JPWO2006068238A1 - デジタル放送記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができるデジタル放送記録再生装置を開示する。この装置では、データ放送コンテンツを含む放送波は多重化分離部(105)によって映像、音声及びデータ放送コンテンツに分離され、分離されたデータ放送コンテンツ内に、通信経由で取得する通信経由コンテンツのアンカー情報が含まれるか否かが制御部(102)によって解析される。データ放送コンテンツ内にアンカー情報が含まれる場合、通信部(117)がアンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する。通信部(117)によって取得された通信経由コンテンツはアンカー情報と対応付けて記録再生処理部(108)によってデータ蓄積部(109)に蓄積される。
Description
本発明は、デジタル放送記録再生装置に関する。
BSデジタル放送や地上波デジタル放送では、映像情報及び音声情報を放送波に含めることができることに加え、データ放送としてBML(Broadcast Markup Language)コンテンツやモノメディアを放送波に含めることができる。
BMLやモノメディアを受信したテレビ等の受信装置に予めインターネットへの接続環境が整っていれば、例えば、BML内にアンカー情報として記述されたURI(Uniform Resource Identifier)を辿ることにより、インターネット上のコンテンツにアクセスすることができる。
このようなデジタル放送を受信する受信装置には、録画機能を備えたものも知られており、例えば、特許文献1に記載されている技術が開示されている。特許文献1に記載のデジタル放送記録再生装置によれば、データカルーセル方式でコンテンツを伝送するMPEG方式のトランスポートストリームによるデジタル放送を記録するとき、データ放送のデータパケットと映像/音声ストリームとを分離して記録すると共に、データパケットの送出終了時刻を映像/音声ストリームに同期可能なタイムスタンプとしてデータパケットに付加して記録する。これにより、データパケットを重複することなく記録し、かつ、映像/音声ストリームと同期して指定される時刻で再生することができる。
ところで、近年、テレビの視聴及び録画が可能な携帯電話等の小型携帯端末が普及しつつあり、このような小型携帯端末に対して、地上波デジタル放送では、1つのチャンネルの帯域(6MHz)を13分割したうちの1つ(1セグメント)を割り当て、割り当てた帯域を利用してサービスを行うことが予定されている。このデータ放送サービスを部分受信放送という。1セグメントで送信される情報量は非常に少ないため、小型携帯端末においても受信したデータ放送によってリンクされたコンテンツへのアクセスが想定される。
特開2002−152688号公報
しかしながら、特許文献1に記載のデジタル放送記録再生装置では、インターネット等の通信経由で取得するコンテンツまでは記録することができない。例えば、放送波に含まれるデータ放送コンテンツを記録していても、半年後あるいは1年後といった長い期間をおいて記録コンテンツを再生し、この再生中に通信経由でコンテンツを取得しようとしても、該当するコンテンツが既にサーバから削除または更新されている可能性が高い。このような場合には所望のコンテンツを取得することができなくなる。
本発明の目的は、放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができるデジタル放送記録再生装置を提供することである。
本発明のデジタル放送記録再生装置は、データ放送コンテンツを含む放送波を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデータ放送コンテンツ内に、通信経由で取得する通信経由コンテンツのアンカー情報が含まれるか否かを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツ内にアンカー情報を含むことを示す場合、アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する通信経由コンテンツ取得手段と、前記通信経由コンテンツ取得手段によって取得された通信経由コンテンツを前記アンカー情報と対応付けて蓄積する蓄積手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、放送波によって受信したデータ放送コンテンツに含まれるアンカー情報に基づいて、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツをアンカー情報と対応付けて蓄積することにより、蓄積された放送コンテンツを再生する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツを通信を介することなく再生することができる。
本発明によれば、放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(一実施の形態)
まず、本発明の一実施の形態におけるコンテンツについて図1を用いて定義する。コンテンツには、放送コンテンツ、リンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、通信事業者仕様コンテンツがある。アンカー情報は、再生中のコンテンツから次のコンテンツに遷移するための情報であり、図1に示したコンテンツ間をつないだ矢印に相当する。アンカー情報により、例えば、放送コンテンツからリンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、及び、通信事業者仕様コンテンツへの遷移が可能となる。ちなみに、アンカー情報のURIの先頭がhttp:であれば放送事業者コンテンツであるというように、URIにより各コンテンツを区別する。
まず、本発明の一実施の形態におけるコンテンツについて図1を用いて定義する。コンテンツには、放送コンテンツ、リンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、通信事業者仕様コンテンツがある。アンカー情報は、再生中のコンテンツから次のコンテンツに遷移するための情報であり、図1に示したコンテンツ間をつないだ矢印に相当する。アンカー情報により、例えば、放送コンテンツからリンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、及び、通信事業者仕様コンテンツへの遷移が可能となる。ちなみに、アンカー情報のURIの先頭がhttp:であれば放送事業者コンテンツであるというように、URIにより各コンテンツを区別する。
放送コンテンツには、放送波から取得される映像、音声、データ放送コンテンツが含まれる。リンクコンテンツは、データ放送規格に準拠した受信装置がリンク状態で提示することを想定して記述されたコンテンツである。放送コンテンツ及びリンクコンテンツを総称して放送事業者コンテンツという。なお、リンク状態とは、放送局が管理する双方向ウェブサーバ上のBMLコンテンツと、放送のリソースである映像・音声とを受信装置が受信、再生することが可能な状態であり、具体的には、放送事業者コンテンツを再生している状態をいう。
また、非リンクコンテンツは、データ放送規格に準拠した受信装置がデータ放送ブラウザにより提示することを想定して記述されたコンテンツである。リンクコンテンツと非リンクコンテンツを総称して通信コンテンツといい、双方向ウェブサーバ上に配置されたBMLコンテンツを指す。なお、上記リンク状態に対して非リンク状態とは、通信コンテンツのみを受信装置が受信、再生し、受信装置は放送のリソースである映像・音声を参照することができない状態であり、具体的には、放送事業者コンテンツ以外を再生している状態をいう。
そして、通信事業者仕様コンテンツは、通信事業者が定めた仕様に基づいて記述され、双方向ウェブサーバ上に配置されたコンテンツであり、iモード(登録商標)に代表される携帯電話網を用いたインターネット接続サービスによって提供されるコンテンツである。
放送コンテンツは放送波から取得するものであり、リンクコンテンツ、非リンクコンテンツ及び放送事業者仕様コンテンツは、インターネット等の通信経由で取得するものであることから通信経由コンテンツと称する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るデジタル放送記録再生装置100の構成を示すブロック図である。この図において、入力部101はボタンキー等であり、ユーザはボタンキーを操作することにより、再生、記録、選局等の指示を制御部102に入力する。
制御部102は、入力部101からの指示を受けて、デジタル放送記録再生装置100内の各部を制御することにより、再生、記録、選局などを行う。制御部102の詳細については後述する。
チューナ部104は、放送アンテナ103を介して受信した放送波からユーザによって指定されたチャンネルの周波数信号を抽出し、抽出した周波数信号の符号復調処理を行う。符号復調処理された信号は多重化分離部105及び制御部102に出力される。
多重化分離部105は、制御部102から受信コンテンツの再生要求を受けると、チューナ部104から出力された信号を映像情報、音声情報、データ放送コンテンツなどに分離する。また、制御部102から記録コンテンツの再生要求を受けると、記録されたコンテンツを後述する記録再生処理部108を介して取得し、取得したコンテンツを映像情報、音声情報、データ放送コンテンツなどに分離する。分離された映像情報は映像処理部113に、音声情報は音声処理部106に、データ放送コンテンツはDSMCC処理部110にそれぞれ出力される。さらに、制御部102から記録要求を受けると、チューナ部104から出力された信号を分離することなく、トランスポートストリームの状態で記録再生処理部108に出力する。なお、チューナ部104及び多重化分離部105は、受信手段として機能する。
音声処理部106は、多重化分離部105から出力され、AAC(Advanced Audio Coding)などで符号化された音声ストリームを復号し、復号した信号を音声出力部107に出力する。音声出力部107は、音声処理部106から出力された音声を出力する。
記録再生処理部108は、制御部102から記録要求を受けると、多重化分離部105から出力されたトランスポートストリームを取得し、取得したトランスポートストリームをデータ蓄積部109に蓄積する。また、制御部102から記録コンテンツの再生要求を受けると、データ蓄積部109から蓄積されたトランスポートストリームを読み出し、読み出したトランスポートストリームを多重化分離部105に出力する。
データ蓄積部109は、不揮発メモリ又は着脱可能な不揮発メモリであり、記録再生処理部108によってトランスポートストリームが蓄積され、また、蓄積されたトランスポートストリームが読み出される。
DSMCC(Digital Storage Media Command and Control)処理部110は、データを繰り返し伝送する方式であるデータカルーセル方式によって送信されるデータ放送のモジュール(データカルーセルを構成する単位)を多重化分離部105から取得し、取得したモジュールからデータ放送コンテンツを構築する。構築されたデータ放送コンテンツはデータ放送再生処理部111に出力される。また、多重化分離部105からデータ放送関連のデータを取得し、取得したデータ放送コンテンツを解析することにより、イベントメッセージ及びモジュールの更新などの通知を受け、その旨を制御部102、記録再生処理部108及びデータ放送再生処理部111に通知する。なお、イベントメッセージとは、デジタル放送記録再生装置100で動作しているマルチメディアコンテンツに対して放送局から即座にあるいは時刻指定でメッセージを単発的に送信するものである。
データ放送再生処理部111は、BMLを表示する放送コンテンツ表示ブラウザであり、制御部102からデータ放送の再生要求を受けると、DSMCC処理部110から出力されたデータ放送コンテンツの再生を行い、再生したコンテンツを表示処理部114に出力する。また、データ放送コンテンツの再生又は停止を行うと、その動作確認通知を制御部102に対して行う。
通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112は、通信事業者が定めた仕様に基づいて実装されたブラウザ(例えば、i−mode(登録商標)ブラウザ)であり、制御部102から通信事業者仕様コンテンツの再生要求を受けると、制御部102から出力されたHTMLコンテンツ又は通信事業者が定めたコンテンツの再生を行い、再生したコンテンツを表示処理部114に出力する。また、通信事業者仕様コンテンツの再生又は停止を行うと、その動作確認通知を制御部102に対して行う。
映像処理部113は、多重化分離部105から出力され、高度動画像圧縮方式であるH.264(正式には、H.264/AVC(Advanced Video Coding))などで符号化された映像ストリームを復号し、復号した信号を表示処理部114に出力する。
表示処理部114は、映像処理部113で復号された映像ストリームとデータ放送再生処理部111及び通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112から出力されたコンテンツを合成し、合成した情報を表示部115に出力する。表示部115は、表示処理部114から出力された情報を表示する。
通信経由コンテンツ取得手段としての通信部117は、制御部102から通信経由コンテンツ取得要求を受けると、通信アンテナ116を介して通信ネットワークに接続し、双方向通信を行うことにより通信経由コンテンツを取得し、取得した通信経由コンテンツを制御部102に出力する。
図3は、図2に示した制御部102の内部構成を示すブロック図である。この図において、入力制御部121は、入力部101から指示された内容を再生要求、記録要求、選局要求などの要求情報に変換し、要求情報を全体制御部122に出力する。
全体制御部122は、入力制御部121から出力された要求情報に基づいて、選局部123、記録再生制御部124、データ放送制御部125及び通信部117の各部を制御する。
選局部123は、全体制御部122からの制御を受け、チューナ部104に周波数チャンネルを設定し、設定した周波数チャンネルに受信可能な放送波(トランスポートストリーム)がある場合は、周波数チャンネル選局の成功とし、チューナ部104から多重化分離部105へトランスポートストリームのまま出力させる。また、多重化分離部105で分離されたデータの解析を行い、解析により得られるトランスポートストリームのサービス構成を基に、トランスポートストリーム内の指定サービスの映像、音声などのストリームを抽出するように多重化分離部105を設定する。
記録再生制御部124は、全体制御部122からの制御を受け、URIディレクトリを作成し、URIから記録に必要なファイル名を抽出し、抽出したファイル名を録画ファイル名として取得したコンテンツに付け加え、記録再生処理部108に出力する。また、記録再生制御部124は、記録再生処理部108から録画開始、録画停止、データ蓄積部109の記録可能領域(空き容量)がなくなることによる記録不可などの動作確認通知を受け、その動作確認通知を全体制御部122に出力する。
データ放送制御部125は、全体制御部122から制御を受け、データ放送再生制御を行う。具体的には、以下のような処理を行う。データ放送制御部125は、DSMCC処理部110を動作させ、データ放送コンテンツの構築を行わせ、構築されたデータ放送コンテンツをDSMCC処理部から取得する。また、通信部117からデータ放送コンテンツを取得する。このように取得したデータ放送コンテンツをデータ放送制御部125が解析し、解析結果を記録再生制御部124に通知する。なお、DSMCC処理部110及びデータ放送制御部125は、解析手段として機能する。
また、データ放送制御部125は、データ放送再生処理部111に再生指示又は停止指示を行い、データ放送コンテンツの再生又は停止を行わせ、データ放送再生処理部111から動作確認通知を取得する。
さらに、データ放送制御部125は、通信経由コンテンツへの遷移が生じた場合、通信経由コンテンツを取得し、取得したコンテンツをその種別をファイル名の拡張子に基づいて判断する。拡張子が.bmlなどのデータ放送コンテンツはデータ放送再生処理部111に出力され、拡張子がhtmlなどの通信事業者仕様コンテンツは通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112に出力される。すなわち、データ放送制御部125は通信経由コンテンツの種別に応じてデータ放送再生処理部111と通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112との動作を排他的に切り替える。
なお、データ放送制御部125は、放送コンテンツにアンカー情報が含まれているか否かの解析を行い、アンカー情報が含まれていればアンカー情報に基づいてコンテンツを取得する。そして、取得したコンテンツをデータ蓄積部109に蓄積するように記録再生制御部124に指示する。
次に、図2に示したデジタル放送記録再生装置100の記録処理の手順について図4を用いて説明する。図4において、ステップ(以下、「ST」と省略する)131では、データ蓄積部109が放送コンテンツを蓄積する。このとき、データ放送コンテンツのみを記録する方式、映像・音声とデータ放送コンテンツとを同時に記録する方式などいくつかの記録方式が考えられるが、指定された場所又は時間から再生可能な方式で記録すればその方式は何でもよい。
ST132では、DSMCC処理部110がデータ放送コンテンツの追加、変更、削除を含む更新の有無を判定する。データ放送コンテンツが更新されている(YES)と判定されたらST133に移行し、更新されていない(NO)と判定されたらST136に移行する。ここで、データ放送コンテンツの更新には、番組の開始、終了、データ放送の開始、終了も含むものとする。
ST133では、データ放送制御部125が現在放送されている放送コンテンツを全て取得し、ST134では、データ放送制御部125がアンカー情報の有無について未解析のコンテンツがあるか否かを判定する。未解析のコンテンツがある(YES)と判定されたらST135に移行し、未解析のコンテンツがない(NO)と判定されたらST136に移行する。
ST135では、DSMCC処理部110が未解析のコンテンツにアンカー情報が含まれるか否かを解析し、アンカー情報が含まれていたらアンカー情報に基づいて、通信経由コンテンツを取得し、ST134に戻る。なお、ST135の処理をコンテンツ解析取得処理と称し、その詳細な手順については後述する。
ST136では、ユーザの入力操作による記録停止要求、電池残量低下などシステムによる記録停止要求があるか否かを全体制御部122が判定する。記録停止要求がある(YES)と判定されたらデジタル放送記録再生装置100の記録処理を終了し、記録停止要求がない(NO)と判定されたらST131に戻る。
次に、図4のST135に示したコンテンツ解析取得処理の詳細な手順について図5を用いて説明する。図5において、ST141では、データ放送制御部125が未解析の放送コンテンツ及び通信経路コンテンツにアンカー情報が含まれているか否かを判定する。アンカー情報が含まれている(YES)と判定されたらST142に移行し、アンカー情報が含まれていない(NO)と判定されたらコンテンツ解析取得処理を終了する。
ST142では、放送コンテンツ及び通信経路コンテンツに含まれるアンカー情報がリンクコンテンツを示すか否かをデータ放送制御部125において判定される。リンクコンテンツを示す(YES)と判定されたらST143に移行し、リンクコンテンツを示さない(NO)と判定されたらST141に戻る。
ST143では、アンカー情報が示すリンクコンテンツがデータ蓄積部109に既に蓄積されているか、すなわち取得済みであるか否かを記録再生処理部108が確認する。既に取得済みである(YES)場合にはST141に戻り、取得済みではない(NO)場合にはST144に移行する。なお、既に取得済みである場合でも、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツが取得済みのコンテンツ(データ蓄積部109に蓄積されたコンテンツ)との変更点がないか確認し、変更がなければ既に取得済みである(YES)としてST141に戻り、変更があれば取得済みではない(NO)としてST144に移行してもよい。
ST144では、データ蓄積部109に蓄積されていないリンクコンテンツとこのリンクコンテンツを示すファイル名とを記録再生処理部108が通信経由で取得する。そして、取得したリンクコンテンツ及びそのファイル名をデータ蓄積部109に記録し、ST141に戻る。記録する形式としては、URI単位でディレクトリを形成し、形成したディレクトリに記録する。
次に、図2に示したデジタル放送記録再生装置100の再生処理の手順について図6を用いて説明する。図6において、ST151では、記録再生処理部108がデータ蓄積部109から蓄積されたトランスポートストリームを読み出し、読み出したトランスポートストリームを多重化分離部105が分離する。分離された映像情報を映像処理部113が、また、分離された音声情報を音声処理部106がそれぞれ処理することにより、映像及び音声の再生を行う。
ST152では、ST151において再生されたトランスポートストリームに含まれるデータ放送コンテンツのうち、最初のページ(スタートアップコンテンツ)をデータ放送制御部125が取得する。
ST153では、ST152において取得したスタートアップコンテンツ、すなわち、再生要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツであるか否かをデータ放送制御部125が判定する。通信事業者仕様コンテンツである(YES)と判定されたらST154に移行し、通信事業者仕様コンテンツではない(NO)と判定されたらST155に移行する。
ST154では、ST153において、再生要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツであると判定されたので、通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112がコンテンツを再生する。
ST155では、ST153において、再生要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツではないと判定されたので、データ放送再生処理部111がコンテンツを再生する。
ST156では、ユーザの入力操作による再生停止要求、電池残量低下などシステムによる再生停止要求があるか否かを全体制御部122が判定する。再生停止要求がある(YES)と判定されたらST157に移行し、再生停止要求がない(NO)と判定されたらST159に移行する。
ST157では、記録再生処理部108がデータ蓄積部109からのトランスポートストリームの読み出しを停止することにより、映像及び音声の再生を停止する。ST158では、データ放送制御部125がデータ放送の再生を停止させ、デジタル放送記録再生装置100の再生処理を終了する。
ST159では、アンカー情報が示すコンテンツへの遷移要求の有無をデータ放送制御部125が確認する。なお、遷移要求は、ユーザの入力操作あるいはコンテンツ内のタイマー操作によって発生する。遷移要求がある(YES)場合にはST160に移行し、遷移要求がない(NO)場合にはST156に戻る。
ST160では、遷移要求を受けているコンテンツが放送コンテンツであるか否かをデータ放送制御部125が判定する。放送コンテンツである(YES)と判定されたらST161に移行し、放送コンテンツではない(NO)と判定されたらST162に移行する。
ST161では、記録再生処理部108が遷移要求を受けている放送コンテンツをデータ蓄積部109から取得し、ST153に戻る。
ST162では、遷移要求を受けているコンテンツがリンクコンテンツであるか否かをデータ放送制御部125が判定する。リンクコンテンツである(YES)と判定されたらST163に移行し、リンクコンテンツではない(NO)と判定されたらST166に移行する。
ST163では、遷移要求を受けているリンクコンテンツが既にデータ蓄積部109に記録されているか否かを記録再生処理部108が確認する。既に記録されている(YES)場合にはST161に移行し、記録されていない(NO)場合にはST164に移行する。
ST164では、遷移要求を受けているリンクコンテンツがデータ蓄積部109に記録されていないので、全体制御部122が通信部117を介してリンクコンテンツを取得する。ST165では、ST164において取得したリンクコンテンツを記録再生処理部108がデータ蓄積部109に記録し、ST153に戻る。
ST166では、遷移要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツであるので、全体制御部122が通信部117を介して通信事業者仕様コンテンツを取得する。ST167では、ST166において取得した通信事業者仕様コンテンツを記録再生処理部108がデータ蓄積部109に記録し、ST153に戻る。
このように本実施の形態によれば、放送波によって受信したデータ放送コンテンツに含まれるアンカー情報に基づいて、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツを放送コンテンツと対応付けて記録することにより、記録された放送コンテンツを再生する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツを通信を介することなく再生することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
本発明のデジタル放送記録再生装置は、データ放送コンテンツを含む放送波を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデータ放送コンテンツ内に、通信経由で取得する通信経由コンテンツのアンカー情報が含まれるか否かを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツ内にアンカー情報を含むことを示す場合、アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する通信経由コンテンツ取得手段と、前記通信経由コンテンツ取得手段によって取得された通信経由コンテンツを前記アンカー情報と対応付けて蓄積する蓄積手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、放送波によって受信したデータ放送コンテンツに含まれるアンカー情報に基づいて、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツをアンカー情報と対応付けて蓄積することにより、蓄積された放送コンテンツを再生する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツを通信を介することなく再生することができる。
本発明の第2の態様は、上記態様において、前記通信経由コンテンツ取得手段が、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツの更新を示す場合、更新されたデータ放送コンテンツ内に含まれる新たなアンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、データ放送コンテンツが一般にデータカルーセル方式で送信されることから、同一のデータを繰り返し受信することになるが、データ放送コンテンツが更新されたときに、新たなアンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得することにより、同一のアンカー情報から繰り返し通信経由コンテンツを取得することを回避し、取得していない通信経由コンテンツを効率よく取得することができる。
本発明の第3の態様は、上記態様において、前記通信経由コンテンツ取得手段が、取得した通信経由コンテンツ内にさらにアンカー情報が含まれる場合、当該アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、取得した通信経由コンテンツ内にアンカー情報が含まれる限り、通信経由コンテンツを取得し続けることができる。
本発明の第4の態様は、上記態様において、前記通信経由コンテンツ取得手段が、アンカー情報に含まれると共にコンテンツを識別するコンテンツ識別情報が、リンクコンテンツを示すことを条件に通信経由コンテンツを取得するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、取得した通信経由コンテンツ内に含まれるアンカー情報がリンクコンテンツである場合に、そのリンクコンテンツを取得することにより、無限にコンテンツを取得することを制限することができる。
本発明の第5の態様は、上記態様において、前記蓄積手段に蓄積された放送コンテンツを再生し、再生中の放送コンテンツから通信経由コンテンツに遷移する際、前記蓄積手段に蓄積された通信経由コンテンツを再生する記録再生処理手段を具備するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、蓄積された放送コンテンツを再生中に通信経由コンテンツに遷移する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツがサーバから削除又は更新されていた場合や、トンネルや地下など通信圏外の場合でも、当該通信経由コンテンツを再生することができる。
本発明の第6の態様は、上記態様において、前記記録再生処理手段が、前記蓄積手段に蓄積された通信経由コンテンツの再生ができない場合、前記通信経由コンテンツ取得手段を介して通信経由コンテンツを取得し、取得した通信経由コンテンツを再生すると共に、前記蓄積手段に蓄積させるデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、蓄積された通信経由コンテンツが再生できない場合、当該コンテンツを通信経由で取得し、取得した通信経由コンテンツを再生すると共に、蓄積することにより、蓄積された通信経由コンテンツを次回再生する際には、通信経由で取得することを回避することができる。
本明細書は、2004年12月24日出願の特願2004−373812に基づくものである。この内容は全てここに含めておく。
本発明にかかるデジタル放送記録再生装置は、放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができるという効果を有し、携帯電話等の小型携帯端末に適用することができる。
本発明は、デジタル放送記録再生装置に関する。
BSデジタル放送や地上波デジタル放送では、映像情報及び音声情報を放送波に含めることができることに加え、データ放送としてBML(Broadcast Markup Language)コンテンツやモノメディアを放送波に含めることができる。
BMLやモノメディアを受信したテレビ等の受信装置に予めインターネットへの接続環境が整っていれば、例えば、BML内にアンカー情報として記述されたURI(Uniform Resource Identifier)を辿ることにより、インターネット上のコンテンツにアクセスすることができる。
このようなデジタル放送を受信する受信装置には、録画機能を備えたものも知られており、例えば、特許文献1に記載されている技術が開示されている。特許文献1に記載のデジタル放送記録再生装置によれば、データカルーセル方式でコンテンツを伝送するMPEG方式のトランスポートストリームによるデジタル放送を記録するとき、データ放送のデータパケットと映像/音声ストリームとを分離して記録すると共に、データパケットの送出終了時刻を映像/音声ストリームに同期可能なタイムスタンプとしてデータパケットに付加して記録する。これにより、データパケットを重複することなく記録し、かつ、映像/音声ストリームと同期して指定される時刻で再生することができる。
ところで、近年、テレビの視聴及び録画が可能な携帯電話等の小型携帯端末が普及しつつあり、このような小型携帯端末に対して、地上波デジタル放送では、1つのチャンネルの帯域(6MHz)を13分割したうちの1つ(1セグメント)を割り当て、割り当てた帯域を利用してサービスを行うことが予定されている。このデータ放送サービスを部分受信放送という。1セグメントで送信される情報量は非常に少ないため、小型携帯端末においても受信したデータ放送によってリンクされたコンテンツへのアクセスが想定される。
特開2002−152688号公報
しかしながら、特許文献1に記載のデジタル放送記録再生装置では、インターネット等の通信経由で取得するコンテンツまでは記録することができない。例えば、放送波に含まれるデータ放送コンテンツを記録していても、半年後あるいは1年後といった長い期間をおいて記録コンテンツを再生し、この再生中に通信経由でコンテンツを取得しようとしても、該当するコンテンツが既にサーバから削除または更新されている可能性が高い。このような場合には所望のコンテンツを取得することができなくなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができるデジタル放送記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明のデジタル放送記録再生装置は、データ放送コンテンツを含む放送波を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデータ放送コンテンツ内に、通信経由で取得する通信経由コンテンツのアンカー情報が含まれるか否かを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツ内にアンカー情報を含むことを示す場合、アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する通信経由コンテンツ取得手段と、前記通信経由コンテンツ取得手段によって取得された通信経由コンテンツを前記アンカー情報と対応付けて蓄積する蓄積手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、放送波によって受信したデータ放送コンテンツに含まれるアンカー情報に基づいて、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツをアンカー情報と対応付けて蓄積することにより、蓄積された放送コンテンツを再生する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツを通信を介することなく再生することができる。
本発明によれば、放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(一実施の形態)
まず、本発明の一実施の形態におけるコンテンツについて図1を用いて定義する。コンテンツには、放送コンテンツ、リンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、通信事業者仕様コンテンツがある。アンカー情報は、再生中のコンテンツから次のコンテンツに遷移するための情報であり、図1に示したコンテンツ間をつないだ矢印に相当する。アンカー情報により、例えば、放送コンテンツからリンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、及び、通信事業者仕様コンテンツへの遷移が可能となる。ちなみに、アンカー情報のURIの先頭がhttp:であれば放送事業者コンテンツであるというように、URIにより各コンテンツを区別する。
まず、本発明の一実施の形態におけるコンテンツについて図1を用いて定義する。コンテンツには、放送コンテンツ、リンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、通信事業者仕様コンテンツがある。アンカー情報は、再生中のコンテンツから次のコンテンツに遷移するための情報であり、図1に示したコンテンツ間をつないだ矢印に相当する。アンカー情報により、例えば、放送コンテンツからリンクコンテンツ、非リンクコンテンツ、及び、通信事業者仕様コンテンツへの遷移が可能となる。ちなみに、アンカー情報のURIの先頭がhttp:であれば放送事業者コンテンツであるというように、URIにより各コンテンツを区別する。
放送コンテンツには、放送波から取得される映像、音声、データ放送コンテンツが含まれる。リンクコンテンツは、データ放送規格に準拠した受信装置がリンク状態で提示することを想定して記述されたコンテンツである。放送コンテンツ及びリンクコンテンツを総称して放送事業者コンテンツという。なお、リンク状態とは、放送局が管理する双方向ウェブサーバ上のBMLコンテンツと、放送のリソースである映像・音声とを受信装置が受信、再生することが可能な状態であり、具体的には、放送事業者コンテンツを再生している状態をいう。
また、非リンクコンテンツは、データ放送規格に準拠した受信装置がデータ放送ブラウザにより提示することを想定して記述されたコンテンツである。リンクコンテンツと非リンクコンテンツを総称して通信コンテンツといい、双方向ウェブサーバ上に配置されたBMLコンテンツを指す。なお、上記リンク状態に対して非リンク状態とは、通信コンテンツのみを受信装置が受信、再生し、受信装置は放送のリソースである映像・音声を参照することができない状態であり、具体的には、放送事業者コンテンツ以外を再生している状態をいう。
そして、通信事業者仕様コンテンツは、通信事業者が定めた仕様に基づいて記述され、双方向ウェブサーバ上に配置されたコンテンツであり、iモード(登録商標)に代表される携帯電話網を用いたインターネット接続サービスによって提供されるコンテンツである。
放送コンテンツは放送波から取得するものであり、リンクコンテンツ、非リンクコンテンツ及び放送事業者仕様コンテンツは、インターネット等の通信経由で取得するものであることから通信経由コンテンツと称する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るデジタル放送記録再生装置100の構成を示すブロック図である。この図において、入力部101はボタンキー等であり、ユーザはボタンキーを操作することにより、再生、記録、選局等の指示を制御部102に入力する。
制御部102は、入力部101からの指示を受けて、デジタル放送記録再生装置100内の各部を制御することにより、再生、記録、選局などを行う。制御部102の詳細については後述する。
チューナ部104は、放送アンテナ103を介して受信した放送波からユーザによって指定されたチャンネルの周波数信号を抽出し、抽出した周波数信号の符号復調処理を行う。符号復調処理された信号は多重化分離部105及び制御部102に出力される。
多重化分離部105は、制御部102から受信コンテンツの再生要求を受けると、チューナ部104から出力された信号を映像情報、音声情報、データ放送コンテンツなどに分離する。また、制御部102から記録コンテンツの再生要求を受けると、記録されたコンテンツを後述する記録再生処理部108を介して取得し、取得したコンテンツを映像情報、音声情報、データ放送コンテンツなどに分離する。分離された映像情報は映像処理部113に、音声情報は音声処理部106に、データ放送コンテンツはDSMCC処理部110にそれぞれ出力される。さらに、制御部102から記録要求を受けると、チューナ部104から出力された信号を分離することなく、トランスポートストリームの状態で記録再生処理部108に出力する。なお、チューナ部104及び多重化分離部105は、受信手段として機能する。
音声処理部106は、多重化分離部105から出力され、AAC(Advanced Audio Coding)などで符号化された音声ストリームを復号し、復号した信号を音声出力部107に出力する。音声出力部107は、音声処理部106から出力された音声を出力する。
記録再生処理部108は、制御部102から記録要求を受けると、多重化分離部105から出力されたトランスポートストリームを取得し、取得したトランスポートストリームをデータ蓄積部109に蓄積する。また、制御部102から記録コンテンツの再生要求を受けると、データ蓄積部109から蓄積されたトランスポートストリームを読み出し、読み出したトランスポートストリームを多重化分離部105に出力する。
データ蓄積部109は、不揮発メモリ又は着脱可能な不揮発メモリであり、記録再生処理部108によってトランスポートストリームが蓄積され、また、蓄積されたトランスポートストリームが読み出される。
DSMCC(Digital Storage Media Command and Control)処理部110は、データを繰り返し伝送する方式であるデータカルーセル方式によって送信されるデータ放送のモジュール(データカルーセルを構成する単位)を多重化分離部105から取得し、取得したモジュールからデータ放送コンテンツを構築する。構築されたデータ放送コンテンツはデータ放送再生処理部111に出力される。また、多重化分離部105からデータ放送関連のデータを取得し、取得したデータ放送コンテンツを解析することにより、イベントメッセージ及びモジュールの更新などの通知を受け、その旨を制御部102、記録再生処理部108及びデータ放送再生処理部111に通知する。なお、イベントメッセージとは、デジタル放送記録再生装置100で動作しているマルチメディアコンテンツに対して放送局から即座にあるいは時刻指定でメッセージを単発的に送信するものである。
データ放送再生処理部111は、BMLを表示する放送コンテンツ表示ブラウザであり、制御部102からデータ放送の再生要求を受けると、DSMCC処理部110から出力されたデータ放送コンテンツの再生を行い、再生したコンテンツを表示処理部114に出力する。また、データ放送コンテンツの再生又は停止を行うと、その動作確認通知を制御部102に対して行う。
通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112は、通信事業者が定めた仕様に基づいて実装されたブラウザ(例えば、i−mode(登録商標)ブラウザ)であり、制御部102から通信事業者仕様コンテンツの再生要求を受けると、制御部102から出力されたHTMLコンテンツ又は通信事業者が定めたコンテンツの再生を行い、再生したコンテンツを表示処理部114に出力する。また、通信事業者仕様コンテンツの再生又は停止を行うと、その動作確認通知を制御部102に対して行う。
映像処理部113は、多重化分離部105から出力され、高度動画像圧縮方式であるH.264(正式には、H.264/AVC(Advanced Video Coding))などで符号化された映像ストリームを復号し、復号した信号を表示処理部114に出力する。
表示処理部114は、映像処理部113で復号された映像ストリームとデータ放送再生処理部111及び通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112から出力されたコンテンツを合成し、合成した情報を表示部115に出力する。表示部115は、表示処理部114から出力された情報を表示する。
通信経由コンテンツ取得手段としての通信部117は、制御部102から通信経由コンテンツ取得要求を受けると、通信アンテナ116を介して通信ネットワークに接続し、双方向通信を行うことにより通信経由コンテンツを取得し、取得した通信経由コンテンツを制御部102に出力する。
図3は、図2に示した制御部102の内部構成を示すブロック図である。この図において、入力制御部121は、入力部101から指示された内容を再生要求、記録要求、選局要求などの要求情報に変換し、要求情報を全体制御部122に出力する。
全体制御部122は、入力制御部121から出力された要求情報に基づいて、選局部123、記録再生制御部124、データ放送制御部125及び通信部117の各部を制御する。
選局部123は、全体制御部122からの制御を受け、チューナ部104に周波数チャンネルを設定し、設定した周波数チャンネルに受信可能な放送波(トランスポートストリーム)がある場合は、周波数チャンネル選局の成功とし、チューナ部104から多重化分離部105へトランスポートストリームのまま出力させる。また、多重化分離部105で分離されたデータの解析を行い、解析により得られるトランスポートストリームのサービス構成を基に、トランスポートストリーム内の指定サービスの映像、音声などのストリームを抽出するように多重化分離部105を設定する。
記録再生制御部124は、全体制御部122からの制御を受け、URIディレクトリを作成し、URIから記録に必要なファイル名を抽出し、抽出したファイル名を録画ファイル名として取得したコンテンツに付け加え、記録再生処理部108に出力する。また、記録再生制御部124は、記録再生処理部108から録画開始、録画停止、データ蓄積部109の記録可能領域(空き容量)がなくなることによる記録不可などの動作確認通知を受け、その動作確認通知を全体制御部122に出力する。
データ放送制御部125は、全体制御部122から制御を受け、データ放送再生制御を行う。具体的には、以下のような処理を行う。データ放送制御部125は、DSMCC処理部110を動作させ、データ放送コンテンツの構築を行わせ、構築されたデータ放送コンテンツをDSMCC処理部から取得する。また、通信部117からデータ放送コンテンツを取得する。このように取得したデータ放送コンテンツをデータ放送制御部125が解析し、解析結果を記録再生制御部124に通知する。なお、DSMCC処理部110及びデータ放送制御部125は、解析手段として機能する。
また、データ放送制御部125は、データ放送再生処理部111に再生指示又は停止指示を行い、データ放送コンテンツの再生又は停止を行わせ、データ放送再生処理部111から動作確認通知を取得する。
さらに、データ放送制御部125は、通信経由コンテンツへの遷移が生じた場合、通信経由コンテンツを取得し、取得したコンテンツをその種別をファイル名の拡張子に基づいて判断する。拡張子が.bmlなどのデータ放送コンテンツはデータ放送再生処理部111に出力され、拡張子がhtmlなどの通信事業者仕様コンテンツは通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112に出力される。すなわち、データ放送制御部125は通信経由コンテンツの種別に応じてデータ放送再生処理部111と通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112との動作を排他的に切り替える。
なお、データ放送制御部125は、放送コンテンツにアンカー情報が含まれているか否かの解析を行い、アンカー情報が含まれていればアンカー情報に基づいてコンテンツを取得する。そして、取得したコンテンツをデータ蓄積部109に蓄積するように記録再生制御部124に指示する。
次に、図2に示したデジタル放送記録再生装置100の記録処理の手順について図4を用いて説明する。図4において、ステップ(以下、「ST」と省略する)131では、データ蓄積部109が放送コンテンツを蓄積する。このとき、データ放送コンテンツのみを記録する方式、映像・音声とデータ放送コンテンツとを同時に記録する方式などいくつかの記録方式が考えられるが、指定された場所又は時間から再生可能な方式で記録すればその方式は何でもよい。
ST132では、DSMCC処理部110がデータ放送コンテンツの追加、変更、削除を含む更新の有無を判定する。データ放送コンテンツが更新されている(YES)と判定されたらST133に移行し、更新されていない(NO)と判定されたらST136に移行する。ここで、データ放送コンテンツの更新には、番組の開始、終了、データ放送の開始、終了も含むものとする。
ST133では、データ放送制御部125が現在放送されている放送コンテンツを全て取得し、ST134では、データ放送制御部125がアンカー情報の有無について未解析のコンテンツがあるか否かを判定する。未解析のコンテンツがある(YES)と判定されたらST135に移行し、未解析のコンテンツがない(NO)と判定されたらST136に移行する。
ST135では、DSMCC処理部110が未解析のコンテンツにアンカー情報が含まれるか否かを解析し、アンカー情報が含まれていたらアンカー情報に基づいて、通信経由コンテンツを取得し、ST134に戻る。なお、ST135の処理をコンテンツ解析取得処理と称し、その詳細な手順については後述する。
ST136では、ユーザの入力操作による記録停止要求、電池残量低下などシステムによる記録停止要求があるか否かを全体制御部122が判定する。記録停止要求がある(YES)と判定されたらデジタル放送記録再生装置100の記録処理を終了し、記録停止要求がない(NO)と判定されたらST131に戻る。
次に、図4のST135に示したコンテンツ解析取得処理の詳細な手順について図5を用いて説明する。図5において、ST141では、データ放送制御部125が未解析の放送コンテンツ及び通信経路コンテンツにアンカー情報が含まれているか否かを判定する。アンカー情報が含まれている(YES)と判定されたらST142に移行し、アンカー情報が含まれていない(NO)と判定されたらコンテンツ解析取得処理を終了する。
ST142では、放送コンテンツ及び通信経路コンテンツに含まれるアンカー情報がリンクコンテンツを示すか否かをデータ放送制御部125において判定される。リンクコンテンツを示す(YES)と判定されたらST143に移行し、リンクコンテンツを示さない(NO)と判定されたらST141に戻る。
ST143では、アンカー情報が示すリンクコンテンツがデータ蓄積部109に既に蓄積されているか、すなわち取得済みであるか否かを記録再生処理部108が確認する。既に取得済みである(YES)場合にはST141に戻り、取得済みではない(NO)場合にはST144に移行する。なお、既に取得済みである場合でも、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツが取得済みのコンテンツ(データ蓄積部109に蓄積されたコンテンツ)との変更点がないか確認し、変更がなければ既に取得済みである(YES)としてST141に戻り、変更があれば取得済みではない(NO)としてST144に移行してもよい。
ST144では、データ蓄積部109に蓄積されていないリンクコンテンツとこのリンクコンテンツを示すファイル名とを記録再生処理部108が通信経由で取得する。そして、取得したリンクコンテンツ及びそのファイル名をデータ蓄積部109に記録し、ST141に戻る。記録する形式としては、URI単位でディレクトリを形成し、形成したディレクトリに記録する。
次に、図2に示したデジタル放送記録再生装置100の再生処理の手順について図6を用いて説明する。図6において、ST151では、記録再生処理部108がデータ蓄積部109から蓄積されたトランスポートストリームを読み出し、読み出したトランスポートストリームを多重化分離部105が分離する。分離された映像情報を映像処理部113が、また、分離された音声情報を音声処理部106がそれぞれ処理することにより、映像及び音声の再生を行う。
ST152では、ST151において再生されたトランスポートストリームに含まれるデータ放送コンテンツのうち、最初のページ(スタートアップコンテンツ)をデータ放送制御部125が取得する。
ST153では、ST152において取得したスタートアップコンテンツ、すなわち、再生要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツであるか否かをデータ放送制御部125が判定する。通信事業者仕様コンテンツである(YES)と判定されたらST154に移行し、通信事業者仕様コンテンツではない(NO)と判定されたらST155に移行する。
ST154では、ST153において、再生要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツであると判定されたので、通信事業者仕様コンテンツ再生処理部112がコンテンツを再生する。
ST155では、ST153において、再生要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツではないと判定されたので、データ放送再生処理部111がコンテンツを再生する。
ST156では、ユーザの入力操作による再生停止要求、電池残量低下などシステムによる再生停止要求があるか否かを全体制御部122が判定する。再生停止要求がある(YES)と判定されたらST157に移行し、再生停止要求がない(NO)と判定されたらST159に移行する。
ST157では、記録再生処理部108がデータ蓄積部109からのトランスポートストリームの読み出しを停止することにより、映像及び音声の再生を停止する。ST158では、データ放送制御部125がデータ放送の再生を停止させ、デジタル放送記録再生装置100の再生処理を終了する。
ST159では、アンカー情報が示すコンテンツへの遷移要求の有無をデータ放送制御部125が確認する。なお、遷移要求は、ユーザの入力操作あるいはコンテンツ内のタイマー操作によって発生する。遷移要求がある(YES)場合にはST160に移行し、遷移要求がない(NO)場合にはST156に戻る。
ST160では、遷移要求を受けているコンテンツが放送コンテンツであるか否かをデータ放送制御部125が判定する。放送コンテンツである(YES)と判定されたらST161に移行し、放送コンテンツではない(NO)と判定されたらST162に移行する。
ST161では、記録再生処理部108が遷移要求を受けている放送コンテンツをデータ蓄積部109から取得し、ST153に戻る。
ST162では、遷移要求を受けているコンテンツがリンクコンテンツであるか否かをデータ放送制御部125が判定する。リンクコンテンツである(YES)と判定されたらST163に移行し、リンクコンテンツではない(NO)と判定されたらST166に移行する。
ST163では、遷移要求を受けているリンクコンテンツが既にデータ蓄積部109に記録されているか否かを記録再生処理部108が確認する。既に記録されている(YES)場合にはST161に移行し、記録されていない(NO)場合にはST164に移行する。
ST164では、遷移要求を受けているリンクコンテンツがデータ蓄積部109に記録されていないので、全体制御部122が通信部117を介してリンクコンテンツを取得する。ST165では、ST164において取得したリンクコンテンツを記録再生処理部108がデータ蓄積部109に記録し、ST153に戻る。
ST166では、遷移要求を受けているコンテンツが通信事業者仕様コンテンツであるので、全体制御部122が通信部117を介して通信事業者仕様コンテンツを取得する。ST167では、ST166において取得した通信事業者仕様コンテンツを記録再生処理部108がデータ蓄積部109に記録し、ST153に戻る。
このように本実施の形態によれば、放送波によって受信したデータ放送コンテンツに含まれるアンカー情報に基づいて、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツを放送コンテンツと対応付けて記録することにより、記録された放送コンテンツを再生する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツを通信を介することなく再生することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
本発明のデジタル放送記録再生装置は、データ放送コンテンツを含む放送波を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデータ放送コンテンツ内に、通信経由で取得する通信経由コンテンツのアンカー情報が含まれるか否かを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツ内にアンカー情報を含むことを示す場合、アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する通信経由コンテンツ取得手段と、前記通信経由コンテンツ取得手段によって取得された通信経由コンテンツを前記アンカー情報と対応付けて蓄積する蓄積手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、放送波によって受信したデータ放送コンテンツに含まれるアンカー情報に基づいて、通信経由でコンテンツを取得し、取得したコンテンツをアンカー情報と対応付けて蓄積することにより、蓄積された放送コンテンツを再生する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツを通信を介することなく再生することができる。
本発明の第2の態様は、上記態様において、前記通信経由コンテンツ取得手段が、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツの更新を示す場合、更新されたデータ放送コンテンツ内に含まれる新たなアンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、データ放送コンテンツが一般にデータカルーセル方式で送信されることから、同一のデータを繰り返し受信することになるが、データ放送コンテンツが更新されたときに、新たなアンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得することにより、同一のアンカー情報から繰り返し通信経由コンテンツを取得することを回避し、取得していない通信経由コンテンツを効率よく取得することができる。
本発明の第3の態様は、上記態様において、前記通信経由コンテンツ取得手段が、取得した通信経由コンテンツ内にさらにアンカー情報が含まれる場合、当該アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、取得した通信経由コンテンツ内にアンカー情報が含まれる限り、通信経由コンテンツを取得し続けることができる。
本発明の第4の態様は、上記態様において、前記通信経由コンテンツ取得手段が、アンカー情報に含まれると共にコンテンツを識別するコンテンツ識別情報が、リンクコンテンツを示すことを条件に通信経由コンテンツを取得するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、取得した通信経由コンテンツ内に含まれるアンカー情報がリンクコンテンツである場合に、そのリンクコンテンツを取得することにより、無限にコンテンツを取得することを制限することができる。
本発明の第5の態様は、上記態様において、前記蓄積手段に蓄積された放送コンテンツを再生し、再生中の放送コンテンツから通信経由コンテンツに遷移する際、前記蓄積手段に蓄積された通信経由コンテンツを再生する記録再生処理手段を具備するデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、蓄積された放送コンテンツを再生中に通信経由コンテンツに遷移する際に、アンカー情報で示された通信経由コンテンツがサーバから削除又は更新されていた場合や、トンネルや地下など通信圏外の場合でも、当該通信経由コンテンツを再生することができる。
本発明の第6の態様は、上記態様において、前記記録再生処理手段が、前記蓄積手段に蓄積された通信経由コンテンツの再生ができない場合、前記通信経由コンテンツ取得手段を介して通信経由コンテンツを取得し、取得した通信経由コンテンツを再生すると共に、前記蓄積手段に蓄積させるデジタル放送記録再生装置である。
この構成によれば、蓄積された通信経由コンテンツが再生できない場合、当該コンテンツを通信経由で取得し、取得した通信経由コンテンツを再生すると共に、蓄積することにより、蓄積された通信経由コンテンツを次回再生する際には、通信経由で取得することを回避することができる。
本明細書は、2004年12月24日出願の特願2004−373812に基づくものである。この内容は全てここに含めておく。
本発明にかかるデジタル放送記録再生装置は、放送波から取得した記録コンテンツの再生においても、当該コンテンツの取得時に通信経由で取得可能なコンテンツを再生することができるという効果を有し、携帯電話等の小型携帯端末に適用することができる。
Claims (6)
- データ放送コンテンツを含む放送波を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたデータ放送コンテンツ内に、通信経由で取得する通信経由コンテンツのアンカー情報が含まれるか否かを解析する解析手段と、
前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツ内にアンカー情報を含むことを示す場合、アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する通信経由コンテンツ取得手段と、
前記通信経由コンテンツ取得手段によって取得された通信経由コンテンツを前記アンカー情報と対応付けて蓄積する蓄積手段と、
を具備するデジタル放送記録再生装置。 - 前記通信経由コンテンツ取得手段は、前記解析手段の解析結果がデータ放送コンテンツの更新を示す場合、更新されたデータ放送コンテンツ内に含まれる新たなアンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する請求項1に記載のデジタル放送記録再生装置。
- 前記通信経由コンテンツ取得手段は、取得した通信経由コンテンツ内にさらにアンカー情報が含まれる場合、当該アンカー情報に基づいて通信経由コンテンツを取得する請求項1に記載のデジタル放送記録再生装置。
- 前記通信経由コンテンツ取得手段は、アンカー情報に含まれると共にコンテンツを識別するコンテンツ識別情報が、リンクコンテンツを示すことを条件に通信経由コンテンツを取得する請求項3に記載のデジタル放送記録再生装置。
- 前記蓄積手段に蓄積された放送コンテンツを再生し、再生中の放送コンテンツから通信経由コンテンツに遷移する際、前記蓄積手段に蓄積された通信経由コンテンツを再生する記録再生処理手段を具備する請求項1に記載のデジタル放送記録再生装置。
- 前記記録再生処理手段は、前記蓄積手段に蓄積された通信経由コンテンツの再生ができない場合、前記通信経由コンテンツ取得手段を介して通信経由コンテンツを取得し、取得した通信経由コンテンツを再生すると共に、前記蓄積手段に蓄積させる請求項1に記載のデジタル放送記録再生装置。
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