JPWO2006067846A1 - 顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システム - Google Patents

顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】安価かつコンパクトで、同軸落射照明観察を行なうことができ、汎用性にも優れた顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システムを提供すること。【解決手段】LED光源装置4を一体的に有し、内部にポラライザーとしての偏光板2を有する顕微鏡用照明装置100を、例えば顕微鏡200の一方の接眼レンズ保持筒21aに挿入し、アナライザーとしての偏光板蓋8を他方の接眼レンズ保持筒21bに装着する。これにより透過型の生物顕微鏡においても、半導体基板等の試料23に垂直方向から照明光を当ててゴーストやフレアのない反射光を得ることができる。また当該顕微鏡用照明装置100を、Cマウントアダプタ13を介してCマウント部24に装着したりする等して、様々なパターンで同軸落射照明観察及び偏光観察を行なうことができる。【選択図】 図11

Description

本発明は、顕微鏡に用いられ、観察試料を照らすための顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システムに関する。
従来、顕微鏡で金属組織や半導体基板等を比較的高倍率で観察する場合や、凹凸があって光が深部まで届きづらいサンプルを観察する場合には、対物レンズの光軸に沿って照明を導入する、同軸落射照明装置が用いられていた。この場合、例えば対物レンズの上部に、45度に設定されたハーフミラーを設けて、当該当該ハーフミラーに側面から水平方向に照明を当てることで、撮像側の光軸と照明側の光軸とを同軸化させ、試料に対して垂直方向から照明光を照射する。
しかし、当該同軸落射照明装置においては、側面から照明を照射するため、ハーフミラー等が収容されたユニットのほかランプハウスやファイバー照明、外部トランス、アタッチメント等の装置が必要となり、特に横方向のスペースを取られて扱いにくいという問題がある。また、それらの装置は高価であり、かつそれらの装置を取り付けるためには専用の顕微鏡が必要となる。
これらの問題のうち、価格面の問題については、同軸落射照明装置よりも安価な照明装置として、例えば、顕微鏡の2つの接眼レンズのうちいずれか一方を外して、当該接眼レンズの代わりに取り付けられる集光レンズと、ハロゲンランプが内蔵された光源装置と、この光源装置と集光レンズとの間に取り付けられ、光源装置のハロゲンランプの光を、集光レンズを通して試料に垂直に当てるためのファイバーケーブルとから構成される照明装置が開示されている。(特許文献1参照。)。
特開2000−292706号公報(段落[0005]、図1等)
しかしながら、上記特許文献1に開示された照明装置においても、ハロゲンランプを内蔵した光源装置と集光レンズとをファイバーケーブルで接続しており、スペースをとられて扱いにくいという問題は依然として解決されていない。また、当該照明装置は、いかなる顕微鏡にも取り付けられるようには構成されていない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、安価かつコンパクトで、同軸落射照明観察を行なうことができ、汎用性にも優れた顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の顕微鏡用照明装置は、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持し第1の径でなる双眼の第1の接眼レンズ保持筒とを少なくとも有する顕微鏡に用いられる照明装置であって、前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源とを具備する。
ここで上記顕微鏡の光学系とは、例えば対物レンズやプリズム等を含む。光源は例えばLED(light emitting diode)、ハロゲンランプ、タングステンランプ等を用いることができる。試料は例えば半導体基板等や金属組織、樹脂試料、生物試料等である。また筒体の形状は例えば円筒であるが、これに限られない。
本発明では、上記筒体の他端に光源が一体的に設けられており、その反対側の一端の装着部が接眼レンズ保持筒に装着可能となっているため、ケーブル等のフレキシブルな部材等を介さず、非常にコンパクトで取り扱いやすい構成となっている。また当該装着部を第1の接眼レンズ保持筒に装着するだけで、上記光学系を介して容易に同軸落射照明観察を行なうことができる。すなわち、照明が試料の下方から照射される設計の生物顕微鏡においても、本発明の顕微鏡用照明装置を用いることで同軸落射照明光を照射でき、半導体基板や金属組織等の凹凸や傷等を観察することができる。試料の拡大像を観察する際には、例えば一方の第1の接眼レンズ保持筒に当該顕微鏡用照明装置を装着して、他方の第1の接眼レンズ保持筒から観察を行なうことができる。
上記顕微鏡用照明装置は、前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備していてもよい。これにより、上記光源から上記光学系へ導かれる光が平行光束となり、より照射ムラのない観察を行なうことができる。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明装置において、前記顕微鏡は前記第1の径よりも大きい第2の径を有する双眼の第2の接眼レンズ保持筒を有し、該顕微鏡用照明装置は、前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能であり、かつ、前記装着部に着脱可能な第1のアダプタを更に具備する。これにより、上記第1のアダプタを筒体の装着部に装着することで、異なる2つの径を持った接眼レンズ保持筒にそれぞれ対応して容易に同軸落射照明観察を行なうことができ、汎用性が向上する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明装置において、前記顕微鏡はCマウント部を有し、該顕微鏡用照明装置は、前記Cマウント部に装着可能であり、前記装着部に前記第1のアダプタが装着された状態で、前記第1のアダプタを介して前記筒体に着脱可能な第2のアダプタを更に具備する。これにより、上記第1のアダプタ及び第2のアダプタを介することで、通常は撮像装置を装着するためのCマウント部に、当該顕微鏡用照明装置も装着することができる。よって、Cマウント部に顕微鏡用照明装置を装着して試料に同軸落射照明光を当てながら、双眼の接眼レンズ保持筒から試料の拡大像の観察を行なうこともでき、当該顕微鏡用照明装置により広い汎用性を持たせることができる。
本発明の他の観点に係る顕微鏡用照明装置は、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒と、Cマウント部とを有する顕微鏡に用いられる照明装置であって、前記各接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記Cマウント部に装着可能であり、かつ、前記筒体に着脱可能なCマウントアダプタとを具備する。これにより、例えば当該顕微鏡用照明装置を一方の接眼レンズ保持筒に装着して試料を照明し、他方の接眼レンズ保持筒から観察し、同時にCマウント部に撮像装置を装着して撮影を行なったり、またCマウントアダプタによりCマウント部に顕微鏡用照明装置を装着して双眼の接眼レンズ保持筒から観察を行なったりする等、様々なパターンで試料を照明して試料の観察や撮影を行なうことが可能となる。
また、当該顕微鏡用照明装置は、前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備するようにしてもよい。
本発明の顕微鏡用照明システムは、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持し第1の径でなる双眼の第1の接眼レンズ保持筒とを少なくとも有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を偏光させる第1の偏光板とを有する顕微鏡用照明装置と、前記各第1の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第1の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の第1の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第2の偏光板とを具備する。
ここで第1の偏光板はポラライザーの役割を果たし、第2の偏光板はアナライザーの役割を果たす。このシステムでは、筒体の他端に光源が一体的に設けられ、その反対側の一端の装着部が接眼レンズ保持筒に装着可能となっているため、非常にコンパクトで取り扱いやすい構成となっている。また当該装着部を一方の第1の接眼レンズ保持筒に装着して、上記第2の偏光板を他方の第1の接眼レンズ保持筒に装着することで、いわゆるゴーストやフレアを排除しながら、上記光学系を介して容易に同軸落射照明観察を行なうことができるとともに、偏光観察を行なうこともできる。
また、当該顕微鏡照明システムは、前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備していてもよい。これにより、上記光源から上記光学系へ導かれる光が平行光束となるため、より照射ムラがなくなり、またフレアやゴーストをより排除しながら観察を行なうことができる。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムにおいて、前記顕微鏡は前記第1の径よりも大きい第2の径を有する第2の接眼レンズ保持筒を有し、該顕微鏡用照明システムは、前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能であり、かつ、前記装着部に着脱可能な第1のアダプタと、前記各第2の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体に前記第1のアダプタが装着された状態で該筒体が前記一方の第2の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の第2の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第3の偏光板とを更に具備する。これにより、異なる2つの径を持った接眼レンズ保持筒を有する顕微鏡での同軸落射照明観察及び偏光観察にそれぞれ容易に対応でき、汎用性が向上する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムは、前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な撮像装置に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第1の接眼レンズ保持筒に装着され前記撮像装置が前記他方の第1の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、該他方の第1の接眼レンズ保持筒から出射する前記試料からの反射光を偏光させる第4の偏光板を更に具備する。これにより、上記第4の偏光板を用いることで、撮像装置で試料の撮影を行なう場合でも同軸落射照明観察及び偏光観察による撮影を容易に行なうことができる。
本発明の一の形態によれば、顕微鏡用照明システムは、前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能な撮像装置に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第2の接眼レンズ保持筒に装着され前記撮像装置が前記他方の第2の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、該他方の第2の接眼レンズ保持筒から出射する前記試料からの反射光を偏光させる第4の偏光板を更に具備する。これにより、異なる2つの径を有する接眼レンズ保持筒に対応して、同軸落射照明観察及び偏光観察による試料の撮影を容易に行なうことができ、汎用性が向上する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムにおいて、前記顕微鏡はCマウント部を有し、該顕微鏡用照明システムは、前記Cマウント部に装着可能であり、前記少なくとも一方の第1の接眼レンズ保持筒に前記第2の偏光板が装着された場合、または、前記少なくとも一方の第2の接眼レンズ部に前記第3の偏光板が装着された場合に、前記装着部に前記第1のアダプタが装着された状態で、前記第1のアダプタを介して前記筒体に着脱可能な第2のアダプタを更に具備する。これにより、上記第1のアダプタ及び第2のアダプタを介することで、撮像装置のみならず、上記顕微鏡用照明装置をCマウント部に装着して、異なる2つの径を有する接眼レンズ保持筒に対応した同軸落射照明観察及び偏光観察を容易に行なうことができ、汎用性が更に向上する。また、Cマウント部に撮像装置を装着して各第1の接眼レンズ保持筒にそれぞれ顕微鏡用照明装置と第2または第3の偏光板を装着したり、一方の第1または第2の接眼レンズ保持筒に撮像装置を装着して他方に第2または第3の偏光板を装着し、Cマウント部に顕微鏡用照明装置を装着する等、様々なパターンでの観察を行なうことができる。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムは、前記筒体内に設けられ、前記第1の偏光板を回転させることで該第1の偏光板の偏光角度を変更するための第1の回転機構を更に具備する。これにより、当該偏光角度を変更することで、観察像の色や明暗のコントラストを調整して、より詳細な観察を行なうことができる。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムは、前記第2の偏光板を回転させることで該第2の偏光板の偏光角度を変更するための第2の回転機構を更に具備する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムは、前記第3の偏光板を回転させることで該第3の偏光板の偏光角度を変更するための第2の回転機構を更に具備する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムは、前記第4の偏光板を回転させることで該第4の偏光板の偏光角度を変更するための第2の回転機構を更に具備する。
これらの第2の回転機構と上記第1の回転機構とを併用することで、偏光角度の調整をより容易に行なうことができる。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムは、前記筒体内であって前記第1の偏光板と前記装着部との間に着脱可能に設けられた鋭敏色板を更に具備する。これにより、観察像の色の変化を顕著にして、試料の微細な観察をより容易に行なうことができる。また、鋭敏色板を着脱可能としたことで、試料に応じて2枚の偏光板のみで観察したり、鋭敏色板を挟んで観察したりして、最も効果的な観察法を容易に選択することが可能となる。
本発明の他の観点に係る顕微鏡用照明システムは、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒と、Cマウント部とを有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、前記各接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を偏光させる第1の偏光板と、前記Cマウント部に装着可能であり、かつ、前記筒体に着脱可能なCマウントアダプタとを有する顕微鏡用照明装置と、前記各接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体が前記Cマウントアダプタを介して前記Cマウント部に装着された場合に、前記各接眼レンズ保持筒の各接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させ、または、前記筒体が前記一方の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第2の偏光板とを具備する。
この構成によれば、上記Cマウントアダプタを用いることで、双眼の接眼レンズ保持筒とCマウント部に、上記顕微鏡用照明装置、Cマウントアダプタ、第2の偏光板をそれぞれ適宜装着して、様々なパターンで同軸落射照明観察及び偏光観察を行なうことが可能となる。
また、当該顕微鏡用照明システムは、前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備していてもよい。
本発明の更に別の観点に係る顕微鏡用照明システムは、接眼レンズを有し蛍光試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒とを有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、前記一方の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を選択的に透過させる励起フィルタとを有する顕微鏡用照明装置と、前記他方の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記他方の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光のうち蛍光を選択的に透過させる吸収フィルタとを具備する。
この構成により、上記顕微鏡用照明装置を上記一方の接眼レンズ保持筒に装着して同軸落射照明観察を行ないながら、他方の接眼レンズ保持筒に吸収フィルタを装着することで、より安価でコンパクトなシステムにおいて簡易蛍光観察を行なうことが可能である。なおこの場合上記光源には例えば水銀ランプを用いる。
本発明によれば、安価かつコンパクトで、同軸落射照明観察を行なうことができ、汎用性にも優れた顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態としての顕微鏡用照明システムについて説明する。当該顕微鏡用照明システムは、顕微鏡用照明装置と、各種のアダプタ等の付属品で構成される。図1は本実施形態における顕微鏡用照明装置100の外観を示す図であり、図2は顕微鏡用照明装置100の断面図である。
両図に示すように、顕微鏡用照明装置100の本体1は段付き円筒の形状を有しており、大径筒部1a及び小径筒部1bを有している。また本体1の上端部には、LED光源装置4が設けられ、下端部には、後述する顕微鏡の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部1cを有している。装着部1cの外径は例えばφ23.2(23.2mm、単位は以下同じ。)弱である。
本体1の内部には、上記LED光源装置4から出射する照明光を偏光させるための内蔵偏光板2が設けられ、当該内蔵偏光板2を回転させるための筒状の偏光板回転ハンドル3が内蔵偏光板2と一体的に設けられている。また本体1の内部には、当該照明光を通過させるための光路7が形成されている。本体1の下端部の装着部1cの内部には、上記LED光源装置4から出射され、光路7を通過しながら上記内蔵偏光板2により偏光された照明光を集光するための集光レンズ6が設けられている。
また本体1の表面であって上記内蔵偏光板2の下方にはスリット1dが設けられ、当該スリット1dに挿入されるように、鋭敏色板切替板5が設けられている。図3は当該鋭敏色板切替板5の断面図(同図(a))及び上面図(同図(b))である。当該鋭敏色板切替板5には、鋭敏色を観察するための鋭敏色板5aと空洞5bが設けられており、鋭敏色板切替板5を水平方向(図1の矢印A方向)にスライドさせることで、上記LED光源装置4、内蔵偏光板2及び集光レンズ6からなる光学系の光軸に沿うように鋭敏色板5aを配置したり、また鋭敏色板5aを当該光軸から外して上記光軸に空洞5bが配置されるようにしたりして、鋭敏色板5aの使用・不使用を切り替えることが可能となっている。なお当該鋭敏色板切替板5の長手方向の両端部にはスリット1dの縦方向の長さeよりも径の大きい係止ネジ5cがそれぞれ螺着され、スライド動作のストロークエンドで鋭敏色板切替板5が本体1に係止されるようになっている。
図4は顕微鏡用照明装置100と共に用いられる偏光板蓋8を示した図である。同図(a)が断面図、同図(b)が上面図である。偏光板蓋8は、顕微鏡の接眼レンズ保持筒に、当該接眼レンズ保持筒を覆うように装着することが可能となっている。また偏光板蓋8の内部には偏光板8aが設けられている。当該偏光板8aは、顕微鏡用照明装置100の内蔵偏光板2と対となり、内蔵偏光板2が、LED光源装置4の近傍にあってポラライザーの役割を果たすのに対して、アナライザーの役割を果たす。偏光板蓋8の内径fは例えば約φ25である。また偏光板蓋8には内径調節ネジ8bが例えば3つ螺着され、接眼レンズ保持筒の外径に適合するように内径を微調節することができるようになっている。更に、偏光板蓋8は、偏光板8aを有する上部8cと下部8dとが螺着された構造をとっており、上部8cを回転させることで偏光板8aの偏光角度を変更することが可能となっている。
図5は、顕微鏡用照明装置100及び偏光板蓋8を顕微鏡200の接眼レンズ保持筒にそれぞれ装着した場合の様子を示した図である。同図に示すように、本体1のうち径が最小に形成された装着部1cが一方の接眼レンズ保持筒21に挿入され、小径筒部1bの下端1b−bで係止する。この顕微鏡200の接眼レンズ保持筒21の内径は例えばφ23.2である。また偏光板蓋8は他方の接眼レンズ保持筒21を覆うように装着される。このように装着することで、LED光源装置4からの照明光を接眼レンズ保持筒21から対物レンズ22等の光学系を通して試料23に垂直方向から照射して、その反射光を、アナライザーとして機能する偏光板蓋8の偏光板8aを通して観察することができる。すなわち、当該顕微鏡用照明システムにより、同軸落射照明観察及び偏光観察を行なうことができる。
ところで、顕微鏡の接眼レンズ保持筒21の内径の規格には、φ23.2とφ30の2種類がある。上記顕微鏡用照明装置100の装着部1cの外径は上述したようにφ23.2弱であり、また偏光板蓋8の外形も当該φ23.2の内径を有する接眼レンズ保持筒21の外形(例えば約φ25)に合わせて形成されているため、両者ともφ23.2の内径を有する接眼レンズ保持筒には装着可能であるが、φ30の内径を有する接眼レンズ保持筒にはそのままでは装着できない。そこで、本実施形態においては、顕微鏡用照明装置100の小径筒部1b及び装着部1cの外周に、外径がφ30弱の補助アダプタ10を装着することで、φ30の内径を有する接眼レンズ保持筒にも顕微鏡用照明装置100を装着可能としている。また、偏光板蓋についても、φ30の内径を有する接眼レンズ保持筒の外径に装着可能なように上記偏光板蓋8よりも内径の大きい偏光板蓋9(図示せず)を用意する。これにより、接眼レンズ保持筒の両規格に対応可能となる。
図6は、当該補助アダプタ10を示した図である。同図(a)が正面図、同図(b)が断面図である。また図7は、当該補助アダプタ10が顕微鏡用照明装置100に装着された場合の断面図である。
両図に示すように、補助アダプタ10には、大径部10cが形成されている。この大径部10cの光軸方向の長さgは例えば9mm〜10mmとされており、上記小径筒部1bの光軸方向の長さd(図1参照)と同一とされている。これにより、補助アダプタ10を用いる場合と用いない場合とで、LED光源装置4からの同一の光路長を形成させることができる。すなわち、小径筒部1bによっても、補助アダプタ10の大径部10cによっても、接眼レンズ保持筒に対して同じ位置で顕微鏡用照明装置100を係止させることができる。これにより光学的条件を同一にすることができる。
また当該補助アダプタ10の外周10aの例えば2カ所にはOリング11がはめ込まれている。補助アダプタ10の内周10bの例えば1カ所にもOリング12がはめ込まれている。これら外側及と内側のOリング11、12は互いに異なる材質からなる。そうすることで顕微鏡用照明装置100に補助アダプタ10を装着するときに必要な力と、補助アダプタ10が装着された顕微鏡用照明装置100を接眼レンズ保持筒21(図5参照)に挿入するときに必要な力とを異ならせることができる。
例えば補助アダプタ10が装着された顕微鏡用照明装置100を接眼レンズ保持筒21に挿入するときに必要な力の方を、顕微鏡用照明装置100に補助アダプタ10を装着するときに必要な力より小さくなるように設定する。これは、例えば外側のOリング11を内側Oリング12より柔らかい材質を用いることで実現できる。これにより、補助アダプタ10が装着された顕微鏡用照明装置100を接眼レンズ保持筒21にスムーズに挿入できる。一方、顕微鏡用照明装置100も補助アダプタ10も人が片手で容易に持つことができる大きさであるため、補助アダプタ10を顕微鏡用照明装置100に装着するときの力を比較的大きくなるように設定しても容易に装着することができる。具体的には、外側のOリング11は例えばシリコンゴムとし、内側のOリング12は例えばニトリルゴムとすればよい。
また、顕微鏡には、上記図5で示したような、接眼レンズ保持筒21が双眼のタイプと、当該双眼に加えて、デジタルカメラやCCDカメラを装着するためのCマウント部を有するタイプがある。当該Cマウント部の内径は上記接眼レンズ保持筒21の2つの規格の内径とは異なるため、上記顕微鏡用照明装置100は、そのままではCマウント部に装着することはできない。そこで、本実施形態においては、Cマウント部に顕微鏡用照明装置100を装着するためのCマウントアダプタを用意する。
図8は、当該Cマウントアダプタ13を示した図である。同図(a)が正面図、同図(b)が(a)の断面図である。また図9は、当該Cマウントアダプタ13が顕微鏡用照明装置100に装着された場合の断面図である。
両図に示すように、Cマウントアダプタ13は筒状の形状を有しており、その下端14には、顕微鏡のCマウント部等に係合、つまり螺着するためのネジ部15が設けられている。また、上端16には、顕微鏡用照明装置100の装着部1cの下端1c−bが挿入されて所定の位置で係止する挿入部17が設けられている。この挿入部17に上記補助アダプタ10を介して顕微鏡用照明装置100の装着部1cが挿入されて所定の位置で係止した状態で、顕微鏡用照明装置100に装着されたデジタルカメラやCCDカメラの特定の位置に顕微鏡のCマウント部を介して像を結像させる光路長の光路18がCマウントアダプタ13の内部に設けられている。なお、上端16の挿入部17の外周には、挿入部17に挿入された顕微鏡用照明装置100を固定するためのネジ20が螺着されるネジ穴19が設けられている。
なお、デジタルカメラ等を用いて撮影を行なう場合には、上記偏光板蓋8や9のようなアナライザーの役割を果たす偏光板が必要になる。そこで、本実施形態においては、デジタルカメラに図10に示すような光学アダプタ40を装着して、当該光学アダプタ40の下端にデジタルカメラ偏光板31を装着するようにする。当該光学アダプタ40は顕微鏡用照明装置100と同様の段付円筒形状であり、下端を内径φ23.2の接眼レンズ保持筒に挿入したり、補助アダプタ10を介して内径φ30の接眼レンズ保持筒に挿入したり、あるいはCマウントアダプタ13を介してCマウント部に装着することが可能な構造となっている。
以上のように、本実施形態においては、顕微鏡用照明装置100が2つの規格の接眼レンズ保持筒及びCマウント部に装着可能であり、偏光板蓋8及び9も各規格の接眼レンズ保持筒に装着可能であるため、試料23を観察する際には様々な組み合わせが考えられる。以下、上記顕微鏡用照明装置100、偏光板蓋8及びデジタルカメラ30を接眼レンズ保持筒21やCマウント部に装着して観察する際の方法及びその際にLED光源装置4から照射される照明光の光路について説明する。
図11は、一方の接眼レンズ保持筒21aに顕微鏡用照明装置100を挿入し、他方の接眼レンズ保持筒21bに偏光板蓋8を装着し、Cマウント部24にデジタルカメラ30を装着した場合を示している。図12は、この場合の光路を示した図である。両図に示すように、LED光源装置4から出射した照明光は顕微鏡用照明装置100内の内蔵偏光板2により偏光され、鋭敏色板5a及び集光レンズ6を通って一方の接眼レンズ保持筒21aの接眼レンズ26aを通過し、顕微鏡200内のプリズム25を通って対物レンズ22へ達し、試料23に垂直方向から照射される。試料23に反射した反射光は、上記対物レンズ22及びプリズム25を通り、2方向に分かれる。一方の反射光は、接眼レンズ保持筒21bの接眼レンズ26bから出射し、偏光板蓋8を通って観察される。他方の反射光は、Cマウント部24に装着されたデジタルカメラ30のデジタルカメラ偏光板31へ導かれ、デジタルカメラ30の図示しない表示部等で観察される。
図13は、双方の接眼レンズ保持筒21に偏光板蓋8を装着し、Cマウント部に顕微鏡用照明装置100を装着した場合を示している。図14は、この場合の光路を示した図である。両図に示すように、Cマウント部24のLED光源装置4から出射した照明光は顕微鏡用照明装置100内の内蔵偏光板2、鋭敏色板5a及び集光レンズ6を通って顕微鏡200内のプリズム25を通り、対物レンズ22を介して試料23に垂直方向から照射される。試料23の反射光は、上記対物レンズ22及びプリズム25を通って各接眼レンズ保持筒へ分かれて、各接眼レンズ26a及び26bを介して各偏光板8aへ導かれて観察される。
なお、図示しないが、上記の場合以外にも、例えば一方の接眼レンズ保持筒21aにデジタルカメラ30を装着し、他方の接眼レンズ保持筒21bに偏光板蓋8を装着し、Cマウント部に顕微鏡用照明装置100を装着する場合等、様々なパターンが考えられ、また、接眼レンズ保持筒のφ23.2とφ30の2つの規格に対応して、補助アダプタ10や、内径φ30の接眼レンズ保持筒に装着可能な偏光板蓋9を適宜装着して観察することも可能である。
次に、本実施形態における顕微鏡用照明システムを用いた場合の効果について説明する。図15は、本顕微鏡用照明システムを用いて、生物顕微鏡において、試料23として半導体基板を用いて観察を行なった場合の観察像を示した図である。同図に示すように、本システムを用いることで、従来の生物顕微鏡においては撮影ができなかった半導体基板の撮影に成功した。すなわち、本実施形態における顕微鏡用照明装置100によって半導体基板の垂直方向から同軸落射照明を当て、かつ、ポラライザーとしての内蔵偏光板2及びアナライザーとしての偏光板蓋8を用いることで、フレアやゴーストの無い、鮮明な半導体基板の画像を得ることができた。
また、2枚の偏光板を用いて偏光観察を行ない、各偏光板を回転させて偏光角度を変更することで、同図(a)〜(c)に示すような色のコントラストの変化をもたらし、例えば半導体基板の凹凸や傷等をより鮮明に観察することができるようになった。
図16は、上記鋭敏色板切替板5により鋭敏色板を5a通して観察した場合(同図(a))と通さないで観察した場合(同図(b))の観察像を示した図である。同図に示すように、本実施形態においては、鋭敏色板5aを設けたことで、色の変化が顕著になり、より詳細な観察を行なうことができた。また鋭敏色板5aを切り替え可能としたことで、試料によっては色の変化により逆に観察がしにくくなるような場合等にも対応可能とした。
以上説明したように、本実施形態によれば、同軸落射照明観察が行なうことができながら、従来の同軸落射照明装置よりも安価かつコンパクトで、汎用性にも優れた顕微鏡用照明システムを提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態において上記第1実施形態と同一の構成となる部分については同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
本実施形態においては、上記第1実施形態においてポラライザーとして機能した内蔵偏光板2と、アナライザーとして機能した偏光板8aをそれぞれ励起フィルタと吸収フィルタに置き換えることで、簡易蛍光観察を可能とする。なお、この場合の光源には例えば水銀ランプを用いる。
図17は、この場合の光路を示した図である。同図に示すように、水銀ランプ53から出射した照明光は、励起フィルタ51により短波長域の光のみ選択的に透過され、鋭敏色板5a及び集光レンズ6を通って一方の接眼レンズ保持筒21aの接眼レンズ26aを通過し、顕微鏡内のプリズム25及び対物レンズ22を介して試料23に照射される。その反射光は、対物レンズ22及びプリズム25を介して他方の接眼レンズ26bから吸収フィルタ52へ達し、当該吸収フィルタ52により、反射光のうち蛍光のみが透過され、観察される。
このように、上記2枚の偏光板をそれぞれ励起フィルタ51及び吸収フィルタ52に置き換えるだけで、簡易的な蛍光観察が可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上述の実施形態においては、光源装置にLEDを用いていたが、顕微鏡用照明装置100の本体1に一体的に設けることが可能であれば、その他にもハロゲンランプやタングステンランプ等を用いてもよい。
上述の第2実施形態においては、第1実施形態における内蔵偏光板2を励起フィルタ51に、また偏光板蓋8を吸収フィルタ52に置き換えていたが、2枚の偏光板はそのまま残して、更に顕微鏡用照明装置100に励起フィルタを設け、偏光板蓋8に吸収フィルタを設けるようにしても構わない。
また、光源にレーザーを配置することにより、顕微鏡用照明装置100をレーザー顕微鏡用の光源としても採用することができる。また、同様にレーザーリペア装置の光源としても用いることができる。更に、顕微鏡用オートフォーカスの光源側としても採用することも可能である。
第1実施形態における顕微鏡用照明装置100の外観を示す図である。 顕微鏡用照明装置100の断面図である。 鋭敏色板切替板5の断面図及び上面図である。 偏光板蓋8を示した図である。 顕微鏡用照明装置100及び偏光板蓋8を顕微鏡200の接眼レンズ保持筒に装着した場合の様子を示した図である。 補助アダプタ10を示した図である。 補助アダプタ10が顕微鏡用照明装置100に装着された場合の断面図である。 Cマウントアダプタ13を示した図である。 Cマウントアダプタ13が顕微鏡用照明装置100に装着された場合の断面図である。 デジタルカメラ偏光板31が装着された光学アダプタ40を示した図である。 顕微鏡用照明装置100や偏光板蓋8の装着方法の一例を示した図である。 図10の場合の光路を示した図である。 顕微鏡用照明装置100や偏光板蓋8の装着方法の別の一例を示した図である。 図13の場合の光路を示した図である。 本顕微鏡用照明システムを用いて、生物顕微鏡において、試料23として半導体基板を用いて観察を行なった場合の観察像を示した図である。 鋭敏色板切替板5により鋭敏色板を5a通して観察した場合と通さないで観察した場合の観察像を示した図である。 本発明の他の実施形態において蛍光観察を行なう場合の光路を示した図である。
符号の説明
1…本体
1c…装着部
2…内蔵偏光板
3…偏光板回転ハンドル
4…LED光源装置
5…鋭敏色板切替板
5a…鋭敏色板
6…集光レンズ
7…光路
8、9…偏光板蓋
8a…偏光板
10…補助アダプタ
21…接眼レンズ保持筒
22…対物レンズ
23…試料
24…Cマウント部
30…デジタルカメラ
31…デジタルカメラ偏光板
40…光学アダプタ
51…励起フィルタ
52…吸収フィルタ
53…水銀ランプ
上記課題を解決するため、本発明の顕微鏡用照明装置は、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持し第1の径でなる双眼の第1の接眼レンズ保持筒とを有する第1の顕微鏡に用いられる照明装置であって、前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端にケーブルを介さずに一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源とを具備する。
本発明の一の形態によれば、前記顕微鏡用照明システムは、前記第1の径よりも大きい第2の径を有する双眼の第2の接眼レンズ保持筒を有する第2の顕微鏡にも用いられるものであり、前記顕微鏡用照明装置は、前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能であり、かつ、前記装着部に着脱可能な第1のアダプタを更に具備する。これにより、上記第1のアダプタを筒体の装着部に装着することで、異なる2つの径を持った接眼レンズ保持筒にそれぞれ対応して容易に同軸落射照明観察を行なうことができ、汎用性が向上する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明装置において、前記第1及び第2の顕微鏡はCマウント部を有し、該顕微鏡用照明装置は、前記Cマウント部に装着可能であり、前記装着部に前記第1のアダプタが装着された状態で、前記第1のアダプタを介して前記筒体に着脱可能な第2のアダプタを更に具備する。これにより、上記第1のアダプタ及び第2のアダプタを介することで、通常は撮像装置を装着するためのCマウント部に、当該顕微鏡用照明装置も装着することができる。よって、Cマウント部に顕微鏡用照明装置を装着して試料に同軸落射照明光を当てながら、双眼の接眼レンズ保持筒から試料の拡大像の観察を行なうこともでき、当該顕微鏡用照明装置により広い汎用性を持たせることができる。
本発明の他の観点に係る顕微鏡用照明装置は、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒と、Cマウント部とを有する顕微鏡に用いられる照明装置であって、前記各接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端にケーブルを介さずに一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記Cマウント部に装着可能であり、かつ、前記筒体に着脱可能なCマウントアダプタとを具備する。これにより、例えば当該顕微鏡用照明装置を一方の接眼レンズ保持筒に装着して試料を照明し、他方の接眼レンズ保持筒から観察し、同時にCマウント部に撮像装置を装着して撮影を行なったり、またCマウントアダプタによりCマウント部に顕微鏡用照明装置を装着して双眼の接眼レンズ保持筒から観察を行なったりする等、様々なパターンで試料を照明して試料の観察や撮影を行なうことが可能となる。
本発明の顕微鏡用照明システムは、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持し第1の径でなる双眼の第1の接眼レンズ保持筒とを有する第1の顕微鏡に用いられる照明システムであって、前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端にケーブルを介さずに一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を偏光させる第1の偏光板とを有する顕微鏡用照明装置と、前記各第1の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第1の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の第1の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第2の偏光板とを具備する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムにおいて、前記顕微鏡用照明システムは、前記第1の径よりも大きい第2の径を有する双眼の第2の接眼レンズ保持筒を有する第2の顕微鏡にも用いられるものであり、該顕微鏡用照明システムは、前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能であり、かつ、前記装着部に着脱可能な第1のアダプタと、前記各第2の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体に前記第1のアダプタが装着された状態で該筒体が前記一方の第2の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の第2の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第3の偏光板とを更に具備する。これにより、異なる2つの径を持った接眼レンズ保持筒を有する顕微鏡での同軸落射照明観察及び偏光観察にそれぞれ容易に対応でき、汎用性が向上する。
本発明の一の形態によれば、上記顕微鏡用照明システムにおいて、前記第1及び第2の顕微鏡はCマウント部を有し、該顕微鏡用照明システムは、前記Cマウント部に装着可能であり、前記少なくとも一方の第1の接眼レンズ保持筒に前記第2の偏光板が装着された場合、または、前記少なくとも一方の第2の接眼レンズ部に前記第3の偏光板が装着された場合に、前記装着部に前記第1のアダプタが装着された状態で、前記第1のアダプタを介して前記筒体に着脱可能な第2のアダプタを更に具備する。これにより、上記第1のアダプタ及び第2のアダプタを介することで、撮像装置のみならず、上記顕微鏡用照明装置をCマウント部に装着して、異なる2つの径を有する接眼レンズ保持筒に対応した同軸落射照明観察及び偏光観察を容易に行なうことができ、汎用性が更に向上する。また、Cマウント部に撮像装置を装着して各第1の接眼レンズ保持筒にそれぞれ顕微鏡用照明装置と第2または第3の偏光板を装着したり、一方の第1または第2の接眼レンズ保持筒に撮像装置を装着して他方に第2または第3の偏光板を装着し、Cマウント部に顕微鏡用照明装置を装着する等、様々なパターンでの観察を行なうことができる。
本発明の他の観点に係る顕微鏡用照明システムは、接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒と、Cマウント部とを有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、前記各接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端にケーブルを介さずに一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を偏光させる第1の偏光板と、前記Cマウント部に装着可能であり、かつ、前記筒体に着脱可能なCマウントアダプタとを有する顕微鏡用照明装置と、前記各接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体が前記Cマウントアダプタを介して前記Cマウント部に装着された場合に、前記各接眼レンズ保持筒の各接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させ、または、前記筒体が前記一方の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第2の偏光板とを具備する。
本発明の更に別の観点に係る顕微鏡用照明システムは、接眼レンズを有し蛍光試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒とを有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、前記一方の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端にケーブルを介さずに一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を選択的に透過させる励起フィルタとを有する顕微鏡用照明装置と、前記他方の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記他方の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光のうち蛍光を選択的に透過させる吸収フィルタとを具備する。

Claims (20)

  1. 接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持し第1の径でなる双眼の第1の接眼レンズ保持筒とを少なくとも有する顕微鏡に用いられる照明装置であって、
    前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、
    前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と
    を具備することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  2. 請求項1に記載の顕微鏡用照明装置であって、
    前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  3. 請求項1に記載の顕微鏡用照明装置であって、
    前記顕微鏡は前記第1の径よりも大きい第2の径を有する双眼の第2の接眼レンズ保持筒を有し、
    該顕微鏡用照明装置は、
    前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能であり、かつ、前記装着部に着脱可能な第1のアダプタを更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  4. 請求項3に記載の顕微鏡用照明装置であって、
    前記顕微鏡はCマウント部を有し、
    該顕微鏡用照明装置は、
    前記Cマウント部に装着可能であり、前記装着部に前記第1のアダプタが装着された状態で、前記第1のアダプタを介して前記筒体に着脱可能な第2のアダプタを更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  5. 接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒と、Cマウント部とを有する顕微鏡に用いられる照明装置であって、
    前記各接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、
    前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、
    前記Cマウント部に装着可能であり、かつ、前記筒体に着脱可能なCマウントアダプタと
    を具備することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  6. 請求項5に記載の顕微鏡用照明装置であって、
    前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  7. 接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持し第1の径でなる双眼の第1の接眼レンズ保持筒とを少なくとも有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、
    前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を偏光させる第1の偏光板とを有する顕微鏡用照明装置と、
    前記各第1の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第1の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の第1の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第2の偏光板と
    を具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  8. 請求項7に記載の顕微鏡照明システムであって、
    前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備することを特徴とする顕微鏡照明システム。
  9. 請求項7に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記顕微鏡は前記第1の径よりも大きい第2の径を有する第2の接眼レンズ保持筒を有し、
    該顕微鏡用照明システムは、
    前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能であり、かつ、前記装着部に着脱可能な第1のアダプタと、
    前記各第2の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体に前記第1のアダプタが装着された状態で該筒体が前記一方の第2の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の第2の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第3の偏光板と
    を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  10. 請求項9に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記各第1の接眼レンズ保持筒に装着可能な撮像装置に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第1の接眼レンズ保持筒に装着され前記撮像装置が前記他方の第1の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、該他方の第1の接眼レンズ保持筒から出射する前記試料からの反射光を偏光させる第4の偏光板を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  11. 請求項9に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記各第2の接眼レンズ保持筒に装着可能な撮像装置に着脱可能であり、前記筒体が前記一方の第2の接眼レンズ保持筒に装着され前記撮像装置が前記他方の第2の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、該他方の第2の接眼レンズ保持筒から出射する前記試料からの反射光を偏光させる第4の偏光板を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  12. 請求項9に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記顕微鏡はCマウント部を有し、
    該顕微鏡用照明システムは、
    前記Cマウント部に装着可能であり、前記少なくとも一方の第1の接眼レンズ保持筒に前記第2の偏光板が装着された場合、または、前記少なくとも一方の第2の接眼レンズ部に前記第3の偏光板が装着された場合に、前記装着部に前記第1のアダプタが装着された状態で、前記第1のアダプタを介して前記筒体に着脱可能な第2のアダプタを更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  13. 請求項7に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記筒体内に設けられ、前記第1の偏光板を回転させることで該第1の偏光板の偏光角度を変更するための第1の回転機構を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  14. 請求項7に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記第2の偏光板を回転させることで該第2の偏光板の偏光角度を変更するための第2の回転機構を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  15. 請求項9に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記第3の偏光板を回転させることで該第3の偏光板の偏光角度を変更するための第2の回転機構を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  16. 請求項10または請求項11に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記第4の偏光板を回転させることで該第4の偏光板の偏光角度を変更するための第2の回転機構を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  17. 請求項7に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記筒体内であって前記第1の偏光板と前記装着部との間に着脱可能に設けられた鋭敏色板を更に具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  18. 接眼レンズを有し試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒と、Cマウント部とを有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、
    前記各接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を偏光させる第1の偏光板と、前記Cマウント部に装着可能であり、かつ、前記筒体に着脱可能なCマウントアダプタとを有する顕微鏡用照明装置と、
    前記各接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記筒体が前記Cマウントアダプタを介して前記Cマウント部に装着された場合に、前記各接眼レンズ保持筒の各接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させ、または、前記筒体が前記一方の接眼レンズ保持筒に装着された場合に、前記他方の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光を偏光させる第2の偏光板と
    を具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
  19. 請求項18に記載の顕微鏡用照明システムであって、
    前記筒体内に設けられ、前記光源からの光を集光する集光レンズを更に具備することを特徴とする顕微鏡照明システム。
  20. 接眼レンズを有し蛍光試料の拡大像を得るための光学系と、前記接眼レンズを保持する双眼の接眼レンズ保持筒とを有する顕微鏡に用いられる照明システムであって、
    前記一方の接眼レンズ保持筒に装着可能な装着部を一端に有する筒体と、前記筒体の他端に一体的に設けられ、前記光学系を介して前記試料へ光を照射するための光源と、前記筒体内に設けられ、前記光源から出射する光を選択的に透過させる励起フィルタとを有する顕微鏡用照明装置と、
    前記他方の接眼レンズ保持筒に着脱可能であり、前記他方の接眼レンズ保持筒の接眼レンズから出射する前記試料からの反射光のうち蛍光を選択的に透過させる吸収フィルタと
    を具備することを特徴とする顕微鏡用照明システム。
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