JPWO2005101090A1 - カラーホイール装置およびこれを用いたプロジェクタ - Google Patents

カラーホイール装置およびこれを用いたプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 機械的に複雑な機構を用いることなく、複数の表示モードに対応した設定を行うことができるカラーホイール装置を提供する。【解決手段】 カラーホイール装置1は、円周方向に白色102、104、赤色106、緑色108および青色110の透過領域を有し、軸を中心に回転される第1のカラーホイール10と、円周方向に白色202、204、赤色206、緑色208および青色210の透過領域を有し、第1のカラーホイールと同軸で回転される第2のカラーホイール20と、第1、第2のカラーホイール10、20の相対的位置を選択する選択手段とを有し、第1および第2のカラーホイール10、20を回転させ、第1のカラーホイール10側から光を入射させ、第2のカラーホイール20から光を出射させる。【選択図】 図3

Description

本発明は、空間変調デバイスを用いたプロジェクタに関し、特にDMD(Digital Micro-mirror Device)を用いたDLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタに関する。
空間変調デバイスとして、DMDや液晶デバイスを利用し、カラー画像を表示するプロジェクタが実用化されている。DMDを利用したDLP方式のプロジェクタは、半導体素子からなるDMDに光を照射し、その反射光をレンズ等で拡大投影してカラー画像の表示を行うものである。
DLP方式のプロジェクタは、本出願人より例えば特許文献1に開示されている。図19に示すように、白色光源51からの光は楕円ミラー52によって反射され、その反射光が回転自在なカラーホイール53に入射される。カラーホイール53は、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のカラーフィルターが周方向に配置した透過型フィルターである。カラーホイールを透過した光は、コンデンサレンズ1と、折り返しミラーとしての球面ミラー2によって反射され、DMD56に高角度で入射される。DMD56に入射された光のうち、オン状態のピクセルで反射された光が投影レンズ57を介してスクリーン58上に表示される。カラーホイール53からはR、G、Bの光が順次透過され、これと同期するタイミングでDMDのピクセルが駆動され、時分割的なカラー画像の表示が行われる。
また、特許文献2は、このようなシーケンシャルカラーフィルターを配列したカラーホイールを移動することで、表示画像の輝度を改善するプロジェクタを開示している。カラーホイールの移動により、照明光源からのビームのすべてをカラーホイールに透過させたり、その一部を透過させたりしている。図20(a)に示すように、カラーホイールには、R、G、Bのカラーフィルターが配列され、カラーホールは回転軸と直交する方向に移動する。これにより、カラーホイールへの入射ビーム位置がA、B、Cと可変され、カラーモードまたは白黒モード(あるいはグレイスケール)の投射画像の表示を可能としている。特に、輝度を優先するような場合には、白黒モードでの表示を実現している。また、図20(b)に示すように、カラーホイールの最外周に、R’、G’、B’の異なるカラーフィルターの配列パターンを追加し、その色比率を異ならせることで、さまざまなカラーバランスや白色ポイントを選択できるようにしている。
さらに、カラーホイールのすべての領域を3原色のフィルターにより構成する場合、その明るさが不足しがちとなる。これを回避するために、3原色フィルターに加えて、光源からの白色光をそのまま透過するフィルターが形成されたカラーホイールが使用されている。しかし、カラーホイールに部分的に白色光を透過させる領域を設けると、カラーコントラストが減少してしまう。このような課題を解決するために、本出願人は、先に特願2003−90290号を出願している。この出願では、図21に示すように、カラーフィルターの色比率の異なる2つのカラーホイールW1、W2を用意し(例えば一方のカラーホイールW1がR、G、Bの3原色のカラーフィルターから構成され、他方のカラーホイールW2が、これに白色光のカラーフィルターを追加している)、いずれかのカラーホイールを、回転軸と直交する方向S1、S2に移動させ、投影映像に応答して使用するものである。
さらに本出願人は、色再現性やカラーコントラストの低下を抑制する発明として、特許文献3ないし5を開示している。特許文献3は、カラーホイールの位置を可変にすることで、照度や色合いを調整することが可能なプロジェクタを開示している。特許文献4は、カラーフィルターを、3原色のうちの1色を透過させて他の2色を反射させる外周フィルターと、外周フィルターを透過した1色を反射させると共に外周フィルターにより反射した2色のうち1色を透過させて他の1色を反射させる内周フィルターとにより構成し、内周フィルターにより反射した1色と、内周フィルターを透過した2色のうちの1色をDMDに入射させるものである。これにより、DMDに入射する赤色光の割合を多くして演色性を高めている。特許文献5は、カラーホイールを移動するための移動機構を備え、カラーホイールの位置を可変してフルカラー表示と白黒表示とを選択できるプロジェクタを開示している。
特許3121843号 特開平9−163391号 特開2003−307705号 特開2003−302598号 特開2003−241305号
しかしながら、従来のプロジェクタには次のような課題がある。例えば特許文献2、特願2003−90290号および特許文献3では、カラーホイールを移動させるための切換え機構が必要となり、装置が複雑化してしまう。特に、切換えをマニュアルで行うような場合、プロジェクタを天井に吊るしてホームシアターに利用するとき、手が届かず、操作性に困難をきたすことがある。また、特許文献4の場合、カラーホイールの内周と外周にそれぞれパターンの異なるフィルターを配列させるため、カラーホイールの製造が容易ではなく、コスト高となってしまう。
本発明は、上記従来の課題を解決し、機械的に複雑な機構を用いることなく、複数の表示モードに対応した設定の切替えを容易に行うことができるカラーホイール装置を提供することを目的とする。
さらに本発明は、上記したカラーホイール装置を利用し、投射映像の明るさの設定や色合いの設定を調整可能なプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係るカラーホイール装置は、円周方向に白色、赤色、緑色および青色の透過領域を有し、軸を中心に回転される第1のカラーホイールと、円周方向に白色、赤色、緑色および青色の透過領域を有し、第1のカラーホイールと同軸で回転される第2のカラーホイールと、第1、第2のカラーホイールの相対的位置を選択する選択手段とを有し、第1および第2のカラーホイールを回転させ、第1のカラーホイール側から光を入射させ、第2のカラーホイールから光を出射させるものである。
好ましくは第1のカラーホイールは、複数の白色の透過領域を含み、複数の白色の透過領域の内の1つが、他のいずれの透過領域よりも大きい。また、第2のカラーホイールは、複数の白色の透過領域を含み、複数の白色の透過領域の内の1つが、他のいずれの透過領域よりも大きい。
好ましくは第1、第2のカラーホイールにおいて、複数の白色の透過領域の間に、赤色、青色または緑色のいずれか1つの透過領域が配置されている。
好ましくは選択手段が第1の相対的位置を選択したとき、第1および第2のカラーホイールにより合成された透過領域は、白色、赤色、緑色および青色であり、第2の相対的位置が選択されたとき、第1および第2のカラーホイールにより合成された透過領域は、赤色、緑色および青色である。好ましくは第2の相対的位置が選択されたとき、赤色の合成された透過領域が他の色の合成された透過領域よりも大きい。これにより赤色の透過割合を高くすることができる。
好ましくは第1、第2のカラーホイールは、中心角度が125度、55度、70度、55度、55度で構成される透過領域を有し、125度の中心角度で構成される透過領域は白色である。
好ましくは選択手段は、第1または第2のカラーホイールの少なくとも一方を位置決めするための位置決め手段を含む。さらに選択手段は、第1または第2のカラーホイールが第1の方向に回転されたとき第1の相対的位置を選択し、第1の方向と反対の第2の方向に回転されたとき第2の相対的位置を選択する。例えば、第1または第2のカラーホイールの軸に連結されたモータの回転方向を異ならせることにより行われる。
本発明に係る照明光学系は、上記カラーホイール装置と、カラーホイール装置に対して光を入射させる光源とを有する。また、本発明に係るプロジェクタは、上記カラーホイール装置と、カラーホイール装置に対して光を入射させる光源と、カラーホイール装置から透過された光を変調する変調手段と、変調手段によって変調された光を投射する投射手段とを有する。
好ましくはプロジェクタはさらに、複数の表示モードから1つの表示モードを選択するための入力手段を含み、前記選択手段は、前記入力手段からの入力に応答して、第1、第2のカラーホイールの相対的位置を選択する。なお変調手段は、DMDまたは液晶デバイスを含むものである。
本発明に係るカラーホイール装置によれば、カラーフィルターの配列の異なる第1、第2のカラーホイールを同軸上において組み合わせ、両者の相対的な位置を選択することによって、全体の色比率を簡単に変更することができる。このため、従来のように、カラーホイールをその回転軸と直交する方向に移動させるための複雑な機構等は不要となり、低コスト、小型化に適したカラーホイール装置を提供することができる。さらに、このようなカラーホイール装置をプロジェクタのような投射型画像表示装置に適用すれば、簡単な構成にて、投射映像の明るさや色合いの調整、表示モードの変更を行うことができる。
本発明に係るカラーホイール装置は、好ましくはDLP方式のプロジェクタにおいて用いられる。以下、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例に係るカラーホイール装置の概要を示す図である。同図において、カラーホイール装置1は、第1のカラーホイール10と、これと同軸上に取付けられる第2のカラーホイール20と、第1、第2のカラーホイールを収容する本体ケース30と、第1、第2のカラーホイールの軸受けと結合されるモータ40(図5を参照)と、モータ40を駆動する駆動回路50と、第1、第2のカラーホイールの相対的位置を選択する選択手段とを含んで構成される。本体ケース30には、切欠部32が形成され、光源からの白色光が切欠部32を介して第1のカラーホイール10に入射され、かつ第2のカラーホイール20側から出射される。
図2(a)、(b)に、第1、第2のカラーホイールの平面図を示す。第1のカラーホイール10は、円形状の薄板のガラス材から構成され、その中央部には円形状の貫通孔12が形成される。貫通孔12は、モータ40の回転軸と結合される軸受け部となる。さらに、軸受け部12の外周において、その円周方向に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)および白色(W)の透過領域が形成されている。R、G、Bの透過領域は、例えば、ガラス材の表面に、R、G、Bの光を透過するフィルターをコーティングして形成される。白色の透過領域は、特に、フィルターをコーティングする必要はなく、光源からの白色光がそのままガラス材を透過するようにする。
第1のカラーホイール10は、2つのWの透過領域102、104と、単一のR、G、Bの透過領域106、108、110とを有している。Wの透過領域102は、回転中心に関する内角(中心角)が125度であり、Wの透過領域104は、内角が55度である。Wの透過領域102と104との一方の間に、Rの透過領域106とBの透過領域110が配置され、Rの透過領域106の内角が70度、Bの透過領域110の内角が55度である。さらに、Wの透過領域102と104の他方の間にGの透過領域108が配置され、この内角が55度である。
第2のカラーホイール20は、第1のカラーホイール10と略同一サイズの直径を有し、その中央部に貫通孔よりなる軸受け部22が形成されている。軸受け部22の外周において、2つのWの透過領域202、204と、単一のR、G、Bの透過領域206、208、210とを有している。Wの透過領域202は、回転中心に関する内角(中心角)が125度であり、Wの透過領域204は、内角が55度である。Wの透過領域202と204との一方の間に、Rの透過領域206とGの透過領域208が配置され、Rの透過領域206の内角が70度、Gの透過領域208の内角が55度である。さらに、Wの透過領域202と204の他方の間にBの透過領域210が配置され、この内角が55度である。このように、第2のカラーホイール20は、第1のカラーホイール10と透過領域の配列パターンを異にしている。
第1、第2のカラーホイール10、20は、選択手段によって相対的位置を選択される。好ましくは、選択手段は、モータ40の回転方向を正転または逆転させることで相対的位置を選択する(これについては後述する)。但し、このような選択方法以外にも、例えば、第1のカラーホール10をモータ40の軸に固定し、第1のカラーホイール10と相対的な位置で第2のカラーホイールを機械式に固定するようにしてもよい。あるいは、第1、第2のカラーホイール10、20を、個別のモータを用いて回転させるようにし、両カラーホイールの相対的角度差が生じるように同速度で回転させるようにしてもよい。
本実施例では、第1の相対的位置と第2の相対的位置の2つの相対的位置を含み、この2つの相対的位置から1つが選択される。図2(a)に示すように、第1のカラーホイール10のWの透過領域102とGの透過領域108の境界線L1が垂直となる位置を基準位置とする。また、図2(b)に示すように、第2のカラーホイール20のWの透過領域202とGの透過領域208の境界線L2が垂直となる位置を基準位置とする。
第1の相対的位置は、図3(a)、(b)に示すように、第1のカラーホイール10が基準位置にあって、第2のカラーホイール20の境界線L2が基準位置から反時計方向に25度回転された位置である。第2の相対的位置は、図4(a)、(b)に示すように、第1のカラーホイール10が基準位置にあって第2のカラーホイール20が時計方向に125度回転された位置である。勿論、第2のカラーホイール20を基準位置にし第1のカラーホイール10を回転させても同様である。
第1の相対的位置が選択された場合、第1および第2のカラーホイールにより合成された色比率は、図3(c)に示すように、W、R、G、B、が略均等に配列された状態となる。Wの透過領域の内角は100度、緑色の透過領域の内角は80度、赤色の透過領域の内角は100度、青色の透過領域の内角は80度となる。一方、第2の相対的位置が選択された場合、第1および第2のカラーホイールにより合成された色比率は、図4(c)に示すように、R、G、B、R、G、Bが配列された状態となる。各赤色の透過領域の内角は75度、各緑色の透過領域の内角は55度、各青色の透過領域の内角は55度となる。図3(c)の場合および図4(c)の場合のいずれにおいても、赤色の透過領域が青色または緑色の透過領域よりも大きくなっている。
図5は、カラーホイール装置への光の入射と出射との関係を示す図である。
光源からの白色光、すなわち入射光Iは、第1、第2のカラーホイール10、20を順に透過する。従って、カラーホイール装置1からは、第1、第2のカラーホイールにより合成された色比率に応じた透過光Tがシーケンシャルに出力される。第1の相対的位置が選択された場合、透過光Tは、カラーホイールの1回転につきW、R、G、Bの透過光Tが出射される。このため、比較的明るい照明光となる。一方、第2の相対的位置が選択された場合、カラーホイールの1回転につきR、B、G、R、G、Bの透過光Tとなる。このため比較的演色が豊かな照明光となる。
次に、本実施例の好ましい選択手段(位置決め手段)の構成を図6に示す。同図に示すように、第1のカラーホイール10の裏面側(第2のカラーホイールと対向する側)には、円柱状の突出したピン60が形成されている。ピン60は、軸受け部12とフィルター間の領域に配置することができる。他方、第2のカラーホイール20には、ピン60を挿入するための位置決め開口70が形成されている。位置決め開口70は、軸受け部22とフィルター領域との間にあって、回転軸と同心円状の円弧状のスロットである。第1、第2のカラーホイール10、20が同軸上に取付けられたとき、ピン60が位置決め開口70内に挿入され、第1のカラーホイールを正転または逆転させることにより、第1の相対的位置または第2の相対的位置が選択される。
位置決め開口70の円周方向の長さは、第2のカラーホイール20が第1のカラーホイール10に対して相対移動する距離に対応する。例えば、図3に示す第1の相対的位置が選択されるとき、第2のカラーホイール20が第1のカラーホイール10に対して反時計方向に25度だけ回転され、図4に示す第2の相対的位置が選択されるとき、第2のカラーホイール20が第1のカラーホイール10に対して時計方向に125度だけ回転されている。つまり、第1の相対的位置から第2の相対的位置へ切り替えるには、第2のカラーホイール20を第1のカラーホイール10に対して150度回転できるようにすればよく、位置決め開口70の円周方向の長さは150度の内角に対応する。
さらに、第2のカラーホイール20の位置決め開口70に近接して、風圧受け部材80が取付けられる。好ましくは、風圧受け部材80は、半径方向に延びる板状の突起からなる。第2のカラーホイール20が回転するときに、風圧受け部材80が風圧を受けることで、ピン60が位置決め開口70のいずれか一方の端部に押圧される。
モータ40の回転軸に第1、第2のカラーホイール10、20を取り付け、図1に示す駆動回路50によりモータ40の回転軸を正転させる。第1のカラーホイール10が正転すると、ピン60が位置決め開口70の一方の端部に接触し、第2のカラーホイール20も正転される。第2のカラーホイール20が風圧受け部材80により抵抗を受けるため、第1のカラーホイール10は、第2のカラーホイール20から一定の負荷を受けた状態で回転される。これにより、第2のカラーホイール20は第1のカラーホイール10から離脱することなく、ピン60が位置決め開口70の一方の端部と位置決めされた状態を保ちながら、両カラーホイールが正転される。このとき、第1、第2のカラーホイールは、第1の相対的位置の関係にある。図7(a)は、第1の相対的位置が選択されたときの合成された透過光T1のパターンを示している。なお、W1、W2は、第1、第2のカラーホイールの透過光である。
第1の相対的位置から第2の相対的位置への切換えを行う場合には、駆動回路50によりモータ40の回転軸を逆転させる。第1のカラーホイール10が逆転されると、ピン60が位置決め開口70の一方の端部から離脱し、150度回転した後、他方の端部に接触し、第2のカラーホイール20も逆転する。そして、上記と同様に風圧受け部材80により、ピン60と位置決め開口70の他方の端部との間に一定の力が加えられた状態で両カラーホイールが回転される。このとき、第1、第2のカラーホイールは、第2の相対的位置の関係にあり、合成された透過光T2のパターンは図7(b)に示すようになる。
このように、モータ40の回転方向を切り替えることで、第1のカラーホイール10に対する第2のカラーホイール20の相対的な位置を切替え、かつ、その位置決め状態を保持させ、カラーホイール装置の色比率を変更することができる。
なお両カラーホイールを位置決めするに際し、風圧受け部材80は必ずしも必須ではない。風圧受け部材80を設けなくても、カラーホイール自身の重量等により、第2のカラーホイール20が第1のカラーホイール10を追従し、そこから離れなないようにしてもよい。
位置決め手段は、上記以外の構成を用いることも可能である。例えば、第1のカラーホイール10をモータ40の回転軸に固定し、第2のカラーホイール20を回転軸に対して一定の摩擦力を持って摺動自在に固定する。第2のカラーホイール20の位置決めを行うとき、ピン60が位置決め開口70の端部に当接するまで、第2のカラーホイール20を上記摩擦力を超える一定の力でもって回転させる。この場合、第2のカラーホイール20の移動は手動によって行われるが、その代わりに、モータ40を時計方向と反時計方向に回転させて、色比率を切替える必要はない。
さらに、ピン60と位置決め開口70を利用して第2のカラーホイール20を第1のカラーホイール10へ位置決めした後に、両者をネジ等によって固定し、その後、モータによって回転させてもよい。
次に、本発明の第2の実施例に係るカラーホイール装置について説明する。図8(a)、(b)に、第1、第2のカラーホイールの平面図を示す。第1のカラーホイール10は、軸受け部12の外周において、その円周方向に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)および白色(W)の透過領域が形成されている。第1のカラーホイール10では、R、G、B、Wの透過領域、すなわちカラーフィルターの面積がそれぞれ等しい。言い換えれば、R、G、B、Wの透過領域は、その回転中心に関して内角が90度となるような扇形の面積を有している。
第2のカラーホイール20は、実質的に第1のカラーホイール10と同様の構成であるが、透過領域のパターンを異にしている。つまり、第2のカラーホイール20は、軸受け部22の外周において、第1の色の透過領域224と、白色の透過領域226とを有する。第1の色の透過領域224は、R、G、Bのいずれかであっても良いが、ここでは、赤色とする。赤色の透過領域224は、第1のカラーホイール10の赤色の透過領域と同一面積を有する。従って、第1の色の透過領域224以外が白色の透過領域226となる。
図9および図10は、第1、第2のカラーホイールが組み合わされたときの色比率の変化を説明する図である。図9は、第1のカラーホイール10のRの透過領域と、第2のカラーホイール20のRの透過領域224とを完全に重複させて回転するときの例である。光源からの白色光、すなわち入射光Iは、第1、第2のカラーホイールに順に透過する。このとき、第2のカラーホイール20の白色の透過領域226が、第1のカラーホイール10のW、G、Bの透過領域と完全に一致し、かつ、赤の透過領域224がRの透過領域と完全に一致するため、第2のカラーホイール20を組み合わせたことによって第1のカラーホイールの色比率に変化は生じない。すなわち、第1のカラーホイール10に入射された入射光Iは、第2のカラーホイール20側から、W、G、R、Bの透過光Tとしてシーケンシャルに出力される。
図10は、第1のカラーホイール10のWの透過領域と、第2のカラーホイール10のRの透過領域224とを完全に重複させて回転するときの例である。この場合には、第2のカラーホイール20を図9の状態から180度回転させた位置に固定する。この組み合わせにより、カラーホイール装置の全体の色比率は、あたかもカラーホイール10Aのようになり、すなわち、色比率が、R、G、R、Bに変更される。このため、図9のときよりも、透過光Tの明るさは低下するが、赤成分の色合いが高くなる。
このように第1、第2のカラーホイールを組み合わせることで、図9に示すようW、G、B、Rの透過光、または図10に示すようなR、G、B、Rの透過光を選択することが可能となる。
第2の実施例では、第2のカラーホイール20の第1の色の透過領域224が、第1のカラーホイールのRの透過領域と同一としたが、必ずしもこれに限定するものではない。例えば、図11(a)に示すように、第1の色の透過領域222を、Gの透過領域としてもよい。この場合には、第1のカラーホイール10に対して第2のカラーホイール20を相対的に90度ずらすことで、W、G、B、RまたはG、G、R、Bの色比率とすることができる。
さらに第2の実施例では、第1のカラーホイールにおいて、W、G、R、Bの割合を均等としているが、勿論、これに限る必要はない。例えば、図11(b)に示すように、W、G、R、Bの割合を異ならせてもよい。但し、第2のカラーホイール20の第1の色の透過領域224をRとしたならば、第1のカラーホイール10のWとRの透過領域の面積を等しくすることが望ましい。
次に、第2の実施例における第1、第2のカラーホイールを回転させるときの両者の位置決め手段について説明する。第1の実施例のときと同様に、図12に示すように、第1のカラーホイール10の裏面側(第2のカラーホイールと対向する側)には、円柱状の突出したピン60が形成される。
他方、第2のカラーホイール20には、位置決め開口70が形成され、第1、第2のカラーホイールが同軸上に取付けられたとき、位置決め開口70内にピン60が挿入される。位置決め開口70は、軸受け部22とカラーフィルター領域との間にあって、回転中心と同心円を描くような扇状のスロットに成形される。
位置決め開口70の円周方向の長さは、第2のカラーホイール20が第1のカラーホイール10に対して相対移動する距離に対応する。例えば、図9および図10の例では、第2のカラーホイール20は、第1のカラーホイール10に対して、180度の角度を移動するが、この場合には、位置決め開口70は、180度の角度に相当する長さを有することになる。また、図11(a)に示す例では、第2のカラーホイール20は、第1のカラーホイール10に対して90度の角度で相対的移動をするため、位置決め開口部70は、90度に対応する長さを有することになる。図12の例は、第2のカラーホイール20を90度移動させる例である。
第2の実施例でも、風圧受け部材80を利用して、第2のカラーホイール20を第1のカラーホイール10に位置決め固定する。図1に示す駆動回路50によりモータ40の回転軸を時計方向に回転または正転させる。これにより第1のカラーホイール10が時計方向に回転され、ピン60が位置決め開口70の一方の端部と接触し、第2のカラーホイール20が時計方向に回転される。このとき、第2のカラーホイール20は、風圧受け部材80により抵抗を受けるため、第1のカラーホイール10は、第2のカラーホイール20から一定の負荷を受けた状態で回転される。従って、第2のカラーホイール20は第1のカラーホイール10から離脱することなく、突起60が一方の端部と接触した状態を保ちながら、両カラーホイールが回転される。
カラーホイールの色比率を変更する場合には、駆動回路50によりモータ40の回転軸を反時計方向に回転または逆転させる。これにより第1のカラーホイール10が反時計方向に回転され、その結果、突起60が位置決め開口70の一方の端部から離脱し、他方の端部に接触する。そして、上記と同様に、風圧受け部材80により、ピン60と位置決め開口70の他方の端部との間に一定の力が加えられた状態で両カラーホイールが回転される。
第2の実施例においても、モータ40の回転方向を切り替えることで、第1のカラーホイール10に対する第2のカラーホイール20の相対的な位置を変更し、かつ、その位置決め状態を保持させ、カラーホイール装置の色比率を変更することができる。
上記位置決め手段において、風圧受け部材80は必ずしも必須ではない。風圧受け部材80を設けなくても、カラーホイール自身の重量等により、第2のカラーホイール20が第1のカラーホイール10を追従し、そこから離れないようにしてもよい。
図12に示す位置決め手段では、風圧受け部材80を一つ設けた例を示したが、これに限らず、円周方向に複数の数を設けるようにしてもよい。この場合、均等な間隔で配置されるようにしてもよい。これにより、第1、第2のカラーホイールを回転させるときのバランスを良くすることができる。
次に、第2のカラーホイールの構成例について説明する。図13は、第2のカラーホイールの軸受け部12に結合されるベース部材250を示す図である。ベース部材250は、ステンレス等の金属から構成される環状部材であって、その中心に軸穴252が形成されている。また、軸穴252と同心に、高さH1だけ突出した平面を有するリング部254が形成されている。リング部254の内径はD1である。さらに、リング部254の外側の180度対向する位置に、一対の穴256が形成されている。一対の穴256は、ここには図示しないが、カラーフィルターを有するガラス基材をベース部材250に取り付けるときの位置決め固定用の穴として機能する。
図14に、位置決めベース部材を示す。位置決めベース部材260は、ステンレス等の金属から構成される環状の部材であって、その中心に軸穴262が形成されている。さらに、軸穴262を含む中央部には、高さH2、外形D2の突出部264が形成されている。突出部264の外形D2は、リング部254の内径D1よりも僅かに小さく、その高さH2はH1よりも大きく、突出部264がリング部254内に挿入されるようになっている。また、突出部264の外周には、一対の位置決め開口70が形成されている。位置決め開口70は、それぞれ、90度の角度で広がるように扇形のスロットに成形される。
図15に、風圧受けプレートを示す。風圧受けプレート270は、ステンレス等の金属からなり、一対の直立した突起面272を有する。突起面272は、それぞれ180度対向する位置において、プレートの一部に形成された切欠部を直角に折り曲げることによって形成される。また、中央には開口274が形成され、位置決めベース部材260の突出部264が開口274内に挿入される。
図16は、ベース部材250と位置決めベース260を固定するための固定ピンを示す。固定ピン280は、ベース部材250の軸穴252および位置決めベース260の軸穴262内に挿入され、かしめ等によって両者を固定する。第1のカラーホイールはここには図示していないが、第1のカラーホイールには、位置決め開口70内に挿入される一対の突起が設けられ、突起を位置決め開口70内に挿入することで、第1、第2のカラーホイール間の位置決めが行われる。
次に、本発明のカラーホイール装置をプロジェクタに適用した図を図17に示す。同図に示すように、ランプ300は、放電ランプ302およびリフレクター304を含み、リフレクター304によって集光された光は、ライトトンネル306(または光インテグレータ)に入射される。入射した光線束は、ライトトンネル306においてほぼ均一な照度の光線束となって出射され、カラーホイール装置1に入射される。
第1、第2のカラーホイール10、20は、モータ40によって回転され、光線束が回転する第1、第2のカラーホイール10、20に略垂直に入射する。モータ40が正転であれば、第1の相対的位置が選択され、モータ40が逆転であれば第2の相対的位置が選択される。
カラーホイール装置1の透過光は、集光レンズ310、第1のミラー312、第2のミラー314を介して、DMD320を照明する。DMD320の各ピクセルの動作は、カラーホイールの回転に同期して駆動される。DMD320のオン状態のミラーによって反射された光は、投影レンズ330によって拡大され、スクリーン上に映し出される。
図18は、プロジェクタの電気的構成を示すブロック図である。プロジェクタ400は、アナログ画像入力信号またはデジタル画像入力信号402を処理し、DMDの画素数に対応するフォーマットプレーンを有するRGBデジタル画像データを生成する前処理部410と、前処理部410からのデジタル画像データに基づきDMD320の駆動等を制御する制御部420と、ランプ300の駆動を制御するランプ駆動回路430と、カラーホイール装置1のモータの回転を制御するカラーホイール駆動部440と、DMD320と、カラーホイール装置1からの光をDMD320に照射する光学系450(図17の集光レンズ310、第1のミラー312、第2のミラー314)と、DMD320からの反射光を拡大しスクリーン上に表示させる投影光学系(図17の投影レンズ330)460と、入力部470とを備えている。
入力部470は、例えば、ユーザからの表示モードの指示を受け付け、その指示に対応するようにカラーホイール装置1を制御することができる。例えば、ユーザが明るさを重視する表示モードを指示した場合、制御部420は、カラーホイール駆動部440を介してモータ40を正転させる制御をし、第1の相対的位置が選択されるようにする。また、演色等の色合いを重視する表示モードを指示した場合、制御部420は、モータ40を逆転させる制御をし、第2の相対的位置が選択されるようにする。
本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明に係るカラーホイール装置は、光源からの白色光から所望の波長の光を分離する照明光学系、DMDや液晶等の空間変調デバイスを利用したプロジェクタ等の画像表示装置において利用することができる。
本発明の実施例に係るカラーホイール装置の外観を示す図である。 カラーホイール装置に使用される第1、第2のカラーホイールを説明する図である。 第1のカラーホイールと第2のカラーホイールが第1の相対的位置にあるときの合成された色比率の変化を説明する図である。 第1のカラーホイールと第2のカラーホイールが第2の相対的位置にあるときの合成された色比率の変化を説明する図である。 カラーホイール装置への入射光Iと透過光Tとの関係を示す図である。 第1、第2のカラーホイールの選択手段の構成例を示す図である。 図7(a)は第1の相対的位置が選択されたときの透過光T1のパターンを示す図、7(b)は第2の相対的位置が選択されたときの透過光T2のパターンを示す図である。 本発明の第2の実施例に係るカラーホイール装置に使用される第1、第2のカラーホイールを説明する図である。 第2の実施例における第1のカラーホイールと第2のカラーホイールを組み合わせたときの色比率の変化を説明する図である。 第2の実施例における第1のカラーホイールと第2のカラーホイールを組み合わせたときの色比率の変化を説明する図である。 第2の実施例における第1、第2のカラーホイールの他の例を示す図である。 第1、第2のカラーホイールの位置決め手段を説明する図である。 第2のカラーホイールに用いられるベース部材であって、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)は背面図、同図(d)はA−A線断面図である。 第2のカラーホイールに用いられる位置決めベース部材であって、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)は背面図、同図(d)はA−A線断面図である。 第2のカラーホイールに用いられる風圧受けプレートであって、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)は正面図である。 ベース部材および位置決めブース部材を固定するための固定ピンを示し、同図(a)は側面図、同図(b)は正面面、同図(c)はA−A線断面図である。 本実施例のカラーホイール装置を適用したプロジェクタの光学系を示す図である。 プロジェクタの電気的な構成を示すブロック図である。 従来のプロジェクタを説明する図である。 従来のプロジェクタを説明する図である。 従来のプロジェクタを説明する図である。
符号の説明
1:カラーホイール装置
10:第1のカラーホイール
20:第2のカラーホイール
30:本体ケース
40:モータ
50:駆動回路
60:ピン
70:位置決め開口
80:風圧受け部材
102、104、202、204:Wの透過領域
106、206:Rの透過領域
108、208:Gの透過領域
110、210:Bの透過領域

Claims (16)

  1. 円周方向に白色、赤色、緑色および青色の透過領域を有し、軸を中心に回転される第1のカラーホイールと、
    円周方向に白色、赤色、緑色および青色の透過領域を有し、第1のカラーホイールと同軸で回転される第2のカラーホイールと、
    第1、第2のカラーホイールの相対的位置を選択する選択手段とを有し、
    第1および第2のカラーホイールを回転させ、第1のカラーホイール側から光を入射させ、第2のカラーホイールから光を出射させる、カラーホイール装置。
  2. 第1のカラーホイールは、複数の白色の透過領域を含み、複数の白色の透過領域の内の1つが、他のいずれの透過領域よりも大きい、請求項1に記載のカラーホイール装置。
  3. 第2のカラーホイールは、複数の白色の透過領域を含み、複数の白色の透過領域の内の1つが、他のいずれの透過領域よりも大きい、請求項1に記載のカラーホイール装置。
  4. 第1、第2のカラーホイールにおいて、複数の白色の透過領域の間に、赤色、青色または緑色のいずれか1つの透過領域が配置されている、請求項2または3に記載のカラーホイール装置。
  5. 前記選択手段が第1の相対的位置を選択したとき、第1および第2のカラーホイールにより合成された透過領域は、白色、赤色、緑色および青色であり、第2の相対的位置が選択されたとき、第1および第2のカラーホイールにより合成された透過領域は、赤色、緑色および青色である、請求項1ないし4いずれか1つに記載のカラーホイール装置。
  6. 第2の相対的位置が選択されたとき、赤色の合成された透過領域が他の色の合成された透過領域よりも大きい、請求項5に記載のカラーホイール装置。
  7. 第1、第2のカラーホイールは、中心角度が125度、55度、70度、55度、55度で構成される透過領域を有し、125度の中心角度で構成される透過領域は白色である、請求項1ないし6いずれか1つに記載のカラーホイール装置。
  8. 前記選択手段は、第1または第2のカラーホイールの少なくとも一方を位置決めするための位置決め手段を含む、請求項1ないし7いずれか1つに記載のカラーホイール装置。
  9. 前記選択手段は、第1または第2のカラーホイールが第1の方向に回転されたとき第1の相対的位置を選択し、第1の方向とは反対の第2の方向に回転されたとき第2の相対的位置を選択する、請求項8に記載のカラーホイール装置。
  10. 円周方向に、白色、青色、赤色および緑色の透過領域を有し、軸を中心に回転される第1のカラーホイールと、
    円周方向に、白色および第1の色の透過領域を有し、第1のカラーホイールと同軸で回転される第2のカラーホイールと、
    第1、第2のカラーホイールを回転させるとき、第2のカラーホイールを第1のカラーホイールに対して位置決めするための位置決め手段とを備え、
    第1および第2のカラーホイールを回転させ、第1のカラーホイール側から光を入射させ、第2のカラーホイールから光を出射させる、カラーホイール装置。
  11. 位置決め手段は、第1のカラーホイールに形成された少なくとも1つの突起と、第2のカラーホイールに形成された少なくとも1つの位置決め開口とを含み、位置決め開口は、第1および第2の端部で規定される長さを有し、前記突起が位置決め開口内の第1の端部と接触しているとき、第1の色の透過領域が第1のカラーホイールの白色の透過領域と重複し、第2の端部と接触しているとき、第1の色の透過領域が第1のカラーホイールの青色、赤色、緑色のいずれか1つと重複する、請求項10に記載のカラーホイール装置。
  12. 位置決め手段は、第2のカラーホイールに形成された少なくとも1つの風圧受け部材を含み、該風圧部材は、第1のカラーホイールが第1の方向に回転されるとき、前記突起を第1の端部と接触するように付勢し、第1のカラーホイールが第2の方向に回転されるとき、前記突起を第2の端部と接触するように付勢する、請求項10または11に記載のカラーホイール装置。
  13. 請求項1ないし12いずれか1つに記載のカラーホイール装置と、
    カラーホイール装置に対して光を入射させる光源と、
    を有する照明光学装置。
  14. 請求項1ないし12いずれか1つに記載のカラーホイール装置と、
    カラーホイール装置に対して光を入射させる光源と、
    カラーホイール装置から透過された光を変調する変調手段と、
    変調手段によって変調された光を投射する投射手段と
    を有するプロジェクタ。
  15. プロジェクタはさらに、複数の表示モードから1つの表示モードを選択するための入力手段を含み、前記選択手段は、前記入力手段からの入力に応答して、第1、第2のカラーホイールの相対的位置を選択する、請求項14に記載のプロジェクタ。
  16. 前記変調手段は、DMDまたは液晶デバイスを含む、請求項14または15に記載のプロジェクタ。
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