JPWO2006070630A1 - 基板処理装置および基板搬送方法 - Google Patents

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Abstract

基板処理装置は、複数の基板をその主面を一定の方向に向けて一定のピッチで収容するキャリアを載置するためのキャリア載置部と、基板に対して所定の処理を行う処理部と、処理部内で複数の基板を所定ピッチで収容するホルダーと、キャリア載置部に載置されたキャリアとホルダーに対して基板の搬入出を1枚ずつ行い、前記キャリアと前記ホルダーとの間で基板を搬送する基板搬送装置とを具備する。基板搬送装置は、キャリアに収容された複数の基板をホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入可能なように、キャリアから基板を搬出する際にその基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能である。

Description

本発明は、半導体ウエハやフラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラス基板等の基板に対して、洗浄処理、エッチング処理、および超臨界流体処理のような処理流体による処理や熱処理等の所定の処理を行うための基板処理装置および基板処理装置における基板搬送方法、ならびに基板搬送方法を実現するための制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
例えば、半導体デバイスの製造装置では、複数の半導体ウエハが所定ピッチで略水平に収容された容器であるフープ(FOUP;front opening unified pod)をその製造装置に設けられた載置ステージに載置し、そこから製造装置の内部に半導体ウエハを搬入して、所定の処理を行う構造が広く採用されている。ここで、複数の半導体ウエハを所定のホルダーに保持させて一括して処理するバッチ式の製造装置では、フープに収容された半導体ウエハを1枚ずつまたは一括して搬出し、ホルダーに収容している。このとき一度に多くの半導体ウエハを処理するために、2個のフープに収容されている半導体ウエハを、ホルダーにおけるウエハの収容ピッチをフープにおけるウエハの収容ピッチの半分にして、ホルダーに搬入する装置が例えば、下記の特許文献1に開示されている。
しかしながら、フープに収容された半導体ウエハを一括して搬出する方法を採用しようとすると、半導体ウエハを保持する搬送ピックそのものに一定の厚さがあり、しかも、半導体ウエハをホルダーに収容した後に搬送ピックをホルダーから引き抜くため搬送ピックを降下させるためのスペースを確保しなければならないため、ホルダーにおける半導体ウエハの収容ピッチがフープにおける半導体ウエハの収容ピッチの半分となるようにフープからホルダーに半導体ウエハを直接移し替えることは物理的に困難である。
そのため、フープから搬出した半導体ウエハを一旦別の治具に保持させるといった措置が必要となるが、そのような措置を行うための装置を設置すると、フットプリントが増大し、装置コストも高くなるという問題が生ずる。
また、1個のフープにあるピッチで収容された半導体ウエハを、より狭いピッチで処理する場合には、フープから半導体ウエハを一括搬出する方法を用いると、半導体ウエハ同士のピッチを狭めるための機構が必要になるため、装置の複雑化、高価格化を招くこととなる。
これに対し、フープに収容された半導体ウエハを1枚ずつ搬出する方法を用いると、例えば、ホルダーの上から順番に半導体ウエハを収容すれば、ホルダーにおける半導体ウエハの収容ピッチを狭くすることができ、上述のような複数のウエハを一括して搬出する場合のような不都合が生じない。
ところで、処理装置内での半導体ウエハの表裏面の向きを、処理目的、処理条件等によって選択できるように、ホルダー内の半導体ウエハの表裏の向きを任意に変えたい場合が存在するが、このような場合には、フープに収容された半導体ウエハを1枚ずつ搬出する方法を用いたとしても、半導体ウエハの姿勢を別途の装置で変換させざるを得ず、そのような装置の設置により、フットプリントが増大し、設備コストが高くなるという問題を生ずる。また、このような場合には、ホルダーのベースプレートと半導体ウエハとの間を狭くすることができないという問題もある。
特開2003−257923号公報
本発明の目的は、ホルダーへ基板を搬入する際の基板の表裏の向きを任意に変えることができ、しかもコンパクトな基板処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、このような基板処理装置における基板搬送方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記基板搬送方法を実施するための制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、基板に所定の処理を施す基板処理装置であって、複数の基板をその主面を一定の方向に向けて一定のピッチで収容するキャリアを載置するためのキャリア載置部と、基板に対して所定の処理を行う処理部と、前記処理部内で複数の基板を所定ピッチで収容するホルダーと、前記キャリア載置部に載置されたキャリアと前記ホルダーに対して基板の搬入出を1枚ずつ行い、前記キャリアと前記ホルダーとの間で基板を搬送する基板搬送装置とを具備し、前記基板搬送装置は、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入可能なように、前記キャリアから基板を搬出する際にその基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能である、基板処理装置が提供される。
この基板処理装置において、省スペース化の観点から、ホルダーにおける基板の収容ピッチはキャリアにおける基板の収容ピッチの半分以下としてもよい。また、基板搬送装置としては、基体部およびこの基体部の一面に基板を係脱するために取り付けられた保持ピンを有する搬送ピックと、この搬送ピックの向きを反転させる反転機構を有する搬送ロボット部とを具備するものを用いることができる。
さらに、上記基板処理装置は、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的にその基板を保持するように、前記基板搬送装置を制御する制御部を有してもよい。この制御部は、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記保持ピンを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持するように前記基板搬送装置を制御する構成としてもよい。また、前記制御部は、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記保持ピンを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持するように前記基板搬送装置を制御する構成としてもよい。さらに、前記制御部は、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側と裏面側のどちらの方向から前記保持ピンをアクセスさせるかを決定し、その決定に合わせて前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせる際の前記搬送ピックの向きを前記反転機構を動作させて調整する構成としてもよい。
ホルダーとしては、基板を所定のピッチで保持するための溝が形成された複数の保持棒がベースプレートに固定された構造を有するものを用いることができ、このとき制御部は、このホルダーへの基板の収容をベースプレート側から順次行うために、搬送ピックは常に保持した基板がベースプレート側に向けられた姿勢でホルダーにアクセスするように基板搬送装置を制御する構成とすることができる。
さらにまた、前記制御部は、複数の基板を一枚ずつ前記搬送ピックに保持させて、その主面同士裏面同士を対面させながら、前記ホルダーに順次搬入させるように前記基板搬送装置を制御する構成としてもよい。この場合に、前記キャリアから前記ホルダーへ基板が搬入される際に、当該ホルダーを基板が略水平姿勢で搬入されるように所定位置に配置し、前記制御部は、前記搬送ピックを前記キャリアから搬出する基板の主面側にアクセスさせて当該基板を当該キャリアから搬出する操作と、前記搬送ピックを前記キャリアから搬出する基板の裏面側にアクセスさせて当該基板を当該キャリアから搬出する操作とが交互に行われ、かつ、前記保持ピンが保持した基板が前記基体部の下側に位置する姿勢で前記搬送ピックが前記ホルダーにアクセスするように、前記基板搬送装置を制御する構成とすることができる。
さらにまた、前記基板処理装置において、前記搬送ピックを搬送ロボット部に対し係脱自在に設け、前記搬送ピックを前記搬送ロボットから取り外し、前記ホルダーを前記搬送ロボットに取り付けることが可能としてもよい。この場合に、前記制御部は、前記搬送ロボット部に前記ホルダーを係合させて当該ホルダーを前記処理部に対して搬入出させるように前記基板搬送装置を制御する構成とすることができる。
さらにまた、前記基板処理装置を、基板を認識するセンサを備え、前記搬送ロボット部と係脱自在な検査用ハンドをさらに具備し、前記搬送ピックは、搬送ロボット部に対し係脱自在に設けられ、前記搬送ピックを前記搬送ロボットから取り外し、前記検査用ハンドを前記搬送ロボットに取り付けることが可能な構成としてもよい。この場合に、前記制御部は、前記搬送ロボット部に前記検査用ハンドを係合させて当該検査用ハンドを前記キャリアにアクセスさせ、当該キャリアにおける基板の収容状態を検査するように前記基板搬送装置を制御する構成とすることができる。
さらにまた、前記基板処理装置は、前記ホルダーに収容する基板の数を一定とするために、前記ホルダーに保持される基板の数に不足が生じた場合に、その不足分を補う補填用の基板を収容するための基板収容部をさらに具備する構成とすることができ、前記制御部は、前記基板搬送装置が前記キャリア載置部に載置されたキャリアと前記基板収容部との間、および、前記ホルダーと前記基板収容部との間で前記補填用の基板を搬送するように、前記基板搬送装置を制御する構成とすることができる。
本発明の第2の観点によれば、基板に所定の処理を施す基板処理装置であって、複数の基板をその主面を一定の方向に向けて一定のピッチで収容するキャリアを載置するためのキャリア載置部と、基板に対して所定の処理を行う処理部と、前記処理部内で複数の基板を所定ピッチで収容するホルダーと、前記キャリア載置部に載置されたキャリアと前記ホルダーに対して基板の搬入出を1枚ずつ行い、前記キャリアと前記ホルダーとの間で基板を搬送するとともに、前記キャリアから基板を搬出する際にその基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能である基板搬送装置と、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入可能なように、各基板の前記基板搬送装置に保持される側を制御する制御部とを具備する、基板処理装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、基板に所定の処理を行う基板処理装置における基板搬送方法であって、複数の基板がその主面が一定の方向を向くように収容されたキャリアを載置する載置部に前記キャリアを載置することと、搬送ピックを用いて前記キャリアに収容された基板を保持し、その基板を前記キャリアから搬出することと、前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入することとを有し、前記搬送ピックは基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能であり、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入するために、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持する、基板搬送方法が提供される。
この基板搬送方法において、搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入する際に、先に収容された基板と対面させるようにすることができる。また、複数の基板を一枚ずつ前記搬送ピックに保持させて、前記ホルダーに順次搬入させる際に、前記ホルダーにおいて基板の主面同士裏面同士が対面して収容されるようにすることができる。さらに、前記キャリアから所定の基板を搬出し、当該基板を前記ホルダーに搬入するに際し、前記搬送ピックを前記キャリアに収容された基板の裏面側にアクセスさせてその基板を保持し、前記キャリアから搬出した後、前記搬送ピックをその下側に搬出した基板が位置するように反転させた後に前記ホルダーへアクセスさせて、当該基板を前記ホルダーの所定位置に搬入することと、前記搬送ピックを前記キャリアに収容された別の基板の主面側にアクセスさせてその別の基板を保持し、前記キャリアから搬出した後、前記搬送ピックをその下側に搬出した基板を位置させた状態で前記ホルダーへアクセスさせて、当該基板を前記ホルダーの所定位置に収容し、その後に前記搬送ピックを反転させることとを交互に繰り返すようにしてもよい。
本発明の第4の観点によれば、コンピュータ上で動作し、実行時に、複数の基板がその主面が一定の方向を向くように収容されたキャリアを載置する載置部に前記キャリアを載置することと、搬送ピックを用いて前記キャリアに収容された基板を保持し、その基板を前記キャリアから搬出することと、前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入することとを有し、前記搬送ピックは基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能であり、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入するために、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持する基板搬送方法が実施されるように、コンピュータに基板搬送装置を制御させる、制御プログラムが提供される。
本発明の第5の観点によれば、コンピュータに制御プログラムを実行させるソフトウエアが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、複数の基板がその主面が一定の方向を向くように収容されたキャリアを載置する載置部に前記キャリアを載置することと、搬送ピックを用いて前記キャリアに収容された基板を保持し、その基板を前記キャリアから搬出することと、前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入することとを有し、前記搬送ピックは基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能であり、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入するために、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持する基板搬送方法が実施されるように、コンピュータに基板搬送機構を制御させる、コンピュータ読取可能な記憶媒体が提供される。
本発明によれば、キャリアから搬出した基板をホルダーへ収容する際の基板の表裏の向きを、別の姿勢変換装置に移し替えることなく、任意に変えることができる。また、ホルダーのペースプレートと基板との間を狭くすることができる。これによりコンパクトな処理装置を実現することができる。また、基板ごとの処理条件を均一化することも、逆に意図的に変えることもでき、処理のバリエーションを広げることができる。しかも、ホルダーにおける基板同士の間隔を狭くすることも容易なので、処理部をコンパクトに構成することができ、例えば、液処理装置であれば、使用液量を低減することができる。
洗浄処理装置の概略構造を示す斜視図。 洗浄処理装置の概略構造を示す平面図。 ロボットの概略構造を示す斜視図。 係脱部と係合部の概略構造を示す断面図。 係脱部が係合部に挿入された状態を示す断面図。 係脱部と係合部が係合された状態を示す断面図。 検査用ハンドとハンド載置ステージの概略構造を示す斜視図。 搬送ピックとピック載置ステージの概略構造を示す斜視図 保持ピンの概略構造を示す斜視図 ウエハを保持ピンの下側で保持した状態を示す斜視図。 ホルダーの概略構造を示す斜視図 ホルダー載置ステージの概略構造を示す側面図 ホルダー載置ステージを示す裏面図。 キャリアからのウエハの搬出方法とホルダーにおけるウエハの収容形態との関係の一例を模式的に示す図。 キャリアからのウエハの搬出方法とホルダーにおけるウエハの収容形態との関係の他の例を模式的に示す図。 キャリアからのウエハの搬出方法とホルダーにおけるウエハの収容形態との関係のさらに他の例を模式的に示す図。 ホルダーをチャンバに装着した状態を示す断面図。 洗浄処理装置によるウエハの洗浄工程を示すフローチャート。 洗浄処理装置によるウエハの洗浄工程を示すフローチャート。 洗浄処理装置によるウエハの洗浄工程を示すフローチャート。 検査用ハンドと搬送ピックの別の配設形態を示す断面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。ここでは、基板として半導体ウエハを洗浄する洗浄処理装置を例にとって説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る洗浄処理装置の概略構造を示す斜視図、図2はその概略構造を示す平面図である。
洗浄処理装置100は、ウエハWが収容されたキャリアCを載置するためのキャリア載置部1と、ウエハWに所定の洗浄液(例えばフッ酸水溶液やAPM薬液、純水等)を供給してウエハWを洗浄するチャンバ21を備え、チャンバ21において使用する各種洗浄液の貯留,送液,回収を行う洗浄処理部2と、キャリア載置部1とチャンバ21との間でウエハWの搬送を行うためのウエハ搬送部3と、洗浄処理装置100に備えられた各種電装品を駆動するための配電設備やスイッチングレギュレータ等を備えた電源制御部4と、を有している。
また洗浄処理装置100は、洗浄処理条件の設定(レシピ選択)や洗浄処理の開始/停止を行い、また洗浄処理の進行をモニタするための制御装置5を備えている。制御装置5は、洗浄処理装置100における処理レシピや洗浄処理装置100内の各種駆動機構を駆動するための動作プログラムが記憶された記憶部と、洗浄処理装置100のオペレータが処理レシピの選択や処理の開始/停止を指示し、また処理状況を表示するための入出力部と、選択された処理レシピに基づいて洗浄処理装置100内の各種駆動機構を駆動するコントローラ(CPU)を備えている。図1および図2ではこの制御装置5を洗浄処理装置100の側面に取り付けた構成を示しているが、制御装置5は、洗浄処理装置100の正面側または背面側に配置してもよいし、洗浄処理装置100から離れた場所に配置してもよい。
キャリアCには、複数(例えば、26枚)のウエハWが水平姿勢で鉛直方向(Z方向)に一定のピッチ(例えば、10mm間隔)で収容されている。キャリア載置部1には、2個のキャリアCをY方向に並べて載置する載置台11が設けられており、ウエハ搬送部3側の垂直パネルには、キャリアCの載置位置に合わせて、シャッタ12a,12bによってそれぞれ開閉自在なウエハ搬入出口13a,13bが形成されている。キャリアCに対するウエハWの搬入出はキャリアCの一側面を通して行われ、この搬入出面には係脱可能な蓋(図示せず)が取り付けられている。キャリアCは、この蓋がウエハ搬入出口13a,13bにフィットするように載置台11に載置される。
シャッタ12aにはキャリアCの蓋を把持する把持機構15が設けられている。把持機構15によってシャッタ12aがキャリアCの蓋を把持した状態で、シャッタ12aをウエハ搬送部3側に後退、降下させることにより、ウエハ搬入出口13aを開口することができるようになっている。シャッタ12bはシャッタ12aと同じ構造を有している。
ウエハ搬送部3は、チャンバ21に対して複数(例えば、キャリアCの収容枚数と同じ26枚)のウエハWを一括して搬入出するために、例えば、キャリアCにおけるウエハWのピッチよりも狭い3mmで平行に保持する2つのホルダー32a,32bと、各ホルダー32a,32bを載置するためのホルダー載置ステージ(図1,2には図示せず)と、キャリアCおよび各ホルダー32a,32bに対してウエハWを1枚ずつ搬入出するために1枚のウエハWを保持する2枚の搬送ピック34a,34bと、各搬送ピック34a,34bを載置するためのピック載置ステージ35a,35bと、キャリアCおよび各ホルダー32a,32bにおけるウエハWの収容状態(例えば、枚数、ウエハWの抜け(ジャンプスロット)、斜め挿入、飛び出し、重なり等の異常)を検査するための検査用ハンド36a,36bと、各検査用ハンド36a,36bを載置するためのハンド載置ステージ37a,37bと、ホルダー32a,32bに収容するウエハWの数を調整するためのダミーウエハWが収容されたダミーウエハ収容部40とを備えている。
上記ピック載置ステージ35a,35bは、搬送ピック34a,34bの下に配置されており、ハンド載置ステージ37a,37bは検査用ハンド36a,36bの下に配置されている。これらについては、後に図5、図6A〜6Cを参照しながら詳細に説明する。また、ホルダー載置ステージは、ウエハ搬送部3内のウエハ搬入出口13a,13bの上側に配設され、図1および図2には図示されていないが、後に説明する図7A〜7Cではホルダー載置ステージ33a,33bとして示されている。
また、ウエハ搬送部3の基台3aには、検査用ハンド36aおよび36b、搬送ピック34aおよび34b、ならびにホルダー32aおよび32bのいずれかと選択的に係合する1台の多関節構造を有する多機能ロボット31が設けられている。そして、このロボット31が検査用ハンド36aと係合すると、キャリアCとホルダー32aにおけるウエハWの収容状態を検査可能となり、検査用ハンド36bと係合すると、キャリアCとホルダー32bにおけるウエハWの収容状態を検査可能となる。また、ロボット31が搬送ピック34aまたは34bと係合すると、これによりキャリアCとホルダー32a,32bとの間でウエハWを搬送可能となる。さらに、ロボット31がホルダー32aと係合すると、ホルダー載置ステージ33aとチャンバ21との間でホルダー32aを搬送することが可能となり、ホルダー32bと係合すると、ホルダー載置ステージ33bとチャンバ21との間でホルダー32bを搬送することが可能となる。
また、ウエハ搬送部3の天井部には、ウエハ搬送部3に清浄な空気をダウンフローするためのファンフィルタユニット(FFU)が装備されている。
ロボット31は、一般的に垂直多関節型6軸ロボットと呼ばれているものであり、その概略構造は図3の斜視図に示すようになっている。図3に示すように、ロボット31は、図中の矢印A〜Aの回転動作を組み合わせることによって、人の手・腕に近い動きを行うことができる構造を有している。ロボット31の先端には、ホルダー32a,32b、搬送ピック34a,34b、検査用ハンド36a,36bを個々に係脱するための係脱部60が取り付けられており、ホルダー32a,32b、搬送ピック34a,34b、検査用ハンド36a,36bにはそれぞれ、ロボット31の係脱部60と対をなす係合部63(後に示す図5〜7C参照)が設けられている。
次に、図4A〜4Cを参照して、係脱部60と係合部63の概略構造とこれらの係脱状態について説明する。これら図において、中心線の左側は断面図、右側は側面図である。
これらの図に示すように、係脱部60は、係合部63に設けられた係合凹部63a内に挿入される挿入凸部60aを有しており、その挿入凸部60aには係合凹部63a内に横設されたロックピン63bに係合する垂直方向に回転可能なロックカム60bが設けられている。このロックカム60bには中心方向に向かって延びる長孔60cが設けられ、この長孔60c内に回転および摺動自在に係合するピン60dが設けられている。また、係脱部60はエアシリンダ等の伸縮機構により動作するピストンロッド61aを備えており、ロックカム60bはピン60dを介してピストンロッド61aの先端部に連結されている。
ピストンロッド61aの基端には、その先端側よりも外径の長い鍔部61cが形成されており、ピストンロッド61aを収容する筒体61bの内端部とピストンロッド61aの鍔部61cとの間には、ロックカム60bの位置を安定させるためのスプリング60eが設けられている。また、ピストンロッド61aは、係脱部60の挿入凸部60aの基部側に露呈された近接センサ62が、係合部63と係脱部60の近接を確認した後に作動されるようになっている。
このように構成される係脱部60を備えたロボット31と、例えば係合部63を備えた検査用ハンド36aとを係合させるには、最初に図4Aに示すように、ピストンロッド61aを係脱部60の先端側に位置させてスプリング60eを縮ませ、係脱部60を係合部63側に移動させてもロックカム60bがロックピン63bに接触しない状態とする。続いて図4Bに示すように、係合部63の係合凹部63a内に挿入凸部60aが挿入されるように、ロボット31を駆動する。そして、係合凹部63a内の所定位置まで挿入凸部60aが挿入されたことを近接センサ58の信号によって確認した後、次に図4Cに示すように、スプリング60eが伸びるようにピストンロッド61aを後退させて、ロックカム60bを回転させてロックピン63bに係合させる。これにより、ロボット31と検査用ハンド36aとが係合された状態となる。これらの係合を解除するには、上記係合させる手順を逆の順序で行えばよい。
次に、検査用ハンドとハンド載置ステージの詳細について説明する。なお、検査用ハンド36aと検査用ハンド36b、およびハンド載置ステージ37aとハンドステージ37bは、それぞれ同じ構造を有しているので、ここでは、代表して検査用ハンド36aとハンド載置ステージ37aについて説明する。図5は検査用ハンド36aとハンド載置ステージ37aの概略構造を示す斜視図である。
検査用ハンド36aの基端部には上述した係合部63が設けられており、二股に分かれた先端部には発光素子39aと受光素子39bとからなるセンサ39が設けられている。また、検査用ハンド36aには、センサ39のオペレーションに関わるケーブル39cが付属しており、検査用ハンド36aをウエハ搬送部3内で移動させることによるケーブル39cの絡み等の発生を防止すべく、ハンド載置ステージ37aはウエハ搬入出口13aに近接した位置に設けられている(図2参照)。
ロボット31がハンド載置ステージ37aにおいて確実に検査用ハンド36aを係脱するために、検査用ハンド36aは常にハンド載置ステージ37aの一定の位置に載置されなければならない。そのため、ハンド載置ステージ37aには、検査用ハンド36aの位置を確認するための位置確認センサ38aが設けられている。
この検査用ハンド36aによるキャリアCに収容されたウエハWの検査方法は、概略、次の通りである。すなわち、ロボット31は検査用ハンド36aを係合した状態で、例えば、検査用ハンド36aをキャリアCに収容された最下端のウエハWの僅かに下側に、その後に検査用ハンド36aを鉛直に(Z方向に)上昇させた際にウエハWに接触しないように、近接させる。発光素子39aを点灯させると、この状態では、発光素子39aと受光素子39bの間の光路には障害物がないため、受光素子39bから受光状態を示す信号が得られる。次に、検査用ハンド36aを一定の速度で下から上に向けてスキャンさせると、ウエハWの端部によって発光素子39aと受光素子39bの間の光路が遮られるために、キャリアCにおけるウエハWの収容状態が良好であれば、受光素子39bから受光状態と遮光状態とが一定の周期で現れる検出信号が得られ、この検出信号からウエハWの位置と数を確認することができる。
また、例えば、ウエハWに抜け(ジャンプスロット)があった場合には受光状態の時間幅が長い信号部分が得られ、ウエハWが斜めに挿入されている場合には通常よりも遮光状態の時間幅が長い信号部分が得られ、2枚以上のウエハWが重なり合っている場合には遮光状態の時間幅がウエハWの枚数分だけ長い信号部分が得られる。勿論、このような検査用ハンド36aのスキャンは上から下に向かって行ってもよい。ジャンプスロットや斜め状態での収容等の収容異常が検出された場合に、警報(光、音、制御装置5でのディスプレイ表示)を発し、洗浄処理装置100のオペレータがこのような異常に対して、適宜、対処する構成としてもよい。
このように、本実施形態の洗浄処理装置100では、キャリアCにおけるウエハWの収容状態を検査するためのセンサ装置を各ウエハ搬入出口13a,13bの近くに固定して設けないため、その設置スペースが不要な分、省スペース化することができる。また、ホルダー32a,32bにおけるウエハWの収容状態を検査するためのセンサ装置を設ける必要もなくなるので、装置コストを低く抑えることもできる。
次に、搬送ピックとピック載置ステージの詳細について説明する。なお、搬送ピック34aと搬送ピック34b、およびピック載置ステージ35aとピック載置ステージ35bは、それぞれ同じ構造を有しているので、ここでは代表して搬送ピック34aとピック載置ステージ35aについて説明する。図6Aは搬送ピック34aとピック載置ステージ35aの概略構造を示す斜視図である。搬送ピック34aは、平板状の基体部59の片面にウエハWを把持するための例えば4個の保持ピン65a,65b,65c,65dが取り付けられた構造を有している。これら保持ピン65a〜65dはそれぞれ図6Bの斜視図に示すように、円柱部材の長さ方向中心にその外径が上下端部よりも短くなるような絞り(くびれ)が形成された構造を有しており、この絞りの部分でウエハWを把持する。
保持ピン65a,65bは搬送ピック34aの基体部59に固定されており、保持ピン65c,65dはそれぞれ保持ピン65a,65bに対して図示しない移動機構により接近/後退できる機構を伴って搬送ピック34aの基体部59に取り付けられている。保持ピン65a〜65dの高さは、搬送ピック34aをキャリアC内に収容されたウエハW同士の隙間に挿入することができる厚みとする必要があるため、例えば、キャリアC内でウエハWの収容ピッチが10mmであり、搬送ピック34aの基体部59の厚みが3mmの場合には、1.5〜2.0mmとすることが好ましい。
ロボット31がピック載置ステージ35aにおいて確実に搬送ピック34aを係脱するために、搬送ピック34aは常にピック載置ステージ35aの一定の位置に載置されなければならない。そのため、ピック載置ステージ37aには、搬送ピック34aの位置を確認するための位置確認センサ38bが設けられている。なお、搬送ピック34aをキャリアCに収容されたウエハWを搬出するために用い、搬送ピック34bをチャンバ21での処理が終了したウエハWをキャリアCに搬入するために用いると、洗浄処理前のウエハWに付着したパーティクル等が搬送ピックに転写され、これがさらに洗浄処理が終了したウエハWへ転写されることを防止することができる。
キャリアCからのウエハWの搬出方法には、以下に説明する第1の搬出方法と第2の搬出方法がある。第1の搬出方法では、まず搬送ピック34aを搬出すべきウエハWの下側に挿入し、次いで保持ピン65a〜65dの絞り部がウエハWの真横に位置するように、搬送ピック34aを上昇させる。このとき保持ピン65a〜65dがウエハWに接触しないように、保持ピン65c,65dを基部側(係合部63側)にスライドさせておく。続いて、保持ピン65a,65bの絞り部にウエハWの端面が当接するように、搬送ピック34aを基部側に少し引く。そして保持ピン65c,65dの絞り部にウエハWの端面が当接するように、保持ピン65c,65dをウエハW側にスライドさせる。こうして保持ピン65a〜65dにウエハWが把持されたら、ウエハWをキャリアC内に収容するためにキャリアCの内壁に設けられた棚とウエハWとが摺れないように、搬送ピック34aの高さを調整して、キャリアCから搬送ピック34aを引き出す。
第2の搬出方法は、ロボット31が図3に示すロボット31の矢印Aによる動きによって、係合した搬送ピック34aを反転させることができるという特徴を利用する。すなわち、(1)保持ピン65a〜65dが搬送ピック34aの基体部59の下側に位置するように搬送ピック34aを反転させ、(2)搬送ピック34aを取り出すウエハWの上側に挿入し、(3)保持ピン65a〜65dの絞り部がウエハWの真横に位置するように搬送ピック34aを降下させ、(4)保持ピン65a,65bの絞り部にウエハWの端面を当接させ、(5)保持ピン65c,65dの絞り部をウエハWの端面に当接させ、(6)搬送ピック34aをキャリアCから引き出す、という手順で行われる。
この第2の搬出方法だけを用いる場合には、最初に搬送ピック34aがウエハWを保持していない状態で保持ピン65a〜65dが基体部59の下側に位置するように反転させれば、その後はキャリアCに収容された全てのウエハWをホルダー32aに搬入するまでの間に搬送ピック34aを反転させる必要がない。これに対して上記第1の搬出方法では、ウエハWごとにウエハWを保持した搬送ピック34aを反転させなければならない。よって、上記第2の搬出方法を用いれば、ウエハWを保持した搬送ピック34aを反転させることによるウエハWが搬送ピック34aから脱落する事故を回避することができる。
キャリアCにおいて、通常、ウエハWはその主面を上に(裏面を下に)向けて収容されているので、上記第1の搬出方法では、ウエハWはその裏面が搬送ピック34aを構成する基体部59と対面するようにして、搬送ピック34aに保持される。一方、上記第2の搬出方法では、ウエハWはその主面が搬送ピック34aを構成する基体部59と対面するようにして、搬送ピック34aに保持される。図6Cに、この第2の搬出方法によってウエハWがキャリアCから搬出された状態を示す。上記第1の搬出方法によってウエハWをキャリアCから搬出した後に、ロボット31の図3に示すAの回転を用いて、ウエハWが基体部59の下側に位置するようにロボット31を動作させた状態も、この図6Cに示した状態と同様となる。
このような第1の搬出方法および第2の搬出方法の逆操作を行うことによって、洗浄処理が終了したウエハWをキャリアCに搬入することができるが、前述したように、キャリアC内ではウエハWはその主面が上を向くように搬入する必要があり、一方で後述するように、ホルダー32a,32bに対するウエハWの搬入出操作は、常に図6Cに示される状態で行われる。このため、キャリアCから所定のウエハWを上記第1の搬出方法で搬出した場合には、そのウエハWのキャリアCへの搬入は上記第1の搬出方法の逆操作によって行われ、キャリアCから所定のウエハWを上記第2の搬出方法で搬出した場合には、そのウエハWのキャリアCへの搬入は上記第2の搬出方法の逆の手順で行われる。
次に、ホルダーとホルダー載置ステージについて説明する。ホルダー32aおよび32bは、それぞれホルダー載置ステージ33aおよび33bに載置されるようになっているが、ホルダー32aとホルダー32b、およびホルダー載置ステージ33aとホルダー載置ステージ33bは同じ構造を有しているので、ここでは代表してホルダー32aとホルダー載置ステージ33aについて説明する。図7Aはホルダー32aの概略構造を示す斜視図であり、図7Bはホルダー載置ステージ33aの概略構造を示す側面図であり、図7Cはホルダー載置ステージ33aの裏面図である。ホルダー32aは、ベースプレート66と、ベースプレート66上に起立して設けられた把持棒67a,67b,67c,67dと、ベースプレート66の裏面に設けられた係合部63と、を有している。
ベースプレート66の内側と把持棒67a〜67dには、PEEK等の耐食性に優れる材料が用いられ、ベースプレート66の外側には、ステンレス等の金属材料が好適に用いられる。各把持棒67a〜67dには、ウエハWの周縁を挟み込むための溝68が、隣接するウエハW同士の隙間幅(面間隔)が例えば3mmとなるように、一定の間隔で形成されている。このようにホルダー32aにウエハWを狭い隙間幅で収容することで、チャンバ21(後に説明する)を小型化し、洗浄液の使用量を低減し、また洗浄処理装置100のフットプリントを小さくすることができる。
ホルダー載置ステージ33aには、ロボット31の係脱部60とホルダー32aの係合部63とが係合した状態で、ホルダー32aをホルダー載置ステージ33aに対して搬入出できるように、係合部63の大きさに合わせた切り込み69が形成されている。また、ホルダー載置ステージ33aは、把持棒67a側が低く、ウエハWの搬入出側が高くなるように、水平面に対して所定角度(例えば、10度)傾斜して配設されている。これにより、ホルダー32aからのウエハWの落下を防止することができる。ホルダー載置ステージ33aにおけるホルダー32aの載置位置は、例えば、ホルダー載置ステージ33aに設けられたストッパ64によって、一定とされる。ピック載置ステージ35a等と同様に、ホルダー載置ステージ33aに、ホルダー32aの載置位置を決めるための位置確認センサを設けてもよい。
上述したようにホルダー32aにおけるウエハWの収容間隔が狭いため、ホルダー32aへのウエハWの搬入は、ベースプレート66側から逐次行う。そのためには、ウエハWを保持した搬送ピック34aのホルダー32aへのアクセスを、先に図6Cに示したように、搬送ピック34aを構成する基体部59の下側にウエハWが把持されている状態で行う必要がある。このため、搬送ピック34aによってキャリアCからウエハWを搬出するために前述した第1の搬出方法を用いた場合には、キャリアCからウエハWが搬出された後に、ウエハWが基体部59の下側に位置するように搬送ピック34aを反転させる必要がある。
図6Cに示した状態で把持棒67a〜67dに形成された溝68にウエハWが把持されるように、把持棒67a〜67dの長手方向と垂直な方向から搬送ピック34aをホルダー32aにアクセスさせる。続いて、保持ピン65c,65dを搬送ピック34aの基部側(係合部63が配置されている側)にスライドさせてウエハWと離間させ、保持ピン65a,65bがウエハWと離間するように搬送ピック34aをストッパ64側にスライドさせ、搬送ピック34aを上昇させてホルダー32aから待避させる。これによりウエハWがホルダー32aに保持される。
上述したキャリアCからのウエハWの第1の搬出方法および第2の搬出方法とホルダー32aへのウエハWの収用方法とを組み合わせると、ホルダー32aには、例えば、ウエハWの主面が全てベースプレート66側に向くような状態、ウエハWの裏面が全てベースプレート66側に向くような状態、ウエハWの主面同士裏面同士が対面するような状態等、任意の向きでウエハWを収容することができる。例えば、洗浄処理装置100のオペレータは、所定のキャリアCが載置台11aに載置されたら、そのキャリアCに収容されたウエハWの処理レシピを選択するが、この処理レシピにはホルダー32aにおけるウエハWの収容形態に関する情報が含まれており、制御装置5はホルダー32aにおいてその収容形態が実現されるように、キャリアCからの上記第1の搬出方法と第2の搬出方法を使い分ける。
次に、図8A〜8Cを参照して、キャリアCからのウエハWの搬出方法とホルダー32aにおけるウエハWの収容形態との関係について説明する。なお、図8A〜8Cにおいて、黒矢印は上記第1の搬送方法を用いた場合、白矢印は上記第2の搬送方法を用いた場合を示す。また、ウエハWについて主面側はハッチングを施し、裏面側は白抜きにしている。図8Aに示すように、ホルダー32aに全てのウエハWをその主面がホルダー32aのベースプレート66側に向くように収容する場合には、上記第1の搬出方法を用いる。図8Bに示すように、ホルダー32aに全てのウエハWをその裏面がベースプレート66側に向くように収容する場合には、上記第2の搬出方法を用いる。図8Cに示すように、ウエハWの主面同士裏面同士が対面するように収容する場合には、上記第1の搬出方法と第2の搬出方法とを交互に用いる。なお、図8Cではベースプレート66にウエハWの主面側を対面させた状態を示したが、ベースプレート66にウエハWの裏面側を対面させてもよい。
ホルダー32aは、キャリアCに収容可能なウエハWの数と同数のウエハWを保持することができるものとすると、キャリアCに実際に収容されているウエハWの枚数がキャリアCに収容できる定数に達していない場合には、ベースプレート66側から逐次ウエハWが収容されたホルダー32aをチャンバ21に収容すると、把持棒67a〜67dの先端側にウエハWどうしの隙間よりも広い空間ができるため、ベースプレート66側のウエハWと把持棒67a〜67dの先端側のウエハWとで洗浄状態に差が生じるおそれがある。そこで、常にホルダー32aに収容されるウエハWの数が一定となるように、不足した数のダミーウエハWをダミーウエハ収容部40からホルダー32aに搬入することが好ましい。
このダミーウエハ収容部40は、例えば、キャリアCと同じ構造とすることができる。ダミーウエハ収容部40へのダミーウエハWの収容は、ダミーウエハWが収容されたキャリアCを載置台11に載置し、そのキャリアCからダミーウエハ収容部40へウエハWを搬送するように、制御装置5から指令を与えることによって行われる。図1ではダミーウエハ収容部40を基台3a上に設けたが、これに限定されるものでなく、ロボット31の稼働範囲内であれば、例えば、ホルダー載置ステージ33a等と同様に、ウエハ搬送部3内の上側に設けてもよい。また、洗浄処理装置100では、1箇所にダミーウエハ収容部40が設けられているが、ホルダー32a,32bごとにダミーウエハ収容部を設ける等、複数箇所にダミーウエハ収容部を設けてもよい。
ホルダー32a,32bにおけるウエハWの収容状態の検査はそれぞれ検査用ハンド36a,36bを係合したロボット31により、キャリアCにおけるウエハWの収容状態を検査した手法と同じ手法で行うことができる。そのため、ホルダー載置ステージ33a,33bそれぞれにウエハ検査のためのセンサ装置を設ける必要がない。このため、センサ装置を設置するためのスペースが不要となり、洗浄処理装置100をコンパクトに構成することができるとともに、装置コストを低く抑えることができる。
前述したように、ホルダー載置ステージ33a,33bとチャンバ21との間でのウエハWの搬送は、ホルダー32a,32bを個々に係合したロボット31により行われる。このように洗浄処理装置100では、キャリアCとチャンバ21との間のウエハWの搬送を1台のロボット31で行うために、ウエハ搬送部3のフットプリントを小さくすることができる。
次に、ホルダーをチャンバに装着した状態について説明する。図9はホルダー32aをチャンバ21に装着した状態を示す断面図である。なお、この図9には、チャンバ21内への各種洗浄液の供給機構は簡略して記載している。チャンバ21のウエハ搬送部3側には、把持棒67a〜67dに把持されたウエハWを搬入出するための窓21aが形成されている。ペースプレート66には段差が設けられており、把持棒67a〜67dが取り付けられている上段部分66aは、チャンバ21の内部に挿入される。
一方、下段部分66bは窓21aの内側に挿入することはできない。下段部分66bと上段部分66aとの段差面にはOリング22が配設されており、下段部分66bの側面には、係合部63に向かって直径が小さくなるようなテーパーが形成されている。把持棒67a〜67dに把持されたウエハWをチャンバ21内に挿入した状態において、ベースプレート66の下段部分66bの側面を囲うように、チャンバ21にエアグリップリング23が設けられている。
チャンバ21に対する各ホルダー32aの脱着はエアグリップリング23を膨張させていない状態で行われる。ロボット31がホルダー32aをチャンバ21側に所定の力で押し当てた状態でエアグリップリング23を膨張させると、ベースプレート66の下段部分66bの側面の傾斜に起因して、ベースプレート66がチャンバ21側に押し込まれ、Oリング22がチャンバ21の壁面に密着して窓21aが閉塞され、かつ、ホルダー32aがチャンバ21に装着された状態となる。このような状態となった後に、ロボット31は係脱部60(図9には示さず)と係合部63との係合を解除する。なお、図9ではエアグリップリング23を膨張させていない状態を示している。
本実施形態の洗浄処理装置100では、チャンバ21の窓21aを封止するための専用の蓋とその移動機構を設ける必要がないため、装置構造がシンプルになる。また、エアグリップリング23によってホルダー32aがチャンバ21に装着された状態では、ロボット31はフリーになるので、その間にキャリアCにおけるウエハWの収容状態確認や、キャリアCからの別のホルダー32bへのウエハWの搬送等の作業を行うことができるようになる。
チャンバ21による洗浄処理は、例えば、主にチャンバ21に収容されたウエハWよりも下の位置からチャンバ21内に洗浄液を供給し(図9に示す「主供給」)、これと同時にチャンバ21内における洗浄液の流れを調整するためにチャンバ21の上下方向の中間部からも適量の洗浄液を供給し(図9に示す「副供給」および「補正供給」)、チャンバ21内が常に一定量の洗浄液で満たされた状態を維持しながら、チャンバ21の上部から洗浄液をオーバーフローさせることによって行われる。チャンバ21からオーバーフローした洗浄液は、濾過後に再びチャンバ21に供給するができる。所定の洗浄液による洗浄処理が終了したら、チャンバ21への洗浄液供給を停止して、チャンバ21の下部からチャンバ21内の洗浄液を排出する。その後、例えば、乾燥用の窒素ガスをチャンバ21内に供給することにより、ウエハWを乾燥させることができる。
なお、チャンバ21内の上端には、窒素ガス等のガスを一定量溜めるためのガススペース24が設けられており、チャンバ21内で圧力変動を吸収して、チャンバ21からの液漏れの発生等が防止されるようになっている。
次に、以上のように構成される洗浄処理装置100によるウエハWの洗浄処理工程について、図10〜図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、先に図8Cに示したように、ホルダー32a,32bにウエハWをその主面同士裏面同士が対面するように収容して、洗浄処理する処理レシピを選択した場合について説明する。
最初に、載置台11にウエハ搬入出口13aと対面するように最初のキャリア(キャリアC1とする)を載置する(STEP1)。続いてキャリアC1を開口させるために、シャッタ12aにキャリアC1の蓋を把持させて、シャッタ12aをウエハ搬送部3側に引き込み、降下させる(STEP2)。
ロボット31をハンド載置ステージ37aにアクセスさせて検査用ハンド36aを係合させ(STEP3)、キャリアC1におけるウエハWの収容状態を先に説明した検査方法にしたがって調べる(STEP4)。ここでは、26枚のウエハWが異常なく収容されていたとする。この検査が終了したら、ロボット31を再びハンド載置ステージ37aにアクセスさせて検査用ハンド36aの係合を解除し、検査用ハンド36aをハンド載置ステージ37aの所定位置に載置する(STEP5)。
続いて、ロボット31をピック載置ステージ35aにアクセスさせて搬送ピック34aを係合させる(STEP6)。搬送ピック34aは保持ピン65a〜65dが基体部59の上側に配置された状態となっているので、続いて最初にホルダー32aに搬入するウエハWの主面がホルダー32aを構成するベースプレート66と対面するように、先に説明したキャリアからのウエハWの第1の搬出方法にしたがって、キャリアC1から所定のウエハW(例えば、キャリアC1の中の最も下に収容されていたウエハW)を搬出し(STEP7)、搬送ピック34aを反転させ(STEP8)、先に説明したホルダー32aへの搬入方法にしたがってホルダー32aに搬入する(STEP9)。
次に、STEP9でホルダー32aに収容されたウエハWは裏面が上側となっているので、このウエハWと対面するように次にホルダー32aに搬入するウエハWはその裏面が下側(主面が上側)となるように、キャリアC1から上記第2の搬出方法により所定のウエハWを搬出する(STEP10)。なお、STEP9が終了した時点で、搬送ピック34aは保持ピン65a〜65dが基体部59の下側に位置している状態となっているので、そのままの状態で搬送ピック34aをキャリアC1内の取り出すべきウエハWの上側にアクセスさせればよい。そして、キャリアC1から取り出したウエハWをホルダー32aの所定位置に搬入する(STEP11)。
STEP11が終了した後に、保持ピン65a〜65dが基体部59の上側に位置するように、搬送ピック34aを反転させる(STEP12)。これにより、次にキャリアC1から所定のウエハWを第1の搬出方法を用いて搬出することができるようになる。キャリアに収容された全てのウエハWがホルダー32aに搬入されるまで、STEP7〜12を繰り返す。これにより、ホルダー32aには、ウエハWの主面同士裏面同士が対面した状態で、ウエハWが収容される。
なお、STEP7〜12では、STEP7において第1の搬出方法を用いて、ウエハWの主面側をベースプレート66に対面させ、次に第2の搬出方法を用い、逐次、第1の搬出方法と第2の搬出方法を交互に行う工程としたが、STEP7で上記第2の搬出方法を用いて、ベースプレート66にウエハWの裏面側を対面させてもよく、その場合には、次に第1の搬出方法を用い、逐次、第2の搬出方法と第1の搬出方法を交互に行うようにしてもよい。
このようにしてキャリアC1からホルダー32aへのウエハWの搬送が終了したら、ロボット31を再びピック載置ステージ35aにアクセスさせて搬送ピック34aの係合を解除し、搬送ピック34aをピック載置ステージ35aの所定位置に載置する(STEP13)。次いで、ロボット31を再びハンド載置ステージ37aにアクセスさせて検査用ハンド36aを係合させ(STEP14)、ホルダー32aにおけるウエハWの収容状態を調べる(STEP15)。なお、このSTEP14,15は省略することもできる。
続いてロボット31をホルダー載置ステージ33aにアクセスさせてホルダー32aと係合させ(STEP16)、ホルダー32aをホルダー載置ステージ33aから搬出し、縦姿勢(図7Aに示す姿勢)に変換してチャンバ21にアクセスさせ、エアグリップリング23が動作してホルダー32aがチャンバ21に装着された後に、ホルダー32aの係合を解除する(STEP17)。このSTEP17が終了したら、チャンバ21では収容されたウエハWの洗浄処理を開始する(STEP18)。
このようにしてSTEP18の操作が行われている間に、ウエハ搬入出口13bと対面するように別のキャリア(キャリアC2とする)を載置台11に載置し、キャリアC2を開口させておく(STEP19)。そして、前述したSTEP3〜STEP13と同様にして、キャリアC2におけるウエハWの収容状態の検査、キャリアC2に収容されたウエハWのホルダー32bへの搬送を行う(STEP20)。なお、ここでは、STEP20が終了する前にチャンバ21でのSTEP18の洗浄処理が終了していても、STEP20の処理が優先して行われるようにする。
チャンバ21でのキャリアC1に係るウエハWの洗浄処理が終了したら、ロボット31をチャンバ21に装着されたホルダー32aにアクセスさせてこれと係合させ(STEP21)、エアグリップリング23によるホルダー32aの保持を解除した後に、ホルダー32aをチャンバ21からホルダー載置ステージ33aへと搬送する(STEP22)。そして、ロボット31とホルダー32aとの係合を解除(STEP23)し、その後、STEP16〜18と同様にして、ロボット31をホルダー載置ステージ33bにアクセスさせてホルダー32bと係合させ(STEP24)、ホルダー32bをチャンバ21へ装着してロボット31とホルダー32bの係合を解除し(STEP25)、洗浄処理を開始する(STEP26)。
STEP26の洗浄処理が始まった時点で、ロボット31はフリーになっているので、ホルダー32aからキャリアC1へウエハWを搬送するために、それに先だって、先のSTEP14,15と同様にしてホルダー32aにおけるウエハWの収容状態を検査する(STEP27)。このSTEP27の検査によって、例えば、洗浄処理中のウエハWの破損等の発生の有無を確認することができ、何らかの異常があった場合には、洗浄処理装置100のオペレータが洗浄処理装置100の稼働を停止して、復帰のための対処を行う。
なお、キャリアC1に係るウエハWがチャンバ21での処理中に破損等した場合には、チャンバ21内にウエハWの破片が残る場合があり、そのような状態でキャリアC2に係るウエハWを収容したホルダー32bをチャンバ21に装着すると、チャンバ21やホルダー32b、ウエハWの二次的な破損を招くおそれがある。そこで、そのような不都合を回避するために、スループットは低下するが、STEP24〜26とSTEP27を入れ替えて実行してもよい。
続いて、ロボット31と検査用ハンド36aの係合を解除し(STEP28)、ロボット31をピック載置ステージ35bにアクセスさせて搬送ピック34bを係合させ、ホルダー32aからキャリアC1へウエハWを搬送する(STEP29)。このSTEP29では、キャリアC1では常にウエハWはその主面が上向きの状態で収容されるように、ホルダー32aに収容されたウエハWのキャリアCからの搬出履歴を考慮する。この搬出履歴は、制御装置5の記憶部にこの履歴を一時的に記憶するようにすることにより把握することができる。具体的には、先にキャリアC1から第1の搬出方法により搬出されたウエハWについては、第1の搬出方法を実行するためのロボット31等の動作の逆動作を行い、先にキャリアC1から第2の搬出方法により搬出されたウエハWについては、第2の搬出方法を実行するためのロボット31等の動作の逆動作を行う。
キャリアC1にウエハWが収容されたら、ロボット31と搬送ピック34bとの係合を解除する(STEP30)。そして、シャッタ12aによりウエハ搬入出口13aを閉じ、シャッタ12aによるキャリアC1の蓋の把持を解除して、キャリアC1を次の処理工程を行う装置等へと搬送する(STEP31)。
なお、STEP31の終了後に新たなキャリア(キャリアC3とする)がウエハ搬入出口13aと対面するように載置された場合には、前述したSTEP2〜13にしたがって、そのキャリアC3に収容されたウエハWをホルダー32aに搬送し、さらにSTEP14,15にしたがってホルダー32aにおけるウエハWの収容状態の検査を行ってもよい。
キャリアC2に係るウエハWの洗浄処理が終了したら、STEP21〜23,27〜31と同様の操作を行う。すなわち、ロボット31をチャンバ21に装着されたホルダー32bと係合させて、エアグリップリング23によるホルダー32bの保持を解除する(STEP32)。そして、ホルダー32bをチャンバ21からホルダー載置ステージ33bへと搬送して、ロボット31とホルダー32bとの係合を解除する(STEP33)。続いてロボット31に検査用ハンド36bを係合させてホルダー32bにおけるウエハWの収容状態を検査し、検査終了後にロボット31と検査用ハンド36bとの係合を解除する(STEP34)。次いで、ロボット31に搬送ピック34bを係合させ、ホルダー32bからキャリアC2へウエハWの主面の向きを考慮してウエハWを搬送し、搬送終了後にロボット31と搬送ピック34bとの係合を解除する(STEP35)。続いて、シャッタ12bによりウエハ搬入出口13bを閉じ、シャッタ12bによるキャリアC2の蓋の把持を解除して、キャリアC2を次の処理工程を行う装置等へと搬送する(STEP36)。
以降、上述した一連の処理が載置台11にキャリアCが搬入され次第、逐次行われるが、ウエハWの搬送順序は、チャンバ21の稼働状況を踏まえて、好ましくはスループットが向上するように変更することができる。このように、本実施形態の洗浄処理装置100ではロボット31の稼動率が高く、これによって一定の高いスループットを実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、キャリア載置部1に2個のキャリアCを載置できる構成としたが、キャリアCの載置数は、ロボット31の可動範囲の広さによって決定されるものであり、本発明は、3個以上のキャリアCを載置することができる構成へ変更することを妨げない。
また、より多くのキャリアCを載置する構成とした場合、スループットを向上させる観点からはチャンバの数を増やすことが望まれるが、その場合にはフットプリントが大きくなるので、フットプリントとスループットのバランスを考慮して構成を決定すればよい。
また、上記実施形態では検査用ハンド36a,36bにケーブル39cが付属した構成を示したが、センサ39をバッテリー駆動させ、かつ、センサ検出信号を電波等に変換して制御部へ送る構成とすることもできる。これにより、ケーブル39cが不要となるので、1本の検査用ハンドで2カ所に載置されたキャリアCおよび各ホルダー32a,32bの収容状態を検査することができる構成を実現することができる。
さらに上記実施形態では、検査用ハンド36a,36bと搬送ピック34a,34bをそれぞれ水平に載置する構成としたが、これに限定されず、図13の垂直断面図に示すように、これらを縦姿勢で収容することができるポケット91a(検査用ハンド36a,36b用),91b(搬送ピック34a,34b用)を設けた構成としてもよい。この場合には、ウエハ搬送部のフットプリントをさらに小さくすることができる。
さらにまた、上記実施形態では、処理対象の基板として半導体ウエハを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、その他の基板、例えば、フラットパネルディスプレイ(FDP)用のガラス基板、各種セラミックス基板、樹脂基板等であってもよい。
本発明は、半導体ウエハやFDP基板等の各種基板に対し洗浄処理装置やエッチング基板処理装置、超臨界流体基板処理装置のような各種の流体処理を行う処理装置に好適であり、さらに熱処理装置等にも適用することができる。
















Claims (21)

  1. 基板に所定の処理を施す基板処理装置であって、
    複数の基板をその主面を一定の方向に向けて一定のピッチで収容するキャリアを載置するためのキャリア載置部と、
    基板に対して所定の処理を行う処理部と、
    前記処理部内で複数の基板を所定ピッチで収容するホルダーと、
    前記キャリア載置部に載置されたキャリアと前記ホルダーに対して基板の搬入出を1枚ずつ行い、前記キャリアと前記ホルダーとの間で基板を搬送する基板搬送装置と
    を具備し、
    前記基板搬送装置は、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入可能なように、前記キャリアから基板を搬出する際にその基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能である、基板処理装置。
  2. 請求項1の基板処理装置において、前記ホルダーにおける基板の収容ピッチは前記キャリアにおける基板の収容ピッチの半分以下である、基板処理装置。
  3. 請求項1の基板処理装置において、
    前記基板搬送装置は、
    基体部、および、前記基体部の一面に基板を係脱するために取り付けられた保持ピンを有する搬送ピックと、
    前記搬送ピックの向きを反転させる反転機構を有する搬送ロボット部とを具備する、基板処理装置。
  4. 請求項1の基板処理装置において、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的にその基板を保持するように、前記基板搬送装置を制御する制御部をさらに具備する、基板処理装置。
  5. 請求項4の基板処理装置において、
    前記基板搬送装置は、
    基体部、および、前記基体部の一面に基板を係脱するために取り付けられた保持ピンを有する搬送ピックと、
    前記搬送ピックの向きを反転させる反転機構を有する搬送ロボット部とを具備する、基板処理装置。
  6. 請求項5の基板処理装置において、前記制御部は、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側と裏面側のどちらの方向から前記保持ピンをアクセスさせるかを決定し、その決定に合わせて前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせる際の前記搬送ピックの向きを前記反転機構を動作させて調整する、基板処理装置。
  7. 請求項5の基板処理装置において、前記ホルダーは、基板を所定のピッチで保持するための溝が形成された複数の保持棒がベースプレートに固定された構造を有し、
    前記制御部は、前記ホルダーへの基板の収容を前記ベースプレート側から順次行うために、前記搬送ピックが前記ホルダーへ基板を収容する際には、常に保持した基板が前記ベースプレートと前記基体部との間に位置するように基板を保持して、前記ホルダーにアクセスするように、前記基板搬送装置を制御する、基板処理装置。
  8. 請求項5の基板処理装置において、前記制御部は、複数の基板を一枚ずつ前記搬送ピックに保持させて、その主面同士裏面同士を対面させながら、前記ホルダーに順次搬入させるように前記基板搬送装置を制御する、基板処理装置。
  9. 請求項8の基板処理装置において、前記制御部は、前記搬送ピックを前記キャリアから搬出する基板の主面側にアクセスさせて当該基板を当該キャリアから搬出する操作と、前記搬送ピックを前記キャリアから搬出する基板の裏面側にアクセスさせて当該基板を当該キャリアから搬出する操作とが交互に行われ、かつ、前記保持ピンが保持した基板が前記基体部の下側に位置する姿勢で前記搬送ピックが前記ホルダーにアクセスするように、前記基板搬送装置を制御する、基板処理装置。
  10. 請求項5の基板処理装置において、前記搬送ピックは、搬送ロボット部に対し係脱自在に設けられ、前記搬送ピックを前記搬送ロボットから取り外し、前記ホルダーを前記搬送ロボットに取り付けることが可能である、基板処理装置。
  11. 請求項10の基板処理装置において、前記制御部は、前記搬送ロボット部に前記ホルダーを係合させて当該ホルダーを前記処理部に対して搬入出させるように前記基板搬送装置を制御する、基板処理装置。
  12. 請求項5の基板処理装置において、基板を認識するセンサを備え、前記搬送ロボット部と係脱自在な検査用ハンドをさらに具備し、
    前記搬送ピックは、搬送ロボット部に対し係脱自在に設けられ、前記搬送ピックを前記搬送ロボットから取り外し、前記検査用ハンドを前記搬送ロボットに取り付けることが可能である、基板処理装置。
  13. 請求項12の基板処理装置において、前記制御部は、前記搬送ロボット部に前記検査用ハンドを係合させて当該検査用ハンドを前記キャリアにアクセスさせ、当該キャリアにおける基板の収容状態を検査するように前記基板搬送装置を制御する、基板処理装置。
  14. 請求項4の基板処理装置において、前記ホルダーに収容する基板の数を一定とするために、前記ホルダーに保持される基板の数に不足が生じた場合に、その不足分を補う補填用の基板を収容するための基板収容部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記基板搬送装置が前記キャリア載置部に載置されたキャリアと前記基板収容部との間、および、前記ホルダーと前記基板収容部との間で前記補填用の基板を搬送するように、前記基板搬送装置を制御する、基板処理装置。
  15. 基板に所定の処理を施す基板処理装置であって、
    複数の基板をその主面を一定の方向に向けて一定のピッチで収容するキャリアを載置するためのキャリア載置部と、
    基板に対して所定の処理を行う処理部と、
    前記処理部内で複数の基板を所定ピッチで収容するホルダーと、
    前記キャリア載置部に載置されたキャリアと前記ホルダーに対して基板の搬入出を1枚ずつ行い、前記キャリアと前記ホルダーとの間で基板を搬送するとともに、前記キャリアから基板を搬出する際にその基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能である基板搬送装置と、
    前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入可能なように、各基板の前記基板搬送装置に保持される側を制御する制御部と
    を具備する、基板処理装置。
  16. 基板に所定の処理を行う基板処理装置における基板搬送方法であって、
    複数の基板がその主面が一定の方向を向くように収容されたキャリアを載置する載置部に前記キャリアを載置することと、
    搬送ピックを用いて前記キャリアに収容された基板を保持し、その基板を前記キャリアから搬出することと、
    前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入することと
    を有し、
    前記搬送ピックは基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能であり、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入するために、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持する、基板搬送方法。
  17. 請求項16の基板搬送方法において、前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入する際に、前記搬送ピックに保持された基板を先に収容された基板と対面させる、基板搬送方法。
  18. 請求項17の基板搬送方法において、複数の基板を一枚ずつ前記搬送ピックに保持させて、前記ホルダーに順次搬入させる際に、前記ホルダーにおいて基板の主面同士裏面同士が対面して収容されるようにする、基板搬送方法。
  19. 請求項18の基板搬送方法において、前記キャリアから所定の基板を搬出し、当該基板を前記ホルダーに搬入するに際し、
    前記搬送ピックを前記キャリアに収容された基板の裏面側にアクセスさせてその基板を保持し、前記キャリアから搬出した後、前記搬送ピックをその下側に搬出した基板が位置するように反転させた後に前記ホルダーへアクセスさせて、当該基板を前記ホルダーの所定位置に搬入することと、
    前記搬送ピックを前記キャリアに収容された別の基板の主面側にアクセスさせてその別の基板を保持し、前記キャリアから搬出した後、前記搬送ピックをその下側に搬出した基板を位置させた状態で前記ホルダーへアクセスさせて、当該基板を前記ホルダーの所定位置に収容し、その後に前記搬送ピックを反転させることと
    を交互に繰り返す、基板搬送方法。
  20. コンピュータ上で動作し、実行時に、
    複数の基板がその主面が一定の方向を向くように収容されたキャリアを載置する載置部に前記キャリアを載置することと、
    搬送ピックを用いて前記キャリアに収容された基板を保持し、その基板を前記キャリアから搬出することと、
    前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入することと
    を有し、
    前記搬送ピックは基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能であり、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入するために、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持する基板搬送方法が実施されるように、コンピュータに基板搬送装置を制御させる、制御プログラム。
  21. コンピュータに制御プログラムを実行させるソフトウエアが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、
    複数の基板がその主面が一定の方向を向くように収容されたキャリアを載置する載置部に前記キャリアを載置することと、
    搬送ピックを用いて前記キャリアに収容された基板を保持し、その基板を前記キャリアから搬出することと、
    前記搬送ピックに保持された基板を前記ホルダーに搬入することと
    を有し、
    前記搬送ピックは基板をその主面側および裏面側の任意の側で保持可能であり、前記キャリアに収容された複数の基板を前記ホルダーにそれぞれ予め設定された向きで搬入するために、前記キャリアに収容された所定の基板の主面側または裏面側のいずれか一方から選択的に前記搬送ピックを当該基板にアクセスさせて当該基板を保持する基板搬送方法が実施されるように、コンピュータに基板搬送機構を制御させる、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
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