JPWO2006068023A1 - 無線通信方法、通信端末装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信方法、通信端末装置及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

OFDM信号の周波数帯域毎に伝搬路特性が異なる環境下でも、その全周波数帯域についての誤り率を低下させて、通信速度を改善する通信端末装置等を開示する。この装置では、接続先決定部(221)は、相関値算出部(213−1、213−2、213−3)から入力されてくるセルA〜Dそれぞれについてのサブバンド毎の相関値を比較して、各サブバンドにおいて最高の相関値となったサブバンドIDを特定する。そして、特定したサブバンドIDに対応する基地局装置(100)をそのサブバンドでの接続先と決定し、決定したサブバンド毎の基地局装置(100)をアクセス要求信号生成部(222)と受信データ生成部(231)とにそれぞれ通知する。

Description

本発明は、直交周波数(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式で複数の基地局装置と同時に無線通信を行う通信端末装置等に関する。
従来、OFDM方式を適用した通信端末装置が、複数の基地局装置から共通パイロットチャネル(Common PIlot CHannel:CPICH)で送信されてくる共通パイロット信号を受信し、受信したそれらの共通パイロット信号を用いて、前記複数の基地局装置の中から接続する基地局装置を決定する方法が提案されている(例えば非特許文献1参照)。
非特許文献1に記載された方法では、各基地局装置にそれぞれ固有の符号系列が割り当てられており、各基地局装置が、割り当てられた符号系列をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号における全周波数帯域に渡って配置して共通パイロット信号を生成し、生成した共通パイロット信号をCPICHで携帯電話等の通信端末装置に送信する。そして、通信端末装置は、複数の基地局装置から送信されてくるこれらの共通パイロット信号を受信すると、これらの共通パイロット信号と各基地局装置に割り当てられた符号系列との相関値をそれぞれ算出し、それらの算出値の中から相関値が最大となった共通パイロット信号を送信した基地局装置を接続先として決定する。通信端末装置は、決定した基地局装置に対してランダムアクセスチャネル(Random Access CHannel:RACH)でアクセス要求信号を送信し、OFDM方式での無線通信を開始する。
即ち、非特許文献1に記載された方法では、通信端末装置が、全周波数帯域に渡る合計受信電力が最大である共通パイロット信号を送信した基地局装置を選択して、選択した1つの基地局装置とのみ無線通信を行う。そして、非特許文献1に記載の方法によれば、通信端末装置は、その相関値が最大となった共通パイロット信号を送信した基地局装置を選択して通信を開始することにより、送受信信号の誤り率を低下させて通信速度を改善することができる。
丹野元博、新博行、樋口健一、佐和橋衛,「下りリンクブロードバンドOFCDMにおける共通パイロットチャネルを用いた3段階高速セルサーチ法の特性」,信学技報,2002年7月,RCS2002−135
しかしながら、非特許文献1に記載の方法では、通信端末装置が1つの基地局装置と通信することを前提としているため、たとえ全周波数帯域に渡る合計受信電力が最高の共通パイロット信号を送信した基地局装置と通信する場合でも、周波数帯域毎に見ればその受信電力にばらつきが生じていることから、受信電力の低い周波数帯域については、送受信信号の誤り率が却って高くなる問題がある。
本発明の目的は、OFDM信号の周波数帯域毎に伝搬路特性が異なる環境下でも、その全周波数帯域についての誤り率を低下させて、通信速度を改善する通信端末装置等を提供することである。
本発明に係る無線通信方法は、通信端末装置が複数の基地局装置から同時にOFDM信号を受信する方法であって、通信端末装置が各基地局装置から送信されたパイロット信号を受信する受信ステップと、通信端末装置が受信した各パイロット信号の受信品質をサブバンド毎に測定する測定ステップと、通信端末装置が、サブバンド毎に前記受信品質の測定結果が最良のパイロット信号を送信した基地局装置を決定する決定ステップと、通信端末装置が、サブバンド毎に決定した基地局装置に対して、決定に係るサブバンドでの通信開始を要求するアクセス要求信号を送信するアクセス要求ステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、OFDM方式による無線通信システムにおいて、通信端末装置が、複数の基地局装置から送信されてくるパイロット信号の受信品質をサブバンド毎に測定し、その測定結果に応じて、サブバンド毎に受信品質が最良のパイロット信号を送信した基地局装置をそのサブバンドにおける接続先として決定するため、サブバンド毎に伝搬路状態が最良の基地局装置からOFDM信号が送信されてくることになるので、OFDM信号の全周波数帯域における誤り率を低下させることができる。その結果、本発明によれば、この通信端末装置と複数の基地局装置とを含む無線通信システムにおけるスループットを効果的に改善することができる。
本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1におけるセルAのパイロット信号の構成を示す図 本発明の実施の形態1におけるセルAのOFDM信号のフレーム構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線通信方法を説明するフロー図 本発明の実施の形態1におけるFFTタイミングの一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるパイロット信号のサブキャリア毎の受信品質の一例を示す図 本発明の実施の形態2におけるセルAのパイロット信号の構成を示す図 本発明の実施の形態2に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る無線通信方法を説明するフロー図 本発明の実施の形態2の変形例におけるOFDM信号のフレーム構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しつつ詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るOFCDM(Orthogonal Frequency and Code Division Multiplexing:直交周波数・符号分割多重)/FDD(Prequency Division Duplex:時分割双方向伝送方式)方式による無線通信システムの構成を示す模式図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、基地局装置100−A、100−B、100−Cと、通信端末装置200と、を具備する。また、図1に示すように、通信端末装置200は、基地局装置100−A、100−B、100−Cからの距離がそれぞれ異なる地点に位置する。なお、基地局装置100−Aは「セルA」の基地局であり、同様に基地局装置100−Bは「セルB」の基地局であり、基地局装置100−Cは「セルC」の基地局である。
図2に、本実施の形態において基地局装置100−AからCPICHで送信されるセルAのパイロット信号の構成を示す。図2に示すように、本実施の形態では、パイロット信号は、16のサブキャリアからなるOFDM信号の1シンボルとして送信される。また、パイロット信号における隣接する4つのサブキャリアで1つのサブバンドが構成される。また、本実施の形態では、1つのパイロット信号におけるサブバンド1〜4に同一の直交符号系列が割り当てられる。具体的には、セルAのパイロット信号は、図2に示すように、サブバンド1〜4にそれぞれ同一の直交符号系列「11−1−1」が割り当てられた構成からなる。
なお、本実施の形態では、サブバンド1〜4それぞれの直交符号系列を「サブバンドID」と、またサブバンドIDを4回繰り返した構成即ちパイロット信号の構成を「セルID」と、称する。また、本実施の形態では、パイロット信号を含むOFDM信号は、基地局装置100においてサブキャリア毎にBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式で変調されてCPICHで無線送信されるものとする。
図3に、本実施の形態におけるOFDM信号のフレーム構成を示す。本実施の形態では、図3に示すように、OFDM信号はパイロット信号とデータ信号とが時間多重された構成からなり、その1フレームは4シンボルのデータ信号の前後にパイロット信号を1シンボルずつ配置した1単位が2回繰り返された構成である。
ここで、下記「表1」に、本実施の形態におけるセルA、セルB、セルC及び図示しないセルDについてのサブバンドIDとセルIDとをそれぞれ示す。なお、本実施の形態では、サブバンドIDは、ウオルシュ・アダマール符号で構成されるものとし、4ビットの直交符号系列であるから4種存在することになる。なお、セルB〜Dについてのフレーム構成は、図3と同様である。
Figure 2006068023
図4は、本実施の形態における基地局装置100の主要な構成を示すブロック図である。基地局装置100は、データ生成部101、変調部102、104、パイロット生成部103、割当部105、IFFT(inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部106、GI(Guard Interval:ガードインターバル)部107、送信RF部108及びアンテナ素子109を具備する。なお、基地局装置100−A、100−B、100−Cはいずれも同一の構成を有するため、これらを総括して基地局装置100と表記する。
データ生成部101は、音声データや画像データ等の送信データを生成し、生成した送信データを変調部102に入力する。
変調部102は、データ生成部101から入力されてくる送信データをBPSK方式で変調し、変調後の送信データを割当部105に入力する。
パイロット生成部103は、自装置に割り当てられた固有のセルIDで構成されるパイロット信号を生成し、生成したパイロット信号を変調部104に入力する。
変調部104は、パイロット生成部103から入力されてくるパイロット信号をBPSK方式で変調し、変調後のパイロット信号を割当部105に入力する。
割当部105は、シリアル/パラレル変換器等を含んで構成され、変調部102から入力されてくる送信データと、変調部104から送信されてくるパイロット信号と、をそれぞれパラレル信号に変換した後に、それらのパラレル信号を図3に示すフレーム構成となるように時間分割多重する。そして、割当部105は、時間多重後のパラレル信号をIFFT部106に入力する。
IFFT部106は、割当部105から入力されてくるパラレル信号にIFFT処理を施し、IFFT処理されたパラレル信号をシリアル信号に変換することによってOFDM信号を生成し、生成したOFDM信号をGI部107に入力する。
GI部107は、IFFT部106から入力されてくるOFDM信号にガードインターバルを挿入し、ガードインターバル挿入後のOFDM信号を送信RF部108に入力する。
送信RF部108は、周波数変換器や低雑音アンプ等を具備し、GI部107から入力されてくるOFDM信号に所定の送信処理を施し、送信処理後のOFDM信号をアンテナ素子109を介して通信端末装置200に向けて無線送信する。なお、本実施の形態では、基地局装置100−A、100−B、100−CそれぞれからOFDM信号が同一出力で送信されるものとする。
図5は、本実施の形態に係る通信端末装置200の主要な構成を示すブロック図である。通信端末装置200は、アンテナ素子201、受信RF部202、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)タイミングサーチ部203、チャネル判定部210−1、210−2、210−3、接続先決定部221、アクセス要求信号生成部222、送信RF部223及び受信データ生成部231を具備する。
また、チャネル判定部210−1、210−2、210−3はそれぞれ、FFT部211、フレームタイミングサーチ部212及び相関値算出部213を具備する。なお、本実施の形態では、チャネル判定部210−1、210−2、210−3について、並びにこれらの具備する各構成要素について、その機能や動作を総括的に説明する場合には、枝番号を省略する。
受信RF部202は、基地局装置100−A、100−B、100−Cから無線送信されてくるOFDM信号をアンテナ素子201を介してそれぞれ受信し、受信したこれら3つのOFDM信号に対して所定の受信処理を施した後に、受信処理後の3つのOFDM信号をFFTタイミングサーチ部203、FFT部211及び受信データ生成部231にそれぞれ入力する。
FFTタイミングサーチ部203は、受信RF部202から入力されてくる3つのOFDM信号について、各OFDM信号に挿入されているガードインターバルを利用してFFT処理を開始するタイミング即ちFFTタイミングを探索する。
具体的には、FFTタイミングサーチ部203は、受信RF部202から入力されてくるOFDM信号を1フレーム遅延させる遅延器を有しており、この遅延器からの出力と受信RF部202から入力されてくるOFDM信号との相関値を監視して、その相関値にピークが現れるタイミングをFFTタイミングであると判定する。
ここで、本実施の形態では、通信端末装置200は基地局装置100−A、100−B、100−Cと同時通信を行うため、FFTタイミングサーチ部203は、1フレームにおいて相関値のピークの上位3つのタイミングをFFTタイミングであると判定する。そして、FFTタイミングサーチ部203は、その判定結果について、相関値が最大のFFTタイミング#1をFFT部211−1に通知し、同様に相関値の大きさが第2位のFFTタイミング#2をFFT部211−2に、相関値の大きさが第3位のFFTタイミング#3をFFT部211−3にそれぞれ通知する。
なお、FFTタイミングサーチ部203によってFFTタイミング#1〜#3が検出されても、検出されたFFTタイミング#1〜#3とセルA〜Cとの個別の対応関係は依然として不明である。
FFT部211は、FFTタイミングサーチ部203から通知されるFFTタイミング#1〜#3のいずれかに基づいて受信RF部202から入力されてくるOFDM信号のガードインターバルを除去した後に、そのOFDM信号にFFT処理を施す。そして、FFT部211は、FFT処理後のOFDM信号をフレームタイミングサーチ部212と相関値算出部213とにそれぞれ入力する。
フレームタイミングサーチ部212は、OFDM信号を1シンボル遅延させる遅延器を有しており、この遅延器からの出力とFFT部211から入力されてくるOFDM信号との相関値を監視して、その相関値にピークが現れるタイミングをフレームの先頭と判定する。そして、フレームタイミングサーチ部212は、その判定結果を相関値算出部213と受信データ生成部231とにそれぞれ通知する。
なお、本実施の形態では、FFT部211からフレームタイミングサーチ部212に、図3に示すフレーム構成のOFDM信号が入力されるため、フレームタイミングサーチ部212は、1フレームにおいて相関値のピークを2回検出することになる。そこで、本実施の形態では、フレームタイミングサーチ部212は、相関値のピークを2回目に検出したタイミングをフレームの先頭であると判定するように設定される。
相関値算出部213は、セルA〜DのそれぞれのサブバンドIDと、FFT部211から入力されてくるOFDM信号におけるパイロット信号(セルID)と、の相関値をサブバンド毎に算出し、算出したセルA〜Dそれぞれについての相関値をサブバンド毎に接続先決定部221に入力する。なお、相関値算出部213は、Nシンボル分のパイロット信号の平均値を予め算出して、算出した平均値を用いて相関値を算出する。
接続先決定部221は、相関値算出部213−1、213−2、213−3から入力されてくるセルA〜Dそれぞれについてのサブバンド毎の相関値を比較して、各サブバンドにおいて最高の相関値となったサブバンドIDを特定し、特定したサブバンドIDに対応する基地局装置100をそのサブバンドでの接続先と決定し、決定したサブバンド毎の基地局装置100をアクセス要求信号生成部222と受信データ生成部231とにそれぞれ通知する。
アクセス要求信号生成部222は、接続先決定部221からサブバンド毎に通知された基地局装置100に対してそれぞれ、その通知に係るサブバンドでOFCDM方式による無線通信の開始を要求するアクセス要求信号を生成し、生成したサブバンド毎のアクセス要求信号を送信RF部223に入力する。
送信RF部223は、アクセス要求信号生成部222から入力されてくるアクセス要求信号に所定の送信処理を施して、送信処理後のアクセス要求信号をアンテナ素子201を介して基地局装置100−A、100−B、100−CそれぞれにRACHで無線送信する。
受信データ生成部231は、フレームタイミングサーチ部212から通知される各セルについてのフレームの先頭のタイミングに基づいて、受信RF部202から入力されてくるOFDM信号に対してガードインターバルの除去とFFT処理とを行う。続いて、受信データ生成部231は、FFT処理後のOFDM信号における接続先決定部221から通知される基地局装置100に対応するサブバンドを抽出して受信データを生成する。そして、受信データ生成部231は、生成した受信データを図示しない制御部等に入力する。
次いで、本実施の形態に係る通信端末装置200の動作について、図6〜図8を参照しつつ説明する。
図6は、本実施の形態に係る無線通信方法を説明するフロー図である。
先ず、ステップST610では、FFTタイミングサーチ部203が、受信したOFDM信号と1フレーム遅延させた遅延OFDM信号との相関値を監視して、その相関値のピークの上位3つのタイミングを検出する。ここで、図7に、FFTタイミングサーチ部203が監視する相関値の時間方向の変化とその相関値のピークの上位3つのタイミングとを示す。
なお、本実施の形態では、図7に示すように、相関値が最大のピークのタイミングをFFTタイミング#1(○)、相関値の大きさが第2位のピークのタイミングをFFTタイミング#2(☆)、相関値の大きさが第3位のピークのタイミングをFFTタイミング#3(□)、とする。また、図7に示すように、FFTタイミングサーチ部203において相関値に3つのピークが検出されるのは、図1に示すように、通信端末装置200が基地局装置100−A、100−B、100−Cからの距離が異なる地点に位置するからである。
続いて、ステップST620−1ではフレームタイミングサーチ部212−1が、またステップST620−2ではフレームタイミングサーチ部212−2が、またステップST620−3ではフレームタイミングサーチ部212−3がそれぞれ、対応するFFT部211から入力されてくるOFDM信号と1シンボル遅延させた遅延OFDM信号との相関値を監視して、各セルについてのフレームの先頭のタイミングを検出する。なお、本実施の形態では、図3に示すように同一のパイロット信号が2シンボル連続して送信され、かつ、データ信号同士又はパイロット信号とデータ信号との相関は低いことから、フレームタイミングサーチ部212は、フレームの先頭のタイミングを精度良く検出することができる。
続いて、ステップST630−1では相関値算出部213−1が、またステップST630−2では相関値算出部213−2が、またステップST630−3では相関値算出部213−3がそれぞれ、対応するFFT部211から入力されてくるOFDM信号の各サブバンドとセルA〜DのサブバンドIDとの相関値を算出し、算出した相関値を全て接続先決定部221に入力する。
ここで、図8に、本実施の形態において通信端末装置200の受信したパイロット信号のサブキャリア毎の信号対干渉波・雑音比(Signal−to−Interference Noise Ratio:SINR)をセルA〜C別にそれぞれ示す。なお、本実施の形態では、パイロット信号におけるサブバンド毎の受信品質は相関値算出部213において算出される相関値の大きさに基づいて判定されるが、この相関値とSINRとは密接に連関し、かつ、良く対応するため、パイロット信号の受信品質は例えばこのようなサブキャリア毎のSINRの値に基づいて判定されても良い。
また、通信端末装置200の受信したパイロット信号のSINRが図8に示す態様である場合において、ステップST610で検出されたFFTタイミング#1でFFT処理されたOFDM信号について、相関値算出部213−1がサブバンド毎に算出した相関値を下記「表2」に示す。同様に、ステップST610で検出されたFFTタイミング#2でFFT処理されたOFDM信号について、相関値算出部213−2がサブバンド毎に算出した相関値を下記「表3」に、またステップST610で検出されたFFTタイミング#3でFFT処理されたOFDM信号について、相関値算出部213−3がサブバンド毎に算出した相関値を下記「表4」に、それぞれ示す。
Figure 2006068023
Figure 2006068023
Figure 2006068023
続いて、ステップST640では、接続先決定部221が、相関値算出部213−1、213−2、213−3から入力されてくる全ての相関値について、サブバンド毎に相関値が最大となるサブバンドIDを特定して、特定したサブバンドIDに対応する基地局装置100をそのサブバンドにおける接続先と決定する。
具体的には、ステップST640では、接続先決定部221に入力される相関値が表2〜表4に示す態様である場合において、接続先決定部221は、サブバンド1について最大相関値5.9を示す表2のサブバンドID「11−1−1」を特定し、特定したサブバンドID「11−1−1」に対応する基地局装置100−Aをサブバンド1における接続先と決定する。
同様にして、接続先決定部221は、サブバンド2について最大相関値4.8を示す表2のサブバンドID「11−1−1」に対応する基地局装置100−Aをサブバンド2における接続先と決定し、またサブバンド3について最大相関値4.3を示す表4のサブバンドID「1111」に対応する基地局装置100−Cをサブバンド3における接続先と決定し、またサブバンド4について最大相関値5.5を示す表3のサブバンドID「1−11−1」に対応する基地局装置100−Bをサブバンド3における接続先と決定する。つまり、接続先決定部221に入力される相関値が表2〜表4に示す態様である場合に、ステップST640で接続先決定部221によって特定されるサブバンドIDと決定されるセルとをまとめると、下記「表5」のようになる。
Figure 2006068023
続いて、ステップST650では、アクセス要求信号生成部222がステップST640でサブバンド毎に決定された基地局装置100に対するアクセス要求信号を生成し、送信RF部223がその生成されたアクセス要求信号をアンテナ素子201を介してRACHで基地局装置100に無線送信する。
このように、本実施の形態によれば、通信端末装置200が、受信したパイロット信号のサブバンド毎に受信品質を測定し、その測定結果に応じて、各サブバンドにおいて受信品質が最高であったパイロット信号を送信した基地局装置100に対してアクセス要求信号を送信するため、サブバンド毎に伝搬路状態が最も良い基地局装置100との間にチャネルを形成できることから、無線通信システムにおけるスループットを効果的に高めることができる。
なお、本実施の形態に係る無線通信方法等について、以下のように変形したり、応用したりしても良い。
本実施の形態に係る無線通信方法では、周波数方向に隣接する4つのサブキャリアが1つのサブバンドを構成する場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えば周波数方向に隣接する4つ以外のサブキャリアが1つのサブキャリアを構成するようにしても良い。また、本実施の形態では、周波数方向に隣接しない離散した複数のサブキャリアが1つのサブバンドを構成するようにしても良い。
また、本実施の形態では、通信端末装置200にチャネル判定部210が3つ具備される場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えばチャネル判定部210は、通信端末装置200が同時接続可能なセル(基地局装置100)の最大数と同数具備されても良い。
また、本実施の形態では、通信端末装置200が、受信したパイロット信号の受信品質として相関値算出部213において遅延信号を用いた相関値をシンボル毎に算出する場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えば通信端末装置200がその受信品質として受信電力やSIR(Signal−to−Interference power Ratio:信号電力対干渉電力比)を測定するようにしても良い。このようにすれば、通信端末装置200はパイロット信号の受信品質を簡便に測定できるようになる。
また、本実施の形態では、FFTタイミングサーチ部203が受信RF部202から入力されてくるOFDM信号とその遅延OFDM信号との相関値の上位3つのピークをFFTタイミングと判定する場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えばFFTタイミングサーチ部203が、その相関値が所定の閾値以上となるピークを検出した順にFFTタイミングと判定するようにしても良い。
また、本実施の形態では、基地局装置100と通信端末装置200とがOFCDM/FDD方式で無線通信を行う場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えば基地局装置100と通信端末装置200とがOFDM/FDD方式で無線通信を行うようにしても良い。
また、本実施の形態では、通信端末装置200がアクセス要求信号をRACHで基地局装置100に無線送信する場合について説明したが、このRACHはシングルキャリアで構成されても良い。さらには、本実施の形態において、通信端末装置200から基地局装置100への上り回線は、シングルキャリアで構成され、かつ、符号分割多重(Code−Division Multiple Access:CDMA)されるものでも良い。
(実施の形態2)
図9に、本発明に係る実施の形態2において、CPICHで送信されるセルAのパイロット信号(セルID)の構成を示す。本実施の形態では、セルIDは、4ビットの直交符号系列からなる4種類のグループIDと、実施の形態1で説明した4種類のサブバンドIDと、を積算することによって生成される。ここで、図9に示すセルIDを生成する態様について、次の乗算式等を用いて具体的に説明する。
C=[C,C,C,C]・・・(セルID)
=G×S[i=1〜4]
G=[G,G,G,G]=[1111]・・・(グループID)
S=[1111]・・・(サブバンドID)
これらの乗算式等により生成されたセルA〜CのセルIDの一例を下記「表6」に示す。
Figure 2006068023
なお、本実施の形態では、4種類のグループIDと4種類のサブバンドIDとが積算されてセルIDが生成されるため、セルIDは16種類存在することになる。ちなみに、実施の形態1におけるセルIDは、本実施の形態においてグループIDが[1111]の場合に生成されるセルIDである。
図10は、本実施の形態における基地局装置300の主要な構成を示すブロック図である。基地局装置300は、実施の形態1で説明した基地局装置100において新たにグループID部301を具備するものである。本実施の形態では、実施の形態1との重複を避けるため、基地局装置300について、基地局装置100と相違する点についてのみ説明する。
グループID部301は、自装置の属するグループに予め割り当てられている4ビットの直交符号系列からなるグループIDをパイロット生成部103に通知する。この通知を受けたパイロット生成部103は、上述の乗算式等を用いて自装置に固有のセルIDを生成し、そのセルIDからなるパイロット信号を変調部104に入力する。
図11は、本実施の形態に係る通信端末装置400の主要な構成を示すブロック図である。通信端末装置400は、通信端末装置200において、接続先決定部221の代わりにグループID特定・接続先決定部421を具備し、また新たにサブバンドID特定部401を具備するものである。通信端末装置400についても、実施の形態1との重複を避けるため、通信端末装置200と相違する点についてのみ説明する。
サブバンドID特定部401は、相関値算出部213−1、213−2、213−3から入力されてくるセルA〜Dそれぞれについてのサブバンド毎の相関値の絶対値を比較して、各サブバンドにおいて最高の相関値となったサブバンドIDを特定する。ここで、サブバンドID特定部401が相関値の絶対値を基準とするのは、この相関値にグループIDの影響が潜在するからである。そして、サブバンドID特定部401は、特定したサブバンドIDをグループID特定・接続先決定部421に通知するとともに、特定したサブバンドIDを用いて算出した相関値もグループID特定・接続先決定部421に入力する。
グループID特定・接続先決定部421は、サブバンドID特定部401から入力されてくる特定したサブバンドIDを用いた相関値と、4種類のグループIDと、の相関値を算出し、算出した相関値が最大となるグループIDを特定する。そして、グループID特定・接続先決定部421は、特定したグループIDと、サブバンドID特定部401から通知されたサブバンドIDと、に基づいて、サブバンド毎に接続先となる基地局装置300を決定する。
次いで、通信端末装置400の動作について、図12を参照しつつ説明する。
図12は、本実施の形態に係る無線通信方法を説明するフロー図である。図12から明らかなように、本実施の形態に係る無線通信方法は、実施の形態1に係る無線通信方法において、ステップST640の代わりに、ステップST1235とステップST1240とを具備するものである。従って、本実施の形態に係る無線通信方法についても、実施の形態1との重複を避けるため、実施の形態1に係る無線通信方法と相違する点についてのみ説明する。
ステップST1235では、サブバンドID特定部401が、相関値算出部213から入力されてくるセルA〜Dそれぞれについてのサブバンド毎の相関値の絶対値を比較して、各サブバンドにおいて最高の相関値となったサブバンドIDを特定する。ここで、通信端末装置400の受信したパイロット信号のサブキャリア毎のSINRが図8に示す態様である場合において、サブバンドID特定部401が特定したサブバンドIDを用いて算出した相関値即ちサブバンドID特定部401がグループID特定・接続先決定部421に入力する相関値の態様を、下記「表7」に示す。
Figure 2006068023
続いて、ステップST1240では、グループID特定・接続先決定部421が、サブバンドID特定部401からの相関値と全グループIDとの相関値をそれぞれ算出し、算出した相関値が最大となるグループIDを特定することにより、サブバンド毎に接続先となる基地局装置300を決定する。
このように、本実施の形態によれば、セルIDがグループIDとサブバンドIDとを積算することによって生成されるため、セルIDの種類を指数関数的に増やすことができる。従って、本実施の形態によれば、実施の形態1による効果に加えて、通信端末装置400が同時通信可能な基地局装置300を効果的に増やすことができるため、無線通信システムにおけるスループットをさらに高めることができる。
なお、本実施の形態に係る無線通信方法等について、以下のように変形したり、応用したりしても良い。
本実施の形態に係る無線通信方法では、通信端末装置400の受信するOFDM信号のフレーム構成が実施の形態1と同様に図3に示す構成である場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えばそのフレーム構成が図13に示すような構成であっても良い。ここで、図13に示すOFDM信号のフレーム構成の特徴は、1フレームにおけるパイロット信号のサブバンドを時系列で見ると、そのサブバンドが順にシフトしていることである。
具体的には、時間C1〜C4が1フレームであるとして、時間C1のタイミングで送信されるパイロット信号の構成を基準にすると、時間C2で送信されるパイロット信号は、時間C1のパイロット信号におけるサブバンド1〜4が1つずつシフトした構成となっている。つまり、時間C2で送信されるパイロット信号の構成「時間C2のサブバンド1、時間C2のサブバンド2、時間C2のサブバンド3、時間C2のサブバンド4」は、「時間C1のサブバンド4、時間C1のサブバンド1、時間C1のサブバンド2、時間C1のサブバンド3」となっている。
同様に、時間C3で送信されるパイロット信号の構成は、時間C2で送信されるパイロット信号の構成がサブバンド単位でさらに1つシフトした構成であり、また時間C4で送信されるパイロット信号の構成は、時間C3で送信されるパイロット信号の構成がサブバンド単位で1つシフトした構成となっている。そして、新たなフレームの最初のシンボル送信タイミング時間C5で送信されるパイロット信号の構成は、時間C4で送信されるパイロット信号の構成と同一となっている。
従って、OFDM信号のフレーム構成をこのようにすれば、相関値算出部213によってシンボル間の相関値のピークが検出されたタイミングが自動的にフレームの先頭のタイミングとなるため、フレームの先頭のタイミングをより容易に、かつ、精確に検出できるようになる。
なお、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2004年12月22日出願の特願2004−371745に基づくものである。この内容は全てここに含めておく。
本発明に係る無線通信方法は、OFDM信号の周波数帯域毎に伝搬路特性が異なる環境下でも、その全周波数帯域についての誤り率を低下させて、通信速度を改善するという効果を有し、高速大容量の下りチャネルを必要とするマルチキャスト送信等を行う次世代の無線通信システムやそのシステムを構成する通信端末装置等にとって有用である。

Claims (5)

  1. 通信端末装置が複数の基地局装置から同時にOFDM信号を受信する方法であって、
    通信端末装置が各基地局装置から送信されたパイロット信号を受信する受信ステップと、
    通信端末装置が受信した各パイロット信号の受信品質をサブバンド毎に測定する測定ステップと、
    通信端末装置が、サブバンド毎に前記受信品質の測定結果が最良のパイロット信号を送信した基地局装置を決定する決定ステップと、
    通信端末装置が、サブバンド毎に決定した基地局装置に対して、決定に係るサブバンドでの通信開始を要求するアクセス要求信号を送信するアクセス要求ステップと、を具備する無線通信方法。
  2. 前記パイロット信号は、基地局装置毎に固有の直交符号系列で構成される、請求項1記載の無線通信方法。
  3. 前記パイロット信号は、各基地局装置に割り当てられた直交符号系列とこの基地局装置の属するグループに割り当てられた直交符号系列との積算結果である、請求項2記載の無線通信方法。
  4. 複数の基地局装置からOFDM信号を同時に受信する通信端末装置であって、
    各基地局装置から送信されたパイロット信号を受信する受信手段と、
    受信された各パイロット信号の受信品質をサブバンド毎に測定する測定手段と、
    サブバンド毎に前記受信品質の測定結果が最良のパイロット信号を送信した基地局装置を決定する決定手段と、
    サブバンド毎に決定した基地局装置に対して、決定に係るサブバンドでの通信開始を要求するアクセス要求信号を送信する送信手段と、を具備する通信端末装置。
  5. 通信端末装置と複数の基地局装置とを含んで構成される無線通信システムであって、
    各基地局装置は、自局を示す固有のパイロット信号を生成するパイロット生成手段と、生成されたパイロット信号をOFDM信号として送信する基地局側送信手段と、を具備し、
    通信端末装置は、複数の前記基地局装置から送信されたパイロット信号をそれぞれ受信する受信手段と、受信された各パイロット信号の受信品質をサブバンド毎に測定する測定手段と、サブバンド毎に前記受信品質の測定結果が最良のパイロット信号を送信した基地局装置を決定する決定手段と、サブバンド毎に決定した基地局装置に対して、決定に係るサブバンドでの通信開始を要求するアクセス要求信号を送信する端末側送信手段と、を具備する、無線通信システム。
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