(アンテナ切替機A)、RFIDタグリーダライタンテナ切替機3004B(アンテナ切替機B)、重要書類を保管する2つの管理棚3100A、3100Bなどで構成されており、ファイルが持ち出されたことを自動的に検出することが可能である。
管理PC3001は、通常のパーソナルコンピュータが備える構成要素に加え、リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aとリーダライタポーリングテーブル3001Bを備えている。
管理PC3001は、リーダライタ3003A及びリーダライタ3003Bと無線または有線の通信回線3200で接続されている。
リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aは、リーダライタポーリングテーブル3001Bの各行を指す索引である。
リーダライタポーリングテーブル3001Bは、管理棚3100Aと管理棚3100Bの各ファイル棚3110に対応するリーダライタ3004とアンテナ3100の組み合わせを管理しているテーブルである。
管理棚3100Aは、3つのファイル棚3110を備えている。各ファイル棚311031110−i(i=1〜3)は、1または複数のファイル3111と1個のアンテナ3113−j(j=1〜3)を備えている。
管理棚3100Bも、管理棚3100Aと同様な構成をしている。
管理棚3100(3100A、3100B)に保管されたファイル3111にはそのUIDを記憶しているRFIDタグ(不図示)が貼り付けられている。
管理棚3100Aの各ファイル棚3110に保管されたファイル3111のRFIDタグは、アンテナ切替機3004Aと各ファイル棚3110に設置されたアンテナ3113によって読み取られる。また、管理棚3100Bの各ファイル棚3110に保管されたファイル3111のRFIDタグは、アンテナ切替機3004Bと各ファイル棚3110に設置されたアンテナ3113によって読み取られる。
尚、ファイル棚3110内のアンテナ3113の左右に示されたループ状の破線は、アンテナ3113がファイル3111に向けて発信する電波を示している。
図4は、上記管理PC3001が備えるリーダライタポーリングテーブル3001Aのデータ構造を示す図である。
リーダライタポーリングテーブル3001Bは、先頭行を1行目とする連番が付けられた複数の行で構成されている。リーダライタポーリングテーブル3001Bの各行には、リーダライタ3004とアンテナ3113の組み合わせデータが登録されている。例えば、テーブル3001Aの1行目には、リーダライタA(リーダライタ3003A)とアンテナ1A(アンテナ3113−1)の組み合わせデータが登録されている。また、4行目には、{リーダライタB(リーダライタ3003B)とアンテナ1B(不図示)の組み合わせデータが登録されている。また、リーダライタポーリングテーブル3001は、リーダライタ3003とアンテナ3113の組み合わせデータを、N個の管理棚3100−1〜3100−Nまで登録できるように構成されている。すなわち、管理PC3001は、N個の管理棚3110に保管されたファイル3111を管理できるようになっている。
管理PC3001はリーダライタ3003に対してポーリングを行う。リーダライタ3003は、管理PC3001からのポーリング指示を受け取ると、アンテナ切替機3004を介して、順次、アンテナ3113を切り替え、UID読取用の電波を送出してポーリングを行う。そして、リーダライタ3003は、アンテナ3113から受信するポーリング結果を管理PC3001に通知する。
管理PC3001は、リーダライタポーリングテーブル3001Bを参照することにより、ポーリングを指示するリーダライタ3003及びアンテナ3113を切り替える。
管理PC3001は、リーダライタ3003からポーリングの応答を受信すると、次のリーダライタ3003に対してポーリングを指示する。管理PC3001は、この処理を順次行う。ところで、複数のアンテナ3113から同時に電波を出さないように制御するのは、各アンテナ3113から送出される電波が干渉するのを避けるためである。
利用者にファイル3113を借り出す場合は、管理PC3001にて、利用者の本人IDとパスワードを入力し(または、ICカード等を読み取り)、さらに、借り出すファイル3113の名前を入力する。このようにして、利用者によって借り出されたファイル3113が管理PC3001に記録・管理される。
管理PC3001は、ポーリングの結果、本来、管理棚3100に有るべきファイル3113(貸し出し中でないファイル3113)が無い場合には、アラーム通知を行う。
管理PC3001によるポーリング動作の詳細を、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、管理PC3001は、リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aを、リーダライタポーリングテーブルの先頭行にセットする(ステップS1001)。
次に、管理PC3000は、リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aが指すリーダライタポーリングテーブル3001Bの行に設定された組み合わせデータを読み込み、その組み合わせデータで指定されているリーダライタ3003及びアンテナ3113に対してポーリングを行う。このとき、該リーダライタ3003はアンテナ切替機3004を介して上記指定されたアンテナ3113に対してポーリングを行う(ステップS1001)。
続いて、管理PC3001はポーリングを続行するか判断し(ステップS1003)、続行すると判断した場合はステップS1004に進み、続行しないと判断した場合は本フローチャートの処理を終了する。
ステップS1004において、管理PC3001は、リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aがリーダライタポーリングテーブル3001Bの最後の行を指しているか判断する。そして、最後の行を指していれば、ステップS1001に戻り、最後の行を指していなければステップS1005に進む。
ステップS1005において、管理PC3001は、リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aの値を更新する。すなわち、リーダライタポーリングテーブル・インデックス3001Aの値を1だけインクリメントする。
ステップS1005の処理が終了すると、ステップS1002に戻る。
このようにして、管理PC3001はステップS1002〜S1005の処理を繰り返して、ポーリングにより、管理棚3100の各ファイル棚3110に保管されているファイル3111に添付されたRFIDタグに記憶されているUIDを読み出す。この場合、ファイル3111がファイル棚3110に無い場合には、リーダライタ3003はそのファイル3111のUIDは読み出すことができないので、管理PC3001に対してそのファイル3111のUIDを読み出せなかった旨の応答を返す。
管理PC3001は、その応答結果を受け取ると、自己が管理しているファイル3111の在庫データ(ファイル3111が貸し出し中であるか否かを示すデータ)を参照し、本来、管理棚3100に有るべきファイル3113が紛失していないかどうかを判断する。
しかしながら、上記従来の重要書類管理システムの場合、1つのリーダライタに対するポーリング間隔が長くなってしまう。この結果、全てのファイル(重要書類)のUIDを読み出すまでに時間が長くかかってしまい、重要書類が盗難などにより紛失した場合、その検出が遅れ、重要書類が紛失されてからかなり時間が経過してからアラームが通知されるので、実用上、問題があった。
重要書類などの物品を管理するシステムとしては、リーダライタがアンテナ切替機を制御しながら書籍に貼付された非接触記憶媒体に保持されている書籍情報を、順次、読み取る書籍管理システムが知られている(日本特許庁の特開2001−101285号公報参照)。
また、書籍にRFIDタグを貼付し、該書籍が陳列される書架に対して複数のアンテナを設置すると共に、書架近傍における利用者の有無を検出するセンサーを設け、書架近傍に利用者がいるときにのみ、その書架に陳列された書籍のID番号をリーダライタ制御部と上記アンテナから構成されるリーダ制御部で読み取るオフィス内社内図書管理システムが知られている(日本特許庁の特開2001−22834号公報参照)。
特開2001−101285号公報 特開2001−22834号公報
本発明の目的は、リーダライタのポーリング間隔を短縮して、無線タグが貼付された物品(重要書類など)を迅速に検出できる物品管理システムを提供することである。
本発明は、物品に貼付された無線タグと、アンテナを介して該無線タグのユニークIDを無線交信により読み取るリーダライタと、該リーダライタに対して上記無線タグのユニークIDを取得するように指示する管理手段を備えた物品管理システムを前提とする。
本発明の物品管理システムは、UID取得コマンドを送出するリーダライタを決定する決定手段と、該決定手段によって決定されたリーダライタに対してUID取得コマンドを送出する制御手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の物品管理システムによれば、UID取得コマンドを送出するリーダライタを選択するので、リーダライタのポーリング間隔を短縮できる。
本発明の物品管理システムにおいて、前記決定手段は、例えば、同時にUID取得コマンドを送出可能なリーダライタの組み合わせデータが格納されている組み合わせテーブルと、該組み合わせテーブル内の組み合わせデータを参照して、該組み合わせデータに設定されている1または複数のリーダライタを、UID取得コマンドを送出するリーダライタとして決定する第1の選択手段とを備えるような構成(第一形態)にしてもよい。
上記第一形態の物品管理システムによれば、複数のリーダライタに並行してUID取得コマンドを送出できるので、各リーダライタのポーリング間隔を短縮できる。
また、本発明の物品管理システムにおいて、例えば、前記物品は扉付きの棚に格納されており、前記決定手段は、前記棚の扉の開閉を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に基づき、前記扉が開かれ棚に保管された物品の無線タグのユニークIDを取得するリーダライタを、UID取得コマンドを送出するリーダライタとして決定する第二の選択手段とを備えるような構成(第二形態)にしてもよい。
上記第二形態において、前記第二の選択手段は、例えば、前記棚に設けられた扉の開閉を検知するセンサーと、該センサーの検知結果に基づいて前記棚の扉の開閉状態を監視する監視手段とを備えるような構成にしてもよい。前記監視手段は、例えば、前記棚に設けられた扉の開閉を検知するセンサーと、該センサーの検知結果に基づいて前記棚の扉が開かれたことを検出する検出手段とを備えるような構成にしてもよい。この場合、前記センサーは、例えば、前記棚に設置される。このとき、前記監視手段は、前記管理手段内に設けられ、前記センサーと前記監視手段は通信回線で接続されるような構成にしてもよい。
上記第二形態の物品管理システムによれば、必要なときにのみ、リーダライタにUID取得コマンドを送出すればよいので、リーダライタに対する不要なUID取得コマンドの送出が抑制される。また、扉が開けられた棚に保管されている物品のユニークIDをリアルタイムで取得できる。
本発明の物品管理システムにおいて、例えば、前記物品は扉付きの棚に格納されており、
前記決定手段は、前記棚の扉の開閉角度を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づき、指定角度以上に開かれた扉を有する棚に保管された物品の無線タグのユニークIDを取得するリーダライタを、UID取得コマンドを送出するリーダライタとして決定する第3の選択手段とを備えるような構成(第三形態)にしてもよい。
上記第三形態において、例えば、前記第3の選択手段は、前記指示角度を格納する角度設定テーブルを備え、該角度設定テーブルに格納された指定角度と前記検出手段から入力する前記扉の開閉角度とを比較して、前記扉が前記指定角度以上に開いたと判断する判断手段とを備えるような構成にしてもよい。
また、上記第三形態において、例えば、前記検出手段は、前記棚と扉の間に設置されているような構成にしてもよい。このような構成において、例えば、前記検出手段は前記管理手段内に設けられ、前記検出手段と前記指示手段は通信回線で接続されているような構成にしてもよい。
上記第三形態の物品管理システムによれば、指定角度以上に扉が開けられた棚に保管された物品のユニークIDを取得するリーダライタにのみUID取得コマンドを送出するので、リーダライタに対する不要なUID取得コマンドの送出を抑制できる。また、棚から持ち出される物品をリアルタイムで把握できるので、物品管理の安全性・信頼性を向上できる。
リーダライタが1個のRFIDタグのユニークIDを読み取る方式を説明する図である。 リーダライタが複数のRFIDタグのユニークIDを読み取る方式を説明する図である。 従来の重要書類管理システムの全体構成図である。 図3のリーダライタポーリングテーブルの構成を示す図である。 図3の従来の重要書類管理システムにおける管理PCのポーリング処理を説明するフローチャートである。 本発明における実施例1の重要書類管理システムの全体構成図である。 図6のポーリング組み合わせテーブルの構成図である。 図6のアンテナ(リーダライタ・アンテナ)の構成例を示す図である。 (a)はファイルにRFIDタグを貼り付ける例を示す図であり、(b)はRFIDタグの構成例を示すである。 実施例1の重要書類管理システムにおける管理PCのポーリング処理を説明するフローチャートである。 本発明における実施例2の重要書類管理システム(その1)の全体構成図である。 実施例2の重要書類管理システム(その1)における管理PCのポーリング処理を説明するフローチャートである。 本発明における実施例2の重要書類管理システム(その2)の全体構成図である。 実施例2の重要書類管理システム(その2)における管理PCのポーリング処理を説明するフローチャートである。 本発明における実施例3の重要書類管理システムの全体構成図である。 実施例3の重要書類管理システムにおける管理PCのポーリング処理を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
以下に述べる本発明の実施形態の重要書類管理システムにおいては、リーダライタは、ファイル棚に設置されるアンテナ(リーダライタ・アンテナ)またはアンテナ切替機及びアンテナを介して、ファイル(重要書類)に貼付されるRFIDタグとの交信制御や、上位機器である管理PCとRFIDタグ間のプロトコル変換等を行う。上記アンテナは、電波方式または電磁誘導方式等によりRFIDタグと交信を行う。上記アンテナの種類は、ダイポールアンテナや平面アンテナ、さらには、マイクロストリップアンテナ(電波方式の場合)またはループコイルアンテナ(電磁誘導方式の場合)などである。RFIDタグは、パッシブ型またはアクティブ型であり、アンテナ及び復調器、変調器、制御部、増幅器及びメモリ等を内蔵するLSIチップを備えている。
また、本実施形態の説明においては、管理PCがリーダライタにUID取得コマンドを送出する動作を“ポーリング”と記載する。
[実施例1]
実施例1は、同時にポーリングしても電波干渉などの問題が生じないリーダライタの組み合わせを予めテーブルに登録しておき、そのテーブルを参照して、同時にポーリング可能な複数のリーダライタに対して同時並行的にポーリングを行い、システム内の各リーダライタのポーリング周期を短縮するものである。
図6は、本発明の実施例1である重要書類管理システムの全体構成を示す図である。
同図に示す重要書類管理システム10は、管理PC11、3台のリーダライタ13(13A、13B,13C)、3台のアンテナ切替機15(15A、15B、15C)、及び6個のアンテナ(リーダライタ・アンテナ)17(17−1〜17−6)等で構成されている。
尚、図6では管理棚を省略しているが、アンテナ17は、図3のアンテナと同様に管理棚(不図示)のファイル棚(不図示)に設置される。本システムでは、管理棚は3段のファイル棚から構成され、1段目のファイル棚にはアンテナ17−1、17−2が、2段目のファイル棚にはアンテナ17−3,17−4が、3段目のファイル棚にはアンテナ17−5、17−6が各ファイル棚の略中央に設置される。
アンテナ切替機15Aは、アンテナ17−1とアンテナ17−2を切替制御する。
アンテナ切替機15Bは、アンテナ17−3とアンテナ17−4を切替制御する。また、アンテナ切替機15Cは、アンテナ17−5とアンテナ17−6を切替制御する。
リーダライタ13Aは、アンテナ切替機15Aを制御して、1段目のファイル棚に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグのUIDを読み取る。リーダライタ13Bは、アンテナ切替機15Bを制御して、2段目のファイル棚に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグのUIDを読み取る。また、リーダライタ13Cは、アンテナ切替機15Cを制御して、3段目のファイル棚に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグのUIDを読み取る。
管理PC11は、3台のリーダライタ13をポーリング制御して、各リーダライタ13を介して、管理棚の各ファイル棚に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグのUIDを読み出す。
リーダライタによっては、例えば、互いに十分に離れた場所に位置している場合、それらのリーダライタを同時にポーリングしても問題が無い(電波干渉が生じない)。
本実施例では、このようなリーダライタの特性を利用して、管理PC11内にポーリング組み合わせテーブル11aを設け、同時にポーリングをかけてもよいリーダライタ13の組み合わせを、管理PC11がポーリング組み合わせテーブル11aによって管理している。本実施例では、このポーリング組み合わせテーブル13aは、管理PC11内の記憶装置に格納されている。ポーリング組み合わせテーブル13aを、管理PC11に接続される外部記憶装置に格納する構成にしてもよい。
図7は、上記ポーリング組み合わせテーブル13aの内部構成を示す図である。
ポーリング組み合わせテーブル13aは、「リーダライタ名」、「同時にポーリングをかけられるリーダライタ名」及び「ポーリング済みフラグ」の3項目から成るレコードを各行に格納している。
「リーダライタ名」は、本システム内のリーダライタ13の名称が設定される項目である。リーダライタ13A、13B、13Cの名称は、それぞれ、“A”、“B”、“C”となっている。「同時にポーリングをかけられるリーダライタ名」は、「リーダライタ名」の項目に設定されているリーダライタ13と同時にポーリング可能なリーダライタ13の名称が設定される項目である。また、「ポーリング済フラグ」は、「リーダライタ名」項目に設定されたリーダライタ13のポーリングが終了したときに“1”に設定されるフラグである。このフラグのクリア値は“0”である。
図7に示したポーリング組み合わせテーブル13aの1行目には、「リーダライタ名」が“A”であるリーダライタ13Aに関するレコードが格納されており、「同時にポーリングをかけられるリーダライタ名」項目に“C”(リーダライタ13Cの名称)が登録されている。また、3行目には、「リーダライタ名」が“C”であるリーダライタ13Cに関するレコードが格納されており、「同時にポーリングをかけられるリーダライタ名」項目に“A”(リーダライタ13Aの名称)が登録されている。また、ポーリング組み合わせテーブル13aの1〜3行目の全レコードにおいて、その「ポーリング済フラグ」は“0”に設定されている。
図8は、図7のアンテナ(リーダライタ・アンテナ)17の構成例を示す図である。
同図に示すアンテナ17は、アンテナ部173とそれを収納するブック形状またはブックエンド形状のアンテナケース171から構成されている。アンテナ部173は、ループコイルアンテナであり、リーダライタ13に制御されて、RFIDタグと電磁誘導方式により交信を行う。尚、この例では、アンテナ部173はループコイルアンテナとなっているが、ダイポールアンテナなどの電波方式で使用されるアンテナであってもよい。
図9は、RFIDタグ30の構成例を示す図である。
同図(a)は、RFIDタグ30のファイル20への貼付位置を示す斜視図である。同図(a)に示す例では、RFIDタグ30はファイル20表面の左上に貼付されている。
本発明においては、RFIDタグ30のファイル20への貼付位置は、同図(a)に示す位置に限定されるものではなく、アンテナ17と交信可能な位置であればどこであってもかまわない。
同図(b)は、RFIDタグ30の構成例を示す図である。
同図(b)に示す例では、RFIDタグ30は、RFIDチップ31とRFIDタグアンテナ33から構成されている。RFIDチップ31は、制御部(不図示)、送信器(不図示)受信器(不図示)及びメモリ等が集積されたLSIチップである。該メモリは、例えば不揮発性メモリであり、ユニークIDを記憶している。
RFIDタグアンテナ33は、ループコイルアンテナであり、図8に示すリーダライタ・アンテナ17と電磁誘導方式により交信を行う。本例では、RFIDタグアンテナ33はループコイルアンテナとなっているが、RFIDタグアンテナ33の種類は、RFIDタグ30とリーダライタ13との交信方式により決定され、該交信方式が電波方式であれば、RFIDタグアンテナ33は、ダイポールアンテナ、平面アンテナなど電波方式に適したアンテナとなる。この場合、リーダライタ13のアンテナ部173もRFIDタグアンテナ33と同様な形式のアンテナとなる。
図10は、本実施例における管理PC11のポーリング処理を説明するフローチャートである。管理PC11のメモリ等に格納されたプログラムを、管理PC内のCPU(Central Processing Unit)が実行することにより行われる。
管理PC11は、まず、ポーリング組み合わせテーブル13aのインデックス(不図示)をその先頭行に設定する。そして、ポーリング組み合わせテーブル13aの全ての行における「ポーリング済設定フラグ」をクリア(“0”に設定)する(ステップS11)。
次に、管理PC11は、前記インデックスが指すポーリング組み合わせテーブル13aの行のレコードを参照し、「リーダライタ名」項目に設定されたリーダライタ名と、「同時にポーリングをかけるリーダライタ名」項目に設定されたリーダライタ名を取得する(ステップS12)。
続いて、管理PC11は、ステップS12で得たリーダライタ名を有するリーダライタ13に対してポーリングをかけ、ポーリング組み合わせテーブル13a内のそのポーリングをかけたリーダライタ13の「ポーリン済フラグ」を“1”に設定する(ステップS13)。
そして、管理PC11は、ポーリング処理を続行するか判断し(ステップS14)、ポーリング処理を続ける場合にはステップS15に進み、ポーリング処理を中止する場合には本フローチャートの処理を終了する。
ステップS15において、ポーリング組み合わせテーブル13aの最終行のレコードまでの読み出しが終了したか判断し、ポーリング組み合わせテーブル13aにおける全行のレコードの読み出しが終了していなければステップS16に進み、該全レコードの読み出しが終了していれば、ステップS11に戻る。
ステップS16において、管理PC11は、ポーリング組み合わせテーブル13aのインデックスを次の行に設定する。そして、そのインデックスが指すポーリング組み合わせテーブル13aの行の「ポーリング済フラグ」を参照し、それが“1”に設定されているか(既に、ポーリング済であるか)判断する(ステップS17)。
そして、管理PC11は、前記「ポーリング済フラグ」が“1”に設定されていれば(ステップS17、Yes)ステップS15に戻り、“0”であれば(ステップS17、No)ステップS12に戻る。
以上のようにして、ステップS12〜S17の処理を繰り返すことにより、システム10内の全リーダライタ13をポーリングする。そして、該全リーダライタ13のポーリングが終了すると、次のポーリングを再開する。
このように、本実施例においては、ステップS17で、各リーダライタ13の「ポーリング済フラグ」を参照し、その値が“1”、すなわち、当該リーダライタ13のポーリングが既に終了していれば、直ちに、次のリーダライタ13のポーリング処理に進む。
図7に示すポーリング組み合わせテーブル13aの場合には、リーダライタ名が“A”のリーダライタ13Aをポーリングする際に、同時に、リーダライタ名が“C”のリーダライタ13Cをポーリングし、それらのリーダライタ13の「ポーリング済フラグ」を“1”に設定する(ステップS13)。
この結果、管理PC11がポーリング組み合わせテーブル13aの3行目のリーダライタ13Cに関するレコードを読み出したとき、その「ポーリング済フラグ」は“1”に設定されている。このため、管理PC11は、リーダライタ13Cのポーリングを行わないで、直ちに、ステップS12に戻り、次のポーリング処理に移る。
このため、管理PC11による1回のポーリング周期(システム10内の全リーダライタ13に対して、順に1回のポーリングをかける処理)において、ポーリングをかける回数は2回となる。したがって、各リーダライタ13のポーリング間隔は短縮される。
[実施例2]
実施例2は、扉が付いたファイル棚に、電子ロック機能を有する該扉用の鍵を設置し、該鍵の開閉(電子ロック状態)を検出することによって、該ファイル棚の扉(ファイル棚)の開閉を検出する。そして、ファイル扉が開けられたときにのみ、リーダライタに対しポーリングを行い、リーダライタに対する不要なポーリングを抑止する。
[管理棚のファイル棚が1つの場合]
図11は、管理棚のファイル棚が1つである重要書類管理システムの全体構成図である。
同図に示す重要書類管理システム40は、管理PC41、リーダライタ43、管理棚(以後、ファイル棚と記載)45から構成されている。
管理PC41は、CPU(不図示)やメモリ(不図示)以外に、リーダライタ制御部41aと鍵ロック状態検出部(鍵ロック状態監視部)41bを備えている。
リーダライタ制御部41aは、CPUからの指示を受けて、リーダライタ43のポーリング制御を行う。
鍵ロック状態検出部43bは、ファイル棚45に設置された鍵49と有線または無線の通信回線で接続されている。そして、鍵49からその検出状態信号(ファイル棚45の開閉状態の検出信号)を読み出す。そして、その検出状態信号を基に、ファイル棚45の扉46が開いているか否かを示す信号(扉開閉信号)をCPUに出力する。CPUは、その扉開閉信号を基に、ファイル棚45の扉46が開いているか否かを判断し、扉46が開いていれば、リーダライタ制御部41aに対してポーリングを行う。
リーダライタ43は、リーダライタ制御部41aからのポーリング指示を受けて、ファイル棚45に設置されたアンテナ47に対してUID取得コマンドを送信する。
ファイル棚45は、扉46、アンテナ47、鍵49及びファイル(不図示)等を備えている。
扉46は、ファイル棚45を開け閉めするための扉であり、閉じられているときは鍵49に接触するように設けられている。尚、図11中の鍵49と扉46の間に描かれた矢印は、扉46を開ける方向を示している。
アンテナ47は、例えば、ダイポールアンテナである。アンテナ47は、リーダライタ制御部41aからの制御を受けて、サブキャリアとUID取得コマンドをファイル棚内のファイルに貼り付けられたRFIDタグ(不図示)に向けて送信する。そして、該RFIDタグから取得したUIDをリーダライタ制御部41aに返信する。
鍵49は、ファイル棚45の扉46を電子ロックする機能を備え、扉46の開閉を検知する。そして、扉46の開閉状態を鍵ロック状態検出部41bに通知する。この通知は、例えば、鍵49から鍵ロック状態検出部41bへの割り込み、または、鍵ロック状態検出部41bから鍵49への読み出し要求に応じて行われる。
図12は、本実施例における管理PC41のポーリング処理を説明するフローチャートである。この処理は、管理PC41のメモリ等に格納されたプログラムを、管理PC内のCPUが実行することにより行われる。
まず、管理PC41は、ポーリング処理を続けるか判断する(ステップS21)。そして、ポーリング処理を続ける場合にはステップS22に進み、ポーリング処理を続けない場合には本フローチャートの処理を終了する。
ステップS22において、管理PC41は、鍵ロック状態検出部41bの検出結果を基にファイル棚45の鍵49が開いているか判断し、鍵49が開いていればステップS23に進み、鍵49が開いていなければステップS21に戻る。
ステップS23において、管理PC41は、ファイル棚45に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグのUIDを読み出すために、リーダライタ制御部41aによりリーダライタ43に対してポーリングを行う(ステップS23)。そして、ステップS21に戻る。
このように、管理PC45は、ファイル棚45の扉46が開いているときにのみ、リーダライタ43に対してポーリングをかける。このため、ファイル棚45の扉46が開いているときにのみ、リーダライタ43にポーリングを行う。したがって、リーダライタ43に対する無駄なポーリングが抑制される。
[管理棚のファイル棚が2つの場合]
図13は、管理棚のファイル棚が2つである重要書類管理システムの全体構成図である。
同図に示す重要書類管理システム100は、管理PC101、リーダライタ103、アンテナ切替機105及び管理棚110を備えている。
管理PC101は、前記重要書類管理システム40の管理PC41と略同様な構成であり、リーダライタ制御部101aと鍵ロック状態検出部101bを備えている。
リーダライタ制御部101aは、管理PC41のリーダライタ制御部41aと同様な機能を備え、リーダライタ103に対してポーリングを行う。
鍵ロック状態検出部43bは、管理棚110の第一のファイル棚111(111−1)と第二のファイル棚111(111−2)にそれぞれ設置された第一の鍵115(115−1)及び第二の鍵115(1115−2)と有線または無線の通信回線で接続されている。そして、第一及び第二の鍵115(115−1、115−2)から、それそれ、第一の検出状態信号(第一のファイル棚111−1の扉112(112−1)の開閉状態を示す第一の検出信号)と第二の検出状態信号(第一のファイル棚111−2の扉112(112−2)の開閉状態を示す第二の検出信号)を読み出す。そして、それらの検出状態信号を基に、第一のファイル棚111−1の扉112−1が開いているか否かを示す第一の扉開閉信号と第二のファイル棚111−2の扉112−2が開いているか否かを示す第二の扉開閉信号をCPUに出力する。CPUは、それらの扉開閉信号を基に、第一及び第二のファイル棚111−1、111−2の扉112−1、112−2が開いているか否かを判断し、第一の扉111−1または第二の扉112−2が開いていれば、扉112が開いているファイル棚111に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグ(不図示)のUIDを読み取るために、リーダライタ制御部41aに対してポーリングを行う。
リーダライタ103は、リーダライタ制御部41aからポーリング指示を受け取ると、アンテナ切替機105を介して扉112が開いているファイル棚112に設置されたアンテナ113に対してUID取得コマンドを送信する。
アンテナ切替機105は、リーダライタ103からの指示を受けて、指示されたアンテナ113に対してサブキャリア及びUID取得コマンドを送信する。
管理棚110は、2つのファイル棚111(第一のファイル棚111−1と第二のファイル棚111−2)を備えている。
第一及び第二のファイル棚111(111−1、111−2)は、同様な構成であり、アンテナ113(113−1、113−2)45と扉112(112−1、112−2)及び鍵115(115−1、115−2)を備えている。
第一及び第二のファイル棚111−1、112−2内にはファイル(重要書類)が保管されており、それらのファイルにはRFIDタグが貼付されている。また、アンテナ113(113−1、113−2)は、例えば、ファイル棚111(111−1、111−2)内の略中央に設置されている。
第一及び第二の扉112(112−1、112−2)は、それぞれ、第一及び第二のファイル棚111(111−1、111−2)を開け閉めするための扉であり、閉じられているときは第一及び第二の鍵115(115−1,115−2)に接触するように設けられている。尚、図13中の第一の鍵115−1と第一の扉112−1の間及び第二の鍵115−1と第二の扉112−1の間に描かれた矢印は、第一及び第二の扉112−1、112−2を開ける方向を示している。
第一及び第二のアンテナ113−1、113−2は、例えば、ダイポールアンテナである。第一及び第二のアンテナ113−1、113−2は、リーダライタ103及びアンテナ切替機105を介してリーダライタ制御部41aからの制御を受けて、サブキャリアとUID取得コマンドを第一及び第二のファイル棚111−1、111−2内のファイルに貼り付けられたRFIDタグ(不図示)に向けて送信する。そして、該RFIDタグから取得したUIDを、アンテナ切替機105及びリーダライタ103を介してリーダライタ制御部101aに返信する。
第一及び第二の鍵115−1、115−2は、それぞれ、第一及び第二のファイル棚111−1、111−2の扉112−、112−2を電子ロックする機能を備える。そして、第一の鍵115−1は第一のファイル棚111−1に設けられた扉112−1の開閉を検知し、第二の鍵115−2は第二のファイル棚111に設けられた扉112−1の開閉を検知する。第一及び第二の鍵115−1、115−2は、それぞれ、第一及び第二の扉112−1、112−2の開閉状態を鍵ロック状態検出部101bに通知する。この通知は、例えば、鍵112から鍵ロック状態検出部101bへの割り込み、または、鍵ロック状態検出部41bから鍵112への読み出し要求に応じて行われる。
図14は、本実施例の管理PC101のポーリング処理を説明するフローチャートである。このフローチャートの処理は、管理PC101のCPUがメモリに格納されたプログラムを実行することによって行われる。
まず、管理PC101は、ポーリング処理を続けるか判断する(ステップS31)。そして、ポーリング処理を続ける場合はステップS32に進み、ポーリング処理を中止する場合は本フローチャートの処理を終了する。
ステップS32において、管理PC101は、第一の鍵115−1(鍵1)が開いているか判断する。この判断は、鍵ロック状態検出部41bの検出結果に基づいて行う。管理PC101は、第一の鍵115−1が開いている、すなわち、第一のファイル棚111−1の扉112−1が開いていると判断すると(ステップS32、Yes)、ステップS33に進み、第一の鍵115−2が閉まっている、すなわち、第一のファイル棚111−1の扉112−1が閉じていると判断すると、ステップS31に戻る。
ステップS33において、管理PC101は、リーダライタ103に対し、第一のアンテナ113−1で第一のファイル棚111−1に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグを読み取るためのポーリングを行う。
続いて、管理PC101は、第二の鍵115−2(鍵2)が開いているか判断する(ステップS34)。この判断は、鍵ロック状態検出部41bの検出結果に基づいて行う。管理PC101は、第二の鍵115−2が開いている、すなわち、第二のファイル棚111−2の扉112−2が開いていると判断すると(ステップS34、Yes)、ステップS35に進み、第二の鍵115−2が閉まっている、すなわち、第二のファイル棚111−2の扉112−2が閉じていると判断すると、ステップS31に戻る。
ステップS35において、管理PC101は、リーダライタ103に対し、第二のアンテナ113−2で第一のファイル棚111−2に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグを読み取るためのポーリングを行う。そして、管理PC101は、ステップS35の処理が終了すると、ステップS31に戻る。
このように、管理PC101は、第一のファイル棚111−1の扉112−1または第二のファイル棚111−2の扉112−2が開いているときにのみ、リーダライタ制御部41aを介してリーダライタ103に対してポーリングを行う。したがって、リーダライタ103に対する無駄なポーリングが抑制される。
上記実施例は、ファイル棚を1つまたは2つ備える管理棚の重要書類管理システムの例
であるが、本発明はこれらの実施例に限定されることなく、3つ以上のファイル棚を有する管理棚の重要書類管理システムにも適用可能である。
[実施例3]
実施例3は、ファイル棚の扉(ファイル扉)の開閉部に、該扉の開いた角度を検出するセンサーを設け、そのセンサーの検出角度を基に、ファイル扉が予め指定された角度以上に開けられた場合にのみ、リーダライタに対してポーリングを行う。該角度は、例えば、利用者がファイル棚からファイルを取り出し可能な角度に設定する。
図15は、実施例3の重要書類管理システムの全体構成図である。
同図に示す重要書類管理システム200は、管理PC201、リーダライタ203及び管理棚210を備えている。尚、本実施例では、管理棚210は1つのファイル棚で構成されるため、以後の説明では管理棚210をファイル棚210と表現する。
管理PC201は、CPU及びメモリ以外に、リーダライタ制御部201aと扉開閉角度検出部201bを備えている。
リーダライタ制御部201aは、CPUからの指示を受けて、リーダライタ203のポーリング制御を行う。
リーダライタ制御部201aは、管理PC41のリーダライタ制御部41aと同様な機能を備え、リーダライタ103に対してポーリングを行う。
扉開閉角度検出部201bは、ファイル棚210の上部に設置された開閉角度検出センサー216と有線または無線の通信回線で接続されており、開閉角度検出センサー216からファイル棚210の扉212の開閉角度を示す信号(開閉角度信号)を受信する。鍵ロック状態検出部41bは、扉開閉角度設定テーブル230を備えている。開閉角度設定テーブル230は、予め指定された角度を格納している。
扉開閉角度検出部201bは、開閉角度検出センサー216から受信する扉212の開閉角度と開閉角度設定テーブル230に設定されている角度とを比較し、扉212の開閉角度が上記指定角度以上となっているか否かを検出する。CPUは、開閉角度検出センサー216から上記検出結果を入力し、その検出結果を基にリーダライタ203に対するポーリングを制御する。
リーダライタ203は、管理PC201のリーダライタ制御部201aからUID取得コマンドを受け取ると、ファイル棚210に保管されたファイル(不図示)に貼付されたRFIDタグ(不図示)のUIDを読み取る。
ファイル棚210は、扉212、アンテナ213及び開閉角度検出センサー216を備えている。
扉212は、図15中の矢印方向に開く扉であり、通常は閉じている。
アンテナ213は、ファイル棚210の略中央に設置されており、リーダライタ203からサブキャリアとUID取得コマンドを受信すると、ファイル棚210内に保管されているファイルに貼付されたRFIDタグのUIDを読み取り、それをリーダライタ203に返信する。
開閉角度検出センサー216は、ファイル棚210の上方に設置されており、扉212の開閉角度を検出する。そして、その検出した開閉角度を、管理PC201の扉開閉角度検出部201bに出力する。
図16は、本実施例の管理PC201のポーリング処理を説明するフローチャートである。
まず、管理PC201は、ポーリング処理を続けるか判断する(ステップS41)。そして、ポーリング処理を続ける場合はステップS42に進み、ポーリング処理を中止する場合は本フローチャートの処理を終了する。
ステップS42において、管理PC201は、扉開閉角度検出部201bの検出結果を基に、開閉角度検出センサー216が扉開閉角度設定テーブル230に設定されている角度以上の角度を検出したか判断する。
管理PC201は、開閉角度検出センサー216が扉開閉角度設定テーブル230に設定されている指定角度以上となっていることを検出した場合には(ステップS42、Yes)ステップS43に進み、開閉角度検出センサー216がそれを検出していない場合にはステップS41に戻る。
ステップS43において、管理PC201は、リーダライタ制御部41aを介してリーダライタ203にUID取得コマンドを出力しポーリングを行う。そして、ステップS43の処理が終了すると、ステップS41に戻る。
このように、管理PC201は、ファイル棚210の扉212が指定した角度以上に開いているときにのみ、リーダライタ203にUID取得コマンドを送出する。したがって、リーダライタ203に対するポーリングは必要なときのみ行われる。
実施例3では、1つのファイル棚を有する管理棚を備えた重要書類管理システムを対象としているが、本発明はこの実施例に限定されることなく、複数のファイル棚を有する管理棚を備えた重要書類管理システムにも適用可能である。すなわち、管理棚が複数のファイル棚を有する場合には、各ファイル棚の扉の開閉角度を検出するセンサーを、各ファイル棚に設置するようにすればよい。
本発明は、上述した実施例1〜3に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で、各種変形例が可能である。例えば、上記実施例1〜3では、管理対象をファイル(書類)としているが、ファイルに限定されることなく、書籍や商品などRFIDタグ等の無線タグを貼付可能な他の物品を管理するシステムにも適用可能である。また、上記実施例1〜3では、管理用コンピュータはいずれもパーソナルコンピュータとなっているが、サーバや汎用コンピュータなどのより高機能のコンピュータを管理用のコンピュータとして使用してもよい。
本発明によれば、電波干渉などの問題が発生しない複数のリーダライタに対して並行してUID取得コマンドを送出するので、リーダライタのポーリング間隔を短縮できる。また、扉が開かれた棚に保管されている物品のユニークIDを読み取るリーダライタにのみUID取得コマンドを送出するので、リーダライタに対する不要なUID取得コマンドの送出を抑制できる。また、さらに、扉が指定角度以上に開いた棚に保管されている物品のユニークIDを読み取るリーダライタに対してのみUID取得コマンドを送出するので、リーダライタに対する不要なUID取得コマンドの送出を抑制できると共に、棚から持ちされる物品をリアルタイムで把握・管理できる。
本発明は、入荷/入庫業務、在庫管理業務及び出荷/出庫業務などの無線タグが貼付された物品を管理するシステム一般に適用可能である。

Claims (10)

  1. 物品に貼付された無線タグと、アンテナを介して該無線タグのユニークIDを無線交信により読み取るリーダライタと、該リーダライタに対して上記無線タグのユニークIDを取得するように指示する管理手段を備えた物品管理システムであって、
    UID取得コマンドを送出するリーダライタを決定する決定手段と、
    該決定手段によって決定されたリーダライタに対してUID取得コマンドを送出する制御手段とを備えていることを特徴とする。
  2. 請求項1記載の物品管理システムであって、
    前記決定手段は、
    同時にUID取得コマンドを送出可能なリーダライタの組み合わせデータが格納されている組み合わせテーブルと、
    該組み合わせテーブル内の組み合わせデータを参照して、該組み合わせデータに設定されている1または複数のリーダライタを、UID取得コマンドを送出するリーダライタとして決定する第1の選択手段と、
    を備えることを特徴とする。
  3. 請求項1記載の物品管理システムであって、
    前記物品は扉付きの棚に格納されており、
    前記決定手段は、
    前記棚の扉の開閉状態を監視する監視手段と、
    該検知手段の検知結果に基づき、前記扉が開かれ棚に保管された物品の無線タグのユニークIDを取得するリーダライタを、UID取得コマンドを送出するリーダライタとして決定する第二の選択手段と、
    を備えることを特徴とする。
  4. 請求項3記載の物品管理システムであって、
    前記監視手段は、
    前記棚に設けられた扉の開閉を検知するセンサーと、
    該センサーの検知結果に基づいて前記棚の扉が開かれたことを検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする。
  5. 請求項4記載の物品管理システムであって、
    前記センサーは、前記棚に設置されていることを特徴とする。
  6. 請求項5記載の物品管理システムであって、
    前記検出手段は、前記管理手段内に設けられ、前記センサーと前記検出手段は通信回線で接続されていることを特徴とする。
  7. 請求項1記載の物品管理システムであって、
    前記物品は扉付きの棚に格納されており、
    前記決定手段は、
    前記棚の扉の開閉角度を検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に基づき、指定角度以上に開かれた扉を有する棚に保管された物品の無線タグのユニークIDを取得するリーダライタを、UID取得コマンドを送出するリーダライタとして決定する第3の選択手段と、
    を備えることを特徴とする。
  8. 請求項7記載の物品管理システムであって、
    前記第3の選択手段は、
    前記指示角度を格納する角度設定テーブルと、
    該角度設定テーブルに格納された指定角度と前記検出手段から入力する前記扉の開閉角度とを比較して、前記扉が前記指定角度以上に開いたと判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする。
  9. 請求項7記載の物品管理システムであって、
    前記検出手段は、前記棚と扉の間に設置されていることを特徴とする。
  10. 請求項9記載の物品管理システムであって、
    前記検出手段は前記管理手段内に設けられ、前記検出手段と前記第3の選択手段は通信回線で接続されていることを特徴とする。
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