JPWO2006109713A1 - キャップ付日用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャップを本体に対して回転しつつ移動することにより、キャップの移動時に独特の美観乃至雰囲気を呈すると共に、キャップを本体に対して円滑に移動案内することができるキャップ付筆記具等のキャップ付日用具の提供。【解決手段】 キャップ付日用具としてのキャップ付筆記具は、本体10の案内部12の外周面に、軸方向に対して約45度の傾斜角度で基端側から先端側へとらせん状に延びる案内溝15を形成すると共に、案内溝15を案内部12の周方向に約360度の角度範囲で形成している。キャップ20は、本体10の案内溝15に挿着自在な第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22を、本体10の案内溝15に対応するよう案内溝15の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置すると共に、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22を案内溝15の全長の約1/2の間隔で離間配置している。【選択図】 図1

Description

本発明は、芯やペン先をキャップにより保護する鉛筆、ボールペン、万年筆等のキャップ付筆記具、化粧筆等のキャップ付化粧用具及びキャップ付印鑑を含むキャップ付日用具に関し、特に、キャップ部分を改良したキャップ付日用具に関する。
従来、キャップ付筆記具は、芯やペン先を有する本体と、本体に着脱自在に装着されるキャップとからなり、保管時(非使用時)には本体にキャップを被せて芯やペン先を覆って保護し、使用時(筆記時)にはキャップを本体から取外して芯やペン先を露出する。しかし、従来のキャップ付筆記具は、使用時にキャップを本体から取外す必要があり、取外したキャップが紛失する可能性がある。また、キャップを紛失した場合、芯やペン先が常に露出することになり、芯やペン先が損傷する可能性が大きい。そこで、かかる不具合を未然に防止する筆記具として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。
特開2000−198294号公報
特許文献1には、ペンシル先端に筒状のスライド式キャップを設け、キャップ内部の突起物がペンシル本体の切り溝を経路として移動することにより、同じ様にキャップがスライドしていくようにしたキャップ付ペンシルが開示されている。特許文献1によれば、このキャップ付ペンシルは、迅速にキャップの開閉ができて、キャップの紛失防止及びペンシル先端の保護が可能であるとされている。
しかし、特許文献1に記載の技術は、ペンシル本体の外周面の周方向に180度対向した位置に、それぞれ、両端を若干反対方向に傾斜させた直線状の切り溝を形成する一方、スライド式キャップのが内周面の周方向に180度対向した位置(軸方向同一位置)に、それぞれ、突起物を形成している。よって、スライド式キャップを移動する場合、移動開始時及び移動終了には、前記突起物を前記切り溝の両端に位置させるため、スライド式キャップを反時計回り方向または時計回り方向に若干回転するものの、基本的に、スライド式キャップの移動はペンシル本体に対して直線的に行われる。したがって、スライド式キャップの移動自体は、従来のキャップ付筆記具のキャップの移動と同様の雰囲気で行われる。また、スライド式キャップの一つの突起物がペンシル本体の一つの切り溝を直線的に移動して、スライド式キャップを移動案内する構成のため、突起物の太さ乃至直径と切り溝の幅とを精度高く略同一寸法としないと、幅スライド式キャップが移動時にぐらつく可能性がある。更に、ペンシル本体の外周面に上記構成の切り溝を対向して一対形成するため、その加工が煩雑となる可能性がある。
一方、キャップ付筆記具以外にも、チークブラシやリップブラシ等の化粧用具としての化粧筆は、非使用時にその塗布部となる筆(ブラシ)部分を保護することが好ましい。同様に、スタンプや浸透印等の文房具としての印鑑(印章)は、非使用時にその印写部となる印面を保護することが好ましい。
そこで、本発明は、キャップを本体に対して回転しつつ移動することにより、キャップの移動時に独特の美観乃至雰囲気を呈すると共に、キャップを本体に対して円滑に移動案内することができるキャップ付筆記具、キャップ付化粧用具、キャップ付印鑑等のキャップ付日用具の提供を課題とする。
請求項1に係るキャップ付日用具は、先端側の所定長部分を略円筒状または略円柱状の案内部とすると共に、前記案内部の先端に設けた被保護部を有し、前記案内部の外周面に、軸方向に対して所定の傾斜角度で基端側から先端側へとらせん状に延びる案内溝を形成すると共に、前記案内溝を前記案内部の周方向に所定の角度範囲で形成した本体と、前記本体の案内溝に挿着自在な第1の係合凸部及び第2の係合凸部を、前記本体の案内溝に対応するよう前記案内溝の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置すると共に、前記第1の係合凸部及び第2の係合凸部を前記案内溝の全長の約1/2の間隔で離間配置したキャップとを備える。前記キャップは、前記第1及び第2の係合凸部を前記本体の案内溝にそれぞれ挿着した状態で前記本体の案内部に装着され、前記本体の案内部に対して正逆方向に回転することにより、前記第1及び第2の係合凸部が前記本体の案内溝に沿って移動案内されることで前記本体の案内部に沿って軸心方向に前進及び後退自在であり、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記被保護部をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記被保護部を外部に露出する露出位置となる。
請求項2に係るキャップ付筆記具としてのキャップ付日用具は、先端側の所定長部分を略円筒状の案内部とすると共に、前記案内部の先端から露出する筆記部を有し、前記案内部の外周面に、軸方向に対して所定の傾斜角度で基端側から先端側へとらせん状に延びる案内溝を形成すると共に、前記案内溝を前記案内部の周方向に所定の角度範囲で形成した本体と、前記本体の案内溝に挿着自在な第1の係合凸部及び第2の係合凸部を、前記本体の案内溝に対応するよう前記案内溝の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置すると共に、前記第1の係合凸部及び第2の係合凸部を前記案内溝の全長の約1/2の間隔で離間配置したキャップとを備える。前記キャップは、前記第1及び第2の係合凸部を前記本体の案内溝にそれぞれ挿着した状態で前記本体の案内部に装着され、前記本体の案内部に対して正逆方向に回転することにより、前記第1及び第2の係合凸部が前記本体の案内溝に沿って移動案内されることで前記本体の案内部に沿って軸心方向に前進及び後退自在であり、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記筆記部をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記筆記部を外部に露出する露出位置となる。
請求項3に係るキャップ付日用具は、請求項1記載の構成をキャップ付印鑑に具体化したものであり、前記被保護部は、前記案内部の先端に設けた印面である。また、前記キャップは、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記印面をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記印面を外部に露出して押印の用に供する露出位置となる。
請求項4に係るキャップ付日用具は、請求項1記載の構成をキャップ付化粧用具に具体化したものであり、前記被保護部は、前記案内部の先端から突出するよう前記案内部に設けた化粧用塗布部(ブラシ、筆、アイカラーチップ、化粧用ペンシル等)である。また、前記キャップは、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記化粧用塗布部をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記化粧用塗布部を外部に露出して塗布の用に供する露出位置となる。
請求項5に係るキャップ付日用具は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、前記キャップが、軸心に対して前記本体の案内溝の傾斜角度と同一の傾斜角度で傾斜する楕円状の摺接端面を基端に有し、前記本体は、前記キャップの摺接端面と同一の傾斜角度で傾斜し、前記摺接端面と整合する楕円状の摺接段差面を前記案内部の基端に有し、前記キャップを前記露出位置としたときに前記キャップの摺接端面が前記本体の摺接段差面に整合して当接し、前記キャップを回転して前記露出位置から前記被覆位置へと前進するとき、及び、前記キャップを逆方向に回転して前記被覆位置から前記露出位置へと後退するときに、前記キャップの摺接端面の一部が前記本体の摺接段差面に常に摺接するようにし、前記本体の案内溝における前記キャップの第1及び第2の係合凸部の移動案内と、前記本体の摺接段差面に対する前記キャップの摺接端面の摺接案内との協働により、前記本体に対して前記キャップを移動案内するようにした。
請求項6に係るキャップ付日用具は、請求項1乃至5のいずれかの構成において、前記本体の案内溝が、前記本体の案内部に対する前記キャップの回転に伴い第1の係合凸部が描く第1の軌跡と、前記本体の案内部に対する前記キャップの回転に伴い第2の係合凸部が描く第2の軌跡とを連結した螺旋形状を有する。
請求項7に係るキャップ付日用具は、請求項1乃至6のいずれかの構成において、前記本体の案内溝を前記案内部の外周面に互いに平行となるよう2本形成し、前記キャップの第1及び第2の係合凸部を前記本体の両案内溝に対応してそれぞれ設けた。
請求項8に係るキャップ付日用具は、請求項1乃至7のいずれかの構成において、前記キャップが、更に、前記第1の係合凸部と前記第2の係合凸部との間に、前記本体の案内溝に対応するよう一定間隔で一体的に配置された第3の係合凸部及び第4の係合凸部を有する。
請求項9に係るキャップ付日用具は、請求項1,2,3,4,5,7及び8のいずれかの構成において、前記本体の案内溝が、前記案内部に対する前記キャップの回転に伴い前記各係合凸部が通過可能なよう、前記キャップの回転に伴い前記各係合凸部が描く全ての軌跡を包含する幅を有する。
本発明に係るキャップ付日用具は、キャップ付筆記具、キャップ付化粧用具、キャップ付印鑑等に具体化され、キャップを本体に対して回転しつつ移動することにより、キャップの移動時に独特の美観乃至雰囲気を呈すると共に、キャップを本体に対して円滑に移動案内することができる。更に、案内溝を設ける場合も、その加工が簡単になる。

図1は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具の内部構造を透視して、本体の案内溝とキャップの係合凸部との関係及び本体の摺接端面とキャップの摺接端面との関係をそれぞれ示す平面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(b)はキャップを被覆位置とした状態をそれぞれ示す。 図2は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具の内部構造を透視して、本体の案内溝とキャップの係合凸部との関係及び本体の摺接端面とキャップの摺接端面との関係をそれぞれ示す右側面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(b)はキャップを被覆位置とした状態をそれぞれ示す。 図3は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具の内部構造を透視して、本体の案内溝とキャップの係合凸部との関係及び本体の摺接端面とキャップの摺接端面との関係をそれぞれ示す斜視図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(b)はキャップを被覆位置とした状態をそれぞれ示す。 図4は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す平面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図5は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す右側面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図6は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す斜視図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図7は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具の本体とキャップの係合凸部との関係を3次元座標で示す模式図であり、(a)は本体の摺接端面をxz平面に表し、(b)はキャップの係合凸部をxy平面に表す。 図8は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具の本体の摺接端面とキャップの摺接端面との関係を3次元座標で示す模式図であり、(a)はキャップを被覆位置とした状態をxz平面に表し、(b)はキャップを露出位置とした状態をxz平面に表す。 図9は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具のキャップの係合凸部の軌跡を3次元座標のxz平面に示す模式図である。 図10は本発明の実施の形態1に係るキャップ付筆記具のキャップの係合凸部の軌跡を示す模式図であり、(a)は軌跡部分を斜視的に見た図、(b)は軌跡部分を上方から見た図、(c)は軌跡部分を下方から見た図である。 図11は本発明の実施の形態2に係るキャップ付筆記具の本体の案内溝を示す模式図であり、(a)は案内溝部分を右側方から見た図、(c)は案内溝部分を上方から見た図である。 図12は本発明の実施の形態3に係るキャップ付印鑑のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す平面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図13は本発明の実施の形態3に係るキャップ付印鑑のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す斜視図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図14は本発明の実施の形態4に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す平面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図15は本発明の実施の形態4に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す斜視図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図16は本発明の実施の形態5に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す平面図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。 図17は本発明の実施の形態5に係るキャップ付筆記具のキャップを露出位置から被覆位置まで移動する場合の本体とキャップとの関係を示す斜視図であり、(a)はキャップを露出位置とした状態を、(d)はキャップを被覆位置とした状態を、(b)及び(c)は露出位置から被覆位置に至るまでの途中の状態をそれぞれ示す。
符号の説明
10,210,310,410:本体、11,211,311,411:支持部
11a:摺接段差面、12,212,312,412:案内部
13:筆記部(被保護部)、213:印面(被保護部)
313,413:ブラシ部(被保護部)
15,215,315,415:案内溝、20,220,320,420:キャップ
20a:摺接端面、21,22:係合凸部

以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)を説明する。
実施の形態1
まず、実施の形態1に係るキャップ付筆記具の構成を、図1〜図3を参照して説明する。図1〜図3に示すように、実施の形態1のキャップ付筆記具は、本体10及びキャップ20を備える。本体10は、基端側を若干小径とした略円筒状をなす支持部11の先端に、先端側を若干小径とした略円筒状の案内部12を一体形成した略円筒状をなしている。また、本体10は、案内部12の先端から露出する芯またはペン先等の筆記部13を有する。筆記部としては、ボールペンのペン先、万年筆のペン先の他、鉛筆の芯等を例示することができる。即ち、実施の形態1のキャップ付筆記具は、通常のボールペンや万年筆の他、ゴルフ場のスコアの筆記に使用される簡易鉛筆(プラスチック製の本体の先端に鉛筆の芯を固着したもの)等にも具体化することができる。更に、前記案内部12は、本体10の前記支持部11より先端側の所定長部分を構成し、その基端側の略半部(後半部)の外周面(表面)に案内溝15を形成している。案内溝15は、案内部12の軸方向に対して約45度の傾斜角度で基端側から先端側へと延びる螺旋曲線からなる。また、案内溝15は、案内部12の周方向に約360度の角度範囲で形成されている。更に、案内溝15は、案内部12の下側中央(周方向における下側中央)から上側中央(周方向における上側中央)を経て下側中央(周方向における下側中央)へと、筆記部13から見て時計回り方向に螺旋状に延びている。かかる案内溝15の螺旋曲線は、正弦曲線、サイクロイド曲線、またはそれらに近似した曲線等として表すことができる。なお、案内部12の案内溝15に対応する長さ部分は、ほぼ円筒状となっている。
一方、キャップ20は、本体10の案内溝15に挿着自在な第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22を、本体10の案内溝15に対応するよう案内溝15の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置している。第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22は、例えば、キャップ20の内周面から半径方向に突出する小円柱状をなす。また、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22は、案内溝15の全長の約1/2の間隔で離間配置されている。これにより、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22は、案内溝15の角度範囲に対応して、案内部12の周方向に180度の角度間隔で配置されている。キャップ20は、第1及び第2の係合凸部21,22を本体10の案内溝15にそれぞれ挿着した状態で本体10の案内部12に装着される。そして、本体10の案内部12に対してキャップ20を正逆方向(筆記部13から見て時計回り方向及び反時計回り方向)に回転することにより、第1及び第2の係合凸部21,22が本体10の案内溝15に沿って移動案内される。これにより、本体10の案内部12に沿ってキャップ20を軸心方向に前進(先端側へ移動)及び後退(基端側へ移動)自在となっている。ここで、図1(a)、図2(a)、図3(a)に示すように、キャップ20は、第1の係合凸部21を本体10の案内溝15の基端に配置したときに、筆記部13を先端から露出する露出位置となる。このとき、第1の係合凸部21は、案内溝15の基端に位置すると共に、第2の係合凸部22は、案内溝15の中央に位置する。一方、図1(b)、図2(b)、図3(b)に示すように、キャップ20は、第2の係合凸部22を本体10の案内溝15の先端に配置したときに、筆記部13を先端より内部に完全に被覆して保護する被覆位置となる。このとき、第1の係合凸部21は、案内溝15の中央に位置すると共に、第2の係合凸部22は、案内溝15の先端に位置する。なお、案内溝15は、基端及び先端間の部分では、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22の移動乃至摺動を円滑に行えるよう、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22の直径より若干大きい幅を有すると共に、基端及び先端では、それぞれ、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22を弾性的握持またはスナップフィット等により位置決めして保持可能なよう、例えば、第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22の直径より若干小さい幅を有している。
キャップ20は、軸心に対して本体10の案内溝15の傾斜角度と同一の傾斜角度、即ち、約45度の傾斜角度で傾斜する楕円状の摺接端面20aを基端に有している。即ち、キャップ20は、円筒の基端部を軸心に対して約45度の角度で切断した形状の摺接端面20aを有している。一方、本体10は、キャップ20の摺接端面20aと同一の傾斜角度(約45度の傾斜角度)で傾斜し、摺接端面20aと整合する楕円状の摺接段差面11aを、案内部12の基端、即ち、支持部11の先端に有している。即ち、本体10は、支持部11の直径を案内部12の直径より若干大きくし、支持部11と案内部12との境界部分に、軸心に対して約45度の角度で傾斜する段差面状の摺接段差面11aを形成している。そして、キャップ20を前記露出位置としたときにキャップ20の摺接端面20aが本体10の摺接段差面11aに整合して当接し、キャップ20を正方向に回転して前記露出位置から前記被覆位置へと前進するとき、及び、キャップ20を逆方向に回転して前記被覆位置から前記露出位置へと後退するときに、キャップ20の摺接端面20aの一部が本体10の摺接段差面11aに常に摺接するようにし、本体10の案内溝15におけるキャップ20の第1及び第2の係合凸部21,22の移動案内と、本体10の摺接段差面11aに対するキャップ20の摺接端面20aの摺接案内との協働により、本体10に対してキャップ20を移動案内するようになっている。
次に、実施の形態1に係るキャップ付筆記具の使用方法並びに作用及び効果を、図4〜図6を参照して説明する。実施の形態1のキャップ付筆記具は、使用時には、図4(a)、図5(a)、図6(a)に示すように、キャップ20を露出位置としている。このとき、キャップ20の楕円状の摺接端面20aは、本体10の楕円状の摺接段差面11aに完全に(360度の範囲で)当接し、本体10とキャップ20との間に約45度で傾斜する境界面乃至接合面が形成されている。この状態から、キャップ20を時計回り方向に回転(正回転)していくと、第1及び第2の係合凸部21,22が本体10の案内溝15に沿って移動案内されると共に、摺接端面20aの湾曲状先鋭部(図5(a)の下端部)が本体10の摺接段差面11a上を摺接案内され、キャップ20が、図4(b)、図5(b)、図6(b)から図4(c)、図5(c)、図6(c)の状態を経て、最終的に、図4(d)、図5(d)、図6(d)に示すように、被覆位置となる。このとき、キャップ20の摺接端面20aの湾曲状先鋭部が、本体10の楕円状の摺接段差面11aの湾曲状先鋭部(図5(a)〜(d)の上端部)に当接し、本体10とキャップ20との間に約90度で交差する逆V字状(側方から見た場合)をなす独特形状の開放空間が形成されている。ここで、実施の形態1に係るキャップ付筆記具は、キャップ20を本体10に対して回転しつつ移動することにより、キャップ20の移動時に独特の美観乃至雰囲気を呈することができ、特有の意匠的効果を発揮することができると共に、本体10の案内溝15によるキャップ20の第1及び第2係合凸部21,22の移動案内と、本体10の摺接段差面11aによるキャップ20の摺接端面20aの摺接案内との協働により、キャップ20を本体10に対して円滑に移動案内することができ、移動案内の際にキャップ20がぐらついたりすることがない。更に、本体10の案内溝15は、案内部12に螺旋状に形成すればよいため、その加工が簡単になる。
次に、実施の形態1のキャップ付筆記具において、キャップ20の回転に伴い第1及び第2の係合凸部21,22が描く曲線状の回転軌跡と、本体10の案内溝15の螺旋曲線との関係について、図7〜図10を参照して詳述する。まず、本体10の支持部11と案内部12との境界部を円柱と擬制して、図7〜図9に示すような三次元座標に表すと、前記円柱の表面は以下の式(1)により表すことができる。
2+y2=r2 (x=rcosθ,y=rsinθ)・・・(1)
ただし、xは図1の状態における本体10の上下方向(垂直方向乃至紙面と直交する方向)に延びる軸であり、yは図1の状態における本体10の左右方向(水平方向)に延びる軸であり、zは図1の状態における本体10の長さ方向に延びる軸である。
次に、円柱の表面を45度で切断する平面は、原点を通るものとすると、以下の式(2)により表すことができる。
xcosγ+ysinγ+z=0 (x=rcosθ,y=rsinθ)・・・(2)
ただし、法線ベクトルは以下の式を満たすものとする。
0 2+y0 2=r2,z0=r (x0=rcosγ,y0=rsinγ,z0=r)
次に、円柱の表面を45度で切断したときの切口(切断面)の外周縁となる楕円(摺接段差面11aに対応)は、上記式(1)及び(2)より、以下の式(3)で表される。
x=rcosθ,y=rsinθ,z=−rcos(θ−γ)・・・(3)
また、半径rの本体10は、式(3)にγ=πを代入して、以下の式(4)により表すことができる。
x=rcosθ,y=rsinθ,z=rcosθ・・・(4)
なお、図7(a)は本体10の摺接段差面11aを示し、図7(b)は本体10の摺接段差面11aの先端(キャップ20の摺接端面20aの基端乃至第2の係合凸部22の位置に対応)及び基端(キャップ20の摺接端面20aの先端乃至第1の係合凸部21の位置に対応)の位置関係を示す。
一方、キャップ20は、切口の楕円断面(摺接端面20a)が回転して角度を変えながら移動するため、図8(a)に示す初期状態(被覆位置)では、キャップ20の楕円断面(摺接段差面11a)は、式(3)にγ=0を代入して、更に、本体10の楕円断面(摺接段差面11a)の中心を原点からz軸方向に2rずらし、以下の式(5)により表される。
x=rcosθ,y=rsinθ,z=−rcosθ+2r・・・(5)
また、図8(b)に示すキャップ20の最終状態(露出位置)は、上記式(4)の状態と一致するので、式(4)により表すことができる。
そして、キャップ20の前記初期状態と最終状態との間の中間状態では、キャップ20の先端が回転した角度がγであり、楕円端面の中心が原点からずれると共にそのずれはγによって変化するため、ずれをf(γ)とおくと、キャップ20は、式(3)を用いて、以下の式(6)により表すことができる。
x=rcosθ,y=rsinθ,z=−rcos(θ―γ)+f(γ)・・・(6)
ただし、0<=γ<=180°(キャップ20の回転パラメータ)
式(6)のf(γ)を、式(4)で表される本体10と式(5)で表されるキャップ20との接点の一致を表す式及び接線の傾きの一致を表す式から計算し、キャップ20は、以下の式(7)として表すことができる。
x=rcosθ,y=rsinθ,z=−rcos(θ―γ)+2rcosγ/2 (0<=γ<=180°)・・・(7)
式(7)においてθ=γの場合が、キャップ20の先端(第1の係合凸部21)を表すため、キャップ20の先端は以下の式(8)により表すことができる。
x=rcosθ,y=rsinθ,z=−r+2rcosγ/2 (0<=γ<=180°)・・・(8)
これを0<=γ<=180°で移動すると、キャップ20の基端に取付けた第1の係合凸部21の軌跡となるため、式(8)においてxとzからγを消去して、第1の係合凸部21の軌跡は、xとzの関数である以下の式(9)により表すことができる。
x=1/2r(z+r)2−r・・・(9)
一方、式(7)においてθ=γ+180°の場合が、キャップ20の基端(第2の係合凸部22)を表すため、キャップ20の基端は以下の式(10)により表すことができる。
x=−rcosγ,y=−rsinγ,z=r+2rcosγ/2 (0<=γ<=180°)・・・(10)
これを0<=γ<=180°で移動すると、キャップ20の基端に取付けた第2の係合凸部22の軌跡となるため、式(10)においてxとzからγを消去して、第2の係合凸部22の軌跡は、xとzの関数である以下の式(11)により表すことができる。
x=−1/2r(z−r)2+r・・・(11)
図10はこれらの軌跡を本体10及びキャップ20の側方から見て表す。即ち、第1の係合凸部21の軌跡と、第2の係合凸部22の軌跡とは、同一軌跡とはならず、図10に示すように、滑らかに接続せず、若干の角度を持って交差している。
したがって、実施の形態1では、本体10の案内溝15は、本体10の案内部12に対するキャップ20の回転に伴い第1の係合凸部21が描く第1の軌跡と、本体10の案内部12に対するキャップ20の回転に伴い第2の係合凸部22が描く第2の軌跡とを連結した螺旋形状を有する形状、即ち、図10に示すような螺旋曲線とすることが好ましい。こうすると、本体10の案内溝15におけるキャップ20の第1及び第2係合凸部21,22の移動を一層円滑に行うことができる。
実施の形態2
図11に示すように、実施の形態2に係るキャップ付筆記具は、本体10の案内部12の外周面に互いに平行となるよう形成した2本の案内溝115を有している。また、キャップ20は、前記第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22を、本体10の両案内溝115に対応してそれぞれ設けている。なお、図11では、黒丸はキャップ20の露出位置に置ける第1及び第2の係合凸部21,22の位置を、白丸はキャップ20の被覆位置に置ける第2の係合凸部22の位置を示す。こうすると、本体10の2本の案内溝115によるキャップ20の二対の第1及び第2係合凸部21,22の移動案内と、本体10の摺接段差面11aによるキャップ20の摺接端面20aの摺接案内との協働により、キャップ20を本体10に対して円滑に移動案内することができ、移動案内の際のキャップ20のぐらつき等をより一層効果的に防止することができる。
ところで、本発明に係るキャップ付筆記具は、先端から露出する筆記部を有する本体と、本体に対し、周方向に所定角度回転することにより、その回転に同期して筆記部を完全に被覆して保護する被覆位置から筆記部を露出する露出位置へと回転しつつ後退して露出位置に移動するよう装着されたキャップとを備えるものであれば、上記各実施の形態の構成以外の任意の構成で具体化することができる。また、上記各実施の形態において、キャップ20は、更に、第1の係合凸部21と第2の係合凸部22との間に、本体10の案内溝15,115に対応するよう一定間隔で一体的に配置された第3の係合凸部及び第4の係合凸部を有するよう構成することもできる。更に、本体10の案内溝15,115は、案内部12に対するキャップ20の回転に伴い各係合凸部21,22が通過可能なよう、キャップ20の回転に伴い各係合凸部21,22が描く全ての軌跡を包含する幅を有するよう構成することもできる。
また、本発明のキャップ付筆記具において、案内溝は、上記各実施の形態の構成以外にも、案内部12の軸方向に対して所定の傾斜角度で基端側から先端側へと螺旋状に延びる螺旋曲線からなるものであればよく、実施の形態1の傾斜角度(約45度)と異なる角度で傾斜する螺旋曲線とすることもできる。更に、本体10の案内部12に案内溝を設ける角度範囲も、実施の形態1の角度範囲(約360度)以外の任意の角度範囲とすることができる。しかし、本体10の案内部12には、少なくとも180度の角度範囲で案内溝を設けることが、キャップ20を被覆位置と露出位置との間で回転移動する際の操作感の向上等の点から好ましい。また、本発明に係るキャップ付筆記具では、キャップに設ける係合凸部は1つのみとしてもよい。
実施の形態3
図12及び図13に示すように、実施の形態3では、キャップ付日用具は、キャップ付浸透印からなるキャップ付印鑑に具体化されている。詳細には、実施の形態3は、上記実施の形態1の主要構成をキャップ付印鑑に具体化したものである。より詳細には、実施の形態3に係るキャップ付印鑑では、本体210は、円筒状をなす支持部211の先端に、若干小径の円筒状をなす案内部212を一体形成した略段付円筒状をなしている。また、本体210は、案内部212の先端面に一体形成された印面213を有している。印面213には、印鑑の印字乃至印影(例えば、岐阜等の文字)が螺刻等により形成されている。本体210の支持部211または案内部212の内部にはインク収容部が設けられ、印面213に所定色のインクを供給して印面213により所定の印字を押印(印写)自在となっている。なお、かかるキャップ付印鑑の印鑑部分としては、押印(捺印)により印影を印写できる任意のものを使用することができ、浸透印以外にも、外部の朱肉等を使用して押印する通常の印鑑タイプのものを使用することもできる。即ち、実施の形態3のキャップ付印鑑は、通常の印鑑、ゴム印、連続捺印が可能な浸透印乃至スタンプ型印鑑(例えば、スポンジ状等の印字体にインキを浸透させて連続押印するもの)等に具体化することができる。なお、前記案内部212は、実施の形態1のキャップ付筆記具と同様に、本体210において支持部211より先端側の所定長部分を構成し、案内部212の基端側の略半分(後半分)の外周面(表面)には、実施の形態1の案内溝15と同様の構成(傾斜角度、角度範囲、溝幅、溝端の保持部等)の螺旋曲線からなる案内溝215が形成されている。
一方、キャップ220は、実施の形態1と同様にして、本体210の案内溝215に挿着自在な第1及び第2の嵌合部を、本体210の案内溝215に対応するよう案内溝215の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置している。なお、案内溝215に対する第1及び第2の係合凸部の構成(離間配置間隔、配置角度間隔、装着状態等)は、実施の形態1における案内溝15に対する第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22の場合と同様であり、実施の形態1の場合と同様にして、本体210の案内部212に対してキャップ220を正逆方向に回転することにより、第1及び第2の係合凸部が本体210の案内溝215に沿って移動案内され、本体210の案内部212に沿ってキャップ220を軸方向に前進及び後退自在となっている。また、キャップ220は、本体210の案内部212に対応した略円筒形状をなし、本体210の印面213が露出できるよう印面213の外径より若干大径の円形開口を先端に有している。ここで、実施の形態1と同様、キャップ220は、第1の係合凸部を本体210の案内溝215の基端に配置したときに、印面213を先端から露出して押印の用に供する露出位置となる。このとき、第2の係合凸部は、案内溝215の中央に位置する。一方、キャップ220は、第2の係合凸部を本体210の案内溝215の先端に配置したときに、印面213を円形開口の先端から内部に完全に没入させて保護する保護位置となる。このとき、第1の係合凸部は、案内溝215の中央に位置する。また、キャップ220は、実施の形態1の摺接端面20aと同様の構成の摺接端面を基端に有する一方、本体210は、実施の形態1の摺接段差面11aと同様の構成の接段差面を案内部212の基端に有している。そして、実施の形態1と同様にして、キャップ220を正逆回転して露出位置と保護位置との間で前進後退するときに、本体210の案内溝215におけるキャップ220の第1及び第2の係合凸部2の移動案内と、本体210の摺接段差面に対するキャップ220の摺接端面の摺接案内との協働により、本体210に対してキャップ220を移動案内するようになっている。
次に、実施の形態3に係るキャップ付印鑑の使用方法並びに作用及び効果を、図12〜図13を参照して説明する。実施の形態3のキャップ付印鑑は、使用時には、図12(a)、図13(a)に示すように、キャップ220を露出位置とし、印面213がキャップ220の先端から外部に露出しており、印面213による押印が可能となっている。このとき、実施の形態1の場合と同様、キャップ220の摺接端面は、本体210の摺接段差面に360度の範囲で当接している。この状態から、キャップ220を正回転していくと、実施の形態1の場合と同様にして、第1及び第2の係合凸部が本体210の案内溝215に沿って移動案内されると共に、摺接端面の湾曲状先鋭部が本体210の摺接段差面上を摺接案内され、キャップ220が、図12(b)、図13(b)から図12(c)、図13(c)の状態を経て、最終的に、図12(d)、図13(d)に示すように、保護位置となり、印面213がキャップ210内部に完全に没入する。このようにして、実施の形態3に係るキャップ付印鑑は、実施の形態1と同様の作用及び効果を発揮する。
実施の形態4
図14及び図15に示すように、実施の形態4では、キャップ付日用具は、キャップ付化粧筆の一種であるキャップ付化粧ブラシに具体化されている。詳細には、実施の形態4は、上記実施の形態1の主要構成を小径のキャップ付化粧ブラシに具体化したものである。より詳細には、実施の形態4に係るキャップ付化粧ブラシでは、本体310は、先端側へ向かって若干拡径するテーパー状の円筒状をなす支持部311の先端に、それより若干小径で、かつ、先端側へ向かって若干縮径するテーパー状の円筒状をなす案内部312を一体形成した略段付円筒状をなしている。また、本体310は、案内部312の先端面から突出するよう案内部312の先端にかしめ等により一体的に固着された化粧用塗布部としてのブラシ部313を有している。ブラシ部313は、外部の固形リップ剤等の化粧用料を使用者の唇等に塗布する比較的小径の筆状乃至筆穂状のものである。ブラシ部313は、小径の筆状乃至筆穂状のものであれば任意のものとすることができ、例えば、化粧用のリップブラシ、アイシャドウブラシ、アイライナーブラシ、アイシャドウブラシ、アイブロウブラシ、シャドウチップブラシ等に具体化することができ、更に、化粧用のスパイラルブラシ等の特殊な形状のブラシに具体化することも可能である。なお、前記案内部312は、実施の形態1のキャップ付筆記具と同様に、本体310において支持部311より先端側の所定長部分を構成し、案内部312の基端側の略半分(後半分)の外周面(表面)には、実施の形態1の案内溝15と同様の構成(傾斜角度、角度範囲、溝幅、溝端の保持部等)の螺旋曲線からなる案内溝315が形成されている。
一方、キャップ320は、実施の形態1と同様にして、本体310の案内溝315に挿着自在な第1及び第2の嵌合部を、本体310の案内溝315に対応するよう案内溝315の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置している。なお、案内溝315に対する第1及び第2の係合凸部の構成(離間配置間隔、配置角度間隔、装着状態等)は、実施の形態1における案内溝15に対する第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22の場合と同様であり、実施の形態1の場合と同様にして、本体310の案内部312に対してキャップ320を正逆方向に回転することにより、第1及び第2の係合凸部が本体310の案内溝315に沿って移動案内され、本体310の案内部312に沿ってキャップ320を軸方向に前進及び後退自在となっている。また、キャップ320は、本体310の案内部312に対応した先端へ向かって若干縮径するテーパー状の略円筒形状をなし、本体310のブラシ部313が露出できるようブラシ部313の最大径より若干大径の円形開口を先端に有している。ここで、実施の形態1と同様、キャップ320は、第1の係合凸部を本体310の案内溝315の基端に配置したときに、ブラシ部313を先端から露出して化粧用料の塗布の用に供する露出位置となる。このとき、第2の係合凸部は、案内溝315の中央に位置する。一方、キャップ320は、第2の係合凸部を本体310の案内溝315の先端に配置したときに、ブラシ部313を円形開口の先端から内部に完全に没入させて保護する保護位置となる。このとき、第1の係合凸部は、案内溝315の中央に位置する。また、キャップ320は、実施の形態1の摺接端面20aと同様の構成の摺接端面を基端に有する一方、本体310は、実施の形態1の摺接段差面11aと同様の構成の接段差面を案内部312の基端に有している。そして、実施の形態1と同様にして、キャップ320を正逆回転して露出位置と保護位置との間で前進後退するときに、本体310の案内溝315におけるキャップ320の第1及び第2の係合凸部2の移動案内と、本体310の摺接段差面に対するキャップ320の摺接端面の摺接案内との協働により、本体310に対してキャップ320を移動案内するようになっている。
次に、実施の形態4に係るキャップ付化粧ブラシの使用方法並びに作用及び効果を、図14〜図15を参照して説明する。実施の形態4のキャップ付化粧ブラシは、使用時には、図14(a)、図15(a)に示すように、キャップ320を露出位置とし、ブラシ部313がキャップ320の先端から外部に完全に露出しており、ブラシ部313による化粧用料の塗布が可能となっている。このとき、実施の形態1の場合と同様、キャップ320の摺接端面は、本体310の摺接段差面に360度の範囲で当接している。この状態から、キャップ320を正回転していくと、実施の形態1の場合と同様にして、第1及び第2の係合凸部が本体310の案内溝315に沿って移動案内されると共に、摺接端面の湾曲状先鋭部が本体310の摺接段差面上を摺接案内され、キャップ320が、図14(b)、図15(b)から図14(c)、図15(c)の状態を経て、最終的に、図14(d)、図15(d)に示すように、保護位置となり、ブラシ部313がキャップ310内部に完全に没入する。このようにして、実施の形態4に係るキャップ付化粧ブラシは、実施の形態1と同様の作用及び効果を発揮する。
実施の形態5
図16及び図17に示すように、実施の形態5では、キャップ付日用具は、実施の形態4と同様、キャップ付化粧筆の一種であるキャップ付化粧ブラシに具体化されている。詳細には、実施の形態5は、上記実施の形態1の主要構成を大径のキャップ付化粧ブラシに具体化したものである。より詳細には、実施の形態5に係るキャップ付化粧ブラシでは、本体410は、円筒状をなす支持部411の先端に、それより若干小径の円筒状をなす案内部412を一体形成した略段付円筒状をなしている。また、本体410は、案内部412の先端面から突出するよう案内部412の先端にかしめ等により一体的に固着された化粧用塗布部としてのブラシ部413を有している。ブラシ部413は、外部の頬紅剤等の化粧用料を使用者の頬等に塗布する比較的大径の筆状乃至筆穂状のものである。ブラシ部413は、大径の筆状乃至筆穂状のものであれば任意のものとすることができ、例えば、化粧用のチークブラシ、パウダーブラシ、フィニッシングブラシ等に具体化することができる。なお、前記案内部412は、実施の形態1のキャップ付筆記具と同様に、本体410において支持部411より先端側の所定長部分を構成し、案内部412の基端側の略半分(後半分)の外周面(表面)には、実施の形態1の案内溝15と同様の構成(傾斜角度、角度範囲、溝幅、溝端の保持部等)の螺旋曲線からなる案内溝415が形成されている。
一方、キャップ420は、実施の形態1と同様にして、本体410の案内溝415に挿着自在な第1及び第2の嵌合部を、本体410の案内溝415に対応するよう案内溝415の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置している。なお、案内溝415に対する第1及び第2の係合凸部の構成(離間配置間隔、配置角度間隔、装着状態等)は、実施の形態1における案内溝15に対する第1の係合凸部21及び第2の係合凸部22の場合と同様であり、実施の形態1の場合と同様にして、本体410の案内部412に対してキャップ420を正逆方向に回転することにより、第1及び第2の係合凸部が本体410の案内溝415に沿って移動案内され、本体410の案内部412に沿ってキャップ420を軸方向に前進及び後退自在となっている。また、キャップ420は、本体410の案内部412に対応した先端へ向かって若干縮径するテーパー状の略円筒形状をなし、本体410のブラシ部413が露出できるようブラシ部413の最大径より若干大径の円形開口を先端に有している。ここで、実施の形態1と同様、キャップ420は、第1の係合凸部を本体410の案内溝415の基端に配置したときに、ブラシ部413を先端から露出して化粧用料の塗布の用に供する露出位置となる。このとき、第2の係合凸部は、案内溝415の中央に位置する。一方、キャップ420は、第2の係合凸部を本体410の案内溝415の先端に配置したときに、ブラシ部413を円形開口の先端から内部に完全に没入させて保護する保護位置となる。このとき、第1の係合凸部は、案内溝415の中央に位置する。また、キャップ420は、実施の形態1の摺接端面20aと同様の構成の摺接端面を基端に有する一方、本体410は、実施の形態1の摺接段差面11aと同様の構成の接段差面を案内部412の基端に有している。そして、実施の形態1と同様にして、キャップ420を正逆回転して露出位置と保護位置との間で前進後退するときに、本体410の案内溝415におけるキャップ420の第1及び第2の係合凸部2の移動案内と、本体410の摺接段差面に対するキャップ420の摺接端面の摺接案内との協働により、本体410に対してキャップ420を移動案内するようになっている。
次に、実施の形態5に係るキャップ付化粧ブラシの使用方法並びに作用及び効果を、図16〜図17を参照して説明する。実施の形態5のキャップ付化粧ブラシは、使用時には、図16(a)、図17(a)に示すように、キャップ420を露出位置とし、ブラシ部413がキャップ420の先端から外部に完全に露出しており、ブラシ部413による化粧用料の塗布が可能となっている。このとき、実施の形態1の場合と同様、キャップ420の摺接端面は、本体410の摺接段差面に360度の範囲で当接している。この状態から、キャップ420を正回転していくと、実施の形態1の場合と同様にして、第1及び第2の係合凸部が本体410の案内溝415に沿って移動案内されると共に、摺接端面の湾曲状先鋭部が本体410の摺接段差面上を摺接案内され、キャップ420が、図16(b)、図17(b)から図16(c)、図17(c)の状態を経て、最終的に、図16(d)、図17(d)に示すように、保護位置となり、ブラシ部413がキャップ410内部に完全に没入する。このようにして、実施の形態5に係るキャップ付化粧ブラシは、実施の形態1と同様の作用及び効果を発揮する。

本発明に係るキャップ付日用具は、筆記具としては、ボールペン、万年筆等、本来、キャップを有する筆記具のみならず、プラスチック製等の本体の先端から鉛筆の芯を露出した簡易鉛筆等、本来、キャップを有しないものの本体に上記のようなキャップを装着した筆記具にも適用でき、各種用途の筆記具に適用できる。また、本発明に係るキャップ付日用具は、上記実施の形態に示すように、キャップ付筆記具の他、キャップ付化粧用具、キャップ付印鑑等に適用することができるが、これ以外にも、本体の案内部の先端に突起状等の被保護部(筆記部、印面、塗布部、印写部、投射部、投影部、描画部、着色部等)を設け、被保護部の非使用時には被保護部の全体をキャップの内部に完全に没入して保護し、被保護部の使用時には被保護部の全体をキャップの外部に露出して筆記、塗布、印写、投射、投影、描画、着色等の使用に供する必要のある任意の日用具に適用することができる。

Claims (9)

  1. 先端側の所定長部分を略円筒状または略円柱状の案内部とすると共に、前記案内部の先端に設けた被保護部を有し、前記案内部の外周面に、軸方向に対して所定の傾斜角度で基端側から先端側へとらせん状に延びる案内溝を形成すると共に、前記案内溝を前記案内部の周方向に所定の角度範囲で形成した本体と、
    前記本体の案内溝に挿着自在な第1の係合凸部及び第2の係合凸部を、前記本体の案内溝に対応するよう前記案内溝の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置すると共に、前記第1の係合凸部及び第2の係合凸部を前記案内溝の全長の約1/2の間隔で離間配置したキャップとを備え、
    前記キャップは、前記第1及び第2の係合凸部を前記本体の案内溝にそれぞれ挿着した状態で前記本体の案内部に装着され、前記本体の案内部に対して正逆方向に回転することにより、前記第1及び第2の係合凸部が前記本体の案内溝に沿って移動案内されることで前記本体の案内部に沿って軸心方向に前進及び後退自在であり、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記被保護部をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記被保護部を外部に露出する露出位置となることを特徴とするキャップ付日用具。
  2. 先端側の所定長部分を略円筒状の案内部とすると共に、前記案内部の先端から露出する筆記部を有し、前記案内部の外周面に、軸方向に対して所定の傾斜角度で基端側から先端側へとらせん状に延びる案内溝を形成すると共に、前記案内溝を前記案内部の周方向に所定の角度範囲で形成した本体と、
    前記本体の案内溝に挿着自在な第1の係合凸部及び第2の係合凸部を、前記本体の案内溝に対応するよう前記案内溝の基端側及び先端側にそれぞれ一体的に配置すると共に、前記第1の係合凸部及び第2の係合凸部を前記案内溝の全長の約1/2の間隔で離間配置したキャップとを備え、
    前記キャップは、前記第1及び第2の係合凸部を前記本体の案内溝にそれぞれ挿着した状態で前記本体の案内部に装着され、前記本体の案内部に対して正逆方向に回転することにより、前記第1及び第2の係合凸部が前記本体の案内溝に沿って移動案内されることで前記本体の案内部に沿って軸心方向に前進及び後退自在であり、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記筆記部をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記筆記部を外部に露出する露出位置となることを特徴とするキャップ付筆記具としてのキャップ付日用具。
  3. 前記被保護部は、前記案内部の先端に設けた印面であり、
    前記キャップは、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記印面をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記印面を外部に露出して押印の用に供する露出位置となることを特徴とするキャップ付印鑑としての請求項1記載のキャップ付日用具。
  4. 前記被保護部は、前記案内部の先端から突出するよう前記案内部に設けた化粧用塗布部であり、
    前記キャップは、前記第2の係合凸部を前記本体の案内溝の先端に配置したときに、前記化粧用塗布部をその内部に完全に没入させて保護する保護位置となると共に、前記第1の係合凸部を前記本体の案内溝の基端に配置したときに、前記化粧用塗布部を外部に露出して塗布の用に供する露出位置となることを特徴とするキャップ付化粧用具としての請求項1記載のキャップ付日用具。
  5. 前記キャップは、軸心に対して前記本体の案内溝の傾斜角度と同一の傾斜角度で傾斜する楕円状の摺接端面を基端に有し、
    前記本体は、前記キャップの摺接端面と同一の傾斜角度で傾斜し、前記摺接端面と整合する楕円状の摺接段差面を前記案内部の基端に有し、
    前記キャップを前記露出位置としたときに前記キャップの摺接端面が前記本体の摺接段差面に整合して当接し、前記キャップを回転して前記露出位置から前記被覆位置へと前進するとき、及び、前記キャップを逆方向に回転して前記被覆位置から前記露出位置へと後退するときに、前記キャップの摺接端面の一部が前記本体の摺接段差面に常に摺接するようにし、前記本体の案内溝における前記キャップの第1及び第2の係合凸部の移動案内と、前記本体の摺接段差面に対する前記キャップの摺接端面の摺接案内との協働により、前記本体に対して前記キャップを移動案内するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載のキャップ付日用具。
  6. 前記本体の案内溝は、前記本体の案内部に対する前記キャップの回転に伴い第1の係合凸部が描く第1の軌跡と、前記本体の案内部に対する前記キャップの回転に伴い第2の係合凸部が描く第2の軌跡とを連結した螺旋形状を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1記載のキャップ付日用具。
  7. 前記本体の案内溝を前記案内部の外周面に互いに平行となるよう2本形成し、前記キャップの第1及び第2の係合凸部を前記本体の両案内溝に対応してそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1記載のキャップ付日用具。
  8. 前記キャップは、更に、前記第1の係合凸部と前記第2の係合凸部との間に、前記本体の案内溝に対応するよう一定間隔で一体的に配置された第3の係合凸部及び第4の係合凸部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1記載のキャップ付日用具。
  9. 前記本体の案内溝は、前記案内部に対する前記キャップの回転に伴い前記各係合凸部が通過可能なよう、前記キャップの回転に伴い前記各係合凸部が描く全ての軌跡を包含する幅を有する請求項1,2,3,4,5,7及び8のいずれか1項記載のキャップ付日用具。
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