JP2002016568A - 放送装置、受信装置、放送方法、受信方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

放送装置、受信装置、放送方法、受信方法、記録媒体及びプログラム

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JP2002016568A
JP2002016568A JP2001117284A JP2001117284A JP2002016568A JP 2002016568 A JP2002016568 A JP 2002016568A JP 2001117284 A JP2001117284 A JP 2001117284A JP 2001117284 A JP2001117284 A JP 2001117284A JP 2002016568 A JP2002016568 A JP 2002016568A
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Toshiya Mori
俊也 森
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ放送番組の開始直後であっても、受信装
置においてインタラクティブな操作に応答して即時に次
の表示を可能にする放送装置(方法)、受信装置(方
法)を提供する。 【解決手段】 放送装置は、番組D連動コンテンツを本
来の放送時間帯にデータカルーセルとして放送し、これ
に加えて、本来の放送時間帯よりも所定時間前から先行
送信し、先行送信の間、受信装置に対して先行送信され
ているインタラクティブ・コンテンツを受信装置内の記
憶部にキャッシュすることを指示するキャッシュ指示メ
ッセージ繰り返し送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組データ(コン
テンツ)を繰り返し送信により放送する放送装置、その
受信装置であって、データ付加放送における番組やCM
に対する連動コンテンツのキャッシュ方法とその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル放送による番組は、映画やドラ
マなどの通常の番組とデータ放送番組とがある。通常の
番組は、主としてビデオストリームとオーディオストリ
ームとから番組が構成され、受信装置では受信と同時に
再生される。データ放送番組は、例えば5秒の周期で、
番組データを繰り返し送信されることにより、視聴者に
対して擬似的な対話操作を実現している。
【0003】データ放送番組のコンテンツを繰り返し送
信する方式をデータカルーセル方式と呼ぶ。この方式は
DSM−CC(Digital Storage Media Command and Con
trol)データカルーセル方式(以下カルーセル方式と呼
ぶ)として国際標準化されている(詳細は「ISO/I
EC 13818−6:Information Technology - Gen
eric Coding of Moving Pictures and Associated Audi
o - Part 6:Extensions for DSM-CC」規格書)。また、
日本のBSデジタル放送においても、マルチメディアデ
ータ放送の伝送方式として、このカルーセル方式が採用
されている。詳細は、社団法人電波産業会(Association
of Radio Industries and Businesses)「ARIB S
TD−B24 デジタル放送におけるデータ放送符号化
方式と伝送方式」規格書に記載されている。
【0004】データ放送番組の受信装置では、ユーザ操
作により対話的にコンテンツを選択して受信および再生
する。そのため、現在再生表示中のコンテンツからユー
ザが選択した次のコンテンツを受信して再生表示するま
で、最大で繰り返し送信の1周期の時間待たされる可能
性があった。この待ち時間を解消する従来技術として、
「片方向に放送される膨大な数の映像情報のうち、操作
者が視聴を希望したものをキャッシュを用いてより高速
に表示させることができる端末装置、当該端末装置にお
いて用いられる再生方法」(特開平10−12675
3)がある。これは、現在再生表示中のコンテンツから
次に表示される可能性のあるコンテンツをメモリにキャ
ッシュすることにより、ユーザが選択したコンテンツを
すぐさま再生表示させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
放送番組の放送データは、受信装置ではデータ放送番組
の開始直後は放送データを全くキャッシュしていないの
で、ユーザにとってデータ放送番組の開始直後はインタ
ラクティブな操作に対して次の表示が遅れてしまうとい
う問題がある。
【0006】本発明の目的は、データ放送番組の開始直
後であっても、受信装置においてインタラクティブな操
作に応答して即時に次の表示を可能にする放送装置(方
法)、受信装置(方法)、プログラム記録媒体、プログ
ラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の放送装置は、インタラクティブ・コンテンツを
本来の放送時間帯に繰り返し送信により放送する送信手
段と、前記インタラクティブ・コンテンツを本来の放送
時間帯よりも所定時間前から先行送信するよう送信手段
を制御するともに、先行送信されている間、受信装置に
対して先行送信されているインタラクティブ・コンテン
ツを受信装置内の記憶部にキャッシュすることを指示す
るキャッシュ指示メッセージを送信手段に繰り返し送信
させる送信制御手段とを備える。
【0008】ここで、前記本来の放送時間帯は、受信装
置においてインタラクティブ・コンテンツの再生を開始
すべき時刻から再生を終了すべき時刻までの時間帯であ
る。また、前記送信制御手段は、受信装置内の記憶部に
キャッシュされたインタラクティブ・コンテンツを、前
記本来の放送時間帯において再生することを指示する再
生メッセージを送信手段に送信させる。
【0009】また、上記目的を達成する受信装置は、繰
り返し送信されるインタラクティブ・コンテンツを受信
する受信手段と、インタラクティブコンテンツを再生す
る再生手段と、前記インタラクティブ・コンテンツが先
行送信されている間は、当該インタラクティブコンテン
ツを再生手段に再生させずに記憶部にキャッシュし、本
来の放送時間帯の間は、キャッシュされたインタラクテ
ィブ・コンテンツを再生するよう再生手段を制御する受
信制御手段とを備える。
【0010】ここで、前記受信装置は、インタラクティ
ブコンテンツをキャッシュすることを指示するキャッシ
ュ指示メッセージを受信し、前記受信制御手段は、受信
されたキャッシュ指示メッセージに従ってインタラクテ
ィブコンテンツを記憶部にキャッシュするようにしても
よい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1における放
送システムについて、図面に基づいて説明する。 <放送装置の構成>図1は、本実施の形態における放送
システムの放送装置の構成を示すのブロック図である。
【0012】同図において放送装置は、番組編成部10
1、映像制御部102a、映像記憶部102b、映像送
出部103、多重化部104、放送波送信部105、デ
ータ放送編成部110、カルーセル送出部111a、デ
ータ記憶部111b、メッセージ送出部112、パケッ
ト送出部113を備える。番組編成部101は、EDP
S(Electronic Data Processing System)とDS(Data S
erver)を有し、映像及び音声を含む番組(コンテンツ)
の編成を行う。EDPSは、数週間の長期的な番組編成
を行い、番組の簡易情報(番組テーブル101a)を管
理する。DSは、数日間の短期的な番組編成を行い、番
組内のCM等の編成も含めた詳細情報(番組詳細テーブ
ル101b)を管理する。
【0013】映像制御部102aは、番組詳細テーブル
101bに従って、映像記憶部102bに格納されてい
る映像音声データの再生を制御するAPC(Automatic P
rogram Control System)である。映像記憶部102b
は、映像及び音声からなる番組データやCM番組データ
を記録したライブラリ(ビデオテープ等)であり、AP
C内のVTRにより再生される。
【0014】映像送出部103は、映像制御部102a
により再生された映像信号・音声信号をデジタルデータ
にエンコードする。例えば、HDTVエンコーダから構
成され、映像信号・音声信号をMPEG2(Motion Pict
ure Expert Group 2)規格のTS(Transport Stream)パ
ケットに変換する。多重化部104は、映像送出部10
3から出力されるTSパケットと、パケット送出部11
3から出力されるパケットデータとを多重化するMPE
G2マルチプレクサで構成される。
【0015】放送波送信部105は、多重化部104か
ら出力されたTSパケットを放送波に変調して送信す
る。データ放送編成部110は、データ放送コンテンツ
の番組編成を行い、データ放送編成テーブル110a及
びメッセージ編成テーブル110bを作成する。データ
放送編成テーブル110aは、データ放送番組のコンテ
ンツ(以下、以下データ放送番組のコンテンツをインタ
ラクティブコンテンツと呼ぶ)の送信スケジュール表で
ある。特に、データ放送編成テーブル110aは、番組
詳細テーブル101bの番組(以下、その番組のコンテ
ンツをビデオコンテンツと呼ぶ)と連動するデータ放送
番組については、そのビデオコンテンツの放送時間帯よ
りも先行してインタラクティブコンテンツを放送するよ
うにスケジュールされる。ここで、ビデオコンテンツと
連動するインタラクティブコンテンツとは、図9に示す
ように、インタラクティブコンテンツの表示画面中にビ
デオコンテンツを縮小表示するような場合をいう。例え
ば、ビデオコンテンツが映画の場合にはその映画の案内
や役者の紹介などであり、ビデオコンテンツがCMの場
合にはそのスポンサーや商品を紹介などであり、ビデオ
コンテンツがスポーツの場合にはその選手の紹介などで
ある。もちろん、ビデオコンテンツは縮小表示されない
で独立した番組として視聴可能である。
【0016】メッセージ編成テーブル110bは、キャ
ッシュメッセージ及び再生メッセージの送信スケジュー
ル表である。キャッシュメッセージは、インタラクティ
ブコンテンツが先行送信されている間に、受信装置に対
して先行送信されているインタラクティブ・コンテンツ
を受信装置内の記憶部にキャッシュすることを指示する
メッセージであり、先行送信の間は繰り返し送信され
る。再生メッセージは、本来の放送時間帯(つまり連動
するビデオコンテンツの放送時間帯)の開始時刻におい
て、受信装置においてキャッシュされたインタラクティ
ブコンテンツの再生を開始することを指示するメッセー
ジである。
【0017】カルーセル送出部111aは、データ放送
編成テーブル110aに従って、データ放送用のコンテ
ンツを記憶するデータ記憶部111bから、データ放送
コンテンツを読み出して、データカルーセルに変換す
る。ここで、データカルーセルとは、MPEG2規格の
DSM−CC(Digital Storage Media Command and Con
trol)に規定された、データ放送コンテンツの繰り返し
送信を意味する。ここでは前記規格のデータフォーマッ
トに準拠したデータをデータカルーセルと呼ぶ。
【0018】メッセージ送出部112は、メッセージ編
成テーブル110bに従ってキャッシュ指示メッセージ
及び再生指示メッセージを送出する。パケット送出部1
13は、カルーセル送出部111aと前記メッセージ送
出部112からの出力データをTSパケット化し、多重
化部104へ送出する。 <受信装置の構成>図2は、本実施の形態における受信
装置のブロック図である。この受信装置は、受信部20
1、チューナ202、復調器203、A/D変換部20
4、TSデコード部205、AVデコード部206、再
生部207、データデコード部208、メッセージ抽出
部209、データ抽出部210、データ処理部211、
コンテンツ格納部212を備える。
【0019】受信部201は放送波を受信するもので、
パラボラアンテナ等で構成される。チューナ202は、
放送波をチューニングする。復調器203は、チューナ
202でチューニングされた放送波を復調する。A/D
変換部204は、復調した放送波をデジタル(TS:ト
ランスポートストリーム)に変換するものである。
【0020】TSデコード部205は、デジタル化され
た放送波(TS)をデコードする。AVデコード部20
6は、TSデコード部205から出力されるエレメンタ
リストリーム(ビデオストリーム、オーディオストリー
ムなど)をデコードして、映像データ、音声データを出
力する。再生部207は、AVデコード部206により
デコードされた映像・音声データを再生する。
【0021】データデコード部208は、ビデオストリ
ーム・オーディオストリーム以外のデータ部分のデコー
ドを行う。メッセージ抽出部209は、データデコード
部208のデコード結果から、キャッシュ指示メッセー
ジ、再生指示メッセージを抽出する。データ抽出部21
0は、データデコード部208のデコード結果からデー
タ放送番組のコンテンツ(インタラクティブコンテン
ツ)を抽出する。
【0022】データ処理部211は、データ抽出部21
0で抽出されたインタラクティブコンテンツ、前記メッ
セージ抽出部209で抽出したキャッシュ指示メッセー
ジ、再生指示メッセージの解釈、実行を行う。すなわ
ち、データ処理部211は、メッセージ抽出部209が
キャッシュ指示メッセージを出力した場合には、データ
抽出部210からえられるインタラクティブコンテンツ
を、再生部207に出力しないでコンテンツ格納部21
2に書き込み、メッセージ抽出部209が再生指示メッ
セージを出力した場合には、コンテンツ格納部212に
記憶されているインタラクティブコンテンツをユーザ操
作に応じて読み出し、再生部207に出力する。
【0023】コンテンツ格納部212は、データ処理部
211の制御に従いデータ放送コンテンツを記憶する。 <番組テーブル101a、番組詳細テーブル101b>
図3は、番組編成部101により編成される番組テーブ
ル101aの具体例を示す図である。
【0024】同図のように番組テーブル101aは、ビ
デオコンテンツで表される番組毎に、番組が放送される
「放送日」、「チャンネルコード」、「番組開始時
間」、「番組終了時間」、「番組管理コード」、「番組
タイトル」、「番組付加データフラグ」を対応させてい
る。ここで、「番組開始時間」「番組終了時間」は、放
送装置における送信開始時刻、送信終了時刻であり、受
信装置における再生開始時刻、再生終了時刻と一致す
る。「番組付加データフラグ」は、その番組と連動して
放送されるデータ放送番組があるかないかを示す。同図
の例では番組A−Cには、それと連動して放送されるデ
ータ放送番組(インタラクティブコンテンツ)が存在せ
ず、番組D、Eには、それと連動するデータ放送番組が
存在している。
【0025】図4は、番組編成部101により編成され
る番組詳細テーブル101bの具体例を示す図である。
同図では、図3に示した番組テーブル101aのうち、
番組付加データフラグが”あり”になっている番組D
(番組管理コード1004)および番組E(番組管理コ
ード1005)に関する部分のみ記してある。同図のよ
うに、番組詳細テーブル101bは、「放送日」、「チ
ャンネルコード」、「番組管理コード」、「送出開始時
間」、「送出終了時間」、「映像素材管理コード」、
「音声素材管理コード」、「CM素材管理コード」を含
む。
【0026】番組テーブル101a及び番組詳細テーブ
ル101bは映像制御部102aに参照される。映像制
御部102aは、番組詳細テーブル101bの送出開始
時刻から送出終了時刻までの間、番組詳細テーブル10
1bに記載されている映像素材情報、音声素材情報、C
M素材情報が示す各素材データを映像記憶部102bか
ら読み出して、読み出した各素材データを映像送出部1
03に出力する。各素材データは、映像送出部103に
よりデジタルにエンコードされ、さらに多重化部104
へ出力される。 <データ放送編成テーブル110a、メッセージ編成テ
ーブル110b>図5は、データ放送編成部110によ
り編成されるデータ放送編成テーブル110aの具体例
を示す図である。
【0027】同図のように、データ放送編成テーブル1
10aは、データ放送コンテンツが放送される「放送
日」、「チャンネルコード」、「番組管理コード」、
「送出開始時間」、「送出終了時間」、データ放送コン
テンツの「管理コード」を含む。同図では、図4に示し
た番組詳細テーブル101bにおいて番組付加データフ
ラグが「あり」の番組管理コード”1004”と”10
05”に対応する、付加データとして放送されるデータ
放送番組(インタラクティブコンテンツ)のみを記載し
てある。
【0028】例えば、番組管理コード”1004”のデ
ータ放送コンテンツ(管理コードD1000)は、19
99年1月1日の9時55分に送出を開始し、11時0
0分に送出を終了すべきことを示している。この番組管
理コード”1004”のデータ放送コンテンツは、図3
の番組テーブル101a及び図4の番組詳細テーブル1
01bの番組D(番組付加データフラグ”あり”)と連
動する内容を持つ。
【0029】ここで注意すべき点は、番組詳細テーブル
101bに示された番組Dの(送出開始時間から送出終
了時間)が(10:00ー11:00)であるのに対し
て、番組Dの付加データとして連動して放送されるデー
タ放送コンテンツ(管理コードD1000)の(送出開
始時間から送出終了時間)は(9:55−11:00)
となっている点である。つまり、(9:55ー10:0
0)までの5分間は先行送信期間として設けられてい
る。このようにビデオコンテンツと連動し、付加データ
として放送されるデータ放送コンテンツは、先行送信期
間が定められる。
【0030】同様に、番組詳細テーブル101bの番組
Eが(11:15−11:20)の間送信されるのに対
して、番組Eの付加データとして連動するデータ放送コ
ンテンツ(番組管理コード”1005”)は(11:1
0−11:20)の間送信される。この場合(11:1
0−11:15)までの5分間が先行送信期間として設
けられている。
【0031】図6は、データ放送編成部110により編
成されるメッセージ編成テーブル110bの具体例を示
す図である。同図のようにメッセージ編成テーブル11
0bは、メッセージが放送される「放送日」、「チャン
ネルコード」、「番組管理コード」、「送出開始時
間」、「送出終了時間」、「送出周期」、「メッセージ
内容」を含む。
【0032】例えば、図3の番組テーブル101aに示
した番組Dに連動するデータ放送コンテンツ(番組管理
コード1004)に対して、図6によれば(9:55−
10:00)の先行期間では、キャッシュ指示メッセー
ジ(キャッシュメッセージ)を5秒周期で繰り返し送信
することを示す。10:00の先行期間の終了時刻つま
り受信装置における再生開始時刻において表示切替メッ
セージ(再生メッセージ)を送信することを示す。1
1:00の放送終了時刻において表示切替メッセージ
(再生停止メッセージ)を送信することを示す。
【0033】2種類の表示切替メッセージは何れも即時
型のメッセージであって10:00の表示切替メッセー
ジ(再生メッセージ)は、受信装置に対してこのメッセ
ージの受信により、受信装置内にキャッシュされている
データ放送コンテンツを即時に再生開始することを指示
するメッセージである。また、11:00の表示切替メ
ッセージ(再生停止メッセージ)は、受信装置に対して
このメッセージの受信により、受信装置内にキャッシュ
されているデータ放送コンテンツの再生を即時に停止す
ること、及びキャッシュされたデータ放送コンテンツを
削除することを指示するメッセージである。
【0034】これらのメッセージはDSM−CCセクシ
ョンフォーマットでメッセージ送出部112により生成
される。 <動作説明>以上のように構成された本発明の放送シス
テムについて、以下その動作を説明する。 <動作例1>図7は、上記番組Dについて送信装置から
送信される内容を示す説明図である。同図において左側
のTV放送は番組D(ビデオコンテンツ)を、右側のデ
ータ放送は番組Dと連動するデータ放送番組を示す。デ
ータ放送番組の右側にメッセージの送信タイミングを図
示している。
【0035】映像制御部102aは、図3に示した番組
テーブル101aを参照し、現在時刻が1999年1月1日10
時になる前に、放送日が1999年1月1日、チャンネルコー
ドが10、番組開始時間が10:00、番組終了時間が11:0
0、番組管理コードが1004、番組タイトルが番組Dの番
組を選択し、番組詳細テーブル101bを取得する。さ
らに、図4に示した番組詳細テーブル101bにおい
て、放送日が1999年1月1日、チャンネルコードが10、送
出開始時間が10:00の番組詳細情報を抽出し、映像記憶
部102bに記憶された映像素材コードV1000、音声素
材コードA1000の素材の再生を1999年1月1日10時に開始
し、再生した映像送出部103に出力する。
【0036】映像送出部103は、映像素材管理コード
V1000、音声素材管理コードA1000の再生された信号を、
デジタルエンコードして、多重化部104に出力する。
多重化部104は、入力されたパケットデータの多重化
を行い、放送波送信部105を経由し、放送波として送
出される。図7に示すようにTV放送の10時から11時ま
で放送される番組Dは、前記映像素材管理コードV100
0、前記音声素材管理コードA1000の素材がエンコード及
び多重化されて放送される。
【0037】一方、カルーセル送出部111aは、図5
に示したデータ放送編成テーブル110aにおいて、現
在時刻が1999年1月1日9時55分になる前に、データ放送
コンテンツ管理コードD1000のデータ放送コンテンツを
データ記憶部111bから読み出してカルーセルデータ
を生成し、1999年1月1日9時55分になった時に、パケッ
ト送出部113に出力する。このカルーセルデータは、
多重化部104、放送波送信部105を経由して放送波
として先行期間から放送される。こうして、図5のデー
タ放送編成テーブル110aに従って、番組Dに連動す
るデータ放送コンテンツ(D1000)は9時55分から11時ま
での期間放送される。
【0038】さらに、メッセージ送出部112は、図6
のメッセージ編成テーブル110bに従って、現在時刻
が1999年1月1日9時55分になった時点で、キャッシュ指
示メッセージからセクションデータを生成し、9時55分
から10時の期間、5秒周期でパケット送出部113に送
出する。送出されたセクションデータは、パケット送出
部113、多重化部104、放送波送信部105を経由
して放送波として放送される。
【0039】同様に、メッセージ送出部112は、10時
に再生開始メッセージを、11時に再生停止メッセージを
送出する。図7において、9:55から11:00の期間に、
番組Dに連動されるデータ放送コンテンツD1000が送出
される。また、9:55から10:00の期間に、キャッシュ
指示メッセージが、10:00と11:00に再生指示メッセー
ジが送出される。
【0040】また、図2に示した受信装置は、以下のよ
うに動作する図7において、9時55分になると、放送局
からキャッシュ指示メッセージと番組Dに連動するデー
タ放送コンテンツD1000が送出されるため、メッセージ
抽出部209は、前記キャッシュ指示メッセージを取
得、データ抽出部210は、前記データ放送コンテンツ
を取得する。
【0041】データ処理部211は、前記キャッシュ指
示メッセージから、前記データ放送コンテンツをコンテ
ンツ格納部212へ格納する。10時になると、放送局か
ら再生指示メッセージが送出されるため、メッセージ抽
出部209は、再生指示メッセージを取得し、データ処
理部211に出力する。
【0042】データ処理部211は、データ放送コンテ
ンツがコンテンツ格納部212に格納されているかどう
かチェックする。この場合、前記データ放送コンテンツ
が格納されているため、前記データ放送コンテンツを解
釈、実行し、再生部207に出力し、番組Dに連動した
データ放送コンテンツが再生表示される。再生表示の開
始時点で、既にデータ放送コンテンツがコンテンツ格納
部212に格納されているので、ユーザのインタラクテ
ィブ操作に対して待ち時間を生じることなく、受信装置
はすばやく応答することができる。
【0043】11時になると、放送局から再生停止メッセ
ージが送出されるため、同様に、メッセージ抽出部20
9は、前記再生停止メッセージを取得し、データ処理部
211に出力する。前記データ処理部211は、コンテ
ンツ格納部212にデータ放送コンテンツが格納されて
いるかどうかを確認する。この場合、前記コンテンツ格
納部212にデータ放送コンテンツは格納されているた
め、現在表示中のデータ放送コンテンツの表示を終了
し、前記コンテンツ格納部212から前記データ放送コ
ンテンツを削除する。 <動作例2>図8は、上記番組Eについて送信装置から
送信される内容を示す説明図である。
【0044】映像制御部102aは、図3の番組テーブ
ル101aにおいて、現在時刻が1999年1月1日11時にな
る前に、放送日が1999年1月1日、チャンネルコードが1
0、番組開始時間が11:00、番組終了時間が12:00、番
組管理コードが1005、番組タイトルが番組Eの番組を選
択し、番組詳細テーブル101bを取得する。図4の番
組詳細テーブル101bにおいて、放送日が1999年1月1
日、チャンネルコードが10、送出開始時間が11:00、1
1:15、11:20、11:30の番組詳細情報を抽出し、送出開始
時間11:00から送出終了時間11:15の期間に、送出映像素
材コードV1001、音声素材コードA1001の再生を開始し、
再生信号を映像送出部103に出力する。映像送出部1
03は、映像素材管理コードV1001、音声素材管理コー
ドA1001の再生信号をさらにデジタルエンコードして、
多重化部104に出力する。前記多重化部104は、入
力されたパケットデータの多重化を行い、放送波送信部
105を経由し、放送波として放送される。
【0045】以下、同様に、送出開始時間11:15から送
出終了時間11:20の期間に、CM素材管理コードC1001、
送出開始時間11:20から送出終了時間11:30の期間に、映
像素材管理コードV1002、音声素材管理コードA1002、送
出開始時間11:30から送出終了時間12:00の期間に、映像
素材管理コードV1003、音声素材管理コードA1003が放送
される。
【0046】一方、カルーセル送出部111aは、図5
のデータ放送編成テーブル110aにおいて、同様に、
現在時刻が1999年1月1日11時10分になった時点で、デー
タ放送コンテンツ管理コードD1001のデータ放送コンテ
ンツからカルーセルデータを生成し、パケット送出部1
13、多重化部104、放送波送信部105を経由して
放送波として送出される。こうして、番組EのCMに連
動するデータ放送コンテンツ(D1001)を11時10分から1
5分まで先行送信され、さらに11時20分まで期間送信さ
れる。
【0047】一方、メッセージ送出部112は、図6の
メッセージ編成テーブル110bにしたがって、現在時
刻が1999年1月1日11時10分になった時点で、キャッシュ
指示メッセージからセクションデータを生成し、11時10
分から11時15分の期間、5秒周期でパケット送出部11
3に送出する。送出されたセクションデータは、パケッ
ト送出部113、多重化部104、放送波送信部105
を経由して放送波として放送される。同様に、11時15分
に再生開始メッセージを、11時20分に再生停止メッセー
ジを送出する。
【0048】さらに、受信装置の動作を説明する。図8
において、11時10分になると、放送局からキャッシュ指
示メッセージと番組EのCMに連動するデータ放送コン
テンツD1001が送出されるため、受信装置のメッセージ
抽出部209は、前記キャッシュ指示メッセージを取
得、データ抽出部210は、前記データ放送コンテンツ
を取得する。
【0049】データ処理部211は、前記キャッシュ指
示メッセージから、前記データ放送コンテンツをコンテ
ンツ格納部212へ格納する。11時10分になると、放送
局から再生指示メッセージが送出されるため、メッセー
ジ抽出部209は、前記再生指示メッセージを取得し、
データ処理部211に出力する。
【0050】データ処理部211は、データ放送コンテ
ンツがコンテンツ格納部212に格納されているかどう
かチェックする。この場合、前記データ放送コンテンツ
が格納されているため、前記データ放送コンテンツを解
釈、実行し、再生部207に出力し、番組Eに連動した
データ放送コンテンツが再生表示される。前記データ処
理部211は、前記データ放送コンテンツを解釈、実行
後、前記コンテンツ格納部212から前記データ放送コ
ンテンツを削除する。
【0051】11時20分になると、放送局から再生指示メ
ッセージが送出されるため、同様に、メッセージ抽出部
209は、前記再生指示メッセージを取得し、データ処
理部211に出力する。前記データ処理部211は、コ
ンテンツ格納部212にデータ放送コンテンツが格納さ
れているかどうかを確認する。この場合、前記コンテン
ツ格納部212にデータ放送コンテンツは格納されてい
ないため、現在表示中のデータ放送コンテンツの表示を
終了する。
【0052】尚、データ放送コンテンツを解釈・実行す
ると、コンテンツ格納部212から削除されるとした
が、削除せず、リストで管理を行い、一定時間は保持す
るようにしてもよい。また、本実施例では、データ放送
コンテンツをキャッシュするために、また、本実施例で
は、放送局からキャッシュ指示メッセージを送出する例
を示したが、受信機側で、常にキャッシュ用のデータ放
送コンテンツが放送されているかどうかのチェックを行
い、前記データ放送コンテンツが放送されている場合、
受信機でキャッシュするような処理をデータ放送コンテ
ンツに付加することにより、実現してもよい。
【0053】データ放送コンテンツがキャッシュ用かキ
ャッシュ用でないかは、データ放送コンテンツと一緒に
データ放送コンテンツのコンテンツ情報をカルーセルデ
ータに追加、送出することにより実現可能である。な
お、上記実施の形態では、再生メッセージ、再生停止メ
ッセージは、即時型メッセージとして説明したが、受信
装置に、そのメッセージの実行時刻を指定する時刻指定
型としてもよい。
【0054】また、図7、図8の例では、先行送信する
期間を5分としているが、この期間はデータカルーセル
の少なくとも1回分を送信できる期間であればよい。あ
るいは伝送エラーの発生可能性を考慮すれば、先行送信
期間はデータカルーセルの複数回を送信できる期間とす
ることが望ましい。上記実施形態では、先行送信期間に
おいて、直前の他のデータ放送番組のデータ放送コンテ
ンツと共に、先行送信するようにしてもよい。この場
合、直前のデータ放送番組と、先行送信すべきデータ放
送番組とで放送帯域を分け合って、多重すればよい。
【0055】なお、図1、図2に示した送信装置、受信
装置は、同図に示した各ブロックの機能を記述したプロ
グラムを送信装置、受信装置内のコンピュータに実行さ
せることにより実現される。また、プログラムを記録媒
体又は伝送媒体を経由して他の送信装置、受信装置にロ
ードし、実行させてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明の放送装置は、インタラクティブ
・コンテンツを本来の放送時間帯に繰り返し送信により
放送する送信手段と、前記インタラクティブ・コンテン
ツを本来の放送時間帯よりも所定時間前から先行送信す
るよう送信手段を制御するともに、先行送信されている
間、受信装置に対して先行送信されているインタラクテ
ィブ・コンテンツを受信装置内の記憶部にキャッシュす
ることを指示するキャッシュ指示メッセージを送信手段
に繰り返し送信させる送信制御手段とを備える。
【0057】この構成によれば、放送装置はインタラク
ティブコンテンツを先行送信し、キャッシュ指示メッセ
ージを送信するので、受信装置は、本来の放送時間帯の
開始時刻には内部の記憶部にインタラクティブコンテン
ツを記憶しているので、データ放送番組の開始直後であ
っても、可能なインタラクティブな操作の全てに応答し
て待ち時間なしで即時に次の表示を行うことができる。
【0058】ここで、前記本来の放送時間帯は、受信装
置においてインタラクティブ・コンテンツの再生を開始
すべき時刻から再生を終了すべき時刻までの時間帯であ
る。ここで、前記送信制御手段は、受信装置内の記憶部
にキャッシュされたインタラクティブ・コンテンツを、
前記本来の放送時間帯において再生することを指示する
再生メッセージを送信手段に送信させるようにしてもよ
い。
【0059】この構成によれば、送信装置は再生メッセ
ージを送信することにより、受信装置にキャッシュされ
たインタラクティブコンテンツの再生を任意の時刻に開
始させることができる。ここで、前記再生メッセージ
は、再生を開始すべき開始時刻と再生開始の指示とを含
み、前記送信制御手段は、前記先行送信の間前記再生メ
ッセージを繰り返し送信させるようにしてもよい。
【0060】この構成によれば、送信装置は再生開始時
刻を指示する再生メッセージを事前に送信することがで
きる。ここで、前記送信手段は、さらに前記本来の放送
時間帯に映像及び音声を含むビデオ・コンテンツを放送
し、前記インタラクティブ・コンテンツは、前記ビデオ
・コンテンツと密接に関連するものでよい。
【0061】また、前記ビデオ・コンテンツはコマーシ
ャルであって、前記インタラクティブ・コンテンツはコ
マーシャルと連動した内容でもよい。また、前記ビデオ
・コンテンツは映画、ドラマ、スポーツ、ニュースの何
れかであって、前記インタラクティブ・コンテンツはビ
デオコンテンツの案内又は詳細であってもよい。
【0062】この構成によれば、ビデオコンテンツの再
生開始と同時にインタラクティブコンテンツの再生を開
始し、しかも、再生開始直後であっても、可能なインタ
ラクティブな全ての操作に応答して待ち時間なしで即時
に次の表示を行うことができる。ビデオコンテンツとイ
ンタラクティブコンテンツは内容が連動しているので、
受信装置のユーザはビデオコンテンツの放送開始直後か
ら全てのインタラクティブ操作を楽しむことができる。
【0063】上記目的を達成する受信装置は、繰り返し
送信されるインタラクティブ・コンテンツを受信する受
信手段と、インタラクティブコンテンツを再生する再生
手段と、前記インタラクティブ・コンテンツが先行送信
されている間は、当該インタラクティブコンテンツを再
生手段に再生させずに記憶部にキャッシュし、本来の放
送時間帯の間は、キャッシュされたインタラクティブ・
コンテンツを再生するよう再生手段を制御する受信制御
手段とを備える。
【0064】ここで、前記受信装置は、インタラクティ
ブコンテンツをキャッシュすることを指示するキャッシ
ュ指示メッセージを受信し、前記受信制御手段は、受信
されたキャッシュ指示メッセージに従ってインタラクテ
ィブコンテンツを記憶部にキャッシュするように構成し
てもよい。この構成によれば、受信装置は、本来の放送
時間帯の開始時刻には内部の記憶部にインタラクティブ
コンテンツを記憶しているので、データ放送番組の開始
直後であっても、可能なインタラクティブな操作の全て
に応答して待ち時間なしで即時に次の表示を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における放送システムの放送装置
の構成を示すのブロック図である。
【図2】本実施の形態における受信装置のブロック図で
ある。
【図3】番組編成部101により編成される番組テーブ
ル101aの具体例を示す図である。
【図4】番組編成部101により編成される番組詳細テ
ーブル101bの具体例を示す図である。
【図5】データ放送編成部110により編成されるデー
タ放送編成テーブル110aの具体例を示す図である。
【図6】データ放送編成部110により編成されるメッ
セージ編成テーブル110bの具体例を示す図である。
【図7】上記番組Dについて送信装置から送信される内
容を示す説明図である。
【図8】上記番組Eについて送信装置から送信される内
容を示す説明図である。
【図9】ビデオコンテンツとそれに連動するインタラク
ティブコンテンツとの再生表示例を示す。
【符号の説明】
101 番組編成部 101a 番組テーブル 101b 番組詳細テーブル 102a 映像制御部 102b 映像記憶部 103 映像送出部 104 多重化部 105 放送波送信部 110 データ放送編成部 110a データ放送編成テーブル 110b メッセージ編成テーブル 111a カルーセル送出部 111b データ記憶部 112 メッセージ送出部 113 パケット送出部 201 受信部 202 チューナ 203 復調器 204 A/D変換部 205 TSデコード部 206 AVデコード部 207 再生部 208 データデコード部 209 メッセージ抽出部 210 データ抽出部 211 データ処理部 212 コンテンツ格納部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタラクティブ・コンテンツを本来の
    放送時間帯に繰り返し送信により放送する送信手段と、 前記インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯
    よりも所定時間前から先行送信するよう送信手段を制御
    するともに、先行送信されている間、受信装置に対して
    先行送信されているインタラクティブ・コンテンツを受
    信装置内の記憶部にキャッシュすることを指示するキャ
    ッシュ指示メッセージを送信手段に繰り返し送信させる
    送信制御手段とを備えることを特徴とする放送装置。
  2. 【請求項2】 前記本来の放送時間帯は、受信装置にお
    いてインタラクティブ・コンテンツの再生を開始すべき
    時刻から再生を終了すべき時刻までの時間帯であること
    を特徴とする請求項1記載の放送装置。
  3. 【請求項3】 前記送信制御手段は、受信装置内の記憶
    部にキャッシュされたインタラクティブ・コンテンツ
    を、前記本来の放送時間帯において再生することを指示
    する再生メッセージを送信手段に送信させることを特徴
    とする請求項1記載の放送装置。
  4. 【請求項4】 前記再生メッセージは、再生を開始すべ
    き開始時刻と再生開始の指示とを含み、 前記送信制御手段は、前記先行送信の間前記再生メッセ
    ージを繰り返し送信させることを特徴とする請求項3記
    載の放送装置。
  5. 【請求項5】 前記再生メッセージは、再生メッセージ
    を受信した時に再生を開始する指示を含み、 前記送信制御手段は、前記本来の放送時間帯の開始時刻
    に前記再生メッセージを送信手段に送信させることを特
    徴とする請求項3記載の放送装置。
  6. 【請求項6】 前記送信制御手段は、 前記インタラクティブ・コンテンツに対応させて、前記
    先行送信の開始時刻を示す第1時刻と、前記本来の放送
    時間帯の開始時刻を示す第2時刻と、前記本来の送信時
    間帯の終了時刻を示す第3時刻とを記憶するスケジュー
    ル記憶部と、 スケジュール記憶部に記憶された第1時刻から第3時刻
    まで前記インタラクティブ・コンテンツを繰り返し送信
    するよう送信手段を制御する制御部と、 スケジュール記憶部に記憶された第1時刻から第2時刻
    まで前記キャッシュ指示メッセージを繰り返し送信手段
    に送信させ、第2時刻に再生メッセージを送信手段に送
    信させるメッセージ制御部とを備えることを特徴とする
    請求項3記載の放送装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、さらに前記本来の放送
    時間帯に映像及び音声を含むビデオ・コンテンツを放送
    し、前記インタラクティブ・コンテンツは、前記ビデオ
    ・コンテンツと密接に関連することを特徴とする請求項
    1記載の放送装置。
  8. 【請求項8】 前記ビデオ・コンテンツはコマーシャル
    であって、前記インタラクティブ・コンテンツはコマー
    シャルと連動した内容であることを特徴とする請求項7
    記載の放送装置。
  9. 【請求項9】 前記ビデオ・コンテンツは映画、ドラ
    マ、スポーツ、ニュースの何れかであって、前記インタ
    ラクティブ・コンテンツはビデオコンテンツの案内又は
    詳細であることを特徴とする請求項7記載の放送装置。
  10. 【請求項10】 前記送信制御手段は、受信装置内の記
    憶部にキャッシュされたインタラクティブ・コンテンツ
    を、前記本来の放送時間帯において再生することを指示
    する再生メッセージを送信手段に送信させることを特徴
    とする請求項7記載の放送装置。
  11. 【請求項11】 前記再生メッセージは、再生を開始す
    べき開始時刻と再生開始の指示とを含み、 前記送信制御手段は、前記先行送信の間前記再生メッセ
    ージを繰り返し送信させることを特徴とする請求項10
    記載の放送装置。
  12. 【請求項12】 前記再生メッセージは、再生メッセー
    ジを受信した時に再生を開始する指示を含み、 前記送信制御手段は、前記本来の放送時間帯の開始時刻
    に前記再生メッセージを送信手段に送信させることを特
    徴とする請求項10記載の放送装置。
  13. 【請求項13】 前記送信制御手段は、 前記インタラクティブ・コンテンツに対応させて、前記
    先行送信の開始時刻を示す第1時刻と、前記本来の放送
    時間帯の開始時刻を示す第2時刻と、前記本来の送信時
    間帯の終了時刻を示す第3時刻とを記憶するスケジュー
    ル記憶部と、 スケジュール記憶部に記憶された第2時刻から第3時刻
    まで前記ビデオコンテンツを送信手段に送信させるビデ
    オコンテンツ制御部と、 スケジュール記憶部に記憶された第1時刻から第3時刻
    まで前記インタラクティブ・コンテンツを繰り返し送信
    するよう送信手段を制御する制御部と、 スケジュール記憶部に記憶された第1時刻から第2時刻
    まで前記キャッシュ指示メッセージを繰り返し送信手段
    に送信させ、第2時刻に再生メッセージを送信手段に送
    信させるメッセージ制御部とを備えることを特徴とする
    請求項10記載の放送装置。
  14. 【請求項14】 繰り返し送信されるインタラクティブ
    ・コンテンツを受信する受信手段と、 インタラクティブコンテンツを再生する再生手段と、 前記インタラクティブ・コンテンツが先行送信されてい
    る間は、当該インタラクティブコンテンツを再生手段に
    再生させずに記憶部にキャッシュし、本来の放送時間帯
    の間は、キャッシュされたインタラクティブ・コンテン
    ツを再生するよう再生手段を制御する受信制御手段とを
    備えることを特徴とする受信装置。
  15. 【請求項15】 前記受信装置は、インタラクティブコ
    ンテンツをキャッシュすることを指示するキャッシュ指
    示メッセージを受信し、 前記受信制御手段は、受信されたキャッシュ指示メッセ
    ージに従ってインタラクティブコンテンツを記憶部にキ
    ャッシュすることを特徴とする請求項14記載の受信装
    置。
  16. 【請求項16】 前記受信装置は、さらにインタラクテ
    ィブコンテンツの再生開始を指示する再生メッセージを
    受信し、 前記受信制御手段は、受信された再生メッセージに従っ
    て、記憶部にキャッシュされたインタラクティブコンテ
    ンツを再生することを特徴とする請求項15記載の受信
    装置。
  17. 【請求項17】 前記受信制御手段は、前記再生メッセ
    ージが受信された時に、記憶部にキャッシュされたイン
    タラクティブコンテンツを再生開始することを特徴とす
    る請求項16記載の受信装置。
  18. 【請求項18】 前記受信制御手段は、受信された再生
    メッセージが示す開始時刻から、記憶部にキャッシュさ
    れたインタラクティブコンテンツの再生を開始すること
    を特徴とする請求項16記載の受信装置。
  19. 【請求項19】 放送装置と受信装置とを含む放送シス
    テムであって、 放送装置は、 インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯に繰
    り返し送信により放送する送信手段と、 前記インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯
    よりも所定時間前から先行送信するよう送信手段を制御
    するともに、先行送信されている間、受信装置に対して
    先行送信されているインタラクティブ・コンテンツを受
    信装置内の記憶部にキャッシュすることを指示するキャ
    ッシュ指示メッセージを送信手段に繰り返し送信させる
    送信制御手段とを備え、 受信装置は、 繰り返し送信されるインタラクティブ・コンテンツを受
    信する受信手段と、 インタラクティブコンテンツを再生する再生手段と、 前記インタラクティブ・コンテンツが先行送信されてい
    る間は、当該インタラクティブコンテンツを再生手段に
    再生させずに記憶部にキャッシュし、本来の放送時間帯
    の間は、キャッシュされたインタラクティブ・コンテン
    ツを再生するよう再生手段を制御する受信制御手段とを
    備えることを特徴とする放送装置。
  20. 【請求項20】 放送装置において繰り返し送信する放
    送方法であって、 インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯より
    も所定時間前から繰り返し先行送信する第1送信ステッ
    プと、 第1送信ステップにおいて先行送信されている間、受信
    装置に対して先行送信されているインタラクティブ・コ
    ンテンツを受信装置内の記憶部にキャッシュすることを
    指示するキャッシュ指示メッセージを繰り返し送信する
    キャッシュ指示メッセージ送信ステップと、 インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯にデ
    ータカルーセルとして放送する第2送信ステップとを有
    することを特徴とする放送方法。
  21. 【請求項21】前記本来の放送時間帯は、受信装置にお
    いてインタラクティブ・コンテンツの再生を開始すべき
    時刻から再生を終了すべき時刻までの時間帯であること
    を特徴とする請求項20記載の放送方法。
  22. 【請求項22】 前記放送方法はさらに、 第1送信ステップの間又は第2送信ステップにおける送
    信開始時に、受信装置内の記憶部にキャッシュされたイ
    ンタラクティブ・コンテンツを、再生することを指示す
    る再生メッセージを送信する再生メッセージ送信ステッ
    プを有することを特徴とする請求項21記載の放送方
    法。
  23. 【請求項23】 放送装置において繰り返し送信するた
    めのプログラムを記録するプログラム記録媒体であっ
    て、 インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯より
    も所定時間前から繰り返し先行送信する第1送信ステッ
    プと、 第1送信ステップにおいて先行送信されている間、受信
    装置に対して先行送信されているインタラクティブ・コ
    ンテンツを受信装置内の記憶部にキャッシュすることを
    指示するキャッシュ指示メッセージを繰り返し送信する
    キャッシュ指示メッセージ送信ステップと、 インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯に繰
    り返し送信により放送する第2送信ステップとを放送装
    置内のコンピュータに実行させるプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体。
  24. 【請求項24】 放送装置において繰り返し送信するた
    めのプログラムであって、 前記インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯
    よりも所定時間前から繰り返し先行送信する第1送信ス
    テップと、 第1送信ステップにおいて先行送信されている間、受信
    装置に対して先行送信されているインタラクティブ・コ
    ンテンツを受信装置内の記憶部にキャッシュすることを
    指示するキャッシュ指示メッセージを繰り返し送信する
    キャッシュ指示メッセージ送信ステップと、 インタラクティブ・コンテンツを本来の放送時間帯に繰
    り返し送信により放送する第2送信ステップとを放送装
    置内のコンピュータに実行させるプログラム。
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