JPWO2005124690A1 - 配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法 - Google Patents

配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法 Download PDF

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Abstract

ユーザのイメージに適合した配色を実現するのに好適な配色支援システムを提供する。 配色支援装置100は、文書を構成する文書データを入力し、入力した文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報を取得する。そして、取得した色情報に基づいて、配色ルール登録DB10の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を判定し、判定した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称および適合色群からなる配色パレットを対応付けて表示する。

Description

本発明は、文書に配色を施す作業を支援するシステムおよびプログラム、並びに方法に係り、特に、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのに好適な配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法に関する。
従来、文書に配色を施してカタログやパンフレット等のカラー文書を作成する際に、ユーザが配色を施す作業を支援するためのガイド情報を提供する技術としては、例えば、特許文献1に開示されている画像出力装置、および特許文献2に開示されている文書処理装置があった。
特許文献1記載の発明では、種類テーブルをもとに画面上のウィンドウに表示された選択項目のなかから、目的の文書の種類を選択すると、イメージテーブルをもとに文書の種類に対応したイメージ語が表示される。そのイメージ語のなかから目的とするイメージ語を選択すると、イメージ配色変換テーブルをもとにイメージ語に対応した配色および書体が決定される。
特許文献2記載の発明は、各イメージ語ごとに、文書の構成要素の組に対して色付けの候補となる色の組み合わせを規定したカラーリストを登録した配色テーブルを有する。そして、すべてのイメージ語と、カラーリストに含まれるすべての構成要素の種類を配色テーブルのなかから検索して表示する。そのなかからイメージ語がユーザにより選択されたときは、選択されたイメージ語に対応するカラーリストを配色テーブルのなかから検索して表示する。ユーザは、表示されたカラーリストをもとに文書に配色を施す。
[特許文献1]特開平8−305822号公報
[特許文献2]特開平8−55119号公報
しかしながら、特許文献1および2記載の発明にあってはいずれも、ユーザがイメージ語を選択すると、そのイメージ語に対応する配色候補を表示するようになっているため、ユーザが想定するイメージと、選択するイメージ語のイメージが合致しない場合は、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのが困難であるという問題があった。例えば、「冷たい」というイメージ語は、心地よい冷たさを表現する場合と、近寄りにくい冷徹な感じを表現する場合に用いることができる。システムが一方のイメージを表現する語として「冷たい」を採用し、そのイメージ語に対応させて配色候補を規定したところ、ユーザが他方のイメージを想定して「冷たい」というイメージ語を選択すると、ユーザのイメージとは異なる配色候補が表示されることになる。
また、ユーザが想定するイメージを言葉で表現できない場合もあり、その場合も、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのが困難である。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのに好適な配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法を提供することを目的としている。
〔形態1〕上記目的を達成するために、形態1の配色支援システムは、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援システムであって、
前記文書を構成する文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得手段と、
前記色情報取得手段で取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析手段と、
前記配色ルール解析手段で判定した配色ルールを提示する配色ルール提示手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、色情報取得手段により、文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報が取得され、配色ルール解析手段により、取得された色情報に基づいて、文書に施されている配色に適合する配色ルール、またはその配色ルールに関連する配色ルールが判定される。そして、配色ルール提示手段により、判定された配色ルールが提示される。
これにより、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルール、またはその配色ルールに関連する配色ルールが提示されるので、ユーザは、提示された配色ルールを参照してさらなる配色を施しまたは現在の配色を修正すれば、ユーザのイメージに比較的適合した配色を実現することができる。したがって、従来に比して、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのが容易となるという効果が得られる。
ここで、提示とは、配色ルールを表示装置等で表示することのほか、配色ルールを印刷装置等で印刷すること、並びに、ネットワークを介してユーザと通信するような場合は、配色ルールをユーザ端末に送信することも含まれる。したがって、提示には、少なくとも表示、印刷および送信が含まれる。以下、形態2の配色支援システム、形態9および10の配色支援プログラム、形態17および18の記憶媒体、並びに形態25および26の配色支援方法において同じである。
また、文書は、画像、文字、図形その他の要素、およびそれらを組み合わせたものをいう。また、文書データは、画像、文字、図形その他の要素を含むデータをいい、画像のみを含むものであれば画像データそのものをいい、文字のみを含むものであればテキストデータそのものをいう。以下、形態2の配色支援システム、形態9および10の配色支援プログラム、形態17および18の記憶媒体、並びに形態25および26の配色支援方法において同じである。
また、配色ルールを提示することには、配色ルールそのものを提示することのほか、配色ルールを識別するための識別情報を提示することも含まれる。識別情報としては、例えば、配色ルールを模式化した図、配色ルールのリンク先、または配色ルールの名称、番号若しくはIDが考えられる。以下、形態2の配色支援システム、形態9および10の配色支援プログラム、形態17および18の記憶媒体、並びに形態25および26の配色支援方法において同じである。
また、配色ルールに関連する配色ルールとしては、例えば、複数の配色ルールをグループ化した場合に、文書に施されている配色に適合する配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールや、文書に施されている配色に適合する配色ルールに類似する配色ルールが含まれる。以下、形態2の配色支援システム、形態9および10の配色支援プログラム、形態17および18の記憶媒体、並びに形態25および26の配色支援方法において同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、形態2の配色支援システムにおいて同じである。
〔形態2〕さらに、形態2の配色支援システムは、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援システムであって、
配色を規定した配色ルールを記憶する配色ルール記憶手段と、
前記文書を構成する文書データを入力する文書データ入力手段と、
前記文書データ入力手段で入力した文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得手段と、
前記色情報取得手段で取得した色情報に基づいて、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析手段と、
前記配色ルール解析手段で判定した配色ルール、および前記配色ルール解析手段で判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、文書データ入力手段により、文書データが入力され、色情報取得手段により、入力された文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報が取得される。次いで、配色ルール解析手段により、取得された色情報に基づいて、配色ルール記憶手段の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群が判定される。そして、配色ルール提示手段により、判定された配色ルール、および判定された適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットが対応付けられて提示される。
これにより、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群またはそれに関連する色群が配色パレットとして提示されるので、ユーザは、提示された配色ルールおよび配色パレットを参照してさらなる配色を施しまたは現在の配色を修正すれば、ユーザのイメージに比較的適合した配色を実現することができる。したがって、従来に比して、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのが容易となるという効果が得られる。
ここで、近似色としては、配色ルールにより規定される規定色が含まれる。すなわち、文書に施されている色のうち配色ルールに適合する適合色と、その配色ルールにより規定されている規定色が完全一致しない場合は、配色パレットとして規定色を提示してもよい。以下、形態10の配色支援プログラム、および形態26の配色支援方法において同じである。
また、配色ルール記憶手段は、配色ルールをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、配色ルールをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、配色ルールをあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって配色ルールを記憶するようになっていてもよい。
〔形態3〕さらに、形態3の配色支援システムは、形態2の配色支援システムにおいて、
前記配色ルール提示手段で提示した配色ルールのなかからいずれかの選択を入力させる配色ルール選択手段と、
前記配色ルール選択手段で選択された配色ルールに基づいて、前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、配色ルール選択手段により、提示された配色ルールのなかからいずれかの選択を入力すると、配色修正手段により、選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群が修正される。
これにより、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群が修正されるので、配色の修正に関するノウハウを有しないユーザであっても、自己のイメージに適合した配色を実現するのが容易となるという効果が得られる。
〔形態4〕さらに、形態4の配色支援システムは、形態3の配色支援システムにおいて、
前記配色ルール選択手段は、前記文書に施されている色のうち前記配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかから追加適用色を指定できるようになっており、
前記配色修正手段は、前記配色ルール選択手段で選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群、および前記配色ルール選択手段で指定された追加適用色を修正するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、配色ルール選択手段により、文書に施されている色のうち配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかから追加適用色の指定を入力すると、配色修正手段により、選択された配色ルールに基づいて、適合色群および指定された追加適用色が修正される。
これにより、ユーザは、提示された配色ルールおよび配色パレットを参照し、文書に施されている色のうち配色ルールを適用させたい追加適用色を指定すると、配色ルールに基づいて適合色群および追加適用色が修正されるので、配色ルールの適用範囲を容易に拡大することができる。したがって、配色の修正に関するノウハウを有しないユーザであっても、自己のイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となるという効果が得られる。
〔形態5〕さらに、形態5の配色支援システムは、形態3および4のいずれか1の配色支援システムにおいて、
前記配色ルール選択手段は、前記配色パレットの各色のなかから非適用色を指定できるようになっており、
前記配色修正手段は、前記配色ルール選択手段で選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群のうち前記配色ルール選択手段で指定された非適用色に対応するもの以外の色を修正するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、配色ルール選択手段により、配色パレットの各色のなかから非適用色の指定を入力すると、配色修正手段により、選択された配色ルールに基づいて、適合色群のうち指定された非適用色に対応するもの以外の色が修正される。
これにより、ユーザは、提示された配色ルールおよび配色パレットを参照し、配色パレットの各色のうち配色ルールを適用させたくない非適用色を指定すると、配色ルールに基づいて適合色群のうち非適用色に対応するもの以外の色が修正されるので、配色ルールの適用範囲を容易に縮小することができる。そのため、すべてを配色ルールで配色するのに比して、より独創的な配色を行なうことができる。したがって、配色の修正に関するノウハウを有しないユーザであっても、自己のイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となるという効果が得られる。
〔形態6〕さらに、形態6の配色支援システムは、形態2ないし5のいずれか1の配色支援システムにおいて、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをグループ化して記憶するようになっており、
前記配色ルール解析手段は、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および当該配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールを判定するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、配色ルール解析手段により、配色ルール記憶手段の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、およびその配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールが判定される。そして、配色ルール提示手段により、それら配色ルールが提示される。
これにより、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルールだけでなく、その配色ルールに関連する配色ルールが提示されるので、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となるという効果が得られる。
ここで、グループ化とは、配色ルール間に関連付けることをいう。関連がある配色ルール同士が同一グループに属し、関連がない配色ルールが異なるグループに属することになる。また、配色ルールの関連付けは、直接行ってもよいし、イメージ語のようなものを介在させて間接的に行ってもよい。間接的に行う場合は、1段階に限らず多段階であってもよい。以下、形態14の配色支援プログラム、および形態30の配色支援方法において同じである。
〔形態7〕さらに、形態7の配色支援システムは、形態6の配色支援システムにおいて、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをイメージ語と対応付けて記憶するようになっており、
前記配色ルール提示手段は、前記配色ルール、前記配色パレット、および当該配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて提示するようになっており、
前記配色ルール提示手段で提示したイメージ語のなかからいずれかの選択を入力させるイメージ語選択手段を備え、
前記配色ルール解析手段は、前記イメージ語選択手段で選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを前記配色ルール記憶手段から検索するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、配色ルール提示手段により、配色ルール、配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語が対応付けられて提示される。ここで、ユーザは、イメージ語選択手段により、提示されたイメージ語のなかからいずれかの選択を入力すると、配色ルール解析手段により、選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールが配色ルール記憶手段から検索される。
これにより、ユーザは、自己のイメージに適合するイメージ語を選択すると、そのイメージ語に対応する他の配色ルールを参照することができるので、イメージに沿った検索を行うことができ、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となるという効果が得られる。
ここで、イメージ語とは、印象を与える表記または印象を表す表記をいう。以下、形態15の配色支援プログラム、および形態31の配色支援方法において同じである。
〔形態8〕さらに、形態8の配色支援システムは、形態2ないし7のいずれか1の配色支援システムにおいて、
前記配色ルール提示手段は、前記配色ルールおよび前記配色パレットの各色をそれぞれ異なる方向に配列することにより前記配色ルールおよび前記配色パレットを対応付けて提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、配色ルール提示手段により、配色ルールおよび配色パレットの各色を2次元に配列することにより配色ルールおよび配色パレットが対応付けられて提示される。
これにより、配色ルールと配色パレットとの対応が把握しやすいという効果が得られる。
〔形態9〕一方、上記目的を達成するために、形態9の配色支援プログラムは、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムであって、
前記文書を構成する文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析ステップと、
前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルールを提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態10〕さらに、形態10の配色支援プログラムは、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムであって、
前記文書を構成する文書データを入力する文書データ入力ステップと、
前記文書データ入力ステップで入力した文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、配色を規定した配色ルールを記憶した配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析ステップと、
前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルール、および前記配色ルール解析ステップで判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態11〕さらに、形態11の配色支援プログラムは、形態10の配色支援プログラムにおいて、
前記配色ルール提示ステップで提示した配色ルールのなかからいずれかの選択を入力させる配色ルール選択ステップと、
前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態12〕さらに、形態12の配色支援プログラムは、形態11の配色支援プログラムにおいて、
前記配色ルール選択ステップは、前記文書に施されている色のうち前記配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかから追加適用色を指定させ、
前記配色修正ステップは、前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群、および前記配色ルール選択ステップで指定された追加適用色を修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態13〕さらに、形態13の配色支援プログラムは、形態11および12のいずれか1の配色支援プログラムにおいて、
前記配色ルール選択ステップは、前記配色パレットの各色のなかから非適用色を指定させ、
前記配色修正ステップは、前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群のうち前記配色ルール選択ステップで指定された非適用色に対応するもの以外の色を修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態14〕さらに、形態14の配色支援プログラムは、形態10ないし13のいずれか1の配色支援プログラムにおいて、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをグループ化して記憶し、
前記配色ルール解析ステップは、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および当該配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールを判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態15〕さらに、形態15の配色支援プログラムは、形態14の配色支援プログラムにおいて、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをイメージ語と対応付けて記憶し、
前記配色ルール提示ステップは、前記配色ルール、前記配色パレット、および当該配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて提示し、
前記配色ルール提示ステップで提示したイメージ語のなかからいずれかの選択を入力させるイメージ語選択ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記配色ルール解析ステップは、前記イメージ語選択ステップで選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを前記配色ルール記憶手段から検索することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態16〕さらに、形態16の配色支援プログラムは、形態10ないし15のいずれか1の配色支援プログラムにおいて、
前記配色ルール提示ステップは、前記配色ルールおよび前記配色パレットの各色をそれぞれ異なる方向に配列することにより前記配色ルールおよび前記配色パレットを対応付けて提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態8の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態17〕一方、上記目的を達成するために、形態17の記憶媒体は、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
前記文書を構成する文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析ステップと、
前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルールを提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態18〕さらに、形態18の記憶媒体は、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
前記文書を構成する文書データを入力する文書データ入力ステップと、
前記文書データ入力ステップで入力した文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、配色を規定した配色ルールを記憶した配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析ステップと、
前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルール、および前記配色ルール解析ステップで判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態19〕さらに、形態19の記憶媒体は、形態18の記憶媒体において、
前記配色ルール提示ステップで提示した配色ルールのなかからいずれかの選択を入力させる配色ルール選択ステップと、
前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態20〕さらに、形態20の記憶媒体は、形態19の記憶媒体において、
前記配色ルール選択ステップは、前記文書に施されている色のうち前記配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかから追加適用色を指定させ、
前記配色修正ステップは、前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群、および前記配色ルール選択ステップで指定された追加適用色を修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態21〕さらに、形態21の記憶媒体は、形態19および20のいずれか1の記憶媒体において、
前記配色ルール選択ステップは、前記配色パレットの各色のなかから非適用色を指定させ、
前記配色修正ステップは、前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群のうち前記配色ルール選択ステップで指定された非適用色に対応するもの以外の色を修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態22〕さらに、形態22の記憶媒体は、形態18ないし21のいずれか1の記憶媒体において、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをグループ化して記憶し、
前記配色ルール解析ステップは、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および当該配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールを判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態23〕さらに、形態23の記憶媒体は、形態22の記憶媒体において、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをイメージ語と対応付けて記憶し、
前記配色ルール提示ステップは、前記配色ルール、前記配色パレット、および当該配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて提示し、
前記配色ルール提示ステップで提示したイメージ語のなかからいずれかの選択を入力させるイメージ語選択ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記配色ルール解析ステップは、前記イメージ語選択ステップで選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを前記配色ルール記憶手段から検索することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態24〕さらに、形態24の記憶媒体は、形態18ないし23のいずれか1の記憶媒体において、
前記配色ルール提示ステップは、前記配色ルールおよび前記配色パレットの各色をそれぞれ異なる方向に配列することにより前記配色ルールおよび前記配色パレットを対応付けて提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態8の配色支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態25〕一方、上記目的を達成するために、形態25の配色支援方法は、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援方法であって、
演算部が、記憶部に読み込まれかつ前記文書を構成する文書データに対して、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
前記演算部が、前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析ステップと、
前記演算部が、前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルールを提示する配色ルール提示ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態1の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態26〕さらに、形態26の配色支援方法は、
文書に配色を施す作業を支援する配色支援方法であって、
前記文書を構成する文書データを記憶部に入力する文書データ入力ステップと、
演算部が、前記文書データ入力ステップで入力した文書データに対して、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
前記演算部が、前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、配色を規定した配色ルールを記憶した配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析ステップと、
前記演算部が、前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルール、および前記配色ルール解析ステップで判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態2の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態27〕さらに、形態27の配色支援方法は、形態26の配色支援方法において、
前記配色ルール提示ステップで提示した配色ルールのなかからいずれかの選択を入力させる配色ルール選択ステップと、
前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態3の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態28〕さらに、形態28の配色支援方法は、形態27の配色支援方法において、
前記配色ルール選択ステップは、前記文書に施されている色のうち前記配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかから追加適用色を指定させ、
前記配色修正ステップは、前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群、および前記配色ルール選択ステップで指定された追加適用色を修正することを特徴とする。
これにより、形態4の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態29〕さらに、形態29の配色支援方法は、形態27および28のいずれか1の配色支援方法において、
前記配色ルール選択ステップは、前記配色パレットの各色のなかから非適用色を指定させ、
前記配色修正ステップは、前記配色ルール選択ステップで選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群のうち前記配色ルール選択ステップで指定された非適用色に対応するもの以外の色を修正することを特徴とする。
これにより、形態5の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態30〕さらに、形態30の配色支援方法は、形態26ないし29のいずれか1の配色支援方法において、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをグループ化して記憶し、
前記配色ルール解析ステップは、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および当該配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールを判定することを特徴とする。
これにより、形態6の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態31〕さらに、形態31の配色支援方法は、形態30の配色支援方法において、
前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをイメージ語と対応付けて記憶し、
前記配色ルール提示ステップは、前記配色ルール、前記配色パレット、および当該配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて提示し、
前記配色ルール提示ステップで提示したイメージ語のなかからいずれかの選択を入力させるイメージ語選択ステップを含み、
前記配色ルール解析ステップは、前記イメージ語選択ステップで選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを前記配色ルール記憶手段から検索することを特徴とする。
これにより、形態7の配色支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態32〕さらに、形態32の配色支援方法は、形態26ないし31のいずれか1の配色支援方法において、
前記配色ルール提示ステップは、前記配色ルールおよび前記配色パレットの各色をそれぞれ異なる方向に配列することにより前記配色ルールおよび前記配色パレットを対応付けて提示することを特徴とする。
これにより、形態8の配色支援システムと同等の効果が得られる。
[図1]配色支援装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
[図2]配色支援装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
[図3]配色ルール登録DB10のデータ構造を示す図である。
[図4]配色支援処理を示すフローチャートである。
[図5]配色修正処理を示すフローチャートである。
[図6]文書データから色情報を抽出する場合を説明するための図である。
[図7]配色ルール4が文書に適用されているか否かを判定するための表である。
[図8]配色ルール1が文書に適用されているか否かを判定するための表である。
[図9]文書に施されている配色に適合する配色ルールを表示した表示画面である。
[図10]文書に施されている色を修正する場合を説明するための図である。
[図11]適用後色を表示する場合を説明するための図である。
[図12]非適用色を指定する場合を説明するための図である。
[図13]配色支援装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
[図14]配色ルール登録DB30のデータ構造を示す図である。
[図15]配色支援処理を示すフローチャートである。
[図16]文書に施されている配色に適合する配色ルールを表示した表示画面である。
[図17]文書に施されている配色に適合する配色ルールおよびその配色ルールに関連する配色ルールを表示した表示画面である。
[図18]配色ルール登録DB30のデータ構造を示す図である。
[図19]文書に施されている配色に適合する配色ルールを表示した表示画面である。
[図20]文書に施されている配色に適合する配色ルールおよびその配色ルールに関連する配色ルールを表示した表示画面である。
[図21]PC200およびディスプレイ202からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第1の機能ブロック図である。
[図22]PC200およびディスプレイ202からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第2の機能ブロック図である。
[図23]PC200およびディスプレイ202からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第3の機能ブロック図である。
[図24]PC200、ディスプレイ202およびスキャナ204からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第1の機能ブロック図である。
[図25]PC200、ディスプレイ202およびスキャナ204からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第2の機能ブロック図である。
[図26]クライアント210およびサーバ212からなるネットワークシステムに本発明を適用した場合の機能概要を示す第1の機能ブロック図である。
[図27]クライアント210およびサーバ212からなるネットワークシステムに本発明を適用した場合の機能概要を示す第2の機能ブロック図である。
[図28]記憶媒体およびそのデータ構造を示す図である。
符号の説明
100…配色支援装置, 10,30…配色ルール登録DB, 12…文書データ入力部, 14…色情報取得部, 16,32…配色ルール解析部, 18,34…配色ルール表示部, 20…配色ルール選択部, 22…配色修正部, 24…文書データ出力部, 36…イメージ語選択部, 50…CPU, 52…ROM, 54…RAM, 58…I/F,59…バス, 60…入力装置, 62…記憶装置, 64…表示装置,420,422…チェックボックス
以下、本発明の実施の第1の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図12は、本発明に係る配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法を、文書に配色を施してカラー文書を作成する際に、ユーザが配色を施す作業を支援するためのガイド情報を表示するとともに配色の修正を自動的に行う場合について適用したものである。
まず、本発明を適用する配色支援装置100の機能概要を図1を参照しながら説明する。
図1は、配色支援装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
配色支援装置100は、図1に示すように、配色を規定した配色ルールを登録した配色ルール登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)10と、文書データを入力する文書データ入力部12と、文書データ入力部12で入力した文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得部14とを有して構成されている。
配色支援装置100は、さらに、文書に適用されている配色ルールを解析する配色ルール解析部16と、配色ルール解析部16の解析で得られた配色ルールを表示する配色ルール表示部18とを有して構成されている。
配色ルール解析部16は、色情報取得部14で取得した色情報に基づいて、配色ルール登録DB10の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を判定する。
配色ルール表示部18は、配色ルール解析部16で判定した配色ルール、および配色ルール解析部16で判定した適合色群からなる配色パレットを対応付けて表示する。
配色支援装置100は、さらに、配色ルール表示部18で表示した配色ルールのなかからいずれかの選択をユーザに促し入力を受け取る配色ルール選択部20と、配色ルール選択部20で選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正部22と、配色修正部22で配色修正した文書を構成する文書データを出力する文書データ出力部24とを有して構成されている。
次に、配色支援装置100の構成を図2ないし図5を参照しながら説明する。
図2は、配色支援装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
配色支援装置100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F58には、外部装置として、配色ルール登録DB10と、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置60と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置62と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置64とが接続されている。
文書データは、別なアプリケーションプログラムによって作成されて記憶装置62に保存されている場合や、入力装置60を介して入力され、または入力装置60を介したユーザからの指示により配色支援装置100の外部から読み込まれ、記憶装置62またはRAM54に記憶される場合がある。
次に、配色ルール登録DB10のデータ構造を詳細に説明する。
図3は、配色ルール登録DB10のデータ構造を示す図である。
配色ルール登録DB10には、図3に示すように、各配色ルールごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、配色ルールに対して一意に割り当てられているシリアル番号を登録したフィールド402と、配色ルールの名称を登録したフィールド404と、配色ルールを登録したフィールド406とを含んで構成されている。
図3において、第1段目および第2段目のレコードは、配色パターンに関する配色ルールを規定している。配色パターンは、配色に好ましいとされる複数の色の組み合わせを表色系で表現する。3つの色の配色パターン(以下、3色配色という。以下、同様に略記する。)の配色ルールを規定する場合、基準色となる配色パターンは、例えば、RGB3原色で「(212,231,210)、(236,228,190)、(216,226,241)」と表現することができるので、3色配色の配色ルールは、文書データから取得した任意の3つの色を(r1,g1,b1)、(r2,g2,b2)および(r3,g3,b3)とし、閾値をp1として、下式(1)により規定することができる。なお、閾値p1は、配色ルール登録DB10とは別に、処理の際に設定される。
max(|r1−212|,|g1−231|,|b1−210|) < p1 &
max(|r2−236|,|g2−228|,|b2−190|) < p1 &
max(|r3−216|,|g3−226|,|b3−241|) <p1 …(1)
上式(1)において、「max」は、与えられた複数の引数のうち最大値となるものを返す関数である。
同様に、2色配色の配色ルールは、基準色となる配色パターンを「(197,81,84)、(178,99,24)」とすると、下式(2)により規定することができる。
max(|r1−197|,|g1−81|,|b1−84|) < p1 &
max(|r2−178|,|g2−99|,|b2−24|) < p1 …(2)
また、図3において、第3段目のレコードは、明度と彩度を揃える配色ルールを規定している。この配色ルールは、文書データから取得した任意の2つの色を色相、明度、彩度で表現して(h1,v1,c1)および(h2,v2,c2)とし、閾値をp2として、下式(3)により規定することができる。なお、閾値p2は、配色ルール登録DB10とは別に、処理の際に設定される。
max(|v1−v2|,|c1−c2|) < p2 …(3)
また、図3において、第4段目のレコードは、色相を揃える配色ルールを規定している。この配色ルールは、文書データから取得した任意の2つの色を色相、明度、彩度で表現して(h1,v1,c1)および(h2,v2,c2)とし、閾値をp2として、下式(4)により規定することができる。なお、閾値p2は、配色ルール登録DB10とは別に、処理の際に設定される。
|h1−h2| < p2 …(4)
また、図3において、第5段目のレコードは、青系統を用いる配色ルールを規定している。この配色ルールは、文書データから取得した任意の1つの色を(r1,g1,b1)として、下式(5)により規定することができる。
b1 > g1 & g1 > r1 & r1 < 128 & b1 > 160 …(5)
配色ルールの解析では、各配色ルールが文書に適用されているかどうかを順に調ベていく。配色ルールに関連する色数が多いものから順に調べていくので、配色ルールは、適用色数が多い可能性の高い順または適用色数が実際に多い順にソートして配色ルール登録DB10に登録しておくのがよい。
例えば、配色ルール1(シリアル番号「1」により特定される配色ルールをいう。以下、同様に略記する。)は、文書中の3色に適用し、配色ルール2は、文書中の2色に適用するのに対して、配色ルール3,4は、2色間のルールであり、2色ごとの組み合わせで適用するので、文書中の2色以上に適用する可能性がある。さらに、配色ルール3は2変数(v,c)であるのに対して、配色ルール4は1変数(h)であるので、配色ルール4の方が適用色数が多くなる可能性が高い。また、配色ルール5は、1色のルールなので、適用色数が多くなる可能性が最も高い。以上により、配色ルール5,4,3,1,2の順に調べるように、ソートして記憶する。
なお、配色ルールは、上式(1)〜(5)のように規定するに限らず、様々な形式が考えられる。例えば、配色ルール1は、下式(6)により規定することもできる。また、下式(6)において、閾値は3つの条件式においてそれぞれ異なる値に設定してもよい。
|r1−212|+|g1−231|+|b1−210| < p1 &
|r2−236|+|g2−228|+|b2−190| < p1 &
|r3−216|+|g3−226|+|b3−241| < p1 …(6)
図2に戻り、CPU50は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4のフローチャートに示す配色支援処理を実行するようになっている。
図4は、配色支援処理を示すフローチャートである。
配色支援処理は、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルールを表示し、ユーザがそのなかから選択した配色ルールに基づいて文書の配色を自動的に修正する処理であって、CPU50において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、配色支援の対象となる文書データを記憶装置62または配色支援装置100の外部から読み出してRAM54に記憶し、ステップS102に移行して、入力した文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報を取得し、ステップS104に移行する。
ステップS104では、ソートされた配色ルールのうち先頭のものを配色ルール登録DB10から読み出し、ステップS106に移行して、取得した色情報に基づいて、読み出した配色ルールが、文書に施されている色の組み合わせのいずれかに適合するか否かを判定するとともに、文書に施されている色のうち読み出した配色ルールに適合する適合色群を判定し、ステップS108に移行する。
ステップS108では、ステップS106の判定結果を記憶装置62またはRAM54に記憶し、ステップS110に移行して、配色ルール登録DB10のすべての配色ルールについてステップS106,S108の処理が終了したか否かを判定し、すべての配色ルールについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS112に移行する。
ステップS112では、記憶装置62またはRAM54に記憶されている判定結果に基づいて、ステップS106で判定した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称および適合色群からなる配色パレットを対応付けて表示装置64に表示し、ステップS114に移行する。
ステップS114では、表示された配色ルールのなかからいずれかの配色ルールが入力装置60により選択されているか否かを判定し、いずれかの配色ルールが選択されていると判定したとき(Yes)は、ステップS116に移行して、配色修正を実行すべきことが入力装置60から要求されたか否かを判定し、配色修正の実行が要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS118に移行する。
ステップS118では、文書に施されている色のうち選択された配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正処理を実行し、ステップS120に移行して、配色修正処理で配色修正した文書を構成する文書データを記憶装置62に格納することにより出力し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS116で、配色修正を実行すべきことが要求されないと判定したとき(No)は、ステップS114に移行する。
一方、ステップS114で、表示された配色ルールのなかからいずれの配色ルールも選択されていないと判定したとき(No)は、ステップS122に移行して、配色パレットの各色のなかからいずれかの色を指定することにより、配色ルールを文書に適用した後の色(以下、適用後色という。)を表示すべきことが入力装置60から要求されたか否かを判定し、適用後色を表示すべきことが要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS124に移行する。
ステップS124では、指定された色について、その配色パレットに対応する配色ルールを文書に適用した後の色を求め、得られた適用後色をその指定色と対応付けて表示装置64に表示し、ステップS114に移行する。
一方、ステップS122で、適用後色を表示すべきことが要求されないと判定したとき(No)は、ステップS114に移行する。
一方、ステップS110で、配色ルール登録DB10のすべての配色ルールについてステップS106,S108の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS126に移行して、ソートされた配色ルールのうち次のものを配色ルール登録DB10から読み出し、ステップS106に移行する。
次に、ステップS118の配色修正処理を詳細に説明する。
図5は、配色修正処理を示すフローチャートである。
配色修正処理は、ステップS118において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、文書に施されている色のうち配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかからいずれかの色(以下、追加適用色という。)が指定されているか否かを判定し、追加適用色が指定されないと判定したとき(No)は、ステップS202に移行する。
ステップS202では、配色パレットの各色のなかからいずれかの色(以下、非適用色)が指定されているか否かを判定し、非適用色が指定されていないと判定したとき(No)は、ステップS204に移行して、選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を修正し、ステップS206に移行する。
ステップS206では、選択されたすべての配色ルールについてステップS200〜S204,S208〜S214の処理が終了したか否かを判定し、すべての配色ルールについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS206で、選択されたすべての配色ルールについてステップS200〜S204,S208〜S214の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS200に移行する。
一方、ステップS202で、非適用色が指定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS208に移行して、選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうち指定された非適合色を除きその配色ルールに適合する適合色群を修正し、ステップS206に移行する。
一方、ステップS200で、追加適用色が指定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS210に移行して、非適用色が指定されているか否かを判定し、非適用色が指定されていないと判定したとき(No)は、ステップS212に移行して、選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群および指定された追加適用色を修正し、ステップS206に移行する。
一方、ステップS210で、非適用色が指定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS214に移行して、選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうち指定された非適合色を除きその配色ルールに適合する適合色群および指定された追加適用色を修正し、ステップS206に移行する。
次に、本実施の形態の動作を図6ないし図12を参照しながら説明する。
ユーザは、まず、配色支援装置100において、入力装置60を介して配色を施したカラー文書の文書データを指定する。
配色支援装置100では、文書データが指定されると、ステップS100,S102を経て、指定された文書データが記憶装置62または配色支援装置100の外部から入力され、入力された文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報が取得される。
図6は、文書データから色情報を抽出する場合を説明するための図である。
図6に示すように、入力された文書に6つの色D1〜D6が施されているとすると、D1〜D6に関する色情報がそれぞれ抽出される。色情報としては、RGB3原色で表現することができ、例えば、D1=(69,151,197)、D2=(38,154,197)、D3=(122,179,190)、D4=(226,228,199)、D5=(212,231,210)、D6=(216,226,241)であったとする。なお、写真や写真領域のように多くの色が使われている領域については、代表色に関する色情報を抽出する。また、グラデーションやグラデーション領域については、グラデーションを形成するのに使用した色(端の色)に関する色情報を抽出する。
次いで、ステップS106を繰り返し経て、取得された色情報に基づいて、配色ルール登録DB10の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群が判定される。配色ルール登録DB10には、図3に示すように、5つの配色ルール1〜5が登録されているとする。
まず、ソートされた配色ルールのうち最も優先順位の高い配色ルール5が文書に適用されているか否かを判定する。配色ルール5は、1色のルールなので、文書に施されている各色D1〜D6について、その色情報が上式(5)を満たすか否かを判定することにより配色ルール5の適合可否を判定する。上式(5)を満たすときは、配色ルール5が文書に適用されていると判定する。その結果、D1、D2およびD3が上式(5)を満たすので、配色ルール5を満たす色群は、(D1,D2,D3)となる。
図7は、配色ルール4が文書に適用されているか否かを判定するための表である。
次に、ソートされた配色ルールのうち次に優先順位の高い配色ルール4が文書に適用されているか否かを判定する。配色ルール4は、2色間のルールなので、図7に示すように、2色の組み合わせの行列を作成して、各組み合わせが上式(4)を満たすか否かを判定することにより配色ルール4の適合可否を判定する。図7の表においては、上式(4)を満たすときは「1」、上式(4)を満たさないときは「0」を設定する。
そして、図7から結合関係を形成し、配色ルール4を満たす色群を判定する。まず、D1とD2が上式(4)を満たしているので、この関係を基準に、D1またはD2と上式(4)を満たしている色を判定する。すると、D1についてはD6が、D2についてはD3が上式(4)を満たしていることが分かる。同様に、D6またはD3について見てみると、D6については存在しないが、D3についてD6が上式(4)を満たしていることが分かる。これら色を結合すると、色群(D1,D2,D3,D6)が得られる。
また、D4とD5が上式(4)を満たしているので、この関係を基準に、D4またはD5と上式(4)を満たしている色を判定する。すると、D4またはD5と上式(4)を満たしている色は存在しないことが分かる。これら色を結合すると、色群(D4,D5)が得られる。
したがって、配色ルール4を満たす色群は、(D1,D2,D3,D6)および(D4,D5)となる。
次に、ソートされた配色ルールのうち次に優先順位の高い配色ルール3が文書に適用されているか否かを判定する。配色ルール3は、配色ルール4同様に2色間のルールなので、配色ルール4と同様の方法により判定を行う。その結果、配色ルール3を満たす色群は、(D1,D2)および(D4,D5,D6)となる。
図8は、配色ルール1が文書に適用されているか否かを判定するための表である。
次に、ソートされた配色ルールのうち次に優先順位の高い配色ルール1が文書に適用されているか否かを判定する。配色ルール1は、3色配色のルールなので、図8に示すように、文書に施されている各色D1〜D6について、その色情報が上式(1)を満たすか否かを判定することにより配色ルール1の適合可否を判定する。図8の表においては、上式(1)を満たすときは「1」、上式(1)を満たさないときは「0」を設定する。また、閾値p1を「16」としている。その結果、配色ルール1を満たす色群は、(D4,D5,D6)となる。
次に、ソートされた配色ルールのうち最も優先順位の低い配色ルール2が文書に適用されているか否かを判定する。配色ルール2は、2色配色のルールなので、配色ルール1と同様の方法により判定を行う。その結果、配色ルール2を満たす色群は存在しない。
以上より、各配色ルール1〜5を満たす色群は、以下に示すようになる。
配色ルール5:(D1,D2,D3)
配色ルール4:(D1,D2,D3,D6)および(D4,D5)
配色ルール3:(D1,D2)および(D4,D5,D6)
配色ルール1:(D4,D5,D6)
配色ルール2:なし
次いで、ステップS112を経て、判定された各配色ルールごとに、その配色ルールの名称および適合色群からなる配色パレットが対応付けられて表示される。
図9は、文書に施されている配色に適合する配色ルールを表示した表示画面である。
図9の表示画面では、適合色群の色数が多い順に配色ルールが表示されている。
第1行目は、適合色群の色数が4つの配色ルールを表示している。
第1行目には、配色ルール4の名称「色相を揃える」と、配色ルール4を満たす色群のうち(D1,D2,D3,D6)からなる配色パレットと、チェックボックス420とが表示されている。チェックボックス420をチェックすると、この配色ルールを選択することができる。また、配色パレットにおいて適合色群以外の色は「□」で示されており、その箇所にマウスカーソルを合わせてクリック等すると、その色を追加適用色として指定することができる。また、配色パレットのいずれかの色にマウスカーソルを合わせてクリック等すると、その色を非適用色として指定することができ、ダブルクリック等すると、その色について適用後色を表示すべきことを要求することができる。
第2行目〜第4行目は、適合色群の色数が3つの配色ルールを表示している。
第2行目には、配色ルール5の名称「青系統を用いる」と、配色ルール5を満たす色群(D1,D2,D3)からなる配色パレットと、チェックボックス420とが表示されている。
第3行目には、配色ルール3の名称「明度と彩度を揃える」と、配色ルール3を満たす色群のうち(D4,D5,D6)からなる配色パレットと、チェックボックス420とが表示されている。
第4行目には、配色ルール1の名称「3色配色パターン」と、配色ルール1を満たす色群(D4,D5,D6)からなる配色パレットと、チェックボックス420とが表示されている。
第5行目および第6行目は、適合色群の色数が2つの配色ルールを表示している。
第5行目には、配色ルール4の名称「色相を揃える」と、配色ルール4を満たす色群のうち(D4,D5)からなる配色パレットと、チェックボックス420とが表示されている。
第6行目には、配色ルール3の名称「明度と彩度を揃える」と、配色ルール3を満たす色群のうち(D1,D2)からなる配色パレットと、チェックボックス420とが表示されている。
ここで、ユーザは、図9に示すように、第4行目および第6行目のチェックボックス420をチェックし、第6行目の配色パレットにおいてD3を追加適用色として指定したとする。すなわち、配色ルール1,3を選択し、選択した配色ルール3についてはD3を追加適用色として指定した。
配色支援装置100では、配色ルールが選択されると、ステップS118を経て、文書に施されている色のうち選択された配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正処理が実行される。
図10は、文書に施されている色を修正する場合を説明するための図である。
配色修正処理では、選択された配色ルールを順番に適用していく。適用する順番は、適合色群の色数が多い配色ルールを優先する。ここで、選択された配色ルール1,3は、いずれも適合色群の色数が3つであるので、配色ルール登録DB10でソートされている順に適用する。
まず、配色ルール1を適用する。選択された配色ルール1を満たす色群は、(D4,D5,D6)であるので、ステップS204を経て、配色ルール1に基づいて、文書に施されている色D4〜D6が修正される。この場合、D4〜D6は、図10(a)および以下に示すように、3色配色パターンの基準色にそれぞれ修正される。
D4(226,228,199)→D4’(236,228,190)
D5(212,231,210)→D5(212,231,210)
D6(216,226,241)→D6(216,226,241)
次に、配色ルール3を適用する。選択された配色ルール3を満たす色群は、(D1,D2)であり、追加適用色がD3であるので、ステップS212を経て、配色ルール3に基づいて、文書に施されている色D1〜D3が修正される。この場合、D1、D2の明度と彩度が揃っているので、D3の明度と彩度も、図10(a)および以下に示すように、それに合わせて閾値p2よりも小さくなるように修正される。
D1(69,151,197)→D1(69,151,197)
D2(38,154,197)→D2(38,154,197)
D3(122,179,190)→D3’(56,156,172)
なお、上記例では、追加適用色としてD3を指定した場合を説明したが、追加適用色を指定しなかった場合は、図10(b)に示すように、D3は、修正されることなくそのまま維持される。
また、上記例では、配色ルール3に基づいて明度および彩度の許容範囲に収まるところまで値を変化させているが、D1,D2との適合度を高くするため、以下のように修正してもよい。
D3(122,179,190)→D3’(0,160,182)
また、複数色の配色ルールを追加適用する場合には、規定されている複数色のなかから現在施されている色に最も近い色を選択して、その色に修正する。
また、上記例では、選択された配色ルールの適合色群に属さず、かつ、ユーザにより指定されなかった色については、修正することなくそのまま維持するようにしたが、このような色については、最も近い色の修正に合わせて修正するとか、最も近い2色の修正に合わせて修正するとか、それらの色との距離に応じて修正量を調整するといった修正を行なってもよい。
配色支援装置100では、配色修正処理が完了すると、ステップS120を経て、配色修正された文書を構成する文書データが記憶装置62に出力される。
図11は、適用後色を表示する場合を説明するための図である。
ユーザは、適用後色を把握したい場合、配色パレットのいずれかの色にマウスカーソルを合わせてダブルクリック等して、その色について適用後色を表示すべきことを要求する。例えば、図11(a)の表示画面において、第6行目の配色パレットのD3にマウスカーソルを合わせてダブルクリック等したとする。
配色支援装置100では、適用後色を表示すべきことが要求されると、ステップS124を経て、指定された色について、その配色パレットに対応する配色ルールを文書に適用した後の色が求められ、得られた適用後色がその指定色と対応付けて表示される。図11(b)の表示画面では、第6行目の配色パレットにおいてD3の位置に対応する三角形の表示領域に適用後色が表示されている。
図12は、非適用色を指定する場合を説明するための図である。
ユーザは、表示された適合色群のうち配色ルールを適用したくない色を指定したい場合、配色パレットのいずれかの色にマウスカーソルを合わせてクリック等して、その色を非適用色として指定する。例えば、図12(a)の表示画面において、第6行目の配色パレットのD2にマウスカーソルを合わせてダブルクリック等したとする。なお、第6行目の配色パレットでは、D3が追加適用色として指定されている。
配色支援装置100では、非適用色D2が指定されると、図12(b)に示すように、第6行目の配色パレットにおいてD2に対応する位置が「□」で示される。そして、ステップS214を経て、選択された配色ルール3に基づいて、文書に施されている色D1、D3が上式(3)を満たすように修正される。
このようにして、本実施の形態では、文書を構成する文書データを入力し、入力した文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報を取得し、取得した色情報に基づいて、配色ルール登録DB10の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を判定し、判定した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称および適合色群からなる配色パレットを対応付けて表示するようになっている。
これにより、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群が配色パレットとして表示されるので、ユーザは、表示された配色ルールおよび配色パレットを参照してさらなる配色を施しまたは現在の配色を修正すれば、ユーザのイメージに比較的適合した配色を実現することができる。したがって、従来に比して、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのが容易となる。
さらに、本実施の形態では、表示した配色ルールのなかからいずれかの選択をユーザに入力させ、選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を修正するようになっている。
これにより、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルールに基づいて、文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群が修正されるので、配色の修正に関するノウハウを有しないユーザであっても、自己のイメージに適合した配色を実現するのが容易となる。
さらに、本実施の形態では、追加適用色の指定をユーザに入力させ、選択された配色ルールに基づいて適合色群および追加適用色を修正するようになっている。
これにより、ユーザは、追加適用色を指定すると、配色ルールに基づいて適合色群および追加適用色が修正されるので、配色ルールの適用範囲を容易に拡大することができる。したがって、配色の修正に関するノウハウを有しないユーザであっても、自己のイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となる。
さらに、本実施の形態では、非適用色の指定をユーザに入力させ、選択された配色ルールに基づいて適合色群のうち非適用色以外の色を修正するようになっている。
これにより、ユーザは、非適用色を指定すると、配色ルールに基づいて適合色群のうち非適用色以外の色が修正されるので、配色ルールの適用範囲を容易に縮小することができる。そのため、すべてを配色ルールで配色するのに比して、より独創的な配色を行なうことができる。したがって、配色の修正に関するノウハウを有しないユーザであっても、自己のイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となる。
上記第1の実施の形態において、配色ルール登録DB10は、形態2、10、18または26の配色ルール記憶手段に対応し、文書データ入力部12、入力装置60およびステップS100は、形態2の文書データ入力手段に対応し、ステップS100は、形態10、18または26の文書データ入力ステップに対応している。また、色情報取得部14およびステップS102は、形態1または2の色情報取得手段に対応し、ステップS102は、形態9、10、17、18、25または26の色情報取得ステップに対応し、配色ルール解析部16およびステップS104〜S110,S126は、形態1または2の配色ルール解析手段に対応し、ステップS104〜S110,S126は、形態9、10、17、18、25または26の配色ルール解析ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、配色ルール表示部18、表示装置64およびステップS112は、形態1ないし3または8の配色ルール提示手段に対応し、ステップS112は、形態9ないし11、16ないし19、24ないし27または32の配色ルール提示ステップに対応している。また、配色ルール選択部20、入力装置60およびステップS114は、形態3ないし5の配色ルール選択手段に対応し、ステップS114は、形態11ないし13、19ないし21、27ないし29の配色ルール選択ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、配色修正部22およびステップS118,S200〜S214は、形態3ないし5の配色修正手段に対応し、ステップS118,S200〜S214は、形態11ないし13、19ないし21、27ないし29の配色修正ステップに対応し、記憶装置62またはRAM54は、形態25または26の記憶部に対応している。また、CPU50は、形態25または26の演算部に対応している。
以下、本発明の実施の第2の形態を図面を参照しながら説明する。図13ないし図17は、本発明に係る配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法を、文書に配色を施してカラー文書を作成する際に、ユーザが配色を施す作業を支援するためのガイド情報を表示するとともに配色の修正を自動的に行う場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、文書に施されている配色に適合する配色ルールのほか、その配色ルールに関連する配色ルールを表示する点にある。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、本発明を適用する配色支援装置100の機能概要を図13を参照しながら説明する。
図13は、配色支援装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
配色支援装置100は、図13に示すように、配色ルールをイメージ語と対応付けて登録した配色ルール登録DB30と、文書データ入力部12と、色情報取得部14とを有して構成されている。
配色支援装置100は、さらに、文書に適用されている配色ルールを解析する配色ルール解析部32と、配色ルール解析部32の解析で得られた配色ルールをイメージ語と対応付けて表示する配色ルール表示部34と、配色ルール表示部34で表示したイメージ語のなかからいずれかの選択をユーザに促し入力を受け取るイメージ語選択部36とを有して構成されている。
配色ルール解析部32は、色情報取得部14で取得した色情報に基づいて、配色ルール登録DB30の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を判定する。また、イメージ語選択部36で選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを配色ルール登録DB30のなかから検索する。
配色ルール表示部34は、配色ルール解析部32で判定した配色ルール、配色ルール解析部32で判定した適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて表示する。
配色支援装置100は、さらに、配色ルール選択部20、配色修正部22および文書データ出力部24とを有して構成されている。
次に、配色ルール登録DB30のデータ構造を詳細に説明する。
図14は、配色ルール登録DB30のデータ構造を示す図である。
配色ルール登録DB30には、図14に示すように、各配色ルールごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、配色ルールに対して一意に割り当てられているシリアル番号を登録したフィールド402と、配色ルールの名称を登録したフィールド404と、配色ルールを登録したフィールド406と、イメージ語を登録したフィールド408とを含んで構成されている。
図14の例では、第5、第8、第12および第23段目のレコードには、イメージ語として「理知的」が登録されている。これは、配色ルール1,8,12,23がイメージ語「理知的」により関連付けられていることを示している。
また、配色ルールについては、上記第1の実施の形態における配色ルール登録DB10の登録内容に比して、配色ルール6〜8,12,23が追加されている。このうち配色ルール12,23は、配色ルール1,2同様に多色配色のルールである。
図14において、第6段目のレコードは、明度と彩度を高くする配色ルールを規定している。この配色ルールは、文書データから取得した任意の1つの色を色相、明度、彩度で表現して(h1,v1,c1)として、下式(7)により規定することができる。
c1>13 & c1+v1>15 …(7)
また、図14において、第7段目のレコードは、広い面の彩度を抑える配色ルールを規定している。この配色ルールは、文書データから取得した任意の1つの色を色相、明度、彩度で表現して(h1,v1,c1)とし、閾値をp3として、下式(8)により規定することができる。
面積>p3 & c1<10 …(8)
また、図14において、第8段目のレコードは、色数を抑える配色ルールを規定している。この配色ルールは、下式(9)により規定することができる。
色数≦3 …(9)
配色ルールの解析では、各配色ルールが文書に適用されているかどうかを順に調べていく。配色ルールに関連する色数が多いものから順に調べていくので、配色ルールは、上記第1の実施の形態と同様に、適用色数が多い可能性の高い順または適用色数が実際に多い順にソートして配色ルール登録DB30に登録しておく。
次に、CPU50において実行される処理を説明する。
CPU50は、図4のフローチャートに示す配色支援処理に代えて、図15のフローチャートに示す配色支援処理を実行するようになっている。
図15は、配色支援処理を示すフローチャートである。
配色支援処理は、ユーザが配色を施した文書に適用されていると思われる配色ルールおよびその配色ルールに関連する配色ルールを表示し、ユーザがそのなかから選択した配色ルールに基づいて文書の配色を自動的に修正する処理であって、CPU50において実行されると、図15に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、配色支援の対象となる文書データを記憶装置62または配色支援装置100の外部から読み出してRAM54に記憶し、ステップS302に移行して、入力した文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報を取得し、ステップS304に移行する。
ステップS304では、ソートされた配色ルールのうち先頭のものを配色ルール登録DB30から読み出し、ステップS306に移行して、取得した色情報に基づいて、読み出した配色ルールが、文書に施されている色の組み合わせのいずれかに適合するか否かを判定するとともに、文書に施されている色のうち読み出した配色ルールに適合する適合色群を判定し、ステップS308に移行する。
ステップS308では、ステップS306の判定結果を記憶装置62またはRAM54に記憶し、ステップS310に移行して、配色ルール登録DB30のすべての配色ルールについてステップS306,S308の処理が終了したか否かを判定し、すべての配色ルールについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS312に移行する。
ステップS312では、記憶装置62またはRAM54に記憶されている判定結果に基づいて、ステップS306で判定した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて表示装置64に表示し、ステップS314に移行する。
ステップS314では、表示された配色ルールのなかからいずれかの配色ルールが入力装置60により選択されているか否かを判定し、いずれかの配色ルールが選択されていると判定したとき(Yes)は、ステップS316に移行して、配色修正を実行すべきことが入力装置60から要求されたか否かを判定し、配色修正の実行が要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS318に移行する。
ステップS318では、ステップS118と同様の配色修正処理を実行し、ステップS320に移行して、配色修正処理で配色修正した文書を構成する文書データを記憶装置62に格納することにより出力し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS316で、配色修正を実行すべきことが要求されないと判定したとき(No)は、ステップS322に移行して、表示されたイメージ語のなかからいずれかのイメージ語が入力装置60により選択されているか否かを判定し、いずれかのイメージ語が選択されていると判定したとき(Yes)は、ステップS324に移行する。
ステップS324では、選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを配色ルール登録DB30のなかから検索し、ステップS326に移行して、索出した配色ルールは、そのままでは文書に施されている色の組み合わせのいずれにも適合しないので、上式(1)〜(5),(7)〜(9)における閾値(p1,p2,p3)または定数(色数の3など)を変更するなどして、索出した配色ルールの適用範囲を拡大し、取得した色情報に基づいて、文書に施されている色のうち適用範囲を拡大した配色ルールに適合する適合色群を判定し、ステップS328に移行する。
ステップS328では、ステップS326の判定結果を記憶装置62またはRAM54に記憶し、ステップS330に移行して、選択されたイメージ語に対応する他のすべての配色ルールを索出したか否かを判定し、他のすべての配色ルールを索出したと判定したとき(Yes)は、ステップS332に移行する。
ステップS332では、記憶装置62またはRAM54に記憶されている判定結果に基づいて、ステップS324で索出した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて表示装置64に表示し、ステップS334に移行する。
ステップS334では、適用後色を表示すべきことが入力装置60から要求されたか否かを判定し、適用後色を表示すべきことが要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS336に移行して、指定された色について、その配色パレットに対応する配色ルールを文書に適用した後の色を求め、得られた適用後色をその指定色と対応付けて表示装置64に表示し、ステップS314に移行する。
一方、ステップS334で、適用後色を表示すべきことが要求されないと判定したとき(No)は、ステップS314に移行する。
一方、ステップS330で、選択されたイメージ語に対応する他のすべての配色ルールを索出しないと判定したとき(No)は、ステップS324に移行する。
一方、ステップS322で、表示されたイメージ語のなかからいずれのイメージ語も選択されていないと判定したとき(No)は、ステップS334に移行する。
一方、ステップS314で、表示された配色ルールのなかからいずれの配色ルールも選択されていないと判定したとき(No)は、ステップS322に移行する。
一方、ステップS310で、配色ルール登録DB30のすべての配色ルールについてステップS306,S308の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS338に移行して、ソートされた配色ルールのうち次のものを配色ルール登録DB30から読み出し、ステップS306に移行する。
次に、本実施の形態の動作を図16および図17を参照しながら説明する。なお、配色ルールの解析までの動作は、上記第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
配色支援装置100では、ステップS312を経て、判定された各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語が対応付けられて表示される。
図16は、文書に施されている配色に適合する配色ルールを表示した表示画面である。
図16の表示画面において、第1行目には、配色ルール4の名称「色相を揃える」と、配色ルール4を満たす色群のうち(D1,D2,D3,D6)からなる配色パレットと、配色ルール4に対応するイメージ語「落ち着き」と、チェックボックス420,422とが表示されている。チェックボックス420をチェックすると、この配色ルールを選択することができ、チェックボックス422をチェックすると、この配色ルールに対応するイメージ語を選択することができる。また、配色パレットにおいて適合色群以外の色は「□」で示されており、その箇所にマウスカーソルを合わせてクリック等すると、その色を追加適用色として指定することができる。また、配色パレットのいずれかの色にマウスカーソルを合わせてクリック等すると、その色を非適用色として指定することができ、ダブルクリック等すると、その色について適用後色を表示すべきことを要求することができる。
第2行目〜第6行目についても同様に、配色ルールの名称と、配色ルールを満たす色群からなる配色パレットと、配色ルールに対応するイメージ語と、チェックボックス420,422とが対応付けられて表示されている。
ここで、ユーザは、図16に示すように、第2行目のチェックボックス422をチェックし、配色ルール5に対応するイメージ語「理知的」を選択したとする。
配色支援装置100では、イメージ語が選択されると、ステップS324,S326を繰り返し経て、選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールが配色ルール登録DB30のなかから検索され、索出された配色ルールの適用範囲が閾値または定数を変更して拡大され、取得された色情報に基づいて、文書に施されている色のうち適用範囲が拡大された配色ルールに適合する適合色群が判定される。イメージ語「理知的」に対応する他の配色ルールとしては、配色ルール8,12,23が存在するので、配色ルール8,12,23が索出される。そして、適用範囲が拡大された結果、配色ルール8については適用色群が(D1,D3,D6)、配色ルール12については適用色群が(D2,D3)、配色ルール23について適用色群が(D4,D5,D6)となったとする。
図17は、文書に施されている配色に適合する配色ルールおよびその配色ルールに関連する配色ルールを表示した表示画面である。
配色支援装置100では、該当の配色ルールが索出されると、ステップS332を経て、索出された各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語が対応付けられて表示される。
図17の表示画面では、文書に施されている配色に適合する配色ルールが上段の表示領域に表示され、選択したイメージ語に対応する他の配色ルールが下段の表示領域に表示されている。下段の表示領域において、第1行目には、配色ルール23の名称「3色配色パターン」と、配色ルール23を満たす色群(D4,D5,D6)からなる配色パレットと、配色ルール23に対応するイメージ語「理知的」と、チェックボックス420,422とが表示されている。
第2行目,第3行目についても同様に、配色ルールの名称と、配色ルールを満たす色群からなる配色パレットと、配色ルールに対応するイメージ語と、チェックボックス420,422とが対応付けられて表示されている。
ここで、ユーザは、図17に示すように、上段の表示領域における第2行目および下段の表示領域における第1行目のチェックボックス420をチェックし、配色ルール1,23を選択したとする。
配色支援装置100では、配色ルールが選択されると、ステップS318を経て、文書に施されている色のうち選択された配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正処理が実行される。
配色修正処理では、まず、イメージ語に対応する他の配色ルール(下段の表示領域)のなかから選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色が修正される。そして、文書に施されている配色に適合する配色ルール(上段の表示領域)のなかから選択された配色ルールに基づいて、文書に施されている色が修正される。
配色支援装置100では、配色修正処理が完了すると、ステップS320を経て、配色修正された文書を構成する文書データが記憶装置62に出力される。
このようにして、本実施の形態では、文書を構成する文書データを入力し、入力した文書データに基づいて、文書に施されている色に関する色情報を取得し、取得した色情報に基づいて、配色ルール登録DB30の配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルール、および文書に施されている色のうちその配色ルールに適合する適合色群を判定し、判定した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて表示し、表示したイメージ語のなかからいずれかの選択をユーザに入力させ、選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを配色ルール登録DB30のなかから検索し、索出した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて表示するようになっている。
これにより、ユーザは、自己のイメージに適合するイメージ語を選択すると、そのイメージ語に対応する他の配色ルールを参照することができるので、イメージに沿った検索を行うことができ、ユーザのイメージに適合した配色を実現するのがさらに容易となる。
上記第2の実施の形態において、配色ルール登録DB30は、形態2、6、7、10、14、15、18、22、23、26、30または31の配色ルール記憶手段に対応し、文書データ入力部12、入力装置60およびステップS300は、形態2の文書データ入力手段に対応し、ステップS300は、形態10、18または26の文書データ入力ステップに対応している。また、色情報取得部14およびステップS302は、形態1または2の色情報取得手段に対応し、ステップS302は、形態9、10、17、18、25または26の色情報取得ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、配色ルール解析部32およびステップS304〜S310,S324〜S330,S338は、形態1、2、6または7の配色ルール解析手段に対応し、ステップS304〜S310,S324〜S330,S338は、形態9、10、14、15、17、18、22、23、25、26、30または31の配色ルール解析ステップに対応している。また、配色ルール表示部34、表示装置64およびステップS312,S332は、形態1ないし3、7または8の配色ルール提示手段に対応し、ステップS312,S332は、形態9ないし11、15ないし19、23ないし27または31の配色ルール提示ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、イメージ語選択部36、入力装置60およびステップS322は、形態7のイメージ語選択手段に対応し、ステップS322は、形態15、23または31のイメージ語選択ステップに対応し、配色ルール選択部20、入力装置60およびステップS314は、形態3ないし5の配色ルール選択手段に対応し、ステップS314は、形態11ないし13、19ないし21、27ないし29の配色ルール選択ステップに対応している。また、配色修正部22およびステップS318,S200〜S214は、形態3ないし5の配色修正手段に対応し、ステップS318,S200〜S214は、形態11ないし13、19ないし21、27ないし29の配色修正ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、記憶装置62またはRAM54は、形態25または26の記憶部に対応し、CPU50は、形態25または26の演算部に対応している。
なお、上記第1および第2の実施の形態においては、配色ルール登録DB10,30の各配色ルールごとに配色ルールの適合可否を判定した後に、判定した配色ルールを表示するように構成したが、これに限らず、配色ルール登録DB10,30の各配色ルールごとに適合可否の判定および表示を行うように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、適合色群の色数が多い順に配色ルールを表示するように構成したが、これに限らず、配色ルール登録DB10,30でソートされている順に配色ルールを表示するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、配色修正した文書を構成する文書データを記憶装置62に格納することにより出力するように構成したが、これに限らず、他の装置やアプリケーションソフトウェアが読み込める形式で出力したり、プリンタやディスプレイなどに出力したりするように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、適合色群からなる配色パレットを表示するように構成したが、これに限らず、適合色群の近似色群からなる配色パレット、適用後色群からなる配色パレット、または適合色群、その近似色群若しくは適用後色群のなかから選択した色を組み合わせた色群からなる配色パレットを表示するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、配色ルールの名称を表示するように構成したが、これに代えて、配色ルールそのもの、または配色ルールの他の識別情報を表示するように構成することもできる。
また、上記第2の実施の形態においては、配色ルールをイメージ語と対応付けて配色ルール登録DB30に登録するように構成したが、これに限らず、文書の用途、方針その他の目的に関する情報、または文書のカテゴリに関する情報と対応付けて配色ルール登録DB30に登録するように構成することもできる。また、関連する配色ルール同士を直接対応付けて配色ルール登録DB30に登録するように構成することもできる。その構成として、例えば、次のような構成を提案することができる。
図18は、配色ルール登録DB30のデータ構造を示す図である。
配色ルール登録DB30には、図18に示すように、各配色ルールごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、図14のフィールド408に代えて、関連する配色ルールのシリアル番号を登録したフィールド410を含んで構成されている。
図18の例では、第1段目のレコードには、関連配色ルールのシリアル番号として「15、19」が登録されている。これは、配色ルール1,15,19が関連していることを示している。
配色ルール登録DB30が図18の内容である場合、図16の表示画面は、図19に示すようになる。
図19は、文書に施されている配色に適合する配色ルールを表示した表示画面である。
図19の表示画面では、「青系統を用いる」の配色ルール5について関連配色ルールが選択されている。配色支援装置100では、関連配色ルールの選択を受け取ると、配色ルール登録DB30の配色ルールを辿って配色ルール5の関連配色ルールが判定され、図20に示すように、判定された関連配色ルールが表示される。
図20は、文書に施されている配色に適合する配色ルールおよびその配色ルールに関連する配色ルールを表示した表示画面である。
図20の表示画面では、2階層まで辿った結果が表示されている。1階層目として、「青系統を用いる」の配色ルール5から、配色ルール8「色数を抑える」と配色ルール23「3色配色パターン」が検索される。次に、2階層目として、配色ルール8から配色ルール12「2色配色パターン」が検索され、配色ルール23から配色ルール8と配色ルール12が検索される。これで2階層たどり終わったので、ルールをリスト化すると、配色ルール8,12,23が関連配色ルールとして判定される。したがって、配色ルール8,12,13が配色ルール5の関連配色ルールとして表示される。
また、上記第2の実施の形態においては、索出した配色ルールの適用範囲を拡大し、取得した色情報に基づいて、文書に施されている色のうち適用範囲を拡大した配色ルールに適合する適合色群を判定し、索出した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称、適合色群からなる配色パレット、およびその配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて表示するように構成したが、これに限らず、ステップS326の処理を行わず、索出した各配色ルールごとに、その配色ルールの名称および適合色群からなる配色パレットを対応付けて表示するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、配色ルール登録DB10,30を配色支援装置100の外部装置として設けたが、これに限らず、配色ルール登録DB10,30をネットワーク上の任意の端末に設け、配色支援装置100とそれら端末とをネットワークで接続し、配色支援装置100がそれら端末のDB10,30を利用するように構成することもできる。同様に、文書データ入力部12、色情報取得部14、配色ルール解析部16,32、配色ルール表示部18,34、配色ルール選択部20、配色修正部22、文書データ出力部24およびイメージ語選択部36も複数のデバイスに分散して配置することができる。その構成として、例えば、次の7つの構成を提案することができる。
まず、第1の構成を説明する。
図21は、PC200およびディスプレイ202からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第1の機能ブロック図である。
PC200には、図21に示すように、ディスプレイ202が接続されている。
PC200は、色情報取得部14および配色ルール解析部16,32を有して構成され、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをディスプレイ202に出力する。
ディスプレイ202は、配色ルール表示部18,34を有して構成され、PC200から配色ルールを入力したときは、入力した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
なお、配色ルール登録DB10、文書データ入力部12、配色ルール選択部20、配色修正部22、文書データ出力部24およびイメージ語選択部36は設けなくてもよいし、設ける場合は、PC200、ディスプレイ202その他のデバイスに適宜設けることができる。以下、第4の構成において同じである。
次に、第2の構成を説明する。
図22は、PC200およびディスプレイ202からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第2の機能ブロック図である。
PC200には、図22に示すように、ディスプレイ202が接続されている。
PC200は、配色ルール登録DB10、文書データ入力部12、色情報取得部14および配色ルール解析部16,32を有して構成され、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをディスプレイ202に出力する。
ディスプレイ202は、配色ルール表示部18,34を有して構成され、PC200から配色ルールを入力したときは、入力した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
なお、配色ルール選択部20、配色修正部22、文書データ出力部24およびイメージ語選択部36は設けなくてもよいし、設ける場合は、PC200、ディスプレイ202その他のデバイスに適宜設けることができる。以下、第3、第5〜第7の構成において同じである。
次に、第3の構成を説明する。
図23は、PC200およびディスプレイ202からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第3の機能ブロック図である。
PC200には、図23に示すように、ディスプレイ202が接続されている。
PC200は、色情報取得部14および配色ルール解析部16,32のほか、メモリカードリーダ208としての文書データ入力部12と、CD−ROM206としての配色ルール登録DB10から配色ルールを読み取るCD−ROMリーダとを有して構成されている。そして、文書データ入力部12で読み取った文書データを色情報取得部14に出力し、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをディスプレイ202に出力する。また、配色ルール解析部16,32は、色情報取得部14で取得した色情報に基づいて、CD−ROMリーダで読み取った配色ルールのうち文書に施されている配色に適合する配色ルールを判定する。
ディスプレイ202は、配色ルール表示部18,34を有して構成され、PC200から配色ルールを入力したときは、入力した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
次に、第4の構成を説明する。
図24は、PC200、ディスプレイ202およびスキャナ204からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第1の機能ブロック図である。
PC200には、図24に示すように、ディスプレイ202およびスキャナ204が接続されている。
スキャナ204は、光学式読取部としての色情報取得部14を有して構成され、色情報取得部14で取得した色情報をPC200に出力する。
PC200は、配色ルール解析部16,32を有して構成され、スキャナ204から色情報を入力したときは、入力した色情報を配色ルール解析部16,32に出力し、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをディスプレイ202に出力する。
ディスプレイ202は、配色ルール表示部18,34を有して構成され、PC200から配色ルールを入力したときは、入力した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
次に、第5の構成を説明する。
図25は、PC200、ディスプレイ202およびスキャナ204からなる構成に本発明を適用した場合の機能概要を示す第2の機能ブロック図である。
PC200には、図25に示すように、ディスプレイ202およびスキャナ204が接続されている。
スキャナ204は、光学式読取部としての文書データ入力部12を有して構成され、文書データ入力部12で入力した文書データをPC200に出力する。
PC200は、配色ルール登録DB10、色情報取得部14および配色ルール解析部16,32を有して構成され、スキャナ204から文書データを入力したときは、入力した文書データを色情報取得部14に出力し、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをディスプレイ202に出力する。
ディスプレイ202は、配色ルール表示部18,34を有して構成され、PC200から配色ルールを入力したときは、入力した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
次に、第6の構成を説明する。
図26は、クライアント210およびサーバ212からなるネットワークシステムに本発明を適用した場合の機能概要を示す第1の機能ブロック図である。
ネットワークには、図26に示すように、クライアント210およびサーバ212が接続されている。
クライアント210は、文書データ入力部12および配色ルール表示部18,34を有して構成され、文書データ入力部12で入力した文書データをサーバ212に送信し、サーバ212から配色ルールを受信したときは、受信した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
サーバ212は、配色ルール登録DB10、色情報取得部14および配色ルール解析部16,32を有して構成され、クライアント210から文書データを受信したときは、受信した文書データを色情報取得部14に出力し、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをクライアント210に送信する。
次に、第7の構成を説明する。
図27は、クライアント210およびサーバ212からなるネットワークシステムに本発明を適用した場合の機能概要を示す第2の機能ブロック図である。
ネットワークには、図27に示すように、クライアント210およびサーバ212が接続されている。
クライアント210は、文書データ入力部12、色情報取得部14および配色ルール表示部18,34を有して構成され、色情報取得部14で取得した色情報をサーバ212に送信し、サーバ212から配色ルールを受信したときは、受信した配色ルールを配色ルール表示部18,34に出力する。
サーバ212は、配色ルール登録DB10および配色ルール解析部16,32を有して構成され、クライアント210から色情報を受信したときは、受信した色情報を配色ルール解析部16,32に出力し、配色ルール解析部16,32の解析で得られた配色ルールをクライアント210に送信する。
また、第8の構成として、FAXおよびサーバ212からなるネットワークシステムに適用することもできる。
FAXは、光学式読取部としての文書データ入力部12を有して構成され、文書データ入力部12で読み取った文書データをサーバ212に送信する。
サーバ212は、色情報取得部14、配色ルール解析部16,32および配色ルール表示部18,34を有して構成され、FAXから文書データを受信したときは、受信した文書データを色情報取得部14に出力する。
なお、FAXは、上記第6または第7の構成におけるクライアント210と同様の機能を有して構成することもできる。この場合、サーバ212もそれに対応して構成する。
また、第9の構成として、アプリケーション・ソフト専用機(キオスク端末)に適用することもできる。
また、第10の構成として、MFP(Multi Function Printer)に適用することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図4、図5および図15のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、図28に示すように、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM54に読み込んで実行するようにしてもよい。
図28は、記憶媒体およびそのデータ構造を示す図である。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。また、ネットワークを経由してそのプログラムをダウンロードして実行してもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る配色支援システム、配色支援プログラムおよび記憶媒体、並びに配色支援方法を、文書に配色を施してカラー文書を作成する際に、ユーザが配色を施す作業を支援するためのガイド情報を提供するとともに配色の修正を自動的に行う場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。

Claims (14)

  1. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援システムであって、
    前記文書を構成する文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得手段と、
    前記色情報取得手段で取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析手段と、
    前記配色ルール解析手段で判定した配色ルールを提示する配色ルール提示手段とを備えることを特徴とする配色支援システム。
  2. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援システムであって、
    配色を規定した配色ルールを記憶する配色ルール記憶手段と、
    前記文書を構成する文書データを入力する文書データ入力手段と、
    前記文書データ入力手段で入力した文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得手段と、
    前記色情報取得手段で取得した色情報に基づいて、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析手段と、
    前記配色ルール解析手段で判定した配色ルール、および前記配色ルール解析手段で判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示手段とを備えることを特徴とする配色支援システム。
  3. 請求項2において、
    前記配色ルール提示手段で提示した配色ルールのなかからいずれかの選択を入力させる配色ルール選択手段と、
    前記配色ルール選択手段で選択された配色ルールに基づいて、前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を修正する配色修正手段とを備えることを特徴とする配色支援システム。
  4. 請求項3において、
    前記配色ルール選択手段は、前記文書に施されている色のうち前記配色パレットの各色に対応するもの以外の色のなかから追加適用色を指定できるようになっており、
    前記配色修正手段は、前記配色ルール選択手段で選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群、および前記配色ルール選択手段で指定された追加適用色を修正するようになっていることを特徴とする配色支援システム。
  5. 請求項3および4のいずれか1項において、
    前記配色ルール選択手段は、前記配色パレットの各色のなかから非適用色を指定できるようになっており、
    前記配色修正手段は、前記配色ルール選択手段で選択された配色ルールに基づいて、前記適合色群のうち前記配色ルール選択手段で指定された非適用色に対応するもの以外の色を修正するようになっていることを特徴とする配色支援システム。
  6. 請求項2ないし5のいずれか1項において、
    前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをグループ化して記憶するようになっており、
    前記配色ルール解析手段は、前記配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および当該配色ルールと同一のグループに属する他の配色ルールを判定するようになっていることを特徴とする配色支援システム。
  7. 請求項6において、
    前記配色ルール記憶手段は、前記配色ルールをイメージ語と対応付けて記憶するようになっており、
    前記配色ルール提示手段は、前記配色ルール、前記配色パレット、および当該配色ルールに対応するイメージ語を対応付けて提示するようになっており、
    前記配色ルール提示手段で提示したイメージ語のなかからいずれかの選択を入力させるイメージ語選択手段を備え、
    前記配色ルール解析手段は、前記イメージ語選択手段で選択されたイメージ語に対応する他の配色ルールを前記配色ルール記憶手段から検索するようになっていることを特徴とする配色支援システム。
  8. 請求項2ないし7のいずれか1項において、
    前記配色ルール提示手段は、前記配色ルールおよび前記配色パレットの各色をそれぞれ異なる方向に配列することにより前記配色ルールおよび前記配色パレットを対応付けて提示するようになっていることを特徴とする配色支援システム。
  9. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムであって、
    前記文書を構成する文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
    前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析ステップと、
    前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルールを提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする配色支援プログラム。
  10. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムであって、
    前記文書を構成する文書データを入力する文書データ入力ステップと、
    前記文書データ入力ステップで入力した文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
    前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、配色を規定した配色ルールを記憶した配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析ステップと、
    前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルール、および前記配色ルール解析ステップで判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする配色支援プログラム。
  11. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記文書を構成する文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
    前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析ステップと、
    前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルールを提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  12. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記文書を構成する文書データを入力する文書データ入力ステップと、
    前記文書データ入力ステップで入力した文書データに基づいて、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
    前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、配色を規定した配色ルールを記憶した配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析ステップと、
    前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルール、および前記配色ルール解析ステップで判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  13. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援方法であって、
    演算部が、記憶部に読み込まれかつ前記文書を構成する文書データに対して、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
    前記演算部が、前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、または当該配色ルールに関連する配色ルールを判定する配色ルール解析ステップと、
    前記演算部が、前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルールを提示する配色ルール提示ステップとを含むことを特徴とする配色支援方法。
  14. 文書に配色を施す作業を支援する配色支援方法であって、
    前記文書を構成する文書データを記憶部に入力する文書データ入力ステップと、
    演算部が、前記文書データ入力ステップで入力した文書データに対して、前記文書に施されている色に関する色情報を取得する色情報取得ステップと、
    前記演算部が、前記色情報取得ステップで取得した色情報に基づいて、配色を規定した配色ルールを記憶した配色ルール記憶手段の配色ルールのうち前記文書に施されている配色に適合する配色ルール、および前記文書に施されている色のうち当該配色ルールに適合する適合色群を判定する配色ルール解析ステップと、
    前記演算部が、前記配色ルール解析ステップで判定した配色ルール、および前記配色ルール解析ステップで判定した適合色群、その近似色群またはそれら色を組み合わせた色群からなる配色パレットを対応付けて提示する配色ルール提示ステップとを含むことを特徴とする配色支援方法。
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