JPWO2006043699A1 - 外部記憶装置およびその電源管理方法 - Google Patents

外部記憶装置およびその電源管理方法 Download PDF

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Abstract

外部記憶装置は、メディア制御部(10)、監視部(20)、インタフェース部(30)、及び電源制御部(40)を備えている。メディア制御部(10)は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行う。監視部(20)は、メディア制御部(10)による上記のデータアクセスの能否を監視する。インタフェース部(30)は、ホスト装置との間で通信を行う。そして、電源制御部(40)は、監視部(20)によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、インタフェース部(30)への給電を制限する一方、監視部(20)によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電を再開する。

Description

本発明は、外部記憶装置に関し、特に、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置の電源管理技術に関する。
現在、外部記憶装置のインタフェースとして、廉価なATA(AT Attachment)およびATAPI(AT Attachment Packet Interface)インタフェースが普及している。ATA/ATAPIでは、ホスト装置は、外部記憶装置の状態や発生したイベントなどをポーリングによって定期的に監視している。
また、ATA/ATAPIでは、外部記憶装置の低消費電力モードへの移行は、基本的にホスト装置からの指示により行われる。これは、ATA/ATAPIインタフェースには、外部記憶装置で発生したイベントを外部記憶装置からホスト装置に非同期に通知する機能がないため、外部記憶装置が自身の判断で低消費電力モードに移行することができないからである。もし外部記憶装置が自身の判断で低消費電力モードに移行してしまうと、外部記憶装置はホスト装置からのパケットコマンドを受け付けることができなくなり、ホスト装置からの指示で通常動作モードに復帰することができなくなるおそれがある。したがって、ATA/ATAPIインタフェースを備えた外部記憶装置について効果的な電源管理を実現するには、低消費電力モードにある外部記憶装置に対して、いかにしてホスト装置からの指示を伝え、いかにして通常状態に復帰させるかという課題を解決しなければならない。
この課題を解決するために、従来、ATA/ATAPIインタフェース回路がスタンバイ状態またはスリープ状態にある場合に、ATA/ATAPIインタフェース回路におけるコマンドパケット自動受信シーケンス回路が、ホスト装置からのパケットコマンドを受け付けてコマンドパケット受信のためのシーケンス信号を発生させている(たとえば、特許文献1参照)。また、外部記憶装置(光ディスク装置)が半停止状態にある場合に、ホスト装置が発行したリセット信号をATAPIバスから抽出し、この抽出した信号に基づいて光ディスク装置を通常状態に復帰させている(たとえば、特許文献2参照)。
一方、近年、外部記憶装置のインタフェースとして、SerialATAインタフェースが普及しつつある。SerialATA規格は、ATA/ATAPI規格で採用されていたパラレル転送方式をシリアル転送方式に変更したものであり、小振幅差動信号を用いてデータ伝送を行うため、パラレル転送方式のATA/ATAPIインタフェースよりも耐ノイズ特性に優れ、高速化に適している。さらに、SerialATA規格には、外部記憶装置自身による消費電力制御機能、および外部記憶装置からホスト装置に非同期に外部記憶装置の状態を通知する機能(AN:Asynchronous Notification)などが盛り込まれている。
特開2001−184304号公報 特開2002−318646号公報
ATA/ATAPIインタフェースでは、ホスト装置からの低消費電力モード移行へのコマンド要求なしに、インタフェース部分まで完全に低消費電力モードにしてしまうと、ホスト装置からのポーリングに対する応答ができなくなり、外部記憶装置を低消費電力モードから通常動作モードに復帰させるのが困難となる。したがって、ATA/ATAPIインタフェースでは、外部記憶装置の状態に応じた適切な消費電力制御ができないため、インタフェース部分の省電力化は、原理上、困難である。しかし、ATA/ATAPI規格はパラレル転送方式を採用しており、インタフェース部分に、消費電力が大きいアナログ回路を必要としない。すなわち、インタフェース部分の消費電力は比較的小さいため、ATA/ATAPIインタフェースを備えた外部記憶装置の低消費電力化を実現する上で、インタフェース部分の消費電力は特に問題とはならなかった。
一方、シリアル転送方式を採用するSerialATAインタフェースは、インタフェース部分に消費電力が大きい高速アナログ回路が用いられる。したがって、SerialATAインタフェースの低消費電力化を実現するには、インタフェース部分の消費電力を十分に考慮しなければならない。
また、上述したように、SerialATA規格には外部記憶装置自身による消費電力制御機能が盛り込まれたが、具体的にどのような場合にどのようにして低消費電力モードに移行し、そして、どのような場合にどのようにして通常動作モードに復帰すべきかまでは策定されていない。
上記問題に鑑み、本発明は、外部記憶装置、特に、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置について、低消費電力動作に効果的な電源管理技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために手段は、外部記憶装置として、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、メディア制御部によるデータアクセスの能否を監視する監視部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部と、監視部によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、インタフェース部への給電を制限する一方、監視部によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電を再開する電源制御部とを備えたものとする。
この発明によると、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスの能否が監視部によって監視され、このデータアクセスの能否に応じて、電源制御部によってインタフェース部の電源状態が制御される。この制御は、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、インタフェース部への給電が制限され、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電が再開されるというものである。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、インタフェース部は通常動作モードで動作する一方、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、インタフェース部は低消費電力モードに移行する。これにより、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合に、インタフェース部で無駄に消費される電力が低減される。
具体的には、監視部は、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、記録メディアが外部記憶装置にセットされているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされているか否かに応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないときには、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視部は、記録メディアが外部記憶装置に非対応のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、記録メディアが外部記憶装置に対応しているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアの対応状況に応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応していないときには、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視部は、記録メディアがスピンアップ中のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、スピンアップが終了したとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアがスピンアップ中であるか否かに応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、記録メディアがスピンアップ中は、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
好ましくは、電源制御部は、監視部によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、メディア制御部への給電を制限する一方、監視部によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電を再開するものとする。
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、メディア制御部に通常の給電が行われ、メディア制御部は通常動作モードで動作する一方、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、メディア制御部への給電が制限され、メディア制御部は低消費電力モードに移行する。これにより、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合に、メディア制御部で無駄に消費される電力が低減される。
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、電源制御部は、監視部によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、インタフェース部によるホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限する一方、監視部によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、バイアス電流の供給を再開するものとする。そして、上記の外部記憶装置は、電源制御部によってバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する一方、電源制御部によってバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知するものとする。
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合、記録メディアに対するデータアクセスの能否に応じて、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が、電源制御部によって制御される。特に、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、シリアルバスへのバイアス電流の供給が制限され、インタフェース部で無駄に消費される電力が大幅に低減される。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給状況に応じた外部記憶装置のデータアクセスの能否がホスト装置に非同期に通知されるため、外部記憶装置は、ホスト装置からの命令を受けることなく自身の判断で、低消費電力モードに移行することができる。
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、外部記憶装置として、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視部と、SerialATA規格に準拠したインタフェース部であって、監視部によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する一方、監視部によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知するインタフェース部とを備えたものとする。
この発明によると、外部記憶装置の記録メディアに対するデータアクセスの能否がホスト装置に対して非同期に通知される。これにより、ホスト装置は、外部記憶装置の動作状態を把握し、たとえば、不要なコマンドを発行しないなど、外部記憶装置の動作状態に応じて適切に動作することができる。したがって、ホスト装置と外部記憶装置との間の無駄な通信が減り、ホスト装置および外部記憶装置双方の消費電力が低減される。
また、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備えた外部記憶装置の電源管理方法として、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視ステップと、監視ステップによって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、インタフェース部への給電を制限する給電制限ステップとを備えたものとする。
この発明によると、監視ステップによって、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスが不能であることが検知されたとき、給電制御ステップによって、インタフェース部への給電が制限される。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、インタフェース部で無駄に消費される電力が抑制される。
具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないときには、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置に非対応のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
この発明によると、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応していないときには、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアがスピンアップ中のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアがスピンアップ中は、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
好ましくは、給電制限ステップは、監視ステップによって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、メディア制御部への給電を制限するものとする。
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、メディア制御部への給電が制限され、メディア制御部で無駄に消費される電力が低減される。
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、給電制御ステップは、監視ステップによって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、インタフェース部によるホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限するものとする。そして、上記の電源管理方法は、電源制御ステップによってバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えたものとする。
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合であって、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が制限され、インタフェース部で無駄に消費される電力が大幅に低減される。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることがホスト装置に非同期に通知されるため、外部記憶装置は、ホスト装置からの命令を受けることなく自身の判断で、低消費電力モードに移行することができる。
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備えた外部記憶装置の電源管理方法として、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視ステップと、監視ステップによって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電が制限された前記インタフェース部への給電を再開する給電再開ステップとを備えたものとする。
この発明によると、監視ステップによって、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電制御ステップによって、給電が制限されたインタフェース部への給電が再開される。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、インタフェース部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置にセットされているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされているときには、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置に対応しているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応しているときには、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアのスピンアップが終了したとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアのスピンアップが終了すると、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
好ましくは、給電再開ステップは、監視ステップによって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、給電が制限された前記メディア制御部への給電を再開するものとする。
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、メディア制御部への給電が再開され、メディア制御部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、給電再開ステップは、監視ステップによって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、バイアス電流の供給が制限された、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を再開するものとする。そして、上記の電源管理方法は、給電再開ステップによってバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えたものとする。
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合であって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が再開され、ホスト装置と外部記憶装置との間の通信が正常に行い得る状態に復帰する。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることがホスト装置に非同期に通知されるため、ホスト装置は、外部記憶装置が低消費電力モードから通常動作モードに復帰したことを認識し、外部記憶装置に対してデータアクセスを要求できるようになる。
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備えた外部記憶装置の電源管理方法として、ホスト装置から外部記憶装置に対する通信要求の有無を監視する監視ステップと、監視ステップによって、上記の通信要求が発生したことが検知されたとき、給電が制限された前記インタフェース部への給電を再開する電源再開ステップとを備えたものとする。
この発明によると、監視ステップによって、ホスト装置から外部記憶装置に対する通信要求が発生したことが検知されたとき、給電制御ステップによって、給電が制限されたインタフェース部への給電が再開される。したがって、ホスト装置から通信要求があった場合には、インタフェース部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
好ましくは、給電再開ステップは、監視ステップによって、上記の通信要求が発生したことが検知されたとき、給電が制限されたメディア制御部への給電を再開するものとする。
この発明によると、ホスト装置から外部記憶装置に対する通信要求が発生したとき、メディア制御部への給電が再開され、メディア制御部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
以上のように、本発明によると、外部記憶装置について、低消費電力化のための効果的な電源管理が実現される。特に、外部記憶装置がSerialATA規格に対応している場合には、外部記憶装置が低消費電力モードに移行することによって、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスに供給されるバイアス電流が削減されるため、外部記憶装置の消費電力が大幅に低減される。
図1は、本発明の実施形態に係る外部記憶装置の構成図である。 図2は、インタフェース部におけるアナログフロントエンド部周辺の構成図である。 図3は、外部記憶装置がパワーセーブモードに移行するときのフローチャートである。 図4は、外部記憶装置がホスト装置からの要求により通常動作モードに復帰するときのフローチャートである。 図5は、外部記憶装置が自身の判断により通常動作モードに復帰するときのフローチャートである。
符号の説明
10 メディア制御部
20 監視部
30 インタフェース部
40 電源制御部
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る外部記憶装置の構成を示す。本外部記憶装置は、メディア制御部10、監視部20、インタフェース部30、電源制御部40、およびCPU50を備えている。
メディア制御部10は、本外部記憶装置にセットされた記録メディア100をデータアクセス可能な状態に駆動するための動力源や、記録メディア100とコンタクトする部分であるヘッド、データ処理ブロックなどを含む。たとえば、光ディスク装置の場合、メディア制御部10は、光ディスクを回転駆動するモーターや、光ディスクにレーザー光を照射する光ピックアップ、誤り訂正機能などを含んでいる。
監視部20は、メディア制御部10が記録メディア100に対してデータアクセス可能であるか否かを監視する。たとえば、本外部記憶装置に記録メディア100がセットされていない場合、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスができないことを検知する。一方、本外部記憶装置に記録メディア100がセットされている場合、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスが可能であることを検知する。
記録メディア100がセットされてからしばらくの間は、記録メディア100はスピンアップ中である。このスピンアップしている間は、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスができないことを検知する。そして、スピンアップが終了すると、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスが可能になったことを検知する。
また、セットされた記録メディア100が、本外部記憶装置に対応した形式のものではない場合、メディア制御部10によるデータアクセスは不可能である。したがって、監視部20は、セットされた記録メディア100の種類を識別し、これが本外部記憶装置に対応するものである場合、メディア制御部10によるデータアクセスが可能であることを検知する。一方、本外部記憶装置に対応しない場合、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスができないことを検知する。
インタフェース部30は、本外部記憶装置とホスト装置200との間でデータ通信を行う。インタフェース部30は、SerialATA規格に準拠したものであり、ホスト装置200とは、シリアルバス300で接続される。
図2は、インタフェース部30におけるアナログフロントエンド部(以下、AFE部と称する)周辺の構成を示す。AEF部31におけるTX部32は、メディア制御部10が記録メディアからアナログ信号を読み取り、これをデジタル変換してデータ処理を行い、シリアル−パラレル変換したデータ信号TXを、差動信号TX+,TX−に変換してシリアルバス300を通じてホスト装置200に送信する。一方、RX部33は、ホスト装置200からシリアルバス300を通じて受信した差動信号RX+,RX−をデータ信号RXに変換してCPU50などに出力する。バイアス電流供給部34は、後述する電源制御部40の制御により、TX部32およびRX部33にバイアス電流を供給する。
電源制御部40は、CPU50の制御により、メディア制御部10およびインタフェース部30のそれぞれを低消費電力モードにすることで給電の量を制限し、場合によっては給電を停止することができる。一方、低消費電力モードにある本外部記憶装置を通常動作モードに復帰させる場合には、電源制御部40は、メディア制御部10およびインタフェース部30のそれぞれを通常動作モードにすることで給電を再開する。
CPU50は、メディア制御部10、インタフェース部30、および電源制御部40その他本外部記憶装置における図示しない各種処理部の制御を行う。特に、CPU50は、監視部20によるメディア制御部10の監視結果を受け、これに基づいて電源制御部40を制御する。具体的には、監視部20によって、メディア制御部10が記録メディア100に対してデータアクセス不能であることが検知された場合、CPU50は、電源制御部40に低消費電力モードへの移行の指示を出す。これにより、インタフェース部30および場合によってメディア制御部10への給電が制限され、本外部記憶装置は低消費電力モード、すなわちパワーセーブモードとなる。一方、監視部20によって、メディア制御部10が記録メディア100に対してデータアクセス可能であることが検知された場合、CPU50は、電源制御部40に通常動作モードへの復帰の指示を出す。これにより、インタフェース部30およびメディア制御部10への給電が再開され、本外部記憶装置はパワーセーブモードから通常動作モードに復帰する。
ところで、上述したように、SerialATA規格には、外部記憶装置自身による消費電力制御機能、および外部記憶装置からホスト装置に対して非同期に外部記憶装置の状態を通知する機能(以下、ANと称する)が盛り込まれている。そこで、SerialATA規格に準拠したインタフェース部30を備えた本実施形態に係る外部記憶装置について、低消費電力制御とANとを組み合わせた電源管理方法について説明する。
図3は、外部記憶装置がパワーセーブモードに移行するときの処理フローを示す。まず、本外部記憶装置が記録メディア100に対してデータアクセス可能か否かが判断される(S11)。データアクセス可能な場合には、本外部記憶装置は通常動作モードにて動作する(S12)。一方、データアクセス不能な場合には、ホスト装置200に対して、パワーセーブモードへの移行の許可を求めるコマンドが非同期に発行される(S13)。具体的には、PartialコマンドまたはSlumberコマンドが発行される。なお、これらコマンドについては、SerialATA規格にその詳細が説明されているため、ここでの説明は省略する。次に、ホスト装置200から、本外部記憶装置がパワーセーブモードに移行することを許可するコマンドを受信したか否かが判断される(S14)。もし、ホスト装置200によってパワーセーブモードへの移行を拒否された場合には、ステップS11に戻り、記録メディア100に対するデータアクセスの能否が判断された後、再度、ホスト装置200に対して、パワーセーブモードへの移行の許可を求めるコマンドが発行される。
ステップS14において、ホスト装置200からモード移行許可コマンドを受信した場合、インタフェース部30はパワーセーブモードに移行する(S15)。具体的には、インタフェース部30は低消費電力モードに移行し、インタフェース部30への給電が制限、場合によっては停止される。これにより、インタフェース部30における図示しないPLL(Phase Locked Loop)回路などが停止し、インタフェース部30にクロックが供給されなくなり、インタフェース部30は動作を停止する。メディア制御部10もまたパワーセーブモードに移行する(S16)。具体的には、メディア制御部10への給電が制限、場合によっては停止され、メディア制御部における図示しないモーターや光ピックアップなどが動作を停止する。
上記の一連の処理により、本外部記憶装置はパワーセーブモードに移行する。ホスト装置200がANに対応している場合、ステップS15において、シリアルバス300に流れるバイアス電流を停止することができ、より一層の低消費電力化が実現される。
次に、パワーセーブモードにある外部記憶装置を通常動作モードに復帰させるときの一連の処理について説明する。通常動作モードへの復帰のケースとして、ホスト装置からの復帰要求による場合と、外部記憶装置自身の判断による場合とがある。
図4は、外部記憶装置がホスト装置からの要求により通常動作モードに復帰するときの処理フローを示す。まず、ホスト装置200から通信要求があるか否かが判断される(S21)。通信要求がない場合には、本外部記憶装置はパワーセーブモードにて動作する(S22)。一方、通信要求(ホスト装置からのCOMWAKE信号)があった場合、パワーセーブモードにあるインタフェース部30における図示しないPLL回路などへの給電が再開され、また、シリアルバス300へのバイアス電流の供給が再開され、インタフェース部30は通常動作モードに復帰する(S23)。そして、ホスト装置200に対してCOMWAKE信号が発行され(S24)、ホスト装置200との間の通信が確立したか否かが判断される(S25)。通信が確立しない場合、ステップS25に戻り、再度、COMWAKE信号が発行される。そして、通信が確立した場合、パワーセーブモードにあるメディア制御部10における図示しないモーターや光ピックアップなどへの給電が再開され、メディア制御部10は通常動作モードに復帰する(S26)。
一方、図5は、外部記憶装置が自身の判断により通常動作モードに復帰するときの処理フローを示す。まず、本外部記憶装置が記録メディア100に対してデータアクセス可能か否かが判断される(S31)。データアクセス不能な場合には、本外部記憶装置はパワーセーブモードにて動作する(S32)。一方、データアクセス可能な場合には、パワーセーブモードにあるメディア制御部10およびインタフェース部30への給電が再開され、メディア制御部10およびインタフェース部30は通常動作モードに復帰する(S33,S34)。次に、ホスト装置200に対してCOMWAKE信号が発行され(S35)、ホスト装置200との間の通信が確立したか否かが判断される(S36)。通信が確立しない場合、ステップS35に戻り、再度、COMWAKE信号が発行される。
通信が確立した後、本外部記憶装置がANモードとなっている場合における通常動作モードへの復帰であるか否かが判断される(S37)。ANモードとは、ホスト装置および外部記憶装置がいずれもANに対応しており、かつ、ホスト装置からの指示で、外部記憶装置がホスト装置に対して非同期に通信することが可能な状態にされていることをいう。本外部記憶装置がANモードとなっていない場合における通常動作モードへの復帰である場合には、通常動作モードへの復帰処理は終了する。一方、本外部記憶装置がANモードとなっている場合における通常動作モードへの復帰である場合には、ホスト装置200に対してSDB(Set Device Bit)を発行し、本外部記憶装置が通常動作モードに復帰したこと、すなわち、本外部記憶装置が記録メディア100に対してアクセス可能な状態にあることをホスト装置200に非同期に通知する(S38)。これを受け、ホスト装置200は、本外部記憶装置にデータアクセスのためのコマンドの発行を開始する。
以上、本実施形態によると、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置について、低消費電力動作に効果的な電源管理が実現される。
なお、本発明に係る外部記憶装置が備えているインタフェースは、SerialATAインタフェースに限定されるものでない。これと同等の他のインタフェースについても、本発明により上記効果が奏される。
本発明に係る外部記憶装置は、記録メディアに対するデータアクセスの能否に応じて低消費電力制御が行われるため、記録メディアの交換が可能な光ディスク装置、テープストレージドライブ、リムーバブルハードディスクドライブ、メモリカードドライブなどとして有用である。特に、本発明に係る外部記憶装置は、低消費電力で動作可能であるため、バッテリ駆動のホスト装置の外部記憶装置として有用である。
【0003】
[0008]
また、上述したように、SerialATA規格には外部記憶装置自身による消費電力制御機能が盛り込まれたが、具体的にどのような場合にどのようにして低消費電力モードに移行し、そして、どのような場合にどのようにして通常動作モードに復帰すべきかまでは策定されていない。
[0009]
上記問題に鑑み、本発明は、外部記憶装置、特に、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置について、低消費電力動作に効果的な電源管理技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
[0010]
上記課題を解決するために講じた手段は、ホスト装置に接続されて当該ホスト装置との間でデータ通信を行うとともに通常動作モードおよびパワーセーブモードの切り替えが可能な外部記憶装置として、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、メディア制御部によるデータアクセスの能否を監視する監視部と、当該外部記憶装置が通常動作モードで動作中に監視部によってデータアクセスが不能であることが検知されたとき、ホスト装置にパワーセーブモードへの移行の許可を要求するコマンドを発行する一方、当該外部記憶装置がパワーセーブモードで動作中に監視部によってデータアクセスが可能であることが検知されたとき、ホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するインタフェース部と、インタフェース部がホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部への給電を制限する一方、インタフェース部がホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電を再開する電源制御部とを備えたものとする。
[0011]
この発明によると、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスの能否が監視部によって監視され、このデータアクセスの能否に応じて、インタフェース部からホスト装置に外部記憶装置の動作モード移行に関するコマンドが発行される。そして、当該コマンドの発行に応じて、電源制御部によってインタフェース部の電源状態が制御される。この制御は、外部記憶装置が通常動作モードで動作中にホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部への給電が制限され、外部記憶装置がパワーセーブモードで動作中にホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するとき、給電が再開されるというものである。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、インタフェース部は通常動作モードで動作する一方、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、インタフェース部は低消費電力モードに移行する。これにより、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合に、インタフェース部で無駄に消費される電力が低減される。
[0012]
具体的には、監視部は、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、記録メディアが外部記憶装置にセットされているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
【0004】
[0013]
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされているか否かに応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないときには、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
[0014]
また、具体的には、監視部は、記録メディアが外部記憶装置に非対応のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、記録メディアが外部記憶装置に対応しているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
[0015]
この発明によると、記録メディアの対応状況に応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応していないときには、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
[0016]
また、具体的には、監視部は、記録メディアがスピンアップ中のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、スピンアップが終了したとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
[0017]
この発明によると、記録メディアがスピンアップ中であるか否かに応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、記録メディアがスピンアップ中は、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
[0018]
好ましくは、電源制御部は、インタフェース部がホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、メディア制御部への給電を制限する一方、インタフェース部がホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電を再開するものとする。
[0019]
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、メディア制御部に通常の給電が行われ、メディア制御部は通常動作モードで動作する一方、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、メディア制御部への給電が制限され、メディア制御部は低消費電力モードに移行する。これにより、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合に、メディア制御部で無駄に消費される電力が低減される。
[0020]
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、電源制御部は、インタフェース部がホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部によるホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバス
【0005】
へのバイアス電流の供給を制限する一方、インタフェース部がホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、バイアス電流の供給を再開するものとする。そして、上記の外部記憶装置は、電源制御部によってバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する一方、電源制御部によってバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知するものとする。
[0021]
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合、記録メディアに対するデータアクセスの能否に応じて、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が、電源制御部によって制御される。特に、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、シリアルバスへのバイアス電流の供給が制限され、インタフェース部で無駄に消費される電力が大幅に低減される。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給状況に応じた外部記憶装置のデータアクセスの能否がホスト装置に非同期に通知されるため、外部記憶装置は、ホスト装置からの命令を受けることなく自身の判断で、低消費電力モードに移行することができる。
[0022]
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、外部記憶装置として、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視部と、SerialATA規格に準拠したインタフェース部であって、監視部によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する一方、監視部によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知するインタフェース部とを備えたものとする。
[0023]
この発明によると、外部記憶装置の記録メディアに対するデータアクセスの能否がホスト装置に対して非同期に通知される。これにより、ホスト装置は、外部記憶装置の動作状態を把握し、たとえば、不要なコマンドを発行しないなど、外部記憶装置の動作状態に応じて適切に動作することができる。したがって、ホスト装置と外部記憶装
【0006】
置との間の無駄な通信が減り、ホスト装置および外部記憶装置双方の消費電力が低減される。
[0024]
また、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備え、通常動作モードおよびパワーセーブモードの切り替えが可能な外部記憶装置の電源管理方法として、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視ステップと、外部記憶装置が通常動作モードで動作中に監視ステップによってデータアクセスが不能であることが検知されたとき、ホスト装置にパワーセーブモードへの移行の許可を要求するコマンドを発行するコマンド発行ステップと、ホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部への給電を制限する給電制限ステップとを備えたものとする。
[0025]
この発明によると、監視ステップによって、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスが不能であることが検知されたとき、コマンド発行ステップによって、外部記憶装置の動作がパワーセーブモードに移行することの許可を要求するコマンドがホスト装置に対して発行される。そして、ホスト装置からそれを許可する通知を受けたとき、給電制御ステップによって、インタフェース部への給電が制限される。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、インタフェース部で無駄に消費される電力が抑制される。
[0026]
具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
[0027]
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないときには、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
[0028]
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置に非対応のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
[0029]
この発明によると、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応していないときには、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
[0030]
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアがスピンアップ中のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
[0031]
この発明によると、記録メディアがスピンアップ中は、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
[0032]
好ましくは、給電制限ステップは、ホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、メディア制御部への給電を制限するものとする。
[0033]
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、メディア制御部への給電が制限され、メディア制御部で無駄に消費される電力が低減され
【0007】
る。
[0034]
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、給電制御ステップは、ホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部によるホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限するものとする。そして、上記の電源管理方法は、電源制御ステップによってバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えたものとする。
[0035]
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合であって、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が制限され、インタフェース部で無駄に消費される電力が大幅に低減される。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることがホスト装置に非同期に通知されるため、外部記憶装置は、ホスト装置からの命令を受けることなく自身の判断で、低消費電力モードに移行することができる。
[0036]
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備え、通常動作モードおよびパワーセーブモードの切り替えが可能な外部記憶装置の電源管理方法として、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視ステップと、外部記憶装置がパワーセーブモードで動作中に監視ステップによってデータアクセスが可能であることが検知されたとき、ホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するコマンド発行ステップと、コマンド発行ステップによってホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電が制限された前記インタフェース部への給電を再開する給電再開ステップとを備えたものとする。
[0037]
この発明によると、監視ステップによって、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスが可能であることが検知されたとき、コマンド発行ステップによって、外部記憶装置の動作がパワーセーブモードから通常動作モードに移行することを通知するコマンドがホスト装置に対して発行される。そして、当該コマンドが発行されるとき、給電制御ステップによって、給電が制限されたインタフェース部への給電が再開される。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、インタフェース部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
[0038]
具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置にセットされているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
【0008】
[0039]
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされているときには、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
[0040]
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置に対応しているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
[0041]
この発明によると、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応しているときには、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
[0042]
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアのスピンアップが終了したとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
[0043]
この発明によると、記録メディアのスピンアップが終了すると、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
[0044]
好ましくは、給電再開ステップは、コマンド発行ステップによってホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電が制限された前記メディア制御部への給電を再開するものとする。
[0045]
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、メディア制御部への給電が再開され、メディア制御部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
[0046]
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、給電再開ステップは、コマンド発行ステップによってホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、バイアス電流の供給が制限された、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を再開するものとする。そして、上記の電源管理方法は、給電再開ステップによってバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えたものとする。
[0047]
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合であって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が再開され、ホスト装置と外部記憶装置との間の通信が正常に行い得る状態に復帰する。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状
【0009】
態にあることがホスト装置に非同期に通知されるため、ホスト装置は、外部記憶装置が低消費電力モードから通常動作モードに復帰したことを認識し、外部記憶装置に対してデータアクセスを要求できるようになる。
[0048]
[0049]
[0050]
[0051]
【発明の効果】
[0052]
以上のように、本発明によると、外部記憶装置について、低消費電力化のための効果的な電源管理が実現される。特に、外部記憶装置がSerialATA規格に対応している場合には、外部記憶装置が低消費電力モードに移行することによって、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスに供給されるバイアス電流が削減されるため、外部記憶装置の消費電力が大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
[0053]
[図1]図1は、本発明の実施形態に係る外部記憶装置の構成図である。
本発明は、外部記憶装置に関し、特に、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置の電源管理技術に関する。
現在、外部記憶装置のインタフェースとして、廉価なATA(AT Attachment)およびATAPI(AT Attachment Packet Interface)インタフェースが普及している。ATA/ATAPIでは、ホスト装置は、外部記憶装置の状態や発生したイベントなどをポーリングによって定期的に監視している。
また、ATA/ATAPIでは、外部記憶装置の低消費電力モードへの移行は、基本的にホスト装置からの指示により行われる。これは、ATA/ATAPIインタフェースには、外部記憶装置で発生したイベントを外部記憶装置からホスト装置に非同期に通知する機能がないため、外部記憶装置が自身の判断で低消費電力モードに移行することができないからである。もし外部記憶装置が自身の判断で低消費電力モードに移行してしまうと、外部記憶装置はホスト装置からのパケットコマンドを受け付けることができなくなり、ホスト装置からの指示で通常動作モードに復帰することができなくなるおそれがある。したがって、ATA/ATAPIインタフェースを備えた外部記憶装置について効果的な電源管理を実現するには、低消費電力モードにある外部記憶装置に対して、いかにしてホスト装置からの指示を伝え、いかにして通常状態に復帰させるかという課題を解決しなければならない。
この課題を解決するために、従来、ATA/ATAPIインタフェース回路がスタンバイ状態またはスリープ状態にある場合に、ATA/ATAPIインタフェース回路におけるコマンドパケット自動受信シーケンス回路が、ホスト装置からのパケットコマンドを受け付けてコマンドパケット受信のためのシーケンス信号を発生させている(たとえば、特許文献1参照)。また、外部記憶装置(光ディスク装置)が半停止状態にある場合に、ホスト装置が発行したリセット信号をATAPIバスから抽出し、この抽出した信号に基づいて光ディスク装置を通常状態に復帰させている(たとえば、特許文献2参照)。
一方、近年、外部記憶装置のインタフェースとして、SerialATAインタフェースが普及しつつある。SerialATA規格は、ATA/ATAPI規格で採用されていたパラレル転送方式をシリアル転送方式に変更したものであり、小振幅差動信号を用いてデータ伝送を行うため、パラレル転送方式のATA/ATAPIインタフェースよりも耐ノイズ特性に優れ、高速化に適している。さらに、SerialATA規格には、外部記憶装置自身による消費電力制御機能、および外部記憶装置からホスト装置に非同期に外部記憶装置の状態を通知する機能(AN:Asynchronous Notification)などが盛り込まれている。
特開2001―184304号公報 特開2002―318646号公報
ATA/ATAPIインタフェースでは、ホスト装置からの低消費電力モード移行へのコマンド要求なしに、インタフェース部分まで完全に低消費電力モードにしてしまうと、ホスト装置からのポーリングに対する応答ができなくなり、外部記憶装置を低消費電力モードから通常動作モードに復帰させるのが困難となる。したがって、ATA/ATAPIインタフェースでは、外部記憶装置の状態に応じた適切な消費電力制御ができないため、インタフェース部分の省電力化は、原理上、困難である。しかし、ATA/ATAPI規格はパラレル転送方式を採用しており、インタフェース部分に、消費電力が大きいアナログ回路を必要としない。すなわち、インタフェース部分の消費電力は比較的小さいため、ATA/ATAPIインタフェースを備えた外部記憶装置の低消費電力化を実現する上で、インタフェース部分の消費電力は特に問題とはならなかった。
一方、シリアル転送方式を採用するSerialATAインタフェースは、インタフェース部分に消費電力が大きい高速アナログ回路が用いられる。したがって、SerialATAインタフェースの低消費電力化を実現するには、インタフェース部分の消費電力を十分に考慮しなければならない。
また、上述したように、SerialATA規格には外部記憶装置自身による消費電力制御機能が盛り込まれたが、具体的にどのような場合にどのようにして低消費電力モードに移行し、そして、どのような場合にどのようにして通常動作モードに復帰すべきかまでは策定されていない。
上記問題に鑑み、本発明は、外部記憶装置、特に、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置について、低消費電力動作に効果的な電源管理技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために講じた手段は、ホスト装置に接続されて当該ホスト装置との間でデータ通信を行うとともに通常動作モードおよびパワーセーブモードの切り替えが可能な外部記憶装置として、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、メディア制御部によるデータアクセスの能否を監視する監視部と、当該外部記憶装置が通常動作モードで動作中に監視部によってデータアクセスが不能であることが検知されたとき、ホスト装置にパワーセーブモードへの移行の許可を要求するコマンドを発行する一方、当該外部記憶装置がパワーセーブモードで動作中に監視部によってデータアクセスが可能であることが検知されたとき、ホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するインタフェース部と、インタフェース部がホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部への給電を制限する一方、インタフェース部がホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電を再開する電源制御部とを備えたものとする。
この発明によると、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスの能否が監視部によって監視され、このデータアクセスの能否に応じて、インタフェース部からホスト装置に外部記憶装置の動作モード移行に関するコマンドが発行される。そして、当該コマンドの発行に応じて、電源制御部によってインタフェース部の電源状態が制御される。この制御は、外部記憶装置が通常動作モードで動作中にホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部への給電が制限され、外部記憶装置がパワーセーブモードで動作中にホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するとき、給電が再開されるというものである。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、インタフェース部は通常動作モードで動作する一方、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、インタフェース部は低消費電力モードに移行する。これにより、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合に、インタフェース部で無駄に消費される電力が低減される。
具体的には、監視部は、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、記録メディアが外部記憶装置にセットされているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされているか否かに応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないときには、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視部は、記録メディアが外部記憶装置に非対応のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、記録メディアが外部記憶装置に対応しているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアの対応状況に応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応していないときには、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視部は、記録メディアがスピンアップ中のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知する一方、スピンアップが終了したとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアがスピンアップ中であるか否かに応じたインタフェース部の低消費電力制御が行われる。特に、記録メディアがスピンアップ中は、インタフェース部への給電が制限され、無駄な電力消費が抑制される。
好ましくは、電源制御部は、インタフェース部がホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、メディア制御部への給電を制限する一方、インタフェース部がホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電を再開するものとする。
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、メディア制御部に通常の給電が行われ、メディア制御部は通常動作モードで動作する一方、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、メディア制御部への給電が制限され、メディア制御部は低消費電力モードに移行する。これにより、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合に、メディア制御部で無駄に消費される電力が低減される。
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、電源制御部は、インタフェース部がホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部によるホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限する一方、インタフェース部がホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、バイアス電流の供給を再開するものとする。そして、上記の外部記憶装置は、電源制御部によってバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する一方、電源制御部によってバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知するものとする。
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合、記録メディアに対するデータアクセスの能否に応じて、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が、電源制御部によって制御される。特に、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、シリアルバスへのバイアス電流の供給が制限され、インタフェース部で無駄に消費される電力が大幅に低減される。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給状況に応じた外部記憶装置のデータアクセスの能否がホスト装置に非同期に通知されるため、外部記憶装置は、ホスト装置からの命令を受けることなく自身の判断で、低消費電力モードに移行することができる。
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、外部記憶装置として、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視部と、SerialATA規格に準拠したインタフェース部であって、監視部によって、上記のデータアクセスが不能であることが検知されたとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する一方、監視部によって、上記のデータアクセスが可能であることが検知されたとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知するインタフェース部とを備えたものとする。
この発明によると、外部記憶装置の記録メディアに対するデータアクセスの能否がホスト装置に対して非同期に通知される。これにより、ホスト装置は、外部記憶装置の動作状態を把握し、たとえば、不要なコマンドを発行しないなど、外部記憶装置の動作状態に応じて適切に動作することができる。したがって、ホスト装置と外部記憶装置との間の無駄な通信が減り、ホスト装置および外部記憶装置双方の消費電力が低減される。
また、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備え、通常動作モードおよびパワーセーブモードの切り替えが可能な外部記憶装置の電源管理方法として、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視ステップと、外部記憶装置が通常動作モードで動作中に監視ステップによってデータアクセスが不能であることが検知されたとき、ホスト装置にパワーセーブモードへの移行の許可を要求するコマンドを発行するコマンド発行ステップと、ホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部への給電を制限する給電制限ステップとを備えたものとする。
この発明によると、監視ステップによって、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスが不能であることが検知されたとき、コマンド発行ステップによって、外部記憶装置の動作がパワーセーブモードに移行することの許可を要求するコマンドがホスト装置に対して発行される。そして、ホスト装置からそれを許可する通知を受けたとき、給電制限ステップによって、インタフェース部への給電が制限される。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、インタフェース部で無駄に消費される電力が抑制される。
具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされていないときには、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置に非対応のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
この発明によると、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応していないときには、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアがスピンアップ中のとき、上記のデータアクセスが不能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアがスピンアップ中は、インタフェース部は無駄に動作しなくなり、電力消費が抑制される。
好ましくは、給電制限ステップは、ホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、メディア制御部への給電を制限するものとする。
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、メディア制御部への給電が制限され、メディア制御部で無駄に消費される電力が低減される。
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、給電制限ステップは、ホスト装置からパワーセーブモードへの移行を許可する通知を受けたとき、インタフェース部によるホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限するものとする。そして、上記の電源管理方法は、給電制限ステップによってバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えたものとする。
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合であって、記録メディアに対するデータアクセスが不能な場合には、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が制限され、インタフェース部で無駄に消費される電力が大幅に低減される。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給が制限されるとき、外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることがホスト装置に非同期に通知されるため、外部記憶装置は、ホスト装置からの命令を受けることなく自身の判断で、低消費電力モードに移行することができる。
一方、上記課題を解決するために講じた手段は、記録メディアを駆動し、この記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備え、通常動作モードおよびパワーセーブモードの切り替えが可能な外部記憶装置の電源管理方法として、メディア制御部による上記のデータアクセスの能否を監視する監視ステップと、外部記憶装置がパワーセーブモードで動作中に監視ステップによってデータアクセスが可能であることが検知されたとき、ホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するコマンド発行ステップと、コマンド発行ステップによってホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電が制限された前記インタフェース部への給電を再開する給電再開ステップとを備えたものとする。
この発明によると、監視ステップによって、メディア制御部による記録メディアに対するデータアクセスが可能であることが検知されたとき、コマンド発行ステップによって、外部記憶装置の動作がパワーセーブモードから通常動作モードに移行することを通知するコマンドがホスト装置に対して発行される。そして、当該コマンドが発行されるとき、給電再開ステップによって、給電が制限されたインタフェース部への給電が再開される。したがって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、インタフェース部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置にセットされているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアが外部記憶装置にセットされているときには、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアが外部記憶装置に対応しているとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、セットされた記録メディアが外部記憶装置に対応しているときには、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
また、具体的には、監視ステップは、記録メディアのスピンアップが終了したとき、上記のデータアクセスが可能であると検知するものとする。
この発明によると、記録メディアのスピンアップが終了すると、インタフェース部は通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
好ましくは、給電再開ステップは、コマンド発行ステップによってホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、給電が制限された前記メディア制御部への給電を再開するものとする。
この発明によると、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、メディア制御部への給電が再開され、メディア制御部は低消費電力モードから通常動作モードに復帰して正常に動作できるようになる。
また、好ましくは、インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものとし、また、給電再開ステップは、コマンド発行ステップによってホスト装置に通常動作モードへの移行を通知するコマンドを発行するとき、バイアス電流の供給が制限された、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を再開するものとする。そして、上記の電源管理方法は、給電再開ステップによってバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることをホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えたものとする。
この発明によると、インタフェース部がSerialATA規格に準拠している場合であって、記録メディアに対するデータアクセスが可能な場合には、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給が再開され、ホスト装置と外部記憶装置との間の通信が正常に行い得る状態に復帰する。また、シリアルバスへのバイアス電流の供給が再開されるとき、外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることがホスト装置に非同期に通知されるため、ホスト装置は、外部記憶装置が低消費電力モードから通常動作モードに復帰したことを認識し、外部記憶装置に対してデータアクセスを要求できるようになる。
以上のように、本発明によると、外部記憶装置について、低消費電力化のための効果的な電源管理が実現される。特に、外部記憶装置がSerialATA規格に対応している場合には、外部記憶装置が低消費電力モードに移行することによって、ホスト装置と外部記憶装置とを接続するシリアルバスに供給されるバイアス電流が削減されるため、外部記憶装置の消費電力が大幅に低減される。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る外部記憶装置の構成を示す。本外部記憶装置は、メディア制御部10、監視部20、インタフェース部30、電源制御部40、およびCPU50を備えている。
メディア制御部10は、本外部記憶装置にセットされた記録メディア100をデータアクセス可能な状態に駆動するための動力源や、記録メディア100とコンタクトする部分であるヘッド、データ処理ブロックなどを含む。たとえば、光ディスク装置の場合、メディア制御部10は、光ディスクを回転駆動するモーターや、光ディスクにレーザー光を照射する光ピックアップ、誤り訂正機能などを含んでいる。
監視部20は、メディア制御部10が記録メディア100に対してデータアクセス可能であるか否かを監視する。たとえば、本外部記憶装置に記録メディア100がセットされていない場合、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスができないことを検知する。一方、本外部記憶装置に記録メディア100がセットされている場合、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスが可能であることを検知する。
記録メディア100がセットされてからしばらくの間は、記録メディア100はスピンアップ中である。このスピンアップしている間は、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスができないことを検知する。そして、スピンアップが終了すると、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスが可能になったことを検知する。
また、セットされた記録メディア100が、本外部記憶装置に対応した形式のものではない場合、メディア制御部10によるデータアクセスは不可能である。したがって、監視部20は、セットされた記録メディア100の種類を識別し、これが本外部記憶装置に対応するものである場合、メディア制御部10によるデータアクセスが可能であることを検知する。一方、本外部記憶装置に対応しない場合、監視部20は、メディア制御部10によるデータアクセスができないことを検知する。
インタフェース部30は、本外部記憶装置とホスト装置200との間でデータ通信を行う。インタフェース部30は、SerialATA規格に準拠したものであり、ホスト装置200とは、シリアルバス300で接続される。
図2は、インタフェース部30におけるアナログフロントエンド部(以下、AFE部と称する)周辺の構成を示す。AEF部31におけるTX部32は、メディア制御部10が記録メディア100からアナログ信号を読み取り、これをデジタル変換してデータ処理を行い、シリアル−パラレル変換したデータ信号TXを、差動信号TX+,TX−に変換してシリアルバス300を通じてホスト装置200に送信する。一方、RX部33は、ホスト装置200からシリアルバス300を通じて受信した差動信号RX+,RX−をデータ信号RXに変換してCPU50などに出力する。バイアス電流供給部34は、後述する電源制御部40の制御により、TX部32およびRX部33にバイアス電流を供給する。
電源制御部40は、CPU50の制御により、メディア制御部10およびインタフェース部30のそれぞれを低消費電力モードにすることで給電の量を制限し、場合によっては給電を停止することができる。一方、低消費電力モードにある本外部記憶装置を通常動作モードに復帰させる場合には、電源制御部40は、メディア制御部10およびインタフェース部30のそれぞれを通常動作モードにすることで給電を再開する。
CPU50は、メディア制御部10、インタフェース部30、および電源制御部40その他本外部記憶装置における図示しない各種処理部の制御を行う。特に、CPU50は、監視部20によるメディア制御部10の監視結果を受け、これに基づいて電源制御部40を制御する。具体的には、監視部20によって、メディア制御部10が記録メディア100に対してデータアクセス不能であることが検知された場合、CPU50は、電源制御部40に低消費電力モードへの移行の指示を出す。これにより、インタフェース部30および場合によってメディア制御部10への給電が制限され、本外部記憶装置は低消費電力モード、すなわちパワーセーブモードとなる。一方、監視部20によって、メディア制御部10が記録メディア100に対してデータアクセス可能であることが検知された場合、CPU50は、電源制御部40に通常動作モードへの復帰の指示を出す。これにより、インタフェース部30およびメディア制御部10への給電が再開され、本外部記憶装置はパワーセーブモードから通常動作モードに復帰する。
ところで、上述したように、SerialATA規格には、外部記憶装置自身による消費電力制御機能、および外部記憶装置からホスト装置に対して非同期に外部記憶装置の状態を通知する機能(以下、ANと称する)が盛り込まれている。そこで、SerialATA規格に準拠したインタフェース部30を備えた本実施形態に係る外部記憶装置について、低消費電力制御とANとを組み合わせた電源管理方法について説明する。
図3は、外部記憶装置がパワーセーブモードに移行するときの処理フローを示す。まず、本外部記憶装置が記録メディア100に対してデータアクセス可能か否かが判断される(S11)。データアクセス可能な場合には、本外部記憶装置は通常動作モードにて動作する(S12)。一方、データアクセス不能な場合には、ホスト装置200に対して、パワーセーブモードへの移行の許可を求めるコマンドが非同期に発行される(S13)。具体的には、PartialコマンドまたはSlumberコマンドが発行される。なお、これらコマンドについては、SerialATA規格にその詳細が説明されているため、ここでの説明は省略する。次に、ホスト装置200から、本外部記憶装置がパワーセーブモードに移行することを許可するコマンドを受信したか否かが判断される(S14)。もし、ホスト装置200によってパワーセーブモードへの移行を拒否された場合には、ステップS11に戻り、記録メディア100に対するデータアクセスの能否が判断された後、再度、ホスト装置200に対して、パワーセーブモードへの移行の許可を求めるコマンドが発行される。
ステップS14において、ホスト装置200からモード移行許可コマンドを受信した場合、インタフェース部30はパワーセーブモードに移行する(S15)。具体的には、インタフェース部30は低消費電力モードに移行し、インタフェース部30への給電が制限、場合によっては停止される。これにより、インタフェース部30における図示しないPLL(Phase Locked Loop)回路などが停止し、インタフェース部30にクロックが供給されなくなり、インタフェース部30は動作を停止する。メディア制御部10もまたパワーセーブモードに移行する(S16)。具体的には、メディア制御部10への給電が制限、場合によっては停止され、メディア制御部10における図示しないモーターや光ピックアップなどが動作を停止する。
上記の一連の処理により、本外部記憶装置はパワーセーブモードに移行する。ホスト装置200がANに対応している場合、ステップS15において、シリアルバス300に流れるバイアス電流を停止することができ、より一層の低消費電力化が実現される。
次に、パワーセーブモードにある外部記憶装置を通常動作モードに復帰させるときの一連の処理について説明する。通常動作モードへの復帰のケースとして、ホスト装置からの復帰要求による場合と、外部記憶装置自身の判断による場合とがある。
図4は、外部記憶装置がホスト装置からの要求により通常動作モードに復帰するときの処理フローを示す。まず、ホスト装置200から通信要求があるか否かが判断される(S21)。通信要求がない場合には、本外部記憶装置はパワーセーブモードにて動作する(S22)。一方、通信要求(ホスト装置からのCOMWAKE信号)があった場合、パワーセーブモードにあるインタフェース部30における図示しないPLL回路などへの給電が再開され、また、シリアルバス300へのバイアス電流の供給が再開され、インタフェース部30は通常動作モードに復帰する(S23)。そして、ホスト装置200に対してCOMWAKE信号が発行され(S24)、ホスト装置200との間の通信が確立したか否かが判断される(S25)。通信が確立しない場合、ステップS24に戻り、再度、COMWAKE信号が発行される。そして、通信が確立した場合、パワーセーブモードにあるメディア制御部10における図示しないモーターや光ピックアップなどへの給電が再開され、メディア制御部10は通常動作モードに復帰する(S26)。
一方、図5は、外部記憶装置が自身の判断により通常動作モードに復帰するときの処理フローを示す。まず、本外部記憶装置が記録メディア100に対してデータアクセス可能か否かが判断される(S31)。データアクセス不能な場合には、本外部記憶装置はパワーセーブモードにて動作する(S32)。一方、データアクセス可能な場合には、パワーセーブモードにあるメディア制御部10およびインタフェース部30への給電が再開され、メディア制御部10およびインタフェース部30は通常動作モードに復帰する(S33,S34)。次に、ホスト装置200に対してCOMWAKE信号が発行され(S35)、ホスト装置200との間の通信が確立したか否かが判断される(S36)。通信が確立しない場合、ステップS35に戻り、再度、COMWAKE信号が発行される。
通信が確立した後、本外部記憶装置がANモードとなっている場合における通常動作モードへの復帰であるか否かが判断される(S37)。ANモードとは、ホスト装置および外部記憶装置がいずれもANに対応しており、かつ、ホスト装置からの指示で、外部記憶装置がホスト装置に対して非同期に通信することが可能な状態にされていることをいう。本外部記憶装置がANモードとなっていない場合における通常動作モードへの復帰である場合には、通常動作モードへの復帰処理は終了する。一方、本外部記憶装置がANモードとなっている場合における通常動作モードへの復帰である場合には、ホスト装置200に対してSDB(Set Device Bit)を発行し、本外部記憶装置が通常動作モードに復帰したこと、すなわち、本外部記憶装置が記録メディア100に対してアクセス可能な状態にあることをホスト装置200に非同期に通知する(S38)。これを受け、ホスト装置200は、本外部記憶装置にデータアクセスのためのコマンドの発行を開始する。
以上、本実施形態によると、SerialATAインタフェースを備えた外部記憶装置について、低消費電力動作に効果的な電源管理が実現される。
なお、本発明に係る外部記憶装置が備えているインタフェースは、SerialATAインタフェースに限定されるものでない。これと同等の他のインタフェースについても、本発明により上記効果が奏される。
本発明に係る外部記憶装置は、記録メディアに対するデータアクセスの能否に応じて低消費電力制御が行われるため、記録メディアの交換が可能な光ディスク装置、テープストレージドライブ、リムーバブルハードディスクドライブ、メモリカードドライブなどとして有用である。特に、本発明に係る外部記憶装置は、低消費電力で動作可能であるため、バッテリ駆動のホスト装置の外部記憶装置として有用である。
図1は、本発明の実施形態に係る外部記憶装置の構成図である。 図2は、インタフェース部におけるアナログフロントエンド部周辺の構成図である。 図3は、外部記憶装置がパワーセーブモードに移行するときのフローチャートである。 図4は、外部記憶装置がホスト装置からの要求により通常動作モードに復帰するときのフローチャートである。 図5は、外部記憶装置が自身の判断により通常動作モードに復帰するときのフローチャートである。
符号の説明
10 メディア制御部
20 監視部
30 インタフェース部
40 電源制御部

Claims (21)

  1. 記録メディアを駆動し、当該記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、
    前記メディア制御部による前記データアクセスの能否を監視する監視部と、
    ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部と、
    前記監視部によって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、前記インタフェース部への給電を制限する一方、前記監視部によって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、前記給電を再開する電源制御部とを備えた
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  2. 請求項1に記載の外部記憶装置において、
    前記監視部は、前記記録メディアが当該外部記憶装置にセットされていないとき、前記データアクセスが不能であると検知する一方、前記記録メディアが当該外部記憶装置にセットされているとき、前記データアクセスが可能であると検知する
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  3. 請求項1に記載の外部記憶装置において、
    前記監視部は、前記記録メディアが当該外部記憶装置に非対応のとき、前記データアクセスが不能であると検知する一方、前記記録メディアが当該外部記憶装置に対応しているとき、前記データアクセスが可能であると検知する
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  4. 請求項1に記載の外部記憶装置において、
    前記監視部は、前記記録メディアがスピンアップ中のとき、前記データアクセスが不能であると検知する一方、前記スピンアップが終了したとき、前記データアクセスが可能であると検知する
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  5. 請求項1に記載の外部記憶装置において、
    前記電源制御部は、前記監視部によって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、前記メディア制御部への給電を制限する一方、前記監視部によって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、前記給電を再開する
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  6. 請求項1に記載の外部記憶装置において、
    前記インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものであり、
    前記電源制御部は、前記監視部によって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、前記インタフェース部による前記ホスト装置と当該外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限する一方、前記監視部によって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、前記バイアス電流の供給を再開するものであり、
    前記電源制御部によって前記バイアス電流の供給が制限されるとき、当該外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることを、前記ホスト装置に非同期に通知する一方、前記電源制御部によって前記バイアス電流の供給が再開されるとき、当該外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることを、前記ホスト装置に非同期に通知する
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  7. 記録メディアを駆動し、当該記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、
    前記メディア制御部による前記データアクセスの能否を監視する監視部と、
    SerialATA規格に準拠したインタフェース部であって、前記監視部によって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、当該外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることを、ホスト装置に非同期に通知する一方、前記監視部によって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、当該外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることを、前記ホスト装置に非同期に通知するインタフェース部とを備えた
    ことを特徴とする外部記憶装置。
  8. 記録メディアを駆動し、当該記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備えた外部記憶装置の電源管理方法であって、
    前記メディア制御部による前記データアクセスの能否を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップによって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、前記インタフェース部への給電を制限する給電制限ステップとを備えた
    ことを特徴とする電源管理方法。
  9. 請求項8に記載の電源管理方法において、
    前記監視ステップは、前記記録メディアが前記外部記憶装置にセットされていないとき、前記データアクセスが不能であると検知する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  10. 請求項8に記載の電源管理方法において、
    前記監視ステップは、前記記録メディアが前記外部記憶装置に非対応のとき、前記データアクセスが不能であると検知する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  11. 請求項8に記載の電源管理方法において、
    前記監視ステップは、前記記録メディアがスピンアップ中のとき、前記データアクセスが不能であると検知する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  12. 請求項8に記載の電源管理方法において、
    前記給電制限ステップは、前記監視ステップによって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、前記メディア制御部への給電を制限する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  13. 請求項8に記載の電源管理方法において、
    前記インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものであり、
    前記給電制御ステップは、前記監視ステップによって、前記データアクセスが不能であることが検知されたとき、前記インタフェース部による前記ホスト装置と当該外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を制限するものであり、
    当該電源管理方法は、
    前記電源制御ステップによって前記バイアス電流の供給が制限されるとき、前記外部記憶装置がデータアクセス不能な状態にあることを、前記ホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えた
    ことを特徴とする電源管理方法。
  14. 記録メディアを駆動し、当該記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備えた外部記憶装置の電源管理方法であって、
    前記メディア制御部による前記データアクセスの能否を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップによって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、給電が制限された前記インタフェース部への給電を再開する給電再開ステップとを備えた
    ことを特徴とする電源管理方法。
  15. 請求項14に記載の電源管理方法において、
    前記監視ステップは、前記記録メディアが前記外部記憶装置にセットされているとき、前記データアクセスが可能であると検知する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  16. 請求項14に記載の電源管理方法において、
    前記監視ステップは、前記記録メディアが前記外部記憶装置に対応しているとき、前記データアクセスが可能であると検知する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  17. 請求項14に記載の電源管理方法において、
    前記監視ステップは、前記記録メディアのスピンアップが終了したとき、前記データアクセスが可能であると検知する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  18. 請求項14に記載の電源管理方法において、
    前記給電再開ステップは、前記監視ステップによって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、給電が制限された前記メディア制御部への給電を再開する
    ことを特徴とする電源管理方法。
  19. 請求項14に記載の電源管理方法において、
    前記インタフェース部は、SerialATA規格に準拠したものであり、
    前記給電再開ステップは、前記監視ステップによって、前記データアクセスが可能であることが検知されたとき、バイアス電流の供給が制限された、前記ホスト装置と前記外部記憶装置とを接続するシリアルバスへのバイアス電流の供給を再開するものであり、
    当該電源管理方法は、
    前記給電再開ステップによって前記バイアス電流の供給が再開されるとき、前記外部記憶装置がデータアクセス可能な状態にあることを、前記ホスト装置に非同期に通知する非同期通知ステップを備えた
    ことを特徴とする電源管理方法。
  20. 記録メディアを駆動し、当該記録メディアに対してデータアクセスを行うメディア制御部と、ホスト装置との間で通信を行うインタフェース部とを備えた外部記憶装置の電源管理方法であって、
    前記ホスト装置から前記外部記憶装置に対する通信要求の有無を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップによって、前記通信要求が発生したことが検知されたとき、給電が制限された前記インタフェース部への給電を再開する電源再開ステップとを備えた
    ことを特徴とする電源管理方法。
  21. 請求項20に記載の電源管理方法において、
    前記給電再開ステップは、前記監視ステップによって、前記通信要求が発生したことが検知されたとき、給電が制限された前記メディア制御部への給電を再開する
    ことを特徴とする電源管理方法。
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