JPWO2006082725A1 - 寝具用カバー - Google Patents

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Abstract

本発明は、ベッド用シーツ、ピローケース、敷布団の包布、敷布団用シーツ、枕カバー等の寝具用カバーであって、その少なくとも一部がカバード糸製の編物又は織物で製造されてなるものを提供する。当該カバード糸は、弾性又は伸縮性繊維(例えば、「スパンデックス(商標)」)製の芯部と、その芯部の周りを覆う被覆材とを有し、その芯部を構成する弾性又は伸縮性繊維の重量は、カバード糸の総重量の1乃至20%を占めている。本発明の寝具用カバーは、様々なサイズの寝具に対して使用できる。また、本発明により、洗濯での縮みによって使用出来なくなるという問題が解決される。

Description

本発明は、伸縮性に優れる寝具用カバーに関する。
現在、ホテルでは、ベッドメーキングにあたり、一枚の布製のシーツを用い、ベッド用マットレスを包み込んでいる。また、一般家庭においても、従来はホテルで行われている方法に倣ってベッドメーキングが行われていた。しかし、この方法は非常に手間がかかる。そのような中、底のない箱型でその外周(側面の底部)にゴムを縫いつけたシーツが考案され、現在では、一般家庭用のベッド用シーツとしては、この箱型のものが主流となっている。
ところで、現代社会においては、生活習慣が多様であり、人の身長等も様々であることに加え、住宅事情の問題も考慮して、様々の大きさのベッド及びベッド用マットレスが販売されている。一例として、シングルサイズのベッド用マットレスのサイズについて述べると、日本において団地サイズと呼称されているものは、そのサイズが90cm×195cm×18cm程度であるが、ゆったりとした就寝生活を求める人のために提供されているシングルワイドロングサイズと呼称されているものは、そのサイズが110cm×215cm×18cm程度とかなり大きい。このように、シングルサイズのベッド用マットレスの範疇に入るものでも、大きいものと小さいものとでは、幅で20cm、長さで20cmもの差がある。また、ベッド用マットレスの高さにしても、クッション性を求める人のために提供されている商品の中には、その高さが40cm程度のものさえある。このように、様々なベッド用マットレスのサイズに合わせ、様々なサイズのベッド用シーツを揃えることは、家具店、寝装具店や寝装具売り場にとっては負担であるし、一方、消費者は、サイズの合わないものを誤って購入する虞がある。
現在は、ベッド用マットレスのみならず、布団も様々なサイズのものが販売されている。そのような様々な布団のサイズに合わせ、様々なサイズの包布等を揃えることは、寝装具店や寝装具売り場にとっては負担であるし、一方、消費者は、サイズの合わないものを誤って購入する虞がある。また、包布の場合、それが例えば木綿製のものであると、洗濯によって縮み、長さが不足し、使用できなくなることがある。
また、近年においては、質のよい睡眠を取ることに関心が寄せられるようになってきている。質のよい睡眠を取るためには、枕の大きさ、高さ、形状が重要であるとされ、人間工学の面から検討された特定の曲線形状を有する枕が市販され、あるいはオーダーメードで作られるようになってきている。しかし、通常の織物(布)を使用したのでは、このような曲線形状を有する枕にフィットするピローケース(又は枕カバー)の製造は困難であり、箱型のピローケースで代用しているという現状がある。
特許文献1には、弾性糸の周囲に添え糸と捲き付け糸とが配置されてなる伸縮性糸が開示されている。当該特許公報には、このような伸縮性を有する糸は、靴下等の衣料に用いられる旨が記載されている。
また、非特許文献1によると、カバード糸の用途は、ソックス、パンティストッキング、タイツ等である。
特公昭60−54412号公報 「マルロン(登録商標)」と称するカバード糸についての製品案内(マルロンとは?;http://www.marulon.co.jp/seihin01.htm)
上記の如く、寝具には様々なサイズがあり、寝装具も、寝具のサイズに合わせることが必要である関係上、多種類のものが販売されている。本発明者等は、様々なサイズの寝具に対して使用できる寝装具を開発すれば、店舗の品揃えの問題も、消費者の誤購買の問題もなくなると考えた。また、そのような寝装具の製造に、上記の伸縮性糸を使用できるのではないかと考えた。そして、伸縮性糸を使用した伸縮性のある寝装具を開発すれば、包布等が洗濯での縮みによって使用出来なくなるという問題も解決できると考えた。
また、本発明者等は、伸縮性糸を使用してピローケースを製造することにより、「曲線形状を有する枕にフィットするピローケースがほしい」という要望に応えられると考えた。
本発明は、上記の課題を解決する寝具用カバー、具体的には、その素材の少なくとも一部が伸縮性を有する寝具用カバーを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、寝具用カバーであって、その少なくとも一部がカバード糸製の編物又は織物で製造されてなり、当該カバード糸は、弾性又は伸縮性繊維製の芯部と、その芯部の周りを覆う被覆材とを有し、その芯部を構成する弾性又は伸縮性繊維の重量がカバード糸の総重量の1乃至20%を占めていることを特徴とする寝具用カバーに関する。
この寝具用カバーは、以下の(1)乃至(7)の態様の中のいずれか又はそれらの中の二つ以上を組み合わせた態様であってよい。
(1)カバード糸は、ポリウレタン繊維製の芯部を有し、被覆材は、木綿、ポリエステル、アクリル、レーヨン、ポリプロピレン、羊毛、麻及びナイロンからなる群から選択される一種以上の繊維製である上記寝具用カバー。
(2)カバード糸製の編物又は織物の単位重量が100g/m乃至360g/mである、上記寝具用カバー。
(3)カバード糸製の編物又は織物、例えばパイル地又はタオル地、の単位重量が360g/m超且つ500g/m以下である、上記寝具用カバー。
(4)寝具用カバーが、ベッド用シーツ、ピローケース、敷布団の包布、敷布団用シーツ及び枕カバーからなる群から選択される一種以上である、上記寝具用カバー。
(5)寝具用カバーが箱型ベッド用シーツであり、その上蓋部はキルティング製であり、上蓋部以外の個所はカバード糸製の編物又は織物製である、上記寝具用カバー。
(6)寝具用カバー全体が、カバード糸製の編物又は織物で構成されている、上記寝具用カバー。
(7)カバード糸製の編物又は織物が編物である、上記寝具用カバー。
本発明により、様々なサイズの寝具に対して使用できるの寝具用カバーが提供される。
また、本発明により、洗濯での縮みによって使用出来なくなるという問題が解決された寝具用カバーが提供される。
さらに、本発明により、曲線形状を有する寝具、特に枕、にフィットする寝具用カバーが提供される。
カバード糸の一例(シングルカバード糸)を示す模式図である。 カバード糸の他の例(ダブルカバード糸)を示す模式図である。 カバード糸の更に他の例(コアスパン糸)を示す模式図である。 本発明の寝具用カバーの一例である敷布団用包布を示す模式図である。 本発明の寝具用カバーの一例である敷布団用包布を示す模式図である。 本発明の寝具用カバーの一例である円筒形枕カバーを示す模式図である。 本発明の寝具用カバーの例である箱型ベッド用シーツを示す模式図である。 本発明の寝具用カバーの一例であるピローケースと、そのピローケースが装着されるピローとを示す模式図である。
符号の説明
1 ポリウレタン糸
3 ポリエステル糸
5 木綿糸
7 短繊維
10 シングルカバード糸
20 ダブルカバード糸
30 コアスパン糸
40 敷布団の包布
50 枕カバー
60 箱型ベッド用シーツ
70 箱型ベッド用シーツ
80 ピローケース
90 テンピュール(登録商標)ミレニアムピロー
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明において、寝具用カバーとは、寝具、即ち、ベッド用マットレスや布団や枕を覆うために使用されるもの全てを指す。その具体例としては、ベッド用シーツ、ピローケース、敷布団の包布、敷布団用シーツ及び枕カバー等が挙げられる。
カバード糸とは、弾性又は伸縮性繊維製の芯部が、芯部に使用したものとは異なる素材で構成される被覆材で覆われてなるものである。
芯部を構成する弾性又は伸縮性繊維の例としては、ポリウレタン繊維及びポリウレタン系繊維(ポリウレタンと他の素材との混繊維)が挙げられる。その代表例は、スパンデックス(商標)と呼称されているポリウレタン繊維である。芯部は、例えばポリウレタン繊維製の糸である。
芯部の周りを覆う被覆材、具体例としては糸や繊維、の素材は、芯部に使用したものとは異なる素材である限り、特に限定されない。その例としては、木綿、ポリエステル、アクリル、レーヨン、ポリプロピレン、羊毛、麻及びナイロンが挙げられる。これらの素材は、単独で使用しても、2種以上を混合して使用してもよい。なお、「混合して使用」とは、例えば、混紡糸としての使用、混繊維としての使用、2種以上の互いに異なる素材の糸の使用等を包含する概念である。この芯部の周りを覆う被覆材の風合いが、カバード糸の風合いとして認識される。
カバード糸の代表例として、図1に示すシングルカバード糸10、図2に示すダブルカバード糸20、及び図3に示すコアスパン糸30が挙げられる。
シングルカバード糸10は、例えば、ポリウレタン繊維製の芯部1の周りに、木綿糸3が一重巻きにされているものであり、ダブルカバード糸20は、例えば、ポリウレタン繊維製の芯部1の周りに、ポリエステル糸3が巻かれ、その更に外側に、木綿糸5が巻かれているものである。なお、芯部1の周りに二重に巻かれる糸は、同じ素材のものであってもよい。
コアスパン糸30は、例えば綿や羊毛の短繊維7の紡績工程で、ポリウレタン糸1を芯に入れて紡績糸としたものである。本発明の寝具用カバーの全部又は一部に、コアスパン糸を使用することが好ましい。
このようなカバード糸は、芯部の素材が弾性又は伸縮性繊維であるため、このカバード糸を用いて製造された編物や織物は、弾性や伸縮性を示す。
本発明で使用するカバード糸は、芯部が、カバード糸の全重量の1乃至20%、好ましくは2乃至15%、更に好ましくは4乃至12%、特に好ましくは6乃至10%である。このような割合であると、芯部の弾性や伸縮性が発揮され、且つ、芯部を覆う糸又は繊維の風合いが認識される。
編物や織物の強度や耐久性を考慮すると、本発明の寝具用カバーの少なくとも一部を構成するカバード糸製編物や織物の単位重量は、100g/m乃至360g/mであることが好ましく、130g/m乃至300g/mであることがさらに好ましく、150g/m乃至250g/mであることが特に好ましい。
このような編物の例として、メリヤス編み、ガーター編み、かのこ編みの編物が挙げられる。また、このような織物の例として、平織、綾織、朱子織の織物が挙げられる。
また、カバード糸製の編物又は織物として、その単位重量が、好ましくは250g/m超且つ500g/m以下、さらに好ましくは300g/m超且つ500g/m以下、特に好ましくは360g/m超且つ500g/m以下のもの、例えばパイル地、タオル地を使用することも出来る。
本発明の寝具用カバーは、その少なくとも一部が、上記カバード糸製の編物又は織物で製造されてなるものである。
「その少なくとも一部」とは、寝具カバーの一部分又は全部をいう。寝具カバーの一部分が上記カバード糸製の編物又は織物で製造されてなるものの例は、以下のとおりである。
(1)図4及び図5に示す敷布団用包布であって、その四辺の中の2辺に接する一部41(図4)又は3辺に接する一部43(図5)がカバード糸製の織物で製造されてなり、その他の個所45は、綿ブロードで製造されてなるもの、(2)図6に示す円筒形の枕カバーであって、その1/2(その断面の円周の半分を構成する部分)51がカバード糸製の織物で製造されてなり、残部53が綿・ポリエステル混紡糸製織物で製造されてなるもの、及び(3)図7中(A)に示す箱型ベッド用シーツ60であって、上蓋部65がキルティング製であり、それ以外の個所(箱の側面に相当する個所)63が、カバード糸製の編物で製造されてなるもの。なお、このような箱型ベッド用シーツ60において、キルティング製上蓋部65は、ベッド用マットレス表面の硬さを和らげ、吸汗性を高めるベッドパッドとしての役割を果たす。
もちろん、寝具カバーの全部を、上記カバード糸製の編物又は織物で製造してもよい。
以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
スパンデックス(商標)製の芯部(8重量%)の周りを木綿繊維(92重量%)で被覆してなるカバード糸(コアスパン糸)であって、糸番手#30のニット糸にて、単位重量が190g/mの編物を製造した。この編物を引張ったところ、その最大伸び率は、縦50%、横90%であった。
スパンデックス(商標)製の芯部(7重量%)の周りを木綿繊維(28重量%)とポリエステル繊維(65重量%)との混綿繊維で被覆してなるカバード糸(コアスパン糸)であって、糸番手#30のものを、縦76本、横110本で用いて織物を製造した。この織物の単位重量は、150g/mであった。この織物を引張ったところ、その最大伸び率は、縦40%、横70%であった。
スパンデックス(商標)製の芯部(8重量%)の周りを木綿繊維(92重量%)で被覆してなるカバード糸(コアスパン糸)であって、糸番手#30のニット糸にて、単位重量が190g/mとなるように丸編みをし、得られた編物を切り開いて幅が150cmの編物を得た。
この編物を用い、図7中(B)に示す箱型ベッド用シーツ70を製造した。なお、編物の幅方向が、シーツの幅方向となるように使用した。出来上がり寸法は、幅90cm、長さ170cm、側面の高さ25cmであった。
このシーツで、以下の5種類のサイズのベッド用マットレスを被覆したところ、いずれのマットレスにもフィットした。
使用したベッド用マットレスのサイズ(幅×長さ×高さ):
100cm×200cm×25cm、110cm×200cm×30cm、120cm×210cm×30cm、140cm×200cm×30cm、160cm×200cm×25cm
スパンデックス製(商標)の芯部(7重量%)の周りを木綿繊維(28重量%)とポリエステル繊維(65重量%)との混綿繊維で被覆してなるカバード糸(コアスパン糸)であって、糸番手#32のものを、縦78本、横110本で用いて幅152cmの織物を製造した。
この織物を用い、図7中(B)に示す箱型ベッド用シーツ70を製造した。なお、織物の幅方向が、シーツの幅方向となるように使用した。出来上がり寸法は、幅90cm、長さ170cm、側面の高さ25cmであった。
このシーツで、実施例1に記載されたものと同様の5種類のサイズのベッド用マットレスを被覆したところ、いずれのマットレスにもフィットした。
表地及び裏地が木綿100%の編物製であり、中綿はポリエステル製(100%)で300g/mからなるキルティングを用意した。このキルティングのサイズは、97cm×197cmであった。このキルティングの周囲に、実施例1で使用したものと同様の編物であって幅が25cmのものを縫いつけ、図7中(A)に示す箱型ベッド用シーツ60を製造した。なお、キルティング側の縫い代は、各1cmとした。出来上がり寸法は、幅95cm、長さ195cm、側面の高さ23cmであった。
このシーツで、以下の3種類のサイズのベッド用マットレスを被覆したところ、いずれのマットレスにもフィットした。
使用したベッド用マットレスのサイズ(幅×長さ×高さ):
100cm×200cm×25cm、110cm×200cm×30cm、120cm×210cm×30cm、100cm×200cm×35cm
実施例1と同様の編物を用い、図8中(A)に示す形状及び大きさのピローケース80を製造した。
このピローケース80を、図8中(B)に示す形状で、以下の表1に示すサイズ(全6種)のテンピュール(登録商標)ミレニアムピロー90に装着させたところ、いずれのサイズの枕にも装着することが出来た。
Figure 2006082725
実施例2と同様の織物と、木綿糸(糸番手#30)を縦76本、横110本で用いて製造した織物とを用意した。
これらの織物を用い、円筒形枕カバー(幅40cm、円周50cm)3種を製造した。その一つ(枕カバーx)は、図6中(A)に示すように、その1/2(40cm×25cm)の部分51を実施例2と同様の織物で、残部(40cm×25cm)53を木綿製織物で製造したもの、2番目(枕カバーy)は、全てを実施例2と同様の織物で製造したもの、他の一つ(枕カバーz)は、全てを木綿製織物で製造したものであった。なお、織物の幅方向を、枕カバーの幅方向として使用した。
これらの枕カバーx、y及びzを、幅42cm、枕中央部の円周の長さが48cmの円筒形枕に装着したところ、丁度よく被覆することができた。
これらの枕カバーx、y及びzを、家庭用洗濯機で洗濯し、電気乾燥機で乾燥させた。これを合計10回繰り返した。その後、前記円筒形枕に装着しようとしたところ、枕カバーx及びyは装着することができたが、枕カバーzは縮んで装着することが出来なかった。
スパンデックス(商標)製の芯部(8重量%)の周りを木綿繊維(92重量%)で被覆してなるカバード糸(コアスパン糸)であって、糸番手#30のニット糸にて、単位重量が370g/mとなるように丸編みをし、得られた編物を切り開いて幅が150cmの編物を得た。
この編物を用い、図7中(B)に示す箱型ベッド用シーツ70を製造した。なお、編物の幅方向が、シーツの幅方向となるように使用した。出来上がり寸法は、幅90cm、長さ190cm、側面の高さ25cmであった。
このシーツで、幅100cm、長さ200cm、側面の高さ30cmのサイズのベッド用マットレスを被覆したところ、そのマットレスによくフィットした。

Claims (9)

  1. 寝具用カバーであって、その少なくとも一部がカバード糸製の編物又は織物で製造されてなり、当該カバード糸は、弾性又は伸縮性繊維製の芯部と、その芯部の周りを覆う被覆材とを有し、その芯部を構成する弾性又は伸縮性繊維の重量がカバード糸の総重量の1乃至20%を占めていることを特徴とする寝具用カバー。
  2. カバード糸は、ポリウレタン繊維製の芯部を有し、被覆材は、木綿、ポリエステル、アクリル、レーヨン、ポリプロピレン、羊毛、麻及びナイロンからなる群から選択される一種以上の繊維製である、請求項1に記載の寝具用カバー。
  3. カバード糸製の編物又は織物の単位重量が100g/m乃至360g/mである、請求項1又は2に記載の寝具用カバー。
  4. カバード糸製の編物又は織物の単位重量が360g/m超且つ500g/m以下である、請求項1又は2に記載の寝具用カバー。
  5. カバード糸製の編物又は織物がパイル地又はタオル地である、請求項4に記載の寝具用カバー。
  6. 寝具用カバーが、ベッド用シーツ、ピローケース、敷布団の包布、敷布団用シーツ及び枕カバーからなる群から選択される一種以上である、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の寝具用カバー。
  7. 寝具用カバーが箱型ベッド用シーツであり、その上蓋部はキルティング製であり、上蓋部以外の個所はカバード糸製の編物又は織物製である、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の寝具用カバー。
  8. 寝具用カバー全体が、カバード糸製の編物又は織物で構成されている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の寝具用カバー。
  9. カバード糸製の編物又は織物が編物である、請求項1乃至4及び6乃至8のいずれか1項に記載の寝具用カバー。
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